(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
【発明を実施するための形態】
【0012】
以下、本発明の好ましい実施形態について、図面を参照して具体的に説明するが、本発明はこれらの実施形態には限定されない。本実施形態において、コンテンツは、映像(画像も含む、以下同様。)データおよび/または音声データ等である。
【0013】
図1に示すように、AVアンプ(コンテンツ受信装置、リピータ機器)20の入力側には1又は複数のコンテンツ送信装置(ソース機器、本例ではBD(ブルーレイディスク)プレーヤ10)が接続可能である。AVアンプ20の出力側には、コンテンツ受信装置(シンク機器、本例ではディスプレイ装置40)が接続可能である。BDプレーヤ10、AVアンプ20及びディスプレイ装置40は、例えばHDMI規格に準拠しており、HDMIケーブルを介して相互に接続されている。
【0014】
[BDプレーヤの構成]
BDプレーヤ10は、再生部11と、HDMI送信部12と、制御部13と、メモリ14と、操作部15と、表示部16と、HDMI出力端子17とを概略備える。再生部11は、挿入されたBDディスク(以下、単にディスクという。)から映像データおよび音声データを再生し、HDMI送信部12に供給する。HDMI送信部12は、再生部11から供給された映像データおよび音声データからHDMI規格のデータ(以下、HDMIデータという。)を生成し、HDMI出力端子17を介して、AVアンプ20に供給する。
【0015】
制御部13は、メモリ(ROM、RAM等)14に格納されているBDプレーヤ10の動作プログラムに基づいて、BDプレーヤ10の各部を制御するものであり、マイコンやCPU等である。
【0016】
メモリ14には、BDプレーヤ10の設定項目に関する情報や、現在設定されている設定項目の情報が記憶されている。制御部13は、メモリ14に記憶されているBDプレーヤ10の設定項目に関する情報(および必要に応じて現在設定されている設定項目の情報)を、AVアンプ20の制御部24に送信する。この情報は、HDMIケーブルの高速通信チャネルであるHEC(HDMI Ethernet(登録商標) Channel)を介して送信されてもよく、CECラインを介して送信されてもよい。または、HDMI以外の他の通信ラインを介して送信されてもよい。
【0017】
図2は、BDプレーヤ10の設定項目を示す一覧である。例えば、設定項目は、「1.映像設定」、「2.音声設定」、「3.言語設定」に関する各設定項目を含む。
図2に示す設定項目の各情報がAVアンプ1の制御部24に供給される。また、
図2の一覧において、最終階層(つまり、一番右側の階層)の各設定項目のうち、現在設定されている設定項目がAVアンプ1の制御部24に供給される。例えば、「1.映像設定」の「TV画面形状」として「16:9ワイド」が設定されている場合、現在設定されている設定項目として「16:9ワイド」がAVアンプ1の制御部24に供給される。
【0018】
制御部13は、AVアンプ20の制御部24から設定変更指示を受信すると、受信した設定変更指示に含まれている設定項目に、BDプレーヤ10の設定を変更する。例えば、AVアンプ20から「1.映像設定」の「TV画面形状」として「4:3レターボックス」に変更する指示を受信した場合、制御部13は、BDプレーヤ10の映像設定を「4:3レターボックス」に変更し、かつ、現在設定されている設定項目としてメモリ14に記憶させる。
【0019】
[AVアンプの構成]
図1に示すように、AVアンプ20は、HDMI受信部21と、HDMI送信部22と、設定画面生成部23と、制御部24と、メモリ(ROM、RAM等)25と、音声処理部26と、操作部27と、表示部28と、HDMI入力端子29A〜29Cと、HDMI出力端子30とを概略備える。制御部24は、メモリ25に格納されているAVアンプの動作プログラムに基づいて、AVアンプ20の各部を制御するものであり、例えば、マイコンやCPU等である。
【0020】
