特許第5658303号(P5658303)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】5658303
(24)【登録日】2014年12月5日
(45)【発行日】2015年1月21日
(54)【発明の名称】運転安全距離表示方法
(51)【国際特許分類】
   G08G 1/16 20060101AFI20141225BHJP
   B60R 21/00 20060101ALI20141225BHJP
【FI】
   G08G1/16 C
   G08G1/16 E
   B60R21/00 624C
   B60R21/00 626D
【請求項の数】20
【全頁数】18
(21)【出願番号】特願2013-76235(P2013-76235)
(22)【出願日】2013年4月1日
(65)【公開番号】特開2014-203122(P2014-203122A)
(43)【公開日】2014年10月27日
【審査請求日】2013年4月1日
(73)【特許権者】
【識別番号】593061064
【氏名又は名称】怡利電子工業股▲ふん▼有限公司
(74)【代理人】
【識別番号】110001151
【氏名又は名称】あいわ特許業務法人
(72)【発明者】
【氏名】陳 錫勲
【審査官】 東 勝之
(56)【参考文献】
【文献】 特開平11−126300(JP,A)
【文献】 国際公開第2011/007484(WO,A1)
【文献】 特開2003−104147(JP,A)
【文献】 特開2003−104148(JP,A)
【文献】 国際公開第2012/169029(WO,A1)
【文献】 特開2013−056597(JP,A)
【文献】 特開2003−030799(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
G08G 1/00 − 1/16
B60R 21/00
B60W 30/10 − 30/165
G06T 7/60
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
運転安全距離表示方法において、表示モジュール、映像認識モジュール、及び距離測定モジュールを包含する運転安全警告装置を包含し、該表示モジュール上に、異なるイメージにより異なる道路状況を表示し、それは以下の表示ステップA〜Eを包含し、
A.該表示モジュール上に2本の縦線を表示し、
B.該表示モジュール上に第1車両位置パターンを表示し、該第1車両位置パターンは本車の位置を代表し、該第1車両位置パターンは該2本の縦線の中間に置き、該第1車両位置パターンは、該映像認識モジュールが検出した本車の車道間における実際位置に基づき左右に移動させ、
C.該表示モジュール上に表示した該第1車両位置パターンと該2本の縦線が重畳するとき、車道偏移を代表し、このとき、該2本の縦線は警告パターンを以て警告し、
D.該表示モジュール上に第2車両位置パターンを表示し、且つ該第2車両位置パターンは、該2本の縦線の中間と該第1車両位置パターンの上方に表示し、該第2車両位置パターンは、該距離測定モジュールが検出する前方車両との距離の変化に基づき上下に移動し、
E.該第1車両位置パターンは、車の速度変化に伴い、上向きに延長されるか短縮され、
以上を特徴とする、運転安全距離表示方法。
【請求項2】
請求項1記載の運転安全距離表示方法において、該表示ステップAで、該映像認識モジュールが車道線を検出しないときは、該2本の縦線は隠されて表示されないことを特徴とする、運転安全距離表示方法。
【請求項3】
請求項1記載の運転安全距離表示方法において、該表示ステップCで、該警告パターンは、該2本の縦線のフラッシュ方式で警告することを特徴とする、運転安全距離表示方法。
【請求項4】
請求項1記載の運転安全距離表示方法において、該表示ステップCで、該警告パターンは、該2本の縦線の変色方式で警告することを特徴とする、運転安全距離表示方法。
【請求項5】
請求項1記載の運転安全距離表示方法において、該表示ステップDで、該距離測定モジュールが前方車両が遠すぎるか前方に車両がないことを検出する時、該第2車両位置パターンは隠されて表示されないことを特徴とする、運転安全距離表示方法。
【請求項6】
請求項1記載の運転安全距離表示方法において、該表示ステップDで、該距離測定モジュールが環境不良を検出して正確に前方車両位置を判断できないとき、該第2車両位置パターンはその他の表示パターンに変更され、該表示パターンはクエスチョンマーク或いは点線パターンとされることを特徴とする、運転安全距離表示方法。
【請求項7】
請求項1記載の運転安全距離表示方法において、該表示ステップEで、該第1車両位置パターンが延長されて第2車両位置パターンに接触するときは、前方車両との距離が短すぎて、安全でない状態にあることを代表し、該第1車両位置パターンは、フラッシュ或いは変色で警告することを特徴とする、運転安全距離表示方法。
【請求項8】
請求項1記載の運転安全距離表示方法において、該表示ステップEで、該第1車両位置パターンは、車の速度変化に伴い、上向きに延長されるか短縮され、該第1車両位置パターンが延長されて第2車両位置パターンに接触するときは、前方車両との距離が短すぎて、安全でない状態にあることを代表し、該運転安全警告装置は、さらにスピーカーモジュールを包含し、音声メッセージを発生して警告することを特徴とする、運転安全距離表示方法。
