(C)トリメチルグリシン、高重合ポリエチレングリコール、ポリオキシアルキレンアルキルグルコシド及びポリオキシブチレンポリオキシエチレンポリオキシプロピレングリセリルエーテルから選択される1種又は2種以上
【発明を実施するための形態】
【0006】
以下、本発明を実施するための形態について詳細に説明する。ただし、本発明は以下の実施形態に限定されるものではない。
【0007】
本発明に用いられる成分(A)ナイアシンアミドは、ニコチン酸(ビタミンB3/ナイアシン)のアミド化合物である。ナイアシンアミドは水溶性ビタミンで、ビタミンB群の一つである公知の物質であり、天然物(米ぬかなど)から抽出されたり、あるいは公知の方法によって合成したりすることができる。具体的には、第17改正日本薬局方に収載されているものを用いることが出来る。
【0008】
本発明における成分(A)の含有量は、0.01〜10質量%が好ましく、3〜10質量%がより好ましく、3〜9質量%が最も好ましい。成分(A)の含有量が0.01%未満であると、ナイアシンアミドによる美白、シワ改善効果が十分でない場合があり、10%を超えると、塗布時のべたつき感が強く、使用感が悪い場合がある。
【0009】
本発明に用いられる成分(B)水溶性多糖類は、例えば、ガム類(ジェランガム、キサンタンガム、スクレロチウムガム、ローカストビーンガム、ビオサッカリドガム、タマリンドガム、クインスシード、アラビアガム、カラギーナン、タラガム、グアーガム、ガラクタン、アラビアガム、トラガカントガム、カードラン、サクシノグルカン等);カラギーナン;ヘパリン類似物質;アルギン酸類(アルギン酸、アルギン酸ナトリウム、アルギン酸プロピレングリコール等);寒天(アガロースを含む);ペクチン;プルラン;マンナン等が挙げられる。
【0010】
本発明の成分(B)としては、これらの化合物のいずれか単独、又は2種以上を組み合わせて用いることができるが、中でもガム類、ヘパリン類似物質、アルギン酸類、寒天、ペクチン、プルラン、カラギーナン、及びマンナンからなる群より選ばれる1種又は2種以上が好ましく、ジェランガム、キサンタンガム、スクレロチウムガム、アラビアガム、タマリンドシードガム、ビオサッカリドガム、カラギーナン、ヘパリン類似物質、アルギン酸類、寒天、ペクチン、及びプルランからなる群より選ばれる1種又は2種以上がより好ましく、ジェランガム、キサンタンガム、スクレロチウムガム、カラギーナン、ヘパリン類似物質、アルギン酸類、寒天、ペクチン、及びプルランからなる群より選ばれる1種又は2種以上が更に好ましく、ジェランガム、キサンタンガム、ヘパリン類似物質、アルギン酸類、寒天、ペクチン、及びプルランからなる群より選ばれる1種又は2種以上が更により好ましく、ジェランガム、キサンタンガム、ヘパリン類似物質及びプルランからなる群より選ばれる1種又は2種以上が特に好ましい。
【0011】
ジェランガムは、シュードモナス・エロディア(Pseudomonas elodea)がブドウ糖等を炭素源として好気性発酵により産生され、グルコース、グルクロン酸、ラムノースを構成糖とする。ジェランガムが発酵法で生産された時点では、主鎖の1−3結合したグルコースにアセチル基とグリセリル基が存在している。これを回収し、製品化したものがネイティブ型ジェランガムであり、このネイティブ型ジェランガムから、アシル基(アセチル基とグリセリル基)を除去したものが、脱アシル型ジェランガムである。本発明で用いるジェランガムの種類は特に限定されないが、ネイティブジェランガムがより好ましい。また、ジェランガムの粘度平均分子量は、1万〜500万、好ましくは10万〜100万、より好ましくは30〜70万である。本発明のシワ改善用皮膚外用剤には市販品を用いてもよく、特に限定されないが、例えばKELCOGEL CG−LA、KELCOGEL CG−HA、ケルコゲルHM、ケルコゲルDGA(以上、CP Kelco U.S社製)等が使用できる。
【0012】
キサンタンガムは、キサントモナス属菌が炭化水素を炭素源として発酵により産生され、グルコース、マンノース、グルクロン酸等を構成糖とする。本発明のシワ改善用皮膚外用剤には市販品を用いてもよく、特に限定されないが、例えばKELTROL CG、KELTROL CG−T、KELTROL CG−SFT、KELTROL T(CPKelco社製)、ノムコートZZ(日清オイリオ社製)、エコーガムT(大日本住友製薬社製)等が使用できる。
【0013】
スクレロチウムガムは、カプセル状β−D−グルカンであり、炭素源としてのグルコース又はスクロースと無機塩を加えた複合窒素源とを含有する培地で増殖させた真菌種から製造される。特に限定されないが、例えば約100の推定重合度を有するグルカンはSclerotium glucanicumから得られ、約800の重合度を有するグルカンはSclerotium rolfsii株から得られる。種々のスクレロチウムガムは、重合度以外に、側鎖の数及び長さが僅かに異なる。本発明のシワ改善用皮膚外用剤には市販品を用いてもよく、特に限定されないが、例えばAMIGEL(Alban Muller社製)が使用できる。
【0014】
アラビアガムは、マメ科植物であるアカシア属の植物の樹液から得られ、ガラクトース、L−アラビノース、L−ラムノース及びグルクロン酸を構成糖とする、酸性多糖類である。本発明のシワ改善用皮膚外用剤には市販品を用いてもよく、限定されないが、例えばアラビックコールSS(三栄薬品貿易社製)等が使用できる。
【0015】
タマリンドシードガムは、主鎖がグルコース、側鎖がキシロースからなるキシログルカンである。本発明のシワ改善用皮膚外用剤には市販品を用いてもよく、特に限定されないが、例えばグリロイド6C(大日本製薬社製)等が使用できる。
【0016】
ビオサッカリドガムは、ビオサッカリドガム−1、2、3、及び4が知られており、いずれもソルビトールから発酵によって得られるが、製法は特に限定されない。ビオサッカリドガム−1は、L−フコース、D−ガラクトース、D−ガラクツロン酸が連続的に結合した多糖である。ビオサッカリドガム−2は、ラムノースを主成分とする多糖体であり、α−L−Rhap(1→3)−β−D−Galp−(1→2)―α―LRhap(1→4)―β―D−Glep−(1→3)−[α−L−Rhap−(1→2)−]―α―D−Galp−(1のポリマーである。ビオサッカリドガム−3は、L−フコース、D−ガラクトース、D−ガラクツロン酸が連続的に結合した多糖であるが、ビオサッカリドガム−1より重合度及び分子量が小さい多糖である。ビオサッカリドガム−4は、L−フコース、2−D−グルコース、及びグルクロン酸を繰り返し単位とする脱アセチル化した分岐多糖である。中でも、本発明のシワ改善用皮膚外用剤には、ビオサッカリドガム−1が好適に用いられる。本発明のシワ改善用皮膚外用剤には市販品を用いてもよく、特に限定されないが、例えば、ビオサッカリドガム−1であるFUCOGEL 1.5P、FUCOGEL 1000 PP;ビオサッカリドガム−2であるRhamnosoft HP 1.5P;ビオサッカリドガム−4であるGlicofilm 1.5P(以上いずれもフランス・Solabia社製)等が使用できる。
【0017】
カラギーナンは、紅藻類海藻から抽出、精製される天然高分子である。カラギーナンの主鎖はガラクトースで構成されており、結合している硫酸基の位置及び数の相違や、アンヒドロ構造の有無により、カッパ型カラギーナン、イオタ型カラギーナン及びラムダ型カラギーナンに大別される。本発明で用いるカラギーナンの種類は特に限定されないが、好ましいカラギーナンはカッパ型カラギーナンである。本発明のシワ改善用皮膚外用剤には、GENUVISCO type PJ−JPE(CP Kelco社製)、ソアギーナMV101、ソアギーナMV201、ソアギーナMV320M(以上、エムアールシーポリサッカライド社製)等が使用できる。
【0018】
ヘパリン類似物質は、多硫酸化コンドロイチン等の多硫酸化ムコ多糖である。ムコ多糖を構成する単糖1分子当たり平均0.5〜5分子、中でも平均0.6〜3分子の硫酸基を有するのが好ましい。ヘパリン類似物質には、例えば、ヘパリン、並びにコンドロイチン硫酸D及びコンドロイチン硫酸Eのような多硫酸化コンドロイチン等が含まれる。中でも、日本薬局方外医薬品規格に収戴されているヘパリン類似物質が好適に使用できる。
【0019】
