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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】特開2021-74703(P2021-74703A)
(43)【公開日】2021年5月20日
(54)【発明の名称】彫刻用着色装置
(51)【国際特許分類】
   B05B 13/04 20060101AFI20210423BHJP
   B05C 11/10 20060101ALI20210423BHJP
   B05C 13/02 20060101ALI20210423BHJP
【FI】
   B05B13/04
   B05C11/10
   B05C13/02
【審査請求】有
【請求項の数】1
【出願形態】OL
【全頁数】18
(21)【出願番号】特願2020-48308(P2020-48308)
(22)【出願日】2020年3月18日
(31)【優先権主張番号】201911090399.6
(32)【優先日】2019年11月8日
(33)【優先権主張国】CN
(71)【出願人】
【識別番号】519461716
【氏名又は名称】汪涛
(74)【代理人】
【識別番号】100115303
【弁理士】
【氏名又は名称】岩永 和久
(72)【発明者】
【氏名】楽嵐
【テーマコード(参考)】
4F035
4F042
【Fターム(参考)】
4F035AA03
4F035CA02
4F035CA05
4F035CB04
4F035CB05
4F035CB26
4F035CB29
4F035CC02
4F035CD05
4F035CD13
4F042AA01
4F042AB00
4F042BA05
4F042BA08
4F042BA27
4F042CA01
4F042DF01
4F042DF24
4F042DF28
4F042DF29
4F042DF32
4F042DF34
(57)【要約】
【課題】本発明は彫刻用着色装置を開示した。
【解決手段】
ケースを含み、前記ケースの中には着色空間が設置され、前記着色空間の下端には材料入れ機構が設置され、円形板は前記材料入れ機構の作用により前記着色空間の中に入り、前記着色空間の左端の内壁には第一スライドレールが固定的に設置され、本願発明は構成が簡単で、使用が便利であり、円形板に対して全般的な着色を実現でき、着色過程は全部本願発明内部で行われ、着色過程に毒性がある気体は人の体を傷つけること及び環境を汚染することを避け、それと同時に着色の効率を大いに高め、人件費を抑え、円形板で塗料を塗ることの均一性及び綺麗さを保証する。
【選択図】図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
彫刻用着色装置であって、ケースを含み、前記ケースの中には着色空間が設置され、前記着色空間の下端には材料入れ機構が設置され、円形板は前記材料入れ機構の作用により前記着色空間の中に入り、前記着色空間の左端の内壁には第一スライドレールが固定的に設置され、前記第一スライドレールには着色箱がスライド可能に連結され、前記着色箱の中にはスライド空間が設置され、前記スライド空間の中にはスクリューが回転可能に設置され、前記スクリューには逆ねじが固定的に設置され、前記逆ねじの前端には正ねじが固定的に設置され、前記逆ねじにはねじ固定ブロックが対称的にかつねじ山により連結され、前記ねじ固定ブロックの下端には中空軸が固定的に設置され、前記中空軸には複数のノズルが固定的に設置され、前記着色箱の下端には材料貯蔵箱が固定的に設置され、前記材料貯蔵箱の下端には経由箱が固定的に設置され、前記経由箱の下端には軟質ホースが対称的に連結され、前記軟質ホースが前記中空軸の中に伸びており、前記スクリューが回転し始める時、前記ねじ固定ブロックが前記中空軸を中間に移動連動させ、前記材料貯蔵箱の中の塗料が前記経由箱の中に流れ込んで前記軟質ホースを介して前記中空軸の中に入り、さらにノズルにより噴き出され、ここで円形板に対して全般的な着色を実現し、
前記着色空間の上端にはスライド箱が固定的に設置され、前記スライド箱の中には移動空間が設置され、前記移動空間の中には移動機構が設置され、前記着色箱は前記移動機構の作用により上下に移動でき、こうして円形板に対して間欠的な着色を実現し、前記ケースの中には前記着色空間の下端に位置する第一切り替え空間が設置され、前記第一切り替え空間の中には切り替え機構が設置され、円形板は前記切り替え機構の作用により回転し、ノズルと一緒に作用して着色の効果をよくし、着色が不均等になる問題を避けることを特徴とする彫刻用着色装置。
【請求項2】
前記材料入れ機構は前記着色空間の下端に設置された円盤を含み、前記円盤の中には四つの材料入れ溝が形成され、円形板を前記材料入れ溝の中に入れられ、前記円盤の下端には第五回転軸が固定的に設置され、前記第五回転軸の下端には第五歯車が固定的に設置され、前記第五歯車の右端には第四半歯車が固定的に設置され、前記第四半歯車が前記第五歯車と噛み合い、前記第四半歯車の下端には伝動軸が固定的に設置され、前記伝動軸が回転し始める時、前記第四半歯車を回転連動させ、前記第四半歯車にある歯により前記第五歯車が駆動されて周期的に回転することは実現され、前記第五歯車が前記第五回転軸を回転連動させ、前記第五回転軸が前記円盤を回転連動させ、円形板を前記着色空間の中に送ることを実現することを特徴とする請求項1に記載の彫刻用着色装置。
【請求項3】
前記移動機構は前記移動空間の中に回転可能に設置された第七回転軸を含み、前記第七回転軸の前端には第七半歯車が固定的に設置され、前記第七半歯車の右端にはラックが上下移動可能に設置され、前記ラックの下端が前記着色箱の上端に固定的に連結され、前記ケースの中には前記移動空間の下端に位置するばね空間が設置され、前記ばね空間の下端内壁にはばねが固定的に設置され、前記ばねの上端には緩衝板が連結され、前記第七半歯車の上端には第八歯車が固定的に設置され、前記第八歯車が前記ラックと噛み合い、前記第八歯車の後端には第八回転軸が固定的に設置され、前記第七回転軸が回転し始める時、前記第七半歯車を回転連動させ、そして前記ラックが駆動されて上方に移動し、前記第七半歯車が前記ラックと噛み合っていない時、前記ラックが下方に移動し、ここで前記着色箱を上下にスライドさせることを実現することを特徴とする請求項2に記載の彫刻用着色装置。
【請求項4】
前記切り替え機構は前記第一切り替え空間の下端内壁に回転可能に設置された第六回転軸を含み、前記第六回転軸の上端には第六歯車が固定的に設置され、前記第六歯車の上端面にはシリンダライナが固定的に設置され、前記シリンダライナの中にはシリンダが固定的に設置され、前記シリンダの上端にはシリンダロッドが固定的に設置され、前記シリンダロッドの上端には底板が固定的に設置され、前記第六回転軸が回転し始める時、前記第六歯車を回転連動させ、前記シリンダが起動し、前記シリンダロッドにより底板が駆動されて上方に移動し、そして円形板を回転させることを特徴とする請求項3に記載の彫刻用着色装置。
【請求項5】
前記伝動軸の下端にはモーターが固定的に設置され、前記伝動軸には第五プーリが固定的に設置され、前記第五プーリの右端には第四プーリが固定的に設置され、前記第四プーリは第五ベルトにより前記第五プーリと固定的に連結され、前記第四プーリの上端には第四回転軸が固定的に設置され、前記第四回転軸の上端には第三歯車が固定的に設置され、前記第三歯車の右端には第一歯車が固定的に設置され、前記第一歯車が前記第三歯車と噛み合い、前記第一歯車の左端には第三回転軸が固定的に設置され、前記第三回転軸の左端にはねじスリーブが左右移動可能に設置され、前記ねじスリーブの中にはねじ空間が設置され、前記第三回転軸が前記ねじスリーブとねじ山により連結され、前記第三回転軸が前記ねじ空間の中で回転し、前記ねじスリーブの左端には第二歯車が固定的に設置され、前記第二歯車が前記第六歯車と噛み合っていないことを特徴とする請求項4に記載の彫刻用着色装置。
