【解決手段】被照会金額表示装置は、被照会金額の桁それぞれの位置を示す区域を表示する表示手段と、表示した前記区域のうちの特定の桁を示す区域の指定を受けると、前記被照会金額の前記特定の桁を表示する制御手段と、を備える。
【発明を実施するための形態】
【0009】
<実施形態>
実施形態に係る被照会金額表示装置は、例えば、以下の構成を備える。本被照会金額表示装置は、
被照会金額の桁それぞれの位置を示す区域を表示する表示手段と、
表示した前記区域のうちの特定の桁を示す区域の指定を受けると、前記被照会金額の前記特定の桁を表示する制御手段と、を備える。
【0010】
被照会金額表示装置は、ユーザが照会した被照会金額を表示可能な情報処理装置である。被照会金額としては、例えば、口座の残高、口座の取引明細、給与支給額、クレジットカードの支払額、オンラインショッピングの売買時における決済額等が挙げられる。被照会金額表示装置は、例えば、口座の残高、口座の取引明細、給与支給額、クレジットカードの支払額、オンラインショッピングの売買時における決済額等の照会を受けると、照会された情報をサーバ等の管理装置から取得する。被照会金額表示装置としては、例えば、デスクトップ型パーソナルコンピュータ、ノートブック型パーソナルコンピュータ、スマートフォン、タブレット型コンピュータ、ウェアラブルコンピュータ、Automatic Teller Machine(ATM)等を挙げることができる。
【0011】
被照会金額表示装置において、区域は、被照会金額の桁それぞれの位置を示すことができれば、その形状を問わない。区域は、例えば、矩形枠、アンダーライン、記号、アイコン等であってもよい。
【0012】
被照会金額表示装置では、表示手段が表示した区域のうちの特定の桁に対応する区域の指定を受けると、被照会金額のうち指定された特定の桁を制御手段が表示する。ここで、指定する特定の桁は一桁でもよいし、複数桁であってもよい。すなわち、本被照会金額表示装置は、被照会金額のうち指定された桁のみを表示する。そのため、本被照会金額表示装置は、周囲に他人がいる状況であっても、被照会金額を他人に知られるリスクを低減することができる。
【0013】
ここで、区域の指定は、タッチパネルが検知する接触操作によって行われてもよいし、カメラが検知するユーザの視線またはユーザの動作によって行われてもよいし、マイクロフォンによって受け付けられたユーザの音声によって行われてもよい。
【0014】
被照会金額表示装置は、次の特徴を備えてもよい。前記制御手段は、前記ユーザの視線が前記特定の桁から外れたことを前記カメラによって検知すると前記被照会金額の前記特定の桁を非表示とする。このような特徴を備えることで、被照会金額表示装置は、ユーザの視線が特定の桁に向けられていないにもかかわらず当該特定の桁を表示することによる、他人に覗かれるリスクを低減することができる。
【0015】
開示の技術は、被照会金額表示方法および被照会金額表示プログラムとして把握することも可能である。
【0016】
以下、図面を参照して、実施形態についてさらに説明する。以下に示す実施形態の構成は例示であり、開示の技術は実施形態の構成に限定されない。
【0017】
図1は、実施形態に係る残高表示システムの構成の一例を示す図である。
図1に例示される残高表示システム500は、スマートフォン1と管理サーバ2とを含む。スマートフォン1と管理サーバ2とは、ネットワークN1によって相互に通信可能に接続される。
【0018】
スマートフォン1は、金融機関の顧客が使用する可搬型の情報処理装置である。スマートフォン1は、管理サーバ2から顧客の口座残高を取得し、ディスプレイ105に表示する。スマートフォン1は、「被照会金額表示装置」の一例である。
【0019】
管理サーバ2は、金融機関において顧客が保有する口座を管理する情報処理装置である。管理サーバ2は、例えば、サーバ装置である。
【0020】
ネットワークN1は、情報処理装置を相互に通信可能に接続するコンピュータネットワークである。ネットワークN1は、無線であっても有線であってもよい。ネットワークN1は、例えば、インターネットである。
【0021】
(ハードウェア構成)
図1には、残高表示システム500に含まれるスマートフォン1および管理サーバ2のハードウェア構成も例示されている。以下、
