【実施例】
【0038】
例1
Omini Mixer Homogenizer(Omini International Co.)を5分間使用して、10gの8−CNVE[CF
2=CF−O−(CF
2)
3−O−CF(CF
3)−CN]、135gの脱イオン(DI)水および5gの20質量%パーフルオロオクタン酸アンモニウム(APFO)水溶液を含む水性エマルションを調製した。この溶液を「ストック溶液A」と称する。
【0039】
およそ1500gの脱イオン水、300gの20質量%APFO水溶液および16gの8−CNVEを脱酸素した4リットル反応器に入れた。次いで、190gのTFEおよび300gのPMVEを反応器に加えた。次いで、反応器を2285KPaで70℃に加熱し、202gの過硫酸アンモニウム(APS)水溶液(2gのAPSが200gの脱イオン水に溶解)を2分以内に供給して重合反応を開始した。反応圧力が1800KPaに低下したら、105gのストック溶液Aを120gの脱イオン水および20gのTFEとともに3分以内に反応器に入れた。次いで、150.5gのAPS溶液(0.5gのAPSを150gの脱イオン水に溶解)を1分以内に反応器に供給した。反応圧力が1600KPaに低下したら、45gのストック溶液Aを150gの脱イオン水および20gのTFEとともに1分以内に反応器に入れた。次いで、150.5gのAPS溶液(0.5gのAPSを150g脱イオン水に溶解)を1分以内に反応器に供給した。反応開始から221分後に518KPaで重合反応を停止した。反応器を冷却し、残存ガスをパージした。16.9質量%の固形分を含むエマルションラテックスを得た。
【0040】
仕上げプロセス1
およそ10mLの硝酸(最低65%、半導体グレード、Riedel−deHaen)を、ポリプロピレン(PP)ビーカー中の200mLのエマルションラテックス(実質的に例1にしたがい調製)に、室温で攪拌しながら導入した。液体をデカンテーションし、次いで沈殿した固体を200mLのメタノール(半導体グレード、Riedel−deHaen)に室温で浸漬した。24時間後、メタノールをデカンテーションし、ポリマーを200mLのメタノール(半導体グレード、Riedel−deHaen)で洗浄した。ポリマーを、対流オーブン中、120℃で12時間乾燥した。
【0041】
仕上げプロセス2
手順は上記と同じであるが、使用した硝酸はACS試薬グレード(70%、Aldrich)であり、使用したメタノールはPRAグレード(99.9%、Aldrich)であった。
【0042】
2つの乾燥したポリマー試料を、16種の金属元素に関して、誘導結合プラズマ−質量分析法(ICP−MS)により分析した。表1に、ポリマー中の金属イオン濃度を列記する。
【0043】
固体
19F NMRを実施し、ポリマーの組成をキャラクタリゼーションした。このポリマー試料は62.4モル%のTFE、36.6モル%のPMVEおよび1.0モル%の8−CNVEを含んでいた。
【0044】
例2
Omini Mixer Homogenizerを5分間使用して、10gの8−CNVE[CF
2=CF−O−(CF
2)
3−O−CF(CF
3)−CN]、136gの脱イオン水および4gの20質量%APFO水溶液を含む水溶液を調製した。この溶液を「ストック溶液B」と称する。
【0045】
およそ1500gの脱イオン水、300gの20質量%APFO水溶液および16gの8−CNVEを脱酸素した4リットル反応器に入れた。次いで、190gのTFEおよび320gのPMVEを反応器に加えた。次いで、反応器を2347KPaで70℃に加熱し、200.5gのAPS水溶液(0.5gのAPSが200gの脱イオン水に溶解)を1分以内に供給して重合反応を開始した。反応圧力が1900KPaに低下したら、105gのストック溶液Bを120gの脱イオン水および20gのTFEとともに2分以内に反応器に入れた。反応圧力が1700KPaに低下したら、45gのストック溶液Bを150gの脱イオン水および20gのTFEとともに2分以内に反応器に入れた。反応開始から367分後に600KPaで重合反応を停止した。反応器を冷却し、残存ガスをパージした。18.2質量%の固形分を含むエマルションラテックスを得た。
