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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】特開2021-69364(P2021-69364A)
(43)【公開日】2021年5月6日
(54)【発明の名称】インテリジェント捕虫芝生地下ライト
(51)【国際特許分類】
   A01M 1/04 20060101AFI20210409BHJP
   A01M 1/02 20060101ALI20210409BHJP
【FI】
   A01M1/04 Z
   A01M1/02 A
【審査請求】有
【請求項の数】7
【出願形態】OL
【全頁数】10
(21)【出願番号】特願2019-227169(P2019-227169)
(22)【出願日】2019年12月17日
(31)【優先権主張番号】201911045606.6
(32)【優先日】2019年10月30日
(33)【優先権主張国】CN
(71)【出願人】
【識別番号】519146547
【氏名又は名称】呉剛
(74)【代理人】
【識別番号】100115303
【弁理士】
【氏名又は名称】岩永 和久
(72)【発明者】
【氏名】劉捷
【テーマコード(参考)】
2B121
【Fターム(参考)】
2B121AA11
2B121BA21
2B121CB02
2B121CC11
2B121DA34
2B121EA27
(57)【要約】      (修正有)
【課題】害虫を引き寄せて自動的に捕らえる機能を実現するインテリジェント捕虫芝生地下ライトを提供する。
【解決手段】外殻10を含み、外殻10の内部の下端には集め空間12が設置され、外殻10の内部の上端には伝動空間50が設置され、、伝動空間50の内部の下端には動力を提供する伝動機構49が設置され、伝動空間50の内部の上端には害虫を引き寄せる誘引剤をスプレーするスプレー機構48と地下ライトを通電させる照明機構45が設置され、集め空間12の中には捕虫機構51が設置され、芝生を照明すると同時に内部から誘引剤を放って虫を引き寄せ、捕虫機構51を踏んだ引き寄せられた虫が集め空間12の中に落ちる。
【選択図】図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
外殻を含み、前記外殻の内部の下端には集め空間が設置され、前記外殻の内部の上端には伝動空間が設置され、、前記伝動空間の内部の下端には本願発明に動力を提供する伝動機構が設置され、前記伝動空間の内部の上端には害虫を引き寄せる誘引剤をスプレーするスプレー機構と地下ライトを通電させる照明機構が設置され、前記集め空間の中には虫を引き寄せられる捕虫機構が設置され、
前記捕虫機構は前記外殻内部の下端の両側に位置し且つ上方に開口した二つの第一押し板空間を含み、左側の前記第一押し板空間を説明し、前記第一押し板空間の上端の前後内壁には回転ロッドが回転可能に連結され、前記回転ロッドには第一押し板が設置され、前記第一押し板空間の下内壁の中には上方に開口した移動空間が設置され、前記移動空間の中には前記移動空間の中で上下にスライド可能な移動ブロックが設置され、前記移動ブロックの右端面には細縄が固定的に連結され、前記移動ブロックの下内壁には戻しばねが固定的に設置され、前記戻しばねの下端と前記移動空間の下内壁とが連結され、前記移動ブロックの上端面には曲がり板が固定的に設置され、前記曲がり板の右端面と前記第一押し板の左端面とが噛み合うように連結され、前記第一押し板は下方に翻転すると前記曲がり板を下方に移動させることができ、前記伝動空間の下内壁の両側にはいずれも前記集め空間に連通する第二押し板空間が設置され、左側の前記第二押し板空間を説明し、前記第二押し板空間の中の右端の前後内壁には第二押し板が回転可能に連結され、前記第二押し板の上端面の左端には引っ張りばねが設置され、前記引っ張りばねと前記