特開2021-86323(P2021-86323A)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2015.5.11 β版

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特開2021-86323提供装置、提供方法および提供プログラム
(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】特開2021-86323(P2021-86323A)
(43)【公開日】2021年6月3日
(54)【発明の名称】提供装置、提供方法および提供プログラム
(51)【国際特許分類】
   G06Q 10/06 20120101AFI20210507BHJP
   G06Q 50/04 20120101ALI20210507BHJP
   G05B 19/418 20060101ALI20210507BHJP
   G06F 3/0484 20130101ALI20210507BHJP
   G06F 3/0482 20130101ALI20210507BHJP
【FI】
   G06Q10/06 300
   G06Q50/04
   G05B19/418 Z
   G06F3/0484 120
   G06F3/0482
【審査請求】未請求
【請求項の数】16
【出願形態】OL
【全頁数】51
(21)【出願番号】特願2019-213751(P2019-213751)
(22)【出願日】2019年11月26日
(71)【出願人】
【識別番号】000006666
【氏名又は名称】アズビル株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】110002147
【氏名又は名称】特許業務法人酒井国際特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】近藤 政紀
(72)【発明者】
【氏名】佐藤 適斎
【テーマコード(参考)】
3C100
5E555
5L049
【Fターム(参考)】
3C100AA38
3C100AA65
3C100BB13
3C100CC02
3C100DD05
3C100DD22
3C100DD23
3C100DD32
5E555AA02
5E555AA07
5E555AA10
5E555AA13
5E555AA25
5E555AA26
5E555AA79
5E555BA04
5E555BA53
5E555BA68
5E555BA82
5E555BA83
5E555BB04
5E555BC04
5E555BC17
5E555BC19
5E555CA13
5E555CA42
5E555CB12
5E555CB33
5E555CB44
5E555CB45
5E555CB48
5E555CB64
5E555CB78
5E555CC01
5E555CC03
5E555CC22
5E555DA23
5E555DB04
5E555DB11
5E555DB20
5E555DB21
5E555DB41
5E555DB53
5E555DC13
5E555DC18
5E555DD06
5E555DD07
5E555EA07
5E555EA09
5E555EA22
5E555FA00
5L049AA06
5L049CC03
(57)【要約】
【課題】作業者により行われる各種検査を効率化すること。
【解決手段】本願に係る提供装置は、作業者に入力させる情報の候補の中から予め選択された複数の情報を順次入力するための作業コンテンツを生成する生成部と、作業コンテンツを作業者が利用する端末装置に提供する提供部とを有することを特徴とする。
【選択図】図20
【特許請求の範囲】
【請求項1】
作業者に入力させる情報の候補の中から予め選択された複数の情報を順次入力するための作業コンテンツを生成する生成部と、
前記作業コンテンツを前記作業者が利用する端末装置に提供する提供部と
を有することを特徴とする提供装置。
【請求項2】
前記端末装置から、前記作業者が入力した複数の情報を取得する取得部と、
前記取得された複数の情報を対応付けて、所定の記憶装置に登録する登録部と
を有することを特徴とする請求項1に記載の提供装置。
【請求項3】
前記登録部は、改竄および削除できない情報として、前記取得された複数の情報を登録する
ことを特徴とする請求項2に記載の提供装置。
【請求項4】
前記取得部は、前記作業者から登録済みの情報に対する修正要求と、修正後の情報とをさらに取得し、
前記登録部は、修正対象となる情報に対し、当該情報が修正対象である旨を示す情報と、前記修正後の情報とを対応付けて前記所定の記憶装置に登録する
ことを特徴とする請求項3に記載の提供装置。
【請求項5】
前記生成部は、前記作業コンテンツとして、予め規定された情報を順次入力させるための作業コンテンツを生成する
ことを特徴とする請求項1〜4のうちいずれか1つに記載の提供装置。
【請求項6】
前記生成部は、前記作業コンテンツとして、前記作業者が利用する端末装置に所定のコード情報を撮影させ、撮影されたコード情報が示す情報を取得させるための作業コンテンツを生成する
ことを特徴とする請求項5に記載の提供装置。
【請求項7】
前記生成部は、前記作業コンテンツとして、前記作業者に文字列を入力させるための作業コンテンツを生成する
ことを特徴とする請求項5に記載の提供装置。
【請求項8】
前記生成部は、前記作業コンテンツとして、前記端末装置に所定の音声を録音させるための作業コンテンツを生成する
ことを特徴とする請求項5に記載の提供装置。
【請求項9】
前記生成部は、前記作業コンテンツとして、前記作業者にチェックボックスを選択させるための作業コンテンツを生成する
ことを特徴とする請求項5に記載の提供装置。
【請求項10】
前記生成部は、前記作業コンテンツとして、それぞれ異なる情報を入力させるための複数のコンテンツを前記端末装置に順次表示させるための作業コンテンツを生成する
ことを特徴とする請求項5〜9のうちいずれか1つに記載の提供装置。
【請求項11】
前記生成部は、表示されているコンテンツと対応する情報が入力された場合に、他のコンテンツを表示させる作業コンテンツを生成する
ことを特徴とする請求項10に記載の提供装置。
【請求項12】
前記生成部は、表示されているコンテンツで入力された入力情報が、予め設定された条件情報を満たす場合に、予め設定された他のコンテンツへと動的に遷移させるよう制御されたシーケンスであって、作業コンテンツに関するシーケンスを生成する
ことを特徴とする請求項10または11に記載の提供装置。
【請求項13】
前記生成部は、予め指定された定義者により前記候補の中から予め選択された複数の情報を順次入力するための作業コンテンツを生成する
ことを特徴とする請求項1〜12のうちいずれか1つに記載の提供装置。
【請求項14】
前記提供部は、前記定義者と同じグループに属する作業者として予め登録された作業者が利用する端末装置に対し、前記作業コンテンツを提供する
ことを特徴とする請求項13に記載の提供装置。
【請求項15】
提供装置が実行する提供方法であって、
作業者に入力させる情報の候補の中から予め選択された複数の情報を順次入力するための作業コンテンツを生成する生成工程と、
前記作業コンテンツを前記作業者が利用する端末装置に提供する提供工程と
を含むことを特徴とする提供方法。
【請求項16】
作業者に入力させる情報の候補の中から予め選択された複数の情報を順次入力するための作業コンテンツを生成する生成手順と、
前記作業コンテンツを前記作業者が利用する端末装置に提供する提供手順と
をコンピュータに実行させるための提供プログラム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、提供装置、提供方法および提供プログラムに関する。
【背景技術】
【0002】
近年、作業者の能力差により生じる品質のバラつきを軽減するため、各種業務や処理の手順を示すワークフローの利用が提供されている。このようなワークフローの作成における手間を削減するため、入力に応じて動作ステップを示すオブジェクトを作業領域に配置し、配置に基づいて動作フローを作成する技術が知られている。また、作業者が使用する端末装置に対し、本体の組み立てを行う際に使用する物品や作業の内容を順番に表示させる技術が知られている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2019−053353号公報
【特許文献2】特開2002−366216号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、上述した従来技術では、作業者により行われる検品等の各種検査を効率化するための処理については、提案されていなかった。
【0005】
例えば、作業者により検品や検査が行われる場合、検査結果の記録が行われることとなる。しかしながら、上述した従来技術では、本体の組み立てを行う際に使用する物品や作業の内容を順番に表示させているに過ぎず、検査結果の記録を効率化するための処理については、提案されていなかった。
【0006】
本願はこのような課題を解決するためのものであり、作業者により行われる各種検査を効率化することを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本願に係る提供装置は、作業者に入力させる情報の候補の中から予め選択された複数の情報を順次入力するための作業コンテンツを生成する生成部と、作業コンテンツを作業者が利用する端末装置に提供する提供部とを有することを特徴とする。
【0008】
上記提供装置において、端末装置から、作業者が入力した複数の情報を取得する取得部と、取得された複数の情報を対応付けて、所定の記憶装置に登録する登録部とを有してもよい。
【0009】
上記提供装置において、登録部は、改竄および削除できない情報として、取得された複数の情報を登録してもよい。
【0010】
上記提供装置において、取得部は、作業者から登録済みの情報に対する修正要求と、修正後の情報とをさらに取得し、登録部は、修正対象となる情報に対し、当該情報が修正対象である旨を示す情報と、修正後の情報とを対応付けて所定の記憶装置に登録してもよい。
【0011】
上記提供装置において、生成部は、作業コンテンツとして、予め規定された情報を順次入力させるための作業コンテンツを生成してもよい。
【0012】
上記提供装置において、生成部は、作業コンテンツとして、作業者が利用する端末装置に所定のコード情報を撮影させ、撮影されたコード情報が示す情報を取得させるための作業コンテンツを生成してもよい。
【0013】
上記提供装置において、生成部は、作業コンテンツとして、作業者に文字列を入力させるための作業コンテンツを生成してもよい。
【0014】
上記提供装置において、生成部は、作業コンテンツとして、端末装置に所定の音声を録音させるための作業コンテンツを生成してもよい。
【0015】
上記提供装置において、生成部は、作業コンテンツとして、作業者にチェックボックスを選択させるための作業コンテンツを生成してもよい。
【0016】
上記提供装置において、生成部は、作業コンテンツとして、それぞれ異なる情報を入力させるための複数のコンテンツを前記端末装置に順次表示させるための作業コンテンツを生成してもよい。
【0017】
上記提供装置において、生成部は、表示されているコンテンツと対応する情報が入力された場合に、他のコンテンツを表示させる作業コンテンツを生成してもよい。
【0018】
上記提供装置において、生成部は、表示されているコンテンツで入力された入力情報が、予め設定された条件情報を満たす場合に、予め設定された他のコンテンツへと動的に遷移させるよう制御されたシーケンスであって、作業コンテンツに関するシーケンスを生成してもよい。
【0019】
上記提供装置において、生成部は、予め指定された定義者により候補の中から予め選択された複数の情報を順次入力するための作業コンテンツを生成してもよい。
【0020】
上記提供装置において、提供部は、定義者と同じグループに属する作業者として予め登録された作業者が利用する端末装置に対し、作業コンテンツを提供してもよい。
【0021】
本願に係る提供方法は、提供装置が実行する提供方法であって、作業者に入力させる情報の候補の中から予め選択された複数の情報を順次入力するための作業コンテンツを生成する生成工程と、作業コンテンツを作業者が利用する端末装置に提供する提供工程とを含むことを特徴とする。
【0022】
本願に係る提供プログラムは作業者に入力させる情報の候補の中から予め選択された複数の情報を順次入力するための作業コンテンツを生成する生成手順と、前記作業コンテンツを前記作業者が利用する端末装置に提供する提供手順とをコンピュータに実行させるための提供プログラムであることを特徴とする。
【発明の効果】
【0023】
上述した提供装置は、作業者に入力させる情報の候補の中から予め選択された複数の情報を順次入力するための作業コンテンツを生成する。そして、提供装置は、作業コンテンツを作業者が利用する端末装置に提供する。この結果、提供装置は、作業者により行われる各種検査を効率化することができる。
【図面の簡単な説明】
【0024】
図1図1は、実施形態に係る各役割に属するユーザ間の関係性を概念的に説明する図である。
図2図2は、実施形態に係るユーザデータベースの一例を示す図である。
図3図3は、実施形態に係る一覧コンテンツの一例を示す図である。
図4図4は、実施形態に係る情報処理の一例を示す図である。
図5図5は、実施形態に係る作業コンテンツ生成画面の一例(1)を示す図である。
図6図6は、実施形態に係る作業コンテンツ生成画面の一例(2)を示す図である。
図7図7は、実施形態に係る作業コンテンツ生成画面の一例(3)を示す図である。
図8図8は、実施形態に係る設定コンテンツの一例を示す図である。
図9図9は、実施形態に係る作業コンテンツの一例(1)を示す図である。
図10図10は、実施形態に係る作業コンテンツの一例(2)を示す図である。
図11図11は、実施形態に係る作業コンテンツの一例(3)を示す図である。
図12図12は、実施形態に係る作業コンテンツの一例(4)を示す図である。
図13図13は、実施形態に係る作業コンテンツの一例(5)を示す図である。
図14図14は、実施形態に係る作業コンテンツの一例(6)を示す図である。
図15図15は、実施形態に係る作業コンテンツの一例(7)を示す図である。
図16図16は、実施形態に係る作業コンテンツの一例(8)を示す図である。
図17図17は、実施形態に係る作業コンテンツの一例(9)を示す図である。
図18図18は、実施形態に係る作業コンテンツの一例(10)を示す図である。
図19図19は、実施形態に係る条件設定コンテンツの一例を示す図である。
図20図20は、実施形態にかかる情報処理装置の構成例を示す図である。
図21図21は、実施形態に係る作業フローデータベースの一例を示す図である。
図22図22は、実施形態に係る記録データベースの一例を示す図である。
図23図23は、実施形態にかかる生成処理手順を示すフローチャートである。
図24図24は、実施形態に係る提供処理手順を示すフローチャートである。
図25図25は、情報処理装置の機能を実現するコンピュータの一例を示すハードウェア構成図である。
【発明を実施するための形態】
【0025】
次に、実施の形態について図面を参照して説明する。なお、以下の説明において、各実施の形態において共通する構成要素には同一の参照符号を付し、繰り返しの説明を省略する。また、この実施形態により本願にかかる提供装置、提供方法および提供プログラムが限定されるものではない。
【0026】
〔1.情報処理の概要〕
以下、図面を用いて、実施形態に係る情報処理の一例について説明する。また、実施形態に係る情報処理には、表示制御処理および提供処理が含まれる。また、ここでいう表示制御処理とは、作業者に行わせる作業(例えば、入力作業)を管理する作業管理を行う管理者が、この作業の流れを示すワークフローを直観的かつ容易に作成できるような画面(コンテンツ)を管理者に対して表示制御するものである。また、ここでいう提供処理とは、作業者による入力作業、および、入力作業により入力された情報の記録を効率化できるような画面(コンテンツ)を生成し作業者に対して配信するものである。また、ここでいう提供処理とは、プログラムを実行可能な状態にする処理全般を示すものでもある。
【0027】
また、実施形態に係る情報処理は、図4に示す情報処理装置10によって行われる。情報処理装置10は、例えば、実施形態に係る情報処理のうち上記表示制御処理を行う表示制御装置、および、実施形態に係る情報処理のうち上記配信処理を行う配信装置の双方を兼ねている。このようなことから、実施形態に係る情報処理装置10は、表示制御装置または提供装置の一例である。また、実施形態に係る情報処理装置10は、サーバ装置である。例えば、情報処理装置10は、ネットワーク上においてクラウドコンピューティングを利用したクラウドサーバであってもよい。
【0028】
ここで、実施形態に係る情報処理が行われるにあたっての前提について、製造現場でのライン(製造ライン)で行われる作業工程を例に挙げて説明する。このような作業工程としては、製品の検査を行う一連の検査作業が挙げられるが、一連の検査作業として、どのような流れでどのような作業を行わすかが定義されるワークフロー作成は、この作業を管理する管理者によって手書きで行われてきた。しかしながら、手書きによるワークフロー作成には、非常に手間がかかるととともに、ワークフローの中で設定すべき検査項目に抜け落ちが生じてしまったり、作業順に間違いが生じたりする等の問題点がある。
【0029】
また、検査作業を行う現場の作業員は、ワークフロー内に記された各検査項目で定義される入力作業を順に行うことになるが、このような入力作業は手書きで行われてきた。しかしながら、製造ラインの現場において、このような手書きの作業を行うのは非常に面倒であるし、誤った情報が記入されてしまう等の問題点がある。また、入力すべき情報が複雑な程、このような問題は大きくなる。
【0030】
このようなことから、管理者に対してはワークフローを効率的かつ容易に作成できるよう支援するとともに、作業員に対しては入力作業を効率的かつ容易に行うことができるよう支援することができるサービスが求められてきた。
【0031】
したがって、実施形態に係る情報処理装置10は、実施形態に係る情報処理として次のような表示制御処理を行う。具体的には、情報処理装置10は、作業者が行う作業の候補を示す複数の候補情報を画面の第1領域に表示させ、第1領域に配置された候補情報が選択された場合は、当該候補情報が示す作業を前記作業者に行わせる作業として示す作業情報を画面の第2領域に表示させる。また、このような状態において、第2領域に配置された作業情報のうちいずれかの作業情報が選択された場合は、情報処理装置10は、選択された作業情報が示す作業の詳細の入力を受付けるための設定コンテンツを画面の第3領域に表示させる。
【0032】
また、実施形態に係る情報処理装置10は、実施形態に係る情報処理として次のような提供処理を行う。具体的には、情報処理装置10は、作業者に入力させる情報の候補の中から予め選択された複数の情報を順次入力するための作業コンテンツを生成し、生成した作業コンテンツを作業者が利用する端末装置に提供する。
【0033】
