特許第5654702号(P5654702)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B1)
(11)【特許番号】5654702
(24)【登録日】2014年11月28日
(45)【発行日】2015年1月14日
(54)【発明の名称】麺計量機器
(51)【国際特許分類】
   B65D 33/16 20060101AFI20141218BHJP
   A47J 43/28 20060101ALI20141218BHJP
   F16B 2/20 20060101ALI20141218BHJP
   A23L 1/16 20060101ALI20141218BHJP
【FI】
   B65D33/16
   A47J43/28
   F16B2/20 D
   A23L1/16 J
【請求項の数】5
【全頁数】10
(21)【出願番号】特願2014-52984(P2014-52984)
(22)【出願日】2014年3月17日
【審査請求日】2014年3月17日
【早期審査対象出願】
(73)【特許権者】
【識別番号】514066387
【氏名又は名称】佐々木 隼人
(73)【特許権者】
【識別番号】714002545
【氏名又は名称】石山 諭
(72)【発明者】
【氏名】佐々木 隼人
(72)【発明者】
【氏名】石山 諭
【審査官】 豊島 唯
(56)【参考文献】
【文献】 実開平04−062672(JP,U)
【文献】 特開2004−352357(JP,A)
【文献】 実開平02−117341(JP,U)
【文献】 実開昭51−134538(JP,U)
【文献】 特開平11−049123(JP,A)
【文献】 登録実用新案第3183396(JP,U)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
B65D 33/00−33/38
A23L 1/16
A47J 43/28
F16B 2/20
G01F 11/00
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
棒麺類(12)を収容した袋(11)の開封端部に装着する麺計量機器であって、一対の挟持板(1)(2)を有し、前記挟持板(1)(2)で前記袋(11)の開封端部を把持しうるように前記挟持板(1)(2)に圧着ばね(9)を設け、前記各挟持板(1)(2)の一側に先端に近づくに連れて傾斜が少しずつ緩やかになる形状を有する嘴状の麺保持部(5)を形成して、前記棒麺類(12)を取り出す際に前記袋(11)の開口部(13)の変形を抑制するようにしたことを特徴とする麺計量機器。
【請求項2】
前記各挟持板(1)(2)に目印A(6)、目印B(7)を形成して、前記棒麺類(12 )を取り出す際に前記目印A(6)又は目印B(7)を前記袋(11)の端部に合わせることで所定量の前記棒麺類(12)を取り出せるようにしたことを特徴とする請求項1記載の麺計量機器。
【請求項3】
前記挟持板(1)(2)の圧着面(8)と、前記挟持板(1)(2)の支点部(10)の間に非接触部(15)(15´)を設けることで、圧着面(8)の接触面積を減らしたことを特徴とする請求項1又は2記載の麺計量機器。
【請求項4】
前記挟持板(1)(2)の前記麺保持部(5)の近傍に孔(14)を設けることで、前記挟持板(1)(2)をフックに掛止可能にしたことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項記載の麺計量機器。
【請求項5】
前記各挟持板(1)(2)にばね溝A(3)、ばね溝B(4)を形成し、前記挟持板(1 )(2)で前記袋(11)の開封端部を把持しうるように前記挟持板(1)(2)の前記ばね溝(3)(4)に圧着ばね(9)を設け、前記挟持板(1)(2)の上面に力を加えると支点部(10)を支点として圧着面(8)を離間し、前記袋(11)の開封端部を把持しうる位置に前記挟持板(1)(2)を配置し、前記挟持板(1)(2)の上面を解放すると前記圧着ばね(9)の弾性力が働き前記袋(11)の開封端部を密閉しうるように設けたことを特徴とする請求項1〜4記載の麺計量機器。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、袋入りの棒状の内容物を袋から定量を計量してとることができ、さらにその残った棒麺類 (スパゲッティ、乾麺類など)を袋に入れたまま保存するときに用いるのに好適な麺計量機器に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来の麺計量機器としては、例えば、文献1〜5に記載のものが知られている。
【0003】
文献1、2には、本発明と技術分野は同じ麺計量機器に関するものが開示されているが、計量する時に1度袋から取り出さなくてはならない。
