特開2021-32998(P2021-32998A)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2015.5.11 β版

知財求人 - 知財ポータルサイト「IP Force」

▶ 三菱電機株式会社の特許一覧
特開2021-32998表示装置、配信装置、デジタルサイネージシステムおよび制御方法
<>
  • 特開2021032998-表示装置、配信装置、デジタルサイネージシステムおよび制御方法 図000003
  • 特開2021032998-表示装置、配信装置、デジタルサイネージシステムおよび制御方法 図000004
  • 特開2021032998-表示装置、配信装置、デジタルサイネージシステムおよび制御方法 図000005
  • 特開2021032998-表示装置、配信装置、デジタルサイネージシステムおよび制御方法 図000006
  • 特開2021032998-表示装置、配信装置、デジタルサイネージシステムおよび制御方法 図000007
  • 特開2021032998-表示装置、配信装置、デジタルサイネージシステムおよび制御方法 図000008
  • 特開2021032998-表示装置、配信装置、デジタルサイネージシステムおよび制御方法 図000009
  • 特開2021032998-表示装置、配信装置、デジタルサイネージシステムおよび制御方法 図000010
  • 特開2021032998-表示装置、配信装置、デジタルサイネージシステムおよび制御方法 図000011
  • 特開2021032998-表示装置、配信装置、デジタルサイネージシステムおよび制御方法 図000012
  • 特開2021032998-表示装置、配信装置、デジタルサイネージシステムおよび制御方法 図000013
< >
(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】特開2021-32998(P2021-32998A)
(43)【公開日】2021年3月1日
(54)【発明の名称】表示装置、配信装置、デジタルサイネージシステムおよび制御方法
(51)【国際特許分類】
   G09G 5/00 20060101AFI20210201BHJP
   G06F 13/00 20060101ALI20210201BHJP
【FI】
   G09G5/00 555D
   G09G5/00 550X
   G09G5/00 510H
   G09G5/00 510V
   G09G5/00 510B
   G06F13/00 547V
【審査請求】未請求
【請求項の数】10
【出願形態】OL
【全頁数】24
(21)【出願番号】特願2019-151868(P2019-151868)
(22)【出願日】2019年8月22日
(71)【出願人】
【識別番号】000006013
【氏名又は名称】三菱電機株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100088672
【弁理士】
【氏名又は名称】吉竹 英俊
(74)【代理人】
【識別番号】100088845
【弁理士】
【氏名又は名称】有田 貴弘
(72)【発明者】
【氏名】上野 弘
【テーマコード(参考)】
5B084
5C182
【Fターム(参考)】
5B084AA07
5B084AA12
5B084AB04
5B084AB07
5B084AB32
5B084AB35
5B084BA02
5B084BB03
5B084DA02
5B084DB01
5B084DC02
5C182AA03
5C182AB11
5C182BA01
5C182BA03
5C182BB01
5C182BB27
5C182BC22
5C182BC25
5C182BC26
(57)【要約】
【課題】表示装置を通信網および配信装置と通信可能に接続させることを迅速に行なう。
【解決手段】外部メモリ機器M1は、通信部14が通信網3および配信装置20と通信可能に接続するための通信設定データを記憶している。外部メモリ機器M1がデータ入出力部13に装着された場合、情報処理部12は、当該外部メモリ機器M1に記憶されている通信設定データに基づいて、通信部14を通信網3および配信装置20と通信可能に接続させる処理を行なう。
【選択図】図2
【特許請求の範囲】
【請求項1】
通信網を介して配信装置と通信可能に接続する機能を有する表示装置であって、
通信を行う機能を有する通信部と、
データを記憶可能な外部メモリ機器を装着可能な第1データ入出力部と、
第1情報処理部とを備え、
前記外部メモリ機器が前記第1データ入出力部に装着された状態において前記第1情報処理部が当該外部メモリ機器にアクセス可能なように、当該第1データ入出力部は構成されており、
前記外部メモリ機器は、前記通信部が前記通信網および前記配信装置と通信可能に接続するための第1通信設定データを記憶しており、
前記外部メモリ機器が前記第1データ入出力部に装着された場合、前記第1情報処理部は、当該外部メモリ機器に記憶されている前記第1通信設定データに基づいて、前記通信部を前記通信網および前記配信装置と通信可能に接続させる処理を行なう、
表示装置。
【請求項2】
前記表示装置は、さらに、
コンテンツを表示する機能を有する表示部を備え、
前記第1情報処理部は、前記配信装置から前記表示装置に対し配信される前記コンテンツを前記表示部に表示させる、
請求項1に記載の表示装置。
【請求項3】
前記表示装置は、さらに、
操作者による操作を受付ける操作部を備え、
前記第1情報処理部は、前記表示装置を識別するための1以上の固有名称を前記表示部に表示させる処理を行い、
前記操作部が受付けた操作である入力操作が、前記1以上の固有名称のうち特定の固有名称を選択するための操作である場合、前記第1情報処理部は、選択された前記特定の固有名称と前記表示装置とを関連付ける処理を行なう、
請求項2に記載の表示装置。
【請求項4】
前記表示装置は、さらに、
前記表示装置に割当てられた固有のID情報を記憶している第1記憶部を備え、
前記外部メモリ機器が前記第1データ入出力部に装着された状態において、前記第1情報処理部は、前記ID情報を前記外部メモリ機器に記憶させる、
請求項1から3のいずれか1項に記載の表示装置。
【請求項5】
請求項1から4のいずれか1項に記載の前記表示装置を含む複数の表示装置と通信可能に接続する機能と、当該複数の表示装置へコンテンツを配信する機能とを有する配信装置であって、
前記外部メモリ機器を装着可能な第2データ入出力部と、
第2情報処理部とを備え、
前記外部メモリ機器が前記第2データ入出力部に装着された状態において前記第2情報処理部が当該外部メモリ機器にアクセス可能なように、当該第2データ入出力部は構成されており、
前記外部メモリ機器が前記第2データ入出力部に装着された場合、前記第2情報処理部は、前記配信装置が前記通信網および前記複数の表示装置と通信可能に接続するための第2通信設定データを当該外部メモリ機器に記憶させる、
配信装置。
【請求項6】
前記配信装置は、さらに、
データを記憶可能な第2記憶部を備え、
前記外部メモリ機器は、前記複数の表示装置の各々に割当てられた固有のID情報を記憶しており、
前記外部メモリ機器が前記第2データ入出力部に装着された状態において、前記第2情報処理部は、当該外部メモリ機器に記憶されている、前記複数の表示装置の各々の前記ID情報を前記第2記憶部に記憶させる、
請求項5に記載の配信装置。
【請求項7】
請求項1から4のいずれか1項に記載の前記表示装置を複数備え、かつ、請求項5または6に記載の配信装置を備えるデジタルサイネージシステムであって、
前記デジタルサイネージシステムが、複数の前記表示装置を、前記通信網を介して、前記配信装置と通信可能に接続させる処理を行なう、
デジタルサイネージシステム。
【請求項8】
請求項7に記載の前記デジタルサイネージシステムが行う制御方法であって、
前記配信装置が前記通信網と通信可能に接続するための第1データを設定する配信装置接続設定ステップと、
