(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】特開2021-41691(P2021-41691A)
(43)【公開日】2021年3月18日
(54)【発明の名称】屋外木材用の迅速でポータブルな切断装置
(51)【国際特許分類】
B27B 15/02 20060101AFI20210219BHJP
B23D 59/04 20060101ALI20210219BHJP
B27B 29/02 20060101ALI20210219BHJP
B27B 13/00 20060101ALI20210219BHJP
B27B 13/16 20060101ALN20210219BHJP
【FI】
B27B15/02
B23D59/04 Z
B27B29/02
B27B13/00 A
B27B13/00 C
B27B13/16 A
【審査請求】未請求
【請求項の数】9
【出願形態】OL
【全頁数】10
(21)【出願番号】特願2019-234532(P2019-234532)
(22)【出願日】2019年12月25日
(31)【優先権主張番号】201910840906.7
(32)【優先日】2019年9月6日
(33)【優先権主張国】CN
(71)【出願人】
【識別番号】519461716
【氏名又は名称】汪涛
(74)【代理人】
【識別番号】100115303
【弁理士】
【氏名又は名称】岩永 和久
(72)【発明者】
【氏名】周三元
【テーマコード(参考)】
3C040
【Fターム(参考)】
3C040AA16
3C040BB08
3C040DD13
3C040GG02
(57)【要約】
【課題】本発明は屋外木材用の迅速でポータブルな切断装置を開示した。
【解決手段】
上本体を含み、前記上本体の中には昇降空間が左右対称に且つ固定的に設置され、前記昇降空間の間には切断空間が設置され、前記切断空間の上側には貯水空間が設置され、前記貯水空間の後側には液圧空間が設置され、前記昇降空間と前記液圧空間との間には昇降装置が設置され、前記昇降装置は前記液圧空間の底壁に固定的に取り付けられた液圧モータを含み、前記液圧モータには液圧軸が伝動できるように連結され、前記液圧軸が前記液圧空間の頂壁と回転できるように連結され、前記液圧軸には液圧ロッドがねじ山により連結され、前記液圧ロッドが前記液圧空間の側壁とスライドできるように連結されている。
【選択図】
図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
上本体を含み、前記上本体の中には昇降空間が左右対称に且つ固定的に設置され、前記昇降空間の間には切断空間が設置され、前記切断空間の上側には貯水空間が設置され、前記貯水空間の後側には液圧空間が設置され、前記昇降空間と前記液圧空間との間には昇降装置が設置され、
前記昇降装置は前記液圧空間の底壁に固定的に取り付けられた液圧モータを含み、前記液圧モータには液圧軸が伝動できるように連結され、前記液圧軸が前記液圧空間の頂壁と回転できるように連結され、前記液圧軸には液圧ロッドがねじ山により連結され、前記液圧ロッドが前記液圧空間の側壁とスライドできるように連結され、前記液圧空間の左右両側壁には対称な連通空間が設置され、各前記連通空間と対応の前記昇降空間との間には連通孔が連結され、各前記昇降空間の中にはスライドブロックがそれぞれスライドできるように連結され、前記スライドブロックの下側には前記昇降空間の底壁とスライドできるように連結された連結ロッドが固定的に設置され、前記連結ロッドが下方へ前記昇降空間の底壁を貫通して前記上本体の底面とスライドできるように連結され、左側の前記連結ロッドには標尺が固定的に設置され、前記スライドブロックと前記昇降空間の底壁との間には復帰ばねが連結され、