HDMI受信部21は、HDMI入力端子29A〜29Cの中から、HDMIデータを受信すべきHDMI入力端子を1つ選択する。つまり、HDMI受信部21は、複数のコンテンツ送信装置の中から、コンテンツ送信元のコンテンツ送信装置を1つ選択する。HDMI受信部21は、選択されているHDMI入力端子29からHDMIデータを受信し、受信したHDMIデータから元の映像データを生成し、HDMI送信部22に供給する。また、HDMI受信部21は、受信したHDMIデータから元の音声データを生成し、音声処理部26に供給する。
【0021】
HDMI受信部21は、BDプレーヤ10の制御部13から設定項目に関する情報(および現在設定されている設定項目の情報)を受信し、制御部24に供給する。制御部24は、BDプレーヤ10の設定項目に関する情報(および現在設定されている設定項目の情報)をメモリ25に保存する。
【0022】
制御部24は、BDプレーヤ10から受信した設定項目に関する情報(および現在設定されている設定項目の情報)と、AVアンプ20の設定項目に関する情報(および現在設定されている設定項目の情報)とに基づいて、設定画面生成部23に設定画面(OSD画面)を生成させる。
【0023】
図3(a)〜(c)は、設定画面生成部23によって生成される設定画面の一例を示す図である。設定画面は、AVアンプ設定項目を示す領域51と、BDプレーヤ設定項目を示す領域52と、AVアンプ設定モードボタン53と、BDプレーヤ設定モードボタン54とを含む。AVアンプ設定項目を示す領域51には、AVアンプ20の設定を実行するための設定項目の一覧が階層構造で表示される。BDプレーヤ設定項目を示す領域52には、BDプレーヤ10の設定を実行するための設定項目の一覧が階層構造で表示される。この表示内容は、BDプレーヤ10から受信した設定項目に関する情報に基づいて生成されている。
【0024】
図3(a)は、BDプレーヤ設定項目が
図2において最上位の階層を示し、
図3(b)は、BDプレーヤ設定項目が
図2において2番目の階層を示し、
図3(c)は、BDプレーヤ設定項目が
図2において最下位の階層を示す。なお、
図3(c)において、BDプレーヤ10から受信した現在設定されている設定項目に予めカーソルが表示されており、選択されている状態で設定画面が生成されている。例えば、「4:3レターボックス」に設定されている場合には、「4:3レターボックス」に予めカーソルが表示される。従って、ユーザは、BDプレーヤ10に現在設定されている設定項目を知ることができる。
【0025】
AVアンプ設定モードボタン53は、AVアンプ設定モードに移行するためのボタンである。AVアンプ設定モードは、AVアンプ設定項目を示す領域51を操作可能な(つまり、AVアンプ20の設定を変更可能な)状態である。BDプレーヤ設定モードボタン54は、BDプレーヤ設定モードに移行するためのボタンである。BDプレーヤ設定モードは、BDプレーヤ設定項目を示す領域52を操作可能な(つまり、BDプレーヤ10の設定を変更可能な)状態である。
【0026】
図1に示すように、HDMI送信部22は、HDMI受信部21から供給された映像データをHDMIデータに変換する。HDMI送信部22は、HDMI出力端子30を介してディスプレイ装置40にHDMIデータを送信する。また、HDMI送信部22は、設定画面生成部23から供給された設定画面をHDMIデータに変換し、HDMI出力端子30を介してディスプレイ装置40に送信する。なお、映像データの所定の位置に設定画面が重畳(合成)された状態で、HDMIデータに変換され、ディスプレイ装置40に送信されてもよい。
【0027】
制御部24は、ユーザ操作によって設定画面が操作され、設定項目を決定する指示が入力されたとき、AVアンプ20またはBDプレーヤ10の設定を変更させる。つまり、制御部24は、AVアンプ設定モードで、ユーザ操作に応じてAVアンプ設定項目を示す領域において設定項目を決定する指示が入力された場合、決定された設定項目にAVアンプ20の設定を変更する。制御部24は、BDプレーヤ設定モードで、ユーザ操作に応じてBDプレーヤ設定項目を示す領域において設定項目を決定する指示が入力された場合、決定された設定項目にBDプレーヤ10の設定を変更する。
