特許第5663463号(P5663463)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】5663463
(24)【登録日】2014年12月12日
(45)【発行日】2015年2月4日
(54)【発明の名称】表示装置及びその制御プログラム
(51)【国際特許分類】
   G09G 5/00 20060101AFI20150115BHJP
   G07G 1/01 20060101ALI20150115BHJP
【FI】
   G09G5/00 550C
   G09G5/00 510B
   G09G5/00 550X
   G09G5/00 530T
   G07G1/01 301B
   G07G1/01 301C
【請求項の数】3
【全頁数】15
(21)【出願番号】特願2011-281061(P2011-281061)
(22)【出願日】2011年12月22日
(65)【公開番号】特開2013-130773(P2013-130773A)
(43)【公開日】2013年7月4日
【審査請求日】2012年10月11日
(73)【特許権者】
【識別番号】000003562
【氏名又は名称】東芝テック株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100108855
【弁理士】
【氏名又は名称】蔵田 昌俊
(74)【代理人】
【識別番号】100159651
【弁理士】
【氏名又は名称】高倉 成男
(74)【代理人】
【識別番号】100088683
【弁理士】
【氏名又は名称】中村 誠
(74)【代理人】
【識別番号】100109830
【弁理士】
【氏名又は名称】福原 淑弘
(74)【代理人】
【識別番号】100075672
【弁理士】
【氏名又は名称】峰 隆司
(74)【代理人】
【識別番号】100103034
【弁理士】
【氏名又は名称】野河 信久
(74)【代理人】
【識別番号】100153051
【弁理士】
【氏名又は名称】河野 直樹
(74)【代理人】
【識別番号】100140176
【弁理士】
【氏名又は名称】砂川 克
(74)【代理人】
【識別番号】100158805
【弁理士】
【氏名又は名称】井関 守三
(74)【代理人】
【識別番号】100124394
【弁理士】
【氏名又は名称】佐藤 立志
(74)【代理人】
【識別番号】100112807
【弁理士】
【氏名又は名称】岡田 貴志
(74)【代理人】
【識別番号】100111073
【弁理士】
【氏名又は名称】堀内 美保子
(72)【発明者】
【氏名】村上 和則
【審査官】 田邉 英治
(56)【参考文献】
【文献】 特開2010−244429(JP,A)
【文献】 特開2010−170374(JP,A)
【文献】 特開2011−130291(JP,A)
【文献】 特開2002−318961(JP,A)
【文献】 特開平10−302157(JP,A)
【文献】 特開平10−207957(JP,A)
【文献】 特開2004−310369(JP,A)
【文献】 特開平05−232910(JP,A)
【文献】 特開2003−043978(JP,A)
【文献】 特開2011−022862(JP,A)
【文献】 特開2011−059734(JP,A)
【文献】 実開平02−119692(JP,U)
【文献】 特開平07−044144(JP,A)
【文献】 特開平10−149144(JP,A)
【文献】 特開2011−159092(JP,A)
【文献】 特開2009−289127(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
G09G 5/00− 5/42
G07G 1/00− 1/14
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
装置本体の第1の面と対向する第1の利用者に対して情報を表示する第1のポジションと前記装置本体の前記第1の面とは異なる第2の面と対向する第2の利用者に対して情報を表示する第2のポジションとの間を表示面が自在に移動する表示器と、
前記表示面が前記第1のポジションと前記第2のポジションのどちらに位置しているかを検出する位置センサと、
前記第1または第2の利用者が所在するか否かを検知する人感センサと、
広告用画面の種類別に当該広告用画面を前記表示器に表示させる時間帯を記憶する表示時間帯テーブルと、
時刻を計時する時計部と、
前記時計部で計時される時刻が前記表示時間帯テーブルにて広告用画面の種類別に記憶されているいずれかの時間帯に含まれるときフラグをセットし、いずれの時間帯にも含まれないとき前記フラグをリセットするフラグ処理手段と、
前記位置センサにより検出される前記表示面のポジションが前記第1のポジションのときには当該第1のポジションに応じた画面を編集し、前記第2のポジションのときには前記時計部で計時される時刻が含まれる時間帯の広告用画面を編集する画面編集手段と、
