特開2021-32486(P2021-32486A)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2015.5.11 β版

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特開2021-32486制御装置、給湯システム、給湯機制御方法およびプログラム
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】特開2021-32486(P2021-32486A)
(43)【公開日】2021年3月1日
(54)【発明の名称】制御装置、給湯システム、給湯機制御方法およびプログラム
(51)【国際特許分類】
   F24H 4/02 20060101AFI20210201BHJP
   F24H 1/18 20060101ALI20210201BHJP
【FI】
   F24H4/02 H
   F24H1/18 302P
【審査請求】未請求
【請求項の数】11
【出願形態】OL
【全頁数】27
(21)【出願番号】特願2019-153459(P2019-153459)
(22)【出願日】2019年8月26日
(71)【出願人】
【識別番号】000006013
【氏名又は名称】三菱電機株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100095407
【弁理士】
【氏名又は名称】木村 満
(74)【代理人】
【識別番号】100131152
【弁理士】
【氏名又は名称】八島 耕司
(74)【代理人】
【識別番号】100147924
【弁理士】
【氏名又は名称】美恵 英樹
(72)【発明者】
【氏名】森實 優太
(72)【発明者】
【氏名】古賀 宗典
【テーマコード(参考)】
3L122
【Fターム(参考)】
3L122AA02
3L122AA23
3L122AA62
3L122AA73
3L122AB22
3L122AB60
3L122BA34
3L122BA37
3L122BA44
3L122BD12
3L122BD13
3L122CA14
3L122EA44
3L122EA52
3L122FA03
3L122FA13
3L122FA24
3L122FA25
(57)【要約】
【課題】系統電源から供給される電力を低減できる制御装置、制御システム、給湯機制御方法およびプログラムを提供する。
【解決手段】制御装置1は、対象日における発電設備の発電量予測値を算出する発電量予測部113と、対象日における家屋での消費電力予測値を算出する消費電力予測部114と、対象日の前日における発電量予測値から発電量実績値を差し引いて得られる差分値が、差分閾値以上である場合、対象日における発電量予測値を補正する発電量補正部115と、対象日における余剰電力予測値を算出する余剰電力予測部116と、余剰電力予測値に基づいて、対象日における給湯機4が余剰電力により湯を沸き上げることが可能な昼間沸き上げ期間を決定する期間決定部117と、昼間沸き上げ期間に基づいて、対象日における運転スケジュールを生成するスケジュール生成部122と、を備える。
【選択図】図5
【特許請求の範囲】
【請求項1】
発電設備で発電された発電電力または系統電源から供給される系統電力により湯を沸き上げる給湯機を制御する制御装置であって、
前記給湯機の運転スケジュールを生成する対象となる対象日における前記発電設備の発電量予測値を算出する発電量予測部と、
前記対象日における電力消費地での消費電力予測値を算出する消費電力予測部と、
前記発電設備での発電量実績値を示す発電量実績値情報を取得する発電量実績値取得部と、
前記対象日の前日における発電量予測値から前記発電量実績値を差し引いて得られる差分値が、予め設定された差分閾値以上である場合、前記対象日における発電量予測値を補正する発電量補正部と、
前記発電量予測値と前記消費電力予測値とに基づいて、前記対象日における余剰電力予測値を算出する余剰電力予測部と、
前記余剰電力予測値に基づいて、前記対象日における前記給湯機が余剰電力により湯を沸き上げることが可能な余剰電力沸き上げ期間を決定する期間決定部と、
前記余剰電力沸き上げ期間に基づいて、前記対象日における前記運転スケジュールを生成するスケジュール生成部と、を備える、
制御装置。
【請求項2】
前記発電量補正部は、前記対象日の前日における気象予報情報と気象実績情報とが一致する場合と、前記対象日の前日における気象予報情報と気象実績情報とが異なる場合と、で異なる前記差分閾値に基づいて、前記発電量予測値を補正する、
請求項1に記載の制御装置。
【請求項3】
前記発電量補正部は、前記対象日の前日を複数の単位時間帯に区切ったときの単位時間帯それぞれについて、前記差分値が前記差分閾値以上であるか否かを判定し、前記差分値が前記差分閾値以上となる単位時間帯が存在する場合、前記差分値が前記差分閾値以上となる単位時間帯に対応する前記対象日の単位時間帯の発電量予測値を補正する、
請求項1または2に記載の制御装置。
【請求項4】
前記発電量補正部により前記発電量予測値が補正された場合、前記発電量予測値が補正されたことを利用者に通知するためのメッセージ情報を生成するメッセージ生成部を更に備える、
請求項1から3のいずれか1項に記載の制御装置。
【請求項5】
前記メッセージ情報は、補正前の発電量予測値に基づいて決定された余剰電力沸き上げ期間に沸き上げる湯量に関する予測値補正前湯量情報と、補正後の発電量予測値に基づいて決定された余剰電力沸き上げ期間に沸き上げる湯量に関する予測値補正後湯量情報と、を含む、
請求項4に記載の制御装置。
【請求項6】
前記メッセージ情報は、補正前の発電量予測値と補正後の発電量予測値とに関する補正前後予測値情報を含む、
請求項4に記載の制御装置。
【請求項7】
前記発電量予測部は、前記発電設備が設置された電力消費地の対象日における気象実績情報と前記発電設備の発電量実績値とに基づいて、発電予測モデルを生成し、生成した発電予測モデルと前記電力消費地における気象予報情報とに基づいて、前記発電量予測値を算出する、
請求項1から6のいずれか1項に記載の制御装置。
【請求項8】
前記発電量予測部は、前記発電設備の発電能力に関する設備情報と、前記発電設備が設置された電力消費地の対象日における気象予報情報と、に基づいて、前記発電量予測値を算出する、
請求項1から6のいずれか1項に記載の制御装置。
【請求項9】
発電設備で発電された発電電力または系統電源から供給される系統電力により湯を沸き上げる給湯機と、
前記給湯機の運転スケジュールを生成する対象となる対象日における前記発電設備の発電量予測値を算出する発電量予測部と、
前記対象日における電力消費地での消費電力予測値を算出する消費電力予測部と、
前記発電設備での発電量実績値を示す発電量実績値情報を取得する発電量実績値取得部と、
前記対象日の前日における発電量予測値から前記発電量実績値を差し引いて得られる差分値が、予め設定された差分閾値以上である場合、前記対象日における発電量予測値を補正する発電量補正部と、
前記発電量予測値と前記消費電力予測値とに基づいて、前記対象日における余剰電力予測値を算出する余剰電力予測部と、
前記余剰電力予測値に基づいて、前記対象日における前記給湯機が余剰電力により湯を沸き上げることが可能な余剰電力沸き上げ期間を決定する期間決定部と、
前記余剰電力沸き上げ期間に基づいて、前記対象日における前記運転スケジュールを生成するスケジュール生成部と、を備える、
給湯システム。
【請求項10】
発電設備で発電された発電電力または系統電源から供給される系統電力により湯を沸き上げる給湯機を制御する給湯機制御方法であって、
前記給湯機の運転スケジュールを生成する対象となる対象日における前記発電設備の発電量予測値を算出するステップと、
前記対象日における電力消費地での消費電力予測値を算出するステップと、
前記発電設備での発電量実績値を示す発電量実績値情報を取得するステップと、
前記対象日の前日における発電量予測値から前記発電量実績値を差し引いて得られる差分値が、予め設定された差分閾値以上である場合、前記対象日における発電量予測値を補正するステップと、
前記発電量予測値と前記消費電力予測値とに基づいて、前記対象日における余剰電力予測値を算出するステップと、
前記余剰電力予測値に基づいて、前記対象日における前記給湯機が余剰電力により湯を沸き上げることが可能な余剰電力沸き上げ期間を決定するステップと、
前記余剰電力沸き上げ期間に基づいて、前記対象日における前記運転スケジュールを生成するステップと、を含む、
給湯機制御方法。
【請求項11】
コンピュータを、
発電設備で発電された発電電力または系統電源から供給される系統電力により湯を沸き上げる給湯機の運転スケジュールを生成する対象となる対象日における前記発電設備の発電量予測値を算出する発電量予測部、
前記対象日における電力消費地での消費電力予測値を算出する消費電力予測部、
前記発電設備での発電量実績値を示す発電量実績値情報を取得する発電量実績値取得部、
前記対象日の前日における発電量予測値から前記発電量実績値を差し引いて得られる差分値が、予め設定された差分閾値以上である場合、前記対象日における発電量予測値を補正する発電量補正部、
前記発電量予測値と前記消費電力予測値とに基づいて、前記対象日における余剰電力予測値を算出する余剰電力予測部、
前記余剰電力予測値に基づいて、前記対象日における前記給湯機が余剰電力により湯を沸き上げることが可能な余剰電力沸き上げ期間を決定する期間決定部、
前記余剰電力沸き上げ期間に基づいて、前記対象日における前記運転スケジュールを生成するスケジュール生成部、
