(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】特開2021-73962(P2021-73962A)
(43)【公開日】2021年5月20日
(54)【発明の名称】果物野菜の加工装置
(51)【国際特許分類】
A23N 4/02 20060101AFI20210423BHJP
B26D 3/26 20060101ALI20210423BHJP
A23N 15/00 20060101ALI20210423BHJP
【FI】
A23N4/02
B26D3/26 605D
B26D3/26 605F
A23N15/00 Z
【審査請求】有
【請求項の数】4
【出願形態】OL
【全頁数】11
(21)【出願番号】特願2019-210910(P2019-210910)
(22)【出願日】2019年11月21日
(11)【特許番号】特許第6808126号(P6808126)
(45)【特許公報発行日】2021年1月6日
(31)【優先権主張番号】201911077550.2
(32)【優先日】2019年11月6日
(33)【優先権主張国】CN
(71)【出願人】
【識別番号】519257876
【氏名又は名称】厦門▲てき▼苑日用品有限公司
(74)【代理人】
【識別番号】718003500
【氏名又は名称】鄒 静文
(72)【発明者】
【氏名】方楊
【テーマコード(参考)】
4B061
【Fターム(参考)】
4B061BA01
4B061BA11
4B061BB05
4B061BB07
4B061BB09
4B061BB17
4B061CB03
4B061CB12
(57)【要約】
【課題】本願発明は果物野菜の加工装置を開示した。
【解決手段】
主体を含み、前記主体の内部には駆動空間が設置され、前記駆動空間の下方には伝動空間が設置され、前記駆動空間の左端壁には果物野菜を入れる開口が設置され、前記駆動空間の中部には縦向きブレードが設置され、前記縦向きブレードの右端には横向きブレードが設置され、前記縦向きブレードの左端には左クランプが設置され、前記縦向きブレードの上端には伝動部品が設置され、本願装置は構造が簡単で、操作が便利であり、作動する時に果物野菜が選別されたあとに加工区域に入った時の横向き形及び縦向き形によって対応する横向きブレード及び縦向きブレードを配り、全自動化を実現し、当該装置は非作業時に洗浄や部品の取り替えなどに便利であり、人力を節約できる。
【選択図】
図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
主体を含み、前記主体の内部には駆動空間が設置され、前記駆動空間の下方には伝動空間が設置され、前記駆動空間の左端壁には果物野菜を入れる開口が設置され、前記駆動空間の中部には縦向きブレードが設置され、前記縦向きブレードの右端には横向きブレードが設置され、前記縦向きブレードの左端には左クランプが設置され、前記縦向きブレードの上端には伝動部品が設置され、前記伝動部品は前記縦向きブレードと前記横向きブレードとを駆動して移動させることができ、前記縦向きブレードの下端には前記左クランプと協働する右クランプが設置され、前記主体の左端には果物野菜のサイズを選別できる選別装置が設置され、前記選別装置の下端には前記主体の中に延在する回転搬送装置が設置され、前記回転搬送装置には十個の載台が設置され、前記縦向きブレードは前記駆動空間の前端壁に固定された第一スリーブを含み、前記第一スリーブの中には下方に開口する昇降空間が設置され、前記昇降空間の中には第一ナットがスライド可能に設置され、第一ナットには前記昇降空間とスライド可能に連結された第一スクリューがネジ山で連結され、前記第一スクリューの上端には第一傘歯車が設置され、前記第一スクリューの下端には縦方向に出すまたは収める第一ブレードが設置され、前記横向きブレードは前記駆動空間の後壁端に固定された第一固定ブロックを含み、前記第一固定ブロックの中には左方へ開口するスライド空間が設置され、前記スライド空間の中には内部にネジ山を帯びる第一スライダが設置され、前記第一スライダの左端にはシリンダーが固定され、前記シリンダーの左端には横方向に出すまたは収める第二ブレードが伝動可能に連結され、前記スライド空間の上下端壁には上下に延在する第一回転ロッドが回転可能に装着され、前記第一回転ロッドの外面の上部には前記第一スライダとネジ山で連結されたネジ山が設置され、前記第一回転ロッドの上端には第二傘歯車が固定され、前記第一回転ロッドの下端は前記伝動空間に延在し、且つ前記伝動空間の底壁の中に回転可能に装着され、前記第一スライダの下端面には第一ばねが固定され、前記伝動空間の中には第一回転ロッドと固定的に連結された第三傘歯車が設置され、前記回転搬送装置の上端において前記主体の左端には果物野菜選別装置が設置されていることを特徴とする果物野菜の加工装置。
【請求項2】