前記切断空間と前記貯水空間の中には木材を切断できる切断装置が設置され、前記上本体の下側には下本体がスライドできるように連結され、前記下本体の中には固定空間が設置され、前記固定空間の左右側壁の間には木材を置くことができる置きロッドが五つ固定的に設置され、前記固定空間の左右両側壁には側壁空間が設置され、各前記側壁空間のもう片側にはスライド空間が設置され、各前記側壁空間と対応の前記スライド空間との間にはスライド溝が連通するように形成され、各前記スライド空間の下側壁には傘歯車空間が設置され、前記傘歯車空間と前記固定空間との間には樹幹を挟める挟み装置が設置され、前記下本体の左右両側には移動空間が対称に設置され、前記移動空間の中には前記上本体の前後移動を制御する移動装置が設置されていることを特徴とする屋外木材用の迅速でポータブルな切断装置。
【請求項2】
前記切断装置は前記切断空間の後側壁に固定的に取り付けられた切断モータを含み、前記切断モータの前側には切断軸が伝動できるように連結され、前記切断軸が前記切断空間の前側壁と回転できるように連結され、前記切断軸の右側には前記切断空間の前後側壁と回転できるように連結された切断副軸が対称に設置され、前記切断副軸と前記切断軸には対称となる大切断輪が固定的に設置され、前記切断空間の下側には前記切断空間の前後側壁と回転できるように連結された回転軸が互いに対称となるように固定的に設置され、前記回転軸には小切断輪が固定的に設置され、各前記小切断輪と各前記大切断輪との間には鋸刃が連結され、前記貯水空間の頂壁には加水口が設置され、前記貯水空間の底側壁には水滴らし器が固定的に設置されていることを特徴とする請求項1に記載の屋外木材用の迅速でポータブルな切断装置。
【請求項3】
前記挟み装置は前記下本体の前側に固定的に取り付けられた駆動モータを含み、前記駆動モータの左右両側にはモータ軸が対称に且つ伝動できるように連結され、前記モータ軸の片側には第一傘歯車が固定的に設置され、各前記傘歯車空間の前側壁には傘歯車軸が回転できるように連結され、各前記傘歯車の前側には前記第一傘歯車と噛み合った第二傘歯車が固定的に設置され、各前記傘歯車軸の後側にはスライドロッドがねじ山により連結され、各前記スライドロッドの片側には前記スライド溝の中でスライドできる小固定ブロックが固定的に設置され、各前記側壁空間の片側壁の後部には前記小固定ブロックと対応したヒンジ連結ブロックが固定的に設置され、前記小固定ブロックと対応の前記ヒンジ連結ブロックとの間にはヒンジ連結ロッドがヒンジにより連結され、前記ヒンジ連結ロッドのもう一端の上側には押しブロックがヒンジにより連結され、前記押しブロックの片側には挟みロッドが固定的に設置され、各前記挟みロッドの下側には連通溝が固定的に形成され、前記ヒンジ連結ロッドのもう一端の下側には前記連通溝とスライドできるように連結されたT型ブロックがヒンジにより連結されていることを特徴とする請求項1に記載の屋外木材用の迅速でポータブルな切断装置。
【請求項4】
前記移動装置は前記移動空間の前後側壁に固定的に取り付けられた固定ロッドを含み、前記上本体の左側には前記上本体を押して移動させることができる押しロッドが設置され、各前記連結ロッドの下側には内空間が固定的に設置され、各前記固定ロッドの上側には外空間が固定的に設置され、各前記外空間の左右側壁には短軸が回転できるように連結され、各前記短軸には小ローラーが固定的に設置され、各前記小ローラーが対応の前記内空間の頂壁と当接していることを特徴とする請求項1に記載の屋外木材用の迅速でポータブルな切断装置。
【請求項5】
前記下本体の底側の後部には開口空間が互いに対称に設置され、前記開口空間の左右側壁にはローラー軸が回転できるように連結され、各前記ローラー軸には移動できる大ローラーが固定的に設置され、前記下本体の底部の前側には収縮空間が設置され、前記収縮空間の頂壁には液圧機が固定的に設置され、前記液圧機の下側には支持ブロックが固定的に設置されていることを特徴とする請求項4に記載の屋外木材用の迅速でポータブルな切断装置。
【請求項6】
各前記置きロッドには鋭い歯が固定的に設置されていることを特徴とする請求項2に記載の屋外木材用の迅速でポータブルな切断装置。
【請求項7】
左右両側の前記第二傘歯車の歯車が逆方向であることを特徴とする請求項4に記載の屋外木材用の迅速でポータブルな切断装置。
【請求項8】
前記下本体の前側にはフックが設置されていることを特徴とする請求項6に記載の屋外木材用の迅速でポータブルな切断装置。
【請求項9】