【請求項6】
前記第一歯車の左端には第三プーリが固定的に設置され、前記第三プーリの上端には第二プーリが固定的に設置され、前記第二プーリは第四ベルトにより前記第三プーリと固定的に連結され、前記ケースの中には前記着色空間の右端に位置する伝動空間が設置され、前記第二プーリの後端には第二回転軸が固定的に設置され、前記第二回転軸が前記伝動空間の右端の内壁に固定され、前記第二プーリの前端には第八プーリが固定的に設置され、前記第八プーリは第三ベルトにより前記第二プーリと固定的に連結され、前記第八プーリの左端には第十一回転軸が固定的に設置され、前記第十一回転軸の前端には第十二歯車が固定的に設置され、前記第十二歯車の前端には第十一歯車が固定的に設置され、前記第十一歯車が前記第十二歯車と噛み合い、前記第十一歯車の前端には第十回転軸が固定的に設置され、前記第十回転軸の前端には第七プーリが固定的に設置され、前記第七プーリの左端には第六プーリが固定的に設置され、前記第六プーリは第六ベルトにより前記第七プーリと固定的に連結され、前記第六プーリの上端には第九回転軸が固定的に設置され、前記ケースの中には前記スライド空間の前端に位置する第二切り替え空間が設置され、前記第九回転軸が前記第二切り替え空間の中に伸びており、前記第二切り替え空間の左端の内壁には第二スライドレールが固定的に設置され、前記第九回転軸の上端には第十歯車が固定的に設置され、前記スクリューの前端には第九歯車が固定的に設置され、前記第九歯車が前記第十歯車と噛み合っていないことを特徴とする請求項5に記載の彫刻用着色装置。
【請求項7】
前記第二プーリの上端には第一プーリが固定的に設置され、前記第一プーリの後端には第一回転軸が固定的に設置され、前記第一回転軸が前記伝動空間の右端の内壁に固定され、前記第一プーリが第二ベルトにより前記第二プーリと固定的に連結され、前記第一プーリの後端には第九プーリが固定的に設置され、前記第九プーリは第一ベルトにより前記第一プーリと固定的に連結され、前記第九プーリの左端には第十二回転軸が固定的に設置され、前記第十二回転軸の左端には第十四歯車が固定的に設置され、前記第十四歯車の前端には第十三歯車が固定的に設置され、前記第十三歯車の前端には第七回転軸が固定的に設置されていることを特徴とする請求項6に記載の彫刻用着色装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本願発明は着色技術分野に関わり、具体的には彫刻用着色装置である。
【背景技術】
【0002】
彫刻完了後に、彫刻されたものに着色する過程に、塗料は毒性があるため、人の体の健康に悪く、それと同時に空気を汚染し、さらに塗料を均等に塗ることができなく、着色を繰り返すのは資源浪費をもたらし、彫刻の美観に影響を及ぼし、後期的な後始末は時間と力を費やし、上記の問題を解決するため、本願発明を開示する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】中国特許出願公開第106730312号明細書
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記の技術不足に対して、本願発明は彫刻用着色装置を開示する。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本願発明は彫刻用着色装置であって、ケースを含み、前記ケースの中には着色空間が設置され、前記着色空間の下端には材料入れ機構が設置され、円形板は前記材料入れ機構の作用により前記着色空間の中に入り、前記着色空間の左端の内壁には第一スライドレールが固定的に設置され、前記第一スライドレールには着色箱がスライド可能に連結され、前記着色箱の中にはスライド空間が設置され、前記スライド空間の中にはスクリューが回転可能に設置され、前記スクリューには逆ねじが固定的に設置され、前記逆ねじの前端には正ねじが固定的に設置され、前記逆ねじにはねじ固定ブロックが対称的にかつねじ山により連結され、前記ねじ固定ブロックの下端には中空軸が固定的に設置され、前記中空軸には複数のノズルが固定的に設置され、前記着色箱の下端には材料貯蔵箱が固定的に設置され、前記材料貯蔵箱の下端には経由箱が固定的に設置され、前記経由箱の下端には軟質ホースが対称的に連結され、前記軟質ホースが前記中空軸の中に伸びており、前記スクリューが回転し始める時、前記ねじ固定ブロックが前記中空軸を中間に移動連動させ、前記材料貯蔵箱の中の塗料が前記経由箱の中に流れ込んで前記軟質ホースを介して前記中空軸の中に入り、さらにノズルにより噴き出され、ここで円形板に対して全般的な着色を実現する。
【0006】
前記着色空間の上端にはスライド箱が固定的に設置され、前記スライド箱の中には移動空間が設置され、前記移動空間の中には移動機構が設置され、前記着色箱は前記移動機構の作用により上下に移動でき、こうして円形板に対して間欠的な着色を実現し、前記ケースの中には前記着色空間の下端に位置する第一切り替え空間が設置され、前記第一切り替え空間の中には切り替え機構が設置され、円形板は前記切り替え機構の作用により回転し、ノズルと一緒に作用して着色の効果をよくし、着色が不均等になる問題を避ける。
【0007】
さらに、前記材料入れ機構は前記着色空間の下端に設置された円盤を含み、前記円盤の中には四つの材料入れ溝が形成され、円形板を前記材料入れ溝の中に入れられ、前記円盤の下端には第五回転軸が固定的に設置され、前記第五回転軸の下端には第五歯車が固定的に設置され、前記第五歯車の右端には第四半歯車が固定的に設置され、前記第四半歯車が前記第五歯車と噛み合い、前記第四半歯車の下端には伝動軸が固定的に設置され、前記伝動軸が回転し始める時、前記第四半歯車を回転連動させ、前記第四半歯車にある歯により前記第五歯車が駆動されて周期的に回転することは実現され、前記第五歯車が前記第五回転軸を回転連動させ、前記第五回転軸が前記円盤を回転連動させ、円形板を前記着色空間の中に送ることを実現する。
【0008】
さらに、前記移動機構は前記移動空間の中に回転可能に設置された第七回転軸を含み、前記第七回転軸の前端には第七半歯車が固定的に設置され、前記第七半歯車の右端にはラックが上下移動可能に設置され、前記ラックの下端が前記着色箱の上端に固定的に連結され、前記ケースの中には前記移動空間の下端に位置するばね空間が設置され、前記ばね空間の下端内壁にはばねが固定的に設置され、前記ばねの上端には緩衝板が連結され、前記第七半歯車の上端には第八歯車が固定的に設置され、前記第八歯車が前記ラックと噛み合い、前記第八歯車の後端には第八回転軸が固定的に設置され、前記第七回転軸が回転し始める時、前記第七半歯車を回転連動させ、そして前記ラックが駆動されて上方に移動し、前記第七半歯車が前記ラックと噛み合っていない時、前記ラックが下方に移動し、ここで前記着色箱を上下にスライドさせることを実現する。
【0009】
さらに、前記切り替え機構は前記第一切り替え空間の下端内壁に回転可能に設置された第六回転軸を含み、前記第六回転軸の上端には第六歯車が固定的に設置され、前記第六歯車の上端面にはシリンダライナが固定的に設置され、前記シリンダライナの中にはシリンダが固定的に設置され、前記シリンダの上端にはシリンダロッドが固定的に設置され、前記シリンダロッドの上端には底板が固定的に設置され、前記第六回転軸が回転し始める時、前記第六歯車を回転連動させ、前記シリンダが起動し、前記シリンダロッドにより底板が駆動されて上方に移動し、そして円形板を回転させる。
【0010】