として機能させるためのプログラム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、制御装置、給湯システム、給湯機制御方法およびプログラムに関する。
【背景技術】
【0002】
ユーザが翌日使用する湯を、その翌日の昼間に太陽光で発電された電力を利用して生成することにより、その翌日の夜間に系統電源から供給される電力を削減できる貯湯式給湯装置が提案されている(例えば特許文献1参照)。特許文献1に記載された貯湯式給湯装置によれば、湯を沸き上げるために商用の系統電源から購入すべき電力を低減することができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2008−002703号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、特許文献1に記載された貯湯式給湯装置では、太陽光で発電された電力を優先的に使用して湯を沸き上げるため、太陽光発電システムが何らかの事情で発電量が低下しているときに、余剰電力を十分に活用することができなくなる。このため、太陽光発電の発電量が十分な発電量を発揮できないときに、夜間の沸き上げ量を調整することにより系統電源から供給される電力を低減することが要請されている。
【0005】
本発明は、上記事由に鑑みてなされたものであり、系統電源から供給される電力を低減できる制御装置、制御システム、給湯機制御方法およびプログラムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するため、本発明に係る制御装置は、
発電設備で発電された発電電力または系統電源から供給される系統電力により湯を沸き上げる給湯機を制御する制御装置であって、
前記給湯機の運転スケジュールを生成する対象となる対象日における前記発電設備の発電量予測値を算出する発電量予測部と、
前記対象日における電力消費地での消費電力予測値を算出する消費電力予測部と、
前記発電設備での発電量実績値を示す発電量実績値情報を取得する発電量実績値取得部と、
前記対象日の前日における発電量予測値から前記発電量実績値を差し引いて得られる差分値が、予め設定された差分閾値以上である場合、前記対象日における発電量予測値を補正する発電量補正部と、
前記発電量予測値と前記消費電力予測値とに基づいて、前記対象日における余剰電力予測値を算出する余剰電力予測部と、
前記余剰電力予測値に基づいて、前記対象日における前記給湯機が前記余剰電力により湯を沸き上げることが可能な余剰電力沸き上げ期間を決定する期間決定部と、
前記余剰電力沸き上げ期間に基づいて、前記対象日における前記運転スケジュールを生成するスケジュール生成部と、を備える。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、発電量補正部が、対象日の前日における発電量予測値から発電量実績値を差し引いて得られる差分値が、予め設定された差分閾値以上である場合、対象日における発電量予測値を補正する。これにより、期間決定部が、補正後の発電量予測値に基づいて、給湯機が余剰電力により湯を沸き上げることが可能な余剰電力沸き上げ期間を適切に決定することができる。従って、例えば余剰電力沸き上げ期間において系統電源から供給される系統電力を低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1】本発明の実施の形態に係る給湯システムの概略構成図
図2】実施の形態に係る発電量および消費電力量の推移の一例を示す図
図3】実施の形態に係る給湯機の概略構成図
図4】(A)は実施の形態に係る端末装置のハードウェア構成を示すブロック図、(B)は実施の形態に係る制御装置のハードウェア構成を示すブロック図
図5】実施の形態に係る制御装置の機能構成図
図6】(A)は実施の形態に係る気象予報記憶部が記憶する気象予報情報の一例を示す図、(B)は実施の形態に係る気象実績記憶部が記憶する気象実績情報の一例を示す図
図7】(A)は実施の形態に係る発電量記憶部が記憶する発電量履歴情報の一例を示す図、(B)は実施の形態に係る消費電力記憶部が記憶する消費電力履歴情報の一例を示す図
図8】(A)は実施の形態に係る予測余剰電力記憶部が記憶する予測余剰電力情報の一例を示す図、(B)は実施の形態に係る使用湯量記憶部が記憶する使用湯量情報の一例を示す図
図9】実施の形態に係る補正基準記憶部が記憶する差分閾値情報の一例を示す図
図10】(A)は実施の形態に係る発電量予測値および発電量実績値の推移の一例を示す図、(B)は、(A)の5時から17時までの気象予報情報、気象実績情報および差分値を示す図
図11】実施の形態に係る給湯機の貯湯量の推移の一例を示す図
図12】実施の形態に係る制御装置および端末装置の動作を示すシーケンス図
図13】実施の形態に係る端末装置の操作画面画像の一例を示す図
図14】実施の形態に係る制御装置が実行する給湯制御処理の流れの一例を示すフローチャート
図15】実施の形態に係る制御装置が実行する発電量予測値補正処理の流れの一例を示すフローチャート
図16】実施の形態に係る制御装置が実行する給湯制御処理の流れの一例を示すフローチャート
図17】実施の形態に係る制御装置が実行する給湯制御処理の流れの一例を示すフローチャート
図18】(A)は変形例に係る端末装置の操作画面画像の一例を示す図、(B)は他の変形例に係る端末装置の操作画面画像の一例を示す図
図19】変形例に係る制御装置の機能構成図
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明の実施の形態に係る制御装置および制御システムについて、添付図面を参照しながら説明する。本実施の形態に係る制御装置は、発電設備で発電された発電電力または系統電源から供給される系統電力により湯を沸き上げる給湯機を制御する。この制御装置は、給湯機の運転スケジュールを生成する対象となる対象日における発電設備の発電量予測値を算出する発電量予測部と、対象日における電力消費地での消費電力予測値を算出する消費電力予測部と、を備える。また、制御装置は、対象日の前日における発電量予測値から発電量実績値を差し引いて得られる差分値が、予め設定された差分閾値以上である場合、対象日における発電量予測値を補正する発電量補正部と、発電量予測値と消費電力予測値とに基づいて、対象日における余剰電力予測値を算出する余剰電力予測部と、を備える。更に、制御装置は、余剰電力予測値に基づいて、対象日における給湯機が余剰電力により湯を沸き上げることが可能な余剰電力沸き上げ期間を決定する期間決定部と、余剰電力沸き上げ期間に基づいて、対象日における運転スケジュールを生成するスケジュール生成部と、を備える。ここで、「対象日」は、例えば、当日の夜の時間帯から翌日の翌日昼間の時間帯までの24時間に設定される。
【0010】
本実施の形態に係る給湯システムは、例えば図1に示すように、湯を沸き上げる給湯機4と、ユーザにより操作される端末装置7と、端末装置7が受け付けた操作内容に応じて給湯機4を制御する制御装置1と、電力計測装置3と、を備える。給湯機4、端末装置7および制御装置1は、電力消費地であるユーザの家屋Hに設置されている。また、家屋Hには、発電設備2と、発電設備2および系統電源10から供給される電力を家屋H内に配置された複数の電気機器5(図1では1つだけ図示している)および給湯機4へ供給する分電盤11と、を備える。系統電源10は、電力事業者により提供される。分電盤11は、電力線D1を介して系統電源10に接続され、電力線D2を介して発電設備2に接続され、電力線D3を介して給湯機4に接続されている。制御装置1、電力計測装置3、給湯機4および端末装置7は、宅内ネットワークNT1を介して互いに通信可能である。宅内ネットワークNT1は、例えばWi−Fi(登録商標)、Wi−SUN(登録商標)、有線LAN(Local Area Network)等の通信規格に適合している。また、制御装置1は、宅外ネットワークNT2を介して気象サーバ8および時刻サーバ9と通信可能である。宅外ネットワークNT2は、例えばインターネットである。気象サーバ8および時刻サーバ9は、例えば家屋Hのユーザと契約した管理会社内に設置されている。ここで、制御装置1と端末装置7とから、対象日に使用する湯を生成する給湯機を制御する制御システムが実現されている。
【0011】
発電設備2は、例えば自然エネルギーである太陽光によって発電する太陽電池モジュールと、電力変換装置と、を有する。電力変換装置は、例えば太陽電池モジュールから出力される直流電圧を昇圧するDC−DCコンバータと、DC−DCコンバータから出力される直流電力を交流電力へ変換するAC−DCコンバータと、を有する。電力計測装置3は、電力線D1、D2、D3それぞれに設けられた変流器CT1、CT2、CT3を有する。そして、電力計測装置3は、変流器CT1、CT2、CT3を介して、系統電源10から分電盤11へ供給される電力P1、発電設備2から分電盤11へ供給される電力P2および分電盤11から給湯機4へ供給される電力P3を計測する。ここで、電力P1は、家屋Hのユーザが電気事業者から購入した電力に相当する。電力P2は、発電設備2により発電された電力に相当する。電力P3は、給湯機4において消費される電力に相当する。そして、給湯機4と電気機器5とで消費される総消費電力Ptは、電力P1と電力P2との和に相当する。
【0012】
