特開2021-30046(P2021-30046A)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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特開2021-30046室内の壁面の古い装飾のクリーニング装置
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】特開2021-30046(P2021-30046A)
(43)【公開日】2021年3月1日
(54)【発明の名称】室内の壁面の古い装飾のクリーニング装置
(51)【国際特許分類】
   A47L 11/38 20060101AFI20210201BHJP
   B08B 1/04 20060101ALI20210201BHJP
   B08B 5/04 20060101ALI20210201BHJP
【FI】
   A47L11/38
   B08B1/04
   B08B5/04 Z
【審査請求】有
【請求項の数】10
【出願形態】OL
【全頁数】8
(21)【出願番号】特願2019-219930(P2019-219930)
(22)【出願日】2019年12月4日
(31)【優先権主張番号】201910796003.3
(32)【優先日】2019年8月27日
(33)【優先権主張国】CN
(71)【出願人】
【識別番号】519146547
【氏名又は名称】呉剛
(74)【代理人】
【識別番号】100115303
【弁理士】
【氏名又は名称】岩永 和久
(72)【発明者】
【氏名】舒麗燕
【テーマコード(参考)】
3B116
【Fターム(参考)】
3B116AA31
3B116AB51
3B116BA02
3B116BA03
3B116BA13
3B116BA31
3B116BB03
3B116BB72
(57)【要約】
【課題】本発明は室内の壁面の古い装飾のクリーニング装置を開示した。
【解決手段】
底板を含み、前記底板の上側には頂座が設置され、前記頂座と前記底板との間には前記頂座を上下に移動させることができる上げ機構が設置され、前記頂座の中には回転軸が回転できるように取り付けられ、前記回転軸の左側面には回転盤が固定的に取り付けられ、前記回転盤の左側面にはスライド座が固定的に取り付けられ、前記スライド座にはスライドロッドとラックがスライドできるように取り付けられ、前記スライドロッドと前記ラックの頂面にはクリーニング座が固定的に取り付けられ、前記クリーニング座の後側面には後方に開口したクリーニングナイフ空間が設置され、前記クリーニングナイフ空間の中にはクリーニングナイフが回転できるように設置されている。
【選択図】図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
底板を含み、前記底板の上側には頂座が設置され、前記頂座と前記底板との間には前記頂座を上下に移動させることができる上げ機構が設置され、前記頂座の中には回転軸が回転できるように取り付けられ、前記回転軸の左側面には回転盤が固定的に取り付けられ、前記回転盤の左側面にはスライド座が固定的に取り付けられ、前記スライド座にはスライドロッドとラックがスライドできるように取り付けられ、前記スライドロッドと前記ラックの頂面にはクリーニング座が固定的に取り付けられ、前記クリーニング座の後側面には後方に開口したクリーニングナイフ空間が設置され、前記クリーニングナイフ空間の中にはクリーニングナイフが回転できるように設置され、前記クリーニングナイフには古い壁面にある飾り物を削り落とすことができる削り落としナイフとクリーニングブラシが固定的に取り付けられ、前記頂座には前記クリーニングナイフを連動させてクリーニング位置を変換できる調節機構が設置され、
前記底板の底面には水ポンプが固定的に取り付けられ、前記水ポンプが水を前記クリーニングナイフ空間の中に案内し、クリーニングナイフが壁面をクリーニングすることに便利を与え、前記底板には支持座がねじ山により取り付けられ、前記クリーニングナイフが作動するとき前記支持座は底板の安定性を高め、前記底板の頂面には収集箱が固定的に取り付けられ、前記収集箱の中にはクリーニング機構が設置され、前記クリーニング機構は前記底板の中に固定的に取り付けられた吸引ポンプを含み、前記吸引ポンプが削り落とされた廃棄物を前記収集空間の中に吸引できることを特徴とする室内の壁面の古い装飾のクリーニング装置。