図1を参照して、スマートフォン1および管理サーバ2のハードウェア構成について説明する。
【0022】
(スマートフォン1のハードウェア構成)
スマートフォン1は、Central Processing Unit(CPU)101、主記憶部102、補助記憶部103、通信部104、ディスプレイ105およびタッチパネル106を含む。CPU101、主記憶部102、補助記憶部103、通信部104、ディスプレイ105およびタッチパネル106は、接続バスによって相互に接続されている。
【0023】
CPU101は、マイクロプロセッサユニット(MPU)、プロセッサとも呼ばれる。CPU101は、単一のプロセッサに限定される訳ではなく、マルチプロセッサ構成であってもよい。また、単一のソケットで接続される単一のCPU101がマルチコア構成を有していても良い。CPU101が実行する処理のうち少なくとも一部は、CPU101以外のプロセッサ、例えば、Digital Signal Processor(DSP)、Graphics Processing Unit(GPU)、数値演算プロセッサ、ベクトルプロセッサ、画像処理プロセッサ等の専用プロセッサで行われても良い。また、CPU101が実行する処理のうち少なくとも一部は、集積回路(IC)、その他のデジタル回路によって実行されてもよい。また、CPU101の少なくとも一部にアナログ回路が含まれても良い。集積回路は、Large Scale Integrated circuit(LSI)、Application Specific Integrated Circuit(ASIC)、プログラマブルロジックデバイス(PLD)を含む。PLDは、例えば、Field−Programmable Gate Array(FPGA)を含む。CPU101は、プロセッサと集積回路との組み合わせであっても良い。組み合わせは、例えば、マイクロコントローラユニット(MCU)、System−on−a−chip(SoC)、システムLSI、チップセットなどと呼ばれる。スマートフォン1では、CPU101が補助記憶部103に記憶されたプログラムを主記憶部102の作業領域に展開し、プログラムの実行を通じて周辺装置の制御を行う。これにより、スマートフォン1は、所定の目的に合致した処理を実行することができる。主記憶部102および補助記憶部103は、スマートフォン1が読み取り可能な記録媒体である。
【0024】
主記憶部102は、CPU101から直接アクセスされる記憶部として例示される。主記憶部102は、Random Access Memory(RAM)およびRead
Only Memory(ROM)を含む。
【0025】
補助記憶部103は、各種のプログラムおよび各種のデータを読み書き自在に記録媒体に格納する。補助記憶部103は外部記憶装置とも呼ばれる。補助記憶部103には、オペレーティングシステム(Operating System、OS)、各種プログラム、各種テーブル等が格納される。OSは、通信部104を介して接続される外部装置等とのデータの受け渡しを行う通信インターフェースプログラムを含む。外部装置等には、例えば、コンピュータネットワーク等で接続された、他の情報処理装置および外部記憶装置が含まれる。なお、補助記憶部103は、例えば、ネットワーク上のコンピュータ群であるクラウドシステムの一部であってもよい。
【0026】
補助記憶部103は、例えば、Erasable Programmable ROM(EPROM)、ソリッドステートドライブ(Solid State Drive、SSD)、ハードディスクドライブ(Hard Disk Drive、HDD)等である。また、補助記憶部103は、例えば、Compact Disc(CD)ドライブ装置、Digital Versatile Disc(DVD)ドライブ装置、Blu−ray(登録商標) Disc(BD)ドライブ装置等である。また、補助記憶部103は、Network Attached Storage(NAS)あるいはStorage Area Network(SAN)によって提供されてもよい。
【0027】
通信部104は、例えば、ネットワークN1とのインターフェースである。通信部104は、ネットワークN1を介して他の情報処理装置と通信を行う。
【0028】
