【解決手段】直方体状のフック掛化粧箱1であって、背面板12の上縁付近の幅方向中央部に、フックを通す為の第1の小孔41が形成されており、上面板15の幅方向中央部にも、フックを通す為の第2の小孔42が形成されている。背面板12の上縁と上面板15の後縁とは、主折り線24を介して繋がっており、上面板15には、幅方向に延びる補助折り線43が設けられており、上面板15の前縁には、フラップ板26が連設されている。上面板15が主折り線24に沿って後方へ折り返され、かつ、補助折り線43に沿って折り曲げられた状態において、フラップ板26を利用して、折り返された上面板15を背面板12に固定する手段を有する。
前記補助折り線は、前記上面板を前後方向に二分するように設けられた第1の補助折り線及び前記フラップ板の根元部を折り曲げるために設けられた第2の補助折り線を含み、
前記第2の小孔は、前記第1の補助折り線及び第2の補助折り線で挟まれた前記上面板の部位に形成されている、請求項1に記載のフック掛化粧箱。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
従来のフック掛けのできる商品パッケージや紙箱等の化粧箱は、フックに吊り下げた状態で化粧箱内の商品を展示するものであり、化粧箱内の商品を取り出せるようにはなっていない。
本発明は、フック掛けした状態の化粧箱から商品を取り出すことができ、フック掛けした化粧箱が化粧箱内に収容された商品の重みで前傾することのないように改良されたフック掛化粧箱を提供することにある。
【0005】
本発明の目的は、フック掛けした状態で、箱全体が前傾することのない化粧箱を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、上記目的を達成するためになされたものであり、請求項1記載の発明は、直方体状のフック掛化粧箱であって、背面板の上縁付近の幅方向中央部に、フックを通す為の第1の小孔が形成されており、上面板の幅方向中央部にも、フックを通す為の第2の小孔が形成されており、前記背面板の上縁と前記上面板の後縁とは、主折り線を介して繋がっており、前記上面板には、幅方向に延びる補助折り線が設けられており、前記上面板の前縁には、フラップ板が連設されており、前記上面板が前記主折り線に沿って後方へ折り返され、かつ、前記補助折り線に沿って折り曲げられた状態において、前記フラップ板を利用して、折り返された前記上面板を前記背面板に固定する手段を有し、前記第1の小孔の後方に空間を隔てて前記第2の小孔が対向した状態に変形させることができる、フック掛化粧箱である。
【0007】
請求項2記載の発明は、前記第2の小孔は、前記上面板の後縁付近に形成されており、前記補助折り線は、前記上面板における前記第2の小孔よりも前方側に設けられている、請求項1に記載のフック掛化粧箱である。
請求項3記載の発明は、前記フック掛化粧箱は、前後方向の厚みが幅方向及び高さ方向の厚みに比べて小さい直方体状の箱を含む、請求項2に記載のフック掛化粧箱である。
【0008】
請求項4記載の発明は、前記補助折り線は、前記上面板を前後方向に二分するように設けられた第1の補助折り線及び前記フラップ板の根元部を折り曲げるために設けられた第2の補助折り線を含み、前記第2の小孔は、前記第1の補助折り線及び第2の補助折り線で挟まれた前記上面板の部位に形成されている、請求項1に記載のフック掛化粧箱である。
【0009】
請求項5記載の発明は、前記固定する手段は、前記フラップ片の幅方向中央部に備えられ、前記フラップ片の先端方向へ突出する中央突部と、前記背面板の上部であって、前記第1の小孔よりも下方位置に形成された受止用切込線とを含み、前記中央突部が前記受止用切込線に差し込まれることにより、前記折り返されて折り曲げられた上面板が前記背面板に固定される、請求項1〜4のいずれか一項に記載のフック掛化粧箱である。
【0010】
請求項6記載の発明は、前記受止用切込線は、上方へ凸湾曲した切込線を含む、請求項5に記載のフック掛化粧箱である。
請求項7記載の発明は、前記フック掛化粧箱は、正面板、右側面板及び左側面板を含み、前記右側面板には、その後縁上端から前方に向かって斜め下方へ延びる右開封ガイドラインが形成され、前記左側面板には、その後縁上端から前方に向かって斜め下方へ延びる左開封ガイドラインが形成され、前記正面板には、その上部に、右端が前記右開封ガイドラインの前端につながっており、左端が前記左開封ガイドラインの前端につながっている前開封ガイドラインが形成されている、請求項1〜6のいずれか一項に記載のフック掛化粧箱である。
【発明の効果】
【0011】
本発明によれば、背面板及び上面板にフックを通す為の小孔が形成されている。上面板が化粧箱の後方へ折り返されて固定されると、上面板に形成されたフックを通す為の小孔が背面板に形成されたフックを通す為の小孔と空間を隔てて後方に位置する。