【請求項9】
運転安全距離表示方法において、表示モジュール、映像認識モジュール、距離測定モジュール、及び速度測定モジュールを包含する運転安全警告装置を包含し、該表示モジュール上に、異なるイメージにより異なる道路状況を表示し、それは以下の表示ステップA〜Eを包含し、
A.該表示モジュール上に2本の縦線を表示し、
B.該表示モジュール上に第1車両位置パターンを表示し、該第1車両位置パターンは本車の位置を代表し、該第1車両位置パターンは該2本の縦線の中間に置き、該第1車両位置パターンは、該映像認識モジュールが検出した本車の車道間における実際位置に基づき左右に移動させ、
C.該表示モジュール上に表示した該第1車両位置パターンと該2本の縦線が重畳するとき、車道偏移を代表し、このとき、該2本の縦線は警告パターンを以てフラッシュ或いは変色で警告し、
D.該表示モジュール上に第2車両位置パターンを表示し、該2本の縦線の中間と該第1車両位置パターンの上方に、該第2車両位置パターンは前方車両の位置を代表し、該第2車両位置パターンは、該距離測定モジュールが検出する前方車両との距離の変化に基づき上下に移動し、
E.該表示モジュール上に安全車間距離パターンを表示し、該安全車間距離パターンは該第1車両位置パターンと該第2車両位置パターンの間に設け、該安全車間距離パターンの長さは、該速度測定モジュールが測定する本車の速度変化に基づき変更し、
以上を特徴とする、運転安全距離表示方法。
【請求項10】
請求項9記載の運転安全距離表示方法において、該表示ステップAで、該映像認識モジュールが車道線を検出しないときは、該2本の縦線は隠されて表示されないことを特徴とする、運転安全距離表示方法。
【請求項11】
請求項9記載の運転安全距離表示方法において、該表示ステップCで、該警告パターンは、該2本の縦線のフラッシュ方式で警告することを特徴とする、運転安全距離表示方法。
【請求項12】
請求項9記載の運転安全距離表示方法において、該表示ステップCで、該警告パターンは、該2本の縦線の変色方式で警告することを特徴とする、運転安全距離表示方法。
【請求項13】
請求項9記載の運転安全距離表示方法において、該表示ステップDで、該距離測定モジュールが前方車両が遠すぎるか或いは車両がないことを検出すると、該第2車両位置パターンは隠されて表示されないことを特徴とする、運転安全距離表示方法。
【請求項14】
請求項9記載の運転安全距離表示方法において、該表示ステップDで、該距離測定モジュールが環境不良を検出して正確に前方車両位置を判断できないとき、該第2車両位置パターンはその他の表示パターンに変更され、該表示パターンはクエスチョンマーク或いは点線パターンとされることを特徴とする、運転安全距離表示方法。
【請求項15】
請求項9記載の運転安全距離表示方法において、該表示ステップEで、該安全車間距離パターンは、該第2車両位置パターンを上端とし、車両の速度変化に伴い、下向きに延長されるか短縮されることを特徴とする、運転安全距離表示方法。
【請求項16】
請求項15記載の運転安全距離表示方法において、該表示ステップEで、該安全車間距離パターンが下向きに延長されて該第1車両位置パターンに接触するとき、前方車間距離が短すぎることを代表し、不安全な状態にあることを代表し、該安全車間距離パターンはフラッシュ或いは変色により警告することを特徴とする、運転安全距離表示方法。
【請求項17】
請求項9記載の運転安全距離表示方法において、該表示ステップEで、該安全車間距離パターンは、該第2車両位置パターンを上端とし、車両の速度変化に伴い、下向きに延長されるか短縮され、該安全車間距離パターンが下向きに延長されて該第1車両位置パターンに接触するとき、前方車間距離が短すぎることを代表し、不安全な状態にあることを代表し、該運転安全警告装置はさらにスピーカーモジュールを包含し、音声メッセージを発生して警告することを特徴とする、運転安全距離表示方法。
【請求項18】
請求項9記載の運転安全距離表示方法において、該表示ステップEで、該安全車間距離パターンは、該第1車両位置パターンを底端とし、本車の速度変化に伴い、上向きに延長されるか短縮されることを特徴とする、運転安全距離表示方法。
【請求項19】
請求項18記載の運転安全距離表示方法において、該表示ステップEで、該安全車間距離パターンが上向きに延長されて該第2車両位置パターンと接触するとき、前方車間距離が短すぎることを代表し、不安全な状態にあることを代表し、該安全車間距離パターンはフラッシュ或いは変色により警告することを特徴とする、運転安全距離表示方法。
【請求項20】
請求項9記載の運転安全距離表示方法において、該表示ステップEで、該安全車間距離パターンは、該第1車両位置パターンを底端とし、本車の速度変化に伴い、上向きに延長されるか短縮され、該安全車間距離パターンが上向きに延長されて該第2車両位置パターンと接触するとき、前方車間距離が短すぎることを代表し、不安全な状態にあることを代表し、該運転安全警告装置はさらにスピーカーモジュールを包含し、音声メッセージを発生して警告することを特徴とする、運転安全距離表示方法。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は一種の運転安全距離表示方法に係り、特に、予防的な事前表示と車道上の偏移状況の警告を行なう運転安全距離表示方法であって、必要なタイミングでドライバーに偏移状況を警告し、運転の安全を確保する方法に関する。