【0046】
PPビーカー中で、20mLの硝酸(70%、ACS試薬、Aldrich)により、およそ400mLのエマルションラテックスを室温で凝固させた。液体をデカンテーションし、次いで、沈殿した物質を400mLのメタノール(99.9%、PRAグレード、Aldrich)に室温で24時間浸漬した。次いで、メタノールをデカンテーションし、物質を400mLのメタノール(99.9%、PRAグレード、Aldrich)で洗浄した。メタノールをデカンテーションし、次いで、洗浄した物質を対流オーブン中、70℃で48時間乾燥した。
【0047】
ポリマーから検出されたAPFO残渣は0.3ppmであった。固体
19F NMRにより、61.7モル%のTFE、37.3モル%のPMVEおよび1.0モル%の8−CNVEを有することが示された。
【0048】
ARESレオメーター(Rheometrics)を硬化プロセスのモニターに使用した。直径が8mmで厚さが約0.8mmのディスクを100℃で2分間ポリマーから成型した。ディスクを直径8mmの2枚の平行な板の間に60℃で100秒置き、次いで、出発温度60℃から加熱速度80℃/分で硬化温度に加熱した。硬化は、10rad/秒の周波数、0.1%の歪みおよび硬化温度で空気中で実施した。トルクおよびtanδ=G”/G’を時間とともにモニターした(G’は貯蔵剪断弾性率であり、G”は損失弾性剪断率である)。硬化曲線を
図1に示す。
【0049】
クラムポリマーを、300℃および1727psiで1時間AS−568A K214(エアロスペーススタンダードO−リングサイズ)に成型し、次いで、空気中、300℃で24時間後硬化した。つくられたO−リングは透明であった。
【0050】
ASTM D 395−01 方法Bに大部分基づき、O−リングの圧縮永久歪を測定した。しかし、ASTM法には、どの程度すぐに、または何度で試験検体を試験装置から除くべきかについて定量的な時間または温度の尺度がない。試験検体を異なる温度で試験装置から外す場合、異なる圧縮永久歪の値が得られる。この問題を避けるため、試験装置から外された試験検体を試験温度に1時間再加熱し、次いで、ASTM D 395−01に基づき、すなわち30分間冷却などで測定した。圧縮永久歪の値を表3に示す。
【0051】
例3
Omini Mixer Homogenizerを5分間使用して、10gの8−CNVE[CF
2=CF−O−(CF
2)
3−O−CF(CF
3)−CN]、480gの脱イオン水および10gの20質量%APFO水溶液を含む水溶液を調製した。この溶液を「ストック溶液C」と称する。
【0052】
およそ1500gの脱イオン水、300gの20質量%APFO水溶液および16gの8−CNVEを脱酸素した4リットル反応器に入れた。次いで、260gのTFEおよび300gのPMVEを反応器に加えた。次いで、反応器を2584KPaで70℃に加熱し、200.2gのAPS水溶液(0.2gのAPSが200gの脱イオン水に溶解)を1分以内に供給して重合反応を開始した。ついで、ストック溶液Cを以下のとおり反応器に供給した。
【0053】
【表1】
【0054】
反応圧力が2120KPaに低下したら、20gのTFEを1分以内に反応器に入れた。反応圧力が1920KPaに低下したら、さらに20gのTFEを1分以内に反応器に入れた。反応開始から219分後に、1200KPaで重合反応を停止した。反応器を冷却し、残存ガスをパージした。15.9質量%の固形分を含むエマルションラテックスを得た。
【0055】
凝固プロセスは、例1に示した第1の仕上げプロセスと実質的に同じであった。ポリマーを、対流オーブン中で、70℃で48時間乾燥した。
【0056】
