【課題を解決するための手段】
【0010】
本発明の上記目的を達成するために、請求項1
、14に記載の、工作機械にクランプされた加工品を機械加工するための
工作機械、装置、および請求項
13に記載の、ギアを有する加工品を製造するための方法を提案するものである。
【0011】
従属項には、好ましい実施形態および実施例が記載されている。
【0012】
本発明によれば、工作機械にクランプされた加工品を機械加工するための装置は、
ホブフライス加工またはホブ研削加工により加工品上にローリング可能なプロフィル、特にギアを成形するため、加工品の材料を除去するためのホビング工具と、
ホビング工具を支持するためのホビング工具支持手段を備えている。
本発明の装置は工作機械のフライスヘッドの支持手段内に本装置を固定するようになってフライスヘッド固定手段を備え、
工作機械は、少なくとも5本の軸を備えることを特徴とする。
【0013】
このことは、生成機械加工により、加工品上でローリング可能なプロフィル、特にギアを成形するための、工作機械にクランプされた加工品を機械加工するための装置が、ホビング工具とは別のフライスヘッド固定手段と、ホビング工具を支持するために設けられたホビング工具支持手段とを更に備え、フライスヘッド固定手段が、少なくとも5本の軸を含む工作機械のフライスヘッドの支持手段内に装置を固定し、特に少なくとも5本の軸を含むフライス/ターニング工作機械、ターニング/フライス工作機械、またはフライス/ドリル工作機械、もしくは少なくとも5本の軸を含むユニバーサル機械加工センターの工具保持固定具内に装置を固定するようになっているという利点を提供できる。
【0014】
従って、少なくとも5本の軸を含み、フライス工具およびドリル工具のための工具保持固定具を有する工作機械内で加工品を機械加工できるようにする有利な装置が提供され、この場合、生成機械加工、例えばホブフライスまたはホブ研削により装置のホビング工具を使って工作機械内の加工品のローリング可能なプロフィル、特にギアを成形することが可能である。特に本装置は、固定手段を有し、この固定手段によりこの装置を装置工作機械の工具保持固定具に支持し、ロックすることができる。
【0015】
このことは、生成機械加工、特にホブフライス加工またはホブ研削加工により、加工品上でローリング可能なプロフィル、特にギアを成形するように加工品を機械加工する際に、少なくとも5本の軸を含む工作機械のフライスヘッドの制御時のフレキシブルな運動自由度を使って、特に小さい誤差で加工品上に多数の異なるギア形状を効果的、効率的かつ精密に成形できるという利点を提供する。特に、一部がローリング可能なプロフィルまたは一部がギアを有する、部分的に機械加工された加工品、および完全なギアを有する加工品を製造することができ、この場合、特に偶数のギアおよび奇数のギアを製造できる。特に、少なくとも5本の軸を含む工作機械で本発明の装置を使って、生成機械加工、例えばホブフライス加工またはホブ研削加工により、ギアの異なる形状を有する、例えばベベルギアおよび平ギアを製造することができる。
【0016】
ホビング工具支持手段内に支持されたホビング工具を、ホブフライス工具、例えば円筒形ホブカッターとして形成できる。更に、ホビング工具をサイドフライスカッターとして形成できるし、またはこのホビング工具は数個のサイドフライスカッターを含むことができる。更に、ホビング工具をホブ研削工具として、例えばホビング工具支持手段内に支持された1つ以上のプロフィルホイール研削工具または1つ以上のディッシュホイール研削工具を含むホブ研削工具として、または更にホブ研削ウォームとして、特にホビング工具支持手段内に支持されたエンベローピングウォームまたは円筒形研削ウォームとしても形成できる。1つ以上のサイドフライスカッターまたは1つ以上のホブ研削工具をホビング工具として使用する場合、サイドフライスカッターまたはホブ研削工具は、1回のステップで一方の側面または両面に歯のフランク形状を形成できるように、形成すべき歯のフランク形状に従って一方の面または両面にプロフィルの幾何学的形状を有することができる。これとは異なり、サイドフライスカッターまたはホブ研削工具は、歯のフランク形状の幾何学的形状またはプロフィルとは異なる幾何学的形状またはプロフィルを有することができ、この場合、少なくとも5本の軸に起因し、運動のフレキシビリティが高いことのみにより可能となっているそれぞれの適当な角度で、多数の行に沿って工具を制御することにより、多段方法にて歯のフランクを形成できる。