第二押し板空間の上内壁とが連結され、前記第二押し板の上端面には引き紐が固定的に連結され、前記伝動空間の下端の左右内壁にはいずれも外部空間と連通した入り口が設置され、左側の前記入り口を説明し、前記入り口の下内壁には上方に開口した仕切り板空間が設置され、前記仕切り板空間の中には前記仕切り板空間の中で上下にスライド可能な止め板が設置され、前記止め板の下端面には弾性ばねが固定的に設置され、前記弾性ばねと前記仕切り板空間の下内壁とが連結され、前記止め板の下端面にはまた前記引き紐の一端が連結され、前記仕切り板空間の右内壁には左方に開口した止めブロック空間が設置され、前記止めブロック空間の中には前記止めブロック空間の中で左右にスライド可能な止めブロックが設置され、前記止めブロックの右端面には弾力ばねが固定的に設置され、前記弾力ばねと前記止めブロック空間の右内壁とが連結され、前記止めブロックの右端面には前記引き紐の一端が固定的に連結され、前記集め空間の右内壁には外部空間と連通した抜き孔が設置され、前記抜き孔の中には電磁スイッチが設置され、
本願発明は前記照明機構によって照明光源を提供し、また前記スプレー機構によって地下ライトの内部から誘引剤を放ち、引き寄せてきた虫が前記捕虫機構によって本願発明の中に閉ざして殺されることを特徴とするインテリジェント捕虫芝生地下ライト。
【請求項2】
前記伝動機構は前記伝動空間の下内壁に固定されたモーターを含み、前記モーターの上端には伝動軸が伝動可能に連結され、前記外殻の上端にはソーラーパネルが設置され、前記ソーラーパネルの中には下方に開口したスライド空間が設置され、前記スライド空間の下端面と前記伝動軸の上端面とが連結され、前記伝動軸の上端には縄巻き車が摩擦によって連結され、前記縄巻き車には麻縄が連結され、前記伝動空間の上端の前後内壁には回転ロッドが回転可能に連結され、前記回転ロッドには定滑車が設置され、前記定滑車は前記麻縄の方向をガイドする作用を果たすことを特徴とする請求項1に記載のインテリジェント捕虫芝生地下ライト。
【請求項3】
前記照明機構は前記伝動軸の上端に設置された固定ブロックを含み、前記固定ブロックの左右端面には二つの電球が固定的に設置され、前記ソーラーパネルの中には前記スライド空間の上側に位置する通電空間が設置され、前記通電空間の中の右端には固定導電ブロックが固定的に設置され、前記固定導電ブロックの右端には導線が通電できるように連結され、前記通電空間の中の左端には前記通電空間の中でスライド可能な移動導電ブロックが設置され、前記移動導電ブロックの下端には前記電球と通電できるように連結された電線が設置され、前記移動導電ブロックの右端には前記麻縄の一端が連結され、前記移動導電ブロックの左端面には左端が前記通電空間の左内壁と連結された引っ張りばねが固定的に設置され、前記伝動空間の上端の内壁には光透過性を有する光透過性板が設置されていることを特徴とする請求項1に記載のインテリジェント捕虫芝生地下ライト。
【請求項4】
前記スプレー機構は前記伝動軸の上端に設置された回転板を含み、前記回転板の中には二つの誘引剤貯蔵空間が設置され、前記伝動軸の上端にはまた前記回転板の下側に位置する回転ブロックが設置され、前記回転ブロックの中には二つの誘引剤集め空間が設置され、二つの前記誘引剤貯蔵空間の中にはそれぞれパイプが設置され、前記パイプがそれぞれ二つの前記誘引剤集め空間と連通し、左側の前記誘引剤集め空間を説明し、前記誘引剤集め空間の左内壁には第一誘引剤出口が設置され、前記第一誘引剤出口の左内壁には外に開口した広口が設置され、前記誘引剤集め空間の下内壁には外部空間と連通した第二誘引剤出口が設置され、前記回転ブロックの中には下方に開口した第一環状空間が設置され、前記第一環状空間の中には前記第一環状空間の中スライド可能な第一スライダが設置され、前記第一スライダの下端面には圧縮ばねが固定的に設置され、前記伝動軸の下端にはねじスリーブがねじ山によって連結され、前記ねじスリーブの左右両端には固定ロッドが設置され、前記伝動空間の下端の左内壁には右方に開口した位置制限溝が形成され、前記伝動空間の下端の内壁の中にはまた前記位置制限溝の下側に位置する環状空間が設置され、前記固定ロッドの左端には前記位置制限溝の中に位置する位置制限ロッドが設置され、前記固定ロッドの上端面には上端が前記第一誘引剤出口の中に伸びた第一環状止め板が固定的に設置され、前記固定ロッドの上端面にはまた前記第二誘引剤出口の中に位置する第二環状止め板が固定的に設置され、前記第二環状止め板の上端面には第二誘引剤出口で上下にスライド可能なピストンが固定的に設置され、前記ねじスリーブの中には上方に開口した第二環状空間が二つ設置され、前記第二環状空間の中には前記第二環状空間の中でスライド可能な第二環状ブロックが設置され、二つの前記圧縮ばねの下端がそれぞれ二つの前記第二環状ブロックの上端面と連結され、前記伝動空間の内壁には前記回転ブロックと同じ位置にある誘引剤スプレー口が設置されていることを特徴とする請求項1に記載のインテリジェント捕虫芝生地下ライト。
【請求項5】
初期状態において、前記ねじスリーブが前記伝動軸の上端に位置し、前記ピストンが前記第二誘引剤出口の中に位置し、前記環状止め板が前記第一誘引剤出口の中に位置し、前記誘引剤集め空間が前記広口と連通していないことを特徴とする請求項4に記載のインテリジェント捕虫芝生地下ライト。
【請求項6】
前記弾性ばねの弾力は前記止め板が前記仕切り板空間の中でスライドする時に受けた摩擦力と前記止め板の自身重力との和より大きいことを特徴とする請求項1に記載のインテリジェント捕虫芝生地下ライト。
【請求項7】
前記戻しばねの弾力は前記移動ブロックの重力と前記曲がり板の重力と前記移動ブロックが前記第一押し板空間の中で上方にスライドする時に受けた摩擦力との和より大きいことを特徴とする請求項1に記載のインテリジェント捕虫芝生地下ライト。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本願発明は照明分野に関わり、具体的にはインテリジェント捕虫芝生地下ライトである。
【背景技術】
【0002】
公園や居住地などに芝生があり、芝生は環境美化の効果を果たせるだけではなく、空気を浄化する作用も持っており、芝生でライトを設置することは夜に芝生の美しさを向上させることができる。
今まで、芝生地下ライトは一般的に照明機能を持って芝生の美しさを向上させるしかできなく、捕虫の機能を備えず、芝生に除虫処理をできなく、芝生を害虫から保護する機能が欠けている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】中国特許出願公開第104214622号明細書
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本願発明の解決しようとする問題はインテリジェント捕虫芝生地下ライトを提供することによって普通の地下ライトが機能単一と自動で捕虫できないなどの問題を解決して、害虫を引き寄せて自動的に捕らえる機能を実現することである。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本願発明は以下の技術的プランによって実現される。
【0006】
本願発明のインテリジェント捕虫芝生地下ライトは、外殻を含み、前記外殻の内部の下端には集め空間が設置され、前記外殻の内部の上端には伝動空間が設置され、、前記伝動空間の内部の下端には本願発明に動力を提供する伝動機構が設置され、前記伝動空間の内部の上端には害虫を引き寄せる誘引剤をスプレーするスプレー機構と地下ライトを通電させる照明機構が設置され、前記集め空間の中には虫を引き寄せられる捕虫機構が設置され、