乾燥したポリマー試料を、16種の金属元素に関してICP−MSにより分析した。表1は、ポリマー中の金属イオン濃度を列記している。
【0057】
ポリマーから検出されたAPFO残渣は1.2ppmであった。固体
19F NMRにより測定すると、このポリマーは、74.9モル%のTFE、24.2モル%のPMVEおよび0.9モル%の8−CNVEを有していた。
【0058】
クラムポリマーを300℃および1658psiで5分間加熱し、AS−568A K214 O−リングに成型し、次いで空気中、250℃で24時間後硬化した。つくられたO−リングは透明であった。圧縮永久歪の値を表3に示す。同じ成型条件、加熱条件および後硬化条件で、クラムポリマーを、Kapton(登録商標)フィルムの間で厚さ1mmのフィルムに成型および硬化した。架橋したフィルムの純度を表1に示す。
【0059】
例4
およそ1800gの脱イオン水および180gの20質量%APFO水溶液を、脱酸素した4リットル反応器に入れた。次いで、3.6gの8−CNVE[CF
2=CF−O−(CF
2)
5−CN]、76gのPMVEおよび62.8gのTFEを反応器に加えた。
【0060】
反応器を60℃に加熱し、次いで、TFEとPMVEの混合物(55/45、質量/質量)を、圧力が920KPaに増すまで反応器に入れた。次いで、6gのAPSと4gの25質量%亜硫酸アンモニウムを含む水溶液200mLを反応器に加えて、重合反応を開始した。
【0061】
開始反応が始まったら、8−CNVEを0.143g/分の速度で反応器に連続的に加え、TFEとPMVEの混合物(55/45、質量/質量)も反応器に連続的に供給して、反応圧力を930〜950KPaに保った。
【0062】
反応開始から440分後、8−CNVEおよびTFEとPMVEの混合物の供給を停止した。反応器を1時間そのままの状態にしておいた。次いで、反応器を冷却し、残存ガスをパージした。27.5質量%の固形分を含むエマルションラテックスを得た。
【0063】
凝固プロセスは、例1に示した第1の仕上げプロセスと同じである。対流オーブン中でポリマーを70℃で48時間乾燥した。
【0064】
乾燥したポリマー試料を、16種の金属元素に関してICP−MSにより分析した。表1は、ポリマー中の金属イオン濃度を列記している。
【0065】
ポリマーから検出されたAPFO残渣は0.8ppmであった。固体
19F NMRを実施して、ポリマーの組成をキャラクタリゼーションした。このポリマー試料は、69.6モル%のTFE、29.2モル%のPMVEおよび1.2モル%の8−CNVEを有していた。
【0066】
ARESレオメーター(Rheometrics)を硬化プロセスのモニターに使用した。直径が8mmで厚さが約0.8mmのディスクを100℃で2分間ポリマーから成型した。ディスクを直径8mmの2枚の平行な板の間に置いた。硬化は、10rad/秒の周波数、0.5%の歪みおよび空気中での約250℃の加熱で実施した。トルクおよびtanδ=G”/G’を時間とともにモニターした。硬化曲線を
図2に示す。
【0067】
クラムポリマーを、250℃および1727psiで30分間加熱しAS−568A K214 O−リングに成型し、次いで、空気中、90℃で4時間、204℃で24時間、288℃で24時間後硬化した。つくられたO−リングは透明であった。圧縮永久歪の値を表3に示す。クラムポリマーを同じ成型条件および後硬化条件で、Kapton(登録商標)フィルムの間で厚さ1mmのフィルムに成型した。架橋したフィルムの純度を表1に示す。
【0068】
例5
Omini Mixer Homogenizerを5分間使用して、5gの8−CNVE[CF
2=CF−O−(CF
2)
3−O−CF(CF
3)−CN]、490gの脱イオン水および10gの20質量%APFO水溶液を含む水溶液を調製した。この溶液を「ストック溶液E」と称する。
【0069】
