【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明の実施形態によるシステムおよび方法は、自動的に、適応型ビットレートストリーミングにおいて使用するためのトップレベルインデックスファイルを生成する。本発明の方法の一実施形態は、再生デバイスからの要求を再生サーバで受信することであって、要求は、コンテンツの断片を識別する、ことと、再生サーバを使用して、識別されたコンテンツの断片に関連付けられたアセットのリストを読み出すことと、再生サーバを使用して、少なくとも1つの所定の基準を使用して、アセットのリストをフィルタリングすることと、再生サーバを使用して、フィルタリングされたアセットのリスト内の各アセットを記述するトップレベルインデックスファイルを生成することと、再生サーバを使用して、トップレベルインデックスファイルを再生デバイスに送信することとを含む。
【0006】
本発明の方法のなおもさらなる追加の実施形態は、再生デバイスからの要求を再生サーバで受信することであって、要求は、コンテンツの断片を識別する、ことと、再生サーバを使用して、識別されたコンテンツの断片に関連付けられたアセットのリストを読み出すことと、再生サーバを使用して、少なくとも1つの所定の基準を使用して、アセットのリストをフィルタリングすることと、再生サーバを使用して、フィルタリングされたアセットのリスト内の各アセットを記述するトップレベルインデックスファイルを生成することと、再生サーバを使用して、トップレベルインデックスファイルを再生デバイスに送信することと、再生サーバを使用して、暗号情報を読み出すことであって、暗号情報は、トップレベルインデックスファイル内に記述される保護されたストリームにアクセスするために使用される、ことと、再生サーバを使用して、暗号情報を再生デバイスに提供することとを含む。
【0007】
本発明のさらなる実施形態は、コンテンツの特定の断片に関連付けられたアセットの記述を記憶しているデータベースと、再生管理アプリケーションを使用して構成されているプロセッサとを含む。加えて、再生管理アプリケーションは、再生デバイスから、コンテンツの断片を識別する要求を受信し、識別されたコンテンツの断片に関連付けられたアセットのリストを読み出し、少なくとも1つの所定の基準を使用して、アセットのリストをフィルタリングし、フィルタリングされたアセットのリスト内の各アセットを記述するトップレベルインデックスファイルを生成し、トップレベルインデックスファイルを再生デバイスに送信するようにプロセッサを構成する。
【0008】
別のさらなる実施形態は、プロセッサ命令を含む機械読み取り可能なメディアを含み、プロセッサによる命令の実行は、コンテンツの断片を識別する要求を再生デバイスから受信することと、識別されたコンテンツの断片に関連付けられたアセットのリストを読み出すことと、少なくとも1つの所定の基準を使用して、アセットのリストをフィルタリングすることと、フィルタリングされたアセットのリスト内の各アセットを記述するトップレベルインデックスファイルを生成することと、トップレベルインデックスファイルを再生デバイスに送信することとを含むプロセスをプロセッサに行なわせる。
【0009】
本発明の方法のさらに別の実施形態は、再生デバイスを使用して、トップレベルインデックスファイルを再生サーバから要求することであって、要求は、コンテンツの断片を識別し、再生デバイスの能力を記述する情報を含む、ことと、再生デバイスを使用して、トップレベルインデックスファイルを再生サーバから受信することであって、トップレベルインデックスファイルは、再生デバイスにアクセス可能な複数のストリームを記述し、ストリームの場所を識別する、ことと、再生デバイスを使用して、初期ストリームを選択することと、再生デバイスを使用して、初期ストリームの少なくとも一部をトップレベルインデックスファイル内で識別された場所から読み出すこととを含む。
【0010】