【背景技術】
【0002】
車上の配備は安全目的のものが一番重要であり、近年、映像認識と無線検出の技術が日増しに成熟し、多くの技術がすでに車両の安全のために応用され、特に、前方車両との車間距離に対する検討、車道偏移の警告等の機能が、市場の要求に応えて勃興、発展した。
【0003】
現在の車道偏移の警告システムには二種類があり、そのうち一種類は、ホトセンサーが車両下方の両前輪付近の位置に設置され、車輪付近の色の変化を検出し、表示ユニットの表示色が黒から白或いは黄色に変化すると、車道偏移であると判断する。このような方法は、コストが低いが、誤動作を発生しやすい。
【0004】
もう一種類は、車両の前方、通常はウインドシールドガラス内側の高いところに、撮像レンズを取り付け、車両前方の景色を撮影するものであり、それは、車道線を包含し、さらに映像認識の方式を利用し、映像中の車道線を抽出し、並びに該車道線の偏移量を判断し、車道線の偏移が設定された位置に至ると、車道偏移であると判断する。このような方法は、コストが高いが、誤動作の確率は低い。
【0005】
前方車両との車間距離警告システムにも二種類があり、そのうち一種類は、高周波のミリメートル波レーダー(30GHz〜300GHz)、或いはレーザーレーダーを利用して、前方車両との車間距離の判断を実行する。その耐候性、距離の表現は、いずれも優れているが、コストが高く、且つ車両が同一車道にあるか否か、或いは路肩フェンスにあるかは認識できず、このため誤動作が発生しやすい。
【0006】
もう一種は、映像認識を使用した方式で、通常は、固定角度の撮像レンズで前方の物体を撮影し、直行車両物体を抽出し、それは映像の撮像レンズに対する仰角を距離に換算し、そのコストは低く、車道偏移警告システムと同一の撮像レンズを使用できるが、耐候性は劣り、たとえば、暗い夜間、濃霧、大雨等の因子は、いずれも、その前方車両に対する判断に影響を与え得る。
【0007】
上述の、レーダー波を使用した前方車間距離安全警告システムは、通常、価格が高い車両に取り付けられ、一部はさらにアクチュエータシステムと連動し、必要時に制動装置を起動することで制動を助ける。前方車両安全警告システムのコストは高く、関係部品が多いため、一般的な価格の車両では、取り付けることができず、車のオーナーが車を購入した後に自分で取り付けるのは、さらに困難である。
【0008】
現在市販されている車間距離安全警告システム中、ハイレベル製品は、前方車両との車間距離を判断した後、車両制動とアクチュエートシステムを駆動し、並びに前方車間距離判断に基づき、車両速度を調整して前方車間距離を適宜距離に保持する。ローレベル製品には、前方車間距離判断の後、スクリーン上に前方車間距離を表示し、このような距離のデータは、ドライバーにとっては直感的に感じられず、このためドライバーに対してさほど助けにはならない。もう一種類のローレベル製品は、前方車間距離が短くなりすぎると、イメージ或いは音声で警告を発生できるが、ドライバーは警告前に十分なメッセージを得て安全な車間距離を保持することができない。
【0009】
伝統的な車道偏移警告装置は、車道を検出しないとき、すなわち、車両が車道において偏移しないときには警告しない。同様に、前方車間距離安全警告装置は、前方車両を検出できないとき、すなわち、車間距離が短すぎなければ警告できず、このような状況に遭遇するとき、このような安全装置の取り付けは、運転の安全を高めることができないのみならず、却ってドライバーに安全であると誤解させて注意を疎かにさせやすい。
【0010】
上述の車用安全システム及び警告装置の使用上の欠点を解決するため、業者は不断に各種の関係技術を提出してきた。そのうち、たとえば、特許文献1は、典型的なものである(図1に示されるとおり)。該特許文献1のポータブル電子装置11は、撮像レンズ12、スピーカー13、演算ユニット14、表示ユニット15、及び振動ユニット16で構成されている。該スピーカー13は、該ポータブル電子装置11上に設けられる。該撮像レンズ12は、該ポータブル電子装置11上に設けられ、リアルタイム路面画像121をキャプチャする。該表示ユニット15は、該ポータブル電子装置11上に設けられて、上述のリアルタイム路面画像121を表示するのに用いられる。該演算ユニット14は、該ポータブル電子装置11内に設けられ、それは画像分析ソフト141を具え、この画像分析ソフト141は、リアルタイム路面画像121中の路面マークにより、車両が車道内に位置するか否かを判別し、もし、車両が車道内に位置しなければ、該スピーカー13が警告信号131を発生してドライバーに、車両がすでに車道よりはみ出したことを知らせる。もし、該ポータブル電子装置11が静音モードに設定されていれば、該振動ユニット16が振動し、ドライバーに、車両がすでに車道よりはみ出したことを知らせる。ドライバーはさらにAPIシステムを利用して、該撮像レンズ12を起動してリアルタイム路面情報を撮影でき、また、直接該ポータブル電子装置11にもともと設けられている撮像機能を起動して、リアルタイム路面画像121を獲得し、リアルタイム伝送技術を利用して、撮影した画像を該表示ユニット15に送り表示することができる。
