特開2021-81906(P2021-81906A)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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特開2021-81906体験型イベントを組み込んだ売上げ支援システム
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】特開2021-81906(P2021-81906A)
(43)【公開日】2021年5月27日
(54)【発明の名称】体験型イベントを組み込んだ売上げ支援システム
(51)【国際特許分類】
   G06Q 50/10 20120101AFI20210430BHJP
【FI】
   G06Q50/10
【審査請求】未請求
【請求項の数】4
【出願形態】OL
【全頁数】7
(21)【出願番号】特願2019-207858(P2019-207858)
(22)【出願日】2019年11月18日
(71)【出願人】
【識別番号】319012923
【氏名又は名称】株式会社はなか
(74)【代理人】
【識別番号】100098936
【弁理士】
【氏名又は名称】吉川 晃司
(74)【代理人】
【識別番号】100098888
【弁理士】
【氏名又は名称】吉川 明子
(72)【発明者】
【氏名】宮武 弓佳
【テーマコード(参考)】
5L049
【Fターム(参考)】
5L049CC11
(57)【要約】      (修正有)
【課題】小さい女の子が強く願う「お姫様になりたい」を、物産展のように請負業者が全国どこでも出張して開催できる体験型イベントの中で実現する売上げ支援システムを提供する。
【解決手段】売上支援システムは、体験型イベント請負側によりドレスを含む品物の貸出しと貸出し品の着付けのサービスが提供されるサービス提供部と、サービスの提供条件を満たすか否かを判断し、満たす場合にサービス提供部にサービスの提供を促す条件判断部とを備える。イベントの参加費用は、ショッピングモール等の開催側が売上げアップと絡めることで低く抑えて、手軽に参加し易くすることができる。お姫様に変身した女の子Aが、例えば、ショッピングモール5内で散策できるようにすれば、親等Bがネックレス等のアクセサリーを購入したり、レストランで食事したり、楽しむことができる。また、上記した消費行為は、ショッピングモール5側の売上げに直結する。
【選択図】図6
【特許請求の範囲】
【請求項1】
体験型イベント請負側によりドレスを含む品物の貸出しと前記貸出し品の着付けのサービスが提供されるサービス提供部と、サービスの提供条件を満たすか否かを判断し、満たす場合に前記サービス提供部にサービスの提供を促す条件判断部とを備え、前記サービスの提供条件には、当該体験型イベント開催側の要求が含まれることを特徴とする、体験型イベントを組み込んだ売上げ支援システム。
【請求項2】
請求項1に記載した体験型イベントを組み込んだ売上げ支援システムにおいて、
サービスの提供条件には、体験型イベント開催側の商品やサービスの購入、及び/または個人情報の提供が含まれることを特徴とする売上げ支援システム。
【請求項3】
請求項1または2に記載した体験型イベントを組み込んだ売上げ支援システムにおいて、
体験型イベント開催側の施設内が着付け後の滞在空間として利用されることを特徴とする売上げ支援システム。
【請求項4】
請求項1から3のいずれかに記載した体験型イベントを組み込んだ売上げ支援システムにおいて、
貸出し品はサービス受領者の姿をお姫様に変身させるものであることを特徴とする売上げ支援システム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、体験型イベントを利用して売上げを支援する売上げ支援システムに関するものである。
【背景技術】
【0002】
多くの女の子は小さいときに「お姫様になりたい」との情熱を持っている。また、親や祖父母等、その子供たちの周りの大人たちも、子供を「お姫様」に変身させて喜ばせてあげたいと考えている場合は案外多い。
それに応えて、ディズニーランド(Disneyland(登録商標))のように、ゲストの子供たちにドレスを着せお姫様に変身させてパーク内で写真撮影するようなサービスを提供しているところがある。
しかしながら、そのようなサービスの費用は高く、手軽に利用できるものではない。また、サービスの提供場所が固定されているため、離れた場所に住んでいる場合には交通費、宿泊費もよけいに掛かることになり、更に、利用し難いものとなっている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2018−129015号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、ショッピングモール、観光施設、百貨店等では、売上げをアップするために、集客力を高めようと、試食・試飲イベント、抽選会、物産展など様々なイベントを開催している。