前記右クランプは前記伝動空間の前後壁端に回転可能に装着された第二回転ロッドを含み、前記第二回転ロッドには表面に歯がついている片方向歯車が固定的に装着され、前記片方向歯車の前端には前記第二回転ロッドと固定的に連結された第四傘歯車が設置され、前記片方向歯車の左端には双方向ラックが噛み合い、前記双方向ラックの上部には前記回転搬送装置を通過させる凹溝が形成され、前記双方向ラックの左端には第一歯車が噛み合い、前記第一歯車の後部には動力を提供できる電動機が設置され、前記第四傘歯車の右端には前記第四傘歯車と噛み合った第五傘歯車が設置され、前記第五傘歯車の右端には第三回転ロッドが固定され、前記第三回転ロッドの右端には前記第三傘歯車と噛み合った第六傘歯車が固定されていることを特徴とする請求項1に記載の果物野菜の加工装置。
【請求項3】
前記左クランプは、伝動空間の前後端壁の中において前記縦向きブレードの左端に位置し、且つ下方に開口する第一スライド溝を含み、前記第一スライド溝の中には第二スライダがスライド可能に設置され、前記第二スライダの中には活動空間が設置され、前記活動空間の中には第三スライダがスライド可能に設置され、前記第三スライダの中には第一モータが設置され、前記第一モータの左端には第一連結ロッドが伝動可能に連結され、前記第一連結ロッドの左端には第七傘歯車が固定され、前記第七傘歯車の左端には前記活動空間の底端壁と回転可能に連結された第四回転ロッドが設置され、前記第四回転ロッドにおいて前記活動空間の中に位置する部分には第八傘歯車が固定され、前記第八傘歯車は前記第七傘歯車と噛み合うことができ、前記活動空間の右端壁には外部空間と連通するガイド溝が形成され、前記ガイド溝の中には前記第三スライダの右端と固定的に連結された第一連結ブロックがスライド可能に装着され、前記第一連結ブロックの右端には移動妨害板が固定され、前記第一連結ブロックには第二スライダと前記移動妨害板との間に位置する第二ばねが固定され、前記移動妨害板の中部には果物野菜を入れることに便利を与えるヒンジが設置され、前記第二スライダの上端には第二連結ロッドが固定され、前記第一スライダ溝の上部には左方に開口する第二スライド溝が設置され、前記第二スライド溝の中には第四スライダが設置され、前記第四スライダの中には第五回転ロッドが回転可能に連結され、前記第五回転ロッドの上端には第九傘歯車が固定され、前記第四スライダと前記第二連結ロッドとは固定的に連結され、前記第一スライド溝と前記第二スライド溝との間には前記伝動空間の前端壁に回転可能に装着された第二歯車が二つ設置され、且つ左側の前記第二歯車と前記伝動空間の前端壁の中に固定された電動機とは伝動可能に連結され、二つの前記第二歯車にはチェーンが伝動可能に噛み合い、前記第二歯車の右端と前記第一スリーブとの間には前記第一スリーブに固定された妨害柱が設置され、前記第五回転ロッドの中部には第五スライダが固定され、前記第五スライダの右端には感応装置が固定され、前記感応装置は前記第五回転ロッドの回転方向を検知することで前記妨害柱の出すまたは収めることを制御することができ、前記第二歯車と前記第二スライド溝との間には前記駆動空間の前端壁と固定的に連結された第二妨害ブロックが設置され、前記第二妨害ブロックの右端には第一回転ブロックが設置され、前記第一回転ブロックは前記第二連結ロッドにある第一固定柱と回転可能に連結され、前記第一固定柱と前記第一回転ブロックとの間には第一捻りばねが設置され、前記第一回転ブロックを水平状態に維持させ、前記チェーンには第二固定柱が固定的に連結され、前記第二固定柱の内部には伸縮できる伸縮柱が設置され、前記第二固定柱の中には前記伸縮柱と連結された第三ばねが設置され、前記チェーンと前記第一スライド溝との間には第二回転ブロックが設置され、前記第二回転ブロックの中には前記第二連結ロッドと固定的に連結された第三固定柱が設置され、前記第二回転ブロックと前記第三固定柱との間には第二捻りばねが設置され、前記第二回転ブロックを水平状態に維持させ、前記第二回転ブロックの右端には前記駆動空間の前端壁と固定的に連結された第三妨害ブロックが設置され、前記伝動部品は前記駆動空間の上端壁に固定された第二固定ブロックを含み、前記第二固定ブロックの中には左方に開口する第三スライド溝が形成され、前記第三スライド溝の中には前記第二連結ロッドに固定されたスライドラックが設置され、前記第三スライド溝の下端には転び溝が形成され、前記転び溝の中には第四歯車が設置され、前記第四歯車の中心部には前記転び溝の内壁と回転可能に連結された第二固定軸が設置され、前記第三スライド溝の中には第六スライダがスライド可能に設置され、前記第六スライダの左端には第二連結ブロックが固定され、前記第二連結ブロックの左端には三角妨害ブロックが固定され、前記第六スライダの右端には第五ばねが固定され、前記転び溝の下端には左右に連通する第四スライド溝が形成され、前記第四スライド溝の中にはスライドスリーブがスライド可能に設置され、前記スライドスリーブの中には第六回転ロッドが回転可能に連結され、前記第六回転ロッドの右端には第十傘歯車が固定され、前記第六回転ロッドの中には左方に開口する伸縮溝が形成され、前記伸縮溝の中には前記駆動空間の左端壁と回転可能に連結された第七回転ロッドがスプラインにより連結され、前記第七回転ロッドには旋転スリーブがスプラインにより連結され、前記旋転スリーブの左端には前記第九傘歯車と噛み合うことができる第十一傘歯車が固定的に設置され、前記旋転スリーブの右端には前記第一傘歯車と噛み合うことができる第十二傘歯車が固定されていることを特徴とする請求項1に記載の果物野菜の加工装置。