【0011】
特許文献1の操作方法のステップは、図2に示されるようであり、ポータブル電子装置11を起動して運転安全モードとなし、ステップ21において、撮像レンズ12を使用して実際にリアルタイム路面画像121を獲得する。続いて、ステップ22において、このリアルタイム路面画像121を演算ユニット14に送り並びに表示ユニット15上に表示する。続いてステップ23において、演算ユニット14を使用して、画像分析ソフト141を利用し、リアルタイム路面画像121に対して分析を行う。ステップ24において、リアルタイム路面画像121中の路面車道線位置に基づき、車両が車道をはみ出ていないかを判断する。たとえば、リアルタイム路面画像121中の2本の車道線色に類似のストライプ物が、ただ1本か或いはイメージ上に半分のみあるかを判断し、もしイエスであれば、このとき、演算ユニット14は車両がすでに車道をはみ出していると判断し、もし、リアルタイム路面画像121中に2本の車道線カラーに類似のストライプ物があれば、演算ユニット14は車両が安全走行状態にあると判断する。もし、車道をはみ出ていれば、ステップ25において、ポータブル電子装置11が音声を発してドライバーにすでに車道をはみ出ていることを知らせる。もしはみ出ていなければ、重複してステップ21を実行する。
【0012】
特許文献1は、伝統的な車用安全システムの欠点を解決するが、撮像レンズ12が撮影するリアルタイム路面画像121は、一種の実景画像であり、視角上、線条表示を明確にして深刻な印象を与えるものではなく、ドライバーが振動或いは音声警告の前に、前もって画像中より運転の危険が発生することを察知することができない。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0013】
【特許文献1】台湾特許公開第200951892号明細書
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0014】
周知の欠点を鑑み、本発明者は無数の改良を重ね、終に本発明の運転安全距離表示方法を完成した。すなわち、本発明の目的は、一種の、予防的な事前表示と車道上の偏移状況の警告を行なう運転安全距離表示方法を提供し、これにより、必要なタイミングでドライバーに偏移状況を警告し、事前の事故の予防を達成し運転の安全を確保することにある。
【課題を解決するための手段】
【0015】
上述の本発明の目的を達成するため、本発明の運転安全距離表示方法はその第1実施例において、一種の運転安全警告装置を包含し、該運転安全警告装置は、表示モジュール及び映像認識モジュールを包含し、該表示モジュール上に、異なるイメージにより異なる道路状況を表示し、それは以下の表示ステップA〜Cを包含し、
A.該表示モジュール上に2本の縦線を表示する。
B.該表示モジュール上に第1車両位置パターンを表示し、該第1車両位置パターンは本車の位置を代表し、該第1車両位置パターンは該2本の縦線の中間に置き、該第1車両位置パターンは、該映像認識モジュールが検出した本車の車道間における実際位置に基づき左右に移動させる。
C.該表示モジュール上に表示した該第1車両位置パターンと該2本の縦線が重畳するとき、車道偏移を代表し、このとき、該2本の縦線は警告パターンを以て警告する。
【0016】
該表示ステップAにおいて、該映像認識モジュールが車道線を検出しないときは、該2本の縦線は隠されて表示されない。
【0017】
該表示ステップCにおいて、該警告パターンは、該2本の縦線のフラッシュ方式で警告する。
【0018】
該表示ステップCにおいて、該警告パターンは、該2本の縦線の変色方式で警告する。
【0019】
本発明の運転安全距離表示方法はその第2実施例において、一種の運転安全警告装置を包含し、該運転安全警告装置は、表示モジュール、映像認識モジュール、及び距離測定モジュールを包含し、該表示モジュール上に、異なるイメージにより異なる道路状況を表示し、それは以下の表示ステップA〜Dを包含し、
A.該表示モジュール上に2本の縦線を表示する。
B.該表示モジュール上に第1車両位置パターンを表示し、該第1車両位置パターンは本車の位置を代表し、該第1車両位置パターンは該2本の縦線の中間に置き、該第1車両位置パターンは、該映像認識モジュールが検出した本車の車道間における実際位置に基づき左右に移動させる。
C.該表示モジュール上に表示した該第1車両位置パターンと該2本の縦線が重畳するとき、車道偏移を代表し、このとき、該2本の縦線は警告パターンを以て警告する。
D.該表示モジュール上に第2車両位置パターンを表示し、該2本の縦線の中間と該第1車両位置パターンの上方に、該第2車両位置パターンは前方車両の位置を代表し、該第2車両位置パターンは、該距離測定モジュールが検出する前方車両との距離の変化に基づき上下に移動する。
【0020】