本発明のさらなる実施形態は、再生デバイスの能力を記述する情報を含むメモリと、クライアントアプリケーションによって構成されるプロセッサとを含む。加えて、クライアントアプリケーションは、トップレベルインデックスファイルを再生サーバからの要求することであって、要求は、コンテンツの断片を識別し、再生デバイスの能力を記述する情報を含む、ことと、トップレベルインデックスファイルを再生サーバから受信することであって、トップレベルインデックスファイルは、再生デバイスにアクセス可能な複数のストリームを記述し、ストリームの場所を識別する、ことと、初期ストリームを選択することと、初期ストリームの少なくとも一部をトップレベルインデックスファイル内で識別された場所から読み出すこととを行うようにプロセッサを構成する。
【0011】
別のさらなる実施形態は、プロセッサ命令を含む機械読み取り可能なメディアを含み、プロセッサによる命令の実行は、トップレベルインデックスファイルを再生サーバから要求することであって、要求は、コンテンツの断片を識別し、再生デバイスの能力を記述する情報を含む、ことと、トップレベルインデックスファイルを再生サーバから受信することであって、トップレベルインデックスファイルは、再生デバイスにアクセス可能な複数のストリームを記述し、ストリームの場所を識別する、ことと、初期ストリームを選択することと、初期ストリームの少なくとも一部をトップレベルインデックスファイル内で識別された場所から読み出すこととを含むプロセスをプロセッサに行なわせる。
例えば、本願発明は以下の項目を提供する。
(項目1)
トップレベルインデックスファイルを生成する方法であって、
再生デバイスからの要求を再生サーバで受信することであって、前記要求は、コンテンツの断片を識別する、ことと、
前記再生サーバを使用して、前記識別されたコンテンツの断片に関連付けられたアセットのリストを読み出すことと、
前記再生サーバを使用して、少なくとも1つの所定の基準を使用して、前記アセットのリストをフィルタリングすることと、
前記再生サーバを使用して、前記フィルタリングされたアセットのリスト内の各アセットを記述するトップレベルインデックスファイルを生成することと、
前記再生サーバを使用して、前記トップレベルインデックスファイルを前記再生デバイスに送信することと
を含む、方法。
(項目2)
前記再生デバイスからの要求はまた、前記再生デバイスの能力を記述する情報を含み、
前記再生サーバは、前記再生デバイスの能力に基づいて、前記アセットのリストをフィルタリングする、項目1に記載の方法。
(項目3)
前記再生デバイスの能力を記述する情報は、製品識別子であり、前記方法は、前記再生サーバを使用して、前記製品識別子に基づいて、少なくとも1つのデバイス能力を読み出すことをさらに含む、項目2に記載の方法。
(項目4)
前記デバイス能力は、表示縦横比、予期される最大ネットワーク接続データレート、デバイス出力、サポートされる形式、デバイスバッファサイズ、デバイス解像度、デバイス地域、およびデバイス言語から成る群から選択される少なくとも1つのデバイス能力である、項目2に記載の方法。
(項目5)
前記少なくとも1つの所定の基準は、前記再生デバイスが、有料コンテンツに関連付けられたアセットへのアクセスを有するかどうかを含む、項目1に記載の方法。
(項目6)
前記再生デバイスからの要求はまた、前記再生デバイスの地理的場所を示す情報を含み、
前記少なくとも1つの所定の基準は、アセットが、前記要求によって示される前記地理的場所において再生されることを許可されるかどうかを含む、項目1に記載の方法。
(項目7)
前記少なくとも1つの所定の基準は、少なくとも1つの言語に基づいて、前記アセットをフィルタリングすることを含む、項目1に記載の方法。
(項目8)
前記再生サーバは、コンテンツの特定の断片に関連付けられたアセットのデータベースを維持する、項目1に記載の方法。
(項目9)
前記トップレベルインデックスファイルは、SMILファイルである、項目1に記載の方法。
(項目10)
前記再生サーバを使用して、前記フィルタリングされたアセットのリスト内の各アセットを記述するトップレベルインデックスファイルを生成することは、各アセットに対するURIを含むXMLストリングを生成することを含む、項目9に記載の方法。
(項目11)
適応型ビットレートストリーミングにおいて使用するための代替ストリームを記述するSWITCH要素を含むXMLストリングを生成することをさらに含む、項目10に記載の方法。
(項目12)
従来のストリーミングにおいて使用するための代替ストリームを記述するEXCL要素を含むXMLストリングを生成することをさらに含む、項目10に記載の方法。
(項目13)
