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特開2021-41686家具製造用木材の表面平坦性を高められるシェービング盤
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】特開2021-41686(P2021-41686A)
(43)【公開日】2021年3月18日
(54)【発明の名称】家具製造用木材の表面平坦性を高められるシェービング盤
(51)【国際特許分類】
   B27C 1/06 20060101AFI20210219BHJP
   B27C 1/08 20060101ALI20210219BHJP
   B27C 1/12 20060101ALI20210219BHJP
   B27C 1/14 20060101ALI20210219BHJP
   B27G 3/00 20060101ALI20210219BHJP
【FI】
   B27C1/06
   B27C1/08
   B27C1/12 B
   B27C1/14 A
   B27G3/00 J
【審査請求】有
【請求項の数】9
【出願形態】OL
【全頁数】9
(21)【出願番号】特願2019-202751(P2019-202751)
(22)【出願日】2019年11月7日
(31)【優先権主張番号】201910843376.1
(32)【優先日】2019年9月6日
(33)【優先権主張国】CN
(71)【出願人】
【識別番号】519146547
【氏名又は名称】呉剛
(74)【代理人】
【識別番号】100115303
【弁理士】
【氏名又は名称】岩永 和久
(72)【発明者】
【氏名】汪賢女
【テーマコード(参考)】
3C053
【Fターム(参考)】
3C053AB01
3C053AC22
3C053AC42
3C053AC52
3C053AC56
3C053AC57
3C053AC58
3C053AD09
3C053AD24
(57)【要約】      (修正有)
【課題】家具製造用木材の表面平坦性を高められるシェービング盤を提供する。
【解決手段】箱10を含み、箱10の頂面には頂台24が左右対称に固定的に取り付けられ、左右両側の頂台24にはバイト殻28がヒンジによって取り付けられ、バイト殻28の中には直接に家具製造用木材に対してシェービング処理することができる処理機構80が設けられ、処理機構80はバイト殻28の底面に設けられた切り削り空間37を含み、切り削り空間37が下方に開口しており、切り削り空間37の中にはスライド台38がスライドできるように取り付けられ、スライド台38の底面にはバイト台が固定的に取り付けられ、バイト台にはバイトが固定的に取り付けられ、バイトは家具の上側面と前後両側面とをシェービングすることができ、箱10の中には上方に開口した送り空間13が設けられている。
【選択図】図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
箱を含み、前記箱の頂面には頂台が左右対称に固定的に取り付けられ、前記左右両側の頂台にはバイト殻がヒンジによって取り付けられ、前記バイト殻の中には直接に家具製造用木材に対してシェービング処理することができる処理機構が設けられ、前記処理機構は前記バイト殻の底面に設けられた切り削り空間を含み、前記切り削り空間が下方に開口しており、前記切り削り空間の中にはスライド台がスライドできるように取り付けられ、前記スライド台の底面にはバイト台が固定的に取り付けられ、前記バイト台にはバイトが固定的に取り付けられ、前記バイトは家具の上側面と前後両側面とをシェービングすることができ、前記箱の中には上方に開口した送り空間が設けられ、前記送り空間の中には補助機構が設けられ、前記補助機構は加工待ちの木材をきつく挟むことや上げることができ、