ここで、発電設備2により発電された電力P2と家屋Hにおける総消費電力Ptとは、例えば図2に示すように推移する。ここで、電力P2は、日射量が多くなる昼間に大きくなり、総消費電力Ptは、例えば家屋Hのユーザの在宅時間帯に相当する午後から夕方にかけて大きくなる。電力P2が総消費電力Ptより小さい期間Tpでは、発電設備2で発電して得られる電力のみでは家屋Hで消費される電力を賄うことができないため、系統電源10から電力の供給を受ける。従って、この期間Tpでは、系統電源10から分電盤11へ供給される電力P1の値が正の値になる。一方、電力P2が総消費電力Pt以上の期間Tsでは、余剰電力を系統電源10へ供給する。即ち、家屋Hから系統電源10への逆潮流が生じている期間Tsでは、電力P1の値が負になる。
【0013】
給湯機4は、貯湯式給湯機であり、図3に示すように、ヒートポンプユニット400とタンクユニット410とを有する。ヒートポンプユニット400とタンクユニット410とは、湯水が流れる水配管PL1を介して接続されている。給湯機4は、分電盤11により分岐された電力線D3を介して、系統電源10から供給される電力または発電設備2で発電された電力により動作して、湯の沸き上げを実行する。給湯機4は、夜間に湯の沸き上げを行う場合、系統電源10から供給される電力を用いて湯の沸き上げを実行する。一方、給湯機4は、昼間に湯の沸き上げを行う場合、発電設備2で発電された電力を用いて湯の沸き上げを実行する。給湯機4は、対象日の運転スケジュールに従って、対象日の夜間および昼間に湯を沸き上げることにより、対象日に使用する湯を生成する。
【0014】
ヒートポンプユニット400は、CO2(二酸化炭素)またはHFC(ハイドロフルオロカーボン)を冷媒として用いたヒートポンプ式の熱源器である。ヒートポンプユニット400は、冷媒が流れる冷媒配管PL3と、冷媒を圧縮する圧縮機401と、冷媒と水との間で熱交換を行う第1熱交換器402と、冷媒を膨張させる膨張弁403と、外気を取り込む送風機405と、を有する。また、ヒートポンプユニット400は、外気と冷媒との間で熱交換を行う第2熱交換器404と、水を供給する循環ポンプ407と、ヒートポンプユニット400を制御する制御基板406と、を有する。タンクユニット410は、貯湯タンク411と、給湯コントローラ412と、混合弁413と、を有する。貯湯タンク411、給湯コントローラ412および混合弁413は、金属製の外装ケース(図示せず)内に収納されている。
【0015】
圧縮機401と第1熱交換器402と膨張弁403と第2熱交換器404とは、冷媒配管PL3により環状に接続されている。これにより、冷媒が循環する冷媒回路が形成されている。冷媒回路は、ヒートポンプまたは冷凍サイクルともいう。水配管PL1は、タンクユニット410の貯湯タンク411の下部を起点に、循環ポンプ407および第1熱交換器402を経て貯湯タンク411の上部へ戻る。
【0016】
圧縮機401は、冷媒を圧縮して温度および圧力を上昇させる。圧縮機401は、駆動周波数に応じて、単位当たりの送り出し量である容量を変化させることができるインバータ回路を備える。圧縮機401は、制御基板406からの指示に従って上記の容量を変更する。第1熱交換器402は、供給される水を予め設定された目標の貯湯温度にまで加熱する加熱源である。第1熱交換器402は、プレート式、二重管式等の熱交換器であり、冷媒配管PL3を循環する冷媒とタンクユニット410から送られてきた水との間で熱交換を行う。第1熱交換器402における熱交換により、冷媒は放熱して温度が下降し、水は吸熱して温度が上昇する。膨張弁403は、冷媒を膨張させて温度および圧力を下降させる。膨張弁403は、制御基板406により弁開度が制御される。第2熱交換器404は、送風機405により送られてきた外気と冷媒との間で熱交換を行う。第2熱交換器404における熱交換により冷媒は吸熱して温度が上昇し、外気は放熱して温度が下降する。
【0017】
循環ポンプ407は、タンクユニット410の貯湯タンク411の下部から供給される水を第1熱交換器402へ送る。循環ポンプ407は、インバータ回路を備え、制御基板406により駆動回転数が変更されると、それに応じて第1熱交換器402へ送る水の流量を変化させる。制御基板406は、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)、通信インタフェースおよび読み書き可能な不揮発性メモリを備える。制御基板406は、圧縮機401、膨張弁403、送風機405および循環ポンプ407それぞれと通信線(図示せず)を介して接続されこれらの動作を制御する。
【0018】
貯湯タンク411は、例えばステンレスのような金属或いは合成樹脂から形成されている。貯湯タンク411の外側には断熱材が配置されている。これにより、貯湯タンク411内に貯えられた湯の温度を長時間に亘って一定に維持することができる。また、貯湯タンク411の出湯口には、貯湯タンク411から単位時間当たりに排出される湯量である使用湯量を計測する使用湯量計測部(図示せず)が設けられている。この使用湯量は、家屋Hで使用される湯量に相当する。使用湯量計測部は、給湯コントローラ412に通信線(図示せず)を介して接続され、計測した単位時間当たりに排出される湯量を示す情報を給湯コントローラ412へ送信する。また、貯湯タンク411には、貯湯タンク411内に貯留する湯の量である貯湯量を計測する貯湯量計測部(図示せず)が設けられている。貯湯量計測部も、給湯コントローラ412に通信線(図示せず)を介して接続され、貯湯量を示す情報を給湯コントローラ412へ定期的に送信する。
【0019】
給湯コントローラ412は、CPU、ROM、RAM、通信インタフェースおよび読み書き可能な不揮発性メモリを備え、給湯機4を制御する。給湯コントローラ412は、ヒートポンプユニット400の制御基板406と通信線を介して接続されている。また、給湯コントローラ412は、通信線SL1を介して遠隔制御装置44に接続されている。ここで、遠隔制御装置44は、CPU、ROM、RAM、読み書き可能な不揮発性メモリ、押し釦スイッチ、タッチパネルのような入力装置、液晶ディスプレイのような表示装置および通信インタフェースを有する。遠隔制御装置44は、給湯機4の運転状態および貯湯状態を表示装置に表示する機能を有する。また、遠隔制御装置44は、例えば家屋Hの浴室に設置され、ユーザによる沸き上げまたは給湯に関する操作を、入力装置を介して受け付ける。
【0020】
更に、給湯コントローラ412は、宅内ネットワークNT1を介して、制御装置1と通信可能に接続されている。そして、給湯コントローラ412は、制御装置1から送信される運転スケジュールを示すスケジュール情報に基づいて、制御基板406へ制御信号を出力することにより、ヒートポンプユニット400を駆動する。また、給湯コントローラ412は、使用湯量計測部から貯湯タンク411から単位時間当たりに排出される湯量を示す情報を取得して使用湯量情報を生成し、貯湯量計測部から貯湯タンク411の貯湯量を示す情報を取得して貯湯量情報を生成する。そして、給湯コントローラ412は、生成した使用湯量情報および貯湯量情報と、給湯機4に付与された固有の識別情報と使用湯量および貯湯量を計測した時刻を示す計測時刻情報と、を、制御装置1へ送信する。
【0021】
ここで、給湯機4の基本的な動作について説明する。給湯機4の沸上げ動作開始時では、貯湯タンク411内の湯は消費されており、貯湯タンク411の下部には低温の水が貯留している。そして、循環ポンプ407が動作すると、貯湯タンク411の下部に貯留した水が、ヒートポンプユニット400の第1熱交換器402へ送られる。そうすると、第1熱交換器402に送られた水は、冷媒との熱交換により貯湯温度にまで昇温される。この貯湯温度の水は、貯湯タンク411の上部に戻される。このとき、貯湯タンク411の上部に貯湯温度の湯が存在し、貯湯タンク411の下部には低温の水が滞留し、それらの間に温度境界層が生成された状態となる。そして、貯湯タンク411内の貯湯温度の湯の量が増加して、貯湯温度の水の割合が大きくなると温度境界層の位置が貯湯タンク411の下部へ近づき、それに伴い、第1熱交換器402へ送られる水の温度が上昇する。また、貯湯タンク411の上部に設けられた出湯管から流出する貯湯温度の湯は、混合弁413にて低温の水と混合される。これにより、ユーザが所望する温度(例えば40℃)の湯となって、例えば浴室に配設されたシャワー45または蛇口46に供給される。蛇口46は、例えば風呂場の浴槽(図示せず)へ湯を供給するためのものである。このとき、貯湯タンク411の上部から流出した貯湯温度の湯の体積分だけ、下部に接続された給水管(図示せず)から貯湯タンク411内へ低温の水が供給される。このとき、貯湯タンク411内において温度境界層が上方へ移動する。そして、貯湯温度の湯の量が少なくなると、給湯機4は、追加沸き上げ動作を実行する。
【0022】
図1に戻って、電気機器5は、例えば、エアコン、照明器、床暖房システム、冷蔵庫、IH(Induction Heating)調理器、テレビ等である。電気機器5は、家屋Hまたはその敷地内に設置され、分電盤11および電力線D4を介して、系統電源10または発電設備2から電力供給を受ける。また、電気機器5は、通信インタフェースを備え、宅内ネットワークNT1を介して、制御装置1と通信する。なお、電気機器5は、外付けの通信アダプタ(図示せず)を介して、宅内ネットワークNT1に接続される仕様であってもよい。電気機器5は、制御装置1からの要求に応答して、電気機器5に固有の機器識別情報と現在時刻を示す時刻情報と現在の運転状態を示す状態情報とを含む情報を、宅内ネットワークNT1を介して制御装置1へ送信する。
【0023】