【請求項4】
前記果物野菜選別装置は搬送ロッドを含み、前記搬送ロッドの右端には第二モータが伝動可能に連結され、前記搬送ロッドの下端には上方に開口する第一規格果物野菜置き溝が形成され、前記第一規格果物野菜置き溝の右端には上下に貫通する第二規格果物野菜置き溝が形成され、前記第二規格果物野菜置き溝の右端には上方に開口する第三規格果物野菜置き溝が形成され、前記第二規格果物野菜置き溝の下端には上下に貫通する果物野菜流動溝が形成されていることを特徴とする請求項1に記載の果物野菜の加工装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本願発明は果物野菜の加工分野を取り上げて、具体的には果物野菜の加工装置である。
【背景技術】
【0002】
既存技術において、果物野菜の加工が様々な加工技術により行われ、その結果、果物野菜は長期間保存され、長い間へても腐くなることはなく、いつでも食べられることができる。 加工において栄養素を最大限に保存する必要があるが、果物野菜の伝統的な加工において、特定の形状に応じて果物野菜を選別することはできない。核除去ツールは手動で核を除去する作業しか適しなく、インパクト型核除去技術は、単一の形状を有する果物野菜に適しているが、作業中に果物を適当な位置に置く必要があるため、作業効率が非常に低くなり、大規模な機械化流れライン式の作業に向いていない。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】中国特許出願公開第107646927号明細書
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明は果物野菜の加工装置を提供し、従来技術における上記欠点を解消することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本願発明は以下の技術プランを通じて実現する。
【0006】
本願発明の果物野菜の加工装置は主体を含み、前記主体の内部には駆動空間が設置され、前記駆動空間の下方には伝動空間が設置され、前記駆動空間の左端壁には果物野菜を入れる開口が設置され、前記駆動空間の中部には縦向きブレードが設置され、前記縦向きブレードの右端には横向きブレードが設置され、前記縦向きブレードの左端には左クランプが設置され、前記縦向きブレードの上端には伝動部品が設置され、前記伝動部品は前記縦向きブレードと前記横向きブレードとを駆動して移動させることができ、前記縦向きブレードの下端には前記左クランプと協働する右クランプが設置され、前記主体の左端には果物野菜のサイズを選別できる選別装置が設置され、前記選別装置の下端には前記主体の中に延在する回転搬送装置が設置され、前記回転搬送装置には十個の載台が設置され、前記縦向きブレードは前記駆動空間の前端壁に固定された第一スリーブを含み、前記第一スリーブの中には下方に開口する昇降空間が設置され、前記昇降空間の中には第一ナットがスライド可能に設置され、第一ナットには前記昇降空間とスライド可能に連結された第一スクリューがネジ山で連結され、前記第一スクリューの上端には第一傘歯車が設置され、前記第一スクリューの下端には縦方向に出すまたは収める第一ブレードが設置され、前記横向きブレードは前記駆動空間の後壁端に固定された第一固定ブロックを含み、前記第一固定ブロックの中には左方へ開口するスライド空間が設置され、前記スライド空間の中には内部にネジ山を帯びる第一スライダが設置され、前記第一スライダの左端にはシリンダーが固定され、前記シリンダーの左端には横方向に出すまたは収める第二ブレードが伝動可能に連結され、前記スライド空間の上下端壁には上下に延在する第一回転ロッドが回転可能に装着され、前記第一回転ロッドの外面の上部には前記第一スライダとネジ山で連結されたネジ山が設置され、前記第一回転ロッドの上端には第二傘歯車が固定され、前記第一回転ロッドの下端は前記伝動空間に延在し、且つ前記伝動空間の底壁の中に回転可能に装着され、前記第一スライダの下端面には第一ばねが固定され、前記伝動空間の中には第一回転ロッドと固定的に連結された第三傘歯車が設置され、前記回転搬送装置の上端において前記主体の左端には果物野菜選別装置が設置されている。