前記URIは、コンテナファイルを参照し、各アセットに対する前記XMLストリングは、前記コンテナファイルのヘッダセクションのサイズを定義する要素を含む、項目10に記載の方法。
(項目14)
前記XMLストリングは、前記アセットのエンコーディングを識別する要素を含む、項目10に記載の方法。
(項目15)
ビデオアセットの前記XMLストリングは、
前記ビデオの最大ビットレートを記述する要素と、
前記ビデオの幅および高さを記述する要素と、
前記ビデオのビデオバッファ検証子サイズを記述する要素と
から成る群から選択される少なくとも1つの要素を含む、項目10に記載の方法。
(項目16)
コンテンツの再生を承認する方法であって、
再生デバイスからの要求を再生サーバで受信することであって、前記要求は、コンテンツの断片を識別する、ことと、
前記再生サーバを使用して、前記識別されたコンテンツの断片に関連付けられたアセットのリストを読み出すことと、
前記再生サーバを使用して、少なくとも1つの所定の基準を使用して、前記アセットのリストをフィルタリングすることと、
前記再生サーバを使用して、前記フィルタリングされたアセットのリスト内の各アセットを記述するトップレベルインデックスファイルを生成することと、
前記再生サーバを使用して、前記トップレベルインデックスファイルを前記再生デバイスに送信することと、
前記再生サーバを使用して、暗号情報を読み出すことであって、前記暗号情報は、前記トップレベルインデックスファイル内に記述される保護されたストリームにアクセスするために使用される、ことと、
前記再生サーバを使用して、前記暗号情報を前記再生デバイスに提供することと
を含む、方法。
(項目17)
前記暗号情報は、再生デバイスからの前記コンテンツを再生するための要求に応答して、前記再生サーバによって読み出される、項目16に記載の方法。
(項目18)
前記暗号情報は、暗号情報のデータベースから、前記再生サーバによって読み出され、前記暗号情報は、前記再生デバイス上に記憶された暗号情報を使用して、前記再生デバイスが前記暗号情報にアクセスすることができるように暗号化されている、項目16に記載の方法。
(項目19)
前記暗号情報は、デジタル著作権管理サーバから、前記再生サーバによって読み出される、項目16に記載の方法。
(項目20)
ユーザがコンテンツを現在再生しているデバイス数が、所定の並行処理限界より少ないことを確認することをさらに含む、項目16に記載の方法。
(項目21)
前記再生デバイスからの再生イベント報告を前記再生サーバで受信することをさらに含む、項目16に記載の方法。
(項目22)
前記再生イベント報告に応答して、前記再生サーバを使用して、コマンドを前記再生デバイスに提供することをさらに含む、項目21に記載の方法。
(項目23)
前記再生イベント報告は、再生場所を含む、項目22に記載の方法。
(項目24)
前記再生イベント報告内に示される再生場所で再生を再開するためのコマンドを第2の再生デバイスに送信することをさらに含む、項目23に記載の方法。
(項目25)
前記再生サーバを使用して、再生を停止するためのコマンドを前記再生イベント報告を生成した再生デバイスに送信することをさらに含む、項目24に記載の方法。
(項目26)
再生サーバであって、
コンテンツの特定の断片に関連付けられたアセットの記述を記憶しているデータベースと、
再生管理アプリケーションを使用して構成されているプロセッサと
を備え、前記再生管理アプリケーションは、
再生デバイスから、コンテンツの断片を識別する要求を受信することと、
前記識別されたコンテンツの断片に関連付けられたアセットのリストを読み出すことと、
少なくとも1つの所定の基準を使用して、前記アセットのリストをフィルタリングすることと、
前記フィルタリングされたアセットのリスト内の各アセットを記述するトップレベルインデックスファイルを生成することと、
前記トップレベルインデックスファイルを前記再生デバイスに送信することと
を行うように前記プロセッサを構成する、再生サーバ。
(項目27)
前記再生デバイスからの要求はまた、前記再生デバイスの能力を記述する情報を含み、
前記再生管理アプリケーションは、前記再生デバイスの能力に基づいて、前記アセットのリストをフィルタリングするように前記プロセッサを構成する、項目26に記載の再生サーバ。
(項目28)
