【実施例1】
【0015】
(実施例1の構成)
図2は、本発明の実施例1における消耗品管理システムを示す概念図である。
【0016】
消耗品管理サービスは、一般に、
図2に示すような消耗品管理システムを利用して運用される。
図2において、ユーザ側には、外部装置から印刷ジョブデータを受信し、各種消耗品を用いて画像を形成する複数の画像形成装置10(=10−1,・・・,10−n)が設置されている。消耗品管理サービス提供者側には、消耗品の管理を行う管理装置(例えば、管理サーバ)30が設置されている。複数の画像形成装置10と
、消耗品の管理サービスを提供する管理サーバ30とは、第2のネットワーク(例えば、インターネット)40を介して接続されている。
【0017】
消耗品管理サービスを利用しない通常の運用では、ユーザ自身が消耗品を管理するので、交換用の消耗品を手配して入手するまでの時間を考慮する必要がある。
そのため、画像形成装置10は、消耗品が寿命に達する前に、トナーローやドラムニアエンドといった寿命前警告を表示部に表示して、ユーザに注意を喚起する必要がある。
【0018】
これに対し、消耗品管理サービスを使った運用ではサービス提供者側が消耗品を管理するので、通常画像形成装置10において、寿命前警告を表示することを行っていない。
【0019】
画像形成装置10の消耗品に関する情報は、画像形成装置10からサービス提供者側が管理する管理サーバ30に、所定の予定表に基づいて、例えば、定期的に送信される。管理サーバ30は、消耗情報を受信して、この消耗情報に基づいて消耗品の補充情報を出力する。サービス提供者のオペレータは、管理サーバ30が出力した補充情報を確認し、消耗品が寿命に達する前に、交換用の消耗品を手配してユーザに提供する。そのため、消耗品が寿命に達した時点で、ユーザが交換用の消耗品を保持しているので、消耗品が寿命に達する前の寿命前警告を表示部に表示する必要がない。
【0020】
図1は、本発明の実施例1における
図2の消耗品管理システムを示す構成図である。
【0021】
本実施例1の消耗品管理システムは、各種消耗品を用いて画像を形成する画像形成装置10と、ネットワーク40を介して画像形成装置10と接続されて画像形成装置10の消耗品の管理を行う管理サーバ30とから構成されている。
【0022】
画像形成装置10は、例えば、電子写真方式のページプリンタであって、状態設定手段(例えば、状態設定部)11と、記憶部12と、消耗品判断手段(例えば、消耗品判断部)13と、画像形成部14と、通信手段(例えば、通信部)15と、表示部16と、制御手段(例えば、制御部)17とを有し、これらの各部が内部バス18を介して相互に接続されている。画像形成部14は、各種消耗品を用いて媒体(例えば、用紙)Pに画像を形成するものであり、画像を形成する画像形成ユニット70と、消耗品の消耗の程度を示す計数値を計数するカウンタ(例えば、印刷画素数カウンタ)14aを有している。印刷画素数カウンタ14aは、画像形成ユニット70が画像形成装置10に装填されたときにリセットされ、その後の印刷の都度、印刷画素数をカウントして保持するようになっている。印刷画素数とは、印刷時に実際にトナーが載っている画素をいう。
【0023】
状態設定部11は、通信部15が行う通信を監視して通信障害の
発生の有無を検知し、通信障害が有りのときには、寿命前警告表示を
有効、すなわち有り(=寿命前警告表示必要)に設定し、通信障害が無しのときには、寿命前警告表示を
無効、すなわち無し(=寿命前警告表示不要)を設定する機能を有している。記憶部12は、フラッシュメモリやハードディスクといった読み書き可能な記憶デバイス等から構成され、電源が供給されない状態においても情報を保持できる不揮発性のメモリである。
【0024】
