【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、バリヤープラスチックが小さな小塊(1μm以下の直径を有する)の形状でベースプラスチックに分配される条件のもとで、単層物品又は多層構造の外部(内側及び/又は外側)層における多層構造の断片の使用が、その特性に影響を及ぼさないという驚くべき知見に基づく。従って、本発明は、分散された形状で、ベースプラスチックと不相溶性であるバリヤープラスチックを含む1μm以下の直径の小塊を含むベースプラスチックからなる層に関する。
【0007】
“プラスチック”という用語は、任意のポリマー又はポリマーの混合物を意味すると理解される。熱可塑性物質は、本発明に関連して高度に好適である。“熱可塑性物質”という用語は、熱可塑性エラストマーを含む任意の熱可塑性ポリマー、及びそれらの混合物を意味する。“ポリマー”という用語は、ホモポリマー及びコポリマー(特に2成分又は3成分)の両方を意味する。そのようなコポリマーの例は、限定する訳ではないが:ランダム分布しているコポリマー、序列コポリマー、ブロックコポリマー及びグラフトコポリマーである。
【0008】
分解温度よりも低い融点を有する任意のタイプの熱可塑性ポリマー又はコポリマーが好適である。少なくとも摂氏10℃に広がる融解範囲を示す合成熱可塑性物質が、特に高度に好適である。それらの分子量で多分散を示すものが、そのような熱可塑性物質の例である。特に、ポリオレフィン、ポリ(ビニルハライド)、熱可塑性ポリエステル、ポリケトン、ポリアミド及びそれらのコポリマーが用いられ得る。ポリマー又はコポリマーの混合物もまた、ポリマーと無機、有機及び/又は天然充填剤、例えば、限定する訳ではないが:炭素、塩及び他の無機誘導体、天然繊維、ガラス繊維及びポリマー繊維などとの混合物と同様に用いることができる。良好な結果が、ナノコンポジット(又はナノメートルサイズの充填剤を有するポリマー)でも得られている。このために、上記で用いた“プラスチックからなる”という用語は、前記プラスチックの全質量の80%よりも多く、及び特に90%よりも多くからなることを意味すると理解されることに注目すべきである。
【0009】
ベースプラスチックは、構造が示す必要のある機械的及び/又は化学的特性に応じて選択される。このために、一般的に従来のポリマー、例えばポリオレフィン又はハロゲン化ポリマーが用いられる。良好な結果は、ベースプラスチックがエチレン又はプロピレンホモポリマー及びコポリマーから選択される1つ以上のポリオレフィンから本質的になるときに得られている。優れた結果が高密度ポリエチレン(HDPE)で得られており、これは特に中空体が燃料タンクであるときの場合である。
【0010】
“バリヤープラスチック”(全て又は一部が分散された小塊から構成され、バリヤープラスチックをバリヤープラスチックの混合物にすることができ、及び/又は従来の添加剤、例えば顔料、可塑剤、抗酸化剤などを含むことができると理解される)という用語は、ベースプラスチックと不相溶性であり、且つ特定の流体、例えば炭化水素に基づく燃料などに関して低い透過性を示す層を形成することができる任意のプラスチックを意味すると理解される。そのような特性を示す有利な結晶性ポリマーは、特にポリアミド、フルオロポリマー及びビニルアルコールポリマー[ホモポリマー(PVOH)及びエチレン−ビニルアルコールコポリマー(EVOH)]である。非常に良好な結果が、バリヤープラスチックがポリアミド及びエチレン−ビニルアルコールコポリマーから選択される1つ以上のポリマーから本質的になるとき、及び特に後者からなるときに得られる。
【0011】
本発明に関連する重要なパラメーターは、バリヤープラスチックを含む小塊の形態である。本発明では、実質的に球状であるこれらの小塊又は集塊は、1μm以下、好ましくは0.8μm以下、実際にはさらに0.5μm以下の直径(平均直径を意味するとして理解され、実質的に球状の集塊の最も大きな寸法の平均であると見なされる)を有する。しかし、これらの小塊の直径は、一般的に0.1μm以上、実際にはさらに0.2μm以上であることに注目すべきである。