前記位置センサにより前記表示面が前記第1のポジションに位置していることが検出されかつ前記人感センサにより前記第1の利用者が所在していることが検出されると、前記画面編集手段により編集された前記第1のポジションに応じた画面を前記表示面に表示させ、前記位置センサにより前記表示面が前記第2のポジションに位置していることが検出されかつ前記人感センサにより前記第2の利用者が所在していることが検出されると、前記フラグがセットされていることを条件に、前記画面編集手段により編集された前記広告用画面を前記表示面に表示させ、前記人感センサにより前記第1の利用者の所在が検出されなくなると前記第1のポジションに応じた画面を消去し、前記人感センサにより前記第2の利用者の所在が検出されなくなると前記第1のポジションに応じた画面を消去するときよりも時間をかけて前記広告用画面を消去する表示制御手段と、
を具備したことを特徴とする表示装置。
【請求項2】
前記第1のポジションに応じた画面は、決済用画面であることを特徴とする請求項に記載の表示装置。
【請求項3】
装置本体の第1の面と対向する第1の利用者に対して情報を表示する第1のポジションと前記装置本体の前記第1の面とは異なる第2の面と対向する第2の利用者に対して情報を表示する第2のポジションとの間を表示面が自在に移動する表示器を備えたコンピュータに、
前記表示面が前記第1のポジションと前記第2のポジションのどちらに位置しているかを検出する位置センサの検出信号を入力する機能と、
前記第1または第2の利用者が所在するか否かを検知する人感センサの検出信号を入力する機能と、
時計部で計時される時刻が、表示時間帯テーブルにて広告用画面の種類別に記憶されているいずれかの時間帯に含まれるときフラグをセットし、いずれの時間帯にも含まれないとき前記フラグをリセットする機能と、
前記位置センサの検出信号から特定される前記表示面のポジションが前記第1のポジションのときには当該第1のポジションに応じた画面を編集し、前記第2のポジションのときには前記時計部で計時される時刻が含まれる時間帯の広告用画面を編集する機能と、
前記位置センサの検出信号から前記表示面が前記第1のポジションに位置していることが特定されかつ前記人感センサの検出信号から前記第1の利用者が所在していることが特定されると、前記画面編集機能により編集された前記第1のポジションに応じた画面を前記表示面に表示させ、前記位置センサの検出信号から前記表示面が前記第2のポジションに位置していることが特定されかつ前記人感センサの検出信号から前記第2の利用者が所在していることが特定されると、前記フラグがセットされていることを条件に、前記画面編集機能により編集された前記広告用画面を前記表示面に表示させ、前記人感センサにより前記第1の利用者の所在が検出されなくなると前記第1のポジションに応じた画面を消去し、前記人感センサにより前記第2の利用者の所在が検出されなくなると前記第1のポジションに応じた画面を消去するときよりも時間をかけて前記広告用画面を消去する機能と、
を実現させるための制御プログラム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明の実施形態は、装置本体の周囲に居る少なくとも二人の利用者に対して情報を交互に表示するように2ポジション間を移動可能な表示器を備えた表示装置及びその制御プログラムに関する。
【背景技術】
【0002】
装置本体を挟んで対峙する二人の利用者が交互に表示内容を見られるように、表示面を一方の利用者と対向する第1のポジションと他方の利用者と対向する第2のポジションとの間で移動可能とした表示装置がある。このような表示装置は、例えば店舗の決済端末として利用される。すなわち、店員が決済業務で使用するときには、表示面を店員側に向けて決済業務用の画面を表示させ、決済業務で使用しないときには、表示面を客側に向けて例えば広告用の情報、店舗案内図等の情報を表示するサイネージ画面を表示させる。
【0003】
この種の表示装置において、表示面が店員側を向いているのか客側を向いているのかを検出手段で検出し、店員側を向いているときには店員が見るべき内容が表示され、客側を向いているときには客が見るべき内容が表示されるように、画面を自動的に切り換えるようにしたものは知られている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開2003−043978号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、従来の表示装置は、表示面の向きによって表示内容を自動的に切り換えることはできるものの、利用者が利用しないにも拘らず画面を表示しているために無駄なエネルギーが消費されている懸念がある。
【0006】
そこで、本発明が解決しようとする課題は、利用者が利用しないときには画面表示によるエネルギーの無駄な消費を抑えることで省電力化を図ることができる表示装置を提供しようとするものである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