また、実施形態に係る情報処理装置10は、作業者の端末装置から、この作業者が入力した情報を取得し、取得した複数の情報を対応付けて所定の記憶装置に登録する。これにより、情報処理装置10は、例えば、特定のユーザ(例えば、経営層に属するユーザ)に対して、作業者が入力した情報をリアルタイムに閲覧できるよう制御する。
【0034】
〔2.各ユーザの役割および権限について〕
実施形態に係る情報処理装置10により提供されるサービス(実施形態に係る情報処理に対応する支援サービス)を受けるユーザについて、ある1つの会社Tに所属するユーザを例に上げて説明する。このようなユーザとしては、製造ライン等の現場で作業を行う作業者、この作業者に行わせる作業(例えば、入力作業)を管理する作業管理を行う管理者、会社Tの経営層に属する経営者が挙げられる。換言すると、実施形態に係る情報処理装置10により提供されるサービスを受けるユーザには、作業者としての役割が与えられたユーザ、管理者としての役割が与えられたユーザ、経営者としての役割が与えられたユーザが挙げられる。
【0035】
また、管理作業とは、作業者に行わせる入力作業を管理する業務である。具体的には、管理作業とは、作業項目(以下、「記録項目」と表記する場合がある)を組み合わせることで、作業者に行わせる一連の入力作業を定義したり、定義済みの作業を編集、削除、確認するといった業務である。また、後述するように、作業項目には、写真撮影やテキスト入力といった各種の入力作業の要素が挙げられる。また、作業者に行わせる入力作業とは、入力された情報に基づき、特定のユーザ(例えば、経営層に属するユーザ)がリアルタイムに判断したり指示できたりできるよう、検査結果の記録を取るための業務である。また、記録とは、作業管理で定義された作業が実施されることで、実施された作業の結果を検査結果として記録していくことである。
【0036】
また、管理作業で定義された一連の入力作業は、記録を取るために定義された作業であることから「記録定義」と言い換えることができる。また、管理者としての役割が与えられたユーザは、管理作業によって一連の入力作業の定義を行う、すなわち記録定義の設定を行うため「記録定義者」と言い換えることができる。また、作業者としての役割が与えられたユーザは、記録定義によって定義された入力作業を行う、すなわち記録定義によって定義された内容に従って情報の投入を行うため「記録投入者」と言い換えることができる。また、経営者としての役割が与えられたユーザは、入力された情報が記録として残されることで、この記録の閲覧を行うため「記録閲覧者」と言い換えることができる。以下の実施形態では、適宜、これらの表記を用いる場合がある。
【0037】
以下、図1を用いて、「記録定義者」、「記録投入者」、「記録閲覧者」の関係性について説明する。図1は、実施形態に係る各役割に属するユーザ間の関係性を概念的に説明する図である。図1の例では、記録グループとして、記録グループGAおよび記録グループGBが設定されている。記録グループとは、記録定義を管理したい単位であって、例えば、管理者が情報処理装置10に対して設定する。例えば、記録グループGAをある1つの検査工程KK1の単位とすると、ここに属する4つの記録定義は、検査工程KK1の中で作業者に行わせるものとして定義された入力作業に対応する。また、例えば、記録グループGBを別の検査工程KK2の単位とすると、ここに属する5つの記録定義は、検査工程KK2の中で作業者に行わせるものとして定義された入力作業に対応する。
【0038】
また、図1の例において、ユーザAは、記録グループGAにおいて、「記録定義者」および「記録投入者」に対応付けられている。係る例は、記録グループGAでは、ユーザAが「記録定義者」および「記録投入者」という2つの役割を担っていることを意味する。また、ユーザBは、「記録投入者」に対応付けられている。係る例は、記録グループGAでは、ユーザBが「記録投入者」という1つの役割を担っていることを意味する。
【0039】
また、図1の例において、ユーザCは、記録グループGAおよびGBの双方において、「記録閲覧者」に対応付けられている。係る例は、記録グループGAおよびGBでは、ユーザCが「記録閲覧者」という1つの役割を担っていることを意味する。また、ユーザDは、記録グループGBにおいて、「記録定義者」に対応付けられている。係る例は、記録グループGBでは、ユーザDが「記録定義者」という1つの役割を担っていることを意味する。また、ユーザEは、記録グループGBにおいて、「記録投入者」に対応付けられている。係る例は、グループGBでは、ユーザEが「記録投入者」という1つの役割を担っていることを意味する。
【0040】
また、図1の例では、ユーザOが、グループGAおよびGBを作成するとともに、作成した各グループにおいて記録定義者としての役割を担わせるユーザを指定している。また、図1の例では、ユーザOが、作成した各グループにおいて、記録投入者または記録閲覧者としての役割を担わせるユーザの追加・変更・無効化を行っている。
【0041】
上述した設定により、本実施形態では、各役割のユーザ間では次のような関係が成立している。(1)記録グループには、最低1人の記録定義者の役割をもったユーザが必要であり、複数指定されてもよい。(2)記録グループの作成、記録定義者の役割をもったユーザの指定、記録投入者または記録閲覧者の役割をもったユーザの追加・変更・無効化は、情報処理装置10と契約している責任者(例えば、会社Tの経営層の属するユーザのいずれか)によって行われる。図1では、係る責任者の一例として、ユーザOが例示されている。また、係る責任者は、記録定義者の役割をもったユーザのいずれかであってもよい。(3)各記録グループの記録定義者は、当該グループの記録投入者や記録閲覧者のユーザを指定する。例えば、記録定義者は、複数の記録グループに渡るかたちで、記録定義者および記録閲覧者という2つの役割をもったユーザを指定することができる。(4)記録グループが削除されると、ユーザは記録定義へのアクセスができなくなる。したがって、記録グループは、削除されることなく無効化される。(5)無効化された記録グループは、記録投入者からは閲覧できなくなるが、記録定義者や記録閲覧者は参照することができる。
【0042】
また、図1を用いて説明してきた内容によると、情報処理装置10により提供されるサービスを利用するユーザのうちある特定のユーザ(例えば、記録定義者となり得る責任者としてのユーザ)は、情報処理装置10に対して、例えば、自社のどのユーザにどの役割を担わせるかを示す情報を登録することで、登録した各ユーザに作業管理を行うことのできる権限、現場での入力作業を行うことのできる権限、入力された情報を閲覧することのできる権限を与える。また、情報処理装置10は、ユーザにより登録された情報をユーザデータベース31に格納しておく。
【0043】
ここで、図2に実施形態に係るユーザデータベース31の一例を示す。図2の例では、ユーザデータベース31は、「ユーザID」、「ユーザ情報」、「グループID」、「役割」といった項目を有する。
【0044】
「ユーザID」は、ユーザを個別に識別可能な情報である。「ユーザID」は、ユーザの氏名、会社でのユーザの識別番号、ユーザによって利用される端末装置の個体識別情報、情報処理装置10によって払い出されるユニークな文字列等である。すなわち、「ユーザID」は、ユーザを個別に識別可能な情報であれば、どのような情報であってもよい。「ユーザ情報」は、「ユーザID」によって識別されるユーザに関する各種情報を示す。例えば、「ユーザ情報」は、ユーザの個人情報(住所・氏名・年齢等)を示す。
【0045】
「グループID」は、「ユーザID」によって識別されるユーザが所属されられた記録グループを識別する識別情報を示す。「役割」は、「ユーザID」によって識別されるユーザが担うよう指定された役割を示す。これまで説明してきた通り、本実施形態では、係る「役割」として、「記録定義者」、「記録投入者」、「記録者閲覧者」がある。
【0046】
すなわち、図2の例では、ユーザID「UID♯1」によって識別されるユーザの「ユーザ情報」は、「ユーザ情報♯1」である例を示す。また、図2の例では、ユーザID「UID♯1」によって識別されるユーザは、グループID「GA」によって識別される記録グループ、および、グループID「GB」によって識別される記録グループという2つの記録グループに所属させられている例を示す。また、図2の例では、ユーザID「UID♯1」によって識別されるユーザは、グループID「GA」によって識別される記録グループでは「記録閲覧者」としての役割が与えられ、グループID「GB」によって識別される記録グループでは「記録閲覧者」としての役割が与えられている例を示す。
【0047】
また、図2の例を、例えば、図1に示すユーザCに当て嵌めると、ユーザID「C」によって識別されるユーザCは、グループID「GA」によって識別される記録グループGA、および、グループID「GB」によって識別される記録グループGBという2つの記録グループに所属させられている。また、ユーザCは、記録グループGAでは「記録閲覧者」としての役割が与えられ、記録グループGBでも「記録閲覧者」としての役割が与えられている。
【0048】
〔3.記録定義の設定について〕
「記録定義者」としての役割をもつユーザとして、ユーザAを例に挙げる。ユーザAは、情報処理装置10により提供される作業コンテンツ生成画面(後述)を用いて、「記録投入者」のユーザに行わせる作業を管理する管理作業を行う。具体的には、ユーザAは、作業コンテンツ生成画面を介して管理作業を行うことにより、一連の入力作業を定義する(すなわち記録定義の設定を行う)。例えば、ユーザAは、作業コンテンツ生成画面の前段階で情報処理装置10により配信される一覧コンテンツを介して、作業コンテンツ生成画面にアクセスすることができる。この点について、図3を用いて説明する。図3は、実施形態に係る一覧コンテンツの一例を示す図である。図3では、一覧コンテンツの一例として、一覧コンテンツLCが示されている。なお、図1で説明したように、ユーザAは、例えば、ユーザOによって、「記録定義者」としての役割を指定されている。
【0049】
例えば、情報処理装置10は、ユーザAから一覧コンテンツLCの配信要求を受け付けると、ユーザAの「ユーザID」と、ユーザデータベース31に記憶される「役割」とに基づいて、ユーザAは「記録定義者」としての権限があるか否か(「記録定義者」としての役割を有するか否か)を判定する。また、情報処理装置10は、ユーザAが「記録定義者」としての権限があると判定した場合には、ユーザAに対して一覧コンテンツLCを配信する。図3では、情報処理装置10は、ユーザAが「記録定義者」としての権限があると判定したことにより、ユーザAの端末装置200に一覧コンテンツLCを配信した例に対応する。なお、情報処理装置10は、ユーザAが「記録定義者」としての権限がないと判定した場合には、ユーザAによる一覧コンテンツLCへのアクセスを拒否する。
【0050】
また、図3の例によると、情報処理装置10は、一覧コンテンツLCの配信要求を受け付けると、ユーザデータベース31に基づいて、ユーザAに対応する各記録グループにおいて、「記録定義者」、「記録投入者」、「記録閲覧者」となっているユーザを示すユーザ情報を取得する。また、情報処理装置10は、ユーザAに対応する記録グループ毎に、設定済の記録定義を示す情報を記憶部から取得する。そして、情報処理装置10は、ユーザAに対応する記録グループのうち、いずれかの記録グループに対応するタブTBが選択された場合には、選択されたタブTBに対応する記録グループでの「記録定義者」、「記録投入者」、「記録閲覧者」を示す情報UIF11、ワークフローの一覧を示す情報TIF12が表示される一覧コンテンツLCを生成し、これをユーザAに配信する。
【0051】
また、図3に示すように、一覧コンテンツLCには、追加ボタンBT11、複製ボタンBT12、編集ボタンBT13、保存ボタンBT14が表示される。情報処理装置10は、追加ボタンBT11が押下された場合には、ワークフローの一覧を示す情報TIF12の中で選択されているワークフローにおいて新たな作業項目を設定(追加)させるための作業コンテンツ生成画面を配信する。なお、ワークフローは、後述する作業フローデータベース32において「フローID」で識別される形で、所謂ワークリストとして記憶される。また、ユーザAは、例えば、ワークフローを新たに作成したい場合には、情報処理装置10によって配信される所定の登録画面において、「フローID」および「ワークフローの名称」を登録することで、新たなワークフローのリストの基板を設定することができる。図3の例では、ワークフローの一覧を示す情報TIF12の中に3つの名称(ワークフローの名称)が表示されているため、3つのワークフローが既に作成されており、このワークフローのいずれかに新たな記録定義を設定しようとするものである。一方、ワークフローが一切設定されていない場合には、ワークフローの一覧を示す情報TIF12は空欄となる。
【0052】
また、情報処理装置10は、複製ボタンBT12が押下された場合には、ワークフローの一覧を示す情報TIF12の中で選択されているワークフローを複製する。例えば、情報処理装置10は、複製ボタンBT12が押下された場合には、ワークフローの一覧を示す情報TIF12の中で選択されているワークフローの詳細(例えば、ワークフローの中で設定されている記録定義)を表示させることで、このワークフローの複製を行うか否かをユーザAに問い合わせる。情報処理装置10は、ユーザAが複製を希望する場合には、このワークフローを複製する。
【0053】
また、情報処理装置10は、編集ボタンBT13が押下された場合には、ワークフローの一覧を示す情報TIF12の中で選択されているワークフローの編集を行わせる。例えば、情報処理装置10は、編集ボタンBT13が押下された場合には、ワークフローの一覧を示す情報TIF12の中で選択されているワークフローの詳細(例えば、ワークフローの中で設定されている記録定義)を表示させることで、このワークフローの編集を行わせる。
【0054】
また、情報処理装置10は、保存ボタンBT14が押下された場合には、これまでに設定された情報を自装置内の所定の記憶部に記憶する。例えば、情報処理装置10は、保存ボタンBT14の押下に応じて配信された作業コンテンツ生成画面で記録定義が設定された後、保存ボタンBT14が押下されたことを検知すると、作業コンテンツ生成画面で設定された記録定義を後述する作業フローデータベース32に記憶する。例えば、情報処理装置10は、作業コンテンツ生成画面において処理対象となっているワークフローに、新たな作業項目を追加することで記録定義が設定された場合には、設定された記録定義をこの「フローID」に対応付けて記憶する。
【0055】
〔4.実施形態にかかる情報処理の一例〕
以下、図4を用いて、実施形態に係る情報処理の一例について説明する。図4は、実施形態に係る情報処理の一例を示す図である。なお、図4では、図1図3で示した例を用いて、実施形態に係る情報処理の一例を説明する。図4の例では、会社Tに属するユーザO、ユーザA、ユーザBが例示されている。また、図1の例によると、ユーザOは、記録グループGAおよびGBを作成しているが、図4では、記録グループGAを説明の対象とした例が示されている。また、端末装置300は、ユーザOによって利用される情報処理端末である。
【0056】
図4の例では、ユーザOは、「記録定義者」としてユーザAを指定している。具体的には、端末装置300は、ユーザOの操作に従って、情報処理装置10に対して、ユーザAを「記録定義者」として指定している(ステップS1)。すなわち、図4の例では、ユーザAは、ユーザOにより「記録定義者」としての役割が与えられている。また、端末装置200は、ユーザAによって利用される情報処理端末である。
【0057】
また、図4の例では、ユーザOは、「記録投入者」としてユーザBを指定している。すなわち、ユーザBは、ユーザOにより「記録投入者」としての役割が与えられている。また、端末装置100は、ユーザBによって利用される情報処理端末である。
【0058】
ここで、図4に示される情報処理システムは、情報処理装置10によって提供されるサービスを受ける事業主(会社T)に属するユーザによって利用される情報処理端末(端末装置100、端末装置200、端末装置300)と、情報処理装置10とを含む。なお、図4に示される情報処理システムには、複数の情報処理装置10が含まれてもよい。
【0059】
ユーザによって利用される情報処理端末のうち、端末装置100は、例えば、スマートフォンや、タブレット型端末や、ノート型PC(Personal Computer)や、デスクトップPCや、携帯電話機や、PDA(Personal Digital Assistant)や、ヘッドマウントディスプレイまたはスマートウオッチに代表されるウェアラブル端末等である。端末装置100は、後述する作業コンテンツを表示するためのアプリケーションやブラウザがインストールされており、作業者であるユーザBによる操作に従って、端末装置100にインストールされたアプリケーションやブラウザを起動したり、種々の処理を行わせたりする。
【0060】
また、端末装置200も同様に、例えば、スマートフォンや、タブレット型端末や、ノート型PCや、デスクトップPCや、携帯電話機や、PDA等である。端末装置200は、後述する作業コンテンツ生成画面を表示するためのアプリケーションやブラウザがインストールされており、管理者であるユーザAによる操作に従って、端末装置200にインストールされたアプリケーションやブラウザを起動したり、種々の処理を行わせたりする。
【0061】
また、端末装置300も同様に、例えば、スマートフォンや、タブレット型端末や、ノート型PCや、デスクトップPCや、携帯電話機や、PDA等である。
【0062】
このような状態において、例えば、ユーザAは、端末装置200を用いて、図3に示す一覧コンテンツLCにアクセスし、記録定義の設定を行いたいワークフローとして、フローID「F♯1」で識別されるワークフロー(以下、「ワークフローF♯1」と表記する場合がある)を指定したうえで、追加ボタンBT11を押下したとする。係る場合、端末装置200は、ワークフローF♯1において記録定義の設定を行うための作業コンテンツ生成画面の配信要求を情報処理装置10に送信する。例えば、係る配信要求には、フローID「F♯1」が含まれる。
【0063】
情報処理装置10は、端末装置200から作業コンテンツ生成画面の配信要求を受け付けると、ワークフローF♯1に対応する作業コンテンツ生成画面MC1を端末装置200に配信する(ステップS2)。例えば、情報処理装置10は、作業コンテンツ生成画面MC1が端末装置200に表示されるよう表示制御する。ユーザAは、作業コンテンツ生成画面MC1を介して、「記録投入者」であるユーザBに行わせる入力作業を管理する管理作業を行う。具体的には、ユーザAは、作業コンテンツ生成画面MC1を用いて管理作業を行うことにより、一連の入力作業の定義(すなわち記録定義の設定)を行う。また、作業コンテンツ生成画面MC1には、ワークフローF♯1を識別するフローID、あるいは、ワークフローF♯1の名称(図3の例によると、「○○センサ調整検査」)が表示されてもよい。
【0064】
なお、情報処理装置10は、ユーザAの操作に応じて、作業コンテンツ生成画面MC1内において、入力作業に関する詳細な情報を設定させるための設定コンテンツを表示制御する。
【0065】