該表示ステップAにおいて、該映像認識モジュールが車道線を検出しないときは、該2本の縦線は隠されて表示されない。
【0021】
該表示ステップCにおいて、該警告パターンは、該2本の縦線のフラッシュ方式で警告する。
【0022】
該表示ステップCにおいて、該警告パターンは、該2本の縦線の変色方式で警告する。
【0023】
該表示ステップDにおいて、該距離測定モジュールが前方車両が遠すぎるか前方に車両がないことを検出する時、該第2車両位置パターンは隠されて表示されない。
【0024】
該表示ステップDにおいて、該距離測定モジュールが環境不良を検出して正確に前方車両位置を判断できないとき、該第2車両位置パターンはその他の表示パターンに変更され、該表示パターンはクエスチョンマーク或いは点線パターンとされる。
【0025】
上述の本発明の運転安全距離表示方法は、さらに表示ステップEを包含し、該表示ステップEにおいて、該第1車両位置パターンは、車の速度変化に伴い、上向きに延長されるか短縮される。
【0026】
該表示ステップEにおいて、該第1車両位置パターンが延長されて第2車両位置パターンに接触するときは、前方車両との距離が短すぎて、安全でない状態にあることを代表する。該第1車両位置パターンは、フラッシュ或いは変色で警告する。
【0027】
上述の本発明の運転安全距離表示方法は、さらに表示ステップEを包含し、該表示ステップEにおいて、該第1車両位置パターンは、車の速度変化に伴い、上向きに延長されるか短縮される。
【0028】
該表示ステップEにおいて、該第1車両位置パターンが延長されて第2車両位置パターンに接触するときは、前方車両との距離が短すぎて、安全でない状態にあることを代表する。該運転安全警告装置は、さらにスピーカーモジュールを包含し、音声メッセージを発生して警告する。
【0029】
本発明の運転安全距離表示方法の第3実施例は、運転安全警告装置を包含し、それは表示モジュール、映像認識モジュール、距離測定モジュール、及び速度測定モジュールを包含する。該表示モジュール上に、異なるイメージにより異なる道路状況を表示し、それは以下の表示ステップA〜Eを包含し、
A.該表示モジュール上に2本の縦線を表示する。
B.該表示モジュール上に第1車両位置パターンを表示し、該第1車両位置パターンは本車の位置を代表し、該第1車両位置パターンは該2本の縦線の中間に置き、該第1車両位置パターンは、該映像認識モジュールが検出した本車の車道間における実際位置に基づき左右に移動させる。
C.該表示モジュール上に表示した該第1車両位置パターンと該2本の縦線が重畳するとき、車道偏移を代表し、このとき、該2本の縦線は警告パターンを以て警告する。
D.該表示モジュール上に第2車両位置パターンを表示し、該2本の縦線の中間と該第1車両位置パターンの上方に、該第2車両位置パターンは前方車両の位置を代表し、該第2車両位置パターンは、該距離測定モジュールが検出する前方車両との距離の変化に基づき上下に移動する。
E.該表示モジュール上に安全車間距離パターンを表示し、該安全車間距離パターンは該第1車両位置パターンと該第2車両位置パターンの間に設け、該安全車間距離パターンの長さは、該速度測定モジュールが測定する本車の速度変化に基づき変更する。
【0030】
該表示ステップAにおいて、該映像認識モジュールが車道線を検出しないときは、該2本の縦線は隠されて表示されない。
【0031】
該表示ステップCにおいて、該警告パターンは、該2本の縦線のフラッシュ方式で警告する。
【0032】
該表示ステップCにおいて、該警告パターンは、該2本の縦線の変色方式で警告する。
【0033】
該表示ステップDにおいて、該距離測定モジュールが前方車両が遠すぎるか或いは車両がないことを検出すると、該第2車両位置パターンは隠されて表示されない。
【0034】
該表示ステップDにおいて、該距離測定モジュールが環境不良を検出して正確に前方車両位置を判断できないとき、該第2車両位置パターンはその他の表示パターンに変更され、該表示パターンはクエスチョンマーク或いは点線パターンとされる。
【0035】
該表示ステップEにおいて、該安全車間距離パターンは、該第2車両位置パターンを上端とし、車両の速度変化に伴い、下向きに延長されるか短縮される。
【0036】
該表示ステップEにおいて、該安全車間距離パターンが下向きに延長されて該第1車両位置パターンに接触するとき、前方車間距離が短すぎることを代表し、不安全な状態にあることを代表する。該安全車間距離パターンはフラッシュ或いは変色により警告する。
【0037】
該表示ステップEにおいて、該安全車間距離パターンは、該第2車両位置パターンを上端とし、車両の速度変化に伴い、下向きに延長されるか短縮され、該安全車間距離パターンが下向きに延長されて該第1車両位置パターンに接触するとき、前方車間距離が短すぎることを代表し、不安全な状態にあることを代表する。該運転安全警告装置はさらにスピーカーモジュールを包含し、音声メッセージを発生して警告する。
【0038】
該表示ステップEにおいて、該安全車間距離パターンは、該第1車両位置パターンを底端とし、本車の速度変化に伴い、上向きに延長されるか短縮される。
【0039】
