特許第5663208号(P5663208)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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特許5663208折畳式ハンガーホルダー及びハンガーセット
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】5663208
(24)【登録日】2014年12月12日
(45)【発行日】2015年2月4日
(54)【発明の名称】折畳式ハンガーホルダー及びハンガーセット
(51)【国際特許分類】
   A47G 25/18 20060101AFI20150115BHJP
   D06F 57/00 20060101ALI20150115BHJP
【FI】
   A47G25/18
   D06F57/00 340
   D06F57/00 380
【請求項の数】3
【全頁数】22
(21)【出願番号】特願2010-141086(P2010-141086)
(22)【出願日】2010年6月21日
(65)【公開番号】特開2012-398(P2012-398A)
(43)【公開日】2012年1月5日
【審査請求日】2013年6月18日
(73)【特許権者】
【識別番号】500459029
【氏名又は名称】株式会社赤ん坊カンパニー
(74)【代理人】
【識別番号】100090251
【弁理士】
【氏名又は名称】森田 憲一
(74)【代理人】
【識別番号】100139594
【弁理士】
【氏名又は名称】山口 健次郎
(72)【発明者】
【氏名】三島 世記
【審査官】 岩崎 晋
(56)【参考文献】
【文献】 実開昭55−001472(JP,U)
【文献】 実開昭56−069386(JP,U)
【文献】 特開2007−167115(JP,A)
【文献】 特開2001−334099(JP,A)
【文献】 特開2001−232096(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
A47G 25/18
D06F 57/00
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
(1)(a)相互に平行で長さ方向に延び、中央に屈伸部を有し、その屈伸部が伸直状態では直線状となる2つの支持棒部と、(b)前記の2つの支持棒部を相互に幅方向で連結する少なくとも2つの連結横棒部と
を含むフレーム部、
(2)前記フレーム部に連結し、前記フレーム部の前記の2つの支持棒部が水平面上で相互に平行になるように上方から懸下することのできる懸下手段、及び
(3)前記の2つの支持棒部の下側面に、下側面から下方向に突出して設けられた複数個のハンガー係止部
を含む折畳式ハンガーホルダーであって、
前記支持棒部は2つのみであり、
前記の各ハンガー係止部は、それぞれ1つの挿入孔を有し、その挿入孔にはハンガーのヘッド部を挿入することによってハンガーを装着することができ
前記の各挿入孔は、ハンガーが前記の2つの支持棒部と直交する方向にハンガーを装着することが可能で、装着されたハンガーは挿入孔に係止されたヘッド部を回転中心として前記の2つの支持棒部の長さ方向に回転可能に挿入孔に挿入することができ、
前記フレーム部は、前記ハンガー係止部を有する下側面が相互に近接する方向のみに前記屈伸部を屈曲させることができ、
前記の2つの支持棒部が、それぞれ同数のハンガー係止部を備え、
前記の2つの支持棒部において、支持棒部の一方の端部と屈伸部との間を第1ハーフ部分とし、支持棒部のもう一方の端部と屈伸部との間を第2ハーフ部分とした場合に、前記の2つの支持棒部の第1ハーフ部分に設けたハンガー係止部の合計数と、前記の2つの支持棒部の第2ハーフ部分に設けたハンガー係止部の合計数とが同数になり、
一方の支持棒部においてハンガー係止部を設けた位置に対応するもう一方の支持棒部の平行対応位置はハンガー係止部を設けていない凹部とし、前記の一方の支持棒部においてハンガー係止部を設けていない凹部の位置に対応するもう一方の支持棒部の平行対応位置にはハンガー係止部を設け、
前記の2つの支持棒部にハンガーを装着しない状態において前記フレーム部を屈曲させ、前記の2つの支持棒部において、それぞれの第1ハーフ部分と第2ハーフ部分とを最終的に到達可能な最終屈曲状態にした場合に、第1ハーフ部分に設けた各ハンガー係止部は、第2ハーフ部分においてハンガー係止部を設けていない凹部に入り込み、第2ハーフ部分に設けた各ハンガー係止部は、第1ハーフ部分においてハンガー係止部を設けていない凹部に入り込む位置に各ハンガー係止部が配置され、前記フレーム部の全体において、前記の2つの支持棒部の第1ハーフ部分と第2ハーフ部分とがほぼ平行な完全屈曲状態になり、
前記のハンガー係止部に装着が可能で、開閉可能リング状ヘッド部を有するハンガー1つだけを、或る任意の支持棒部のいずれか1つの任意のハンガー係止部の挿入孔に装着させて、屈伸部を上方にし、ハンガーを装着させたハンガー係止部が重力方向の下方になるように、その支持棒部と前記ハンガーとを懸下させた場合に、前記ハンガーの開閉可能リング状ヘッド部とそのヘッド部に連結するネック部とが、同一支持棒部上の他のハンガー係止部と接触せず、もう一方の支持棒部上のハンガー係止部とも接触しないように各々のハンガー係止部を配置し、
前記ハンガー係止部に装着が可能で、開閉可能リング状ヘッド部を有するハンガーを、或る任意の支持棒部のいずれか1つの任意のハンガー係止部の挿入孔に装着させ、フレーム部の前記の2つの支持棒部を水平面に相互に平行に配置し、装着させたハンガーをハンガー係止部から重力方向の下方に懸下させ、前記フレーム部の上方からハンガーの方向に観察した場合に、フレーム部に平行な平面上で、ハンガーのヘッド部を中心としてショルダー部先端が回転する範囲が、ヘッド部とショルダー部先端とを結ぶ直線が支持棒部と直交する状態を基準として左方向及び右方向にそれぞれ60度以内になるように、挿入孔の開口径及び開口部長さを調整し、そして
前記フレーム部を折り畳んだ際に、前記懸下手段を支持棒部の第1ハーフ部分と第2ハーフ部分との間に挿入して収納することができる
ことを特徴とする、前記折畳式ハンガーホルダー。
【請求項2】
前記ハンガー係止部が、相互に平行な2片のハンガー係止部片からなることを特徴とする、請求項1に記載の折畳式ハンガーホルダー
【請求項3】
(1)請求項1又は2に記載の折畳式ハンガーホルダーと、
(2)開閉可能リング状ヘッド部を有するハンガーと
の組合せを含むハンガーセットであって、前記ハンガーが、
(a)開閉可能なリング状ヘッド部と、
(b)前記ヘッド部と連結し、前記ヘッド部の開閉操作を行うハンドル部を有するネック部と、
(c)前記ネック部に連結するショルダー部と
を含み、
前記ハンガーのリング状ヘッド部が、前記折畳式ハンガーホルダーのハンガー係止部に設けた挿入孔に挿入可能であることを特徴とする、前記ハンガーセット。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、折畳式ハンガーホルダー及びハンガーセットに関する。
