(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
(d)高重合アミノ変性シリコーンが、25℃における粘度が2000〜200000mPa・sであるアミノプロピルメチルシロキサン・ジメチルシロキサン共重合体である、請求項1記載のヘアコンディショナー組成物。
【発明を実施するための形態】
【0013】
<(a)カチオン性界面活性剤>
本発明に配合されるカチオン性界面活性剤は、通常化粧品や医薬品等に使用されるものを用いることができるが、特に下記一般式(I)で表される第四級アミン化合物が好ましい。
【0014】
【化1】
[式中、R
1は炭素数6〜35の直鎖又は分岐鎖のアルキル基であり、R
2、R
3及びR
4は同一又は異なって、水素原子、炭素数1〜3の直鎖又は分岐鎖のアルキル基であり、Xはハロゲンイオン又は有機アニオンである。]
【0015】
より具体的には、炭素原子数6〜35の直鎖若しくは分岐鎖のアルキル基であるR
1は、例えば、ヘキシル基、ヘプチル基、オクチル基、ノニル基、デシル基、ウンデシル基、ドデシル基、トリデシル基、テトラデシル基、ペンタデシル基、ヘキサデシル基、ヘプタデシル基、オクタデシル基、ノナデシル基、イコシル基、ヘンイコシル基、ドコシル基、トリコシル基、テトラコシル基、ペンタコシル基、ヘキサコシル基、ヘプタコシル基、オクタコシル基、ノナコシル基、トリアコンチル基、ヘントリアコンチル基、ドトリアコンチル基、トリトリアコンチル基、テトラトリアコンチル基、ペンタトリアコンチル基、ミリストレイル基、パルミトレイル基、オレイル基、リノイル基、リノレイル基、リシノレイル基、イソステアリル基等が挙げられる。R
2、R
3及びR
4は、上述のように、同一又は異なって水素原子又は炭素原子数1〜3の直鎖若しくは分岐鎖のアルキル基である。また、Xは、塩素、ヨウ素、臭素等のハロゲンイオン、又は、メトサルフェート、エトサルフェート、メトホスフェート、エトホスフェート等の有機アニオンが挙げられる。
【0016】
本発明において特に好適なカチオン性界面活性剤は、R
1の炭素原子数が22でR
2、R
3及びR
4が共にメチル基でありXが塩素であるベヘニルトリメチルアンモニウムクロライド(=ベヘントリモニウムクロリド)、R
1の炭素原子数が18でR
2、R
3及びR
4が共にメチル基でありXが塩素であるステアリルトリメチルアンモニウムクロライド(=ステアルトリモニウムクロリド)、R
1の炭素原子数が16でR
2、R
3及びR
4が共にメチル基でありXが塩素であるセチルトリメチルアンモニウムクロライド等が挙げられる。
【0017】
本発明にかかるヘアコンディショナー組成物には、上記カチオン性界面活性剤を単独または2種以上組み合わせて配合することが可能である。
本発明の組成物における(a)カチオン性界面活性剤の配合量は、組成物に対して0.01〜10質量%であることが好ましく、0.1〜5質量%がより好ましい。(a)成分の配合量が0.01質量%に満たないと、すすぎ時のやわらかさを十分に向上させることができないばかりか、毛髪に対するコンディショニング効果が認められなくなる傾向がある。配合量が10質量%を超えると、組成物にべたつきを生じたり、均一に希釈されないことがある。また、界面活性剤の高配合によって皮膚刺激性が強くなる恐れがある。
【0018】
<(b)高級アルコール>
本発明に配合される高級アルコールは、通常化粧品や医薬品等に使用されるものを用いることができる。高級アルコールとしては、例えば、直鎖アルコール(例えば、ラウリルアルコール、セチルアルコール、ステアリルアルコール、ベヘニルアルコール、ミリスチルアルコール、オレイルアルコール、セトステアリルアルコール、硬化ナタネ油アルコール等);分枝鎖アルコール(例えば、モノステアリルグリセリンエーテル(バチルアルコール)、2−デシルテトラデシノール、ラノリンアルコール、コレステロール、フィトステロール、ヘキシルドデカノール、イソステアリルアルコール、オクチルドデカノール等)等が挙げられる。