【0028】
音声処理部26は、HDMI受信部21から供給された音声データに対して、例えば、信号処理、遅延処理、イコライザ処理、音量調整処理、増幅処理、DA変換等の音声処理を実行し、外部に接続されたスピーカー60に音声信号を供給する。
【0029】
操作部27は、ユーザ操作を受け付けるものであり、AVアンプ20の筐体に設けられた操作ボタン、及び/又は、リモコン送受信機等である。操作部25は、例えば、
図3に示す設定画面を操作するために、カーソルキー(上下左右の各方向キー)、および、決定(エンター)キー等を含む。
【0030】
以下、本実施形態の動作を説明する。
図4、
図5は、AVアンプ20の制御部24の処理、および、BDプレーヤ10の制御部13の処理を示すフローチャートである。
図4に示すように、AVアンプ20の制御部24は、HDMIケーブルを介してAVアンプ20に接続されている機器(例えばBDプレーヤ10やディスプレイ装置40等)の物理アドレスおよび論理アドレスを取得して確認し、接続されている機器の種別を判別する(S101)。制御部24は、CECラインを介して情報を取得することによって、AVアンプ20に接続されているBDプレーヤ10が本発明の機能に対応可能であるか否かを判断する(S102)。対応可能でなければ(S102でNO)、本実施形態の動作を実行することができないので、処理を終了する。対応可能であれば、AVアンプ20とBDプレーヤ10との間でBDプレーヤ10の設定項目の情報および設定変更指示を送受信するために、高速通信ポートであるHECを開放する(S103)。
【0031】
BDプレーヤ10の制御部13は、メモリ14に記憶されているBDプレーヤ10の設定項目に関する情報(
図2参照)(および必要に応じて、現在設定されている設定項目に関する情報)を、AVアンプ20に送信する(S201)。AVアンプ20の制御部24は、BDプレーヤ10の設定項目に関する情報(
図2参照)(および必要に応じて、現在設定されている設定項目に関する情報)を受信し(S104)、メモリ25に保存する(S105)。
【0032】
図5に示すようにAVアンプ20の制御部24は、ユーザ操作によって設定画面を表示する指示が入力されたか否かを判断している(S111)。入力された場合(S111でYES)、制御部24は、設定画面生成部23に、
図3(a)に示すような設定画面を生成させる(S112)。この設定画面には、上記の通り、AVアンプ設定項目を示す領域51と、BDプレーヤ設定項目を示す領域52とを含む。つまり、メモリ25に記憶されているAVアンプ20の設定項目に関する情報うち、最上位階層の項目(例えば、1.入出力設定、2.スピーカー設定、3.音声モード調整、4.リスニングモード、・・・)が読み出されて、AVアンプ設定項目を示す領域51に含められる。また、メモリ25に記憶されているBDプレーヤ10の設定項目に関する情報うち、最上位階層の項目(1.映像、2.音声、3.言語、・・・)が読み出されて、BDプレーヤ設定項目を示す領域52に含められる。
【0033】
制御部24は、HDMI送信部22に、設定画面生成部23によって生成された設定画面をHDMIデータに変換させ、HDMI出力端子30を介して、ディスプレイ装置40に送信させる。その結果、
図3に示す設定画面がディスプレイ装置40に表示される。
【0034】
制御部24は、
図3の設定画面において、ユーザ操作によって、AVアンプ設定モードボタンが操作されたか否かを判断する(S114)。つまり、AVアンプ設定モードに移行する指示が入力されたか否かを判断する。AVアンプ設定モードボタンが操作されない場合(S114でNO)、S116に進む。AVアンプ設定モードボタンが操作された場合(S114でYES)、制御部24は、AVアンプ設定モードに移行する(S115)。つまり、設定画面のAVアンプ設定項目を示す領域51にカーソルが表示されるようになり、AVアンプ20の設定項目を選択または決定可能な状態になる。
【0035】
制御部24は、