ペクチンは、ラムノースとガラクツロン酸を構成糖とする多糖類で、主鎖のガラクツロン酸の一部がメチル基又はアセチル基でエステル化されている。メチルエステル化されたガラクツロン酸のモル含有率(%)をメチルエステル化度(DE)として、DEが50%以上のペクチンがハイメトキシル(HM)ペクチン、DEが50%未満のものがローメトキシル(LM)ペクチンと呼ばれる。本発明のシワ改善用皮膚外用剤には、HMペクチン及びLMペクチンのいずれを用いてもよい。市販品としては、特に限定されないが、例えば、GENU pectin LM−104AS−J、GENU pectin USP−H(CPケルコ社製)等が使用できる。
【0020】
寒天は、テングサ、オゴノリ等の紅藻類の粘液質から得られ、アガロースやアガロペクチン等からなる多糖類である。本発明のシワ改善用皮膚外用剤には、アガロースやアガロペクチンの重合度や分子量、寒天中の硫酸基及びピルビン酸基の含有量等には特に限定されず、いずれのものを用いてもよく、市販品として、特に限定されないが、例えば、寒天AX−30、UP−6、UP−37CS、ウルトラ寒天UX−30、UX−200(以上、伊那食品工業社製)等が使用できる。
【0021】
プルランは、α−1,4グルコシド結合による3個のグルコースからなるマルトトリオースがα−1,6グルコシド結合で繰り返し鎖状に結合したものである。本発明のシワ改善用皮膚外用剤には、市販品を用いてもよく、特に限定されないが、例えばPU101、化粧品用プルラン(林原社製)が使用できる。
【0022】
アルギン酸類は、マンヌロン酸とグルロン酸の2種類のウロン酸が直鎖状に結合したアルギン酸、アルギン酸の塩、及びアルギン酸プロピレングリコールのようなアルギン酸の誘導体である。塩としては、ナトリウム塩、カリウム塩等が挙げられるが、中でもナトリウム塩が好ましい。本発明のシワ改善用皮膚外用剤には、市販品を用いてもよく、限定されないが、例えば、ダックアルギンNSPM−R(キッコーマンバイオケミファ者製)、キミカアルギンIL−2(キミカ社製)、ダックアルギンNSPH2R、ダックロイドFF−50−M(キッコーマンバイオケミファ社製)、アルギン酸ナトリウムHG(舞昆のこうはら社製)等が使用できる。
【0023】
成分(B)成分の総含有量は、特に限定されず、水溶性多糖類の種類、他の配合成分の種類等に応じて適宜設定されるが、本発明の効果を顕著に奏し、また組成物の安定性を高める観点から、シワ改善用皮膚外用剤の全量に対して、好ましくは0.005質量%以上、より好ましくは0.01質量%以上、更に好ましくは0.05質量%以上、更により好ましくは0.1質量%以上である。
【0024】
本発明に用いられる成分(C)は、トリメチルグリシン、高重合ポリエチレングリコール、ポリオキシアルキレンアルキルグルコシド及びポリオキシブチレンポリオキシエチレンポリオキシプロピレングリセリルエーテルから選択される1種又は2種以上である。
【0025】
トリメチルグリシンはアミノ酸グリシンにメチル基が3個結合した保湿剤であり、通常皮膚外用剤に用いられるものであれば特に限定されない。
【0026】
高重合ポリエチレングリコールとしては、化粧品表示名称でPEG−100、PEG135、PEG−150、PEG−180、PEG−200、PEG−220、PEG−240、PEG−350、PEG−400、PEG−450、PEG−800、PEG−2M、PEG−5M、PEG−7M、PEG−9M、PEG−14M、PEG−18M、PEG−20M、PEG−23M、PEG−25M、PEG−45M、PEG−65M、PEG−90Mなどが例示される。これらのポリエチレングリコールのなかでも、本発明の効果の点からPEG−200、PEG−220、PEG−240、PEG−350、PEG−400、PEG−450、PEG−800、PEG−2Mから選択される1種又は2種以上を用いることが好ましく、PEG−240、PEG−350、PEG−400、PEG−450、PEG−800から選択される1種又は2種以上を用いることがより好ましい。
【0027】
