特開2021-87413(P2021-87413A)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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  • 特開2021087413-果実防保護器 図000003
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】特開2021-87413(P2021-87413A)
(43)【公開日】2021年6月10日
(54)【発明の名称】果実防保護器
(51)【国際特許分類】
   A01M 29/32 20110101AFI20210514BHJP
【FI】
   A01M29/32
【審査請求】有
【請求項の数】1
【出願形態】書面
【全頁数】4
(21)【出願番号】特願2019-229758(P2019-229758)
(22)【出願日】2019年12月3日
(71)【出願人】
【識別番号】595110210
【氏名又は名称】小野瀬 一
(71)【出願人】
【識別番号】519028221
【氏名又は名称】宍戸 敏身
(72)【発明者】
【氏名】小野瀬 一
【テーマコード(参考)】
2B121
【Fターム(参考)】
2B121AA07
2B121BB27
2B121BB32
2B121EA24
2B121FA12
(57)【要約】
【課題】 従来の被害を受ける鳥などの防護器に関するものは、容易に必要とするものが手近に見当たらず入手できないためである。
【解決手段】 4本の柱を各支持板を介して角錐体を設けて、その1束部を針金で止着しするとともに、他の1本でその角錐体をそれぞれ大まかに巻上して果実保護器を設けて構成した。これにより鳥などの被害を防止するとともに果実を保護し生育を促して増産をはかり得ることができ、防護度の高い果実防保護器を提供できることができる。
【選択図】図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
4本のパイプ状の柱を、両端を折曲した支持板を各柱間にそれぞれ橋渡しに設置して角錐体を形成するとともに該角錐体を、針金で渦巻状を数巻に1巻にして構成した果実防保護器。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、鳥や害獣などに放ける妨害化を図った果実防保護器に関する。
【背景技術】
【0002】
従来の果実防保護器に関するものに防護対策を施したものがある。(例えば、特許文献1参照。)。
【0003】
以下、図2により従来の果実防護器などについて説明する。図において、針金10で6本の各柱で角錐状に固着するとともに針金9で渦巻状に3周して構成されたものである。
【先行技術文献】
【特許文献1】特願2019−97172
【0004】
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
以上に述べた、従来の瓜防護器は、6本の柱を等間隔程の錐状体に固定するために、針金で各柱をおのおの巻付してその上位に更に1本の針金で渦巻状におのおの巻付するなど大いに手数を要するものであった。
【0006】
本発明は、このような従来の構成が有していた問題を解決するとともに、鳥などによる被害を効果的に防止し、確かな果実防護器を実現することを目的とするものである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
そして、本発明は上記目的を達成するために、4本の柱の上端部辺を針金で1束体に束設して用意しておいてそして、柱を4方向に展開してその下部辺に設けてある小口の長孔口に、両端部を折曲し設けてある支持板をそれぞれ差設して各柱をつないで、角錐状体の果実保護器を形成して設けたものである。
【課題を解決する手段】
【0008】
また、第2の課題解決手段は、上記果実防保護器本体に針金で設けて更に針金でその1束部に引掛けるとともに両端部を上部の針金及下部支持板に止設して垂しておいたものである。
【0009】
この際、柱の本数や形状及び大小や巻数は自由に設けられるものである。
【0010】
上記第Iの課題解決手段による作用は次の通りである。すなわち、一束体を角錐状に展開して生した骨組体において、前記支持杵を各差設すれは強固力な角錐体が形成され、各支持輪が簡略に包設して完全な果実防保護器が構成されて、鳥などによる被害を完全に防止保護され得ることができる。
【0011】
また、第2の課題解決手段による作用は、骨組体に1本の支持金で渦巻状に巻設したことで、完全な防護網体が張設されて鳥などの口入などは全く許すことないという効果を発揮する。
【発明の効果】
【0012】
上述のように、本発明の果実防保護器は、鳥などによる災害を完全に防ぐことができて、防保護度の高い果実保護器を提供できる。
【0013】
また、果実の品質をより良く高くして増産できるという効果を発揮できるものである。
【図面の簡単な説明】
【0014】
図1】本発明の実施形態を示す果実防保護器の斜面図
図2】特願2019−97172の図1
【発明を実施するための形態】
以下、本発明の実施の形態を図1図2に基づいて説明する。
【0015】
図において、1は果実防保護器で、4本の金属のパイプの柱2でその上端部を鋼鉄の針金で1束に緩やかに束体3に結設して用意する。そしてこの柱2を角状向に展開して角骨組体に形成して、その下部に設けてある孔口4に、鋼鉄の板4でその両端部を折曲して設けた4本の支持板4をそれぞれ柱2柱2間に橋渡しに差しこんで形成して角錐体5を設けられてある。
【0016】
6 6は、鋼鉄の針金で、支持板4に任意に数巻に巻結して各端部を上記針金と支持板にそれぞれ止設されてある。
【0017】
なお、図示してないが本発明の果実防保護器1に、ビニールでその下部を包囲するように設ければ、高温をさけた暖やかな小温室が設置されて、果実に更なる有効な効果を生じることができものである。
【0018】
以下、上記構成の動作を説明する、本体が金属のパイプや鋼鉄の針金で構成されてあるので、一様に光が反射して鳥などを脅しをして近接するのを防いでいることができ、果実を完全保護することができる。
【0019】
また、全体が金属のもので囲まれ構成されてあるので緩かではあるが内部が温められるので、本実施形態によれば、果実に有効なる効果が得られるものである。
【0020】
1 果実防保護器
2 2
3 束体
4 支持板
5 角錐体
6 6 針金
図1
【手続補正書】
【提出日】2020年9月15日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0014
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0014】
図1】本発明の実施形態を示す果実防保護器の斜面図