ディスプレイ105は、例えば、CPU101で処理されるデータや主記憶部102に記憶されるデータを表示する。ディスプレイ105としては、例えば、Liquid Crystal Display(LCD)、Plasma Display Panel(PDP)、Electroluminescence(EL)パネル、有機ELパネル等を挙げることができる。
【0029】
タッチパネル106は、ユーザの指等による接触操作を検出する。接触操作は、例えば、タッチ操作、スワイプ操作等である。タッチパネル106は、ディスプレイ105に重畳して配置されることで直感的な操作をユーザに提供する。
【0030】
(管理サーバ2のハードウェア構成)
管理サーバ2は、スマートフォン1と同様に、CPU101、主記憶部102、補助記憶部103および通信部104を備える。
【0031】
<残高表示システム500の処理ブロック>
図2は、実施形態に係る残高表示システムの処理ブロックの一例を示す図である。
図2では、スマートフォン1および管理サーバ2の処理ブロックが例示されている。以下、
図2を参照して残高表示システム500の処理ブロックの一例について説明する。
【0032】
(管理サーバ2の処理ブロック)
管理サーバ2は、
図2に例示するように、管理データベース21(図中では、データベースをDBと記載)を備える。管理サーバ2は、主記憶部102に実行可能に展開されたコンピュータプログラムをCPU101が実行することで、上記管理サーバ2の、管理データベース21等の各部としての処理を実行する。
【0033】
管理データベース21は、口座を管理するデータベースである。
図3は、実施形態において管理データベースに格納される口座管理テーブルの一例を示す図である。
図3に例示される口座管理テーブル211は、「口座番号」および「残高」の各項目を含む。口座番号は、口座を特定する番号である。残高は、口座に入金されている金額(残高)である。
図3では、例えば、口座番号「11111−2222222」の口座の残高は「100,000」円であることがわかる。
【0034】
(スマートフォン1の処理ブロック)
スマートフォン1は、
図2に例示するように、取得部11、表示部12および制御部13を備える。スマートフォン1は、主記憶部102に実行可能に展開されたコンピュータプログラムをCPU101が実行することで、上記スマートフォン1の、取得部11、表示部12および制御部13等の各部としての処理を実行する。
【0035】
取得部11は、管理サーバ2から口座の残高を取得する。取得部11は、例えば、ユーザから口座番号の指定を受けると、指定された口座番号を管理サーバ2に送信する。取得部11は、当該口座番号が示す口座の残高を管理サーバ2から受信する。
【0036】
表示部12は、スマートフォン1のディスプレイ105に取得部11が取得した残高を表示させる表示領域を表示する。表示領域は、例えば、残高の各桁を表示する桁表示枠を含む。
図4は、実施形態において表示部が表示する表示領域の一例を示す図である。
図4に例示される表示領域121は、残高の各桁にそれぞれ対応する複数の桁表示枠1211を含む。なお、表示領域121は、残高の桁より多い数の桁表示枠1211を含んでもよい。表示部12は、「表示手段」の一例である。桁表示枠1211は、「区域」の一例である。残高は、「被照会金額」の一例である。
【0037】
図2に戻り、制御部13は、表示部12が表示した表示領域121のうちいずれかの桁表示枠1211を指定するユーザ操作を受け付けると、残高のうち指定された桁表示枠1211に対応する桁の数字を表示する。指定される桁表示枠1211は一つであっても複数であってもよい。また、桁表示枠1211を指定するユーザ操作に限定は無い。桁表示枠1211を指定するユーザ操作は、桁表示枠1211をタップしてもよいし、桁表示枠1211をスワイプしてもよい。また、桁表示枠1211を指定するユーザ操作は、キーボード等の入力手段で桁表示枠1211を指定してもよい。制御部13は、「制御手段」の一例である。
【0038】
図5から
図7は、実施形態における口座の残高表示を例示する図である。ここでは、ユーザの口座の残高が「1,527,295」円であったものとする。
図5は、千の位の桁表示枠1211に対してタップ操作が行われた状態を例示する。
図5(A)は、千の位の桁表示枠1211がタップ操作によって指定された状態を例示する。