端末装置7は、ユーザによる操作に従って、各種指示の入力を受け付ける。端末装置7は、受け付けた指示を表すデータを、制御装置1へ送信する。端末装置7としては、スマートフォン、タブレット端末、携帯電話、パソコン、テレビ等のユーザインタフェース装置が挙げられる。端末装置7は、例えば図4(A)に示すように、CPU701と、主記憶部702と、補助記憶部703と、宅内通信部704と、表示部705と、入力部706と、各部を接続するバス709と、を備える。入力部706は、例えば押し釦スイッチ、表示部705に重ねて配置されたタッチパネル、タッチパッド等である。入力部706は、ユーザの操作に応じた各種操作情報を受け付けて、受け付けた操作情報をCPU701へ出力する。表示部705は、液晶ディスプレイ、有機EL(Electroluminescence)ディスプレイ等である。表示部705は、CPU701から入力された各種情報を出力する。補助記憶部703は、不揮発性メモリであり、CPU701により実行される各種プログラムを記憶する。CPU701は、補助記憶部703から主記憶部702に読み出したプログラムを実行することにより端末装置7の制御を行う。宅内通信部704は、宅内ネットワークNT1に接続するためのインタフェースを有する。
【0024】
図1に戻って、時刻サーバ9は、例えばNTPサーバであり、GPS、原子時計等を用いて時刻を計時し、宅外ネットワークNT2を介して、計時した時刻を示す時刻情報を送信する。時刻サーバ9は、宅外ネットワークNT2を介して、制御装置1へ時刻情報を送信する。
【0025】
気象サーバ8は、気象庁、気象事業者等によって運営される情報サーバであり、各地域における天気予報を示す気象予報情報および各地域における天気の実績である気象実績情報を提供する。ここで、気象予報情報および気象実績情報は、各地域における天気、気温、日射量、日照時間、風向き等に関する予報および実績を示すものである。気象サーバ8は、家屋Hに設置された制御装置1と宅外ネットワークNT2を介して通信可能に接続されており、気象予報情報および気象実績情報を、宅外ネットワークNT2を介して制御装置1へ配信する。また、気象サーバ8は、気象予報情報および気象実績情報が更新される毎に更新通知情報を、宅外ネットワークNT2を介して制御装置1へ配信する。
【0026】
制御装置1は、家屋H内の適切な場所に設置され、家屋H内に設置された電気機器5、電力計測装置3および端末装置7から宅内ネットワークNT1を介して送信される情報を収集する。制御装置1は、例えば電気機器5を統合的に制御できるHEMS(Home Energy Management System)コントローラである。制御装置1は、例えば図4(B)に示すように、CPU101と、主記憶部102と、補助記憶部103と、宅内通信部104と、宅外通信部105と、これらを互いに接続するバス109と、を備える。主記憶部102は、CPU101の作業領域として使用される。補助記憶部103は、例えば、フラッシュメモリ、EPROM(Erasable Programmable ROM)、EEPROM(Electrically Erasable Programmable ROM)等の不揮発性の半導体メモリまたはHDD(Hard Disk Drive)である。補助記憶部103は、CPU101が各種処理を実行するためのプログラム等を記憶する。
【0027】
宅内通信部104は、宅内ネットワークNT1を用いて通信するためのNIC(Network Interface Card controller)を有し、CPU101による制御の下、発電設備2、電力計測装置3、給湯機4および電気機器5のそれぞれと宅内ネットワークNT1を介して通信する。また、宅内通信部104は、端末装置7と通信するためのNICも有する。宅内通信部104は、端末装置7との間で前述の宅内ネットワークNT1の通信規格に適合した通信方式で通信を行う。宅外通信部105は、例えばブロードバンドルータ(図示せず)を介して宅外ネットワークNT2に接続するための通信インタフェースを有する。宅外通信部105は、CPU101の制御の下、宅外ネットワークNT2を介して時刻サーバ9および気象サーバ8と通信する。
【0028】
CPU101は、補助記憶部103が記憶するプログラムを主記憶部102に読み出して実行することにより、各種機能を実現する。具体的には、CPU101が、図5に示すように、気象情報取得部111、電力取得部112、発電量予測部113、消費電力予測部114、発電量補正部115、余剰電力予測部116、期間決定部117として機能する。また、CPU101は、湯量取得部118、使用湯量決定部119、昼間沸き上げ湯量設定部120、夜間沸き上げ湯量算出部121、スケジュール生成部122、スケジュール送信部123、メッセージ生成部124、メッセージ送信部125および時期判定部126としても機能する。また、図4(B)に示す補助記憶部103は、図5に示すように、気象予報記憶部131と気象実績記憶部132と発電量記憶部133と消費電力記憶部134と予測余剰電力記憶部135と貯湯量記憶部136と使用湯量記憶部137とスケジュール記憶部138と補正基準記憶部139とを有する。また、補助記憶部103は、他に、給湯機4へスケジュール情報を送信する基準時刻であるスケジュール送信時期を示すスケジュール送信時期情報を記憶する時期記憶部(図示せず)を有する。ここで、スケジュール送信時期は、例えば午前6時に設定される。スケジュール送信時期情報は、予め時期記憶部に記憶されていてもよいし、ユーザにより例えば端末装置7を介して設定されるものであってもよい。
【0029】
気象予報記憶部131は、例えば図6(A)に示すように、各時間帯における家屋Hが存在する地域における天気予報を示す気象予報情報を記憶する。気象実績記憶部132は、例えば図6(B)に示すように、現在および過去の家屋Hを含む地域における天気の実績である気象実績情報を記憶する。気象予報情報と後述する設備情報とは、発電設備2から供給される電力P2を予測するために用いられる。
【0030】
発電量記憶部133は、例えば図7(A)に示すように、発電設備2の過去および現在の1日の各時間帯における発電量予測値を示す発電量予測値情報と発電量実績値を示す発電量実績値情報とを、日付および時間帯を示す情報と対応づけて記憶している。消費電力記憶部134は、例えば図7(B)に示すように、家屋Hでの過去および現在の1日の各時間帯における消費電力量の履歴を示す情報を、日付、曜日および時間帯を示す情報と対応づけて記憶している。予測余剰電力記憶部135は、例えば図8(Aに示すように、対象日について予め設定された時間帯毎に予測された余剰電力Psの値を示す余剰電力情報を記憶する。
【0031】
図5に戻って、貯湯量記憶部136は、現在における給湯機4の貯湯タンク411の貯湯量を示す貯湯量情報を記憶している。使用湯量記憶部137は、例えば図8(B)に示すように、過去における1日の使用湯量の実績を示す使用湯用実績情報を、日付と対応づけて記憶している。図5に戻って、スケジュール記憶部138は、給湯機4で昼間に沸き上げを行う時間帯と給湯機4で夜間に沸き上げを行う時間である時間帯とを含む運転スケジュールを示すスケジュール情報を記憶する。
【0032】
補正基準記憶部139は、発電量補正部115が発電量予測部113により算出された対象日の発電量予測値について補正を実行するか否かを判定する基準を示す補正基準情報を記憶する。補正基準記憶部139は、例えば図9に示すように、対象日の前日における気象予報情報と気象実績情報との組み合わせ毎に、対象日の前日における発電量予測値から発電量実績値を差し引いて得られる差分値に対する差分閾値を示す補正基準情報を記憶する。図9に示す例では、気象予報情報と気象実績情報との組み合わせそれぞれに対応する差分閾値が、発電設備2の最大出力を100%とした場合の前述の差分値の比率で表されている。例えば、対象日の前日のある時間帯における気象予報情報が「晴れ」を示し、気象実績情報が「晴れ」を示していたとする。この場合、前述の差分値の発電設備2の最大出力に対する比率が10%であれば、発電量予測値は補正されない。一方、前述の差分値の発電設備2の最大出力に対する比率が40%であれば、発電量予測値が補正される。一方、気象実績が気象予報に対してより高い発電量を得られる気象条件である場合、即ち、発電量予測値が発電量実績値よりも低くなる組み合わせについては、差分閾値が0%に設定されている。これは、高い発電量実績を得られる気象条件であるにも関わらず、発電量実績値が発電量予測値以下となることを示しており、発電量予測値の補正を実行する。
【0033】
図5に戻って、気象情報取得部111は、気象サーバ8から宅外ネットワークNT2および宅外通信部105を介して気象予報情報および気象実績情報を取得する。気象情報取得部111は、宅外ネットワークNT2を介して気象サーバ8へ気象予報情報および気象実績情報の送信を要求する気象情報送信要求情報を送信することにより、気象サーバ8から気象予報情報および気象実績情報を取得して気象予報記憶部131および気象実績記憶部132に記憶させる。また、気象情報取得部111は、気象サーバ8から更新通知情報を受信する毎に、気象情報送信要求情報を気象サーバ8へ送信することにより、気象サーバ8から気象予報情報および気象実績情報を取得する。
【0034】
電力取得部112は、電力計測装置3から宅内ネットワークNT1および宅内通信部104を介して前述の電力P1、P2、P3の計測値を示す電力計測値情報を取得する。電力取得部112は、取得した一定期間分の電力計測値情報を補助記憶部103に記憶させる。そして、電力取得部610は、電力P1の計測値と電力P2の計測値との和に相当する総消費電力Ptの計測値から給湯機4で消費される電力P3の計測値を差し引くことにより消費電力Pcを算出して消費電力記憶部134に記憶させる。また、電力取得部112は、電力P2の計測値を示す電力計測値情報を、発電設備2での発電量実績値を示す発電量実績値情報として発電量記憶部133に記憶させる。即ち、電力取得部112は、発電設備2での発電量実績値を示す発電量実績値情報を取得する発電量実績値取得部である。
