特許第5651708号(P5651708)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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特許5651708キノリンアミド化合物M1受容体陽性アロステリックモデュレータ
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】5651708
(24)【登録日】2014年11月21日
(45)【発行日】2015年1月14日
(54)【発明の名称】キノリンアミド化合物M1受容体陽性アロステリックモデュレータ
(51)【国際特許分類】
   C07D 215/48 20060101AFI20141218BHJP
   C07D 215/60 20060101ALI20141218BHJP
   C07D 401/06 20060101ALI20141218BHJP
   C07D 401/10 20060101ALI20141218BHJP
   C07D 401/14 20060101ALI20141218BHJP
   C07D 405/12 20060101ALI20141218BHJP
   C07D 405/14 20060101ALI20141218BHJP
   C07D 409/14 20060101ALI20141218BHJP
   C07D 413/06 20060101ALI20141218BHJP
   C07D 413/10 20060101ALI20141218BHJP
   C07D 413/14 20060101ALI20141218BHJP
   C07D 417/10 20060101ALI20141218BHJP
   C07D 417/14 20060101ALI20141218BHJP
   C07D 471/04 20060101ALI20141218BHJP
   A61K 31/47 20060101ALI20141218BHJP
   A61K 31/4709 20060101ALI20141218BHJP
   A61K 31/497 20060101ALI20141218BHJP
   A61K 31/501 20060101ALI20141218BHJP
   A61K 31/506 20060101ALI20141218BHJP
   A61K 31/5377 20060101ALI20141218BHJP
   A61P 25/04 20060101ALI20141218BHJP
   A61P 25/18 20060101ALI20141218BHJP
   A61P 25/20 20060101ALI20141218BHJP
   A61P 25/28 20060101ALI20141218BHJP
【FI】
   C07D215/48
   C07D215/60
   C07D401/06CSP
   C07D401/10
   C07D401/14
   C07D405/12
   C07D405/14
   C07D409/14
   C07D413/06
   C07D413/10
   C07D413/14
   C07D417/10
   C07D417/14
   C07D471/04 101
   C07D471/04 108A
   A61K31/47
   A61K31/4709
   A61K31/497
   A61K31/501
   A61K31/506
   A61K31/5377
   A61P25/04
   A61P25/18
   A61P25/20
   A61P25/28
【請求項の数】29
【全頁数】129
(21)【出願番号】特願2012-544670(P2012-544670)
(86)(22)【出願日】2010年12月13日
(65)【公表番号】特表2013-514358(P2013-514358A)
(43)【公表日】2013年4月25日
(86)【国際出願番号】US2010060007
(87)【国際公開番号】WO2011084368
(87)【国際公開日】20110714
【審査請求日】2012年6月22日
(31)【優先権主張番号】61/287,535
(32)【優先日】2009年12月17日
(33)【優先権主張国】US
(73)【特許権者】
【識別番号】390023526
【氏名又は名称】メルク・シャープ・エンド・ドーム・コーポレイション
(74)【代理人】
【識別番号】100146318
【弁理士】
【氏名又は名称】岩瀬 吉和
(74)【代理人】
【識別番号】100114188
【弁理士】
【氏名又は名称】小野 誠
(74)【代理人】
【識別番号】100119253
【弁理士】
【氏名又は名称】金山 賢教
(74)【代理人】
【識別番号】100124855
【弁理士】
【氏名又は名称】坪倉 道明
(74)【代理人】
【識別番号】100129713
【弁理士】
【氏名又は名称】重森 一輝
(74)【代理人】
【識別番号】100137213
【弁理士】
【氏名又は名称】安藤 健司
(74)【代理人】
【識別番号】230105223
【弁護士】
【氏名又は名称】城山 康文
(72)【発明者】
【氏名】クドウク,スコツト・デイー
(72)【発明者】
【氏名】シユレーゲル,ケリー−アン
(72)【発明者】
【氏名】ヤン,ジ−チヤン
【審査官】 春日 淳一
(56)【参考文献】
【文献】 特表2006−519846(JP,A)
【文献】 特表2007−529512(JP,A)
【文献】 特表2009−518309(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
C07D,A61K,A61P
CAplus,REGISTRY(STN)
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
式(I):
【化1】
(式中、
は、
(1)N、および
(2)N→O、
からなる群より選択され;
−Xは、
(1)−CH−CH−、
(2)−O−CH−、
(3)−CH−O−、または
(4)−CH−、
からなる群より選択され;
、X、XおよびXは各々、
(1)N、
(2)N→O、
(3)CH、
(4)O、
からなる群より選択され、
ただし、X、X、XおよびXのうち1つは存在していなくてもよく、それにより5員環が形成され;
は、
(1)水素、
(2)ハロゲン、
(3)−C1〜6アルキル、
(4)−C2〜6アルキニル、
(4)フェニル、
(5)=O、
(6)=CH
(7)ヒドロキシル、
からなる群より選択され、
ここで、Rのアルキル、アルキニルまたはフェニル基は、場合により1つ以上の
(a)ヒドロキシル、または
(b)ハロゲン、
で置換されていてもよく;
2AおよびR2Bは、独立して、
(1)水素、
(2)ヒドロキシル、および
(3)ハロゲン、
からなる群より選択されるか、または
2AおよびR2Bは一緒に=Oを形成し;
は、場合により環炭素原子の1つ以上に存在していてもよく、独立して、
(1)ハロゲン、
(2)−O−C1〜6アルキル、
(3)−S−C1〜6アルキル、または
(4)ヘテロアリール基であって、これは環状の芳香族基であり、5〜12個の環原子を有し、前記環原子はC、O、N、N→OまたはSから選択され、そのうち少なくとも1つはO、N、N→OまたはSであり、該ヘテロアリールは、場合によりC1〜6アルキルで置換されていてもよい、
からなる群より選択され;
は、場合により環原子の1つ以上に存在していてもよく、
(1)ヒドロキシル、
(2)ハロゲン、
(3)−C1〜6アルキル、
(4)−O−C1〜6アルキル、
(5)−S−C1〜6アルキル、
(6)−C3〜8シクロアルキル、
(7)−C6〜10アリール、
(8)−CN、
(9)ヘテロアリール基であって、これは環状の芳香族基であり、5〜12個の環原子を有し、前記環原子はC、O、N、N→OまたはSから選択され、そのうち少なくとも1つはO、N、N→OまたはSである、
(10)−O−ヘテロシクリル、
(11)−NR
からなる群より選択され、
ここで、RおよびRは、
(a)水素、または
(b)−C1〜6アルキル、
からなる群より選択されるか、または
およびRは、これらが結合する窒素と一緒に連結されて4〜6員の炭素環式の環を形成し、ここで、その環炭素原子のうち1個または2個は、場合により窒素、酸素またはイオウで置き換えられていてもよく、該環は、場合により1つ以上の
(a)ハロゲン、
(b)ヒドロキシル、
(c)C1〜6アルキル、
(d)−O−C1〜6アルキル、
(e)−C(=O)−(O)−C1〜6アルキル、
で置換されていてもよく;
ここで、nは0〜1であり;Rの該アルキル、シクロアルキル、アリールまたはヘテロアリール基は、場合により1つ以上の
(a)ハロゲン、
(b)ヒドロキシ、
(c)−O−C1〜6アルキル、
(d)−C1〜6アルキル、
(e)−S−C1〜6アルキル、または
(f)ヘテロアリール基であって、これは環状の芳香族基であり、5〜12個の環原子を有し、前記環原子はC、O、N、N→OまたはSから選択され、そのうち少なくとも1つはO、N、N→OまたはSである、
で置換されていてもよく、
ここで、該アルキル、アリールまたはヘテロアリール部分は、場合により1つ以上の
(i)ハロゲン、
(ii)ヒドロキシ、
(iii)−O−C1〜6アルキル、または
(iv)−C1〜6アルキル、
で置換されていてもよく;または
2つのR基が一緒に連結されて3〜4原子の縮合環ヘテロアリール基を形成し、前記環原子はC、O、N、N→OまたはSから選択され、そのうち少なくとも1つはO、N、N→OまたはSである)
の化合物またはその薬学的に許容される塩。
【請求項2】
、X、XおよびXのうち1つまたは2つがNまたはN→Oであり、その他は各々、CHまたはRで置換されたCである、請求項1に記載の化合物またはその薬学的に許容される塩。
【請求項3】
がNである、請求項1に記載の化合物またはその薬学的に許容される塩。
【請求項4】
−Xが−CH−CH−、−O−CH−または−CH−O−である、請求項1に記載の化合物またはその薬学的に許容される塩。
【請求項5】
がNであり、そしてX、XおよびXが各々CHであるか、またはX、XおよびXが各々CHであり、そしてXがNであるか、またはXおよびXが各々Nであり、XがCHであり、そしてXがRで置換されたCである、請求項1に記載の化合物またはその薬学的に許容される塩。
【請求項6】
がハロゲンである、請求項1に記載の化合物またはその薬学的に許容される塩。
【請求項7】
2AおよびR2Bが各々水素であるか、またはR2Aが水素でありかつR2Bがハロゲンである、請求項1に記載の化合物またはその薬学的に許容される塩。
【請求項8】
が水素であるか、または、Rのうち1つがハロゲンであり他は全て水素である、請求項1に記載の化合物またはその薬学的に許容される塩。
【請求項9】
2A、R2BおよびRの各々が水素である、請求項1に記載の化合物またはその薬学的に許容される塩。
【請求項10】
が環原子のうちの1つに存在し、
(1)ハロゲン、
(2)−C1〜6アルキル、または
(3)ヘテロアリール基であって、これは環状の芳香族基であり、5〜12個の環原子を有し、前記環原子はC、O、N、N→OまたはSから選択され、そのうち少なくとも1つはO、N、N→OまたはSである、
からなる群より選択され、
前記アルキルまたはヘテロアリールR基は、場合により1つ以上の
(a)ハロゲン、
(b)ヒドロキシ、
(c)−O−C1〜6アルキル、
(d)ハロゲンで置換されていてもよい−C1〜6アルキル、または
(e)−S−C1〜6アルキル、
で置換されていてもよい、
請求項1に記載の化合物またはその薬学的に許容される塩。
【請求項11】
式(I)の化合物が式(II):
【化2】
(式中、X、X、R、R2A2BおよびRは請求項1に規定のとおりであり、
3AおよびR3Bは独立して、
(1)水素、
(2)ハロゲン、
(3)−O−C1〜6アルキル、
(4)−S−C1〜6アルキル、または
(5)ヘテロアリール基であって、これは環状の芳香族基であり、5〜12個の環原子を有し、前記環原子はC、O、N、N→OまたはSから選択され、そのうち少なくとも1つはO、N、N→OまたはSであり、該ヘテロアリールは、場合によりC1〜6アルキルで置換されていてもよい、
からなる群より選択される
の化合物である、請求項1に記載の化合物またはその薬学的に許容される塩。
【請求項12】
−Xが−CH−CH−、−O−CH−または−CH−O−である、請求項11に記載の化合物またはその薬学的に許容される塩。
【請求項13】
がハロゲンである、請求項11に記載の化合物またはその薬学的に許容される塩。
【請求項14】
2AおよびR2Bが各々水素であるか、またはR2Aが水素でありかつR2Bがハロゲンである、請求項11に記載の化合物またはその薬学的に許容される塩。
【請求項15】
が、
(1)ヘテロアリール基であって、これは環状の芳香族基であり、5〜12個の環原子を有し、前記環原子はC、O、NもしくはSから選択され、そのうち少なくとも1つはO、NもしくはSである、
(2)ハロゲン、
(3)ヒドロキシ、
(4)−O−C1〜6アルキル、
(5)−C1〜6アルキル、または
(6)−S−C1〜6アルキル、
からなる群より選択され、
の前記アルキルまたはヘテロアリール部分は、場合により1つ以上の
(a)ハロゲン、
(b)ヒドロキシ、
(c)−O−C1〜6アルキル、
(d)ハロゲンで置換されていてもよい−C1〜6アルキル、または
(e)−S−C1〜6アルキル、
で置換されていてもよい、
請求項11に記載の化合物またはその薬学的に許容される塩。
【請求項16】
式(I)の化合物が式(III):
【化3】
(式中、X、X、R、R2A2BおよびRは請求項1に規定のとおりであり、
3AおよびR3Bは独立して、
(1)水素、
(2)ハロゲン、
(3)−O−C1〜6アルキル、
(4)−S−C1〜6アルキル、または
(5)ヘテロアリール基であって、これは環状の芳香族基であり、5〜12個の環原子を有し、前記環原子はC、O、N、N→OまたはSから選択され、そのうち少なくとも1つはO、N、N→OまたはSであり、該ヘテロアリールは、場合によりC1〜6アルキルで置換されていてもよい、
からなる群より選択される
の化合物である、請求項1に記載の化合物またはその薬学的に許容される塩。
【請求項17】
−Xが−CH−CH−、−O−CH−または−CH−O−である、請求項16に記載の化合物またはその薬学的に許容される塩。
【請求項18】
4−[(6−クロロピリジン−3−イル)メチル]−N−[(1S,2S)−2−ヒドロキシシクロヘキシル]キノリン−2−カルボキサミド;
N−[(1S,2S)−2−ヒドロキシシクロヘキシル]−4−[(6−メチルピリジン−3−イル)メチル]キノリン−2−カルボキサミド;
4−[(6−クロロピリジン−3−イル)メチル]−N−[(1S,2S)−2−ヒドロキシシクロヘキシル]キノリン−2−カルボキサミド 1−オキシド;
4−[(6−シクロプロピルピリジン−3−イル)メチル]−N−[(1,2)−2−ヒドロキシシクロヘキシル]キノリン−2−カルボキサミド;
N−[(1S,2S)−2−ヒドロキシシクロヘキシル]−4−{[6−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)ピリジン−3−イル]メチル}キノリン−2−カルボキサミド;
N−[(1S,2S)−2−ヒドロキシシクロヘキシル]−4−(ピリジン−3−イルメチル)キノリン−2−カルボキサミド;
N−[(1S,2S)−2−ヒドロキシシクロヘキシル]−4−{[6−(メチルスルファニル)ピリジン−3−イル]メチル}キノリン−2−カルボキサミド;
N−[(1S,2S)−2−ヒドロキシシクロヘキシル]−4−{[6−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)−1−オキシドピリジン−3−イル]メチル}キノリン−2−カルボキサミド;
N−[(1S,2S)−2−フルオロシクロヘキシル]−4−{[6−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)ピリジン−3−イル]メチル}キノリン−2−カルボキサミド;
N−[(3S,4S)−4−ヒドロキシテトラヒドロ−2H−ピラン−3−イル]−4−{[6−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)ピリジン−3−イル]メチル}キノリン−2−カルボキサミド;
N−[(3R,4S)−3−ヒドロキシテトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル]−4−[(6−メトキシピリジン−3−イル)メチル]キノリン−2−カルボキサミド;
4−[(6−エトキシピリジン−3−イル)メチル]−N−[(3R,4S)−3−ヒドロキシテトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル]キノリン−2−カルボキサミド;
N−[(3R,4S)−3−ヒドロキシテトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル]−4−[(2−メトキシピリジン−4−イル)メチル]キノリン−2−カルボキサミド;
N−[(3R,4S)−3−ヒドロキシテトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル]−4−{[2−(メチルスルファニル)ピリミジン−5−イル]メチル}キノリン−2−カルボキサミド;
4−[フルオロ(6−メトキシピリジン−3−イル)メチル]−N−[(3R,4S)−3−ヒドロキシテトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル]キノリン−2−カルボキサミド水和物;
4−[(6−クロロピリジン−3−イル)メチル]−8−フルオロ−N−[(3R,4S)−3−ヒドロキシテトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル]キノリン−2−カルボキサミド;
4−{[6−(ジフルオロメチル)ピリジン−3−イル]メチル}−8−フルオロ−N−[(3R,4S)−3−ヒドロキシテトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル]キノリン−2−カルボキサミド;
4−[フルオロ(6−メトキシピリジン−3−イル)メチル]−N−[(3R,4S)−3−ヒドロキシテトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル]−8−メトキシキノリン−2−カルボキサミド;
8−フルオロ−N−[(3R,4S)−3−ヒドロキシテトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル]−4−[(6−メトキシピリジン−3−イル)メチル]キノリン−2−カルボキサミド;
8−フルオロ−4−[(6−ヒドロキシピリジン−3−イル)メチル]−N−[(3R,4S)−3−ヒドロキシテトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル]キノリン−2−カルボキサミド;
8−フルオロ−N−[(3R,4S)−3−ヒドロキシテトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル]−4−[(6−メトキシ−1−オキシドピリジン−3−イル)メチル]キノリン−2−カルボキサミド;
8−フルオロ−N−[(3R,4S)−3−ヒドロキシテトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル]−4−[(2−メトキシピリジン−4−イル)メチル]キノリン−2−カルボキサミド;
8−フルオロ−N−[(3R,4S)−3−ヒドロキシテトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル]−4−[(2−メトキシ−1−オキシドピリジン−4−イル)メチル]キノリン−2−カルボキサミド;
5,8−ジフルオロ−N−[(3R,4S)−3−ヒドロキシテトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル]−4−[(6−メトキシピリジン−3−イル)メチル]キノリン−2−カルボキサミド;
4−[(6−クロロピリジン−3−イル)メチル]−N−[(1S,2S)−2−ヒドロキシシクロヘキシル]キノリン−2−カルボキサミド;
N−[(1S,2S)−2−ヒドロキシシクロヘキシル]−4−[(6−メチルピリジン−3−イル)メチル]キノリン−2−カルボキサミド;
4−[(6−クロロピリジン−3−イル)メチル]−N−[(1R,2R)−2−ヒドロキシシクロヘキシル]キノリン−2−カルボキサミド;
4−[(6−クロロピリジン−3−イル)メチル]−N−(テトラヒドロ−2H−ピラン−3−イル)キノリン−2−カルボキサミド;
4−[(6−クロロピリジン−3−イル)メチル]−N−[(1S,2R)−2−ヒドロキシシクロヘキシル]キノリン−2−カルボキサミド;
4−[(6−クロロピリジン−3−イル)メチル]−N−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)キノリン−2−カルボキサミド;
N−[(1S,2S)−2−ヒドロキシシクロヘキシル]−4−(4−メトキシベンジル)キノリン−2−カルボキサミド;
N−[(1S,2S)−2−ヒドロキシシクロヘキシル]−4−(4−メトキシベンジル)キノリン−2−カルボキサミド 1−オキシド;
N−[(1S,2S)−2−ヒドロキシシクロヘキシル]−4−{[6−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)ピリジン−3−イル]メチル}キノリン−2−カルボキサミド;
4−({6−[(6−クロロピリジン−3−イル)メチル]ピリジン−3−イル}メチル)−N−[(1S,2S)−2−ヒドロキシシクロヘキシル]キノリン−2−カルボキサミド;
N−[(1S,2S)−2−ヒドロキシシクロヘキシル]−4−(ピリジン−3−イルメチル)キノリン−2−カルボキサミド;
1,5−アンヒドロ−3−[({4−[(6−クロロピリジン−3−イル)メチル]キノリン−2−イル}カルボニル)アミノ]−2,3−ジデオキシ−L−トレオ−ペンチトール;
4−[(6−クロロピリジン−3−イル)メチル]−N−[(1S,2S)−2−(ヒドロキシメチル)シクロヘキシル]キノリン−2−カルボキサミド;
4−[(6−シクロプロピルピリジン−3−イル)メチル]−N−[(1S,2S)−2−ヒドロキシシクロヘキシル]キノリン−2−カルボキサミド;
4−[(6−クロロピリジン−3−イル)メチル]−N−[(1S,2S)−2−フルオロシクロヘキシル]キノリン−2−カルボキサミド;
4−[(6−エチルピリジン−3−イル)メチル]−N−[(1S,2S)−2−ヒドロキシシクロヘキシル]キノリン−2−カルボキサミド;
N−[(1S,2S)−2−ヒドロキシシクロヘキシル]−4−[(6’−メチル−2,3’−ビピリジン−5−イル)メチル]キノリン−2−カルボキサミド;
N−[(1S,2S)−2−ヒドロキシシクロヘキシル]−4−{[6−(モルホリン−4−イル)ピリジン−3−イル]メチル}キノリン−2−カルボキサミド;
N−[(1S,2S)−2−ヒドロキシシクロヘキシル]−4−(ピリジン−4−イルメチル)キノリン−2−カルボキサミド;
4−[(6−シアノピリジン−3−イル)メチル]−N−[(1S,2S)−2−ヒドロキシシクロヘキシル]キノリン−2−カルボキサミド;
N−[(1S,2S)−2−ヒドロキシシクロヘキシル]−4−[4−(1H−ピラゾール−1−イル)ベンジル]キノリン−2−カルボキサミド;
4−[(3,5−ジメチルイソオキサゾール−4−イル)メチル]−N−[(1S,2S)−2−ヒドロキシシクロヘキシル]キノリン−2−カルボキサミド;
4−[(6’−フルオロ−2,3’−ビピリジン−5−イル)メチル]−N−[(1S,2S)−2−ヒドロキシシクロヘキシル]キノリン−2−カルボキサミド;
4−[(5’−フルオロ−2,3’−ビピリジン−5−イル)メチル]−N−[(1S,2S)−2−ヒドロキシシクロヘキシル]キノリン−2−カルボキサミド;
4−{[6−(3,5−ジメチルイソオキサゾール−4−イル)ピリジン−3−イル]メチル}−N−[(1S,2S)−2−ヒドロキシシクロヘキシル]キノリン−2−カルボキサミド;
N−[(1S,2S)−2−ヒドロキシシクロヘキシル]−4−{[6−(チオフェン−3−イル)ピリジン−3−イル]メチル}キノリン−2−カルボキサミド;
N−[(1S,2S)−2−ヒドロキシシクロヘキシル]−4−{[6−(ピラジン−2−イル)ピリジン−3−イル]メチル}キノリン−2−カルボキサミド;
N−[(1S,2S)−2−ヒドロキシシクロヘキシル]−4−{[6−(1,3−チアゾール−5−イル)ピリジン−3−イル]メチル}キノリン−2−カルボキサミド;
N−[(1S,2S)−2−ヒドロキシシクロヘキシル]−4−{[6−(1,3−オキサゾール−2−イル)ピリジン−3−イル]メチル}キノリン−2−カルボキサミド;
N−[(1S,2S)−2−ヒドロキシシクロヘキシル]−4−{[6−(1H−ピラゾール−1−イル)ピリジン−3−イル]メチル}キノリン−2−カルボキサミド;
N−[(1S,2S)−2−ヒドロキシシクロヘキシル]−4−{[6−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル]メチル}キノリン−2−カルボキサミド;
4−[(6−フルオロピリジン−3−イル)メチル]−N−[(1S,2S)−2−ヒドロキシシクロヘキシル]キノリン−2−カルボキサミド;
4−[(6−クロロピリジン−3−イル)メチル]−8−フルオロ−N−[(1S,2S)−2−ヒドロキシシクロヘキシル]キノリン−2−カルボキサミド;
4−(4−シアノベンジル)−N−[(1S,2S)−2−ヒドロキシシクロヘキシル]キノリン−2−カルボキサミド;
N−[(1S,2S)−2−ヒドロキシシクロヘキシル]−4−{[6−(1−メチル−1H−ピラゾール−5−イル)ピリジン−3−イル]メチル}キノリン−2−カルボキサミド;
N−[(1S,2S)−2−ヒドロキシシクロヘキシル]−4−{[6−(ピリミジン−5−イル)ピリジン−3−イル]メチル}キノリン−2−カルボキサミド;
N−[(1S,2S)−2−ヒドロキシシクロヘキシル]−4−{[6−(2−メトキシピリミジン−5−イル)ピリジン−3−イル]メチル}キノリン−2−カルボキサミド;
N−[(1S,2S)−2−ヒドロキシシクロヘキシル]−4−[4−(1H−1,2,4−トリアゾール−1−イル)ベンジル]キノリン−2−カルボキサミド;
4−(4−クロロベンジル)−N−[(1S,2S)−2−ヒドロキシシクロヘキシル]キノリン−2−カルボキサミド;
4−(4−クロロベンジル)−N−[(3R,4S)−3−ヒドロキシテトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル]キノリン−2−カルボキサミド;
4−[(6−クロロピリジン−3−イル)メチル]−5,8−ジフルオロ−N−[(1S,2S)−2−ヒドロキシシクロヘキシル]キノリン−2−カルボキサミド;
4−[(6−クロロピリジン−3−イル)メチル]−8−フルオロ−N−[(3R,4S)−3−ヒドロキシテトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル]キノリン−2−カルボキサミド;
4−(4−クロロベンジル)−8−フルオロ−N−[(3R,4S)−3−ヒドロキシテトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル]キノリン−2−カルボキサミド;
N−[(1S,2S)−2−ヒドロキシシクロヘキシル]−4−{[6−(ピリミジン−2−イル)ピリジン−3−イル]メチル}キノリン−2−カルボキサミド;
N−[(1S,2S)−2−ヒドロキシシクロヘキシル]−4−{[6−(ピリダジン−4−イル)ピリジン−3−イル]メチル}キノリン−2−カルボキサミド;
N−[(1S,2S)−2−ヒドロキシシクロヘキシル]−4−{[6−(3−メトキシピラジン−2−イル)ピリジン−3−イル]メチル}キノリン−2−カルボキサミド;
N−[(1S,2S)−2−ヒドロキシシクロヘキシル]−4−{[6−(1,3−チアゾール−4−イル)ピリジン−3−イル]メチル}キノリン−2−カルボキサミド;
N−[(1S,2S)−2−ヒドロキシシクロヘキシル]−4−[(6’−メトキシ−2,3’−ビピリジン−5−イル)メチル]キノリン−2−カルボキサミド;
N−[(1S,2S)−2−ヒドロキシシクロヘキシル]−4−[(2’−メトキシ−2,3’−ビピリジン−5−イル)メチル]キノリン−2−カルボキサミド;
N−[(1S,2S)−2−ヒドロキシシクロヘキシル]−4−[(5’−メトキシ−2,3’−ビピリジン−5−イル)メチル)キノリン−2−カルボキサミド;
N−[(1S,2S)−2−ヒドロキシシクロヘキシル]−4−{[6−(1−メチル−1H−イミダゾール−2−イル)ピリジン−3−イル]メチル}キノリン−2−カルボキサミド;
N−[(1S,2S)−2−ヒドロキシシクロヘキシル]−4−{[6−(1−メチル−1H−イミダゾール−2−イル)ピリジン−3−イル]メチル}キノリン−2−カルボキサミド;
N−[(1S,2S)−2−ヒドロキシシクロヘキシル]−4−[(4’−メトキシ−2,3’−ビピリジン−5−イル)メチル]キノリン−2−カルボキサミド;
4−[(6−クロロピリジン−3−イル)メチル]−5,8−ジフルオロ−N−[(3R,4S)−3−ヒドロキシテトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル]キノリン−2−カルボキサミド;
4−(4−クロロベンジル)−5,8−ジフルオロ−N−[(3R,4S)−3−ヒドロキシテトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル]キノリン−2−カルボキサミド;
N−[(1S,2S)−2−ヒドロキシシクロヘキシル]−4−{[6−(メチルスルファニル)ピリジン−3−イル]メチル}キノリン−2−カルボキサミド;
N−[(1S,2S)−2−ヒドロキシシクロヘキシル]−4−[(6−メトキシピリジン−3−イル)メチル]キノリン−2−カルボキサミド;
N−[(1S,2S)−2−ヒドロキシシクロヘキシル]−4−{[6−(1,3−チアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル]メチル}キノリン−2−カルボキサミド;
4−[(6−クロロピリジン−3−イル)メチル]−7,8−ジフルオロ−N−[(1S,2S)−2−ヒドロキシシクロヘキシル]キノリン−2−カルボキサミド;
4−[(6−クロロピリジン−3−イル)メチル]−N−[(3R,4S)−3−ヒドロキシテトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル]−8−(メチルスルファニル)キノリン−2−カルボキサミド;
N−[(3R,4S)−3−ヒドロキシテトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル]−4−[4−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)ベンジル]キノリン−2−カルボキサミド;
N−[(3R,4S)−3−ヒドロキシテトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル]−4−[4−(1−メチル−1H−ピラゾール−5−イル)ベンジル]キノリン−2−カルボキサミド;
N−[(3R,4S)−3−ヒドロキシテトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル]−4−[(6−メトキシピリジン−3−イル)メチル]キノリン−2−カルボキサミド;
N−[(3R,4S)−3−ヒドロキシテトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル]−4−[(6−メトキシピリジン−3−イル)メチル]キノリン−2−カルボキサミド;
N−[(3R,4S)−3−ヒドロキシテトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル]−4−[4−(1H−ピラゾール−1−イル)ベンジル]キノリン−2−カルボキサミド;
N−[(1S,2S)−2−ヒドロキシシクロヘキシル]−4−[(1−メチル−1H−ベンゾトリアゾール−5−イル)メチル]キノリン−2−カルボキサミド;
4−[(6−クロロピリジン−3−イル)メチル]−N−[(1S,2S)−2−ヒドロキシシクロヘキシル]キノリン−2−カルボキサミド 1−オキシド;
4−(4−クロロベンジル)−N−[(3R,4S)−3−ヒドロキシテトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル]キノリン−2−カルボキサミド 1−オキシド;
4−(4−シアノベンジル)−N−[(3R,4S)−3−ヒドロキシテトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル]キノリン−2−カルボキサミド;
N−[(1S,2S)−2−ヒドロキシシクロヘキシル]−4−(イミダゾ[1,2−a]ピリジン−6−イルメチル)キノリン−2−カルボキサミド;
N−[(1S,2S)−2−ヒドロキシシクロヘキシル]−4−([l,2,4]トリアゾロ[l,5−a]ピリジン−6−イルメチル)キノリン−2−カルボキサミド;
N−[(1S,2S)−2−ヒドロキシシクロヘキシル]−4−[(5−メトキシピリジン−3−イル)メチル]キノリン−2−カルボキサミド;