【0007】
さらに、前記右クランプは前記伝動空間の前後壁端に回転可能に装着された第二回転ロッドを含み、前記第二回転ロッドには表面に歯がついている片方向歯車が固定的に装着され、前記片方向歯車の前端には前記第二回転ロッドと固定的に連結された第四傘歯車が設置され、前記片方向歯車の左端には双方向ラックが噛み合い、前記双方向ラックの上部には前記回転搬送装置を通過させる凹溝が形成され、前記双方向ラックの左端には第一歯車が噛み合い、前記第一歯車の後部には動力を提供できる電動機が設置され、前記第四傘歯車の右端には前記第四傘歯車と噛み合った第五傘歯車が設置され、前記第五傘歯車の右端には第三回転ロッドが固定され、前記第三回転ロッドの右端には前記第三傘歯車と噛み合った第六傘歯車が固定されている。
【0008】
さらに、前記左クランプは、伝動空間の前後端壁の中において前記縦向きブレードの左端に位置し、且つ下方に開口する第一スライド溝を含み、前記第一スライド溝の中には第二スライダがスライド可能に設置され、前記第二スライダの中には活動空間が設置され、前記活動空間の中には第三スライダがスライド可能に設置され、前記第三スライダの中には第一モータが設置され、前記第一モータの左端には第一連結ロッドが伝動可能に連結され、前記第一連結ロッドの左端には第七傘歯車が固定され、前記第七傘歯車の左端には前記活動空間の底端壁と回転可能に連結された第四回転ロッドが設置され、前記第四回転ロッドにおいて前記活動空間の中に位置する部分には第八傘歯車が固定され、前記第八傘歯車は前記第七傘歯車と噛み合うことができ、前記活動空間の右端壁には外部空間と連通するガイド溝が形成され、前記ガイド溝の中には前記第三スライダの右端と固定的に連結された第一連結ブロックがスライド可能に装着され、前記第一連結ブロックの右端には移動妨害板が固定され、前記第一連結ブロックには第二スライダと前記移動妨害板との間に位置する第二ばねが固定され、前記移動妨害板の中部には果物野菜を入れることに便利を与えるヒンジが設置され、前記第二スライダの上端には第二連結ロッドが固定され、前記第一スライダ溝の上部には左方に開口する第二スライド溝が設置され、前記第二スライド溝の中には第四スライダが設置され、前記第四スライダの中には第五回転ロッドが回転可能に連結され、前記第五回転ロッドの上端には第九傘歯車が固定され、前記第四スライダと前記第二連結ロッドとは固定的に連結され、前記第一スライド溝と前記第二スライド溝との間には前記伝動空間の前端壁に回転可能に装着された第二歯車が二つ設置され、且つ左側の前記第二歯車と前記伝動空間の前端壁の中に固定された電動機とは伝動可能に連結され、二つの前記第二歯車にはチェーンが伝動可能に噛み合い、前記第二歯車の右端と前記第一スリーブとの間には前記第一スリーブに固定された妨害柱が設置され、前記第五回転ロッドの中部には第五スライダが固定され、前記第五スライダの右端には感応装置が固定され、前記感応装置は前記第五回転ロッドの回転方向を検知することで前記妨害柱の出すまたは収めることを制御することができ、前記第二歯車と前記第二スライド溝との間には前記駆動空間の前端壁と固定的に連結された第二妨害ブロックが設置され、前記第二妨害ブロックの右端には第一回転ブロックが設置され、前記第一回転ブロックは前記第二連結ロッドにある第一固定柱と回転可能に連結され、前記第一固定柱と前記第一回転ブロックとの間には第一捻りばねが設置され、前記第一回転ブロックを水平状態に維持させ、前記チェーンには第二固定柱が固定的に連結され、前記第二固定柱の内部には伸縮できる伸縮柱が設置され、前記第二固定柱の中には前記伸縮柱と連結された第三ばねが設置され、前記チェーンと前記第一スライド溝との間には第二回転ブロックが設置され、前記第二回転ブロックの中には前記第二連結ロッドと固定的に連結された第三固定柱が設置され、前記第二回転ブロックと前記第三固定柱との間には第二捻りばねが設置され、前記第二回転ブロックを水平状態に維持させ、前記第二回転ブロックの右端には前記駆動空間の前端壁と固定的に連結された第三妨害ブロックが設置され、前記伝動部品は前記駆動空間の上端壁に固定された第二固定ブロックを含み、前記第二固定ブロックの中には左方に開口する第三スライド溝が形成され、前記第三スライド溝の中には前記第二連結ロッドに固定されたスライドラックが設置され、前記第三スライド溝の下端には転び溝が形成され、前記転び溝の中には第四歯車が設置され、前記第四歯車の中心部には前記転び溝の内壁と回転可能に連結された第二固定軸が設置され、前記第三スライド溝の中には第六スライダがスライド可能に設置され、前記第六スライダの左端には第二連結ブロックが固定され、前記第二連結ブロックの左端には三角妨害ブロックが固定され、前記第六スライダの右端には第五ばねが固定され、前記転び溝の下端には左右に連通する第四スライド溝が形成され、前記第四スライド溝の中にはスライドスリーブがスライド可能に設置され、前記スライドスリーブの中には第六回転ロッドが回転可能に連結され、前記第六回転ロッドの右端には第十傘歯車が固定され、前記第六回転ロッドの中には左方に開口する伸縮溝が形成され、前記伸縮溝の中には前記駆動空間の左端壁と回転可能に連結された第七回転ロッドがスプラインにより連結され、前記第七回転ロッドには旋転スリーブがスプラインにより連結され、前記旋転スリーブの左端には前記第九傘歯車と噛み合うことができる第十一傘歯車が固定的に設置され、前記旋転スリーブの右端には前記第一傘歯車と噛み合うことができる第十二傘歯車が固定されている。
