アスコルビン酸、その誘導体及びそれらの塩、ハイドロキノン、その誘導体及びそれらの塩、トラネキサム酸、その誘導体及びそれらの塩、ニコチン酸、その誘導体及びそれらの塩から選択される1種又は2種以上の美白剤と、中実球状ホウケイ酸塩粒子とを含有することを特徴とする皮膚外用剤。
アスコルビン酸、その誘導体及びそれらの塩、ハイドロキノン、その誘導体及びそれらの塩、トラネキサム酸、その誘導体及びそれらの塩、ニコチン酸、その誘導体及びそれらの塩から選択される1種又は2種以上の美白剤と、中実球状ホウケイ酸塩粒子とを含有することを特徴とする皮膚外用剤。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明を実施するための形態について詳細に説明する。ただし、本発明は以下の実施形態に限定されるものではない。
【0010】
本発明の皮膚外用剤は、アスコルビン酸、その誘導体及びそれらの塩、ハイドロキノン、その誘導体及びそれらの塩、トラネキサム酸、その誘導体及びそれらの塩、ニコチン酸、その誘導体及びそれらの塩から選択される1種又は2種以上の美白剤を含有する。
【0011】
アスコルビン酸、その誘導体及びそれらの塩としては、皮膚外用剤に配合し得るものであれば特に限定されないが、具体的には、アスコルビン酸としては、L−アスコルビン酸、アスコルビン酸誘導体としては、L−アスコルビン酸グルコシド、L−アスコルビン酸−2−リン酸エステル、L−アスコルビン酸−3−リン酸エステル、L−アスコルビン酸−6−リン酸エステル、L−アスコルビン酸−2−ポリリン酸エステル、L−アスコルビン酸−2−硫酸エステル等のL−アスコルビン酸モノエステル類、L−アスコルビン酸−2−パルミチン酸エステル、L−アスコルビン酸−6−パルミチン酸エステル、L−アスコルビン酸−2−ステアリン酸エステル、L−アスコルビン酸−6−ステアリン酸エステル等のL−アスコルビン酸モノアルキルエステル類、 L−アスコルビン酸−2,6−ジブチルエステル、及びL−アスコルビン酸−2,6−ジパルミチン酸エステル等のL−アスコルビン酸ジアルキルエステル類、L−アスコルビン酸トリステアレート、L−アスコルビン酸トリオレエート、L−アスコルビン酸トリパルミテート等のL−アスコルビン酸トリアルキルエステル類、L−アスコルビン酸トリリン酸エステル等のL−アスコルビン酸トリエステル類、L−アスコルビルテトライソパルミテート等のL−アスコルビン酸テトラアルキルエステル類、アスコルビン酸及びアスコルビン酸誘導体の塩としては、ナトリウム塩、カリウム塩、マグネシウム塩、カルシウム塩、バリウム塩、アンモニウム塩、モノエタノールアミン塩、ジエタノールアミン塩、トリエタノールアミン塩、モノイソプロパノールアミン塩、及びトリイソプロパノールアミン塩等が挙げられる。この中でもアスコルビン酸2−グルコシド、リン酸アスコルビルマグネシウムを用いることが好ましい。市販品としては、AA2G(株式会社林原)、シーメート(BASFジャパン株式会社)、NIKKOL VC−PMG(日光ケミカルズ株式会社)等が挙げられる。
【0012】