そして、ユーザAは、作業コンテンツ生成画面MC1を介して、作業者であるユーザBに行わせる入力作業と、入力作業の順番とを定義する(ステップS3)。つまり、端末装置200は、ユーザAによるこのような管理作業に応じて、入力作業と、入力作業の順番とを定義する処理を行う。また、端末装置200は、ユーザ操作(例えば、作業コンテンツ生成画面MC1内に表示される「保存ボタンの押下」)に応じて、定義された入力作業をワークフローの要素とするワークフローF♯1を保存するよう情報処理装置10に指示する。
【0066】
また、情報処理装置10は、ユーザAによって定義された入力作業と、順番とに基づいて、係る順番で入力作業を順次行わせるための作業コンテンツを生成する(ステップS4)。例えば、ユーザAが複数の作業項目を用いて、一連の入力作業を定義した場合、情報処理装置10は、作業項目の数に応じた複数枚のページであって、定義された順番で1枚ずつ表示されるようなページで構成される作業コンテンツを生成する。図4の例では、情報処理装置10は、このような作業コンテンツとして、作業コンテンツCA1を生成したものとする。
【0067】
このような状態において、例えば、ユーザBは、製造ラインで実際に入力作業を行う状況になったとする。かかる場合、ユーザBは、端末装置100を操作して、情報処理装置10に対して作業コンテンツを要求する。つまり、端末装置100は、ユーザBの操作に応じて、作業コンテンツの配信要求を情報処理装置10に送信する。
【0068】
情報処理装置10は、作業コンテンツの配信要求を受け付けると、生成済みの作業コンテンツのうち、ユーザBによる配信要求に応じた作業コンテンツを抽出し、抽出した作業コンテンツを端末装置100に配信する(ステップS5)。図1の例では、情報処理装置10は、作業コンテンツCA1を抽出し配信したものとする。
【0069】
そうすると、ユーザBは、作業コンテンツCA1を介して、入力作業を行う(ステップS6)。つまり、端末装置100は、ユーザBの入力作業に応じて、作業コンテンツCA1に対して、作業コンテンツCA1で指定されている情報を入力する。また、端末装置100は、例えば、ユーザBによる入力作業が終了すると、作業コンテンツCA1に対してこれまでに入力された入力情報を情報処理装置10に送信する(ステップS7)
【0070】
なお、上記例では、情報処理装置10が作業コンテンツCA1を生成する例を示した。しかし、端末装置200が、ユーザAによって定義された入力作業と、順番とに基づいて、係る順番で入力作業を順次行わせるための作業コンテンツCA1を生成してもよい。また、係る場合には、作業コンテンツCA1は、情報処理装置10を経由して、ユーザBの端末装置100に配信される。このようなことから、情報処理装置10は、作業コンテンツの管理および配信を担う構成となっている。
【0071】
情報処理装置10は、端末装置100から入力情報を受け付けると、受け付けた入力情報を改竄および削除できない状態で記憶装置に登録する(ステップS8)。例えば、情報処理装置10は、受け付けた入力情報を改竄および削除できない状態で自装置内の記録データベース33に登録する。
【0072】
〔5.作業コンテンツ生成画面について〕
ここまで、図4を用いて、実施形態に係る情報処理の一例について説明してきた。ここからは、図4のステップS2において、情報処理装置10により提供される作業コンテンツ生成画面を詳細に説明することにする。
【0073】
作業コンテンツ生成画面の提供、および、設定コンテンツについては次のように概念的に説明することができる。情報処理装置10は、作業者が行う作業の候補を示す複数の候補情報を作業コンテンツ生成画面の第1領域に表示させる。また、情報処理装置10は、第1領域に配置された候補情報が選択された場合は、当該候補情報が示す作業を作業者に行わせる作業として示す作業情報を作業コンテンツ生成画面の第2領域に表示させ、当該第2領域に配置された作業情報のうちいずれかの作業情報が選択された場合は、選択された作業情報が示す作業の詳細の入力を受付けるための設定コンテンツを作業コンテンツ生成画面の第3領域に表示させる。
【0074】
例えば、情報処理装置10は、候補情報として、作業者に情報を入力させる作業(入力作業)の候補を示す候補情報を表示させる。例えば、情報処理装置10は、候補情報として、作業者に入力される情報の形式を模式的に示すアイコンを表示させる。
【0075】
また、情報処理装置10は、複数の作業情報を、各作業を作業者に行わせる順番に並べた状態で第2領域に表示させる。また、情報処理装置10は、ユーザの操作に応じて、第2領域に表示された作業情報の順番を変更する。また、情報処理装置10は、ユーザ操作に応じて、第2領域に表示された作業情報を削除する。
【0076】
また、情報処理装置10は、第1領域に配置された候補情報を第2領域に移動させる操作が行われた場合は、当該候補情報が示す作業を作業者に行われる作業として示す作業情報を作業コンテンツ生成画面のうち第2領域に表示させる。
【0077】
次に、図5図7を用いて、作業コンテンツ生成画面MC1、および、作業コンテンツ生成画面MC1での表示制御処理の一例について説明する。まず、図5は、実施形態に係る作業コンテンツ生成画面の一例(1)を示す図である。図5の例では、作業コンテンツ生成画面MC1は、入力作業の名称が表示される領域NA、作業者に行わせる入力作業の候補を示す情報である候補情報が表示される第1領域OCA、候補情報のうち選択された候補情報が、実際に作業者に行わせる作業を示す作業情報として表示される第2領域WCA、第2領域WCAに配置された作業情報のうち選択された作業情報が示す作業の詳細の入力を受付けるための設定コンテンツが表示される第3領域DCAとに分けられている。
【0078】
図3の例に戻ると、ユーザAは、ワークフローF♯1を指定したうえで、追加ボタンBT11を押下することにより、作業コンテンツ生成画面MC1を要求している。そして、図3の例によると、ワークフローF♯1の名称、つまり入力作業の名称は「○○センサ調整検査」となっている。したがって、図5の例では、情報処理装置10は、領域NA内に作業名称「○○センサ調整検査」を表示させている。
【0079】
また、図5の例では、情報処理装置10は、第1領域OCA内に、作業者に行わせる入力作業の候補を示す情報である候補情報として、候補情報CD1、CD2、CD3、CD4、CD5を表示させている。以下、候補情報CD1、CD2、CD3、CD4、CD5等の各種の候補情報を区別する必要がない場合には、単に、候補情報と表記する。そして、これら候補情報は、これまで説明してきた作業項目(記録項目)に対応する。
【0080】
また、候補情報は、作業者に入力される情報の形式を模式的に示すアイコンとして表示される。候補情報CD1は、「検査対象に付されるコード情報(例えば、QRコード(登録商標)またはバーコード)を読み取ることにより、読み取った情報を入力させる」といった入力作業を、作業者に行わせる入力作業として定義したい場合に用いられるものである。したがって、図5の例では、候補情報CD1は、コード情報(例えば、QRコードまたはバーコード)を模式的に示すアイコンとして表示されている。
【0081】
また、候補情報CD2は、「チェック項目の一覧(チェックリスト)のうち、当てはまる項目にチェックを入力させる」といった入力作業を、作業者に行わせる入力作業として定義したい場合に用いられるものである。したがって、図5の例では、候補情報CD2は、チェックリストを模式的に示すアイコンとして表示されている。
【0082】
また、候補情報CD3は、「特定のテキストを入力(記録)させる」といった入力作業を、作業者に行わせる入力作業として定義したい場合に用いられるものである。したがって、図5の例では、候補情報CD3は、ノートを模式的に示すアイコンとして表示されている。
【0083】
また、候補情報CD4は、「計測値を入力させる」といった入力作業を、作業者に行わせる入力作業として定義したい場合に用いられるものである。したがって、図5の例では、候補情報CD4は、計測値を模式的に示すアイコンとして表示されている。
【0084】
また、候補情報CD5は、「リスト表示された項目のうち、当てはまる項目1つだけを入力(単一選択)させる」といった入力作業を、作業者に行わせる入力作業として定義したい場合に用いられるものである。したがって、図5の例では、候補情報CD5は、リスト表示を模式的に示すアイコンとして表示されている。
【0085】
また、図5の例では、5つの候補情報が例示されているが、第1領域OCAに表示される候補情報は、この5つの候補情報に限定されない。例えば、次の候補情報CD6〜CD10(不図示)も表示されてよい。候補情報CD6は、「チェック項目の一覧(折り畳み表示されているチェックリスト)のうち、当てはまる項目にチェックを入力させる」といった入力作業を、作業者に行わせる入力作業として定義したい場合に用いられるものである。候補情報CD7は、「対象物を動画撮影することにより、動画情報を入力させる」といった入力作業を、作業者に行わせる入力作業として定義したい場合に用いられるものである。
【0086】
また、候補情報CD8は、「対象物を写真撮影することにより、撮像情報を入力させる」といった入力作業を、作業者に行わせる入力作業として定義したい場合に用いられるものである。また、候補情報CD9は、「対象物から出力される音声を録音することにより、録音した音声を入力させる」といった入力作業を、作業者に行わせる入力作業として定義したい場合に用いられるものである。また、候補情報CD10は、「ガイダンス内容を確認させる」といった確認作業を、作業者に行わせる入力作業として定義したい場合に用いられるものである。
【0087】
また、図5の例では、情報処理装置10は、候補情報CD1〜CD5といった5つの候補情報を表示させているが、例えば、候補情報CD1〜CD10の全てを表示させてもよいし、候補情報のうち任意の候補情報を表示させてもよい。また、情報処理装置10は、表示対象の候補情報をユーザに選択させることにより、選択された候補情報のみを表示させてもよい。また、情報処理装置10は、過去に登録された作業名称等を利用して過去の登録内容との類似性判定結果に基づき、自動的に候補情報の絞込みと表示順の並び替えを行ったうえで候補情報を表示させてもよい。
【0088】
ここで、簡単な例として、ユーザAは、1番目に候補情報CD1が示す入力作業を行わせ、2番目に候補情報CD4が示す入力作業を行わすといった一連の入力作業を定義したいとする。このような場合、図5の状態において、ユーザAは、まず、候補情報CD1に対するドラッグ&ドロップにより、第1領域OCAに表示される候補情報CD1を第2領域WCAに移動させる。係る場合、情報処理装置10は、図6に示すように、候補情報CD1を実際に作業者に行わせる作業を示す作業情報として、第2領域WCAに表示させる。具体的には、情報処理装置10は、図6に示すように、ユーザAの操作に応じて、候補情報CD1を作業情報として第2領域WCAに表示させるとともに、候補情報CD1が示す入力作業の作業順が「1番目」であることを示す数値「1」を表示させる。図6は、実施形態に係る作業コンテンツ生成画面の一例(2)を示す図である。
【0089】
そして、図5の状態から図6に状態のように、第1領域OCAに表示される候補情報を第2領域WCAに移動させるという管理作業は、移動された候補情報が示す入力作業を、作業者に行わせる1番目の入力作業として定義することを意味する。したがって、図6の例は、ユーザAが、候補情報CD1が示す入力作業を、ユーザBに行わせる1番目の入力作業として定義していることを示す。
【0090】
また、ユーザAは、2番目に候補情報CD4が示す入力作業を行わせたいため、図6の状態において、候補情報CD4に対するドラッグ&ドロップにより、第1領域OCAに表示される候補情報CD4を第2領域WCAに移動させる。係る場合、情報処理装置10は、図7に示すように、候補情報CD4を実際に作業者に行わせる作業を示す作業情報として、第2領域WCAに表示させる。具体的には、情報処理装置10は、図7に示すように、ユーザAの操作に応じて、第2領域WCAにおいて候補情報CD1の下に候補情報CD2を作業情報として表示させるとともに、候補情報CD4が示す入力作業の作業順が「2番目」であることを示す数値「2」を表示させる。図7は、実施形態に係る作業コンテンツ生成画面の一例(3)を示す図である。
【0091】
そして、図6の状態から図7に状態のように、第1領域OCAに表示される候補情報を第2領域WCAに移動させるという管理作業は、移動された候補情報が示す入力作業を、作業者に行わせる2番目の入力作業として定義することを意味する。したがって、図7の例は、ユーザAが、候補情報CD4が示す入力作業を、ユーザBに行わせる2番目の入力作業として定義していることを示す。
【0092】
また、図5図7の例をまとめると、ユーザAは、作業コンテンツ生成画面MC1を介して管理作業を行うことにより、ユーザBに対してどのような入力作業をどの作業順で行わせるかといった一連の入力作業を定義しているといえる。
【0093】
また、図6および図7の例によると、情報処理装置10は、ユーザ操作に応じて、選択された候補情報を作業情報として第2領域WCAに表示させるとともに、作業情報毎に、当該作業情報を削除させることができる削除マーク(×)を表示させている。このような状態において、例えば、ユーザAは、候補情報CD1に対応する削除マークを押下したとする。係る場合、情報処理装置10は、第2領域WCAから候補情報CD1を削除するとともに、第2領域WCAにおいて候補情報CD1が表示されていたエリアに候補情報CD4を移動させる。また、情報処理装置10は、候補情報CD4の作業順を示す数値を「2」から「1」へと変更することで、候補情報CD4の作業順を変更する。
【0094】
また、不図示であるが、図7の例において、ユーザAは、候補情報CD1と候補情報CD4の間に例えば候補情報CD2をドラッグ&ドロップしたとする。係る場合、情報処理装置10は、第2領域WCAにおいて候補情報CD4が表示されていたエリアに候補情報CD2を表示させるとともに、表示させた候補情報CD2の下のエリアに候補情報CD45を移動させる。また、情報処理装置10は、候補情報CD2が示す入力作業の作業順が「2番目」であることを示す数値「2」を表示させるとともに、候補情報CD4の作業順を示す数値を「2」から「3」へと変更する。
【0095】
また、実施形態に係る情報処理装置10は、これまで図5図7を用いて説明してきた情報処理により、作業の流れを示すワークフローを直観的かつ容易に作成できるようユーザを効果的に支援することができる。
【0096】
〔6.設定コンテンツについて〕
上記の通り、情報処理装置10は、第2領域に配置された作業情報のうちいずれかの作業情報が選択された場合は、選択された作業情報が示す作業の詳細の入力を受付けるための設定コンテンツを作業コンテンツ生成画面の第3領域に表示させる。
【0097】
例えば、情報処理装置10は、設定コンテンツとして、作業者が行う作業の名称を示すテキストを入力するための第1入力部を有するコンテンツを表示させる。これにより、情報処理装置10は、作業情報が選択された状態で第1入力部にテキストが入力された場合は、第2領域のうち選択された作業情報と隣接する位置に、入力されたテキストを表示させる。また、情報処理装置10は、設定コンテンツとして、作業者に作業の内容を説明するためのテキストを入力するための第2入力部を有するコンテンツを表示させる。また、情報処理装置10は、設定コンテンツとして、作業者に入力させる情報の条件を設定するための設定部を有するコンテンツを表示させる。
【0098】
また、情報処理装置10は、設定コンテンツとして、選択された候補情報が示す作業の内容に応じて設定される情報と、各作業の内容によらずに、設定コンテンツと作業コンテンツとの間で共通して設定される情報とを入力するためのコンテンツを表示させる。
【0099】
〔6−1.設定コンテンツの一例〕
ここで、図8を用いて、実施形態に係る設定コンテンツの一例について説明する。図8は、実施形態に係る設定コンテンツの一例を示す図である。図8の例では、情報処理装置10は、作業コンテンツ生成画面MC1内の第3の領域DCAに設定コンテンツSE1を表示させている。この点についてより詳細に説明する。例えば、図7に示すように(係る例では、設定コンテンツSE1は表示されていない)、第2領域WCAにおいて候補情報CD1およびCD4が作業情報として配置されている状態で、ユーザAは候補情報CD1を選択したとする。係る場合、情報処理装置10は、選択された候補情報CD1が示す入力作業の詳細の入力を受付けるための設定コンテンツSE1を第3の領域DCAに表示させる。
【0100】
また、図8の例では、情報処理装置10は、作業者が行う入力作業の名称を示すテキストを入力するための第1入力部として入力部PT1−1を有する設定コンテンツSE1を表示させている。また、入力部PT1−1は、作業情報として表示された候補情報(記録項目)が例えばどのような入力作業を示すのかが簡潔に示された作業名を入力させる入力欄、と言い換えることができる。このため、図8の例では、入力部PT1−1の上部に「記録項目名」といった説明書きがなされている。ここで、ユーザAは、入力部PT1−1に「指図QRコードの読取」といったテキストを入力したとする。係る場合、情報処理装置10は、図8に示すように、第2領域WCAのうち選択された候補情報CD1と隣接する位置に、テキスト入力に応じて「指図QRコードの読取」を表示させる。
【0101】
また、図8の例では、情報処理装置10は、作業者に作業の内容を説明するためのテキストを入力するための第2入力部として入力部PT1−2を有する設定コンテンツSE1を表示させている。このため、図8の例では、入力部PT1−2の上部に「記録項目説明」といった説明書きがなされている。
【0102】
また、図8の例では、情報処理装置10は、作業者に入力させる情報の条件を設定するための設定部として設定部PT1−3を有する設定コンテンツSE1を表示させている。先の説明の通り、候補情報CD1は、「検査対象に付されるコード情報(例えば、QRコードまたはバーコード)を読み取ることにより、読み取った情報を入力させる」といった入力作業を、作業者に行わせる入力作業として定義したい場合に用いられるものである。そして、図8の例では、ユーザAは、第2領域WCAに表示される作業情報のうち、候補情報CD1を選択している。このため、情報処理装置10は、各種のコード情報のうち、どのコードを作業者に読み取らせるかを条件付けさせるための設定部PT1−3を有する設定コンテンツSE1を表示させている。例えば、情報処理装置10は、図8に示すように、QRコードおよびバーコードのうち、どちらのコード情報を作業者に読み取らせるかを条件付けさせるための設定部PT1−3を有する設定コンテンツSE1を表示させている。
【0103】
また、実施形態に係る情報処理装置10は、これまで図8を用いて説明してきた情報処理により、定義した入力作業毎に、当該入力作業を管理者自身が好む態様に自由にアレンジできるよう制御することができる。この結果、情報処理装置10は、ユーザビリティの高いワークフロー作成サービスを提供することができる。
【0104】
〔6−2.プレビュー表示〕
また、情報処理装置10は、設定コンテンツを介して入力された詳細に基づいて、作業者が使用する端末装置100に表示させるコンテンツを生成し、生成したコンテンツを端末装置100に表示される所定の画面内の第4領域に表示させてもよい。所定の画面は、作業コンテンツ生成画面MC1である必要はない。例えば、所定の画面を、記録定義者であるユーザがこれまでに行った管理作業のログが一覧表示される作業記録画面であるとする。そして、作業記録画面には、作業コンテンツのプレビュー表示させるプレビューボタンが含まれているとする。そして、このような状態において、ユーザAは、プレビューボタンを押下したとする。
