(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
【発明を実施するための形態】
【0025】
以下に添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施の形態について詳細に説明する。
【0026】
図1は、本発明の一実施形態に係るTV10とリモコン100を簡略に示す図である。
図1に示すように、TV10はリモコン100によって制御される。
図1に示すように、リモコン100はディスプレイ画面110が含まれている。すなわち、本実施形態において、リモコン100は機械式のボタンが装着された方式ではなく、ディスプレイ画面にボタンが表示される方式であるものとして説明する。
【0027】
また、ディスプレイ画面110はタッチスクリーンの機能が含まれている。従って、ユーザはディスプレイ画面110に表示されたボタンのうち所望する機能のボタンをタッチすることで、所望する命令を入力することができるようになる。
【0028】
また、リモコン100は指紋認識部240を含む。指紋認識部240は、ユーザの指の指紋を認識することにより、ユーザが誰かを特定するようになる。そして、リモコン100は特定されたユーザに合うリモコンのボタン画面をディスプレイ画面110に表示するようになる。
図1に示すように、リモコン100は指紋認識部240を通じて現在のユーザが第1ユーザであることを認識し、第1ユーザモードでリモコンの画面を提供していることが確認できる。
【0029】
このように、リモコン100は指紋認識部240を通じてユーザを認識し、認識されたユーザに合うリモコン画面をディスプレイ画面110に表示する。
【0030】
図2は、本発明の一実施形態に係るリモコンの構造を詳細に示すブロック図である。
図2に示すように、リモコン100は、無線通信部210、ディスプレイ部220、タッチ認識部230、指紋認識部240、保存部250及び制御部260を含む。
【0031】
無線通信部210はユーザによって入力された命令をTV10に伝送する。無線通信部210は、RF(Radio Frequency)信号を用いた無線通信を介してTV10と通信可能となるように接続される。たとえば、無線通信部210は、ジグビー(Zigbee)、ブルートゥース(Bluetooth)などの方式を通じてTV10と接続されることもできる。
【0032】
ディスプレイ部220は、ユーザの命令が入力されるボタンを含むGUI(Graphic User Interface)を画面に表示する。具体的に、ディスプレイ部220は、指紋認識部240を通じて認識されたユーザに対応される機能を提供するためのGUI(Graphic User Interface)を含むリモコン画面を表示するようになる。ディスプレイ部220は、チャネル番号及び以外の命令を入力するためのボタンを画面に表示する。具体的なGUIの構成については
図4乃至
図8を参照して後述する。
【0033】
タッチ認識部230には、ユーザのタッチ操作が入力される。具体的に、タッチ認識部230は、ディスプレイ画面に対するユーザのタッチ操作を認識するようになる。これにより、タッチ認識部230はタッチスクリーンの機能を実現するようになる。
【0034】
指紋認識部240は指紋認識の技術を通じてユーザの指紋を認識することによりユーザを特定するようになる。指紋認識の技術は生体認識の一つであって、各個人毎に異なる指紋情報を抽出して情報化させる認証方式である。指紋は真皮部分が損傷されない限り変わらない特性を有することから、指紋認識は個々人を認識する方法として使われる。
【0035】
指紋認識部240は認識された指紋情報を用いてユーザを識別する。そして、識別されたユーザ情報を制御部260に伝送するようになる。
【0036】
保存部250は、リモコンの動作のためのプログラム、リモコンの画面に表示されるGUIに対するグラフィックデータ等が保存される。また、保存部250はユーザ情報が保存されている。ここで、ユーザ情報は、ユーザ指紋情報、ユーザのリモコン設定情報などを含む。そして、ユーザのリモコン設定情報は、ボタンのサイズ情報、ホットキー(Hotkey)設定情報及びチャネルリスト情報を含む。ここで、ホットキーは、リモコン100で提供される機能ボタンのうちユーザが嗜好する機能のボタンを別途で選択しておいたボタンを意味する。ホットキーはリモコン100の画面の別途領域に別に表示される。
【0037】
制御部260は、ユーザの操作に従ってリモコン100の全般的な動作を制御する。そして、制御部260はユーザが入力したTV10の制御命令に対応される制御信号を生成して無線通信部210を介してTV10に伝送する。
【0038】
制御部260は、指紋認識部240を通じて認識されたユーザに対応される機能を提供するためのGUI(Graphic User Interface)が画面に表示されるようにディスプレイ部220を設定する。
【0039】