消耗品判断部13は、画像形成部14に装着されている画像形成ユニット70の消耗の程度を監視して消耗品が寿命に近づいたことを判断し、消耗品寿命前情報を出力する機能を有している。消耗品判断部13は、印刷画素数カウンタ14aを参照し、印刷画素数カウンタ14aの値と、消耗の程度の限界を示す閾値とを比較し、この印刷画素数カウンタ14aの値が閾値を越えたときに消耗品寿命前情報を出力する機能を有している。
【0025】
通信部15は、ネットワーク40を介して管理サーバ30と通信を行う機能を有している。表示部16は、寿命前警告、通信障害の発生情報、及び通信復旧情報等の各種情報を表示する機能を有している。制御部17は、中央処理装置(CPU)やメモリ等から構成され、プログラム制御により、画像形成装置10の各部を総括的に制御して画像形成装置10全体を制御する機能を有している。例えば、制御部17は、前記消耗品寿命前情報が入力されると、寿命前警告表示必要のときには、前記消耗品の寿命前警告を表示部16に表示する機能を有している。
【0026】
管理サーバ30は、画像形成装置10から送信されてきた消耗品の消耗情報を受信して応答を返送し、消耗品の管理を行う一般的なアプリケーションサーバである。管理サーバ30は、消耗情報の中に含まれる印刷画素数カウンタ14aの値が基準値に達した場合、消耗品が寿命に近づいたと判断して消耗品の補充情報を出力する機能を有している。この管理サーバ30のオペレータは、補充情報に基づいて、画像形成装置10の消耗品の発送を手配し、画像形成装置10のユーザへ消耗品を送付することになる。
【0027】
図3は、
図1中の画像形成部14を示す構成図である。
画像形成装置10における消耗品には、一般的に、現像剤であるトナーTを充填したトナーカートリッジ77や感光体ドラム71、帯電ローラ72、現像ローラ73、供給ローラ74等がある。本実施例1では、感光体ドラム71、帯電ローラ72、現像ローラ73、及び供給ローラ74を有する画像形成ユニット70と、トナーカートリッジ77と、が一体で構成されたものを消耗品とする。この場合には、画像形成ユニット70の寿命分のトナーTをトナーカートリッジ77内
に充填しておき、印刷画素数をカウントすることで、消耗品の寿命を判定するようになっている。
【0028】
画像形成部14は、消耗品である画像形成ユニット70を有している。画像形成ユニット70は、外部装置から受信した印刷ジョブデータに基づいて画像を形成する機能を有している。画像形成ユニット70の上方には、画像データに基づき、画像形成ユニット70内の感光体ドラム71の表面を露光し、静電潜像を形成する露光装置81が配置されている。
【0029】
画像形成ユニット70の下方には、この画像形成ユニット70において形成されたトナー像を用紙Pに転写する転写ローラ82が設けられている。画像形成ユニット70と転写ローラ82の間には、画像形成ユニット70と転写ローラ82とに挟持されて用紙Pを搬送する転写ベルト83が配置されている。
【0030】
画像形成ユニット70の下流側には、図示しない加熱ローラと加圧ローラとを有する定着部が設けられている。この定着部は、用紙Pを加熱して圧接することで、用紙P上のトナーTを用紙Pに定着させる機能を有している。
【0031】
画像形成ユニット70は、像担持体(例えば、感光体ドラム)71と、感光体ドラム71を帯電させる帯電部材(例えば、帯電ローラ)72と、現像剤担持体(例えば、現像ローラ)73と、現像剤供給部材(例えば、供給ローラ)74と、薄層形成手段である層形成部材(例えば、現像ブレード)75と、感光体ドラム71上のトナーTを掻き取るクリーニングブレード76とから構成されている。
【0032】
感光体ドラム71は、アルミニウムの金属パイプを用いた導電性支持体と、金属パイプ上に順次積層した電荷発生層、及び電荷輸送層からなる有機系感光体を用いた光導電層とから構成されている。帯電ローラ72は、例えば、金属シャフトと、半導電性ゴム層とから構成されている。現像ローラ73は、金属シャフトと、半導電ウレタンゴム材とから構成されている。
【0033】
供給ローラ74は、半導電性発砲シリコンスポンジ層を有している。現像ブレード75は、ステンレス材で構成されている。