【0004】
文献3、4には、本発明と技術分野は同じ麺計量機器に関するものが開示されているが、計量後保存する機能が備わっていない。
【0005】
文献5には、本発明と技術分野は同じ麺計量機器に関するものが開示されているが、装用できる袋のサイズが限定されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
【特許文献1】特開2005-36953
【特許文献2】特開2011-98179
【特許文献3】特開2005-341842
【特許文献4】特開2005-225558
【特許文献5】特開平11-49123
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
スパゲッティや乾麺類は近年の核家族化・高齢化あるいは食生活の多様化に伴って、必要な量を取り出すため、袋の全量を1回の調理で使い切れない場合が増えつつある。
【0008】
本発明は、上記事情に鑑み、内容物が収納されていた袋の開封端部に装用して、内容物を所定量取り出し、残りの内容物を開封した袋に入れたまま保存しておき、次回以降も簡単に使えるようにした麺計量機器を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明は、棒麺類(12)を収容した袋(11)の開封端部に装着する麺計量機器であって、一対の挟持板(1)(2)を有し、前記各挟持板(1)(2)で前記袋(11)の開封端部を把持しうるように前記挟持板(1)(2)に圧着ばね(9)を設け、前記各挟持板(1)(2)の一側に嘴状の麺保持部(5)を形成して、前記棒麺類(12)を取り出す際に前記袋(11)の開口部の変形を抑制しうるように設けて構成される。
【0010】
また本発明は、前記各挟持板(1)(2)に目印(6)(7)を形成して、前記棒麺類(12)を取り出す際に前記目印(6)(7)を前記袋(11)の端部に合わせることで所定量の前記棒麺類(12)を取り出せるように構成されている。
【0011】
また本発明は、前記各挟持板(1)(2)の圧着面(8)と支点部(10)の間に非接触面(15)(15´)を設けることで、圧着面(8)の接触面積を減らしうるように構成される。
【0012】
さらに本発明は、前記各挟持板(1)(2)の前記麺保持部(5)の近傍に孔(14)を設けることで、前記挟持板(1)(2)をフックに掛止可能にできるように構成されている。
【0013】
その上本発明は、前記各挟持板(1)(2)の主面にばね溝(3)(4)を形成し、前記各挟持板(1)(2)で前記袋(11)の開封端部を把持しうるように前記挟持板(1)(2)の前記ばね溝(3)(4)に圧着ばね(9)を設け、前記挟持板(1)(2)の上面に力を加えると支点部(10)を支点として圧着面(8)が離れ、前記袋(11)の開封端部を把持しうる位置に前記挟持板(1)(2)を配置し、前記挟持板(1)(2)の上面を解放すると前記圧着ばね(9)の弾性力が働き前記袋(11)の開封端部を密閉しうるように設けて構成されている。
【発明の効果】
【0014】
本発明によれば、各挟持板(1)(2)の一側に嘴状の麺保持部(5)を形成し、棒麺類(12)を取り出す際に袋(11)の開口部の変形を抑制することができる。
【0015】
また本発明によれば、前記各挟持板(1)(2)に目印(6)(7)を形成し、
前記棒麺類(12)を取り出す際に前記目印(6)(7)を前記袋(11)の端部に合わせることで、袋の大きさにかかわらず所定量の前記棒麺類(12)を取り出すことができる。
【0016】
また本発明によれば、前記各挟持板(1)(2)の圧着面(8)と支点部(10)の間に非接触部(15)(15´)を設けることで、圧着面(8)の接触面積を減らすことができる。
【0017】
さらに本発明によれば、前記各挟持板(1)(2)の前記麺保持部(5)の近傍に孔(14)を設けることで、前記挟持板(1)(2)をフックに掛止することができる。
【0018】
その上本発明によれば、前記挟持板(1)(2)の上面を解放すると前記圧着ばね(9)の弾性力が働くため、前記袋(11)の開封端部を密閉することができる。
【図面の簡単な説明】
【0019】
図1】本発明の麺計量機器の斜視図である。
図2】本発明の圧着ばねを装着した麺計量機器の正面図である。
図3】本発明の麺計量機器の背面図である。
図4】本発明の麺計量機器の使用方法、袋のサイズにより目盛の位置を変更する状態を示す側面図である。
図5】本発明の麺計量機器を使用し、袋から内容物を取り出している状態を示す側面図である。
図6】本発明の袋開封端部を圧着し密封した状態の麺計量機器の側面図である。
【発明を実施するための形態】
【0020】
以下、本発明の麺計量機器の実施形態を図面に基づいて説明する。
【0021】