4−[フルオロ(6−メトキシピリジン−3−イル)メチル]−N−[(3R,4S)−3−ヒドロキシテトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル]−8−メトキシキノリン−2−カルボキサミド;
4−(3,4−ジフルオロベンジル)−N−[(1S,2S)−2−ヒドロキシシクロヘキシル]キノリン−2−カルボキサミド;
4−(4−クロロ−3−フルオロベンジル)−N−[(1S,2S)−2−ヒドロキシシクロヘキシル]キノリン−2−カルボキサミド;
8−フルオロ−N−[(3R,4S)−3−ヒドロキシテトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル]−4−[(6−メトキシピリジン−3−イル)メチル]キノリン−2−カルボキサミド;
N−[(3R,4S)−3−ヒドロキシテトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル]−4−{[6−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル]メチル}キノリン−2−カルボキサミド;
N−[(1S,2S)−2−ヒドロキシシクロヘキシル]−4−[4−(5−メチル−1,2,4−オキサジアゾール−3−イル)ベンジル]キノリン−2−カルボキサミド;
N−[(1S,2S)−2−ヒドロキシシクロヘキシル]−4−[4−(2−メチル−1,3−チアゾール−4−イル)ベンジル]キノリン−2−カルボキサミド;
N−[(1S,2S)−2−ヒドロキシシクロヘキシル]−4−[4−(3−メチル−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル)ベンジル]キノリン−2−カルボキサミド;
8−フルオロ−N−[(3R,4S)−3−ヒドロキシテトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル]−4−[4−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)ベンジル]キノリン−2−カルボキサミド;
N−[(1S,2S)−2−ヒドロキシシクロヘキシル]−4−[4−ピリミジン−2−イル)ベンジル]キノリン−2−カルボキサミド;
N−[(1S,2S)−2−ヒドロキシシクロヘキシル]−4−[4−(1−メチル−1H−ピラゾール−3−イル)ベンジル]キノリン−2−カルボキサミド;
N−[(1S,2S)−2−ヒドロキシシクロヘキシル)−4−[4−(1,3−チアゾール−2−イル)ベンジル]キノリン−2−カルボキサミド;
4−[(4−クロロフェニル)(フルオロ)メチル]−N−[(3R,4S)−3−ヒドロキシテトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル]キノリン−2−カルボキサミド;
N−[(1S,2S)−2−ヒドロキシシクロヘキシル]−4−(4−メトキシベンジル)−8−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)キノリン−2−カルボキサミド;
4−[(6−クロロピリジン−3−イル)メチル]−N−[(1S,2R)−2−ヒドロキシシクロペンチル]キノリン−2−カルボキサミド;
4−[(6−クロロピリジン−3−イル)メチル]−N−[(1S,2S)−2−ヒドロキシシクロペンチル]キノリン−2−カルボキサミド;
4−[フルオロ(6−メトキシピリジン−3−イル)メチル]−N−[(3R,4S)−3−ヒドロキシテトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル]キノリン−2−カルボキサミド;
8−クロロ−N−[(3R,4S)−3−ヒドロキシテトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル]−4−[(6−メトキシピリジン−3−イル)メチル]キノリン−2−カルボキサミド;
8−フルオロ−N−[(3R,4S)−3−ヒドロキシテトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル]−4−{[6−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)ピリジン−3−イル]メチル}キノリン−2−カルボキサミド;
N−[(3S,4S)−4−ヒドロキシテトラヒドロ−2H−ピラン−3−イル]−4−[(6−メトキシピリジン−3−イル)メチル]キノリン−2−カルボキサミド;
4−[(6−クロロピリジン−3−イル)メチル]−8−フルオロ−N−[(3S,4S)−4−ヒドロキシテトラヒドロ−2H−ピラン−3−イル]キノリン−2−カルボキサミド;
N−[(3R,4S)−3−ヒドロキシテトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル]−4−{[(6−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)ピリジン−3−イル]メチル}キノリン−2−カルボキサミド;
N−[(3S,4S)−4−ヒドロキシテトラヒドロ−2H−ピラン−3−イル]−4−{[(6−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)ピリジン−3−イル]メチル}キノリン−2−カルボキサミド;
8−クロロ−4−[(2−クロロピリジン−4−イル)メチル]−N−[(3R,4S)−3−ヒドロキシテトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル]キノリン−2−カルボキサミド;
4−{[6−(3−クロロ−1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)ピリジン−3−イル]メチル}−N−[(1S,2S)−2−ヒドロキシシクロヘキシル]キノリン−2−カルボキサミド;
8−クロロ−N−[(1S,2S)−2−ヒドロキシシクロヘキシル]−4−{[6−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)ピリジン−3−イル]メチル}キノリン−2−カルボキサミド;
4−[(2−クロロピリジン−4−イル)メチル]−N−[(3R,4S)−3−ヒドロキシテトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル]キノリン−2−カルボキサミド;
4−[(2−クロロピリジン−4−イル)カルボニル]−N−[(3R,4S)−3−ヒドロキシテトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル]キノリン−2−カルボキサミド;
N−[(1S,2S)−2−ヒドロキシシクロヘキシル]−4−{[6−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)−1−オキシドピリジン−3−イル]メチル}キノリン−2−カルボキサミド;
4−[(2−クロロピリジン−4−イル)メチル]−N−[(3S,4S)−4−ヒドロキシテトラヒドロ−2H−ピラン−3−イル]キノリン−2−カルボキサミド;
N−[(3S,4S)−4−ヒドロキシヘプタン−3−イル]−4−{[2−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)ピリジン−4−イル]メチル}キノリン−2−カルボキサミド;
8−フルオロ−N−[(3R,4S)−3−ヒドロキシテトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル]−4−[(6−メチルピリジン−3−イル)メチル]キノリン−2−カルボキサミド;
4−[(6−クロロピリジン−3−イル)メチル]−N−シクロヘキシルキノリン−2−カルボキサミド;
4−[(2−クロロピリジン−4−イル)メチル]−N−[(1S,2S)−2−ヒドロキシシクロヘキシル]キノリン−2−カルボキサミド;
5,8−ジフルオロ−N−[(3R,4S)−3−ヒドロキシテトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル]−4−[(6−メトキシピリジン−3−イル)メチル]キノリン−2−カルボキサミド;
N−[(1S,2S)−2−ヒドロキシシクロヘキシル]−4−[(2−メチルピリジン−4−イル)メチル]キノリン−2−カルボキサミド;
N−[(3S,4S)−4−ヒドロキシヘプタン−3−イル]−4−{[2−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)ピリジン−4−イル]メチル}キノリン−2−カルボキサミド;
5,8−ジフルオロ−N−[(3R,4S)−3−ヒドロキシテトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル]−4−{[6−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル]メチル}キノリン−2−カルボキサミド;
N−[(1S,2S)−2−ヒドロキシシクロヘキシル]−4−(ピラジン−2−イルメチル)キノリン−2−カルボキサミド;
N−[(3R,4S)−3−ヒドロキシテトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル]−4−(ピラジン−2−イルメチル)キノリン−2−カルボキサミド;
N−[(1S,2S)−2−ヒドロキシシクロヘキシル]−4−[(2−メトキシピリジン−4−イル)メチル]キノリン−2−カルボキサミド;
N−[(3R,4S)−3−ヒドロキシテトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル]−4−[(2−メトキシピリジン−4−イル)メチル]キノリン−2−カルボキサミド;
4−{[6−(ジフルオロメチル)ピリジン−3−イル]メチル}−8−フルオロ−N−[(3R,4S)−3−ヒドロキシテトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル]キノリン−2−カルボキサミド;
8−フルオロ−N−[(3R,4S)−3−ヒドロキシテトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル]−4−[(6−メトキシ−1−オキシドピリジン−3−イル)メチル]キノリン−2−カルボキサミド;
4−[(2−クロロピリジン−4−イル)メチル]−8−フルオロ−N−[(3R,4S)−3−ヒドロキシテトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル]キノリン−2−カルボキサミド;
N−[(3R,4S)−3−ヒドロキシテトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル]−4−[(2−メチルピリジン−4−イル)メチル]キノリン−2−カルボキサミド;
N−[(1S,2S)−2−フルオロシクロヘキシル]−4−{[6−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)ピリジン−3−イル]メチル}キノリン−2−カルボキサミド;
N−[(1S,2S)−2−ヒドロキシシクロヘキシル]−4−{[2−(メチルスルファニル)ピリミジン−5−イル]メチル}キノリン−2−カルボキサミド;
4−[(6−クロロピリジン−3−イル)メチル]−N−[(1S)−2−オキソシクロヘキシル]キノリン−2−カルボキサミド;
8−フルオロ−N−[(3R,4S)−3−ヒドロキシテトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル]−4−[(2−メトキシピリジン−4−イル)メチル]キノリン−2−カルボキサミド;
N−[(3R,4S)−3−ヒドロキシテトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル]−4−{[2−(メチルスルファニル)ピリミジン−5−イル]メチル}キノリン−2−カルボキサミド;
8−フルオロ−4−[(6−ヒドロキシピリジン−3−イル)メチル]−N−[(3R,4S)−3−ヒドロキシテトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル]キノリン−2−カルボキサミド;
4−[(6−ヒドロキシピリジン−3−イル)メチル]−N−[(3R,4S)−3−ヒドロキシテトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル]キノリン−2−カルボキサミド;
4−[(2−ヒドロキシピリジン−4−イル)メチル]−N−[(3R,4S)−3−ヒドロキシテトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル]キノリン−2−カルボキサミド;
N−(2−メチルシクロヘキシル)−4−{[6−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)ピリジン−3−イル]メチル}キノリン−2−カルボキサミド;
8−フルオロ−N−[(3R,4S)−3−ヒドロキシテトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル]−4−[(2−メトキシ−1−オキシドピリジン−4−イル)メチル]キノリン−2−カルボキサミド;
8−フルオロ−4−[(2−ヒドロキシピリジン−4−イル)メチル]−N−[(3R,4S)−3−ヒドロキシテトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル]キノリン−2−カルボキサミド;
4−{[6−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)ピリジン−3−イル]メチル}−N−[(1R,2S)−2−フェニルシクロヘキシル]キノリン−2−カルボキサミド;
N−[(1R,2R)−2−エチニルシクロヘキシル]−4−{[6−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)ピリジン−3−イル]メチル}キノリン−2−カルボキサミド;
5,8−ジフルオロ−N−[(3R,4S)−3−ヒドロキシテトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル]−4−[(2−メトキシピリジン−4−イル)メチル]キノリン−2−カルボキサミド;
N−[(1S,2S)−2−(ヒドロキシメチル)シクロヘキシル]−4−{[6−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)ピリジン−3−イル]メチル}キノリン−2−カルボキサミド;
4−[(6−エトキシピリジン−3−イル)メチル]−N−[(3R,4S)−3−ヒドロキシテトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル]キノリン−2−カルボキサミド;
N−[(3R,4S)−3−ヒドロキシテトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル]−4−{[6−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)ピリジン−3−イル]メチル}キノリン−2−カルボキサミド;
N−[(3R,4S)−3−ヒドロキシテトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル]−4−{[6−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルオキシ)ピリジン−3−イル]メチル}キノリン−2−カルボキサミド;
N−(2−メチリデンシクロヘキシル)−4−{[6−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)ピリジン−3−イル]メチル}キノリン−2−カルボキサミド;
N−[(3R,4S)−3−ヒドロキシテトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル]−4−[(6−メトキシ−1−オキシドピリジン−3−イル)メチル]キノリン−2−カルボキサミド;
4−[(2−エトキシピリジン−4−イル)メチル]−N−[(3R,4S)−3−ヒドロキシテトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル]キノリン−2−カルボキサミド;
8−フルオロ−N−[(3R,4S)−3−ヒドロキシテトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル]−4−{[6−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)ピリジン−3−イル]メチル}キノリン−2−カルボキサミド;
4−[(6−フルオロピリジン−3−イル)メチル]−N−[(3R,4S)−3−ヒドロキシテトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル]キノリン−2−カルボキサミド;
N−[(3R,4S)−3−ヒドロキシテトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル]−4−{[6−(メチルスルファニル)ピリジン−3−イル]メチル}キノリン−2−カルボキサミド;
4−[(2−エトキシピリジン−4−イル)メチル]−8−フルオロ−N−[(3R,4S)−3−ヒドロキシテトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル]キノリン−2−カルボキサミド;
4−[(6−エトキシピリジン−3−イル)メチル]−8−フルオロ−N−[(3R,4S)−3−ヒドロキシテトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル]キノリン−2−カルボキサミド;
N−[(3R,4S)−3−ヒドロキシテトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル]−4−{[2−(メチルスルファニル)ピリジン−4−イル]メチル}キノリン−2−カルボキサミド;
からなる群より選択される請求項1に記載の化合物またはその薬学的に許容される塩。
【請求項19】
治療有効量の請求項1に記載の化合物またはその薬学的に許容される塩、および薬学的に許容される担体を含む医薬組成物。
【請求項20】
治療有効量の請求項1に記載の化合物またはその薬学的に許容される塩および薬学的に許容される担体を含む、ムスカリン性M1受容体によって媒介される疾患または障害の治療のための医薬組成物であって、前記疾患または障害が、アルツハイマー病、統合失調症、疼痛および睡眠障害からなる群より選択される医薬組成物。
【請求項21】
アルツハイマー病、統合失調症、疼痛および睡眠障害からなる群より選択される、ムスカリン性M1受容体によって媒介される疾患または障害の治療用の医薬の製造のための、請求項1に記載の化合物またはその薬学的に許容される塩および薬学的に許容される担体の使用。
【請求項22】
請求項1に記載の化合物またはその薬学的に許容される塩を含む、ムスカリン性M1受容体陽性アロステリックモデュレータ。
【請求項23】
化学式がN−[(3R,4S)−3−ヒドロキシテトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル]−4−[(6−メトキシピリジン−3−イル)メチル]キノリン−2−カルボキサミドである化合物またはその薬学的に許容される塩。
【請求項24】
化学式が4−[(6−エトキシピリジン−3−イル)メチル]−N−[(3R,4S)−3−ヒドロキシテトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル]キノリン−2−カルボキサミドである化合物またはその薬学的に許容される塩。
【請求項25】
化学式がN−[(3R,4S)−3−ヒドロキシテトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル]−4−[(2−メトキシピリジン−4−イル)メチル]キノリン−2−カルボキサミドである化合物またはその薬学的に許容される塩。
【請求項26】
化学式が4−[(6−クロロピリジン−3−イル)メチル]−8−フルオロ−N−[(3R,4S)−3−ヒドロキシテトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル]キノリン−2−カルボキサミドである化合物またはその薬学的に許容される塩。
【請求項27】
化学式が4−{[6−(ジフルオロメチル)ピリジン−3−イル]メチル}−8−フルオロ−N−[(3R,4S)−3−ヒドロキシテトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル]キノリン−2−カルボキサミドである化合物またはその薬学的に許容される塩。
【請求項28】
化学式が8−フルオロ−N−[(3R,4S)−3−ヒドロキシテトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル]−4−[(6−メトキシピリジン−3−イル)メチル]キノリン−2−カルボキサミドである化合物またはその薬学的に許容される塩。
【請求項29】
化学式が8−フルオロ−4−[(6−ヒドロキシピリジン−3−イル)メチル]−N−[(3R,4S)−3−ヒドロキシテトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル]キノリン−2−カルボキサミドである化合物またはその薬学的に許容される塩。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、ある類型のキノリンアミド化合物、その塩、それらを含む医薬組成物およびヒト身体の治療におけるその使用に関する。特に、本発明は、ある類型のキノリンアミド化合物に関し、これはムスカリン性M1受容体陽性アロステリックモデュレータであり、したがって、アルツハイマー病およびムスカリン性M1受容体によって媒介される他の疾患の治療に有用である。
【背景技術】
【0002】
アルツハイマー病は、高齢者が罹患し、進行性の記憶障害、言語および視覚空間的な能力の低下、ならびに行動欠陥をもたらす一般的な神経変性疾患である。該疾患の特徴としては、大脳皮質、海馬、前脳基底部および脳内の他の領域内のコリン作動性ニューロンの変性、神経原線維のもつれ、ならびにアミロイドβペプチド(Αβ)の蓄積が挙げられる。Αβは、β−アミロイドタンパク質切断酵素(「βセクレターゼ」または「BACE」)およびγ−セクレターゼによるβ−アミロイド前駆体タンパク質(APP)のプロセッシングによって脳内に生成される39〜43個のアミノ酸である。このプロセッシングにより、脳内へのΑβの蓄積がもたらされる。
【0003】
コリン作動性神経伝達は、ニコチン性アセチルコリン受容体(nAChR)またはムスカリン性アセチルコリン受容体(mAChR)のいずれかへのアセチルコリンの結合を伴う。コリン作動性機能低下は、アルツハイマー病を患っている患者の認知欠陥に寄与しているという仮説がたてられている。そのため、アセチルコリンの加水分解を阻害するアセチルコリンエステラーゼ阻害薬は、米国において、アルツハイマー病患者の認知障害の治療における使用に承認されている。アセチルコリンエステラーゼ阻害薬は、アルツハイマー病患者においていくらか認知改善をもたらすが、該治療薬は、根本的な疾患の病態を変えることは示されていない。
【0004】
コリン作動性機能低下に対抗するための第2の潜在的薬物療法標的は、ムスカリン性受容体の活性化である。ムスカリン性受容体は、体内に広く存在している。哺乳動物では、5種類の相違するムスカリン性受容体(M1〜M5)が特定されている。中枢神経系ではムスカリン性受容体は、認知、行動、感覚、運動および自律の機能に関与している。ムスカリン性M1受容体は、大脳皮質、海馬および線条体に広く存在しており、認知過程に大きな役割を有していることがわかっており、アルツハイマー病の病態生理の一因であると考えられている。Eglenら,TRENDS in Pharmacologica1 Sciences,2001,22:8,409−414参照。また、対症療法しか得られないことが知られたアセチルコリンエステラーゼ阻害薬とは異なり、M1アゴニストは、アルツハイマー病の根本的な疾患機構を治療する潜在性も有する。アルツハイマー病のコリン作動性の仮説は、β−アミロイドと過剰リン酸化tauタンパク質の両方と関連している。β−アミロイドの形成により、ムスカリン性受容体とGタンパク質とのカップリングが障害され得る。M1ムスカリン性受容体が刺激されると神経保護性αAPP断片の形成が増大し、それによりΑβペプチドの形成が抑制されることが示されている。したがって、M1アゴニストは、APPのプロセッシングを改変し、αAPP分泌を促進し得る。Fisher,Jpn J Pharmacol,2000,84:101−112参照。
【0005】
しかしながら、アルツハイマー病のために開発および研究されたM1リガンドは、他のムスカリン性受容体リガンドと共通する副作用(発汗、悪心および下痢など)をもたらすものであった。Spaldingら,Mol Pharmacol,2002,61:6,1297−1302参照。
【0006】
ムスカリン性受容体は、1つ以上のアロステリック部位を含み、これにより、ムスカリン性リガンドが主要結合部位またはオルソステリック部位に結合し親和性を改変することがあり得ることが知られている。例えば、S.Lazarenoら,Mol Pharmacol,2002,62:6,1491−1505;S.Lazarenoら,Mol Pharmacol,2000,58,194−207参照。
【0007】
したがって、ムスカリン性M1受容体陽性アロステリックモデュレータである本発明の化合物は、アルツハイマー病およびムスカリン性M1受容体によって媒介されるその他の疾患の治療に有用であると考えられる。
【先行技術文献】
【非特許文献】
【0008】
【非特許文献1】Eglenら,TRENDS in Pharmacologica1 Sciences,2001,22:8,409−414
【非特許文献2】Fisher,Jpn J Pharmacol,2000,84:101−112
【非特許文献3】Spaldingら,Mol Pharmacol,2002,61:6,1297−1302
【非特許文献4】S.Lazarenoら,Mol Pharmacol,2002,62:6,1491−1505
【非特許文献5】S.Lazarenoら,Mol Pharmacol,2000,58,194−207
【発明の概要】
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明は、M1受容体陽性アロステリックモデュレータとして有用な、一般式(I)
【0010】
【化1】
のキノリンアミド化合物またはその薬学的に許容される塩に関する。
【0011】
さらに、本発明は、患者(好ましくは、ヒト)の、M1受容体が関与する疾患または障害、例えば、アルツハイマー病、認知障害、統合失調症、疼痛障害および睡眠障害について、患者に治療有効量の一般式(I)の化合物またはその薬学的に許容される塩を投与することによる治療方法に関する。また、本発明は、有効量の式(I)の化合物またはその薬学的に許容される塩、および薬学的に許容される担体を含む医薬組成物、ならびにかかる疾患の治療における本発明の化合物および医薬組成物の使用に関する。
【発明を実施するための形態】
【0012】
一実施形態において、本発明は、一般式(I)
【0013】
【化2】
(式中、
は、
(1)N、および
(2)N→O、
からなる群より選択され;
−Xは、
(1)−CH−CH−、
(2)−O−CH−、
(3)−CH−O−、または
(4)−CH−、
からなる群より選択され;
、X、XおよびXは各々、
(1)N、
(2)N→O、
(3)CH、
(4)O、
からなる群より選択され、
ただし、X、X、XおよびXのうち1つは存在していなくてもよく、それにより5員環が形成され;
は、
(1)水素、
(2)ハロゲン、
(3)−C1〜6アルキル、
(4)−C2〜6アルキニル、
(4)フェニル、
(5)=O、
(6)=CH
(7)ヒドロキシル、
からなる群より選択され、
ここで、Rのアルキル、アルキニルまたはフェニル基は、場合により1つ以上の
(a)ヒドロキシル、または
(b)ハロゲン、
で置換されていてもよく;
2AおよびR2Bは、独立して、
(1)水素、
(2)ヒドロキシル、および
(3)ハロゲン、
からなる群より選択されるか、または
2AおよびR2Bは一緒に=Oを形成し;
は、場合により環炭素原子の1つ以上に存在していてもよく、独立して、
(1)ハロゲン、
(2)−O−C1〜6アルキル、
(3)−S−C1〜6アルキル、または
(4)ヘテロアリール基であって、これは環状の芳香族基であり、5〜12個の環原子を有し、前記環原子はC、O、N、N→OまたはSから選択され、そのうち少なくとも1つはO、N、N→OまたはSであり、該ヘテロアリールは、場合によりC1〜6アルキルで置換されていてもよい、
からなる群より選択され;
は、場合により環原子の1つ以上に存在していてもよく、
(1)ヒドロキシル、
(2)ハロゲン、
(3)−C1〜6アルキル、
(4)−O−C1〜6アルキル、
(5)−S−C1〜6アルキル、
(6)−C3〜8シクロアルキル、
(7)−C6〜10アリール、
(8)−CN、
(9)ヘテロアリール基であって、これは環状の芳香族基であり、5〜12個の環原子を有し、前記環原子はC、O、N、N→OまたはSから選択され、そのうち少なくとも1つはO、N、N→OまたはSである、
(10)−O−ヘテロシクリル、
(11)−NR
からなる群より選択され、
ここで、RおよびRは、
(a)水素、または
(b)−C1〜6アルキル、
からなる群より選択されるか、または
およびRは、これらが結合する窒素と一緒に連結されて4〜6員の炭素環式の環を形成し、ここで、その環炭素原子のうち1個または2個は、場合により窒素、酸素またはイオウで置き換えられていてもよく、該環は、場合により1つ以上の
(a)ハロゲン、
(b)ヒドロキシル、
(c)C1〜6アルキル、
(d)−O−C1〜6アルキル、
(e)−C(=O)−(O)−C1〜6アルキル、
で置換されていてもよく;
ここで、nは0〜1であり;Rの該アルキル、シクロアルキル、アリールまたはヘテロアリール基は、場合により1つ以上の
(a)ハロゲン、
(b)ヒドロキシ、
(c)−O−C1〜6アルキル、
(d)−C1〜6アルキル、
(e)−S−C1〜6アルキル、または
(f)ヘテロアリール基であって、これは環状の芳香族基であり、5〜12個の環原子を有し、前記環原子はC、O、N、N→OまたはSから選択され、そのうち少なくとも1つはO、N、N→OまたはSである、
で置換されていてもよく、
ここで、該アルキル、アリールまたはヘテロアリール部分は、場合により1つ以上の
(i)ハロゲン、
(ii)ヒドロキシ、
(iii)−O−C1〜6アルキル、または
(iv)−C1〜6アルキル、
で置換されていてもよく;または
2つのR基が一緒に連結されて3〜4原子の縮合環ヘテロアリール基を形成し、前記環原子はC、O、N、N→OまたはSから選択され、そのうち少なくとも1つはO、N、N→OまたはSである)
のキノリンアミド化合物およびその薬学的に許容される塩に関する。
【0014】
式(I)の化合物の具体的な実施形態では、X、X、XおよびXのうち1つまたは2つがNまたはN→Oであり、その他は各々、CH(またはRで置換されたC)である。
【0015】
式(I)の化合物の具体的な実施形態では、XがNである。
【0016】
式(I)の化合物の具体的な実施形態では、X−Xが−CH−CH−である。あるいは、X−Xは、−O−CH−または−CH−O−である。
【0017】
式(I)の化合物の具体的な実施形態では、XがNであり、X、XおよびXが各々、CH(またはRで置換されたC)である。他の実施形態では、X、XおよびXが各々CH(またはRで置換されたC)であり、XがNである。さらに他の実施形態では、XおよびXが各々Nであり、XがCHであり、Xが、Rで置換されたCである。
【0018】
式(I)の化合物の具体的な実施形態では、Rがハロゲン(例えば、フルオロ)である。他の実施形態では、Rがヒドロキシルである。
【0019】
式(I)の化合物の具体的な実施形態では、R2AおよびR2Bは各々、水素である。別の実施形態では、R2Aは水素であり、かつR2Bはハロゲン(例えば、フルオロ)である。
【0020】
式(I)の化合物の具体的な実施形態では、Rが存在していない。別の実施形態では、Rは、環炭素原子の1つ以上に存在しており、ハロゲン(例えば、フルオロ)である。
【0021】
式(I)の化合物の具体的な実施形態では、R2AおよびR2Bは各々、水素である。
【0022】
式(I)の化合物の具体的な実施形態では、Rは環原子のうちの1つに存在し、
(1)ハロゲン、
(2)−C1〜6アルキル(例えば、メチル)、
(3)−O C1〜6アルキル(例えば、メトキシ)、または
(4)ヘテロアリール基であって、これは環状の芳香族基であり、5〜12個の環原子を有し、前記環原子はC、O、NまたはSから選択され、そのうち少なくとも1つはO、NまたはSである、
からなる群より選択され、
の前記アルキルまたはヘテロアリール部分は、場合により1つ以上の
(a)ハロゲン(例えば、フルオロまたはクロロ)、
(b)ヒドロキシ、
(c)−O−C1〜6アルキル、
(d)ハロゲンで置換されていてもよい−C1〜6アルキル、または
(e)−S−C1〜6アルキル、
で置換されていてもよい。
【0023】
一実施形態において、本発明は、患者(好ましくは、ヒト)を、M1受容体が関与する疾患、例えば、アルツハイマー病、認知障害、統合失調症、疼痛障害および睡眠障害に対して、患者に治療有効量の一般式(I)の化合物を投与することにより治療する方法に関する。