前記補助機構は前記送り空間の中にスライドできるように設けられた送り台を含み、前記送り台には送り輪と補助送り輪とが回転できるように取り付けられ、前記送り輪と前記補助送り輪との間には送りベルトが伝動できるように取り付けられ、前記送りベルトは加工待ちの木材を左方から右方まで加工エリアへ送ることができ、前記送りベルトには挟み台が設けられ、前記挟み台には木材をきつく挟むことができる挟みブロックがスライドできるように取り付けられ、前記バイト殻の中には下方に開口した押しヘッド空間が設けられ、前記押しヘッド空間の中には加工後の木材の厚さを検知できるフィードバック機構が設けられ、前記フィードバック機構は加工後の木材の厚さによって木材に二次加工を行うかどうかを判断することを特徴とする家具製造用木材の表面平坦性を高められるシェービング盤。
【請求項2】
前記処理機構は前記切り削り空間の右側内壁の中に固定的に取り付けられた切り削りモーターを含み、前記切り削りモーターの出力軸には第一ねじボルトが固定的に取り付けられ、前記第一ねじボルトが前記スライド台とねじ山によって取り付けられていることを特徴とする請求項1に記載の家具製造用木材の表面平坦性を高められるシェービング盤。
【請求項3】
前記スライド台には固定ロッドが固定的に取り付けられ、前記固定ロッドには挟みロッドが左右対称に且つスライドできるように取り付けられ、前記挟みロッドには位置制限ブロックが固定的に取り付けられ、前記位置制限ブロックと前記固定ロッドとの間には第一押しバネが固定的に取り付けられ、前記挟みロッドには押し輪が左右対称に且つ回転できるように取り付けられていることを特徴とする請求項1に記載の家具製造用木材の表面平坦性を高められるシェービング盤。
【請求項4】
前記左右両側の頂台には処理空間が設けられ、前記処理空間の頂壁の中には押しブロック空間が設けられ、前記押しブロック空間の中には押しブロックがスライドできるように取り付けられ、前記押しブロックの頂面と前記押しブロック空間の頂壁との間には第二押しバネが固定的に取り付けられていることを特徴とする請求項1に記載の家具製造用木材の表面平坦性を高められるシェービング盤。
【請求項5】
前記補助機構は前記送り空間の底壁の中に設けられた上げ空間を含み、前記上げ空間の右側内壁の中には上げモーターが固定的に取り付けられ、前記上げモーターの出力軸には第二ねじボルトが固定的に取り付けられ、前記第二ねじボルトには左右両端の回転方向が逆であるねじ山があり、前記第二ねじボルトにはネジ山スリーブが左右対称にねじ山で取り付けられ、前記ネジ山スリーブには上げロッドがヒンジによって取り付けられ、前記左右両側の上げロッドと前記送り台とがヒンジによって連結されていることを特徴とする請求項1に記載の家具製造用木材の表面平坦性を高められるシェービング盤。
【請求項6】
前記送り台の中には送りモーターが固定的に取り付けられ、前記送りモーターの出力軸には送り輪軸が固定的に取り付けられ、前記送り輪軸が前記送り輪と固定的に連結され、前記挟み台の中には挟みブロック空間が設けられ、前記挟みブロックが前記挟みブロック空間とスライドできるように取り付けられ、前記挟みブロックの片側面と前記挟みブロック空間の片側内壁との間には挟みバネが固定的に取り付けられていることを特徴とする請求項1に記載の家具製造用木材の表面平坦性を高められるシェービング盤。
【請求項7】
前記送り空間の底壁の中には吸いポンプが設けられ、前記箱の左右両側面には収集空間が設けられ、前記吸いポンプの吸い口が前記送り空間に連通しており、前記吸いポンプの吐き口が前記収集空間に連通していることを特徴とする請求項1に記載の家具製造用木材の表面平坦性を高められるシェービング盤。
【請求項8】
前記箱の右側面には置き台が固定的に取り付けられていることを特徴とする請求項1に記載の家具製造用木材の表面平坦性を高められるシェービング盤。
【請求項9】
前記フィードバック機構は前記押しヘッド空間と前記バイト殻の頂面との間にねじ山によって取り付けられた調節ノブを含み、前記押しヘッド空間の左右両側には位置検知器が固定的に取り付けられ、前記位置検知器が前記切り削りモーターと前記上げモーターと電気信号によって接続され、前記押しヘッド空間の中には押しヘッドがスライドできるように取り付けられ、前記押しヘッドにはバネ空間が設けられ、前記バネ空間が前記調節ノブとスライドできるように取り付けられ、前記調節ノブの底面と前記頂台の底壁との間には緩衝バネが固定的に取り付けられ、前記押しヘッドには移動発射器が固定的に取り付けられていることを特徴とする請求項1に記載の家具製造用木材の表面平坦性を高められるシェービング盤。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本願発明は家具製造分野を取り上げて、具体的には家具製造用木材の表面平坦性を高められるシェービング盤である。