前記水滴らし器の滴下速度が遅いことを特徴とする請求項2に記載の屋外木材用の迅速でポータブルな切断装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は木材加工分野を取り上げて、具体的には屋外木材用の迅速でポータブルな切断装置である。
【背景技術】
【0002】
現在、社会の発展に伴い、不動産や家具産業の急速な発展は木材産業の発展につながり、木材の需要は急激に増加しており、一般的に、木材は原産地から切断された後、倉庫に積み上げられるが、原木は大きなスペースを占めるため、原産地で切断された後、倉庫まで運輸する必要があり、しかし、既存の大規模な切断装置は輸送に不便であり、従来の手動切断は時間と労力を要するだけでなく、精度を把握することができないため、ポータブルな屋外切断装置を発明する必要がある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】中国特許出願公開第102744458号明細書
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明の目的は屋外木材用の迅速でポータブルな切断装置を提供し、それは上記の現在の技術中の問題を解決できる。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明は以下の技術プランを通じて実現する:屋外木材用の迅速でポータブルな切断装置は、上本体を含み、前記上本体の中には昇降空間が左右対称に且つ固定的に設置され、前記昇降空間の間には切断空間が設置され、前記切断空間の上側には貯水空間が設置され、前記貯水空間の後側には液圧空間が設置され、前記昇降空間と前記液圧空間との間には昇降装置が設置され、
前記昇降装置は前記液圧空間の底壁に固定的に取り付けられた液圧モータを含み、前記液圧モータには液圧軸が伝動できるように連結され、前記液圧軸が前記液圧空間の頂壁と回転できるように連結され、前記液圧軸には液圧ロッドがねじ山により連結され、前記液圧ロッドが前記液圧空間の側壁とスライドできるように連結され、前記液圧空間の左右両側壁には対称な連通空間が設置され、各前記連通空間と対応の前記昇降空間との間には連通孔が連結され、各前記昇降空間の中にはスライドブロックがそれぞれスライドできるように連結され、前記スライドブロックの下側には前記昇降空間の底壁とスライドできるように連結された連結ロッドが固定的に設置され、前記連結ロッドが下方へ前記昇降空間の底壁を貫通して前記上本体の底面とスライドできるように連結され、左側の前記連結ロッドには標尺が固定的に設置され、前記スライドブロックと前記昇降空間の底壁との間には復帰ばねが連結され、
前記切断空間と前記貯水空間の中には木材を切断できる切断装置が設置され、前記上本体の下側には下本体がスライドできるように連結され、前記下本体の中には固定空間が設置され、前記固定空間の左右側壁の間には木材を置くことができる置きロッドが五つ固定的に設置され、前記固定空間の左右両側壁には側壁空間が設置され、各前記側壁空間のもう片側にはスライド空間が設置され、各前記側壁空間と対応の前記スライド空間との間にはスライド溝が連通するように形成され、各前記スライド空間の下側壁には傘歯車空間が設置され、前記傘歯車空間と前記固定空間との間には樹幹を挟める挟み装置が設置され、前記下本体の左右両側には移動空間が対称に設置され、前記移動空間の中には前記上本体の前後移動を制御する移動装置が設置されている。
【0006】
優選的には、前記切断装置は前記切断空間の後側壁に固定的に取り付けられた切断モータを含み、前記切断モータの前側には切断軸が伝動できるように連結され、前記切断軸が前記切断空間の前側壁と回転できるように連結され、前記切断軸の右側には前記切断空間の前後側壁と回転できるように連結された切断副軸が対称に設置され、前記切断副軸と前記切断軸には対称となる大切断輪が固定的に設置され、前記切断空間の下側には前記切断空間の前後側壁と回転できるように連結された回転軸が互いに対称となるように固定的に設置され、前記回転軸には小切断輪が固定的に設置され、各前記小切断輪と各前記大切断輪との間には鋸刃が連結され、前記貯水空間の頂壁には加水口が設置され、前記貯水空間の底側壁には水滴らし器が固定的に設置されている。