本発明による折畳式ハンガーホルダーは、種々の衣料用ハンガーを着脱自在に又は固定して装着することができ、ハンガーの非装着時には極めて省スペース化された直方体状に折り畳むことができるだけでなく、開閉可能なリング状ヘッド部を有する非脱落性ハンガーの着脱自在型ホルダーとして特に有効に利用することができ、前記の非脱落性ハンガーの装着時又は固定式ハンガーを備えたハンガー掛け具の状態においても、コンパクトに折り畳むことが可能である。
また、本発明によるハンガーセットは、前記折畳式ハンガーホルダーと、開閉可能なリング状ヘッド部を有する非脱落性ハンガーとの組合せからなるセットである。
【背景技術】
【0002】
多数の衣料用ハンガーを吊り下げて保持するハンガー掛け具が知られており(例えば、特許文献1又は2)、その中でも、中央部から2つに折り畳むことができ、コンパクトな状態での収納が可能な折畳式ハンガー掛け具も知られている(例えば、特許文献3)。折畳式ハンガー掛け具では、例えば、1つの折畳式ハンガー掛け具に、ハンガー10個を並列に密集して取り付けた10連タイプなどが実用化されており、洗濯物を吊り下げて乾燥させる際には中央屈伸部を伸直させた直線状態で使用し、洗濯物を取り外して収納する際には中央屈伸部を屈曲させて2つに折り畳むことができる。こうした折畳式ハンガー掛け具で、従来から実用化されているのは、個々のハンガーがハンガー掛け具に固定されて、取り外すことのできない固定型のハンガー掛け具だけであり、個々のハンガーをハンガーホルダーに着脱自在に装着可能な着脱自在タイプは知られていない。
【0003】
図16は、従来から実用化されている10連タイプの固定型折畳式ハンガー掛け具6を物干し竿7に吊り下げた状態の斜視図である。このハンガー掛け具6は、フレーム部61と、懸下手段としての開閉型フック部62とを含み、フレーム部61は、中央屈伸部66を有する2本の平行な支持棒部61A,61Bと、支持棒部61A,61Bの両側端部に配置した連結横棒部63とを含む。10個のハンガー65は、支持棒部61A,61Bの棒状部本体に設けた固定孔によって、フレーム部61の長さ方向(図16の矢印Aの方向)に並列に吊下されている。開閉型フック部62は、開閉ヘッド部62aとアーム部62bとそれらを連結する連結部62cを含み、アーム部62bの下方端部は、フレーム部61の左右の両端領域と連結している。なお、懸下手段としては、S字の上半分の形状(以下、半S字状と称する)を有する一対のフック64x,64yをフレーム部61の左右の両端領域に設けることもできる。また、ハンガー掛け具6は、中央屈伸部66において上方(図16の矢印Bの方向)へ屈曲させて、2つに折り畳むことができる。
【0004】
図16に示すハンガー掛け具6では、各ハンガー65が、長さ方向(図16の矢印Aの方向)に回転可能に、2本の平行な支持棒部61A,61Bの棒状部本体に設けた固定孔で固定されている。従って、中央屈伸部66を利用する折り畳み操作や開き伸ばし操作の際に、個々のハンガー65がハンガー掛け具6から脱落することがない。また、各ハンガー65の上部の2箇所が、2本の平行な支持棒部61A,61Bの棒状部本体に設けた固定孔において平行に支持されているので、フレーム部61に平行な平面上でのショルダー部の左回転又は右回転が事実上発生せず、各ハンガー65の回転方向がそれぞれフレーム部61の長さ方向に平行に揃うため、折り畳み操作や開き伸ばし操作の際に、各ハンガー65が絡み合うこともなく、円滑に折り畳み操作や開き伸ばし操作を行うことができる。
【0005】
更に、図16に示すハンガー掛け具6では、各ハンガー65の上部の構造を複雑にする必要が無く、単純な構造で目的を充分に果たすことができ、上部の長さ(図16のh)を短くし、上部の幅(図16のt)も薄くすることができるため、フレーム部61の支持棒部61A、61Bの棒状部本体にハンガー65の固定用孔67を設けても、折り畳んだ際に全体が嵩張ることもない。
【0006】
ところで、衣料用ハンガーは、一般的に、物干し竿などに懸下させる係止部位である頂上ヘッド部と、衣料品を掛ける部位であるショルダー部と、頂上ヘッド部とショルダー部とを連結するネック部と、ショルダー部の両方の下方端部に連結して設けたボトムバー部とから主に構成されており、前記の頂上ヘッド部として、一般的には、半S字状のフック(S字の上半分の形状を有するフック)が使用されている。半S字状フックを備える衣料用ハンガーは、物干し竿などへの懸下操作が簡便で、構造も単純であるが、屋外で強い風にあたる場合などには、物干し竿などから落下し易い欠点があるので、落下防止機能を重視する場合は、開閉可能なリング状ヘッド部を有する衣料用ハンガー(例えば、特許文献4〜6)が広範に使用されている。
【0007】
前記の開閉可能なリング状ヘッド部を有する衣料用ハンガー(以下、リング状ヘッドハンガーと称することがある)の1例を、図17(閉環状態の斜視図)及び図18(開環状態の斜視図)に示す。図17及び図18に示すリング状ヘッドハンガー5は、開閉可能なリング状ヘッド部51と、ネック部53と、ショルダー部55と、ボトムバー部57とを含む。ネック部53は、リング状ヘッド部51とショルダー部55とを連結する位置にあり、リング状ヘッド部51を閉環状態に付勢するバネなどの付勢手段(図示せず)を備えているので、開閉部52は通常は閉じて、ヘッド部51が閉環リングを形成する(図17)。しかし、ネック部53を手8で握ることによって開閉部52が開き、リング状ヘッド部51を開環状態(図18)にして、物干し竿などに簡単に装着することができる。ショルダー部55とボトムバー部57は、可撓性材料から構成され、ネック部53の両方の下端部の距離の変化に応じて変形可能である。なお、リング状ヘッド部51及びネック部53の部分は、強度が要求されるので、剛性材料から構成される。
【0008】
以上のように、リング状ヘッドハンガーでは、脱落防止性及び装着容易性を両立させるために、リング状ヘッド部51及びネック部53の部分構造が複雑になるので、半S字状フックを備える衣料用ハンガーと比較すると、リング状ヘッド部51及びネック部53の部分の長さ(図17のH)が長くなり、奥行き(図17の表面側から裏面側への方向の寸法)も厚くなる。また、ネック部53の幅(図17のw1)も長くなる。更に、リング状ヘッド部51の幅(図17のw2)も長くなることがある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0009】
【特許文献1】実公平2−25347号公報
【特許文献2】実開昭48−30022号公報
【特許文献3】特開2007−167115号公報
【特許文献4】特開2001−162093号公報
【特許文献5】特開2001−334099号公報
【特許文献6】実開平7−28482号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0010】