【背景技術】
【0002】
家具を製造する時、まず家具製造用木材の表面を処理する必要がある。現在、家具製造用木材の表面を処理する設備は、一般的に回転シェービングの方法で木材の表面を処理するが、こういう方法では、木材の表面に凹みが多く残され、木材の表面の平坦性が低い。
木材を処理する時、木材の厚さがコントロールできない。一般的に使用者の個人意思でコントロールされるため、精度が低く、加工する時、大量な埃が出やすく、環境に影響し、使用者の健康に影響する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】中国特許出願公開第106514823号明細書
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本願発明の目的は家具製造用木材の表面平坦性を高められるシェービング盤を提供し、それは上記の現在の技術中の問題を解決できる。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記の課題を解決するため、本願発明は以下の技術プランを採用する:本願発明の家具製造用木材の表面平坦性を高められるシェービング盤は、箱を含み、前記箱の頂面には頂台が左右対称に固定的に取り付けられ、前記左右両側の頂台にはバイト殻がヒンジによって取り付けられ、前記バイト殻の中には直接に家具製造用木材に対してシェービング処理することができる処理機構が設けられ、前記処理機構は前記バイト殻の底面に設けられた切り削り空間を含み、前記切り削り空間が下方に開口しており、前記切り削り空間の中にはスライド台がスライドできるように取り付けられ、前記スライド台の底面にはバイト台が固定的に取り付けられ、前記バイト台にはバイトが固定的に取り付けられ、前記バイトは家具の上側面と前後両側面とをシェービングすることができ、前記箱の中には上方に開口した送り空間が設けられ、前記送り空間の中には補助機構が設けられ、前記補助機構は加工待ちの木材をきつく挟むことや上げることができ、
前記補助機構は前記送り空間の中にスライドできるように設けられた送り台を含み、前記送り台には送り輪と補助送り輪とが回転できるように取り付けられ、前記送り輪と前記補助送り輪との間には送りベルトが伝動できるように取り付けられ、前記送りベルトは加工待ちの木材を左方から右方まで加工エリアへ送ることができ、前記送りベルトには挟み台が設けられ、前記挟み台には木材をきつく挟むことができる挟みブロックがスライドできるように取り付けられ、前記バイト殻の中には下方に開口した押しヘッド空間が設けられ、前記押しヘッド空間の中には加工後の木材の厚さを検知できるフィードバック機構が設けられ、前記フィードバック機構は加工後の木材の厚さによって木材に二次加工を行うかどうかを判断する。
【0006】
更の技術プラン、前記処理機構は前記切り削り空間の右側内壁の中に固定的に取り付けられた切り削りモーターを含み、前記切り削りモーターの出力軸には第一ねじボルトが固定的に取り付けられ、前記第一ねじボルトが前記スライド台とねじ山によって取り付けられている。
【0007】
更の技術プラン、前記スライド台には固定ロッドが固定的に取り付けられ、前記固定ロッドには挟みロッドが左右対称に且つスライドできるように取り付けられ、前記挟みロッドには位置制限ブロックが固定的に取り付けられ、前記位置制限ブロックと前記固定ロッドとの間には第一押しバネが固定的に取り付けられ、前記挟みロッドには押し輪が左右対称に且つ回転できるように取り付けられている。
【0008】
更の技術プラン、前記左右両側の頂台には処理空間が設けられ、前記処理空間の頂壁の中には押しブロック空間が設けられ、前記押しブロック空間の中には押しブロックがスライドできるように取り付けられ、前記押しブロックの頂面と前記押しブロック空間の頂壁との間には第二押しバネが固定的に取り付けられている。