前記再生デバイスの能力を記述する情報は、製品識別子であり、
前記再生管理アプリケーションは、前記製品識別子に基づいて、少なくとも1つのデバイス能力を読み出すように前記プロセッサをさらに構成する、項目27に記載の再生サーバ。
(項目29)
前記デバイス能力は、表示縦横比、予期される最大ネットワーク接続データレート、デバイス出力、サポートされる形式、デバイスバッファサイズ、ディスプレイ解像度、デバイス地域、およびデバイス言語から成る群から選択される少なくとも1つのデバイス能力である、項目27に記載の再生サーバ。
(項目30)
前記少なくとも1つの所定の基準は、前記再生デバイスが、有料コンテンツに関連付けられたアセットへのアクセスを有するかどうかを含む、項目26に記載の再生サーバ。
(項目31)
前記再生デバイスからの要求はまた、前記再生デバイスの地理的場所を示す情報を含み、
前記少なくとも1つの所定の基準は、アセットが、前記要求によって示される前記地理的場所において再生されることを許可されるかどうかを含む、項目26に記載の再生サーバ。
(項目32)
前記少なくとも1つの所定の基準は、1つ以上の言語に基づいて、前記アセットをフィルタリングすることを含む、項目26に記載の再生サーバ。
(項目33)
前記再生サーバは、コンテンツの特定の断片に関連付けられたアセットのデータベースを維持する、項目26に記載の再生サーバ。
(項目34)
前記トップレベルインデックスファイルは、SMILファイルである、項目26に記載の再生サーバ。
(項目35)
前記再生管理アプリケーションは、各アセットに対するURIを含むXMLストリングを生成するように前記プロセッサを構成することによって、前記フィルタリングされたアセットのリスト内の各アセットを記述するトップレベルインデックスファイルを生成するように前記プロセッサを構成する、項目34に記載の再生サーバ。
(項目36)
前記再生管理アプリケーションは、適応型ビットレートストリーミングにおいて使用するための代替ストリームを記述するSWITCH要素を含むXMLストリングを生成するように前記プロセッサをさらに構成する、項目35に記載の再生サーバ。
(項目37)
前記再生管理アプリケーションは、従来のストリーミングにおいて使用するための代替ストリームを記述するEXCL要素を含むXMLストリングを生成するように前記プロセッサをさらに構成する、項目35に記載の再生サーバ。
(項目38)
前記URIは、コンテナファイルを参照し、各アセットに対する前記XMLストリングは、前記コンテナファイルのヘッダセクションのサイズを定義する要素を含む、項目35に記載の再生サーバ。
(項目39)
前記XMLストリングは、前記アセットのエンコーディングを識別する要素を含む、項目35に記載の再生サーバ。
(項目40)
ビデオアセットの前記XMLストリングは、
前記ビデオの最大ビットレートを記述する要素と、
前記ビデオの幅および高さを記述する要素と、
前記ビデオのビデオバッファ検証子サイズを記述する要素と
から成る群から選択される少なくとも1つの要素を含む、項目35に記載の再生サーバ。
(項目41)
前記再生管理アプリケーションは、
暗号情報を読み出すことであって、前記暗号情報は、前記トップレベルインデックスファイル内に記述される保護されたストリームにアクセスするために使用される、ことと、
前記暗号情報を前記再生デバイスに提供することと
を行うように前記プロセッサをさらに構成する、項目26に記載の再生サーバ。
(項目42)
前記再生管理アプリケーションは、再生デバイスからの前記コンテンツを再生するための要求に応答して、前記暗号情報を読み出すように前記プロセッサを構成する、項目41に記載の再生サーバ。
(項目43)
前記再生管理アプリケーションは、暗号情報のデータベースから、前記暗号情報を読み出すことと、
前記再生デバイスが、前記再生デバイス上に記憶された暗号情報を使用して、プレーンテキストで前記読み出された暗号情報にアクセスすることができるように、前記読み出された暗号情報を暗号化することと
を行うように前記プロセッサを構成する、項目41に記載の再生サーバ。
(項目44)
前記再生管理アプリケーションは、前記暗号情報をデジタル著作権管理サーバから読み出すように前記プロセッサを構成する、項目41に記載の再生サーバ。
(項目45)