図16に沿って説明したように、従来から実用化されている折畳式ハンガー掛け具では、折り畳み操作や開き伸ばし操作を円滑に行うことができ、コンパクトに折り畳むことができるという利点があるものの、個々のハンガーが支持棒部に固定されており、ハンガーを着脱自在に装着することができないので、折り畳んだ後の形状の省スペース化にも限界がある。また、ハンガーが狭い間隔で並列に並んでいるので、洗濯物をハンガーに掛ける操作や取り外す操作を必ずしも円滑に行うことができないという欠点がある。
一方、リング状ヘッドハンガーは、着脱自在であり、脱落防止機能を有しているが、上部構造が複雑で長くて厚くなるため、折畳式ハンガー掛け具にそのまま適用すると、コンパクトに折り畳むことが可能な構造にすることは極めて困難である。また、コンパクトな形態への折り畳みを可能にするには、ハンガー相互の取り付け間隔を広げる必要があり、従来の折畳式ハンガー掛け具の全体の長さを延長せずに、同数のハンガーを支持棒部に並列に取り付けることも極めて困難である。例えば、図16に示す10連タイプのハンガー掛け具6の全体の長さ(図16の矢印Aの方向の長さ)を変えずに、10個のリング状ヘッドハンガーを着脱自在に並列に取付け可能な構造を構成することも極めて困難である。
更に、リング状ヘッドハンガーは、開閉可能なリング状ヘッド部の1箇所で吊り下げるため、折り畳み操作や開き伸ばし操作の際に、各リング状ヘッドハンガーがヘッド部の係止点を回転中心として、ショルダー部がまちまちの左回転及び右回転を起こし、相互に絡みあい、円滑な折り畳み操作や開き伸ばし操作が困難になる。
【0011】
従って、本発明の課題は、従来の折畳式ハンガー掛け具の上記の各利点を維持したままで、個々のハンガーを支持棒部に着脱自在に装着することができ、しかも、従来の折畳式ハンガー掛け具の全体の長さを延長せずに、同数のハンガーを支持棒部に並列に取り付けることが可能な折畳式ハンガーホルダーを提供することにある。
更に、前記の折畳式ハンガーホルダーに装着すると、装着時においても極めてコンパクトに折り畳むことのできるリング状ヘッドハンガーと、前記の折畳式ハンガーホルダーとの組合せからなるハンガーセットを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0012】
前記の課題は、本発明により、
(1)(a)相互に平行で長さ方向に延び、中央に屈伸部を有し、その屈伸部が伸直状態では直線状となる2つ又はそれ以上の支持棒部と、(b)前記の各支持棒部を相互に幅方向で連結する少なくとも2つの連結横棒部と
を含むフレーム部、
(2)前記フレーム部に連結し、前記フレーム部の各支持棒部が水平面上で相互に平行になるように上方から懸下することのできる懸下手段、及び
(3)前記の各支持棒部の下側面に、下側面から下方向に突出して設けられた複数個のハンガー係止部
を含む折畳式ハンガーホルダーであって、
前記の各ハンガー係止部は、それぞれ1つの挿入孔を有し、その挿入孔にはハンガーのヘッド部を挿入することによってハンガーを装着することができ、
前記の各挿入孔は、ハンガーが各支持棒部と直交する方向にハンガーを装着することが可能で、装着されたハンガーは挿入孔に係止されたヘッド部を回転中心として前記支持棒部の長さ方向に回転可能に挿入孔に挿入することができ、
前記フレーム部は、前記ハンガー係止部を有する下側面が相互に近接する方向のみに前記屈伸部を屈曲させることができ、
前記の各支持棒部が、それぞれ同数のハンガー係止部を備え、
前記の各支持棒部において、支持棒部の一方の端部と屈伸部との間を第1ハーフ部分とし、支持棒部のもう一方の端部と屈伸部との間を第2ハーフ部分とした場合に、全ての支持棒部の第1ハーフ部分に設けたハンガー係止部の合計数と、全ての支持棒部の第2ハーフ部分に設けたハンガー係止部の合計数とが同数になり、
或る1つの支持棒部においてハンガー係止部を設けた位置に対応する別の支持棒部の平行対応位置はハンガー係止部を設けていない凹部とし、前記の或る1つの支持棒部においてハンガー係止部を設けていない凹部の位置に対応する別の支持棒部の平行対応位置にはハンガー係止部を設け、
前記の各支持棒部にハンガーを装着しない状態において前記フレーム部を屈曲させ、各支持棒部において、それぞれの第1ハーフ部分と第2ハーフ部分とを最終的に到達可能な最終屈曲状態にした場合に、第1ハーフ部分に設けた各ハンガー係止部は、第2ハーフ部分においてハンガー係止部を設けていない凹部に入り込み、第2ハーフ部分に設けた各ハンガー係止部は、第1ハーフ部分においてハンガー係止部を設けていない凹部に入り込む位置に各ハンガー係止部が配置され、前記フレーム部の全体において、各支持棒部の第1ハーフ部分と第2ハーフ部分とがほぼ平行な完全屈曲状態になる、
ことを特徴とする、前記折畳式ハンガーホルダーによって解決することができる。
【0013】
本発明による折畳式ハンガーホルダーの好ましい態様においては、前記のハンガー係止部に装着が可能で、開閉可能リング状ヘッド部を有するハンガー1つだけを、ある任意の支持棒部のいずれか1つの任意のハンガー係止部1つだけの挿入孔に装着させて、屈伸部を上方にし、ハンガーを装着させたハンガー係止部が重力方向の下方になるように、その支持棒部と前記ハンガーとを懸下させた場合に、前記ハンガーの開閉可能リング状ヘッド部とそのヘッド部に連結するネック部とが、同一支持棒部上の他のハンガー係止部と接触せず、別の支持棒部上のハンガー係止部とも接触しないように各々のハンガー係止部を配置する。
【0014】
また、本発明による折畳式ハンガーホルダーの別の好ましい態様においては、前記ハンガー係止部に装着が可能で、開閉可能リング状ヘッド部を有するハンガーを、任意の前記支持棒部の任意の前記ハンガー係止部の挿入孔に装着させ、フレーム部の各支持棒部を水平面に相互に平行に配置し、装着させたハンガーをハンガー係止部から重力方向の下方に懸下させ、前記フレーム部の上方からハンガーの方向に観察した場合に、フレーム部に平行な平面上で、ハンガーのヘッド部を中心としてショルダー部先端が回転する範囲が、ヘッド部とショルダー部先端とを結ぶ直線が支持棒部と直交する状態を基準として左方向及び右方向にそれぞれ60度以内になるように、挿入孔の開口径及び開口部長さを調整する。
【0015】
また、本発明は、
(1)前記の折畳式ハンガーホルダーと、
(2)開閉可能リング状ヘッド部を有するハンガーと
の組合せを含むハンガーセットであって、前記ハンガーが、
(a)開閉可能なリング状ヘッド部と、
(b)前記ヘッド部と連結し、前記ヘッド部の開閉操作を行うハンドル部を有するネック部と、
(c)前記ネック部に連結するショルダー部と
を含み、
前記ハンガーのリング状ヘッド部が、前記折畳式ハンガーホルダーのハンガー係止部に設けた挿入孔に挿入可能であることを特徴とする、前記ハンガーセットにも関する。
【0016】