よって、背面板に形成された小孔と、その小孔の後方に空間を隔てて位置する小孔の2つの小孔にフックを通すことにより、化粧箱は、内部の商品の重みで前傾することなく、フックに吊り下げられる。
【0012】
また、化粧箱の上面板は、後方へ折り返されて固定されているから、フック掛けされた化粧箱の上面から容易に商品を取り出すことができる。
【図面の簡単な説明】
【0013】
【
図1】本発明の一実施形態に係るフック掛化粧箱1の正面図である。
【
図2】本発明の一実施形態に係るフック掛化粧箱1の背面図である。
【
図3】本発明の一実施形態に係るフック掛化粧箱1の右側面図である。
【
図4】本発明の一実施形態に係るフック掛化粧箱1の左側面図である。
【
図5】本発明の一実施形態に係るフック掛化粧箱1の平面図である。
【
図6】本発明の一実施形態に係るフック掛化粧箱1の底面図である。
【
図7】本発明の一実施形態に係るフック掛化粧箱1の展開図である。
【
図8】本発明の一実施形態に係るフック掛化粧箱1において、正面、右側面及び左側面上部を切り外し、上面板及びフラップを立てた状態の正面図(A)及び左側面図(B)である。
【
図9】本発明の一実施形態に係るフック掛化粧箱1において、
図8(A)に示す状態から上面板及びフラップを折り返して背面板に固定してフック掛状態にした化粧箱1の正面図である。
【
図10】本発明の一実施形態に係るフック掛化粧箱1において、
図8(A)に示す状態から上面板及びフラップを折り返して背面板に固定してフック掛状態にした化粧箱1の左側面図である。
【
図11】本発明の一実施形態に係るフック掛化粧箱1において、
図8(A)に示す状態から上面板及びフラップを折り返して背面板に固定してフック掛状態にした化粧箱1の背面図である。
【
図12】本発明の他の実施形態に係るフック掛化粧箱2において、正面、右側面及び左側面上部を切り外し、上面板及びフラップを立てた状態の正面図である。
【
図13】本発明の他の実施形態に係るフック掛化粧箱2において、
図12に示す状態から上面板及びフラップを折り返して背面板に固定してフック掛状態にした化粧箱2の左側面図である。
【
図14】本発明のさらに他の実施形態に係るフック掛化粧箱3において、正面、右側面及び左側面上部を切り外し、上面板及びフラップを立てた状態の正面図である。
【
図15】本発明のさらに他の実施形態に係るフック掛化粧箱3において、
図14に示す状態から上面板及びフラップを折り返して背面板に固定してフック掛状態にした化粧箱3の左側面図である。
【発明を実施するための形態】
【0014】
以下では、図面を参照して、本発明の実施形態について具体的に説明をする。
図1〜
図7は、本発明の一実施形態に係る化粧箱1の構成を示す図である。
図1は化粧箱1の正面図、
図2は化粧箱1の背面図、
図3は化粧箱1の右側面図、
図4は化粧箱1の左側面図、
図5は化粧箱1の平面図、
図6は化粧箱1の底面図、
図7は化粧箱1の展開図である。
【0015】
化粧箱1は、
図7に示す1枚の紙で形成された型紙Xを組み立てることで形成される。型紙Xは、1枚の厚紙、一例としてコートボール350g/m
2を化粧箱1の展開図に合うように裁断することで形成されている。なお、型紙Xの紙厚は、例示であり、これ以外の紙厚のものを用いてもよい。
図1〜
図7を参照して、化粧箱1は、正面板11、背面板12、右側面板13、左側面板14、上面板15及び底面板16を有する直方体状の紙箱である。
【0016】
図7を参照して、底面板16は、正面板11の下辺17から下方へ延設された一方底面板16Aと、背面板12の下辺18から下方へ延設された他方底面板16Bとが組み合されて形成される。
一方底面板16A及び他方底面板16Bは、化粧箱1の前後方向に見て、対称な形状であり、それぞれに糊等で接着される接着片161,162が、折り線163,164を介して備えられている。
【0017】
また、右側面板13の下辺19から下方へ延び出した補助底フラップ20及び左側面板14の下辺21から下方へ延び出した補助底フラップ22が設けられている。
化粧箱1が組み立てられる際には、一方底面板16Aの接着片161の裏面と補助底フラップ20の表面とが糊、接着剤又は両面接着テープ等で接着される。同様に、他方底面板16Bの接着片162の裏面と補助底フラップ22の表面とが接着される。そして、一方底面板16Aと他方底面板16Bとが組み合されることにより、底面板16が形成される。
【0018】
図7を参照して、背面板12の左辺には、糊代片23が備えられている。糊代片23は、その表面が右側面板13の裏面と貼り合わされる。
背面板12の上縁24は、主折り線24として機能する。この主折り線24を介して、上方へ延びる上面板15が連設されている。さらに、上面板15の先端縁25から上方へ延び出すフラップ板26が設けられている。フラップ板26は、上面板15の先端縁25の幅と等しい幅の根元部261と、根元部261から前方(
