(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】特開2021-34369(P2021-34369A)
(43)【公開日】2021年3月1日
(54)【発明の名称】コネクタ構造
(51)【国際特許分類】
H01R 13/533 20060101AFI20210201BHJP
H01R 24/60 20110101ALI20210201BHJP
【FI】
H01R13/533 D
H01R24/60
【審査請求】有
【請求項の数】10
【出願形態】OL
【全頁数】11
(21)【出願番号】特願2020-32024(P2020-32024)
(22)【出願日】2020年2月27日
(31)【優先権主張番号】108211171
(32)【優先日】2019年8月22日
(33)【優先権主張国】TW
(71)【出願人】
【識別番号】518307488
【氏名又は名称】映興電子股▲フン▼有限公司
(74)【代理人】
【識別番号】110001139
【氏名又は名称】SK特許業務法人
(74)【代理人】
【識別番号】100130328
【弁理士】
【氏名又は名称】奥野 彰彦
(74)【代理人】
【識別番号】100130672
【弁理士】
【氏名又は名称】伊藤 寛之
(72)【発明者】
【氏名】頼柄源
(72)【発明者】
【氏名】頼啓益
(72)【発明者】
【氏名】張忠仁
【テーマコード(参考)】
5E087
5E223
【Fターム(参考)】
5E087EE02
5E087EE11
5E087FF03
5E087FF07
5E087FF13
5E087MM05
5E087QQ04
5E087RR15
5E223AA21
5E223AB62
5E223AB64
5E223AC05
5E223BA01
5E223BB12
(57)【要約】 (修正有)
【課題】揺れと振動を完全に阻止しない状態において、オス連結部材とメス連結部材の揺れまたは振動幅を有効に縮小でき、オス連結部材とメス連結部材は外力を受ける時、微小振幅の揺れまたは振動を行えることで、外力を除去して信号針を守ることを提供する。
【解決手段】コネクタ構造は、オス連結部材10とメス連結部材20を互いに差し込んで連接した後、オス連結部材とメス連結部材との間は最大の揺れと振動空間を有し、さらに当接面141によって阻止面231をその一部に押し当て、凸部が電源コンセントをその一部に当接することで、オス連結部材とメス連結部材内部の三点がしっかり接触し、オス連結部材とメス連結部材は上述の三点でしっかり接触する位置によって振動または揺れの位置限定と支点が形成できる。
【選択図】
図2
【特許請求の範囲】
【請求項1】
オス連結部材と、メス連結部材とを含むコネクタ構造であって、
上記オス連結部材には嵌合リングが形成され、上記嵌合リングの外縁に弾性輪が設けられ、また上記嵌合リングの内縁に第一内壁面が形成され、上記オス連結部材は上記嵌合リングの内部にT字型に信号ベースと仕切り板が設けられ、上記信号ベースに複数の信号針が貫通され、上記オス連結部材には上記仕切り板によって2本の弾性電源棒が設けられ、上記信号ベースは2本の弾性電源棒に向かう一面にすべて凸部が形成され、また上記仕切り板には上記信号針方向に向かって当接面が形成され、
上記メス連結部材には外リングが形成され、上記外リングの内縁に第二内壁面が形成され、また上記メス連結部材は上記外リングの内部に互いに連接する信号コンセントと二つの電源コンセントが突設され、上記信号コンセントにはすべて弾性信号束管が設けられ、上記電源コンセントにはすべて電源接続管が設けられ、上記信号コンセントと上記電源コンセントともに上記第二内壁面と接触せず、また二つの電源コンセントの間はくりぬかれて回避溝が設けられ、上記信号コンセントは上記回避溝に向かって阻止面が形成され、また上記オス連結部材は上記嵌合リングによって上記メス連結部材の外リングに差し込まれ、上記信号コンセントと上記電源コンセントはそれぞれ上記嵌合リングの内部に貫通されることで、上記信号針と上記弾性電源棒はそれぞれ上記弾性信号束管と上記電源接続管に差し込まれ、上記嵌合リングの第一内壁面は上記信号コンセントと上記電源コンセントと接触せず、上記外リングの第二内壁面は上記弾性輪とだけ接触し、上記信号ベースの凸部が上記電源コンセントをその一部に当接させて、上記仕切り板の当接面が上記信号コンセントの阻止面をその一部に当接することを特徴とするコネクタ構造。