該表示ステップEにおいて、該安全車間距離パターンが上向きに延長されて該第2車両位置パターンと接触するとき、前方車間距離が短すぎることを代表し、不安全な状態にあることを代表する。該安全車間距離パターンはフラッシュ或いは変色により警告する。
【0040】
該表示ステップEにおいて、該安全車間距離パターンは、該第1車両位置パターンを底端とし、本車の速度変化に伴い、上向きに延長されるか短縮される。該安全車間距離パターンが上向きに延長されて該第2車両位置パターンと接触するとき、前方車間距離が短すぎることを代表し、不安全な状態にあることを代表する。該運転安全警告装置はさらにスピーカーモジュールを包含し、音声メッセージを発生して警告する。
【発明の効果】
【0041】
総合すると、本発明の運転安全距離表示方法は、運転安全警告装置を利用して実施され、各種の異なる道路状況の仮想イメージを表示することで、ドライバーに予防的に事前に運転の偏移の状況を警告し、これにより運転の安全を確保する。
【図面の簡単な説明】
【0042】
図1】周知の技術のブロック図である。
図2】周知の技術の操作方法の実施フローチャートである。
図3】本発明の第1実施例の表示方法実施ステップ図である。
図4】本発明の第1実施例のブロック図である。
図5】本発明の表示フレーム表示図である(一)。
図6】本発明の表示フレーム表示図である(二)。
図7】本発明の第2実施例の表示方法実施ステップ図である。
図8】本発明の第2実施例のブロック図である。
図9】本発明の表示フレーム表示図である(三)。
図10】本発明の表示フレーム表示図である(四)。
図11】本発明の表示フレーム表示図である(五)。
図12】本発明の第3実施例の表示方法実施ステップ図である。
図13】本発明の第3実施例のブロック図である。
図14】本発明の表示フレーム表示図である(六)。
図15】本発明の表示フレーム表示図である(七)。
【発明を実施するための形態】
【0043】
図3、4は本発明の第1実施例を示す。それは、運転安全警告装置4を包含し、それは電気的にマイクロプロセッサPに接続され、該運転安全警告装置4は表示モジュール41と映像認識モジュール42を包含する。
【0044】
該表示モジュール41は、異なるイメージにより異なる道路状況を表示し、該表示モジュール41が表示するフレームDは、該運転安全警告装置4がドローイングする仮想イメージ(図5のとおり)とされ、撮像レンズ421を利用して撮影した実景フレーム上にさらにドローイングしたイメージではない。
【0045】
該映像認識モジュール42は、撮像レンズ421と映像認識ソフト422を包含し、該映像認識ソフト422は該撮像レンズ421が撮影したフレームに対して映像認識し、該映像認識ソフト422は2本の車道線を検出せず、1本の車道線のみ検出するとき、正常な車道の幅より引き算してもう1本の車道線との距離を計算する。
【0046】
該運転安全警告装置4の基本構造の下で、本発明の運転安全距離表示方法3はその表示ステップ(図3に示されるとおり)が、以下を包含する。
【0047】
ステップ31において、該表示モジュール41上に2本の縦線51を表示する(図5に示されるとおり)。該2本の縦線51は、本車(ドライバーが運転中の車両)両側の車道線を代表し、該2本の縦線51は、1本の直線に限定されず、実際の道路の車道線に照らしてドローイングされる仮想イメージであり、実際の道路の車道線が曲線の時は、該2本の縦線51もそれに対応して曲線とされる。
【0048】
ステップ32において、該表示モジュール41上に第1車両位置パターン52を表示する。該第1車両位置パターン52は本車の位置を代表し、該第1車両位置パターン52は該2本の縦線51の中間に置き、該第1車両位置パターン52は、該映像認識モジュール42が検出した本車の車道間における実際位置に基づき左右に移動させる。
【0049】
ステップ33において、該表示モジュール41上に表示した該第1車両位置パターン52と該2本の縦線51が重畳するとき(図6のとおり)、車道偏移を代表し、このとき、該2本の縦線51は警告パターンを以て警告する。
【0050】
該表示ステップ31において、該映像認識モジュール42が車道線を検出しないときは、該2本の縦線51は隠されて表示されない。
【0051】
該表示ステップ33において、該警告パターンは、該2本の縦線51のフラッシュ方式で警告する。
【0052】
該表示ステップ33において、該警告パターンは、該2本の縦線51の変色方式で警告する。
【0053】
図7、8は本発明の第2実施例を示す。それは、運転安全警告装置7を包含し、それは電気的にマイクロプロセッサPに接続され、該運転安全警告装置7は、表示モジュール71、映像認識モジュール72、及び距離測定モジュール73を包含する。
【0054】
該表示モジュール71は、異なるイメージにより異なる道路状況を表示し、該表示モジュール71が表示するフレームDは、該運転安全警告装置7のドローイングする仮想イメージ(図5に示されるとおり)とされ、撮像レンズ721を利用して撮影した実景フレーム上にさらにドローイングしたイメージではない。
【0055】
該映像認識モジュール72は、撮像レンズ721と映像認識ソフト722を包含し、該映像認識ソフト722は、該撮像レンズ721が撮影したフレームに基づき映像認識し、該映像認識ソフト722は、2本の車道線を検出せず、1本の車道線のみ検出するとき、正常な車道の幅より引き算してもう1本の車道線との距離を計算する。
