特許第5661966号(P5661966)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B1)
(11)【特許番号】5661966
(24)【登録日】2014年12月12日
(45)【発行日】2015年1月28日
(54)【発明の名称】花用包装材
(51)【国際特許分類】
   B65D 85/50 20060101AFI20150108BHJP
   A01G 5/02 20060101ALI20150108BHJP
【FI】
   B65D85/50 G
   A01G5/02
【請求項の数】3
【全頁数】9
(21)【出願番号】特願2014-150958(P2014-150958)
(22)【出願日】2014年7月24日
【審査請求日】2014年7月29日
【早期審査対象出願】
(73)【特許権者】
【識別番号】514186663
【氏名又は名称】株式会社P.Bouquet
(74)【代理人】
【識別番号】100126402
【弁理士】
【氏名又は名称】内島 裕
(72)【発明者】
【氏名】平方 大二
【審査官】 藤井 眞吾
(56)【参考文献】
【文献】 特許第5041281(JP,B2)
【文献】 特開2009−62092(JP,A)
【文献】 登録実用新案第3163583(JP,U)
【文献】 特開2005−88910(JP,A)
【文献】 特開平7−17558(JP,A)
【文献】 特開昭52−121476(JP,A)
【文献】 実公昭57−30951(JP,Y2)
【文献】 特開平10−258885(JP,A)
【文献】 登録実用新案第3095793(JP,U)
【文献】 米国特許出願公開第2006/283077(US,A1)
【文献】 米国特許第4091925(US,A)
【文献】 仏国特許発明第2144460(FR,A5)
【文献】 米国特許第2932384(US,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
B65D 85/50
A01G 5/02
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
表側部材と裏側部材とを備え、前記表側部材と前記裏側部材との側方は閉鎖し、上方及び下方は開放し、前記表側部材と前記裏側部材との間に挿し込まれた花びら部及び茎部を有する花を包装する花用包装材であって、
前記表側部材及び前記裏側部材は、それぞれ、椀形状に形成された主に前記花びら部を包装する花びら部包装部と、前記花びら部包装部より下方に延出する末広がりの台形状に形成された主に前記茎部を包装する茎部包装部とを備え、前記花びら部包装部と、前記茎部包装部との高さの比率が、1:1〜1:0.7であり、
前記表側部材及び前記裏側部材の少なくともいずれかに水分保持体を収容するための収容体を取り外し可能に備え、
前記収容体に付された結束体であって、その端部が前記表側部材及び前記裏側部材の少なくともいずれかに設けられた挿通部に通された結束体を備え、
前記表側部材と前記裏側部材との間に前記花を挿し込んだ状態で、取り外されて下方に垂下している前記収容体を、前記収容体に収容された前記水分保持体から前記茎部が水分を補給可能な位置であって、かつ、前記収容体の下端が前記茎部包装部により隠れる位置まで上方に移動するよう前記挿通部に通された前記結束体を引っ張り、前記結束体を前記表側部材及び前記裏側部材の少なくともいずれかの外面側において結んで前記花を包装する花用包装材。
【請求項2】
前記花びら部包装部と前記茎部包装部の境界領域の少なくとも一側方に凹部が形成され、
前記凹部に引っ掛けて前記結束体を結ぶ請求項1記載の花用包装材。
【請求項3】
前記表側部材及び前記裏側部材の底辺が自立用の脚部である請求項1又は2に記載の花用包装材。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、簡易かつ綺麗に花を包装するための花用包装材に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、スーパー等の小売店では、水を入れたバケツ等に茎部を長く残した状態の花を入れておき、販売時に、花びら部を保護するために、樹脂フィルムにより包装していた。その包装の際、店員が底部から挿し口へ上向き末広がりに形成された細長いラッパ状の樹脂フィルムに収まるように茎部を切り落として長さを調整する作業が必要である。