【請求項2】
上記オス連結部材は上記嵌合リングの外側底部に第一嵌合部が突設され、また上記メス連結部材は上記外リングの外側開口端に第二嵌合部が突設され、上記第一嵌合部と上記第二嵌合部は互いに当接して固定されることを特徴とする請求項1のコネクタ構造。
【請求項3】
上記メス連結部材の電源コンセントが外へ伸びた長さは上記信号コンセントが外へ伸びた長さより長いため、上記弾性電源棒は先に上記電源接続管に差し込んでガイドされた後、上記信号針が上記弾性信号束管に差し込まれることを特徴とする請求項1のコネクタ構造。
【請求項4】
上記弾性輪は波状に外へ向けて複数の凸リングが突設され、また上記弾性輪は上記凸リングによって上記外リングの第二内壁面に当接されることを特徴とする請求項1のコネクタ構造。
【請求項5】
上記嵌合リングは外表面にリング溝が凹設され、また上記弾性輪が上記リング溝内に収容され、上記凸リングは上記リング溝の外へ突出することで、上記弾性輪の位置限定効果と防水効果を奏することを特徴とする請求項4のコネクタ構造。
【請求項6】
上記オス連結部材は上記嵌合リングの反対方向に電源接続部が形成され、また上記弾性電源棒は上記電源接続部に電線套管が形成され、上記電線套管に正極電線束が貫通され、また上記電線套管は片面にプレス加工により第一凹面が形成され、上記第一凹面の内向きの凹みによって上記正極電線束が押し付けられることを特徴とする請求項1のコネクタ構造。
【請求項7】
上記電線套管は上記第一凹面の中央部分に片面プレス加工により第二凹面が形成され、上記第二凹面の内向きの凹みによって上記正極電線束が押し付けられることで、許容変形量内において上記電線套管と上記正極電線束との間における電気抵抗を低下させることを特徴とする請求項6のコネクタ構造。
【請求項8】
上記オス連結部材は上記嵌合リングの反対方向に信号接続部が形成され、また上記信号針の末端が上記信号接続部より露出され、上記電源接続部は上記信号接続部を相対して平坦表面が形成され、上記平坦表面は上記信号針が外へ電気接続する時、電線の一時的放置を提供することを特徴とする請求項6のコネクタ構造。
【請求項9】
上記メス連結部材は上記外リングの反対方向にメス連結部が形成され、また上記電源差し込み管はメス連結部に電線接続管が形成され、上記電線接続管は負極電線束が貫通され、また上記電線接続管は片面にプレス加工により第三凹面が形成され、第三凹面の内向きの凹みによって上記負極電線束が押し付けられることを特徴とする請求項1のコネクタ構造。
【請求項10】
上記電線接続管は第三凹面の中央部分に片面プレス加工により第四凹面が形成され、また上記第四凹面の内向きの凹みによって上記負極電線束が押し付けられることで、許容変形量内において上記電線接続管と上記負極電線束との間における電気抵抗を低下させることを特徴とする請求項9のコネクタ構造。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明はコネクタに関し、特に電源と信号源を接続し、さらに外力を受ける時は微振動して外力を吸収できるコネクタ構造に関する。
【背景技術】
【0002】
従来のコネクタは電子信号と電流の接続部品であり、主な機能は各種電子装置の電流の接続に用いられ、信号がしっかり伝達でき、設備が作動できるようになっている。電動車産業において、コネクタは電池を接続するために極めて重要な部品であり、動力モータにおいても信号伝達においても安定な接続状態を維持する必要がある。上述のような従来構造をよく見ると不足する部分がまだ存在しており、主な原因は以下のようである。電動車が道路を走行する時、路面が平坦でない、スタートによる加速またはブレーキによる減速などの状況によって、電動車がずっと揺れたり、振動したりする。このような状況はコネクタの両端に振動または揺れを与えるため、コネクタの信号針は接触不良または振動で折れる恐れがある。このような状況を減らすために、多くの業者はコネクタのオス端とメス端との間の隙間を減らしている。このようなやり方はコネクタの揺れと振動を解消できるが、公差が小さすぎるために不良率を増やしてしまうし、オス端とメス端のコネクタが差し込みにくいという欠点を生じる。