本発明においては、炭素数16以上の直鎖アルコールの使用が好ましく、特にステアリルアルコール、ベヘニルアルコール、オレイルアルコール、セトステアリルアルコール等の炭素数16〜22の直鎖アルコールを好適に用いることができる。
【0019】
本発明にかかるヘアコンディショナー組成物には、(b)高級アルコールを単独または2種以上組み合わせて配合することが可能である。本発明のヘアコンディショナー組成物における(b)成分の配合量は、上記(a)カチオン性界面活性剤の配合量にもよるが、該組成物に対して0.1〜20質量%の範囲で配合することができ、1〜10質量%の配合がより好ましい。(b)成分の配合量が0.1質量%を下回ると、毛髪に対するコンディショニング効果が認められなくなる傾向があり、20質量%を超えて配合しても配合量に見合ったすすぎ時の感触の向上は期待できない。
【0020】
<(c)芳香族酸>
本発明に配合される芳香族酸としては、通常化粧品や医薬品等に使用されるものを用いることができ、例えばサリチル酸、安息香酸、フタル酸、テレフタル酸等の芳香族カルボン酸類;1−ナフタレンスルホン酸、2−ナフタレンスルホン酸、1,5−ナフタレンジスルホン酸、2,6−ナフタレンジスルホン酸、2,7−ナフタレンジスルホン酸等のナフタレンスルホン酸類;ベンゼンスルホン酸、トルエンスルホン酸、キシレンスルホン酸等のベンゼンスルホン酸類等が挙げられる。
【0021】
また、これらの芳香族酸は塩を形成していてもよく、その塩としてはナトリウム、カリウム等のアルカリ金属塩、カルシウム、マグネシウム等のアルカリ土類金属塩などが挙げられる。
これらの芳香族酸のなかでも、芳香族カルボン酸類が好ましく、特にサリチル酸とその塩や、3−メチルサリチル酸、4−メチルサリチル酸、5−メチルサリチル酸等のサリチル酸誘導体とその塩の使用が好ましい。
【0022】
本発明にかかるヘアコンディショナー組成物には、(c)芳香族酸を単独または2種以上組み合わせて配合することが可能である。
本発明のヘアコンディショナー組成物における(c)芳香族酸は、該組成物に対して0.05〜0.2質量%の範囲で配合することができ、0.1〜0.2質量%の配合がより好ましい。(c)成分の配合量が0.05質量%を下回ると、製剤の粘度低下によりすすぎ時感触が損なわれる傾向がある。当該配合量の上限は特に限定されるものではないが、0.2質量%を超えると配合量の増加に見合ったすすぎ時感触の向上効果が認められ難くなり、サリチル酸類の過剰な存在による不快臭や刺激等が認められる傾向にある。
【0023】
<(d)高重合アミノ変性シリコーン>
本発明に配合される高重合アミノ変性シリコーンは、25℃における粘度が2000〜200000mPa・sのものを使用することができる。なかでも、下記式(II)で表されるアミノプロピルメチルシロキサン・ジメチルシロキサン共重合体(アミノプロピルジメチコン)が好ましい。
【0025】
式中、m,nはそれぞれ独立した整数で、m+nの平均値は3000〜20000であり、n/mは0.0001〜0.005である。好ましくは、m+nの平均値は4000〜6000であり、n/mの平均値は0.001〜0.005である。m+nが3000未満では、すすぎ時感触や仕上がり時のコンディショニング効果が不十分となり、20000を超えると他の原料との溶解性が悪くなり、配合することが難しくなるおそれがある。
【0026】
高重合アミノ変性シリコーンの市販品としては、信越化学工業(株)製の高重合アミノオイルブレンド(アミノガム)KF−8017、KF−8018、KF−8020等を挙げることができる。
【0027】