さらに、前記伝動軸の下端にはモーターが固定的に設置され、前記伝動軸には第五プーリが固定的に設置され、前記第五プーリの右端には第四プーリが固定的に設置され、前記第四プーリは第五ベルトにより前記第五プーリと固定的に連結され、前記第四プーリの上端には第四回転軸が固定的に設置され、前記第四回転軸の上端には第三歯車が固定的に設置され、前記第三歯車の右端には第一歯車が固定的に設置され、前記第一歯車が前記第三歯車と噛み合い、前記第一歯車の左端には第三回転軸が固定的に設置され、前記第三回転軸の左端にはねじスリーブが左右移動可能に設置され、前記ねじスリーブの中にはねじ空間が設置され、前記第三回転軸が前記ねじスリーブとねじ山により連結され、前記第三回転軸が前記ねじ空間の中で回転し、前記ねじスリーブの左端には第二歯車が固定的に設置され、前記第二歯車が前記第六歯車と噛み合っていない。
【0011】
さらに、前記第一歯車の左端には第三プーリが固定的に設置され、前記第三プーリの上端には第二プーリが固定的に設置され、前記第二プーリは第四ベルトにより前記第三プーリと固定的に連結され、前記ケースの中には前記着色空間の右端に位置する伝動空間が設置され、前記第二プーリの後端には第二回転軸が固定的に設置され、前記第二回転軸が前記伝動空間の右端の内壁に固定され、前記第二プーリの前端には第八プーリが固定的に設置され、前記第八プーリは第三ベルトにより前記第二プーリと固定的に連結され、前記第八プーリの左端には第十一回転軸が固定的に設置され、前記第十一回転軸の前端には第十二歯車が固定的に設置され、前記第十二歯車の前端には第十一歯車が固定的に設置され、前記第十一歯車が前記第十二歯車と噛み合い、前記第十一歯車の前端には第十回転軸が固定的に設置され、前記第十回転軸の前端には第七プーリが固定的に設置され、前記第七プーリの左端には第六プーリが固定的に設置され、前記第六プーリは第六ベルトにより前記第七プーリと固定的に連結され、前記第六プーリの上端には第九回転軸が固定的に設置され、前記ケースの中には前記スライド空間の前端に位置する第二切り替え空間が設置され、前記第九回転軸が前記第二切り替え空間の中に伸びており、前記第二切り替え空間の左端の内壁には第二スライドレールが固定的に設置され、前記第九回転軸の上端には第十歯車が固定的に設置され、前記スクリューの前端には第九歯車が固定的に設置され、前記第九歯車が前記第十歯車と噛み合っていない。
【0012】
前記第二プーリの上端には第一プーリが固定的に設置され、前記第一プーリの後端には第一回転軸が固定的に設置され、前記第一回転軸が前記伝動空間の右端の内壁に固定され、前記第一プーリが第二ベルトにより前記第二プーリと固定的に連結され、前記第一プーリの後端には第九プーリが固定的に設置され、前記第九プーリは第一ベルトにより前記第一プーリと固定的に連結され、前記第九プーリの左端には第十二回転軸が固定的に設置され、前記第十二回転軸の左端には第十四歯車が固定的に設置され、前記第十四歯車の前端には第十三歯車が固定的に設置され、前記第十三歯車の前端には第七回転軸が固定的に設置されている。
【発明の効果】
【0013】
本願発明の効果は:本願発明は構成が簡単で、使用が便利であり、円形板に対して全般的な着色を実現でき、着色過程は全部本願発明内部で行われ、着色過程に毒性がある気体は人の体を傷つけること及び環境を汚染することを避け、それと同時に着色の効率を大いに高め、人件費を抑え、円形板で塗料を塗ることの均一性及び綺麗さを保証する。
【図面の簡単な説明】
【0014】
下記に図1〜5をあわせて本発明について詳しく説明し、便利に説明するために、下記の方向を以下のように規定する:図1は本発明装置の正面図であり、本願に記載の各方向が、図1と同じ向きに装置を見た際の方向である。
【0015】
図1図1は本願発明の全体構成概略図
図2図2図1の「A―A」部の構成概略図
図3図3図1の「B―B」部の構成概略図
図4図4図1の「C―C」部の構成概略図
図5図5図1の「D―D」部の構成概略図
【発明を実施するための形態】
【0016】
以下、附図説明と実施例と合わせて本願発明について更なる説明を行い、本願発明の方式は以下の実施例を含むが、以下の実施例に限定されるものではない。
【0017】
図1〜5の示したように、本願発明は彫刻用着色装置であって、ケース10を含み、前記ケース10の中には着色空間13が設置され、前記着色空間13の下端には材料入れ機構100が設置され、円形板は前記材料入れ機構100の作用により前記着色空間13の中に入り、前記着色空間13の左端の内壁には第一スライドレール11が固定的に設置され、前記第一スライドレール11には着色箱51がスライド可能に連結され、前記着色箱51の中にはスライド空間60が設置され、前記スライド空間60の中にはスクリュー61が回転可能に設置され、前記スクリュー61には逆ねじ64が固定的に設置され、前記逆ねじ64の前端には正ねじ65が固定的に設置され、前記逆ねじ64にはねじ固定ブロック62が対称的にかつねじ山により連結され、前記ねじ固定ブロック62の下端には中空軸49が固定的に設置され、前記中空軸49には複数のノズル48が固定的に設置され、前記着色箱51の下端には材料貯蔵箱50が固定的に設置され、前記材料貯蔵箱50の下端には経由箱66が固定的に設置され、前記経由箱66の下端には軟質ホース63が対称的に連結され、前記軟質ホース63が前記中空軸49の中に伸びており、前記スクリュー61が回転し始める時、前記ねじ固定ブロック62が前記中空軸49を中間に移動連動させ、前記材料貯蔵箱50の中の塗料が前記経由箱66の中に流れ込んで前記軟質ホース63を介して前記中空軸49の中に入り、さらにノズル48により噴き出され、ここで円形板に対して全般的な着色を実現する。
【0018】
前記着色空間13の上端にはスライド箱57が固定的に設置され、前記スライド箱57の中には移動空間12が設置され、前記移動空間12の中には移動機構200が設置され、前記着色箱51は前記移動機構200の作用により上下に移動でき、こうして円形板に対して間欠的な着色を実現し、前記ケース10の中には前記着色空間13の下端に位置する第一切り替え空間47が設置され、前記第一切り替え空間47の中には切り替え機構300が設置され、円形板は前記切り替え機構300の作用により回転し、ノズルと一緒に作用して着色の効果をよくし、着色が不均等になる問題を避ける。
【0019】
有益なように、前記材料入れ機構100は前記着色空間13の下端に設置された円盤46を含み、前記円盤46の中には四つの材料入れ溝45が形成され、円形板を前記材料入れ溝45の中に入れられ、前記円盤46の下端には第五回転軸38が固定的に設置され、前記第五回転軸38の下端には第五歯車37が固定的に設置され、前記第五歯車37の右端には第四半歯車35が固定的に設置され、前記第四半歯車35が前記第五歯車37と噛み合い、前記第四半歯車35の下端には伝動軸36が固定的に設置され、前記伝動軸36が回転し始める時、前記第四半歯車35を回転連動させ、前記第四半歯車35にある歯により前記第五歯車37が駆動されて周期的に回転することは実現され、前記第五歯車37が前記第五回転軸38を回転連動させ、前記第五回転軸38が前記円盤46を回転連動させ、円形板を前記着色空間13の中に送ることを実現する。
【0020】
有益なように、前記移動機構200は前記移動空間12の中に回転可能に設置された第七回転軸56を含み、前記第七回転軸56の前端には第七半歯車55が固定的に設置され、前記第七半歯車55の右端にはラック54が上下移動可能に設置され、前記ラック54の下端が前記着色箱51の上端に固定的に連結され、前記ケース10の中には前記移動空間12の下端に位置するばね空間52が設置され、前記ばね空間52の下端内壁にはばね53が固定的に設置され、前記ばね53の上端には緩衝板83が連結され、前記第七半歯車55の上端には第八歯車58が固定的に設置され、前記第八歯車58が前記ラック54と噛み合い、前記第八歯車58の後端には第八回転軸59が固定的に設置され、前記第七回転軸56が回転し始める時、前記第七半歯車55を回転連動させ、そして前記ラック54が駆動されて上方に移動し、前記第七半歯車55が前記ラック54と噛み合っていない時、前記ラック54が下方に移動し、ここで前記着色箱51を上下にスライドさせることを実現する。