一実施形態において、表示装置は、表示器と、位置センサと、人感センサと、表示時間帯テーブルと、時計部と、フラグ処理手段と、画面編集手段と、表示制御手段とを備える。表示器は、装置本体の第1の面と対向する第1の利用者に対して情報を表示する第1のポジションと、装置本体の第1の面とは異なる第2の面と対向する第2の利用者に対して情報を表示する第2のポジションとの間を表示面が自在に移動する。位置センサは、表示面が第1のポジションと第2のポジションのどちらに位置しているかを検出する。人感センサは、第1または第2の利用者が所在するか否かを検知する。表示時間帯テーブルは、広告用画面の種類別に当該広告用画面を表示器に表示させる時間帯を記憶する。時計部は、時刻を計時する。フラグ処理手段は、時計部で計時される時刻が表示時間帯テーブルにて広告用画面の種類別に記憶されているいずれかの時間帯に含まれるときフラグをセットし、いずれの時間帯にも含まれないときフラグをリセットする。画面編集手段は、位置センサにより検出される表示面のポジションが第1のポジションのときには当該第1のポジションに応じた画面を編集し、第2のポジションのときには時計部で計時される時刻が含まれる時間帯の広告用画面を編集する。表示制御手段は、位置センサにより表示面が第1のポジションに位置していることが検出されかつ人感センサにより第1の利用者が所在していることが検出されると、画面編集手段により編集された第1のポジションに応じた画面を表示面に表示させ、位置センサにより表示面が第2のポジションに位置していることが検出されかつ人感センサにより第2の利用者が所在していることが検出されると、フラグがセットされていることを条件に、前記画面編集手段により編集された広告用画面を表示面に表示させ、人感センサにより第1の利用者の所在が検出されなくなると第1のポジションに応じた画面を消去し、人感センサにより第2の利用者の所在が検出されなくなると第1のポジションに応じた画面を消去するときよりも時間をかけて広告用画面を消去する。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1】一実施形態である決済装置の利用者がオペレータのときの使用状態を示す外観斜視図。
図2】同決済装置の利用者が客のときの使用状態を示す外観斜視図。
図3図2に示す使用状態を装置本体の背面側から見た外観斜視図。
図4】同決済装置における制御部の要部構成を示すブロック図。
図5】第1の実施形態において、CPUが実行するプログラム制御手順の主要部を示す流れ図。
図6図5における客側処理を具体的に示す流れ図。
図7】第2の実施形態において、決済装置のRAMに形成される主要なメモリエリアを示す模式図。
図8】同第2の実施形態において、CPUが実行するタイマ割込処理の手順を示す流れ図。
図9】同第2の実施形態において、CPUが実行する客側処理の手順を示す流れ図。
図10】第3の実施形態において、CPUが実行する客側処理の手順を示す流れ図。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、表示装置の実施形態について、図面を用いて説明する。なお、この実施形態は、表示装置を、店舗で用いられる決済装置1に適用した場合である。
【0010】
(第1の実施形態)
第1の実施形態は、装置本体の第1の面と対向する第1の利用者に対して情報を表示する第1のポジションと、装置本体の第1の面とは異なる第2の面と対向する第2の利用者に対して情報を表示する第2のポジションとの間を表示面が自在に移動する表示器の表示面が第1のポジションに位置しているとき、第1の利用者が所在する場合に第1または第1のポジションに応じた画面を表示面に表示させ、所在しない場合には同画面を表示させない。また、表示面が第2のポジションに位置しているときには、第2の利用者が所在する場合に第2のポジションに応じた画面を表示面に表示させ、所在しない場合には同画面を表示させない。このように、第1の実施形態は、利用者が所在しないときには画面表示を行わないことで、省電力化を図るものである。
【0011】
初めに、決済装置1の外観構成を、図1図3を用いて説明する。決済装置1は、装置本体11と、この装置本体11の上部に設置された表示パネル12とを備えている。装置本体11は、後述する制御部20を内蔵している。また、装置本体11は、レシート印字用のプリンタ30も内蔵しており、このプリンタによって印字されたレシートを、装置本体11の手前側に形成されたレシート発行口111から発行する。
【0012】
表示パネル12としては、バックライト式の液晶タッチパネルが用いられている。すなわち表示パネル12は、液晶ディスプレイ121が有する矩形状の表示面122の上に、入力操作用のタッチパネル123(図4を参照)を重ねて配置する。また、表示面122の裏側に、表示面122を裏側から照射するためのバックライト124(図4を参照)を配置する。
【0013】
表示パネル12は、図1に示すように、装置本体11の上面において、手前側が低く(奥側が高く)傾斜する角度で取り付けられている。そして、図1の状態から、表示パネル12の手前側の縁を手で持って上に持ち上げることにより、表示パネル12は、装置本体11に対して、図2または図3に示す位置まで回動自在となっている。
【0014】