本発明によるハンガーセットの好ましい態様では、前記ハンガーが、前記ハンガー1つだけを、ある任意の支持棒部のいずれか1つの任意のハンガー係止部1つだけの挿入孔に装着させて、屈伸部を上方にし、ハンガーを装着させたハンガー係止部が重力方向の下方になるように、その支持棒部と前記ハンガーとを懸下させた場合に、前記ハンガーの開閉可能リング状ヘッド部とそのヘッド部に連結するネック部とが、同一支持棒部上の他のハンガー係止部と接触せず、別の支持棒部上のハンガー係止部とも接触しないように各々のハンガー係止部を配置されているハンガーである。
【0017】
また、本発明によるハンガーセットの別の好ましい態様では、前記ハンガーが、前記ハンガーを、任意の前記支持棒部の任意の前記ハンガー係止部の挿入孔に装着させ、フレーム部の各支持棒部を水平面に相互に平行に配置し、装着させたハンガーをハンガー係止部から重力方向の下方に懸下させ、前記フレーム部の上方からハンガーの方向に観察した場合に、フレーム部に平行な平面上で、ハンガーのヘッド部を中心としてショルダー部先端が回転する範囲が、ヘッド部とショルダー部先端とを結ぶ直線が支持棒部と直交する状態を基準として左方向及び右方向にそれぞれ60度以内になるように、挿入孔の開口径及び開口部長さを調整したハンガーである。
【0018】
本明細書において、上下の位置関係(例えば、「上方」又は「下方」、あるいは、上側又は下側)は、本発明による折畳式ハンガーホルダーの屈伸部を伸直状態とし、各支持棒部が水平方向の1平面上でそれぞれほぼ平行になるように、懸下手段によって物干し竿などに懸下した状態における上下関係(重力方向)を意味し、それ以外の状態(例えば、物干し竿などに懸下していない状態や、折り畳んだ屈曲状態)での位置関係を限定するものではない。
また、本明細書において、特に断らない限り、本発明による折畳式ハンガーホルダーのフレーム部の長さ方向又は縦方向とは、フレーム部を構成する支持棒部の長さ方向と同じ方向であり、フレーム部の幅方向又は横方向とは、前記の長さ方向と直交する方向を意味する。
【発明の効果】
【0019】
本発明による折畳式ハンガーホルダーは、種々の任意の衣料用ハンガーを着脱自在に装着することができ、ハンガーの非装着時には、懸下手段も含めて全体をほぼ直方体形状に折り畳むことができ、省スペース化の点で優れている。すなわち、折り畳んだ状態での収納や持ち運びにも有利である。
一方、折畳式ハンガーホルダーと組合せて用いるハンガーは、折畳式ハンガーホルダーから取り外し、別途に、それぞれを独立して使用することが可能であり、あるいは、各ハンガーの形状を並列に揃えてコンパクトにまとめて収納したり、持ち運ぶこともできる。
【0020】
本発明の折畳式ハンガーホルダーは、脱落防止性に優れた公知の各種のリング状ヘッドハンガー(開閉可能リング状ヘッド部を有するハンガー)の着脱自在型ホルダーとして特に有効に利用することができ、従来の固定型折畳式ハンガー掛け具の全体の寸法と同じ全長及び同じ幅で、従来の固定型折畳式ハンガー掛け具と同数のハンガーを支持棒部に並列に取り付けることができ、しかも、リング状ヘッドハンガーの装着時においても、従来の折畳式ハンガー掛け具とほぼ同程度に、コンパクトに折り畳むことが可能である。
【0021】
従来の固定型折畳式ハンガー掛け具では、各ハンガーが狭い間隔で並列に固定されて配置されているため、洗濯物を掛ける操作が容易でない欠点があったのに対し、本発明の折畳式ハンガーホルダーでは、ハンガーホルダーから独立した単独のハンガーに洗濯物を掛け、そのハンガーをハンガーホルダーに装着することができるので、洗濯物を掛ける操作が容易になる。同様に、乾いた洗濯物を取り外す操作も、従来の固定型折畳式ハンガー掛け具と比較して容易になる。更に、多数の乾燥中の洗濯物群から、充分に乾燥した洗濯物と、乾燥が不充分な洗濯物とを分離する操作も容易で、例えば、充分に乾燥した洗濯物だけを取り外して、乾燥が不充分な洗濯物を残したり、逆に、乾燥が不充分な洗濯物をハンガーと共に取り外し、別途に、物干し竿などに移動する操作も容易である。
【0022】
従来の折畳式ハンガー掛け具では、フレーム部の上方から観察した場合に、各ハンガーのショルダー部の両端の横幅を揃えてハンガーが配置されているため、洗濯物がフレーム部の長さ方向(縦方向)に線上に重なって並び、風通しが必ずしも良好でない場合があったのに対し、本発明の折畳式ハンガーホルダーでは、平行に隣接する支持棒部に互い違いにハンガーが装着され、各ハンガーのショルダー部の両端が重なり合わずに外側にずれるため、風通しも良好になる。
【0023】
本発明によるハンガーセットは、本発明の折畳式ハンガーホルダーと、公知のリング状ヘッドハンガー(開閉可能リング状ヘッド部を有するハンガー)との組合せからなり、従来の固定型折畳式ハンガー掛け具の全体の寸法と同じ全長及び同じ幅で、従来の折畳式ハンガー掛け具と同数のリング状ヘッドハンガーを支持棒部に並列に取り付けることができる。また、本発明のハンガーセットで用いるリング状ヘッドハンガーは、本発明の折畳式ハンガーホルダーとは別途に、独立してハンガーとしても利用可能である。
更に、本発明のハンガーセットにおいては、特定形状のリング状ヘッドハンガーと折畳式ハンガーホルダーとを組み合わせることにより、ハンガーの装着状態で折り畳んだ際に、従来の折畳式ハンガー掛け具とほぼ同程度に、コンパクトに折り畳むことが可能である。
【0024】
本発明の折畳式ハンガーホルダーでは、支持棒部のハンガー係止部に設ける挿入孔の寸法と、リング状ヘッドハンガーのリング状ヘッド部の寸法とを適宜調整することにより、折り畳み操作や開き伸ばし操作の際に、各リング状ヘッドハンガー相互の絡みあいを有効に防止することができるので、従来の固定型折畳式ハンガー掛け具と同程度の円滑な折り畳み操作や開き伸ばし操作が可能である。
【0025】
本発明による折畳式ハンガーホルダーは、固定式ハンガーを備えたハンガー掛け具の製造において部品(ハンガーホルダー)としても利用することができ、種々の衣料用ハンガーを固定して装着することができる。この場合でも、各固定ハンガーが平行に隣接する支持棒部に互い違いに装着され、各ハンガーのショルダー部の両端が重なり合わずに外側にずれるため、風通しが良好であり、各ハンガー相互間の外側ショルダー端部の間隔が充分に広くなるため、洗濯物を掛けたり外したりする操作も比較的円滑に行うことができる。更に、各ハンガーのヘッド部が固定されるため、フレーム部に平行な平面上でのショルダー部の左回転又は右回転が事実上発生せず、各ハンガーの回転方向がそれぞれフレーム部の長さ方向に平行に揃うため、折り畳み操作や開き伸ばし操作の際に、各ハンガーが絡み合うこともなく、円滑に折り畳み操作や開き伸ばし操作を行うことができる点では極めて有効である。
【図面の簡単な説明】
【0026】
図1】リング状ヘッドハンガーを装着した状態の本発明によるハンガーセットにおいて、折畳式ハンガーホルダーのフレーム部の支持棒部が伸直した直線状の状態を示す斜視図である。
図2】リング状ヘッドハンガーを装着した状態の本発明によるハンガーセットにおいて、折畳式ハンガーホルダーのフレーム部の支持棒部が屈曲状態を示す斜視図である。