ポリオキシアルキレンアルキルグルコシドとしては、例えば、エチレンオキサイド及びプロピレンオキサイドから選択される1種又は2種のアルキレンオキサイドを、アルキルグルコシドに付加したものを使用することができ、その平均付加モル数としては、1〜30モル程度が好ましい。ポリオキシアルキレンアルキルグルコシドにおけるアルキル基としては、炭素数1〜4のものが好ましく、メチル基、エチル基、プロピル基、イソプロピル基等が好ましい例である。ポリオキシアルキレンアルキルグルコシドの好ましい具体例としては、ポリオキシアルキレンメチルグルコシドが挙げられ、より具体的には、POE(10)メチルグルコシド、POE(20)メチルグルコシド、POP(10)メチルグルコシド及びPOP(20)メチルグルコシド等が挙げられる。これらのポリオキシアルキレンアルキルグルコシドとしては、肌なじみの良さの観点からPOE(20)メチルグルコシドを用いることが最も好ましい。なお、本明細書において、ポリオキシエチレンをPOEと略記し、ポリオキシプロピレンをPOPと略記し、かっこ内の数はその平均付加モル数である。このようなポリオキシアルキレンアルキルグルコシドは、商業的に容易に入手することができる。
【0028】
市販品としてはマクビオブライドMG−10E、マクビオブライドMG−20E、マクビオブライドMG−10P(いずれも日油社製)、GLUCAME E−10 LFG、GLUCAME P−10(いずれもLUBRIZOL ADVANCED MATERIALS社製)等を用いることも可能である。
【0029】
ポリオキシブチレンポリオキシエチレンポリオキシプロピレングリセリルエーテルは、グリセリンのアルキレンオキシド誘導体であり、グリセリンに、オキシエチレン、オキシプロピレン及びオキシブチレンが共重合したものである。共重合の順番や形態には、特に制限はなく、形態としては、ブロック共重合、ランダム共重合又はこれらの組み合わせを挙げることができる。これらの中でもPEG/PPG/ポリブチレングリコール−8/5/3グリセリン(化粧品表示名称)を用いるのが好ましい。市販品としては、ウィルブライドS−753D(日油社製)等を挙げることができる。
【0030】
本発明における成分(C)の含有量は、0.001〜10質量%であり、0.05〜5質量%が好ましい。
【0031】
本発明のシワ改善用皮膚外用剤には、成分(D)として、炭素数3〜8のアルカンジオールを2種以上含有することが好ましい。本発明のシワ改善用皮膚外用剤に炭素数3〜8のアルカンジオールを2種以上配合することにより、抗菌効果を付与することが期待される。
【0032】
炭素数3〜8のアルカンジオールとして、具体的には、1,2−プロパンジオール(プロピレングリコール)、1,3−プロパンジオール、1,3−ブチレングリコール、イソペンタンジオール、1,2−ペンタンジオール、1,3−ペンタンジオール、1,4−ペンタンジオール、1,5−ペンタンジオール、1,2−ヘキサンジオール、1,3−ヘキサンジオール、1,4−ヘキサンジオール、1,5−ヘキサンジオール、1,6−ヘキサンジオール、3−メチル−1,5−ペンタンジオール、2−メチル−2,4−ペンタンジオール、1,2−ヘプタンジオール、1,3−ヘプタンジオール、1,4−ヘプタンジオール、1,5−ヘプタンジオール、1,6−ヘプタンジオール、1,7−ヘプタンジオール、2,4−ヘプタンジオール、3,4−ヘプタンジオール、4−オキサ−2,6−ヘプタンジオール、2−(2−ヒドロキシ-プロポキシ)−プロパン−1−オール、2−(2−ヒドロキシ−1−メチル−エトキシ)プロパン−1−オール、1,2−オクタンジオール、2,3−オクタンジオール、2−エチル−1,3−ヘキサンジオール、2,5−ジメチル−2,5−ヘキサンジオール等が挙げられる。中でも入手のし易さ、臭い、配合のし易さ等の問題から、4−オキサ−2,6−ヘプタンジオール、2−(2−ヒドロキシ-プロポキシ)−プロパン−1−オール、2−(2−ヒドロキシ−1−メチル−エトキシ)プロパン−1−オールの混合物であるジプロピレングリコール、1,2−プロパンジオール、1,3−ブチレングリコール、1,2−ペンタンジオール、1,2−ヘキサンジオールから選択される2種以上を好ましく用いることができる。
【0033】
本発明のシワ改善用皮膚外用剤には、上述の必須成分、任意成分の他に、必要に応じて通常シワ改善用皮膚外用剤に配合される、水性成分、油性成分、上記以外の保湿剤、色素、界面活性剤、増粘剤、美容成分、香料、高分子物質、防菌防黴剤、アルコール類、粉体、スクラブ剤、生体由来成分等を適宜配合することができる。
【0034】