【0003】
従って、本発明者は長年にわたって関係商品の製造開発と設計経験により、上述の目標について、詳細な設計をして慎重に評価した結果、実用性に満ちた本発明を得た。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明が解決しようとする課題は、従来技術に存在する上述の欠点を解決し、コネクタ構造を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0005】
コネクタ構造は、オス連結部材には嵌合リングが形成され、該嵌合リングの外縁に弾性輪が設けられ、また該嵌合リングの内縁に第一内壁面が形成される。該オス連結部材には該嵌合リングの内部にT字型に信号ベースと仕切り板が設けられ、該信号ベースに複数の信号針が貫通され、該オス連結部材には該仕切り板によって2本の弾性電源棒が設けられる。該信号ベースは2本の弾性電源棒に向かう一面にすべて凸部が形成され、また該仕切り板には該信号針方向に向かって当接面が形成される。メス連結部材には外リングが形成され、該外リングの内縁に第二内壁面が形成され、また該メス連結部材は該外リングの内部に互いに接続する信号コンセントと二つの電源コンセントが突設される。上述信号コンセントにはすべて弾性信号束管が設けられ、上述電源コンセントにはすべて電源接続管が設けられる。該信号コンセントと該電源コンセントともに該第二内壁面と接触せず、また二つの電源コンセントの間はくりぬかれて回避溝が設けられる。該信号コンセントには該回避溝に向かって阻止面が形成され、また該オス連結部材は該嵌合リングによって該メス連結部材の外リングに差し込まれる。該信号コンセントと該電源コンセントはそれぞれ該嵌合リングの内部に貫通されることで、該信号針と該弾性電源棒はそれぞれ該弾性信号束管と該電源接続管に差し込まれる。該嵌合リングの第一内壁面は該信号コンセントと該電源コンセントと接触せず、該外リングの第二内壁面は該弾性輪とだけ接触し、該信号ベースの凸部が該電源コンセントをその一部に当接して、該仕切り板の当接面が該信号コンセントの阻止面をその一部に当接させる。
【0006】
該オス連結部材は該嵌合リングの外側底部に第一嵌合部が突設され、また該メス連結部材は該外リングの外側開口端に第二嵌合部が突設され、該第一嵌合部と該第二嵌合部は互いに当接させて固定される。
【0007】
該メス連結部材の電源コンセントが外へ伸びた長さは該信号コンセントが外へ伸びた長さより長いため、該弾性電源棒は先に該電源接続管に差し込んでガイドされた後、該信号針が該弾性信号束管に差し込まれる。
【0008】
該弾性輪は波状に外へ向けて複数の凸リングが突設され、また該弾性輪は該凸リングによって該外リングの第二内壁面に当接される。
【0009】
該嵌合リングは外表面にリング溝が凹設され、また該弾性輪が該リング溝内に収容される。該凸リングは該リング溝の外へ突出することで、該弾性輪の位置限定効果と防水効果を奏する。
【0010】
該オス連結部材は該嵌合リングの反対方向に電源接続部が形成され、また該弾性電源棒は該電源接続部に電線套管が形成され、該電線套管に正極電線束が貫通され、また該電線套管は片面にプレス加工により第一凹面が形成され、該第一凹面の内向きの凹みによって該正極電線束が押し付けられる。
【0011】
該電線套管は該第一凹面の中央部分に片面プレス加工により第二凹面が形成され、該第二凹面の内向きの凹みによって該正極電線束が押し付けられることで、許容変形量内において該電線套管と該正極電線束との間における電気抵抗を低下させる。
【0012】