また、花を長もちさせるために、茎部の切り口に水を沁み込ませた綿等を巻いて、さらに水が滴り落ちないように花用包装材とは異質な素材のアルミホイル等で包む作業が必要で、余計に時間がかかる。また、異質の素材によるツートンカラーとなり見栄えも悪かった。
【0003】
花の鮮度を保った状態を長持ちさせるための花用給水ゼリーが知られているが、茎部の切り口に取り付けるためにはやはり時間がかかる。
【0004】
関連技術として、ブーケを小売店で綺麗に長持ちするようにラッピングすることができる低価格の花用包装材を提供する技術が開示されている(特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【特許文献1】特開2005−88910号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、上記の関連技術は、花用給水ゼリー等やリボン等の取り扱いを花用包装材との形状との関係において簡易にすることは困難である。また、ブーケ以外の花びら部及び茎部を有する花について、花用包装材で包装して製作する専門店の花束に近い綺麗な形状とすることは困難である。
【0007】
本発明の目的は、簡易かつ綺麗に花びら部及び茎部を有する花を包装するための花用包装材を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明の花用包装材は、表側部材と裏側部材とを備え、前記表側部材と前記裏側部材との側方は閉鎖し、上方及び下方は開放し、前記表側部材と前記裏側部材との間に挿し込まれた花びら部及び茎部を有する花を包装する花用包装材であって、
前記表側部材及び前記裏側部材は、それぞれ、椀形状に形成された主に前記花びら部を包装する花びら部包装部と、前記花びら部包装部より下方に延出する末広がりの台形状に形成された主に前記茎部を包装する茎部包装部とを備え、前記花びら部包装部と、前記茎部包装部との高さの比率が、1:1〜1:0.7であり、
前記表側部材及び前記裏側部材の少なくともいずれかに水分保持体を収容するための収容体を取り外し可能に備え、
前記収容体に付された結束体であって、その端部が前記表側部材及び前記裏側部材の少なくともいずれかに設けられた挿通部に通された結束体を備え、
前記表側部材と前記裏側部材との間に前記花を挿し込んだ状態で、取り外されて下方に垂下している前記収容体を、前記収容体に収容された前記水分保持体から前記茎部が水分を補給可能な位置であって、かつ、前記収容体の下端が前記茎部包装部により隠れる位置まで上方に移動するよう前記挿通部に通された前記結束体を引っ張り、前記結束体を前記表側部材及び前記裏側部材の少なくともいずれかの外面側において結んで前記花を包装する。
このように構成することにより、花用給水ゼリー等の水分保持体の収容体が花用包装材と一体となって提供され、使用時には当該収容体を取り外して容易に茎部の切り口に取り付けることができ、また、リボン等の結束体が花用包装材及び水分保持体の収容体と一体となって提供され、結束体を結ぶ際に併せて水分保持体の収容体を適切な位置に移動させることができるので、簡易に花びら部及び茎部を有する花を包装することが可能となる。さらに、椀形状に形成された花びら部包装部と、末広がりの台形状に形成された茎部包装部との高さの比率が、1:1〜1:0.7であり、茎部を隠しつつ専門店の花束に近い綺麗な形状とすることができる。
【0009】
また、本発明の花用包装材は、前記花びら部包装部と前記茎部包装部の境界領域の少なくとも一側方に凹部が形成され、凹部に引っ掛けて結束体を結ぶことであってもよい。
このように構成することにより、凹部に引っ掛けて結束体をずれないように結ぶことができるので、より簡易に花びら部及び茎部を有する花を包装することが可能となる。
【0010】
また、本発明の花用包装材は、表側部材及び裏側部材の底辺が自立用の脚部であってもよい。
このように構成することにより、花用包装材のデザイン性を花の運搬時のみでなく、鑑賞時にも有効活用することができる。
【発明の効果】
【0011】
本発明によれば、簡易かつ綺麗に花びら部及び茎部を有する花を包装するための花用包装材を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0012】
図1】本発明の実施の形態に係る花用包装材の正面側からの視点による構成を示す図である。
