(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】特開2021-84011(P2021-84011A)
(43)【公開日】2021年6月3日
(54)【発明の名称】ヘァブラシ
(51)【国際特許分類】
A46B 11/02 20060101AFI20210507BHJP
【FI】
A46B11/02
【審査請求】有
【請求項の数】3
【出願形態】書面
【全頁数】5
(21)【出願番号】特願2019-240263(P2019-240263)
(22)【出願日】2019年11月29日
(71)【出願人】
【識別番号】520051562
【氏名又は名称】三枝 智枝
(72)【発明者】
【氏名】三枝 智枝
【テーマコード(参考)】
3B202
【Fターム(参考)】
3B202AA11
3B202EA01
3B202EB09
3B202FA01
3B202FB01
(57)【要約】
【課題】 頭髪を整髪するときヘァブラシと整髪液体を併用使用方法が一般的である。外出携帶のときはヘァブラシと整髪用液体を用意し各々持参する必要である。
この不便を解消すべくヘァブラシ内に整髪用液体貯蔵タンクを設けて一体化したヘァブラシを提供する。
【解決手段】ブラシ本体内に整髪用液体を貯蔵するタンクを設けプッシュ加圧操作のみにて適量の整髪用液体が逆止弁機能を有するノズルを設けることで噴出できるをことを特微とするヘァブラシ。
【選択図】
図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
本体に空洞部を設け整髪液体を貯蔵するブッシュ付タンクを設け又随時液体を補充できる注入口を設けプッシュ加圧操作のみにて逆止弁機能を有する噴出ノズルより適量液を噴出することを特微とするヘァブラシ。
【請求項2】
内側に空洞部を有する本体と前記空洞部に收納された柔軟性を有するタンクと前記タンクに設けられた、逆止弁機能を有する液体噴出ノズルと前記タンクの外周部に設けられた、プッシュ部と前記プッシュ部に対応し且つタンクの外周に設けられたプッシュ部を復帰させるリング状の弾性復帰部を備えたことを特微とするヘァブラシ。
【請求項3】
貯蔵タンク部とプッシュ部とプッシュ部復帰リング部と本体内側と貯蔵タンク外側部間空気溜め空気軌道吸入口開閉と逆止弁機能を有する噴出ノズル部等機能をプッシュ部のプッシュ加圧操作ので発輝できる一体化したことを特微とする請求項1又は請求項2に記載のヘァブラシ。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明はヘァブラシ本体内に貯蔵タンクを設けプッシュ加圧操作により貯蔵された整髪液体を噴出する事ができるヘァブラシに関する。
【背景技術】
【0002】
周智の通り頭髪を整髪する方法は種々の方法が有るがヘァブラシと整髪用液体を併用使用が一般的であるため頭髪をするときはヘァブラシと整髪用液体を各々用意して併用使用により整髪する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2003−199623
【特許文献2】特公平6−42848
【特許文献3】実用平3−87425
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
旅行又は日常的外出先で整髪するときヘァブラシと整髪用液を各々持参する必要が有り携帶に不便であり、携帶に便利な一体化が要求される。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本体に空洞部25を設け整髪液体を貯蔵するブッシュ式タンク2を設け又随時液体を補充できる注入口13を設けプッシュ加圧操作のみにて逆止弁機能を有するノズル14より適量液体を噴出する構造である。
又内側に空洞部25有する本体1と前記空洞部に設けられた軟柔性を有するタンク2と前記タンク2に設けられた逆止弁機能を有するノズル14と前記タンク2の外周部に設けられたブッシュ部4を複帰させるリング状の弾性複帰リング7をを備えている。
更に貯蔵タンク部2とプッシュ部4とプッシュ部復帰リング7と本体内側と貯蔵タンク外側部間空気溜め17の空気軌道吸入口5の開閉と逆止弁機能を有するノズル14等の機能をプッシュ部4のプッシュ加圧操作のみで連動して発輝できることを特微とするヘァブラシ。
【発明の効果】
【0006】
ブラシと整髪液体との一体化により使用及び携帶が便利である。