該オス連結部材は該嵌合リングの反対方向に信号接続部が形成され、また該信号針の末端が該信号接続部より露出され、該電源接続部は該信号接続部を相対して平坦表面が形成され、該平坦表面は該信号針が外へ電気接続する時、電線の一時的な設置場所を提供する。
【0013】
該メス連結部材は該外リングの反対方向にメス連結部が形成され、また該電源差し込み管はメス連結部に電線接続管が形成され、該電線接続管は負極電線束が貫通され、また該電線接続管は片面にプレス加工により第三凹面が形成され、第三凹面の内向きの凹みによって該負極電線束が押し付けられる。
【0014】
該電線接続管は第三凹面の中央部分に片面プレス加工により第四凹面が形成され、また該第四凹面の内向きの凹みによって該負極電線束が押し付けられることで、許容変形量内において該電線接続管と該負極電線束との間における電気抵抗を低下させる。
【0015】
本発明の第一の主な目的は、該オス連結部材と該メス連結部材を互いに差し込んで接続した後、該オス連結部材と該メス連結部材との間は最大の揺れと振動を許容する空間を有し、さらに該当接面によって該阻止面をその一部に押し当て、該凸部が該電源コンセントをその一部に当接させることで、該オス連結部材と該メス連結部材内部の三点がしっかり接触し、オス連結部材と該メス連結部材は上述の三点でしっかり接触する位置によって振動または揺れの位置が限定されて支点が形成できる。これによって、揺れと振動を完全に阻止しない状態において、該オス連結部材と該メス連結部材の揺れまたは振動幅を有効に縮小でき、該オス連結部材と該メス連結部材は外力を受ける時、微小振幅の揺れまたは振動を行えることで、外力を除去して該信号針を守るといった実用的な効果がある。
【0016】
本発明の第二の主な目的は、該弾性電源棒は先に該電源差し込み管内に差し込んで、該弾性電源棒本体の弾性によってしっかり接続され、また該弾性輪が接触して該第二内壁面に沿ってスライド移動することで、適度な差し込み抵抗力とガイド効果が生じる。さらに差し込むと、該信号針は校正されて該弾性信号束管に照準を定めて差し込むことができる。該弾性電源棒のガイド機能と分かれて差し込まれるという特徴によって該オス連結部材と該メス連結部材は精密に互いに差し込まれて接続できる。最も注目すべきことは、上述の互いに差し込まれて接続する過程において、該嵌合リングの第一内壁面は該信号コンセントと該電源コンセントと接触せず、また該外リングの第二内壁面は該嵌合リングと接触しないことは、互いに差し込まれて接続する目的に影響しない上に、差し込みやすいといった実用的な機能も兼ねる。
【0017】
本発明の第三の主な目的は、該電線套管には片面にプレス加工により該第一凹面と該第二凹面が形成され、また該第一凹面と該第二凹面の内向きの凹みによって該正極電線束が押し付けられ、該電線接続管は片面にプレス加工により該第三凹面と該第四凹面が形成され、該第三凹面と第二凹面の内向きの凹みによって該負極電線束が押し付けられることで、該正極電線束と該負極電線束の押し付け効果を有効に向上でき、また引張抵抗力を著しく向上でき、そしてより高い電流に適用できるため、同じ寸法規格と材料条件において安定的に高電流の環境に応用できる。
【図面の簡単な説明】
【0018】
【
図1】
図1は、本発明に係るコネクタ構造を示す立体図である。
【
図2】
図2は、本発明に係るコネクタ構造を示す立体分解図である。
【
図3】
図3は、本発明に係るコネクタ構造を示す断面分解図である。
【
図4】
図4は、本発明の該弾性電源棒の位置の組合せ断面図である。
【
図6】
図6は、本発明の該仕切り板の位置の組合せ断面図である。
【
図8】
図8は、本発明の電線差し込み管の立体図である。
【発明を実施するための形態】
【0019】
まず、
図1から