具体的に、制御部260は指紋認識部240を通じて認識された指紋に基づいて、保存部250のユーザ情報を参考にしてユーザを識別する。そして、制御部260はユーザに対応される機能を提供するためのGUIが画面に表示されるようにディスプレイ部220を制御するようになる。
【0040】
具体的に、制御部260は認識されたユーザに応じて、リモコン100の画面に表示される少なくとも一つのボタンのサイズを設定する。すなわち、制御部260は認識されたユーザに対応されるボタンのサイズ情報を参考して、設定されたボタンサイズでボタンが表示されるようにディスプレイ部220を制御する。
【0041】
このように、ユーザ別にボタンのサイズ情報が予め設定されているため、制御部260はユーザの指に適したサイズでボタンが表示されるように自動で設定できるようになる。リモコン100のボタンのサイズはユーザ別に嗜好するサイズが異なる。特に、視力が良くないユーザや手の大きいユーザはサイズの大きいボタンを希望する。従って、ユーザは指紋認識を通じてユーザを認識するとリモコン100のボタンが自分の所望するサイズに表示されるようにリモコン100を設定することができるようになる。
【0042】
また、制御部260は、認識されたユーザに対応される機能のボタンが画面の別途領域に表示されるようにディスプレイ部220を設定することもできる。具体的に、制御部260は、リモコン100で提供される機能のボタンのうちユーザによって選択されたボタンが別途領域(例えば、ホットキー領域)に表示されるように制御する。
【0043】
具体的に、制御部260は指紋認識部240を通じて認識されたユーザのホットキーの設定情報を用いて、ユーザが設定しておいたホットキーに該当するボタンがホットキー表示領域に表示されるように制御する。
【0044】
このように、ユーザが選択したボタンが別途領域に表示されるため、ユーザはよく使用するボタンを別途領域に表示しておいて使用することができる。
【0045】
また、制御部260は、認識されたユーザに対応される放送チャネルリストが画面に表示されるようにディスプレイ部220を設定する。ここで、放送チャネルリストは、放送チャネル番号及び放送チャネルの名称が表示された視聴可能な放送チャネルに対するリストである。制御部260は放送チャネルリストに対する情報を無線通信部210を介してTV10から受信することもできる。また、制御部260は保存部250に保存されたユーザ別のチャネルリスト情報を用いてチャネルリストを生成して画面に表示することもできる。
【0046】
制御部260は、ユーザの操作に応じて、放送チャネルリストに含まれた各チャネルに対する嗜好チャネルオプション及びチャネルロック(channel lock)オプションのうち少なくとも一つを設定することもできる。
【0047】
ここで、嗜好チャネルオプションは特定チャネルをユーザが嗜好するチャネルに設定するオプションである。制御部260は嗜好チャネルとして選択されたチャネルをチャネルリストの一番最初の部分に表示されるように設定することもでき、嗜好チャネルだけが表示されるように設定することもできる。
【0048】
また、チャネルロックオプションは特定チャネルをユーザが使用できないように設定するオプションである。制御部260はチャネルロックの設定されたチャネルをチャネルリストから選択されないように設定することもでき、チャネルリストに表示されないように設定することもできる。
【0049】
制御部260はユーザの操作に応じて放送チャネルリストの項目やオプションを変更することもできる。このように、制御部260は放送チャネルリストがユーザによって変更されると、TV10に変更された放送チャネルリストの情報が伝送されるように制御する。また、制御部260は放送チャネルリストがユーザによって変更されると、保存部250に変更された放送チャネルリストの情報が保存されるように制御する。
【0050】
このように、制御部260はユーザによって選択及び設定されたチャネルリストが画面に表示されるように制御する。これにより、リモコン100は指紋認識を通じてユーザが所望するチャネルリストを自動で画面に表示することができるようになる。
【0051】
このように、リモコン100は指紋認識を通じてユーザに多様な機能のGUIを提供することができるようになる。これにより、ユーザは指紋認識を通じてリモコン100のユーザとして認識して、より容易にリモコンを使用することができるようになる。
【0052】
以下では、
図3を参照して、リモコン100の設定方法について詳細に説明する。
図3は、本発明の一実施形態に係るリモコンの設定方法を説明するために提供されるフローチャートである。
【0053】
まず、リモコン100は指紋認識の技術を通じてユーザの指紋を認識する(S310)。そして、リモコン100は認識された指紋情報に基づいてユーザを識別する。
【0054】
