【課題を解決するための手段】
【0013】
したがって、第一の態様では、本発明は、
民間旅客輸送手段の長手方向に延びる乗客用座席エリアにおいて、前記輸送手段の長手中心線に配置された座席配列体であり、
前記座席配列体が、並べて配置され相互に固定された1対の座席を備え、
各座席が、
背もたれ部と、
座面部と、
を備え、
前記座席が相互に鋭角方向を向き、かつ
それぞれの座席の前記背もたれ部が、前記座面部よりも前記鋭角の頂点に近いことを特徴とする、
座席配列体であるということができる。
【0014】
各座席の前記座面部が互いから分離され、
前記対の座席の前記座面部同士の間にアームレストが配置されると好ましい。
【0015】
前記アームレストが前記対の座席に座る乗客によって相互に使用できるように構成されると好ましい。
【0016】
前記座席配列体が前記対の座席の前記座面部同士の間に配置された実用面を含むと好ましい。
【0017】
前記実用面が上昇位置と下降位置との間で移動可能であるように土台構造によって支持されると好ましい。
【0018】
前記実用面が、上昇位置にあるときに、それぞれの座席の1つまたは各々に座る乗客が腕を乗せられるように構成されると好ましい。
【0019】
前記実用面が、下降位置にあるときに、各座席の前記座面と一緒に、乗客が横になる(好ましくは平らな)面を形成すると好ましい。
【0020】
前記実用面が、下降位置にあるときに、各座席の前記座面と一緒に、連続的支持面を画定すると好ましい。
【0021】
前記実用面が上昇位置にあるときに、前記2つの座席に座る乗客が、相互に向かい合う向きで座るために、前記実用面の下に脚を置くことができると好ましい。
【0022】
前記実用面が前記土台構造によってその上昇位置と下降位置との間で移動可能であり、
前記土台構造が、前記実用面が前記上昇位置にあるときに、座っている乗客の脚を前記実用面の下の領域に出し入れするように揺動させるのを妨げないように構成されると好ましい。
【0023】
前記実用面が摺動機構によって移動可能に支持された前記土台構造によって移動可能であると好ましい。
【0024】
前記2つの座席の前記背もたれ部同士の間に、前記実用面が下降位置にあるときに前記実用面に座る乗客が使用するために与えられた別の背もたれが配置されると好ましい。
【0025】
前記2つの座席の前記座面が第一位置にあるときに、前記2つの座席の前記座面同士の間に位置しかつこれら同士の間に拡がる二次座面が提供され、
前記二次座面の下に空隙があり、
前記二次座面が前記第一位置とさらに上昇した第二位置との間で移動可能であり、
前記第二位置にある前記二次座面は、前記2つの座席の前記座面から分離されて、前記2つの座席の各々に座る乗客の少なくとも1本の腿を受容するのに十分な間隙を創生すると好ましい。
【0026】
座席配列体がさらに、前記座席が相互に向かって鋭角に整列して、前記旅客輸送手段の前記長手軸線に対して各々鋭角を成すと共に反対の外側方向を各々向くように、前記民間旅客輸送手段の床に前記座席を固定するように構成された固定組立体を備えると好ましい。
【0027】
座席配列体がさらに、少なくとも部分的に両方の座席の背面の周りに延びるシェルを備えると好ましい。
【0028】
前記シェルが硬質成形プラスチック材から構成されると好ましい。
【0029】
前記シェルが、前記座席配列体の後ろに着席する乗客が観るために与えられた画像ディスプレイユニットを収容する凹部を画定すると好ましい。
【0030】
前記シェルが各座席用の少なくとも1つのアームレストを画定すると好ましい。
【0031】
前記シェルが、前記座席配列体の後ろに座る乗客の脚を収容する少なくとも1つのフットウェル(foot well)を画定すると好ましい。
【0032】
前記フットウェルにより、前記座席配列体の後ろに座る乗客が、両脚を前の座席の前記座面の下に置くことができる形状になっていると好ましい。
【0033】
アームレストが、中央座席配列体の少なくとも1つの座席の外側側面に画定されると好ましい。
【0034】
前記中央座席配列体が前記シェルの背面から外向きに延びる少なくとも1つのトレイテーブル含み、便利な実用面を前記中央座席配列体の後ろに着席する乗客に提供すると好ましい。