特許文献1では、そのようなイベントを提案しているが、常に、売上げアップにつながりそうな新しいイベントの提案が求められている。
【0005】
本発明は、上記課題を解決するために為されたものであり、小さい女の子が強く願う「お姫様になりたい」を、上記した物産展のように請負業者が全国どこでも出張して開催できる体験型イベントの中で実現することで、女の子の親等が手軽に利用でき、且つ、開催側も売上げアップに結び付けることができる、新規且つ有用な売上げ支援システムを提供することを、その目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を達成するために、請求項1の発明は、体験型イベント請負側によりドレスを含む品物の貸出しと前記貸出し品の着付けのサービスが提供されるサービス提供部と、サービスの提供条件を満たすか否かを判断し、満たす場合に前記サービス提供部にサービスの提供を促す条件判断部とを備え、前記サービスの提供条件には、当該体験型イベント開催側の要求が含まれることを特徴とする、体験型イベントを組み込んだ売上げ支援システムである。
【0007】
請求項2の発明は、請求項1に記載した体験型イベントを組み込んだ売上げ支援システムにおいて、サービスの提供条件には、体験型イベント開催側の商品やサービスの購入、及び/または個人情報の提供が含まれることを特徴とする売上げ支援システムである。
【0008】
請求項3の発明は、請求項1または2に記載した体験型イベントを組み込んだ売上げ支援システムにおいて、体験型イベント開催側の施設内が着付け後の滞在空間として利用されることを特徴とする売上げ支援システムである。
【0009】
請求項4の発明は、請求項1から3のいずれかに記載した体験型イベントを組み込んだ売上げ支援システムにおいて、貸出し品はサービス受領者の姿をお姫様に変身させるものであることを特徴とする売上げ支援システムである。
【発明の効果】
【0010】
本発明の売上げ支援システムによれば、小さい女の子が強く願う「お姫様になりたい」を、請負業者が全国どこでも出張して開催できる体験型イベントの中で実現できる。
当該イベントの参加費用自体は、ショッピングモール等の開催側が売上げアップと絡めることで低く抑えて、手軽に参加し易くすることができる。
また、当該イベントの開催側は、自ら場所を提供することで、集客力を高めるだけでなく、その高めた集客力を売上げアップと効果的に絡めることが可能となっている。
【図面の簡単な説明】
【0011】
図1】本発明の実施の形態に係る「お姫様変身イベント」の受付け時のイメージ図である。
図2図1の受付け時に提示する領収書である。
図3図1の受付け時に記入する個人情報記載書である。
図4図1の受付け後に案内されるフィッティングルームのイメージ図である。
図5図4で女の子が着付けてもらった状態のイメージ図である。
図6図5でお姫様に変身した状態でショッピングモール内を歩いている状態のイメージ図である。
【発明を実施するための形態】
【0012】
本発明の実施の形態に係る体験型イベントを組み込んだ売上げ支援システムについて、説明する。
この売上げ支援システムで組み込む体験型イベントは、主に小さな女の子をサービス受領者として、その姿を「お姫様」に変身させる「お姫様変身イベント」になっているが、小さな男の子についても同様に「王子様」に変身させることが可能となっている。但し、以下では、説明の便宜のために、サービス受領者を小さな女の子に限定して説明する。
【0013】
「お姫様変身イベント」の請負業者は、80〜150cmのサイズの小さい女の子をお姫様の姿に変身させるためのアイテム(品物)である「ドレス、ティアラ、サンダル」を貸出し用に豊富に揃えており、開催場所の状況、例えば広さや参加者の予定数、予定参加者の年齢動向等に合わせて、当日過不足なく貸出しできるようになっている。
当該請負業者は、開催日に合わせて、予めこれらのアイテムを指定の箇所に持ち込み、そこで選び易いように展示し、且つ着付けがスムーズにできるようにフィッティングルームを作ると共に、着付けの担当者も手配する。また、写真撮影用のお城幕も用意する。
【0014】
この実施の形態では、「お姫様変身イベント」開催側は、大型ショッピングモールになっており、屋内には多数のショップやレストランが展開されている。
「お姫様変身イベント」への参加条件、当該ショッピングモール側から言えば、「お姫様変身イベント」サービスの提供条件を予め定めておく。この実施の形態の場合には、当該ショッピングモール内のショップで商品を購入したり、レストランで食事をしたりするなど定めた額以上の金額を使うことと住所、氏名等の個人情報の提供になっている。そして、開催日には受付けカウンタを設置し、担当者を配置して、そこに来た女の子をサービス受領者にできるか否かを確認する。
