(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】5661768
(24)【登録日】2014年12月12日
(45)【発行日】2015年1月28日
(54)【発明の名称】商品送り装置
(51)【国際特許分類】
A47F 1/12 20060101AFI20150108BHJP
【FI】
A47F1/12
【請求項の数】10
【全頁数】8
(21)【出願番号】特願2012-524105(P2012-524105)
(86)(22)【出願日】2009年8月14日
(65)【公表番号】特表2013-501546(P2013-501546A)
(43)【公表日】2013年1月17日
(86)【国際出願番号】DE2009001145
(87)【国際公開番号】WO2011018059
(87)【国際公開日】20110217
【審査請求日】2012年7月2日
(73)【特許権者】
【識別番号】512037646
【氏名又は名称】ピーオーエス チューニング ウード フォスヘンリヒ ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング ウント コンパニー コマンディートゲゼルシャフト
【氏名又は名称原語表記】POS TUNING Udo Vosshenrich GmbH & Co. KG
(74)【代理人】
【識別番号】100099483
【弁理士】
【氏名又は名称】久野 琢也
(74)【代理人】
【識別番号】100112793
【弁理士】
【氏名又は名称】高橋 佳大
(74)【代理人】
【識別番号】100114292
【弁理士】
【氏名又は名称】来間 清志
(74)【代理人】
【識別番号】100128679
【弁理士】
【氏名又は名称】星 公弘
(74)【代理人】
【識別番号】100135633
【弁理士】
【氏名又は名称】二宮 浩康
(74)【代理人】
【識別番号】100143959
【弁理士】
【氏名又は名称】住吉 秀一
(74)【代理人】
【識別番号】100156812
【弁理士】
【氏名又は名称】篠 良一
(74)【代理人】
【識別番号】100162880
【弁理士】
【氏名又は名称】上島 類
(74)【代理人】
【識別番号】100167852
【弁理士】
【氏名又は名称】宮城 康史
(74)【代理人】
【識別番号】100114890
【弁理士】
【氏名又は名称】アインゼル・フェリックス=ラインハルト
(72)【発明者】
【氏名】ウード フォスヘンリヒ
【審査官】
平田 慎二
(56)【参考文献】
【文献】
米国特許第04907707(US,A)
【文献】
登録実用新案第3043592(JP,U)
【文献】
米国特許第05562217(US,A)
【文献】
米国特許出願公開第2007/0267364(US,A1)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
A47F 1/12
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
商品送り装置、特に内部にストックされた商品若しくは商品包装物を備えるシェルフレディパッケージシステムの、多段式の陳列及び収納ラックの棚段上に前後に配置されるべき複数のボール箱若しくは商品トレーのうちの前側の1つのボール箱のための商品送り装置であって、商品のための、スライダーケーシングに設けられるプッシングプレートを備えている形式のものにおいて、プッシングプレート(4)が、高さ調節可能にスライダーケーシング(5)に固定されていて、直立の機能位置からより低い位置へ運動可能となっていて、正面留め具(2)が、商品スライダー(3)の案内成形体(12)への接続部材(11)を有しており、接続部材(11)が、案内成形体(12)の構成高さに比べて低くされており、商品送り装置(1)内に装着されたボール箱(18)が、底部領域(14)における前側のボール紙ストリップ(19)で以て、正面留め具(2)と案内成形体(12)との間に嵌め込まれることによりそこに保持されていることを特徴とする商品送り装置。
【請求項2】
プッシングプレート(4)が、少なくとも1つの軸(7)を中心として旋回可能に、及び/又はテレスコープ式に伸縮可能にスライダーケーシング(5)に配置されている請求項1に記載の商品送り装置。
【請求項3】
軸(7)が、水平に、かつ商品スライダー(3)の運動方向に対して直角に延びている請求項2に記載の商品送り装置。
【請求項4】
軸(7)が、スライダーケーシング(5)の上側の高さに配置されており、プッシングプレート(4)が、軸(7)に沿って水平分割されており、上側の部分が前側へ若しくは後側へ旋回可能となっている請求項3に記載の商品送り装置。
【請求項5】
軸(7)が、フィルムヒンジ(8)によって、若しくは他の継手によって形成されている請求項4に記載の商品送り装置。
【請求項6】