【0017】
ここで、少なくとも5本の軸を含む工作機械で、特に好ましい態様で、工作機械の中心だけでなく、偏心したクランプ状態で加工品にギアを製造することが可能であり、少なくとも5本の軸による制御は、加工品が中心にクランプされているか、偏心的にクランプされているかどうかとは無関係に、ローリング可能なプロフィル、特にギアを仕様に従って正確に成形するよう、工具の運動と加工品の運動とを正確に同期化することを可能にする。この目的のためには、工具の運動を制御するための少なくとも1つの回転軸と、加工品の運動を制御するための少なくとも1つの回転軸および所望する場合にリニア軸の少なくとも1つの制御とを正確に同期化することが特に可能である。かかる同期化によって、仕様に従って正確にギアを形成または成形できるように、クランプされた加工品に対するホビング工具の運動を制御することが保証される。更に、加工品を移動させる回転軸が駆動されるときに、加工品の運動に影響する工具の偏心状態のクランプは、加工品が偏心状にクランプされている場合でも、工具の制御中に他の軸の対応するバランスのとれた運動および対応する同期化によってバランスをとることができるので、クランプされた加工品に対するホビング工具の運動を制御して仕様に従ってギアを正確に形成または成形できる。少なくとも5本の軸のフレキシビリティが高いことに起因し、加工品がクランプされているロータリーテーブルの回転軸に対して加工品の軸が傾斜している加工品の斜め状態のクランプでもバランスさせることができる。クランプし直すか、またはクランプを補正する必要はない。ここで、実際のクランプ状態に従って軸の制御を適応させることができるように、検出要素または測定デバイスにより、クランプ状態を光学的または機械的に測定することが可能である。
【0018】
特に工作機械の少なくとも5本の軸は、5の自由度の運動を可能にする。すなわち好ましくは少なくとも3の並進またはリニア自由度および少なくとも2の回転自由度を可能にする。このことは、特に工具の制御と加工品の制御とを正確に同期化した場合、加工品に対して制御可能な工具位置および加工品配向にて、工作機械の少なくとも3本のリニア軸および少なくとも2本の回転軸を介し、ホビング工具を含む装置を必要な各位置および配向に迅速かつ精密に移動できるという利点を提供する。従って、自由度が5であることに起因し、5の自由度にて、特に加工品に対して斜めの任意の位置で、装置またはホビング工具を加工品に対して位置決めしたり駆動することが可能である。このように、製造すべき平ギアまたはベベルギアのヘリカルギアに対し、所定の角度に従い、好ましくフレキシブルな態様で、加工品に対する装置の斜め位置を調節することが可能である。更に、ベベルギアの製造時の加工品に対する装置の斜めの位置決めを、ベベルギアの所定のベベル角にフレキシブルに適合できる。従って、少なくとも5本の軸によって5の自由度でフレキシブルに位置決めできることに起因し、任意のベベル角を有するベベルギアを製造することが可能である。従って、生成機械加工、例えばホブフライス加工またはホブ研削加工により、本発明の装置を使って、加工品上でギアを機械加工するよう、少なくとも5本の軸を含む工作機械で加工品を機械加工することは、最大3本のリニア軸と1本の回転軸しか含まない従来のホビング機械で機械加工するよりも、好ましいことによりフレキシブルである。
【0019】