【0035】
前記シェルが、床の高さ位置から延びて、各座席の前記背もたれ部の上へ突出すると好ましい。
【0036】
前記シェルが、前記座席配列体において各乗客が他方の座席により向いた位置にあるときに、各座席に座る乗客が使用するための二次背もたれとなるように延びると好ましい。
【0037】
前記シェルが、前記座席配列体の各側を包囲するように少なくとも部分的に各座席が向く側へ突出するように延びると好ましい。
【0038】
前記各座席が前記長手方向に対して15度〜30度、好ましくは23度の角度を向くと好ましい。
【0039】
前記座席が相互に30〜60度、好ましくは46度の角度を向くと好ましい。
【0040】
前記2つの座席の間にプライバシースクリーンが配置されると好ましい。
【0041】
前記プライバシースクリーンが前記シェルに対して適切な位置に固定されると好ましい。
【0042】
前記プライバシースクリーンが前記シェルから延びると好ましい。
【0043】
前記プライバシースクリーンが前記シェルによって画定されると好ましい。
【0044】
各座席が直立着席位置と寄りかかり位置との間で可動的であると好ましい。
【0045】
前記背もたれ部及び座面部の一方または両方が、直立着席位置と寄りかかり位置との間で可動的であると好ましい。
【0046】
各前記座面部が前縁及び後縁を含むと好ましい。
【0047】
前記座席の前記座面部が、その寄りかかり位置に移動するときに、その後縁で下降すると好ましい。
【0048】
前記座面部が、その寄りかかり位置に移動するときに、その前縁で隆起すると好ましい。
【0049】
前記座席が相互に接続されて、一体の1対の座席を形成すると好ましい。
【0050】
前記座席配列体が、長手方向に延びる乗客用座席エリアを含む民間旅客輸送手段の長手中心線に沿って設置されると好ましい。
【0051】
第2の態様では、本発明は、
長手方向に形成された乗客用座席ゾーンを有する民間旅客輸送手段用の座席ユニットであり、
前記座席ユニットが、相互に隣り合って座席の列を形成する少なくとも2つの座席を備え、
前記座席列が、前記民間旅客輸送手段において前及び後ろの一方または両方の同様の座席列から分離され、
前記列が前記民間旅客輸送手段の前記長手方向に対して垂直に延び、
前記座席列の各座席が前記輸送手段の前方を向き、
さらに各座席が、相互に離れるようにかつ前記輸送手段のそれぞれの外側側面に向かって角度付けられ、かつ、
前記座席列が単一ユニットとして提供される、
座席ユニットであるということができる。
【0052】
さらなる態様では、本発明は、
長手方向に形成された乗客用座席ゾーンを有する民間旅客輸送手段であり、
前記輸送手段が、座席の列を形成する2つの隣り合う座席を備える座席ユニットを備え、
前記列が前記民間旅客輸送手段の長手方向に対して垂直に延び、
各座席が、前記輸送手段の前方を向き、さらに相互から離れるようにかつ前記輸送手段のそれぞれの対向する外側側面に向かって角度付けられる、
民間旅客輸送手段であるということができる。
【0053】
各座席が、座面部と前記座面部から上向きに延びる背もたれ部とを含むと好ましい。
【0054】
前記座面部が相互に分離され、
前記座面部同士の間にアームレストが配置されると好ましい。
【0055】
前記アームレストが、各座席に座る乗客が使用するために与えられた共同のアームレストであると好ましい。
【0056】
前記座席ユニットが前記座席の前記座面部同士の間に配置された実用面を含むと好ましい。
【0057】
前記実用面が上昇位置と下降位置との間で移動可能であるように土台構造によって支持されると好ましい。
【0058】
前記実用面が、その上昇位置にあるときに、それぞれの座席の1つまたは各々に座る乗客が腕を乗せるために与えられていると好ましい。
【0059】
前記実用面が、その下降位置にあるときに、前記座席の少なくとも1つの前記座面と一緒に乗客が横になる面を形成すると好ましい。
【0060】
前記実用面が、その下降位置にあるときに、各座席の前記座面と一緒に連続的な支持面を画定すると好ましい。
【0061】
前記実用面が前記土台構造によってその上昇位置と下降位置との間で移動可能であるように支持され、