ハイドロキノン、その誘導体及びそれらの塩としては、皮膚外用剤に配合し得るものであれば特に限定されないが、ハイドロキノン配糖体が好適に例示される。ハイドロキノン配糖体の糖鎖部分としては、L−アラビノース、D−キシロース、D−リボース、D−キシルロース、D−リキソース、D−リブロース等の五炭糖、D−グルコース、D−ガラクトース、D−マンノース、D−タガロース、D−フルクトース、L−ソルボース等の六単糖、D−グルコサミン、D−ガラクトサミン、シアル酸、ムラミン酸等のアミノ酸糖等が例示される。また、ハイドロキノン誘導体及びそれらの塩としては、D−グルクロン酸、D−ガラクツロン酸、D−マンヌロン酸、L−イズロン酸等のウロン酸又はそれらのメチル化合物、アセチル化合物等が例示される。また、それらの塩としては、ナトリウム塩、カリウム塩、マグネシウム塩、カルシウム塩、バリウム塩、アンモニウム塩、モノエタノールアミン塩、ジエタノールアミン塩、トリエタノールアミン塩、モノイソプロパノールアミン塩、及びトリイソプロパノールアミン塩等が挙げられる。ハイドロキノン誘導体のうち、ハイドロキノンとグルコースが結合した化学構造を有するアルブチン及び/又はその塩を用いることが好ましい。市販品としては、アルブチン(日本精化株式会社)、ARUBTIN(SK bioland Co.,Ltd.)等が挙げられる。
【0013】
トラネキサム酸、その誘導体及びそれらの塩としては、皮膚外用剤に配合し得るものであれば特に限定されないが、具体的には、トラネキサム酸誘導体としては、トラネキサム酸のアルキルアミド、エステル、多量体等が挙げられる。トラネキサム酸のアルキルアミドとしては炭素原子数1〜4のアルキルアミドが例示できる。中でも、トラネキサム酸メチルアミド(トランス−4−アミノメチルシクロヘキサンカルボン酸メチルアミド)、トラネキサム酸エチルアミド(トランス−4−アミノメチルシクロヘキサンカルボン酸メチルアミド)が好適に例示できる。炭素原子数1〜30のアルキルエステル、炭素原子数1〜30のアルキル基、ハロゲン原子、カルボキシル基等が置換していてもよいフェニルエステルが例示できる。中でも、4−(トランス−アミノメチルシクロヘキサンカルボン酸4'−ヒドロキシフェニルエステル、2−(トランス−4−アミノメチルシクロヘキシルカルボニルオキシ)−5−ヒドロキシ安息香酸が好適に例示できる。トラネキサム酸の多量体としては、トラネキサム酸2量体(トランス−4−(トランス−アミノメチルシクロヘキサンカルボニル)アミノメチルシクロヘキサンカルボン酸)が例示できる。また、それらの塩としては、ナトリウム塩、カリウム塩、マグネシウム塩、カルシウム塩、バリウム塩、アンモニウム塩、モノエタノールアミン塩、ジエタノールアミン塩、トリエタノールアミン塩、モノイソプロパノールアミン塩、及びトリイソプロパノールアミン塩等が挙げられる。市販品としては、トラネキサム酸(日本精化株式会社)等が挙げられる。
【0014】
ニコチン酸、その誘導体及びそれらの塩としては、皮膚外用剤に配合し得るものであれば特に限定されないが、具体的には、ニコチン酸誘導体としては、ニコチン酸アミド、ニコチン酸エステルが挙げられ、エステルとしては、ニコチン酸トコフェロール、ニコチン酸ベンジル、ニコチン酸メチル、ニコチン酸エチル等が例示される。これらの中でもニコチン酸アミドを用いることが好ましい。市販品としては、ナイアシンアミドUSP PC(ロンザジャパン株式会社)、ニコチン酸アミド(DSMニュートリションジャパン株式会社)等が挙げられる。
【0015】
本発明の皮膚外用剤は、上記の美白剤から選択される1種又は2種以上を含有することができる。
美白剤の配合量は、皮膚外用剤全量に対し、0.0001質量%以上が好ましく、0.001質量%以上がより好ましく、0.1質量%以上がさらに好ましい。これによって、美白効果を得ることができる。また、美白剤の配合量は、皮膚外用剤全量に対し、5質量%以下が好ましく、3質量%以下がより好ましく、1質量%以下がさらに好ましい。
例えば、美白剤の配合量は、皮膚外用剤全量に対し、0.0001質量%〜5質量%が好ましく、0.001質量%〜3質量%がより好ましく、0.1〜1質量%がさらに好ましい。