図7において上方)へ膨出する左右張出し部262と、幅方向中央部においてさらに突出している中央突部263とを有している。左右張出し部262と中央突部263との間は、小溝264で分離されている。
【0019】
右側面板13の上辺27から上方へ突出する補助フラップ28が設けられ、同様に、左側面板14の上辺29から上方へ突出する補助フラップ30が設けられている。
化粧箱1が組み立てられた状態において、補助フラップ28および30は内方へ折り畳まれ、その上から上面板15が被せられる。また、フラップ板26は上面板15の先端縁25に沿って折り曲げられ、正面板11の裏面沿いに差し込まれる。
【0020】
図1〜
図6は、組み立てられた状態の化粧箱1の六面図である。
化粧箱1には、
図3の右側面図に示すように、右側面板13の後方上端から前方に向かって斜め下方へ延びる右開封ガイドライン31が形成されている。このガイドライン31は、一例として、短い切込が一定の間隔を空けて連続的に形成され、全体として、一筋の分離用ラインとなっている。
【0021】
また、化粧箱1には、
図4の左側面図に示すように、左側面板14の後方上端から前方に向かって斜め下方へ延びる左開封ガイドライン32が形成されている。左開封ガイドライン32は、右開封ガイドライン31と対称な形状をしている。左開封ガイドライン32も、一例として、断続的に形成された多数の短い切込により、全体として、一筋の分離用ラインを形成している。
【0022】
化粧箱1には、
図1の正面図に示すように、正面板11の上部に前開封ガイドライン33が形成されている。前開封ガイドライン33は、右端が前記右開封ガイドライン31の前端とつながっており、左端が前記左開封ガイドライン32の前端とつながっている。前開封ガイドライン33は、正面視において、下向きに凸湾曲したラインとなっている。この前開封ガイドライン33も、一例として、断続的に形成された多数の短い切込により、全体として、一筋の分離用ラインを形成している。前開封ガイドライン33の幅方向中央上には、上下に延びる切込線34が形成されている。そして、切込線34の上端を被うように、上方へ凸湾曲した折り線35が形成されている。
【0023】
なお、前開封ガイドライン33は、正面視において、下向きに凸湾曲したラインに代え、水平に横方向に延びるライン、左右両側が水平で、中央部において段差を有して下がったライン等、任意の形状にしてもよい。
化粧箱1は、商品を梱包し、出荷し、搬送する状態では、
図1〜
図6に示す直方体状の箱であるが、店舗等において、フック掛けする際には、次のように開封された後、フックに吊される。
【0024】
まず、
図1を参照して、切込線34及び前開封ガイドライン33の一部が破られて、正面板11の折り線35と前開封ガイドライン33とで囲まれた領域に指が入れられ、折り線35を利用して、正面板11の上方部を上に持ち上げるようにして、前開封ガイドライン33に沿って正面板11の上方部が正面板11の下方部から切り離される。このとき、右側面板13の上部には右開封ガイドライン31が設けられ、左側面板14の上部には左開封ガイドライン32が設けられているから、正面板11の上方部と共に、右側面板13の上部及び左側面板14の上部も、それぞれ、右側面板13の下部及び左側面板14の下部から切り離される。その際、
図7に示す右側面板13の上辺27に連設された補助フラップ28及び左側面板14の上辺29に連設された補助フラップ30も取り外される。
【0025】
図8は、開封された化粧箱1を示す図であり、背面板12の上縁である主折り線24からまっすぐ上方へ上面板15及びフラップ板26を伸ばした状態の化粧箱1の正面図(
図8(A))及び左側面図(
図8(B))である。
図8(A)を主として参照し、また、
図1〜7を補助的に参照して、化粧箱1には、背面板12の上縁24付近の幅方向中央部に、フックを通す為の第1の小孔41が形成されている。また、上面板15の幅方向中央部にも、フックを通す為の第2の小孔42が形成されている。第1の小孔41と第2の小孔42とは、等しい内径の孔であるのが好ましい。
【0026】
上面板15には、前後方向(
図8(A)においては上下方向)のほぼ中央部に、幅方向に延びる補助折り線43が設けられている。そして、第2の小孔42は、上面板15における補助折り線43と主折り線24で挟まれた領域に形成されている。
背面板12には、第1の小孔41が形成された位置の下方に、受止用切込線44が形成されている。受止用切込線44は、一例として、上方へ凸湾曲した切込線44とされているが、他の形状であってもよい。切込線44は、その両端にR状の丸切込441が連設されていてもよい。また切込線44に、後述するようにフラップ板26を差し込み易いように、補助切込み442が付属的に形成されていてもよい。
【0027】
図9は、