【0009】
さらに、前記果物野菜選別装置は搬送ロッドを含み、前記搬送ロッドの右端には第二モータが伝動可能に連結され、前記搬送ロッドの下端には上方に開口する第一規格果物野菜置き溝が形成され、前記第一規格果物野菜置き溝の右端には上下に貫通する第二規格果物野菜置き溝が形成され、前記第二規格果物野菜置き溝の右端には上方に開口する第三規格果物野菜置き溝が形成され、前記第二規格果物野菜置き溝の下端には上下に貫通する果物野菜流動溝が形成されている。
【発明の効果】
【0010】
本願発明の有益効果は:本願装置は構造が簡単で、操作が便利であり、作動する時に果物野菜が選別されたあとに加工区域に入った時の横向き形及び縦向き形によって対応する横向きブレード及び縦向きブレードを配り、全自動化を実現し、当該装置は非作業時に洗浄や部品の取り替えなどに便利であり、人力を節約できる。
【図面の簡単な説明】
【0011】
下記に
図1〜4をあわせて本発明について詳しく説明し、便利に説明するために、下記の方向を以下のように規定する:
図1は本発明装置の正面図であり、以下に述べる上下左右前後の方向と
図1の自身投影関係の上下左右前後の方向とが一致である。
【0012】
【
図2】
図2は本願発明の実施例の
図1における第二固定ブロックの構成拡大模式図
【
図3】
図3は本願発明の実施例の
図1の第二スライダの構成拡大模式図
【
図4】
図4は本願発明の実施例の
図1の第一回転ブロックの構成拡大模式図
【発明を実施するための形態】
【0013】
図1〜4を参照し、本願発明の果物野菜の加工装置は主体1を含み、前記主体1の内部には駆動空間93が設置され、前記駆動空間93の下方には伝動空間94が設置され、前記駆動空間93の左端壁には果物野菜を入れる開口98が設置され、前記駆動空間93の中部には縦向きブレードが設置され、前記縦向きブレードの右端には横向きブレードが設置され、前記縦向きブレードの左端には左クランプが設置され、前記縦向きブレードの上端には伝動部品が設置され、前記伝動部品は前記縦向きブレードと前記横向きブレードとを駆動して移動させることができ、前記縦向きブレードの下端には前記左クランプと協働する右クランプが設置され、前記主体1の左端には果物野菜のサイズを選別できる選別装置が設置され、前記選別装置の下端には前記主体1の中に延在する回転搬送装置28が設置され、前記回転搬送装置28には十個の載台25が設置され、前記縦向きブレードは前記駆動空間93の前端壁に固定された第一スリーブ26を含み、前記第一スリーブ26の中には下方に開口する昇降空間82が設置され、前記昇降空間82の中には第一ナット95がスライド可能に設置され、第一ナット95には前記昇降空間82とスライド可能に連結された第一スクリュー32がネジ山で連結され、前記第一スクリュー32の上端には第一傘歯車5が設置され、前記第一スクリュー32の下端には縦方向に出すまたは収める第一ブレード11が設置され、前記横向きブレードは前記駆動空間93の後壁端に固定された第一固定ブロック8を含み、前記第一固定ブロック8の中には左方へ開口するスライド空間9が設置され、前記スライド空間9の中には内部にネジ山を帯びる第一スライダ12が設置され、前記第一スライダ12の左端にはシリンダー13が固定され、前記シリンダー13の左端には横方向に出すまたは収める第二ブレード15が伝動可能に連結され、前記スライド空間9の上下端壁には上下に延在する第一回転ロッド96が回転可能に装着され、前記第一回転ロッド96の外面の上部には前記第一スライダ12とネジ山で連結されたネジ山が設置され、前記第一回転ロッド96の上端には第二傘歯車7が固定され、前記第一回転ロッド96の下端は前記伝動空間94に延在し、且つ前記伝動空間94の底壁の中に回転可能に装着され、前記第一スライダ12の下端面には第一ばね14が固定され、前記伝動空間94の中には第一回転ロッド96と固定的に連結された第三傘歯車17が設置され、前記回転搬送装置28の上端において前記主体1の左端には果物野菜選別装置が設置されている。
【0014】