図2図1において表側部材10を取り除いた状態を示す図である。
図3】本発明の実施の形態に係る花用包装材の裏面側からの視点による構成を示す図である。
図4】本発明の実施の形態に係る花用包装材の使用方法を説明する裏面側からの視点による図である。
図5】本発明の実施の形態に係る花用包装材により花を包装した状態を示す正面側からの視点による図である。
図6】本発明の実施の形態に係る花用包装材の有効利用の使用方法を説明する正面側からの視点による図である。
【発明を実施するための形態】
【0013】
以下、本発明の実施の形態を図面を参照しつつ説明する。
図1は花用包装材の正面側からの視点による構成を示す図である。図2は、図1において表側部材10を取り除いた状態を示す正面側からの視点による図である。図3は花用包装材の裏面側からの視点による構成を示す図である。
【0014】
図1図2及び図3を参照すると、本実施形態の花用包装材1は、表側部材10と裏側部材20とから構成されている。表側部材10と裏側部材20は略同一の形状であり、樹脂フィルム等であってよく、印刷等を施しデザイン性や広告効果を高めてもよい。ここでは、11a、11b、11c及び21a、21b、21cの各領域のうち最上領域の11a及び21aみが透明であり、他の部分である11b、11c、21b、21cは透明でなく彩色されているものとする(なお、以下では説明の便宜のため透視した状態を示すことがある。)。樹脂フィルムとして、単層フィルム、積層フィルムを適宜使用でき、例えば延伸ポリプロピレン(OPP)、未延伸ポリプロピレン(CPP)、ポリエチレン(PE)、ナイロン(Ny)/PE積層フィルム、OPP/CPP積層フィルム等であってもよい。また、厚みも特に限定されなく、例えば15〜100μm程度である。表側部材10と裏側部材20との側方は熱溶着などで閉じられている。表側部材10と裏側部材20との上方及び下方は開いている。これらの表側部材10と裏側部材20との間に、花びら部110及び茎部120を有する花100を挿し込んで包装する。
【0015】
図1に示すように、表側部材10は、椀形状に形成された花びら部包装部11と、末広がりの台形状に形成された茎部包装部12から構成されている。椀形状とは、ほぼ椀形であればよく、例えばR処理や直線等が組合わされているものも広く含む。台形状とは、ほぼ台形状であればよく、例えばR処理や直線等が組合わされているものも広く含む。花びら部包装部11は、主として花100の花びら部110を包装する。また、茎部包装部12は、主として花100の茎部120を包装する。花びら部包装部11の高さ寸法は10cmであり、上辺の高さ寸法は11cmであり、下辺の高さ寸法は5cmである。一方、茎部包装部12の高さ寸法は8cmであり、上辺の高さ寸法は5cmであり、下辺の高さ寸法は7cmである。花びら部包装部11と茎部包装部12の高さの比率は、1:0.8となっている。なお、花びら部包装部11と茎部包装部12の高さの比率は、1:1〜1:0.7が好適である。これにより、高いデザイン性を実現するとともに、茎部120を包装して隠すことができ、隠された茎部120を手指により把持することが容易となり持ち運び等の便利が図られる。
花びら部包装部11と茎部包装部12の境界領域の両側方に幅寸法1cm、深さ寸法0.5cmの凹部13、14が形成されている。
【0016】
図2に示すように、裏側部材20は、椀形状に形成された花びら部包装部21と、末広がりの台形状に形成された茎部包装部22から構成されている。椀形状とは、ほぼ椀形であればよく、例えばR処理や直線等が組合わされているものも広く含む。台形状とは、ほぼ台形状であればよく、例えばR処理や直線等が組合わされているものも広く含む。花びら部包装部21は、主として花100の花びら部110を包装する。また、茎部包装部22は、主として花100の茎部120を包装する。花びら部包装部21の高さ寸法は10cmであり、上辺の高さ寸法は11cmであり、下辺の高さ寸法は5cmである。一方、茎部包装部22の高さ寸法は8cmであり、上辺の高さ寸法は5cmであり、下辺の高さ寸法は7cmである。花びら部包装部21と茎部包装部22の高さの比率は、1:0.8となっている。なお、花びら部包装部21と茎部包装部22の高さの比率は、1:1〜1:0.7が好適である。これにより、高いデザイン性を実現するとともに、茎部120を包装して隠すことができ、隠された茎部120を手指により把持することが容易となり持ち運び等の便利が図られる。