【0035】
発電量予測部113は、気象実績記憶部132が記憶する気象実績情報と発電量記憶部133が記憶する発電量情報とに基づいて、対象日における発電設備2の発電量予測値を算出する。ここで、発電量予測部113は、気象実績記憶部132が記憶する気象実績情報と発電量記憶部133が記憶する発電量情報とに基づいて、対象日に発電設備2で発電される電力を予測するための発電予測モデルを生成する。この発電予測モデルは、対象日における複数の単位時間帯(例えば、1時間間隔の時間帯)と天気との組み合わせそれぞれに対応する発電設備2での発電量予測値を示すものである。具体的には、発電量予測部113は、まず、過去の予め設定されたモデル生成用期間(例えば、2週間から1ヶ月の間の期間)中における発電設備2での発電量実績値を、1日における複数の時間帯と晴れ、曇り、雨等のような天気との組み合わせで分類する。次に、発電量予測部113は、時間帯と天気との組み合わせそれぞれに対応する発電量実績値の平均値を算出する。そして、発電量予測部113は、算出した発電量実績値の平均値を、時間帯と天気との組み合わせ対応付けることにより前述の発電予測モデルを生成する。そして、発電量予測部113は、発電予測モデルを生成した後、気象予報記憶部131が記憶する家屋Hが存在する地域における対象日(例えば翌日)の気象予報情報を取得する。そして、発電量予測部113は、発電予測モデルに基づいて、対象日の各単位時間帯それぞれについてその単位時間帯の気象予報に対応する発電量実績値の平均値を、対象日のその時間帯における発電量予測値とする。また、発電量予測部113は、算出した発電量予測値を示す発電量予測値情報を発電量記憶部133に記憶させる。
【0036】
消費電力予測部114は、対象日における家屋Hでの消費電力予測値を算出する。この消費電力予測部114は、消費電力記憶部134が記憶する消費電力情報に基づいて、対象日における家屋Hでの消費電力Pcの推移を予測するための消費予測モデルを作成する。この消費予測モデルは、対象日における複数の単位時間帯それぞれに対応する消費電力予測値を示すものである。消費電力予測部114は、まず、前述のモデル生成用期間中の消費電力実績値を複数の曜日で分類する。次に、消費電力予測部114は、複数の曜日それぞれに対応する消費電力実績値の平均値を算出する。そして、消費電力予測部114は、算出した消費電力実績値Pcの平均値を、曜日に対応付けることにより前述の消費予測モデルを生成する。消費電力予測部114は、消費予測モデルを生成した後、対象日の曜日に対応する各単位時間帯の消費電力実績値の平均値を、対象日のその単位時間帯における消費電力予測値とする。このようにして、消費電力予測部114は、対象日の各単位時間帯における消費電力予測値を算出する。
【0037】
発電量補正部115は、補正基準記憶部139が記憶する補正基準情報を参照して、対象日の前日における発電量予測値から発電量実績値を差し引いて得られる差分値が、予め設定された差分閾値以上である場合、対象日における発電量予測値を補正する。また、発電量補正部115は、対象日の前日における気象予報情報と気象実績情報とが一致する場合と、対象日の前日における気象予報情報と気象実績情報とが異なる場合と、で、異なる差分閾値に基づいて、対象日における発電量予測値を補正する。対象日の前日における0時から24時までの複数の単位時間帯それぞれの発電量予測値と発電量実績値とが、例えば図10(A)に示すように推移したとする。なお、図10(A)中の破線は、発電設備2の最大出力(3000Wh)を示している。そして、対象日の前日における5時から17時の間の各単位時間帯における気象予報情報と気象実績情報と差分値とが、図10(B)に示すように推移したとする。なお、図10(B)において、差分値は、発電設備2の最大出力に対する比率で表している。また、補正基準記憶部139が記憶する補正基準情報が、図9に示すように設定されているものとする。この場合、発電量補正部115は、補正基準記憶部139から、例えば8時から9時までの気象予報「晴れ」と気象実績「曇り」との組み合わせに対応する差分閾値「60%」を示す補正基準情報を取得する。そして、発電量補正部115は、8時から9時までの発電量予測値から発電量実績値を差し引いて得られる差分値の比率と、取得した補正基準情報が示す差分閾値と、を比較して補正を実行するか否かを判定する。ここで、8時から9時までに対応する差分値の比率は、図10(B)に示すように「44%」であり、発電量補正部115が取得した補正基準情報が示す差分閾値「60%」よりも小さい。この場合、発電量補正部115は、対象日における8時から9時までの間の発電量予測値の補正を実行しない。
【0038】
一方、発電量補正部115は、補正基準記憶部139から、例えば11時から12時までの単位時間帯における気象予報「晴れ」と気象実績「晴れ」との組み合わせに対応する差分閾値「30%」を示す補正基準情報を取得する。そして、発電量補正部115は、11時から12時までの単位時間帯における発電量予測値から発電量実績値を差し引いて得られる差分値の比率と、取得した補正基準情報が示す差分閾値と、を比較して補正を実行するか否かを判定する。ここで、11時から12時までの単位時間帯に対応する差分値の比率は、図10(B)に示すように「33%」であり、発電量補正部115が取得した補正基準情報が示す差分閾値「30%」よりも大きい。この場合、発電量補正部115は、対象日における11時から12時までの単位時間帯の発電量予測値の補正を実行する。ここで、発電量補正部115は、例えば下記式(1)の関係式を用いて、発電量予測値を補正する。
Pgest_c=Pgest×(Pgperf_b/Pgest_b)
・・・式(1)
ここで、Pgest_cは、対象日における補正後の発電量予測値を表し、Pgestは、対象日における補正前の発電量予測値を表し、Pgperf_bは、対象日の前日の発電量実績値を表し、Pgest_bは、対象日の前日の発電量予測値を表す。
【0039】
このように、発電量補正部115は、対象日の前日を複数の単位時間帯に区切ったときの単位時間帯それぞれについて、前述の差分値が前述の差分閾値以上であるか否かを判定する。そして、発電量補正部115は、前述の差分値が前述の差分閾値以上となる単位時間帯が存在する場合、対象日の前日における前述差分値が前述の差分閾値以上となる単位時間帯に対応する対象日の単位時間帯の発電量予測値を補正する。
【0040】
図5に戻って、余剰電力予測部116は、対象日における発電量予測値と消費電力予測値とに基づいて、対象日における余剰電力Psの余剰電力予測値を算出する。ここで、余剰電力Psは、発電設備2で発電された電力P2が家屋Hでの消費電力Pcを超えている場合における電力の超過分に相当する。即ち、余剰電力Psは、発電設備2から供給される電力P2と家屋Hでの消費電力Pcとの差分に相当する。余剰電力予測部116は、対象日の各時間帯について発電設備2で発電される電力P2の発電量予測値から消費電力Pcの消費電力予測値を差し引くことによりその時間帯における余剰電力Psの余剰電力予測値を算出する。余剰電力予測部116は、算出した余剰電力予測値と消費電力予測値と発電量予測値とを、対象日における各時間帯を示す情報に対応づけて予測余剰電力記憶部135に記憶させる。
【0041】
湯量取得部118は、給湯機4から宅内ネットワークNT1および宅内通信部104を介して前述の使用湯量情報および貯湯量情報を取得する。湯量取得部118は、予め定められた一定期間分の使用湯量情報および貯湯量情報をそれぞれ使用湯量記憶部137および貯湯量記憶部136に記憶させる。
【0042】
使用湯量決定部119は、対象日において給湯機4で沸き上げる必要のある湯量の予測値である対象日沸き上げ湯量Wdayを決定する。対象日沸き上げ湯量Wdayは、家屋Hにおいて対象日に使用する湯量の予測値に相当する。使用湯量決定部119は、使用湯量記憶部137が記憶する湯量情報が示す過去2週間の1日当たりの使用湯量の平均値を算出し、算出した使用湯量の平均値を対象日沸き上げ湯量Wdayとして決定する。
【0043】
期間決定部117は、予測余剰電力記憶部135が記憶する余剰電力Psの予測値を示す情報に基づいて、昼間沸き上げ期間を決定する。ここで、昼間沸き上げ期間は、余剰電力である電力Psが生じている昼間に、電力Psのみを利用して給湯機4を動作させ、給湯機4に湯を沸き上げさせる期間である。期間決定部117は、余剰電力Psの予測値が給湯機4で消費される給湯機消費電力Pwよりも大きい期間を、昼間沸き上げ期間として決定する。ここで、給湯機消費電力Pwは、給湯機4が沸き上げ運転を実行している際の消費電力に相当する。期間決定部117は、この給湯機消費電力Pwを示す情報を、宅内ネットワークNT1および宅内通信部104を介して給湯機4から取得する。期間決定部117は、例えば対象日が1日中雨または曇りであり余剰電力Psが少ないか或いは生じていない場合、昼間沸き上げ期間を無しにする。この場合、給湯機4は、図11の実線L1で示すように、夜間、即ち午前3時から7時の間に対象日沸き上げ湯量Wdayの湯を沸き上げる。一方、対象日が1日中晴れであり余剰電力Psが多く生じる場合、期間決定部117は、昼間沸き上げ期間を決定する。この場合、給湯機4は、図11の破線L2に示すように、昼間、即ち午前11時から午後13時の間に、対象日沸き上げ湯量Wdayのうちの昼間沸き上げ湯量Wnoonの湯を余剰電力Psにより沸き上げる。この場合、夜間に沸き上げる湯量は、昼間沸き上げ湯量Wnoonだけ減少するので、夜間の湯の沸き上げのために系統電源10から給湯機4へ供給される電力量が削減される。図5に戻って、また、期間決定部117は、余剰電力Psが生じる各時間帯において、余剰電力Psの予測値と給湯機消費電力Pwとの大小関係を判定する。そして、期間決定部117は、余剰電力Psの予測値が給湯機消費電力Pwよりも大きい期間が複数存在する場合、この複数の期間のうちの最長の期間を、昼間沸き上げ期間として決定する。これにより、給湯機4の発停回数を少なくすることができるので、給湯機4の運転効率を高めることができる。また、期間決定部117は、決定した昼間沸き上げ期間の長さに相当する沸き上げ可能時間Tmaxを算出する。沸き上げ可能時間Tmaxは、給湯機4が余剰電力Psを用いて湯を沸き上げることが可能な最長時間に相当する。