【0021】
有益なように、前記切り替え機構300は前記第一切り替え空間47の下端内壁に回転可能に設置された第六回転軸39を含み、前記第六回転軸39の上端には第六歯車40が固定的に設置され、前記第六歯車40の上端面にはシリンダライナ41が固定的に設置され、前記シリンダライナ41の中にはシリンダ42が固定的に設置され、前記シリンダ42の上端にはシリンダロッド43が固定的に設置され、前記シリンダロッド43の上端には底板44が固定的に設置され、前記第六回転軸39が回転し始める時、前記第六歯車40を回転連動させ、前記シリンダ42が起動し、前記シリンダロッド43により底板44が駆動されて上方に移動し、そして円形板を回転させる。
【0022】
有益なように、前記伝動軸36の下端にはモーター33が固定的に設置され、前記伝動軸36には第五プーリ34が固定的に設置され、前記第五プーリ34の右端には第四プーリ30が固定的に設置され、前記第四プーリ30は第五ベルト32により前記第五プーリ34と固定的に連結され、前記第四プーリ30の上端には第四回転軸31が固定的に設置され、前記第四回転軸31の上端には第三歯車29が固定的に設置され、前記第三歯車29の右端には第一歯車23が固定的に設置され、前記第一歯車23が前記第三歯車29と噛み合い、前記第一歯車23の左端には第三回転軸24が固定的に設置され、前記第三回転軸24の左端にはねじスリーブ26が左右移動可能に設置され、前記ねじスリーブ26の中にはねじ空間27が設置され、前記第三回転軸24が前記ねじスリーブ26とねじ山により連結され、前記第三回転軸24が前記ねじ空間27の中で回転し、前記ねじスリーブ26の左端には第二歯車28が固定的に設置され、前記第二歯車28が前記第六歯車40と噛み合っていない。
【0023】
有益なように、前記第一歯車23の左端には第三プーリ25が固定的に設置され、前記第三プーリ25の上端には第二プーリ21が固定的に設置され、前記第二プーリ21は第四ベルト22により前記第三プーリ25と固定的に連結され、前記ケース10の中には前記着色空間13の右端に位置する伝動空間14が設置され、前記第二プーリ21の後端には第二回転軸20が固定的に設置され、前記第二回転軸20が前記伝動空間14の右端の内壁に固定され、前記第二プーリ21の前端には第八プーリ78が固定的に設置され、前記第八プーリ78は第三ベルト19により前記第二プーリ21と固定的に連結され、前記第八プーリ78の左端には第十一回転軸77が固定的に設置され、前記第十一回転軸77の前端には第十二歯車76が固定的に設置され、前記第十二歯車76の前端には第十一歯車75が固定的に設置され、前記第十一歯車75が前記第十二歯車76と噛み合い、前記第十一歯車75の前端には第十回転軸74が固定的に設置され、前記第十回転軸74の前端には第七プーリ73が固定的に設置され、前記第七プーリ73の左端には第六プーリ71が固定的に設置され、前記第六プーリ71は第六ベルト72により前記第七プーリ73と固定的に連結され、前記第六プーリ71の上端には第九回転軸70が固定的に設置され、前記ケース10の中には前記スライド空間60の前端に位置する第二切り替え空間67が設置され、前記第九回転軸70が前記第二切り替え空間67の中に伸びており、前記第二切り替え空間67の左端の内壁には第二スライドレール84が固定的に設置され、前記第九回転軸70の上端には第十歯車69が固定的に設置され、前記スクリュー61の前端には第九歯車68が固定的に設置され、前記第九歯車68が前記第十歯車69と噛み合っていない。
【0024】
有益なように、前記第二プーリ21の上端には第一プーリ15が固定的に設置され、前記第一プーリ15の後端には第一回転軸17が固定的に設置され、前記第一回転軸17が前記伝動空間14の右端の内壁に固定され、前記第一プーリ15が第二ベルト18により前記第二プーリ21と固定的に連結され、前記第一プーリ15の後端には第九プーリ81が固定的に設置され、前記第九プーリ81は第一ベルト16により前記第一プーリ15と固定的に連結され、前記第九プーリ81の左端には第十二回転軸82が固定的に設置され、前記第十二回転軸82の左端には第十四歯車80が固定的に設置され、前記第十四歯車80の前端には第十三歯車79が固定的に設置され、前記第十三歯車79の前端には第七回転軸56が固定的に設置されている。
【0025】
上記の彫刻用着色装置の実現方法は、以下の手順を含む。
【0026】
本願発明の初期状態に、ばね53は弾性変形が発生していなく、
1.円形板を材料入れ溝45の中に入れ、モーター33を始動し、
2.モーター33が伝動軸36を駆動して回転させ、伝動軸36が第四半歯車35を回転連動させ、第四半歯車35が第五歯車37を周期的に回転させ、第五歯車37が第五回転軸38を回転連動させ、第五回転軸38が円盤46を回転連動させ、円形板を着色空間13の中に送り、
3.伝動軸36が第五プーリ34を回転連動させ、第五プーリ34は第五ベルト32により第四プーリ30を回転連動させ、第四プーリ30が第四回転軸31を回転連動させ、第四回転軸31が第三歯車29を回転連動させ、第三歯車29が第一歯車23を回転連動させ、第一歯車23が第三回転軸24を回転連動させ、第三回転軸24がねじ山によりねじ空間27を駆動して左方に移動させ、第三回転軸42がねじスリーブ26を回転連動させ、ねじスリーブ26が第三歯車29を回転連動させ、第三歯車29が第六歯車40と噛み合い、第三歯車29が第六歯車40を回転連動させ、シリンダ42が始動されて底板44を駆動して上方に移動させ、そして円形板を回転させ、
4.第三回転軸24が第三プーリ25を回転連動させ、第三プーリ25が第四ベルト22により第二プーリ21を回転連動させ、第二プーリ21は第三ベルト19により第八プーリ78を回転連動させ、第八プーリ78が第十一回転軸77を回転連動させ、第十一回転軸77が第十二歯車76を回転連動させ、第十二歯車76が第十一歯車75を回転連動させ、第十一歯車75が第十回転軸74を回転連動させ、第十回転軸74が第七プーリ73を回転連動させ、第七プーリ73が第六ベルト72により第六プーリ71を回転連動させ、第六プーリ71が第九回転軸70を回転連動させ、第九回転軸70が第七歯車69を回転連動させ、
5.第二プーリ21が第二ベルト18により第一プーリ15を回転連動させ、第一プーリ15が第一ベルト16により第九プーリ81を回転連動させ、第九プーリ81が第十二回転軸82を回転連動させ、第十二回転軸82が第十四歯車80を回転連動させ、第十四歯車80が第十三歯車79を回転連動させ、第十三歯車79が第七回転軸56を回転連動させ、第七回転軸56が第七半歯車55を回転連動させ、第七半歯車55がラック54を駆動して上方に移動させ、ラック54が第八歯車58を回転連動させ、第七半歯車55がラック54と噛み合っていなく、ラック54が下方に移動して緩衝板83に落ち、ばね53の作用により緩衝を実現し、そして着色箱51を上下にスライドさせることを実現し、着色箱51が下方に移動する時、第九歯車68が第十歯車69と噛み合い、そしてねじ固定ブロック62が中間に移動し、全般的な着色を実現し、
6.着色を完成した後、モーター33を逆転させることにより本願発明の復帰を実現する。
【0027】