図7を参照されたい。本発明のコネクタ構造は、オス連結部材10とメス連結部材20とを含む。オス連結部材10には嵌合リング11が形成され、該嵌合リング11の外縁に弾性輪12が設けられ、また該嵌合リング11は外表面にリング溝112が凹設され、また該弾性輪12を該リング溝112内に収納され、該嵌合リング11の内縁に第一内壁面111が形成される。該オス連結部材10は該嵌合リング11の内部にT字型に信号ベース13と仕切り板14が設けられ、該信号ベース13に複数の信号針15が貫通され、該オス連結部材10には該仕切り板14によって2本の弾性電源棒16が設けられる。該信号ベース13は2本の弾性電源棒16に対向する一面にすべて凸部131が形成され、また該仕切り板14には該信号針15方向に向かって当接面141が形成され、該仕切り板14は該当接面141と該第一内壁面111との間に誘導斜面142が形成される。そして、該オス連結部材10は該嵌合リング11の外側底部に第一嵌合部17が突設され、また該オス連結部材10は該嵌合リング11の反対方向に信号接続部18と電源接続部19が形成される。また該信号針15の末端が該信号接続部18より露出され、該弾性電源棒16の末端は該電源接続部19より露出される。該電源接続部19は該信号接続部18に対向して平坦表面191が形成され、該平坦表面191は該信号針15が外へ電気接続する時、電線(図に未表示)の一時的な設置場所を提供し、該溶接作業がより行いやすくする。メス連結部材20には外リング21が形成され、該外リング21の外側開口端に第二嵌合部22が突設され、該外リング21の内縁に第二内壁面211が形成され、また該メス連結部材20は該外リング21の内部で互いに接続する信号コンセント23と二つの電源コンセント24が突設される。上述信号コンセント23にはすべて弾性信号束管25が設けられ、上述電源コンセント24にはすべて電源接続管26が設けられる。該信号コンセント23と該電源コンセント24ともに該第二内壁面211と接触せず、また二つの電源コンセント24の間はくりぬかれて回避溝241が設けられる。該信号コンセント23は該回避溝241に向かって阻止面231が形成され、また該オス連結部材10は該嵌合リング11によって該メス連結部材20の外リング21に差し込まれる。該信号コンセント23と該電源コンセント24はそれぞれ該嵌合リング11の内部に貫通され、また該弾性輪12には波状に外へ向けて複数の凸リング121が突設され、該凸リング121は該リング溝112の外に突設される。また該弾性輪12は該凸リング121によって該外リング21の第二内壁面211に当接されることで、該オス連結部材10と該メス連結部材20が互いに差し込まれる時、該弾性輪12は該リング溝112の阻止を受けるため、阻止かつ位置限定の機能を生じ、弾性輪12の機能の安定性を向上させる。また該凸リング121の数は4つで先が尖った状態を呈することで、該弾性輪12の位置限定効果と防水効果を奏する。該信号針15と該弾性電源棒16はそれぞれ該弾性信号束管25と該電源接続管26に差し込まれる。嵌合の時、該メス連結部材20の電源コンセント24が外へ伸びた長さは該信号コンセント23が外へ伸びた長さより長いため、該弾性電源棒16は先に該電源接続管26に差し込んでガイドされた後、該信号針15が該弾性信号束管25に差し込まれる。嵌合状態において、該第一嵌合部17と該第二嵌合部22は互いに当接されて固定される。該嵌合リング11の第一内壁面111は該信号コンセント23と該電源コンセント24と接触せず、また該外リング21の第二内壁面211は該弾性輪12とだけ接触することは、該第二内壁面211は該嵌合リング11と接触せず、また該信号ベース13の凸部131が該電源コンセント24をその一部に当接させて、該仕切り板14の当接面141が該信号コンセント23の阻止面231をその一部に当接させる。
【0020】
実際に使用する効果は引き続き
図1から