【0024】
また、本発明は、M1受容体が関与する疾患または障害、例えば、アルツハイマー病、認知障害、統合失調症、疼痛障害および睡眠障害を治療するための、式(I)の化合物の使用に関する。
【0025】
また、本発明は、式(I)の化合物またはその薬学的に許容される塩および薬学的に許容される担体を含む、M1受容体が関与する疾患または障害、例えば、アルツハイマー病、認知障害、統合失調症、疼痛障害および睡眠障害を治療するための医薬または医薬組成物に関する。
【0026】
さらに、本発明は、式(I)の化合物を1種類以上の薬学的に許容される担体と配合することを含む、M1受容体が関与する疾患または障害、例えば、アルツハイマー病、認知障害、統合失調症、疼痛障害および睡眠障害を治療するための医薬または組成物の製造方法に関する。
【0027】
式(I)の化合物の属には、式(II):
【0028】
【化3】
の化合物の亜属および薬学的に許容される塩があり、式中、X、X、R、R2A、R2BおよびRは上記に規定のとおりであり、R3AおよびR3Bは、
(1)水素、
(2)ハロゲン、
(3)−O−C1〜6アルキル、
(4)−S−C1〜6アルキル、または
(5)ヘテロアリール基であって、これは環状の芳香族基であり、5〜12個の環原子を有し、前記環原子はC、O、NもしくはSから選択され、そのうち少なくとも1つはO、NもしくはSであり、該ヘテロアリールは、場合によりC1〜6アルキルで置換されていてもよい、
からなる群より選択される。
【0029】
式(II)の化合物の具体的な実施形態では、X−Xは、−CH−CH−である。あるいは、X−Xは、−O−CH−または−CH−O−である。
【0030】
式(II)の化合物の具体的な実施形態では、Rはハロゲン(例えば、フルオロ)である。他の実施形態では、Rはヒドロキシルである。
【0031】
式(II)の化合物の具体的な実施形態では、R2AおよびR2Bは、各々、水素である。別の実施形態では、R2Aが水素であり、かつR2Bがハロゲン(例えば、フルオロ)である。
【0032】
式(II)の化合物の具体的な実施形態では、R3AおよびR3Bは、各々、水素である。別の実施形態では、R3Aがハロゲン(例えば、フルオロ)であり、かつR3Bが水素である。
【0033】
式(II)の化合物の具体的な実施形態では、R2A、R2B、R3AおよびR3Bの各々は水素である。
【0034】
式(II)の化合物の具体的な実施形態では、Rは、
(1)ヘテロアリール基であって、これは環状の芳香族基であり、5〜12個の環原子を有し、前記環原子はC、O、NまたはSから選択され、そのうち少なくとも1つはO、NまたはSである、
(2)ハロゲン(例えば、フルオロもしくはクロロ)、
(3)ヒドロキシ、
(4)−O−C1〜6アルキル(例えば、メトキシ)、
(5)−C1〜6アルキル(例えば、メチル)、または
(6)−S−C1〜6アルキル、
からなる群より選択され、
の前記アルキルまたはヘテロアリール部分は、場合により1つ以上の
(a)ハロゲン(例えば、フルオロもしくはクロロ)、
(b)ヒドロキシ、
(c)−O−C1〜6アルキル、
(d)ハロゲンで置換されていてもよい−C1〜6アルキル、または
(e)−S−C1〜6アルキル、
で置換されていてもよい。
【0035】
具体的な実施形態では、Rは、
(1)ヒドロキシ、
(2)−O−C1〜6アルキル(例えば、メトキシ)、または
(3)場合によりハロゲンで置換されていてもよい−C1〜6アルキル(例えば、メチル)、
からなる群より選択される。
【0036】
一実施形態において、式(I)の化合物は式(III)
【0037】
【化4】
(式中、X、X、R、R3A、R3BおよびRは上記のとおりである)
の化合物である。
【0038】
式(III)の化合物の具体的な実施形態では、X−Xは−CH−CH−である。または、X−Xは−O−CH−または−CH−O−である。
【0039】
式(III)の化合物の具体的な実施形態では、Rは、ハロゲン(例えば、フルオロ)である。他の実施形態では、Rは、ヒドロキシルである。
【0040】
式(III)の化合物の具体的な実施形態では、R3AおよびR3Bは、各々、水素である。別の実施形態では、R3Aがハロゲン(例えば、フルオロ)であり、かつR3Bが水素である。
【0041】
式(III)の化合物の具体的な実施形態では、R2A、R2B、R3AおよびR3Bは、各々、水素である。
【0042】
式(III)の化合物の具体的な実施形態では、Rは、
(1)ヘテロアリール基であって、これは環状の芳香族基であり、5〜12個の環原子を有し、前記環原子は、C、O、NまたはSから選択され、そのうち少なくとも1つはO、NまたはSである、
(2)ハロゲン(例えば、フルオロもしくはクロロ)、
(3)ヒドロキシ、
(4)−O−C1〜6アルキル(例えば、メトキシ)、
(5)−C1〜6アルキル(例えば、メチル)、または
(6)−S−C1〜6アルキル、
からなる群より選択され、
の前記アルキルまたはヘテロアリール部分は、場合により1つ以上の
(a)ハロゲン(例えば、フルオロもしくはクロロ)、
(b)ヒドロキシ、
(c)−O−C1〜6アルキル、
(d)ハロゲンで置換されていてもよい−C1〜6アルキル、
(e)−S−C1〜6アルキル、
で置換されていてもよい。
【0043】
具体的な実施形態では、Rは、
(1)ヒドロキシ、
(2)−O−C1〜6アルキル(例えば、メトキシ)、または
(3)−C1〜6アルキル(例えば、メチル)であって、場合によりハロゲン、
(d)ハロゲンで置換されていてもよい−C1〜6アルキル、または
(e)−S−C1〜6アルキル、で置換されていてもよい、
からなる群より選択される。
【0044】
式(I)の具体的な実施形態は、本明細書において実施例1〜169:
4−[(6−クロロピリジン−3−イル)メチル]−N−[(1S,2S)−2−ヒドロキシシクロヘキシル]キノリン−2−カルボキサミド;
N−[(1S,2S)−2−ヒドロキシシクロヘキシル]−4−[(6−メチルピリジン−3−イル)メチル]キノリン−2−カルボキサミド;
4−[(6−クロロピリジン−3−イル)メチル]−N−[(1S,2S)−2−ヒドロキシシクロヘキシル]キノリン−2−カルボキサミド1−オキシド;
4−[(6−シクロプロピルピリジン−3−イル)メチル]−N−[(1,2)−2−ヒドロキシシクロヘキシル]キノリン−2−カルボキサミド;
N−[(1S,2S)−2−ヒドロキシシクロヘキシル]−4−{[6−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)ピリジン−3−イル]メチル}キノリン−2−カルボキサミド;
N−[(1S,2S)−2−ヒドロキシシクロヘキシル]−4−(ピリジン−3−イルメチル)キノリン−2−カルボキサミド;
N−[(1S,2S)−2−ヒドロキシシクロヘキシル]−4−{[6−(メチルスルファニル)ピリジン−3−イル]メチル}キノリン−2−カルボキサミド;
N−[(1S,2S)−2−ヒドロキシシクロヘキシル]−4−{[6−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)−1−オキシドピリジン−3−イル]メチル}キノリン−2−カルボキサミド;
N−[(1S,2S)−2−フルオロシクロヘキシル]−4−{[6−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)ピリジン−3−イル]メチル}キノリン−2−カルボキサミド;
N−[(3S,4S)−4−ヒドロキシテトラヒドロ−2H−ピラン−3−イル]−4−{[6−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)ピリジン−3−イル]メチル}キノリン−2−カルボキサミド;
N−[(3R,4S)−3−ヒドロキシテトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル]−4−[(6−メトキシピリジン−3−イル)メチル]キノリン−2−カルボキサミド;
4−[(6−エトキシピリジン−3−イル)メチル]−N−[(3R,4S)−3−ヒドロキシテトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル]キノリン−2−カルボキサミド;
N−[(3R,4S)−3−ヒドロキシテトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル]−4−[(2−メトキシピリジン−4−イル)メチル]キノリン−2−カルボキサミド;
N−[(3R,4S)−3−ヒドロキシテトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル]−4−{[2−(メチルスルファニル)ピリミジン−5−イル]メチル}キノリン−2−カルボキサミド;
4−[フルオロ(6−メトキシピリジン−3−イル)メチル]−N−[(3R,4S)−3−ヒドロキシテトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル]キノリン−2−カルボキサミド水和物;
4−[(6−クロロピリジン−3−イル)メチル]−8−フルオロ−N−[(3R,4S)−3−ヒドロキシテトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル]キノリン−2−カルボキサミド;
4−{[6−(ジフルオロメチル)ピリジン−3−イル]メチル}−8−フルオロ−N−[(3R,4S)−3−ヒドロキシテトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル]キノリン−2−カルボキサミド;
4[フルオロ(6−メトキシピリジン−3−イル)メチル]−N−[(3R,4S)−3−ヒドロキシテトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル]−8−メトキシキノリン−2−カルボキサミド;
8−フルオロ−N−[(3R,4S)−3−ヒドロキシテトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル]−4−[(6−メトキシピリジン−3−イル)メチル]キノリン−2−カルボキサミド;
8−フルオロ−4−[(6−ヒドロキシピリジン−3−イル)メチル]−N−[(3R,4S)−3−ヒドロキシテトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル]キノリン−2−カルボキサミド;
8−フルオロ−N−[(3R,4S)−3−ヒドロキシテトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル]−4−[(6−メトキシ−1−オキシドピリジン−3−イル)メチル]キノリン−2−カルボキサミド;
8−フルオロ−N−[(3R,4S)−3−ヒドロキシテトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル]−4−[(2−メトキシピリジン−4−イル)メチル]キノリン−2−カルボキサミド;
8−フルオロ−N−[(3R,4S)−3−ヒドロキシテトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル]−4−[(2−メトキシ−1−オキシドピリジン−4−イル)メチル]キノリン−2−カルボキサミド;
5,8−ジフルオロ−N−[(3R,4S)−3−ヒドロキシテトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル]−4−[(6−メトキシピリジン−3−イル)メチル]キノリン−2−カルボキサミド;
4−[(6−クロロピリジン−3−イル)メチル]−N−[(1S,2S)−2−ヒドロキシシクロヘキシル]キノリン−2−カルボキサミド;
N−[(1S,2S)−2−ヒドロキシシクロヘキシル]−4−[(6−メチルピリジン−3−イル)メチル]キノリン−2−カルボキサミド;
4−[(6−クロロピリジン−3−イル)メチル]−N−[(1R,2R)−2−ヒドロキシシクロヘキシル]キノリン−2−カルボキサミド;
4−[(6−クロロピリジン−3−イル)メチル]−N−(テトラヒドロ−2H−ピラン−3−イル)キノリン−2−カルボキサミド;
4−[(6−クロロピリジン−3−イル)メチル]−N−[(1S,2R)−2−ヒドロキシシクロヘキシル]キノリン−2−カルボキサミド;
4−[(6−クロロピリジン−3−イル)メチル]−N−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)キノリン−2−カルボキサミド;
N−[(1S,2S)−2−ヒドロキシシクロヘキシル]−4−(4−メトキシベンジル)キノリン−2−カルボキサミド;
N−[(1S,2S)−2−ヒドロキシシクロヘキシル]−4−(4−メトキシベンジル)キノリン−2−カルボキサミド 1−オキシド;
N−[(1S,2S)−2−ヒドロキシシクロヘキシル]−4−{[6−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)ピリジン−3−イル]メチル}キノリン−2−カルボキサミド;
4−({6−[(6−クロロピリジン−3−イル)メチル]ピリジン−3−イル}メチル)−N−[(1S,2S)−2−ヒドロキシシクロヘキシル]キノリン−2−カルボキサミド;
N−[(1S,2S)−2−ヒドロキシシクロヘキシル]−4−(ピリジン−3−イルメチル)キノリン−2−カルボキサミド;
1,5−アンヒドロ−3−[({4−[(6−クロロピリジン−3−イル)メチル]キノリン−2−イル}カルボニル)アミノ]−2,3−ジデオキシ−L−トレオ−ペンチトール;
4−[(6−クロロピリジン−3−イル)メチル]−N−[(1S,2S)−2−(ヒドロキシメチル)シクロヘキシル]キノリン−2−カルボキサミド;
4−[(6−シクロプロピルピリジン−3−イル)メチル]−N−[(1S,2S)−2−ヒドロキシシクロヘキシル]キノリン−2−カルボキサミド;
4−[(6−クロロピリジン−3−イル)メチル]−N−[(1S,2S)−2−フルオロシクロヘキシル]キノリン−2−カルボキサミド;
4−[(6−エチルピリジン−3−イル)メチル]−N−[(1S,2S)−2−ヒドロキシシクロヘキシル]キノリン−2−カルボキサミド;
N−[(1S,2S)−2−ヒドロキシシクロヘキシル]−4−[(6’−メチル−2,3’−ビピリジン−5−イル)メチル]キノリン−2−カルボキサミド;
N−[(1S,2S)−2−ヒドロキシシクロヘキシル]−4−{[6−(モルホリン−4−イル)ピリジン−3−イル]メチル}キノリン−2−カルボキサミド;
N−[(1S,2S)−2−ヒドロキシシクロヘキシル]−4−(ピリジン−4−イルメチル)キノリン−2−カルボキサミド;
4−[(6−シアノピリジン−3−イル)メチル]−N−[(1S,2S)−2−ヒドロキシシクロヘキシル]キノリン−2−カルボキサミド;
N−[(1S,2S)−2−ヒドロキシシクロヘキシル]−4−[4−(1H−ピラゾール−1−イル)ベンジル]キノリン−2−カルボキサミド;
4−[(3,5−ジメチルイソオキサゾール−4−イル)メチル]−N−[(1S,2S)−2−ヒドロキシシクロヘキシル]キノリン−2−カルボキサミド;
4−[(6’−フルオロ−2,3’−ビピリジン−5−イル)メチル]−N−[(1S,2S)−2−ヒドロキシシクロヘキシル]キノリン−2−カルボキサミド;
4−[(5’−フルオロ−2,3’−ビピリジン−5−イル)メチル]−N−[(1S,2S)−2−ヒドロキシシクロヘキシル]キノリン−2−カルボキサミド;
4−{[6−(3,5−ジメチルイソオキサゾール−4−イル)ピリジン−3−イル]メチル}−N−[(1S,2S)−2−ヒドロキシシクロヘキシル]キノリン−2−カルボキサミド;
N−[(1S,2S)−2−ヒドロキシシクロヘキシル]−4−{[6−(チオフェン−3−イル)ピリジン−3−イル]メチル}キノリン−2−カルボキサミド;
N−[(1S,2S)−2−ヒドロキシシクロヘキシル]−4−{[6−(ピラジン−2−イル)ピリジン−3−イル]メチル}キノリン−2−カルボキサミド;
N−[(1S,2S)−2−ヒドロキシシクロヘキシル]−4−{[6−(1,3−チアゾール−5−イル)ピリジン−3−イル]メチル}キノリン−2−カルボキサミド;
N−[(1S,2S)−2−ヒドロキシシクロヘキシル]−4−{[6−(1,3−オキサゾール−2−イル)ピリジン−3−イル]メチル}キノリン−2−カルボキサミド;
N−[(1S,2S)−2−ヒドロキシシクロヘキシル]−4−{[6−(1H−ピラゾール−1−イル)ピリジン−3−イル]メチル}キノリン−2−カルボキサミド;
N−[(1S,2S)−2−ヒドロキシシクロヘキシル]−4−{[6−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル]メチル}キノリン−2−カルボキサミド;
4−[(6−フルオロピリジン−3−イル)メチル]−N−[(1S,2S)−2−ヒドロキシシクロヘキシル]キノリン−2−カルボキサミド;
4−[(6−クロロピリジン−3−イル)メチル]−8−フルオロ−N−[(1S,2S)−2−ヒドロキシシクロヘキシル]キノリン−2−カルボキサミド;
4−(4−シアノベンジル)−N−[(1S,2S)−2−ヒドロキシシクロヘキシル]キノリン−2−カルボキサミド;
N−[(1S,2S)−2−ヒドロキシシクロヘキシル]−4−{[6−(1−メチル−1H−ピラゾール−5−イル)ピリジン−3−イル]メチル}キノリン−2−カルボキサミド;
N−[(1S,2S)−2−ヒドロキシシクロヘキシル]−4−{[6−(ピリミジン−5−イル)ピリジン−3−イル]メチル}キノリン−2−カルボキサミド;
N−[(1S,2S)−2−ヒドロキシシクロヘキシル]−4−{[6−(2−メトキシピリミジン−5−イル)ピリジン−3−イル]メチル}キノリン−2−カルボキサミド;
N−[(1S,2S)−2−ヒドロキシシクロヘキシル]−4−[4−(1H−1,2,4−トリアゾール−1−イル)ベンジル]キノリン−2−カルボキサミド;
4−(4−クロロベンジル)−N−[(1S,2S)−2−ヒドロキシシクロヘキシル]キノリン−2−カルボキサミド;
4−(4−クロロベンジル)−N−[(3R,4S)−3−ヒドロキシテトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル]キノリン−2−カルボキサミド;
4−[(6−クロロピリジン−3−イル)メチル]−5,8−ジフルオロ−N−[(1S,2S)−2−ヒドロキシシクロヘキシル]キノリン−2−カルボキサミド;
4−[(6−クロロピリジン−3−イル)メチル]−8−フルオロ−N−[(3R,4S)−3−ヒドロキシテトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル]キノリン−2−カルボキサミド;
4−(4−クロロベンジル)−8−フルオロ−N−[(3R,4S)−3−ヒドロキシテトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル]キノリン−2−カルボキサミド;
N−[(1S,2S)−2−ヒドロキシシクロヘキシル]−4−{[6−(ピリミジン−2−イル)ピリジン−3−イル]メチル}キノリン−2−カルボキサミド;
N−[(1S,2S)−2−ヒドロキシシクロヘキシル]−4−{[6−(ピリダジン−4−イル)ピリジン−3−イル]メチル}キノリン−2−カルボキサミド;
N−[(1S,2S)−2−ヒドロキシシクロヘキシル]−4−{[6−(3−メトキシピラジン−2−イル)ピリジン−3−イル]メチル}キノリン−2−カルボキサミド;
N−[(1S,2S)−2−ヒドロキシシクロヘキシル]−4−{[6−(1,3−チアゾール−4−イル)ピリジン−3−イル]メチル}キノリン−2−カルボキサミド;
N−[(1S,2S)−2−ヒドロキシシクロヘキシル]−4−[(6’−メトキシ−2,3’−ビピリジン−5−イル)メチル]キノリン−2−カルボキサミド;
N−[(1S,2S)−2−ヒドロキシシクロヘキシル]−4−[(2’−メトキシ−2,3’−ビピリジン−5−イル)メチル]キノリン−2−カルボキサミド;
N−[(1S,2S)−2−ヒドロキシシクロヘキシル]−4−[(5’−メトキシ−2,3’−ビピリジン−5−イル)メチル]キノリン−2−カルボキサミド;
N−[(1S,2S)−2−ヒドロキシシクロヘキシル]−4−{[6−(1−メチル−1H−イミダゾール−2−イル)ピリジン−3−イル]メチル}キノリン−2−カルボキサミド;
N−[(1S,2S)−2−ヒドロキシシクロヘキシル]−4−{[6−(1−メチル−1H−イミダゾール−2−イル)ピリジン−3−イル]メチル}キノリン−2−カルボキサミド;
N−[(1S,2S)−2−ヒドロキシシクロヘキシル]−4−[(4’−メトキシ−2,3’−ビピリジン−5−イル)メチル]キノリン−2−カルボキサミド;
4−[(6−クロロピリジン−3−イル)メチル]−5,8−ジフルオロ−N−[(3R,4S)−3−ヒドロキシテトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル]キノリン−2−カルボキサミド;
4−(4−クロロベンジル)−5,8−ジフルオロ−N−[(3R,4S)−3−ヒドロキシテトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル]キノリン−2−カルボキサミド;
N−[(1S,2S)−2−ヒドロキシシクロヘキシル]−4−{[6−(メチルスルファニル)ピリジン−3−イル]メチル}キノリン−2−カルボキサミド;
N−[(1S,2S)−2−ヒドロキシシクロヘキシル]−4−[(6−メトキシピリジン−3−イル)メチル]キノリン−2−カルボキサミド;
N−[(1S,2S)−2−ヒドロキシシクロヘキシル]−4−{[6−(1,3−チアゾール−2−イル)ピリジン−3−イル]メチル}キノリン−2−カルボキサミド;
4−[(6−クロロピリジン−3−イル)メチル]−7,8−ジフルオロ−N−[(1S,2S)−2−ヒドロキシシクロヘキシル]キノリン−2−カルボキサミド;
4−[(6−クロロピリジン−3−イル)メチル]−N−[(3R,4S)−3−ヒドロキシテトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル]−8−(メチルスルファニル)キノリン−2−カルボキサミド;
N−[(3R,4S)−3−ヒドロキシテトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル]−4−[4−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)ベンジル]キノリン−2−カルボキサミド;
N−[(3R,4S)−3−ヒドロキシテトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル]−4−[4−(1−メチル−1H−ピラゾール−5−イル)ベンジル]キノリン−2−カルボキサミド;
N−[(3R,4S)−3−ヒドロキシテトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル]−4−[(6−メトキシピリジン−3−イル)メチル]キノリン−2−カルボキサミド;
N−[(3R,4S)−3−ヒドロキシテトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル]−4−[(6−メトキシピリジン−3−イル)メチル]キノリン−2−カルボキサミド;
N−[(3R,4S)−3−ヒドロキシテトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル]−4−[4−(1H−ピラゾール−1−イル)ベンジル]キノリン−2−カルボキサミド;
N−[(1S,2S)−2−ヒドロキシシクロヘキシル]−4−[(1−メチル−1H−ベンゾトリアゾール−5−イル)メチル]キノリン−2−カルボキサミド;
4−[(6−クロロピリジン−3−イル)メチル]−N−[(1S,2S)−2−ヒドロキシシクロヘキシル]キノリン−2−カルボキサミド 1−オキシド;
4−(4−クロロベンジル)−N−[(3R,4S)−3−ヒドロキシテトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル]キノリン−2−カルボキサミド 1−オキシド;
4−(4−シアノベンジル)−N−[(3R,4S)−3−ヒドロキシテトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル]キノリン−2−カルボキサミド;
N−[(1S,2S)−2−ヒドロキシシクロヘキシル]−4−(イミダゾ[1,2−a]ピリジン−6−イルメチル)キノリン−2−カルボキサミド;
N−[(1S,2S)−2−ヒドロキシシクロヘキシル]−4−([1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリジン−6−イルメチル)キノリン−2−カルボキサミド;
N−[(1S,2S)−2−ヒドロキシシクロヘキシル]−4−[(5−メトキシピリジン−3−イル)メチル]キノリン−2−カルボキサミド;
4−[フルオロ(6−メトキシピリジン−3−イル)メチル]−N−[(3R,4S)−3−ヒドロキシテトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル]−8−メトキシキノリン−2−カルボキサミド;
4−(3,4−ジフルオロベンジル)−N−[(1S,2S)−2−ヒドロキシシクロヘキシル]キノリン−2−カルボキサミド;
4−(4−クロロ−3−フルオロベンジル)−N−[(1S,2S)−2−ヒドロキシシクロヘキシル]キノリン−2−カルボキサミド;
8−フルオロ−N−[(3R,4S)−3−ヒドロキシテトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル]−4−[(6−メトキシピリジン−3−イル)メチル]キノリン−2−カルボキサミド;
N−[(3R,4S)−3−ヒドロキシテトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル]−4−{[6−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル]メチル}キノリン−2−カルボキサミド;
N−[(1S,2S)−2−ヒドロキシシクロヘキシル]−4−[4−(5−メチル−1,2,4−オキサジアゾール−3−イル)ベンジル]キノリン−2−カルボキサミド;
N−[(1S,2S)−2−ヒドロキシシクロヘキシル]−4−[4−(2−メチル−1,3−チアゾール−4−イル)ベンジル]キノリン−2−カルボキサミド;
N−[(1S,2S)−2−ヒドロキシシクロヘキシル]−4−[4−(3−メチル−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル)ベンジル]キノリン−2−カルボキサミド;
8−フルオロ−N−[(3R,4S)−3−ヒドロキシテトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル]−4−[4−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)ベンジル]キノリン−2−カルボキサミド;
N−[(1S,2S)−2−ヒドロキシシクロヘキシル]−4−[4−(ピリミジン−2−イル)ベンジル]キノリン−2−カルボキサミド;
N−[(1S,2S)−2−ヒドロキシシクロヘキシル]−4−[4−(1−メチル−1H−ピラゾール−3−イル)ベンジル]キノリン−2−カルボキサミド;
N−[(1S,2S)−2−ヒドロキシシクロヘキシル)−4−[4−(1,3−チアゾール−2−イル)ベンジル]キノリン−2−カルボキサミド;
4−[(4−クロロフェニル)(フルオロ)メチル]−N−(3R,4S)−3−ヒドロキシテトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル]キノリン−2−カルボキサミド;
N−[(1S,2S)−2−ヒドロキシシクロヘキシル]−4−(4−メトキシベンジル)−8−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)キノリン−2−カルボキサミド;
4−[(6−クロロピリジン−3−イル)メチル]−N−[(1S,2R)−2−ヒドロキシシクロペンチル]キノリン−2−カルボキサミド;
4−[(6−クロロピリジン−3−イル)メチル]−N−[(1S,2S)−2−ヒドロキシシクロペンチル]キノリン−2−カルボキサミド;
4−[フルオロ(6−メトキシピリジン−3−イル)メチル]−N−[(3R,4S)−3−ヒドロキシテトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル]キノリン−2−カルボキサミド;
8−クロロ−N−[(3R,4S)−3−ヒドロキシテトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル]−4−[(6−メトキシピリジン−3−イル)メチル]キノリン−2−カルボキサミド;
8−フルオロ−N[(3R,4S)−3−ヒドロキシテトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル]−4−{[6−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)ピリジン−3−イル]メチル}キノリン−2−カルボキサミド;
N−[(3S,4S)−4−ヒドロキシテトラヒドロ−2H−ピラン−3−イル]−4−[(6−メトキシピリジン−3−イル)メチル]キノリン−2−カルボキサミド;
4−[(6−クロロピリジン−3−イル)メチル]−8−フルオロ−N−[(3S,4S)−4−ヒドロキシテトラヒドロ−2H−ピラン−3−イル]キノリン−2−カルボキサミド;
N−[(3R,4S)−3−ヒドロキシテトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル]−4−{[(6−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)ピリジン−3−イル]メチル}キノリン−2−カルボキサミド;
N−[(3S,4S)−4−ヒドロキシテトラヒドロ−2H−ピラン−3−イル]−4−{[(6−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)ピリジン−3−イル]メチル}キノリン−2−カルボキサミド;
8−クロロ−4−[(2−クロロピリジン−4−イル)メチル]−N−[(3R,4S)−3−ヒドロキシテトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル]キノリン−2−カルボキサミド;
4−{[6−(3−クロロ−1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)ピリジン−3−イル]メチル}−N−[(1S,2S)−2−ヒドロキシシクロヘキシル]キノリン−2−カルボキサミド;
8−クロロ−N−[(1S,2S)−2−ヒドロキシシクロヘキシル]−4−{[6−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)ピリジン−3−イル]メチル}キノリン−2−カルボキサミド;
4−[(2−クロロピリジン−4−イル)メチル]−N−[(3R,4S)−3−ヒドロキシテトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル]キノリン−2−カルボキサミド;
4−[(2−クロロピリジン−4−イル)カルボニル]−N−[(3R,4S)−3−ヒドロキシテトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル]キノリン−2−カルボキサミド;
N−[(1S,2S)−2−ヒドロキシシクロヘキシル]−4−{[6−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)−1−オキシドピリジン−3−イル]メチル}キノリン−2−カルボキサミド;
4−[(2−クロロピリジン−4−イル)メチル]−N−[(3S,4S)−4−ヒドロキシテトラヒドロ−2H−ピラン−3−イル]キノリン−2−カルボキサミド;
N−[(3S,4S)−4−ヒドロキシヘプタン−3−イル]−4−{[2−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)ピリジン−4−イル]メチル}キノリン−2−カルボキサミド;
8−フルオロ−N−[(3R,4S)−3−ヒドロキシテトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル]−4−[(6−メチルピリジン−3−イル)メチル]キノリン−2−カルボキサミド;
4−[(6−クロロピリジン−3−イル)メチル]−N−シクロヘキシルキノリン−2−カルボキサミド;
4−[(2−クロロピリジン−4−イル)メチル]−N−[(1S,2S)−2−ヒドロキシシクロヘキシル]キノリン−2−カルボキサミド;
5,8−ジフルオロ−N−[(3R,4S)−3−ヒドロキシテトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル]−4−[(6−メトキシピリジン−3−イル)メチル]キノリン−2−カルボキサミド;
N−[(1S,2S)−2−ヒドロキシシクロヘキシル]−4−[(2−メチルピリジン−4−イル)メチル]キノリン−2−カルボキサミド;
N−[(3S,4S)−4−ヒドロキシヘプタン−3−イル]−4−{[2−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)ピリジン−4−イル]メチル}キノリン−2−カルボキサミド;