工作機械の少なくとも5本の軸の自由度に基づく高いフレキシビリティに起因し、ホブフライス加工またはホブ研削加工のための装置および装置のホビング工具のそれぞれを、特に任意の角度および任意の斜め位置にて工作機械内にクランプされている加工品に向けて移動できる。ここで、特に本発明によれば、得るべき所定のギア形状に対応する生成機械加工中にホビング工具に対するクランプされた加工品の相対的運動を可能にするように、少なくとも5本の軸のすべてを同時に移動し、互いに同期化することが可能である。このコースにおいて、移動軸の数が少なかったことに起因し、従来のホブフライス工作機械では不可能であった、クランプされた加工品に対するホビング工具の同期化された運動が可能となる。ここで、回転軸により回転可能に制御できるよう、工作機械内に加工品がクランプされている場合、回転軸と、加工品を機械加工するための装置の運動を制御する他の軸の制御とを、好ましく同期化できる。更に、ホビング工具の回転速度も加工品の回転速度と同期化できる。
【0020】
特に工作機械の5軸制御に基づく自由度に起因し、例えば5軸の自由度がない場合に従来製造できなかった円弧ギアまたはスパイラルギアの構成、または5軸の自由度を有しない従来の機械で不可能であった装置の傾斜により、ギアの凸部を有するギアの構成を含む任意のギア形状をフレキシルブかつ正確に製造することが可能である。
【0021】
好ましくは、フライスヘッド固定手段は、工作機械のフライスヘッドの支持手段内に装置をロックすることにより、装置を固定するようになっている。
【0022】
このことは、フライスヘッド固定手段を使ってロッキングによって工作機械のフライスヘッドの支持手段内に装置を固定できるという利点を提供するものであり、ここで、支持手段内の装置のロッキングは、工作機械のフライスヘッドの支持手段に工具を支持するための共通する装置のロッキングに類似するように、好ましく行うことができる。
【0023】
このことは、工具を支持するための共通の装置に類似するよう、フライスヘッドの支持手段に特に装置を固定またはロックするのに適したものにすることができる。従って、少なくとも5本の軸を含む共通する工作機械のフライスヘッドに、本発明に係わる工作機械にクランプされた加工品を機械加工するための装置を好ましく固定し、ロックし、特に本装置を自動的に、および/またはプログラム制御により所望する場合に交換し、ロックすることが可能である。
【0024】
工作機械のフライスヘッドの支持手段内に本装置が固定されている場合、フライスヘッド固定手段は、工作機械のフライスヘッドの支持手段内への装置の固定をアンロックすることにより、装置を解放するようになっていることが好ましい。
【0025】
このことは、工作機械の工具または工具自体を支持するための共通装置に、装置を交換し、所望する場合に置換により置換できるよう、フライスヘッドが支持手段に固定されている状態から装置を解放することを可能にする。
【0026】
本発明によれば、装置が、フライスヘッドの支持手段内に固定されている場合に、この装置は、回転運動をギアユニットを介して工作機械のワークスピンドルからホビング工具へ伝えることにより、ホビング工具を駆動するようになっているギアユニットを更に含むことが好ましい。
【0027】
このことは、ホブフライスにより加工品から材料を除去できるよう、ホビング工具支持手段内でホビング工具を駆動することを可能にする。この目的のために、ギアユニットは、装置がフライスヘッドの支持手段に固定されている場合に、このギアユニットを介し、ワークスピンドルからの回転運動をホビング工具に伝達することにより、工作機械のワークスピンドルによる駆動を好ましいことに可能にする。更にこの目的のために、フライスヘッド固定手段が工作機械のフライスヘッドの支持手段内に装置を固定および/またはロックするとすぐに、工作機械のワークスピンドルからの回転運動の伝達が可能となるよう、ギアユニットは、フライスヘッド固定手段の一部であるか、またはフライスヘッド固定手段と少なくとも協働する手段を、好ましく含むことができる。
【0028】