【0015】
また、当該ショッピングモール側は、お姫様に変身した女の子がお姫様気分を十分に楽しめるように、且つ、その女の子の付添いの大人も喜ぶように、ショッピングモール内全体を利用して夢の空間を作り上げてイベントを盛り上げる。例えば、写真映えのする場所を作ったり、ショップやレストランに働きかけて、ショップで「お姫様」に合うアクセサリーを揃えて販売したり、レストランで「スイーツフェア」を開催したり、また、ショップで「お姫様」の付添いに相応しい母親向けの服を揃えて販売したりしてもらう。これらは、ショップ等の当日の売上げアップに直結するだけでなく、知名度アップにも繋がる。
【0016】
開催当日、「お姫様変身イベント」に参加させたい小さい女の子がいる場合には、予め、当該ショッピングモール内のショップで商品を購入したりする等、定めた額以上の金額を使った後、その領収書を携え、当該女の子(A)を親等(B)が連れて、図1に示すように受付けカウンタ1に向かう。
受付けカウンタ1では、図2に示すように、領収書を提示してもらうと共に、DMの送付先等の顧客情報として利用することを了解してもらった上で、図3に示すように、個人情報を記載してもらう。担当者(C)は、金額や個人情報の記入を確認し、「OK」と判断した場合には、サービス受領者となる当該女の子(A)を親等(B)と共に、フィッティングルーム3に案内する。
【0017】
図4に示すように、フィッティングルーム3内は、既に多数の「ドレス、ティアラ、サンダル」が展示されており、その中から適したサイズで好みのものを選んでもらう。
そして、担当者(D)が選んでもらった「ドレス、ティアラ、サンダル」を当該女の子(A)に着付ける。その着付けにより、図5に示すように、女の子(A)はお姫様に変身する。
【0018】
その後は、当該女の子(A)は、フィッティングルーム3を出て、お城幕の前で自由に写真撮影をしてもらい、その後は、図6に示すように、ショッピングモール5内で一定時間自由に散策してもらう。
ショッピングモール5にはアクセサリーのショップもあればレストランもあるので、お姫様に変身した当該女の子(A)のために親等(B)がネックレス等のアクセサリーを購入したり、レストランで食事したり、楽しむことができる。また、写真映えのする場所で写真撮影をすることもできる。
上記した消費行為は、当該ショッピングモール5側の売上げに直結する。
更に、散策感覚で通常は行かなかったようなところまで行ってもらえる。規模の大きなショッピングモールに行く場合でも、通常は、いつも決まったコースで回る傾向があるが、お姫様になった当該女の子(A)が楽しい気分のまま散歩するのに同行することで、親等(B)は好みのショップを新しく発見することもある。
【0019】
そして、一定時間が経ったときには、フィッティングルーム3に戻ってきてもらい、ドレス等を脱いでもらえば、当該女の子(A)のイベントは終了する。
脱いでもらったドレス等は、次に待っている別の女の子用に使える。
【0020】
「お姫様変身イベント」の請負業者は、ショッピングモール等の依頼があればどこでも開催可能であり、全国場所を選ばない。
また、「お姫様変身イベント」は集客タイプであるが、移動範囲がショッピングモール等の内部に限定されるので、そこで展開しているショップやレストランの売上げアップ、知名度アップを効果的に図れる。
【0021】
しかも、対象が小さい女の子でドレスを着せることを中心とする比較的簡易な変身仕様になっているので、イベントの開催費用はショッピングモール等にとってそれほど負担にはならない。そのため、領収書の提示等、イベント参加条件に金銭的なものを含ませても比較的リーズナブルな金額に抑えることができ、親等の負担感を小さくできる。
【0022】
本発明の売上げ支援システムでは、サービス提供部は「お姫様変身イベント」の請負業者に依頼することにより実現されるが、イベント開催側であるショッピングモールの事情により規模を調整できる。また、条件判断部はイベント開催側であるショッピングモールが条件を設定し、担当者を配置することにより実現されるものであり、売上げアップと効果的に絡めることができるよう、条件を自由に決定でできる。
【0023】
以上、本発明の実施の形態を説明したが、本発明の具体的構成は上記の実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨から外れない範囲での設計変更があっても本発明に含まれる。
例えば、参加条件は、イベント開催側が任意に決定でき、商品やサービスの購入を前提としないようにすることも可能である。
また、提供してもらった個人情報はパソコンの顧客情報のデータベースに登録しておけば、次回のイベントの開催に合わせて、案内通知を出す等の処理を自動化することも可能となる。
【符号の説明】
【0024】
1…受付けカウンタ 3…フィッティングルーム 5…ショッピングモール
図1
図2
図3
図4
図5
図6