表示パネル12が図1に示す状態の第1のポジションにあるとき、装置本体11の手前側に立つオペレータとしての店員は、表示面122に表示される画像を視認することができる。また、表示パネル12が図2または図3に示す状態の第2のポジションにあるとき、装置本体11を挟んで店員と対峙する客は、表示面122に表示される画像を視認することができる。
【0015】
ここに、表示パネル12は、装置本体11の第1の面(手前側の面)と対向する第1の利用者(店員)に対して情報を表示する第1のポジションと、装置本体11の第1の面とは異なる第2の面(奥側の面)と対向する第2の利用者(客)に対して情報を表示する第2のポジションとの間を表示面122が自在に移動する表示器を構成する。
【0016】
決済装置1は、図3に示すように、表示パネル12の表示面122とは反対側の裏面に位置センサ13を設けている。位置センサ13は、装置本体11の上面に設けた突起131が表示パネル12の裏面に穿設した孔132に挿入されたときオフし、前記突起131が前記孔132から抜脱されるとオンする。つまり、表示パネル12が図1に示す第1のポジションに位置しているとき、位置センサ13はオンする。また、表示パネル12が図2または図3に示す第2のポジションに位置しているとき、位置センサ13はオフする。
【0017】
ここに、位置センサ13は、表示パネル12の表示面122が第1のポジションと第2のポジションのどちらに位置しているのかを検出する。
【0018】
このような位置センサ13としては、例えば光学式センサが用いられる。なお、表示パネル12が第1のポジションに位置しているときオフし、第2のポジションに位置しているときオンするようにしてもよい。また、表示パネル12の回動角度を検出する、いわゆる角度センサを位置センサ13として用いてもよい。要は、表示パネル12の表示面122が第1のポジションと第2のポジションのどちらに位置しているのかを検出できればよい。
【0019】
決済装置1は、図1図2に示すように、表示パネル12の表示面122と同一の面に人感センサ14を設けている。人感センサ14は、例えば赤外線を出射し、その反射光を受光して、人間の所在を検知する。したがって、表示パネル12が図1に示す第1のポジションに位置しているとき、オペレータである店員が決済業務のために装置本体11の手前側に立つと、人感センサ14によって当該店員が検知される。また、表示パネル12が図2または図3に示す第2のポジションに位置しているとき、客が装置本体11の奥側に立つと、人感センサ14によって当該客が検知される。
【0020】
ここに、人感センサ14は、装置本体11の第1の面(手前側の面)と対向する第1の利用者(店員)または装置本体11の前記第1の面とは異なる第2の面(奥側の面)と対向する第2の利用者(客)が所在するか否かを検知する。
【0021】
なお、人感センサ14は、赤外線を用いるものに限定されるものではない。超音波や可視光などを用いる人感センサを適用してもよい。また、焦電型センサを利用して人が発する赤外線を検知して人間の所在を検知するものであってもよい。また、人感センサ14を設ける位置は、表示パネル12の表示面122と同一の面に限定されるものではない。例えば、装置本体11の手前側の面と奥側の面とにそれぞれ人感センサを設け、後述する制御部20に検知出信号が並列に入力されるようにしてもよい。要は、装置本体11の第1の面(手前側の面)と対向する第1の利用者(店員)または装置本体11の前記第1の面とは異なる第2の面(奥側の面)と対向する第2の利用者(客)が所在するか否かを検知できればよい。
【0022】
図4は、装置本体11に内蔵される制御部20の要部構成を示すブロック図である。制御部20は、制御の中枢を担うCPU(Central Processing Unit)21に、アドレスバス,データバス等のバスラインBLを介して、ROM(Read Only Memory)22、RAM(Random Access Memory)23、時計部24、通信インターフェース25、タッチパネルコントローラ26、表示コントローラ27,プリンタコントローラ28及び入力ポート29を接続してなる。
【0023】
ROM22は、プログラム等の固定的データを記憶する。RAM23は、ディスプレイ121への表示データや種々の状態を示すフラグなどの可変的データを記憶する。時計部24は、現在の日付及び時刻を計時する。通信インターフェース25は、LAN(Local Area Network)等の通信回線を介して接続される上位機とのデータ通信を司る。タッチパネルコントローラ26は、前記タッチパネル123を制御し、タッチ位置のデータを取り込む。表示コントローラ27は、前記ディスプレイ121の表示面122に表示データの画像を表示させる。また、表示コントローラ27は、バックライト124の点灯オン,オフを制御する。プリンタコントローラ28は、プリンタ30の印字動作を制御する。入力ポート29は、前記位置センサ13と人感センサ14の各検出信号をそれぞれ入力する。
【0024】
CPU21は、ROM22に記憶された制御プログラムに従い、図5及び図6の流れ図に示す手順で表示パネル12を制御する。制御プログラムは、決済装置1の電源オンにより常駐する。
【0025】