5,8−ジフルオロ−N−[(3R,4S)−3−ヒドロキシテトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル]−4−{[6−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル]メチル}キノリン−2−カルボキサミド;
N−[(1S,2S)−2−ヒドロキシシクロヘキシル]−4−(ピラジン−2−イルメチル)キノリン−2−カルボキサミド;
N−[(3R,4S)−3−ヒドロキシテトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル]−4−(ピラジン−2−イルメチル)キノリン−2−カルボキサミド;
N−[(1S,2S)−2−ヒドロキシシクロヘキシル]−4−[(2−メトキシピリジン−4−イル)メチル]キノリン−2−カルボキサミド;
N−[(3R,4S)−3−ヒドロキシテトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル]−4−[(2−メトキシピリジン−4−イル)メチル]キノリン−2−カルボキサミド;
4−{[6−(ジフルオロメチル)ピリジン−3−イル]メチル}−8−フルオロ−N−[(3R,4S)−3−ヒドロキシテトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル]キノリン−2−カルボキサミド;
8−フルオロ−N−[(3R,4S)−3−ヒドロキシテトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル]−4−[(6−メトキシ−1−オキシドピリジン−3−イル)メチル]キノリン−2−カルボキサミド;
4−[(2−クロロピリジン−4−イル)メチル]−8−フルオロ−N−[(3R,4S)−3−ヒドロキシテトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル]キノリン−2−カルボキサミド;
N−[(3R,4S)−3−ヒドロキシテトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル]−4−[(2−メチルピリジン−4−イル)メチル]キノリン−2−カルボキサミド;
N−[(1S,2S)−2−フルオロシクロヘキシル]−4−{[6−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)ピリジン−3−イル]メチル}キノリン−2−カルボキサミド;
N−[(1S,2S)−2−ヒドロキシシクロヘキシル]−4−{[2−(メチルスルファニル)ピリミジン−5−イル]メチル}キノリン−2−カルボキサミド;
4−[(6−クロロピリジン−3−イル)メチル]−N−[(1S)−2−オキソシクロヘキシル]キノリン−2−カルボキサミド;
8−フルオロ−N−[(3R,4S)−3−ヒドロキシテトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル]−4−[(2−メトキシピリジン−4−イル)メチル]キノリン−2−カルボキサミド;
N−[(3R,4S)−3−ヒドロキシテトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル]−4−{[2−(メチルスルファニル)ピリミジン−5−イル]メチル}キノリン−2−カルボキサミド;
8−フルオロ−4−[(6−ヒドロキシピリジン−3−イル)メチル]−N−[(3R,4S)−3−ヒドロキシテトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル]キノリン−2−カルボキサミド;
4−[(6−ヒドロキシピリジン−3−イル)メチル]−N−[(3R,4S)−3−ヒドロキシテトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル]キノリン−2−カルボキサミド;
4−[(2−ヒドロキシピリジン−4−イル)メチル]−N−[(3R,4S)−3−ヒドロキシテトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル]キノリン−2−カルボキサミド;
N−(2−メチルシクロヘキシル)−4−{[6−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)ピリジン−3−イル]メチル}キノリン−2−カルボキサミド;
8−フルオロ−N−[(3R,4S)−3−ヒドロキシテトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル]−4−[(2−メトキシ−1−オキシドピリジン−4−イル)メチル]キノリン−2−カルボキサミド;
8−フルオロ−4−[(2−ヒドロキシピリジン−4−イル)メチル]−N−[(3R,4S)−3−ヒドロキシテトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル]キノリン−2−カルボキサミド;
4−{[6−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)ピリジン−3−イル]メチル}−N−[(1R,2S)−2−フェニルシクロヘキシル]キノリン−2−カルボキサミド;
N−[(1R,2R)−2−エチニルシクロヘキシル]−4−{[6−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)ピリジン−3−イル]メチル}キノリン−2−カルボキサミド;
5,8−ジフルオロ−N−[(3R,4S)−3−ヒドロキシテトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル]−4−[(2−メトキシピリジン−4−イル)メチル]キノリン−2−カルボキサミド;
N−[(1S,2S)−2−(ヒドロキシメチル)シクロヘキシル]−4−{[6−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)ピリジン−3−イル]メチル}キノリン−2−カルボキサミド;
4−[(6−エトキシピリジン−3−イル)メチル]−N−[(3R,4S)−3−ヒドロキシテトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル]キノリン−2−カルボキサミド;
N−[(3R,4S)−3−ヒドロキシテトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル]−4−{[6−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)ピリジン−3−イル]メチル}キノリン−2−カルボキサミド;
N−[(3R,4S)−3−ヒドロキシテトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル]−4−{[6−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルオキシ)ピリジン−3−イル]メチル}キノリン−2−カルボキサミド;
N−(2−メチリデンシクロヘキシル)−4−{[6−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)ピリジン−3−イル]メチル}キノリン−2−カルボキサミド;
N−[(3R,4S)−3−ヒドロキシテトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル]−4−[(6−メトキシ−1−オキシドピリジン−3−イル)メチル]キノリン−2−カルボキサミド;
4−[(2−エトキシピリジン−4−イル)メチル]−N−[(3R,4S)−3−ヒドロキシテトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル]キノリン−2−カルボキサミド;
8−フルオロ−N−[(3R,4S)−3−ヒドロキシテトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル]−4−{[6−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)ピリジン−3−イル]メチル}キノリン−2−カルボキサミド;
4−[(6−フルオロピリジン−3−イル)メチル]−N−[(3R,4S)−3−ヒドロキシテトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル]キノリン−2−カルボキサミド;
N−[(3R,4S)−3−ヒドロキシテトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル]−4−{[6−(メチルスルファニル)ピリジン−3−イル]メチル}キノリン−2−カルボキサミド;
4−[(2−エトキシピリジン−4−イル)メチル]−8−フルオロ−N−[(3R,4S)−3−ヒドロキシテトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル]キノリン−2−カルボキサミド;
4−[(6−エトキシピリジン−3−イル)メチル]−8−フルオロ−N−[(3R,4S)−3−ヒドロキシテトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル]キノリン−2−カルボキサミド;
N−[(3R,4S)−3−ヒドロキシテトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル]−4−{[2−(メチルスルファニル)ピリジン−4−イル]メチル}キノリン−2−カルボキサミド、およびその薬学的に許容される塩として記載している。
【0045】
また、本発明は、患者(好ましくは、ヒト)を、M1受容体が関与する疾患または障害、例えば、アルツハイマー病、認知障害、統合失調症、疼痛障害および睡眠障害についての、患者に治療有効量の式(II)および(III)の化合物またはその薬学的に許容される塩を投与することにより治療する方法に関する。
【0046】
また、本発明は、患者に式(II)および(III)の化合物またはその薬学的に許容される塩を投与することにより、M1受容体が関与する疾患または障害、例えば、アルツハイマー病、認知障害、統合失調症、疼痛障害および睡眠障害を治療するための、式(II)および(III)の化合物の使用に関する。
【0047】
また、本発明は、式(II)および(III)の化合物またはその薬学的に許容される塩、および薬学的に許容される担体を含む、患者(好ましくは、ヒト)のM1受容体が関与する疾患または障害、例えば、アルツハイマー病、認知障害、統合失調症、疼痛障害および睡眠障害を治療するための医薬または医薬組成物に関する。
【0048】
また、本発明は、式(II)および(III)の化合物またはその薬学的に許容される塩を、薬学的に許容される担体と配合することを含む、M1受容体が関与する疾患、例えば、アルツハイマー病、認知障害、統合失調症、疼痛障害および睡眠障害を治療するための医薬または医薬組成物の製造方法に関する。
【0049】
可変部が式(II)および(III)またはその置換基のいずれかに1回より多く存在している場合、該可変部の個々の存在は、特に記載のない限り、互いに独立している。
【0050】
本明細書で用いる場合、用語「アルキル」は、単独でまたは別の置換基の一部として、指定した数の炭素原子を有する飽和の直鎖または分枝鎖の炭化水素原子団を意味する(例えば、C1〜10アルキルは、1〜10個の炭素原子を有するアルキル基を意味する)。
【0051】
本発明における使用のための好ましいアルキル基は1〜6個の原子を有するC1〜6アルキル基である。例示的なアルキル基としては、メチル、エチル、n−プロピル、イソプロピル、n−ブチル、イソブチル、tert−ブチル、ペンチル、ヘキシルなどが挙げられる。Cアルキルは結合を意味する。
【0052】
本明細書で用いる場合、用語「シクロアルキル」は、単独でまたは別の置換基の一部として、指定した数の炭素原子を有する飽和の環状の炭化水素原子団を意味する(例えば、C3〜12シクロアルキルは3〜12個の炭素原子を有するシクロアルキル基を意味する)。シクロアルキルという用語は本明細書で用いる場合、単環式、二環式および三環式の飽和炭素環、スピロ環および架橋および縮合環の炭素環を包含する。
【0053】
本発明における使用のための好ましいシクロアルキル基は、3〜8個の炭素原子を有する単環式C3〜8シクロアルキル基である。例示的な単環式シクロアルキル基としては、シクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチル、シクロヘキシルなどが挙げられる。例示的な架橋シクロアルキル基としては、アダマンチルおよびノルボルニルが挙げられる。例示的な縮合シクロアルキル基としては、デカヒドロナフタレンが挙げられる。
【0054】
本明細書で用いる場合、用語「アリール」は、単独でまたは別の置換基の一部として、環状の芳香族炭化水素原子団を意味する。好ましいアリール基は、6〜10個の炭素原子を有する。用語「アリール」は、多重環系ならびに単一環系を包含する。本発明における使用のための好ましいアリール基としては、フェニルおよびナフチルが挙げられる。
【0055】
また、用語「アリール」は、部分的に芳香族である環状の縮合炭化水素環(すなわち、縮合環の一方は芳香族であり、他方は非芳香族である)も包含する。部分的芳香族である例示的なアリール基はインダニルである。
【0056】
本明細書で用いる場合、用語「ヘテロアリール」は、単独でまたは別の置換基の一部として、C、N、OおよびSから選択される5〜12個の環原子を有し、少なくとも1個の環ヘテロ原子がO、NまたはSであり、構成要素の環の少なくとも1つが芳香族である、環状または多環式の基を意味する。本発明における使用のための例示的なヘテロアリール基としては、カルバゾリル、カルボリンリル、クロメニル、シンノリニル、フラニル、ベンゾフラニル、ベンゾフラザニル、イソベンゾフラニル、イミダゾリル、ベンゾイミダゾリル、ベンゾイミダゾロニル、インダゾリル、インドリル、イソインドリル、インドリニル、インドラジニル、インジニル、オキサジアゾリル、オキサゾリル、ベンゾオキサゾリル、イソオキサゾリル、ピラニル、ピラジニル、ピラゾリル、ベンゾピラゾリル、ピリダジニル、ピリジル、ピリミジニル、ピロリル、キノリル、イソキノリル、テトラゾリル、チアゾリル、イソチアゾリル、チアジアゾリル、チエニル、ベンゾチオニル、ベンゾチアゾリル、キノキサリニル、トリアジニルおよびトリアゾリル、およびそのN−オキシドが挙げられる。
【0057】
ヘテロアリール基の1つの亜群は5個の環原子を有する。この実施形態の例示的なヘテロアリール基はピラゾリル、ピリジル、チアゾリルおよびイミダゾリルである。
【0058】
ヘテロアリール基の別の亜群は6個の環原子を有する。この実施形態の例示的なヘテロアリール基はピリジニルおよびピリミジニルである。
【0059】
また、用語「ヘテロアリール」は、部分的に芳香族である縮合環複素環基(すなわち、縮合環の一方が芳香族であり、他方が非芳香族である)も包含する。部分的芳香族である例示的なヘテロアリール基はベンゾジオキソールである。
【0060】
本明細書で定義するヘテロアリール基が置換されている場合、置換基は、ヘテロアリール基の環炭素原子に結合されていてもよく、または置換が可能な結合価を有する環ヘテロ原子(すなわち、窒素、酸素もしくはイオウ)に結合されていてもよい。好ましくは、置換基は環炭素原子に結合されている。同様に、ヘテロアリール基が本明細書における置換基であると定義する場合、結合点は、ヘテロアリール基の環炭素原子であってもよく、または結合が可能な結合価を有する環ヘテロ原子(すなわち、窒素、酸素もしくはイオウ)であってもよい。好ましくは、結合は環炭素原子においてである。
【0061】
本明細書で用いる場合、用語「ハロ」または「ハロゲン」には、フルオロ、クロロ、ブロモおよびヨードが含まれる。
【0062】
本発明の化合物は、1つ以上の不斉中心を有するものであってもよい。不斉中心を有する化合物では、エナンチオマー(光学異性体)、ジアステレオマー(立体配置異性体)または両方が生じ、考えられ得るすべてのエナンチオマーおよびジアステレオマーを混合物で、および純粋なまたは一部精製された化合物が本発明の範囲内に含まれることを意図する。本発明は、式(I)〜(III)の化合物のかかるすべての異性体形態を包含することを意図する。
【0063】
式(I)〜(III)は、明白な立体化学的配置なしで示している。本発明は、式(I)〜(III)およびその薬学的に許容される塩のあらゆる立体異性体を含む。
【0064】
エナンチオマー的またはジアステレオマー的に富化した化合物の独立した合成、またはクロマトグラフィーによる分離は、当該技術分野で知られたように、本明細書に開示した方法論を適切に改良することによって行われ得る。その絶対立体化学的配置は、必要であれば、既知の絶対配置の不斉中心を含む試薬を用いて誘導体化した結晶性生成物または結晶性中間体のx線結晶学によって決定され得る。
【0065】
所望により、該化合物のラセミ混合物を、個々のエナンチオマーまたはジアステレオマーが単離されるように分離してもよい。分離は、当該技術分野でよく知られた方法、例えば、化合物のラセミ混合物をエナンチオマー的に純粋な化合物にカップリングさせてジアステレオマー混合物を形成した後、標準的な方法(分別結晶またはクロマトグラフィーなど)によって個々のジアステレオマーに分離することにより行われ得る。カップリング反応は、多くの場合、エナンチオマー的に純粋な酸または塩基を用いた塩の形成である。ジアステレオマー誘導体は、次いで、付加したキラル残基の切断によって純粋なエナンチオマーに変換され得る。また、該化合物のラセミ混合物を、キラル固定相を用いたクロマトグラフィーによる方法によって直接分離することもでき、該方法は、当該技術分野でよく知られている。
【0066】
あるいは、化合物のエナンチオマーまたはジアステレオマーは、配置が既知の光学的に純粋な出発物質または試薬を使用し、当該技術分野でよく知られた方法による立体選択的合成によっても得られ得る。
【0067】
本発明の化合物は以下の反応スキームに従って調製され得、該スキーム中、可変部は先に定義したとおりであるか、または容易に入手可能な出発物質を用いて、試薬および慣用的な合成手順により誘導される。また、それ自体は有機合成分野の当業者に既知の変型を使用することも可能であるが、さらに詳細には記載しない。
【0068】
また、本発明は、本発明の化合物の調製における中間体として有用な化合物の合成方法を提供する。
【0069】
上記のいずれかの合成シーケンスの際、いずれかの分子上の関与する感受性または反応性の基を保護することが必要であるか、または所望される場合があり得る。これは、Protective Groups in Organic Chemistry編.J.F.W.McOmie,Plenum Press,1973、およびT.W.Greene & P/G.M.Wuts,Protective Groups in Organic Synthesis,John Wiley & Sons,1999に記載されたものなどの慣用的な保護基によって行われ得る。保護基は、その後の都合のよい段階で当該技術分野で知られた方法を用いて除去され得る。
【0070】
本発明の化合物およびその作製方法の具体的な実施形態を本明細書の実施例において記載する。
【0071】
式(I)〜(III)の化合物において、原子は、その天然の同位体存在度を示すものであってもよく、1種類以上の原子において、同じ原子番号を有するが原子量または質量数が自然界に主として見られる原子量または質量数と異なるような特定の同位体を人為的に富化してもよい。本発明は、一般式(I)〜(III)の化合物の適当なあらゆる同位体異型を含むことを意図する。例えば、水素(H)の異なる同位体形態としては、プロチウム(H)とジューテリウム(H)が挙げられる。プロチウムは、自然界に主として見られる水素同位体である。ジューテリウムの富化により、特定の治療上の利点(インビボ半減期の増大もしくは必要投与量の低減など)がもたらされ得るか、または生物学的試料の特性評価のための標準として有用な化合物が提供され得る。
【0072】
一般式(I)〜(III)における同位体富化した化合物は、過度の実験を行うことなく、当業者によく知られた慣用的な手法によって、または本明細書のスキームおよび実施例に記載のものと同様のプロセスによって、適切な同位体富化試薬および/または中間体を用いて調製され得る。
【0073】
用語「実質的に純粋な」は、当該技術分野で知られた解析手法によってアッセイしたとき、単離された物質が少なくとも90%純粋、好ましくは95%純粋、さらにより好ましくは99%純粋であることを意味する。
【0074】
本明細書で用いる場合、用語「ムスカリン性M1受容体」は、Gタンパク質共役受容体のスーパーファミリー由来の、ムスカリン性アセチルコリン受容体の5つのサブタイプのうちの1つをいう。ムスカリン性受容体ファミリーは、例えば、Pharmacol Ther,1993,58:319−379;Eur J Pharmacol,1996,295:93−102、およびMol Pharmacol 2002,61:1297−1302に記載されている。ムスカリン性受容体は、1つ以上のアロステリック部位を含んでおり、これにより、ムスカリン性リガンドが一次結合部位またはオルソステリック部位に結合する親和性が改変されることがあり得ることが知られている。例えば、S.Lazarenoら,Mol Pharmacol,2002,62:6,1491−1505参照。
【0075】
本明細書で用いる場合、用語「正のアロステリックモデュレータ」および「アロステリック増強因子」は、互換的に用いており、受容体のアロステリック部位と相互作用して主要結合部位を活性化させるリガンドをいう。本発明の化合物は、ムスカリン性M1受容体の正のアロステリックモデュレータである。例えば、モデュレータまたは増強因子は、動物(特に、ヒト)のムスカリン性M1受容体のオルソステリック部位において内在性リガンド(アセチルコリンまたはキサノメリンなど)によってもたらされる応答を直接的または間接的に増大させるものであり得る。
【0076】
また、アロステリック受容体部位におけるリガンドの作用は、当業者に知られた「アロステリック三元複合体モデル」によっても理解され得る。アロステリック三元複合体モデルは、ムスカリン性受容体ファミリーに関してBirdsallら,Life Sciences,2001,68:2517−2524に記載されている。アロステリック結合部位の役割の一般的な説明については、Christopoulos,Nature Reviews:Drug Discovery,2002,1:198−210を参照のこと。
【0077】
本発明の化合物は、ムスカリン性M1受容体のオルソステリックアセチルコリン部位とは相違するアロステリック結合部位に結合し、それにより、M1受容体のオルソステリック部位において内在性リガンドアセチルコリンによってもたらされる応答が増大されると考えられる。また、本発明の化合物は、ムスカリン性M1受容体のキサノメリン部位とは相違するアロステリック部位に結合し、それにより、M1受容体のオルソステリック部位において内在性リガンドキサノメリンによってもたらされる応答が増大されると考えられる。
【0078】
用語「薬学的に許容される塩」は、薬学的に許容される無毒性の塩基または酸、例えば、無機または有機塩基および無機または有機酸から調製される塩をいう。本発明の化合物は、該化合物の遊離塩基形態に存在している酸官能基の数に応じて、モノ、ジまたはトリス塩であり得る。遊離塩基および無機塩基から誘導される塩としては、アルミニウム、アンモニウム、カルシウム、銅、第二鉄、第一鉄、リチウム、マグネシウム、第二マンガン塩、第一マンガン、カリウム、ナトリウム、亜鉛などが挙げられる。
【0079】
固形形態の塩は、1種を超える結晶構造で存在していてもよく、また、水和物の形態であってもよい。薬学的に許容される無毒性の有機塩基から誘導される塩としては、第1級、第2級および第3級アミン、置換アミン(天然に存在する置換アミンを含む)、環状アミン、および塩基性イオン交換樹脂、例えば、アルギニン、ベタイン、カフェイン、コリン、N,N’−ジベンジルエチレン−ジアミン、ジエチルアミン、2−ジエチルアミノエタノール、2−ジメチルアミノエタノール、エタノールアミン、エチレンジアミン、N−エチルモルホリン、N−エチルピペリジン、グルカミン、グルコサミン、ヒスチジン、ヒドラバミン、イソプロピルアミン、リジン、メチルグルカミン、モルホリン、ピペラジン、ピペリジン、ポリアミン樹脂、プロカイン、プリン、テオブロミン、トリエチルアミン、トリメチルアミン、トリプロピルアミン、トロメタミンなどの塩を含む。
【0080】
本発明の化合物が塩基性である場合、塩は、薬学的に許容される無毒性の酸、例えば、無機酸および有機酸から調製され得る。かかる酸としては、酢酸、トリフルオロ酢酸、ベンゼンスルホン酸、安息香酸、カンフルスルホン酸、クエン酸、エタンスルホン酸、フマル酸、グルコン酸、グルタミン酸、臭化水素、塩酸、イセチオン酸、乳酸、マレイン酸、リンゴ酸、マンデル酸、メタンスルホン酸、ムコ酸、硝酸、パモ酸、パントテン酸、リン酸、コハク酸、硫酸、酒石酸、パラ−トルエンスルホン酸などが挙げられる。
【0081】
本発明は、かかる活性を必要とする哺乳動物などの患者または被験者における、本明細書に開示した式(I)〜(III)の化合物のM1アロステリックモデュレータとしての使用であって、有効量の該化合物を投与することを含む使用に関する。ヒトに加えて、さまざまな他の哺乳動物が本発明の方法に従って治療され得る。
【0082】
本発明の化合物は、アルツハイマー病の治療または改善において有用性を有する。また、該化合物は、ムスカリン性M1受容体によって媒介される他の疾患、例えば、統合失調症、睡眠障害、疼痛障害(例えば、急性疼痛、炎症疼痛および神経病性疼痛)ならびに認知障害(例えば、軽度の認知障害)の治療または改善に有用であり得る。本発明の化合物によって治療され得る他の病状としては、パーキンソン病、肺高血圧症、慢性閉塞性肺疾患(COPD)、喘息、尿失禁、緑内障、統合失調症、トリソミー21(ダウン症候群)、脳アミロイド血管障害、変性痴呆、Dutch型アミロイド症を伴う遺伝性脳出血(HCHWA−D)、クロイツフェルト‐ヤーコブ病、プリオン障害、筋萎縮性側索硬化症、進行性核上性麻痺、頭部外傷、脳卒中、膵炎、封入体筋炎、他の末梢アミロイドーシス、糖尿病、自閉およびアテローム性動脈硬化が挙げられる。
【0083】
好ましい実施形態において、本発明の化合物は、アルツハイマー病、認知障害、統合失調症、疼痛障害および睡眠障害の治療に有用である。例えば、該化合物は、アルツハイマー型の痴呆の予防、ならびに早期、中期または後期のアルツハイマー型の痴呆の治療に有用であり得る。
【0084】
好ましい実施形態において、本発明の化合物は、アルツハイマー病、認知障害、統合失調症、疼痛障害および睡眠障害の治療に有用である。例えば、該化合物は、アルツハイマー型の痴呆の予防、ならびに早期、中期または後期アルツハイマー型の痴呆の治療に有用であり得る。一般に、アルツハイマー病の症状としては、錯乱、被刺激性および攻撃性、気分のむら、言語支離滅裂、長期記憶喪失、および知覚の低下に伴う罹病者の一般的な引きこもりが挙げられる。アルツハイマー病に関連する言語問題としては、語彙数の減少および発話頻度の能弁の低下が挙げられる。また、アルツハイマー病は、良好な運動課題、例えば、筆記、描画、着衣および他の協調運動の障害も包含する。アルツハイマー病の症状としては、失行(行動の計画における困難性)が挙げられる。
【0085】
早期アルツハイマー病は、錯乱、記憶喪失および他の認知能力の変化を特徴とする。症状としては、迷子、お金の取り扱いおよび支払いの困難性、反復質問、通常の日常作業の遂行に長時間時間がかかる、誤判断、ならびに気分および人格の変化が挙げられる。
【0086】
中期のアルツハイマー病は、推理的思考、知覚処理、および意識的思考の問題によって顕現される。中期の症状としては、持続的記憶喪失および錯乱が挙げられる。中期の患者は、典型的には、家族および友人を認識することが問題となり始める。症状としては、新しいことを覚えることができない、多工程を伴う作業(着衣など)を行うことができない、または新たな状況に対処することができないことが挙げられる。中期の患者は、幻覚、妄想およびパラノイアを有することがあり得、衝動的に行動することがあり得る。
【0087】
重度のアルツハイマー病を患っている患者は、典型的には、意思の疎通をすることができず、世話は完全に他人に依存することとなる。
【0088】
本発明の化合物が有用であり得る潜在的な統合失調症の病状または障害としては、以下の病状または疾患:統合失調症または精神病、例えば、統合失調症(被害妄想、支離滅裂、緊張病性または識別不能)、統合失調症様障害、非定型精神病性障害、妄想性障害、短期精神病性障害、共有性精神病性障害、精神病性障害(一般的な疾病状態による)および物質誘発性または薬物誘発性(フェンシクリジン、ケタミンおよび他の解離性麻酔薬、アンフェタミンおよび他の精神刺激薬およびコカイン)精神病精神病性障害、情動障害と関連する精神病、短期反応性精神病、非定型精神病性精神病、「統合失調症スペクトラム」障害、例えば、分裂病型もしくは統合失調型人格障害、または精神病(大鬱病、躁鬱(双極性)など)、アルツハイマー病および外傷後ストレス症候群)と関連する疾病、例えば、統合失調症および他の精神疾患の陽および陰の両方の症状;認知障害、例えば痴呆(アルツハイマー病、虚血、多発脳梗塞性痴呆、外傷、血管の問題または脳卒中、HIV疾患、パーキンソン病、ハンティントン病、ピック病、クロイツフェルト‐ヤーコブ病、分娩時低酸素症、他の一般的な疾病状態または物質乱用と関連しているもの);せん妄、健忘症障害または加齢性認知低下の1つ以上が挙げられる。
【0089】
別の具体的な実施形態では、本発明は、治療を必要とする患者に有効量の本発明の化合物を投与することを含む、統合失調症または精神病の治療方法を提供する。具体的な統合失調症または精神病の病態は、被害妄想、支離滅裂、緊張病性または識別不能統合失調症および物質誘発性精神病性障害である。現在、Diagnostic and Statistical Manual of Mental Disorders(DSM−IV−TR)(2000,American Psychiatric Association,Washington DC)の第4版のテキスト版に診断ツールが示されており、被害妄想、支離滅裂、緊張病性または識別不能統合失調症および物質誘発性精神病性障害が含まれている。本明細書で用いる場合、用語「統合失調症または精神病」は、DSM−IV−TRに記載の精神障害の治療を包含する。当業者には、精神障害に対する択一的な命名法、疾病分類学および分類システムが存在すること、ならびにこのようなシステムは、医学および科学の進歩に伴って進化していることが認識されよう。したがって、用語「統合失調症または精神病」は、他の診断情報源に記載された類似障害も含むことを意図する。
【0090】
化合物の組合せの例としては、統合失調症の治療のための薬剤との組合せ、例えば、鎮静薬、催眠薬、抗不安薬、抗精神病薬、抗不安剤、シクロピロロン、イミダゾピリジン、ピラゾロピリミジン、マイナートランキライザー、メラトニンアゴニストおよびアンタゴニスト、メラトニン作動剤、ベンゾジアゼピン、バルビツレート、5HT−2アンタゴニストなど、例えば:アジナゾラム、アロバルビタール、アロニミド、アイプラゾラム、アミスルプリド、アミトリプチリン、アモバルビタール、アモキサピン、アリピプラゾール、ベンタゼパム、ベンゾクタミン、ブロチゾラム、ブプロピオン、ブスプリオン、ブタバルビタール、ブタルビタール、カプリド、カルボクロラール、クロラールベタイン、クロラール水和物、クロミプラミン、クロナゼパム、クロペリドン、クロラゼペート、クロルジアゼポキシド、クロレサート(clorethate)、クロルプロマジン、クロザピン、シプラゼパム、デシプラミン、デキシクラモール、ジアゼパム、ジクロラルフェナゾン、ジバルプロエックス、ジフェンヒドラミン、ドキセピン、エスタゾラム、エトクロルビノール、エトミダート、フェノバム、フルニトラゼパム、フルペンチキソール、フルフェナジン、フルラゼパム、フルボキサミン、フルオキセチン、ホサゼパム、グルテチミド、ハラゼパム、ハロペリドール、ヒドロキシジン、イミプラミン、リチウム、ロラゼパム、ロルメタゼパム、マプロチリン、メクロクアロン、メラトニン、メホバルビタール、メプロバメート、メタクアロン、ミダフール、ミダゾラム、ネファゾドン、ニソバメート、ニトラゼパム、ノルトリプチリン、オランザピン、オキサゼパム、パラアルデヒド、パロキセチン、ペントバルビタール、ペルラピン、ペルフェナジン、フェネルジン、フェノバルビタール、プラゼパム、プロメタジン、プロポフォール、プロトリプチリン、クアゼパム、ケチアピン、レクラゼパム、リスペリドン、ロレタミド、セコバルビタール、セルトラリン、スプロエロン、テマゼパム、チオリダジン、チオチキセン、トラカゾレート、トラニルシプロマイン、トラゾドン、トリアゾラム、トレピパム、トリセタミド、トリクロホス、トリフルオペラジン、トリメトジン、トリミプラミン、ウルダゼパム、ベンラファキシン、ザレプロン、ジプラシドン、ゾラゼパム、ゾルピデム、およびその塩、ならびにその組合せなどが挙げられるか、あるいは、主題の化合物は、光線療法または電気刺激などの物理的方法の使用と併せて投与してもよい。
【0091】
別の実施形態では、主題の化合物は、レボドパ(カルビドパまたはベンセラジドなどの選択的脳外デカルボキシラーゼ阻害薬とともに、またはなしで)、抗コリン作動薬、例えば、ビペリデン(場合によりその塩酸塩または乳酸塩)およびトリヘキシフェニジル(ベンズヘキソール)塩酸塩、COMT阻害薬、例えばエンタカポン、MOA−B阻害薬、抗酸化剤、A2aアデノシン受容体アンタゴニスト、コリン作動性アゴニスト、NMDA受容体アンタゴニスト、セロトニン受容体アンタゴニスト、およびドパミン受容体アゴニスト、例えばアレンテモル、ブロモクリプチン、フェノルドパム、リスリド、ナキサゴリド、ペルゴリドおよびプラミペキソールと組み合わせて使用され得る。ドパミンアゴニストは、薬学的に許容される塩、例えば、アレンテモル臭化水素酸塩、ブロモクリプチンメシル酸塩、フェノルドパムメシル酸塩、ナキサゴリド塩酸塩およびペルゴリドメシル酸塩の形態であってもよいことは認識されよう。