【0034】
(実施例1の動作)
図4は、
図1中の表示部16に表示される通信障害発生時の表示例を示す図である。
【0035】
図1中の制御部17は、状態設定部11により、通信部15における通信障害の有無を検知し、通信障害が有りのときには、通信障害の発生を示す下記のメッセージを表示部16に表示する。
「 通信障害が発生しています。
サービス提供者に連絡して下さい。」
【0036】
図5は、
図1中の表示部16に表示される通信障害からの復旧時の表示例を示す図である。
【0037】
図1中の制御部17は、状態設定部11により、通信部15における通信障害の有無を検知し、通信障害が有りの状態から無しの状態になったときには、通信復旧を示す下記のメッセージを表示部16に表示する。
「 通信障害から復旧しました。」
【0038】
図6は、
図1中の表示部16に表示される通常運用時における消耗品の寿命前警告の表示例を示す図である。
【0039】
消耗品管理サービスを利用していないときには、
図1中の消耗品判断部13は、消耗品が寿命に近づいたことを判断し、消耗品寿命前情報を出力する。制御部17は、この消耗品寿命前情報を入力して下記のメッセージを表示部16に表示する。
「 トナーを交換してください。 」
【0040】
図7は、
図1中の表示部16に表示される消耗品管理サービス利用時における消耗品の寿命前警告の表示例を示す図である。
【0041】
消耗品管理サービスを利用しているときには、
図1中の消耗品判断部13は、消耗品が寿命に近づいたことを判断し、消耗品寿命前情報を出力する。制御部17は、この消耗品寿命前情報を入力し、寿命前警告表示必要のときには、下記に示す消耗品の寿命前警告を表示部16に表示する。
「 トナーの交換が必要です。
サービス提供者に連絡してください。 」
【0042】
図8は、
図1中の画像形成装置10が消耗情報を管理サーバ30に送信する動作を示すフローチャートである。
【0043】
本処理が開始され、ステップS1において、通信部15は、消耗品の消耗の程度を示す消耗情報を、所定の予定表、即ち、予め設定されたスケジュールに従って、ネットワーク40を介して管理サーバ30に送信し、管理サーバ30からの応答を受信する。
【0044】
ステップS2において、状態設定部11は、消耗情報に関する送受信において、通信障害が発生したか否かを判定する。状態設定部11は、通信障害が有りのときには(NO)、ステップS3へ進む。ステップS3において、状態設定部11は、寿命前警告表示必要を設定し、記憶部12に記憶する。ステップS4において、制御部17は、
図4に示すように、通信障害の発生を示すメッセージを表示部16に表示する。ステップS5において、通信障害からの復旧時に、通信復旧の表示が必要を設定し、記憶部12に記憶する。
【0045】
前記ステップS2において、通信障害が無しのときには(YES)、ステップS6へ進む。ステップS6において、状態設定部11は、寿命前警告表示必要を寿命前警告表示不要に設定して記憶部12に記憶する。ステップS7において、制御部17は、通信復旧の表示が必要か否かを判定する。通信復旧の表示が不要なときには(NO)、本処理を終了する。通信復旧の表示が必要なときには(YES)、ステップS8へ進む。ステップS8において、制御部17は、
図5に示す通信障害からの復旧を示すメッセージを表示部16に表示する。ステップS9において、制御部17は、通信復旧の表示が不要を設定し、記憶部12に記憶して本処理を終了する。
【0046】
図9は、
図1中の画像形成装置10の消耗品が寿命に近づいたときの動作を示すフローチャートである。
【0047】
本処理が開始され、ステップS21において、消耗品判断部13は、消耗品の消耗の程度を表す計数値と消耗品の消耗の程度の限界を示す閾値とを比較し、計数値が閾値を越えたときに消耗品寿命前情報を出力する。より具体的には、消耗品判断部13は、画像形成部14内の印刷画素数カウンタ14aを参照し、印刷画素数カウンタ14aの値が閾値を越えたか否かを判定する。印刷画素数カウンタ14aの値が閾値を越えたときには、消耗品が寿命に近づいたと判断して消耗品寿命前情報を出力する。