【請求項2】
前記上げ機構は前記底板の頂面に前後対称に設置された上げ空間を含み、前記上げ空間の左側内壁の中には上げモーターが固定的に取り付けられ、前記上げモーターの出力軸には上げモーター軸が固定的に取り付けられ、前記上げモーター軸には左右二つのねじ山があり、二つのねじ山は回転方向が逆であり、前記上げモーター軸にはねじ山スライドブロックが左右対称にねじ山により取り付けられ、前後の前記ねじ山スライドブロックには支持ロッドがヒンジにより取り付けられ、前記支持ロッドが前後対称に四対設置され、前側の前記支持ロッドが互いにヒンジにより連結され、前後両側の前記支持ロッドには二対のヒンジ連結ロッドが前後対称にヒンジにより連結され、前記ヒンジ連結ロッドが前記頂座とヒンジにより連結されていることを特徴とする請求項1に記載の室内の壁面の古い装飾のクリーニング装置。
【請求項3】
前記底板と前記頂座の底面には伸縮ロッドが設置されていることを特徴とする請求項1に記載の室内の壁面の古い装飾のクリーニング装置。
【請求項4】
前記調節機構は前記スライド座の中に設置された歯車ラック空間を含み、前記ラックが前記歯車ラック空間を貫通しており、前記歯車ラック空間の左側内壁の中には移動モーターが固定的に取り付けられ、前記移動モーターの出力軸には第一歯車が固定的に取り付けられ、前記第一歯車が前記ラックと噛み合っていることを特徴とする請求項1に記載の室内の壁面の古い装飾のクリーニング装置。
【請求項5】
前記クリーニング座の中にはクリーニングモーターが固定的に取り付けられ、前記クリーニングモーターの出力軸が前記クリーニングナイフと固定的に連結され、前記クリーニングナイフが中心対称に六つ設置され、前記クリーニング座には第一密封スリーブがスライドできるように取り付けられ、前記第一密封スリーブの後側面にはゴムが固定的に取り付けられていることを特徴とする請求項1に記載の室内の壁面の古い装飾のクリーニング装置。
【請求項6】
前記頂座の中には歯車空間が設置され、前記回転軸が前記歯車空間を貫通しており、前記回転軸において前記歯車空間の中には第二歯車が固定的に取り付けられ、前記歯車空間の右側内壁の中には調節モーターが固定的に取り付けられ、前記調節モーターの出力軸には第三歯車が固定的に取り付けられ、前記第三歯車が前記第二歯車と噛み合っていることを特徴とする請求項1に記載の室内の壁面の古い装飾のクリーニング装置。
【請求項7】
前記頂座の中には磁石空間が設置され、前記磁石空間の右側内壁の中には電磁石が固定的に取り付けられ、前記磁石空間の中には押しロッドがスライドできるように取り付けられ、前記押しロッドの右側面には永久磁石が固定的に取り付けられ、前記押しロッドの右側面と前記磁石空間の右側内壁との間にはばねが固定的に取り付けられ、前記回転軸の右側面には押しロッド空間が設置され、前記押しロッドが前記押しロッド空間とスライドできるように連結されていることを特徴とする請求項1に記載の室内の壁面の古い装飾のクリーニング装置。
【請求項8】
前記水ポンプの出口には排水管が連通するように設置され、前記排水管が前記クリーニングナイフ空間と連通しており、前記排水管の中にはノズルが固定的に取り付けられ、前記水ポンプの入り口には入水管が連通するように設置されていることを特徴とする請求項1に記載の室内の壁面の古い装飾のクリーニング装置。
【請求項9】
前記収集箱の中には収集空間が設置され、前記収集空間の中には仕切り網が固定的に取り付けられ、前記収集空間の右側内壁と前記収集箱の右側面との間には連通した排水パイプが設置され、前記底板の底面には吸い取りブロックが固定的に取り付けられ、前記吸い取りブロックには第二密封カバーがスライドできるように取り付けられ、前記吸引ポンプの入り口には吸引管路が連通するように設置されていることを特徴とする請求項1に記載の室内の壁面の古い装飾のクリーニング装置。
【請求項10】