図3】ハンガーセットからリング状ヘッドハンガーを取り外した状態において、折畳式ハンガーホルダーのフレーム部の支持棒部が伸直した直線状の状態を示す斜視図である。
図4】ハンガーセットからリング状ヘッドハンガーを取り外した状態において、折畳式ハンガーホルダーのフレーム部の支持棒部が屈曲状態を示す斜視図である。
図5】折畳式ハンガーホルダーを折り畳んだ際に、開閉型フックを支持棒部の第1ハーフ部分と第2ハーフ部分との間に挿入した状態を示す斜視図である。
図6図5の状態を更に折り畳んで、第1ハーフ部分と第2ハーフ部分とをほぼ平行にした状態を示す斜視図である。
図7】本発明による折畳式ハンガーホルダーを2つに折り畳む方法を示した部分拡大図である。
図8】リング状ヘッドハンガーのリング状ヘッド部を挿入孔に挿入した状態を示す部分拡大図である。
図9】支持棒部のハンガー係止部の挿入孔にリング状ヘッドハンガーを装着させた場合において、リング状ヘッドハンガーの上方から観察した状態を示す模式図である。
図10図9に示した状態を側面から観察した模式図である。
図11】リング状ヘッドハンガーの1つだけを、一方の支持棒部の1つのハンガー係止部に装着した場合の状態を模式的に示す説明図である。
図12図11のリング状ヘッドハンガーに追加して、もう1つのリング状ヘッドハンガーを、もう一方の支持棒部の隣接するハンガー係止部に装着した場合の状態を模式的に示す説明図である。
図13】支持棒部の第1ハーフ部分の5つのハンガー係止部の全てにリング状ヘッドハンガーを装着した場合の状態を模式的に示す説明図である。
図14】本発明による折畳式ハンガーホルダーから製造した固定式ハンガー掛け具の一態様において、フレーム部の支持棒部が伸直した直線状の状態を示す斜視図である。
図15図14の固定式ハンガー掛け具の一態様において、フレーム部の支持棒部が屈曲した折り畳み状態を示す斜視図である。
図16】従来から実用化されている10連タイプの固定型折畳式ハンガー掛け具を物干し竿に吊り下げた状態の斜視図である。
図17】開閉可能なリング状ヘッド部を有する衣料用ハンガーの閉環状態を示す斜視図である。
図18】開閉可能なリング状ヘッド部を有する衣料用ハンガーの開環状態を示す斜視図である。
図19】開閉可能なリング状ヘッド部を有し、更にネック部にハンドル部を備えた衣料用ハンガーの閉環状態を示す斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0027】
本発明による折畳式ハンガーホルダーには、任意の公知のハンガーを装着することができる。すなわち、リング状ヘッドハンガー(開閉可能リング状ヘッド部を有するハンガー)だけでなく、半S字状フックを有する衣料用ハンガーにも適用可能である。しかしながら、前記の図17及び図18に示す公知のリング状ヘッドハンガー5を本発明による折畳式ハンガーホルダーに装着する場合に沿って、本発明のハンガーセット及び折畳式ハンガーホルダーの特定の態様を添付図面に沿って説明する。なお、本発明は、図示の態様に限定されるものではない。
【0028】
図1及び図2は、リング状ヘッドハンガー5を装着した状態の本発明によるハンガーセット10の斜視図であり、本発明による折畳式ハンガーホルダー20に、図17及び図18に示す公知のリング状ヘッドハンガー5を装着して、物干し竿7に吊り下げた状態を示す。図1は、折畳式ハンガーホルダー20のフレーム部1の支持棒部1A,1Bが伸直した直線状の状態を示し、図2は、フレーム部1の支持棒部1A,1Bの屈曲状態を示す。また、図1及び図2に示すハンガーセット10から、リング状ヘッドハンガー5を取り外した状態を図3(伸直状態)及び図4(屈曲状態)に示す。なお、図3は、折畳式ハンガーホルダー20を斜め下方から観察した斜視図である。
【0029】
図1図4に示すように、本発明による折畳式ハンガーホルダー20は、2本の支持棒部1A,1Bと、前記の各支持棒部1A,1Bを相互に連結する連結横棒部14,15を含むフレーム部1を備える。図1図4に示す折畳式ハンガーホルダー20は、連結横棒部14を両側端部14x,14yに備えるので、ほぼ長方形型となるが、連結横棒部は端部に設ける必要はない。2本の支持棒部1A,1Bは、相互に同じ長さで平行に長さ方向(図1の矢印Aの方向)に延び、中央に屈伸部16を有し、その屈伸部16が伸直状態では直線状となる。本発明による折畳式ハンガーホルダー20は、更に、フレーム部1の2つの端部領域13x,13y(図1及び図4参照)のそれぞれに連結している懸下手段2、及び前記支持棒部1A,1Bの一方の側面(すなわち、下面側)に、前記支持棒部1A,1Bの下面から突出して設けられた複数個のハンガー係止部3を備えている。
【0030】
支持棒部1A,1Bは、フレーム部1の両端部14x,14yだけでなく、別途に2つの連結部15,15(図3参照)において相互に連結させるのが強度の点で好ましい。また、特に図3に示すとおり、各支持棒部1は、一方の端部14xと前記屈伸部16との間の第1ハーフ部分11と、前記支持棒部1のもう一方の端部14yと前記屈伸部16との間の第2ハーフ部分12とからなる。すなわち、一方の支持棒部1Aは、第1ハーフ部分11Aと第2ハーフ部分12Aとからなり、もう一方の支持棒部1Bは、第1ハーフ部分11Bと第2ハーフ部分12Bとからなる。
【0031】
本発明による折畳式ハンガーホルダー20は、任意の公知の懸下手段2を備えることができる。懸下手段2は、前記フレーム部1の各支持棒部1A,1Bが水平方向の1平面上でそれぞれほぼ平行になるように上方から懸下することができ、従って、連結横棒部14,15も水平方向の同一平面上でそれぞれほぼ平行になるように上方から懸下することができる。
【0032】
懸下手段2としては、例えば、図16に示す折畳式ハンガー掛け具6が備える懸下手段と同様に、一対の半S字状フック21x,21yを支持棒部1の左右の両端領域13x,13yに設けることができる。半S字状フック21x,21yは、支持棒部1の左右方向(図3の矢印Cの方向)に回転可能であり、半S字状フック21x,21yを用いて、本発明による折畳式ハンガーホルダー20を物干し竿などに吊り下げる場合は、図3に示すように上方に立てて使用し、折り畳む際は図4に示すように下方に垂れ下げるか、図1の左側半S字状フック21xのように、支持棒部1の側面に倒すことができる。
【0033】
懸下手段2としては、図1に示すように、開閉ヘッド部24と、アーム部25(25x,25y)と、それらを連結する連結部26と、アーム固定部27とを含む開閉型フック23を用いることもできる。アーム部25(25x,25y)の下方の両端部は、フレーム部1の左右の両端領域13(13x,13y)と連結して、本発明による折畳式ハンガーホルダー20を安定に吊り下げることができる。なお、2本の支持棒部1A,1Bを相互に連結する前記連結部15を設ける位置は限定されないが、図3に示すように、前記連結部15を中央部に設けず、フレーム部1の左右の両端領域13(13x,13y)の近辺に設けると、懸下手段2として開閉型フック23を用いる場合には、図5及び図6に示すように、折畳式ハンガーホルダー20を折り畳んだ際に、開閉型フック23を支持棒部1A,1Bの第1ハーフ部分11と第2ハーフ部分12との間に挿入し、図6にしめすように第1ハーフ部分11と第2ハーフ部分12とがほぼ平行状態になるまで折り曲げて収納することができる。図1図4に示す態様では、懸下手段2として、一対の半S字状フック21x,21yと、開閉型フック23との両方を備える場合を示したが、いずれか一方のみを備えていればよく、あるいは別の懸下手段を設けてもよい。