図5(B)は、タップ操作によって指定された桁表示枠1211に対応する千の位の数字が表示された状態を例示する。制御部13は、タップ操作で指定された桁表示枠1211に対応する桁の数字「7」を表示する一方で、他の桁表示枠1211には数字を表示させない。
【0039】
図6は、一の位から一万の位に対応する桁表示枠1211に対してスワイプ操作が行われた状態を例示する。すなわち、
図6(A)は、一の位から一万の位に対応する桁表示枠1211がスワイプ操作によって指定された状態を例示する。
図6(B)は、スワイプ操作によって指定された桁表示枠1211に対応する一の位から一万の位の数字が表示された状態を例示する。制御部13は、スワイプ操作で指定された桁表示枠1211に対応する桁の数字を表示する。その結果、ディスプレイ105には、「27295」が表示される一方で、他の桁表示枠1211には数字が表示されない。
【0040】
図7は、一の位から千万の位に対応する桁表示枠1211に対してスワイプ操作が行われた状態を例示する。すなわち、
図7(A)は、一の位から千万の位に対応する桁表示枠1211がスワイプ操作によって指定された状態を例示する。
図7(B)は、スワイプ操作によって指定された桁表示枠1211に対応する一の位から千万の位の数字が表示され
た状態を例示する。制御部13は、スワイプ操作で指定された桁表示枠1211に対応する桁の数字を表示する。その結果、ディスプレイ105には、「01527295」が表示される一方で、他の桁表示枠1211には数字が表示されない。このように、制御部13は、ユーザに指定された桁表示枠1211に対応する桁の数字を表示する一方で、指定されなかった桁表示枠1211に対応する桁の数字は表示させない。なお、口座の残高は「1,527,295円」であることから、千万の位に対応する数字はない。そのため、制御部13は、上記の通り、千万の位の数字として「0」を表示する。なお、桁表示枠1211に対応する数字がない場合に、「0」を表示するのではなく、記号を表示することとしてもよいし、グレーアウトの表示をすることとしてもよい。
【0041】
なお、制御部13は、表示した数字を所定時間経過後に非表示にしてもよいし、ユーザによる消去操作を受け付けたときに非表示にしてもよい。
【0042】
<残高表示システム500の処理フロー>
図8は、実施形態に係るスマートフォンの処理フローの一例を示す図である。以下、
図8を参照して、スマートフォン1の処理フローの一例について説明する。
【0043】
S1では、取得部11は、ユーザの口座の残高を管理サーバ2から取得する。取得部11は、ユーザから口座番号の指定を受け付けてもよいし、スマートフォン1の補助記憶部103にユーザの口座番号をあらかじめ記憶させてもよい。ここでは、口座管理テーブル211は
図2に例示される状態であり、口座番号「10222−3333333」が指定されたものとする。すなわち、取得部11は口座番号「10222−3333333」が示す口座の残高「1,527,295」円を管理サーバ2から取得するものとする。
【0044】
S2では、表示部12は、スマートフォン1のディスプレイ105に表示領域121を表示する。S3では、制御部13は、タッチ操作やスワイプ操作等により、桁表示枠1211の指定を受け付ける。指定された場合(S3でYES)、処理はS4に進められる。指定されない場合(S3でNO)、S3の処理が繰り返される。
【0045】
S4では、制御部13は、S3で指定された桁表示枠1211に対応する桁の数字を表示する。制御部13は、例えば、
図5から
図7に例示されるように数字を表示すればよい。
【0046】
<実施形態の作用効果>
実施形態では、スマートフォン1は、取得した口座の残高を取得した段階ではディスプレイ105に表示しない。そして、スマートフォン1は、ユーザから指定された桁表示枠1211に対応する桁の数字を表示する。実施形態によれば、指定された桁の数字のみが表示されるため、他人に口座の残高を知られるリスクを低減することができる。
【0047】