前記捕虫機構は前記外殻内部の下端の両側に位置し且つ上方に開口した二つの第一押し板空間を含み、左側の前記第一押し板空間を説明し、前記第一押し板空間の上端の前後内壁には回転ロッドが回転可能に連結され、前記回転ロッドには第一押し板が設置され、前記第一押し板空間の下内壁の中には上方に開口した移動空間が設置され、前記移動空間の中には前記移動空間の中で上下にスライド可能な移動ブロックが設置され、前記移動ブロックの右端面には細縄が固定的に連結され、前記移動ブロックの下内壁には戻しばねが固定的に設置され、前記戻しばねの下端と前記移動空間の下内壁とが連結され、前記移動ブロックの上端面には曲がり板が固定的に設置され、前記曲がり板の右端面と前記第一押し板の左端面とが噛み合うように連結され、前記第一押し板は下方に翻転すると前記曲がり板を下方に移動させることができ、前記伝動空間の下内壁の両側にはいずれも前記集め空間に連通する第二押し板空間が設置され、左側の前記第二押し板空間を説明し、前記第二押し板空間の中の右端の前後内壁には第二押し板が回転可能に連結され、前記第二押し板の上端面の左端には引っ張りばねが設置され、前記引っ張りばねと前記第二押し板空間の上内壁とが連結され、前記第二押し板の上端面には引き紐が固定的に連結され、前記伝動空間の下端の左右内壁にはいずれも外部空間と連通した入り口が設置され、左側の前記入り口を説明し、前記入り口の下内壁には上方に開口した仕切り板空間が設置され、前記仕切り板空間の中には前記仕切り板空間の中で上下にスライド可能な止め板が設置され、前記止め板の下端面には弾性ばねが固定的に設置され、前記弾性ばねと前記仕切り板空間の下内壁とが連結され、前記止め板の下端面にはまた前記引き紐の一端が連結され、前記仕切り板空間の右内壁には左方に開口した止めブロック空間が設置され、前記止めブロック空間の中には前記止めブロック空間の中で左右にスライド可能な止めブロックが設置され、前記止めブロックの右端面には弾力ばねが固定的に設置され、前記弾力ばねと前記止めブロック空間の右内壁とが連結され、前記止めブロックの右端面には前記引き紐の一端が固定的に連結され、前記集め空間の右内壁には外部空間と連通した抜き孔が設置され、前記抜き孔の中には電磁スイッチが設置され、
本願発明は前記照明機構によって照明光源を提供し、また前記スプレー機構によって地下ライトの内部から誘引剤を放ち、引き寄せてきた虫が前記捕虫機構によって本願発明の中に閉ざして殺される。
【0007】
前記伝動機構は前記伝動空間の下内壁に固定されたモーターを含み、前記モーターの上端には伝動軸が伝動可能に連結され、前記外殻の上端にはソーラーパネルが設置され、前記ソーラーパネルの中には下方に開口したスライド空間が設置され、前記スライド空間の下端面と前記伝動軸の上端面とが連結され、前記伝動軸の上端には縄巻き車が摩擦によって連結され、前記縄巻き車には麻縄が連結され、前記伝動空間の上端の前後内壁には回転ロッドが回転可能に連結され、前記回転ロッドには定滑車が設置され、前記定滑車は前記麻縄の方向をガイドする作用を果たす。
【0008】
前記照明機構は前記伝動軸の上端に設置された固定ブロックを含み、前記固定ブロックの左右端面には二つの電球が固定的に設置され、前記ソーラーパネルの中には前記スライド空間の上側に位置する通電空間が設置され、前記通電空間の中の右端には固定導電ブロックが固定的に設置され、前記固定導電ブロックの右端には導線が通電できるように連結され、前記通電空間の中の左端には前記通電空間の中でスライド可能な移動導電ブロックが設置され、前記移動導電ブロックの下端には前記電球と通電できるように連結された電線が設置され、前記移動導電ブロックの右端には前記麻縄の一端が連結され、前記移動導電ブロックの左端面には左端が前記通電空間の左内壁と連結された引っ張りばねが固定的に設置され、前記伝動空間の上端の内壁には光透過性を有する光透過性板が設置されている。
【0009】