前記右クランプは前記伝動空間94の前後壁端に回転可能に装着された第二回転ロッド80を含み、前記第二回転ロッド80には表面に歯がついている片方向歯車22が固定的に装着され、前記片方向歯車22の前端には前記第二回転ロッド80と固定的に連結された第四傘歯車27が設置され、前記片方向歯車22の左端には双方向ラック24が噛み合い、前記双方向ラック24の上部には前記回転搬送装置28を通過させる凹溝83が形成され、前記双方向ラック24の左端には第一歯車23が噛み合い、前記第一歯車23の後部には動力を提供できる電動機が設置され、前記第四傘歯車27の右端には前記第四傘歯車27と噛み合った第五傘歯車21が設置され、前記第五傘歯車21の右端には第三回転ロッド20が固定され、前記第三回転ロッド20の右端には前記第三傘歯車17と噛み合った第六傘歯車18が固定されている。
【0015】
前記左クランプは、伝動空間93の前後端壁の中において前記縦向きブレードの左端に位置し、且つ下方に開口する第一スライド溝81を含み、前記第一スライド溝81の中には第二スライダ67がスライド可能に設置され、前記第二スライダ67の中には活動空間68が設置され、前記活動空間68の中には第三スライダ73がスライド可能に設置され、前記第三スライダ73の中には第一モータ72が設置され、前記第一モータ72の左端には第一連結ロッド71が伝動可能に連結され、前記第一連結ロッド71の左端には第七傘歯車70が固定され、前記第七傘歯車70の左端には前記活動空間68の底端壁と回転可能に連結された第四回転ロッド54が設置され、前記第四回転ロッド54において前記活動空間68の中に位置する部分には第八傘歯車69が固定され、前記第八傘歯車69は前記第七傘歯車70と噛み合うことができ、前記活動空間68の右端壁には外部空間と連通するガイド溝が形成され、前記ガイド溝の中には前記第三スライダ73の右端と固定的に連結された第一連結ブロック97がスライド可能に装着され、前記第一連結ブロック97の右端には移動妨害板31が固定され、前記第一連結ブロック97には第二スライダ67と前記移動妨害板31との間に位置する第二ばね74が固定され、前記移動妨害板31の中部には果物野菜を入れることに便利を与えるヒンジ30が設置され、前記第二スライダ67の上端には第二連結ロッド2が固定され、前記第一スライダ溝81の上部には左方に開口する第二スライド溝38が設置され、前記第二スライド溝38の中には第四スライダ53が設置され、前記第四スライダ53の中には第五回転ロッド54が回転可能に連結され、前記第五回転ロッド54の上端には第九傘歯車55が固定され、前記第四スライダ53と前記第二連結ロッド2とは固定的に連結され、前記第一スライド溝81と前記第二スライド溝38との間には前記伝動空間93の前端壁に回転可能に装着された第二歯車49が二つ設置され、且つ左側の前記第二歯車49と前記伝動空間93の前端壁の中に固定された電動機とは伝動可能に連結され、二つの前記第二歯車49にはチェーン48が伝動可能に噛み合い、前記第二歯車49の右端と前記第一スリーブ26との間には前記第一スリーブ26に固定された妨害柱75が設置され、前記第五回転ロッド54の中部には第五スライダ51が固定され、前記第五スライダ51の右端には感応装置50が固定され、前記感応装置50は前記第五回転ロッド54の回転方向を検知することで前記妨害柱75の出すまたは収めることを制御することができ、前記第二歯車49と前記第二スライド溝38との間には前記駆動空間93の前端壁と固定的に連結された第二妨害ブロック52が設置され、前記第二妨害ブロック52の右端には第一回転ブロック39が設置され、前記第一回転ブロック39は前記第二連結ロッド2にある第一固定柱40と回転可能に連結され、前記第一固定柱40と前記第一回転ブロック39との間には第一捻りばねが設置され、前記第一回転ブロック39を水平状態に維持させ、前記チェーン48には第二固定柱44が固定的に連結され、前記第二固定柱44の内部には伸縮できる伸縮柱41が設置され、前記第二固定柱44の中には前記伸縮柱41と連結された第三ばね43が設置され、前記チェーン48と前記第一スライド溝81との間には第二回転ブロック47が設置され、前記第二回転ブロック47の中には前記第二連結ロッド2と固定的に連結された第三固定柱46が設置され、前記第二回転ブロック47と前記第三固定柱46との間には第二捻りばねが設置され、前記第二回転ブロック47を水平状態に維持させ、前記第二回転ブロック47の右端には前記駆動空間93の前端壁と固定的に連結された第三妨害ブロック10が設置され、前記伝動部品は前記駆動空間93の上端壁に固定された第二固定ブロック64を含み、前記第二固定ブロック64の中には左方に開口する第三スライド溝76が形成され、前記第三スライド溝76の中には前記第二連結ロッド2に固定されたスライドラック3が設置され、前記第三スライド溝76の下端には転び溝77が形成され、前記転び溝77の中には第四歯車78が設置され、前記第四歯車78の中心部には前記転び溝77の内壁と回転可能