【0009】
更の技術プラン、前記補助機構は前記送り空間の底壁の中に設けられた上げ空間を含み、前記上げ空間の右側内壁の中には上げモーターが固定的に取り付けられ、前記上げモーターの出力軸には第二ねじボルトが固定的に取り付けられ、前記第二ねじボルトには左右両端の回転方向が逆であるねじ山があり、前記第二ねじボルトにはネジ山スリーブが左右対称にねじ山で取り付けられ、前記ネジ山スリーブには上げロッドがヒンジによって取り付けられ、前記左右両側の上げロッドと前記送り台とがヒンジによって連結されている。
【0010】
更の技術プラン、前記送り台の中には送りモーターが固定的に取り付けられ、前記送りモーターの出力軸には送り輪軸が固定的に取り付けられ、前記送り輪軸が前記送り輪と固定的に連結され、前記挟み台の中には挟みブロック空間が設けられ、前記挟みブロックが前記挟みブロック空間とスライドできるように取り付けられ、前記挟みブロックの片側面と前記挟みブロック空間の片側内壁との間には挟みバネが固定的に取り付けられている。
【0011】
更の技術プラン、前記送り空間の底壁の中には吸いポンプが設けられ、前記箱の左右両側面には収集空間が設けられ、前記吸いポンプの吸い口が前記送り空間に連通しており、前記吸いポンプの吐き口が前記収集空間に連通している。
【0012】
更の技術プラン、前記箱の右側面には置き台が固定的に取り付けられている。
【0013】
更の技術プラン、前記フィードバック機構は前記押しヘッド空間と前記バイト殻の頂面との間にねじ山によって取り付けられた調節ノブを含み、前記押しヘッド空間の左右両側には位置検知器が固定的に取り付けられ、前記位置検知器が前記切り削りモーターと前記上げモーターと電気信号によって接続され、前記押しヘッド空間の中には押しヘッドがスライドできるように取り付けられ、前記押しヘッドにはバネ空間が設けられ、前記バネ空間が前記調節ノブとスライドできるように取り付けられ、前記調節ノブの底面と前記頂台の底壁との間には緩衝バネが固定的に取り付けられ、前記押しヘッドには移動発射器が固定的に取り付けられている。
【発明の効果】
【0014】
本願発明は手動で木材をシェービングする方法を真似でき、出てきた埃を大きく減らすことができる一方、加工後の木材の表面平坦性を高められ、シェービングの厚さは予めに設定した高さによって自動的にコントロールでき、これで加工後の木材がいずれも同じ精度を持ち、個人の操作による誤差は減らされ、作動するときに出てきた埃を吸い取ることができるため、環境への汚染を減らし、普及価値がある。
【図面の簡単な説明】
【0015】
下記に図1〜5をあわせて本願発明について詳しく説明し、便利に説明するために、下記の方向を以下のように規定する:図1は本願発明装置の正面図であり、以下に述べる上下左右前後の方向と図1の自身投影関係の上下左右前後の方向とが一致である。
【0016】
図1図1は本願発明の全体構成略図
図2図2図1のA―A方向の断面構成略図
図3図3図1のB―B方向の断面構成略図
図4図4図1のCの拡大構成略図
図5図5図1のDの拡大構成略図
【発明を実施するための形態】
【0017】
図1〜5を参照し、本願発明の家具製造用木材の表面平坦性を高められるシェービング盤は、箱10を含み、前記箱10の頂面には頂台24が左右対称に固定的に取り付けられ、前記左右両側の頂台24にはバイト殻28がヒンジによって取り付けられ、前記バイト殻28の中には直接に家具製造用木材に対してシェービング処理することができる処理機構80が設けられ、前記処理機構80は前記バイト殻28の底面に設けられた切り削り空間37を含み、前記切り削り空間37が下方に開口しており、前記切り削り空間37の中にはスライド台38がスライドできるように取り付けられ、前記スライド台38の底面にはバイト台40が固定的に取り付けられ、前記バイト台40にはバイト41が固定的に取り付けられ、前記バイト41は家具の上側面と前後両側面とをシェービングすることができ、前記箱10の中には上方に開口した送り空間13が設けられ、前記送り空間13の中には補助機構81が設けられ、前記補助機構81は加工待ちの木材をきつく挟むことや上げることができ、