このことは、工作機械内にクランプされた加工品を機械加工するために装置のホビング工具を駆動するのに、工作機械の工具、特にフライス工具またはドリル工具を駆動するために所望する場合に使用されるワークスピンドルも有利に使用できるという利点を提供する。従って、工作機械内に別のスピンドルを設けたり、または工作機械内でホビング工具を駆動するための特殊な手段を設ける必要はない。
【0029】
ギアユニットは、アンギュラーギアを含むことが好ましく、すなわちギアユニットをアンギュラーギアとすることが好ましい。
【0030】
このことは、工作機械のワークスピンドルの回転運動を特に有効かつ空間的に便利な態様でホビング工具に伝えることを可能にする。その理由は、工作機械のフライスヘッド上のスピンドル軸または駆動軸に対して基本的に直交するホビング工具の回転軸を設けることができる、本発明に係わる装置を提供することが可能であるからである。
【0031】
別の案として、本発明の単に好ましい実施形態では、ギアユニットはホビング工具に対する回転ガイド路を提供する、ピンを含むカウンター支持体も含むことができ、このホビング工具はギアユニットの簡単な実施形態を介し、ワークスピンドルによって回転方向に駆動される。このことには、ピンを含むカウンター支持体と組み合わせた簡単な構造により本発明の利点を提供できるという利点がある。
【0032】
好ましくは、本装置は、工作機械が、CNC工作機械であり、装置が工作機械のフライスヘッドの支持手段に固定されている場合に、工作機械内にクランプされた加工品に対して5の運動自由度でプログラム制御によりホビング工具を同時に移動するようになっていることを更に特徴とする。
【0033】
このことには、プログラム制御および好ましい5の運動自由度、特に3の並進自由度および2の回転自由度で、同時に、迅速かつ精密に、加工品に対して加工品の機械加工を移動できるという利点がある。従って、本発明の装置のホビング工具により、好ましくは複雑な、プログラム制御された工具パスを実行することが特に可能である。従って、少なくとも5本の軸を含むCNC工作機械で複雑な幾何学的形状を可能にする正確なプログラム制御された機械加工が可能となり、この機械加工は更に、ホブフライス加工による加工品でのギアの製造を特に有利に可能にする。
【0034】
更に、かかるCNC工作機械は、好ましくはプログラム制御によりフライスヘッド内または工作機械のフライスヘッドの支持手段内で、加工品を機械加工する間に使用される工具の交換または置換を可能にし、よってホビング工具を使ったホブフライスまたはホブ研削による加工品のギアの製造の他に、特に少ない通過回数で時間的に効率的かつ好ましい態様で、好ましくは自動的に、すなわちプログラム制御により、他の工具を用い、所望する場合に工作機械の標準的工具を用いて、更に粗い機械加工、中間機械加工、再機械加工および最終機械加工を実施することが可能である。
【0035】
この目的のために、装置はフライスヘッドの支持手段内に固定するよう、フライスヘッドの支持手段内に自動的に移動するようになっていることが特に好ましく、少なくとも5本の軸を含む工作機械のフレキシブルな機能をオプションとして使用でき、このことによってプログラム制御により自動的に工作機械のフライスヘッドの支持手段内の工具または工具を支持するための装置を交換および/または置換することが可能となる。
【0036】
好ましいことに、本発明に係わる装置は、更にこの装置がフライスヘッドの支持手段内に固定されるまで、工作機械のマガジン内即ち工具マガジン内に維持されるようになっている。
【0037】
このことによって、工作機械の別の工具または工具を支持するための別の装置を使って加工品の機械加工が実行されている場合、少なくとも5本の軸を含む工作機械で加工品の機械加工している間の装置を、工作機械のマガジンまたは工具マガジンに維持することが可能となる。
【0038】
好ましいことに、本発明に係わるホビング工具支持手段は、このホビング工具支持手段内に支持された第1ホビング工具を交換のための第2ホビング工具に自動的に好ましくはプログラム制御により交換できるようになっている。
【0039】