前記配信装置と通信可能に接続する対象となる前記複数の表示装置の、通信に関する第2データと、当該複数の表示装置の各々を識別するための固有名称とを設定する表示装置情報設定ステップと、
前記外部メモリ機器が前記第2データ入出力部に装着された状態において、前記第1データと、前記第2データと、前記固有名称とを含むデータを前記外部メモリ機器に記憶させる設定データ記憶ステップとを備える、
制御方法。
【請求項9】
前記制御方法は、さらに、
前記設定データ記憶ステップの後に行われる表示装置接続設定ステップと、
前記表示装置接続設定ステップの後に行われる接続先設定ステップと、
前記接続先設定ステップの後に行われるID情報記憶ステップとを備え、
前記表示装置接続設定ステップでは、前記複数の表示装置に含まれる特定の表示装置が前記通信網と通信可能に接続するための第3データを、当該特定の表示装置が、前記外部メモリ機器から読み出して、当該第3データを設定し、
前記接続先設定ステップでは、前記特定の表示装置が前記配信装置と通信可能に接続するための第4データを、当該特定の表示装置が、前記外部メモリ機器から読み出して、当該第4データを設定し、
前記ID情報記憶ステップでは、前記特定の表示装置が、当該特定の表示装置に割当てられた固有のID情報を前記外部メモリ機器に記憶させる、
請求項8に記載の制御方法。
【請求項10】
前記配信装置は、
データを記憶可能な第2記憶部を備え、
前記制御方法は、さらに、
前記ID情報記憶ステップの後に行われる表示装置登録ステップと、
前記表示装置登録ステップの後に行われる表示装置接続確認ステップとを備え、
前記表示装置登録ステップでは、
(a1)前記配信装置が、前記外部メモリ機器から前記ID情報を読み出し、
(a2)前記配信装置が、前記ID情報を前記第2記憶部に記憶させ、
前記表示装置接続確認ステップでは、前記配信装置が、当該配信装置が前記複数の表示装置と通信可能に接続されたことを確認する、
請求項9に記載の制御方法。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、通信に関する処理を行なう表示装置、配信装置、デジタルサイネージシステムおよび制御方法に関する。
【背景技術】
【0002】
近年、デジタルサイネージシステム(Digital Signage System)が急速に普及している。デジタルサイネージシステムは、例えば、店舗、オフィス、レストラン、工場などの建屋内に導入され、設置されている。デジタルサイネージシステムでは、表示装置が、例えば、顧客向けの製品広告の映像を表示する。また、デジタルサイネージシステムでは、表示装置が、例えば、従業員向けの社内情報を表示する。
【0003】
特許文献1には、デジタルサイネージシステムとしての情報処理システムの構成(以下、「関連構成A」ともいう)が開示されている。関連構成Aでは、配信サーバ(配信装置)が、コンテンツデータを、ネットワークを介して、複数の表示コントローラ(表示装置)へ選択的に送信する。コンテンツデータを受信した各表示コントローラは受信した当該コンテンツデータを再生する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特許第4650547号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
デジタルサイネージシステムでは、配信装置と、通信網を介して当該配信装置と通信可能に接続する機能を有する表示装置とを含む。このようなデジタルサイネージシステムを稼動させるためには、表示装置を通信網および配信装置と通信可能に接続させる設定等を行なう必要がある。このような設定を、操作者が行なう場合、当該設定に時間がかかる。
【0006】
そこで、表示装置を通信網および配信装置と通信可能に接続させることを迅速に行なうことが要求される。関連構成Aでは、この要求を満たすことはできない。
【0007】
本発明は、このような問題を解決するためになされたものであり、表示装置を通信網および配信装置と通信可能に接続させることを迅速に行なうことが可能な表示装置等を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記目的を達成するために、本発明の一態様に係る表示装置は、通信網を介して配信装置と通信可能に接続する機能を有する。前記表示装置は、通信を行う機能を有する通信部と、データを記憶可能な外部メモリ機器を装着可能な第1データ入出力部と、第1情報処理部とを備え、前記外部メモリ機器が前記第1データ入出力部に装着された状態において前記第1情報処理部が当該外部メモリ機器にアクセス可能なように、当該第1データ入出力部は構成されており、前記外部メモリ機器は、前記通信部が前記通信網および前記配信装置と通信可能に接続するための第1通信設定データを記憶しており、前記外部メモリ機器が前記第1データ入出力部に装着された場合、前記第1情報処理部は、当該外部メモリ機器に記憶されている前記第1通信設定データに基づいて、前記通信部を前記通信網および前記配信装置と通信可能に接続させる処理を行なう。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、外部メモリ機器は、通信部が通信網および配信装置と通信可能に接続するための第1通信設定データを記憶している。前記外部メモリ機器が前記第1データ入出力部に装着された場合、第1情報処理部は、当該外部メモリ機器に記憶されている前記第1通信設定データに基づいて、前記通信部を前記通信網および配信装置と通信可能に接続させる処理を行なう。
【0010】
これにより、外部メモリ機器が第1データ入出力部に装着されることにより、操作者が設定等を行なうことなく、表示装置を通信網および配信装置と通信可能に接続させることを迅速に行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
【0011】
図1】実施の形態1に係るデジタルサイネージシステムの構成を示すブロック図である。
図2】実施の形態1に係る表示装置の構成を示すブロック図である。
図3】実施の形態1に係る配信装置の構成を示すブロック図である。
図4】実施の形態1に係るデジタルサイネージシステムが行う制御処理を説明するための図である。
図5】実施の形態1に係るデジタルサイネージシステムが行う制御処理のフローチャートである。
図6】実施の形態1に係る配信装置によって生成された設定データAの一例を示す図である。
図7】実施の形態1に係る1台目の表示装置によって更新された設定データBの一例を示す図である。
図8】実施の形態1に係るデジタルサイネージシステムが行う制御処理を説明するための図である。
図9】実施の形態1に係る2台目の表示装置によって更新された設定データCの一例を示す図である。
図10】実施の形態1に係る配信装置に記憶された表示装置データの一例を示す図である。
図11】実施の形態1に係る表示装置の特徴的な機能構成を示すブロック図である。
【発明を実施するための形態】
【0012】
以下、図面を参照しつつ、実施の形態について説明する。以下の図面では、同一の各構成要素には同一の符号を付してある。同一の符号が付されている各構成要素の名称、および機能は同じである。したがって、同一の符号が付されている各構成要素の一部についての詳細な説明を省略する場合がある。
【0013】
<実施の形態1>
図1は、実施の形態1に係るデジタルサイネージシステム100の構成を示すブロック図である。図1を参照して、デジタルサイネージシステム100は、複数の表示装置10と、配信装置20と、通信網3とを備える。図1では、一例として、2台の表示装置10が示されている。通信網3は、例えば、LAN(Local Area Network)等のネットワークである。
【0014】
各表示装置10は、通信網3を介して配信装置20と通信可能に接続する機能を有する。すなわち、各表示装置10は、ネットワークに接続可能な装置である。各表示装置10は、例えば、ディスプレイ、STB(Set Top Box)等である。