【0056】
該距離測定モジュール73は、本車と前方車両との間の距離を測定し、測定方式は、映像測距、レーダー測距、或いは赤外線測距等の測定技術とされる。
【0057】
該運転安全警告装置7は、さらにスピーカーモジュール74を包含する。
【0058】
該運転安全警告装置7の構造の下で、本発明の運転安全距離表示方法6は、その表示ステップが、図7に示されるとおり、以下を包含する。
【0059】
ステップ61において、該表示モジュール71上に2本の縦線51を表示する(図5のとおり)。該2本の縦線51は、本車(ドライバーが運転中の車両)両側の車道線を代表し、該2本の縦線51は1本の直線に限定されず、実際の道路の車道線に照らしてドローイングされる仮想イメージであり、実際の道路の車道線が曲線の時は、該2本の縦線51もそれに対応して曲線とされる。
【0060】
ステップ62において、該表示モジュール71上に第1車両位置パターン52を表示し、該第1車両位置パターン52は本車の位置を代表し、該第1車両位置パターン52は該2本の縦線51の中間に置き、該第1車両位置パターン52は、該映像認識モジュール72が検出した本車の車道間における実際位置に基づき、左右に移動させる。
【0061】
ステップ63において、該表示モジュール71上に表示した該第1車両位置パターン52と該2本の縦線51が重畳するとき(図6のとおり)、車道偏移を代表し、このとき、該2本の縦線51は警告パターンを以て警告する。
【0062】
ステップ64において、該表示モジュール71上に第2車両位置パターン53を表示し、該2本の縦線51の中間と該第1車両位置パターン52の上方(図9のとおり)に、該第2車両位置パターン53は前方車両の位置を代表し、該第2車両位置パターン53は、該距離測定モジュール73が検出する前方車両との距離の変化に基づき上下に移動する。
【0063】
該表示ステップ61において、該映像認識モジュール72が車道線を検出しないときは、該2本の縦線51は隠されて表示されない。
【0064】
該表示ステップ63において、該警告パターンは、該2本の縦線51のフラッシュ方式で警告する。
【0065】
該表示ステップ63において、該警告パターンは、該2本の縦線51の変色方式で警告する。
【0066】
ステップ64において、該距離測定モジュール73が前方車両が遠すぎるか或いは車両がないことを検出すると、該第2車両位置パターン53は隠されて表示されない。
【0067】
該表示ステップ64において、該距離測定モジュール73が環境不良を検出して正確に前方車両位置を判断できないとき、該第2車両位置パターン53はその他の表示パターンに変更され、該表示パターンはクエスチョンマーク或いは点線パターンとされる。
【0068】
上述の本発明の運転安全距離表示方法6は、さらに表示ステップ65を包含し、該表示ステップ65において、該第1車両位置パターン52は、車の速度変化に伴い、上向きに延長されるか短縮される(図10のとおり)。
【0069】
該表示ステップ65において、該第1車両位置パターン52が延長されて第2車両位置パターン53に接触するとき(図11のとおり)は、前方車両との距離が短すぎて、安全でない状態にあることを代表する。該第1車両位置パターン52は、フラッシュ或いは変色で警告し、さらに、該スピーカーモジュール74で音声メッセージ(言葉或いはアラーム音)で警告を発生する。
【0070】
図12、13に示されるのは、本発明の第3実施例であり、それは、運転安全警告装置9を包含し、それは電気的にマイクロプロセッサPに接続され、該運転安全警告装置9は、表示モジュール91、映像認識モジュール92、距離測定モジュール93、及び速度測定モジュール95を包含する。
【0071】
該表示モジュール91は、異なるイメージにより異なる道路状況を表示し、該表示モジュール91が表示するフレームDは、該運転安全警告装置9がドローイングする仮想イメージ(図5のとおり)とされ、撮像レンズ921で撮影した実景フレーム上にさらにドローイングしたものではない。
【0072】
該映像認識モジュール92は、撮像レンズ921と映像認識ソフト922を包含し、該映像認識ソフト922は、該撮像レンズ921が撮影したフレームに対して映像認識し、該映像認識ソフト922が2本の車道線を検出せず、1本の車道線のみ検出するとき、正常な車道の幅より引き算してもう1本の車道線との距離を計算する。
【0073】
該距離測定モジュール93は、本車と前方車両との間の距離を測定し、その測定方法は、映像測距、レーダー測距、或いは赤外線測距等の測定技術とされる。
【0074】
該速度測定モジュール95は、本車の速度を測定し、測定方式は、車両が提供する速度信号を受け取るか、或いはGPS速度測定技術とされる。
【0075】
該運転安全警告装置9は、さらにスピーカーモジュール94を包含する。
【0076】
該運転安全警告装置9の構造の下、本発明の運転安全距離表示方法8は、その表示ステップが、図12に示されるように、以下を包含する。
【0077】