【0034】
図7に示すように、本発明による折畳式ハンガーホルダー20は、支持棒部1A,1Bの第1ハーフ部分11と第2ハーフ部分12とが中央屈伸部16の回転軸17を中心に、上方(図1図3及び図7の矢印Bの方向)へ屈曲し、2つに折り畳むことができる。しかしながら、第1ハーフ部分11と第2ハーフ部分12の中央屈伸部側の各端部18x,18yがストッパー端部として作用するので、逆方向(図1図3及び図7の矢印Bと逆の方向)に屈曲させることはできず、屈伸部16が伸直状態では、支持棒部1A,1Bは直線状となる。
【0035】
折畳式ハンガーホルダー20は、それぞれの支持棒部1A,1Bが同数のハンガー係止部3を備える。支持棒部の数が3以上の場合も同様である。図1図4に示す態様では、支持棒部1Aが5個のハンガー係止部3を備え、支持棒部1Bも5個のハンガー係止部3を備える。
【0036】
折畳式ハンガーホルダー20では、一方の支持棒部1Aの第1ハーフ部分11Aが有するハンガー係止部3の数(計2)と、もう一方の支持棒部1Bの第1ハーフ部分11Bが有するハンガー係止部3の数(計3)との合計数(5)が、一方の支持棒部1Aの第2ハーフ部分12Aが有するハンガー係止部3の数(計3)と、もう一方の支持棒部1Bの第2ハーフ部分12Bが有するハンガー係止部3の数(計2)との合計数(5)と同数になる。支持棒部の数が3以上の場合も同様である。
【0037】
図1図4に示す態様では、折畳式ハンガーホルダー20が全体で10個のハンガー係止部3を備えるので、合計で10個のリング状ヘッドハンガー5を装着することができる。本発明による折畳式ハンガーホルダーにおいては、ハンガー係止部を合計で6個〜12個備えることが好ましい。
【0038】
各ハンガー係止部3は、それぞれの1つが1つのハンガーを係止するために、ハンガーのヘッド部を挿入可能な挿入孔31を有する。図1図4に示す態様では、前記の図17及び図18に示す公知のリング状ヘッドハンガー5のリング状ヘッド部51が挿入可能な挿入孔31を備えている。図8(部分拡大図)に、リング状ヘッドハンガー5のリング状ヘッド部51を挿入孔31に挿入した状態を示す。なお、挿入孔31は、支持棒部1A,1Bの本体ではなく、支持棒部1A,1Bの下側面から下方向に突出して設けられた各ハンガー係止部3に設ける。
【0039】
後に、図11に沿って説明するが、リング状ヘッドハンガー5の1つだけを、一方の支持棒部1Aの1つのハンガー係止部3A−3に装着させて、屈伸部16を上方にし、ハンガー5を装着させたハンガー係止部3A−3が重力方向の下方になるように、その支持棒部1Aと前記ハンガー5とを懸下させた状態で、支持棒部1A(又は1B)とハンガー5とがほぼ平行に重力方向に懸下されれば、挿入孔31を設ける位置は、厳密には、限定されない。すなわち、挿入孔31の全体が各ハンガー係止部3の内部に完全に存在し、支持棒部1A,1Bの本体部分にかからないことは、絶対的な条件ではない。
【0040】
図1及び図2に示す態様では、第1支持棒部1Aの合計5つのハンガー係止部3に、5つのリング状ヘッドハンガー5A−1,5A−2,5A−3,5A−4,5A−5が装着されており、同様に、第2支持棒部1Bの合計5つのハンガー係止部3にも、5つのリング状ヘッドハンガー5B−1,5B−2,5B−3,5B−4,5B−5が装着されている。
【0041】
前記の各挿入孔31は、リング状ヘッドハンガー5が各支持棒部1A,1Bの長さ方向(図1の矢印Aの方向)と直交する方向にハンガー5を装着することが可能である。すなわち、リング状ヘッドハンガー5のショルダー部55,55の両端部55x,55yを結ぶ線と、各支持棒部1A,1Bの長さ方向とが直交する。また、装着されたリング状ヘッドハンガー5は、挿入孔31に係止されたヘッド部51を回転中心として、ボトムバー部57が前記支持棒部1A,1Bの長さ方向(図1の矢印Aの方向)に回転可能に挿入孔31に挿入されている。従って、折畳式ハンガーホルダー20のフレーム部1の支持棒部1A,1Bが伸直した直線状態(図1)から、フレーム部1を中央屈伸部16で上方(図1の矢印Bの方向)へ屈曲させると、各リング状ヘッドハンガー5は、各ハンガー係止部3において、ヘッド部51が上方になり、ボトムバー部57が下方になるように円滑に回転し、図2に示すように、全体をコンパクトに2つに折り畳むことができる。
【0042】
本発明による折畳式ハンガーホルダーは、丸型棒材や角型棒材を用いて形成することもできるが、軽量化のために、断面U字型の棒材(以下、U字型棒材)を使用することもできる。図1図4に示す態様のように、フレーム部1の全体をU字型棒材から形成し、U字型棒材の開口側(上方)を下側とし、U字の閉底側(ボトム部)を上側として、支持棒部1A,1B、両側端部14x,14y、及び2つの連結部15,15を形成することができる。また、図8に示すように、U字型棒材開口側の下側端縁から、2片のハンガー係止部片33,34を下側方向へ突出させてハンガー係止部3をすることができる。なお、U字型棒材を使用する場合は、強化用リブを複数個所に設けることもできる。
【0043】
ハンガー係止部に設ける挿入孔の形状は、その折畳式ハンガーホルダーと組合せる予定の最適ハンガーのヘッド部の形状に適合させ、任意の形状、例えば、円形又は楕円形とすることができる。図1図4に示す態様では、前記の図17及び図18に示すリング状ヘッドハンガー5を組合せるので、そのリング状ヘッドハンガー5のリング状ヘッド51の形状に適合させて、円形である。
【0044】
また、本発明のハンガーセットの組合せでは、図9に示すように、ハンガー5のヘッド部51を中心としてショルダー部55の先端が回転する角度θを、好ましくは60°以下、より好ましくは50°以下にすることにより、フレーム部61に平行な平面上でのショルダー部55の左回転又は右回転を規制することが好ましい。なお、図9は、前記支持棒部1Aのハンガー係止部3の挿入孔31にリング状ヘッドハンガー5を装着させ、支持棒部1Aを水平方向に平行にして上方に配置し、装着させたハンガー5をハンガー係止部3から重力方向の下方に懸下させ、支持棒部1Aの上方から前記ハンガー5の方向へ観察した状態を示す模式図である。また、図10は、その状態を側面から観察した模式図である。
【0045】