【0015】
通信網3には、後述の処理により、当該2台の表示装置10と配信装置20とが通信可能に接続される。配信装置20は、例えば、サーバである。配信装置20は、通信網3を介して、各表示装置10と通信可能に接続する機能を有する。配信装置20は、コンテンツ、当該コンテンツの放映スケジュール等を記憶している。また、配信装置20は、各表示装置10へ、コンテンツ、放映スケジュール等を配信する機能とを有する。
【0016】
以下においては、デジタルサイネージシステム100に含まれる2台の表示装置10を、それぞれ、表示装置10a,10bともいう。なお、デジタルサイネージシステム100に含まれる表示装置10の数は2に限定されず、1または3以上であってもよい。
【0017】
次に、表示装置10の構成について説明する。図2は、実施の形態1に係る表示装置10の構成を示すブロック図である。図2を参照して、表示装置10は、操作部11と、情報処理部12と、データ入出力部13と、通信部14と、表示部15と、記憶部16とを備える。
【0018】
記憶部16は、RAM(Random Access Memory)などの一時記憶メモリとHDD(Hard Disk Drive)などの不揮発性メモリとを含む。記憶部16は、制御プログラム17および通信設定データ18を記憶している。なお、後述の配信処理が行なわれた場合、記憶部16に、コンテンツC1および放映スケジュール19が記憶される。
【0019】
制御プログラム17は、表示装置10の制御を行うためのプログラムである。制御プログラム17は、情報処理部12により実行される。通信設定データ18は、表示装置10の通信部14が、通信網3および配信装置20と通信可能に接続するためのデータである。コンテンツC1は、例えば、表示対象となるコンテンツである。当該コンテンツは、例えば、動画、静止画などの映像である。なお、コンテンツC1は、動画、静止画に限定されず、例えば、webサーバが配信するwebコンテンツであってもよい。放映スケジュール19は、コンテンツC1を表示部15に表示させるスケジュールである。
【0020】
操作部11は、操作者による操作を受付ける機能を有する。操作部11は、例えば、リモコンである。以下においては、操作部11が受付けた操作を、「入力操作」ともいう。
【0021】
情報処理部12は、例えば、CPU(Central Processing Unit)などのプロセッサーである。情報処理部12は、操作部11が受付けた入力操作に対応する操作信号を受信する。情報処理部12は、受信した操作信号に基づいて、表示装置10の動作を制御する。情報処理部12は、例えば、データ入出力部13を制御する。
【0022】
データ入出力部13は、外部メモリ機器M1を装着可能なインターフェイスである。外部メモリ機器M1は、データを記憶可能な機器である。外部メモリ機器M1は、操作者が持ち運び可能な媒体である。外部メモリ機器M1は、例えば、USB(Universal Serial Bus)メモリ、SD(Secure Digital)カード等である。なお、外部メモリ機器M1は、例えば、汎用のメモリであってもよい。
【0023】
以下においては、外部メモリ機器M1がデータ入出力部13に装着された状態を、「メモリ装着状態」ともいう。メモリ装着状態において情報処理部12が外部メモリ機器M1にアクセス可能なように、データ入出力部13は構成されている。また、以下においては、外部メモリ機器M1がデータ入出力部13に装着されていない状態を、「メモリ非装着状態」ともいう。
【0024】
通信部14は、通信を行う機能を有する。通信部14が行なう通信は、無線通信および有線通信のどちらであってもよい。通信部14は、通信網3および配信装置20と通信を行う機能を有する。通信部14は、例えば、当該通信部14が通信網3を介して配信装置20と通信可能に接続された状態において、当該配信装置20と、定期的な通信、イベントに伴う通信等を行う。
【0025】
表示部15は、コンテンツを表示する機能を有する。表示部15は、例えば、液晶パネルである。
【0026】
なお、表示装置10bの構成は、表示装置10aの構成と同じである。そこで、表示装置10a,10bの各々が備える構成要素を区別するために、以下のように、符号を定義する。
【0027】
まず、表示装置10が備える各構成要素の符号に、接尾記号「a」を追記した符号を有する当該構成要素を、表示装置10aの構成要素とする。例えば、表示装置10の記憶部16の符号「16」に「a」が追記された符号「16a」で特定される記憶部の符号は、「16a」である。
【0028】
そのため、図2のように、表示装置10aは、操作部11aと、情報処理部12aと、データ入出力部13aと、通信部14aと、表示部15aと、記憶部16aとを備える。また、記憶部16aは、制御プログラム17a、通信設定データ18aおよびID情報A(図示せず)を記憶している。なお、後述の配信処理が行なわれた場合、記憶部16aに、コンテンツC1aおよび放映スケジュール19aが記憶される。
【0029】
ID情報Aは、表示装置10aに割当てられた固有のID情報である。ID情報Aは、例えば、MACアドレス(Media Access Control Address)である。
【0030】
通信設定データ18aは、表示装置10aの通信部14aが、通信網3および配信装置20と通信可能に接続するためのデータである。通信設定データ18aは、データa1と、データa2とを含む。データa1は、通信部14aが通信網3と通信可能に接続するためのデータである。データa2は、通信部14aが配信装置20と通信可能に接続するためのデータである。
【0031】
また、表示装置10が備える各構成要素の符号に、接尾記号「b」を追記した符号を有する当該構成要素を、表示装置10bの構成要素とする。そのため、表示装置10bは、操作部11bと、情報処理部12bと、データ入出力部13bと、通信部14bと、表示部15bと、記憶部16bとを備える。また、記憶部16bは、制御プログラム17b、通信設定データ18bおよびID情報B(図示せず)を記憶している。なお、後述の配信処理が行なわれた場合、記憶部16bに、コンテンツC1bおよび放映スケジュール19bが記憶される。
【0032】
ID情報Bは、表示装置10bに割当てられた固有のID情報である。ID情報Bは、例えば、MACアドレスである。
【0033】
なお、制御プログラム17aは、選択UI(User Interface)Aを含むのに対し、制御プログラム17bは、選択UIBを含む。選択UIAおよび選択UIBの各々は、例えば、アプリケーションにおける一つの機能である。
【0034】
通信設定データ18bは、表示装置10bの通信部14bが、通信網3および配信装置20と通信可能に接続するためのデータである。通信設定データ18bは、データb1と、データb2とを含む。データb1は、通信部14bが通信網3と通信可能に接続するためのデータである。データb2は、通信部14bが配信装置20と通信可能に接続するためのデータである。
【0035】
また、通信設定データ18aの一部は、通信設定データ18bの一部と異なっている。具体的には、通信設定データ18aのデータa1は、通信設定データ18bのデータb1と異なっている。また、通信設定データ18aのデータa2は、通信設定データ18bのデータb2と同一である。
【0036】
なお、コンテンツC1bおよび放映スケジュール19bは、コンテンツC1aおよび放映スケジュール19aと異なる。なお、コンテンツC1bおよび放映スケジュール19bは、コンテンツC1aおよび放映スケジュール19aと同一であってもよい。
【0037】
次に、配信装置20の構成について説明する。図3は、実施の形態1に係る配信装置20の構成を示すブロック図である。図3を参照して、配信装置20は、操作部21と、情報処理部22と、データ入出力部23と、通信部24と、記憶部26とを備える。
【0038】