前記スプレー機構は前記伝動軸の上端に設置された回転板を含み、前記回転板の中には二つの誘引剤貯蔵空間が設置され、前記伝動軸の上端にはまた前記回転板の下側に位置する回転ブロックが設置され、前記回転ブロックの中には二つの誘引剤集め空間が設置され、二つの前記誘引剤貯蔵空間の中にはそれぞれパイプが設置され、前記パイプがそれぞれ二つの前記誘引剤集め空間と連通し、左側の前記誘引剤集め空間を説明し、前記誘引剤集め空間の左内壁には第一誘引剤出口が設置され、前記第一誘引剤出口の左内壁には外に開口した広口が設置され、前記誘引剤集め空間の下内壁には外部空間と連通した第二誘引剤出口が設置され、前記回転ブロックの中には下方に開口した第一環状空間が設置され、前記第一環状空間の中には前記第一環状空間の中スライド可能な第一スライダが設置され、前記第一スライダの下端面には圧縮ばねが固定的に設置され、前記伝動軸の下端にはねじスリーブがねじ山によって連結され、前記ねじスリーブの左右両端には固定ロッドが設置され、前記伝動空間の下端の左内壁には右方に開口した位置制限溝が形成され、前記伝動空間の下端の内壁の中にはまた前記位置制限溝の下側に位置する環状空間が設置され、前記固定ロッドの左端には前記位置制限溝の中に位置する位置制限ロッドが設置され、前記固定ロッドの上端面には上端が前記第一誘引剤出口の中に伸びた第一環状止め板が固定的に設置され、前記固定ロッドの上端面にはまた前記第二誘引剤出口の中に位置する第二環状止め板が固定的に設置され、前記第二環状止め板の上端面には第二誘引剤出口で上下にスライド可能なピストンが固定的に設置され、前記ねじスリーブの中には上方に開口した第二環状空間が二つ設置され、前記第二環状空間の中には前記第二環状空間の中でスライド可能な第二環状ブロックが設置され、二つの前記圧縮ばねの下端がそれぞれ二つの前記第二環状ブロックの上端面と連結され、前記伝動空間の内壁には前記回転ブロックと同じ位置にある誘引剤スプレー口が設置されている。
【0010】
初期状態において、前記ねじスリーブが前記伝動軸の上端に位置し、前記ピストンが前記第二誘引剤出口の中に位置し、前記環状止め板が前記第一誘引剤出口の中に位置し、前記誘引剤集め空間が前記広口と連通していない。
【0011】
前記弾性ばねの弾力は前記止め板が前記仕切り板空間の中でスライドする時に受けた摩擦力と前記止め板の自身重力との和より大きい。
【0012】
前記戻しばねの弾力は前記移動ブロックの重力と前記曲がり板の重力と前記移動ブロックが前記第一押し板空間の中で上方にスライドする時に受けた摩擦力との和より大きい。
【発明の効果】
【0013】
本願発明の有益な効果は:本願発明は構成が簡単で、操作が便利であり、作動する時、芝生を照明すると同時に内部から捕虫剤を放ち、芝生にある草の根を食べる害虫を地下ライトに引き寄せて自動的に捕らえ、捕虫した後に害虫を集めて本願発明は復帰して次の捕虫に便利を与える。
【図面の簡単な説明】
【0014】
下記に図1〜6をあわせて本願発明について詳しく説明し、便利に説明するために、下記の方向を以下のように規定する:図1は本願発明装置の正面図であり、以下に述べる上下左右前後の方向と図1の自身投影関係の上下左右前後の方向とが一致である。
【0015】
図1図1は本願発明実施例の構成概略図
図2図2は本願発明実施例の図1のA―Aの構成概略図
図3図3は本願発明実施例の図1のBの構成概略図
図4図4は本願発明実施例の図1のCの構成概略図
図5図5は本願発明実施例の図1のDの構成概略図
図6図6は本願発明実施例のねじスリーブの上面構成概略図
【発明を実施するための形態】
【0016】