花びら部包装部21と茎部包装部22の境界領域の両側方に幅寸法1cm、深さ寸法0.5cmの凹部23、24が形成されている。
【0017】
裏側部材20の内面側(花100と接する側)には、水分保持体としての花用給水ゼリー31を収容するための収容体としての収容袋30が取り付けられている。収容袋30は、その上端部のみが裏側部材20の内面側に貼着されており、ミシン目状切込み32に沿って切り取ることで裏側部材20から取り外し可能となっている。収容袋30は、表側部材10に溶着されていてもよい。収容袋30は、矩形状であり、裏表二枚のシートの一方には花100の茎部120の挿入を容易にするための切欠き部33(図3参照)が設けられている。高さ寸法は11cmであり、横幅寸法は4cmである。樹脂フィルム等であってよい。収容袋30は、ミシン目状切込み32に沿って切り取られる前の状態では上方が開いていないため、花100の茎部120が誤って挿入されること等が防止される。
なお、本実施の形態では、花用給水ゼリー31は予め収容袋30に収容されているが、包装時に収容袋30に収容されることであってもよい。
【0018】
図3に示すように、収容体としての収容袋30に熱溶着等により付された結束体としてのリボン40a、40bは、その端部がそれぞれ裏側部材20に設けられた挿通部としての直径0.5cmの穴部25、26に通され、両端部はまとめて裏側部材20の外面側に貼られたシール41により固定されている。リボン40a、40bは、それぞれ長さ寸法は20cmであり、太さ寸法は0.4cmである。結んで飾りとするために十分なサイズである。結束体としてリボンの他にも、紐状や細帯状のものが広く含まれ、材質や色等も特に限定されない。なお、リボン40a、40bは、一本のリボン40であってもよい。
シール41に限らず、リボン40a、40bをまとめておくことができる公知の種々の手法が適用可能である。
【0019】
以下、本実施の形態の花用包装材1の使用方法を図面を参照して説明する。スーパー等の小売店において、水を入れたバケツ等に茎部120を長く残した状態の複数本の花100を入れておき、販売時に、花用包装材1により包装する場合を前提とする。その包装の際、店員が花用包装材1に収まるように茎部120をハサミ等により切り落として長さを調整する作業が必要である。
【0020】
図4は花用包装材の裏面側からの視点による図である。
図4に示すように、表側部材10と裏側部材20との上方は開いているので、そこから表側部材10と裏側部材20との間に、花びら部110及び茎部120を有する花100を茎部120を下側にして挿し込む。
【0021】
裏側部材20の内面側には、水分保持体としての花用給水ゼリー31を収容するための収容体としての収容袋30が取り付けられている。収容袋30は、その上端部のみが裏側部材20の内面側に貼着されており、ミシン目状切込み32に沿って切り取られる前の状態では上方が開いていないため、花100の茎部120が誤って挿入されること等が防止される。
【0022】
表側部材10と裏側部材20との下方は開いているので、そこから茎部120の下端が突出した状態となる。
突出した茎部120を切り落として長さを調整する。収容袋30の下端が表側部材10の茎部包装部12及び裏側部材20の茎部包装部22により隠れる位置にあるときに、収容袋30に収容された花用給水ゼリー31から茎部120が水分を補給可能となる長さに短く切り落とす。すなわち、少なくとも表側部材10の茎部包装部12及び裏側部材20の茎部包装部22の下端よりも短くなるように切り落とす。
【0023】
そして、収容袋30をミシン目状切込み32に沿って切り取り裏側部材20から取り外す。収容袋30には結束体としてのリボン40が付されているので、取り外された収容袋30は、下方に垂下することとなる。ここで、別途用意された花用給水ゼリー31を収容袋30に収容することであってもよい。表側部材10の茎部包装部12及び裏側部材20の茎部包装部22が幅広に形成されているので、従来の細長い樹脂フィルムでは幅が狭くて下から手を入れての作業が困難であるという問題点が解消されている。
【0024】