制御プログラムが開始されると、CPU21は、タイマカウンタTを“0”にリセットする(ST1)。上記タイマカウンタTは、RAM23に形成されている。
次に、CPU21は、入力ポート29を検索して、位置センサ13の検出信号を入力する(ST2)。そして、位置センサ13の検出信号により、表示パネル12が図1に示す第1のポジションに位置しているか図2及び図3に示す第2のポジションに位置しているのかを判別する(ST3)。
【0026】
表示パネル12が第1のポジションに位置していると判別された場合(ST3のYES)、CPU21は、ステップST4以降の店員側処理を実行する。先ず、CPU21は、RAM23の画像バッファを利用して、店員が見るべき店員用画面、例えば決済用画面を編集する(ST4:画面編集手段)。また、CPU21は、入力ポート29を検索して、人感センサ14の検出信号を入力する(ST5)。そして、人感センサ14の検出信号により、表示面122に対峙する人間の所在が検知されている否かを判別する(ST6)。
【0027】
人間の所在が検知されている場合(ST6のYES)、CPU21は、画像バッファに展開された店員用画面をディスプレイ121に表示させる(ST7:表示制御手段)。また、バックライト124を点灯させる(ST8)。
【0028】
しかる後、CPU21は、タイマカウンタTをチェックする(ST9)。タイマカウンタTが“0”にリセットされていた場合(ST9のNO)、CPU21は、ステップST2の処理に制御を戻す。そして、ステップST2以降の処理を再度実行する。
【0029】
これに対し、タイマカウンタTが“1”以上にカウントアップされていた場合には(ST9のYES)、CPU21は、ステップST1の処理に制御を戻す。そして、タイマカウンタTを“0”にリセットした後、ステップST2以降の処理を再度実行する。
【0030】
一方、ステップST6において、表示面122に対峙する人間の所在が検知されていない場合には(ST6のNO)、CPU21は、タイマカウンタTをカウントアップする(ST10)。そして、タイマカウンタTが“1”以上の整数である所定値Xと一致するか否かを判断する(ST11)。タイマカウンタTが所定値Xと一致しない場合(ST11のNO)、CPU21は、ステップST2の処理に制御を戻す。そして、ステップST2以降の処理を再度実行する。
【0031】
これに対し、タイマカウンタTが所定値Xと一致した場合には(ST11のYES)、CPU21は、店員用画面を消去させる(ST12:表示制御手段)。また、バックライト124を消去させる(ST13)。しかる後、CPU21は、ステップST2の処理に制御を戻す。そして、ステップST2以降の処理を再度実行する。
【0032】
ステップST3において、位置センサ13の検出信号により、表示パネル12が第2のポジションに位置していると判別された場合には(ST3のNO)、CPU21は、図6に具体的に示す客側処理を実行する。
【0033】
先ず、CPU21は、RAM23の画像バッファを利用して、客に表示すべき内容の客用画面、例えば広告用のサイネージ画面を編集する(ST21:画面編集手段)。また、CPU21は、入力ポート29を検索して、人感センサ14の検出信号を入力する(ST22)。そして、人感センサ14の検出信号により、表示面122に対峙する人間の所在が検知されている否かを判別する(ST23)。
【0034】
人間の所在が検知されている場合(ST23のYES)、CPU21は、画像バッファに展開された客用画面をディスプレイ121に表示させる(ST24:表示制御手段)。また、バックライト124を点灯させる(ST25)。
【0035】
しかる後、CPU21は、タイマカウンタTをチェックする(ST26)。ここで、タイマカウンタTが“0”にリセットされていた場合(ST26のNO)、CPU21は、ステップST2の処理に制御を戻す。そして、ステップST2以降の処理を再度実行する。
【0036】
これに対し、タイマカウンタTが“1”以上にカウントアップされていた場合には(ST26のYES)、CPU21は、ステップST1の処理に制御を戻す。そして、タイマカウンタTを“0”にリセットした後、ステップST2以降の処理を再度実行する。
【0037】
一方、ステップST23において、表示面122に対峙する人間の所在が検知されていない場合には(ST23のNO)、CPU21は、タイマカウンタTをカウントアップする(ST27)。そして、タイマカウンタTが前記所定値Xと一致するか否かを判断する(ST28)。タイマカウンタTが所定値Xと一致しない場合(ST28のNO)、CPU21は、ステップST2の処理に制御を戻す。そして、ステップST2以降の処理を再度実行する。
【0038】
これに対し、タイマカウンタTが所定値Xと一致した場合には(ST28のYES)、CPU21は、客用画面を消去させる(ST29:表示制御手段)。また、バックライト124を消去させる(ST30)。しかる後、CPU21は、ステップST2の処理に制御を戻す。そして、ステップST2以降の処理を再度実行する。なお、客用画面を消去させる場合には、すぐに表示されている画面を消去させるのではなく、一定の時間をかけて表示を消去させるように構成してもよい。
【0039】