およそ1500gの脱イオン水、300gの20質量%APFO水溶液および8gの8−CNVEを脱酸素した4リットル反応器に入れた。次いで、190gのTFEおよび300gのPMVEを反応器に加えた。次いで、反応器を2258KPaで70℃に加熱し、200.5gのAPS水溶液(0.5gのAPSが200gの脱イオン水に溶解)を1分以内に供給して重合反応を開始した。ついで、ストック溶液Eを以下のとおり反応器に供給した。
【0070】
【表2】
【0071】
反応圧力が1800KPaに低下したら、20gのTFEを1分以内に反応器に入れた。反応圧力が1600KPaに低下したら、さらに20gのTFEを1分以内に反応器に入れた。反応開始から198分後に、600KPaで重合反応を停止した。反応器を冷却し、残存ガスをパージした。17.3質量%の固形分を含むエマルションラテックスを得た。FTIRにより測定して、ポリマーは、49.6質量%のTFE、48.5質量%のPMVEおよび1.9質量%の8−CNVEを有していた。
【0072】
ヒュームドシリカ(1.73g)(R812、Degussa)を50mLの2−プロパノール(IPA)(99.8%、PRグレード、Aldrich)に分散した。次いで、このヒュームドシリカIPA分散体を、攪拌しながら室温で100gのポリマーエマルションに導入した。この混合物を5mLの硝酸(70%、ACS試薬、Aldrich)により凝固した。液体をデカンテーションし、次いで、沈殿した物質を、室温で24時間100mLのメタノール(99.9%、PRAグレード、Aldrich)に浸漬した。次いで、メタノールをデカンテーションし、物質を100mLのメタノールで洗浄した。次いで、メタノールをデカンテーションし、洗浄した物質を対流オーブン中、70℃で48時間乾燥した。
【0073】
乾燥したポリマー試料を、16種の金属元素に関してICP−MSにより分析した。表2は、ポリマー中の金属イオン濃度を列記している。乾燥したシリカ充填ポリマー中に検出されたAPFO残渣は2ppm未満であった。
【0074】
シリカ充填ポリマーを、250℃および1727psiで30分間加熱しAS−568A K214 O−リングに成型し、次いで、空気中、250℃で24時間後硬化した。圧縮永久歪の値を表3に示す。
【0075】
例6 TFE−PMVE−8CNVEターポリマーエマルションの調製
Omini Mixer Homogenizerを5分間使用して、20gの8−CNVE[CF
2=CF−O−(CF
2)
3−O−CF(CF
3)−CN]、490gの脱イオン水および11gの20質量%APFO水溶液を含む水溶液を調製した。この溶液を「ストック溶液F」と称する。
【0076】
およそ1500gの脱イオン水、300gの20質量%APFO水溶液および32gの8−CNVEを脱酸素した4リットル反応器に入れた。次いで、190gのTFEおよび300gのPMVEを反応器に加えた。次いで、反応器を2250KPaで70℃に加熱し、200.5gのAPS水溶液(0.5gのAPSが200gの脱イオン水に溶解)を2分以内に供給して重合反応を開始した。ついで、ストック溶液Fを以下のとおり反応器に供給した。
【0077】
【表3】
【0078】
反応圧力が1800KPaに低下したら、20gのTFEを1分以内に反応器に入れた。反応圧力が1600KPaに低下したら、さらに20gのTFEを1分以内に反応器に入れた。反応開始から465分後に、730KPaで重合反応を停止した。反応器を冷却し、残存ガスをパージした。17.4質量%の固形分を含むエマルションラテックスを得た。固体
19F NMRにより測定して、ポリマーは、58.7モル%のTFE、38.2モル%のPMVEおよび3.1モル%の8−CNVEを有していた。
【0079】
8−CNVE官能化ナノPTFEエマルションの調製
およそ1700gの脱イオン水、300gの20質量%APFO水溶液、45gのヘキサフルオロベンゼン(HFB)および3.5gの8−CNVE[CF
2=CF−O−(CF
2)
3−O−CF(CF