前記底板の底面には車輪が回転できるように取り付けられていることを特徴とする請求項1に記載の室内の壁面の古い装飾のクリーニング装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は日用品分野を取り上げて、具体的には室内の壁面の古い装飾のクリーニング装置である。
【背景技術】
【0002】
一部の古い部屋を第二回内装するとき、良い効果を得るために、まず元の古い壁の表面をきれいに削る必要があるが、古い壁面を削るとき、人力で手動除去であるため、クリーニング効果が良くなく、また、削るとき、大量の埃が生成し、人の体に被害をもたらし、また機械で壁をクリーニングする場合、四つの面の壁しかクリーニングできなく、天井やその他の傾いた位置のクリーニングが非常に不便であり、壁にあるものが削り落とされた後、地面に落ち、掃除に不便であり、時間がかかる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】中国特許出願公開第108294701号明細書
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明の目的は室内の壁面の古い装飾のクリーニング装置を提供し、それは上記の現在の技術中の問題を解決できる。
【課題を解決するための手段】
【0005】
室内の壁面の古い装飾のクリーニング装置は、底板を含み、前記底板の上側には頂座が設置され、前記頂座と前記底板との間には前記頂座を上下に移動させることができる上げ機構が設置され、前記頂座の中には回転軸が回転できるように取り付けられ、前記回転軸の左側面には回転盤が固定的に取り付けられ、前記回転盤の左側面にはスライド座が固定的に取り付けられ、前記スライド座にはスライドロッドとラックがスライドできるように取り付けられ、前記スライドロッドと前記ラックの頂面にはクリーニング座が固定的に取り付けられ、前記クリーニング座の後側面には後方に開口したクリーニングナイフ空間が設置され、前記クリーニングナイフ空間の中にはクリーニングナイフが回転できるように設置され、前記クリーニングナイフには古い壁面にある飾り物を削り落とすことができる削り落としナイフとクリーニングブラシが固定的に取り付けられ、前記頂座には前記クリーニングナイフを連動させてクリーニング位置を変換できる調節機構が設置され、
前記底板の底面には水ポンプが固定的に取り付けられ、前記水ポンプが水を前記クリーニングナイフ空間の中に案内し、クリーニングナイフが壁面をクリーニングすることに便利を与え、前記底板には支持座がねじ山により取り付けられ、前記クリーニングナイフが作動するとき前記支持座は底板の安定性を高め、前記底板の頂面には収集箱が固定的に取り付けられ、前記収集箱の中にはクリーニング機構が設置され、前記クリーニング機構は前記底板の中に固定的に取り付けられた吸引ポンプを含み、前記吸引ポンプが削り落とされた廃棄物を前記収集空間の中に吸引できる。
【0006】
前記上げ機構は前記底板の頂面に前後対称に設置された上げ空間を含み、前記上げ空間の左側内壁の中には上げモーターが固定的に取り付けられ、前記上げモーターの出力軸には上げモーター軸が固定的に取り付けられ、前記上げモーター軸には左右二つのねじ山があり、二つのねじ山は回転方向が逆であり、前記上げモーター軸にはねじ山スライドブロックが左右対称にねじ山により取り付けられ、前後の前記ねじ山スライドブロックには支持ロッドがヒンジにより取り付けられ、前記支持ロッドが前後対称に四対設置され、前側の前記支持ロッドが互いにヒンジにより連結され、前後両側の前記支持ロッドには二対のヒンジ連結ロッドが前後対称にヒンジにより連結され、前記ヒンジ連結ロッドが前記頂座とヒンジにより連結されている。
【0007】
前記底板と前記頂座の底面には伸縮ロッドが設置されている。
【0008】
前記調節機構は前記スライド座の中に設置された歯車ラック空間を含み、前記ラックが前記歯車ラック空間を貫通しており、前記歯車ラック空間の左側内壁の中には移動モーターが固定的に取り付けられ、前記移動モーターの出力軸には第一歯車が固定的に取り付けられ、前記第一歯車が前記ラックと噛み合っている。
【0009】