通信部24は、通信を行う機能を有する。通信部24が行なう通信は、無線通信および有線通信のどちらであってもよい。通信部24は、通信網3、および、複数の表示装置10と通信を行う機能を有する。通信部24は、例えば、当該通信部24が通信網3を介して複数の表示装置10と通信可能に接続された状態において、当該複数の表示装置10と、定期的な通信、イベントに伴う通信等を行う。
【0039】
記憶部26は、データを記憶可能なメモリである。記憶部26の機能および構成は、記憶部16の機能および構成と同じである。そのため、記憶部26は、例えば、一時記憶メモリと不揮発性メモリとを含む。
【0040】
記憶部26は、制御プログラム27、通信設定データ28、コンテンツC10および放映スケジュール29を記憶している。なお、後述の表示装置登録ステップ(S109)が行なわれた場合、記憶部26に、表示装置データD1が記憶される。
【0041】
制御プログラム27は、配信装置20の制御を行うためのプログラムである。制御プログラム27は、情報処理部22により実行される。制御プログラム27は、設定UIAと、設定UIBと、確認UIとを含む。設定UIA、設定UIBおよび確認UIの各々は、例えば、アプリケーションにおける一つの機能である。
【0042】
通信設定データ28は、配信装置20の通信部24が通信網3および複数の表示装置10と通信可能に接続するためのデータである。通信設定データ28は、データs1と、データs2とを含む。データs1は、通信部24が通信網3と通信可能に接続するためのデータである。データs2は、通信部24が複数の表示装置10と通信可能に接続するためのデータである。
【0043】
表示装置データD1は、詳細は後述するが、例えば、表示装置に関連付けられた通信情報(例えば、IPアドレス)を示すデータである。コンテンツC10は、表示装置10a用のコンテンツC1aと、表示装置10b用のコンテンツC1bとを含む。コンテンツC1aは、配信装置20が表示装置10aへ配信するコンテンツである。コンテンツC1bは、配信装置20が表示装置10bへ配信するコンテンツである。
【0044】
放映スケジュール29は、表示装置10a用の放映スケジュール19aと、表示装置10b用の放映スケジュール19bとを含む。放映スケジュール19aは、コンテンツC1aを表示装置10aに表示させるスケジュールである。放映スケジュール19bは、コンテンツC1bを表示装置10bに表示させるスケジュールである。
【0045】
操作部21は、操作者による操作を受付ける機能を有する。操作部21は、例えば、キーボードである。以下においては、操作部21が受付けた操作を、「入力操作」ともいう。
【0046】
情報処理部22は、例えば、CPUなどのプロセッサーである。情報処理部22は、操作部21が受付けた入力操作に対応する操作信号を受信する。情報処理部22は、受信した操作信号に基づいて、配信装置20の動作を制御する。
【0047】
データ入出力部23は、外部メモリ機器M1を装着可能なインターフェイスである。以下においては、外部メモリ機器M1がデータ入出力部23に装着された状態を、「メモリ装着状態S」ともいう。メモリ装着状態Sにおいて情報処理部22が外部メモリ機器M1にアクセス可能なように、データ入出力部23は構成されている。また、以下においては、外部メモリ機器M1がデータ入出力部23に装着されていない状態を、「メモリ非装着状態」ともいう。
【0048】
次に、デジタルサイネージシステム100が行う処理(以下、「制御処理」ともいう)について説明する。制御処理は、デジタルサイネージシステム100が行う制御方法である。以下の説明では、処理を分かりやすくするために、表示装置10aと、配信装置20とにおける処理を説明する。以下においては、配信装置20および表示装置10を操作する操作者を、「操作者U1」ともいう。すなわち、操作者U1は、配信装置20、表示装置10aおよび表示装置10bを操作する操作者である。
【0049】
図4は、実施の形態1に係るデジタルサイネージシステム100が行う制御処理を説明するための図である。図5は、実施の形態1に係るデジタルサイネージシステム100が行う制御処理のフローチャートである。なお、図4に示されるステップ番号は、図5に示されるステップ番号に対応する。なお、制御処理が開始される直前における、通信設定データ28、通信設定データ18aおよび通信設定データ18bの各々は、通信に関する情報(例えば、IPアドレス)を示さない初期データである。
【0050】
図4および図5を参照して、制御処理では、まず、配信装置20において、配信装置接続設定ステップが行われる(ステップS100)。配信装置接続設定ステップでは、情報処理部22が、配信装置20が通信網3と通信可能に接続するためのデータ(データs1)を設定する。
【0051】
具体的には、配信装置接続設定ステップでは、まず、操作者U1が、配信装置20の操作部21および前述の設定UIAを使用して、通信用のデータとしてのデータs1を入力する通信設定操作を行う。データs1は、配信装置20が通信網3と通信可能に接続するためのデータである。データs1は、配信装置20のIPアドレスと、サブネットマスクと、デフォルトゲートウェイとを含む。
【0052】
以下においては、配信装置20のIPアドレスを、「IPアドレスSa」ともいう。また、以下においては、サブネットマスクを、「SM」ともいう。また、以下においては、デフォルトゲートウェイを、「GW」ともいう。
【0053】
情報処理部22は、上記の通信設定操作が行われると、入力されたデータs1を通信設定データ28に含める。これにより、通信設定データ28は更新される。
【0054】
また、情報処理部22は、通信接続処理Sを行なう。通信接続処理Sでは、情報処理部22が、通信設定データ28のデータs1に含まれる、IPアドレスSa、サブネットマスクおよびデフォルトゲートウェイを利用して、配信装置20の通信部24を、通信網3と通信可能に接続させる処理を行なう。IPアドレス、サブネットマスクおよびデフォルトゲートウェイを利用した当該通信接続処理Sは、一般的な、通信の設定処理であるので、詳細な説明は省略する。
【0055】
次に、表示装置情報設定ステップが行われる(ステップS101)。表示装置情報設定ステップでは、情報処理部22が、配信装置20と通信可能に接続する対象となる複数の表示装置10の、通信に関するデータと、当該複数の表示装置10の各々を識別するための固有名称とを設定する。通信に関するデータとは、各表示装置10に割当てるためのIPアドレスである。以下においては、表示装置10に割当てるためのIPアドレスを、「IPアドレスCa」ともいう。
【0056】
具体的には、表示装置情報設定ステップでは、まず、操作者U1が、操作部21および前述の設定UIBを使用して、表示装置情報を入力する情報入力操作を行う。表示装置情報は、接続台数と、複数の固有名称とを含む。接続台数とは、配信装置20と通信可能に接続する対象となる表示装置10の台数である。接続台数は、表示装置情報に含まれる固有名称の数と同じである。例えば、接続台数が2である場合、固有名称の数は、2である。
【0057】
固有名称は、表示装置10を識別するための名称である。固有名称には、操作者U1以外の人間が、当該固有名称を容易に認識できるような名称が設定されることが望ましい。固有名称は、例えば、表示装置の設置場所、表示装置の用途等の名称が設定される。固有名称は、例えば、図6が示す後述の設定データAに示される、「1Fフロア」、「2Fフロア」等である。
【0058】
情報処理部22は、上記の情報入力操作が行われると、表示装置情報の接続台数に基づいて、複数のIPアドレスCaを設定する。設定されるIPアドレスCaの数は、表示装置情報に含まれる接続台数と同じである。なお、複数のIPアドレスCaは、IPアドレスSaと重複しないように設定される。また、複数のIPアドレスCaは、IPアドレスSaから連番となるように、自動で採番が行なわれる。
【0059】