前記補助機構81は前記送り空間13の中にスライドできるように設けられた送り台16を含み、前記送り台16には送り輪14と補助送り輪46とが回転できるように取り付けられ、前記送り輪14と前記補助送り輪46との間には送りベルト17が伝動できるように取り付けられ、前記送りベルト17は加工待ちの木材を左方から右方まで加工エリアへ送ることができ、前記送りベルト17には挟み台47が設けられ、前記挟み台47には木材をきつく挟むことができる挟みブロック48がスライドできるように取り付けられ、前記バイト殻28の中には下方に開口した押しヘッド空間30が設けられ、前記押しヘッド空間30の中には加工後の木材の厚さを検知できるフィードバック機構82が設けられ、前記フィードバック機構82は加工後の木材の厚さによって木材に二次加工を行うかどうかを判断する。
【0018】
前記処理機構80は前記切り削り空間37の右側内壁の中に固定的に取り付けられた切り削りモーター36を含み、前記切り削りモーター36の出力軸には第一ねじボルト39が固定的に取り付けられ、前記第一ねじボルト39が前記スライド台38とねじ山によって取り付けられ、
木材をシェービングする時、切り削りモーター36を始動し、切り削りモーター36が第一ねじボルト39を回転連動させ、第一ねじボルト39が回転しスライド台38を左側へスライド連動させ、スライド台38が左方へバイト41を駆動し、バイト41が木材に対してシェービング処理を行う。
【0019】
前記スライド台38には固定ロッド42が固定的に取り付けられ、前記固定ロッド42には挟みロッド43が左右対称に且つスライドできるように取り付けられ、前記挟みロッド43には位置制限ブロック44が固定的に取り付けられ、前記位置制限ブロック44と前記固定ロッド42との間には第一押しバネ45が固定的に取り付けられ、前記挟みロッド43には押し輪60が左右対称に且つ回転できるように取り付けられ、
シェービング処理する時、押し輪60は木材をきつく挟むことができ、木材が位置外れになることは防がれる。
【0020】
前記左右両側の頂台24には処理空間56が設けられ、前記処理空間56の頂壁の中には押しブロック空間25が設けられ、前記押しブロック空間25の中には押しブロック26がスライドできるように取り付けられ、前記押しブロック26の頂面と前記押しブロック空間25の頂壁との間には第二押しバネ27が固定的に取り付けられ、
木材を加工位置まで送った時、第二押しバネ27は押しブロック26を押し動かし、押しブロック26が木材をきつく挟む。
【0021】
前記補助機構81は前記送り空間13の底壁の中に設けられた上げ空間18を含み、前記上げ空間18の右側内壁の中には上げモーター22が固定的に取り付けられ、前記上げモーター22の出力軸には第二ねじボルト19が固定的に取り付けられ、前記第二ねじボルト19には左右両端の回転方向が逆であるねじ山があり、前記第二ねじボルト19にはネジ山スリーブ20が左右対称にねじ山で取り付けられ、前記ネジ山スリーブ20には上げロッド21がヒンジによって取り付けられ、前記左右両側の上げロッド21と前記送り台16とがヒンジによって連結され、
これにより上げモーター22を始動し、上げモーター22が第二ねじボルト19を回転連動させ、第二ねじボルト19が回転し左右両側のネジ山スリーブ20を中間にスライド連動させ、ネジ山スリーブ20が送り台16を押し動かし、送りベルト17にある木材が連動し上方へ移動する。
【0022】
前記送り台16の中には送りモーター55が固定的に取り付けられ、前記送りモーター55の出力軸には送り輪軸15が固定的に取り付けられ、前記送り輪軸15が前記送り輪14と固定的に連結され、前記挟み台47の中には挟みブロック空間49が設けられ、前記挟みブロック48が前記挟みブロック空間49とスライドできるように取り付けられ、前記挟みブロック48の片側面と前記挟みブロック空間49の片側内壁との間には挟みバネ50が固定的に取り付けられ、前記挟みバネ50は前記挟みブロック48を押し動かして前記挟みブロック48に木材をきつく挟ませることができ、シェービング加工に便利であり、