3)−CN]を脱酸素した4リットル反応器に入れた。次いで、130gのTFEを反応器に加えた。次いで、反応器を1200KPaで70℃に加熱し、200.5gのAPS水溶液(0.5gのAPSを200gの脱イオン水に溶解)を3分以内に供給して重合反応を開始した。約820gのTFEを反応器に供給して、322分間定圧1200KPaを保った。反応器を冷却し、残存ガスをパージした。24.2質量%の固形分を含むナノエマルションラテックスを得た。PTFE粒子の平均径は、動的光散乱(90Plus、Brookhaven Instruments)により測定して直径19.4nmであった。固体
19F NMRにより測定して、ポリマーは、99.9モル%のTFEおよび0.1モル%の8−CNVEを有していた。
【0080】
およそ100gのターポリマーエマルションを、14.4gのナノPTFEエマルションと混合した。エマルション混合物を5mLの硝酸(70%、ACS試薬、Aldrich)で凝固した。液体をデカンテーションし、次いで、沈殿した物質を、室温で24時間100mLのメタノール(99.9%、PRAグレード、Aldrich)に浸漬した。次いで、メタノールをデカンテーションし、物質を100mLのメタノールで洗浄した。次いで、メタノールをデカンテーションし、洗浄した物質を対流オーブン中、70℃で48時間乾燥し、官能化ナノPTFE充填ポリマー複合材を形成した。乾燥したポリマー中に検出されたAPFO残渣は2ppm未満であった。
【0081】
官能化ナノPTFE充填ポリマーを、300℃および1727psiで30分間AS−568A K214 O−リングに成型し、次いで、空気中、250℃で24時間後硬化した。つくられたO−リングは透明であった。圧縮永久歪の値を表3に示す。
【0082】
例7 8−CNVE官能化ナノPTFEエマルションの調製
およそ1700gの脱イオン水、300gの20質量%APFO水溶液、45gのHFBおよび7gの8−CNVE[CF
2=CF−O−(CF
2)
3−O−CF(CF
3)−CN]を脱酸素した4リットル反応器に入れた。次いで、120gのTFEを反応器に加えた。次いで、反応器を12barで70℃に加熱し、200.5gのAPS水溶液(0.5gのAPSを200gの脱イオン水に溶解)を3分以内に供給して重合反応を開始した。760gのTFEを反応器に供給して、447分間定圧12barを保った。反応器を冷却し、残存ガスをパージした。26.8質量%の固形分を含むエマルションラテックスを得た。PTFE粒子の平均径は、動的光散乱により測定して直径24.3nmであった。固体
19F NMRにより測定して、ポリマーは、99.8モル%のTFEおよび0.2モル%の8−CNVEを有していた。
【0083】
例6でつくったターポリマーエマルションのおよそ100gを、13gのナノPTFEエマルションと混合した。エマルション混合物を5mLの硝酸(70%、ACS試薬、Aldrich)で凝固した。液体をデカンテーションし、次いで、沈殿した物質を、室温で24時間100mLのメタノール(99.9%、PRAグレード、Aldrich)に浸漬した。次いで、メタノールをデカンテーションし、物質を100mLのメタノールで洗浄した。次いで、メタノールをデカンテーションし、洗浄した物質を対流オーブン中、70℃で48時間乾燥した。
【0084】
乾燥したポリマー試料を、16種の金属元素に関してICP−MSにより分析した。表2は、ポリマー中の金属イオン濃度を列記している。得られた乾燥した官能化ナノPTFE充填ポリマー中に検出されたAPFO残渣は2ppm未満であった。
【0085】
官能化ナノPTFE充填ポリマーを、300℃および1727psiで30分間加熱しAS−568A K214 O−リングに成型し、次いで、空気中、250℃で24時間後硬化した。つくられたO−リングは透明であった。圧縮永久歪の値を表3に示す。
【0086】
【表4】
【0087】
【表5】
【0088】
【表6】