本発明にかかるヘアコンディショナー組成物には、(d)高重合アミノ変性シリコーンを単独または2種以上組み合わせて配合することが可能である。本発明のヘアコンディショナー組成物における(d)高重合アミノ変性シリコーンは、該組成物に対して0.01〜30質量%の範囲で配合することができ、0.03〜15質量%の配合がより好ましい。(d)成分の配合量が0.01質量%を下回ると、当該成分の配合による、すすぎ時感触や仕上がり時のコンディショニング効果のさらなる向上が見込まれず、30質量%を超えて配合しても、配合量に見合った感触改善の効果は得られない。
【0028】
<(e)オクチルパルミテート又は炭化水素油>
本発明に配合される(e)成分としては、オクチルパルミテート、又は、融点が35〜53℃、好ましくは40℃〜52℃、より好ましくは42〜50℃の範囲の炭化水素油を使用することができる。
オクチルパルミテートはパルミチン酸とオクチルアルコール(2−エチルヘキシルアルコール)のエステルであり、通常、エモリエント剤として用いられている。
融点が35〜53℃の範囲の炭化水素油は、天然物および合成物を問わずいずれをも用いることができる。例えば、パラフィンワックス、ポリメチレンワックス、ポリエチレンワックス、エチレンプロピレンコポリマー
等が挙げられる。このような炭化水素油の市販品としては、CIREBELLE 505(CIREBELLE社製、融点約40℃)、パラフィンワックス115(日本精鑞株式会社製、融点約47℃)、パラフィンワックス125(日本精鑞株式会社製、融点約52℃)等を挙げることができる。
【0029】
本発明にかかるヘアコンディショナー組成物には、(e)オクチルパルミテート又は炭化水素油を単独または2種以上組み合わせて配合することが可能である。なかでも、上記融点を有する炭化水素油は、すすぎ時及び乾燥後の両方において、特に乾燥後において、極めて優れたやわらかさを付与することができるため、上記融点を有する炭化水素油を、単独あるいは上記融点を有する別の炭化水素油又はオクチルパルミテートと組み合わせて用いることが好ましい。本発明のヘアコンディショナー組成物における(e)成分は、該組成物に対して0.01〜5質量%の範囲で配合することができ、0.1〜1質量%の配合がより好ましい。(e)成分の配合量が0.01質量%を下回ると、当該成分の配合による、すすぎ時感触や仕上がり時のコンディショニング効果のさらなる向上が見込まれず、5質量%を超えて配合しても、配合量に見合った感触改善の効果は得られず、却ってべたつきを生じ、使用感触が重たくなる傾向がある。
【0030】
<(f)水>
本発明に配合される水は、イオン交換水、精製水、自然水等を用いることが可能である。
本発明にかかるヘアコンディショナー組成物における(f)水の配合量は、他の成分の配合量(質量%)の残分として配合することが典型的である。
【0031】
<(a)カチオン性界面活性剤に対する(b)高級アルコールのモル比>
本発明にかかるヘアコンディショナー組成物において、上記(a)カチオン性界面活性剤に対する(b)高級アルコールのモル比[(b)/(a)]は、2.5〜4.0の範囲が好ましく、特に2.7〜3.5の範囲であることが好ましい。
前記モル比が2.5に満たない、すなわちカチオン性界面活性剤の割合が大きいと、すすぎ時のやわらかさが不十分となり、また、カチオン性界面活性剤の配合量が増えることで皮膚刺激性が強まることがある。
前記モル比が4.0を超える、すなわち高級アルコールの割合が大きすぎると、すすぎ時のやわらかさ及び乾燥後の感触の両方が不十分となり、また、ヘアコンディショナー組成物中に高級アルコールが析出しやすくなる。
【0032】
本発明にかかるヘアコンディショナー組成物は、上記(a)〜(f)成分以外にも、通常化粧品や医薬品等に用いられる他の成分を、本発明の効果を損なわない範囲内で任意に添加することができる。このような成分として、例えば油分、粉末成分、両性界面活性剤、非イオン界面活性剤、天然高分子、合成高分子、増粘剤、紫外線吸収剤、金属イオン封鎖剤、pH調整剤、皮膚栄養剤、ビタミン、酸化防止剤、酸化防止助剤、香料等が挙げられる。