裏側部材20の外面側に貼りつけられているシール41を取り外し、結束体としてのリボン40の固定状態を解除する。端部がそれぞれ裏側部材20に設けられた挿通部穴部25、26に通されているリボン40a、40bを上方や側方等に引っ張ることにより、取り外されて下方に垂下している収容袋30を、収容袋30に収容された花用給水ゼリー31から茎部120が水分を補給可能な位置であって、かつ、収容袋30の下端が表側部材10の茎部包装部12及び裏側部材20の茎部包装部22により隠れる位置まで上方に移動させる。このようにすることで、収容袋30に短くした茎部120の先端部分が収まることとなる。
【0025】
図5は花用包装材の正面側からの視点による図である。
図5に示すように、リボン40a、40bを凹部13、14、23、24に引っ掛けて、リボン40a、40bの位置がずれないようにしつつ、表側部材10及び裏側部材20の外面側において結束して、結び目を整えて飾りとする。表側部材10の花びら部包装部11及び裏側部材20の花びら部包装部21により、主として花100の花びら部110を包装し、また、表側部材10の茎部包装部12及び裏側部材20の茎部包装部22により、主として花100の茎部120を包装する。
【0026】
上記の本実施の形態によれば、専門店の花束に近い形状となる高いデザイン性を実現するとともに、容易に綺麗に包装することができる。また、持ち運び等の便利のために手で容易に把持するために十分な長さの茎部120を包装して隠すことができ、家庭用花束としても、さらに家庭用花束以上に見栄えが良いことが求められるギフト用花束としても用いることが可能となる。
また、花用包装材1は未使用時には扁平となり保管・運搬が容易であり、低コストで製造することもできる。
【0027】
以下、本実施の形態の花用包装材1のさらなる有効利用の使用方法を図面を参照して説明する。
図6は花用包装材の正面側からの視点による図である。
図6に示すように、上記の使用方法に従って、ギフト用花束として、花用包装材1により包装された花100について、リボン40a、40bをほどいて取り除き、さらに収容袋30も取り外す。
花瓶又は家庭用コップ等の容器50に、表側部材10及び裏側部材20で包装された状態の花100の茎部120を挿し入れ、容器50の外側を、底辺が自立用の脚部として機能する表側部材10及び裏側部材20で覆い隠す。これにより見栄えが良い、高いデザイン性の装飾を実現することができる。また、花用包装材1を廃棄することなく再利用することもできる。
【0028】
表側部材10の茎部包装部12及び裏側部材20の茎部包装部22が末広がりの台形状に形成されているので起立した状態を安定的に維持できる。
なお、リボン40a、40bは取り除かずに飾りとして残すことであってもよい。
【0029】
その他、一々例示はしないが、本発明は、その趣旨を逸脱しない範囲内において、各構成部分の大きさや形状を含む種々の変更が加えられて実施されてよい。
【符号の説明】
【0030】
1 花用包装材
10 表側部材
20 裏側部材
30 収容袋
31 花用給水ゼリー
40a、40b リボン
50 容器
100 花
【要約】
【課題】簡易かつ綺麗に花びら部及び茎部を有する花を包装するための花用包装材を提供すること。
【解決手段】表側部材と裏側部材とを備え、前記表側部材と前記裏側部材との側方は閉鎖し、上方及び下方は開放し、前記表側部材と前記裏側部材との間に挿し込まれた花びら部及び茎部を有する花を包装する花用包装材であって、前記表側部材及び前記裏側部材は、それぞれ、椀形状に形成された主に前記花びら部を包装する花びら部包装部と、前記花びら部包装部より下方に延出する末広がりの台形状に形成された主に前記茎部を包装する茎部包装部とを備え、前記花びら部包装部と、前記茎部包装部との高さの比率が、1:1〜1:0.7であり、前記表側部材及び前記裏側部材の少なくともいずれかに水分保持体を収容するための収容体を取り外し可能に備え、前記収容体に付された結束体であって、その端部が前記表側部材及び前記裏側部材の少なくともいずれかに設けられた挿通部に通された結束体を備え、前記表側部材と前記裏側部材との間に前記花を挿し込んだ状態で、取り外されて下方に垂下している前記収容体を、前記収容体に収容された前記水分保持体から前記茎部が水分を補給可能な位置であって、かつ、前記収容体の下端が前記茎部包装部により隠れる位置まで上方に移動するよう前記挿通部に通された前記結束体を引っ張り、前記結束体を前記表側部材及び前記裏側部材の少なくともいずれかの外面側において結んで前記花を包装する花用包装材。
【選択図】図1
図1
図2
図3
図4
図5
図6