ステップ81において、該表示モジュール91上に2本の縦線51を表示する(図5のとおり)。該2本の縦線51は、本車(ドライバーが運転中の車両)両側の車道線を代表し、該2本の縦線51は、1本の直線に限定されず、実際の道路の車道線に照らしてドローイングされる仮想イメージであり、実際の道路の車道線が曲線の時は、該2本の縦線51もそれに対応して曲線とされる。
【0078】
ステップ82において、該表示モジュール91上に第1車両位置パターン52を表示する。該第1車両位置パターン52は本車の位置を代表し、該第1車両位置パターン52は該2本の縦線51の中間に置き、該第1車両位置パターン52は、該映像認識モジュール92が検出した本車の車道間における実際位置に基づき左右に移動させる。
【0079】
ステップ83において、該表示モジュール91上に表示した該第1車両位置パターン52と該2本の縦線51が重畳するとき(図6のとおり)、車道偏移を代表し、このとき、該2本の縦線51は警告パターンを以て警告する。
【0080】
ステップ84において、該表示モジュール91上に第2車両位置パターン53を表示し、該2本の縦線51の中間と該第1車両位置パターン52の上方(図9のとおり)に、該第2車両位置パターン53は前方車両の位置を代表し、該第2車両位置パターン53は、該距離測定モジュール93が検出する前方車両との距離の変化に基づき上下に移動する。
【0081】
ステップ85において、該表示モジュール91上に安全車間距離パターン54を表示し(図14のとおり)、該安全車間距離パターン54は該第1車両位置パターン52と該第2車両位置パターン53の間に設け、該安全車間距離パターン54の長さは、該速度測定モジュールが測定する本車の速度変化に基づき変更する。
【0082】
該ステップ81において、該映像認識モジュール92が車道線を検出しないときは、該2本の縦線51は隠されて表示されない。
【0083】
該ステップ83において、該警告パターンは、該2本の縦線51のフラッシュ方式で警告する。
【0084】
該ステップ83において、該警告パターンは、該2本の縦線51の変色方式で警告する。
【0085】
該ステップ84において、該距離測定モジュール93が前方車両が遠すぎるか或いは車両がないことを検出すると、該第2車両位置パターン53は隠されて表示されない。
【0086】
該ステップ84において、該距離測定モジュール93が環境不良を検出して正確に前方車両位置を判断できないとき、該第2車両位置パターン53はその他の表示パターンに変更され、該表示パターンはクエスチョンマーク或いは点線パターンとされる。
【0087】
該ステップ85において、該安全車間距離パターン54は、該第2車両位置パターン53を上端とし(図14のとおり)、車両の速度変化に伴い、下向きに延長されるか短縮される。
【0088】
該ステップ85において、該安全車間距離パターン54が下向きに延長されて該第1車両位置パターン52に接触するとき、前方車間距離が短すぎることを代表し、不安全な状態にあることを代表する。該安全車間距離パターンはフラッシュ或いは変色により警告し、さらに、該スピーカーモジュール94により音声メッセージ(言葉或いはアラーム音)を発生して警告する。
【0089】
該ステップ85において、該安全車間距離パターン54は、該第1車両位置パターン52を底端とし、車の速度変化に伴い、上向きに延長されるか短縮される(図15のとおり)。
【0090】
該ステップ85において、該安全車間距離パターン54が上向きに延長されて該第2車両位置パターン53に接触する時、前方車間距離が短すぎ、安全でない状況にあることを代表する。該安全車間距離パターン54は、フラッシュ或いは変色を以て警告し、さらに該スピーカーモジュール94で音声メッセージ(言葉或いはアラーム音)を発生して警告する。
【符号の説明】
【0091】
11 ポータブル電子装置
12 撮像レンズ
121 リアルタイム路面画像
13 スピーカー
14 演算ユニット
141 画像分析ソフト
15 表示ユニット
16 振動ユニット
21 ステップ
22 ステップ
23 ステップ
24 ステップ
25 ステップ
3 方法
31 ステップ
32 ステップ
33 ステップ
4 運転安全警告装置
41 表示モジュール
42 映像認識モジュール
421 撮像レンズ
422 映像認識ソフト
P マイクロプロセッサ
D 表示フレーム
51 2本の縦線
52 第1車両位置パターン
53 第2車両位置パターン
54 安全車間距離パターン
6 方法
61 ステップ
62 ステップ
63 ステップ
64 ステップ
65 ステップ
7 運転安全警告装置
71 表示モジュール
72 映像認識モジュール
721 撮像レンズ
722 映像認識ソフト
73 距離測定モジュール
74 スピーカーモジュール
8 方法
81 ステップ
82 ステップ
83 ステップ
84 ステップ
85 ステップ
9 運転安全警告装置
91 表示モジュール
92 映像認識モジュール
921 撮像レンズ
922 映像認識ソフト
93 距離測定モジュール
94 スピーカーモジュール
95 速度測定モジュール
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9
図10
図11
図12
図13
図14
図15