前記土台構造が、前記実用面が前記上昇位置にあるときに乗客の脚を前記実用面の下の領域に出し入れするように揺動させるのを妨げないように構成されると好ましい。
【0062】
前記2つの座席の前記背もたれ部同士の間に、前記実用面がその下降位置にあるときに前記実用面に座る乗客が使用するために与えられた別の背もたれが配置されると好ましい。
【0063】
輸送手段がさらに、少なくとも部分的に両方の座席の背面の周りに延びるシェルを備えると好ましい。
【0064】
前記シェルが前記座席ユニットの後ろに座る乗客の脚を収容する少なくとも1つのフットウェルを画定すると好ましい。
【0065】
前記フットウェルにより、前記座席ユニットの後ろに座る乗客が前の座席の前記座面の下に脚を置くことができる形状であると好ましい。
【0066】
前記シェルが、座席ユニットが支持される前記輸送手段の床から、背もたれ部の上の箇所に延びると好ましい。
【0067】
前記シェルが各背もたれ部の全体と並置されると好ましい。
【0068】
前記座席ユニットの各座席が、前記長手方向に対して15〜30度、好ましくは23度の角度を向くと好ましい。
【0069】
前記座席が、互いに対して30〜60度、好ましくは46度の角度を向くと好ましい。
【0070】
さらなる態様では、本発明は、
長手方向に形成される乗客用座席ゾーンを有する民間旅客輸送手段のためのまたはその中の座席配列体であり、
前記座席配列体が、
a)2つの並置された座席と、
b)前記2つの座席をすぐ後ろに配置された同一の座席配列体から分離するために配置されたシェルと、
を備え、
前記2つの座席が各々、前記輸送手段の前方を向き、(使用中に前記輸送手段の反対の外側側面に向くような)角度で相互に離れるように向き、
前記シェルが、後ろに配置された同一の座席配列体の前記座席に座る少なくとも1人の乗客の少なくとも脚を受容する少なくとも1つのフットウェルを含むことを特徴とする、
座席配列体であるということができる。
【0071】
前記2つの並置された座席及び前記シェルが単一の座席ユニットを画定すると好ましい。
【0072】
前記シェルがフットウェルを画定するスカラップ領域(scalloped region)を含み、
前記の後ろの同一の座席配列体に座る乗客が、脚を少なくとも部分的に前記2つの並置された座席の少なくとも一方の下の前記フットウェル内部に置くことができると好ましい。
【0073】
前記シェルが床の高さ位置から上向きに延びると好ましい。
【0074】
さらなる態様では、本発明は、
長手方向に形成された座席ゾーンを有する民間旅客輸送手段用の座席配列体であり、
前記座席配列体が、並べて配置されかつ相互に固定された1対の座席を備え、
各座席が、
背もたれ部と、
座面部と、
を備え、
前記座席が相互に鋭角を成す平行でない方向を向き、
各座席にそれぞれ対応する前記背もたれ部が前記座面部よりも前記鋭角の頂点に近く、
前記対の座席の間に支持面が配置され、
前記支持面が、少なくとも1人の座っている乗客にアームレストを提供する第一位置と、前記対の座席の少なくとも1つの座面部と同一平面にある第二位置との間で移動可能であることを特徴とする、
座席配列体であるということができる。
【0075】
さらなる態様では、本発明は、
長手方向に形成された座席ゾーンを有する民間旅客輸送手段用の座席ユニットであり、
前記座席ユニットが、相互に並べて配置された1対の座席を備え、
各座席が、
背もたれ部と、
座面部と、
を備え、
前記座席が相互に鋭角を成す平行でない方向を向き、
各座席の前記背もたれ部が前記座面部よりも前記鋭角の頂点に近く、
前記対の座席の間に支持部材が配置され、
前記支持部材が、少なくとも1人の座っている乗客にアームレストを提供する第一位置と、前記対の座席の少なくとも一方の座面部と同一平面にある第二位置との間で移動可能であることを特徴とする、
座席ユニットであるということができる。
【0076】
2つの前記支持部材が提供され、
第一の支持部材が前記座席の第一の座席と結合されて、前記第一の支持部材が、前記第一の座席に座る乗客にアームレストを提供する第一位置と、前記第一の座席の前記座面部と同一平面にある第二位置との間で移動可能であり、