前記再生管理アプリケーションは、ユーザがコンテンツを再生しているデバイスの数が、所定の並行処理限界より少ないことを確認するように前記プロセッサを構成する、項目41に記載の再生サーバ。
(項目46)
前記再生管理アプリケーションは、再生イベント報告を前記再生デバイスから受信するように前記プロセッサを構成する、項目41に記載の再生サーバ。
(項目47)
前記再生管理アプリケーションは、前記再生イベント報告に応答して、コマンドを前記再生デバイスに提供するように前記プロセッサを構成する、項目46に記載の再生サーバ。
(項目48)
前記再生イベント報告は、再生場所を含む、項目47に記載の再生サーバ。
(項目49)
前記再生管理アプリケーションは、前記再生イベント報告内に示される再生場所で再生を再開するためのコマンドを第2の再生デバイスに送信するように前記プロセッサをさらに構成する、項目48に記載の再生サーバ。
(項目50)
前記再生管理アプリケーションは、前記再生サーバを使用して、再生を停止するためのコマンドを前記再生イベント報告を生成した再生デバイスに送信するように前記プロセッサをさらに構成する、項目49に記載の再生サーバ。
(項目51)
プロセッサ命令を含む機械読み取り可能なメディアであって、プロセッサによる前記命令の実行は、
再生デバイスからの要求を受信することであって、前記要求は、コンテンツの断片を識別する、ことと、
前記識別されたコンテンツの断片に関連付けられたアセットのリストを読み出すことと、
少なくとも1つの所定の基準を使用して、前記アセットのリストをフィルタリングすることと、
前記フィルタリングされたアセットのリスト内の各アセットを記述するトップレベルインデックスファイルを生成することと、
前記トップレベルインデックスファイルを前記再生デバイスに送信することと
を含むプロセスを前記プロセッサに行なわせる、機械読み取り可能なメディア。
(項目52)
前記プロセッサによる前記命令の実行は、
暗号情報を読み出すことであって、前記暗号情報は、前記トップレベルインデックスファイル内に記述された保護されたストリームにアクセスするために使用される、ことと、
前記暗号情報を前記再生デバイスに提供することと
をさらに含むプロセスを前記プロセッサに行なわせる、項目51に記載の機械読み取り可能なメディア。
(項目53)
コンテンツの断片をストリーミングする方法であって、
再生デバイスを使用して、トップレベルインデックスファイルを再生サーバから要求することであって、前記要求は、コンテンツの断片を識別し、前記再生デバイスの能力を記述する情報を含む、ことと、
前記再生デバイスを使用して、トップレベルインデックスファイルを前記再生サーバから受信することであって、前記トップレベルインデックスファイルは、前記再生デバイスにアクセス可能な複数のストリームを記述し、前記ストリームの場所を識別する、ことと、
前記再生デバイスを使用して、初期ストリームを選択することと、
前記再生デバイスを使用して、前記初期ストリームの少なくとも一部を前記トップレベルインデックスファイル内で識別された場所から読み出すことと、
を含む、方法。
(項目54)
前記再生デバイスの能力を記述する情報は、製品識別子であり、
前記製品識別子は、少なくとも1つのデバイス能力に関連付けられている、項目53に記載の方法。
(項目55)
前記製品識別子に関連付けられた前記少なくとも1つのデバイス能力は、表示縦横比、予期される最大ネットワーク接続データレート、デバイス出力、サポートされる形式、デバイスバッファサイズ、ディスプレイ解像度、デバイス地域、およびデバイス言語から成る群から選択される少なくとも1つのデバイス能力である、項目54に記載の方法。
(項目56)
前記トップレベルインデックスファイルは、前記再生デバイスが再生可能なストリームの記述のみを含む、項目53に記載の方法。
(項目57)
前記再生デバイスからの要求はまた、前記再生デバイスの地理的場所を示す情報を含む、項目53に記載の方法。
(項目58)
前記トップレベルインデックスファイルは、SMILファイルである、項目53に記載の方法。
(項目59)
前記トップレベルインデックスファイルは、前記ストリームの場所を識別するURIを含むXMLストリングを使用して、各ストリームを記述する、項目58に記載の方法。
(項目60)