に連結された第二固定軸65が設置され、前記第三スライド溝76の中には第六スライダ59がスライド可能に設置され、前記第六スライダ59の左端には第二連結ブロック58が固定され、前記第二連結ブロック58の左端には三角妨害ブロック66が固定され、前記第六スライダ59の右端には第五ばね60が固定され、前記転び溝77の下端には左右に連通する第四スライド溝62が形成され、前記第四スライド溝62の中にはスライドスリーブ63がスライド可能に設置され、前記スライドスリーブ63の中には第六回転ロッド61が回転可能に連結され、前記第六回転ロッド61の右端には第十傘歯車6が固定され、前記第六回転ロッド61の中には左方に開口する伸縮溝79が形成され、前記伸縮溝79の中には前記駆動空間93の左端壁と回転可能に連結された第七回転ロッド33がスプラインにより連結され、前記第七回転ロッド33には旋転スリーブ57がスプラインにより連結され、前記旋転スリーブ57の左端には前記第九傘歯車55と噛み合うことができる第十一傘歯車56が固定的に設置され、前記旋転スリーブ57の右端には前記第一傘歯車5と噛み合うことができる第十二傘歯車4が固定されている。
【0016】
前記果物野菜選別装置は搬送ロッド34を含み、前記搬送ロッド34の右端には第二モータが伝動可能に連結され、前記搬送ロッド34の下端には上方に開口する第一規格果物野菜置き溝35が形成され、前記第一規格果物野菜置き溝35の右端には上下に貫通する第二規格果物野菜置き溝36が形成され、前記第二規格果物野菜置き溝36の右端には上方に開口する第三規格果物野菜置き溝37が形成され、前記第二規格果物野菜置き溝36の下端には上下に貫通する果物野菜流動溝29が形成されている。
【0017】
第二モータを作動させることで動力を提供し、搬送ロッド34は回転して果物野菜を右方へ運動させ、サイズが小さい果物野菜が第一規格果物野菜置き溝35の中に入り、加工要りの果物野菜が第二規格果物野菜置き溝36に入り、サイズが大きい果物野菜が第三規格果物野菜置き溝37の中に入り、加工要りの果物野菜は果物野菜流動溝29に入って回転搬送装置28の上にある十個の載台25に辿り、回転搬送装置28は回転して載台25及び載台25にある果物野菜を駆動して右方へ運動させて開口98に入らせ、電動機を正逆回転させることで動力を提供し、第一歯車23は回転し、そして回転搬送装置28を上下運動させられる凹溝を有する双方向ラック24は駆動されて上下に運動し、双方向ラック24が上方に運動する時に載台25は運動を止め、左クランプにある第二歯車49が回転してチェーン48を駆動して運動させ、さらに固定柱44を駆動して左方へ運動させて第一回転ブロック39と接触させ、さらに第一回転ブロック39と回転可能に連結された第二連結ロッド2を駆動して左方へ運動させ、第一回転ブロック39と駆動空間93の後端壁に固定された第二妨害ブロック52との接触により第一回転ブロック39は回転し、第三ばね43を圧縮させることで固定柱44はチェーン48で引き続き左方へ運動し、固定柱44は第一回転ブロック39から離れた時に第一捻りばねは第一回転ブロック39を水平位置に戻し、固定柱44はチェーン48の下方に回転することで第二回転ブロック47と回転可能に連結された第二連結ロッド2を右方へ運動させ、第二連結ロッド2と固定的に連結された第四スライダ53は第二スライド溝38の中で右方へスライドし、第四スライダ53と回転可能に連結された第五回転ロッド54を駆動して右方へ運動させ、さらに第五回転ロッド54と固定的に連結された第二スライダ67と移動妨害板31とを駆動して右方へ運動させ、果物野菜を挟む準備を完了とし、移動妨害板31の中部にヒンジ30が設置されるため、移動妨害板31を中部から2つに折り畳むことができ、移動妨害板31と双方向ラック24とが協働して横向きの果物野菜を挟む時、第二ばね74は圧縮されて第三スライダ73を駆動して活動空間68の中で左方へ運動させ、第三スライダ73と回転可能に連結された第一連結ロッド71を駆動して回転させ、第七傘歯車70は回転して左方へ運動し、そして第五回転ロッド54の下端に固定された第八傘歯車69と噛み合い、第五回転ロッド54は駆動されて回転し、移動妨害板31が果物野菜を挟む時、第五回転ロッド54と固定的に連結された第五スライダ51が右方へ移動し、第五スライダ51と固定的に連結された感応装置50は第五回転ロッド54の正回転を検知した時、妨害柱75はラック48に伸びて制動の役目を果たし、第五回転ロッド54と固定的に連結された第九傘歯車55と噛み合った第十一傘歯車56とともに回転し、駆動空間93の左端壁と回転可能に連結された第七回転ロッド33は駆動されて回転し、第七回転ロッド33と固定的に連結された第十傘歯車6は駆動されて回転し、さらに第十傘歯車6と噛み合った上部にネジ山を帯び、且つ主体1の底壁端と回転可能に連結された第一回転ロッド96の上端に固定された第二傘歯