第二の支持部材が前記座席の第二の座席と結合されて、前記第二の支持部材が、前記第二の座席に座る乗客にアームレストを提供する第一位置と、前記第二の座席の前記座面部と同一平面にある第二位置との間で移動可能であると好ましい。
【0077】
さらなる態様では、本発明は、
長手方向に形成された乗客用座席ゾーンを有する民間旅客輸送手段用の座席ユニットであり、
前記座席ユニットが、相互に並べて配置された1対の座席を備え、
各座席が、
背もたれ部と、
座面部と、
を備え、
前記座席が相互に鋭角を成す平行でない方向を向き、
各座席の前記背もたれ部が前記座面部よりも前記鋭角の頂点に近く、
前記対の座席の間に支持部材が配置され、前記支持部材が、少なくとも1人の座っている乗客にテーブルを提供する第一位置と、前記対の座席の少なくとも一方の座面部と同一平面にある第二位置との間で移動可能であることを特徴とする、
座席ユニットであるということができる。
【0078】
2つの前記支持部材が提供され、
第一の支持部材が前記座席の第一の座席と結合されて、前記第一の支持部材が、前記第一の座席に座る乗客にテーブルを提供する第一位置と、前記第一の座席の前記座面部と同一平面にある第二位置との間で移動可能であり、
第二の支持部材が前記座席の第二の座席と結合されて、前記第二の支持部材が、前記第二の座席に座る乗客にテーブルを提供する第一位置と、前記第二の座席の前記座面部と同一平面にある第二位置との間で移動可能であると好ましい。
【0079】
さらなる態様では、本発明は、
民間旅客機であり、
前記旅客機の床の高さ位置に前後に配置された複数の同一の座席ユニットを支持し、
各座席ユニットが、並んでいる前記ユニットのそれぞれの座席によって各々支持されている2人の座っている乗客を収容する乗客収容ゾーンを提供し、
前記2つの座席が、前記座席が平行でない方向でありかつ互いに近寄らない方向を向くような角度を相互に向き、かつ、
前記床の高さ位置から上向きに延びる固定されたシェルが提供されて、前記ゾーンが前の座席ユニットのゾーンと部分的に重なるように前記ゾーンを分離することを特徴とする、
旅客機であるということができる。
【0080】
前記座席ユニットが、前記旅客機の前後方向に延びる行に配置されると好ましい。
【0081】
各前記座席ユニットの前記シェルが前記旅客機の床に対して固定されると好ましい。
【0082】
各座席ユニットの前記座席を直立着席位置及び寄りかかり着席位置に構成できると好ましい。
【0083】
各前記座席が、座面部と前記座面部に対して上向きに延びる背もたれ部とを含み、
前記座面部と前記背もたれ部の両方が、直立着席位置及び寄りかかり着席位置に位置決めされるように前記シェルに対して可動的であると好ましい。
【0084】
さらなる態様では、本発明は、
長手方向に形成された乗客用座席エリアを有する民間旅客輸送手段の座席構成体であり、
前記座席構成体が座席上に座位の乗客を収容する少なくとも1つの座席配列体を備え、
前記座席配列体が、前記座席が前記輸送手段の長手方向に対して鋭角を成して前記座席配列体が隣接する前記輸送手段の外側側面に面する方向を向くように、前記旅客輸送手段に前記座席配列体を固定するための締結具を含む、
座席構成体であるということができる。
【0085】
前記座席構成体が複数の座席配列体から構成される行を備え、
前記行が前記長手方向に対して平行な方向に延び、かつ、
全ての座席配列体の前記座席が相互に平行の方向を向くと好ましい。
【0086】
前記行が前記輸送手段の前記長手中心線に対して平行にかつその外側側面で延びると好ましい。
【0087】
前記輸送手段が旅客機であり、
前記座席配列体が前記旅客機の側面の胴体壁に隣接して配置されると好ましい。
【0088】
前記座席配列体が前記座席の少なくとも背面を被覆する硬質成形シェルを備えると好ましい。
【0089】
前記シェルが、前記配列体の後ろに座る乗客が観るための画像ディスプレイユニット用の凹部を前記座席配列体の背面に画定すると好ましい。
【0090】
前記シェルの背面で外向きに延びて前記座席配列体の後ろに着席する乗客のために実用面を提供する、少なくとも1つのトレイテーブルが提供されると好ましい。
【0091】
前記シェルが前記座席に座る乗客が使用するために与えられた少なくとも1つのアームレストを含むと好ましい。