前記トップレベルインデックスファイルは、適応型ビットレートストリーミングにおいて使用するための代替ストリームを記述するSWITCH要素を含む少なくとも1つのXMLストリングを含む、項目59に記載の方法。
(項目61)
前記トップレベルインデックスファイルは、従来のストリーミングにおいて使用するための代替ストリームを記述するEXCL要素を含むXMLストリングを含む、項目59に記載の方法。
(項目62)
前記URIは、コンテナファイルを参照し、各ストリームに対する前記XMLストリングは、前記コンテナファイルのヘッダセクションのサイズを定義する要素を含む、項目59に記載の方法。
(項目63)
前記XMLストリングは、前記ストリームのエンコーディングを識別する要素を含む、項目59に記載の方法。
(項目64)
ビデオストリームの前記XMLストリングは、
前記ビデオの最大ビットレートを記述する要素と、
前記ビデオの幅および高さを記述する要素と、
前記ビデオのビデオバッファ検証子サイズを記述する要素と
から成る群から選択される少なくとも1つの要素を含む、項目59に記載の方法。
(項目65)
前記再生デバイスを使用して、前記トップレベルインデックスファイル内で識別された少なくとも1つの保護されたストリームにアクセスするための暗号情報を要求することと、
前記暗号情報を前記再生デバイスで受信することと、
前記暗号情報を使用して、前記トップレベルインデックスファイル内で識別された保護ストリームからダウンロードされたコンテンツにアクセスすることと
をさらに含む、項目53に記載の方法。
(項目66)
前記暗号情報は、前記再生デバイスが、前記再生デバイス上に記憶された暗号化情報を使用して、前記暗号情報にアクセスすることができるように暗号化されている、項目65に記載の方法。
(項目67)
前記暗号情報は、再生サーバから要求される、項目65に記載の方法。
(項目68)
前記暗号情報は、デジタル著作権管理サーバから要求される、項目65に記載の方法。
(項目69)
前記再生デバイスを使用して、再生イベント報告を生成することをさらに含む、項目63に記載の方法。
(項目70)
前記再生イベント報告は、再生場所を含む、項目69に記載の方法。
(項目71)
前記再生イベント報告に応答して、再生サーバからのコマンドを前記再生デバイスで受信することをさらに含む、項目69に記載の方法。
(項目72)
前記コマンドは、再生を停止するためのコマンドである、項目71に記載の方法。
(項目73)
特定の再生場所において再生を再開するためのコマンドを再生サーバから受信することをさらに含む、項目53に記載の方法。
(項目74)
再生デバイスであって、
前記再生デバイスの能力を記述する情報を含むメモリと、
クライアントアプリケーションによって構成されているプロセッサと
を備え、前記クライアントアプリケーションは、
トップレベルインデックスファイルを再生サーバから要求することであって、前記要求は、コンテンツの断片を識別し、前記再生デバイスの能力を記述する情報を含む、ことと、
トップレベルインデックスファイルを前記再生サーバから受信することであって、前記トップレベルインデックスファイルは、前記再生デバイスにアクセス可能な複数のストリームを記述し、前記ストリームの場所を識別する、ことと、
初期ストリームを選択することと、
前記初期ストリームの少なくとも一部を前記トップレベルインデックスファイル内で識別された場所から読み出すことと
を行うように前記プロセッサを構成する、再生デバイス。
(項目75)
前記再生デバイスの能力を記述する情報は、製品識別子であり、
前記製品識別子は、少なくとも1つのデバイス能力に関連付けられている、項目74に記載の再生デバイス。
(項目76)
前記製品識別子に関連付けられた前記少なくとも1つのデバイス能力は、表示縦横比、予期される最大ネットワーク接続データレート、デバイス出力、サポートされる形式、デバイスバッファサイズ、ディスプレイ解像度、デバイス地域、およびデバイス言語から成る群から選択される少なくとも1つのデバイス能力である、項目75に記載の再生デバイス。
(項目77)
前記トップレベルインデックスファイルは、前記再生デバイスが再生可能なストリームの記述のみを含む、項目74に記載の再生デバイス。
(項目78)
前記要求はまた、前記再生デバイスの地理的場所を示す情報を含む、項目74に記載の再生デバイス。
(項目79)