【0092】
別の実施形態では、主題の化合物は、フェノチアジン、チオキサンテン、複素環式ジベンゾアゼピン、ブチロフェノン、ジフェニルブチルピペリジンおよびインドロンの類型の神経弛緩剤由来の化合物と組み合わせて使用され得る。フェノチアジンの好適な例としては、クロルプロマジン、メソリダジン、チオリダジン、アセトフェナジン、フルフェナジン、ペルフェナジンおよびトリフルオペラジンが挙げられる。チオキサンテンの好適な例としては、クロルプロチキセンおよびチオチキセンが挙げられる。ジベンゾアゼピンの一例はクロザピンである。ブチロフェノンの一例はハロペリドールである。ジフェニルブチルピペリジンの一例はピモジドである。インドロンの一例はモリンドロンである。他の神経弛緩剤としては、ロキサピン、スルピリドおよびリスペリドンが挙げられる。神経弛緩剤は、主題の化合物と組み合わせて使用する場合、薬学的に許容される塩、例えば、クロルプロマジン塩酸塩、メソリダジンベシル酸塩、チオリダジン塩酸塩、アセトフェナジンマレイン酸塩、フルフェナジン塩酸塩、フルフェナジンエナント酸塩、フルフェナジンデカン酸塩、トリフルオペラジン塩酸塩、チオチキセン塩酸塩、ハロペリドールデカン酸塩、ロキサピンコハク酸塩およびモリンドン塩酸塩の形態であってもよいことは認識されよう。ペルフェナジン、クロルプロチキセン、クロザピン、ハロペリドール、ピモジドおよびリスペリドンは、一般的には非塩形態で使用される。したがって、主題の化合物は、アセトフェナジン、アレンテモル、アリピプラゾール、アミスイプリド、ベンズヘキソール、ブロモクリプチン、ビペリデン、クロルプロマジン、クロルプロチキセン、クロザピン、ジアゼパム、フェノルドパム、フルフェナジン、ハロペリドール、レボドパ、レボドパ(ベンセラジドとともに)、レボドパ(カルビドパとともに)、リスリド、ロキサピン、メソリダジン、モリンドロン、ナキサゴリド、オランザピン、ペルゴリド、ペルフェナジン、ピモジド、プラミペキソール、ケチアピン、リスペリドン、スルピリド、テトラベナジン、フリヘキシフェニジル、チオリダジン、チオチキセン、トリフルオペラジンまたはジプラシドンと組み合わせて使用され得る。
【0093】
本発明の化合物が有用であり得る潜在的な睡眠の病状または障害としては、睡眠の質の向上;睡眠の質の改善;睡眠の維持増大;被験者の睡眠時間を被験者が眠ろうと試みている時間で除算して計算される値の増大;睡眠の潜伏時間または開始まで(就寝までの時間)の減少;就寝の困難さの減少;睡眠の継続性の増大;睡眠中に目が覚める回数の減少;夜間覚醒の減少;最初に眠りに就いた後、目が覚めるまでにかかる時間の減少;総睡眠量の増大;断片的睡眠の低減;REM睡眠状態のタイミング、頻度または持続時間の改変;徐波(すなわち、ステージ3または4)睡眠状態のタイミング、頻度または持続時間の改変;ステージ2睡眠量および割合の増大;徐波睡眠の促進;睡眠中のEEG−δ活性の向上;日中の機敏さの増大;日中の眠気の低減;過剰な日中の眠気の治療または低減;不眠;睡眠過剰;ナルコレプシー;睡眠の中断;睡眠時無呼吸;覚醒状態;夜間ミオクローヌス;REM睡眠の中断;時差ぼけ;交代勤務従業員の睡眠の乱れ;睡眠不全;夜間恐怖;鬱、感情/気分障害に関連する不眠、ならびに夢遊および遺尿、ならびに加齢に伴う睡眠障害;アルツハイマー性日没症候群;概日リズムと関連する病状ならびに時間帯を超える旅行および交代勤務スケジュールのローテーションと関連する精神および身体障害;副作用としてREM睡眠の低減を引き起こす薬物による病状;睡眠中の呼吸障害と関連する非修復的睡眠および筋肉疼痛または睡眠時無呼吸によって呈される症候群;ならびに睡眠の質の低下に起因する病状が挙げられる。
【0094】
本発明の化合物が有用であり得る疼痛障害としては、神経病性疼痛(ヘルペス後神経痛、神経外傷、「ジニア(dynia)」、例えば、外陰ジニア(vulvodynia)、幻想肢痛、神経根引き抜き損傷、有痛性糖尿病性神経障害、有痛性外傷性単神経障害、有痛性多発性神経障害など);中枢性疼痛症候群(場合によっては、神経系の任意のレベルの事実上任意の病変によって引き起こされる);術後疼痛症候群(例えば、乳房切除後症候群、開胸術後症候群、断端痛);骨および関節疼痛(変形性関節症)、反復運動疼痛、歯痛、癌の痛、顔面筋疼痛(筋肉外傷、線維筋痛症);周術期疼痛(一般的な手術、婦人科)、慢性疼痛、月経困難症、ならびにアンギナに関連する疼痛、および種々の起源の炎症疼痛(例えば、変形性関節症、関節リウマチ、リウマチ疾患、腱滑膜炎および痛風)、頭痛、偏頭痛および群発性頭痛、頭痛、一次痛覚過敏、二次痛覚過敏、一次アロディニア、二次アロディニア、または中枢過敏化によって引き起こされる他の疼痛が挙げられる。
【0095】
また、本発明の化合物は、ジスキネジーを治療または予防するために使用され得る。さらに、本発明の化合物は、疼痛のオピオイド治療に対する耐性および/または依存を低減させるため、ならびに例えばアルコール、オピオイドおよびコカインの禁断症候群の治療のために使用され得る。
【0096】
本発明の化合物が投与される被験者または患者は、一般的に、M1アロステリックモジュレーションが所望されるヒトの男性または女性であるが、上記の障害の治療が所望される他の哺乳動物、例えば、イヌ、ネコ、マウス、ラット、ウシ、ウマ、ヒツジ、ウサギ、サル、チンパンジーもしくは他の類人猿または霊長類も包含され得る。
【0097】
本発明の化合物は、本発明の化合物が有用性を有する疾患または病状の治療において、1種類以上の他の薬物と組み合わせて使用してもよい。この場合、該薬物の一緒の組合せは、いずれかの薬物単独よりも安全でより有効である。さらに、本発明の化合物は、本発明の化合物の副作用または毒性のリスクを治療、予防、制御、改善または低減する1種類以上の他の薬物と組み合わせて使用してもよい。かかる他の薬物は、それに一般的に使用されている経路および量で、本発明の化合物と同時に、または逐次投与され得る。したがって、本発明の医薬組成物は、本発明の化合物に加えて1種類以上の他の活性成分を含むものが挙げられる。該組合せは、単位投与形態の併用製剤の一部として、またはキットもしくは治療プロトコル(この場合、1種類以上のさらなる薬物は治療レジメの一部として別個の投与形態で投与される)として投与され得る。
【0098】
本発明の化合物の組合せの例としては、抗アルツハイマー病剤、例えば、ジメボン;β−セクレターゼ阻害薬;α−セクレターゼ経路を刺激する化合物;α7ニコチン性アゴニスト、例えばGT521、RG3487、AQ W051、AZD0328およびEVP 6124;ADAM 10リガンドまたは活性化因子;γ−セクレターゼ阻害薬およびγセクレターゼモデュレータ、例えば、セマガセスト(semagacest)、タレンフルビルおよびBMS 708163;tauリン酸化阻害薬;グリシン輸送阻害薬;LXR βアゴニスト;ApoE4コンホメーションモデュレータ;NR2Bアンタゴニスト;アンドロゲン受容体モデュレータ;Αβオリゴマーの形成の遮断薬;5−HT4アゴニスト;5−HT6アンタゴニスト;5−HT1aアンタゴニスト、例えば、レコゾタン、GSK 742457、PRX 03140およびSAM 531;p25/CDK5阻害薬;NK1/NK3受容体アンタゴニスト;COX−2阻害薬;HMG−CoAレダクターゼ阻害薬;NSAID、例えば、イブプロフェン;ビタミンE;抗アミロイド抗体(例えば、抗アミロイドヒト化モノクエローナル抗体)、例えば、バピネオズマブ;抗炎症化合物、例えば、(R)−フルビプロフェン、ニトロフルビプロフェン;PPARγアゴニスト、例えば、ピオグリタゾンおよびロシグリタゾン;CB−1受容体アンタゴニストまたはCB−1受容体インバースアゴニスト;抗生物質、例えば、ドキシサイクリンおよびリファンピン;N−メチル−D−アスパラギン酸(NMDA)受容体アンタゴニスト、例えば、メマンチン、ネラメキサン、CX 717およびLY 451395;コリンエステラーゼ阻害薬、例えば、ガランタミン、リバスチグミン、ドネペジル、タクリン、フェンセリンおよびラドスチグリル;成長ホルモン分泌促進薬、例えば、イブタモレン、イブタモレンメシル酸塩、ならびにカプロモレリン;ヒスタミンH3受容体アンタゴニスト、例えば、MK0249、GSK 189254、BF 2649およびGSK 239512;AMPAアゴニストまたはAMPAモデュレータ;PDEIV阻害薬、例えば、HT 0712およびEHT 202;PDE10A阻害薬;GABAAアンタゴニストおよびインバースアゴニスト;GSK3β阻害薬;神経性ニコチン性アゴニスト;選択的Mlアゴニスト;HDAC阻害薬;ならびに微小管親和性調節キナーゼ(MARK)リガンド;または本発明の化合物の有効性、安全性、簡便性を増大させるかあるいは望ましくない副作用または毒性を低下させる、受容体または酵素に影響を及ぼす他の薬物との組合せが挙げられる。
【0099】
化合物の組合せの例としては、疼痛の治療のための薬剤、例えば、非ステロイド系抗炎症薬剤、例えば、アスピリン、ジクロフェナク、ジフルニサル(duflunisal)、フェノプロフェン、フルビプロフェン、イブプロフェン、インドメタシン、ケトプロフェン、ケトロラク、ナプロキセン、オキサプロジン、ピロキシカム、スリンダクおよびトルメチン;COX−2阻害薬、例えば、セレコキシブ、ロフェコキシブおよびバルデコキシブ;CB−2アゴニスト;VR−1アンタゴニスト;ブラジキニンB1受容体アンタゴニスト;ナトリウムチャネル遮断薬およびアンタゴニスト;一酸化窒素シンターゼ(NOS)阻害薬(iNOSおよびnNOS阻害薬を含む);グリシン部位アンタゴニスト、例えば、ラコサミド;神経性ニコチン性アゴニスト;NMDAアンタゴニスト;カリウムチャネル開口薬;AMPA/カイニン酸受容体アンタゴニスト;カルシウムチャネル遮断薬、例えば、ジコノチド;GABA−A受容体IOモデュレータ(例えば、GABA−A受容体アゴニスト);マトリックスメタロプロテアーゼ(MMP)阻害薬;血栓溶解薬剤;オピオイド鎮痛薬、例えば、コデイン、フェンタニル、ヒドロモルホン、レボルファノール、メペリジン、メタドン、モルヒネ、オキシコドン、オキシモルホン、ペンタゾシン、プロポキシフェン;神経栄養阻害因子(NIF);プラミペキソール、ロピニロール;抗コリン作動薬;アマンタジン;モノアミンオキシダーゼB15(「MAO−B」)阻害薬;5HT受容体アゴニストまたはアンタゴニスト;mGlu5アンタゴニスト;αアゴニスト;神経性ニコチン性アゴニスト;NMDA受容体アゴニストまたはアンタゴニスト;NKIアンタゴニスト;選択的セロトニン再取込み阻害薬(「SSRI」)および/または選択的セロトニンおよびノルエピネフリン再取込み阻害薬(「SSNRI)、例えば、デュロキセチン;三環系抗鬱薬、ノルエピネフリンモデュレータ;リチウム;バルプロエート;ガバペンチン;プレガバリン;リザトリプタン;ゾルミトリプタン;ナラトリプタンおよびスマトリプタンとの組合せが挙げられる。
【0100】
本発明の化合物は、睡眠の質の向上ならびに睡眠障害および睡眠の乱れの予防および治療に有用な化合物、例えば、鎮静薬、催眠薬、抗不安薬、抗精神病薬、抗不安剤、抗ヒスタミン、ベンゾジアゼピン、バルビツレート、シクロピロロン、オレキシンアンタゴニスト、α−1アンタゴニスト、GABAアゴニスト、5HT−2Aアンタゴニストおよび5HT−2A/2Cアンタゴニストを含む5HT−2アンタゴニスト、ヒスタミンH3アンタゴニスト、ヒスタミンH3インバースアゴニストを含むヒスタミンアンタゴニスト、イミダゾピリジン、マイナートランキライザー、メラトニンアゴニストおよびアンタゴニスト、メラトニン作動剤、他のオレキシンアンタゴニスト、オレキシンアゴニスト、プロキネチシンアゴニストおよびアンタゴニスト、ピラゾロピリミジン、T−型カルシウムチャネルアンタゴニスト、トリアゾロピリジンなど、例えば:アジナゾラム、アロバルビタール、アロニミド、アイプラゾラム、アミトリプチリン、アモバルビタール、アモキサピン、アルモダフィニル、APD−125、ベンタゼパム、ベンゾクタミン、ブロチゾラム、ブプロピオン、ブスプリオン、ブタバルビタール、ブタルビタール、カプロモレリン、カプリド、カルボクロラール、クロラールベタイン、クロラール水和物、クロルジアゼポキシド、クロミプラミン、クロナゼパム、クロペリドン、クロラゼペート、クロレサート、クロザピン、コナゼパム、シプラゼパム、デシプラミン、デキシクラモール、ジアゼパム、ジクロラルフェナゾン、ジバルプロエックス、ジフェンヒドラミン、ドキセピン、EMD−281014、エプリバンセリン、エスタゾラム、エスゾピクロン、エトクロリルノール、エトミダート、フェノバム、フルニトラゼパム、フルラゼパム、フルボキサミン、フルオキセチン、ホサゼパム、ガボキサドール、グルテチミド、ハラゼパム、ヒドロキシジン、イブタモレン、イミプラミン、インジプロン、リチウム、ロラゼパム、ロルメタゼパム、LY−156735、マプロチリン、MDL−100907、メクロクアロン、メラトニン、メホバルビタール、メプロバメート、メタクアロン、メチピロン、ミダフール、ミダゾラム、モダフィニル、ネファゾドン、NGD−2−73、ニソバメート、ニトラゼパム、ノルトリプチリン、オキサゼパム、パラアルデヒド、パロキセチン、ペントバルビタール、ペルラピン、ペルフェナジン、フェネルジン、フェノバルビタール、プラゼパム、プロメタジン、プロポフォール、プロトリプチリン、クアゼパム、ラメルテオン、レクラゼパム、ロレタミド、セコバルビタール、セルトラリン、スプロクロン、TAK−375、テマゼパム、チオリダジン、チアガビン、トラカゾレート、トラニルシプロマイン、トラゾドン、トリアゾラム、トレピパム、トリセタミド、トリクロホス、トリフルオペラジン、トリメトジン、トリミプラミン、ウルダゼパム、ベンラファキシン、ザレプロン、ゾラゼパム、ゾピクロン、ゾルピデム、およびその塩、ならびにその組合せなどと組み合わせて投与され得るか、あるいは、本発明の化合物は、光線療法または電気刺激などの物理的方法の使用と併せて投与してもよい。
【0101】
別の実施形態では、主題の化合物は、レボドパ(カルビドパまたはベンセラジドなどの選択的脳外デカルボキシラーゼ阻害薬とともに、またはなしで)、抗コリン作動薬、例えば、ビペリデン(場合によりその塩酸塩または乳酸塩)およびトリヘキシフェニジル(ベンズヘキソール)塩酸塩、COMT阻害薬、例えば、エンタカポン、MOA−B阻害薬、抗酸化剤、A2aアデノシン受容体アンタゴニスト、コリン作動性アゴニストおよびドパミン受容体アゴニスト、例えば、アレンテモル、ブロモクリプチン、フェノルドパム、リスリド、ナキサゴリド、ペルゴリドおよびプラミペキソールと組み合わせて使用され得る。
【0102】
用語「組成物」は、本明細書で用いる場合、明示した成分を所定の量または割合で含む生成物、ならびに特定の成分の特定の量の組合せにより直接的または間接的に得られる任意の生成物を包含することを意図する。医薬組成物に関するこの用語は、1種類以上の活性成分を含み、不活性成分を含む担体を含んでいてもよい生成物、ならびに任意の2種類以上の成分の組合せ、錯化もしくは凝集、または1種類以上の成分の解離、または1種類以上の成分の他の型の反応もしくは相互作用により直接的または間接的に得られる任意の生成物を包含することを意図する。
【0103】
一般に、医薬組成物は、活性成分を液状担体または微細な固形担体またはその両方と均一かつ充分に会合させ、次いで、必要であれば、生成物を所望の製剤に成形することにより調製される。医薬組成物では、式(I)〜(VIII)の化合物である活性化合物は、疾患の過程または病状に対して所望の効果がもたらされるのに充分な量で含まれる。したがって、本発明の医薬組成物は、本発明の化合物および薬学的に許容される担体を混合することにより作製される任意の組成物を包含する。
【0104】
担体には、投与、例えば、経口または非経口(例えば、静脈内)に所望される調製物の形態に応じて多種多様な形態が採用され得る。したがって、本発明の医薬組成物は、各々が所定量の活性成分を含む経口投与に適した独立した単位、例えば、カプセル剤、カシェ剤または錠剤として提示され得る。さらに、該組成物は、散剤、顆粒剤、液剤、水性液中の懸濁剤、非水性液剤、水中油型乳剤または油中水型液状乳剤として提示され得る。上記に示した一般的な投与形態に加えて、本発明の化合物またはその薬学的に許容される塩はまた、制御放出手段および/または送達デバイスによって投与され得る。
【0105】
経口使用が意図される医薬組成物は、医薬組成物の製造のために、当該技術分野で知られた任意の方法に従って調製され、また、かかる組成物には、薬学的に美的で口当たりのよい調製物を得るために甘味剤、フレーバー剤、着色剤および保存剤からなる群より選択される1種類以上の薬剤が含まれ得る。錠剤には、活性成分が錠剤の製造に適した無毒性の薬学的に許容される賦形剤と混合された状態で含有され得る。このような賦形剤は、例えば、不活性な希釈剤、例えば炭酸カルシウム、炭酸ナトリウム、ラクトース、リン酸カルシウムまたはリン酸ナトリウム;造粒剤および崩壊剤、例えばコーンスターチ、またはアルギン酸;結合剤、例えばデンプン、ゼラチンまたはアカシア、ならびに滑沢剤、例えば、ステアリン酸マグネシウム、ステアリン酸またはタルクであり得る。錠剤は、コーティングされていなくてもよく、または腸管内での崩壊および吸収を遅延させ、それにより、長期間にわたる持続性作用をもたらすために既知の手法でコーティングされていてもよい。
【0106】
本発明の組成物を含む錠剤は、圧縮または成型することにより調製され得、1つ以上の補助成分またはアジュバンドを使用してもよい。圧縮錠剤は、自由流動形態の活性成分(粉末剤または顆粒剤など)を好適な装置内で圧縮することにより調製され得、場合により結合剤、滑沢剤、不活性な希釈剤、界面活性剤または分散化剤と混合してもよい。成型錠剤は、不活性な液状希釈剤で湿潤させた粉末化した化合物の混合物を好適な装置内で成型することにより作製され得る。各錠剤は、好ましくは、約0.1mg〜約500mgの活性成分を含み、各カシェ剤またはカプセル剤は、好ましくは、約0.1mg〜約500mgの活性成分を含む。
【0107】
また、経口使用のための組成物は、活性成分が不活性な固形希釈剤、例えば、炭酸カルシウム、リン酸カルシウムまたはカオリンと混合された硬質ゼラチンカプセル剤、あるいは活性成分が水または油性媒体、例えば、ピーナッツ油、液状パラフィン、またはオリーブ油と混合された軟質ゼラチンカプセル剤として提示され得る。
【0108】
他の医薬組成物としては、活性物質を、水性懸濁剤の製造に適した賦形剤と混合された状態で含む水性懸濁剤が挙げられる。また、油性懸濁剤は、活性成分を植物油、例えば、ラッカセイ油、オリーブ油、ゴマ油もしくはココナッツ油、または鉱油(液状パラフィン)中に懸濁させることにより製剤化され得る。また、油性懸濁剤には種々の賦形剤をも含有され得る。また、本発明の医薬組成物は水中油型の乳剤の形態であってもよく、これにも、甘味剤およびフレーバー剤などの賦形剤が含有され得る。
【0109】
医薬組成物は、滅菌された注射用の水性もしくは油性の懸濁剤の形態で、またはかかる滅菌注射用の液剤もしくは分散剤に即時調製される滅菌粉末剤の形態であってもよい。すべての場合において、最終の注射用形態は、滅菌されていなければならず、易注射針通過性のために効率的に流動性でなければならない。医薬組成物は、製造および保存の条件下で安定でなければならず;したがって、好ましくは、微生物(細菌および真菌など)の混入の作用に対して保存されなければならない。
【0110】
本発明の医薬組成物は、局所使用に適した形態、例えば、エアロゾル剤、クリーム剤、軟膏、ローション剤、粉末散剤などであってもよい。
【0111】
さらに、該組成物は経皮デバイスでの使用に適した形態であってもよい。このような製剤は、慣用的な加工方法によって調製され得る。一例として、クリーム剤または軟膏は、親水性材料と水を約5wt%〜約10wt%の該化合物と一緒に混合し、所望の粘稠度を有するクリーム剤または軟膏を作製することにより調製される。
【0112】
本発明の医薬組成物は経直腸投与に適した形態であってもよく、この場合、担体は固形物である。混合物は、単位用量の坐剤を形成していることが好ましい。好適な担体としては、ココアバターおよび当該技術分野で一般的に使用されている他の材料が挙げられる。
【0113】
「薬学的に許容される」により、担体、希釈剤または賦形剤が製剤のその他の成分と適合性でなければならず、そのレシピエントに有害であってはならないことを意図する。
【0114】
化合物「の投与」または「を投与する」という用語は、本発明の化合物を治療を必要とする個体に、個体の体内に治療上有用な形態および治療有用量で導入され得る形態で、例えば、限定されないが:経口投与形態、例えば、錠剤、カプセル剤、シロップ剤、懸濁剤など;注射用投与形態、例えば、IV、IM、またはIPなど;経皮投与形態、例えば、クリーム剤、ゼリー剤、粉末剤または貼付剤;口腔内投与形態;吸入粉末剤、スプレー剤、懸濁剤など;ならびに経直腸坐剤で提供することを意味すると理解されたい。
【0115】
用語「有効量」または「治療有効量」は、研究者、獣医、医師または他の臨床家が求めようとする組織、系、動物またはヒトの生物学的または医学的応答を誘発する主題の化合物の量を意味する。
【0116】
本明細書で用いる場合、用語「治療」または「治療する」は、本発明の化合物の任意の投与を意味し、(1)疾患の病態または症候が生じているか示している動物における疾患の抑止(すなわち、該病態および/または症候のさらなる進展の停止)、または(2)疾患の病態または症候が生じているか示している動物における疾患の改善(すなわち、該病態および/または症候の逆転)、を包含する。
【0117】
本発明の化合物を含む組成物は、単位投与形態にて簡便に提示され得、当該薬学分野でよく知られた任意の方法によって調製され得る。用語「単位投与形態」は、すべての活性成分および不活性成分が好適な系内に合わされ、患者または薬物を患者に投与する人が単一の容器またはパッケージを開封すると、容器またはパッケージ中に全用量が内包されたものであり得、2つ以上の容器またはパッケージの成分をなんら一緒に混合する必要のないように合わされた単位用量を意味すると解釈されたい。単位投与形態の典型的な例は、経口投与のための錠剤またはカプセル剤、注射用の単位投与バイアル、または経直腸投与用の坐剤である。単位投与形態のこの列挙は、なんら限定を意図せず、単位投与形態の典型的な例を提示しているにすぎない。
【0118】
本発明の化合物を含む組成物はキットとして簡便に提示され得、この場合、2種類以上の成分(これは活性成分または不活性成分、担体、希釈剤などであるが)は、患者または薬物を患者に投与する人が実際の投与形態を調製するための使用説明書とともに提供される。かかるキットは、必要な材料および成分がすべて内包されて提供されてもよく、患者または薬物を患者に投与する人が独立して得なければならない材料または成分の使用または作製のための使用説明書を含んでいてもよい。
【0119】
本発明の化合物が指示される障害または疾患を治療または改善する場合、一般的に満足のいく結果は、本発明の化合物を、1日投与量で約0.1mg〜約100mg/kg動物体重で投与した場合に得られ、好ましくは、単回の日用量または1日2〜6回の分割用量、または徐放形態で投与される。総一日投与量は、約1.0mg〜約2000mg、好ましくは約0.1mg〜約20mg/kg体重である。70kgの成人ヒトの場合、総一日用量は、一般的に約7mg〜約1,400mgである。この投与レジメは、最適な治療応答が得られるように調整され得る。該化合物は、1日1〜4回、好ましくは、1日1回または2回のレジメで投与され得る。
【0120】
単一の投与形態を作製するために担体物質と合わされ得る活性成分の量は、治療対象の宿主および具体的な投与様式に応じて異なる。例えば、ヒトへの経口投与が意図される製剤は、好都合には、約0.005mg〜約2.5gの活性薬剤を含み、適切で都合のよい量の担体物質と配合されたものであり得る。単位投与形態は、一般的に約0.005mg〜約1000mg、典型的には、0.005mg、0.01mg、0.05mg、0.25mg、1mg、5mg、25mg、50mg、100mg、200mg、300mg、400mg、500mg、600mg、800mgまたは1000mgの活性成分を含み、1日1回、2回または3回で投与される。
【0121】
しかしながら、任意の特定の患者に対する具体的な用量レベルおよび投与頻度は異なり得、さまざまな要素、例えば、使用される具体的な化合物の活性、該化合物の代謝安定性および作用の長さ、年齢、体重、一般健康状態、性別、食事、投与の様式および期間、排泄率、薬物の併用、具体的な病状の重症度、宿主が受けている治療に依存することは理解されよう。
【0122】
本発明の化合物は以下の反応スキームに従って調製され得、該スキーム中、可変部は先に定義したとおりであるか、または容易に入手可能な出発物質を用いて、試薬および慣用的な合成手順により誘導されるものである。また、それ自体は有機合成分野の当業者に既知の変型を使用することも可能であり、さらに詳細には記載しない。
【0123】
また、本発明は、本発明の化合物の調製における中間体として有用な化合物の合成方法を提供する。
スキーム1
【0124】
【化5】
市販のキノリンA1は、トルエンおよび/またはアセトニトリルなどの溶媒中、オキシ臭化リンなどの試薬を用いてブロミドA2に変換され得る(スキーム1)。
【0125】
THFおよび/またはメタノールなどの溶媒中、水酸化ナトリウムなどの塩基を用いてA2を加水分解するとカルボン酸A3が得られる。BOP(ベンゾトリアゾリルオキシトリス(ジメチルアミノ)ホスホニウムヘキサフルオロホスフェート)などのカップリング試薬を用いた(1S,2S)−2−ヒドロキシ−アミノシクロヘキサンとのアミド結合により、A4が得られる。THFなどの溶媒中、パラジウム−テトラキス(トリフェニルホスフィン)などの触媒を用いてA4と適切な亜鉛試薬とを根岸クロスカップリングさせると、実施例1が得られる。
【0126】
実施例10および11は、(1S,2S)−2−ヒドロキシ−アミノシクロヘキサンを、それぞれ、(3S,4S)−3−アミノテトラヒドロ−2H−ピラン−4−オール、および(3R,4S)−4−アミノテトラヒドロ−2H−ピラン−3−オールで置き換えること以外は、スキーム1の場合と同様にして調製され得る。
スキーム2
【0127】
【化6】
スキーム2からわかるように、実施例2は、THFなどの溶媒中、PdCl(dppf)などの触媒を用い、実施例1と適切な亜鉛試薬との根岸クロスカップリングによって調製され得る。
スキーム3
【0128】
【化7】
中間体A4は、ジクロロメタンなどの溶媒中、メタ−クロロ過安息香酸などの酸化剤を用いてN−オキシドC1に変換され得る。THFなどの溶媒中、パラジウム−テトラキス(トリフェニルホスフィン)などの触媒を用いてC1と適切な亜鉛試薬とを根岸クロスカップリングさせると、実施例3が得られる(スキーム3)。
スキーム4
【0129】
【化8】
実施例1を、ジオキサンなどの溶媒中、ボロン酸(シクロプロパンボロン酸など)、遷移金属(パラジウムなど)、リガンド(トリ−シクロヘキシルホスフィンなど)、塩基(リン酸カリウムなど)を用いて鈴木クロスカップリングを行うと、実施例4が得られる。
スキーム5
【0130】
【化9】
スキーム5に示すように、実施例1はまた、DMSOなどの溶媒中、ナトリウムチオメトキシドなどの求核試薬を使用し、実施例7に変換され得る。
スキーム6
【0131】
【化10】
スキーム6においては、I3はスキーム4に記載のアプローチを用いて調製され得る。I3のヒドロキシル基のフルオリドへの変換を、THFなどの溶媒中、トリエチルアミンの存在下、ペルフルオロブタンスルホニルフルオリドおよびトリエチルアミンハイドロフルオリドを用いて行い、実施例9を得る。
スキーム7
【0132】
【化11】
あるいは、化合物類はスキーム7に示すようにして調製され得る。THFなどの溶媒中、水素化アルミニウムリチウムなどの還元剤を用いてエステルM1を還元し、M2を得て、これは、ジクロロメタンなどの溶媒中で臭化チオニルのような試薬を用いてブロミドM3に変換され得る。THFなどの溶媒中、K4(これはスキーム1においてA2から調製され得る)をM3とパラジウム−テトラキス(トリフェニルホスフィン)のような試薬を用いて鈴木カップリングし、M4を得る。このエステルを、水酸化ナトリウムのような塩基を用いて加水分解し、M5を得る。最後に、トリエチルアミンなどの塩基の存在下、M5を(3R,4S)−4−アミノテトラヒドロ−2H−ピラン−3−オールのようなアミンとBOP(ベンゾトリアゾリルオキシトリス(ジメチルアミノ)ホスホニウムヘキサフルオロホスフェート)などの試薬を用いてカップリングさせ、実施例13を生成する。
実施例
本発明の化合物のいくつかの調製方法を、本明細書においてスキームおよび実施例に例示する。出発物質は、当該技術分野で知られた手順または本明細書に例示した手順に従って作製される。以下の実施例は、本発明がより充分に理解され得るように示したものである。
実施例1
4−[(6−クロロピリジン−3−イル)メチル]−N−[(1S,2S)−2−ヒドロキシシクロヘキシル]キノリン−2−カルボキサミド
【0133】
【化12】
エチル4−ヒドロキシキノリン−2−カルボキシレート(10.0g,46.0mmol)とオキシ臭化リン(13.2g,46.0mmol)の100mLのトルエンと10.0mLのアセトニトリル中の溶液を75℃で1.5時間加熱した。反応混合物を室温まで冷却し、水でゆっくりクエンチし、酢酸エチルで抽出した。有機画分を食塩水で洗浄し、硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濾過し、濃縮した。得られた残渣をシリカゲルクロマトグラフィーに供し(ヘキサン中の0〜50%酢酸エチルで溶出)、エチル4−ブロモキノリン−2−カルボキシレートを得、これは、M+Hで280.1(79Br)の質量イオン(ES+)を示した。
【0134】
上記の化合物(1.0g,3.6mmol)の7.0mLのメタノールと7.0mLのTHF中の溶液に、1N NaOH水溶液(3.6mL,3.6mmol)を添加した。即座に白色沈殿が形成された。得られた懸濁液を1N HCl水溶液で酸性化した。反応混合物を塩化メチレンで抽出し、硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濾過し、濃縮し、4−ブロモキノリン−2−カルボン酸を得、これは、M+Hで254.1(81Br)の質量イオン(ES+)を示した。
【0135】
上記の化合物(1.5g,6.0mmol)の30mLの塩化メチレン中の溶液に、(1S,2S)−2−アミノシクロヘキサノール(0.82g,7.1mmol)、(ベンゾトリアゾール−1−イルオキシ)トリス(ジメチルアミノ)ホスホニウムヘキサフルオロホスフェート(BOP)(3.4g,7.7mmol)、およびトリエチルアミン(2.48mL,17.9mmol)を添加した。反応液を室温で16時間撹拌し、CHClで希釈し、水で2回洗浄し、硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濾過し、濃縮した。得られた残渣をシリカゲルクロマトグラフィーに供し(ヘキサン中の0〜70%酢酸エチルで溶出)、2.0g(95%)の4−ブロモ−N−[(1S,2S)−2−ヒドロキシシクロヘキシル]キノリン−2−カルボキサミドを得、これは、M+Hで349.2(79Br)の質量イオン(ES+)を示した。
【0136】
上記の化合物(0.44g,1.3mmol)とパラジウム−テトラキス(トリフェニルホスフィン)(0.15g,0.13mmol)に、塩化(2−クロロ−5−ピリジル)メチル亜鉛(12.5mL,THF中0.5M)を添加した。反応混合物を90℃まで4時間加熱し、室温まで冷却し、飽和塩化アンモニウム水溶液でクエンチした。反応液を酢酸エチルで2回抽出し、食塩水で洗浄し、硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濾過し、濃縮した。得られた残渣をシリカゲルクロマトグラフィーに供し(ヘキサン中の10〜85%酢酸エチルで溶出)、標題化合物を得た。この物質を逆相HPLCでのさらなる精製に供し、標題化合物を得、これは、M+Hで396.1485の質量イオン(ES+)を示した。H NMR(400MHz,CDCl)δ8.35(s,1H)、8.26(br d,J=7.5Hz,1H)、8.17(d,J=8.2Hz,1H)、8.15(s,1H)、7.96(d,J=8.2Hz,1H)、7.77(t,J−7.4Hz,1H)、7.62(t,J=7.8Hz,1H)、7.39(dd,J=2.4,8.2Hz,1H)、7.22(d,J=8.2Hz,1H)、4.48(s,2H)、3.88(m,1H)、3.58(m,1H)、3.29(br s,1H)、2.15(m,2H)、1.81(m,2H)、1.52−1.37(m,4H)。
実施例2
N−[(1S,2S)−2−ヒドロキシシクロヘキシル]−4−[(6−メチルピリジン−3−イル)メチル]キノリン−2−カルボキサミド
【0137】
【化13】
