特開2021-7721(P2021-7721A)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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▶ 遠藤 忠雄の特許一覧

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  • 特開2021007721-粘着テープ剥離具 図000003
  • 特開2021007721-粘着テープ剥離具 図000004
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  • 特開2021007721-粘着テープ剥離具 図000008
  • 特開2021007721-粘着テープ剥離具 図000009
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】特開2021-7721(P2021-7721A)
(43)【公開日】2021年1月28日
(54)【発明の名称】粘着テープ剥離具
(51)【国際特許分類】
   A47L 25/00 20060101AFI20201225BHJP
   C09J 7/38 20180101ALI20201225BHJP
【FI】
   A47L25/00 A
   C09J7/38
【審査請求】未請求
【請求項の数】1
【出願形態】書面
【全頁数】4
(21)【出願番号】特願2019-132286(P2019-132286)
(22)【出願日】2019年6月28日
(71)【出願人】
【識別番号】594098247
【氏名又は名称】遠藤 忠雄
(72)【発明者】
【氏名】遠藤 忠雄
【テーマコード(参考)】
4J004
【Fターム(参考)】
4J004AB01
4J004EA01
4J004FA10
4J004GA03
(57)【要約】
【課題】ゴミが付着した粘着テープを剥がす際、粘着テープが薄く粘着力が強い為、粘着テープを素手で剥がすのに、手間がかかり煩わしかった。
【解決手段】手指先で摘む柄即ち把手部と、把手部の一端に形成された三角形状の刃体即ち剥離刃とから成り、把手部の適所にマグネットを設けてあり、刃体の裏面には、多数の小凸状を成すエンボス加工を施してある。
本発明の使用は、ゴミが付着し、粘着力が無くなった粘着テープの切り口面に本発明の尖頂角を差込み、尖頂角を支点に把手部を持ち上げると、粘着テープが捲れ、この状態で本発明を左右にスライドして、粘着力が無くなった粘着テープを剥がし、更に一周分剥がし切除し、粘着テープの新しい面を出して再使用する。
本発明の裏側に小凸状のエンボス加工を施してある為、本発明の左右のスライドがスムーズに行える。
また本発明は、粘着テープ受けの軸にマグネットで磁着固定して保管し、即座使用と紛失を防ぐことが出来る。
【選択図】図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
手指先で摘む柄即ち把手部と、把手部の一端に形成された三角形状の刃体即ち剥離刃とから成り、把手部の適所にマグネットを設けてあり、剥離刃は、尖頂角から把手部側に下る二辺沿いに斜面を形成して、斜面底端縁が線状の薄刃なって、剥離刃を成しており、この斜面側を表面とし、その裏面に多数の小凸状を成すエンボス加工が施されていることを特徴とする粘着テープ剥離具。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、粘着テープクリーナーのテープを剥がす用具に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来の粘着テープクリーナーは、ゴミが付着し、粘着力が無くなった時、素手で粘着テープの切り口面より一周剥がしてゴミが付着した部分を切り取り、未使用の新しい粘着面を出して使用していた。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
そのために、次のような問題点があった。
ゴミが付着した粘着テープを剥がす際、粘着テープが薄く粘着力が強い為、粘着テープを素手で剥がすのに手間がかかり、剥がすのが煩わしかった。
【課題を解決するための手段】
【0004】
手指先で摘む柄即ち把手部と、把手部の一端に形成された三角形状の刃体即ち剥離刃とから成り、把手部の適所にマグネットを設けてあり、剥離刃は、尖頂角から把手部側に下る二辺沿いに斜面を形成して、斜面底端縁が線状の薄刃なって剥離刃を成しており、この斜面側を表面とし、その裏面に多数の小凸状を成すエンボス加工が施されていることを特徴とする粘着テープ剥離具。
【発明の効果】
【0005】
粘着テープ剥離具の尖頂角を、粘着テープの切り口面に差込み、把手部を前方に傾けるだけで粘着テープが剥がれ、容易に粘着テープを剥がすことが出来、従来の煩わしさが解消できる。
また粘着テープ剥離具は、粘着テープ受けの軸にマグネットで磁着固定出来るので、粘着テープ剥離具を即座に使用出来また、紛失を防ぐことが出来る。
本発明は、全てのメーカーの粘着テープクリーナーに対応できる。
【図面の簡単な説明】
【0006】
図1】本発明の正面図
図2】本発明の裏面図
図3】本発明の尖頂角を、粘着テープの切り口面に差し込んでいる状態の斜視図
図4】[図3]の状態で本発明を前方に傾けて汚れた粘着テープを剥がす状態を示す斜視図
図5】[図4]の状態で本発明を左右にスライドし、粘着テープを剥がした状態を示す斜視図
図6】汚れた粘着テープを一周剥がして、切除している状態を示す斜視図
図7】汚れた粘着テープを切除して再使用状態を示す斜視図
【発明を実施するための形態】
【0007】
以下、本発明の実施形態を説明する。
図1のように手指先で摘む柄即ち把手部と、把手部の一端に形成された三角形状の刃体即ち剥離刃とから成り、把手部の適所にマグネットを設け、図2のように剥離刃の裏面に、多数の小凸状を成すエンボス加工を施してある。
本発明は、以上のような構成である。
【0008】
本発明の使用は、ゴミが付着し、粘着力が無くなった粘着テープの切り口面に図3のように本発明の尖頂角を差込み、尖頂角を支点に図4のように、把手部を持ち上げると、粘着テープが剥がれ、この状態で本発明を左右にスライドして、図5のように粘着力が無くなった粘着テープを剥がし、更に図6のように一周分剥がし切除し、図7の状態にして再使用する。
また本発明は、粘着テープ受け軸にマグネットで磁着固定して保管し、即座に使用出来、紛失を防ぐことが出来る。
【符号の説明】
【0009】
1 剥離刃
2 尖頂角
3 斜面
4 把手部
5 マグネット
6 小凸状エンボス加工
7 ゴミ付着の粘着テープ
8 粘着テープの切り口面
9 粘着テープの未使用面
10 粘着テープ受け軸
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7