このことは、フライスヘッドの支持手段内で本発明の装置の所望する場合に可能な置換の他に、それに加え、またはその代わりに本発明の装置のホビングツール支持手段内でホビング工具の置換を行うことができるという利点を提供する。これによって、工作機械のフライスヘッドの支持手段内で装置を置換することなく、第1ホビング工具を第2ホビング工具に置換することが可能となり、この場合、第1ホビング工具および第2ホビング工具は、可能な場合には異なる切削エッジ形状を有し、1つの加工品または可能な場合には2つ以上の加工品上で異なるローリング可能なプロフィル形状またはギア形状を所望する場合に成形するようになっている。
【0040】
更に本発明は、
工具を支持し、および/または工具を備える工具装置を支持するための支持手段を有するフライスヘッドと、
フライスヘッドの支持手段内に支持された工具を駆動するためのワークスピンドルとを備える、少なくとも5本の軸を備えた、工作機械内にクランプされた加工品を機械加工するための工作機械を提供するものであり、
本発明の工作機械は、上記のような工作機械にクランプされた加工品を機械加工するための装置が装備されていることを特徴とするものである。
【0041】
ここで、工作機械が装備された本発明に係わる装置は、これまで説明した好ましい特徴を有する上記本発明の装置のうちの1つ、または上記好ましい特徴の組み合わせを有する装置に対応することが好ましい。
【0042】
本発明に係わる工作機械は、更に上記装置をフライスヘッドの支持手段に自動的に固定するようになっていることが好ましい。これにより、所望する場合にプログラム制御により、フライスヘッドの支持手段に本発明の装置を自動的に固定し、更に本発明の装置を工具または工具を支持するための装置に置換するように、本発明の装置を可能な場合にロックし、および/またはアンロックすることが可能となる。
【0043】
この目的のために、この工作機械は、装置を、前記フライスヘッドの支持手段内に支持された別の工具に自動的に交換するようになっており、および/または装置を、フライスヘッドの支持手段内に支持されている、工具を含む工具装置に自動的に交換するようになっていることが好ましい。好ましくはプログラム制御により行われることである。
【0044】
本発明に係わる工作機械は、更にマガジンまたは工具マガジンを備え、このマガジンは、フライスヘッドの支持手段に装置が固定されるまで1つ以上の本発明装置に工具を支持し、および/または、1つ以上のホビング工具、例えばホブフライス工具および/またはホブ研削工具を支持するようになっている。
【0045】
このことには、工作機械のマガジンまたは工具マガジンは、本発明の1つの装置および/または本発明の複数の装置で使用するよう、共通する工具または標準的工具、例えばドリル工具およびフライス工具の他に、1つ以上のホブフライス工具および/またはホブ研削工具を所望する場合に支持し、および/またはクランプされた加工品と機械加工中に、好ましくはプログラム制御により、所望する場合に本発明の装置を交換または置換できるという利点がある。
【0046】
好ましいことに、本発明に係わる工作機械は、本発明のホビング工具支持手段に支持されている第1ホビング工具を第2ホビング工具に自動的に交換するようになっている。
【0047】
これによって、本発明の装置を所望する場合に交換または置換できる他に、加工品で異なるギアを製造するために、好ましくはそれぞれ異なる切削エッジ形状を有する第1ホブフライス工具と第2ホブフライス工具とを更に交換または置換することが可能となる。ここで例えばホブスライス工具とホブ研削工具との交換も勿論可能である。
【0048】
最後に、本発明は、上記本発明のうちの1つにより、可能な場合には上記好ましい特徴のうちの1つまたは複数の上記好ましい特徴の組み合わせを有する装置により、加工品上でギアを成形するための、少なくとも5本の軸を含む工作機械で加工品を機械加工するということを特に特徴とする、ホブフライスによりギアを有する加工品を製造するための方法を更に提供するものである。