【0033】
なかでも、毛髪のコンディショニング効果、特に、乾燥後に良好な毛髪の滑り性としっとり感を付与するために下記式(III)で表されるヒドロキシエーテルアミンを配合することが好ましい。
【0034】
【化3】
式中、R
1は炭素原子数6〜24の直鎖若しくは分岐鎖のアルキル基又はアルケニル基であり、R
2は炭素原子数1〜6の直鎖若しくは分岐鎖のヒドロキシアルキレン基又はヒドロキシアルキレニル基であり、R
3及びR
4は同一又は異なって、水素原子若しくは炭素原子数1〜6の直鎖アルキル基である。
特に好適なヒドロキシエーテルアミンは、式中のR
1がステアリル基(オクタデシル基)であり、R
2が2−ヒドロキシプロピレン基(2価基)であり、R
3及びR
4が共にメチル基であるN−(2−ヒドロキシ−3−ステアロキシプロピル)−N,N−ジメチルアミン(ステアロキシヒドロキシプロピルアミン)等が挙げられる。
【0035】
本発明にかかるヘアコンディショナー組成物は、一般に用いられている方法により製造することができ、特に限定されるものでない。例えば、60〜80℃程度に加温した水に、他配合成分を順次添加しながら撹拌混合し、常温まで冷却する等、常法により得ることができる。
【0036】
本発明にかかるヘアコンディショナー組成物は、ヘアリンス、ヘアトリートメント、ヘアパック等と呼ばれている、毛髪に塗布し全体によくなじませた後にすすぎ流すタイプの毛髪処理剤、毛髪化粧料に適用可能である。
【実施例】
【0037】
以下、実施例を挙げて本発明をさらに詳しく説明するが、本発明はこれらの実施例により限定されるものではない。配合量については特に断りのない限り質量%(実分)を示す。
【0038】
<評価方法>
本発明のヘアコンディショナー組成物の評価に用いた手法を以下に示す。
【0039】
(1)すすぎ時のやわらかさ
すすぎ時感触に関する実使用試験を、女性パネル6名により行った。具体的には、洗髪直後の濡れた毛髪に、試験品を適量手にとって塗布し、シャワーですすぎ流した際のやわらかさについて下記基準により評価を行った。
【0040】
◎:良好と回答したパネルが4人以上である。
○:良好と回答したパネルが3人である。
○△:良好と回答したパネルが2人である。
△:良好と回答したパネルが1人である。
×:良好と回答したパネルが0人である。
【0041】
(2)ドライ後のやわらかさ
乾燥後の毛髪の感触に関する実使用試験を、上記試験(1)と同じ女性パネル6名により行った。具体的には、試験品を毛髪に塗布しすすぎ流した後に、タオルドライ後、ドライヤーで乾燥を行い、当該乾燥を終えた直後の毛髪のやわらかさについて下記基準により評価を行った。
【0042】
◎:良好と回答したパネルが4人以上である。
○:良好と回答したパネルが3人である。
○△:良好と回答したパネルが2人である。
△:良好と回答したパネルが1人である。
×:良好と回答したパネルが0人である。
【0043】
<試験例>
(1)カチオン性界面活性剤に対する高級アルコールのモル比
カチオン性界面活性剤と高級アルコールとのモル比を変化させた場合の使用感触を調べるべく、下記表1に示す処方のヘアコンディショナー組成物を、当該処方成分を水に溶解混合することにより調製した。評価結果を併せて示す。
【0044】
【表1】
*1:シリコーン実分71%のエマルション(信越化学製、25℃における粘度:4000mPa・s)
**:実分80%
【0045】
表1に示す通り、カチオン性界面活性剤(ベヘントリモニウムクロリド)に対する高級アルコール(ステアリルアルコール)のモル比が2.5〜4.0の範囲である場合に、すすぎ時のやわらかさが優れていた(試験例2、3)。特に、モル比が3.0の近傍である場合には、すすぎ時のやわらかさだけでなく、ドライ後のやわらかさについても高い評価結果が得られた。