図3の設定画面において、BDプレーヤ設定モードボタンが操作されたか否かを判断する(S116)。つまり、BDプレーヤ設定モードに移行する指示が入力されたか否かを判断する。BDプレーヤ設定モードボタンが操作されない場合(S116でNO)、S118に進む。BDプレーヤ設定モードボタンが操作された場合(S116でYES)、制御部24は、BDプレーヤ設定モードに移行する(S117)。つまり、設定画面のBDプレーヤ設定項目を示す領域52にカーソルが表示されるようになり、BDプレーヤ10の設定項目の選択又は決定が可能な状態になる。
図3(a)〜(c)は、BDプレーヤ設定モードが選択された場合を示している。
【0036】
制御部24は、ユーザ操作によって、AVアンプ設定項目を示す領域51またはBDプレーヤ設定項目を示す領域52において、カーソルを上下に移動する指示、又は、設定項目の階層を上下に移動する指示が入力されたか否かを判断する(S118)。カーソルを上下に移動する指示が入力された場合(S118でYES)、制御部24は、AVアンプ設定項目を示す領域51またはBDプレーヤ設定項目を示す領域52において、カーソルの表示位置を上下に移動させる(S119)。また、設定項目の階層を上下に移動する指示が入力された場合(S118でYES)、つまり、所望の設定項目にカーソルが表示されている状態で決定キーが操作された場合や戻るキーが操作された場合、AVアンプ設定項目を示す領域51またはBDプレーヤ設定項目を示す領域52において、表示されている設定項目の階層を上下に移動させる(S119)。
【0037】
例えば、
図3(a)において、BDプレーヤ設定項目を示す領域52において、「1.映像」にカーソルが表示されている状態で、決定ボタンが操作されると、
図3(b)に示すように、「1.映像」の1つ下の階層の設定項目の各々が表示される。さらに、
図3(b)において、BDプレーヤ設定項目を示す領域52において、「TV画面形状」にカーソルが表示されている状態で、決定ボタンが操作されると、
図3(c)に示すように、「TV画面形状」の1つ下の階層の設定項目の各々が表示される。なお、
図3(c)において、現在BDプレーヤ10に設定されている設定項目が「4:3レターボックス」であれば、「4:3レターボックス」に予めカーソルが表示されており、現在BDプレーヤ10に設定されている設定項目が「16:9ワイド」であれば、「16:9ワイド」に予めカーソルが表示されている。
【0038】
制御部24は、ユーザ操作によって、AVアンプ設定項目を示す領域51またはBDプレーヤ設定項目を示す領域52において、設定項目を決定する指示が入力されたか否かを判断する(S120)。つまり、最下位の階層の設定項目が表示され、所望の設定項目にカーソルが表示されている状態で、ユーザ操作によって決定ボタンが操作されたか否かが判断される。
【0039】
設定項目を決定する指示が入力された場合(S120でYES)、現在の設定モードがAVアンプ設定モードであるか否かを判断する(S121)。AVアンプ設定モードであれば(S121でYES)、制御部24は、決定ボタンが操作された時点でカーソルが表示されていた設定項目にAVアンプ20を設定する(S122)。
【0040】
一方、AVアンプ設定モードではなく、BDプレーヤ設定モードであれば(S121でNO)、制御部24は、決定ボタンが操作された時点でカーソルが表示されていた設定項目に設定するように、BDプレーヤ10の制御部13に設定項目を含む設定変更指示を送信する(S123)。
【0041】
例えば、
図3(c)において、BDプレーヤ設定項目を示す領域52において、「4:3レターボックス」にカーソルが表示されている状態で、決定ボタンが操作されると、「4:3レターボックス」を示す情報を含む設定変更指示が、BDプレーヤ10の制御部13に送信される。
【0042】
BDプレーヤ10の制御部13は、AVアンプ20の制御部24から設定変更指示を受信したか否かを判断している(S202)。受信した場合(S202でYES)、制御部13は、受信した設定変更指示に含まれている設定項目の情報に基づいて、BDプレーヤ10の設定を変更する(S203)。例えば、「4:3レターボックス」を示す情報を含む設定変更指示を受信した場合、制御部13は、「TV画面形状」を「4:3レターボックス」に設定変更する。