このように制御される表示パネル12を備えた第1の実施形態の決済装置1においては、表示パネル12が図1に示す第1のポジションに位置しているとき、店員用画面が編集される。そして、人感センサ14が人間の所在を検知したとき、つまりはオペレータである店員が装置本体11の手前側に立った場合に、前記店員用画面がディスプレイ121に表示される。また、バックライト124が点灯する。したがって、店員は、表示面122に表示された店員用画面に従い、例えば決済業務を処理することができる。
【0040】
ここで、例えば店員が、表示パネル12を図2または図3に示す第2のポジションまで移動させたとする。そうすると、客用画面が編集される。そして、人感センサ14が人間の所在を検知したとき、つまりは店員と対面して客が居る場合に、前記客用画面がディスプレイ121に表示される。また、バックライト124が点灯する。したがって、客は、表示面122に表示された客用画面の例えば広告画像を閲覧することができる。
【0041】
その後、客が離れて人感センサ14で人間の所在が検出されなくなると、タイマカウンタTの計時動作が開始される。そして、所定値“X”を計時するまでの間に、人感センサ14で人間の所在が検出されないと、客用画面が消去される。また、バックライト124も消灯される。したがって、広告画像のような客用画面を見せるべき客が居ないときには、自動的に客用画面が消去されかつバックライト124も消灯するので、無駄にエネルギーが消費されることはなく、省電力化を図ることができる。
【0042】
同様に、表示パネル12が第1のポジションの位置している場合において、店員が離れると、タイマカウンタTの計時動作が開始される。そして、所定値“X”を計時するまでの間に、人感センサ14で人間の所在が検出されないと、店員用画面が消去される。また、バックライト124も消灯される。したがって、店員が不在のときには、自動的に店員用画面が消去されかつバックライト124も消灯するので、やはり無駄にエネルギーが消費されることはなく、省電力化を図ることができる。
【0043】
(第2の実施形態)
第2の実施形態は、第1の実施形態の構成に加えて、制御部20のCPU21が実行するアプリケーションの中で、客用画面であるサイネージ画面を表示させるか否かをソフト的なスイッチによって切替可能としたものである。
【0044】
第2の実施形態において、決済装置のハードウェア構成は、第1の実施形態と共通である。したがって、図1図4をそのまま利用する。また、制御プログラムの手順についても、店員側処理は同じである。このため、図5もそのまま利用する。
【0045】
第2の実施形態においては、図7に示すように、記憶部であるRAM23に、表示時間帯テーブル41と、表示フラグFのメモリエリア42とを形成する。
【0046】
表示時間帯テーブル41には、客用画面としてのサイネージ画面をディスプレイ121に表示させる時間帯の開始時刻と終了時刻とが予め設定される。なお、時間帯は1パターンに限定されるものではなく、複数パターンの時間帯が表示時間帯テーブル41に設定されていてもよい。また、サイネージ画面の種類別に時間帯が設定されていてもよい。
【0047】
表示フラグFは、サイネージ画面を表示させるか否かを指定する情報であって、本実施形態では、サイネージ画面を表示させる指定の場合に“1”にセットされ、表示させない指定の場合に“0”にリセットされる。
【0048】
しかして、CPU21は、時計部24で例えば1分が計時される毎に、図8の流れ図に示す割込処理を実行する。先ず、CPU21は、時計部24で計時される現在時刻を取得する(ST41)。次いで、CPU21は、表示時間帯テーブル41を検索して、現在時刻がサイネージ画面の表示時間帯内か否かを判別する(ST42)。表示時間帯外である場合(ST42のNO)、CPU21は、表示フラグFを“0”にリセットする(ST43)。これに対し、表示時間帯内である場合には(ST42のYES)、CPU21は、表示フラグFを“1”にリセットする(ST44)。
【0049】
図9は、第2の実施形態において、制御プログラムに従いCPU21が実行する客側処理の手順を示す流れ図である。なお、第1の実施形態と共通のステップには同一の符号を付してある。
【0050】
第2の実施形態が第1の実施形態と異なる点は、ステップST23において、人感センサ14の検出信号により、表示面122に対峙する人間の所在が検知されていた場合の処理である。すなわち、人間の所在が検知されている場合(ST23のYES)、CPU21は、表示フラグFをチェックする(ST51)。ここで、表示フラグFが“1”にセットされていた場合には(ST51のYES)、CPU21は、画像バッファに展開された客用画面をディスプレイ121に表示させる(ST24:表示制御手段)。また、バックライト124を点灯させる(ST25)。しかる後、CPU21は、タイマカウンタTをチェックする(ST26)。
【0051】