本発明のシワ改善用皮膚外用剤の剤型は、特に限定されず、水系、乳化型等いずれの剤型でもよい。
【0035】
本発明のシワ改善用皮膚外用剤は、通常の製造方法により製造することができる。
【0036】
本発明のシワ改善用皮膚外用剤は、例えば、ローション剤、乳剤、軟膏の剤型で用いることができる。
【0037】
本発明のシワ改善用皮膚外用剤は、通常の製造方法により製造することができる。
【実施例】
【0038】
以下、実施例を挙げて本発明についてより具体的に説明する。ただし、本発明は以下の実施例に限定されるものではない。なお、以下の実施例において、特に断りのない限り配合量は質量%で示す。
【0039】
[使用感評価]
官能評価専門員3名が、実施例及び比較例にかかるシワ改善用皮膚外用剤をそれぞれ独立して使用し、合議により下記の評価を行った。
【0040】
[評価基準]べたつき
べたつきがない:◎
ほとんどべたつきがない:〇
ややべたつく:△
べたつく:×
[評価基準]浸透感
浸透感が非常に良好である:◎
浸透感が良好である:〇
浸透感があまりよくない:△
浸透感がない:×
【0041】
表1に示す処方にて、本発明の実施例及び比較例となるシワ改善用皮膚外用剤を常法により調製した。
【0042】
【表1】
【0043】
表1に示した通り、本願発明のシワ改善用皮膚外用剤は、べたつきの少ない、良好な使用感であった。
【0044】
【表2】
【0045】
【表3】
【0046】
【表4】
【0047】
【表5】
【0048】
【表6】
【0049】
【表7】
【0050】
【表8】
【0051】
【表9】
【0052】
【表10】
【0053】
【表11】
【0054】
【表12】
【0055】
実施例49:水中油乳化型美容液
(1)(エイコサン二酸/テトラデカン二酸)ポリグリセリル−10 1.5
(2)トリプロピレングリコール 15.0
(3)ナイアシンアミド 4.0
(4)L−テアニン 0.05
(5)1,3−ブチレングリコール 3.5
(6)ジプロピレングリコール 0.5
(7)精製水 残量
(8)グリセリン 2.0
(9)POE(20)メチルグルコシド(注3) 2.0
(10)メチルパラベン 0.1
(11)イソステアリン酸ポリオキシエチレン(50)硬化ヒマシ油 0.2
(12)ポリオキシエチレン(60)硬化ヒマシ油 0.2
(13)エタノール 5.0
(14)ミリスチン酸イソプロピル 0.3
(15)ダイマージリノール酸(フィトステリル/イソステアリル/セチル/
ステアリル/ベヘニル) 0.2
(16)トリオレイン酸ソルビタン 0.2
(17)トコトリエノール 0.02
(18)プルラン 1%水溶液(注1) 10.0
【0056】
実施例50:水中油型乳液
(1)1,3−ブチレングリコール 5.0
(2)ジプロピレングリコール 5.0
(3)精製水 残量
(4)ナイアシンアミド 3.0
(5)N−ミリストイル−L−グルタミン酸 0.2
(6)ポリオキシエチレン(10)硬化ヒマシ油 0.2
(7)マカデミアナッツ油脂肪酸フィトステリル 1.0
(8)トリ(カプリル酸/カプリル酸)グリセリル 0.2
(9)トコフェロールニコチン酸エステル 0.01
(10)天然ビタミンE 0.1
(11)酢酸トコフェロール 0.01
(12)ステアリルアルコール 0.5
(13)1,2−ペンタンジオール 0.1
(14)キサンタンガム1%水溶液(注6) 5.0
(15)PEG/PPG/ポリブチレングリコール
−8/5/3グリセリン(注4)グリセリン 1.0
(16)エタノール 5.0
(17)香料 0.1
【0057】
実施例51:化粧水
(1)エタノール 15.0
(2)ポリオキシエチレン(40E.O.)硬化ヒマシ油 0.3
(3)香料 0.1
(4)精製水 残量
(5)クエン酸 0.02
(6)クエン酸ナトリウム 0.1
(7)グリセリン 1.0
(8)ジェランガム(注7) 10.5
(9)ナイアシンアミド 4.0
(10)PEG−400(注2) 1.0
(11)POE(20)メチルグルコシド(注3) 1.0
(12)PEG/PPG/ポリブチレングリコール
−8/5/3グリセリン(注4) 1.0
【0058】
以上、本願発明の実施例にかかるシワ改善用皮膚外用剤は、シワ改善効果に優れ、べたつきが少なく、浸透感の良好な使用感であった。