次に、情報処理部22は、設定された複数のIPアドレスCaと、表示装置情報に含まれる複数の固有名称とを関連付けて、通信設定データ28に含める。これにより、通信設定データ28は更新される。
【0060】
更新された通信設定データ28は、前述のデータs1と、データs2とを含む。データs2は、複数のIPアドレスCaと、複数の固有名称とを示すデータである。すなわち、データs1およびデータs2を含む通信設定データ28は、データs1と、IPアドレスCaと、固有名称とを含むデータである。
【0061】
次に、設定データ記憶ステップが行われる(ステップS102)。設定データ記憶ステップでは、要約すれば、外部メモリ機器M1がデータ入出力部23に装着された場合、情報処理部22は、配信装置20が通信網3および複数の表示装置10と通信可能に接続するための通信設定データを当該外部メモリ機器M1に記憶させる。
【0062】
具体的には、設定データ記憶ステップでは、まず、操作者U1が、外部メモリ装着動作Msを行なう。外部メモリ装着動作Msは、操作者U1が、配信装置20のデータ入出力部23に外部メモリ機器M1を装着する動作である。外部メモリ装着動作Msにより、外部メモリ機器M1がデータ入出力部23に装着され、データ入出力部23の状態が、メモリ装着状態Sとなる。
【0063】
次に、外部メモリ機器M1がデータ入出力部23に装着されたメモリ装着状態Sにおいて、情報処理部22は、ステップS101により更新された最新の通信設定データ28を外部メモリ機器M1に記憶させる。外部メモリ機器M1に記憶された通信設定データ28は、配信装置20の通信部24が通信網3および複数の表示装置10と通信可能に接続するためのデータである。
【0064】
ここで、以下の前提Pm1のもとで、ステップS100からS102が行われた場合に、外部メモリ機器M1が記憶しているデータを、「設定データA」ともいう。設定データAは、ステップS102により、外部メモリ機器M1に記憶された通信設定データ28である。
【0065】
次に、設定データAについて説明する。図6は、設定データAの一例を示す図である。図6を参照して、設定データAは、ステップS100で設定された、配信装置20のIPアドレスSa(IP)、サブネットマスク(SM)およびデフォルトゲートウェイ(GW)を示す。また、設定データAは、ステップS101で設定された、接続台数分のIPアドレスCa、および、複数の固有名称を示す。
【0066】
図6に示されるように、前提Pm1では、ステップS100で設定された配信装置20のIPアドレスSaは、「192.168.0.100」である。また、前提Pm1では、ステップS101おいて入力された「接続台数」は2である。これにより、図6のように、2台の表示装置として、「表示装置A」および「表示装置B」が設定される。
【0067】
また、前提Pm1では、ステップS101において、「表示装置A」および「表示装置B」に、それぞれ、2つのIPアドレスCaが設定される。当該2つのIPアドレスCaは、それぞれ、「192.168.0.101」および「192.168.0.102」である。
【0068】
また、前提Pm1では、「表示装置A」に、固有名称として「1Fフロア」が設定される。また、前提Pm1では、「表示装置B」に、固有名称として「2Fフロア」が設定される。また、前提Pm1では、ステップS101において、IPアドレスCa「192.168.0.101」に固有名称「1Fフロア」が関連付けられる。また、前提Pm1では、ステップS101において、IPアドレスCa「192.168.0.102」に固有名称「2Fフロア」が関連付けられる。
【0069】
再び、図4を参照して、ステップS102の後、表示装置10aにおいて、表示装置接続設定ステップが行われる(ステップS103)。
【0070】
表示装置接続設定ステップでは、要約すれば、外部メモリ機器M1がデータ入出力部13に装着された場合、情報処理部12aは、当該外部メモリ機器M1に記憶されている通信設定データに基づいて、通信部14aを通信網3と通信可能に接続させる処理を行なう。
【0071】
具体的には、表示装置接続設定ステップでは、まず、操作者U1が、外部メモリ装着動作Maを行なう。外部メモリ装着動作Maは、操作者U1が、表示装置10aのデータ入出力部13aに外部メモリ機器M1を装着する動作である。外部メモリ装着動作Maが行なわれることにより、表示装置10aのデータ入出力部13aの状態は、メモリ装着状態になる。
【0072】
この時点の外部メモリ機器M1は、通信設定データとしての設定データAを記憶している。設定データAは、通信部14aが通信網3および配信装置20と通信可能に接続するためのデータである。設定データAは、前述のデータs1およびデータs2を含む。
【0073】
次に、情報処理部12aが、外部メモリ機器M1の設定データAから、1以上の固有名称を読み出す。次に、情報処理部12aは、1以上の固有名称を表示部15aに表示させる処理を行う。具体的には、情報処理部12aは、前述の選択UIAを使用して、読み出した固有名称を、リスト形式で、表示部15aに表示させる。
【0074】
以下においては、表示部15aが表示している1以上の固有名称のうち、操作者U1が、表示装置10aに設定されることを望む固有名称を、「対象固有名称A」ともいう。
【0075】
次に、操作者U1が、表示装置10aの操作部11aおよび選択UIAを使用して、対象固有名称Aを選択するための選択操作を行なう。これにより、操作部11aは、入力操作としての選択操作を受付ける。
【0076】
以下においては、設定データAにおいて、選択された対象固有名称Aに関連付けされているIPアドレスCaを、「対象IPアドレスCa」ともいう。例えば、設定データAが、図6の設定データAであり、かつ、選択された対象固有名称Aが、「1Fフロア」であると仮定する。この場合、対象IPアドレスCaは、「192.168.0.101」である。
【0077】
操作部11aが受付けた入力操作が、対象固有名称Aを選択するための選択操作である場合、情報処理部12aは、外部メモリ機器M1の設定データAから、対象IPアドレスCaと、データs1とを読み出す。データs1は、ステップS100で設定された、IPアドレスSa、サブネットマスクおよびデフォルトゲートウェイである。
【0078】
そして、情報処理部12aは、対象IPアドレスCaと、データs1とを、表示装置10aの記憶部16aの通信設定データ18aに含める。これにより、通信設定データ18aは更新される。通信設定データ18aに含まれる対象IPアドレスCaは、表示装置10aに割り当てられたIPアドレスである。以下においては、表示装置10aに割当てられたIPアドレスを、「表示装置IPアドレスA」または「表示装置10aのIPアドレス」ともいう。
【0079】
また、情報処理部12aは、選択された固有名称と表示装置10aとを関連付ける処理を行なう。具体的には、情報処理部12aは、選択された対象固有名称Aも、記憶部16aの通信設定データ18aに含める。なお、通信設定データ18aにおいて、選択された対象固有名称Aは、表示装置IPアドレスA(すなわち、表示装置10a)と関連付けられる。これにより、通信設定データ18aは更新される。
【0080】
また、表示装置接続設定ステップでは、情報処理部12aは、通信接続処理A1を行なう。通信接続処理A1では、情報処理部12aが、更新された最新の通信設定データ18aに含まれる、表示装置IPアドレスA、サブネットマスクおよびデフォルトゲートウェイを利用して、表示装置10aの通信部14aを、通信網3と通信可能に接続させる処理を行なう。表示装置10aのIPアドレス、サブネットマスクおよびデフォルトゲートウェイを利用した当該通信接続処理A1は、一般的な、通信の設定処理であるので、詳細な説明は省略する。
【0081】
以上により、表示装置接続設定ステップでは、表示装置10aの通信部14aが通信網3と通信可能に接続するためのデータ(表示装置IPアドレスA、サブネットマスクおよびデフォルトゲートウェイ)を、当該表示装置10aが、外部メモリ機器M1から読み出して、当該データを設定する。そして、情報処理部12aは、表示装置10aの通信部14aを通信網3と通信可能に接続させる処理を行なう。