【0092】
前記アームレストが前記座席の外側側面に画定されると好ましい。
【0093】
前記座席配列体が2つの隣り合う座席を備えると好ましい。
【0094】
前記2つの座席が、相互に隣り合って配置され、かつ前記長手方向に対して垂直の方向に相互に整列すると好ましい。
【0095】
前記座席が、15〜30度、好ましくは23度の角度で前記長手方向に対して外向きに角度付けられると好ましい。
【0096】
前記シェルが前記座席配列体の後ろに座る乗客の脚を収容する少なくとも1つのフットウェルを画定すると好ましい。
【0097】
前記座席配列体が2つの隣り合う座席を備え、
固定されたシェルが前記2つの隣り合う座席の背面を被覆し、
前記シェルが、前記座席配列体の後ろに座る乗客の脚を収容すると共に少なくとも部分的に両方の前記座席の下に延びる、少なくとも第一のフットウェルを画定すると好ましい。
【0098】
前記シェルが少なくとも部分的に、前記座席のうちの1つのみの下に延びる第二のフットウェルを画定すると好ましい。
【0099】
前記座席が直立着席位置と寄りかかり位置との間で可動的であると好ましい。
【0100】
少なくとも1つの前記座席が、背もたれ部及び座面部を備えると好ましい。
【0101】
前記背もたれ部及び座面部の一方または両方が、直立着席位置と寄りかかり位置との間で可動的であると好ましい。
【0102】
前記座面部が前縁及び後縁を含むと好ましい。
【0103】
前記座面部が、その寄りかかり位置に移動するときに、その前縁で隆起すると好ましい。
【0104】
さらなる態様では、本発明は、
長手方向に延びる乗客用座席エリアを含む民間旅客輸送手段であり、
前記輸送手段が、
前記乗客用座席エリア内に座席配列体を備え、
前記座席配列体が、
相互に対して平行方向を向くように配列された複数の座席であり、前記座席の各々が1つの座面を含み、前記座面の前縁が向く方向に隣り合う座席の前記座面の前縁と食い違う、複数の座席と、
前記座席が長手方向に対してほぼ垂直の方向に整列すると共に前記長手方向に対して鋭角を成して外側方向を向くように、前記座席を前記輸送手段の床に固定する固定組立体と、
を備える、
民間旅客輸送手段であるということができる。
【0105】
前記座席配列体が少なくとも部分的に前記座席の背面の周りに拡がるシェルを含むと好ましい。
【0106】
前記シェルが硬質成形プラスチック材から構成されると好ましい。
【0107】
前記シェルが、ディスプレイユニットを前記シェルの背面に収容するように構成されると好ましい。
【0108】
前記シェルが、外側寄り座席配列体(outboard seat arrangement)の背面に、画像ディスプレイユニットを収容するための凹部を画定すると好ましい。
【0109】
前記シェルが外側寄り座席配列体の背面に凹部を画定し、
各凹部が画像ディスプレイユニットを収容すると好ましい。
【0110】
前記ディスプレイユニットが鑑賞スクリーンを含むと好ましい。
【0111】
前記ディスプレイユニットが枢動アームを含み、
この枢動アームにおいて、鑑賞スクリーンを移動させてシェルから離れるように枢動させることができると好ましい。
【0112】
前記シェルが少なくとも1つのアームレストを画定すると好ましい。
【0113】
前記アームレストが、前記外側寄り座席配列体の少なくとも1つの座席の外側側面に画定されると好ましい。
【0114】
前記外側寄り座席配列体が、アームレストから外向きに折ることができる少なくとも1つのトレイテーブルを含むと好ましい。
【0115】
あるいは、前記外側寄り座席配列体が、前記シェルの背面から外向きに延びる少なくとも1つのトレイテーブルを含み、前記外側寄り座席配列体の後ろに着席する乗客のための便利な実用面を提供する。
【0116】
各前記座席が、15〜30度、好ましくは23度の角度で前記長手方向に角度付けられると好ましい。
【0117】
前記外側寄り座席配列体が、前記外側寄り座席配列体の座席同士の間に延びるプライバシースクリーンを含むと好ましい。
【0118】
前記プライバシースクリーンが前記シェルに対して適切な位置に固定されると好ましい。
【0119】
前記プライバシースクリーンが前記シェルから延びると好ましい。
