特開2021-95828(P2021-95828A)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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  • 特開2021095828-貯水槽 図000003
  • 特開2021095828-貯水槽 図000004
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】特開2021-95828(P2021-95828A)
(43)【公開日】2021年6月24日
(54)【発明の名称】貯水槽
(51)【国際特許分類】
   E03B 11/02 20060101AFI20210528BHJP
   B65D 90/00 20060101ALI20210528BHJP
【FI】
   E03B11/02 Z
   B65D90/00 K
【審査請求】未請求
【請求項の数】1
【出願形態】書面
【全頁数】4
(21)【出願番号】特願2019-240256(P2019-240256)
(22)【出願日】2019年12月16日
(71)【出願人】
【識別番号】520049983
【氏名又は名称】山田 正
(71)【出願人】
【識別番号】520048388
【氏名又は名称】寺門 博文
(71)【出願人】
【識別番号】595110210
【氏名又は名称】小野瀬 一
(72)【発明者】
【氏名】山田 正
【テーマコード(参考)】
3E070
3E170
【Fターム(参考)】
3E070AA13
3E070AB02
3E070GB01
3E070GB09
3E070UA02
3E070UA03
3E070VA30
3E170AA12
3E170AB02
3E170GB01
3E170GB08
3E170VA20
(57)【要約】
【課題】従来の貯水槽は、大型のものでそれで設置場所も相当の所を要する。又高価なもので一般個人においては設置が難しい事であった。
【解決手段】 そこで。小型で軽量にして安価に入手出来るものにして、少しの空地があれば容易に埋設して用意できて、一担災害にあって断水した時満水されてある清水を常時用水することが出来るものであり、確かな貯水槽を提供することができ、潤いのある生活を過ごすことが出来る。
【選択図】図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
入水口、排水口を有して、内部に方向板を備えて、その上面部に流空口を。その下面部を切欠して強水口を設けた貯水槽本体に、その両側部に外即板をそれぞれ取り付して。上体表面に開閉可能に螺合した吸水体を設置するとともに、吸水体を内蔵した土止箱をそれぞれ設置して、且安全な弁を有して構成した円筒形体の貯水槽。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、一般家庭の水害などの天災に備えての、防災化を図つた貯水槽に関する。
【背景技術】
【0002】
従来の家庭用の貯水槽は、大型のものであるので、設造場所も限られており、また高価なものであるので安易に設置し難いものである。[例えば、特許文献1参照。]。
【0003】
また、水害が、例えば台風(災害)が毎年大型化している事を、地域全体でその防水対策に当たることが、出来得ないことは誠に不幸なことである。
【先行技術文献】
【0004】
【特許文献1】特願
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
以上に述べた、従来の貯水槽では、大型で高価なもので容易に設置できないものであるようである。従って災害には大きな損害を受け易いことである。
【0006】
本発明は。この様な従来の構成が有していた問題を解決しようとするものであり、容易に設置し得ることが出来る様なものにして、地帯全体に設置し得て災害に効果的に対応できる貯水槽を実現することを目的とするものである。
【課題と解決するための手段】
【0007】
そして、本発明は上記目的を達成するために、小型軽量で防災に特に強固な円筒体状に形成するとともに、その内部に流促口と強水口を有する方向板を供えた貯水槽と、災害に当ったとき槽内に泥水の流水を防ぐバイバスを設けたものである。
【0008】
また、第2の課題解決手段は断水した時に清水を満蓄水出来るように、止水装置を設けたものである。
【0009】
そして、断水した時に直ちに円筒内に泥水の侵入を防ぐバイバスを設けて、構成としたものである。
【0010】
この際、水を取り出し空気に触れ3日以上過ぎると、貯水槽本体の水は腐敗の恐れがあるので、1日数回混水するものである。
【0011】
上記第1の課題解決手段による作用は次の通りである。すなはち、一般家庭において上記貯水槽を容易に設置することが可能であるので、地域全体に設置することで被害を軽減されることである。
【0012】
そして、第2の課題解決手段による作用は強固のものであるので、年毎に強力大である台風( 災害 )にでも耐えうることができて無事に過ごして飲用することができるという効果を発揮する。
【発明の効果】
【0013】
上述したように、本発明の貯水槽は、常時生水が貯水し得て一度断水しても不自由なく飲用することができ生活を全うできる。使用度の高い貯水槽を提供できる。
【0014】
ここで、一般家庭が容易に設置し得て、水害地帯一致して防水に当たれるという効果を発揮するものである。
【図面の簡単な説明】
【0015】
図1】 本発明の実施形態を示す貯水槽の部分断面正面図
図2】 同体発明のA―A線断面平面図
【発明を実施するための形態】
【0016】
図において、1は水道水が流入する入水口2排水口3を有する円筒形状の貯水槽で、その内部に上部小径の流促口4を設けるともに、その下部に径を小さく横方に切欠して強水口5をそれぞれ設けた方向板6を取り付けして、前記貯水槽の両開口部を側壁板7側壁板7を開設して構成される。
【0017】
ここで、修理故障して入水した際に、空気が入った時に逃がす穴口有する流促口を開設する。すなわち1槽2槽に水が満水になるものである。
【0018】
また、上記方向板6によって、貯水槽1の内部は1槽8 2槽8とに分断されてある。
【0019】
また、9 9は取水口で、貯水槽1の表面左右部に設けてあり、常時土止箱10土止箱10によつて塞設されてある。
【0020】
また、11は止水弁で、制壁盤7の上面部に取り付けられ、断水じ瞬間に作動して。水道水を止めて漏水に貯水をするものである。
【0021】
そして、12は安全弁で、側壁板7の上面に付設られてあり、水量の圧力を調整しておるものである。
【0022】
また、13はバイバスで、断水した時に上記入水口2を締めるとともに止水弁を開口して汚泥を通水させるものである。14,1414はユニオンで、15は袖板である。
【0023】
以下、上記構成の動作を説明する。入水口2より流入する水道水は、貯水槽1の1槽7内より方向板6に流れ当たると強水口5に流れるとともに、水圧されて強力に押水されて2槽8内に流れて側壁板8に当り、渦を巻きながら貯水状態で排水口3より出水するものである。
【0024】
こうして、断水すれば止水弁11が働いて水道水は、貯水槽1内に満水となって貯水されて断水期間飲用できる効果を発揮する。本実施形態によれば確かな飲用水が得られるものである。
【符号の説明】
【0025】
1 貯水槽
4 流促口
5 強水口
6 方向板
77 側壁版
8 1槽
8 2槽
99 取水口
11 止水弁
12 安全弁
13 バイバス
図1
図2