図面1〜6に示したインテリジェント捕虫芝生地下ライトは外殻10を含み、前記外殻10の内部の下端には集め空間12が設置され、前記外殻10の内部の上端には伝動空間50が設置され、、前記伝動空間50の内部の下端には本願発明に動力を提供する伝動機構49が設置され、前記伝動空間50の内部の上端には害虫を引き寄せる誘引剤をスプレーするスプレー機構48と地下ライトを通電させる照明機構45が設置され、前記集め空間12の中には虫を引き寄せられる捕虫機構51が設置され、前記捕虫機構51は前記外殻10内部の下端の両側に位置し且つ上方に開口した二つの第一押し板空間20を含み、左側の前記第一押し板空間20を説明し、前記第一押し板空間20の上端の前後内壁には回転ロッド73が回転可能に連結され、前記回転ロッド73には第一押し板21が設置され、前記第一押し板空間20の下内壁の中には上方に開口した移動空間52が設置され、前記移動空間52の中には前記移動空間52の中で上下にスライド可能な移動ブロック54が設置され、前記移動ブロック54の右端面には細縄70が固定的に連結され、前記移動ブロック54の下内壁には戻しばね53が固定的に設置され、前記戻しばね53の下端と前記移動空間52の下内壁とが連結され、前記移動ブロック54の上端面には曲がり板18が固定的に設置され、前記曲がり板18の右端面と前記第一押し板21の左端面とが噛み合うように連結され、前記第一押し板21は下方に翻転すると前記曲がり板18を下方に移動させることができ、前記伝動空間50の下内壁の両側にはいずれも前記集め空間12に連通する第二押し板空間15が設置され、左側の前記第二押し板空間15を説明し、前記第二押し板空間15の中の右端の前後内壁には第二押し板13が回転可能に連結され、前記第二押し板13の上端面の左端には引っ張りばね14が設置され、前記引っ張りばね14と前記第二押し板空間15の上内壁とが連結され、前記第二押し板13の上端面には引き紐11が固定的に連結され、前記伝動空間50の下端の左右内壁にはいずれも外部空間と連通した入り口63が設置され、左側の前記入り口63を説明し、前記入り口63の下内壁には上方に開口した仕切り板空間69が設置され、前記仕切り板空間69の中には前記仕切り板空間69の中で上下にスライド可能な止め板64が設置され、前記止め板64の下端面には弾性ばね71が固定的に設置され、前記弾性ばね71と前記仕切り板空間69の下内壁とが連結され、前記止め板64の下端面にはまた前記引き紐70の一端が連結され、前記仕切り板空間69の右内壁には左方に開口した止めブロック空間66が設置され、前記止めブロック空間66の中には前記止めブロック空間66の中で左右にスライド可能な止めブロック65が設置され、前記止めブロック65の右端面には弾力ばね68が固定的に設置され、前記弾力ばね68と前記止めブロック空間66の右内壁とが連結され、前記止めブロック65の右端面には前記引き紐11の一端が固定的に連結され、前記集め空間12の右内壁には外部空間と連通した抜き孔19が設置され、前記抜き孔19の中には電磁スイッチ78が設置され、本願発明は前記照明機構45によって照明光源を提供し、また前記スプレー機構48によって地下ライトの内部から誘引剤を放ち、引き寄せてきた虫が前記捕虫機構51によって本願発明の中に閉ざして殺される。
【0017】
有益なように、前記伝動機構49は前記伝動空間50の下内壁に固定されたモーター16を含み、前記モーター16の上端には伝動軸17が伝動可能に連結され、前記外殻10の上端にはソーラーパネル75が設置され、前記ソーラーパネル75の中には下方に開口したスライド空間37が設置され、前記スライド空間37の下端面と前記伝動軸17の上端面とが連結され、前記伝動軸17の上端には縄巻き車34が摩擦によって連結され、前記縄巻き車34には麻縄47が連結され、前記伝動空間50の上端の前後内壁には回転ロッド46が回転可能に連結され、前記回転ロッド46には定滑車80が設置され、前記定滑車80は前記麻縄47の方向をガイドする作用を果たす。
【0018】