これに対し、表示フラグFが“0”にリセットされていた場合には(ST51のNO)、CPU21は、上記ステップST24,25,26の各処理を実行しない。CPU21は、ステップST27の処理に進む。そして、タイマカウンタTをカウントアップし(ST27)、タイマカウンタTが所定値Xと一致したならば(ST28のYES)、CPU21は、サイネージ画面を消去させる(ST29:表示制御手段)。また、バックライト124を消去させる(ST30)。しかる後、CPU21は、ステップST2の処理に制御を戻す。そして、ステップST2以降の処理を再度実行する。
【0052】
このように制御される表示パネル12を備えた第2の実施形態の決済装置1においては、表示パネル12が図2または図3に示す第2のポジションに位置しているとき、現在時刻が表示時間帯内であれば、人感センサ14が人間の所在を検知している間、サイネージ画面が表示される、しかし、表示時間帯から外れると、たとえ人感センサ14が人間の所在を検知していてもサイネージ画面が消去される。また、バックライト124も消灯するので、無駄にエネルギーが消費されることはなく、省電力化を図ることができる。
【0053】
また、現在時刻が表示時間帯内であっても、人感センサ14が人間の所在を検知なくなると、サイネージ画面が消去される。また、バックライト124も消灯するので、この点からも省電力化を図ることができる。
【0054】
(第3の実施形態)
第3の実施形態は、第2の実施形態の客側処理において、人感センサ14に基づく処理を省略したものである。このため、第2の実施形態と共通する部分には同一符号を付して、詳しい説明は省略する。
【0055】
図10は、第3の実施形態において、制御プログラムに従いCPU21が実行する客側処理の手順を示す流れ図である。なお、第2の実施形態と共通のステップには同一の符号を付してある。
【0056】
第3の実施形態では、CPU21は、客に表示すべき内容の客用画面、例えば広告用のサイネージ画面を編集した後(ST21:画面編集手段)、CPU21は、表示フラグFをチェックする(ST51)。ここで、表示フラグFが“1”にセットされていた場合には(ST51のYES)、CPU21は、画像バッファに展開された客用画面をディスプレイ121に表示させる(ST24:表示制御手段)。また、バックライト124を点灯させる(ST25)。しかる後、CPU21は、タイマカウンタTをチェックする(ST26)。
【0057】
これに対し、表示フラグFが“0”にリセットされていた場合には(ST51のNO)、CPU21は、タイマカウンタTをカウントアップし(ST27)、タイマカウンタTが所定値Xと一致したならば(ST28のYES)、CPU21は、サイネージ画面を消去させる(ST29:表示制御手段)。また、バックライト124を消去させる(ST30)。しかる後、CPU21は、ステップST2の処理に制御を戻す。そして、ステップST2以降の処理を再度実行する。なお、サイネージ画面を消去させる場合、すぐに表示されている画面を消去させるのではなく、一定の時間をかけてサイネージ画面を消去させるように構成してもよい。
【0058】
このように制御される表示パネル12を備えた第3の実施形態の決済装置1においては、表示パネル12が図2または図3に示す第2のポジションに位置しているとき、現在時刻が表示時間帯内であれば、サイネージ画面が表示される、しかし、表示時間帯から外れると、サイネージ画面が消去される。また、バックライトが消灯するので、無駄にエネルギーが消費されることはなく、省電力化を図ることができる。
【0059】
なお、本発明は、前記実施形態に限定されるものではない。
例えば前記第1の実施形態では、ステップST4またはステップST21にて店員用画面または客用画面を編集した後、人感センサ14の信号を入力し、人間の所在が検出されたならば、店員用画面または客用画面をディスプレイ121に表示させたが、制御手順はこれに限定されるものではない。先に、人感センサ14の信号を入力し、人間の所在が検出されたならば、店員用画面または客用画面を編集してディスプレイ121に表示させるようにしてもよい。
【0060】
また、ステップST4またはステップST21にて店員用画面または客用画面を編集した後、これらの画面をディスプレイ121に表示させる。しかる後、人感センサ14の信号を入力し、人間の所在が検出されたならば、バックライト124を点灯し、人間の所在が検出されなければバックライト124を消灯する。このようにバックライト124のオン,オフを制御するだけでも、省電力化の効果は奏することができる。
【0061】
また、前記各実施形態では、客用画面の一例として静止画のサイネージ画面を示したが、動画のサイネージ画像を客用画面としてディスプレイ121に表示させる場合も、本発明は適用できるものである。
【0062】
また、前記各実施形態は、装置内部のプログラム記憶部であるROM22に発明の機能を実現させる制御プログラムが予め記録されているものとした。しかしこれに限らず、同様のプログラムがネットワークから装置にダウンロードされてもよい。あるいは、記録媒体に記録された同様のプログラムが、装置にインストールされてもよい。記録媒体は、CD−ROM,メモリカード等のようにプログラムを記憶でき、かつ装置が読み取り可能であれば、その形態は問わない。また、プログラムのインストールやダウンロードにより得る機能は、装置内部のOS(オペレーティング・システム)等と協働してその機能を実現させるものであってもよい。