図9において、リング状ヘッドハンガー5の開閉可能リング状ヘッド部51を中心としてショルダー部55の先端が回転する角度θは、ヘッド部51とショルダー部55の先端とを結ぶ直線が支持棒部1Aと直交する状態(θ=0°:図9のショルダー部55Aの位置)を基準として、ショルダー部55を左方向(図9の矢印L)に回転させ、ショルダー部55Bの位置に移動させた場合には、ショルダー部55Aとショルダー部55Bとの間の角度であり、ショルダー部55を右方向(図9の矢印R)に回転させ、ショルダー部55Cの位置に移動させた場合には、ショルダー部55Aとショルダー部55Cとの間の角度である。前記の角度θは、挿入孔31の開口径を調整するか、あるいは開口部長さ(図8のハンガー係止部片33,34の間の距離)を調整することによって、制御することができる。図9及び図10に示すとおり、一般的に、前記の角度θを60°以下とすることにより、折畳式ハンガーホルダー20のフレーム部1の支持棒部1A,1Bが伸直した直線状態(図1)から、フレーム部1を中央屈伸部16で上方(図1の矢印Bの方向)へ屈曲させた場合に、各リング状ヘッドハンガー5は、各ハンガー係止部3において、左方向(図9の矢印L)又は右方向(図9の矢印R)への回転が規制されるので、各リング状ヘッドハンガー5が相互に絡み合いにくくなり、円滑な折り畳み操作が可能になる。なお、本発明による折畳式ハンガーホルダーを、固定式ハンガーを備えたハンガー掛け具を製造する際の部品(ハンガーホルダー)としても利用する場合は、固定ハンガーに前記の左方向の回転や右方向の回転が発生しないので、一層円滑な折り畳み操作が可能になる。
【0046】
次に、本発明の折畳式ハンガーホルダーの支持棒部において、ハンガー係止部を設ける位置について説明する。ハンガー係止部を設ける位置は、個々のそれぞれの支持棒部において、第1ハーフ部分と第2ハーフ部分との間で設置位置が特定の関係にあり、同時に、相互に平行する支持棒部の間でも設置位置が特定の関係にある。
まず、個々のそれぞれの支持棒部における設置位置について説明すると、図4に示すように、各ハンガー係止部3は、各々の支持棒部1A,1Bの下側面からほぼ同一の高さで下方向に突出しているので、各々の支持棒部1A,1Bにハンガー5を全く装着しない状態において前記フレーム部5を屈曲させ、各支持棒部1A,1Bにおいて、それぞれの第1ハーフ部分11A(11B)と第2ハーフ部分12A(12B)とを最終的に到達可能な最終屈曲状態(すなわち、それ以上は折り畳むことができない屈曲状態)にした場合に、第1ハーフ部分11A(11B)に設けた各ハンガー係止部3は、第2ハーフ部分12A(12B)においてハンガー係止部3を設けていない凹部37に入り込み、第2ハーフ部分12A(12B)に設けた各ハンガー係止部3は、第1ハーフ部分11A(11B)においてハンガー係止部3を設けていない凹部37に入り込む位置に各ハンガー係止部3が配置されている。従って、前記フレーム部1は、ハンガーを全く装着しない状態においては、各支持棒部の第1ハーフ部分と第2ハーフ部分とがほぼ平行になる完全屈曲状態にすることができる。
【0047】
次に、相互に平行する支持棒部の間の設置位置について説明する。
まず、本発明の折畳式ハンガーホルダーを、前記フレーム部1の各支持棒部1A,1B及び連結横棒部14,15が水平方向の1平面上でそれぞれほぼ平行になるように上方から懸下した状態で、一方の支持棒部1Aを手前側とし、もう一方の支持棒部1Bを奥側として、一方の支持棒部1Aの長さ方向の全体が観察可能な方向から本発明の折畳式ハンガーホルダーを観察した場合(すなわち、奥側の支持棒部1Bの本体は、手前側の支持棒部1Aに重なって観察することができない状態)、手前側の支持棒部1Aにおいてハンガー係止部3を設けていない1つの凹部37の隙間から、奥側の支持棒部1Bに設けた1つのハンガー係止部3をそれぞれ観察することができる。すなわち、前記の観察状態で、ハンガー係止部3を設ける位置が、2つの支持棒部1A,1Bにおいて重なり合うことがないため、本発明の折畳式ハンガーホルダーが有するハンガー係止部3の全てを観察することができる。
【0048】
別の言い方をすると、一方の支持棒部1Aにおいてハンガー係止部3を設けた位置に対応する別の支持棒部1Bの平行対応位置はハンガー係止部3を設けていない凹部37とし、前記の一方の支持棒部1Aにおいてハンガー係止部3を設けていない凹部37の位置に対応する別の支持棒部1Bの平行対応位置にはハンガー係止部3を設ける。この関係は、フレーム部が3本以上の支持棒部を有する場合も同様である。
【0049】
更に、本発明の折畳式ハンガーホルダーにおいて、ハンガー係止部を設ける位置は、折畳式ハンガーホルダーと組合せるハンガーの形状に適合させて好ましい位置にすることもできる。
前記の図17及び図18に示すリング状ヘッドハンガー5と組合せるのに好適な本発明の折畳式ハンガーホルダーにおけるハンガー係止部の配置位置を図11図13に沿って説明する。
図11は、リング状ヘッドハンガー5の1つだけを、一方の支持棒部1Aの1つのハンガー係止部3A−3に装着させて、屈伸部16を上方にし、ハンガー5を装着させたハンガー係止部3A−3が重力方向の下方になるように、その支持棒部1Aと前記ハンガー5とを懸下させた状態を模式的に示す説明図である。
また、図12は、図11のリング状ヘッドハンガー5Aに追加して、もう1つのリング状ヘッドハンガー5Bを、もう一方の支持棒部1Bの隣接するハンガー係止部3B−2に装着させて、屈伸部16を上方にし、ハンガー5A,5Bを装着させたハンガー係止部3A−3,3B−2が重力方向の下方になるように、その支持棒部1A,1Bと前記ハンガー5A,5Bとを懸下させた状態を模式的に示す説明図である。
図13は、更に、支持棒部1A,1Bの第1ハーフ部分11A,11Bの5つのハンガー係止部3の全てにリング状ヘッドハンガー5を装着した場合の状態を模式的に示す説明図である。
図11図13は、図1及び図2に示す態様に関するものである。なお、図11図13においては、ハンガー係止部(3A−1,3A−2,3A−3,3B−1,3B−2)の位置を明確にする目的で、2片のハンガー係止部片33,34の間を黒く塗りつぶして示している。
【0050】
図11に示すとおり、1つの支持棒部1Aにおいて隣接するハンガー係止部3は、リング状ヘッドハンガー5のヘッド部51の長さ(図17のH方向の長さ)よりも長い間隔とすることが好ましい。また、図11に示すとおり、1つの支持棒部1Aの1つのハンガー係止部3A−3にリング状ヘッドハンガー5を装着した場合、そのリング状ヘッドハンガー5のヘッド部51及びネック部53が、同じ支持棒部1A上の他のハンガー係止部3A−2,3A−1と接触せず、更に、隣接する支持棒部1B上のハンガー係止部3B−2,3B−1とも接触しないことが好ましい。リング状ヘッドハンガー5のヘッド部51とネック部53は、通常は太い(厚い)ので、これらが突起状のハンガー係止部と接触すると、折り畳んだ際に、嵩高になるからである。なお、リング状ヘッドハンガー5のボトムバー部57は通常は薄い材料からなるので、突起状のハンガー係止部と接触しても折り畳んだ際の嵩高さに対する影響は少ないが、図11に示すとおり、ボトムバー部57も、突起状のハンガー係止部と接触しないことが好ましい。