【0105】
係る場合、情報処理装置10は、設定コンテンツSE1を介して入力された詳細に基づいて、作業コンテンツを生成し、生成した作業コンテンツを作業記録画面内の第4領域に表示させる。これにより、情報処理装置10は、作業コンテンツを作業者に利用させる前に、例えば、記録定義者であるユーザに対して作業コンテンツの中身を確認させることができるため、誤った内容の作業コンテンツが作業者に利用されてしまうことを防止することができる。
【0106】
〔7.作業コンテンツについて〕
図5図8で説明してきた情報処理による支援サービスによって、記録定義者は、候補情報を作業情報として第2領域へ移動させることで、一連の入力作業を定義する。また、記録定義者は、一連の入力作業に含まれる入力作業毎に、当該入力作業に対応する設定コンテンツを介して、当該入力作業をアレンジする。そして、このような管理作業は、情報処理装置10に対して、各入力作業が示す作業(各作業情報が示す作業)を記録投入者(作業者)に順に実行させるための作業コンテンツを生成および配信させるためのものである。
【0107】
したがって、情報処理装置10は、第2領域に配置された複数の作業情報と、各作業情報が選択された際に設定コンテンツを介して入力された詳細とに基づいて、作業者が利用する端末装置100に各作業情報が示す作業を順に実行させるための作業コンテンツを生成する。そして、情報処理装置10は、生成した作業コンテンツを端末装置100に提供する。例えば、情報処理装置10は、候補情報の中から予め選択された複数の作業情報を順次入力するための作業コンテンツを生成する。例えば、情報処理装置10は、それぞれ異なる作業情報が示す作業を行わせるための複数のコンテンツを含む作業コンテンツであって、表示されているコンテンツと対応する作業を作業者が行う度に、他の作業を行わせるためのコンテンツに切り替わる作業コンテンツを生成する。
【0108】
また、例えば、情報処理装置10は、予め指定された記録定義者により候補の中から予め選択された複数の情報を順次入力するための作業コンテンツを生成する。一例として、情報処理装置10は、記録定義者と同じグループに属する作業者として予め登録された作業者が利用する端末装置100に対し、作業コンテンツを提供する。
【0109】
以下では、図9図18を用いて、作業コンテンツ生成画面MC1の第2領域WCAに配置された作業情報(ユーザAにより定義された入力作業を示す情報)毎に、当該作業情報と、当該作業情報に対応する設定コンテンツでの入力情報とに基づいて、当該作業情報が示す入力作業を行わせるための作業コンテンツが生成される処理の一例を説明する。
【0110】
また、図9図18に示す例は、ユーザAが、作業コンテンツ生成画面MC1を介して管理作業を行うことにより、「候補情報CD1が示す入力作業を1番目に行わせ、候補情報CD2が示す入力作業を2番目に行わせ、候補情報CD3が示す入力作業を3番目に行わせ、候補情報CD4が示す入力作業を5番目に行わせ、候補情報CD6が示す入力作業を6番目に行わせ、候補情報CD7が示す入力作業を7番目に行わせ、候補情報CD8が示す入力作業を8番目に行わせ、候補情報CD9が示す入力作業を9番目に行わせ、候補情報CD10が示す入力作業を110番目に行わせる」といった一連の入力作業を定義している例に対応する。また、係る例によると、情報処理装置10は、ユーザAによるドラッグ&ドロップに応じて、第2領域WCAにおいて上から順に、候補情報CD1〜CD10を作業情報として表示させるとともに、各作業情報に作業順を示す数値を表示させる。
【0111】
〔7−1.作業コンテンツの一例(1)〕
ここで、図9を用いて、実施形態に係る作業コンテンツの一例について説明する。図9は、実施形態に係る作業コンテンツの一例(1)を示す図である。また、図9は、第2領域WCAにおいて作業情報として配置された候補情報のうち、候補情報CD1と、候補情報CD1に対応する設定コンテンツSE1での設定情報とに基づいて、作業コンテンツCA11が生成される処理の一例を説明するものである。
【0112】
図9の例では、第2領域WCAにおいて候補情報CD1〜CD10が作業情報として配置されている状態で、ユーザAが候補情報CD1を選択している。また、これにより、図9の例では、情報処理装置10は、選択された候補情報CD1が示す入力作業の詳細の入力を受付けるための設定コンテンツSE1を第3の領域DCAに表示させている。具体的には、図9の例では、図8で説明したように、作業者が行う入力作業の名称を示すテキストを入力するための入力部PT1−1(第1入力部)と、作業者に作業の内容を説明するためのテキストを入力するための入力部PT1−2(第2入力部)と、作業者に入力させる情報の条件を設定するための設定部PT1−3(設定部)と、を有する設定コンテンツSE1を表示させている。
【0113】
ここで、ユーザAは、図9に示すように、設定コンテンツSE1の入力部PT1−1に「QRコードの読み取り」を入力し、入力部PT1−2に「QRコードを撮影して下さい」を入力し、また、設定部PT1−3に表示される条件のうち「QRコード」を選択するという情報設定を行ったとする。係る場合、情報処理装置10は、候補情報CD1と、設定コンテンツSE1での設定情報とに基づいて、作業コンテンツCA11を生成する。図9の例では、例えば、情報処理装置10は、入力部PT1−1に入力された情報と共通する情報(「QRコードの読み取り」というテキスト情報)と、入力部PT1−2に入力された情報と共通する情報(「QRコードを撮影して下さい」というテキスト情報)とが領域AR11−1に表示されるような作業コンテンツCA11を生成する。また、このようなことから、情報処理装置10は、入力作業の内容によらずに、作業コンテンツCA11との間で共通して設定される情報を入力するための設定コンテンツSE1を表示させるものであるといえる。
【0114】
また、情報処理装置10は、生成した作業コンテンツCA11を作業フローデータベース32に格納する。例えば、情報処理装置10は、作業コンテンツCA11をフローID「F♯1」および作業順「1」に対応付けて作業フローデータベース32に格納する。
【0115】
また、情報処理装置10は、ユーザBの端末装置100から作業コンテンツCA11の配信要求を受け付けると、係る端末装置100に作業コンテンツCA11を配信する。また、このようにして、ユーザBは、情報処理装置10から作業コンテンツCA11が提供されると、作業コンテンツCA11に示される指示に従って、例えば、端末装置100を用いて検査対象に付されるQRコードを撮影する。撮影されたQRコードは、作業コンテンツCA11に含まれる領域AR11−2に表示されたうえで、端末装置100によって読み取られる。また、端末装置100は、読み取った情報をアプリケーションまたはブラウザに保存しておき、全ての入力作業が完了された段階で、それまでの入力作業で入力された入力情報をまとめて情報処理装置10に送信する。一方、端末装置100は、例えば、「次へ」ボタンが押下された場合に、読み取った情報を情報処理装置10に送信し、送信した後は読み取った情報(QRコード)を削除してもよい。
【0116】
〔7−2.作業コンテンツの一例(2)〕
次に、図10を用いて、実施形態に係る作業コンテンツの一例について説明する。図10は、実施形態に係る作業コンテンツの一例(2)を示す図である。また、図10は、第2領域WCAにおいて作業情報として配置された候補情報のうち、候補情報CD2と、候補情報CD2に対応する設定コンテンツSE2での設定情報とに基づいて、作業コンテンツCA12が生成される処理の一例を説明するものである。
【0117】
図10の例では、第2領域WCAにおいて候補情報CD1〜CD10が作業情報として配置されている状態で、ユーザAが候補情報CD2を選択している。また、これにより、図10の例では、情報処理装置10は、選択された候補情報CD2が示す入力作業の詳細の入力を受付けるための設定コンテンツSE2を第3の領域DCAに表示させている。具体的には、図10の例では、図8で説明したように、作業者が行う入力作業の名称を示すテキストを入力するための入力部PT2−1(第1入力部)と、作業者に作業の内容を説明するためのテキストを入力するための入力部PT2−2(第2入力部)と、リスト表示される項目であって、当てはまる項目にチェックマークを入力させる項目を設定するための設定部PT2−3と、を有する設定コンテンツSE2を表示させている。
【0118】
ここで、ユーザAは、図10に示すように、設定コンテンツSE2の入力部PT2−1に「装備品チェック」を入力し、入力部PT2−2に「実行した作業にチェックを入れて下さい」を入力し、リスト表示される項目を設定部PT2−3に入力するという情報設定を行ったとする。図10の例では、ユーザAは、リスト表示される項目として、作業項目「手袋着用」、作業項目「静電気除去」、作業項目「保護メガネ」を設定している。係る場合、情報処理装置10は、候補情報CD2と、設定コンテンツSE2での設定情報とに基づいて、作業コンテンツCA12を生成する。図10の例では、例えば、情報処理装置10は、入力部PT2−1に入力された情報と共通する情報(「装備品チェック」というテキスト情報)と、入力部PT2−2に入力された情報と共通する情報(「実行した作業にチェックを入れて下さい」というテキスト情報)とが領域AR12−1に表示されるとともに、チェックボックスが対応付けられた作業項目が表示されるような作業コンテンツCA12を生成する。また、このようなことから、情報処理装置10は、入力作業の内容によらずに、作業コンテンツCA12との間で共通して設定される情報を入力するための設定コンテンツSE2を表示させるものであるといえる。
【0119】
また、情報処理装置10は、生成した作業コンテンツCA12を作業フローデータベース32に格納する。例えば、情報処理装置10は、作業コンテンツCA11をフローID「F♯1」および作業順「2」に対応付けて作業フローデータベース32に格納する。
【0120】
また、情報処理装置10は、ユーザBの端末装置100から作業コンテンツCA12の配信要求を受け付けると、係る端末装置100に作業コンテンツCA12を配信する。また、このようにして、ユーザBは、情報処理装置10から作業コンテンツCA12が提供されると、作業コンテンツCA12に示される作業項目で指示される作業を行い、作業を行う毎に行った作業に対応するチェックボックスにチェックマークを入力する。また、端末装置100は、例えば、チェックマークが入力された作業項目を示す情報をアプリケーションまたはブラウザに保存しておき、全ての入力作業が完了された段階で、それまでの入力作業で入力された入力情報をまとめて情報処理装置10に送信する。一方、端末装置100は、例えば、「次へ」ボタンが押下された場合に、チェックマークが入力された作業項目を示す情報を情報処理装置10に送信し、送信した後はこの情報を削除してもよい。
【0121】
〔7−3.作業コンテンツの一例(3)〕
次に、図11を用いて、実施形態に係る作業コンテンツの一例について説明する。図111は、実施形態に係る作業コンテンツの一例(3)を示す図である。また、図11は、第2領域WCAにおいて作業情報として配置された候補情報のうち、候補情報CD3と、候補情報CD3に対応する設定コンテンツSE3での設定情報とに基づいて、作業コンテンツCA13が生成される処理の一例を説明するものである。
【0122】
図11の例では、第2領域WCAにおいて候補情報CD1〜CD10が作業情報として配置されている状態で、ユーザAが候補情報CD3を選択している。また、これにより、図11の例では、情報処理装置10は、選択された候補情報CD3が示す入力作業の詳細の入力を受付けるための設定コンテンツSE3を第3の領域DCAに表示させている。具体的には、図11の例では、図8で説明したように、作業者が行う入力作業の名称を示すテキストを入力するための入力部PT3−1(第1入力部)と、作業者に作業の内容を説明するためのテキストを入力するための入力部PT3−2(第2入力部)と、を有する設定コンテンツSE3を表示させている。
【0123】
ここで、ユーザAは、図11に示すように、設定コンテンツSE3の入力部PT3−1に「テキスト入力」を入力し、入力部PT3−2に「表示されたテキストを入力して下さい」を入力するという情報設定を行ったとする。係る場合、情報処理装置10は、候補情報CD3と、設定コンテンツSE3での設定情報とに基づいて、作業コンテンツCA13を生成する。図11の例では、例えば、情報処理装置10は、入力部PT3−1に入力された情報と共通する情報(「テキスト入力」というテキスト情報)と、入力部PT3−2に入力された情報と共通する情報(「表示されたテキストを入力して下さい」というテキスト情報)とが領域AR13−1に表示されるような作業コンテンツCA13を生成する。また、作業コンテンツCA13には、テキストを入力させる領域13−2も含まれる。また、このようなことから、情報処理装置10は、入力作業の内容によらずに、作業コンテンツCA13との間で共通して設定される情報を入力するための設定コンテンツSE3を表示させるものであるといえる。
【0124】
また、情報処理装置10は、生成した作業コンテンツCA13を作業フローデータベース32に格納する。例えば、情報処理装置10は、作業コンテンツCA13をフローID「F♯1」および作業順「3」に対応付けて作業フローデータベース32に格納する。
【0125】
また、情報処理装置10は、ユーザBの端末装置100から作業コンテンツCA13の配信要求を受け付けると、係る端末装置100に作業コンテンツCA13を配信する。また、このようにして、ユーザBは、情報処理装置10から作業コンテンツCA13が提供されると、作業コンテンツCA13に示される指示に従って、例えば、検査対象に付される所定の文字情報を領域13−2に入力する。また、端末装置100は、例えば、領域13−2に入力された入力情報をアプリケーションまたはブラウザに保存しておき、全ての入力作業が完了された段階で、それまでの入力作業で入力された入力情報をまとめて情報処理装置10に送信する。一方、端末装置100は、例えば、「次へ」ボタンが押下された場合に、領域13−2に入力された入力情報を情報処理装置10に送信し、送信した後はこの情報を削除してもよい。
【0126】
なお、図11の例では、作業コンテンツCA13は、候補情報CD3が作業情報として第2領域WCAに配置されることで生成されることにより、端末装置100に表示される例を示した。しかし、作業コンテンツCA13は、このようにして生成されなくては、端末装置100に表示されないようなコンテンツではなく、例えば、端末装置100によっていつでも表示させることができるコンテンツであってもよい。例えば、作業コンテンツCA13は、作業記録がメモされるメモ用のコンテンツとして、他の作業コンテンツと区別されて情報処理装置10記録されていることで、作業者の操作に応じて端末装置100によっていつでも表示させられることができる。また、作業コンテンツCA13は、他の作業コンテンツと区別されて情報処理装置10に記録されるコンテンツであってよい。
【0127】
〔7−4.作業コンテンツの一例(4)〕
次に、図12を用いて、実施形態に係る作業コンテンツの一例について説明する。図112は、実施形態に係る作業コンテンツの一例(4)を示す図である。また、図12は、第2領域WCAにおいて作業情報として配置された候補情報のうち、候補情報CD4と、候補情報CD4に対応する設定コンテンツSE4での設定情報とに基づいて、作業コンテンツCA14が生成される処理の一例を説明するものである。
【0128】
図12の例では、第2領域WCAにおいて候補情報CD1〜CD10が作業情報として配置されている状態で、ユーザAが候補情報CD4を選択している。また、これにより、図12の例では、情報処理装置10は、選択された候補情報CD4が示す入力作業の詳細の入力を受付けるための設定コンテンツSE4を第3の領域DCAに表示させている。具体的には、図12の例では、図8で説明したように、作業者が行う入力作業の名称を示すテキストを入力するための入力部PT4−1(第1入力部)と、作業者に作業の内容を説明するためのテキストを入力するための入力部PT4−2(第2入力部)と、適正最大値および適正最小値とを設定するための設定部PT4−3と、を有する設定コンテンツSE4を表示させている。
【0129】
ここで、ユーザAは、図12に示すように、設定コンテンツSE4の入力部PT4−1に「数値入力」を入力し、入力部PT4−2に「表示された数値を入力して下さい」を入力し、適正最大値および適正最小値を設定部PT2−3に入力するという情報設定を行ったとする。図12の例では、ユーザAは、適正最大値として「100」を設定する一方で、適正最小値は「なし」(未入力)を設定している。そして、係る場合、情報処理装置10は、候補情報CD4と、設定コンテンツSE4での設定情報とに基づいて、作業コンテンツCA14を生成する。図12の例では、例えば、情報処理装置10は、入力部PT4−1に入力された情報と共通する情報(「数値入力」というテキスト情報)と、入力部PT4−2に入力された情報と共通する情報(「表示された数値を入力して下さい」というテキスト情報)とが領域AR14−1に表示され、また、数値を入力させる入力欄と、適正最大値および適正最小値が領域AR14−2に表示されるような作業コンテンツCA14を生成する。また、このようなことから、情報処理装置10は、入力作業の内容によらずに、作業コンテンツCA14との間で共通して設定される情報を入力するための設定コンテンツSE4を表示させるものであるといえる。
【0130】
また、情報処理装置10は、生成した作業コンテンツCA14を作業フローデータベース32に格納する。例えば、情報処理装置10は、作業コンテンツCA14をフローID「F♯1」および作業順「4」に対応付けて作業フローデータベース32に格納する。
【0131】
また、情報処理装置10は、ユーザBの端末装置100から作業コンテンツCA14の配信要求を受け付けると、係る端末装置100に作業コンテンツCA14を配信する。また、このようにして、ユーザBは、情報処理装置10から作業コンテンツCA14が提供されると、作業コンテンツCA14に示される指示に従って、例えば、測定機器に表示された数値を領域AR14−2内の入力欄に入力する。また、端末装置100は、例えば、係る入力欄に入力された入力情報をアプリケーションまたはブラウザに保存しておき、全ての入力作業が完了された段階で、それまでの入力作業で入力された入力情報をまとめて情報処理装置10に送信する。一方、端末装置100は、例えば、「次へ」ボタンが押下された場合に、入力欄に入力された入力情報を情報処理装置10に送信し、送信した後はこの情報を削除してもよい。
【0132】
また、情報処理装置10は、作業コンテンツCA14の「次へ」ボタンが押下された場合に、入力欄に入力された数値と、適正最小値から適正最大値までの範囲とに基づいて、次の作業コンテンツCA15の配信を制御してもよい。情報処理装置10は、作業コンテンツCA14の「次へ」ボタンが押下された場合に、入力欄に入力された数値が、適正最小値から適正最大値までの範囲(適正範囲)に含まれるか否かを判定する。そして、情報処理装置10は、入力欄に入力された数値が適正範囲内であると判定した場合には、次の作業コンテンツCA15を配信する。一方、情報処理装置10は、入力欄に入力された数値が適正範囲内でないと判定した場合には、次の作業コンテンツCA15の配信を行わずに、例えばエラーメッセージを表示して停止し、入力された数値が適正範囲内に変更されたと判断した場合には配信を再開する。