前記クリーニング座の中にはクリーニングモーターが固定的に取り付けられ、前記クリーニングモーターの出力軸が前記クリーニングナイフと固定的に連結され、前記クリーニングナイフが中心対称に六つ設置され、前記クリーニング座には第一密封スリーブがスライドできるように取り付けられ、前記第一密封スリーブの後側面にはゴムが固定的に取り付けられている。
【0010】
前記頂座の中には歯車空間が設置され、前記回転軸が前記歯車空間を貫通しており、前記回転軸において前記歯車空間の中には第二歯車が固定的に取り付けられ、前記歯車空間の右側内壁の中には調節モーターが固定的に取り付けられ、前記調節モーターの出力軸には第三歯車が固定的に取り付けられ、前記第三歯車が前記第二歯車と噛み合っている。
【0011】
前記頂座の中には磁石空間が設置され、前記磁石空間の右側内壁の中には電磁石が固定的に取り付けられ、前記磁石空間の中には押しロッドがスライドできるように取り付けられ、前記押しロッドの右側面には永久磁石が固定的に取り付けられ、前記押しロッドの右側面と前記磁石空間の右側内壁との間にはばねが固定的に取り付けられ、前記回転軸の右側面には押しロッド空間が設置され、前記押しロッドが前記押しロッド空間とスライドできるように連結されている。
【0012】
前記水ポンプの出口には排水管が連通するように設置され、前記排水管が前記クリーニングナイフ空間と連通しており、前記排水管の中にはノズルが固定的に取り付けられ、前記水ポンプの入り口には入水管が連通するように設置されている。
【0013】
前記収集箱の中には収集空間が設置され、前記収集空間の中には仕切り網が固定的に取り付けられ、前記収集空間の右側内壁と前記収集箱の右側面との間には連通した排水パイプが設置され、前記底板の底面には吸い取りブロックが固定的に取り付けられ、前記吸い取りブロックには第二密封カバーがスライドできるように取り付けられ、前記吸引ポンプの入り口には吸引管路が連通するように設置されている。
【0014】
前記底板の底面には車輪が回転できるように取り付けられている。
【発明の効果】
【0015】
本願発明の有益な効果は:本願発明は人力に代わって古い部屋に入り、部屋内の壁面をクリーニングし、人力作業の必要がなく、クリーニングするとき、壁面に水を噴射し、埃を分解し、作業員の健康を守り、室内の残留粒子を減らし、環境を保護し、クリーニングした後のものをすぐに吸い取り、大量の時間で掃除する必要がなく、時間を節約し、普及する価値がある。
【図面の簡単な説明】
【0016】
下記に図1〜4をあわせて本発明について詳しく説明し、便利に説明するために、下記の方向を以下のように規定する:図1は本発明装置の正面図であり、以下に述べる上下左右前後の方向と図1の自身投影関係の上下左右前後の方向とが一致である。
【0017】
図1図1は本願発明の全体構造概略図
図2図2図1のA方向の構造概略図
図3図3図1のB−B方向の断面構造概略図
図4図4はクリーニングナイフ52の後面構造概略図
【発明を実施するための形態】
【0018】
図1〜4を参照し、室内の壁面の古い装飾のクリーニング装置は、底板10を含み、前記底板10の上側には頂座30が設置され、前記頂座30と前記底板10との間には前記頂座30を上下に移動させることができる上げ機構80が設置され、前記頂座30の中には回転軸36が回転できるように取り付けられ、前記回転軸36の左側面には回転盤41が固定的に取り付けられ、前記回転盤41の左側面にはスライド座43が固定的に取り付けられ、前記スライド座43にはスライドロッド42とラック46がスライドできるように取り付けられ、前記スライドロッド42と前記ラック46の頂面にはクリーニング座48が固定的に取り付けられ、前記クリーニング座48の後側面には後方に開口したクリーニングナイフ空間55が設置され、前記クリーニングナイフ空間55の中にはクリーニングナイフ52が回転できるように設置され、前記クリーニングナイフ52には古い壁面にある飾り物を削り落とすことができる削り落としナイフ53とクリーニングブラシ57が固定的に取り付けられ、前記頂座30には前記クリーニングナイフ52を連動させてクリーニング位置を変換できる調節機構81が設置され、