ユーザは、口座の残高を正確に把握しなくとも、口座の残高が引き落とし等で要求される金額以上であるか否かを把握できれば十分な場合がある。このような場合、スマートフォン1は、指定された桁の数字を表示することで、口座の残高が引き落とし等で要求される金額以上であるか否かを把握させることができる。例えば、10万円の引き落としが予定されているときに、十万の位の数字が2以上であったり、百万の位の数字が1以上であれば、口座の残高は引き落としで要求される金額以上であることをユーザに把握させることができる。
【0048】
<変形例>
実施形態では、いずれの桁表示枠1211もユーザから指定されていない場合には、桁表示枠1211は空欄として表示される。しかしながら、ユーザから指定されていない場
合における桁表示枠1211は空欄に限定されるわけではない。ユーザから指定されていない場合における桁表示枠1211には、例えば、数字をマスクするための記号やアイコンが表示されてもよいし、黒や青等の色で塗りつぶされていてもよい。また、実施形態においては桁表示枠1211は枠状に形成されているが、桁表示枠1211は残高の桁それぞれの位置を示すことができればその形状に限定は無い。
【0049】
図8に例示する処理フローでは、口座の残高取得(S1)後に、表示領域121が表示される(S2)。しかしながら、表示領域121は口座の残高取得前に実行されてもよい。この場合、表示部12は、口座に設定された残高の上限に応じて、表示領域121に表示する桁表示枠1211の数を決定すればよい。口座に設定された残高の上限は、例えば、あらかじめスマートフォン1の補助記憶部103に記憶させておけばよい。
【0050】
実施形態では、タッチ操作やスワイプ操作といった、タッチパネル106で検知する接触操作によって、桁表示枠1211の指定が行われた。しかしながら、桁表示枠1211の指定は、接触操作によるものに限定されない。桁表示枠1211の指定は、例えば、視線検知や音声認識等によってもよい。
【0051】
視線検知では、制御部13は、例えば、スマートフォン1が備えるカメラでユーザの視線を検知し、視線が向けられている桁表示枠1211に対応する桁の数字を表示すればよい。音声認識では、例えば、制御部13は、例えば、スマートフォン1が備えるマイクロフォンを介してユーザの音声を認識し、音声で指示された桁表示枠1211に対応する桁の数字を表示すればよい。なお、制御部13は、例えば、スマートフォン1が備えるカメラでジェスチャ等のユーザの動作を検知し、桁表示枠1211のうち検知した動作に対応する桁の数字を表示してもよい。
【0052】
また、制御部13は、視線検知で桁表示枠1211を指定する場合には、桁表示枠1211に視線が向けられている間だけ、視線が向けられた桁表示枠1211に対応する数字を表示し、桁表示枠1211から視線が外されると数字を非表示としてもよい。
【0053】
桁表示枠1211を指定する方法が複数存在する場合、桁表示枠1211を指定する方法をユーザが選択できるようにしてもよい。この場合、スマートフォン1は、ディスプレイ105に桁表示枠1211を指定する方法を列挙し、ユーザによる選択を受け付ければよい。
【0054】
以上で開示した実施形態や変形例はそれぞれ組み合わせることができる。
【0055】
<<コンピュータが読み取り可能な記録媒体>>
コンピュータその他の機械、装置(以下、コンピュータ等)に上記いずれかの機能を実現させる情報処理プログラムをコンピュータ等が読み取り可能な記録媒体に記録することができる。そして、コンピュータ等に、この記録媒体のプログラムを読み込ませて実行させることにより、その機能を提供させることができる。
【0056】
ここで、コンピュータ等が読み取り可能な記録媒体とは、データやプログラム等の情報を電気的、磁気的、光学的、機械的、または化学的作用によって蓄積し、コンピュータ等から読み取ることができる記録媒体をいう。このような記録媒体のうちコンピュータ等から取り外し可能なものとしては、例えばフレキシブルディスク、光磁気ディスク、Compact Disc Read Only Memory(CD−ROM)、Compact Disc−Recordable(CD−R)、Compact Disc−ReWriterable(CD−RW)、Digital Versatile Disc(DVD)、ブルーレイディスク(BD)、Digital Audio Tape(D
AT)、8mmテープ、フラッシュメモリなどのメモリカード等がある。また、コンピュータ等に固定された記録媒体としてハードディスクやROM等がある。