上記の実施例は本願発明の技術的構想と特徴を説明するだけであり、その目的は当業者に本願発明内容を了解させてさらに実施させるのであり、本願発明の保護範囲を制限することはできない。本願発明の精神の実質に基づいて行われたすべての等価的な変化又は修飾は、本願発明の保護範囲の中に含むべきである。
図1
図2
図3
図4
図5
【手続補正書】
【提出日】2020年12月24日
【手続補正1】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【請求項1】
彫刻用着色装置であって、ケースを含み、前記ケースの中には着色空間が設置され、前記着色空間の下端には材料入れ機構が設置され、前記着色空間の左端の内壁には第一スライドレールが固定的に設置され、前記第一スライドレールには着色箱がスライド可能に連結され、前記着色箱の中にはスライド空間が設置され、前記スライド空間の中にはスクリューが回転可能に設置され、前記スクリューには逆ねじが固定的に設置され、前記逆ねじの前端には正ねじが固定的に設置され、前記スクリューには二つのねじ固定ブロックがねじ山により連結され、前記ねじ固定ブロックの下端には中空軸が固定的に設置され、前記中空軸には複数のノズルが固定的に設置され、前記着色箱の下端には材料貯蔵箱が固定的に設置され、前記材料貯蔵箱の下端には経由箱が固定的に設置され、前記経由箱の下端には軟質ホースが対称的に連結され、前記軟質ホースが前記中空軸の中に伸びており、前記スクリューが回転し始める時、前記ねじ固定ブロックが二つの前記中空軸を互いに接近させ、前記材料貯蔵箱の中の塗料が前記経由箱の中に流れ込んで前記軟質ホースを介して前記中空軸の中に入り、さらにノズルにより噴き出され、ここで円形板に対して全般的な着色を実現し、
前記着色空間の上端にはスライド箱が固定的に設置され、前記スライド箱の中には移動空間が設置され、前記移動空間の中には移動機構が設置され、前記着色箱は前記移動機構の作用により上下に移動でき、こうして円形板に対して間欠的な着色を実現し、前記ケースの中には前記着色空間の下端に位置する第一切り替え空間が設置され、前記第一切り替え空間の中には切り替え機構が設置され、円形板は前記切り替え機構の作用により回転し、ノズルの噴射作用により、円形板に対する着色効果がよくなり、着色が不均等になる問題を避け、
前記材料入れ機構は前記着色空間の下端に設置された円盤を含み、前記円盤の中には四つの材料入れ溝が形成され、円形板を前記材料入れ溝の中に入れられ、前記円盤の下端には第五回転軸が固定的に設置され、前記第五回転軸の下端には第五歯車が固定的に設置され、前記第五歯車の右端には第四半歯車が固定的に設置され、前記第四半歯車が前記第五歯車と噛み合い、前記第四半歯車の下端には伝動軸が固定的に設置され、前記伝動軸が回転し始める時、前記第四半歯車を回転連動させ、前記第四半歯車にある歯により前記第五歯車が駆動されて周期的に回転することは実現され、前記第五歯車が前記第五回転軸を回転連動させ、前記第五回転軸が前記円盤を回転連動させ、円形板を前記着色空間の中に送ることを実現し、
前記移動機構は前記移動空間の中に回転可能に設置された第七回転軸を含み、前記第七回転軸の前端には第七半歯車が固定的に設置され、前記第七半歯車の右端にはラックが上下移動可能に設置され、前記ラックの下端が前記着色箱の上端に固定的に連結され、前記ケースの中には前記移動空間の下端に位置するばね空間が設置され、前記ばね空間の下端内壁にはばねが固定的に設置され、前記ばねの上端には緩衝板が連結され、前記第七半歯車の上端には第八歯車が固定的に設置され、前記第八歯車が前記ラックと噛み合い、前記第八歯車の後端には第八回転軸が固定的に設置され、前記第七回転軸が回転し始める時、前記第七半歯車を回転連動させ、そして前記ラックが駆動されて上方に移動し、前記第七半歯車が前記ラックと噛み合っていない時、前記ラックが下方に移動し、ここで前記着色箱を上下にスライドさせることを実現し、
前記切り替え機構は前記第一切り替え空間の下端内壁に回転可能に設置された第六回転軸を含み、前記第六回転軸の上端には第六歯車が固定的に設置され、前記第六歯車の上端面にはシリンダライナが固定的に設置され、前記シリンダライナの中にはシリンダが固定的に設置され、前記シリンダの上端にはシリンダロッドが固定的に設置され、前記シリンダロッドの上端には底板が固定的に設置され、前記第六回転軸が回転し始める時、前記第六歯車を回転連動させ、前記シリンダが起動し、前記シリンダロッドにより底板が駆動されて上方に移動し、そして円形板を回転させ、
前記伝動軸の下端にはモーターが固定的に設置され、前記伝動軸には第五プーリが固定的に設置され、前記第五プーリの右端には第四プーリが固定的に設置され、前記第四プーリは第五ベルトにより前記第五プーリと固定的に連結され、前記第四プーリの上端には第四回転軸が固定的に設置され、前記第四回転軸の上端には第三歯車が固定的に設置され、前記第三歯車の右端には第一歯車が固定的に設置され、前記第一歯車が前記第三歯車と噛み合い、前記第一歯車の左端には第三回転軸が固定的に設置され、前記第三回転軸の左端にはねじスリーブが左右移動可能に設置され、前記ねじスリーブの中にはねじ空間が設置され、前記第三回転軸が前記ねじスリーブとねじ山により連結され、前記第三回転軸が前記ねじ空間の中で回転し、前記ねじスリーブの左端には第二歯車が固定的に設置され、前記第二歯車が前記第六歯車と噛み合っていなく、
前記第一歯車の左側には前記第三回転軸に固定的に設置された第三プーリが設置され、前記第三プーリの上端には第二プーリが固定的に設置され、前記第二プーリは第四ベルトにより前記第三プーリと固定的に連結され、前記ケースの中には前記着色空間の右端に位置する伝動空間が設置され、前記第二プーリの右端には第二回転軸が固定的に設置され、前記第二回転軸が前記伝動空間の右端の内壁に固定され、前記第二プーリの前側には第八プーリが設置され、前記第八プーリは第三ベルトにより前記第二プーリと固定的に連結され、前記第八プーリの左端には第十一回転軸が固定的に設置され、前記第十一回転軸の前端には第十二歯車が固定的に設置され、前記第十二歯車には第十一歯車が噛み合っており、前記第十一歯車が前記第十二歯車と噛み合い、前記第十一歯車の前端には第十回転軸が固定的に設置され、前記第十回転軸の前端には第七プーリが固定的に設置され、前記第七プーリの左側には第六プーリが設置され、前記第六プーリは第六ベルトにより前記第七プーリと固定的に連結され、前記第六プーリの上端には第九回転軸が固定的に設置され、前記ケースの中には前記スライド空間の前端に位置する第二切り替え空間が設置され、前記第九回転軸が前記第二切り替え空間の中に伸びており、前記第二切り替え空間の左端の内壁には第二スライドレールが固定的に設置され、前記第九回転軸の上端には第十歯車が固定的に設置され、前記スクリューの前端には第九歯車が固定的に設置され、前記第九歯車が前記第十歯車と噛み合っていなく、
前記第二プーリの上側には第一プーリが設置され前記第一プーリが第一回転軸に固定的に設置され、前記第一回転軸が前記伝動空間の右端の内壁に固定され、前記第一プーリが第二ベルトにより前記第二プーリと固定的に連結され、前記第一プーリの後側には第九プーリが設置され、前記第九プーリは第一ベルトにより前記第一プーリと固定的に連結され、前記第九プーリの左端には第十二回転軸が固定的に設置され、前記第十二回転軸の左端には第十四歯車が固定的に設置され、前記第十四歯車には第十三歯車が噛み合っており、前記第十三歯車の前端には第七回転軸が固定的に設置され、前記第七回転軸が第七半歯車に連結されおり、
円形板を前記材料入れ溝の中に入れ、前記モーターを始動し、
前記モーターが前記伝動軸を駆動して回転させ、前記伝動軸が前記第四半歯車を回転連動させ、前記第四半歯車が前記第五歯車を周期的に回転させ、前記第五歯車が前記第五回転軸を回転連動させ、前記第五回転軸が前記円盤を回転連動させ、円形板を前記着色空間の中に送り、