【0044】
昼間沸き上げ湯量設定部120は、使用湯量決定部119が決定した対象日沸き上げ湯量Wdayから、予め設定された湯切れ防止湯量である起動貯湯量Wonを差し引いて得られる値を昼間沸き上げ湯量Wnoonとして設定する。ここで、起動貯湯量Wonは、例えば100Lに設定される。
【0045】
夜間沸き上げ湯量算出部121は、給湯機4が夜間に系統電源10から供給される電力のみを用いて沸き上げる湯量である夜間沸き上げ湯量Wnightを算出する。また、夜間沸き上げ湯量算出部121は、期間決定部117により算出される沸き上げ可能時間Tmaxに給湯機4の沸き上げ能力を乗ずることにより、沸き上げ可能湯量Wmaxを算出する。ここで、給湯機4の沸き上げ能力とは、給湯機4が単位時間当たりに沸き上げることができる湯量に相当する。更に、夜間沸き上げ湯量算出部121は、昼間沸き上げ湯量設定部120により設定された昼間沸き上げ湯量Wnoonを給湯機4の沸き上げ能力で除することにより、必要沸き上げ時間Tnoonを算出する。また、昼間沸き上げ湯量設定部120は、使用湯量決定部119により決定された対象日沸き上げ湯量Wdayから夜間沸き上げ湯量算出部121により算出された夜間沸き上げ湯量Wnightを差し引いて得られる湯量を新たな昼間沸き上げ湯量Wnoonとして設定する。
【0046】
スケジュール生成部122は、前述の昼間沸き上げ期間の開始時刻および終了時刻と、前述の夜間沸き上げ湯量Wnightと、前述の昼間沸き上げ湯量Wnoonと、を含む給湯機4の運転スケジュールを生成する。スケジュール生成部122は、生成した運転スケジュールを示すスケジュール情報をスケジュール記憶部138に記憶させる。スケジュール送信部123は、スケジュール記憶部138が記憶するスケジュール情報を、宅内通信部104および宅内ネットワークNT1を介して給湯機4へ送信することにより、給湯機4を運転スケジュールに沿って運転させる。
【0047】
ここで、給湯機4は、制御装置1からスケジュール情報を受信した後、スケジュール情報が示す夜間の運転開始時刻が到来すると、系統電源10から供給される電力のみを用いて運転を開始する。そして、給湯機4は、夜間においてスケジュール情報が示す夜間沸き上げ湯量Wnightの湯を系統電源10から供給される電力のみを用いて沸き上げる。ここで、給湯機4は、運転開始後、定期的に(例えば、30秒毎に)給湯機4から貯湯量情報を取得することにより、貯湯タンク411の貯湯量を監視する。そして、給湯機4は、夜間の運転開始時刻における貯湯タンク411の貯湯量から増分が夜間沸き上げ湯量Wnightに到達したと判定すると運転を停止する。その後、給湯機4は、スケジュール情報が示す昼間沸き上げ期間の開始時刻が到来するまで待機状態を維持する。
【0048】
また、給湯機4は、スケジュール情報が示す昼間沸き上げ期間の開始時刻が到来すると、余剰電力Psのみを用いて運転を開始する。ここで、給湯機4は、運転開始後、定期的に(例えば、30秒毎に)給湯機4から貯湯量情報を取得することにより、貯湯タンク411の貯湯量を監視する。そして、給湯機4は、昼間沸き上げ期間の開始時刻における貯湯タンク411の貯湯量からの増分が昼間沸き上げ湯量Wnoonに到達したと判定すると運転を停止する。また、給湯機4は、スケジュール情報が示す昼間沸き上げ期間の終了時刻が到来すると、その時点における昼間沸き上げ期間の開始時刻における貯湯タンク411の貯湯量からの増分が昼間沸き上げ湯量Wnoonに到達しているか否かに関わらず運転を停止する。
【0049】
時期判定部126は、時刻サーバ9から現在時刻を示す時刻情報を取得し、前述の時期記憶部が記憶するスケジュール送信時期情報が示すスケジュール送信時期と現在時刻と比較し、スケジュール送信時期が到来ているか否かを判定する。
【0050】
メッセージ生成部124は、発電量補正部115により発電量予測値が補正された場合、発電量予測値が補正されたことを利用者に通知するためのメッセージ情報を生成する。ここで、メッセージ情報には、補正前の発電量予測値に基づいて決定された昼間沸き上げ期間に沸き上げる湯量に関する情報と、補正後の発電量予測値に基づいて決定された昼間沸き上げ期間に沸き上げる湯量に関する情報と、を含む。メッセージ送信部125は、メッセージ生成部124により生成されたメッセージ情報を、宅内通信部104および宅内ネットワークNT1を介して端末装置7へ送信する。
【0051】
次に、本実施の形態に係る制御装置1および端末装置7の動作について図12を参照しながら説明する。まず、制御装置1は、前述のスケジュール送信時期が到来すると、気象サーバ8から対象日の気象予報情報を取得する(ステップS1)。次に、制御装置1は、対象日の各単位時間帯における発電量予測値を算出する(ステップS2)。続いて、制御装置1は、対象日の前日の気象予報情報および気象実績情報に基づいて、対象日の各時間帯における発電量予測値を補正する(ステップS3)。その後、制御装置1は、対象日の消費電力予測値を算出する(ステップS4)。次に、制御装置1は、算出した発電量予測値と消費電力予測値とから、対象日における各単位時間帯の余剰電力予測値を算出する(ステップS5)。続いて、制御装置1は、算出した余剰電力予測値に基づいて、昼間沸き上げ期間を決定し(ステップS6)、決定した昼間沸き上げ期間に基づいて、昼間沸き上げ湯量および夜間沸き上げ湯量を算出する(ステップS7)。その後、制御装置1は、決定した昼間沸き上げ期間に基づいて、スケジュール情報を生成し(ステップS8)、生成したスケジュール情報を給湯機4へ送信する(ステップS9)。
【0052】
次に、制御装置1は、発電量予測値の補正を実行したと判定したとする(ステップS10)。この場合、制御装置1は、補正前の発電量予測値に基づいて、補正前の発電量予測値を用いて余剰電力予測値を算出する(ステップS11)。続いて、制御装置1は、算出した発電量予測値を用いて昼間沸き上げ期間を算出する(ステップS12)。その後、制御装置1は、算出した昼間沸き上げ期間に基づいて、発電量予測値を補正しなかった場合における昼間沸き上げ湯量と夜間沸き上げ湯量とを算出する(ステップS13)。次に、制御装置1は、補正前の発電量予測値に基づいて決定された昼間沸き上げ期間に沸き上げる湯量に関する情報と、補正後の発電量予測値に基づいて決定された昼間沸き上げ期間に沸き上げる湯量に関する情報と、を含むメッセージ情報を生成する(ステップS14)。続いて、生成されたメッセージ情報が、制御装置1から端末装置7へ送信される(ステップS15)。一方、端末装置7は、メッセージ情報を受信すると、受信したメッセージ情報に基づいて、メッセージ通知画像を生成して表示部705に表示させる(ステップS16)。このとき、表示部705には、例えば図13に示すような、補正前の発電量予測値に基づいて決定された昼間沸き上げ期間に沸き上げる湯量に関するメッセージ画像M11と、補正後の発電量予測値に基づいて決定された昼間沸き上げ期間に沸き上げる湯量に関するメッセージ画像M12と、を含むメッセージ通知画像GA1が表示される。
【0053】
次に、本実施の形態に係る制御装置1が実行する給湯制御処理について図14から図16を参照しながら説明する。この給湯制御処理は、例えば制御装置1へ電源が投入されたことを契機として開始される。まず、時期判定部126は、時刻サーバ9から現時点の時刻を示す時刻情報を取得する(ステップS101)。次に、時期判定部126は、時期記憶部からスケジュール送信時期情報を取得し、取得した時刻情報とスケジュール送信時期情報とを比較して、スケジュール送信時期が到来したか否かを判定する(ステップS102)。時期判定部126によりスケジュール送信時期がまだ到来していないと判定されると(ステップS102:No)、再びステップS101の処理が実行される。
【0054】
一方、時期判定部126によりスケジュール送信時期が到来したと判定されると(ステップS102:Yes)、気象情報取得部111は、気象サーバ8から対象日の気象予報情報を取得する(ステップS103)。続いて、発電量予測部113は、発電設備2の設備情報と、発電設備2が設置された家屋Hが存在する地域の対象日における気象予報情報と、に基づいて、対象日における発電設備2の発電量予測値を算出する(ステップS104)。その後、算出された発電量予測値を補正する発電量予測値補正処理が実行される(ステップS105)。
【0055】