プッシングプレート(4)の前側へ傾倒可能な上側の部分の背面が、シェルフレディパッケージシステムの、商品スライダー(3)を後側へ超えてラック(16)内に収容すべきストック用ボール箱(17)のための少なくとも1つの弓形の滑走部材(9)を備えている請求項4に記載の商品送り装置。
【請求項7】
滑走部材(9)が、プッシングプレート(4)の直立な位置では、軸(7)を超えてスライダーケーシング(5)の横を下方へ、プッシングプレート(4)の不動の部分の下まで延びていて、そこに支えられており、かつ、横たえられた状態では、上方へスライダーケーシング(5)の端部領域内まで持ち上げられている請求項6に記載の商品送り装置。
【請求項8】
正面留め具(2)に、傾倒された状態にあるプッシングプレート(4)のための支持面(10)若しくは係止部が設けられている請求項4に記載の商品送り装置。
【請求項9】
商品スライダー(3)のための案内成形体(12)が、ボール箱底部の厚さ寸法よりも高い構成高さを有しており、商品(20)が、シェルフレディパッケージシステムの、相応の底部及び背面部切欠き(23)を備えるボール箱(18)を商品送り装置(1)内に装着した状態では、案内成形体(12)上に立てられている請求項1から8のいずれか1項に記載の商品送り装置。
【請求項10】
商品(20)のための、案内成形体(12)上に設けられた載置面(13)が、滑り被覆を備えている請求項9に記載の商品送り装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、商品送り装置に関し、特に内部にストックされた商品若しくは商品包装物を備える陳列包装システムの、多段式の陳列及び収納ラックの棚段上に前後に配置されるべき複数のボール箱若しくは商品トレーのうちの前側の1つのボール箱のための商品送り装置であって、商品のための、スライダーケーシングに設けられるプッシングプレートを備えている形式のものに関する。
【0002】
陳列包装システム(SRP-システム)のボール箱若しくは商品トレーのための商品陳列装置であって、SRP-システムのラックの棚段又は棚板上に前後に集積される商品包装物(包装された商品)のための、スライダーケーシングを含む商品スライダー、スライダーケーシング内に巻き取られ、即ち巻成されていてスライダーケーシングから引き出し可能に支承されたロールばね、プッシングプレート、並びに、棚段又は棚板のフロント領域又は正面領域における固定又はロックのための正面留め具を備えている形式の商品陳列装置が、ヨーロッパ特許出願公開第1462035A1号明細書により公知であり、商品陳列装置のプッシングプレートにラベルホルダーが被せ嵌め可能になっており、ラベルホルダーは、商品ラベルの差し込みを可能にし、かつプッシングプレートの作用面を拡大するものである。
【0003】
公知の上記構造においては欠点として、被せ嵌められるようになっているラベルホルダーのない状態でも、プッシングプレートは、特に著しく狭い棚段間隔の場合に、SRP-システムの二番目若しくは三番目のボール箱若しくは商品トレーが、後側のラック棚領域への補充のために、問題なしには、商品送り装置を超えて押し込まれ得ない程にまだ高いものである。商品スライダーとセパレートなプッシングプレートとから成る二部構造の構成も、分離している個別の部品が不用意に紛失されてしまい、それに伴って商品送り装置全体が、役に立たなくなってしまうので、実用に適ったものではない。
【0004】
本発明の課題は、商品送り装置の機能性及び効果を更に高め、かつ特にSRP-システムにおける、複数のボール箱又は板紙製箱若しくは商品トレーを前後にストックする棚段間の間隔が狭くかつ丈の高い、即ち大きな高さ寸法の商用ラックに対する手作業によるラック装備を著しく容易にすることである。
【0005】
上記課題を解決するために、本発明によれば、商品送り装置、特に内部にストックされた商品若しくは商品包装物を備える陳列包装システムの、多段式の陳列及び収納ラックの棚段上に前後に配置されるべき複数のボール箱若しくは商品トレーのうちの前側の1つのボール箱のための商品送り装置であって、商品のための、スライダーケーシングに設けられるプッシングプレートを備えている形式のものにおいて、プッシングプレートが、高さ調節可能にスライダーケーシングに固定されていて、起こされた若しくは持ち上げられた高い機能位置、即ち直立又は垂直な機能位置から、横たえられた低いサービス位置へ運動可能となっている。
【0006】
本発明の上述の構成により、商品送り装置の高さを、一時的にほぼスライダーケーシングの高さまで減少させることができ、その結果、ラックの後側へ商品送り装置を超えて1つの棚段に置くべき複数のストック用ボール箱を、極めて簡単にラック内に入れることができるようになっている。更なる利点として、商品送り装置の本発明に基づく上記構成により、商品送り装置の上側に位置する各棚段を著しく狭い間隔に配置することができ、その結果、ラックの容量を明らかに増大することができる。更に、スライダーケーシングへのプッシングプレートの運動可能な固定若しくは固着又は束縛により、プッシングプレートが誤って紛失してしまわないことを保証しており、その結果、商品送り装置の機能が永続的に確保されるようになっている。