【0133】
〔7−5.作業コンテンツの一例(5)〕
次に、図13を用いて、実施形態に係る作業コンテンツの一例について説明する。図113は、実施形態に係る作業コンテンツの一例(5)を示す図である。また、図13は、第2領域WCAにおいて作業情報として配置された候補情報のうち、候補情報CD5と、候補情報CD5に対応する設定コンテンツSE5での設定情報とに基づいて、作業コンテンツCA15が生成される処理の一例を説明するものである。
【0134】
図13の例では、第2領域WCAにおいて候補情報CD1〜CD10が作業情報として配置されている状態で、ユーザAが候補情報CD5を選択している。また、これにより、図13の例では、情報処理装置10は、選択された候補情報CD5が示す入力作業の詳細の入力を受付けるための設定コンテンツSE5を第3の領域DCAに表示させている。具体的には、図13の例では、図8で説明したように、作業者が行う入力作業の名称を示すテキストを入力するための入力部PT5−1(第1入力部)と、作業者に作業の内容を説明するためのテキストを入力するための入力部PT5−2(第2入力部)と、リスト表示される項目のうち当てはまる項目1つだけを選択(単一選択)させるためにこのリスト表示させる項目を設定するための設定部PT5−3と、を有する設定コンテンツSE5を表示させている。
【0135】
ここで、ユーザAは、図13に示すように、設定コンテンツSE5の入力部PT5−1に「装備品チェック」を入力し、入力部PT5−2に「いずれかの装備を装着して下さい」を入力し、単一選択のためにリスト表示される項目を設定部PT5−3に入力するという情報設定を行ったとする。図13の例では、ユーザAは、リスト表示される項目として、作業項目「手袋着用」、作業項目「静電気除去」、作業項目「保護メガネ」を設定している。係る場合、情報処理装置10は、候補情報CD5と、設定コンテンツSE5での設定情報とに基づいて、作業コンテンツCA15を生成する。図13の例では、例えば、情報処理装置10は、入力部PT5−1に入力された情報と共通する情報(「装備品チェック」というテキスト情報)と、入力部PT5−2に入力された情報と共通する情報(「いずれかの装備を装着して下さい」というテキスト情報)とが領域AR15−1に表示されるとともに、単一選択用のチェック領域が対応付けられた作業項目が表示されるような作業コンテンツCA15を生成する。また、このようなことから、情報処理装置10は、入力作業の内容によらずに、作業コンテンツCA15との間で共通して設定される情報を入力するための設定コンテンツSE2を表示させるものであるといえる。
【0136】
また、情報処理装置10は、生成した作業コンテンツCA15を作業フローデータベース32に格納する。例えば、情報処理装置10は、作業コンテンツCA15をフローID「F♯1」および作業順「5」に対応付けて作業フローデータベース32に格納する。
【0137】
また、情報処理装置10は、ユーザBの端末装置100から作業コンテンツCA15の配信要求を受け付けると、係る端末装置100に作業コンテンツCA15を配信する。また、このようにして、ユーザBは、情報処理装置10から作業コンテンツCA15が提供されると、作業コンテンツCA15に示される作業項目のうち、いずれか1つの作業項目に対応する作業を行い、行った作業に対応するチェック領域にチェックマークを入力する。また、端末装置100は、例えば、チェックマークが入力された作業項目を示す情報をアプリケーションまたはブラウザに保存しておき、全ての入力作業が完了された段階で、それまでの入力作業で入力された入力情報をまとめて情報処理装置10に送信する。一方、端末装置100は、例えば、「次へ」ボタンが押下された場合に、チェックマークが入力された作業項目を示す情報を情報処理装置10に送信し、送信した後はこの情報を削除してもよい。
【0138】
〔7−6.作業コンテンツの一例(6)〕
次に、図14を用いて、実施形態に係る作業コンテンツの一例について説明する。図114は、実施形態に係る作業コンテンツの一例(6)を示す図である。また、図14は、第2領域WCAにおいて作業情報として配置された候補情報のうち、候補情報CD6と、候補情報CD6に対応する設定コンテンツSE6での設定情報とに基づいて、作業コンテンツCA16が生成される処理の一例を説明するものである。
【0139】
図14の例では、第2領域WCAにおいて候補情報CD1〜CD10が作業情報として配置されている状態で、ユーザAが候補情報CD6を選択している。また、これにより、図14の例では、情報処理装置10は、選択された候補情報CD6が示す入力作業の詳細の入力を受付けるための設定コンテンツSE6を第3の領域DCAに表示させている。具体的には、図14の例では、図8で説明したように、作業者が行う入力作業の名称を示すテキストを入力するための入力部PT6−1(第1入力部)と、作業者に作業の内容を説明するためのテキストを入力するための入力部PT6−2(第2入力部)とを有する設定コンテンツSE6を表示させている。また、設定コンテンツSE6は、カテゴリに対して下位の関係にある項目のリスト(折り畳みリスト)のうち当てはまる項目を選択させるためにリスト表示させる当該項目、および、カテゴリを設定するための設定部PT6−3を有する。
【0140】
ここで、ユーザAは、図14に示すように、設定コンテンツSE6の入力部PT6−1に「カテゴリ選択」を入力し、入力部PT6−2に「検査対象のカテゴリに対応するリスト項目を選択して下さい」を入力するという情報設定を行ったとする。また、ユーザAは、設定部PT6−3において、カテゴリCT1を設定するとともに、カテゴリCT1に対する下位の項目として、アイテムCT1−1およびアイテムCT1−2を入力するという情報設定を行ったとする。また、ユーザAは、設定部PT6−3において、カテゴリCT2を設定するとともに、カテゴリCT2に対する下位の項目として、アイテムCT2−1およびアイテムCT2−2を入力するという情報設定を行ったとする。
【0141】
係る場合、情報処理装置10は、候補情報CD6と、設定コンテンツSE6での設定情報とに基づいて、作業コンテンツCA16を生成する。図14の例では、例えば、情報処理装置10は、入力部PT6−1に入力された情報と共通する情報(「カテゴリ選択」というテキスト情報)と、入力部PT6−2に入力された情報と共通する情報(「検査対象のカテゴリに対応するリスト項目を選択して下さい」というテキスト情報)とが領域AR16−1に表示されるとともに、リスト表示される項目が折り畳まれた状態のカテゴリ一覧が領域AR16−2に表示されるような作業コンテンツCA16を生成する。また、このようなことから、情報処理装置10は、入力作業の内容によらずに、作業コンテンツCA16との間で共通して設定される情報を入力するための設定コンテンツSE6を表示させるものであるといえる。
【0142】
また、情報処理装置10は、生成した作業コンテンツCA16を作業フローデータベース32に格納する。例えば、情報処理装置10は、作業コンテンツCA16をフローID「F♯1」および作業順「6」に対応付けて作業フローデータベース32に格納する。
【0143】
また、情報処理装置10は、ユーザBの端末装置100から作業コンテンツCA16の配信要求を受け付けると、係る端末装置100に作業コンテンツCA16を配信する。また、このようにして、ユーザBは、情報処理装置10から作業コンテンツCA16が提供されると、作業コンテンツCA16に示されるカテゴリCT1およびカテゴリCT2のうち、対象のカテゴリを選択することで、当該カテゴリに対応付けて折り畳まれていた項目リストを表示させる。そして、ユーザBは、一覧表示された項目リストのうち当てはまる項目に対するチェックボックスにチェックマークを入力する。また、端末装置100は、例えば、チェックマークが入力された項目を示す情報をアプリケーションまたはブラウザに保存しておき、全ての入力作業が完了された段階で、それまでの入力作業で入力された入力情報をまとめて情報処理装置10に送信する。一方、端末装置100は、例えば、「次へ」ボタンが押下された場合に、チェックマークが入力された項目を示す情報を情報処理装置10に送信し、送信した後はこの情報を削除してもよい。
【0144】
〔7−7.作業コンテンツの一例(7)〕
次に、図15を用いて、実施形態に係る作業コンテンツの一例について説明する。図115は、実施形態に係る作業コンテンツの一例(7)を示す図である。また、図15は、第2領域WCAにおいて作業情報として配置された候補情報のうち、候補情報CD7と、候補情報CD7に対応する設定コンテンツSE7での設定情報とに基づいて、作業コンテンツCA17が生成される処理の一例を説明するものである。
【0145】
図15の例では、第2領域WCAにおいて候補情報CD1〜CD10が作業情報として配置されている状態で、ユーザAが候補情報CD7を選択している。また、これにより、図15の例では、情報処理装置10は、選択された候補情報CD7が示す入力作業の詳細の入力を受付けるための設定コンテンツSE7を第3の領域DCAに表示させている。具体的には、図15の例では、図8で説明したように、作業者が行う入力作業の名称を示すテキストを入力するための入力部PT7−1(第1入力部)と、作業者に作業の内容を説明するためのテキストを入力するための入力部PT7−2(第2入力部)とを有する設定コンテンツSE7を表示させている。
【0146】
ここで、ユーザAは、図15に示すように、設定コンテンツSE7の入力部PT7−1に「動画撮影」を入力し、入力部PT7−2に「動画を撮影して下さい」を入力するという情報設定を行ったとする。係る場合、情報処理装置10は、候補情報CD7と、設定コンテンツSE7での設定情報とに基づいて、作業コンテンツCA17を生成する。図15の例では、例えば、情報処理装置10は、入力部PT7−1に入力された情報と共通する情報(「動画撮影」というテキスト情報)と、入力部PT7−2に入力された情報と共通する情報(「動画を撮影して下さい」というテキスト情報)とが領域AR17−1に表示されるとともに、端末装置100のカメラを起動させるアイコンAI17が領域AR17−2に表示されるような作業コンテンツCA17を生成する。また、このようなことから、情報処理装置10は、入力作業の内容によらずに、作業コンテンツCA17との間で共通して設定される情報を入力するための設定コンテンツSE7を表示させるものであるといえる。また、アイコンAI17の押下でカメラが起動された場合は、カメラによる撮影動画は、例えば、領域AR17−2内の画面に表示される。
【0147】
また、情報処理装置10は、生成した作業コンテンツCA17を作業フローデータベース32に格納する。例えば、情報処理装置10は、作業コンテンツCA17をフローID「F♯1」および作業順「7」に対応付けて作業フローデータベース32に格納する。
【0148】
また、情報処理装置10は、ユーザBの端末装置100から作業コンテンツCA17の配信要求を受け付けると、係る端末装置100に作業コンテンツCA17を配信する。また、このようにして、ユーザBは、情報処理装置10から作業コンテンツCA17が提供されると、作業コンテンツCA17に示される指示に従って、例えば、端末装置100を用いて検査対象を動画撮影する。また、動画撮影による撮影画像は、作業コンテンツCA17に含まれる領域AR17−2に表示されたうえで、端末装置100によって読み取られる。また、端末装置100は、読み取った情報をアプリケーションまたはブラウザに保存しておき、全ての入力作業が完了された段階で、それまでの入力作業で入力された入力情報をまとめて情報処理装置10に送信する。一方、端末装置100は、例えば、「次へ」ボタンが押下された場合に、読み取った情報(動画情報)を情報処理装置10に送信し、送信した後は読み取った情報を削除してもよい。
【0149】
〔7−8.作業コンテンツの一例(8)〕
次に、図16を用いて、実施形態に係る作業コンテンツの一例について説明する。図16は、実施形態に係る作業コンテンツの一例(8)を示す図である。また、図16は、第2領域WCAにおいて作業情報として配置された候補情報のうち、候補情報CD8と、候補情報CD8に対応する設定コンテンツSE8での設定情報とに基づいて、作業コンテンツCA18が生成される処理の一例を説明するものである。
【0150】
図16の例では、第2領域WCAにおいて候補情報CD1〜CD10が作業情報として配置されている状態で、ユーザAが候補情報CD8を選択している。また、これにより、図16の例では、情報処理装置10は、選択された候補情報CD8が示す入力作業の詳細の入力を受付けるための設定コンテンツSE8を第3の領域DCAに表示させている。具体的には、図16の例では、図8で説明したように、作業者が行う入力作業の名称を示すテキストを入力するための入力部PT8−1(第1入力部)と、作業者に作業の内容を説明するためのテキストを入力するための入力部PT8−2(第2入力部)と、を有する設定コンテンツSE8を表示させている。
【0151】
ここで、ユーザAは、図16に示すように、設定コンテンツSE8の入力部PT8−1に「外観撮影」を入力し、入力部PT8−2に「外観を撮影して下さい」を入力するという情報設定を行ったとする。係る場合、情報処理装置10は、候補情報CD8と、設定コンテンツSE8での設定情報とに基づいて、作業コンテンツCA18を生成する。図16の例では、例えば、情報処理装置10は、入力部PT8−1に入力された情報と共通する情報(「外観撮影」というテキスト情報)と、入力部PT8−2に入力された情報と共通する情報(「外観を撮影して下さい」というテキスト情報)とが領域AR18−1に表示されるとともに、端末装置100のカメラを起動させるアイコンAI18が領域AR18−2に表示されるような作業コンテンツCA18を生成する。また、このようなことから、情報処理装置10は、入力作業の内容によらずに、作業コンテンツCA18との間で共通して設定される情報を入力するための設定コンテンツSE8を表示させるものであるといえる。また、アイコンAI18の押下でカメラが起動された場合は、カメラによる撮影画像は、例えば、領域AR18−2内の画面に表示される。
【0152】
また、情報処理装置10は、生成した作業コンテンツCA18を作業フローデータベース32に格納する。例えば、情報処理装置10は、作業コンテンツCA18をフローID「F♯1」および作業順「8」に対応付けて作業フローデータベース32に格納する。
【0153】
また、情報処理装置10は、ユーザBの端末装置100から作業コンテンツCA18の配信要求を受け付けると、係る端末装置100に作業コンテンツCA18を配信する。また、このようにして、ユーザBは、情報処理装置10から作業コンテンツCA18が提供されると、作業コンテンツCA18に示される指示に従って、例えば、端末装置100を用いて検査対象を撮影入力する。また、シャッター押下による撮影画像は、作業コンテンツCA18に含まれる領域AR18−2に表示されたうえで、端末装置100によって読み取られる。また、端末装置100は、読み取った情報をアプリケーションまたはブラウザに保存しておき、全ての入力作業が完了された段階で、それまでの入力作業で入力された入力情報をまとめて情報処理装置10に送信する。一方、端末装置100は、例えば、「次へ」ボタンが押下された場合に、読み取った情報(撮影画像)を情報処理装置10に送信し、送信した後は読み取った情報を削除してもよい。
【0154】
〔7−9.作業コンテンツの一例(9)〕
次に、図17を用いて、実施形態に係る作業コンテンツの一例について説明する。図17は、実施形態に係る作業コンテンツの一例(9)を示す図である。また、図17は、第2領域WCAにおいて作業情報として配置された候補情報のうち、候補情報CD9と、候補情報CD9に対応する設定コンテンツSE9での設定情報とに基づいて、作業コンテンツCA19が生成される処理の一例を説明するものである。
【0155】
図17の例では、第2領域WCAにおいて候補情報CD1〜CD10が作業情報として配置されている状態で、ユーザAが候補情報CD9を選択している。また、これにより、図17の例では、情報処理装置10は、選択された候補情報CD9が示す入力作業の詳細の入力を受付けるための設定コンテンツSE9を第3の領域DCAに表示させている。具体的には、図17の例では、図8で説明したように、作業者が行う入力作業の名称を示すテキストを入力するための入力部PT9−1(第1入力部)と、作業者に作業の内容を説明するためのテキストを入力するための入力部PT9−2(第2入力部)と、を有する設定コンテンツSE8を表示させている。
【0156】
ここで、ユーザAは、図17に示すように、設定コンテンツSE9の入力部PT9−1に「音声録音」を入力し、入力部PT9−2に「音声を録音して下さい」を入力するという情報設定を行ったとする。係る場合、情報処理装置10は、候補情報CD9と、設定コンテンツSE9での設定情報とに基づいて、作業コンテンツCA19を生成する。図17の例では、例えば、情報処理装置10は、入力部PT9−1に入力された情報と共通する情報(「音声録音」というテキスト情報)と、入力部PT9−2に入力された情報と共通する情報(「音声を録音して下さい」というテキスト情報)とが領域AR19−1に表示されるとともに、端末装置100に対して音声録音を行わせる機能を有する画面が領域19−2に表示されるような作業コンテンツCA19を生成する。また、このようなことから、情報処理装置10は、入力作業の内容によらずに、作業コンテンツCA19との間で共通して設定される情報を入力するための設定コンテンツSE9を表示させるものであるといえる。
【0157】
また、図17の例によると、作業コンテンツCA19には、端末装置100に対して音声録音を行わせる機能として、録音制御ボタンBT19が含まれる。また、図17の例によると、作業コンテンツCA19では、録音中には、残りの録音可能時間がカウントダウン形式で表示される。例えば、録音制御ボタンBT19が押下され、端末装置100により録音が行われている間は、残りの録音可能時間のカウントダウンが進行される。一方、録音が行われていない間は、残りの録音可能時間のカウントダウンが停止される。なお、作業コンテンツCA19では、カウントダウンではなく、録音時間が表示されてもよい。
【0158】
また、情報処理装置10は、生成した作業コンテンツCA19を作業フローデータベース32に格納する。例えば、情報処理装置10は、作業コンテンツCA19をフローID「F♯1」および作業順「9」に対応付けて作業フローデータベース32に格納する。
【0159】
また、情報処理装置10は、ユーザBの端末装置100から作業コンテンツCA19の配信要求を受け付けると、係る端末装置100に作業コンテンツCA19を配信する。また、このようにして、ユーザBは、情報処理装置10から作業コンテンツCA19が提供されると、作業コンテンツCA19に示される指示に従って、例えば、端末装置100を用いて検査対象から出力されている音声を録音(入力)する。また、端末装置100は、録音した音声情報をアプリケーションまたはブラウザに保存しておき、全ての入力作業が完了された段階で、それまでの入力作業で入力された入力情報をまとめて情報処理装置10に送信する。一方、端末装置100は、例えば、「次へ」ボタンが押下された場合に、音声情報を情報処理装置10に送信し、送信した後は読み取った情報を削除してもよい。