ここで、制御装置1が実行する発電量予測値補正処理について、図15を参照しながら詳細に説明する。ここで、発電量補正部115は、対象日の前日における前述の単位時間帯毎に発電量予測値から発電量実績値を差し引いて得られる差分値が前述の差分閾値以上であるか否かを判定する。まず、発電量補正部115は、対象日の前日における前述の差分値が前述の差分閾値以上であるか否かを判定する対象となる単位時間帯を特定する(ステップS201)。次に、発電量補正部115は、発電量記憶部133から、対象日の前日における特定された単位時間帯の発電量実績値情報と発電量予測値情報とを取得する(ステップS202)。続いて、発電量補正部115は、取得した発電量予測値情報が示す発電量予測値から発電量実績値情報が示す発電量実績値を差し引いて得られる差分値を算出する(ステップS203)。その後、発電量補正部115は、気象予報記憶部131から対象日の前日の特定した単位時間帯における気象予報情報を取得するとともに、気象実績記憶部132から対象日の前日の特定した単位時間帯における気象実績情報を取得する(ステップS204)。次に、発電量補正部115は、取得した気象予報情報と気象実績情報とに基づいて、補正基準記憶部139が記憶する補正基準情報が示す差分閾値の中から、採用する差分閾値を特定する(ステップS205)。
【0056】
続いて、発電量補正部115は、算出した差分値dPgが、特定した差分閾値dPgth以上であるか否かを判定する(ステップS206)。ここで、発電量補正部115が、算出した差分値dPgが、特定した差分閾値dPgth未満であると判定すると(ステップS206:No)、そのまま後述のステップS208の処理が実行される。一方、発電量補正部115は、算出した差分値dPgが、特定した差分閾値dPgth以上であると判定すると(ステップS206:Yes)、前述の式(1)の関係式を用いて、対象日の特定した単位時間帯に対応する単位時間帯における発電量予測値を補正する(ステップS207)。その後、発電量補正部115は、対象日における全ての単位時間帯について前述の差分値が前述の差分閾値以上であるか否かの判定を完了したか否かを判定する(ステップS208)。ここで、発電量補正部115は、対象日において未だ前述の差分値が前述の差分閾値以上であるか否かの判定を実行していない単位時間帯が存在すると判定したとする(ステップS208:No)。この場合、発電量補正部115は、未だ前述の判定を実行していない単位時間帯を新たに特定して(ステップS201)、ステップS202以降の一連の処理が実行される。一方、発電量補正部115が、対象日の全ての単位時間帯について前述の判定が完了したと判定すると(ステップS208:Yes)、発電量予測値補正処理が終了する。
【0057】
図14に戻って、次に、消費電力予測部114は、消費電力記憶部134が記憶する消費電力情報に基づいて、対象日における家屋Hでの消費電力予測値を算出する(ステップS106)。続いて、余剰電力予測部116は、対象日における発電量予測値と消費電力予測値とに基づいて、対象日における余剰電力予測値を算出する(ステップS107)。その後、使用湯量決定部119は、使用湯量記憶部137から過去2週間分の使用湯量情報を取得する(ステップS108)。次に、使用湯量決定部119は、取得した過去2週間の1日当たりの使用湯量の平均値を算出し、算出した使用湯量の平均値を対象日の沸き上げ湯量Wdayとして決定する(ステップS109)。
【0058】
続いて、期間決定部117は、予測余剰電力記憶部135が記憶する余剰電力予測値情報に基づいて、昼間沸き上げ期間を決定する(ステップS110)。ここでは、期間決定部117が、余剰電力予測値情報が示す余剰電力予測値が前述の給湯機消費電力Pwよりも大きい期間を昼間沸き上げ期間として決定する。また、期間決定部117は、余剰電力予測値が給湯機消費電力Pwを超える期間が複数ある場合、複数の期間のうちの最長の期間を、昼間沸き上げ期間として決定する。
【0059】
その後、期間決定部117は、決定した昼間沸き上げ期間の長さに相当する沸き上げ可能時間Tmaxを算出する(ステップS111)。次に、夜間沸き上げ湯量算出部121は、期間決定部117により算出された沸き上げ可能時間Tmaxに給湯機4の沸き上げ能力を乗ずることにより得られる沸き上げ可能湯量Wmaxを算出する(ステップS112)。続いて、昼間沸き上げ湯量設定部120は、対象日沸き上げ湯量Wdayから前述の起動貯湯量Wonを差し引いて得られる湯量を、昼間沸き上げ湯量Wnoonとして設定する(ステップS113)。その後、夜間沸き上げ湯量算出部121は、設定された昼間沸き上げ湯量Wnoonを、給湯機4の沸き上げ能力で除することにより、必要沸き上げ時間Tnoonを算出する(ステップS114)。
【0060】
次に、夜間沸き上げ湯量算出部121は、図16に示すように、前述の沸き上げ可能時間Tmaxが必要沸き上げ時間Tnoonより大きいか否かを判定する(ステップS115)。夜間沸き上げ湯量算出部121は、沸き上げ可能時間Tmaxが必要沸き上げ時間Tnoonより大きいと判定すると(ステップS115:Yes)、対象日の沸き上げ湯量Wdayから昼間沸き上げ湯量Wnoonを差し引いて得られる湯量を夜間沸き上げ湯量Wnightに設定する(ステップS116)。次に、後述のステップS119の処理が実行される。一方、夜間沸き上げ湯量算出部121は、前述の沸き上げ可能時間Tmaxが必要沸き上げ時間Tnoon以下であると判定すると(ステップS115:No)、対象日の沸き上げ湯量Wdayから沸き上げ可能湯量Wmaxを差し引いて得られる湯量を夜間沸き上げ湯量Wnightに設定する(ステップS117)。続いて、昼間沸き上げ湯量設定部120は、対象日の沸き上げ湯量Wdayから夜間沸き上げ湯量Wnightを差し引いて得られる湯量を新たな昼間沸き上げ湯量Wnoonに設定する(ステップS118)。
【0061】
その後、スケジュール生成部122は、前述の夜間沸き上げ湯量Wnightと昼間沸き上げ湯量Wnoonと昼間沸き上げ期間の開始時刻および終了時刻とを含む給湯機4の運転スケジュールを示すスケジュール情報を生成してスケジュール記憶部138に記憶させる(ステップS119)。次に、スケジュール送信部123は、スケジュール記憶部138からスケジュール情報を取得し、取得したスケジュール情報を給湯機4へ送信する(ステップS120)。
【0062】
次に、メッセージ生成部124は、発電量補正部115により発電量予測値が補正されたか否かを判定する(ステップS121)。メッセージ生成部124が、発電量補正部115により発電量予測値が補正されていないと判定すると(ステップS121:No)、再びステップS101の処理が実行される。一方、メッセージ生成部124が、発電量補正部115により発電量予測値が補正されたと判定したとする(ステップS121:Yes)。この場合、余剰電力予測部116は、対象日の前日の各単位時間帯における発電量補正部115により補正される前の発電量予測値に基づいて、各単位時間帯の余剰電力を算出する(ステップS122)。続いて、期間決定部117は、算出された余剰電力に基づいて、昼間沸き上げ期間を算出する(ステップS123)。その後、ステップS124から図17のS131までの一連の処理が実行されることにより、昼間沸き上げ湯量Wnoonおよび夜間沸き上げ湯量Wnightが算出される。なお、ステップS124からS131までの処理は、それぞれ、ステップS111からS118までの処理と同様である。
【0063】
次に、メッセージ生成部124は、昼間沸き上げ湯量Wnoonおよび夜間沸き上げ湯量Wnightを示す情報を含むメッセージ情報を生成する(ステップS132)。ここで、メッセージ情報は、補正後の発電量予測値に基づいて算出された余剰電力予測値に対応する昼間沸き上げ湯量Wnoonおよび夜間沸き上げ湯量Wnightを示す情報と、補正前の発電量予測値に基づいて算出された余剰電力予測値に対応する昼間沸き上げ湯量Wnoonおよび夜間沸き上げ湯量Wnightを示す情報と、を含むメッセージ情報を生成する。補正後の発電量予測値に基づいて算出された余剰電力予測値に対応する昼間沸き上げ湯量Wnoonおよび夜間沸き上げ湯量Wnightは、ステップS111からS118までの一連の処理により算出される。また、補正後の発電量予測値に基づいて算出された余剰電力予測値に対応する昼間沸き上げ湯量Wnoonおよび夜間沸き上げ湯量Wnightは、ステップS124からS131までの一連の処理により算出される。続いて、メッセージ送信部125は、生成されたメッセージ情報を端末装置7へ送信する(ステップS133)。その後、再びステップS101の処理が実行される。
【0064】
以上説明したように、本実施の形態に係る制御装置1によれば、発電量補正部115が、対象日の前日における発電量予測値から発電量実績値を差し引いて得られる差分値が、予め設定された差分閾値以上である場合、対象日における発電量予測値を補正する。これにより、期間決定部117が、補正後の発電量予測値に基づいて、給湯機が余剰電力により湯を沸き上げることが可能な余剰電力沸き上げ期間を適切に決定することができる。従って、例えば昼間沸き上げ期間において系統電源10から供給される系統電力を低減することができる。
【0065】
また、本実施の形態に係る発電量補正部115は、対象日の前日における気象予報情報と気象実績情報とが一致する場合と、対象日の前日における気象予報情報と気象実績情報とが異なる場合と、で異なる差分閾値に基づいて、発電量予測値を補正する。これにより、発電量補正部115が、対象日における発電量予測値を適切に補正することができるので、対象日において発電設備2で発電された電力を有効に活用することができる。
【0066】
更に、本実施の形態に係る発電量補正部115は、対象日の前日を複数の単位時間帯に区切ったときの単位時間帯それぞれについて、発電量予測値から発電量実績値を差し引いて得られる差分値が前述の差分閾値以上であるか否かを判定する。そして、発電量補正部115は、前述の差分値が差分閾値以上となる単位時間帯が存在する場合、差分値が前記差分閾値以上となる単位時間帯に対応する対象日の単位時間帯の発電量予測値を補正する。これにより、発電量予測値を複数の単位時間帯毎に細かく補正することができるので、例えば日毎に発電量予測値を補正する場合に比べて、対象日に発電設備2で発電された電力を有効に活用することができる。