【0012】
本発明に従う小塊を含むベースプラスチックからなる層は、単層物品、例えばフィルム、シート、中空体(容器)などにすることができる。しかし、有利には、それは多層構造内の層である。本発明のこの別の態様では、“多層構造”という用語は、少なくとも2つの層を有する任意の物品を意味すると理解され、バリヤープラスチックの小塊を有するベースプラスチックから本質的になる層を含む。好ましくは、この物品は、粉末、顆粒など、及び好ましくは流体を含むことが意図される中空体である。この場合、一般的に、該多層構造は、それが収容する流体又はある種のガス(空気、水蒸気)の移動に対するバリヤーであるプラスチックから実質的になる層も含む。良好な結果が、小塊を含むベースプラスチック層が外部層(流体と接触している中空体の内側層、又は外部の世界と接触している外側層のいずれか)であるときに得られ、これを以下では“層B”と呼ぶ。非常に特に好ましい態様では、層Bが中空体の内側層である。この層Bにおけるバリヤープラスチックの含有率は、一般的に5質量%よりも少ない。実際には、この含有率は一般的に1%よりも少なく、実際にはさらに0.5%よりも少ない。
【0013】
本発明のこの別の態様に従う多層中空体は、多くの異なる用途、特にパイプ又は容器、例えばボトル又はタンクの形状で種々のタイプの流体を移動する又は収容する目的のために用いることができる。それは、特に自動車の分野に、特に燃料タンク又は燃料タンクのための給油口の形状で用いることができる。優れた結果が、燃料タンクの場合に得られている。上記の結果は、本発明のこの別の態様に従う多層構造が燃料タンクであるとき、それは好ましくは、本質的にEVOH(エチレン−ビニルアルコールコポリマー)からなる少なくとも1つの層及び1μm以下の直径を有するEVOH小塊を含むHDPE(高密度ポリエチレン)から本質的になる1つの層を含む。
【0014】
本発明のいくつかの別の態様に用いられるバリヤープラスチックは、そのベースプラスチック層を概して本質的に構成している従来のポリマーに関して、しばしば乏しい接着性を示し、これはしばしば本発明の構造のバリヤー層及びベース層間の接着性プラスチック層に頼ることを強要する。本発明のこの別の態様に従う接着性プラスチックは、バリヤープラスチック及びベースプラスチックの性質に応じて選択される。接着性プラスチックとしては、相溶化されたポリオレフィン及び特に相溶化されたポリエチレンが頻繁に用いられる。相溶化は、特にグラフトによって、特に無水カルボン酸、例えば無水マレイン酸を用いたグラフトによって得ることができる。接着性プラスチックは、好ましくは無水マレイン酸でグラフトされたポリオレフィン、特に無水マレイン酸でグラフトされたポリエチレンから本質的になる。
【0015】
接着性層は、一般的に結合されている構造に対して薄く、及び特に構造の全体的な厚みの数%を超えない。本発明のこの別の態様に従う構造では、バリヤー層を2つの外部層の1つのいずれか(構造のいずれかの側面に位置する)にするか、又は2つの外部層間に含まれる中間層にするのが可能である。後者の態様が有利であり、バリヤープラスチックはしばしばベースプラスチックよりも弱い。バリヤープラスチック層が2つのベースプラスチック層間にはさまれているとき、そこには一般的に接着性の2つの層(バリヤー層の各側面に1つ)があり、各々は構造の1〜2%、実際にはさらに3%のオーダーの厚みを有する。本発明の別の異なる態様では、接着性プラスチックの別々の層に頼る代わりに、特許文献2に記載のように後者がベースプラスチックと簡単に混合される。
【0016】