【0007】
本発明の有利な形態が従属請求項に記載してある。
【0008】
本発明の特に有利な形態によれば、プッシングプレートが、軸を中心として旋回可能にスライダーケーシングに配置され、かつ/又はテレスコープ式に伸縮可能にスライダーケーシングに配置されており、このような構成により、プッシングプレートが、左側へ又は右側へ、若しくは前側へ又は後側へ旋回又は回転させられ、或いは、テレスコープ式に下方へ押し動かされ、その結果、プッシングプレートが、ほぼスライダーケーシングの上側の外周画定面の高さ内に移されるようになっている。
【0009】
本発明の特に有利な形態によれば、軸が、商品スライダーの運動方向に対して直角(垂直)にかつ水平に、特にスライダーケーシングの上側縁部の高さに配置されており、このような構成により、軸に沿って二分割されたプッシングプレートの上側の部分が、前側へ又は後側へ旋回させられるようになっている。スライダーケーシングの下側の領域内への軸の配置も考えられ、この場合には、プッシングプレートが前側へ倒されることになる。更に、軸を商品スライダーの運動方向に沿って水平に配置することも可能であり、この場合には、プッシングプレートの側方、即ち左側又は右側への変位が可能となっている。しかしながら、極めて狭い幅の商品、ひいては狭い幅のボール箱の場合には、変位に必要な側方の空間が存在していないものである。
【0010】
本発明の特に有利な形態によれば、軸が、フイルムヒンジ又は一体ヒンジによって、若しくは簡単な他の継手部材又は枢着部材によって形成されており、このような構成により、プラスチックから製造されるスライダーケーシングの製造費用が節減され、かつプッシングプレートを横たえる若しくは低くする機能が、軸のヒンジに何らかの保守整備又はメンテナンスを必要とすることなしに、商品送り装置の耐用年数にわたって確保される。スライダーケーシングの上側縁部の範囲における軸の配置により更なる利点として、プッシングプレートの背面が次のように用いられ、つまり、プッシングプレートの背面が少なくとも1つ若しくは複数の弓形の滑走部材を備えており、低くされた商品スライダーを後側へ超えてラック内にストック又は収容すべきストック用ボール箱又は商品トレーが、弓形の滑走部材上を滑動させられるようになっている。これにより、ストック又は収容又はすべきストック用ボール箱又は商品トレーの下側の縁部の、商品スライダーの縁部に対するぶつかり又は引っ掛かりが、確実に避けられる。
【0011】
有利には、滑走部材が次のように形成され、つまり、滑走部材が、プッシングプレートの上側の部分の直立な位置では、軸を超えてスライダーケーシングの横を下方へ、つまりスライダーケーシングの側面に沿って下方へプッシングプレートの下側の不動の部分の下まで延びていて、不動の部分に支えられており、かつ、横たえられた状態では、上方へスライダーケーシングの端部領域内まで持ち上げられている。このような構成により、一面ではプッシングプレートの安定性が高められ、かつ他面では滑り機能の品質が高められ、更にスライダーケーシングが機械的な負荷に対して保護されている。
【0012】
更に有利な形態によれば、正面留め具が、ほぼ水平にされた、即ち傾倒された状態にあるプッシングプレートのための支持面若しくは係止部を備えて形成されており、ラックの補充の際に短時間だけ商品スライダー上に載せられるストック用ボール箱の重量が、フイルムヒンジ又は一体ヒンジによってだけではなく、正面留め具をも介して棚段に伝えられるようになっている。前側へ傾倒されたプッシングプレートが、ロールばねにより前側へ、正面留め具の係止部又はノッチ内に引き込まれて保持されるようになっていてもよく、このような構成により、ラックの補充の際のプッシングプレートの意図しない立ち上がり又は起き上がり、つまり上方旋回が、確実に避けられるようになっている。
【0013】
本発明に係る商品送り装置の別の有利な形態によれば、正面留め具が、商品スライダーの案内成形体に対する接続部材を有しており、接続部材が、案内成形体の構成高さ(上下方向又は垂直方向の寸法、即ち厚さ)に比べて低くされており、商品送り装置内に装着されたボール箱が、その底部領域における横方向へ延びる前側のボール紙ストリップで以て、正面留め具と案内成形体との間に嵌め込まれることにより正面留め具と案内成形体との間に保持されるようになっている。
【0014】