【0048】
ステップS22において、制御部17は、画像形成装置10が消耗品管理サービスを使用しているか否かを判定する。消耗品管理サービスを使用しているときには(YES)、ステップS23へ進み、ステップS23において、制御部17は、消耗品判断部13が出力した消耗品寿命前情報を入力し、寿命前警告表示が必要か否かを判定する。寿命前警告表示不要のときには(NO)、本処理を終了する。寿命前警告表示必要のときには(YES)、
図7に示す寿命前警告のメッセージを表示部16に表示して本処理を終了する。
【0049】
前記ステップS22において、画像形成装置10が消耗品管理サービスを使用していないときには(NO)、ステップS25へ進み、ステップS25において、
図7のメッセージとは異なる図6に示す通常運用時の寿命前警告のメッセージを表示部16に表示して本処理を終了する。
【0050】
(実施例1の効果)
本実施例1の画像形成装置10及び消耗品管理システムによれば、画像形成装置10と、消耗品の管理を行う管理サーバ30との間で、通信障害が発生したときには、画像形成装置10において、寿命前警告表示を行うようにしたので、ユーザは、消耗品が寿命に近づいたことを検知できる。そのため、ユーザは、消耗品の事前手配が可能となり、消耗品の寿命による画像形成装置10の動作不能状態を回避することができる。
【実施例2】
【0051】
(実施例2の構成)
図10は、本発明の実施例2における消耗品管理システムを示す構成図であり、実施例1を示す
図1中の要素と共通の要素には共通の符号が付されている。
【0052】
本実施例2の消耗品管理システムでは、実施例1の画像形成装置1と構成の異なる複数の画像形成装置10Aと、第1のネットワーク(例えば、ローカルエリアネットワーク、以下「LAN」という。)60を介して複数の画像形成装置10Aを接続する監視装置50と、第2のネットワークであるインターネット40を介して監視装置50を接続し、複数の画像形成装置10Aの消耗品の管理を行う管理サーバ30とを備えている。
【0053】
画像形成装置10Aは、実施例1と同様の記憶部12と、消耗品判断部13と、画像形成部14と、表示部16とを有している。更に、画像形成装置10Aは、実施例1と構成が異なる状態設定部11Aと、
第1の通信手段(例えば、通信部)15Aと、
第1の制御手段(例えば、制御部)17Aとを有している。
【0054】
通信部15Aは、消耗品の消耗の程度を示す消耗情報を、LAN60を介して監視装置50へ送信し、監視装置50から応答を受信する機能を有している。状態設定部11Aは、監視装置50から通信部15Aを介して寿命前警告表示必要の通知を受信したときには、寿命前警告表示必要を設定して記憶部12に記憶する。監視装置50から寿命前警告表示不要の通知を受信したときには、寿命前警告表示不要を設定して記憶部12に記憶する機能を有している。
【0055】
制御部17Aは、監視装置50から通信障害発生の表示の指示を受信したときには、
図4に示すように、通信障害の発生を示すメッセージを表示部16に表示する機能を有している。更に、制御部17Aは、通信復旧の表示が必要を示す通知を受信したときには、通信復旧の表示必要を設定して記憶部12に記憶し、通信復旧の表示が不要を示す通知を受信したときには、通信復旧の表示が不要を設定して記憶部12に記憶する機能を有している。
【0056】
監視装置50は、複数の画像形成装置10Aの消耗品の消耗の程度を示す消耗情報を収集して管理サーバ30に送信する機能を有している。
【0057】
監視装置50は、通信状態判定手段(例えば、通信状態判定部)51と、記憶部52と、
第2の通信手段(例えば、通信部)53と、表示部54と、
第2の制御手段(例えば、制御部)55と、消耗情報収集手段(例えば、消耗情報収集部)56とを有し、これらの各部が内部バス57を介して相互に接続されている。