実施例1(94mg,0.237mmol)とPdCl(dppf)(18mg,0.047mmol)のTHF(1ml)中の溶液に、室温でトルエン中のZnMe(1.2M,0.4mL)を添加した。反応混合物を50℃で2時間撹拌した。2回目の一部のZnMe(0.6mL)とPdCl(dppf)(18mg)を添加した。反応液を50℃で3時間加熱し、冷却し、飽和NaHCO水溶液によってクエンチした。混合物をEtOAcで抽出し、NaSO上で乾燥させ、濾過し、濃縮した。逆相HPLCによる精製(C−18カラム,HO中の5〜90%MeCN,ともに0.05%のTFAを含有)により標題化合物を得た。H NMR(400MHz,CDCl)δ8.46(d,J=2.0Hz,1H)、8.27(d,J=7.6Hz,1H)、8.13(s,1H)、8.13(d,J=8.0Hz,1H)、8.02(d,J−7.6Hz,1H)、7.75(t,J=8.0Hz,1H)、7.60(d,J=7.6,1H)、7.30(dd,J−2.4,8.0Hz,1H)、7.04(d,J=8.0Hz,2H)、4.45(s,2H)、3.92−3.84(m,lH)、3.61−3.57(m,1H)、2.51(s,3H)、2.17−2.12(m,2H)、1.82−1.79(m,2H)、1.54−1.23(m,4H).HRMS(ES)[M+l]2325の計算値:376.2020,Found:376.2010。
実施例3
4−[(6−クロロピリジン−3−イル)メチル]−N−[(1S,2S)−2−ヒドロキシシクロヘキシル]キノリン−2−カルボキサミド 1−オキシド
【0138】
【化14】
4−ブロモ−N−[(1S,2S)−2−ヒドロキシシクロヘキシル]キノリン−2−カルボキサミドは、実施例1に記載のようにして調製した。
【0139】
4−ブロモ−N−[(1S,2S)−2−ヒドロキシシクロヘキシル]キノリン−2−カルボキサミド(0.20g,0.57mmol)の3.0mLのCHCl中の溶液に、室温で、3−クロロ過安息香酸(0.20g,1.15mmol)を添加した。反応混合物を室温で18時間撹拌した。さらなる3−クロロ過安息香酸(0.20g,1.15mmol)を反応混合物に添加し、室温でさらに18時間撹拌した。反応混合物を濃縮し、得られた残渣をシリカゲルクロマトグラフィーに供し(ヘキサン中の0〜75%酢酸エチルで溶出)、4−ブロモ−N−[(1S,2S)−2−ヒドロキシシクロヘキシル]キノリン−2−カルボキサミド 1−オキシドを得、これは、M+H81Br)で367.1の質量イオン(ES+)を示した。
【0140】
上記の化合物(0.05g,0.14mmol)およびパラジウム−テトラキス(トリフェニルホスフィン)(0.03g,0.03mmol)に、塩化(2−クロロ−5−ピリジル)メチル亜鉛(1.4mL,THF中0.5M)を添加した。反応混合物を90℃まで5時間加熱し、室温まで冷却し、濃縮した。得られた残渣を、逆相HPLCでの精製に供した。単離した物質を、次いで、分取用TLC(2:1の酢酸エチル/CHCl)で精製し、標題化合物を得、これは、M+Hで412.1424の質量イオン(ES+)を示した。H NMR(400MHz,CDCl)δ11.75(d,J=7.3Hz,1H)、8.85(d,J=8.6Hz,1H)、8.35(d,J=2.4Hz,1H)、8.28(s,1H)、7.91(d,J=8.2Hz,1H)、7.84(m,1H)、7.72(m,1H)、7.41(dd,J=2.6,8.3Hz,1H)、7.24(d,J=8.2Hz,1H)、4.42(s,2H)、3.98−3.91(m,1H)、3.65−3.56(m,1H)、3.20(d,J=4.2Hz,1H)、2.16−2.12(m,2H)、1.78(m,2H)、1.50−1.30(m,4H)。
実施例4
4−[(6−シクロプロピルピリジン−3−イル)メチル]−N−[(1,2)−2−ヒドロキシシクロヘキシル]キノリン−2−カルボキサミド
【0141】
【化15】
4−[(6−クロロピリジン−3−イル)メチル]−N−[(1S,2S)−ヒドロキシシクロヘキシル]キノリン−2−カルボキサミドは、実施例1に記載のようにして調製した。
【0142】
4−[(6−クロロピリジン−3−イル)メチル]−N−[(1S,2S)−2−ヒドロキシシクロヘキシル]キノリン−2−カルボキサミド(A)(40mg,0.10mmol)、シクロプロピルボロン酸(0.01g,0.13mmol)、Pd(dba)(1.4mg,1.5μmol)、トリシクロヘキシルホスフィン(2.8mg,10μmol)、および三塩基性リン酸カリウム(75mg,0.35mmol)を含むマイクロ波用バイアルに、0.53mLのトルエン/水(20:1)を添加した。得られた溶液を10分間脱気した。反応液を、マイクロ波中140℃まで30分間加熱した。反応混合物をCHClで抽出し、硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濾過し、濃縮した。得られた残渣を逆相HPLCでの精製に供し、標題化合物を得、これは、M+H+で402.2178の質量イオン(ES+)を示した。H NMR(400MHz,CDCl)δ8.87(d,J−2.10Hz,1H)、8.25(d,J=7.60Hz,1H)、8.17(d,J−8.5Hz,1H)、8.11(s,1H)、7.93(d,J−8.4Hz,1H)、7.80(t,J=7.1Hz,1H)、7.76(dd,J−2.2,8.7Hz,1H)、7.67(t,J=7.2Hz,1H)、7.05(d,J=8.5Hz,1H)、4.57(s,2H)、3.93−3.85(m,1H)、3.62−3.56(m,1H)、2.54−2.47(m,1H)、2.16−2.13(m,2H)、1.83−1.80(m,2H)、1.54−1.32(m,6H)、1.16−1.07(m,2H)。
実施例5
N−[(1S,2S)−2−ヒドロキシシクロヘキシル]−4−{[6−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)ピリジン−3−イル]メチル}キノリン−2−カルボキサミド
【0143】
【化16】
4−[(6−クロロピリジン−3−イル)メチル]−N−[(1S,2S)−2−ヒドロキシシクロヘキシル]キノリン−2−カルボキサミドは、実施例1に記載のようにして調製した。
【0144】
4−[(6−クロロピリジン−3−イル)メチル]−N−[(1S,2S)−2−ヒドロキシシクロヘキシル]キノリン−2−カルボキサミド(A)(100mg,0.25mmol)、l−メチル−4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−1h−ピラゾール(63mg,0.30mmol)、Pd(dba)(2.3mg,2.5μmol)、およびトリシクロヘキシルホスフィン(1.7mg,6.1μmol)を含むマイクロ波用バイアルに、0.84mLのジオキサンと0.34mLの1.7M三塩基性リン酸カリウム水溶液を添加した。マイクロ波反応器中、反応液を140℃まで1時間加熱した。反応混合物を酢酸エチルで抽出し、硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濾過し、濃縮した。得られた残渣を逆相HPLCでの精製に供し、標題化合物を得、これは、M+Hで442.2241の質量イオン(ES+)を示した。H NMR(400MHz,CDCl)δ8.49(d,J=2.0Hz,1H)、8.27(d,J=7.3Hz,IH)、8.19(s,1H)、8.14(d,J=8.6,1H)、8.04(dJ=8.4Hz,1H)、7.88(d,J=9.7Hz,2H)、7.75(t,J=7.1Hz,1H)、7.60(t,J−7.7Hz,1H)、7.39(dd,J=2.0,8.1Hz,1H)、7.33(d,J=8.2Hz,2H)、4.48(s,2H)、3.94(s,3H)、3.91−3.84(m,1H)、3.58(m,1H)、3.38(br s,1H)2.16−2.13(m,2H)、1.92−1.79(m,2H)、1.52−1.31(m,4H)。
実施例6
N−[(1S,2S)−2−ヒドロキシシクロヘキシル]−4−(ピリジン−3−イルメチル)キノリン−2−カルボキサミド
【0145】
【化17】
4−[(6−クロロピリジン−3−イル)メチル]−N−[(1S,2S)−2−ヒドロキシシクロヘキシル]キノリン−2−カルボキサミドは、実施例1に記載のようにして調製した。
【0146】
4−[(6−クロロピリジン−3−イル)メチル]−N−[(1S,2S)−2−ヒドロキシシクロヘキシル]キノリン−2−カルボキサミド(A)(0.15g,0.38mmol)の3.5mLの酢酸エチルと数滴のメタノール(可溶性を増大させるため)中の溶液に、トリエチルアミン(0.053mL,0.38mmol)とパラジウム担持炭素(10mol%)を添加した。反応混合物をバルーンによりH(g)雰囲気下に18時間置いた。反応混合物をセライトに通して濾過し、過剰のメタノールで洗浄し、濃縮した。得られた残渣を逆相HPLCでの精製に供し、標題化合物を得、これは、M+Hで362.1866の質量イオン(ES+)を示した。H NMR(400MHz,CDCl3)δ8.58(s,1H)、8.49(dd,J=1.3,4.8Hz,1H)、8.27(d,J−7.7Hz,1H)、8.17(s,1H)、8.15(dd,J=0.7,8.6Hz,1H)、8.01(d,J=7.9Hz,1H)、7.78−7.74(m,1H)、7.63−7.52(m,1H)、7.44−7.42(m,1H)、7.19(dd,J=4.9,7.9Hz,1H)、4.51(s,2H)、3.93−3.84(m,1H)、3.62−3.54(m,1H)、3.36(d,J=4.2,1H)、2.17−2.12(m,2H)1.82−1.79(m,2H)、1.52−1.34(m,4H)。
実施例7
N−[(1S,2S)−2−ヒドロキシシクロヘキシル]−4−{[6−(メチルスルファニル)ピリジン−3−イル]メチル}キノリン−2−カルボキサミド
【0147】
【化18】
4−[(6−クロロピリジン−3−イル)メチル]−N−[(1S,2S)−2−ヒドロキシシクロヘキシル]キノリン−2−カルボキサミドは、実施例1に記載のようにして調製した。
【0148】
4−[(6−クロロピリジン−3−イル)メチル]−N−[(1S,2S)−2−ヒドロキシシクロヘキシル]キノリン−2−カルボキサミド(A)(40mg,0.10mmol)とナトリウムチオメチオキシド(25mg,0.30mmol)を含むマイクロ波用バイアル中に、0.5mLのDMSOを添加した。反応混合物を120℃まで3時間加熱した。反応混合物を酢酸エチルで希釈し、水で洗浄し、食塩水で洗浄し、硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濾過し、濃縮した。得られた残渣を逆相HPLCでの精製に供し、標題化合物を得、これは、M+Hで408.1743の質量イオン(ES+)を示した。H NMR(400MHz,CDCl)δ8.54(s,1H)、8.31(d,J=7.6Hz,1H)、8.16(d,J=8.1Hz,1H)、8.14(s,1H)、8.00(d,J=8.1Hz,1H)、7.77(t,J=8.2Hz,1H)、7.63(t,J=8.3Hz,1H)、7.39(d,J=8.3Hz,1H)、7.16(d,J=8.4Hz,1H)、4.47(s,2H)、3.87(m,1H)、3.61(m,1H)、2.58(m,3H)、2.14(m,2H)、1.81(m,2H)1.53−1.31(m,4H)。
実施例8
N−[(1S,2S)−2−ヒドロキシシクロヘキシル]−4−{[6−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)−1−オキシドピリジン−3−イル]メチル}キノリン−2−カルボキサミド
【0149】
【化19】
(6−クロロピリジン−3−イル)メタノール(H1)(0.25g,1.7mmol)、1−メチル−4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−1h−ピラゾール(63mg,0.30mmol)、Pd(dba)(16mg,0.02mmol)、およびトリシクロヘキシルホスフィン(12mg,0.04mmol)を含むマイクロ波用バイアル中に、7.0mLのジオキサンと2.3mLの1.7M三塩基性リン酸カリウム水溶液を添加した。マイクロ波反応器中、反応液を140℃まで1.5時間加熱した。反応混合物を酢酸エチルで抽出し、硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濾過し、濃縮した。得られた残渣をシリカゲルクロマトグラフィーに供し(塩化メチレン中の0〜15%メタノールで溶出)、[6−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)ピリジン−3−イル]メタノール(H2)を得、これは、M+Hで190.2の質量イオン(ES+)を示した。
【0150】
上記の化合物(0.20g,1.0mmol)の2.0mLのCHCl中の溶液に、臭化チオニル(0.10mL,1.2mmol)を添加した。反応混合物を室温で3時間撹拌し、飽和重炭酸ナトリウム水溶液で注意深くクエンチした。得られた層を分離し、水性部分をCHClで2回抽出した。合わせた有機部分を硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濾過し、濃縮し、5−(ブロモメチル)−2−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)ピリジン(H3)を白色固形物として得、これは、M+Hで252.1(79Br)の質量イオン(ES+)を示した。
【0151】
上記の化合物(0.05g,0.20mmol)の0.5mLのCHCl中の溶液に、3−クロロ過安息香酸(0.04g,0.24mmol)を添加した。反応混合物を室温で3時間撹拌し、反応混合物をCHClで希釈し、水で洗浄し、食塩水で洗浄し、硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濾過し、濃縮し、5−(ブロモメチル)−2−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)ピリジン 1−オキシド(H4)を白色固形物として得、これは、M+H+で270.2(81Br)の質量イオン(ES+)を示した。
【0152】
4−ブロモ−N−[(1S,2S)−2−ヒドロキシシクロヘキシル]キノリン−2−カルボキサミド(A4)は、実施例1に記載のようにして調製した。
【0153】
4−ブロモ−N−[(1S,2S)−2−ヒドロキシシクロヘキシル]キノリン−2−カルボキサミド(A4)(0.18g,0.52mmol)、ビス(ピナコラト)ジボロン(0.14g,0.57mmol)、酢酸カリウム(0.10g,1.0mmol)、およびPdCl(dppf)−CHCl付加物(21mg,0.03mmol)を含むマイクロ波用バイアルに、4.0mLのトルエンを添加した。反応混合物を80℃まで18時間加熱した。反応混合物をセライトに通して濾過し、酢酸エチルで洗浄し、濃縮し、N−[(1S,2S)−2−ヒドロキシシクロヘキシル]−4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)キノリン−2−カルボキサミド(H5)を得、これは、理論値と整合するプロトンNMRを示した。
【0154】
上記の化合物(50mg,0.13mmol)、5−(ブロモメチル)−2−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)ピリジン 1−オキシド(H4)(41mg,0.15mmol)、炭酸セシウム(120mg,0.38mmol)、およびPdCl(dppf)−CHCl付加物(10mg,0.01mmol)を含むマイクロ波用バイアル中に、1.4mLのTHFと140μLの水を添加した。反応混合物を80℃まで18時間加熱した。反応混合物を室温まで冷却し、水でクエンチし、酢酸エチルで抽出し、硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濾過し、濃縮した。得られた残渣を逆相HPLCでの精製に供し、不純物を含む標題化合物を得た。この物質をシリカゲルクロマトグラフィーでのさらなる精製に供し(塩化メチレン中の0〜10%メタノールで溶出)、標題化合物を得、これは、M+Hで458.2197の質量イオン(ES+)を示した。H NMR(400MHz,CDCl)δ8.82(s,1H)、8.26(d,J−7.3Hz,1H)、8.21(s,1H)、8.17(d,J−8.5Hz 1H)、8.15(s,1H)、7.96(d,J=7.5Hz,1H)、7.95(s,1H)、7.77(td,J=1.2Hz,6.9Hz,1H)、7.62(td,J=1.2,6.9Hz,1H)、7.54(d,J=8.4Hz,2H)、7.06(d,J=8.5Hz,1H)、4.44(s,2H)、3.96(s,3H)、3.94−3.86(m,1H)、3.63−3.57(m,1H)、3.32(d,J−3.7Hz,1H)、2.16(m,2H)、1.81(m,2H)、1.53−1.32(m,4H)。
実施例9
N−[(1S,2S)−2−フルオロシクロヘキシル]−4−{[6−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)ピリジン−3−イル]メチル}キノリン−2−カルボキサミド
【0155】
【化20】
4−ブロモキノリン−2−カルボン酸(A3)は、実施例1に記載のようにして調製した。
【0156】
4−ブロモキノリン−2−カルボン酸(A3)(0.10g,0.40mmol)の2.0mLCHCl中の溶液に、(シス)−2−ヒドロキシシクロヘキサンアミニウムクロライド(0.12g,0.80mmol)、BOP試薬(0.35g,0.80mmol)、およびトリエチルアミン(0.16mL,1.2mmol)を添加した。反応混合物を室温で16時間撹拌し、CHClで希釈し、水で洗浄し、硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濾過し、濃縮した。得られた残渣をシリカゲルクロマトグラフィーに供し(ヘキサン中の0〜60%酢酸エチルで溶出)、4−ブロモ−N−[(シス)−2−ヒドロキシシクロヘキシル]キノリン−2−カルボキサミド(I1)を得、これは、M+Hで349.2(79Br)の質量イオン(ES+)を示した。
【0157】
上記の化合物(0.12g,0.35mmol)とパラジウム−テトラキス(トリフェニルホスフィン)(0.40g,0.04mmol)の混合物に、塩化(2−クロロ−5−ピリジル)メチル亜鉛(3.5mL,THF中0.5M)を添加した。反応混合物を90℃まで4時間加熱し、室温まで冷却し、飽和塩化アンモニウム水溶液でクエンチした。反応液をCHClで3回抽出し、食塩水で洗浄し、硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濾過し、濃縮した。得られた残渣をシリカゲルクロマトグラフィーに供し(ヘキサン中の0〜100%酢酸エチルで溶出)、4−[(6−クロロピリジン−3−イル)メチル]−N−[(シス)−2−ヒドロキシシクロヘキシル]キノリン−2−カルボキサミド(I2)を得、これは、M+Hで396.4の質量イオン(ES+)を示した。
【0158】
上記の化合物(130mg,0.33mmol)、l−メチル−4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−1h−ピラゾール(82mg,0.40mmol)、Pd(dba)(3.0mg,3.3μmol)、およびトリシクロヘキシルホスフィン(2.2mg,7.9μmol)を含むマイクロ波用バイアル中、1.3mLのジオキサンおよび0.44mLの1.7M三塩基性リン酸カリウム水溶液を添加した。反応液を、マイクロ波中、140℃まで1.5時間加熱した。反応混合物を酢酸エチルで抽出し、硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濾過し、濃縮した。得られた残渣をシリカゲルクロマトグラフィーに供し(ヘキサン中の0〜100%酢酸エチルで溶出)、化合物I3を得、これは、M+Hで442.5の質量イオン(ES+)を示した。
【0159】
上記の化合物(130mg,0.29mmol)の1.2mLのTHF中の溶液に、TEA(0.25mL,1.76mmol)、ペルフルオロ−1−ブタンスルホニルフルオリド(PBSF)(0.11mL,0.59mmol)、およびトリエチルアミントリハイドロフルオリド(0.096mL,0.59mmol)を添加した。反応混合物を室温で24時間撹拌した。さらなるPBSF(0.11mL,0.59mmol)とトリエチルアミントリハイドロフルオリド(0.096mL,0.59mmol)を添加し、反応混合物を50℃まで24時間加熱した。さらなるPBSF(0.11mL,0.59mmol)とトリエチルアミントリハイドロフルオリド(0.096mL,0.59mmol)を添加し、反応混合物を50℃まで24時間加熱した。反応混合物をCHClで希釈し、水で3回洗浄し、硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濾過し、濃縮した。得られた残渣を逆相HPLCでの精製に供し、標題化合物を得、これは、M+Hで444.2192の質量イオン(ES+)を示した。H NMR(400MHz,CDCl)δ8.50(s,1H)、8.31(d,J−8.4Hz,1H)、8.20(s,1H)、8.14(d,J−8.6,1H)、8.03(d,J=8.5Hz,1H)、7.88(d,J=10.2Hz,2H)、7.74(t,J=7.0Hz,1H)、7.59(t,J=7.2Hz,1H)、7.40(m,1H)、7.36(m,2H)、4.60(m,1H)、4.49(m,2H)、4.15(m,1H)、3.94(s,3H)、2.26−2.16(m,2H)1.90−1.66(m,3H)、1.48−1.38(m,3H)。
実施例10
N−[(3S,4S)−4−ヒドロキシテトラヒドロ−2H−ピラン−3−イル]−4−{[6−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)ピリジン−3−イル]メチル}キノリン−2−カルボキサミド
【0160】
【化21】
(3S,4S)−3−アミノテトラヒドロ−2H−ピラン−4−オールの合成
【0161】
【化22】
4,4−ジメトキシジヒドロ−2H−ピラン−3(4H)−オン(172g,1.07mol,実施例1参照)の310mLのトルエン中の溶液を、トルエン中、30分間撹拌し、次いで、水(270mL)で3回抽出した。この水溶液に、リン酸二水素カリウム(14.1g,0.104mol)、ギ酸ナトリウム(55.1g,0.810mol)、およびL−アラニン(72.2g,0.810mol)を添加した。5N NaOHでpHを7.8に調整し、NAD(0.810g)、PLP(0.810g)、LDH(0.162g)、FDH(1.62g)、およびCodexis TA P1G5(4.05g)を添加した。混合物を45℃まで12時間加熱し、次いで、室温まで冷却した。炭酸カリウム(324g,2.34mol)を添加し、30分後、混合物をアセトニトリル(810mL)で希釈した。30分後、反応液をsolka−flocパッドに通して濾過した。濾液を分配し、水性層をさらなるアセトニトリル(810mL)で抽出した。合わせた有機画分を減圧下で濃縮し、粗製(3S)−4,4−ジメトキシテトラヒドロ−2H−ピラン−3−アミンを得た。
【0162】
上記の残渣を700mLのTHFと254mLの水に再溶解させ、0℃まで冷却した。水酸化ナトリウム(5N,96mL,0.48mol)を添加し、反応液を−5℃まで再冷却した。クロロギ酸ベンジル(68.0mL,0.476mol)をシリンジポンプによって30分間かけて添加し、次いで、混合物を室温まで昇温させた。HC1(6N,250mL,1.50mol)をpH=0.40になるまで添加し、混合物をオーバーヘッドスターラーで撹拌した。2時間後、3M炭酸カリウムをpH=7.4になるまで添加し、反応液をTHF(700mL)で希釈した。白色固形物を濾過によって除去し、さらなるTHF(100mL)で洗浄した。合わせた有機画分を減圧下で濃縮し、粗製[(3S)−4−オキソテトラヒドロ−2H−ピラン−3−イル]カルバミン酸ベンジルを得た。
【0163】
リン酸二水素カリウム(62.7g,0.461mol)の水(3.6L)溶液に、リン酸をpH=7.0になるまで添加した。この溶液に、グルコース(112g,0.622mol)、NADP(3.6g)、GDH−103(1.8g)、KRED 119(3.6g)、および粗製[(3S)−4−オキソテトラヒドロ−2H−ピラン−3−イル]カルバミン酸ベンジル(103.4g,0.4148mol)を添加した。17時間後、反応液を5N NaOHでpH=6.5に調整した。白色固形物を濾過によって収集し、水(200mL)で2回洗浄した。固形物を600mLのトルエンに懸濁させ、オーバーヘッドスターラーで105℃にて1時間撹拌し、次いで、室温まで冷却した。白色固形物を濾過によって収集し、トルエン(200mL)で洗浄し、[(3S,4S)−4−ヒドロキシテトラヒドロ−2H−ピラン−3−イル]カルバミン酸ベンジルを得た。
【0164】
上記の化合物(90.5g,0.360mol)の1.8Lのメタノール中の溶液に、水酸化パラジウム担持炭素(9g)を添加した。混合物を25℃で15時間、40psiの水素に供し、次いで、solka−flocに通して濾過した。濾過ケークをメタノール(200mL)で3回洗浄し、合わせた濾液を減圧下で濃縮し、粗製(3S,4S)−3−アミノテトラヒドロ−2H−ピラン−4−オールを得、これは、理論値と整合するプロトンNMRスペクトルを示した。
【0165】
6−ブロモ−3−[(3S,4S)−4−ヒドロキシテトラヒドロ−2H−ピラン−3−イル]ベンゾ[h]キナゾリン−4(3H)−オンを、実施例1において1−アミノ−4−ブロモ−N−[(3R,4S)−3−ヒドロキシテトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル]−2−ナフトアミドの合成で記載の手順により、(3R,4S)−3−ヒドロキシテトラヒドロ−2H−ピラン−4−アミニウムクロリドを(3S,4S)−3−アミノテトラヒドロ−2H−ピラン−4−オールに置き換えて調製した。
【0166】
4−ブロモキノリン−2−カルボン酸(A3)は、実施例1に記載のようにして調製した。
【0167】
A3(0.35g,1.4mmol)の6.0mLのCHC1中の溶液に、(3S,4S)−3−アミノテトラヒドロ−2H−ピラン−4−オール(0.20g,1.7mmol)、BOP試薬(0.74g,1.7mmol)、およびトリエチルアミン(0.58mL,4.2mmol)を添加した。反応混合物を室温で16時間撹拌し、CHClで希釈し、水で洗浄し、硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濾過し、濃縮した。得られた残渣をシリカゲルクロマトグラフィーに供し(ヘキサン中25〜100%の酢酸エチルで溶出)、4−ブロモ−N−[(3S,4S)−4−ヒドロキシテトラヒドロ−2H−ピラン−3−イル]キノリン−2−カルボキサミドを得、これは、M+Hで353.1(81Br)の質量イオン(ES+)を示した。
【0168】
上記の化合物を、実施例9に記載の手順によって標題化合物に変換させ、これは、理論値と整合するプロトンNMRスペクトルおよびM+Hで444.2038の質量イオン(ES+)を示した。H NMR(400MHz,CDCl)δ8.49(d,J=2.19Hz,1H)、8.37(d,J=7.5Hz,1H)、8.16(s,1H)、8.15(d,J−.0,1H)、8.05(d,J=8.05Hz,1H)、7.88(d,J−9.53Hz,2H)、7.79−7.75(m,1H)、7.64−7.60(m,1H)、7.40(dd,J=2.20Hz,8.06Hz,1H)、7.33(d,J=8.1Hz,1H)、4.49(s,2H)、4.20(dd,J−4.2,11.4Hz,1H)、4.05−3.99(m,2H)、3.94(s,3H)、3.94−3.90(m,1H)3.60−3.54(m,1H)、3.48(dd,J=8.2,11.2Hz,1H)、3.02(d,J=3.9Hz,1H)、2.17−2.10(m,1H)、1.81−1.72(m,1H)。
実施例11
N−[(3R,4S)−3−ヒドロキシテトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル]−4−[(6−メトキシピリジン−3−イル)メチル]キノリン−2−カルボキサミド
【0169】
【化23】
(3R,4S)−4−アミノテトラヒドロ−2H−ピラン−3−オールの合成
【0170】
【化24】
オーバーヘッドスターラーおよび熱電対を取り付けたジャケット付きフラスコに23.0LのMeOHを仕込み、5℃まで冷却した。水酸化カリウム(1.574kg,28.05mol)をこのフラスコに添加し、得られた溶液を、均一になるまで熟成させ、5℃まで再冷却した。次いで、テトラヒドロ−4H−ピラン−4−オン(1.00kg,10.0mol)を一定速度で20分間かけて添加し、得られた溶液を20〜30分間熟成させた。次いで、ヨウ素(2.778kg,10.95mol)の18.5LのMeOH中の溶液をメカニカルポンプによって一定速度で90〜100分間かけて添加した。さらに30分後、この溶液を室温まで昇温させ、トルエン(42.0L)を添加した。得られたスラリーを約8.4Lの容量まで減圧下で濃縮した。さらなるトルエン(8.4L)を添加し、得られた溶液を8.4Lの容量まで2回濃縮した。次いで、得られたスラリーを濾過し、濾過ケークをトルエン(4.0L)で2回すすぎ洗浄した。合わせたトルエン流を約6Lまで濃縮し、生成物を水(3.0L)で2回抽出し、4,4−ジメチルオキシテトラヒドロ−2H−ピラン−3−オールを得た。
【0171】
上記の化合物(1.00kg,6.17mol)の水(5L)中の溶液に、pHが5.2〜5.4になるまで酢酸を添加した。混合物をアセトニトリル(4.0L)で希釈し、三塩化ルテニウム水和物(6.4g,0.028mol)を添加し、さらなるアセトニトリル(1.0L)中ですすぎ洗浄した。フラスコを室温の水浴内に入れ、温度を30℃未満に維持しながら、臭素酸ナトリウム(650g,4.31mol)の水(1.95L)溶液を約30分間かけてゆっくり添加した。2時間後、重炭酸カリウム(430g,4.30mol)、チオ硫酸ナトリウム(1.07kg,4.31mol)、塩化カリウム(500g,6.71mol)およびアセトニトリル(5L)を逐次添加した。層を分離し、水性層をアセトニトリル(10L)で3回抽出した。合わせた有機抽出物を約4Lまで濃縮した。次いで、トルエン(5L)を添加し、混合物を4Lまで4回再濃縮した。混合物をトルエン(7L)で希釈し、濾過して固形物を除去した。濾過ケークをトルエン(2L)で3回洗浄し、合わせた濾液と洗浄液を総容量3Lまで濃縮し、4,4−ジメトキシジヒドロ−2H−ピラン−3(4H)−オンの有機溶液を得た。
【0172】
オーバーヘッド撹拌器、熱電対および加熱マントルを備えた3L容3つ口丸底フラスコに、1.6Lの水中の二水素リン酸ナトリウム(96.0g,800mmol)を添加した。水酸化ナトリウム(29mL,50wt%)をpH7.13になるまで添加した後、塩酸(5mL,6N)をpH7.02になるまで添加した。
【0173】
上記の4,4−ジメトキシジヒドロ−2H−ピラン−3(4H)−オンの有機溶液をリン酸緩衝水(0.55L)で3回抽出した。合わせた水性抽出物に、D−グルコース(180g,100mmol)を添加し、この溶液を30℃まで加熱した。加熱して溶液が27℃を超えたら、B−NADP+(1.60g,499mmol)、GDH−103(1.60g,499mmol)、およびKRED−130(1.60g,499mmol)を添加し、混合物を30℃で17時間撹拌した。塩化カリウム(200g,2.68mol)とアセトニトリル(1.3L)を添加した。30分後、反応混合物を6L容の分液漏斗に移し、さらなるMeCN(0.67L)とトルエン(0.87L)を添加した。水性層をアセトニトリル(1.95L)とトルエン(0.65L)の混合物で1回、およびアセトニトリル(1.5L)で1回逆抽出した。合わせた有機抽出物を減圧下で濃縮し、(3S)−4,4−ジメトキシテトラヒドロ−2H−ピラン−3−オールを得た。
【0174】
オーバーヘッド撹拌器、熱電対、加熱マントルおよびN供給口を備えた2L容の丸底フラスコに、上記の化合物(72.0g,0.444mol)の750mLのTHF中の溶液を添加した。15時間後、ナトリウムtert−ブトキシド(48.3g,492mmol)を一気に添加し、混合物を35℃まで1時間加熱し、22℃で1時間熟成させた。ヨウ化テトラブチルアンモニウム(8.19g,22.2mmol)と臭化ベンジル(56.5ml,466mmol)を添加し、混合物を50℃まで2時間加熱した。この溶液を25℃まで冷却し、水(750mL)とMtBE(2.25L)を添加した。有機層を水性層から分離し、減圧下で濃縮した。得られた褐色油状物をシリカゲルクロマトグラフィーで精製し(ヘキサン中の0〜15%酢酸エチルで溶出)、(3S)−3−(ベンジル(benzyly)オキシ)−4,4−ジメトキシテトラヒドロ−2H−ピランを得た。
【0175】
上記の化合物(61.1g,225mmol)の300mLのTHFの溶液に、2N HCl(300mL,0.600mol)を添加した。1.5時間後、飽和炭酸カリウム水溶液(60mL)を滴下漏斗によってpH7.4になるまで添加した。水性層をMtBE(300mL)で3回抽出し、合わせた有機抽出物を減圧下濃縮し、粗製(3S)−3−(ベンジルオキシ)テトラヒドロ−4H−ピラン−4−オンを得た。
【0176】