【0160】
〔7−10.作業コンテンツの一例(10)〕
次に、図18を用いて、実施形態に係る作業コンテンツの一例について説明する。図18は、実施形態に係る作業コンテンツの一例(10)を示す図である。また、図18は、第2領域WCAにおいて作業情報として配置された候補情報のうち、候補情報CD10と、候補情報CD10に対応する設定コンテンツSE10での設定情報とに基づいて、作業コンテンツCA110が生成される処理の一例を説明するものである。
【0161】
図18の例では、第2領域WCAにおいて候補情報CD1〜CD10が作業情報として配置されている状態で、ユーザAが候補情報CD10を選択している。また、これにより、図18の例では、情報処理装置10は、選択された候補情報CD10が示す入力作業の詳細の入力を受付けるための設定コンテンツSE10を第3の領域DCAに表示させている。具体的には、図18の例では、図8で説明したように、作業者が行う入力作業の名称を示すテキストを入力するための入力部PT10−1(第1入力部)と、作業者に作業の内容を説明するためのテキストを入力するための入力部PT10−2(第2入力部)と、を有する設定コンテンツSE110を表示させている。また、設定コンテンツSE10は、作業者に対して周知(ガイダンス)すべき周知事項を設定するための設定部PT10−3を有する。周知事項とは、例えば、作業者に対する注意喚起等を示す。
【0162】
ここで、ユーザAは、図18に示すように、設定コンテンツSE10の入力部PT10−1に「注意喚起」を入力し、入力部PT10−2に「注意画面を読んで下さい」を入力するという情報設定を行ったとする。係る場合、情報処理装置10は、候補情報CD910、設定コンテンツSE10での設定情報とに基づいて、作業コンテンツCA110を生成する。図18の例では、例えば、情報処理装置10は、入力部PT10−1に入力された情報と共通する情報(「注意喚起」というテキスト情報)と、入力部PT10−2に入力された情報と共通する情報(「注意画面を読んで下さい」というテキスト情報)とが領域AR110−1に表示されるとともに、作業者に周知したい内容が領域110−2に表示されるような作業コンテンツCA110を生成する。また、このようなことから、情報処理装置10は、入力作業の内容によらずに、作業コンテンツCA110との間で共通して設定される情報を入力するための設定コンテンツSE10を表示させるものであるといえる。
【0163】
また、情報処理装置10は、生成した作業コンテンツCA110を作業フローデータベース32に格納する。例えば、情報処理装置10は、作業コンテンツCA110をフローID「F♯1」および作業順「10」に対応付けて作業フローデータベース32に格納する。
【0164】
また、情報処理装置10は、ユーザBの端末装置100から作業コンテンツCA110の配信要求を受け付けると、係る端末装置100に作業コンテンツCA110を配信する。また、このようにして、ユーザBは、情報処理装置10から作業コンテンツCA110が提供されると、作業コンテンツCA110に示される指示に従って、ガイダンス内容を確認する。また、情報処理装置10は、例えば、「次へ」ボタンが押下されたことを検知すると、ガイダンス内容が確認されたことを記憶部に記憶してもよい。
【0165】
〔8.作業コンテンツの配信について〕
これまで、図9図18で説明してきた内容によると、実施形態に係る情報処理装置10は、入力作業によってそれぞれ異なる情報を入力させるための複数のコンテンツを端末装置100に順次表示させるための作業コンテンツを生成する。具体的には、情報処理装置10は、表示されているコンテンツと対応する情報が入力された場合に、他のコンテンツを表示させる作業コンテンツを生成する。例えば、ユーザAが、作業コンテンツ生成画面MC1において、候補情報をドラッグ&ドロップすることにより、候補情報CD1が示す入力作業から、候補情報CD10が示す入力作業までの10の入力作業を順に行わせるという一連の入力作業を定義したとする。係る場合、情報処理装置10は、図9図18で示したように、各入力作用に対応する作業コンテンツ(作業コンテンツの要素ともいえる)を生成する。また、情報処理装置10は、生成した作業コンテンツが作業順に応じて、順次、端末装置100に表示されるよう、例えば、生成した作業コンテンツを作業順で組み合わせることにより1つの作業コンテンツと定める。
【0166】
ここで、情報処理装置10は、ユーザBの端末装置100から作業コンテンツの配信要求を受け付けたとすると、ユーザBの操作に応じて、また、作業順に合わせて、作業コンテンツを順次配信する。例えば、情報処理装置10は、まず、作業順「1」に対応する作業コンテンツである作業コンテンツCA11を配信する。このような状態において、作業コンテンツCA11内の「次へ」ボタンが押下された場合、情報処理装置10は、作業順「2」に対応する作業コンテンツである作業コンテンツCA12を配信する。また、作業コンテンツCA12内の「次へ」ボタンが押下された場合、情報処理装置10は、作業順「3」に対応する作業コンテンツである作業コンテンツCA13を配信する。このようにして、情報処理装置10は、作業コンテンツを順次配信してゆく。これにより、実施形態に係る情報処理装置10は、作業者により行われる各種検査を効率化することができる。
【0167】
一方で、情報処理装置10は、ユーザBの端末装置100から作業コンテンツの配信要求を受け付けると、作業コンテンツCA11〜CA110を一括で配信してもよい。つまり、情報処理装置10は、作業コンテンツCA11〜CA110が作業順で組み合わされた1つの作業コンテンツ(作業コンテンツの集合)を配信してもよい。
【0168】
また、情報処理装置10は、表示されている作業コンテンツと対応する情報が入力された場合に、当該作業コンテンツとは異なる他のコンテンツ(例えば、次の作業順に対応する作業コンテンツ)を配信してもよい。すなわち、情報処理装置10は、表示されている作業コンテンツに、情報が入力されない限り、例えば「次へ」ボタンが押下されたとしても、次の作業順に対応する作業コンテンツを配信しない。例えば、ユーザBが、作業コンテンツCA12において、チェックボックスを一切選択せずに「次へ」ボタンを押下したとする。情報処理装置10は、「次へ」ボタンが押下されたことを検知すると、作業コンテンツCA12で情報が入力されたか否かを判定する。係る例では、情報処理装置10は、情報が入力されていないと判定し、次の作業順に対応する作業コンテンツCA13を配信しない。一方、情報処理装置10は、情報が入力されたと判定した場合には、作業コンテンツCA13を配信する。
【0169】
また、これまでの例によると、情報処理装置10は、ユーザBから作業コンテンツの配信要求を受け付ける前に、ユーザBに対応する一連の入力作業に応じた作業コンテンツとして、作業コンテンツCA11〜CA10を生成している。しかし、情報処理装置10は、「次へ」ボタンの押下に応じて、作業コンテンツを逐一生成し、生成した作業コンテンツを配信してもよい。例えば、情報処理装置10は、ユーザBから最初の配信要求を受け付けた場合には、まず、作業コンテンツCA11を生成し、生成した作業コンテンツCA11を配信する。また、このような状態において、ユーザBが、作業コンテンツCA11に情報を入力し、「次へ」ボタンを押下したとする。情報処理装置10は、作業コンテンツCA11に対応する「次へ」ボタンが押下されたことを検知すると、作業コンテンツCA12を生成し、生成した作業コンテンツCA12を配信する。また、このような状態において、ユーザBが、作業コンテンツCA12に情報を入力し、「次へ」ボタンを押下したとする。情報処理装置10は、作業コンテンツCA12に対応する「次へ」ボタンが押下されたことを検知すると、作業コンテンツCA13を生成し、生成した作業コンテンツCA13を配信する。
【0170】
〔9.入力情報の登録および修正について〕
また、情報処理装置10は、端末装置100から、作業者が入力作業によって入力した複数の入力情報を取得し、取得した複数の情報を対応付けて、所定の記憶装置に登録する。例えば、情報処理装置10は、改竄および削除できない情報として、この取得した複数の情報を登録する。この点について、図4図18の例を用いて説明する。図4図18の例によると、ユーザBの端末装置100は、現在表示されている作業コンテンツで入力された情報を自装置内に保存しておき、全ての作業が終了した時点で、これまでの作業で入力された情報をまとめて情報処理装置10に送信する。
【0171】
例えば、ユーザBが、作業コンテンツCA11でQRコードを入力し「次へ」ボタンを押下したとしても、端末装置100は、QRコードから読み取った情報を情報処理装置10に送信することなく自装置に保持しておく。また、ユーザBが、作業コンテンツCA12に移行し、チェックマークを入力したうえで「次へ」ボタンを押下したとしても、端末装置100は、作業コンテンツCA11およびCA12で入力された情報を情報処理装置10に送信することなく自装置に保持しておく。また、ユーザBが、作業コンテンツCA13に移行し、テキストを入力したうえで「次へ」ボタンを押下したとしても、端末装置100は、作業コンテンツCA11〜CA13で入力された情報を情報処理装置10に送信することなく自装置に保持しておく。そして、ユーザBは、作業コンテンツCA10まで移行し一連の入力作業を最後まで行ったとする。係る場合、端末装置100は、これまでの入力作業に応じて保持しておいた入力情報をまとめて情報処理装置10に配信する。このように、端末装置100は、情報を自装置内に保持しておくことで、例えば、情報処理装置10と繋がっていない(オフライン)状態の場合であっても、ユーザBに作業を継続させることができる。また、端末装置100は、オフライン状態からオンライン状態になった際には、これまで保持していた情報を情報処理装置10へ配信する。
【0172】
また、端末装置100は、入力作業に応じて保持しておいた入力情報をまとめて情報処理装置10に配信する際には、例えば、これまで入力された入力情報の内容が入力作業毎に一覧表示される確認画面を表示してもよい。これにより、端末装置100は、入力情報を配信する前に、ユーザBに対して、入力情報の内容を確認されることができるため、例えば、内容の間違い等への気付きを与えることができる。なお、端末装置100は、入力情報を情報処理装置10に配信する直前において、このような内容確認画面を表示するのではなく、例えば、ユーザBの要求に応じて、任意のタイミング(例えば、作業途中の任意のタイミング)において内容確認画面を表示してもよい。
【0173】
そして、情報処理装置10は、端末装置100から送信された入力情報を受け付けることにより、端末装置100から入力情報を取得する。そして、情報処理装置10は、取得した複数の入力情報を対応付けて、記録データベース33に登録(記憶)する。例えば、情報処理装置10は、改竄および削除できない情報として、この取得した複数の入力情報を記録データベース33に登録する。これまでの例を用いてより詳細に説明すると、情報処理装置10は、ユーザBの端末装置100から取得した入力情報をユーザBおよびその他の作業者には改竄および削除できない情報として記録データベース33に登録する。例えば、情報処理装置10は、ユーザBから取得した複数の入力情報を一意に識別可能な識別情報である「登録情報ID」を払い出し、払い出した「登録情報ID」と、作業者であるユーザBを識別する識別情報である「作業者ID」とに対応付けて、ユーザBから取得した複数の入力情報を記録データベース33に登録する。
【0174】
これにより、情報処理装置10は、記録投入者によって投入された入力情報を当該記録投入者が削除できないよう制御することができるため、改竄防止することができる。また、情報処理装置10は、改竄や削除を検出および防止するために、電子署名、タイムスタンプ、ハッシュ値等の技術を利用することもできる。例えば、情報処理装置10は、記録データベース33に登録された入力情報のファイルからハッシュ値を計算して記録データベース33とは別領域に保存しておく。そして、情報処理装置10は、品質証明書作成時や品質データ解析時に入力情報にアクセスするタイミングで再度ハッシュ値を計算し、別領域に保存済みのハッシュ値との同一性を比較することで改竄を検出する方式を採用してもよい。
【0175】
一方で、作業者によっては、何らかの事情(誤記があることに気付いた等)で、自身が入力した入力情報を修正したい場合もある。実施形態に係る情報処理装置10は、このような状況にも対応している。具体的には、情報処理装置10は、作業者から登録済みの情報に対する修正要求と、修正後の情報とをさらに取得する。そして、情報処理装置10は、修正対象となる情報に対し、当該情報が修正対象である旨を示す情報と、修正後の情報とを対応付けて所定の記憶装置に登録する。
【0176】
例えば、ユーザBは、作業コンテンツCA15まで進んだ段階で、作業コンテンツCA13での入力作業で入力したテキストを修正すべきであると気付いたとする。係る場合、ユーザBは、「戻る」ボタンを押下して、作業コンテンツCA13まで戻り、テキストを修正する。また、ユーザBは、修正が終わると、所定の画面を介して、修正後のテキストを示すテキスト情報とともに、このテキストの内容で修正したい旨の修正要求を情報処理装置10に送信する。なお、作業者がこのような修正要求を送信できるよう、例えば、各作業コンテンツには、修正要求を情報処理装置10に送信するための修正ボタンが設けられていてもよい。上記例では、作業コンテンツCA13には、修正ボタンが設けられていてもよい。
【0177】
そして、情報処理装置10は、端末装置100から送信された修正要求を受け付けることにより、端末装置100から、修正前のテキスト(修正対象となる情報の一例)を修正したい旨の修正要求と、修正後のテキストを示すテキスト情報とを取得する。ここで、現在、記録データベース33には、ユーザBが作業コンテンツCA13で入力したテキスト情報として、修正前のテキスト情報が登録されている。したがって、情報処理装置10は、修正前のテキスト情報に対応付ける形で修正後のテキストを示すテキスト情報を登録するとともに、修正前のテキスト情報に対して修整フラグ(修正対象である旨を示す情報の一例)を付与する。係る場合の修整フラグは、作業コンテンツCA13で入力された入力情報は修正されたことを示している。これにより、情報処理装置10は、修正履歴を残すことができる。また、情報処理装置10は、例えば、記録定義者や記録閲覧者に対して、どの記録投入者がどの入力作業でどのような修正を行ったかを把握させることができるため、例えば、基本的に修正することが許されない現場において、なぜ修正することになったかを確認する確認作業に役立たせることができる。
【0178】
なお、上記例によると、情報処理装置10は、ユーザBによる作業の途中でユーザBから修正要求および修正後の情報を取得し、修正後の情報を記録データベース33に登録している。しかし、情報処理装置10は、ユーザBの作業が終了した後、すなわち作業コンテンツでの入力情報を端末装置100から取得した後においても、入力情報の修正を行わすことができる。係る場合、情報処理装置10は、例えば、ユーザBに対応する「登録情報ID」を所定の画面に表示させ、表示させた「登録情報ID」のいずれかが選択された場合には、選択された「登録情報ID」に対応付けられる「入力情報」を記録データベース33から抽出する。そして、情報処理装置10は、抽出した「入力情報」をユーザBに提供する。係る入力情報は修正前の情報であるため、ユーザBは、例えば、提供された入力情報に対して修正を行うことができる。また、情報処理装置10は、入力情報に対して修正が行われた場合には、例えば、どの「登録情報ID」に対応付けられる「入力情報」が修正されたかを認識できるよう、修正前の情報に対して修整フラグを付与するとともに、ユーザBに選択された登録情報IDを「修正元登録情報ID」を対応付けてもよい。
【0179】
〔10.画面遷移のための条件設定〕
また、情報処理装置10は、どの作業コンテンツでどのような情報が入力された場合には、他のどの作業コンテンツへ動的に遷移されるようにするかを示す遷移条件を管理者に設定させてもよい。そして、情報処理装置10は、入力情報が遷移条件を満たすか否か判定し、満たすと判定した場合には、遷移条件で指定される他の作業コンテンツへと遷移されるようプログラムされたシーケンスであって、作業コンテンツに関するシーケンスを生成してもよい。すなわち、情報処理装置10は、作業コンテンツのうち所定の作業コンテンツで入力された入力情報の内容に応じて、当該所定の作業コンテンツ以外のいずれの他の作業コンテンツに遷移させるかを条件付ける条件情報を設定させるための条件設定コンテンツを、例えば、作業コンテンツ生成画面MC1内に表示させる。そして、情報処理装置10は、条件設定コンテンツで設定された条件情報に基づいて、所定の作業コンテンツとして、入力された入力情報が条件情報を満たすか否かを判定し、満たすと判定した場合には他の作業コンテンツへと動的に遷移させるようプログラムされたシーケンスであって、所定の作業コンテンツに関するシーケンスを生成する。換言すると、情報処理装置10は、作業コンテンツのうち表示されているコンテンツで入力された入力情報が、予め設定された条件情報を満たす場合に、予め設定された他の作業コンテンツへと遷移させるよう制御されたシーケンスを生成する。
【0180】
この点について、図19を用いて説明する。図19は、実施形態に係る条件設定コンテンツの一例を示す図である。図19の例では、情報処理装置10は、作業コンテンツ生成画面MC1内において条件設定コンテンツCSE1を表示させている。例えば、情報処理装置10は、第1領域OCAに含まれる情報であって、条件設定コンテンツCSE1を表示させるための情報(「トリガーTR11」とする)が第2領域WCA内に配置された場合に、条件設定コンテンツCSE1を第3領域DCAに表示させる。このようなことから、トリガーTR11は、第1領域OCAに表示されているものの、作業情報を定義するための候補情報とは異なる。なお、情報処理装置10は、作業コンテンツ生成画面MC1に対して条件設定コンテンツCSE1を重畳させるように表示させてもよい。また、情報処理装置10は、例えば、第2領域WCA内において、これまでに定義された入力作業、すなわち第2領域WCA内に配置された作業情報に基づいて、条件設定コンテンツCSE1を生成し、これを表示させる。
【0181】
図19の例では、条件設定コンテンツCSE1には、条件判定対象の作業コンテンツ(の名称)として画面名を入力させるための入力欄IF1−1が含まれる。入力欄IF1−1では、条件判定対象の作業コンテンツとなり得る候補の作業コンテンツの名称がプルダウン形式で一覧表示されており、ユーザAがこのうちいずれか1つを条件判定対象の作業コンテンツとして選択できるようになっている。また、入力欄IF1−1において一覧表示される候補の作業コンテンツは、例えば、第2領域WCA内において、トリガーTR11よりも上に配置されている作業コンテンツである。
【0182】