【0016】
本発明の皮膚外用剤は、中実球状ホウケイ酸塩粒子を含む。
中実球状ホウケイ酸塩粒子の平均粒子径は、0.1μm以上が好ましく、1μm以上がより好ましく、5μm以上がさらに好ましく、7μm以上が一層好ましい。また、中実球状ホウケイ酸塩粒子の平均粒子径は、20μm以下が好ましく、15μm以下がより好ましく、13μm以下がさらに好ましい。例えば、中実球状ホウケイ酸塩粒子の平均粒子径は、べたつき軽減効果の観点から、好ましくは1〜20μmであり、より好ましくは5〜15μmであり、さらに好ましくは7〜13μmである。なお、中実球状ホウケイ酸塩粒子の平均粒子径は、粉体粒子の形状に合わせ、顕微鏡法の原理により個数平均の平均粒子径として測定することができる。
【0017】
中実球状ホウケイ酸塩粒子において、ホウケイ酸塩は、Na、K等のアルカリ金属塩、Mg、Ca等アルカリ土類金属塩、Al塩、又はこれらの塩の組み合わせであってよい。好ましくは、ホウケイ酸Na、ホウケイ酸Ca、ホウケイ酸Al、ホウケイ酸(Ca/Na)、ホウケイ酸(Ca/Al)であり、より好ましくはホウケイ酸(Ca/Na)である。
中実球状ホウケイ酸塩粒子は、化粧品表示名称(INCI名称)としては、ホウケイ酸(Ca/Na)(CALCIUM SODIUM BOROSILICATE)、ホウケイ酸(Ca/Al)(CALCIUM ALUMINUM BOROSILICATE)等と表示されるが、本発明においてはいずれの表示名称の中実球状ホウケイ酸塩粒子を用いてもよく、ホウケイ酸(Ca/Na)を用いることがより好ましい。
【0018】
中実球状ホウケイ酸塩粒子の配合量は特に限定されないが、皮膚外用剤全量に対し、0.01質量%以上が好ましく、0.1質量%以上がより好ましく、1質量%以上がさらに好ましい。また、中実球状ホウケイ酸塩粒子の配合量は特に限定されないが、皮膚外用剤全量に対し、30質量%以下が好ましく、20質量%以下がより好ましく、10質量%以下がさらに好ましい。
例えば、中実球状ホウケイ酸塩粒子の配合量は、皮膚外用剤全量に対し、0.01〜30質量%が好ましく、より好ましくは0.1〜20質量%であり、さらに好ましくは1〜10質量%である。例えば、水媒体又は油媒体の剤型の皮膚外用剤では、中実球状ホウケイ酸塩粒子は、皮膚外用剤全量に対し0.01〜10質量%がさらに好ましい。また、粉末状又は固形状の剤型の皮膚外用剤では、中実球状ホウケイ酸塩粒子は、皮膚外用剤全量に対し0.1〜20質量%がさらに好ましい。
【0019】
中実球状ホウケイ酸塩粒子は未処理のものを用いてもよいし、親水化処理、又は疎水化処理を施したものを用いてもよい。
【0020】
本発明の中実球状ホウケイ酸塩粒子を皮膚外用剤に配合する場合、酸化亜鉛を被覆した酸化亜鉛被覆中実球状ホウケイ酸塩粒子とすることにより、皮脂固化効果を発揮し、化粧持ちを向上させることができる。
【0021】
本発明の酸化亜鉛被覆中実球状ホウケイ酸塩粒子に用いられる酸化亜鉛は、皮膚外用剤に配合し得るものであれば特に限定されない。酸化亜鉛の形状は特に限定されない。酸化亜鉛の平均粒子径は、皮脂固化能の観点より、10〜200nmが好ましく、15〜100nmがより好ましく、さらには15〜50nmが一層好ましい。なお、酸化亜鉛の平均粒子径は、体積基準の平均粒子径であり、レーザー回折・散乱式粒度分布測定装置により測定することができる。
【0022】
酸化亜鉛被覆中実球状ホウケイ酸塩粒子は、例えば、中実球状ホウケイ酸塩粒子を酸化亜鉛粉末によって被覆することによって得ることができる。酸化亜鉛粉末には、微粒子酸化亜鉛粒子を用いることが好ましい。