一方、モル比が上記範囲に満たない場合にはすすぎ時のやわらかさが劣り(試験例1)、上記範囲を超過する場合にはすすぎ時のやわらかさだけでなく、ドライ後のやわらかさも劣る傾向が認められた(試験例4、5)。
【0046】
(2)芳香族酸の配合量
芳香族酸の配合量以外は上記表1の試験例2と同じ組成を有する下記表2に示す処方のヘアコンディショナー組成物を調製した。評価結果を併せて示す。
【0047】
【表2】
*1:シリコーン実分71%のエマルション(信越化学製、25℃における粘度:4000mPa・s)
**:実分80%
【0048】
表2に示す通り、芳香族酸(サリチル酸)を配合することにより、ドライ後のやわらかさに目立った変化は見られないものの、すすぎ時のやわらかさが配合量に相応して向上する傾向が認められた(試験例6、7)。
【0049】
(3)高重合シリコーン化合物
高重合アミノ変性シリコーンを変更したこと以外は上記表1の試験例2と同じ組成を有する下記表3に示す処方のヘアコンディショナー組成物を調製した。評価結果を併せて示す。
【0050】
【表3】
*2:シリコーン実分65%のエマルション(信越化学製、25℃における粘度:4000mPa・s)
*3:シリコーン実分71%のエマルション(信越化学製、25℃における粘度:4000mPa・s)
*4:シリコーン実分65%のエマルション(信越化学製、25℃における粘度:4000mPa・s)
**:実分80%
【0051】
表3に示す通り、高重合アミノ変性シリコーン(高重合アミノプロピルジメチコン)を配合することにより(試験例10)、アミノ変性されていない高重合シリコーン化合物を同じ量で配合した場合(試験例9、11)よりも、すすぎ時のやわらかさが向上することが認められた。
【0052】
(4)オクチルパルミテート又は炭化水素油
オクチルパルミテート又は炭化水素油を変更したこと以外は上記表3の試験例10と同じ組成を有する下記表4に示す処方のヘアコンディショナー組成物を調製した。評価結果を併せて示す。
【0053】
【表4】
*3:シリコーン実分71%のエマルション(信越化学製、25℃における粘度:4000mPa・s)
**:実分80%
【0054】
表4に示す通り、オクチルパルミテート又は融点が35〜53℃の炭化水素油を配合することにより、すすぎ時のやわらかさが向上することが認められた(試験例13、14、15、18)。なかでも、上記融点を有する炭化水素油を配合した場合に、すすぎ時とドライ後の両方、特にドライ後において、極めて優れたやわらかさを得ることができた。一方、オクチルパルミテート以外のエステル油や、上記融点以外の炭化水素油を用いた場合には、すすぎ時のやわらかさとドライ後のやわらかさの少なくとも一方が劣ることが確認された(試験例12、16、17、19〜22)。
【0055】
以下に、本発明のヘアコンディショナー組成物の処方例を挙げる。本発明はこれらの処方例によって何ら限定されるものではなく、特許請求の範囲によって特定されるものであることはいうまでもない。尚、配合量は全てヘアコンディショナー組成物全量に対する質量%で表す。
【0056】
処方例1.ヘアリンス
(成分名) 配合量(%)
(1)ベヘントリモニウムクロリド 1.5
(2)ステアルトリモニウムクロリド 0.2
(3)ステアリルアルコール 2.5
(4)セタノール 0.5
(5)サリチル酸 0.2
(6)ジプロピレングリコール 5
(7)ソルビトール 3
(8)オクチルパルミテート 0.5
(9)ジメチコン(シリコーン実分65%のシリコーンエマルションとして、25℃における粘度:4000mPa・s) 2.5
(10)アミノプロピルジメチコン(シリコーン実分71%のシリコーンエマルションとして、25℃における粘度:4000mPa・s) 0.5