ここで、説明の便宜上、簡単な例として例えば、ユーザAは、第2領域WCAへのドラッグ&ドロップにより、候補情報CD1を作業順「1」に対応する作業情報として配置し、候補情報CD2を作業順「2」に対応する作業情報として配置し、候補情報CD8を作業順「3」に対応する作業情報として配置し、候補情報CD9を作業順「4」に対応する作業情報として配置した状態で、候補情報CD2と候補情報CD8との間にトリガーTR11を配置したとする。
【0183】
係る場合、図19に示すように、入力欄IF1−1には、入力部PT1−1に入力された入力作業の名称「QRコードの読み取り」(図9より)、設定部PT2−1に入力された入力作業の名称「装備品チェック」(図10より)が作業順に応じてプルダウン形式で一覧表示される。言い換えれば、入力欄IF1−1には、作業コンテンツCA11の名称、作業コンテンツCA12の名称が作業順に応じてプルダウン形式で一覧表示される。
【0184】
このようなことから、情報処理装置10は、第2領域WCAに配置された作業情報に対応する作業コンテンツであって、トリガーTR11を用いて指定された所定の順番(上記例の場合、作業順「2」と、作業順「3」との間)よりも作業順が前の作業コンテンツのうち、いずれの作業コンテンツで入力された入力情報の内容に応じて、他の作業コンテンツ(遷移先の作業コンテンツ)に遷移させるかを条件付ける条件情報を設定させるための条件設定コンテンツCSE1を生成し、生成した条件設定コンテンツCSE1を表示させるものである。より詳細には、情報処理装置10は、第2領域WCAに配置された作業情報に対応する作業コンテンツであって、指定された所定の順番(上記例の場合、作業順「2」と、作業順「3」との間)よりも作業順が前の作業コンテンツの中から条件判定対象となる作業コンテンツの設定を受け付けるための条件設定コンテンツCSE1を表示させる。
【0185】
また、図19の例では、条件設定コンテンツCSE1には、文字列のうち何文字目から何文字までを、遷移条件を満たすか否か判定される判定対象とするかを入力させるための入力欄IF2−1が含まれる。例えば、ユーザAは、作業コンテンツCA11においてQRコードから読み込まれた10文字の文字列のうち、1文字目から9文字までを判定対象としたい場合、図19に示すように、入力欄IF2−1に「1」および「9」を入力する。なお、図19では不図示であるが、例えば、ユーザAは、候補情報CD4に対応する作業コンテンツCA14において入力された計測値そのものを判定対象としたい場合には、入力欄IF2−1を空欄とし、後述する入力欄3−1に遷移条件の要素となる「内容」(数値)を入力することができる。
【0186】
また、図19の例では、条件設定コンテンツCSE1には、遷移条件の要素となる「内容」を入力させるための入力欄IF3−1が含まれる。
【0187】
また、図19の例では、条件設定コンテンツCSE1には、遷移条件の要素となる「条件」を入力させるための入力欄IF4−1が含まれる。入力欄IF4−1では、「条件」となり得る候補である条件候補がプルダウン形式で一覧表示されており、ユーザAがこのうちいずれか1つを「条件」として選択できるようになっている。条件候補としては、「等しい」、「等しくない」、「より大きい」、「より小さい」、「以上」、「以下」、「で始まる」、「で始まらない」、「で終わる」、「で終わらない」、「を含む」、「を含まない」等が挙げられる。また、例えば、入力欄IF3−1に入力されたテキストが数値である場合には、上記条件候補のうち、数値に適用可能な条件候補、すなわち「等しい」、「等しくない」、「より大きい」、「より小さい」、「以上」、「以下」のみがプルダウン形式で表示されるよう条件設定コンテンツCSE1が制御されていてもよい。
【0188】
また、上記説明した「内容」および「条件」を組み合わせたものを、遷移条件と解することができる。
【0189】
また、図19の例では、条件設定コンテンツCSE1には、遷移先の作業コンテンツを入力させるための入力欄IF5が含まれる。入力欄IF5では、遷移先の作業コンテンツとなり得る候補の作業コンテンツの名称がプルダウン形式で一覧表示されており、ユーザAがこのうちいずれか1つを遷移先の作業コンテンツとして選択できるようになっている。また、入力欄IF5において一覧表示される候補の作業コンテンツは、例えば、第2領域WCA内に配置させている作業コンテンツのうち、トリガーTR11を用いて指定された順番(上記例の場合、作業順「2」と、作業順「3」との間)よりも作業順が後の作業に対応する作業コンテンツである。
【0190】
ここで、図19の例では、画面名を入力させる入力欄IF1−1に「QRコードの読み取り」が入力され、判定対象の範囲を入力させる入力欄IF2−1に「1〜9」が入力された状態で、遷移条件の要素である内容を入力させる入力欄IF3−1に「200−ss03」が入力され、遷移条件の要素である条件を入力させる入力欄IF4−1に「と等しい」が入力されている。係る例は、作業コンテンツCA11(条件判定対象の作業コンテンツ)において「QRコード」から読み取られた文字列が入力された場合、かかる文字列のうち、「1」文字目から「9」文字目までの文字列が、遷移条件「200−ss03と等しい」を満たす場合には、入力作業の名称「QRコードの読み取り」(図9より)に対応する作業コンテンツCA11から、入力作業の名称「外観撮影」(図16)に対応する作業コンテンツCA18へと動的に遷移させるようユーザAが条件設定している例を示す。
【0191】
また、作業コンテンツCA11では、複数(例えば、2つ)の遷移条件を「AND」もしくは「OR」で組み合わせる設定を行うこともできる。この点について、図19の例では、条件設定コンテンツCSE1には、「AND」または「OR」のいずれかを選択させるチェックボタンCKBが含まれる。例えば、1つの作業コンテンツでの作業内容の結果が2つの遷移条件の双方を満たすか否か判定させたい場合には、「AND」に対応するチェックボタンCKBが選択される。一方、1つの作業コンテンツでの作業内容の結果が2つの遷移条件の少なくともいずれか一方を満たすか否か判定させたい場合には、「OR」に対応するチェックボタンCKBが選択される。
【0192】
そして、入力欄IF1−2は、入力欄IF1−1に対応する入力欄であるが、複数(例えば、2つ)の遷移条件を設定したい場合に用いられる入力欄である。同様に、入力欄IF2−2は、入力欄IF2−1に対応する入力欄であるが、複数(例えば、2つ)の遷移条件を設定したい場合に用いられる入力欄である。同様に、入力欄IF3−2は、入力欄IF3−1に対応する入力欄であるが、複数(例えば、2つ)の遷移条件を設定したい場合に用いられる入力欄である。同様に、入力欄IF4−2は、入力欄IF4−1に対応する入力欄であるが、複数(例えば、2つ)の遷移条件を設定したい場合に用いられる入力欄である。
【0193】
ここまで、図19を用いて、条件設定コンテンツCSE1を用いた条件設定について説明してきた。次に、情報処理装置10が、条件設定コンテンツCSE1に基づいて、作業コンテンツを生成する処理の一例について、同様に図19の例を用いて説明する。また、係る例では、「AND」(もしくは「OR」)用の遷移条件は設定されていないものとする。具体的には、作業コンテンツCA11において「QRコード」から読み取られた文字列が入力された場合、かかる文字列のうち、「1」文字目から「9」文字目までの文字列が、遷移条件「200−ss03と等しい」を満たす場合には、作業コンテンツCA11から、作業コンテンツCA18へと動的に遷移させるようユーザAが条件設定している例を用いて説明する。このような条件設定を示す情報を、設定情報SIとすると、情報処理装置10は、設定情報SI(各入力欄に入力された入力情報)に基づいて、設定情報SIが示すように条件判定を行うようプログラム制御するシーケンスを生成する。
【0194】
例えば、情報処理装置10は、図9で説明したように作業コンテンツCA11を生成する。また、情報処理装置10は、生成した作業コンテンツCA11において、設定情報SIが示すように条件判定を行うプログラムであるシーケンス(作業コンテンツCA11に関するシーケンス)を生成する。換言すると、情報処理装置10は、作業コンテンツCA11に対して、「QRコード」から読み取られた文字列が入力された場合、かかる文字列のうち、「1」文字目から「9」文字目までの文字列が、遷移条件「200−ss03と等しい」を満たすか否かを判定し、満たすと判定した場合には、作業コンテンツCA18へと動的に遷移させるようシーケンスによって制御する。
【0195】
このような作業コンテンツCA11に関するシーケンスは次のように動作する。例えば、ユーザBは、情報処理装置10から作業コンテンツCA11が提供されると、作業コンテンツCA11に示される指示に従って、端末装置100を用いて検査対象に付されるQRコードを撮影する。撮影されたQRコードは、作業コンテンツCA11に含まれる領域AR11−2に表示されたうえで、端末装置100によって読み取られる。このような状態において、シーケンスは、QRコードから読み取られた文字列のうち、「1」文字目から「9」文字目までの文字列が、遷移条件「200−ss03と等しい」を満たすか否かを判定する。そして、シーケンスは、遷移条件を満たすと判定した場合には、情報処理装置10に対して、作業コンテンツCA18の配信要求を送信することにより、ユーザBに作業コンテンツCA18を提供させる。この場合、ユーザBは、自身が「次へ」ボタンを押下することなく、作業コンテンツCA11から作業コンテンツCA18へと動的に遷移される。
【0196】
なお、シーケンスは、遷移条件を満たさないと判定した場合には、情報処理装置10に対して、作業コンテンツCA18の配信要求を送信せず、例えば、「次へ」ボタンをアクティブ化させる。係る場合、ユーザBは、「次へ」ボタンを押下することで、本来の作業順に対応する作業コンテンツCA12の提供を情報処理装置10から受ける。
【0197】
これまで、図19で説明してきたように、情報処理装置10は、作業コンテンツのうち所定の作業コンテンツで入力された入力情報の内容に応じて、当該所定の作業コンテンツ以外のいずれの他の作業コンテンツに遷移させるかを条件付ける条件情報を設定させるための条件設定コンテンツを表示させる。そして、情報処理装置10は、条件設定コンテンツで設定された条件情報に基づいて、所定の作業コンテンツで入力された入力情報が条件情報を満たす場合には他の作業コンテンツへと動的に遷移させるようなシーケンスであって、所定の作業コンテンツに関するシーケンスを生成する。これにより、情報処理装置10は、どのようなときどこへ遷移させるか管理者の要望を満たすように分岐設定を行わすことができるため、ユーザビリティの高いワークフロー作成支援を実現することができる。
【0198】
〔11.情報処理装置の構成〕
次に、図20を用いて、実施形態にかかる情報処理装置10について説明する。図20は、実施形態にかかる情報処理装置10の構成例を示す図である。図20に示すように、情報処理装置10は、通信部20と、記憶部30と、制御部40とを有する。例えば、情報処理装置10は、これまで図面を用いて説明してきた情報処理を行うサーバ装置である。なお、情報処理装置10は、ネットワークN上においてクラウドコンピューティングを利用したクラウドサーバであってもよい。
【0199】
(通信部20について)
通信部20は、例えば、NIC(Network Interface Card)等によって実現される。そして、通信部20は、ネットワークNと有線または無線で接続され、例えば、端末装置100、端末装置200と、端末装置300との間で情報の送受信を行う。
【0200】
(記憶部30について)
記憶部30は、例えば、RAM(Random Access Memory)、フラッシュメモリ等の半導体メモリ素子またはハードディスク、光ディスク等の記憶装置によって実現される。記憶部30は、ユーザデータベース31と、作業フローデータベース32と、記録データベース33とを有する。ユーザデータベース31については図2で説明済みであるため以下の説明を省略する。
【0201】
(作業フローデータベース32について)
作業フローデータベース32は、ワークフローとして生成された作業コンテンツに関する情報を記憶する。ここで、図21に実施形態に係る作業フローデータベース32の一例を示す。図21の例では、作業フローデータベース32は、「フローID」、「対応グループ」、「フロー名」、「有効期限」、「作業コンテンツ」といった項目を有する。また、「作業コンテンツ」には、「作業順1」、「作業順2」・・・といった項目が含まれる。
【0202】
「フローID」は、対応する「作業コンテンツ」で構成されるワークフローを識別する識別情報を示す。図9図18の例では、情報処理装置10は、作業コンテンツCA11〜CA10それぞれをフローID「♯F1」に対応付けて作業フローデータベース32に登録している。したがって、フローID「F♯1」によって識別されるワークフローF♯1は、作業コンテンツCA11〜CA10により構成されるワークフローに対応する。
【0203】
「対応グループ」は、対応する「フローID」で識別されるワークフロー(作業コンテンツ)で定義されている記録定義が属する記録グループを示す。図21の例では、ワークフローF♯1で定義されている記録定義が属する記録グループが「記録グループGA」である例を示す。「フロー名」は、対応する「フローID」で識別されるワークフローに対して設定されるワークフローの名称を示す。図21の例では、ワークフローF♯1の名称が「○○センサ調査検査」である例を示す。「有効期限」は、対応する「フローID」で識別されるワークフローの有効期限を示す。図21の例では、ワークフローF♯1の有効期限が「期限♯1」である例を示す。
【0204】
「作業コンテンツ」に対応する「作業順N」(Nには、作業順を示す数値が入力される)は、ワークフローの中で、作業順N(N番目)に行わせるものとして定義された入力作業を示す作業情報(候補情報)に基づき生成された作業コンテンツを示す。図21の例ででは、フローID「F♯1」、および、「作業順1」で特定される入力欄に「CA11」が登録されている。係る例は、ワークフローF♯1中で、1番目に行わせるものとして定義された入力作業を示す作業情報(候補情報CD1)に基づき作業コンテンツCA11が生成されたことにより、作業コンテンツCA11を示すデータが登録されている例を示す。また、係る例は、図9の例に対応する。
【0205】
(記録データベース33について)
記録データベース33は、作業者の入力作業により入力された入力情報を記憶する。ここで、図22に実施形態に係る記録データベース33の一例を示す。図22の例では、記録データベース33は、「登録情報ID」、「作業者ID」、「作業項目」、「入力情報」、「修整フラグ」、「修正情報」といった項目を有する。
【0206】
「登録情報ID」は、「フローID」(図21)により識別されるワークフローで定義されている一連の入力作業で入力された複数の入力情報の集合(入力情報群)を一意に識別するための識別情報である。「作業者ID」は、「登録情報ID」で識別される入力情報の入力を行ったユーザ(作業者)を識別する識別情報を示す。「作業項目」は、「登録情報ID」で識別される入力情報群に含まれる各入力情報に対応する作業項目を示す。「入力情報」は、対応する「作業項目」が示す入力作業で入力された情報を示す。
【0207】
「修正フラグ」は、対応する「入力情報」を修正前の入力情報として、係る「入力情報」が修正されたか否かを示す情報である。例えば、情報処理装置10は、作業者から取得した修正要求に基づいて、「入力情報」が修正されたと判断した場合には、この修正された「入力情報」に対応する「修正フラグ」に「1」を入力する。一方、情報処理装置10は、修正要求を取得していないため、「入力情報」が修正されていないと判断した場合には、この修正されていない「入力情報」に対応する「修正フラグ」に「0」を入力する。
【0208】
「修正情報」は、対応する「入力情報」がどのような情報に修正されたかを示す。このようなことから、図22の例では、「入力情報」は修正前の入力情報であり、「修正情報」は修正後の入力情報といえる。
【0209】
すなわち、図22の例では、作業項目「QRコード入力」が示す入力作業で入力された入力情報「♯1」、および、作業項目「音声入力」が示す入力作業で入力された入力情報「♯2−1」で構成される入力情報群は、登録情報ID「IID♯1」によって識別される例を示す。また、図22の例では、作業項目「QRコード入力」が示す入力作業、および、作業項目「音声入力」が示す入力作業を行った作業者は、作業者ID「UID♯1」で識別されるユーザである例を示す。
【0210】
また、図22の例では、入力情報「♯1」は、作業者ID「UID♯1」で識別されるユーザによって修正されていないと判断されたことにより、修正情報(修正後の入力情報)が存在しない(null)例を示す。また、図22の例では、作業者ID「UID♯1」で識別されるユーザが、作業項目「音声入力」が示す入力作業で入力情報「♯2−1」を入力したが、再び、作業項目「音声入力」が示す入力作業を行うことにより入力情報「♯2−2」を入力し直した例を示す。また、このように、入力情報「♯2−1」から入力情報「♯2−2」へと修正されたことにより、情報処理装置10は、入力情報「♯2−1」が修正されたことを示す修整フラグを立てた例を示す。
【0211】
なお、記録データベース33は、スキマ定義を伴う構造化データベースや、データ形式に自由度を持たせた非構造化データベースや、タグとデータとで表現されたテキストを扱うことも可能なフレキシブルな構造を持った半構造化データベースのいずれであってもよく、またこれらを組み合わせて構成されてもよい。
【0212】
(制御部40について)
制御部40は、CPU(Central Processing Unit)やMPU(Micro Processing Unit)等によって、情報処理装置10内部の記憶装置に記憶されている各種プログラムがRAMを作業領域として実行されることにより実現される。また、制御部40は、例えば、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)やFPGA(Field Programmable Gate Array)等の集積回路により実現される。
【0213】
図20に示すように、制御部40は、受付部131と、表示部132と、表示制御部133と、生成部134と、提供部135と、取得部136と、登録部137とを有し、以下に説明する情報処理の機能や作用を実現または実行する。なお、制御部40の内部構成は、図20に示した構成に限られず、後述する情報処理を行う構成であれば他の構成であってもよい。また、制御部40が有する各処理部の接続関係は、図20に示した接続関係に限られず、他の接続関係であってもよい。
【0214】
(受付部41について)
受付部41は、各種情報を受け付ける。例えば、受付部41は、特定のユーザから、記録グループの作成要求、「記録定義者」としての役割を付与するユーザの指定、「記録投入者」としての役割を付与するユーザの指定、「記録閲覧者」としての役割を付与するユーザの指定を受け付ける。また、受付部41は、特定のユーザから、「記録定義者」、「記録投入者」または「記録閲覧者」のいずれかの役割を付与するユーザの追加、「記録定義者」、「記録投入者」または「記録閲覧者」のうち、既にいずれかの役割が付与されているユーザに対する役割の変更、記録グループの無効化を受け付ける。また、受付部41は、受け付けた情報を対応付けてユーザデータベース31に登録する。
【0215】