【0082】
次に、接続先設定ステップが行われる(ステップS104)。以下においては、配信装置20に割当てられているIPアドレスSaを、「配信装置IPアドレス」または「配信装置20のIPアドレス」ともいう。
【0083】
操作者U1が外部メモリ装着動作Maを行なった場合に行なわれる接続先設定ステップでは、要約すれば、外部メモリ機器M1がデータ入出力部13aに装着された場合、情報処理部12aは、当該外部メモリ機器M1に記憶されている通信設定データに基づいて、通信部14aを配信装置20と通信可能に接続させる処理を行なう。
【0084】
具体的には、情報処理部12aが、外部メモリ機器M1の設定データAから、接続先としての配信装置IPアドレスを読み出す。そして、情報処理部12aは、配信装置IPアドレスを、記憶部16aの通信設定データ18aに含める。これにより、通信設定データ18aは更新される。
【0085】
また、情報処理部12aは、通信接続処理A2を行なう。通信接続処理A2では、情報処理部12aは、更新された最新の通信設定データ18aに含まれる配信装置IPアドレスに基づいて、通信部14aを配信装置20と通信可能に接続させる処理を行なう。
【0086】
具体的には、通信接続処理A2では、情報処理部12aが、通信設定データ18aに含まれる配信装置IPアドレスを利用して、表示装置10aの通信部14aを、通信網3を介して、配信装置20と通信可能に接続させる処理を行なう。配信装置20のIPアドレスを利用した当該通信接続処理A2は、一般的な、通信の設定処理であるので、詳細な説明は省略する。
【0087】
以上により、接続先設定ステップでは、表示装置10aの通信部14aが配信装置20と通信可能に接続するためのデータ(配信装置IPアドレス)を、当該表示装置10aの情報処理部12aが、外部メモリ機器M1から読み出して、当該データを設定する。そして、情報処理部12aが、表示装置10aの通信部14aを、通信網3を介して、配信装置20と通信可能に接続させる処理を行なう。
【0088】
次に、ID情報記憶ステップが行われる(ステップS105)。ID情報記憶ステップでは、表示装置10aの情報処理部12aは、外部メモリ機器M1がデータ入出力部13aに装着されたメモリ装着状態において、記憶部16aに記憶されているID情報Aを外部メモリ機器M1に記憶させる。
【0089】
具体的には、ID情報記憶ステップでは、情報処理部12aは、ID情報AとしてのMACアドレスを外部メモリ機器M1の設定データAに追記する。以下においては、ID情報Aが追記された設定データAを、「設定データB」ともいう。
【0090】
図7は、設定データBの一例を示す図である。図7を参照して、設定データBは、図6の設定データAと比較して、ID情報AとしてのMACアドレスが追記されている点が異なる。設定データBのそれ以外の内容は、設定データAと同様である。
【0091】
設定データBの例では、表示装置10aが「表示装置A」に設定されており、表示装置10aのMACアドレスが、「表示装置A」のMACアドレスとして追記されている。
【0092】
次に、ステップS105の後、表示装置10bにおいて、表示装置接続設定ステップが行われる(図5および図8のステップS106)。ステップS106の表示装置接続設定ステップでは、まず、操作者U1が、外部メモリ装着動作Mbを行なう。外部メモリ装着動作Mbは、操作者U1が、表示装置10bのデータ入出力部13bに外部メモリ機器M1を装着する動作である。
【0093】
外部メモリ装着動作Mbが行なわれることにより、表示装置10bのデータ入出力部13bの状態は、メモリ装着状態になる。この時点の外部メモリ機器M1は、通信設定データとしての設定データBを記憶している。以下においては、前述のステップS103において、表示装置10aに設定された固有名称を、「設定済固有名称」ともいう。
【0094】
次に、情報処理部12bが、外部メモリ機器M1の設定データBから、設定済固有名称以外の固有名称を読み出す。次に、情報処理部12bは、前述の選択UIBを使用して、読み出した固有名称をリスト形式で、表示部15bに表示させる。
【0095】
なお、表示部15bがリスト形式で表示する固有名称は、設定データBにおいて、表示装置に固有のID情報がまだ関連付けられていない固有名称である。
【0096】
以下においては、表示部15bが表示している固有名称のうち、操作者U1が、表示装置10bに設定されることを望む固有名称を、「対象固有名称B」ともいう。
【0097】
次に、操作者U1が、表示装置10bの操作部11bおよび選択UIBを使用して、表示部15bが表示している固有名称から、対象固有名称Bを選択するための選択操作を行なう。これにより、操作部11bは、入力操作としての選択操作を受付ける。
【0098】
以下においては、設定データBにおいて、選択された対象固有名称Bに関連付けされているIPアドレスCaを、「対象IPアドレスCa」ともいう。例えば、設定データBが、図7の設定データBであり、かつ、選択された対象固有名称Bが、「2Fフロア」であると仮定する。この場合、対象IPアドレスCaは、「192.168.0.102」である。
【0099】
次に、情報処理部12bは、外部メモリ機器M1の設定データBから、対象IPアドレスCaと、データs1とを読み出す。データs1は、ステップS100で設定された、IPアドレスSa、サブネットマスクおよびデフォルトゲートウェイである。
【0100】
そして、情報処理部12bは、対象IPアドレスCaと、データs1とを、表示装置10bの記憶部16bの通信設定データ18bに含める。これにより、通信設定データ18bは更新される。通信設定データ18bに含まれる対象IPアドレスCaは、表示装置10bに割り当てられたIPアドレスである。以下においては、表示装置10bに割当てられたIPアドレスを、「表示装置IPアドレスB」または「表示装置10bのIPアドレス」ともいう。
【0101】
また、情報処理部12bは、選択された固有名称と表示装置10bとを関連付ける処理を行なう。具体的には、情報処理部12bは、選択された対象固有名称Bも、記憶部16bの通信設定データ18bに含める。なお、通信設定データ18bにおいて、選択された対象固有名称Bは、表示装置IPアドレスB(すなわち、表示装置10b)と関連付けられる。これにより、通信設定データ18bは更新される。
【0102】
また、表示装置接続設定ステップでは、情報処理部12bは、通信接続処理B1を行なう。通信接続処理B1では、情報処理部12bが、更新された最新の通信設定データ18bに含まれる、表示装置IPアドレスB、サブネットマスクおよびデフォルトゲートウェイを利用して、表示装置10bの通信部14bを、通信網3と通信可能に接続させる処理を行なう。表示装置10bのIPアドレス、サブネットマスクおよびデフォルトゲートウェイを利用した当該通信接続処理B1は、一般的な、通信の設定処理であるので、詳細な説明は省略する。
【0103】
次に、接続先設定ステップが行われる(ステップS107)。ステップS107の接続先設定ステップでは、情報処理部12bが、外部メモリ機器M1の設定データBから、接続先としての配信装置IPアドレスを読み出す。そして、情報処理部12bは、配信装置IPアドレスを、記憶部16bの通信設定データ18bに含める。これにより、通信設定データ18bは更新される。
【0104】
また、情報処理部12bは、通信接続処理B2を行なう。通信接続処理B2では、情報処理部12bが、更新された最新の通信設定データ18bに含まれる配信装置IPアドレスを利用して、表示装置10bの通信部14bを、通信網3を介して、配信装置20と通信可能に接続させる処理を行なう。
【0105】
上記のステップS103,S104,S106,S107が行なわれることにより、デジタルサイネージシステム100が、複数の表示装置10を、通信網3を介して、配信装置20と通信可能に接続させる処理を行なう。配信装置20のIPアドレスを利用した当該通信接続処理B2は、一般的な、通信の設定処理であるので、詳細な説明は省略する。