【0063】
この他、本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
以下に、本願出願の当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[1]装置本体の第1の面と対向する第1の利用者に対して情報を表示する第1のポジションと前記装置本体の前記第1の面とは異なる第2の面と対向する第2の利用者に対して情報を表示する第2のポジションとの間を表示面が自在に移動する表示器と、前記表示面が前記第1のポジションと前記第2のポジションのどちらに位置しているかを検出する位置センサと、前記第1または第2の利用者が所在するか否かを検知する人感センサと、前記位置センサにより検出される前記表示面のポジションに応じて画面を編集する画面編集手段と、前記位置センサにより前記表示面が前記第1のポジションに位置していることが検出されかつ前記人感センサにより前記第1の利用者が所在していることが検出されると、前記画面編集手段により編集された前記第1のポジションに応じた画面を前記表示面に表示させ、前記位置センサにより前記表示面が前記第2のポジションに位置していることが検出されかつ前記人感センサにより前記第2の利用者が所在していることが検出されると、前記画面編集手段により編集された前記第2のポジションに応じた画面を前記表示面に表示させる表示制御手段と、を具備したことを特徴とする表示装置。
[2]前記第2のポジションに応じた画面を表示させるか否かを指定する情報を記憶する記憶部、をさらに具備し、前記表示制御手段は、前記位置センサにより前記表示面が前記第2のポジションに位置していることが検出されかつ前記人感センサにより前記第2の利用者が所在していることが検出されると、前記記憶部で表示させる旨の情報が記憶されているとき前記画面編集手段により編集された前記第2のポジションに応じた画面を前記表示面に表示させることを特徴とする付記[1]記載の表示装置。
[3]前記第2のポジションに応じた画面は、広告用画面であることを特徴とする付記[1]または[2]記載の表示装置。
[4]前記表示制御手段は、前記人感センサにより前記第1または第2の利用者の所在が検出されなくなると前記表示面に表示される画面を消去することを特徴とする付記[1]乃至[3]のうちいずれか1項に記載の表示装置。
[5]装置本体の第1の面と対向する第1の利用者に対して情報を表示する第1のポジションと前記装置本体の前記第1の面とは異なる第2の面と対向する第2の利用者に対して情報を表示する第2のポジションとの間を表示面が自在に移動する表示器と、前記表示面が前記第1のポジションと前記第2のポジションのどちらに位置しているかを検出する位置センサと、前記位置センサにより検出される前記表示面のポジションに応じて画面を編集する画面編集手段と、前記第2のポジションに応じた画面を表示させるか否かを指定する情報を記憶する記憶部と、前記位置センサにより前記表示面が前記第1のポジションに位置していることが検出されると、前記画面編集手段により編集された前記第1のポジションに応じた画面を前記表示面に表示させ、前記位置センサにより前記表示面が前記第2のポジションに位置していることが検出されると、前記記憶部で表示させる旨の情報が記憶されているとき前記画面編集手段により編集された前記第2のポジションに応じた画面を前記表示面に表示させる表示制御手段と、を具備したことを特徴とする表示装置。
[6]装置本体の第1の面と対向する第1の利用者に対して情報を表示する第1のポジションと前記装置本体の前記第1の面とは異なる第2の面と対向する第2の利用者に対して情報を表示する第2のポジションとの間を表示面が自在に移動する表示器を備えたコンピュータに、前記表示面が前記第1のポジションと前記第2のポジションのどちらに位置しているかを検出する位置センサの検出信号を入力する機能と、前記第1または第2の利用者が所在するか否かを検知する人感センサの検出信号を入力する機能と、前記位置センサの検出信号から特定される前記表示面のポジションに応じて画面を編集する機能と、前記位置センサの検出信号から前記表示面が前記第1のポジションに位置していることが特定されかつ前記人感センサの検出信号から前記第1の利用者が所在していることが特定されると、前記画面編集機能により編集された前記第1のポジションに応じた画面を前記表示面に表示させ、前記位置センサの検出信号から前記表示面が前記第2のポジションに位置していることが特定されかつ前記人感センサの検出信号から前記第2の利用者が所在していることが特定されると、前記画面編集機能により編集された前記第2のポジションに応じた画面を前記表示面に表示させる機能と、を実現させるための制御プログラム。
【符号の説明】
【0064】
1…決済装置、11…装置本体、12…表示パネル、13…位置センサ、14…人感センサ、20…制御部、21…CPU、121…ディスプレイ、122…表示面、123…タッチパネル、124…バックライト。
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9
図10