前記伝動軸が前記第五プーリを回転連動させ、前記第五プーリは前記第五ベルトにより前記第四プーリを回転連動させ、前記第四プーリが前記第四回転軸を回転連動させ、前記第四回転軸が前記第三歯車を回転連動させ、前記第三歯車が前記第一歯車を回転連動させ、前記第一歯車が前記第三回転軸を回転連動させ、前記第三回転軸がねじ山により前記ねじ空間を駆動して左方に移動させ、前記第三回転軸が前記ねじスリーブを回転連動させ、前記ねじスリーブが前記第三歯車を回転連動させ、前記第三歯車が前記第六歯車と噛み合い、前記第三歯車が前記第六歯車を回転連動させ、前記シリンダが始動されて前記底板を駆動して上方に移動させ、そして円形板を回転させ、
前記第三回転軸が前記第三プーリを回転連動させ、前記第三プーリが前記第四ベルトにより前記第二プーリを回転連動させ、前記第二プーリは前記第三ベルトにより前記第八プーリを回転連動させ、前記第八プーリが前記第十一回転軸を回転連動させ、前記第十一回転軸が前記第十二歯車を回転連動させ、前記第十二歯車が前記第十一歯車を回転連動させ、前記第十一歯車が前記第十回転軸を回転連動させ、前記第十回転軸が前記第七プーリを回転連動させ、前記第七プーリが前記第六ベルトにより前記第六プーリを回転連動させ、前記第六プーリが前記第九回転軸を回転連動させ、前記第九回転軸が前記第七歯車を回転連動させ、
前記第二プーリが前記第二ベルトにより前記第一プーリを回転連動させ、前記第一プーリが前記第一ベルトにより前記第九プーリを回転連動させ、前記第九プーリが前記第十二回転軸を回転連動させ、前記第十二回転軸が前記第十四歯車を回転連動させ、前記第十四歯車が前記第十三歯車を回転連動させ、前記第十三歯車が前記第七回転軸を回転連動させ、前記第七回転軸が前記第七半歯車を回転連動させ、前記第七半歯車が前記ラックを駆動して上方に移動させ、前記ラックが前記第八歯車を回転連動させ、前記第七半歯車が前記ラックと噛み合っていなく、前記ラックが下方に移動して前記緩衝板に落ち、前記ばねの作用により緩衝を実現し、そして前記着色箱を上下にスライドさせることを実現し、前記着色箱が下方に移動する時、前記第九歯車が前記第十歯車と噛み合い、そして前記ねじ固定ブロックが中間に移動し、全般的な着色を実現し、
着色を完成した後、前記モーターを逆転させることにより本願発明の復帰を実現することを特徴とする彫刻用着色装置。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本願発明は着色技術分野に関わり、具体的には彫刻用着色装置である。
【背景技術】
【0002】
彫刻完了後に、彫刻されたものに着色する過程に、塗料は毒性があるため、人の体の健康に悪く、それと同時に空気を汚染し、さらに塗料を均等に塗ることができなく、着色を繰り返すのは資源浪費をもたらし、彫刻の美観に影響を及ぼし、後期的な後始末は時間と力を費やし、上記の問題を解決するため、本願発明を開示する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】中国特許出願公開第106730312号明細書
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記の技術不足に対して、本願発明は彫刻用着色装置を開示する。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本願発明は彫刻用着色装置であって、ケースを含み、前記ケースの中には着色空間が設置され、前記着色空間の下端には材料入れ機構が設置され、前記着色空間の左端の内壁には第一スライドレールが固定的に設置され、前記第一スライドレールには着色箱がスライド可能に連結され、前記着色箱の中にはスライド空間が設置され、前記スライド空間の中にはスクリューが回転可能に設置され、前記スクリューには逆ねじが固定的に設置され、前記逆ねじの前端には正ねじが固定的に設置され、前記スクリューには二つのねじ固定ブロックがねじ山により連結され、前記ねじ固定ブロックの下端には中空軸が固定的に設置され、前記中空軸には複数のノズルが固定的に設置され、前記着色箱の下端には材料貯蔵箱が固定的に設置され、前記材料貯蔵箱の下端には経由箱が固定的に設置され、前記経由箱の下端には軟質ホースが対称的に連結され、前記軟質ホースが前記中空軸の中に伸びており、前記スクリューが回転し始める時、前記ねじ固定ブロックが二つの前記中空軸を互いに接近させ、前記材料貯蔵箱の中の塗料が前記経由箱の中に流れ込んで前記軟質ホースを介して前記中空軸の中に入り、さらにノズルにより噴き出され、ここで円形板に対して全般的な着色を実現する
【0006】
前記着色空間の上端にはスライド箱が固定的に設置され、前記スライド箱の中には移動空間が設置され、前記移動空間の中には移動機構が設置され、前記着色箱は前記移動機構の作用により上下に移動でき、こうして円形板に対して間欠的な着色を実現し、前記ケースの中には前記着色空間の下端に位置する第一切り替え空間が設置され、前記第一切り替え空間の中には切り替え機構が設置され、円形板は前記切り替え機構の作用により回転し、ノズルの噴射作用により、円形板に対する着色効果がよくなり、着色が不均等になる問題を避ける。
【0007】
さらに、前記材料入れ機構は前記着色空間の下端に設置された円盤を含み、前記円盤の中には四つの材料入れ溝が形成され、円形板を前記材料入れ溝の中に入れられ、前記円盤の下端には第五回転軸が固定的に設置され、前記第五回転軸の下端には第五歯車が固定的に設置され、前記第五歯車の右端には第四半歯車が固定的に設置され、前記第四半歯車が前記第五歯車と噛み合い、前記第四半歯車の下端には伝動軸が固定的に設置され、前記伝動軸が回転し始める時、前記第四半歯車を回転連動させ、前記第四半歯車にある歯により前記第五歯車が駆動されて周期的に回転することは実現され、前記第五歯車が前記第五回転軸を回転連動させ、前記第五回転軸が前記円盤を回転連動させ、円形板を前記着色空間の中に送ることを実現する。
【0008】
さらに、前記移動機構は前記移動空間の中に回転可能に設置された第七回転軸を含み、前記第七回転軸の前端には第七半歯車が固定的に設置され、前記第七半歯車の右端にはラックが上下移動可能に設置され、前記ラックの下端が前記着色箱の上端に固定的に連結され、前記ケースの中には前記移動空間の下端に位置するばね空間が設置され、前記ばね空間の下端内壁にはばねが固定的に設置され、前記ばねの上端には緩衝板が連結され、前記第七半歯車の上端には第八歯車が固定的に設置され、前記第八歯車が前記ラックと噛み合い、前記第八歯車の後端には第八回転軸が固定的に設置され、前記第七回転軸が回転し始める時、前記第七半歯車を回転連動させ、そして前記ラックが駆動されて上方に移動し、前記第七半歯車が前記ラックと噛み合っていない時、前記ラックが下方に移動し、ここで前記着色箱を上下にスライドさせることを実現する。
【0009】
さらに、前記切り替え機構は前記第一切り替え空間の下端内壁に回転可能に設置された第六回転軸を含み、前記第六回転軸の上端には第六歯車が固定的に設置され、前記第六歯車の上端面にはシリンダライナが固定的に設置され、前記シリンダライナの中にはシリンダが固定的に設置され、前記シリンダの上端にはシリンダロッドが固定的に設置され、前記シリンダロッドの上端には底板が固定的に設置され、前記第六回転軸が回転し始める時、前記第六歯車を回転連動させ、前記シリンダが起動し、前記シリンダロッドにより底板が駆動されて上方に移動し、そして円形板を回転させる。
【0010】