【0106】
次に、ID情報記憶ステップが行われる(ステップS108)。ID情報記憶ステップでは、情報処理部12bは、ID情報BとしてのMACアドレスを外部メモリ機器M1の設定データBに追記する。以下においては、ID情報Bが追記された設定データBを、「設定データC」ともいう。
【0107】
図9は、設定データCの一例を示す図である。図9を参照して、設定データCは、図7の設定データBと比較して、ID情報BとしてのMACアドレスが追記されている点が異なる。設定データCのそれ以外の内容は、設定データBと同様である。
【0108】
設定データCの例では、表示装置10bが「表示装置B」に設定されており、表示装置10bのMACアドレスが、「表示装置B」のMACアドレスとして追記されている。
【0109】
次に、ステップS108の後、配信装置20において、表示装置登録ステップが行われる(図5および図8のステップS109)。
【0110】
表示装置登録ステップでは、要約すれば、外部メモリ機器M1がデータ入出力部23に装着されたメモリ装着状態Sにおいて、配信装置20の情報処理部22が、当該外部メモリ機器M1に記憶されている、複数の表示装置10の各々のID情報を記憶部26に記憶させる。
【0111】
具体的には、表示装置登録ステップでは、まず、操作者U1が、外部メモリ装着動作Msaを行なう。外部メモリ装着動作Msaは、操作者U1が、配信装置20のデータ入出力部23に、前述の設定データCを記憶している外部メモリ機器M1を装着する動作である。設定データCは、複数の表示装置10の各々に割当てられた固有のID情報を含む。すなわち、外部メモリ機器M1は、複数の表示装置10の各々のID情報を記憶している。
【0112】
なお、本実施の形態では、一例として、設定データCは、ID情報AおよびID情報Bを含む。そのため、設定データCを記憶している外部メモリ機器M1は、ID情報AおよびID情報Bを記憶している。
【0113】
外部メモリ装着動作Msaにより、外部メモリ機器M1がデータ入出力部23に装着され、データ入出力部23の状態が、メモリ装着状態Sとなる。
【0114】
次に、配信装置20の情報処理部22は、外部メモリ機器M1からID情報を読み出す。具体的には、情報処理部22は、外部メモリ機器M1から、ID情報AおよびID情報Bを含む設定データCを読み出す。
【0115】
そして、情報処理部22は、設定データCを利用して、表示装置データD1を生成する。情報処理部22は、生成した表示装置データD1を、記憶部26に記憶させる。
【0116】
図10は、表示装置データD1の一例を示す図である。図10において、「IP」は、IPアドレスである。また、「SM」は、サブネットマスクである。また、「GW」は、デフォルトゲートウェイである。また、「Name」は、固有名称である。「Status」は、表示装置10の接続状態である。例えば、「Status」の欄の「Connect」は、表示装置10が、配信装置20と通信可能に接続されていることを示す。
【0117】
図10を参照して、表示装置データD1は、配信装置20のIPアドレスSa、サブネットマスクおよびデフォルトゲートウェイを示す。また、表示装置データD1は、表示装置10aに関連付けられた、IPアドレス(表示装置IPアドレスA)、MACアドレス(ID情報A)および固有名称を示す。また、表示装置データD1は、表示装置10bに関連付けられた、IPアドレス(表示装置IPアドレスB)、MACアドレス(ID情報B)および固有名称を示す。また、表示装置データD1は、表示装置10a,10bの各々の接続状態を示す。
【0118】
表示装置登録ステップでは、上記の表示装置データD1が記憶部26に記憶される。これにより、複数の表示装置10に割当てられた複数のID情報(例えば、ID情報A、ID情報B)が、記憶部26に記憶される。
【0119】
再び、図8を参照して、表示装置登録ステップでは、さらに、情報処理部22は、通信接続処理Sを行なう。通信接続処理Sでは、デジタルサイネージシステム100が、複数の表示装置10を、通信網3を介して、配信装置20と通信可能に接続させる処理を行なう。
【0120】
具体的には、通信接続処理Sでは、情報処理部22が、表示装置データD1に含まれる、表示装置10aに関連付けられた表示装置IPアドレスA、および、表示装置10bに関連付けられた表示装置IPアドレスBを利用して、配信装置20の通信部24を、通信網3を介して、表示装置10aおよび表示装置10bと通信可能に接続させる処理を行なう。当該通信接続処理Sは、一般的な、通信の設定処理であるので、詳細な説明は省略する。
【0121】
ステップS100からS109が終了すると、情報処理部22は、通信部24を介して、表示装置10aおよび表示装置10bに対し定期的なアクセスを開始する。
【0122】
次に、表示装置接続確認ステップが行われる(ステップS110)。表示装置接続確認ステップでは、配信装置20が、当該配信装置20が複数の表示装置10と通信可能に接続されたことを確認する。
【0123】
具体的には、表示装置接続確認ステップでは、配信装置20の情報処理部22による、表示装置10aおよび表示装置10bとのアクセスの有無により、情報処理部22が、前述の確認UIを使用して、配信装置20(通信部24)が、表示装置10aおよび表示装置10bと通信可能に接続されたことを確認する。以上により、この制御処理は終了する。
【0124】
なお、ステップS110の終了後、配信装置20の情報処理部22は、例えば、配信処理を行なう。配信処理では、放映スケジュールおよびコンテンツC1が、複数の表示装置10へ配信される。表示装置10では、放映スケジュールおよびコンテンツC1の受信に応じて、表示処理が行われる。表示処理では、要約すれば、表示装置10の情報処理部12が、配信装置20から当該表示装置10に対し配信されるコンテンツC1を表示部15に表示させる。
【0125】
以下、配信処理および表示処理の一例を説明する。配信処理では、例えば、情報処理部22が、通信部24を介して、放映スケジュール29に含まれる放映スケジュール19a、および、コンテンツC10に含まれるコンテンツC1aを、表示装置10aへ配信する。
【0126】
表示装置10aは、放映スケジュール19aおよびコンテンツC1aの受信に応じて、放映スケジュール19aおよびコンテンツC1aを、記憶部16aに記憶させる。そして、表示装置10aは、表示処理を行なう。
【0127】
表示処理では、例えば、表示装置10の情報処理部12が、記憶部16aに記憶されている放映スケジュール19aに基づいて、コンテンツC1aを、表示部15aに表示させる。
【0128】
なお、配信装置20および表示装置10bにおいても、前述の配信処理および表示処理と同様な処理が行なわれる。
【0129】
以上説明したように、本実施の形態によれば、外部メモリ機器M1は、通信部14が通信網3および配信装置20と通信可能に接続するための通信設定データを記憶している。外部メモリ機器M1がデータ入出力部13に装着された場合、情報処理部12は、当該外部メモリ機器M1に記憶されている通信設定データに基づいて、通信部14を通信網3および配信装置20と通信可能に接続させる処理を行なう。
【0130】
これにより、外部メモリ機器M1がデータ入出力部13に装着されることにより、操作者が設定等を行なうことなく、通信部14を通信網3および配信装置20と通信可能に接続させることを迅速に行なうことができる。
【0131】
また、本実施の形態によれば、表示装置10が通信網3と通信可能に接続するためのデータを記憶している外部メモリ機器M1を、表示装置10のデータ入出力部13に装着するだけで、表示装置10の情報処理部12は、当該表示装置10(通信部14)を通信網3と通信可能に接続させる処理を行なう。
【0132】