(11)合成パラフィンワックス(融点:42℃) 0.5
(12)安息香酸Na 適量
(13)フェノキシエタノール 適量
(14)クエン酸 適量
(15)香料 適量
(16)水 残余
【0057】
処方例2.ヘアリンス
(成分名) 配合量(%)
(1)ベヘントリモニウムクロリド 1.5
(2)ステアロキシヒドロキシプロピルアミン 0.5
(3)ステアリルアルコール 2.7
(4)ベヘニルアルコール 0.5
(5)サリチル酸 0.1
(6)ジプロピレングリコール 5
(7)グリセリン 3
(8)オクチルパルミテート 0.5
(9)ジメチコノール(シリコーン実分65%のシリコーンエマルションとして、25℃における粘度:4000mPa・s) 1.5
(10)ジメチコン(シリコーン実分65%のシリコーンエマルションとして、25℃における粘度:4000mPa・s) 2.5
(11)アミノプロピルジメチコン(シリコーン実分71%のシリコーンエマルションとして、25℃における粘度:4000mPa・s) 0.5
(12)合成パラフィンワックス(融点:42℃) 0.5
(13)安息香酸Na 適量
(14)フェノキシエタノール 適量
(15)アルギニン 適量
(16)グルタミン酸 適量
(17)香料 適量
(18)水 残余
【0058】
処方例3.ヘアリンス
(成分名) 配合量(%)
(1)ベヘントリモニウムクロリド 2
(2)ステアルトリモニウムクロリド 0.2
(3)セトステアリルアルコール 3
(4)サリチル酸 0.2
(5)ジプロピレングリコール 5
(6)ソルビトール 3
(7)流動パラフィン 0.5
(8)ジメチコン(シリコーン実分65%のシリコーンエマルションとして、25℃における粘度:4000mPa・s) 2.5
(9)アミノプロピルジメチコン(シリコーン実分71%のシリコーンエマルションとして、25℃における粘度:4000mPa・s) 0.5
(10)合成パラフィンワックス(融点:42℃) 0.5
(11)安息香酸Na 適量
(12)フェノキシエタノール 適量
(13)クエン酸 適量
(14)香料 適量
(15)水 残余
【0059】
処方例4.ヘアリンス
(成分名) 配合量(%)
(1)ベヘントリモニウムクロリド 2
(2)ステアルトリモニウムクロリド 0.2
(3)ベヘニルアリルアルコール 4
(4)サリチル酸 0.2
(5)グリセリン 5
(6)ソルビトール 3
(7)ワセリン 0.5
(8)ジメチコン(シリコーン実分65%のシリコーンエマルションとして、25℃における粘度:4000mPa・s) 2.5
(9)アミノプロピルジメチコン(シリコーン実分71%のシリコーンエマルションとして、25℃における粘度:4000mPa・s) 0.5
(10)合成パラフィンワックス(融点:42℃) 0.5
(11)安息香酸Na 適量
(12)メチルパラベン 適量
(13)グルタミン酸 適量
(14)香料 適量
(15)水 残余
【0060】
処方例5.ヘアリンス
(成分名) 配合量(%)
(1)ベヘントリモニウムクロリド 2
(2)ステアルトリモニウムクロリド 0.2
(3)ステアリルアルコール 4
(4)サリチル酸 0.2
(5)1,3−ブチレングリコール 5
(6)イソプレングリコール 5
(7)ソルビトール 3
(8)サラコスP−B822 0.5
(9)ジメチコン(シリコーン実分65%のシリコーンエマルションとして、25℃における粘度:4000mPa・s) 2.5
(10)アミノプロピルジメチコン(シリコーン実分71%のシリコーンエマルションとして、25℃における粘度:4000mPa・s) 0.5
(11)合成パラフィンワックス(融点:42℃) 0.5
(12)安息香酸Na 適量
(13)フェノキシエタノール 適量
(14)グルタミン酸 適量
(15)香料 適量
(16)水 残余