モーター55を始動し、送りモーター55が送り輪14を回転連動させ、送り輪14が回転し送りベルト17に木材を右方へ送らせる。
【0023】
前記送り空間13の底壁の中には吸いポンプ11が設けられ、前記箱10の左右両側面には収集空間12が設けられ、前記吸いポンプ11の吸い口が前記送り空間13に連通しており、前記吸いポンプ11の吐き口が前記収集空間12に連通しており、
これにより吸いポンプ11を始動し、吸いポンプ11が木材加工後に出てきた埃を収集空間12の中に吸う。
【0024】
前記箱10の右側面には置き台23が固定的に取り付けられ、
置台23に加工後の木材を置くことができる。
【0025】
前記フィードバック機構82は前記押しヘッド空間30と前記バイト殻28の頂面との間にねじ山によって取り付けられた調節ノブ29を含み、前記押しヘッド空間30の左右両側には位置検知器31が固定的に取り付けられ、前記位置検知器31が前記切り削りモーター36と前記上げモーター22と電気信号によって接続され、前記押しヘッド空間30の中には押しヘッド34がスライドできるように取り付けられ、前記押しヘッド34にはバネ空間33が設けられ、前記バネ空間33が前記調節ノブ29とスライドできるように取り付けられ、前記調節ノブ29の底面と前記頂台24の底壁との間には緩衝バネ35が固定的に取り付けられ、前記押しヘッド34には移動発射器32が固定的に取り付けられ、
調節ノブ29を回転させることによって押しヘッド34を上下に移動させることができ、押しヘッド34の位置の高さが調節されることによって加工後の木材の厚さを調節でき、シェービング完了の木材が押しヘッド34を押さえたら、移動発射器32は位置検知器31に対して位置が変わり、木材が直接に送り出される。
【0026】
処理待ちの木材を左側の処理空間56から送り込み、調節ノブ29を回転させることによって押しヘッド34を上下に移動させることができ、押しヘッド34の位置の高さが調節されることによって加工後の木材の厚さを調節でき、挟みバネ50が挟みブロック48を押し動かし、木材が挟みブロック48にきつく挟まれ、送りモーター55を始動し、送りモーター55が送り輪14を回転連動させ、送り輪14が回転し送りベルト17を駆動し、送りベルト17が木材を右方へ送り、切り削りモーター36を始動し、切り削りモーター36が第一ねじボルト39を回転連動させ、第一ねじボルト39が回転しスライド台38を左側へスライド連動させ、スライド台38が左方へバイト41を駆動し、バイト41が木材に対してシェービング処理を行い、押し輪60は木材をきつく挟むことができ、木材が位置外れになることは防がれ、上げモーター22を始動し、上げモーター22が第二ねじボルト19を回転連動させ、第二ねじボルト19が回転し左右両側のネジ山スリーブ20を中間にスライド連動させ、ネジ山スリーブ20が送り台16を押し動かし、送りベルト17にある木材が連動し上方へ移動し、木材に対して複数回のシェービング加工を行うことができ、吸いポンプ11を始動し、吸いポンプ11が木材加工後に出てきた埃を収集空間12の中に吸う。
【0027】
シェービング完了の木材が押しヘッド34を押さえたら、移動発射器32は位置検知器31に対して位置が変わり、木材が直接に送り出される。
【0028】
本願発明の有益効果は:本願発明は手動で木材をシェービングする方法を真似でき、出てきた埃を大きく減らすことができる一方、加工後の木材の表面平坦性を高められ、シェービングの厚さは予めに設定した高さによって自動的にコントロールでき、これで加工後の木材がいずれも同じ精度を持ち、個人の操作による誤差は減らされ、作動するときに出てきた埃を吸い取ることができるため、環境への汚染を減らし、普及価値がある。
【0029】
以上に述べたのはただ本願発明の具体的な実施方式で、本願発明の保護範囲はここに限らないである。全部の創造的な労働を通じなく思いついた変化と取替は本願発明の保護範囲にカバーされる。だから本願発明の保護範囲は権利要求書が限定される保護範囲を標準とする。
図1
図2
図3
図4
図5