これにより、表示装置が通信網3と通信可能に接続するために必要な設定作業を、操作者が、簡単に、間違いなく、確実に実行できる。そのため、従来では手間がかかっていた当該設定作業に要する時間を短縮することができる。
【0133】
また、情報処理部12は、記憶部16に記憶されているID情報を、データ入出力部13を介して、外部メモリ機器M1に記憶させる。当該ID情報は、配信装置20が表示装置を管理するために必要な情報である。これにより、表示装置が配信装置20と通信可能に接続するために必要な設定作業を、操作者が、簡単に、間違いなく、確実に実行できる。そのため、従来では手間がかかっていた当該設定作業に要する時間を短縮することができる。
【0134】
以上により、表示装置が通信網3および配信装置20と通信可能に接続するために必要な設定作業を、操作者が、簡単に、間違いなく、確実に実行できる。そのため、従来では手間がかかっていた当該設定作業に要する時間を短縮することができる。また、専門知識が必要な当該設定作業を行なう手間を省くことができる。
【0135】
また、本実施の形態によれば、配信装置20は、操作部21と、情報処理部22と、データ入出力部23と、通信部24と、記憶部26とを備える。操作部21は、操作者による操作を受付ける。情報処理部22は、操作部21が受付けた入力操作に基づいて配信装置20の動作を制御する。外部メモリ機器M1がデータ入出力部23に装着された状態において情報処理部22が当該外部メモリ機器M1にアクセス可能なように、当該データ入出力部23は構成されている。記憶部26は、設定データなどを記憶している。
【0136】
上記の構成を有する配信装置20の情報処理部22は、表示装置10が通信網3および配信装置20と通信可能に接続するための通信設定データを外部メモリ機器M1に記憶させる。これにより、従来では、複数の表示装置に対し行う必要があった設定作業を、配信装置20において一括して行うことができる。そのため、従来では手間がかかっていた当該設定作業に要する時間を短縮することができる。
【0137】
また、本実施の形態によれば、配信装置20の情報処理部22は、外部メモリ機器M1から読み出した、表示装置10aのID情報Aと表示装置10bのID情報Bとを、記憶部26に記憶させる。これにより、表示装置10a,10bを、配信装置20に登録するために必要な設定作業を、操作者が、簡単に、間違いなく、確実に実行できる。そのため、従来では手間がかかっていた当該設定作業に要する時間を短縮することができる。
【0138】
また、表示装置の登録は、配信装置20に対する外部メモリ機器M1の装着により行なわれる。そのため、通信網3が構築される前でも、操作者が、登録のための作業を行うことができる。したがって、設定作業の効率を向上させることができる。
【0139】
また、本実施の形態によれば、上記の特徴を有する複数の表示装置10と、上記の特徴を有する配信装置20とを備えるデジタルサイネージシステム100が構成される。そのため、表示装置の台数が多い大規模なシステムにおいても、従来では手間がかかっていた設定作業に要する時間を短縮することができる。また、操作者が、表示装置の追加、表示装置の変更等を簡単に行うことができる。そのため、システムの拡張性およびメンテナンス性も向上させることができる。
【0140】
なお、表示装置の台数が増えると、各表示装置の設定を、操作者が接続確認を行いながら、手動で行うのは面倒であり、間違いも起こりやすい。また、「なぜ接続できないのか」と思うような状況を操作者が検証する作業にも時間がかかる。
【0141】
一方、本実施の形態の表示装置、配信装置、デジタルサイネージシステムおよび制御方法によれば、半自動で、間違いなく確実に、操作者は上記の設定作業を実行できる。そのため、設置、設定等に要する時間を短縮することができる、また、表示装置を追加導入する場合も、前回、設定作業を行った操作者と異なる別の操作者でも、設定作業を簡単に行うことができる。
【0142】
なお、前述の関連構成Aの情報処理システムでは、複数の表示装置の各々が、ネットワーク等の通信網と通信可能に接続し、かつ、通信網を介して配信装置と通信可能に接続する必要がある。そのため、以下の通信設定A,Bを実行する必要がある。通信設定Aは、各表示装置に対し、当該表示装置が通信網と通信可能に接続するための設定である。通信設定Bは、当該表示装置が通信網を介して配信装置と通信可能に接続するための設定である。なお、通信設定A,Bは、専門知識がないと、実行が困難であるという問題点があった。
【0143】
なお、関連構成Aでは、上記のような通信設定A,Bの方法は示されてなく、通信設定A,Bが完了していることを前提とした構成である。そのため、関連構成Aでは、上記の問題点を解決できない。
【0144】
そこで、本実施の形態のデジタルサイネージシステム100および表示装置10は、上記の効果を奏するための構成を有する。そのため、本実施の形態のデジタルサイネージシステム100および表示装置10により、上記の問題点を解決することができる。
【0145】
(機能ブロック図)
図11は、実施の形態1に係る表示装置BL10の特徴的な機能構成を示すブロック図である。なお、図11には、説明のために、通信網3、配信装置BL20および外部メモリ機器BL30も示されている。
【0146】
表示装置BL10は、表示装置10に相当する。つまり、図11は、表示装置BL10の有する機能のうち、本技術に関わる主要な機能を示すブロック図である。配信装置BL20は、配信装置20に相当する。外部メモリ機器BL30は、外部メモリ機器M1に相当する。
【0147】
表示装置BL10は、通信網3を介して配信装置BL20と通信可能に接続する機能を有する。表示装置BL10は、機能的には、第1データ入出力部BL1と、第1情報処理部BL2と、通信部BL3とを備える。
【0148】
第1データ入出力部BL1は、データを記憶可能な外部メモリ機器BL30を装着可能な構成要素である。第1データ入出力部BL1は、データ入出力部13に相当する。
【0149】
外部メモリ機器BL30が第1データ入出力部BL1に装着された状態において第1情報処理部BL2が当該外部メモリ機器BL30にアクセス可能なように、当該第1データ入出力部BL1は構成されている。第1情報処理部BL2は、情報処理部12に相当する。
【0150】
通信部BL3は、通信を行う機能を有する。通信部BL3は、通信部14に相当する。
【0151】
外部メモリ機器BL30は、通信部BL3が通信網3および配信装置BL20と通信可能に接続するための第1通信設定データを記憶している。
【0152】
外部メモリ機器BL30が第1データ入出力部BL1に装着された場合、第1情報処理部BL2は、当該外部メモリ機器BL30に記憶されている第1通信設定データに基づいて、通信部BL3を通信網3および配信装置BL20と通信可能に接続させる処理を行なう。
【0153】
(その他の変形例)
なお、本発明は、その発明の範囲内において、実施の形態を適宜、変形、省略することが可能である。
【0154】
例えば、表示装置10は、図2で示される全ての構成要素を含まなくてもよい。すなわち、表示装置10は、本技術の効果を実現できる最小限の構成要素のみを含めばよい。
【0155】
また、例えば、配信装置20は、図3で示される全ての構成要素を含まなくてもよい。すなわち、配信装置20は、本技術の効果を実現できる最小限の構成要素のみを含めばよい。
【符号の説明】
【0156】
3 通信網、10,10a,10b,BL10 表示装置、11,11a,11b,21 操作部、12,12a,12b,22 情報処理部、13,13a,13b,23 データ入出力部、14,14a,14b,24,BL3 通信部、15,15a,15b 表示部、16,16a,16b,26 記憶部、20,BL20 配信装置、100 デジタルサイネージシステム、BL30,M1 外部メモリ機器、BL1 第1データ入出力部、BL2 第1情報処理部。
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9
図10
図11