選ばれた態様に関わらず(別々の層での接着剤又はベースプラスチックに混合された接着剤)、構造(考慮されている全ての層)における接着剤の全含有率は、一般的に全構造の10質量%、好ましくは8質量%、実際にはさらに5質量%を超えない。経済的観点から、分散された形状でバリヤープラスチックを含むベースプラスチック層が、類似の構造(すなわち、バリヤープラスチック層及び分散されたバリヤープラスチックを含む又は含まないベースプラスチック層を有する)を有する製造スクラップ又は任意に前処理(特にそれらを精製する目的のため)に付された廃棄物である類似構造の断片を含むのが有利である。
【0017】
有利な別の態様では、上記の層Bに加え、本発明の構造が、1μm以下の直径を有する小塊の形状で分散されているバリヤープラスチックを含む少なくとも1つの第二のベースプラスチック層を含み、及びこの第二の層は、中空体の中間層(2つの層間に挿入されている)である(層C)。バリヤープラスチックのその含有率はまた、15質量%よりも少なく、好ましくは8質量%以下及び非常に特に好ましい態様では5質量%以下である。しかし、この含有率は、有利には内側層におけるバリヤープラスチックの含有率よりも多く、及び、特に好ましい態様では、1質量%以上、実際にはさらに2質量%以上である。本発明のこの別の態様は、それが大量のリサイクルされたプラスチック(製造スクラップ又はかつての構造の廃棄物)を用いることの可能性を提供するために有利である。いくつかの用途のために、良好な妥協(経済的利点/機械的特性)が、この中間層におけるバリヤープラスチックの含有率が1〜8質量%であるときに得られる。これは、8質量%以上のバリヤープラスチックでは、多層構造の機械的特性(及び特に低温衝撃強さ)がある種の用途に不適切となるためである。
【0018】
実際に、比較的高い量で中間層におけるリサイクルされたプラスチックを用いるだけでなく、より低い量で外部層におけるリサイクルされたプラスチックも用いることができる(構造の審美的及び/又は機械的特性に過剰な圧力を置かないために)という確実な経済的利点がある。従って、特に有利な別の態様では、本発明は、分散されたバリヤープラスチックと共に少なくとも2つのベースプラスチック層(1つの外部(B)及び1つの中間(C))を有する多層構造に関し、層Bにおけるバリヤープラスチックの含有率は1質量%よりも少なく、及び層Cにおけるバリヤープラスチックの含有率は1〜8質量%である。本発明の層及び/又は多層構造は、任意の公知な方法、一般的には押出、射出成形、スラッシ成形、熱成形などにより調製することができる。特に、この層は、押出によって調製することができる。上記の少なくとも1つの層を含む多層中空体には、成形方法が高度に好適であり、及び特には押出吹込成形と呼ばれる方法である。
【0019】
従って、本発明は、上記の中空体の製造方法にも関し、前記方法は、1μm以下の直径を有する小塊の形状で分散されているバリヤープラスチックを含むベースプラスチックの少なくとも1つの層を含む多層パリソンの押出吹込成形の少なくとも1つの段階を含む。好ましくは、この層は、パリソンの外部層であり、及び非常に特に好ましい態様では、パリソンもまたバリヤープラスチック層を含む。上記パリソンの層は、任意の相対的な厚みを有することができる。しかし、特に経済的要請のために、バリヤープラスチック層は、一般的に数%のみ(典型的には構造の1〜5質量%、実際にはさらに2〜4質量%)に限定され、構造の残りは一般的にベースプラスチックから本質的になる(任意の接着剤も数%のみの割合で用いられる)。この方法では、ベースプラスチックにおけるバリヤープラスチックの分散は、押出吹込成形による工程中に行うことができる。しかし、この分散は、相溶化剤(例えば上記接着剤と類似の性質のもの)及び/又は適切な混合装置(ミキサーノズル、静的なミキサー)を用いてさえ、加工パラメーターを変動させることだけでは、行うのが時々困難となる。対照的に、本出願企業は、驚くべきことに、前記層が予め静電気的分離処理に付されている類似多層構造の断片を含むときに、この分散が難なく行われることを見出し、これは上記相溶化剤及び/又は上記混合装置の不存在下でさえそうであった。
【0020】