【0067】
また、本実施の形態に係るメッセージ生成部124は、発電量補正部115により発電量予測値が補正された場合、補正前の発電量予測値に基づいて決定された余剰電力沸き上げ期間に沸き上げる湯量に関する予測値補正前湯量情報と、補正後の発電量予測値に基づいて決定された余剰電力沸き上げ期間に沸き上げる湯量に関する予測値補正後湯量情報と、を含むメッセージ情報を生成する。ここで、予測値補正前湯量情報は、補正前の発電量予測値に基づいて決定された余剰電力沸き上げ期間に沸き上げる湯量に関する情報であり、予測値補正後湯量情報は、補正後の発電量予測値に基づいて決定された余剰電力沸き上げ期間に沸き上げる湯量に関する情報である。これにより、利用者は、メッセージ情報に基づいて、発電設備2によって発生する余剰電力で給湯機4が沸き上げる湯量をより詳細に把握することができる。
【0068】
以上、本発明の実施の形態について説明したが、本発明は前述の実施の形態によって限定されるものではない。例えばメッセージ生成部124が、発電量補正部115により発電量予測値が補正されたと判定すると、利用者に発電設備2の点検を促すメッセージ情報を生成するものであってもよい。この場合、端末装置7が、メッセージ情報を受信すると、例えば図18(A)に示すようなメッセージM2を含むメッセージ通知画像GA2を表示部705に表示させるようにしてもよい。或いは、メッセージ生成部124は、発電量予測値を補正した場合の補正前の発電量予測値と補正後の発電量予測値とに関する補正前後予測値情報を含むメッセージ情報を生成するものであってもよい。メッセージ生成部124は、発電量補正部115により発電量予測値が補正されたと判定すると、発電量補正部115から前述の発電量予測値から発電量実績値を差し引いて得られる差分値を示す補正前後予測値情報を取得し、その差分値を示す補正前後予測値情報を含むメッセージ情報を生成するものであってもよい。この場合、端末装置7が、メッセージ情報を受信すると、例えば図18(B)に示すような差分値を示す情報を含むメッセージM3を含むメッセージ通知画像GA2を表示部705に表示させるようにしてもよい。
【0069】
本構成によれば、利用者が、発電設備2の発電量に関する情報を直接認識することができるので、発電設備2の修理会社に早期に連絡することができる。従って、発電設備2が故障した場合に発電設備2を早期に復旧することができるので、余剰電力の活用機会を確保することができる。
【0070】
実施の形態では、発電量予測部113が、発電設備2の設備情報と、発電設備2が設置された家屋Hが存在する地域の対象日における気象予報情報と、に基づいて、対象日における発電設備2の発電量予測値を算出する例について説明した。但し、これに限らず、例えば発電量予測部が、発電設備2の発電性能と、発電設備2が設置された家屋Hが存在する地域の対象日における気象予報情報と、に基づいて、対象日における発電設備2の発電量予測値を算出するものであってもよい。
【0071】
図19に示すように、本変形例に係る制御装置2001は、発電設備2の発電能力に関する設備情報を記憶する設備情報記憶部2140を備える。設備情報記憶部2140は、発電設備2の発電量を算出するために必要な各種パラメータを示す情報を記憶する。
【0072】
発電量予測部2113は、発電設備2の設備情報と、発電設備2が設置された家屋Hが存在する地域の対象日における気象予報情報と、に基づいて、対象日における発電設備2の発電量予測値を算出する。具体的には、発電量予測部2113は、対象日に発電設備2の太陽光パネルへ入射する日射量である傾斜面全天日射量を算出し、算出した傾斜面全天日射量と、設備情報記憶部2140が記憶する設備情報が示す各種パラメータと、に基づいて、発電設備2の発電量予測値を算出する。
【0073】
本構成によれば、発電量予測部2113が、発電予測モデルを生成する必要が無くなるので、その分、制御装置2001における処理負荷が軽減される。
【0074】
実施の形態では、時期判定部126が時刻サーバ9から時刻情報を取得する例について説明したが、時期判定部126は、必ずしも時刻サーバ9から取得するものに限定されない。時期判定部126は、例えば制御装置1に内蔵されたRTC(Real Time Clock)により計時される時刻を示す時刻情報を取得するものであってもよい。
【0075】
実施の形態では、電力取得部112が、電力計測装置3から電力P1、P2、P3の電力計測値を取得する例について説明したが、これに限らない。例えば電力計測装置3が系統電源10から供給される電力P1、発電設備2で発電される電力P2、給湯機4へ供給される電力P3を予め設定された単位時間に亘って積算して得られる電力量を出力するものである場合、電力取得部112は、電力計測装置3から電力量を取得するようにしてもよい。
【0076】
実施の形態では、期間決定部117が、給湯機消費電力Pwを示す情報を、宅内ネットワークNT1および宅内通信部104を介して給湯機4から取得する例について説明した。但し、これに限らず、期間決定部117が、給湯機4へ供給される電力Pの電力計測値の履歴に基づいて、給湯機消費電力Pwを決定してもよい。或いは、期間決定部117は、予めユーザにより設定され補助記憶部103が記憶している給湯機消費電力Pwを示す情報を補助記憶部103から取得するものであってもよい。
【0077】
実施の形態では、制御装置1が家屋H内に設置されている例について説明したが、これに限らず、例えば宅外ネットワークNT2に接続された状態で家屋H外に設置されてもよいし、端末装置7または給湯機4に内蔵されていてもよい。
【0078】
また、本発明に係る制御装置1、2001および端末装置7の各種機能は、ソフトウェア、ファームウェア、またはソフトウェアとファームウェアとの組み合わせにより実現されてもよい。この場合、ソフトウェアまたはファームウェアは、プログラムとして記述され、プログラムを、フレキシブルディスク、CD−ROM(Compact Disc Read Only Memory)、DVD(Digital Versatile Disc)およびMO(Magneto-Optical Disc)等のコンピュータ読み取り可能な記録媒体に格納して配布し、そのプログラムをコンピュータに読み込んでインストールすることにより、前述の各機能を実現することができるコンピュータを構成してもよい。そして、各機能をOS(Operating System)とアプリケーションとの分担、またはOSとアプリケーションとの協同により実現する場合等には、OS以外の部分のみを記録媒体に格納してもよい。
【0079】
さらに、搬送波に各プログラムを重畳し、宅外ネットワークNT2を介して配信することも可能である。例えば、宅外ネットワークNT2上の掲示板(BBS,Bulletin Board System)に当該プログラムを掲示し、宅外ネットワークNT2を介して当該プログラムを配信してもよい。そして、これらのプログラムを起動し、OSの制御下で、他のアプリケーションプログラムと同様に実行することにより、前述の処理を実行できるように構成してもよい。
【産業上の利用可能性】
【0080】
本発明は、本発明は、家屋に居るユーザが適宜夜間または昼間に給湯機により沸き上げる湯量を調節できる給湯システムに好適である。
【符号の説明】
【0081】
1,2001 制御装置、2 発電設備、3 電力計測装置、4 給湯機、5 電気機器、7 端末装置、8 気象サーバ、9 時刻サーバ、10 系統電源、11 分電盤、44 遠隔制御装置、45 シャワー、46 蛇口、101,701 CPU、102,702 主記憶部、103,703 補助記憶部、104,704 宅内通信部、105 宅外通信部、109,709 バス、111 気象情報取得部、112 電力取得部、113,2113 発電量予測部、114 消費電力予測部、115 発電量補正部、116 余剰電力予測部、117 期間決定部、118 湯量取得部、119 使用湯量決定部、120 昼間沸き上げ湯量設定部、121 夜間沸き上げ湯量算出部、122 スケジュール生成部、123 スケジュール送信部、124 メッセージ生成部、125 メッセージ送信部、126 時期判定部、131 気象予報記憶部、132 気象実績記憶部、133 発電量記憶部、134 消費電力記憶部、135 予測余剰電力記憶部、136 貯湯量記憶部、137 使用湯量記憶部、138 スケジュール記憶部、139 補正基準記憶部、140 設備情報記憶部、400 ヒートポンプユニット、401 圧縮機、402 第1熱交換器、403 膨張弁、404 第2熱交換器、405 送風機、406 制御基板、407 循環ポンプ、410 タンクユニット、411 貯湯タンク、412 給湯コントローラ、413 混合弁、705 表示部、706 入力部、CT1,CT2,CT3 変流器、D1,D2,D3 電力線、GA1,GA2,GA3 メッセージ通知画像、H 家屋、M2,M3,M11,M12 メッセージ、NT1 宅内ネットワーク、NT2 宅外ネットワーク、Pc 消費電力、Ps 余剰電力、Pw 給湯機消費電力、PL1 水配管、PL3 冷媒配管、SL1 通信線、Tmax 沸き上げ可能時間、Tnoon 昼間沸き上げ時間、Wday 対象日沸き上げ湯量、Wmax 沸き上げ可能湯量、Wnight 夜間沸き上げ湯量、Wnoon 昼間沸き上げ湯量、Won 起動貯湯量
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9
図10
図11
図12
図13
図14
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図16
図17
図18
図19