図8(A)に示す化粧箱1の上面板15を主折り線24に沿って後方へ折り返し、さらに、補助折り線43に沿って折り曲げ、先端縁25に沿ってフラップ板26を折り返し、フラップ板26の中央突部263が受止用切込線44に差し込まれて、フラップ板26が背面板12の裏面に固定された状態の化粧箱1の正面図である。
また、
図10は、
図9に示す状態の化粧箱1の左側面図であり、
図11は、
図9に示す状態の化粧箱1の背面図である。
【0028】
図9〜
図11を参照して、上面板15が主折り線24に沿って後方へ折り返され、補助折り線43に沿って折り曲げられ、フラップ板26が折り返されてフラップ板26の中央突部263が受止用切込線44に差し込まれて、フラップ板26が背面板12の裏面に固定された状態では、上面板15は、側面視で三角形状に保たれる。そして、背面板12に形成された第1の小孔41の後方に空間を隔てて第2の小孔42が対向した状態が生じる。
【0029】
化粧箱1を吊り下げるフック50は、
図10に示すように、空間を隔てて対向した第2の小孔42及び第1の小孔41に通される。よって、フック50に吊り下げられた化粧箱1は、背面板12に形成された第1の小孔41及びその後方に空間を隔てて対向する第2の小孔42の2つで保持されるので、化粧箱1全体が内部に入れた商品の重み等で前傾することはない。特に、第2の小孔42は、第1の小孔41よりやや上方に位置するため、第2の小孔42及び第1の小孔41にフック50が通されると、第2の小孔42を中心に化粧箱1全体に
図10において左回りのモーメントが加わる。よって、化粧箱1が商品の重み等で前傾することがより有効に阻止される。
【0030】
なお、例えば
図11において、フラップ板26の中央突部263を受止用切込線44に差し込んだ状態を強固に維持するために、粘着テープ等をフラップ板26と受止用切込線44にまたがるように貼り付けてもよい。
図12及び
図13は、本発明の他の実施形態に係るフック掛化粧箱2を説明するための図である。
図12は、
図8(A)に対応する図で、フック掛化粧箱2が開封され、背面板12の上縁の主折り線24からまっすぐ上方へ上面板15及びフラップ板26を伸ばした状態の化粧箱2の正面図である。また、
図13は、フック掛けされたフック掛化粧箱2の左側面図である。
【0031】
図12及び
図13に示すように、背面板12に形成する第1の小孔41は、1つだけとせず、例えば化粧箱2の横幅が長い場合は、左右対をなす第1の小孔41L,41Rを設けてもよい。そして、一対の第1の小孔41L,41Rに対応させて、上面板15に形成する第2の小孔42も、対をなす第2の小孔42L,42Rとしてもよい。さらに、背面板12に形成する受止用切込線44も、左右対をなす受止用切込線44L,44Rとし、併せて、フラップ板26の先端の中央突部263も、右中央突部263R及び左中央突部263Lを設けてもよい。
【0032】
その余の構成については、先の実施例に係るフック掛化粧箱1と同様であるから、同一又は対応する箇所には同一の参照符号を付し、説明については省略する。
図14及び
図15は、本発明のさらに他の実施形態に係るフック掛化粧箱3を説明するための図である。
図14は、
図8(A)に対応する図で、フック掛化粧箱3が開封され、背面板12の上縁の主折り線24からまっすぐ上方へ上面板15及びフラップ板26を伸ばした状態の化粧箱3の正面図である。また、
図15は、フック掛けされた化粧箱3の左側面図である。
【0033】
図14に示すように、上面板15に設ける第2の小孔42を、主折り線24と補助折り線43とで挟まれた領域に代え、補助折り線43と上面板15の先端縁25で挟まれた領域に第2の小孔42を設けてもよい。
そして、この場合、フラップ板26の根元部261の長さ(
図14において上下方向寸法)を長くし、根元部261と先端部との間に第2の補助折り線45を設ける。
【0034】
このようにすれば、
図15に示すように、上面板15を三角形に折り曲げるのに代え、上面板15とフラップ板26の根元部261を用いて、これらを四角形に折り曲げることができる。このようにしても、第1の小孔41の後方に空間を隔てて第2の小孔42が対向する状態に、上面板15及びフラップ板26を変形させ、それを背面板12に固定することができる。
【0035】
なお、この場合においても、正面視において、第1の小孔41よりも第2の小孔42がやや上方に位置するようにするのが望ましい。
その余の構成については、先の実施例に係るフック掛化粧箱1と同様であるから、同一又は対応する箇所には同一の参照符号を付し、説明については省略する。
この実施形態の化粧箱3も、フック掛けした際に、内容物の重量により前傾することを防止できる。
【0036】
この発明は以上説明した実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載の範囲内において種々の変更が可能である。