【0007】
優選的には、前記挟み装置は前記下本体の前側に固定的に取り付けられた駆動モータを含み、前記駆動モータの左右両側にはモータ軸が対称に且つ伝動できるように連結され、前記モータ軸の片側には第一傘歯車が固定的に設置され、各前記傘歯車空間の前側壁には傘歯車軸が回転できるように連結され、各前記傘歯車の前側には前記第一傘歯車と噛み合った第二傘歯車が固定的に設置され、各前記傘歯車軸の後側にはスライドロッドがねじ山により連結され、各前記スライドロッドの片側には前記スライド溝の中でスライドできる小固定ブロックが固定的に設置され、各前記側壁空間の片側壁の後部には前記小固定ブロックと対応したヒンジ連結ブロックが固定的に設置され、前記小固定ブロックと対応の前記ヒンジ連結ブロックとの間にはヒンジ連結ロッドがヒンジにより連結され、前記ヒンジ連結ロッドのもう一端の上側には押しブロックがヒンジにより連結され、前記押しブロックの片側には挟みロッドが固定的に設置され、各前記挟みロッドの下側には連通溝が固定的に形成され、前記ヒンジ連結ロッドのもう一端の下側には前記連通溝とスライドできるように連結されたT型ブロックがヒンジにより連結されている。
【0008】
優選的には、前記移動装置は前記移動空間の前後側壁に固定的に取り付けられた固定ロッドを含み、前記上本体の左側には前記上本体を押して移動させることができる押しロッドが設置され、各前記連結ロッドの下側には内空間が固定的に設置され、各前記固定ロッドの上側には外空間が固定的に設置され、各前記外空間の左右側壁には短軸が回転できるように連結され、各前記短軸には小ローラーが固定的に設置され、各前記小ローラーが対応の前記内空間の頂壁と当接している。
【0009】
優選的には、前記下本体の底側の後部には開口空間が互いに対称に設置され、前記開口空間の左右側壁にはローラー軸が回転できるように連結され、各前記ローラー軸には移動できる大ローラーが固定的に設置され、前記下本体の底部の前側には収縮空間が設置され、前記収縮空間の頂壁には液圧機が固定的に設置され、前記液圧機の下側には支持ブロックが固定的に設置されている。
【0010】
優選的には、各前記置きロッドには鋭い歯が固定的に設置されている。
【0011】
優選的には、左右両側の前記第二傘歯車の歯車が逆方向である。
【0012】
優選的には、前記下本体の前側にはフックが設置されている。
【0013】
優選的には、前記水滴らし器の滴下速度が遅い。
【発明の効果】
【0014】
以上により、本願発明の有益な効果は:屋外で木材を切断するとき、手動で切断するのが一般的だが、本願発明はそれと違って、切断過程において、作業員が木材を切断装置に置くだけでよく、本願発明は固定と切断を行い、木材の切断効率を高め、切断コストを削減し、作業員の安全を一定程度守り、従来の切断装置と比べて、本願発明は鋸刃が切断するとき、点滴洗浄と冷却を採用し、鋸刃の寿命が長くなり、作業効率がある程度向上し、従来の切断装置と比べて、本願発明は切断装置と置き装置をスライドできるように装着し、切断をより便利でスムーズにする。
【図面の簡単な説明】
【0015】
下記に
図1〜6をあわせて本発明について詳しく説明し、便利に説明するために、下記の方向を以下のように規定する:
図1は本発明装置の正面図であり、以下に述べる上下左右前後の方向と
図1の自身投影関係の上下左右前後の方向とが一致である。
【0016】
【
図1】
図1は本願発明の全体全断面の正面構造概略図
【発明を実施するための形態】
【0017】