【0043】
次に、本発明の別の好ましい実施形態を説明する。AVアンプ20のメモリ25には、AVアンプ20の設定項目に関連性がある(類似する)BDプレーヤ10の設定項目に関する情報が予め記憶されている。例えば、AVアンプ20の設定項目に解像度が存在し、BDプレーヤ10の設定項目にも解像度が含まれる場合、これらは相互に関連性があることがメモリ25内で管理されている。
【0044】
図6は本例の処理を示すフローチャートであるが、
図5と同じ処理には同一符号を付けている。カーソルを上下に移動する指示が入力された場合(S118でYES)、制御部24は、AVアンプ設定項目を示す領域51またはBDプレーヤ設定項目を示す領域52において、カーソルの表示位置を上下に移動させる(S119)。設定項目の階層を上下に移動する指示が入力された場合(S118でYES)、つまり、所望の設定項目にカーソルが表示されている状態で決定キーが操作された場合や戻るキーが操作された場合、AVアンプ設定項目を示す領域51またはBDプレーヤ設定項目を示す領域52において、表示されている設定項目の階層を上下に移動させる(S119)。このとき、制御部24は、設定モードになっていない方の機器の設定項目について、設定モードになっている方の機器の現在選択されている設定項目に関連性のある設定項目が存在するか否かを判断する(S131)。存在する場合(S131でYES)、設定モードになっていない方の機器の設定項目を表示する領域において、当該関連性のある設定項目を自動的に選択して表示する(S132)。
【0045】
例えば、
図7(b)に示すように、BDプレーヤ設定モードのときに、BDプレーヤ設定項目を示す領域52のカーソルを「解像度」に移動させると、BDプレーヤの設定項目「解像度」に関連性のあるAVアンプの設定項目の有無がメモリ25の管理内容に基づいて判断される。関連性のあるAVアンプの設定項目として「解像度」が存在するので、AVアンプ設定項目を示す領域51において、「解像度」にカーソルが表示される。
【0046】
そして、
図7(c)に示すように、BDプレーヤ設定項目を示す領域52の「解像度」にカーソルが表示されている状態で決定キーが操作されると、BDプレーヤ設定項目を示す領域52が1つ下の階層に移動し、「AUTO」、「480I」、「480P」、「720P」、「1080I」、「1080P」が表示される。このとき、AVアンプ設定項目を示す領域51において、「解像度」にカーソルが表示されている状態で自動的に決定キーが操作された状態となり、AVアンプ設定項目を示す領域51においても1つ下の階層に移動し、「AUTO」、「480I」、「480P」、「720P」、「1080I」、「1080P」が表示される。そして、AVアンプで現在設定されている解像度(ここでは720P)が選択され、カーソルが表示された状態となる。従って、BDプレーヤ10の解像度を設定する際に、AVアンプ20に現在設定されている解像度の情報を確認した上で、設定することができる。
【0047】
以上、本発明の好ましい実施形態を説明したが、本発明はこれらの実施形態には限定されない。例えば、HDMIの代わりにLAN、USB、IEEE1394等の他の通信ラインが使用されてもよい。コンテンツ受信装置は、AVアンプの代わりにディスプレイ装置が適用されてもよい。また、AVアンプ20をコンテンツ送信装置と定義し、ディスプレイ装置をコンテンツ受信装置と定義してもよい。また、AVアンプ、BDプレーヤの上記動作をコンピュータに実行させるためのプログラムおよびこれを記録した記録媒体という形態で提供されてもよい。また、AVアンプ又はBDプレーヤの上記動作の一部のみのプログラムを、AVアンプやBDプレーヤにファームウェアアップデートという形態で提供されてもよい。さらには、AVアンプ又はBDプレーヤの上記動作の一部のみのプログラムが格納されたHDMI送信部、HDMI受信部、システム制御部などの電子部品という形態で提供されてもよい。