酸化亜鉛は未処理の酸化亜鉛をそのまま用いることもできるが、疎水化処理を施した酸化亜鉛を用いることが好ましい。疎水化処理剤としては特に限定されるものではなく、ジメチコン、メチルハイドロジェンポリシロキサン、金属石鹸等が例示される。これらの疎水化処理剤の中でも、ジメチコンを用いることが好ましい。疎水化処理剤の被覆量は酸化亜鉛を疎水化処理するのに十分な量であればよい。具体的には酸化亜鉛と疎水化処理剤の質量比が85:15〜99:1が好ましく、さらには90:10〜98:2が好ましい。
【0023】
本発明の皮膚外用剤に用いられる酸化亜鉛被覆中実球状ホウケイ酸塩粒子において、中実球状ホウケイ酸塩粒子1質量部に対し、酸化亜鉛の被覆量は0.01質量部以上が好ましく、0.05質量部以上がより好ましい。また、中実球状ホウケイ酸塩粒子1質量部に対し、酸化亜鉛の被覆量は2質量部以下が好ましく、1.5質量部以下がより好ましい。この範囲で、皮脂固化能をより高めて、皮脂崩れをより防止することができる。
中実球状ホウケイ酸塩粒子1質量部に対し、酸化亜鉛の被覆量は0.01〜2質量部が好ましく、0.05〜1.5質量部がより好ましい。
【0024】
中実球状ホウケイ酸塩への酸化亜鉛の被覆方法としては、これまで知られた各種方法を用いることができ、例えば、物理化学的な混合摩砕法(乾式、湿式)、化学的な沈着法等を用いることができる。酸化亜鉛被覆中実球状ホウケイ酸塩粒子の皮脂固化能の点から、乾式の混合摩砕法を好ましく用いることができる。
【0025】
本発明の皮膚外用剤は、上記した中実球状ホウケイ酸塩粒子、好ましくは酸化亜鉛被覆中実球状ホウケイ酸塩粒子を含むことによって、皮脂固化能を有し、優れた化粧持ち効果を発揮することができる。
【0026】
本発明の皮膚外用剤において、美白剤及び中実球状ホウケイ酸塩粒子の合計量は、皮膚外用剤全量に対し、0.1〜10質量%が好ましく、1〜8質量%がより好ましい。
本発明の皮膚外用剤において、美白剤1質量部に対し、中実球状ホウケイ酸塩粒子は、0.01〜1質量部が好ましく、0.05〜0.5質量部が好ましい。この範囲で、美白剤による作用を得ながら、皮膚外用剤のべたつき及び化粧持ちを改善することができる。
【0027】
本発明の皮膚外用剤の剤型は特に限定されず、ルースタイプの粉末状皮膚外用剤、固形状油性皮膚外用剤、ペースト状油性皮膚外用剤、液状油性皮膚外用剤、油中水乳化型皮膚外用剤、水中油乳化型皮膚外用剤、水性皮膚外用剤、エアゾール等の剤型を採用することができる。
本発明の皮膚外用剤には、通常皮膚外用剤に配合し得る成分を配合することができる。
【0028】
本発明の皮膚外用剤は、通常の製造方法により製造することができる。
例えば、皮膚外用剤は、上記した美白剤と、中実球状ホウケイ酸塩粒子と、基剤とを混合することで、製造することができる。固形状又は粉末状の皮膚外用剤には、基剤として、無機粒子、樹脂粒子等を用いることができる。液体状、乳液状、又はエマルション状の皮膚外用剤には、基剤として、水、水溶性有機溶剤、非水溶性有機溶剤等を用いることができる。
【実施例】
【0029】
以下、実施例を挙げて本発明についてより具体的に説明する。ただし、本発明は以下の実施例に限定されるものではない。なお、配合量は、特に指定しない限り質量%を意味する。比較例については、対応する実施例に配合したホウケイ酸(Ca/Na)又は酸化亜鉛被覆ホウケイ酸(Ca/Na)を「全量を100とする量」と表記される成分に置換したものを対応する比較例とした。また、実施例又は比較例は定法により調製した。