有益なように、前記照明機構45は前記伝動軸17の上端に設置された固定ブロック36を含み、前記固定ブロック36の左右端面には二つの電球35が固定的に設置され、前記ソーラーパネル75の中には前記スライド空間37の上側に位置する通電空間39が設置され、前記通電空間39の中の右端には固定導電ブロック41が固定的に設置され、前記固定導電ブロック41の右端には導線42が通電できるように連結され、前記通電空間39の中の左端には前記通電空間39の中でスライド可能な移動導電ブロック40が設置され、前記移動導電ブロック40の下端には前記電球35と通電できるように連結された電線43が設置され、前記移動導電ブロック40の右端には前記麻縄47の一端が連結され、前記移動導電ブロック40の左端面には左端が前記通電空間39の左内壁と連結された引っ張りばね38が固定的に設置され、前記伝動空間50の上端の内壁には光透過性を有する光透過性板33が設置されている。
【0019】
有益なように、前記スプレー機構48は前記伝動軸17の上端に設置された回転板76を含み、前記回転板76の中には二つの誘引剤貯蔵空間32が設置され、前記伝動軸17の上端にはまた前記回転板76の下側に位置する回転ブロック77が設置され、前記回転ブロック77の中には二つの誘引剤集め空間30が設置され、二つの前記誘引剤貯蔵空間32の中にはそれぞれパイプ31が設置され、前記パイプ31がそれぞれ二つの前記誘引剤集め空間30と連通し、左側の前記誘引剤集め空間30を説明し、前記誘引剤集め空間30の左内壁には第一誘引剤出口29が設置され、前記第一誘引剤出口29の左内壁には外に開口した広口26が設置され、前記誘引剤集め空間30の下内壁には外部空間と連通した第二誘引剤出口57が設置され、前記回転ブロック77の中には下方に開口した第一環状空間59が設置され、前記第一環状空間59の中には前記第一環状空間59の中スライド可能な第一スライダ60が設置され、前記第一スライダ60の下端面には圧縮ばね55が固定的に設置され、前記伝動軸17の下端にはねじスリーブ72がねじ山によって連結され、前記ねじスリーブ72の左右両端には固定ロッド22が設置され、前記伝動空間50の下端の左内壁には右方に開口した位置制限溝24が形成され、前記伝動空間50の下端の内壁の中にはまた前記位置制限溝24の下側に位置する環状空間23が設置され、前記固定ロッド22の左端には前記位置制限溝24の中に位置する位置制限ロッド25が設置され、前記固定ロッド22の上端面には上端が前記第一誘引剤出口29の中に伸びた第一環状止め板28が固定的に設置され、前記固定ロッド22の上端面にはまた前記第二誘引剤出口57の中に位置する第二環状止め板56が固定的に設置され、前記第二環状止め板56の上端面には第二誘引剤出口57で上下にスライド可能なピストン58が固定的に設置され、前記ねじスリーブ72の中には上方に開口した第二環状空間61が二つ設置され、前記第二環状空間61の中には前記第二環状空間61の中でスライド可能な第二環状ブロック62が設置され、二つの前記圧縮ばね55の下端がそれぞれ二つの前記第二環状ブロック62の上端面と連結され、前記伝動空間50の内壁には前記回転ブロック77と同じ位置にある誘引剤スプレー口27が設置されている。
【0020】
有益なように、初期状態において、前記ねじスリーブ72が前記伝動軸17の上端に位置し、前記ピストン58が前記第二誘引剤出口57の中に位置し、前記環状止め板28が前記第一誘引剤出口29の中に位置し、前記誘引剤集め空間30が前記広口26と連通していない。
【0021】
有益なように、前記弾性ばね71の弾力は前記止め板64が前記仕切り板空間69の中でスライドする時に受けた摩擦力と前記止め板64の自身重力との和より大きい。
【0022】
有益なように、前記戻しばね53の弾力は前記移動ブロック54の重力と前記曲がり板18の重力と前記移動ブロック54が前記第一押し板空間20の中で上方にスライドする時に受けた摩擦力との和より大きい。
【0023】
本願発明の機械動作の順序は以下の通りである。
【0024】