更に商品送り装置の別の有利な形態によれば、案内成形体が、ボール箱及び/又は商品トレーの板紙厚さ寸法又はボール紙厚さ寸法よりも大きな構成高(上下方向又は垂直方向の寸法、即ち厚さ)さを有しており、このような構成により、商品が、SRP-システムにおける、底部及び背面部スリットを備えたボール箱を商品送り装置内に装着した後には、もはやボール箱底部に支持されるのではなく、案内成形体上に支持され又は載せられ、即ち立てられており、案内成形体(案内用成形条片)が、案内成形体の、商品を載せ支えるための載置面に追加的な滑り被覆を備えていてよく、このような構成は、商品送り装置の機能性を更に向上させ、かつ必要な送り力(押し力)を最小にするものである。これにより、前側の1つの包装物(商品若しくは包装品又は製品)の取り出しの際に、商品送りの高い押し力に起因して次の1つの包装物がトレーから、若しくはトレーの前にある複数の包装物から意図することなく一緒に抜き出されてしまわないことを保証している。送り力は、商品包装物間に発生する摩擦力が生産品(商品若しくは包装品又は商品)の重力よりも小さくなるように小さく選ばれ得るものである。更に、最小にされた送り力は、ラックの補充を容易にするものである。
【0015】
次に、本発明を図示の1つの実施の形態に基づき詳細に説明する。
【図面の簡単な説明】
【0016】
【
図1】商品送り装置を、プッシングプレートの直立の状態で示す斜視図である。
【
図2】
図1の商品送り装置を、プッシングプレートの横たえられた状態で示す斜視図である。
【
図5】商品送り装置上に取り付けられた商品トレーを下方から見て示す斜視図である。
【
図6】棚段に取り付けられた
図5の装置を上方から見て示す斜視図である。
【0017】
商品送り装置1は、商品スライダー3から成っており、商品スライダー3自体は、水平分割式のプッシングプレート4によって形成されており、プッシングプレート4の上側の部分は、軸7を中心として旋回可能にスライダーケーシング5に枢着されており、軸7はフイルムヒンジ又は一体ヒンジ8として形成されている。慣用の継手(枢着部材又はヒンジ部材)を備える実施の形態も、同様に可能であるものの、図示は省略してある。商品送り装置1には、更に正面留め具2が配設されており、正面留め具(フロントストッパー)2は、接続部材11を介して案内成形体12の端部に結合されており、案内成形体12にスライダーケーシング5が案内されている。スライダーケーシング5内には、ロールばね6が巻き取られた状態で支承されており、ロールばね6の前側の端部は正面留め具2に固定されている。正面留め具2は、アダプターシステム、例えばロックレール22のためのクリップ結合部15を有している。
【0018】
接続部材11は、案内成形体12よりも低い高さ(上下方向又は垂直方向の寸法、即ち厚さ)しか有しておらず、従って、陳列包装システムの、商品送り装置1に装着すべきボール箱/商品トレー18の底部領域14において、その前側の底部領域がそこに形状結合により係合できるようになっている。案内成形体12自体は、ボール箱18の板紙厚さ寸法よりも大きい高さ(上下方向又は垂直方向の寸法、即ち厚さ)を有しており、従って、底部及び背面部切欠き23を備えるボール箱18の装着に際して、ボール箱18内に収容されている商品20が、案内成形体12上に載せられ、即ち立てられるようになっており、この場合に、載置面13が滑り被覆を備えている。
【0019】
プッシングプレート4は、
図1、
図4上側、
図5及び
図6に示された直立又は垂直の位置から、
図2、
図3及び
図4下側に示される横たえられた位置へ旋回させられるようになっており、この場合に、プッシングプレート4の上側の縁部が、正面留め具2の支持面10上に接触するようになっている。プッシングプレート4の後側に向けられた背面、若しくはプッシングプレート4の、商品送り装置1の横たえられた状態で上方に向けられる背面には、両側に弓形の滑走部材9が配置されており、滑走部材9は、商品スライダー3を超えて、棚段21上への単数若しくは複数のストック用ボール箱17の補充を容易にし、或いは、ストック用ボール箱の前側のボール箱縁部の意図しない傾き若しくは商品スライダー3との引っ掛かりを防止するものである。滑走部材9は、プッシングプレート4の上側の部分の背面から延在されていて、これにより、滑走部材9がプッシングプレート4の直立な位置では、スライダーケーシング5の両側においてプッシングプレート4の不動の部分の背面に接触して、そこに支えられ、かつプッシングプレート4の横たえられた状態では、
図4の下側部分に示してあるように、おおよそスライダーケーシング5上を超えるまでのボール箱18の案内を保証するようになっている。
【符号の説明】
【0020】
1 商品送り装置、 2 正面留め具、 3 商品スライダー、 4 プッシングプレート、 5 スライダーケーシング、 6 ロールばね、 7 軸、 8 一体ヒンジ、 9 滑走部材、 10 支持面、 11 接続部材、 12 案内成形体、 13 載置面、 14 底部領域、 16 ラック、 17 ストック用ボール箱、 18 ボール箱及び/又は商品トレー、 19 ボール箱のボール紙ストリップ又は板紙ストリップ、 20 商品、 21 棚段又は棚板、 22 ロックレール、 23 底部及び背面部切欠き又は底部及び背面部スリット