【0030】
以下実施例及び比較例の評価方法について説明する。
[べたつき]
前腕内側部をあらかじめ決められた石鹸を用いて洗浄し、前腕の水分をふき取る。左右前腕に2箇所ずつ3.0cm×3.0cmの領域を記し、実施例及び比較例の組成物を指サックをはめた指で隣り合わせに適量塗布し、下記の基準で合議により判定した。なお、官能評価専門員3名を被験者とした。
「○」:実施例のほうが、べたつきが少ない。
「△」:実施例、比較例が同等である。
「×」:比較例のほうが、べたつきが少ない。
【0031】
[化粧持ち]
べたつきを評価したサンプルについて、4時間後の前腕内側部に残存している実施例又は比較例を目視で観察し、下記の基準で合議により判定した。なお、官能評価専門員3名を被験者とした。
「○」:実施例のほうが、残存量が多い。
「△」:実施例、比較例が同等である。
「×」:比較例のほうが、残存量が多い。
【0032】
ホウケイ酸(Ca/Na)としては、商品名「COVABEAD CRYSTAL」(SENSIENT COSMETIC TECHNOLOGIES社製;平均粒子径11μm;中実球状ホウケイ酸塩粒子)を使用し、酸化亜鉛被覆ホウケイ酸(Ca/Na)としては、商品名「プルセア CBZ−NV」(鈴木油脂工業株式会社製;酸化亜鉛被覆中実球状ホウケイ酸塩粒子)を使用した。
【0033】
表1、表2にパウダーファンデーションの処方例とその評価結果を示す。表1、表2に示す通り中実球状ホウケイ酸塩粒子を配合した実施例は、配合していない比較例より、べたつきの少ない良好な使用感であった。また、酸化亜鉛被覆中実球状ホウケイ酸塩粒子を配合した実施例6〜10は、対応する比較例よりも化粧持ちがさらに良好であった。
【0034】
【表1】
【0035】
【表2】
【0036】
表3、表4に水中油型乳化リキッドファンデーションの処方例とその評価結果を示す。表3、表4に示した通り中実球状ホウケイ酸塩粒子を配合した実施例は、配合していない比較例よりべたつきの少ない良好な使用感であった。また、酸化亜鉛被覆中実球状ホウケイ酸を配合した実施例16〜20は、対応する比較例よりも化粧持ちが良好であった。
【0037】
【表3】
【0038】
【表4】
【0039】
表5に化粧下地の処方例とその評価結果を示す。表5に示した通り中実球状ホウケイ酸塩粒子を配合した実施例は、配合していない比較例よりべたつきの少ない良好な使用感であった。
【0040】
【表5】
【0041】
表6、表7に油中水型乳化日焼け止めの処方例とその評価結果を示す。表6、表7に示した通り中実球状ホウケイ酸塩粒子を配合した実施例は、配合していない比較例よりべたつきの少ない良好な使用感であった。また、酸化亜鉛被覆中実球状ホウケイ酸塩粒子を配合した実施例31〜35は、対応する比較例よりも化粧持ちがさらに良好であった。
【0042】
【表6】
【0043】
【表7】
【0044】
表8に乳液の処方例とその評価結果を示す。表8に示した通り中実球状ホウケイ酸塩粒子を配合した実施例は、配合していない比較例よりべたつきの少ない良好な使用感であった。
【0045】
【表8】
【0046】
表9にクリームの処方例とその評価結果を示す。表9に示した通り中実球状ホウケイ酸塩粒子を配合した実施例は、配合していない比較例よりべたつきの少ない良好な使用感であった。
【0047】
【表9】
【0048】
表10にクレンジングクリームの処方例とその評価結果を示す。表10に示した通り中実球状ホウケイ酸塩粒子を配合した実施例は、配合していない比較例よりべたつきの少ない良好な使用感であった。
【0049】
【表10】