具体的に、リモコン100は保存部250に保存されたユーザ別の指紋情報を認識された指紋情報と比較することにより、認識された指紋情報が登録された指紋であるかを確認する(S320)。もし、リモコン100に登録された指紋である場合(S320−Y)、リモコン100は保存部250に保存された指紋情報と認識された指紋情報とを比較してユーザを認識するようになる(S340)。
【0055】
一方、リモコン100に登録されていない指紋である場合(S320−N)、リモコン100はユーザよりユーザ情報を入力されることによりユーザを登録するようになる(S330)。リモコン100はユーザ登録時、ユーザの指紋情報も共に入力されるようになる。そして、リモコン100は登録されたユーザ情報を用いてユーザを認識するようになる(S340)。
【0056】
その後、リモコン100は指紋認識部240を通じて認識されたユーザに対応される機能を提供するためのGUI(Graphic User Interface)を画面に表示するようになる。
【0057】
具体的に、リモコン100は認識されたユーザに応じて、画面に表示される少なくとも一つのボタンのサイズを設定する(S350)。すなわち、リモコン100は認識されたユーザに対応されるボタンのサイズ情報を参考して、設定されたボタンのサイズにボタンを表示する。ここで、ボタンのサイズ情報はユーザ別に設定されたボタンのサイズに関する情報であり、保存部250に保存されておりユーザ情報に含まれた情報である。
【0058】
このように、ユーザ別にボタンのサイズ情報が予め設定されているため、リモコン100はユーザの指に適したサイズでボタンが表示されるように自動で設定することができるようになる。リモコン100のボタンのサイズはユーザ別に嗜好するサイズが異なる。特に、視力が良くないユーザや手の大きいユーザはサイズの大きいボタンを希望する。従って、ユーザは指紋認識を通じてユーザを認識するとリモコン100のボタンが自分の所望するサイズで表示されるようにリモコン100を設定することができるようになる。
【0059】
また、リモコン100は認識されたユーザに対応される機能のボタンを画面の別途領域に表示することもできる(S360)。具体的に、リモコン100は提供される機能のボタンのうちユーザによって選択されたボタンを別途領域(例えば、ホットキー領域)に表示する。
【0060】
例えば、リモコン100は指紋認識部240を通じて認識されたユーザのホットキーの設定情報を用いて、ユーザが設定しておいたホットキーに該当するボタンをホットキー表示領域に表示する。
【0061】
このように、ユーザが選択したボタンが別途領域に表示されるため、ユーザはよく使用するボタンを別途領域に表示しておいて使用することができるようになる。
【0062】
また、リモコン100は、認識されたユーザに対応される放送チャネルリストを画面に表示する(S370)。ここで、放送チャネルリストは、放送チャネル番号及び放送チャネルの名称が表示された視聴可能な放送チャネルに対するリストである。リモコン100は放送チャネルリストに対する情報を無線通信部210を介してTV10から受信することもできる。また、リモコン100は保存部250に保存されたユーザ別のチャネルリスト情報を用いてチャネルリストを生成して画面に表示することもできる。
【0063】
そして、リモコン100はユーザの操作に応じて、放送チャネルリストに含まれた各チャネルに対して嗜好チャネルオプション及びチャネルロック(channel lock)オプションのうち少なくとも一つを設定することもできる。
【0064】
ここで、嗜好チャネルオプションは特定チャネルをユーザが嗜好するチャネルに設定するオプションである。リモコン100は嗜好チャネルとして選択されたチャネルをチャネルリストの一番最初の部分に表示されるように設定することもでき、嗜好チャネルだけが表示されるように設定することもできる。
【0065】
また、チャネルロックオプションは特定チャネルをユーザが使用できないように設定するオプションである。リモコン100はチャネルロックが設定されたチャネルをチャネルリストから選択されないように設定することもでき、チャネルリストに表示されないように設定することもできる。
【0066】
リモコン100はユーザの操作に応じて放送チャネルリストの項目やオプションを変更することもできる。このように、リモコン100は放送チャネルリストがユーザによって変更されると、TV10に変更された放送チャネルリストの情報を伝送する。また、リモコン100は放送チャネルリストがユーザによって変更されると、保存部250に変更された放送チャネルリストの情報を保存する。
【0067】
このように、リモコン100はユーザによって選択及び設定されたチャネルリストを画面に表示する。これにより、リモコン100は指紋認識を通じてユーザが所望するチャネルリストを自動で画面に表示することができるようになる。
【0068】
このような過程を通じて、リモコン100は指紋認識を通じてユーザに多様な機能のGUIを提供することができるようになる。これにより、ユーザは指紋認識を通じてリモコン100のユーザとして認識して、より容易にリモコンを使用することができるようになる。