【0120】
前記プライバシースクリーンが前記シェルによって画定されると好ましい。
【0121】
前記シェルが、前記輸送手段の前記床から上向きに延び、かつ前記座席配列体の後ろに座る乗客の脚を収容する少なくとも1つのフットウェルを画定すると好ましい。
【0122】
前記シェルが、少なくとも部分的に最も外側寄りの座席の下に延びる第一フットウェルと、少なくとも部分的に前記最も外側寄りの座席及び別の前記座席の下に延びる第二のフットウェルとを画定すると好ましい。
【0123】
前記座席が、直立着席位置と寄りかかり位置との間で可動的であると好ましい。
【0124】
前記座席の少なくとも1つが、背もたれ部及び座面部を備えると好ましい。
【0125】
前記背もたれ部及び前記座面部の一方または両方が、着座位置と寄りかかり位置との間で可動的であると好ましい。
【0126】
前記座面部が前縁及び後縁を含むと好ましい。
【0127】
前記座席の前記座面部が、その寄りかかり位置に移動するときに、その後縁で下降すると好ましい。
【0128】
前記座面部が、その寄りかかり位置に移動するときに、その前縁で隆起すると好ましい。
【0129】
前記輸送手段が航空機であり、
前記座席配列体が胴体/キャビンの壁に隣接して配置され、
前記シェルが前記胴体/キャビンの壁に隣接しこれに近接して配置されると好ましい。
【0130】
前記座席が相互に取り付けられて、一体の座席配列体を形成すると好ましい。
【0131】
前記輸送手段が航空機であり、
前記長手方向が前記航空機の前後方向に対して平行であると好ましい。
【0132】
さらなる態様では、本発明は、
長手方向に形成された座席エリアを有する民間旅客輸送手段用の座席配列体であり、
前記座席配列体が、
相互に並べて取り付けられかつ平行な方向を向く1対の座席と、
少なくとも部分的に前記座席の背面の周りに拡がるシェルと、
を備え、
前記シェルが、前記座席の前記背面に、前記座席配列体の後ろに座る乗客の脚を受容する少なくとも1つのフットウェルを画定し、かつ、
前記フットウェルが少なくとも部分的に両方の座席の下に延びることを特徴とする、
座席配列体であるということができる。
【0133】
前記座席が、向く方向において、相互の整列が食い違うと好ましい。
【0134】
前記座席が、前記輸送手段の前後方向に対して垂直の方向に整列した状態で互いに対して配置されるように、前記座席を前記民間旅客輸送手段の床に固定するように構成された固定組立体に係合され、かつ、
前記座席が概して、前記輸送手段の前後方向に対して鋭角を成して外側方向を向くと好ましい。
【0135】
前記座席の各々が1つの座面を含み、
各前記座面の前縁が、前記隣接する座席の前記座面の前縁からオフセットしていると好ましい。
【0136】
前記シェルが硬質成形プラスチックまたは樹脂から構成されると好ましい。
【0137】
前記シェルが、画像ディスプレイユニットを前記シェルの背面に収容するように構成されると好ましい。
【0138】
前記シェルが、前記座席配列体の背面に、ディスプレイユニットを収容するための凹部を画定すると好ましい。
【0139】
前記シェルが複数の凹部を前記座席配列体の背面に画定し、これらの凹部の各々がディスプレイユニットを収容するためのものであると好ましい。
【0140】
前記ディスプレイユニットが鑑賞スクリーンを含むと好ましい。
【0141】
前記ディスプレイユニットが枢動アームを含み、この枢動アームにおいて、鑑賞スクリーンを移動して前記シェルから離れるように枢動させることができると好ましい。
【0142】
前記シェルが少なくとも1つのアームレストを画定すると好ましい。
【0143】
前記アームレストが、前記座席配列体の少なくとも1つの座席の外側側面に画定されると好ましい。
【0144】
あるいは、前記座席配列体が、前記シェルの背面から外向きに延びる少なくとも1つのトレイテーブルを含み、便利な実用面を前記座席配列体の後ろに着席する乗客に提供する。
【0145】
前記座席が、前記長手軸線に対して外向きに、15〜30度の角度に角度付けられると好ましい。
【0146】
前記座席が長手軸線に対して25度に角度付けられると好ましい。
【0147】