前記トップレベルインデックスファイルは、SMILファイルである、項目74に記載の再生デバイス。
(項目80)
前記トップレベルインデックスファイルは、前記ストリームの場所を識別するURIを含むXMLストリングを使用して、各ストリームを記述する、項目79に記載の再生デバイス。
(項目81)
前記トップレベルインデックスファイルは、適応型ビットレートストリーミングにおいて使用するための代替ストリームを記述するSWITCH要素を含む少なくとも1つのXMLストリングを含む、項目80に記載の再生デバイス。
(項目82)
前記トップレベルインデックスファイルは、従来のストリーミングにおいて使用するための代替ストリームを記述するEXCL要素を含むXMLストリングを含む、項目80に記載の再生デバイス。
(項目83)
前記URIは、コンテナファイルを参照し、各ストリームに対する前記XMLストリングは、前記コンテナファイルのヘッダセクションのサイズを定義する要素を含む、項目80に記載の再生デバイス。
(項目84)
前記XMLストリングは、前記ストリームのエンコーディングを識別する要素を含む、項目80に記載の再生デバイス。
(項目85)
ビデオストリームの前記XMLストリングは、
前記ビデオの最大ビットレートを記述する要素と、
前記ビデオの幅および高さを記述する要素と、
前記ビデオのビデオバッファ検証子サイズを記述する要素と
から成る群から選択される少なくとも1つの要素を含む、項目80に記載の再生デバイス。
(項目86)
前記クライアントアプリケーションは、
前記トップレベルインデックスファイル内で識別された少なくとも1つの保護されたストリームにアクセスするための暗号情報を要求することと、
前記暗号情報を受信することと、
前記暗号情報を使用して、前記トップレベルインデックスファイル内で識別された保護ストリームからダウンロードされたコンテンツにアクセスすることと
を行うように前記プロセッサをさらに構成する、項目74に記載の再生デバイス。
(項目87)
前記メモリはまた、デバイス暗号情報を含み、
前記受信された暗号情報は、前記プロセッサが、前記デバイス暗号情報を使用して、前記暗号情報にアクセスすることができるように暗号化されている、項目86に記載の再生デバイス。
(項目88)
前記クライアントアプリケーションは、前記暗号情報を前記再生サーバから要求するように前記プロセッサを構成する、項目86に記載の再生デバイス。
(項目89)
前記クライアントアプリケーションは、前記暗号情報をデジタル著作権管理サーバから要求するように前記プロセッサを構成する、項目86に記載の再生デバイス。
(項目90)
前記クライアントアプリケーションは、再生イベント報告を生成するように前記プロセッサをさらに構成する、項目74に記載の再生デバイス。
(項目91)
前記再生イベント報告は、再生場所を含む、項目90に記載の再生デバイス。
(項目92)
前記クライアントアプリケーションは、前記再生イベント報告に応答して、コマンドを再生サーバから受信するように前記プロセッサをさらに構成する、項目90に記載の再生デバイス。
(項目93)
前記コマンドは、再生を停止するためのコマンドである、項目92に記載の再生デバイス。
(項目94)
前記クライアントアプリケーションは、特定の再生場所において再生を再開するためのコマンドを再生サーバから受信するように前記プロセッサをさらに構成する、項目74に記載の再生デバイス。
(項目95)
プロセッサ命令を含む機械読み取り可能なメディアであって、プロセッサによる前記命令の実行は、
トップレベルインデックスファイルを再生サーバから要求することであって、前記要求は、コンテンツの断片を識別し、前記再生デバイスの能力を記述する情報を含む、ことと、
トップレベルインデックスファイルを前記再生サーバから受信することであって、前記トップレベルインデックスファイルは、前記再生デバイスにアクセス可能な複数のストリームを記述し、前記ストリームの場所を識別する、ことと、
初期ストリームを選択することと、
前記初期ストリームの少なくとも一部を前記トップレベルインデックスファイル内で識別された場所から読み出すことと
を含むプロセスを前記プロセッサに行なわせる、機械読み取り可能なメディア。
(項目96)
前記機械読み取り可能なメディアは、不揮発性メモリである、項目95に記載の機械読み取り可能なメディア。