L−アラニン(200g,2.24mol)、ギ酸ナトリウム(76.0g,1.12mmol)、および二塩基性リン酸ナトリウム(28.7g,202mmol)の水(2.25L)溶液(pH7.5に調整)に、NAD(2.2g,3.21mmol)、ピリドキサール−5−ホスフェート(2.2g,8.90mmol)、LDH(0.45g,0.22mol)、FDH(4.5g,0.20mol)、およびTA P1G5(4.5g,0.22mol)[CDX TA P1G5=Codex Transaminaseパネル酵素P1G5、これはCodexis(Redwood City,CA,USA)から市販されている]を添加した。すべての成分を完全に溶解させた後、(3S)−3−(ベンジルオキシ)テトラヒドロ−4H−ピラン−4−オン(45g,0.22mol)を添加し、6N HClでpHをpH7.25に調整し、30℃で熟成させた。15時間後、炭酸カリウム(700g,5.06mol)をゆっくり添加した後、酢酸エチル(2.2L)を添加した。混合物をSolka Floc床に通して濾過し、ケークを酢酸エチル(250mL)で洗浄した。合わせた濾液を分離し、水性層を酢酸エチル(2L)で2回(second time)抽出した。合わせた有機抽出物を減圧下で濃縮し、粗製(3R,4S)−3−(ベンジルオキシ)テトラヒドロ−2H−ピラン−4−アミンを得た。
【0177】
上記の化合物(38.8g.0.187mol)の730mLのメタノールの溶液に、濃塩酸(23.3mL)を添加した。この溶液を、5.8gの10%Pd/C(5.8g)上で25℃にて40psiのHでの水素化に供した。15時間後、混合物をsolka flocに通して濾過し、濾過ケークをメタノール(100mL)で5回洗浄した。合わせた濾液と洗浄液を減圧下で濃縮し、(3R,4S)−4−アミノテトラヒドロ−2H−ピラン−3−オールを得、これは、理論値と整合するプロトンNMRスペクトルを示した。
【0178】
メチル6−メトキシピリジン−3−カルボキシレート(K1)(5.0g,29.9mmol)の60mLのTHF中の溶液に、0℃で、水素化アルミニウムリチウム(37.4mL,ジエチルエーテル中1.0M)を滴下した。反応混合物を0℃で30分間撹拌し、次いで、1.4mLの水、2.2mLの10%NaOH水溶液、および4.3mLの水でクエンチした。反応混合物を室温まで昇温させ、セライトに通して濾過し、過剰のTHFで洗浄し、濃縮し、(6−メトキシピリジン−3−イル)メタノール(K2)を得、これは、M+Hで140.1の質量イオン(ES+)を示した。
【0179】
上記の化合物(0.40g,2.9mmol)の11.5mLのCHCl中の溶液に、塩化チオニル(0.41g,3.5mmol)を添加した。反応混合物を40℃まで1.5時間加熱し、室温まで冷却した。飽和重炭酸ナトリウムを、反応混合物のpHが塩基性になるまで添加した。反応混合物をCHClで希釈し、層を分離した。有機部分を食塩水で洗浄し、硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濾過し、濃縮し、5−(クロロメチル)−2−メトキシピリジン(K3)を得、これは、M+Hで158.1の質量イオン(ES+)を示した。
【0180】
エチル4−ブロモキノリン−2−カルボキシレート(A2)は、実施例1に記載のようにして調製した。
【0181】
エチル4−ブロモキノリン−2−カルボキシレート(A2)(2.5g,8.9mmol)、ビス(ピナコラト)ジボロン(2.5g,9.8mmol)、酢酸カリウム(1.8g,17.9mmol)、およびPdCl(dppf)−CHCl付加物(0.36g,0.45mmol)を含む密封槽に、89mLのトルエンを添加した。反応混合物を80℃まで5時間加熱した。反応混合物をセライトに通して濾過し、酢酸エチルで洗浄し、濃縮した。得られた残渣をシリカゲルクロマトグラフィーに供し(ヘキサン中の0〜75%酢酸エチルで溶出)、エチル4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)キノリン−2−カルボキシレート(K4)を得、これは、理論値と整合するプロトンNMRを示した。
【0182】
上記の化合物(K4)(0.30g,0.92mmol)、5−(クロロメチル)−2−メトキシピリジン(0.17g,1.10mmol)、炭酸セシウム(0.90g,2.75mmol)、およびPdCl(dppf)−CHCl付加物(0.075g,0.09mmol)を含むマイクロ波用バイアルに、8.3mLのTHFと0.83mLの水を添加した。反応混合物を80℃まで2時間加熱した。反応混合物を室温まで冷却し、水でクエンチし、酢酸エチルで抽出し、食塩水で洗浄し、硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濾過し、濃縮した。得られた残渣をシリカゲルクロマトグラフィーに供し(ヘキサン中の0〜70%酢酸エチルで溶出)、エチル4−[(6−メトキシピリジン−3−イル)メチル]キノリン−2−カルボキシレート(K5)を得、これは、M+Hで323.0の質量イオン(ES+)を示した。
【0183】
上記の化合物(K5)(0.20g,0.62mmol)の1.2mLのエタノールと1.2mLのTHF中の溶液に、1N NaOH水溶液(0.75mL,0.75mmol)を添加した。反応混合物を室温で1時間撹拌し、次いで1N HClで酸性化した。反応混合物を酢酸エチルで抽出し、硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濾過し、濃縮し、4−[(6−メトキシピリジン−3−イル)メチル]キノリン−2−カルボン酸(K6)を得、これは、M+Hで295.1の質量イオン(ES+)を示した。
【0184】
上記の化合物(0.05g,0.17mmol)の0.5mLのCHCl中の溶液に、(3R,4S)−4−アミノテトラヒドロ−2H−ピラン−3−オール塩化水素(0.03g,0.20mmol)、BOP試薬(0.09g,0.20mmol)、およびトリエチルアミン(0.05mL,0.34mmol)を添加した。反応液を室温で2時間撹拌し、CHClで希釈し、水で2回洗浄し、硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濾過し、濃縮した。得られた残渣をシリカゲルクロマトグラフィーに供し(ヘキサン中の30〜100%酢酸エチルで溶出)、標題化合物を得、これは、M+Hで349.1756の質量イオン(ES+)を示した。H NMR(400MHz,CDCl)δ8.35(d,J=5.9Hz,1H)、8.15(d,J−8.4Hz,1H)、8.11(s,1H)、8.09(m,2H)、7.80−7.75(m,1H)、7.65−7.61(m,1H)、7.36(dd,J=2.6Hz,8.6Hz,1H)、6.66(d,J=8.6Hz,1H)、4.42(s,2H)、4.17−4.10(m,2H)、4.06−3.98(m,2H)、3.91(s,3H)、3.71(m,1H)、3.54−3.48(m,1H)、3.28−3.23(m,1H)2.13−2.09(m,1H)、1.94−1.84(m,1H)。
実施例12
4−[(6−エトキシピリジン−3−イル)メチル]−N−[(3R,4S)−3−ヒドロキシテトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル]キノリン−2−カルボキサミド
【0185】
【化25】
N−[(3R,4S)−3−ヒドロキシテトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル]−4−[(6−メトキシピリジン−3−イル)メチル]キノリン−2−カルボキサミドは、実施例11に記載のようにして調製した。
【0186】
N−[(3R,4S)−3−ヒドロキシテトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル]−4−[(6−メトキシピリジン−3−イル)メチル]キノリン−2−カルボキサミド(0.15g,0.38mmol)のCHCl中の溶液に、ヨウ化トリメチルシリル(0.15mL,1.1mmol)を添加した。反応混合物を50℃まで16時間加熱し、室温まで冷却し、濃縮した。得られた残渣をシリカゲルクロマトグラフィーに供し(塩化メチレン中の0〜15%メタノールで溶出)、4−[(6−ヒドロキシピリジン−3−イル)メチル]−N−[(3R,4S)−3−ヒドロキシテトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル]キノリン−2−カルボキサミド(L1)を得、これは、M+Hで380.4の質量イオン(ES+)を示した。
【0187】
上記の化合物(L1)(0.04g,0.11mmol)の0.5mLのクロロホルム溶液を含むバイアル(ホイルで被覆)に、炭酸銀(0.06mg,0.21mmol)とヨウ化エチル(0.01mL,0.13mmol)を添加した。反応混合物を70℃まで16時間加熱し、室温まで冷却し、セライトに通して濾過し、過剰の酢酸エチルで洗浄し、濃縮した。得られた残渣を逆相HPLCでの精製に供し、標題化合物を得、これは、M+Hで408.1913の質量イオン(ES+)を示した。H NMR(400MHz,CDCl)δ8.39(d,J=6.6,1H)、8.26(d,J=2.38Hz,1H)、8.17(d,J=8.6Hz,2H)、8.09(s,1H)、8.05(d,J−8.4Hz,1H)、7.80(t,J=7.3,1H)、7.66(t,J−7.5Hz,1H)、7.53(dd,J=2.2Hz,8.6Hz,1H)、4.46(s,2H)、4.35(q,J=6.96,2H)、4.13(dd,J=5.0,11.4Hz,1H)、4.06−4.02(m,2H)3.76−3.70(m,1H)、3.55−3.48(m,1H)、3.29−3.26(m,1H)、2.14−2.10(m,1H)、1.92−1.87(m,1H)、1.43(t,J−6.95,3H)。
実施例13
N−[(3R,4S)−3−ヒドロキシテトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル]−4−[(2−メトキシピリジン−4−イル)メチル]キノリン−2−カルボキサミド
【0188】
【化26】
エチル4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)キノリン−2−カルボキシレート(K4)は、実施例11に記載のようにして調製した。
【0189】
2−メトキシイソニコチン酸(M1)(490mg,3.20mmol)の無水THF(15ml)中の0℃溶液に、LAH(3.20ml,6.40mmol)(EtO中2.0N)を滴下し、混合物を室温で一晩撹拌した。反応混合物を0℃に冷却し戻し、0.28mlのHO、0.21mlの20%NaOH溶液、0.98mlのHOを逐次滴下し、1時間撹拌した。固形物を濾過し、THFで洗浄し、濾液を濃縮し、(2−メトキシピリジン−4−イル)メタノール(M2)を透明な油状物として得、これは、M+Hで140.1の質量イオン(ES+)を示した。
【0190】
上記の化合物(M2)(0.23g,1.7mmol)の8mLのCHCl中の溶液に、臭化チオニル(0.15mL,2.0mmol)を添加した。反応混合物を室温で15分間撹拌し、飽和塩化アンモニウム水溶液でクエンチした。層を分離し、有機部分を水で2回および食塩水で1回洗浄し、硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濾過し、濃縮し、4−(ブロモメチル)−2−メトキシピリジン(M3)を得、これは、M+Hで204.1(81Br)の質量イオン(ES+)を示した。
【0191】
エチル4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)キノリン−2−カルボキシレート(K4)(0.23g,0.69mmol)、4−(ブロモメチル)−2−メトキシピリジン(M3)(0.17g,0.83mmol)、およびパラジウムテトラキス(0.52g,0.45mmol)を含むマイクロ波用バイアル中に、4.0mLのトルエン、2.8mLのエタノール、および1.0mLの2.0M NaCO水溶液を添加した。得られた溶液を85℃まで30分間加熱し、セライトに通して濾過し、過剰の酢酸エチルで洗浄した。濾液を水で2回洗浄し、食塩水で洗浄し、硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濾過し、濃縮した。得られた残渣をシリカゲルクロマトグラフィーに供し(ヘキサン中の0〜100%酢酸エチルで溶出)、エチル4−[(2−メトキシピリジン−4−イル)メチル]キノリン−2−カルボキシレート(M4)を得、これは、M+Hで323.3の質量イオン(ES+)を示した。
【0192】
上記の化合物を実施例11に記載の手順によって標題化合物に変換させ、これは、理論値と整合するプロトンNMRスペクトルおよびM+Hで394.1755の質量イオン(ES+)を示した。H NMR(400MHz,CDCl)δ8.39(d,J=6.4Hz,1H)、8.19(d,J=6.4Hz,3H)、7.92(d,J=8.2Hz,1H)、7.81(t,J=8.1Hz,1H)、7.64(d,J=7.9Hz,1H)、6.84(d,J−5.5Hz,1H)、6.60(s,1H)、4.50(s,2H)、4.13(dd,J=5.1,11.5Hz,1H)、4.09−4.01(m,2H)、3.95(s,3H)、3.77−3.71(m,1H)、3.56−3.49(m,1H)、3.27(t,J=10.8Hz,1H)、2.16−2.11(m,1H)1.96−1.85(m,lH)。
実施例14
N−[(3R,4S)−3−ヒドロキシテトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル]−4−{[2−(メチルスルファニル)ピリミジン−5−イル]メチル}キノリン−2−カルボキサミド
【0193】
【化27】
エチル4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)キノリン−2−カルボキシレート(K4)は、実施例11に記載のようにして調製した。
【0194】
メチル2−(メチルスルファニル)ピリミジン−5−カルボキシレート(N1)(0.23g,1.2mmol)の20mLのTHF中の溶液に、−78℃で、水素化ジイソブチルアルミニウム(3.2mL,トルエン中1.0M溶液)を添加した。反応混合物を−78℃で40分間撹拌し、次いで、さらなる水素化ジイソブチルアルミニウム(5当量)を滴下した。反応混合物を2時間撹拌し、次いで、濃酢酸でクエンチした。反応混合物を室温まで昇温させ、濾過し、二層溶液を得た。層を分離し、有機液を硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濾過し、濃縮し、[2−(メチルスルファニル)ピリミジン−5−イル]メタノール(N2)を得、これは、M+Hで157.1の質量イオン(ES+)を示した。
【0195】
上記の化合物(0.19g,1.2mmol)の8.5mLのCHCl中の溶液に、臭化チオニル(0.11mL,1.5mmol)を添加した。反応液を室温で2.5時間撹拌し、飽和塩化アンモニウム水溶液でクエンチした。層を分離し、有機部分を水および食塩水で洗浄し、硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濾過し、濃縮し、5−(ブロモメチル)−2−(メチルスルファニル)ピリミジンを得、これは、M+Hで221.1(81Br)の質量イオン(ES+)を示した。
【0196】
エチル4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)キノリン−2−カルボキシレート(K4)(0.15g,0.46mmol)、5−(ブロモメチル)−2−(メチルスルファニル)ピリミジン(N3)(0.12g,0.55mmol)、炭酸セシウム(0.45g,1.4mmol)、およびPdCl(dppf)−CHCl付加物(0.037g,0.05mmol)を含むマイクロ波用バイアル中に、4.1mLのTHFおよび0.41mLの水を添加した。反応混合物を77℃まで1時間加熱した。反応混合物を室温まで冷却し、水でクエンチし、酢酸エチルで抽出し、食塩水で洗浄し、硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濾過し、濃縮した。得られた残渣をシリカゲルクロマトグラフィーに供し(ヘキサン中の0〜70%酢酸エチルで溶出)、エチル4−{[2−(メチルスルファニル)ピリミジン−5−イル]メチル}キノリン−2−カルボキシレート(N4)を得、これは、M+Hで340.3の質量イオン(ES+)を示した。
【0197】
上記の化合物を、実施例11に記載の手順によって標題化合物に変換させ、これは、理論値と整合するプロトンNMRスペクトルおよびM+Hで411.1481の質量イオン(ES+)を示した。H NMR(400MHz,CDCl)δ8.42(s,2H)、8.37(d,J=6.4Hz,1H)、8.19(d,J=8.2Hz,1H)、8.14(s,1H)、7.99(d,J−8.4Hz,1H)、7.84−7.80(m,1H)、7.70−7.66(m,1H)、4.44(s,2H)、4.13(dd,J−4.9,11.2Hz,1H)、4.08−4.00(m,2H)、3.77−3.71(m,1H)、3.55−3.49(m,1H)、3.30−3.25(m,1H)、2.54(s,3H)、2.15−2.11(m,1H)1.95−1.85(m,1H)。
実施例15
4−[フルオロ(6−メトキシピリジン−3−イル)メチル]−N−[(3R,4S)−3−ヒドロキシテトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル]キノリン−2−カルボキサミド水和物
【0198】
【化28】
4−ブロモキノリン−2−カルボン酸(A3)は、実施例1に記載のようにして調製した。
【0199】
4−ブロモキノリン−2−カルボン酸(A3)(0.5g,2.0mmol)の10mLのCHCl中の溶液に、(3R,4S)−4−アミノテトラヒドロ−2H−ピラン−3−オール塩化水素(0.37g,2.4mmol)、BOP試薬(1.1g,2.6mmol)、およびトリエチルアミン(0.83mL,6.0mmol)を添加した。反応液を室温で4.5時間撹拌し、CHClで希釈し、水で2回洗浄し、硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濾過し、濃縮した。得られた残渣をシリカゲルクロマトグラフィーに供し(ヘキサン中の30〜100%酢酸エチルで溶出)、4−ブロモ−N−[(3R,4S)−3−ヒドロキシテトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル]キノリン−2−カルボキサミド(O1)を得、これは、M+Hで353.2(81Br)の質量イオン(ES+)を示した。
【0200】
上記の化合物(Ol)(0.25g,0.71mmol)の3.5mLのCHC1中の溶液に、0℃で、2,6−ルチジン(0.17mL,1.4mmol)およびトリフルオロメタンスルホン酸t−ブチルジメチルシリル(0.25mL,1.1mmol)を添加した。反応混合物を室温まで昇温させ、18時間撹拌し、濃縮した。得られた残渣をシリカゲルクロマトグラフィーに供し(ヘキサン中の0〜20%酢酸エチルで溶出)、4−ブロモ−N−((3R,4S)−3−{[tert−ブチル(ジメチル)シリル]オキシ}テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)キノリン−2−カルボキサミド(O2)を得、これは、M+Hで467.4(81Br)の質量イオン(ES+)を示した。
【0201】
上記の化合物(0.33g,0.72mmol)、ビニルトリフルオロホウ酸カリウム(0.14mg,1.1mmol)、Pd(dba)(7mg,7.2μmol)、およびトリシクロヘキシルホスフィン(5mg,0.02mmol)を含むマイクロ波用バイアル中に、3.6mLのジオキサンおよび0.96mLの1.7M三塩基性リン酸カリウム水溶液を添加した。反応液を、マイクロ波反応器中、140℃まで30分間加熱した。反応混合物を酢酸エチルで抽出し、硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濾過し、濃縮した。得られた残渣をシリカゲルクロマトグラフィーに供し(ヘキサン中の0〜20%酢酸エチルで溶出)、N−((3R,4S)−3−{[tert−ブチル(ジメチル)シリル]オキシ}テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)−4−ビニルキノリン−2−カルボキサミド(O3)を得、これは、M+Hで413.5の質量イオン(ES+)を示した。
【0202】
上記の化合物(O3)(0.18g,0.42mmol)の10mLのメタノール中の溶液を、−78℃まで冷却した。この反応混合物中にオゾンを5分間起泡させ、次いで、ポリマー担持トリフェニルホスフィンを添加した。反応混合物を室温まで昇温させ、濾過し、過剰のメタノールで洗浄し、濃縮し、N−[(3R,4S)−3−{tert−ブチル(ジメチル)シリル]オキシ}テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル]−4−ホルミルキノリン−2−カルボキサミド(O4)を得、これは、M+Hで415.4の質量イオン(ES+)を示した。
【0203】
上記の化合物(O4)(0.10g,0.23mmol)、2,6−ジメトキシ−3−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)ピリジン(0.11g,0.46mmol)、炭酸カリウム(0.10g,0.69mmol)、二塩化パラジウム(2mg,0.01mmol)、およびトリ(1−ナフチル)ホスフィン(5mg,0.01mmol)を含むマイクロ波用バイアル中に、1.2mLのTHFを添加した。反応混合物を、マイクロ波中、140℃で30分間加熱し、水でクエンチし、酢酸エチルで抽出した。有機部分を硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濾過し、濃縮した。得られた残渣をシリカゲルクロマトグラフィーに供し(ヘキサン中の0〜100%酢酸エチルで溶出)、N−[(3R,4S)−3−{[tert−ブチル(ジメチル)シリル]オキシ}テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル]−4−[ヒドロキシ(6−メトキシピリジン−3−イル)メチル]キノリン−2−カルボキサミド(O5)を得、これは、M+Hで524.5の質量イオン(ES+)を示した。
【0204】
上記の化合物(0.06g,0.12mmol)の0.5mLのCHCl中の溶液に、−78℃で、DAST(30μL,0.23mmol)を添加した。反応混合物をこの温度で1時間撹拌し、次いで、数滴の水でクエンチした。反応混合物を室温まで昇温させ、濃縮した。得られた残渣をシリカゲルクロマトグラフィーに供し(ヘキサン中の0〜50%酢酸エチルで溶出)、N−[(3R,4S)−3−{[tert−ブチル(ジメチル)シリル]オキシ}テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル]−4−[フルオロ(6−メトキシピリジン−3−イル)メチル]キノリン−2−カルボキサミド(O6)を得、これは、M+Hで526.5の質量イオン(ES+)を示した。
【0205】
上記の化合物(0.04g,0.08mmol)の0.5mLのCHCl中の溶液に、室温で、TBAF(0.11mL,THF中1Mの溶液)を添加した。反応混合物を18時間撹拌し、濃縮した。得られた残渣を逆相HPLCでの精製に供し、標題化合物を得、これは、M+Hで412.1675の質量イオン(ES+)を示した。H NMR(400MHz,CDCl)δ8.53(d,J−5.1Hz,1H)、8.39(d,J=6.78Hz,1H)、8.3−8.28(m,1H)、8.19(d,J=8.42Hz,1H)、7.83−7.77(m,2H)、7.62−7.52(m,2H)、7.10(d,J=47.2Hz,1H)、6.75(d,J=8.6Hz,1H)、4.17−4.04(m,3H)、3.95(d,J=1.1Hz,3H)、3.79−3.73(m,1H)、3.57−3.50(m,1H)3.32−3.26(m,1H)、2.17−2.13(m,1H)、1.97−1.86(m,1H)。
実施例16
4−[(6−クロロピリジン−3−イル)メチル]−8−フルオロ−N−[(3R,4S)−3−ヒドロキシテトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル]キノリン−2−カルボキサミド
【0206】
【化29】
2−フルオロアニリン(P1)(1.00g,9.00mmol)のMeOH(11.1mL)中の溶液に、0℃で、アセチレンジカルボン酸ジメチル(P2)(DMAD,1.34mL,10.8mmol)を添加した。反応液を室温で2時間撹拌した。混合物を濃縮し、残渣をシリカゲルフラッシュクロマトグラフィーによって精製し(ヘキサン(Hex)中の0〜25%EtOAc勾配)、ジメチル(2E)−2−[(2−フルオロフェニル)アミノ]ブタ−2−エンジオエート(P3)(1.9g,83%)を得た。ES−MS[M+1]=254.4。上記の化合物(1.90g,7.50mmol)をイートン試薬(8.00mL,50.4mmol)に溶解させ、55℃で1時間加熱した。LC−MSにより、きれいに変換されたことが示された。反応混合物を室温まで冷却し、NaHCOの冷飽和溶液にゆっくり注入した。形成された淡黄色沈殿を濾過によって収集し、HOで洗浄し、真空乾燥させ、メチル8−フルオロ−4−ヒドロキシキノリン−2−カルボキシレート(P4)を得、これは、M+Hで222.4の質量イオンを示した。
【0207】
上記の化合物(P4)(0.860g,3.89mmol)のアセトニトリル(0.884mL)とトルエン(8.84ml)の混合物中の溶液に、オキシ臭化リン(1.23g,4.28mmol)を添加した。反応混合物を75℃で0.5時間加熱した。2回目の一部のオキシ臭化リン(0.50g)を添加し、75℃でさらに30分間加熱した。LC−MSにより、反応の終了が示された。反応液を冷却し、氷水で注意深くクエンチした。混合物をCHClとEtOAcで逐次抽出した。合わせた有機層を乾燥させ、濃縮した。残渣をシリカゲルフラッシュクロマトグラフィーによって精製し(ヘキサン中の0〜25%EtOAc勾配)、メチル4−ブロモ−8−フルオロキノリン−2−カルボキシレート(P5)を得、これは、M+Hで284.3(79Br)の質量イオンを示した。
【0208】
上記の化合物(P5)(200mg,0.704mmol)のTHF(0.500mL)とMeOH(0.500mL)中の溶液に、1N NaOH(0.986mL,0.986mmol)を添加した。得られた不均一な混合物を室温で30分間撹拌した。酸性化のために1N HClを添加すると、反応液は透明になった。有機溶媒を濃縮によって除去した後、HOを添加し、EtOAcで抽出した。合わせた有機層をNaSO上で乾燥させ、濾過し、濃縮した。粗製残渣(P6)は、M+Hで270.3(79Br)の質量イオンを示し、精製せずに使用した。
【0209】
上記の化合物(P6)(190mg,0.704mmol)を(3R,4S)−4−アミノテトラヒドロ−2H−ピラン−3−オール塩化水素(108mg,0.704mmol)と混合し、CHClとEtN(0.294mL,2.11mmol)中の(1H−ベンゾトリアゾール−1−イルオキシ)[トリス(ジメチルアミノ)]ホスホニウムヘキサフルオロホスフェート(BOP)(373mg,0.844mmol)を添加した。反応混合物を室温で3時間撹拌した。溶媒を濃縮によって除去し、残渣をシリカゲルフラッシュクロマトグラフィーによって精製し(CHCl中の15〜75%EtOAc勾配)、4−ブロモ−8−フルオロ−N−[(3R,4S)−3−ヒドロキシテトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル]キノリン−2−カルボキサミド(P7)を白色固形物として得た。マイクロ波用バイアル中、上記の化合物(P7)(170mg,0.460mmol)とテトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(O)(0.0532、0.0460mmol)の混合物に、塩化(2−クロロ−5−ピリジル)メチル亜鉛溶液(THF中0.5M,4.6mL)を添加した。反応液を90℃まで3時間加熱した。混合物を冷却し、NHCl飽和溶液でクエンチし、EtOAcで抽出した。合わせた有機層をNaSO上で乾燥させ、濾過し、濃縮した。残渣をシリカゲルフラッシュクロマトグラフィーによって精製し(ヘキサン中の30〜100%EtOAc勾配)、標題化合物を白色固形物として得た。H NMR(400MHz,CDCl)δ8.38(d,J−6.8Hz,1H)、8.17(s,1H)、7.80(d,J=8.4Hz,1H)、7.55(td,J−5.2,8.0Hz,1H)、7.45(dd,J=7.6,10.0Hz,1H)、7.27(d,J=8.4Hz,2H)、7.11(d,J=8.4Hz,2H)、4.46(s,2H)、4.12(dd,J=4.8,11.2Hz,1H)、4.08−3.99(m,2H)、3.73(td,J=5.2,9.6Hz,1H).3.51(td,J=2.0,12.0Hz,1H)、3.26(dd,J=10.0,11.2Hz,1H)、2.13−2.09(m,1H)、1.94−1.84(m,1H).HRMS(ES)[M+l]2221CIFNの計算値:415.1219,実測値:415.1222。
実施例17
4−{[6−(ジフルオロメチル)ピリジン−3−イル]メチル}−8−フルオロ−N−[(3R,4S)−3−ヒドロキシテトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル]キノリン−2−カルボキサミド
【0210】
【化30】
実施例16(95.7mg,0.230mmol)、ビニルトリフルオロホウ酸カリウム(46.2mg,0.345mmol)、トリシクロヘキシルホスフィン(1.55mg,5.52μmol)およびPd(dba)(2.11mg,2.30μmol)をジオキサン(0.62ml)中で混合し、KPO(1.27M,0.308ml,0.391mmol)の水溶液を添加した。反応混合物を、マイクロ波中、140℃で30分間加熱した。ほとんどの出発物質が消費された。2回目の一部の試薬[ビニルトリフルオロボレート、Pd(dba)、およびトリシクロホスフィン]を添加し、マイクロ波反応器中、140℃にて20分間加熱した。出発物質が消費された。反応混合物をEtOAcで希釈し、NaSOで乾燥させ、セライトパッドに通して濾過し、濃縮した。残渣を逆相HPLCによって精製し(C−18カラム,HO中の5〜90%MeCN(各々、0.05%のTFAを含有))、4−[(6−エテニルピリジン−3−イル)メチル]−8−フルオロ−N−[(3R,4S)−3−ヒドロキシテトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル]キノリン−2−カルボキサミド(Q1)を得た。ES−MS[M+1]:408.4。
【0211】
上記の化合物(Q1)(75mg,0.184mmol)のMeOH(1.5mL)とCHCl(1.5mL)の混合物中の溶液に、−78℃で、オゾンを5分間起泡させた。ポリマー担持トリフェニルホスフィン(3mmol/g,184mg,552mmolを負荷)を添加し、混合物を室温まで1時間昇温させた。混合物を濾過し、濾液を濃縮し、8−フルオロ−4−[(6−ホルミルピリジン−3−イル)メチル]−N−[(3R,4S)−3−ヒドロキシテトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル]キノリン−2−カルボキサミド(Q2)を得た。ES−MS[M+1]:410.4。
【0212】
EtN(200μl,1.44mmol)と無水酢酸(100μl,1.06mmol)を、上記の化合物(Q2)(75mg,0.183mmol)のCHC1(1.8mL)中の室温の撹拌溶液に添加し、混合物を室温で一晩撹拌した。反応混合物を濃縮し、(3R,4S)−4−[({8−フルオロ−4−[(6−ホルミルピリジン−3−イル)メチル]キノリン−2−イル}カルボニル)アミノ]テトラヒドロ−2H−ピラン−3−イルアセテート(Q3)を得た。ES−MS[M+1]:452.4。
【0213】
(ジエチルアミノ)サルファートリフルオリド(DAST)(121μl,0.919mmol)を、上記の化合物(Q3)(83.0mg,0.184mmol)のCHC1(1839μl)中の撹拌冷却(0℃)混合物に添加し、混合物を室温で2時間撹拌した。HOをゆっくり添加して反応液をクエンチした。混合物をCHC1で抽出した。合わせた有機層をNaSO上で乾燥させ、濾過し、濃縮し、(3R,4S)−4−{[(4−{[6−(ジフルオロメチル)ピリジン−3−イル]メチル}−8−フルオロキノリン−2−イル)カルボニル]アミノ}テトラヒドロ−2H−ピラン−3−イルアセテート(Q4)を得た。ES−MS[M+1]:474.4。
【0214】
LiOH(0.110mL,0.221mmol)を、上記の化合物(Q4)(87.0mg,0.184mmol)のMeOH(1mL)(MeOH単独には溶解性でない)とTHF(1.00mL)中の室温撹拌溶液に添加した。反応混合物を室温で5分間撹拌し、濃縮した。残渣を、2滴の1N HClを含むDMFに溶解させ、逆相HPLCによって精製した(C−18カラム,HO中の5〜90%MeCN(各々、0.05%のTFAを含有))。2回目の精製が必要であり(分取用TLC(EtOAc)を使用)、標題化合物を白色固形物として得た(15mg,4工程で19%)。H NM(400MHz,CDCl)δ8.59(s,1H)、8.34(d,J=6.4Hz,1H)8.21(s,1H)、7.77(d,J=8.8Hz,1H)、7.62−7.55(m,3H)、7.52−7.46(m,1H)、6.62(t,J=55.2Hz,1H)、4.56(s,2H)、4.12(dd,J=4.8,11.2Hz,1H)、4.15−4.08(m,1H)、4.07−4.00(m,1H)、3.95(d,J=2.8Hz,1H)、3.51(td,J=2.0,12.0Hz,1H)、3.26(dd,J=10.0,11.2Hz,IH)、2.13−2.08(m,1H)、1.95−1.84(m,1H).HRMS(ES)[M+l]2220の計算値:432.1530,実測値:432.1539。