従って、本発明のこの特徴の有利な別の態様は、上記の製造方法からなるが、少なくとも1つのバリヤープラスチック層及び1つのベースプラスチック層を含む多層中空体の少なくとも一部をリサイクルする方法を組み込み、且つ以下の段階:
中空体の前記一部を断片化する段階;
得られた断片を、少なくとも1つの静電気的分離段階に付し、バリヤープラスチックの乏しい断片の少なくとも1つの流れ(A)及びバリヤープラスチックがより豊富な断片の1つの流れ(B)を得る段階;
流れ(A)から生じる断片を含む外部層を含む多層パリソンを押出によって製造する段階;
前記パリソンを吹込成形する段階、
を含む方法からなる。
【0021】
上記の方法では、流れ(A)が1質量%よりも少ないバリヤープラスチックの含有率を有し、且つ流れ(B)が1質量%以上のバリヤープラスチックの含有率を有するのが有利である。流れ(A)から生じる断片は、外部層としてそのままで用いられ得るか、又は任意の添加剤、補強剤など、及び/又は未使用のベースプラスチック(まだ使用されていないもの)と混合され得る。後者の別の態様(未使用のプラスチックで希釈する)が好ましい。実際には、20%以上、及びさらに30%以上であるが、80%以下、実際にはさらに60%以下の希釈度が、高度に好適である[“希釈度”という用語は、(断片+未使用の樹脂)混合物に対する断片の質量%を意味すると理解される]。
【0022】
上記では、“〜に基づく”という用語は、上で定義した“〜からなる”という用語と少なくとも同じである。好ましくは、それらは“〜のみからなる”ことを意味する。上記の方法では、もちろん、バリヤープラスチックがより豊富な流れ(B)を用いることができるのも有利である。この場合、有利には、流れ(B)はパリソンの中間層に用いられる。それは、そのままか又は未使用のプラスチックで希釈して用いることができる。一般的には、この流れから生じる材料をそのまま用いることができるが、但しバリヤープラスチックのその含有率は過剰に高くはない。特に多層燃料タンクの場合、8質量%以下の含有率が良好な結果を与えることが見出されている。従って、有利な別の態様によれば、上記の方法においては、流れ(B)が8質量%以下のバリヤープラスチックの含有率を有し、且つパリソンがこの流れ(B)から生じる断片に基づく中間層を含む。
【0023】
断片は、周囲温度又は高温条件下における任意の公知な方法で行うことができる。例えば、上記の特許文献1に開示されているように、バリヤープラスチックの結晶化温度(℃で表すTc)及びTc−20℃間で行うことができる。製造スクラップをリサイクルする場合、それらがまだ熱いうちに一列で断片化するのが有利である。断片化の結果、1mm以上、好ましくは2mm以上、実際にはさらに5mm以上のそれらの最も大きな寸法を有する断片が、好ましくは存在する。一般的には、この寸法は、15mm以下、好ましくは12mm以下、実際にはさらに8mm以下である。
【0024】
静電気的分離もまた、任意の公知な方法で行うことができ、装置はこの目的のために商業的に入手可能である。好ましくは設備を用いて行い、そこにおいて断片をまずは帯電させ、及びその後に静電場に通過させ及び適切な装置を用いて集めることによって異なる組成物の流れに分離する。後者は、有利には少なくとも2つの分離容器(又は同じ容器における分離区画)を含み、上記の流れ(A)及び(B)を別々に集めることができる。それは時々、少なくとも3つの分離した流れを集めるのが有利であることが証明され得、各々は異なる含有率のバリヤープラスチックを有する。この別の態様では、バリヤープラスチックの最も乏しい流れが流れ(A)に、平均的な含有率を有する流れが流れ(B)に、及び最も高い含有率(典型的には10質量%以上、実際にはさらに20質量%以上)を有する流れが流れ(C)に対応する。一般的に多層構造(及び特に燃料タンク)に用いられるプラスチックの含有率を考慮すると、この流れ(C)におけるバリヤープラスチックの含有率は、一般的に50%以下、好ましくは40%以下、実際にはさらに30%以下である。