1:本願発明はソーラーパネル75によって太陽エネルギーを電気エネルギーに変えることで本願発明に電力を供給し、モーター16を起動し、モーター16が作動して伝動軸17を駆動して回転させ、伝動軸17の回転が上端の縄巻き車34と固定ブロック36を駆動して回転させ、縄巻き車34が回転して麻縄47を引き締め、そして麻縄47によって移動導電ブロック40を引き動かして右方に運動させて固定導電ブロック41と接触通電させ、電球35が通電した後に発光し、光透過性板33が光りを発散して照明機能を果たせるだけでなく、虫が走光性を有する特徴を利用して虫を地下ライトに引き寄せることもでき、縄巻き車34が回転して麻縄47を完全に引き締めた後、縄巻き車34が伝動軸17で滑って回転を停止する。
【0025】
2:伝動軸17の回転が伝動軸17の下端の回転板76と、回転ブロック77と、ねじスリーブ71を駆動して一緒に回転させ、ねじスリーブ72が位置制限ロッド25の制限を受けることによって回転できなく、伝動軸17が回転してねじスリーブ72を駆動して下方に運動させ、そしてねじスリーブ72と連結された第一環状止め板28と第二環状止め板56を駆動して回転させ、第一環状止め板28が下方に運動して誘引剤集め空間30と広口26を第一誘引剤出口29によって連通し、回転ブロック77が回転して誘引剤貯蔵空間32から誘引剤集め空間30の中に入った誘引剤を広口26を介して地下ライトからスプレーし、こうして虫を引き寄せる。
【0026】
3:第二環状止め板56が下方に運動してピストン58を駆動して運動させ、そして第二誘引剤出口57を開け、誘引剤集め空間30の中の誘引剤が第二誘引剤出口57によって誘引剤集め空間30から第二押し板空間15の中に入り、ねじスリーブ72が下方に運動して位置制限ロッド25を駆動して位置制限溝24から環状空間23の中に入らせた時、ねじスリーブ72が制限を失って下降することを停止し、ねじスリーブ72が下方に運動すると同時に圧縮ばね55を引っ張る。
【0027】
4:引き寄せた虫が捕虫機構51に踏んだ時、捕虫機構51が回転して曲がり板18を駆動して下方に移動させ、そして細縄70を引き締め、止め板64が細縄70に引き動かされて下方に運動し、止め板64が下方に運動して止めブロック65に引っ掛けられて復帰できなく、入口63がずっと開けた状態にあり、虫が入口63によって第二押し板空間15の中に入り、そして第二押し板13が下方に翻転し、虫が集め空間12の中に落ち、第二押し板13が翻転すると同時に引き紐11を引き締め、さらに引き紐11によって止めブロック65を止めブロック空間66の中に引き込み、止め板64が止めブロック65の抵抗を失って弾性ばね71の作用で上方に運動復帰し、入口63が再び閉めた状態に戻り、虫が捕虫機構51から離れた時、曲がり板18が戻しばね53の作用によって上方に運動し、そして捕虫機能51を駆動して上方に翻転復帰させる。
【0028】
5:本願発明が復帰する時、モーター16を逆方向に回転するように起動し、伝動軸17が逆方向に回転して伝動軸17とねじ山によって連結されたねじスリーブ72を駆動して逆方向に回転させ、ねじスリーブ72が圧縮ばね55の引張力作用で上方に引き動かされ、位置制限ロッド25が環状空間23から再び位置制限溝24の中に入り、ねじスリーブ72が再び制限を受け、伝動軸17が回転してねじスリーブ72を駆動して上昇させ、そして第一環状止め板28と第二環状止め板56を駆動して上方に運動させることによって第一誘引剤出口29と第二誘引剤出口57を閉め、縄巻き車34が逆方向に回転して麻縄47を緩め、移動導電ブロック40が麻縄47の引張力を失って引っ張りばね38の作用によって左方に運動して固定導電ブロック41との連結から離脱して復帰し、電球35が停電して光りを出さなくなる。
【0029】
上記の実施例は本願発明の技術的構想と特徴を説明するだけであり、その目的は当業者に本願発明内容を了解させてさらに実施させるのであり、本願発明の保護範囲を制限することはできない。本願発明の精神の実質に基づいて行われたすべての等価的な変化又は修飾は、本願発明の保護範囲の中に含むべきである。
図1
図2
図3
図4
図5
図6