実施例18
4−[フルオロ(6−メトキシピリジン−3−イル)メチル]−N−[(3R,4S)−3−ヒドロキシテトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル]−8−メトキシキノリン−2−カルボキサミド
【0215】
【化31】
実施例16(75.3mg,0.181mmol)のDMF(1.5mL)中の溶液にNaOMeのメタノール溶液(4.6M 0.118mL,0.543mmol)を添加し、130Cまで2時間加熱した。逆相HPLCによる精製(C−18カラム,HO中の5〜90%MeCN(各々、0.05%のTFAを含有))により、N−[(3R,4S)−3−ヒドロキシテトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル]−8−メトキシ−4−[(6−メトキシピリジン−3−イル)カルボニル]キノリン−2−カルボキサミド(R1)を得た。ES−MS[M+1]:438.4。
【0216】
上記の化合物(R1)(32mg,0.073mmol)のジクロロメタン(1mL)中の溶液に、0℃で、2,6−ルチジン(0.017ml,0.15mmol)を添加した後、トリフルオロメタンスルホン酸tert−ブチルジメチルシリル(0.025ml,0.11mmol)を添加した。混合物を室温で2時間撹拌し、2回目の一部のルチジンとTBSOTfを添加し、撹拌を一晩継続した。PTLC(EtOAc)による精製により、N−[(3R,4S)−3−{[tert−ブチル(ジメチル)シリル]オキシ}テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル]−8−メトキシ−4−[(6−メトキシピリジン−3−イル)カルボニル]キノリン−2−カルボキサミド(R2)を得た。ES−MS[M+1]:554.5。
【0217】
上記の化合物(R2)(34mg,0.062mmol)のMeOH(616μl)とCHCl(616μl)中の混合物の溶液に、室温で、NaBH(9.33mg,0.247mmol)を添加した。反応混合物を室温で30分間撹拌し、濃縮し、水で希釈し、CHClで抽出した。合わせた有機層をHOと食塩水で洗浄し、NaSO上で乾燥させ、濾過し、濃縮し、N−[(3R,4S)−3−{[tert−ブチル(ジメチル)シリル]オキシ}テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル]−4−[ヒドロキシ(6−メトキシピリジン−3−イル)メチル]−8−メトキシキノリン−2−カルボキサミド(R3)を得た。ES−MS[M+1]:556.5。
【0218】
上記の化合物(R3)(34mg,0.061mmol)のCHCl(1228μl)中の−78℃の撹拌冷溶液に、DAST(16.2μl,0.123mmol)を添加した。反応混合物を−78℃で3時間撹拌し、飽和NaHCO水溶液でクエンチし、CHClで抽出した。合わせた有機層を食塩水で洗浄し、乾燥させ(NaSO)、濾過し、濃縮し、N−[(3R,4S)−3−{[tert−ブチル(ジメチル)シリル]オキシ}テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル]−4−[フルオロ(6−メトキシピリジン−3−イル)メチル]−8−メトキシキノリン−2−カルボキサミド(R4)を得た。ES−MS[M+1]:442.4。
【0219】
上記の化合物(R4)(34mg,0.061mmol)のTHF(1mL)中の0℃の撹拌冷混合物に、TBAF(THF中1M,0.067mL,0.067mmol)を添加した。混合物を室温で1時間撹拌し、濃縮し、逆相HPLCによって精製し(C−18カラム,HO中の5〜90%MeCN(各々、0.05%のTFAを含有))、標題化合物を得た。H NMR(400MHz,CDCl)δ8.52(d,J=16.4Hz,1H)、8.53−8.48(m,1H)、8.33(dt,J=2.4,17.6Hz,1H)、7.57−7.52(m,1H)、7.53(t,J=8.0Hz,1H)、7.33(d,J=8.0Hz,1H)、7.11(d,J−7.6Hz,1H)、7.05(dd,J=4.0,47.2Hz1H)、6.77(dd,J=4.4,8.4Hz,1H)、4.17−4.03(m,3H)、4.10(s,3H)、3.96(d,J=2.8Hz,3H)、3.83−3.75(m,1H)、3.53(td,J=2.0,11.6Hz,1H)、3.29(t,J−10.8,1H)、2.16−2.11(m,1H)、1.98−1.90(m,1H).HRMS(ES)[M+1]2324FNの計算値:442.1773,実測値:442.1779。
実施例19
8−フルオロ−N−[(3R,4S)−3−ヒドロキシテトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル]−4−[(6−メトキシピリジン−3−イル)メチル]キノリン−2−カルボキサミド
【0220】
【化32】
メチル4−ブロモ−8−フルオロキノリン−2−カルボキシレート(P5)(1.00g,3.52mmol)の混合物に、Pd(dppf)Cl−CHCl付加物(0.287g,0.352mmol)、酢酸カリウム(1.036g,10.56mmol)、及びビス(ピナコラト)ジボロン(1.341g,5.28mmol)を添加し、トルエン(28.2ml)を添加し、混合物を80℃で4時間撹拌した。反応混合物をセライトに通して濾過した。濾液を濃縮し、シリカゲルフラッシュクロマトグラフィーによって精製し(ヘキサン中の10〜70%EtOAc)、メチル8−フルオロ−4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)キノリン−2−カルボキシレート(S1)を白色固形物として得た。ES−MS[M+1]:250.2。
【0221】
マイクロ波用チューブ中、上記の化合物(S1)(130mg,0.393mmol)およびPd(dppf)Cl−CHCl付加物(32.1mg,0.039mmol)およびCsCO(384mg,1.178mmol)の混合物に、5−(クロロメチル)−2−メトキシピリジン(124mg,0.785mmol)のTHF(3mL)中の溶液を添加した後、水(0.3mL)を添加した。混合物を100℃で1時間加熱した。LC−MSにより、生成物(S2)は、所望のエステル(ES−MS[M+1]:327.2)と加水分解された酸(ES−MS[M+1]:313.2)との混合物として存在することが示された。混合物を100mL容丸底フラスコに移した後、MeOH(11mL)およびNaOH(HO中1N,4.5mL)を添加した。反応液を室温で1時間撹拌して残留エステルを酸に完全に変換させた。溶媒を除去し、粗製8−フルオロ−4−[(6−メトキシピリジン−3−イル)メチル]キノリン−2−カルボン酸(S3)を得た。ES−MS[M+1]:313.2。
【0222】
上記の化合物(S3)(700mg,2.24mmol)、BOP試薬(991mg,2.24mmol)および(3R,4S)−4−アミノテトラヒドロ−2H−ピラン−3−オール塩化水素(344mg,2.241mmol)のCHCl(11.200ml)中の室温の撹拌混合物に、EtN(0.937ml,6.72mmol)を添加した。混合物を室温で2時間撹拌した。溶媒を除去し、残渣をシリカゲルフラッシュクロマトグラフィーによって精製し(ヘキサン中30〜100%EtOAc)、標題化合物を薄白色固形物として得た。H NMR(400MHz,CDCl)δ8.34(d,J=6.8Hz,1H)、8.15(s,1H)、8.06(d,J=2.4Hz,1H)、7.83(d,J=8.8Hz,1H)、7.59−7.53(m,1H)、7.47−7.42(m,1H)、7.34(dd,J=2.4,8.4Hz,1H)、6.67(d,J=8.4Hz,1H)、4.40(s,2H)、4.13−4.09(m,1H)、4.07−3.99(m,2H)、3.91(s,3H)、3.76−3.69(m,1H)、3.50(td,J=2.4,12.0Hz,1H)、3.26(dd,J=10.0,11.6Hz,1H)、2.13−2.08(m,1H)、1.93−1.83(m,1H).HRMS(ES)[M+1]2222FNの計算値:412.1667,実測値:412.1675。
実施例20
8−フルオロ−4−[(6−ヒドロキシピリジン−3−イル)メチル]−N−[(3R,4S)−3−ヒドロキシテトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル]キノリン−2−カルボキサミド
【0223】
【化33】
実施例19(31.2mg,0.076mmol)のCHC1(506μl)中の溶液に、0℃で、ヨードトリメチルシラン(20.6μl,0.152mmol)を添加した。混合物を室温で一晩撹拌した。2回目の一部のTMSIを添加し、反応液を50℃まで2時間加熱した。反応混合物をHOでクエンチし、EtOAcで抽出した。合わせた有機層を乾燥させ(NaSO)、濾過し、濃縮した。残渣を逆相HPLCによって精製し(C−18カラム,HO中3−70%MeCN,ともに0.05%のTFAを含有)、標題化合物を得た。H NMR(400MHz,CDCl)δ8.41(d,J−6.8Hz,1H)、8.16(s,1H)、7.75(dd,J=2.4,9.2Hz,1H)、7.83(d,J=9.2Hz,1H)、7.63(dt,J=4.8,8.0Hz,1H)、7.50(dd,J=8.0,10.0Hz,1H)、7.45(s,1H)、6.92(d,J=8.4Hz,1H)、4.41(s,2H)、4.13(dd,J=4.8,11.2Hz,1H)、4.07−4.03(m,1H)、3.76(dt,J=4.8,9.6Hz,1H)、3.52(dt,J=2.4,11.6Hz,1H)、3.28(dd,J=10.0,11.2Hz,1H)、2.15−2.10(m,1H)、1.95−1.85(m,1H).HRMS(ES)[M+l]2221FNの計算値:398.1517,実測値:398.1511。
実施例21
8−フルオロ−N−[(3R,4S)−3−ヒドロキシテトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル]−4−[(6−メトキシ−1−オキシドピリジン−3−イル)メチル]キノリン−2−カルボキサミド
【0224】
【化34】
3−クロロ過安息香酸(mCPBA)(230mg,1.026mmol)を、5−(クロロメチル)−2−メトキシピリジン(U1)(147mg,0.933mmol)のCHCl(3731μl)中の0℃撹拌冷混合物に添加した。反応混合物を室温で2時間撹拌した。さらに一部のmCPBA(150mg)を添加し、室温で4時間撹拌した。3回目の一部のmCPBA(150mg)を添加し、反応液を一晩撹拌した。混合物を濾過し、濾液を濃縮した。残渣をシリカゲルフラッシュクロマトグラフィーによって精製し(まず、ヘキサン中の0〜30%のEtOAcでmCPBAと出発物質を除去し、次いで、CHCl中の0〜20%MeOHで生成物を洗い出した)、5−(クロロメチル)−2−メトキシピリジン 1−オキシド(U2)を白色固形物として得た。ES−MS[M+1]:174.1。
【0225】
4−ブロモ−8−フルオロ−N−[(3R,4S)−3−ヒドロキシテトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル]キノリン−2−カルボキサミド(P7)(165mg,0.447mmol)、酢酸カリウム(132mg,1.341mmol)、ビス(ピナコラト)ジボロン(170mg,0.670mmol)およびPd(dppf)Cl−CHCl付加物(36.5mg,0.0450mmol)を混合し、マイクロ波中、120℃で30分間加熱した。2回目の一部のPd触媒を添加し、120℃でさらに30分間加熱した。混合物をセライトに通して濾過し、濾液を濃縮した。残渣をシリカゲルフラッシュクロマトグラフィーによって精製し(ヘキサン中の30〜100%EtOAc)、8−フルオロ−N−[(3R,4S)−3−ヒドロキシテトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル]−4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)キノリン−2−カルボキサミド(U3)(81mg,44%)を得た。LC−MSにより、対応するボロン酸の質量が示された。ES−MS[M+1]:335.2。
【0226】
上記の化合物(U3)(82mg,0.197mmol)、5−(クロロメチル)−2−メトキシピリジン 1−オキシド(U2)(68.4mg,0.394mmol)、Pd(dppf)Cl−CHCl付加物(16.1mg,0.0200mmol)およびCsCO(193mg,0.591mmol)の混合物に、THF(2.5mL)および水(0.250mL)を添加した。反応混合物を100℃で2時間加熱し、冷却し、セライトに通して濾過した。濾液を濃縮し、逆相HPLCによる精製(C−18カラム,勾配,HO中3〜75%MeCN,ともに0.05%のTFAを含有)により、標題化合物(61mg,73%)を得た。H NMR(400MHz,CDClに加えて2滴のCDOD)δ8.50(d,J=6.4Hz,1H)、8.28(s,1H)、8.16(s,1H)、7.76(d,J=8.4Hz,1H)、7.62(dt,J=5.2,8.0Hz,1H)、7.49(dd,J=8.0,10.0Hz,1H)、7.37−7.32(m,1H)、6.98(d,J=8.8Hz,1H)、4.46(s,2H)、4.09(s,3H)、4.12−3.98(m,3H)、3.72(dt,J=4.8,9.2Hz,1H)、3.53(dt,J=2.0,12.0Hz,1H)、3.28(dd,J=9.6,11.2Hz,1H)、2.16−2.12(m,1H)、1.88−1.78(m,1H).HRMS(ES)[M+l]2222FNの計算値:428.1616,実測値:428.1633。
実施例22
8−フルオロ−N−[(3R,4S)−3−ヒドロキシテトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル]−4−[(2−メトキシピリジン−4−イル)メチル]キノリン−2−カルボキサミド
【0227】
【化35】
2−メトキシイソニコチン酸(V1)(490mg,3.20mmol)の無水THF(15ml)中の0℃溶液に、水素化アルミニウムリチウム(3.20ml,6.40mmol)(EtO中2.0N)を滴下し、混合物を室温で一晩撹拌した。反応混合物を0℃に冷却し戻した。0.28mlのHO、0.21mlの20%NaOH溶液、0.98mlのHOを逐次滴下し、1時間撹拌した。固形物を濾過し、THFで洗浄し、濾液を濃縮し、(2−メトキシピリジン−4−イル)メタノール(V2)を透明な油状物として得た。これを、さらに精製せずに次の工程に持ち越した。ES−MS[M+1]:140.1。
【0228】
上記の化合物(V2)(440mg,3.16mmol)のCHCl(12.6ml)中の溶液に、室温で、塩化チオニル(0.69ml,9.49mmol)を滴下した。得られた混合物を室温で2時間撹拌した。溶媒を除去した。残渣を飽和NaHCOで洗浄し、CHClで抽出した。合わせた有機層を食塩水で洗浄し、無水MgSO上で乾燥させ、濾過し、濃縮し、4−(クロロメチル)−2−メトキシピリジン(V3)(400mg,80%)を淡黄色液状物として得た。ES−MS[M+1]:158.1。
【0229】
マイクロ波用チューブ中、メチル8−フルオロ−4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)キノリン−2−カルボキシレート(S1)(130mg,0.393mmol)、CsCO(384mg,1.178mmol)、PdCl(dppf)−CHCl付加物(32.1mg,0.039mmol)の混合物に、THF(3mL)中の4−(クロロメチル)−2−メトキシピリジン(124mg,0.785mmol)を添加した後、水(0.3mL)を添加した。混合物を100℃で1時間加熱した。反応液を冷却し、EtOAcで希釈した。底部のHO層を除去した。有機層をNaSO上で乾燥させ、濾過し、濃縮した。残渣を逆相HPLCによって精製し(C−18カラム,HO中の5〜90%MeCN勾配,ともに0.05%のTFAを含有)、メチル8−フルオロ−4−[(2−メトキシピリジン−4−イル)メチル]キノリン−2−カルボキシレート(V4)を得た。ES−MS[M+1]:327.2。
【0230】
上記の化合物(50mg,0.153mmol)のTHF(1532μl)とメタノール(1532μl)中の溶液に、NaOH(HO中1M,230μl,0.230mmol)を添加した。混合物を室温で2時間撹拌した。反応液を4M HClで酸性化した。溶媒を除去し、粗製8−フルオロ−4−[(2−メトキシピリジン−4−イル)メチル]キノリン−2−カルボン酸(V5)を得た。ES−MS[M+1]:313.2。
【0231】
上記の化合物(V5)(50mg,0.160mmol)、BOP試薬(78mg,0.176mmol)および(3R,4S)−4−アミノテトラヒドロ−2H−ピラン−3−オール塩化水素(24.6mg,0.160mmol)のCHCl(1601μl)中の溶液に、EtN(66.9μl,0.480mmol)を添加した。混合物を室温で1時間撹拌し、濃縮し、PTLC(EtOAC)によって精製し、標題化合物を得た。H NMR(400MHz,CDCl)δ8.35(d,J=6.4Hz,1H)、8.22(s,1H)、8.07(d,J=5.2Hz,1H)、7.75(d,J=8.4Hz,1H)、7.56(dt,J=5.2,8.0Hz,1H)、7.48−7.44(m,1H)、6.70(ddJ=1.6,5.2Hz,1H)、6.49(s,1H)、4.43(s.2H)、4.12(dd,J=5.2,12.0Hz,1H)、4.06−4.02(m,1H)、4.03(d,J=3.6Hz,1H)、3.89(s,3H)、3.76−3.69(m,1H)、3.51(dt,J=2.4,12.0Hz,1H)、3.26(dd,J=9.6,11.2Hz,1H)、2.17−2.09(m,1H)、1.95−1.85(m,1H).HRMS(ES)[M+l]2222FNの計算値:412.1667,実測値:412.1665。
実施例23
8−フルオロ−N−[(3R,4S)−3−ヒドロキシテトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル]−4−[(2−メトキシ−1−オキシドピリジン−4−イル)メチル]キノリン−2−カルボキサミド
【0232】
【化36】
8−フルオロ−N−[(3R,4S)−3−ヒドロキシテトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル]−4−[(2−メトキシピリジン−4−イル)メチル]キノリン−2−カルボキサミドは、実施例22に記載のようにして調製した。
【0233】
実施例23(20mg,0.05mmol)の0.5mLのCHCl中の溶液に、室温で、mCPBA(13mg,0.07mmol)を添加した。反応混合物を室温で16時間撹拌した。さらなるmCPBA(13mg,0.07mmol)を添加し、反応混合物を室温でさらに16時間撹拌し、次いで、濃縮した。得られた残渣を逆相HPLCでの精製に供し、標題化合物を得、これは、M+Hで428.1610の質量イオン(ES+)を示した。H NMR(400MHz,CDCl)δ8.88(d,J=8.4Hz,1H)、8.33(d,J=7.0Hz,1H)、8.12(s,1H)、8.01(d,J=8.6Hz,1H)、7.74−7.69(m,1H)、7.63−7.58(m,1H)、7.49(s1H)、7.09(dd,J=2.0Hz,6.77Hz,1H)、4.76(s,2H)、4.18(s,3H)、4.07−3.93(m,3H)、3.77−3.71(m,1H)3.54−3.47(m,1H)、3.25−3.19(m,1H)、2.08−2.04(m,1H)、1.85−1.74(m,1H)。
実施例24
5,8−ジフルオロ−N−[(3R,4S)−3−ヒドロキシテトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル]−4−[(6−メトキシピリジン−3−イル)メチル]キノリン−2−カルボキサミド
【0234】
【化37】
2,5−ジフルオロアニリン(X1)(3.00mL,29.9mmol)のMeOH(30mL)中の溶液に、ジメチルアセチレンジカルボン酸(P2)(DMAD,4.44mL,35.9mmol)を添加した。反応液を室温で2時間撹拌した。混合物を濃縮し、残渣をシリカゲルフラッシュクロマトグラフィーによって精製し(ヘキサン(Hex)中の0〜30%EtOAc勾配)、ジメチル(2E)−2−[(2,5−ジフルオロフェニル)アミノ]ブタ−2−エンジオエート(X2)を得た。ES−MS[M+1]=272.2。
【0235】
上記の化合物(6.7g,24.7mmol)をイートン試薬(26.3mL,166mmol)に溶解させ、55℃まで1時間加熱した。LC−MSにより、きれいに変換されたことが示された。反応混合物を室温まで冷却し、NaHCOの冷飽和溶液中にゆっくり注入し、pHを塩基性にした。形成された淡黄色沈殿を濾過によって収集し、HOで洗浄し、減圧下で乾燥させ、メチル5,8−ジフルオロ−4−ヒドロキシキノリン−2−カルボキシレート(X3)を得た。ES−MS[M+1]:=240.1。
【0236】
上記の化合物(2.3g,9.62mmol)のアセトニトリル(21.9mL)とトルエン(2.19ml)中の混合物の溶液に、オキシ臭化リン(3.03g,10.58mmol)を添加した。反応混合物を75℃で1時間加熱した。反応液を冷却し、濾過し、固形物を収集した。濾液を水で注意深くクエンチし、CHClで抽出した。合わせた有機層をNaSO上で乾燥させ、濾過し、濃縮した。シリカゲルフラッシュクロマトグラフィーでの精製(CHCl)により、メチル4−ブロモ−5,8−ジフルオロキノリン−2−カルボキシレート(X4)(2.0g,69%)を得た。ES−MS[M+1]=304.1。
【0237】
上記の化合物(X4)(0.42g,1.390mmol)、KOAc(0.409g,4.17mmol)、ビス(ピナコラト)ジボロン(0.530g,2.086mmol)およびPdCl(dppf)−CHCl付加物(0.114g,0.139mmol)をトルエン(11.1ml)中で混合し、80℃にて4時間加熱した。反応混合物を冷却し、セライトに通して濾過し、濃縮した。残渣をシリカゲルフラッシュクロマトグラフィーによって精製し(ヘキサン中の10〜70%EtOAc)、メチル5,8−ジフルオロ−4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)キノリン−2−カルボキシレート(X5)を白色固形物として得た(360mg,74%)。ES−MS[M+1]=350.4および268.2(対応するボロン酸)。
【0238】
上記の化合物(X5)(133mg,0.381mmol)、CsCO(372mg,1.143mmol)、PdCl(dppf)−CHCl付加物(31.1mg,0.038mmol)の混合物に、5−(クロロメチル)−2−メトキシピリジン(120mg,0.762mmol)を添加し、続いてTHF(2.5mL)と水(0.250mL)を添加した。反応混合物を100℃で1時間加熱し、冷却した。
【0239】
MeOH(2.5mL)およびNaOH(HO中1M,0.8mL)を添加し、反応液を室温で1時間撹拌した。有機溶媒を除去し、水性残渣を4N HClで酸性化した。沈殿が形成され、ピペットによって水を除去すべく放置した。残渣をDMFに溶解させ、逆相HPLCによって精製し(C−18カラム,HO中の3〜80%MeCN(ともに0.05のTFAを含有))、5,8−ジフルオロ−4−[(6−メトキシピリジン−3−イル)メチル]キノリン−2−カルボン酸(X7)(118mg,94%)を得た。ES−MS[M+1]=331.2。
【0240】
上記の化合物(X7)(118mg,0.357mmol)、BOP試薬(158mg,0.357mmol)および(3R,4S)−4−アミノテトラヒドロ−2H−ピラン−3−オール塩化水素(54.9mg,0.357mmol)をCHCl(2881μl)中で混合し、EtN(149μl,1.072mmol)を添加した。反応液を室温で30分間撹拌した。溶媒を除去し、残渣をシリカゲルフラッシュクロマトグラフィーによって精製し(ヘキサン中の30〜100%EtOAc)、標題化合物を白色固形物として得た(124mg,80%収率)。H NMR(400MHz,CDCl)δ8.51(d,J=6.8Hz,1H)、8.16(m,1H)、8.00(s,lH)、7.46−7.38(m,2H)、7.34(m,1H)、7.28−7.23(m,1H)、6.70(d,J=8.4Hz,1H)、4.56(s,2H)、4.17−4.01(m,3H)、3.91(s,3H)、3.73−3,69(m,1H)、3.53(t,J=12.0Hz,1H)、3.28(t,J−10.4Hz,1H)、2.19−2.11(m,1H)、1.88−1.73(m,1H).HRMS(ES)[M+l]2221の計算値:430.1573,実測値:430.1573。
【0241】
表1の以下の化合物は、参考文献に記載の手順および上記の実施例の手順に従って調製した。出発物質は、市販または文献で知られたもののいずれか、あるいは市販の試薬から当該技術分野でよく知られた慣用的な反応を用いて調製され得るものである。
【0242】
【表1】
生物学的有用性
該化合物のM1受容体陽性アロステリックモデュレータとしての有用性は、当該技術分野で知られた方法論、例えば、後述するアッセイによって示され得る。該アッセイは、アセチルコリンムスカリン性M1受容体またはCHOnfat細胞において発現される他のムスカリン性受容体においてモデュレータ活性を有する化合物が、FLIPR384 Fluorometric Imaging Plate Reader Systemを用いて細胞内カルシウムを測定することにより選択されるように設計される。該アッセイにより、基底またはアセチルコリン刺激Ca2+レベルに対する1つまたはいくつかの濃度の試験化合物の効果を、FLIPRを用いて試験する。
【0243】
化合物を調製し、4分間のプレインキュベーション期間に供する。その後、単一のEC20濃度のアセチルコリンを各ウェルに添加する(最終3nM)。各試料の細胞内Ca2+レベルを測定し、アセチルコリン対照と比較し、モジュレーション活性を測定する。
【0244】
細胞:CHOnfat/hM1、hM2、hM3またはhM4細胞を、アッセイ前に、384ウェルプレート中、18,000細胞/ウェル(100μL)の密度で24時間プレーティングする。CHOnfat/hM1およびCHOnfat/hM3増殖培地:90%DMEM(高グルコース);10%HI FBS;2mM L−グルタミン;0.1mM NEAA;Pen−Strep;およびlmg/mlのジェネティシンを添加する。M2Gqi5CHOnfatおよびM4Gqi5CHOnfat細胞では、さらに600ug/mlのハイグロマイシンを添加する。
【0245】
装置:384ウェルプレート、120μLの添加プレート;96ウェルWhatman 2ml Uniplate Incubator、37℃,5%CO;Skatron EMBLA−384 Plate Washer;Multimek Pipetting System;Genesis Freedom 200 System;Mosquito System;Temo Nanolitre Pipetting System;およびFLIPR384 Fluorometric Imaging Plate Reader Systemを使用する。
【0246】
バッファー アッセイバッファー:ハンクスの塩溶液(20mM Hepes、2.5mM Probenecid(Sigma P−8761))をまず、1N NaOH、1%ウシ血清アルブミン(Sigma A−9647)に溶解させる。色素負荷バッファー:アッセイバッファー+1%ウシ胎仔血清およびFluo−4AM/Pluronic Acid混合物。2mM Fluo−4AMエステルストック(DMSO中)(Molecular Probes F−14202)バッファー中2μΜの濃度をアッセイでは1μΜの最終濃度にする。20%Pluronic Acid溶液ストック(バッファー中0.04%、アッセイでは0.02%の濃度)。
【0247】
65μLの2mM Fluo−4AMを130μLの20%Pluronic Acidと混合する。得られた溶液および650μLのFBSをアッセイバッファーに総容量65mLになるまで添加する。陽性対照:4−Br−A23187:DMSO中10mM;最終濃度10μΜ。アセチルコリン:水中10mM、アッセイバッファー中20μΜおよび30μΜの両方の作業用ストック、最終濃度10μΜ。これを用いてCHOK1/hM1細胞の最大刺激を確認する。20μΜ(2×)アセチルコリンをアッセイのプレインキュベーションの部で添加し、30μΜ(3×)ストックを二番目の部分で添加する。(EC20)アセチルコリン:水中10mM、作業用ストック9nM(3×)、アッセイ中の最終濃度は3nMとする。これを、試験化合物とのプレインキュベーション後に使用する。EC20アセチルコリンを、試験化合物を入れた各ウェルに添加すると、モデュレータ活性が確認される。24個のウェルには、対照として3nMアセチルコリン単独を含める。
【0248】
推定化合物の活性の測定:
スクリーニングプレート:化合物を、96ウェルプレート(カラム2〜11)、100%DMSO、濃度15mM(ストック濃度の150倍)から開始し、3倍連続希釈物で、Genesis Freedom200 Systemを用いて滴定する。Mosquito Nanolitre Pipetting Systemを使用し、1μlの連続希釈化合物を各ウェルに移すことにより、4つの96ウェルプレートを合わせて384ウェルプレートにし、1mMアセチルコリン(ストック濃度の100倍)を対照として加えた。Temoを用いて49μlのアッセイバッファーを384ウェルプレートの各ウェルにアッセイ直前に添加する。
【0249】
96ウェルWhatman 2ml Uniplateに、9nMのアセチルコリン(3×)を、スクリーニング化合物に対応するウェル内および対照ウェル内にピペッティングする。30μΜのアセチルコリン対照(3×)を対照ウェルに添加し、3×アゴニストプレートを384ウェルプレートに移す。
【0250】
細胞を100μlのバッファーで3回洗浄し、30μlのバッファーを各ウェル内に残す。Multimekを用いて、30μlの色素負荷バッファーを各ウェル内に添加し、37℃、5%COで1時間までインキュベートする。
【0251】
60分後、細胞を100μlのバッファーで3回洗浄し、30μlのバッファーを各ウェル内に残す。細胞プレート、スクリーニングプレート、およびアゴニスト添加プレートをFLIPR内の台上に置き、扉を閉める。バックグラウンド蛍光および基底蛍光シグナルを確認するためのシグナル試験を行う。必要であれば、レーザー強度を調整する。
【0252】
試験化合物との4分間のプレインキュベーションを行い、1mMのアセチルコリン対照との比較によりM1受容体に対するアゴニスト活性を測定する。プレインキュベーション後、アセチルコリン(最終3nM)のEC20値を加え、モデュレータ活性を測定する。
【0253】
ムスカリン性FLIPRアッセイのさらなる説明は、国際特許出願WO2004/073639において見出され得る。
【0254】
特に、以下の実施例の化合物は前述のアッセイにおいて活性を有しており、一般的に、IP(変曲点)は10μΜ(10,000nM)以下であった。変曲点は、FLIPR値から計算され、活性の尺度である。かかる結果は、M1アロステリックモデュレータとしての使用における該化合物の内在活性を示す。
【0255】
以下に、本発明の代表的な例示的化合物(本明細書に記載)の前述のアッセイによるIP値を以下の表1に示す。
【0256】
【表2】
以下の略号を本文中で使用する:
Me:メチル
Et:エチル
Bu:ブチル
t−Bu:tert−ブチル
Ar:アリール
Ph:フェニル
Bn:ベンジル
DMF:ジメチルホルムアミド
Ac:アセチル
DMSO:ジメチルスルホキシド
DMEM:ダルベッコ改変イーグル培地(高グルコース)
FBS:ウシ胎仔血清
dba:ジベンジリデンアセトン
dppa:ジフェニルホスホリルアジド
dppf:(ジフェニルホスフィノ)フェロセン
THF:テトラヒドロフラン
PCy:トリシクロヘキシルホスフィン
mCPBA:メタ−クロロペルオキシ安息香酸
PBSF:ペルフルオロ−1−ブタンスルホニルフルオリド
TEA:トリエチルアミン
BOP:ベンゾトリアゾリルオキシトリス(ジメチルアミノ)ホスホニウムヘキサフルオロホスフェート
DIBAL:水素化ジイソブチルアルミニウム
TBAF:テトラ−n−ブチルアンモニウムフルオリド
DAST:ジエチルアミノサルファートリフルオリド
TBS:tert−ブチルジメチルシリル
DMAD:アセチレンジカルボン酸ジメチル
TBSOTf:tert−ブチルジメチルシリルトリフルオロメタンスルホネート
TMS:トリメチルシリル
rt:室温
aq:水性
HPLC:高速液体クロマトグラフィー
MS:質量分析
本発明を、その特定の具体的な実施形態を参照して記載および例示したが、当業者には、手順およびプロトコルの種々の適合、変更、修正、置換え、削除または付加が、本発明の精神および範囲を逸脱することなく行われ得ることが認識されよう。したがって、本発明は、以下の特許請求の範囲によって規定されること、およびかかる特許請求の範囲は妥当な程度に広く解釈されることを意図する。