【図面の簡単な説明】
【0007】
【
図2】 本発明に係る
図1のA部の拡大断面図である。
【
図3】 本発明に係る
図1のA部の拡大組立図である。
【
図4】 本発明に係る
図1のB部の拡大断面図である。
【
図5】 本発明に係るブッシュ部複帰リング断面図である。
【
図6】 本発明に係るタンク複帰補助棒部断面図である。
【0008】
図1に示すように筒形空洞部25を設けた本体1と中間注入口キャップ8と密封ネジキャップ10とハンドル11とプッシュ部4の加圧操作防止ストッパー3とタンク複帰補助棒22,23,24はプラスチック成形品で構成され本体1に設けられた液体貯蔵タンク2とプッシュ部4のプッシュ加圧操作により連動して開閉する逆止弁機能を有するノズル14は柔軟性を有するゴム系素材で構成されている。
又プッシュ部4とプッシュ部禅性複帰リンク7と密封ネジキップ部10の漏水防止パッキン9は硬質性ゴム系素材で構成されている。
更にブラシ先端丸型部15とブラシ16はアクリル樹脂成形品で構成されている。
【0009】
動作機能について以下記載する。
本体1に設けられた貯蔵タンク2に整髪液体を充満補給し密封ネジキャップ10で密封のあとプッシュ部加圧操作防止ストッパを外す。
プッシュ部4の加圧操作により貯蔵タンク2内の液体に圧力が掛り逆止弁機能を有するノズル14を開き適量の液体をブラシ16に噴出する。
【0010】
プッシュ部4の加圧解除後は弾性復帰リング7によりプッシュ部4は加圧操作前の状態にもどると同時に逆止弁ノズル14が閉じて液体の噴出及び漏水を防ぐと共にタンク2の形状が噴出量に比例して縮小形状変化する。
更に本体1の内側と空気溜17にブッシュ部4に設けられた空気軌道穴吸入口6より空気が吸入される。
【0011】
再度プッシュ部4の加圧操作時は空気留め軌道穴5の吸入口6を、塞ぐ構造をプッシュ部4の位置に設けることにより空気溜り17の残溜空気は密封されプッシュ部4の再加圧による縮小変形したタンク2の膨張変化に対応して密封空気は反発抵抗となり加圧された液体は逆止弁機能を有するノズル14への集中圧力となりノズル14を開き液体が噴出される。
プッシュ部4の加圧操作を繰返し行うことにより継続して液体が噴出されると同時に貯蔵タンク2の形状縮小が促進する。
【0012】
エァブラシ使用後はプッシュ部4に操作防止ストッパー3を装着して保管する。
尚液体が不足したときは密封キャップ10を外すと本体1に内蔵しているタンク2に空気が吸入されるため自己複帰能力により初期状態にもどり液体注入口13より補充する。
更にエァブラシを長期間タンク2の縮小のまま未使用のためタンク2の複帰能力低下のときは附属のタンク複帰補助棒22,23,24,でタンク2の形状複帰させる。
ブラシ先端部15は頭髪保護のため丸型形状とする。
【0013】
液体はラベンダー液とオリーブオイルと海藻エキスと精製水等を混合した用液を使用することによりリラックス効果が得られる。
【0014】
各部の概算寸法について以下に記載する単位:mm。
図1に示す a=40
φ,b=22
φ,c=20
φ,d=16
φ,e=6
φ,f=115,g=180〜185,h=60,i=24
φ,z=80,とする。
n=3,o=3,p=6,とする。
図3に示す q=3.4
φ〜3.6
φ,とする。
図4に示す r=0.6
φ〜1.0
φ,s=0.4
φ〜0.6
φとする。
図5に示す t=32
φ, u=22
φ,v=5とする。
図6に示す w=5
φ x=45 y=4
φ とする。
【0015】
液体容量はタンク2の貯蔵整髪液体の内容量は
【符号の説明】
【0016】
1 本体。
2 液体貯蔵タンク。
3 プッシュ部操作防止ストッパー。
4 プッシュ部。
5 本体とタンク間空気溜り空気軌道。
6 空気軌道吸入口
7 プッシュ部禅性複帰リング。
8 中間注入口キャップ。
9 漏水防止パッキン。
10 密封ネジキャップ。
11 ハンドル。
12 タンク形状複帰補助棒保管箇所。
13 液体注入口。
14 逆止弁機能を有するノズル。
15 ブラシ先端部。
16 ブラシ。
17 本体とタンク間の空気溜り。
18 逆止弁ノズル基部。
19 逆止弁ノズル締付リング。
20 逆止弁ノズル先端3等分刷割。
21 接着固定箇所。
22 タンク形状複帰補助棒先端丸型部。
23 タンク形状複帰補助棒中間連結具。
24 タンク形状複帰補助棒末端連結具。
25 空洞部。
A〜B
図1の部分拡大図箇所。
a〜z 各部寸法。