さらに、前記伝動軸の下端にはモーターが固定的に設置され、前記伝動軸には第五プーリが固定的に設置され、前記第五プーリの右端には第四プーリが固定的に設置され、前記第四プーリは第五ベルトにより前記第五プーリと固定的に連結され、前記第四プーリの上端には第四回転軸が固定的に設置され、前記第四回転軸の上端には第三歯車が固定的に設置され、前記第三歯車の右端には第一歯車が固定的に設置され、前記第一歯車が前記第三歯車と噛み合い、前記第一歯車の左端には第三回転軸が固定的に設置され、前記第三回転軸の左端にはねじスリーブが左右移動可能に設置され、前記ねじスリーブの中にはねじ空間が設置され、前記第三回転軸が前記ねじスリーブとねじ山により連結され、前記第三回転軸が前記ねじ空間の中で回転し、前記ねじスリーブの左端には第二歯車が固定的に設置され、前記第二歯車が前記第六歯車と噛み合っていない。
【0011】
さらに、前記第一歯車の左側には前記第三回転軸に固定的に設置された第三プーリが設置され、前記第三プーリの上端には第二プーリが固定的に設置され、前記第二プーリは第四ベルトにより前記第三プーリと固定的に連結され、前記ケースの中には前記着色空間の右端に位置する伝動空間が設置され、前記第二プーリの右端には第二回転軸が固定的に設置され、前記第二回転軸が前記伝動空間の右端の内壁に固定され、前記第二プーリの前側には第八プーリが設置され、前記第八プーリは第三ベルトにより前記第二プーリと固定的に連結され、前記第八プーリの左端には第十一回転軸が固定的に設置され、前記第十一回転軸の前端には第十二歯車が固定的に設置され、前記第十二歯車には第十一歯車が噛み合っており、前記第十一歯車が前記第十二歯車と噛み合い、前記第十一歯車の前端には第十回転軸が固定的に設置され、前記第十回転軸の前端には第七プーリが固定的に設置され、前記第七プーリの左側には第六プーリが設置され、前記第六プーリは第六ベルトにより前記第七プーリと固定的に連結され、前記第六プーリの上端には第九回転軸が固定的に設置され、前記ケースの中には前記スライド空間の前端に位置する第二切り替え空間が設置され、前記第九回転軸が前記第二切り替え空間の中に伸びており、前記第二切り替え空間の左端の内壁には第二スライドレールが固定的に設置され、前記第九回転軸の上端には第十歯車が固定的に設置され、前記スクリューの前端には第九歯車が固定的に設置され、前記第九歯車が前記第十歯車と噛み合っていない。
【0012】
前記第二プーリの上側には第一プーリが設置され前記第一プーリが第一回転軸に固定的に設置され、前記第一回転軸が前記伝動空間の右端の内壁に固定され、前記第一プーリが第二ベルトにより前記第二プーリと固定的に連結され、前記第一プーリの後側には第九プーリが設置され、前記第九プーリは第一ベルトにより前記第一プーリと固定的に連結され、前記第九プーリの左端には第十二回転軸が固定的に設置され、前記第十二回転軸の左端には第十四歯車が固定的に設置され、前記第十四歯車には第十三歯車が噛み合っており、前記第十三歯車の前端には第七回転軸が固定的に設置され、前記第七回転軸が第七半歯車に連結されている。
【発明の効果】
【0013】
本願発明の効果は:本願発明は構成が簡単で、使用が便利であり、円形板に対して全般的な着色を実現でき、着色過程は全部本願発明内部で行われ、着色過程に毒性がある気体は人の体を傷つけること及び環境を汚染することを避け、それと同時に着色の効率を大いに高め、人件費を抑え、円形板で塗料を塗ることの均一性及び綺麗さを保証する。
【図面の簡単な説明】
【0014】
下記に図1〜5をあわせて本発明について詳しく説明し、便利に説明するために、下記の方向を以下のように規定する:図1は本発明装置の正面図であり、本願に記載の各方向が、図1と同じ向きに装置を見た際の方向である。
【0015】
図1図1は本願発明の全体構成概略図
図2図2図1の「A―A」部の構成概略図
図3図3図1の「B―B」部の構成概略図
図4図4図1の「C―C」部の構成概略図
図5図5図1の「D―D」部の構成概略図
【発明を実施するための形態】
【0016】
以下、附図説明と実施例と合わせて本願発明について更なる説明を行い、本願発明の方式は以下の実施例を含むが、以下の実施例に限定されるものではない。
【0017】
図1〜5の示したように、本願発明は彫刻用着色装置であって、ケース10を含み、前記ケース10の中には着色空間13が設置され、前記着色空間13の下端には材料入れ機構100が設置され、前記着色空間13の左端の内壁には第一スライドレール11が固定的に設置され、前記第一スライドレール11には着色箱51がスライド可能に連結され、前記着色箱51の中にはスライド空間60が設置され、前記スライド空間60の中にはスクリュー61が回転可能に設置され、前記スクリュー61には逆ねじ64が固定的に設置され、前記逆ねじ64の前端には正ねじ65が固定的に設置され、前記スクリュー61には二つのねじ固定ブロック62がねじ山により連結され、前記ねじ固定ブロック62の下端には中空軸49が固定的に設置され、前記中空軸49には複数のノズル48が固定的に設置され、前記着色箱51の下端には材料貯蔵箱50が固定的に設置され、前記材料貯蔵箱50の下端には経由箱66が固定的に設置され、前記経由箱66の下端には軟質ホース63が対称的に連結され、前記軟質ホース63が前記中空軸49の中に伸びており、前記スクリュー61が回転し始める時、前記ねじ固定ブロック62が二つの前記中空軸49を互いに接近させ、前記材料貯蔵箱50の中の塗料が前記経由箱66の中に流れ込んで前記軟質ホース63を介して前記中空軸49の中に入り、さらにノズル48により噴き出され、ここで円形板に対して全般的な着色を実現する。
【0018】
前記着色空間13の上端にはスライド箱57が固定的に設置され、前記スライド箱57の中には移動空間12が設置され、前記移動空間12の中には移動機構200が設置され、前記着色箱51は前記移動機構200の作用により上下に移動でき、こうして円形板に対して間欠的な着色を実現し、前記ケース10の中には前記着色空間13の下端に位置する第一切り替え空間47が設置され、前記第一切り替え空間47の中には切り替え機構300が設置され、円形板は前記切り替え機構300の作用により回転し、ノズルの噴射作用により、円形板に対する着色効果がよくなり、着色が不均等になる問題を避ける。
【0019】
有益なように、前記材料入れ機構100は前記着色空間13の下端に設置された円盤46を含み、前記円盤46の中には四つの材料入れ溝45が形成され、円形板を前記材料入れ溝45の中に入れられ、前記円盤46の下端には第五回転軸38が固定的に設置され、前記第五回転軸38の下端には第五歯車37が固定的に設置され、前記第五歯車37の右端には第四半歯車35が固定的に設置され、前記第四半歯車35が前記第五歯車37と噛み合い、前記第四半歯車35の下端には伝動軸36が固定的に設置され、前記伝動軸36が回転し始める時、前記第四半歯車35を回転連動させ、前記第四半歯車35にある歯により前記第五歯車37が駆動されて周期的に回転することは実現され、前記第五歯車37が前記第五回転軸38を回転連動させ、前記第五回転軸38が前記円盤46を回転連動させ、円形板を前記着色空間13の中に送ることを実現する。
【0020】
有益なように、前記移動機構200は前記移動空間12の中に回転可能に設置された第七回転軸56を含み、前記第七回転軸56の前端には第七半歯車55が固定的に設置され、前記第七半歯車55の右端にはラック54が上下移動可能に設置され、前記ラック54の下端が前記着色箱51の上端に固定的に連結され、前記ケース10の中には前記移動空間12の下端に位置するばね空間52が設置され、前記ばね空間52の下端内壁にはばね53が固定的に設置され、前記ばね53の上端には緩衝板83が連結され、前記第七半歯車55の上端には第八歯車58が固定的に設置され、前記第八歯車58が前記ラック54と噛み合い、前記第八歯車58の後端には第八回転軸59が固定的に設置され、前記第七回転軸56が回転し始める時、前記第七半歯車55を回転連動させ、そして前記ラック54が駆動されて上方に移動し、前記第七半歯車55が前記ラック54と噛み合っていない時、前記ラック54が下方に移動し、ここで前記着色箱51を上下にスライドさせることを実現する。