図11に示す位置関係は、ほとんどの市販のリング状ヘッドハンガー(開閉可能リング状ヘッド部を有するハンガー)に関して当てはまる。また、本発明の折畳式ハンガーホルダーを、特定の寸法を有するリング状ヘッドハンガーと組合せて使用する場合は、その特定のリング状ヘッドハンガーの寸法に合わせて、図11に示す位置関係を満たすように調整することができる。
【0051】
図12のリング状ヘッドハンガー5Bに示すとおり、1つの支持棒部1Bに1つのリング状ヘッドハンガー5Bを装着した場合における各ハンガー係止部との接触関係の好適条件は、前記図11に沿って説明したとおりである。また、図12に示すとおり、平行する2つの支持棒部1A,1Bの隣接するハンガー係止部3A−3,3B−2に、それぞれリング状ヘッドハンガー5A,5Bを装着した場合には、リング状ヘッドハンガー5A,5Bのヘッド部51A,51Bと、ネック部53A,53Bとが相互に重なり合わないことが好ましい。図12に示す位置関係も、ほとんどの市販のリング状ヘッドハンガー(開閉可能リング状ヘッド部を有するハンガー)に関して当てはまる。また、本発明の折畳式ハンガーホルダーを、特定の寸法を有するリング状ヘッドハンガーと組合せて使用する場合は、その特定のリング状ヘッドハンガーの寸法に合わせて、図12に示す位置関係を満たすように調整することができる。
【0052】
図13に示すとおり、リング状ヘッドハンガー5は、支持棒部1A,1Bのハンガー係止部3に交互に装着され、支持棒部1A,1Bが平行方向にずれているので、リング状ヘッドハンガー5の配置が横方向(図13及び図1の矢印Dの方向)にずれる。従って、リング状ヘッドハンガー5に吊り下げた洗濯物もずれることになり、風通しが良好になる。
【0053】
前記の図1及び図2に示す態様の本発明によるハンガーセットでは、屈伸部16を折り畳んだ状態で、1つの支持棒部1Aのハンガー係止部3の突出先端が、もう一方の支持棒部1Bのハンガー係止部3に装着したリング状ヘッドハンガー5のリング状ヘッド部51とネック部53との連結部付近と接触し、同様に、もう1つの支持棒部1Bのハンガー係止部3の突出先端が、一方の支持棒部1Aのハンガー係止部3に装着したリング状ヘッドハンガー5のリング状ヘッド部51とネック部53との連結部付近と接触する。しかしながら、リング状ヘッド部51とネック部53との連結部付近は、各支持棒部1A,1Bの凹部に収まるので、図2に示す屈曲状態でも、かさばることが無い。この条件も、ほとんどの市販のリング状ヘッドハンガー(開閉可能リング状ヘッド部を有するハンガー)に関して当てはまる。
【0054】
前記のとおり、本発明による折畳式ハンガーホルダーには、任意の公知のリング状ヘッドハンガーを着脱自在に装着して、所望の効果を達成することができ、例えば、図17及び図18に示す公知のリング状ヘッドハンガー5や、特許文献4〜6に記載のハンガーを利用することができる。更に、図19に示すリング状ヘッドハンガー5Aにも適用することができる。このハンガー50では、ネック部53に、ハンドル部54を備え、このハンドル部54を手で握ることによって開閉部52を開くことができる。なお、図19に破線で示すように、ボトムバー部57は、ショルダー部55の一方の下端部55y側に連結して設けられ、もう一方の下端部55x側に連結していないこともできるし、ボトムバー部57を備えないこともできる。なお、図19に示す態様において、図17及び図18に示す態様と同じ機能を有する部分は、同じ符号(参照番号)で示し、それらの説明を省略した。
【0055】
本発明による折畳式ハンガーホルダーのフレーム部には、相互に平行に支持棒部3本以上を設けることができ、必要により、支持棒部以外に、補強用縦棒部を支持棒部と平行に設けることもできる。
【0056】
なお、本発明による折畳式ハンガーホルダーを、固定式ハンガーを備えたハンガー掛け具を製造する際の部品(ハンガーホルダー)としても利用して製造したハンガー掛け具の一態様を図14及び図15に示す。
すなわち、本発明によるハンガー掛け具10Aは、ホルダーフレーム部41に固定式ハンガー45を固定して含む。本発明によるハンガー掛け具10Aにおいても、固定式ハンガーを合計で6個〜12個装着することが好ましい。なお、図14及び図15に示す態様において、図1及び図2に示す態様と同じ機能を有する部分は、同じ符号(参照番号)で示し、それらの説明を省略した。
【産業上の利用可能性】
【0057】
本発明による折畳式ハンガーホルダーは、種々の衣料用ハンガーを着脱自在に装着することができ、ハンガーの非装着時には極めて省スペース化された直方体状に折り畳むことができるだけでなく、開閉可能なリング状ヘッド部を有する非脱落性ハンガーの着脱自在型ホルダーとして特に有効に利用することができ、前記の非脱落性ハンガーの装着時においても、コンパクトに折り畳むことが可能である。
また、本発明によるハンガーセットは、前記折畳式ハンガーホルダーと、開閉可能なリング状ヘッド部を有する非脱落性ハンガーとの組合せとして利用することができる。
【符号の説明】
【0058】
1・・・フレーム部;1A,1B・・・支持棒部;2・・・懸下手段;
3,3A−1,3A−2,3A−3,3B−1,3B−2・・・ハンガー係止部;
55A,5A,5B・・・リング状ヘッドハンガー;
5A−1,5A−2,5A−3,5A−4,5A−5・・・リング状ヘッドハンガー;
5B−1,5B−2,5B−3,5B−4,5B−5・・・リング状ヘッドハンガー;
6・・・固定型折畳式ハンガー掛け具;7・・・物干し竿;8・・・手;
10・・・ハンガーセット;11,11A,11B・・・第1ハーフ部分;
10A・・・ハンガー掛け具;
12,12A,12B・・・第2ハーフ部分;13,13x,13y・・・端部領域;
14・・・連結横棒部;14x,14y・・・両側端部;15・・・連結横棒部;
16・・・屈伸部;20・・・折畳式ハンガーホルダー;
21x,21y・・・半S字状フック;23・・・開閉型フック;
24・・・開閉ヘッド部;25,25x,25y・・・アーム部;
26・・・連結部;27・・・アーム固定部;
31・・・挿入孔31;33,34・・・ハンガー係止部片;
41・・・ホルダーフレーム部;45・・・固定式ハンガー;
51,51A,51B・・・リング状ヘッド部;52・・・開閉部;
53,53A,53B・・・ネック部;54・・・ハンドル部;
55,55A,55B,55C・・・ショルダー部;
55x,55y・・・ショルダー部の両端部;57・・・ボトムバー部;
61・・・フレーム部;61A,61B・・・支持棒部;
62・・・開閉型フック部;62a・・・開閉ヘッド部;62b・・・アーム部;
62c・・・連結部;63・・・連結横棒部;
64x,64y・・・フック;65・・・ハンガー;66・・・中央屈伸部。
図1
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