前記底板10の底面には水ポンプ13が固定的に取り付けられ、前記水ポンプ13が水を前記クリーニングナイフ空間55の中に案内し、クリーニングナイフ52が壁面をクリーニングすることに便利を与え、前記底板10には支持座11がねじ山により取り付けられ、前記クリーニングナイフ52が作動するとき前記支持座11は底板10の安定性を高め、前記底板10の頂面には収集箱22が固定的に取り付けられ、前記収集箱22の中にはクリーニング機構82が設置され、前記クリーニング機構82は前記底板10の中に固定的に取り付けられた吸引ポンプ21を含み、前記吸引ポンプ21が削り落とされた廃棄物を前記収集空間23の中に吸引できる。
【0019】
前記上げ機構80は前記底板10の頂面に前後対称に設置された上げ空間16を含み、前記上げ空間16の左側内壁の中には上げモーター14が固定的に取り付けられ、前記上げモーター14の出力軸には上げモーター軸15が固定的に取り付けられ、前記上げモーター軸15には左右二つのねじ山があり、二つのねじ山は回転方向が逆であり、前記上げモーター軸15にはねじ山スライドブロック17が左右対称にねじ山により取り付けられ、前後の前記ねじ山スライドブロック17には支持ロッド26がヒンジにより取り付けられ、前記支持ロッド26が前後対称に四対設置され、前側の前記支持ロッド26が互いにヒンジにより連結され、前後両側の前記支持ロッド26には二対のヒンジ連結ロッド29が前後対称にヒンジにより連結され、前記ヒンジ連結ロッド29が前記頂座30とヒンジにより連結され、
高い壁をクリーニングする場合、上げモーター14を始動し、上げモーター14が上げモーター軸15を回転させ、上げモーター軸15が回転するとき、左右両側のねじ山スライドブロック17を中間へ移動させ、ねじ山スライドブロック17が支持ロッド26をヒンジ連結中心を中心として回転させ、頂座30を上方へ持ち上げる。
【0020】
前記底板10と前記頂座30の底面には伸縮ロッド61が設置され、伸縮ロッド61が頂座30の安定性を高められる。
【0021】
前記調節機構81は前記スライド座43の中に設置された歯車ラック空間45を含み、前記ラック46が前記歯車ラック空間45を貫通しており、前記歯車ラック空間45の左側内壁の中には移動モーター44が固定的に取り付けられ、前記移動モーター44の出力軸には第一歯車47が固定的に取り付けられ、前記第一歯車47が前記ラック46と噛み合っており、壁面をクリーニングするとき、移動モーター44を始動し、移動モーター44が第一歯車47を回転させ、ラック46を上下にスライドさせ、クリーニングナイフ52が壁面をクリーニングするとき壁面に対し上下に移動してクリーニングする。
【0022】
前記クリーニング座48の中にはクリーニングモーター54が固定的に取り付けられ、前記クリーニングモーター54の出力軸が前記クリーニングナイフ52と固定的に連結され、前記クリーニングナイフ52が中心対称に六つ設置され、前記クリーニング座48には第一密封スリーブ50がスライドできるように取り付けられ、前記第一密封スリーブ50の後側面にはゴム51が固定的に取り付けられ、これによりクリーニングモーター54を始動し、クリーニングモーター54がクリーニングナイフ52を回転させ、クリーニングナイフ52が回転して削り落としナイフ53とクリーニングブラシ57を連動させて壁面にある飾り物を削り落とす。
【0023】
前記頂座30の中には歯車空間39が設置され、前記回転軸36が前記歯車空間39を貫通しており、前記回転軸36において前記歯車空間39の中には第二歯車40が固定的に取り付けられ、前記歯車空間39の右側内壁の中には調節モーター37が固定的に取り付けられ、前記調節モーター37の出力軸には第三歯車38が固定的に取り付けられ、前記第三歯車38が前記第二歯車40と噛み合っており、これにより調節モーター37を始動した後、調節モーター37が第三歯車38を回転させ、第三歯車38が回転して第二歯車40を回転させ、第二歯車40が回転して回転盤41を回転させ、回転盤41が回転してクリーニングナイフ52のクリーニング角度を切り替える。
【0024】