【0021】
有益なように、前記切り替え機構300は前記第一切り替え空間47の下端内壁に回転可能に設置された第六回転軸39を含み、前記第六回転軸39の上端には第六歯車40が固定的に設置され、前記第六歯車40の上端面にはシリンダライナ41が固定的に設置され、前記シリンダライナ41の中にはシリンダ42が固定的に設置され、前記シリンダ42の上端にはシリンダロッド43が固定的に設置され、前記シリンダロッド43の上端には底板44が固定的に設置され、前記第六回転軸39が回転し始める時、前記第六歯車40を回転連動させ、前記シリンダ42が起動し、前記シリンダロッド43により底板44が駆動されて上方に移動し、そして円形板を回転させる。
【0022】
有益なように、前記伝動軸36の下端にはモーター33が固定的に設置され、前記伝動軸36には第五プーリ34が固定的に設置され、前記第五プーリ34の右端には第四プーリ30が固定的に設置され、前記第四プーリ30は第五ベルト32により前記第五プーリ34と固定的に連結され、前記第四プーリ30の上端には第四回転軸31が固定的に設置され、前記第四回転軸31の上端には第三歯車29が固定的に設置され、前記第三歯車29の右端には第一歯車23が固定的に設置され、前記第一歯車23が前記第三歯車29と噛み合い、前記第一歯車23の左端には第三回転軸24が固定的に設置され、前記第三回転軸24の左端にはねじスリーブ26が左右移動可能に設置され、前記ねじスリーブ26の中にはねじ空間27が設置され、前記第三回転軸24が前記ねじスリーブ26とねじ山により連結され、前記第三回転軸24が前記ねじ空間27の中で回転し、前記ねじスリーブ26の左端には第二歯車28が固定的に設置され、前記第二歯車28が前記第六歯車40と噛み合っていない。
【0023】
有益なように、前記第一歯車23の左側には前記第三回転軸24に固定的に設置された第三プーリ25が設置され、前記第三プーリ25の上端には第二プーリ21が固定的に設置され、前記第二プーリ21は第四ベルト22により前記第三プーリ25と固定的に連結され、前記ケース10の中には前記着色空間13の右端に位置する伝動空間14が設置され、前記第二プーリ21の右端には第二回転軸20が固定的に設置され、前記第二回転軸20が前記伝動空間14の右端の内壁に固定され、前記第二プーリ21の前側には第八プーリ78が設置され、前記第八プーリ78は第三ベルト19により前記第二プーリ21と固定的に連結され、前記第八プーリ78の左端には第十一回転軸77が固定的に設置され、前記第十一回転軸77の前端には第十二歯車76が固定的に設置され、前記第十二歯車76には第十一歯車75が噛み合っており、前記第十一歯車75が前記第十二歯車76と噛み合い、前記第十一歯車75の前端には第十回転軸74が固定的に設置され、前記第十回転軸74の前端には第七プーリ73が固定的に設置され、前記第七プーリ73の左側には第六プーリ71が設置され、前記第六プーリ71は第六ベルト72により前記第七プーリ73と固定的に連結され、前記第六プーリ71の上端には第九回転軸70が固定的に設置され、前記ケース10の中には前記スライド空間60の前端に位置する第二切り替え空間67が設置され、前記第九回転軸70が前記第二切り替え空間67の中に伸びており、前記第二切り替え空間67の左端の内壁には第二スライドレール84が固定的に設置され、前記第九回転軸70の上端には第十歯車69が固定的に設置され、前記スクリュー61の前端には第九歯車68が固定的に設置され、前記第九歯車68が前記第十歯車69と噛み合っていない。
【0024】
有益なように、前記第二プーリ21の上側には第一プーリ15が設置され前記第一プーリ15が第一回転軸17に固定的に設置され、前記第一回転軸17が前記伝動空間14の右端の内壁に固定され、前記第一プーリ15が第二ベルト18により前記第二プーリ21と固定的に連結され、前記第一プーリ15の後側には第九プーリ81が設置され、前記第九プーリ81は第一ベルト16により前記第一プーリ15と固定的に連結され、前記第九プーリ81の左端には第十二回転軸82が固定的に設置され、前記第十二回転軸82の左端には第十四歯車80が固定的に設置され、前記第十四歯車80には第十三歯車79が噛み合っており、前記第十三歯車79の前端には第七回転軸56が固定的に設置され、、前記第七回転軸56が第七半歯車55に連結されている。
【0025】
上記の彫刻用着色装置の実現方法は、以下の手順を含む。
【0026】
本願発明の初期状態に、ばね53は弾性変形が発生していなく、
1.円形板を材料入れ溝45の中に入れ、モーター33を始動し、
2.モーター33が伝動軸36を駆動して回転させ、伝動軸36が第四半歯車35を回転連動させ、第四半歯車35が第五歯車37を周期的に回転させ、第五歯車37が第五回転軸38を回転連動させ、第五回転軸38が円盤46を回転連動させ、円形板を着色空間13の中に送り、
3.伝動軸36が第五プーリ34を回転連動させ、第五プーリ34は第五ベルト32により第四プーリ30を回転連動させ、第四プーリ30が第四回転軸31を回転連動させ、第四回転軸31が第三歯車29を回転連動させ、第三歯車29が第一歯車23を回転連動させ、第一歯車23が第三回転軸24を回転連動させ、第三回転軸24がねじ山によりねじ空間27を駆動して左方に移動させ、第三回転軸42がねじスリーブ26を回転連動させ、ねじスリーブ26が第三歯車29を回転連動させ、第三歯車29が第六歯車40と噛み合い、第三歯車29が第六歯車40を回転連動させ、シリンダ42が始動されて底板44を駆動して上方に移動させ、そして円形板を回転させ、
4.第三回転軸24が第三プーリ25を回転連動させ、第三プーリ25が第四ベルト22により第二プーリ21を回転連動させ、第二プーリ21は第三ベルト19により第八プーリ78を回転連動させ、第八プーリ78が第十一回転軸77を回転連動させ、第十一回転軸77が第十二歯車76を回転連動させ、第十二歯車76が第十一歯車75を回転連動させ、第十一歯車75が第十回転軸74を回転連動させ、第十回転軸74が第七プーリ73を回転連動させ、第七プーリ73が第六ベルト72により第六プーリ71を回転連動させ、第六プーリ71が第九回転軸70を回転連動させ、第九回転軸70が第七歯車69を回転連動させ、
5.第二プーリ21が第二ベルト18により第一プーリ15を回転連動させ、第一プーリ15が第一ベルト16により第九プーリ81を回転連動させ、第九プーリ81が第十二回転軸82を回転連動させ、第十二回転軸82が第十四歯車80を回転連動させ、第十四歯車80が第十三歯車79を回転連動させ、第十三歯車79が第七回転軸56を回転連動させ、第七回転軸56が第七半歯車55を回転連動させ、第七半歯車55がラック54を駆動して上方に移動させ、ラック54が第八歯車58を回転連動させ、第七半歯車55がラック54と噛み合っていなく、ラック54が下方に移動して緩衝板83に落ち、ばね53の作用により緩衝を実現し、そして着色箱51を上下にスライドさせることを実現し、着色箱51が下方に移動する時、第九歯車68が第十歯車69と噛み合い、そしてねじ固定ブロック62が中間に移動し、全般的な着色を実現し、
6.着色を完成した後、モーター33を逆転させることにより本願発明の復帰を実現する。
【0027】
上記の実施例は本願発明の技術的構想と特徴を説明するだけであり、その目的は当業者に本願発明内容を了解させてさらに実施させるのであり、本願発明の保護範囲を制限することはできない。本願発明の精神の実質に基づいて行われたすべての等価的な変化又は修飾は、本願発明の保護範囲の中に含むべきである。