図1は本発明の麺計量機器の斜視図、図2は本発明の圧着ばねを装着した麺計量機器の正面図、図3は本発明の麺計量機器の背面図、図4は、本発明の麺計量機器の使用方法、袋のサイズにより目盛の位置を変更する状態を示す側面図、図5は本発明の麺計量機器を使用し、袋から棒麺類を取り出している状態を示す側面図、図6は本発明の袋開封端部を圧着し密封した状態の麺計量機器の側面図である。
【0022】
本発明は、一対の挟持板(1)(2)と、圧着ばね(9)で構成されている。
【0023】
各挟持板(1)(2)の圧着面(8)同士、各挟持板(1)(2)の支点部(10)同士を合わせ、各挟持板(1)(2)のばね溝A(3)、ばね溝B(4)にそれぞれ圧着ばね(9)を差し込み、右挟持板(1)と、左挟持板(2)が圧着され、挟持板(1)(2)の上面を力点に、支点部(10)を支点として、作用点の圧着面(8)が離間する。なお、図2を除き、圧着ばね(9)の図示を省略する。
【0024】
図3に示すように、各挟持板(1)(2)の圧着面(8)と支点部(10)の間に非接触部(15)(15´)を設け、圧着面(8)の接触面積を減らすことで袋(11)の開封端部を強く挟持することができる。
【0025】
図4に示すように、本発明は袋の大きさにかかわらず、各挟持板(1)(2)に形成した目印A(6)および目印B(7)により所定量を取り出すことができる。例えば袋A(11−1)の場合、目印A(6)に袋A(11−1)の端を合わせることで、開口部(13)の長さは所定量を取り出すことに適した長さになる。また、袋B(11−2)の場合には、目印B(7)に袋B(11−2)の端を合わせることで、同様に開口部(13)の長さは所定量を取り出すことに適した長さになる。
【0026】
本発明は、図1および図4図5図6に示すように、各挟持板(1)(2)の一側に嘴状の麺保持部(5)を有しており、図5に示すように袋(11)から棒麺類(12)を取り出す時、従来の一対の長方形で構成されたクリップでは、袋(11)の開口部(13)が棒麺類(12)に押され変形し入り口で詰まってしまうが、麺保持部(5)の形状により、棒麺類(12)に押される袋(11)の開口部(13)の変形を抑え、所定量の棒麺類(12)を容易に取り出すことができる。
【0027】
麺保持部(5)の最適な形状を導き出すために斜面や曲面、直線、曲線等様々な形で幾度となく試行錯誤を行った結果、麺保持部(5)の形状は、図1および図4図5図6に示すように、先端に寄るに連れて、傾斜が徐々に緩やかになる形状が好ましい。
【0028】
本発明の図1および図4図5図6に記載した実施例は、直線を2本屈折させているが、直線2折面、直線多折線、直線多折面、直線複数屈折線、直線複数屈折面、曲線複数屈折線、曲面複数屈折面、曲線多折線、曲線多折面、多数屈折線、多数屈折面、湾曲線、湾曲面等の形状でも実施することができる。
【0029】
図6は棒麺類(12)を取り出した後、袋(11)に入れたまま保存する場合を示す。
【0030】
挟持板(1)(2)の上面を力点に、支点部(10)を支点として、作用点の圧着面(8)を離間させ、袋(11)を圧着面(8)の間に挟むことにより、袋(11)を密閉し、専用の保存容器を必要とせず、袋(11)をそのまま保存容器として使用することができる。
【0031】
図1および図4図5図6に示すように、孔(14)を設けることで、挟持板(1)(2)をフックに掛止可能になり、収納方法が増え、好みの収納ができる。
【0032】
本発明は以上のような構成を有するので、袋入りのスパゲティ等棒麺類を使用する際には次の手順による。
【0033】
まず、開封する袋(11)の上面ぎりぎりをはさみで切り取る。
【0034】
次に、挟持板(1)(2)の上面に力を加え、支点部(10)を支点として、作用点の圧着面(8)を離間し、挟持板(1)(2)を袋(11)の開封端部を把持しうる位置に配置し、図4に示すように、目印A(6)または、目印B(7)を袋(11)の端部に合わせ、挟持板(1)(2)の上面を解放し、圧着ばね(9)の弾性力により袋(11)の開封端部が圧着され、開口部(13)ができる。
【0035】
図4に示すように、挟持板(1)(2)を袋(11)に装用したまま傾けることで、従来の一対の長方形で構成されたクリップでは、袋(11)の開口部(13)に集まる棒麺類(12)に押され、袋(11)の開口部(13)が変形し入り口で棒麺類(12)が詰まってしまうが、図1および図4図5図6に示すように、各挟持板(1)(2)の一側に麺保持部(5)を形成することで、袋(11)の開口部(13)に集まる棒麺類(12)が、麺保持部(5)の緩やかに降下する形状に支えられながら出ることで、棒麺類(12)同士の摩擦が少しずつ減り、目印A(6)または、目印B(7)に合った所定量の棒麺類(12)を取り出せる。
【0036】