車7は駆動されて回転し、第一固定ブロック8の中にある第一回転ロッド96と回転可能に連結された第一スライダ12及び第一スライダ12と回転可能に連結されたシリンダー13は左方へ開口するスライド空間9の中で上下に運動し、そして第一回転ロッド96の上部にあるネジ山から離脱する時、シリンダーは第二ブレード15を出し、凹溝を有する双方向ラック24で果物野菜の核を除去したあとに第二ブレード15を収め、第一歯車23は双方向ラック24を駆動して下方へ運動する時に右クランプが左クランプと協働しなくなり、第二ばね74は移動妨害板31を弾き出し、第七傘歯車70は第八傘歯車69と噛み合わなくなり、動力を提供できなくなり、双方向ラック24は下方へ運動して表面に歯がついた片方向歯車22を駆動して回転させ、片方向歯車22の前端に設置され、且つ第二回転ロッド80と固定的に連結された第四傘歯車27は回転し、そして第四傘歯車27と噛み合った第三回転ロッド20の左端に固定的に連結された第五傘歯車21は回転し、さらに第三回転ロッド20の右端に固定的に連結された第六傘歯車18は回転し、上部にネジ山を帯び、且つ主体1の底壁端と回転可能に連結された第一回転ロッド96は駆動されて回転し、第一回転ロッド96の下端と固定的に連結された第三傘歯車17は噛み合いにより第一回転ロッド96を駆動して逆回転させ、第一ばね14が跳ねかえり、内部にネジ山を帯びる第一スライダ12とシリンダー13とがともに上昇し、伝動部品は逆回転し、第五回転ロッド54を駆動して逆回転させ、感応装置50は第五回転ロッド54の逆回転を検知した時に妨害柱75を収め、この時に左クランプは引き続き右方へ運動して締め状態にあり、第二回転ブロック47は駆動空間93の後壁端に固定された第三妨害ブロック10と接触して第一回転ブロック39の運動方向と相反する方向へ運動し、そうすることでチェーン48にある固定柱44は運動し、チェーン48の上方に至る時に第一回転ブロック39を駆動して左方へ運動させて初期位置に戻させ、もう一つ種類の縦向きの果物野菜は主体1の中に入った時に双方向ラック24が出されて載台25に妨害を与え、載台25が引き続き運動できなくなり、左クランプが右方へ運動する時に第九傘歯車55はまず第七回転ロッド33の左部の表面に設置された旋転スリーブ57に固定された第十一傘歯車56と噛み合い、そして旋転スリーブ57を駆動して第七回転ロッド33の表面で右方へ運動させ、さらに旋転スリーブ57の右端表面と固定的に連結された第十二傘歯車4と第一スクリュー32の上端に固定された第一傘歯車5とは噛み合い、第二連結ロッド2と固定的に連結されたスライドラック3は駆動空間93の上壁端に固定された第二固定ブロック64の中の第三スライド溝76の中で右方へスライドし、スライドラック3は第四歯車78と噛み合い、且つ転び溝77の中で左方へ回転し、第四歯車78が右方へ運動する時に第三スライド溝76の中の第六スライダ59の左端に固定された第二連結ブロック58の左端にある三角妨害ブロック66と接触すると回転を止め、第四歯車78が左方へ運動する時にスライドスリーブ63の中に回転可能に連結された第六回転ロッド61を駆動して第四スライド溝62の中で左方へ運動させ、駆動空間93の左端壁と回転可能に連結された第七回転ロッド33は伸縮溝79の右端壁と近接し、そして横向きブレード構造にある第二傘歯車7から離脱し、この時に第十二傘歯車4と第一スクリュー32の上端に固定された第一傘歯車5との噛み合いにより、駆動空間93の前端壁に固定された第一スリーブ26の中に位置し、且つ第一スクリュー32と回転可能に連結された第一ナット95は駆動されて下方へ回転し、縦向きブレード11を出して果物野菜の核を除去し、この時に双方向ラック24は下方へ運動して挟む役目を果たさなく、第二ばね74の跳返りで第七傘歯車70と第八傘歯車69とを噛み合わせなくなり、動力を提供できなくなり、感応装置50の感応で第五回転ロッド54は回転しなくなり、妨害柱75は収められ、チェーン48は引き続き運動して左クランプを左方へ運動させ、第二連結ロッド2と固定的に連結されたスライドラック3を運動させることで第四歯車78は駆動されて逆回転し、第六回転ロッド61は第四スライド溝62の中から出され、且つ第二傘歯車7と噛み合い、右クランプは逆回転して第三傘歯車17と噛み合い、さら横向きブレードを駆動して逆回転させ、第一スライドブロック12は左方へ開口するスライド空間9の中で上方へ運動して第一回転ロッド96の上部にあるネジ山から離脱し、伝動部品は逆回転してブレードを収めて左クランプを初期位置に戻す。
【0018】
以上の実施例はあくまで本発明の技術的原理と特徴を説明するためのものであり、本分野の技術者に本発明を理解できることと実施できることを目的とし、本発明を限定するためのものではなく、本発明の意義と原則のもとで行われたいかなる修正と、等価置換と改善などは本発明の保護範囲に含まれるべきである。