【0069】
以下では、
図4乃至
図8を参照して、多様なユーザ別のリモコン100の画面を比較説明する。
図4は本発明の一実施形態に係る指紋認識を通じて第1ユーザであると認識された場合のリモコンの画面を示す図である。
【0070】
図4に示すように、リモコン100のディスプレイ画面は、ユーザ表示領域410、ボタンサイズメニュー領域420、ボタン表示領域430、ホットキー表示領域440及びホットキー対象表示領域450を含む。
【0071】
ユーザ表示領域410は、指紋認識部240を通じて認識されたユーザを表示する領域である。
図4は指紋認識部240を通じてリモコン100のユーザが第1ユーザであると認識された状態を示している。従って、
図4のユーザ表示領域410には「第1ユーザモード」と表示されている。
【0072】
ボタンサイズメニュー領域420は、ボタンのサイズを設定するためのメニューが表示される領域である。
図4のリモコン100は第1ユーザに対してボタンのサイズが6×5矩形ボタンに設定された状態である。従って、
図4のリモコン100はボタンサイズメニュー領域420において、「6×5矩形ボタン」の項目にハイライトが表示された状態であることが確認できる。
【0073】
ボタン表示領域430は、リモコン100に必要なボタンを表示する領域である。ボタン表示領域430に表示されるボタンは、パワーボタン、番号ボタン、方向ボタン、チャネル調節ボタン、ボリューム調節ボタンなどが挙げられる。しかし、この以外の他の機能のボタンも表示されてもよいことは言うまでもない。
【0074】
リモコン100は設定されたボタンのサイズに該当するサイズでボタンを画面に表示するようになる。すなわち、
図4において、リモコン100は6×5矩形ボタンのサイズでボタンをボタン表示領域430に表示するようになる。
【0075】
ホットキー表示領域440は、ユーザによって選択されたホットキーが表示される領域である。リモコン100はユーザがよく使用するキーを別途領域であるホットキー表示領域に表示するようになる。
【0076】
ホットキー対象表示領域450は、ホットキーの対象となるボタンが表示される領域である。
図4に示すように、多様な種類のボタンがホットキー対象表示領域450に表示されることが確認できる。ホットキー対象表示領域450に表示されるボタンはすべてリモコン100で提供される機能に対するボタンである。
【0077】
リモコン100はホットキー対象表示領域450に表示されたボタンのうちユーザによって選択されたボタンをホットキー表示領域440に表示するようになる。たとえば、リモコン100はホットキー対象表示領域450に表示されたボタンのうち特定のボタンがユーザによってホットキー表示領域440にドラッグ・アンド・ドロップされると、その特定のボタンをホットキーに設定するようになる。
【0078】
図4においては、ユーザが「CH LIST」ボタンをホットキー対象表示領域450からホットキー表示領域440にドラッグ・アンド・ドロップした場合を示している。従って、リモコン100は「CH LIST」ボタンをホットキーに設定し、「CH LIST」ボタンをホットキー表示領域440に表示するようになる。
【0079】
このような方法で、ユーザは所望するボタンをホットキーとして設定することができる。そして、リモコン100はユーザによって設定されたホットキーに対する情報を保存部250にホットキー設定情報として保存するようになる。従って、後日にユーザ1が指紋認識を通じてまたリモコン100を使用する場合、リモコン100は
図4に示すように「CH LIST」ボタンがホットキーに設定された状態でホットキー表示領域440を構成するようになる。
【0080】
図5は本発明の一実施形態に係る指紋認識を通じて第2ユーザであると認識された場合のリモコンの画面を示す図である。
図5は
図4に示されたリモコン100の画面とほぼ類似しているため、相互の相違点について主に説明する。
【0081】
図5に示すように、リモコン100のディスプレイ画面は、ユーザ表示領域410、ボタンサイズメニュー領域420、ボタン表示領域430、チャネルリスト表示領域510、及びチャネルリスト関連ボタン表示領域520を含む。すなわち、
図5の場合、ホットキー表示領域440及びホットキー対象表示領域450の代わりに、チャネルリスト表示領域510及びチャネルリスト関連ボタン表示領域520が表示されていることが確認できる。これはユーザの設定に応じて異なることに該当される。
【0082】
ユーザ表示領域410は、指紋認識部240を通じて認識されたユーザを表示する領域である。
図5は指紋認識部240を通じてリモコン100のユーザが第2ユーザであると認識された状態を示している。従って、
図5のユーザ表示領域410には「第2ユーザモード」であると表示されている。従って、
図5の第2ユーザに対応されるリモコン100の画面に表示されたGUIは、