図1〜6を参照し、屋外木材用の迅速でポータブルな切断装置は、上本体20を含み、前記上本体20の中には昇降空間21が左右対称に且つ固定的に設置され、前記昇降空間21の間には切断空間40が設置され、前記切断空間40の上側には貯水空間25が設置され、前記貯水空間25の後側には液圧空間63が設置され、前記昇降空間21と前記液圧空間63との間には昇降装置101が設置され、前記昇降装置101は前記液圧空間63の底壁に固定的に取り付けられた液圧モータ62を含み、前記液圧モータ62には液圧軸61が伝動できるように連結され、前記液圧軸61が前記液圧空間63の頂壁と回転できるように連結され、前記液圧軸61には液圧ロッド60がねじ山により連結され、前記液圧ロッド60が前記液圧空間63の側壁とスライドできるように連結され、前記液圧空間63の左右両側壁には対称な連通空間64が設置され、各前記連通空間64と対応の前記昇降空間21との間には連通孔22が連結され、各前記昇降空間21の中にはスライドブロック29がそれぞれスライドできるように連結され、前記スライドブロック29の下側には前記昇降空間21の底壁とスライドできるように連結された連結ロッド30が固定的に設置され、前記連結ロッド30が下方へ前記昇降空間21の底壁を貫通して前記上本体20の底面とスライドできるように連結され、左側の前記連結ロッド30には標尺70が固定的に設置され、前記スライドブロック29と前記昇降空間21の底壁との間には復帰ばね31が連結され、前記切断空間40と前記貯水空間25の中には木材を切断できる切断装置102が設置され、前記上本体20の下側には下本体39がスライドできるように連結され、前記下本体39の中には固定空間41が設置され、前記固定空間41の左右側壁の間には木材を置くことができる置きロッド38が五つ固定的に設置され、前記固定空間41の左右両側壁には側壁空間71が設置され、各前記側壁空間71のもう片側にはスライド空間44が設置され、各前記側壁空間71と対応の前記スライド空間44との間にはスライド溝47が連通するように形成され、各前記スライド空間44の下側壁には傘歯車空間48が設置され、前記傘歯車空間48と前記固定空間41との間には樹幹を挟める挟み装置103が設置され、前記下本体39の左右両側には移動空間42が対称に設置され、前記移動空間42の中には前記上本体20の前後移動を制御する移動装置104が設置されている。
【0018】
前記切断装置102は前記切断空間40の後側壁に固定的に取り付けられた切断モータ65を含み、前記切断モータ65の前側には切断軸23が伝動できるように連結され、前記切断軸23が前記切断空間40の前側壁と回転できるように連結され、前記切断軸23の右側には前記切断空間40の前後側壁と回転できるように連結された切断副軸28が対称に設置され、前記切断副軸28と前記切断軸23には対称となる大切断輪24が固定的に設置され、前記切断空間40の下側には前記切断空間40の前後側壁と回転できるように連結された回転軸32が互いに対称となるように固定的に設置され、前記回転軸32には小切断輪33が固定的に設置され、各前記小切断輪33と各前記大切断輪24との間には鋸刃34が連結され、前記貯水空間25の頂壁には加水口27が設置され、前記貯水空間25の底側壁には水滴らし器26が固定的に設置され、前記切断モータ65を始動し、前記切断モータ65が前記切断軸23を回転させ、これにより前記大切断輪24を回転させ、これにより前記小切断輪33を回転させ、これにより前記大切断輪24と前記小切断輪33に取り付けられた前記鋸刃34により木材を切断すると同時に、前記水滴らし器26が前記貯水空間25の中の水により前記鋸刃34を洗浄して冷却し、これで木材をより良く切断できる。
【0019】
前記挟み装置103は前記下本体39の前側に固定的に取り付けられた駆動モータ52を含み、前記駆動モータ52の左右両側にはモータ軸51が対称に且つ伝動できるように連結され、前記モータ軸51の片側には第一傘歯車50が固定的に設置され、各前記傘歯車空間48の前側壁には傘歯車軸46が回転できるように連結され、各前記傘歯車46の前側には前記第一傘歯車50と噛み合った第二傘歯車49が固定的に設置され、各前記傘歯車軸46の後側にはスライドロッド45がねじ山により連結され、各前記スライドロッド45の片側には前記スライド溝47の中でスライドできる小固定ブロック54が固定的に設置され、各前記側壁空間71の片側壁の後部には前記小固定ブロック54と対応したヒンジ連結ブロック58が固定的に設置され、前記小固定ブロック54と対応の前記ヒンジ連結ブロック58との間にはヒンジ連結ロッド55がヒンジにより連結され、前記ヒンジ連結ロッド55のもう一端の上側には押しブロック56がヒンジにより連結され、前記押しブロック56の片側には挟みロッド59が固定的に設置され、各前記挟みロッド59の下側には連通溝57が固定的に形成され、前記ヒンジ連結ロッド55のもう一端の下側には前記連通溝57とスライドできるように連結されたT型ブロック75がヒンジにより連結され、木材を前記置きロッド38に置き、前記駆動モータ52を始動し、前記駆動モータ52が前記モータ軸51と、前記第一傘歯車50を回転させ、これにより前記第二傘歯車49と、前記傘歯車軸46を回転させ、これにより前記スライドロッド45を後ろへ移動させ、これにより前記小固定ブロック54と、前記T型ブロック75を後ろへ移動させ、これにより前記挟みロッド59を中間へ移動させ、これにより木材を挟む。
【0020】
前記移動装置104は前記移動空間42の前後側壁に固定的に取り付けられた固定ロッド43を含み、前記上本体20の左側には前記上本体20を押して移動させることができる押しロッド80が設置され、各前記連結ロッド30の下側には内空間66が固定的に設置され、各前記固定ロッド43の上側には外空間67が固定的に設置され、各前記外空間67の左右側壁には短軸69が回転できるように連結され、各前記短軸69には小ローラー68が固定的に設置され、各前記小ローラー68が対応の前記内空間66の頂壁と当接しており、木材を挟んで切断距離を調整した後、前記押しロッド80により前記上本体20を押して前後に移動させ、これにより木材を切断する。
【0021】
前記下本体39の底側の後部には開口空間35が互いに対称に設置され、前記開口空間35の左右側壁にはローラー軸36が回転できるように連結され、各前記ローラー軸36には移動できる大ローラー37が固定的に設置され、前記下本体39の底部の前側には収縮空間83が設置され、前記収縮空間83の頂壁には液圧機81が固定的に設置され、前記液圧機81の下側には支持ブロック82が固定的に設置され、木材を切断するとき、前記液圧機81を始動し、前記支持ブロック82が地面と接触し、これにより本願発明を支持して正常に作動させる。
【0022】
各前記置きロッド38には鋭い歯76が固定的に設置され、これにより摩擦を増加し、丸い木材が転がることを防止する。
【0023】
左右両側の前記第二傘歯車49の歯車が逆方向である。
【0024】
前記下本体39の前側にはフック53が設置され、車両の後側の牽引フックと連結されることができる。
【0025】
前記水滴らし器26の滴下速度が遅く、これにより木材の乾燥程度に影響しない。
【0026】
屋外の木材を切断するとき、本願発明をフック53により車の牽引フックにかけ、木材の場所に運び、液圧機81を始動し、支持ブロック82に本願発明を支持させ、駆動モータ52を始動し、駆動モータ52がモータ軸51と、第一傘歯車50を回転させ、これにより第二傘歯車49と、傘歯車軸46を回転させ、これによりスライドロッド45を後ろへ移動させ、これにより小固定ブロック54と、T型ブロック75を後ろへ移動させ、これにより挟みロッド59を中間へ移動させ、これにより木材を挟み、液圧モータ62を始動し、これにより液圧軸61を回転させ、これにより液圧ロッド60を上方へ移動させ、これにより液圧空間63の中の液圧油が連通空間64と、連通孔22により昇降空間21の中に流し込み、これにより上本体20の高度を調整し、これにより切断距離を決め、
距離を調整した後、切断モータ65を始動し、これにより切断軸23を回転させ、これにより大切断輪24を回転させ、これにより小切断輪33を回転させ、これにより大切断輪24と小切断輪33に取り付けられた鋸刃34により木材を切断すると同時に、水滴らし器26が貯水空間25の中の水により鋸刃34を洗浄して冷却し、木材を挟んで距離を調整した後、押しロッド80により上本体20を前後に移動させ、木材を切断する。
【0027】
以上に述べたのはただ本願発明の具体的な実施方式で、しかし本願発明の保護範囲はここに限らないである。全部の創造的な労働を通じなく思いついた変化と取替は本願発明の保護範囲にカバーされる。だから本願発明の保護範囲は権利要求書が限定される保護範囲を標準とする。