【0058】
消耗情報収集部56は、複数の画像形成装置10Aから消耗情報を収集する機能を有している。通信部53は、収集された消耗情報を管理サーバ30に送信して応答を受信する機能を有している。通信状態判定部51は、通信部53の通信における通信障害の有無を判定する機能を有している。
【0059】
制御部55は、通信状態判定部51において、通信障害が有りと判定されたときには、通信障害の発生の表示指示を複数の画像形成装置10Aに送信し、通信障害が有りと判定された直後に通信障害が無しと判定されたときには、通信復旧の表示指示を複数の画像形成装置10Aに送信する機能を有している。
【0060】
管理サーバ30は、監視装置50から消耗情報を受信して複数の画像形成装置10Aの消耗品が寿命に近づいたことを判断し、消耗品の補充情報を出力する機能を有している。
【0061】
(実施例2の動作)
図11は、
図10中の監視装置50の動作を示すフローチャートである。
【0062】
監視装置50の消耗情報収集部56は、一定の周期で各画像形成装置10Aの消耗品の消耗情報を収集している。より具体的には、消耗情報収集部56は、各画像形成装置10Aの印刷画素数カウンタ14aの値を収集する。
【0063】
本処理が開始され、ステップS31において、通信部53は、消耗情報収集部56によって収集された消耗情報を管理サーバ30に送信して応答を受信する。ステップS32において、通信状態判定部51は、通信部53の通信における通信障害の有無を判定する。通信成功のときには(YES)、ステップS33へ進み、通信障害を検知したときには(NO)、ステップS37へ進む。
【0064】
ステップS33において、通信状態判定部51は、寿命前警告表示不要の通知を複数の画像形成装置10Aに、通信部53を介して送信する。ステップS34において、制御部55は、通信復旧の表示が必要か否かを判定する。通信復旧の表示が必要でないときには(NO)、本処理を終了する。通信復旧の表示が必要なときには(YES)、ステップS35へ進む。
【0065】
ステップS35おいて、制御部55は、通信復旧の表示指示を、複数の画像形成装置10Aに通信部53を介して送信する。ステップS36において、制御部55は、通信復旧の表示不要を設定し、記憶部52に記憶し、本処理を終了する。
【0066】
ステップS37において、通信状態判定部51は、寿命前警告表示必要の通知を画像形成装置10Aに、通信部53を介して送信する。ステップS38において、制御部55は、通信障害発生を示す情報の表示を指示する通知を、複数の画像形成装置10Aに、通信部53を介して送信し、ステップS39において、制御部55は、通信復旧時の表示必要を設定し、記憶部52に記憶して本処理を終了する。
【0067】
(実施例2の効果)
本実施例2の画像形成装置10A及び消耗品管理ステムによれば、実施例1の効果に加え、監視装置50が複数の画像形成装置10Aの消耗情報を取りまとめて管理サーバ30に送信するようにしたので、管理サーバ30の負荷を軽減する効果がある。
【0068】
(変形例)
本発明は、上記実施例1、2に限定されず、種々の利用形態や変形が可能である。このような利用形態や変形例としては、例えば、次の(a)及び(b)のようなものがある。
【0069】
(a) 実施例1、2では、画像形成装置10,10Aとして電子写真方式のページプリンタで説明したが、ファクシミリ装置や複合機等であってもよい。
【0070】
(b) 実施例1
、2では、消耗品として、画像形成ユニット70とトナーカートリッジ77とを一体に構成した例で説明したが、画像形成ユニット70とトナーカートリッジ77が分離した形態であってもよい。この場合には、トナーカートリッジ77の寿命は、印刷画素数カウンタ14aの値が閾値を越えたか否かで判定し、画像形成ユニット70の寿命は、感光体ドラム71の回転数が閾値を越えたか否かで判定するようにしてもよい。