前記頂座30の中には磁石空間32が設置され、前記磁石空間32の右側内壁の中には電磁石31が固定的に取り付けられ、前記磁石空間32の中には押しロッド35がスライドできるように取り付けられ、前記押しロッド35の右側面には永久磁石34が固定的に取り付けられ、前記押しロッド35の右側面と前記磁石空間32の右側内壁との間にはばね33が固定的に取り付けられ、前記回転軸36の右側面には押しロッド空間60が設置され、前記押しロッド35が前記押しロッド空間60とスライドできるように連結され、クリーニングナイフ52のクリーニング角度を調整しようとするとき、電磁石31を通電させ、電磁石31が永久磁石34を吸引し、押しロッド35が押しロッド空間60の中から右方へ滑り出て、角度を調節した後、ばね33が押しロッド35を押して押しロッド空間60の中に入らせ、回転軸36の位置を自在に回転できないようにさせる。
【0025】
前記水ポンプ13の出口には排水管28が連通するように設置され、前記排水管28が前記クリーニングナイフ空間55と連通しており、前記排水管28の中にはノズル56が固定的に取り付けられ、前記水ポンプ13の入り口には入水管27が連通するように設置され、壁面をクリーニングするとき、水ポンプ13を始動し、水ポンプ13が入水管27により水を排水管28からクリーニングナイフ空間55の中に吸引し、削り落としナイフ53とクリーニングブラシ57のクリーニングがより便利になる。
【0026】
前記収集箱22の中には収集空間23が設置され、前記収集空間23の中には仕切り網24が固定的に取り付けられ、前記収集空間23の右側内壁と前記収集箱22の右側面との間には連通した排水パイプ25が設置され、前記底板10の底面には吸い取りブロック19が固定的に取り付けられ、前記吸い取りブロック19には第二密封カバー18がスライドできるように取り付けられ、前記吸引ポンプ21の入り口には吸引管路20が連通するように設置され、削り落とされた屑が地面に落ちた後、吸引ポンプ21を始動し、吸引ポンプ21が地面にある屑を収集空間23の中まで吸引する。
【0027】
前記底板10の底面には車輪12が回転できるように取り付けられ、車輪12は底板10の左右への移動に便利を与える。
【0028】
壁面をクリーニングするとき、移動モーター44を始動し、移動モーター44が第一歯車47を回転させ、ラック46を上下にスライドさせ、クリーニングモーター54を始動し、クリーニングモーター54がクリーニングナイフ52を回転させ、クリーニングナイフ52が回転して削り落としナイフ53とクリーニングブラシ57を連動させて壁面にある飾り物を削り落とし、高い壁をクリーニングする場合、上げモーター14を始動し、上げモーター14が上げモーター軸15を回転させ、上げモーター軸15が回転するとき、左右両側のねじ山スライドブロック17を中間へ移動させ、ねじ山スライドブロック17が支持ロッド26をヒンジ連結中心を中心として回転させ、頂座30を上方へ持ち上げ、クリーニング高度を高め、天井やその他の傾いた位置の壁面に対応して調節するとき、調節モーター37を始動した後、調節モーター37が第三歯車38を回転させ、第三歯車38が回転して第二歯車40を回転させ、第二歯車40が回転して回転盤41を回転させ、回転盤41が回転してクリーニングナイフ52のクリーニング角度を切り替え、電磁石31を通電させ、電磁石31が永久磁石34を吸引し、押しロッド35が押しロッド空間60の中から右方へ滑り出て、角度を調節した後、ばね33が押しロッド35を押して押しロッド空間60の中に入らせ、回転軸36の位置を自在に回転できないようにさせ、
壁面をクリーニングするとき、水ポンプ13を始動し、水ポンプ13が入水管27により水を排水管28からクリーニングナイフ空間55の中に吸引し、削り落としナイフ53とクリーニングブラシ57のクリーニングがより便利になり、削り落とされた屑が地面に落ちた後、吸引ポンプ21を始動し、吸引ポンプ21が地面にある屑を収集空間23の中まで吸引する。
【0029】
以上に述べたのはただ本願発明の具体的な実施方式で、しかし本願発明の保護範囲はここに限らないである。全部の創造的な労働を通じなく思いついた変化と取替は本願発明の保護範囲にカバーされる。だから本願発明の保護範囲は権利要求書が限定される保護範囲を標準とする。
図1
図2
図3
図4