また、受付部41は、各種コンテンツの配信要求も受け付けてよい。例えば、受付部41は、記録定義者(管理者)としての役割を有するユーザから、一覧コンテンツや、作業コンテンツ生成画面の配信要求を受け付ける。また、受付部41は、記録投入者(作業者)としての役割を有するユーザから、作業コンテンツの配信要求を受け付ける。
【0216】
(表示部42について)
表示部42は、作業者が行う作業の候補を示す複数の候補情報を画面の第1領域に表示させる。例えば、表示部42は、候補情報として、作業者に情報を入力させる作業の候補を示す候補情報を表示させる。例えば、表示部42は、候補情報として、作業者に入力される情報の形式を模式的に示すアイコンを表示させる。図5図18の例では、表示部42は、作業コンテンツ生成画面MC1内の第1領域OCAに候補情報CD1〜CD10を表示させている。
【0217】
(表示制御部43について)
表示制御部43は、第1領域に配置された候補情報が選択された場合は、当該候補情報が示す作業を作業者に行わせる作業として示す作業情報を画面の第2領域に表示させ、当該第2領域に配置された作業情報のうちいずれかの作業情報が選択された場合は、選択された作業情報が示す作業の詳細の入力を受付けるための設定コンテンツを画面の第3領域に表示させる。
【0218】
例えば、表示制御部43は、設定コンテンツとして、作業者が行う作業の名称を示すテキストを入力するための第1入力部を有するコンテンツを表示させる。そして、表示制御部43は、作業情報が選択された状態で第1入力部にテキストが入力された場合は、第2領域のうち選択された作業情報と隣接する位置に、入力されたテキストを表示させる。
【0219】
また、例えば、表示制御部43は、設定コンテンツとして、作業者に作業の内容を説明するためのテキストを入力するための第2入力部を有するコンテンツを表示させる。
【0220】
また、例えば、表示制御部43は、設定コンテンツとして、作業者に入力させる情報の条件を設定するための設定部を有するコンテンツを表示させる。
【0221】
また、例えば、表示制御部43は、設定コンテンツとして、選択された候補情報が示す作業の内容に応じて設定される情報と、各作業の内容によらずに共通して設定される情報とを入力するためのコンテンツを表示させる。
【0222】
また、例えば、表示制御部43は、複数の作業情報を、各作業を作業者に行わせる順番に並べた状態で第2領域に表示させる。例えば、表示制御部43は、操作に応じて、第2領域に表示された作業情報の順番を変更する。また、例えば、表示制御部43は、操作に応じて、前記第2領域に表示された作業情報を削除する。
【0223】
また、表示制御部43は、設定コンテンツを介して入力された詳細に基づいて、作業者が使用する端末装置に表示させるコンテンツを生成し、生成したコンテンツを画面の第4領域に表示させる。また、表示制御部43は、第1領域に配置された候補情報を第2領域に移動させる操作が行われた場合は、当該候補情報が示す作業を作業者に行われる作業として示す作業情報を画面のうち第2領域に表示させる。
【0224】
このようなことから、表示制御部43は、図5図8で説明したように、例えば、作業コンテンツ生成画面MC1内の各領域において、ユーザ操作に応じて候補情報の表示制御を行ったり、設定コンテンツSE1の表示制御を行う。また、表示制御部43は、設定コンテンツを介して入力された詳細に基づいて、作業コンテンツのプレビューを生成し、生成したプレビューを作業記録画面内の第4領域に表示させる。
【0225】
また、表示制御部43は、作業コンテンツのうち所定の作業コンテンツで入力された情報の内容に応じて、当該所定の作業コンテンツ以外のいずれの他の作業コンテンツに遷移させるかを条件付ける条件情報を設定させるための条件設定コンテンツを画面に表示させる。例えば、表示制御部43は、第2領域に配置された作業情報に対応する作業コンテンツであって、指定された所定の順番よりも作業順が前の作業コンテンツのうち、いずれの作業コンテンツで入力された入力情報の内容に応じて、他の作業コンテンツに遷移させるかを条件付ける条件情報を設定させるための条件設定コンテンツを表示させる。図19の例によると、表示制御部43は、作業コンテンツ生成画面MC1内に条件設定コンテンツCSE1を表示させる。
【0226】
(生成部44について)
生成部44は、第2領域に配置された複数の作業情報と、各作業情報が選択された際に設定コンテンツを介して入力された詳細とに基づいて、作業者が利用する端末装置に各作業情報が示す作業を順に実行させるための作業コンテンツを生成する。例えば、生成部44は、それぞれ異なる作業情報が示す作業を行わせるための複数のコンテンツを含む作業コンテンツであって、表示されているコンテンツと対応する作業を作業者が行う度に、他の作業を行わせるためのコンテンツに切り替わる作業コンテンツを生成する。
【0227】
また、このようなことから、生成部44は、作業者に入力させる情報の候補の中から予め選択された複数の情報を順次入力するための作業コンテンツを生成するものである。例えば、生成部44は、作業コンテンツとして、予め規定された情報を順次入力させるための作業コンテンツを生成する。また、生成部44は、生成した作業コンテンツを作業フローデータベース32に登録する。
【0228】
例えば、生成部44は、作業コンテンツとして、作業者が利用する端末装置に所定のコード情報を撮影させ、撮影されたコード情報が示す情報を取得させるための作業コンテンツを生成する。また、例えば、生成部44は、作業コンテンツとして、作業者に文字列を入力させるための作業コンテンツを生成する。また、例えば、生成部44は、作業コンテンツとして、作業者の端末装置に所定の音声を録音させるための作業コンテンツを生成する。また、例えば、生成部44は、作業コンテンツとして、作業者にチェックボックスを選択させるための作業コンテンツを生成する。
【0229】
また、生成部44は、表示されているコンテンツと対応する情報が入力された場合に、他のコンテンツを表示させる作業コンテンツを生成する。また、生成部44は、予め指定された定義者により候補の中から予め選択された複数の情報を順次入力するための作業コンテンツを生成する。
【0230】
また、生成部44は、表示制御部43により表示された条件設定コンテンツで設定された条件情報に基づいて、所定の作業コンテンツで入力された情報が条件情報を満たす場合には他の作業コンテンツへと動的に遷移させるよう制御されたシーケンスであって、作業コンテンツに関するシーケンスを生成する。例えば、生成部44は、表示されているコンテンツで入力された情報が、条件設定コンテンツにおいて予め設定された条件情報を満たす場合に、条件設定コンテンツにおいて予め設定された他のコンテンツへと遷移させるシーケンスを生成する。
【0231】
(提供部45について)
提供部45は、各種コンテンツをユーザに配信する。すなわち、提供部45は、各種コンテンツをユーザに提供する。提供部45は、受付部41により配信要求が受け付けられた場合には、係る配信要求に対応するコンテンツを配信要求送信元の端末装置に配信する。例えば、提供部45は、作業コンテンツ生成画面を管理者が利用する端末装置(端末装置200)に配信する。また、提供部45は、作業コンテンツを作業者が利用する端末装置(端末装置100)に提供する。
【0232】
また、例えば、提供部45は、予め指定された記録定義者と同じグループに属する作業者として予め登録された作業者が利用する端末装置に対し、作業コンテンツを提供する。図1の例によると、記録定義者であるユーザAと、記録投入者であるユーザBとは、同一の記録グループGAに属している。したがって、提供部45は、これまでの例によるとユーザAによる管理作業で提示された入力作業をワークフローとする作業コンテンツ(作業コンテンツCA11〜CA10)を順次ユーザBの端末装置100に配信する。
【0233】
(取得部46について)
取得部46は、作業者が利用する端末装置から、当該作業者が入力した複数の情報を取得する。例えば、取得部46は、複数の情報として、各作業コンテンツで入力された入力情報を取得する。そして、取得部46は、登録部47に対して、取得した複数の情報を対応付けて登録させる。
【0234】
また、取得部46は、作業者から登録済みの情報に対する修正要求と、修正後の情報とをさらに取得する。そして、取得部46は、登録部47に対して、修正フラグを建てさせたうえで修正後の情報を登録させる。
【0235】
(登録部47について)
登録部47は、取得部46により取得された複数の情報を対応付けて、所定の記憶装置に登録する。例えば、登録部47は、取得部46により取得された複数の情報を記録データベース33に登録する。例えば、登録部47は、改竄および削除できない情報として、この取得された複数の情報を登録する。
【0236】
また、登録部47は、取得部46により修正要求と、修正後の情報とが取得された場合には、修正対象となる情報に対し、当該情報が修正対象である旨を示す情報と、修正後の情報とを対応付けて所定の記憶装置に登録する。例えば、登録部47は、修正前の入力情報に対し修正フラグを対応付けたうえで、修正後の入力情報を対応付けて修正後の入力情報を記録データベース33に登録する。
【0237】
〔12.処理手順〕
ここからは、実施形態に係る情報処理として、作業コンテンツが生成されるまでの一連の情報処理の手順、および、生成された作業コンテンツの提供に関する情報処理の手順について説明する。
【0238】
〔12−1.処理手順(1)〕
まず、図23を用いて、作業コンテンツが生成されるまでの一連の情報処理である生成処理の手順について説明する。図23は、実施形態にかかる生成処理手順を示すフローチャートである。
【0239】
まず、表示部42は、作業者に実行させる作業の候補を示す候補情報を第1領域に配置して表示する(ステップS101)。例えば、表示部42は、作業コンテンツ作成画面の第1領域に候補情報が表示されるよう当該候補情報を配置する。そして、提供部45は、第1領域に候補情報が表示された作業コンテンツ作成画面を作業者の端末装置に表示させる。
【0240】
表示制御部43は、作業コンテンツ作成画面が作業者の端末装置に表示されている状態において、第1領域内のいずれかの候補情報が、作業コンテンツ作成画面における第2領域にドラッグ&ドロップされたか否かを判定する(ステップS102)。表示制御部43は、候補情報が作業コンテンツ作成画面における第2領域にドラッグ&ドロップされたと判定した場合には(ステップS102;Yes)、ドラッグ&ドロップに応じて、対象となっている候補情報を第2領域に配置することにより、候補情報を作業情報として第2領域に表示させる(ステップS103)。
【0241】
また、表示制御部43は、候補情報が作業コンテンツ作成画面における第2領域にドラッグ&ドロップされていないと判定した場合(ステップS102;No)、あるいは、ステップS103の処理を実行した後は、第2領域の作業情報が選択されたか否かを判定する(ステップS104)。表示制御部43は、第2領域の作業情報が選択されたと判定した場合には(ステップS104;Yes)、選択された作業情報が示す作業の詳細の入力を受付けるための画面である設定コンテンツを、作業コンテンツ作成画面の第3領域に表示させる(ステップS105)。
【0242】
また、表示制御部43は、第2領域の作業情報が選択されていないと判定した場合(ステップS104;No)、あるいは、ステップS105の処理を実行した後は、第2領域内に配置されている作業情報のいずれかが移動もしくは消去されたか否かを判定する(ステップS106)。なお、ここでいう移動とは、第2領域内における作業情報の配置順(すなわち、作業情報が示す作業が行われる作業順)を入れ替えるための移動操作を意味する。また、ここでいう消去とは、第2領域内における作業情報のいずれかを第2領域内から消去(削除)する削除操作を意味する。
【0243】
そして、表示制御部43は、第2領域内に配置されている作業情報のいずれかが移動もしくは消去されたか否かを判定した場合には(ステップS106;Yes)、行われた操作に応じて、作業情報の移動もしくは消去を行う(ステップS107)。例えば、表示制御部43は、第2領域内に配置されている作業情報を移動させる移動操作が行われたと判定した場合には、移動操作に対応する位置へと当該作業情報を移動させる(作業情報の配置位置を変更する)。また、例えば、表示制御部43は、第2領域内に配置されている作業情報を削除させる削除操作が行われたと判定した場合には、当該作業情報を削除する。
【0244】
また、表示制御部43によって、第2領域内に配置されている作業情報のいずれについても移動も消去もされていないと判定した場合(ステップS106;No)、あるいは、表示制御部43によってステップS107の処理が実行された後は、生成部44は、作業コンテンツを作成するための作成操作が行われたか否かを判定する(ステップS108)。ここでいう作成操作とは、設定コンテンツを介して各種情報を設定する操作であり、係る操作は、記録定義者によって行われる。そして、生成部44は、例えば、設定コンテンツを介して情報設定が行われたことを検知した場合には、作業コンテンツを作成するための作成操作が行われたと判定する。一方、生成部44は、設定コンテンツを介して情報設定が行われていないことを検知した場合には、作業コンテンツを作成するための作成操作が行われていないと判定する。
【0245】
そして、生成部44は、作業コンテンツを作成するための作成操作が行われていないと判定した場合には(ステップS108;No)、表示制御部43に対して、ステップS102からの処理を再度実行させる。一方、生成部44は、作業コンテンツを作成するための作成操作が行われたと判定した場合には(ステップS108;Yes)、ワーク(作業)フローとしての作業コンテンツを生成する(ステップS109)。例えば、生成部44は、作業情報と、設定コンテンツを介して設定された設定情報とに基づいて、作業コンテンツを生成する。また、生成部44は、生成した作業コンテンツをワークフローとして作業フローデータベース32に登録する(ステップS109)。
【0246】
〔12−2.処理手順(2)〕
次に、図24を用いて、生成された作業コンテンツの提供に関する一連の情報処理である提供処理の手順について説明する。図24は、実施形態に係る提供処理手順を示すフローチャートである。
【0247】
まず、受付部41は、作業者からワーク(作業)フローの閲覧要求を受け付けたか否かを判定する(ステップS201)。受付部41は、ワークフローの閲覧要求を受け付けていないと判定している間は(ステップS201;No)、ワークフローの閲覧要求を受け付けたと判定できるまで待機する。一方、提供部45は、受付部41によりワークフローの閲覧要求を受け付けたと判定された場合には(ステップS201;Yes)、閲覧要求送信元の作業者がアクセス可能なワークフローを通知(提供)する(ステップS202)。例えば、提供部45は、ユーザデータベース31を参照し、閲覧要求送信元の作業者が属する記録グループを特定する。また、提供部45は、作業フローデータベース32を参照し、特定した記録グループで対象となっているワークフローを特定する。そして、提供部45は、特定したワークフローに対応する作業コンテンツを作業者に通知する。
【0248】
また、受付部41は、ステップS202で通知されたワークフローのうちのいずれかが、閲覧要求送信元の作業者によって選択された否かを判定する(ステップS203)。受付部41は、選択されていないと判定している間は(ステップS203;No)、ワーク選択されたと判定できるまで待機する。一方、提供部45は、受付部41により選択されたと判定された場合には(ステップS203;Yes)、選択されたワークフローを閲覧要求送信元の作業者に提供する(ステップS204)。具体的には、提供部45は、選択されたワークフローに対応する作業コンテンツを提供する。例えば、提供部45は、作業順が最も早い作業コンテンツから順に作業順に応じて提供する。例えば、提供部45は、作業者の操作(「次へ」ボタンを押下する操作)に応じて、次の作業順に対応する作業コンテンツを提供してよいか否か判断し(情報が入力されていると判断した場合、あるいは、入力された情報が適正な情報であると判断した場合には、次の作業順に対応する作業コンテンツを提供してよいと判断)、判断結果に応じて、次の作業コンテンツを提供する。
【0249】
また、このような状態において、取得部46は、ワークフロー(ワークフローに含まれる各作業コンテンツ)で入力された複数の入力情報を取得できたか否かを判定する(ステップS205)。取得部46は、複数の入力情報を取得できていないと判定している間は(ステップS205;No)、入力情報を取得できるまで待機する。一方、登録部47は、取得部により複数の入力情報が取得された場合には(ステップS205;Yes)、取得された複数の入力情報を対応付けて、消去できない状態で記憶装置に登録する(ステップS206)。
【0250】
〔13.ハードウェア構成〕
また、上記実施形態にかかる情報処理装置10は、例えば図25に示すような構成のコンピュータ1000によって実現される。図25は、情報処理装置10の機能を実現するコンピュータ1000の一例を示すハードウェア構成図である。コンピュータ1000は、CPU1100、RAM1200、ROM1300、HDD1400、インターフェイス(I/F)1500を有する。
【0251】
CPU1100は、ROM1300又はHDD1400に格納されたプログラムに基づいて動作し、各部の制御を行う。ROM1300は、コンピュータ1000の起動時にCPU1100によって実行されるブートプログラムや、コンピュータ1000のハードウェアに依存するプログラム等を格納する。
【0252】
例えば、コンピュータ1000が実施形態にかかる情報処理装置10として機能する場合、コンピュータ1000のCPU1100は、RAM1200上にロードされたプログラムを実行することにより、制御部130の機能を実現する。また、HDD1400には、記憶部120内のデータが格納される。
【0253】
〔14.その他〕
また、図示した各装置の各構成要素は機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。すなわち、各装置の分散・統合の具体的形態は図示のものに限られず、その全部または一部を、各種の負荷や使用状況などに応じて、任意の単位で機能的または物理的に分散・統合して構成することができる。
【0254】
以上、本願の実施形態をいくつかの図面に基づいて詳細に説明したが、これらは例示であり、発明の開示の欄に記載の態様を始めとして、当業者の知識に基づいて種々の変形、改良を施した他の形態で本発明を実施することが可能である。
【0255】
また、上述してきた「部(section、module、unit)」は、「手段」や「回路」などに読み替えることができる。例えば、受付部は、受付手段や受付回路に読み替えることができる。
【符号の説明】
【0256】
10 情報処理装置
30 記憶部
31 ユーザデータベース
32 作業フローデータベース
33 記録データベース
40 制御部
41 受付部
42 表示部
43 表示制御部
44 生成部
45 提供部
46 取得部
47 登録部
100 端末装置
200 端末装置
300 端末装置
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9
図10
図11
図12
図13
図14
図15
図16
図17
図18
図19
図20
図21
図22
図23
図24
図25