図4の第1ユーザに対応されるリモコン100の画面に表示されたGUIと異なっていることが確認できる。このように、リモコン100は指紋認識を通じて認識されたユーザに応じて互いに異なるGUIを表示するようになる。
【0083】
ボタンサイズメニュー領域420は、ボタンのサイズを設定するためのメニューが表示される領域である。
図5のリモコン100は第2ユーザに対してボタンのサイズが7×6矩形ボタンに設定された状態である。従って、
図5のリモコン100はボタンサイズメニュー領域420において、「7×6矩形ボタン」の項目にハイライトが表示された状態であることが確認できる。
【0084】
ボタン表示領域430は、リモコン100に必要なボタンを表示する領域である。リモコン100は設定されたボタンのサイズに該当するサイズでボタンを画面に表示するようになる。すなわち、
図5において、リモコン100は7×6矩形ボタンのサイズでボタンをボタン表示領域430に表示するようになる。従って、
図4と比較した場合、
図5のボタン表示領域430に表示されたボタンが更に大きいことが確認できる。
【0085】
このように、リモコン100はユーザに応じて表示されるボタンのサイズを異なるように設定することができる。従って、ユーザはリモコン100のボタンが自分が所望するサイズに表示されるように設定することができるようになる。
【0086】
チャネルリスト表示領域510は、ユーザに対応される放送チャネルリストが表示される領域である。放送チャネルリストは放送チャネル名称及び番号表示欄513とチャネルオプション表示欄516が表示される。放送チャネル名称及び番号表示欄513は、放送チャネルの名称と番号が共に表示される。
【0087】
チャネルオプション表示欄516は、各チャネルに対するオプションが表示される。
図5に示すように、チャネルオプションは「FAV」と「LOCK」がある。「FAV」は嗜好チャネルオプションを示し、「LOCK」はチャネルロックオプションを示す。
図5においては、CH6、CH7及びCH9が嗜好チャネルとして選択され、CH11及びCH30がチャネルロックが設定された状態であるチャネルリストを表示している。
【0088】
チャネルリスト関連ボタン表示領域520は、チャネルリストに関連した機能をするボタンが表示される領域である。
【0089】
このように、リモコン100はユーザに応じてチャネルリストを画面に表示することもできる。従って、ユーザはチャネルリストを容易に設定して選択することができるようになる。
【0090】
図6は本発明の一実施形態に係る指紋認識を通じて第3ユーザであると認識された場合のリモコンの画面を示す図である。
そして、
図7は本発明の一実施形態に係る指紋認識を通じて第4ユーザであると認識された場合のリモコンの画面を示す図である。
【0091】
図6及び
図7は、それぞれ第3ユーザ及び第4ユーザに対するリモコンGUIを表示している。
図6によると、第3ユーザは6×5矩形ボタンにボタンのサイズを設定し、
図7によると、第4ユーザは7×6矩形ボタンにボタンのサイズを設定したことが確認できる。従って、
図6に比べて
図7のボタン表示領域430に表示されたボタンのサイズが更に大きいことが確認できる。
【0092】
また、
図6と
図7はホットキー表示領域440に表示されたホットキーが互いに異なることが確認できる。このように、リモコン100はユーザに応じて互いに異なるホットキーを設定できることが確認できる。
【0093】
図8は、本発明の一実施形態に係る指紋認識を通じて第5ユーザであると認識された場合のリモコンの画面を示す図である。
図8は
図5と比較した場合、チャネルリストのチャネルとオプションが異なっていることが確認できる。このように、ユーザに応じてチャネルリストを互いに異なるように設定できることも確認できる。
【0094】
このように、リモコン100は指紋認識を通じてユーザ別に多様な機能のGUIを提供できるようになる。従って、ユーザは指紋認識を通じてリモコン100のユーザとして認識し、より容易にリモコンを使用することができるようになる。
【0095】
本発明の多様な実施形態によると、指紋認識を通じてユーザを認識し、認識されたユーザに対応される機能が提供されるようにリモコンを設定するリモコン設定方法及びこれを適用したリモコンを提供することができるようになり、ユーザはリモコンの機能を容易に使用することができるようになる。
【0096】
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について詳細に説明したが、本発明はかかる例に限定されない。本発明の属する技術の分野における通常の知識を有する者であれば、特許請求の範囲に記載された技術的思想の範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、これらについても、当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。