図7を参照されたい。該オス連結部材10の嵌合リング11の外部に該弾性輪12が設けられ、また該信号針15が該信号ベース13と該信号接続部18に貫通され、該弾性電源棒16が該電源接続部19と該嵌合リング11の内部に貫通されることで、該仕切り板14が二つの電源接続部19を仕切る。一方、該メス連結部材20の弾性信号束管25が該信号コンセント23に貫通され、該電源差し込み管26が該電源コンセント24に貫通される。オス連結部材10とメス連結部材20が差し込まれて接続する時、該オス連結部材10の嵌合リング11が先に該メス連結部材20の外リング21の内部に差し込まれる。この時、該嵌合リング11と該外リング21は全く接触しないため、簡単に差し込める。適切な距離に差し込んだ時、該仕切り板14が先に該回避溝241に入れられ、さらに該誘導斜面142によって正方向に滑り入れられる。該仕切り板14と該回避溝241が互いに差し込まれる方式によって、使用者が方向を間違えることを防げることができ、すなわち差し間違った時はすぐに該仕切り板14が該メス連結部材20の信号コンセント23に当接されるため、差し込み方向を間違うことで該信号針15が折り曲げられたり、折れたりする状況が防げられる。さらに該オス連結部材10が該メス連結部材20に差し込まれる時、該弾性電源棒16が該電源差し込み管26内に直接差し込まれる。該弾性電源棒16本体の弾性によってしっかりした接続が形成され、また該弾性輪12が接触して該第二内壁面211に沿ってスライド移動することで、適度な差し込み抵抗力とガイド効果が生じる。さらに差し込まれると、該信号針15は校正されて該弾性信号束管25に照準を定めて差し込まれることで、該弾性電源棒16のガイド機能と分かれて差し込まれる特徴によって該オス連結部材10と該メス連結部材20は精密に互いに差し込まれて接続できる。最も注目すべきことは、上述の互いに差し込まれて接続する過程において、該嵌合リング11の第一内壁面111は該信号コンセント23と該電源コンセント24と接触せず、また該外リング21の第二内壁面211は該嵌合リング11と接触しないことは、嵌合リング11、外リング21、信号ベース13、仕切り板14、信号コンセント23と電源コンセント24との間にはすべて接触抵抗力を存在せず、互いに差し込まれて接続する目的に影響しない上に、差し込みやすいといった実用的な機能も兼ねる。互いに差し込まれて接続する最終段階で、該仕切り板14の当接面141が該信号コンセント23の阻止面231をその一部に当接させて、また該信号ベース13の凸部131が該電源コンセント24をその一部に当接させる。以上をまとめると、該オス連結部材10と該メス連結部材20が互いに差し込まれて接続した後、該オス連結部材10の弾性電源棒16は該メス連結部材20の電源差し込み管26内で弾性変形が形成され、また該弾性信号束管25は該信号針15の外に嵌められて弾性変形が形成され、該弾性輪12は該外リング21と該嵌合リング11との間挟まれて、該凸リング121の弾性変形が形成される。これによって、該オス連結部材10と該メス連結部材20との間の最大の揺れと振動を許容する空間を提供でき、さらに該当接面141によって該阻止面231をその一部に押し当て、該凸部131が該電源コンセント24をその一部に当接させることで、該オス連結部材10と該メス連結部材20内部の三点でしっかり接触し、オス連結部材10と該メス連結部材20は上述の三点でしっかり接触する位置によって振動または揺れの位置限定によって支点が形成できる。これによって、揺れと振動を完全に阻止しない状態において、該オス連結部材10と該メス連結部材20の揺れまたは振動幅を有効に縮小でき、該オス連結部材10と該メス連結部材20は外力を受ける時、微小振幅の揺れまたは振動を行えることで、外力を除去して該信号針15を守るといった実用的な効果がある。
【0021】
さらに効果を説明するために、続いて
図2、
図3と
図8を参照されたい。該オス連結部材10には該嵌合リング11の反対方向に電源接続部19が形成され、また該弾性電源棒16には該電源接続部19に電線套管161が形成され、該電線套管161には正極電線束16aが貫通され、また該電線套管161には片面にプレス加工により第一凹面162が形成され、該第一凹面162の内向きの凹みによって該正極電線束16aが押し付けられる。また該メス連結部材20には該外リング21の反対方向にメス連結部27が形成され、また該電源差し込み管26にはメス連結部27に電線接続管261が形成され、該電線接続管261には負極電線束26aが貫通され、また該電線接続管261には片面にプレス加工により第三凹面262が形成され、第三凹面262の内向きの凹みによって該負極電線束26aが押し付けられることで、該電線套管161が該正極電線束16aと接続する目的と、該電線接続管261が該負極電線束26aと連接する目的を達する。