保存に使用する際は、挟持板(1)(2)の上面に力を加えると支点部(10)を支点として、作用点の圧着面(8)が離間し、袋(11)の開封端部を把持しうる位置に挟持板(1)(2)を配置し、この状態で本体の上面を解放すると、圧着ばね(9)の弾性力により圧着面(8)が圧着され、袋(11)の開封端部は圧着面(8)により強固に固定され、図6に示すように密閉される。
【0037】
麺計量機器を使用することで専用の保存容器を必要とせず、袋(11)をそのまま保存容器として使用することが可能となる。
【0038】
また、収納する際には孔(14)にフックや輪ゴム、紐等を使用することで、収納に役立つ。
【0039】
以上説明したように、本発明によれば、各挟持板(1)(2)の一側に嘴状の麺保持部(5)を形成し、棒麺類(12)を取り出す際に袋(11)の開口部の変形を抑制することができる。
【0040】
また、前記各挟持板(1)(2)に目印(6)(7)を形成し、
前記棒麺類(12)を取り出す際に前記目印(6)(7)を前記袋(11)の端部に合わせることで、袋の大きさにかかわらず所定量の前記棒麺類(12)を取り出すことができる。
【0041】
また、前記各挟持板(1)(2)の圧着面(8)と支点部(10)の間に非接触部(15)(15´)を設けることで、圧着面(8)の接触面積を減らすことができる。
【0042】
また、前記各挟持板(1)(2)の前記麺保持部(5)の近傍に孔(14)を設けることで、前記挟持板(1)(2)をフックに掛止することができる。
【0043】
また、前記挟持板(1)(2)の上面を解放すると前記圧着ばね(9)の弾性力が働くため、前記袋(11)の開封端部を密閉することができる。
【0044】
また、袋(11)の開封端部に装用する麺計量機器であって、一対の挟持板(1)(2)を有し、この挟持板(1)(2)の圧着面(8)を離間し、図6 のように、袋(11)の開封端部を把持しうるように設けて構成したので、専用保存容器を使用する手間を省くことができ、保管時の利便性に優れる。
【0045】
さらに、挟持板(1)(2)の圧着面(8)と支点部(10)の間に非接触部(15)(15´)を設けることで、圧着面(8)の接触面積を減らし、圧着面(8)にかかる力を増強したことにより袋(11)の開封端部に強固に装用でき、使用時および保管時の利便性に優れる。
【0046】
また本発明によれば、袋(11)の開封端部に装用する麺計量機器であって、各挟持板(1)(2)に麺保持部(5)を有し、この麺保持部(5)の形状により、袋(11)の開口部(13)の変形を抑え、所定量の棒麺類(12)を容易に取り出すことが可能となり、開口部(13)の形がパスタに押され変形し、入り口で詰まってしまう問題を麺保持部(5)により改善したことで、使用時の利便性に優れる。
【0047】
その際に重要な事が、傾ける時に、従来のクリップを取り付けただけでは、袋(11)の開口部(13)に棒麺類(12)が集まり、袋(11)の開口部(13)が変形し詰まって出にくいことが問題となったため、様々な形で袋(11)の開口部(13)を閉じ実験した結果、より円滑に棒麺類(12)を取り出せる麺保持部(5)を導き出した。
【0048】
さらに本発明によれば、袋(11)の開封端部に装用する麺計量機器であって、挟持板(1)(2)に目盛(6)(7)を有し、棒麺類(12)を所定の量、例えば一人前、袋(11)から取り出す時、目印(6)、(7)に袋毎の端を合わせ、袋(11)を傾けることで麺計量板や秤などを使用しなくても、容易に所定量取り出すことが可能となり使用時の利便性に優れる。
【0049】
さらに本発明によれば、袋(11)の開封端部に装用する麺計量機器であって、本体(1)(2)に孔(14)を有し、収納する際には孔(14)にフックや輪ゴム、紐等を使用することで、収納に役立つことで、保管時の利便性に優れる。
【符号の説明】
【0050】
1・・・右挟持板
2・・・左挟持板
3・・・ばね溝A
4・・・ばね溝B
5・・・麺保持部
6・・・目印A
7・・・目印B
8・・・圧着面
9・・・圧着ばね
10・・・支点部
11・・・袋
11-1・・・袋A
11-2・・・袋B
12・・・棒麺類(スパゲッティ、乾麺類など)
13・・・開口部
14・・・孔
15・・・非接触部
15´・・・非接触部
【要約】
【課題】内容物が収納されていた袋の開封端部に装用して、内容物を所定量取り出し、残りの内容物を開封した袋に入れたまま保存しておき、次回以降も簡単に使えるようにした麺計量機器を提供する。
【解決手段】棒麺類(12)を収容した袋(11)の開封端部に装着する麺計量機器であって、一対の挟持板(1)(2)を有し、挟持板(1)(2)で袋(11)の開封端部を把持しうるように挟持板(1)(2)に圧着ばね(9)を設け、各挟持板(1)(2)の一側に嘴状の麺保持部(5)を形成して、棒麺類(12)を取り出す際に袋(11)の開口部の変形を抑制するようにした。
【選択図】図1
図1
図2
図3
図4
図5
図6