【0025】
この流れ(C)は、好ましくは新規多層構造にそのままでは再利用されず、その組成では一般的に良好な機械的特性を得ることができない。この流れは、一般的に廃棄されるか又は、有利には、一般的なバリヤープラスチックの経費を考慮すると、それをバリヤープラスチックを豊富にすることのできる1つ以上の適切な処理に付し、及びこれをやりながら、多層構造(最初の構造と同様か又は異なる)のバリヤー層にそれをリサイクルする。従って、該方法の別の態様では、静電気的分離中に、少なくとも1つの第三の流れ(C)を生成し、そのバリヤープラスチックの含有率は10%以上であり、及びこの流れ(C)を、バリヤープラスチックを豊富にすることができる次の処理段階に付す。そのような処理段階は、特許文献3に開示されているように、バリヤープラスチックの選択的溶解及び後者の再沈殿からなり得る。
【0026】
上記の方法は、本出願の最初の部分に詳細に記載されているような燃料タンク、及び特にHDPE及びEVOHに基づく燃料タンクの工業的製造に組み込まれるのに特によく適する。良好な結果が、以下の構造(内側から外側向きに、以下の材料に基づく層を含む):P+R1/A/B/A/R2/P
(式中:
P=HDPE、
A=PE−g−MA(無水マレイン酸でグラフトされたHDPE)に基づく接着剤、
B=EVOHバリヤー、
R1及びR2=静電気的分離によって処理された同様の構造を有する断片であり、各々が流れ(A)及び(B)の上記定義に対応し、且つ各々が1質量%以下のEVOH含有率及び1〜8質量%のEVOH含有率を有する。)
の製造中に得られている。
実際、P/A/B/A/R/Pタイプ(R=静電気的処理に付されていない同様の構造を有する断片)の同様のタンクは、北米及び欧州の両方で約10年間販売されており、ますます要求される蒸発性標準を満たしている。これらのタンクにおける種々の層の相対的厚みは、典型的に(構造の質量%で):40/2/3/2/40/13である。
【0027】
そのような廃棄物タンク又はそれらの製造スクラップは、有利には本発明の新規タンクの製造のためのベースとして作用する。従って、長時間に渡って複数の製造操作(例えば、(再)始動中に)を、製造スクラップを使用せずに行い、他は前述の製造操作の質に応じて、より大きな又はより少ない程度でそれを使用する。いくつかの製造操作は、廃棄物タンクから生じるプラスチックに基づいて行うこともできる。この場合、これらのプラスチックは、好ましくは精製(特に残渣燃料からの精製)及び/又は再生処理(廃棄物プラスチック、及び特にHDPEが、それらの老化の結果として劣化され得ると理解される)に付される。特に、押出吹込成形によってそれを加工する前に、再生剤(例えばポリ官能性エポキシド)を廃棄物ベースプラスチック(特にそれがHDPEのとき)と混合するのが有利であることが証明され得る。そのような再生方法は、特許文献4に開示されている。
【0028】
本発明の方法の一つの利点は、バリヤープラスチックの良好な分散により、粉砕再生材料の中間層の厚みが、構造の全厚みの50%までに及び得、先行技術による燃料タンクでは、粉砕再生材料が静電気的分離をせずにそのままでリサイクルされた場合には、この厚みは一般的に構造の全厚みの40%に限定され、その特性に過剰な負担を与えなかった。特に、本出願企業は、静電気的分離に付されない粉砕再生材料の層では、バリヤープラスチック小塊が、一般的に1μm以上、実際にはさらに2μm以上の直径を有し、小塊が1μmよりも小さい本発明の構造とは対照的であることを見出した。さらに、最大80%(層の全質量に対して)の割合でタンクの内側層に粉砕再生材料を含むと、構造の特性を害すること無く、リサイクルされたプラスチックの再利用の最大全濃度を75%に導くことができ、これは依然としてベースプラスチックにおけるバリヤープラスチックの分散の質による場合である。
【0029】
本発明は、以下の例によって限定されること無く説明される。