そして、該弾性電源棒16と該電源差し込み管26はすべてアルミ合金材質より作られ、該正極電線束16aと該負極電線束26aはすべて多芯銅線より集合して作られるため、該電線套管161と該電線接続管261に対してプレス加工する時、材料の特性と寸法比率によって最大許容変形量の制限があり、すなわち許容変形量を超えると該電線套管161と該電線接続管261は圧力で破裂し、また該正極電線束16aと該負極電線束26aが押し潰される状況が発生する。該第一凹面162と該第三凹面262は片面にプレス加工により、許容変形量までプレスされる。片面をプレス加工することによって該第一凹面162と該第三凹面162の許容変形量を有効に増加できるため、引張抵抗力と導電接触効果を向上できる。
【0022】
具体的な実施例について、引き続き
図2、
図3と
図8を参照されたい。該弾性電源棒16の第一凹面162と該電源差し込み管26の第三凹面262はすべて正方形または長方形に凹設されるため、該第一凹面162と該第三凹面262の二つの対称する辺には押し潰されていない二つのリブ(163)(263)が形成される。該リブ(163)(263)は該電線套管161と該電線連接管261の最も押し潰されやすい位置に位置することで、該リブ(163)(263)によってこの位置の変形量を下げ、最大許容変形量を有効に向上させることができる。さらに、該電線套管161は該第一凹面162の中央部分に片面プレス加工により第二凹面164が形成され、該第二凹面164の内向きの凹みによって該正極電線束16aが押し付けられることで、許容変形量内において該電線套管161と該正極電線束16aとの間における電気抵抗を低下させる。該電線接続管261には該第三凹面262の中央部分に片面プレス加工により第四凹面264が形成され、また該第四凹面264の内向きの凹みによって該負極電線束26aが押し付けられることで、許容変形量内において該電線接続管261と該負極電線束26aとの間における電気抵抗を低下させる。その中、該第二凹面164と第四凹面264は正方形または長方形に凹設され、該第二凹面164は該第一凹面162の中央部分に形成され、該第二凹面164の縁と該第一凹面162の縁には適度な距離がある。また該第四凹面264は該第三凹面262の中央部分に形成され、該第四凹面264の縁と該第三凹面262の縁にも適度な距離があることで、該第二凹面164と該第四凹面264のプレス加工は最大許容変形量の影響を受けないため、該正極電線束16aと該負極電線束26aの押し付け効果を有効に向上することができ、さらに引張力テストと電流昇温テストにより、該第二凹面164と該第四凹面264は加工前後の比較において、引張抵抗力を著しく向上でき、そしてより高い電流に適用できるため、同じ寸法規格と材料条件において安定的に高電流の環境に応用できる。
【0023】
以上は、本発明に係る実施例の一部に過ぎないため、本発明の実施範囲を制限するものではない。即ち、本発明の特許請求の範囲内で行われる変化、修飾なども本発明の範囲に属すべきである。
【符号の説明】
【0024】
[本発明]
10 オス連結部材
11 嵌合リング
111 第一内壁面
112 リング溝
12 弾性輪
121 凸リング
13 信号ベース
131 凸部
14 仕切り板
141 当接面
142 誘導斜面
15 信号針
16 弾性電源棒
16a 正極電線束
161 電線套管
162 第一凹面
(163)(263) リブ
164 第二凹面
17 第一嵌合部
18 信号接続部
19 電源接続部
191 平坦表面
20 メス連結部材
21 外リング
211 第二内壁面
22 第二嵌合部
23 信号コンセント
231 阻止面
24 電源コンセント
241 回避溝
25 弾性信号束管
26 電源接続管
26a 負極電線束
261 電線接続管
262 第三凹面
264 第四凹面
27 メス連結部