前記座席配列体が、座席配列体の座席同士の間に拡がるプライバシースクリーンを含むと好ましい。
【0148】
前記プライバシースクリーンが永続的に、前記シェルから延びると共に前記シェルによって画定されると好ましい。
【0149】
あるいは、前記プライバシースクリーンがシェルから取り外し可能である。
【0150】
前記プライバシースクリーンが前記シェルに対して適切な位置に固定されると好ましい。
【0151】
前記プライバシースクリーンが前記シェルから延びると好ましい。
【0152】
前記プライバシースクリーンが前記シェルによって画定されると好ましい。
【0153】
さらに、前記シェルが少なくとも部分的に最も外側寄りの座席の下に延びるフットウェルを含み、前記フットウェルが前記座席配列体の外側側面に対して開放していると好ましい。
【0154】
各前記座席が着席位置と寄りかかり位置との間で可動的であると好ましい。
【0155】
各前記座席が背もたれ部及び座面部を備えると好ましい。
【0156】
少なくとも1つの前記座席がフットレスト部を含むと好ましい。
【0157】
前記背もたれ部及び座面部の両方または一方が、着席位置と寄りかかり位置との間で可動的であると好ましい。
【0158】
前記座面部が前縁及び後縁を含むと好ましい。
【0159】
前記座席の前記座面部が、その寄りかかり位置に移動するときにその後縁において下降すると好ましい。
【0160】
前記座面部が、その寄りかかり位置に移動するときに、その前縁において隆起すると好ましい。
【0161】
前記座席配列体が民間旅客輸送手段に導入されたときに、前記シェルが前記輸送手段のキャビンの側壁の輪郭に隣接して配置されるように構成されると好ましい。
【0162】
前記座席が、互いに取り付けられて一体の座席対を形成すると好ましい。
【0163】
さらなる態様では、本発明は、
旅客機の1つの区画の少なくとも一部において画定された旅客機乗客用座席構成体であり、
前記座席構成体が複数の座席配列体を備え、
各座席配列体が、座席の列を画定する2つの並置された座席と、前記2つの座席の少なくとも一部の周りに延びて前記2つの座席を後ろに配置された前記座席配列体から少なくとも分離するシェルとを備え、
前記シェルがさらに、前記座席配列体の座席の各々に対して少なくとも1つのアームレストを画定する、
座席構成体であるということができる。
【0164】
各座席が、前記シェルに対して、直立着席位置と寄りかかり着席位置との間で可動的であると好ましい。
【0165】
各座席が前記旅客機の長手方向に対して或る角度で向く方向を有すると好ましい。
【0166】
前記向く方向が、前記旅客機の長手中心線から離れる方向であると好ましい。
【0167】
前記座席配列体が前記旅客機の外側シェルのすぐ隣に配置されると好ましい。
【0168】
前記座席配列体の各座席が、前記旅客機において、前記配列体の他の座席よりも前に配置されないと好ましい。
【0169】
前記シェルが2つのフットウェルを形成し、前記シェルの各々が後ろの座席配列体の座席の乗客の脚を収容し、
第一のフットウェルが、中央寄り(inboard)に位置する後ろの乗客の足を受容するために、少なくとも部分的に両方の座席の下に配置され、
第二のフットウェルが、外側寄りの後ろの乗客の脚を受容するために、少なくとも部分的に最も外側寄りの座席に下に配置されると好ましい。
【0170】
さらなる態様では、本発明は、
旅客機の区画の少なくとも一部に画定される民間旅客機乗客用座席構成体であり、
前記座席構成体が座席配列体の複数の列を備え、
各座席配列体が2つの並置された座席と、前記2つの座席を後ろに配置された同様の座席配列体から少なくとも分離するように、前記座席の少なくとも一部の周りに拡がるシェルとから構成され、
前記2つの座席が各々、相互から離れるように反対の外側方向を向くことを特徴とする、
座席構成体であるということができる。
【0171】
各座席配列体が前記旅客機の中央部に配置されると好ましい。
【0172】
複数の前記列が行に配置され、
前記行が前記旅客機の長手方向に平行の方向に延びると好ましい。
【0173】
座席配列体の前記座席が、これらの座面よりもこれらの背もたれにおいて、相互により近寄ると好ましい。
【0174】
各座席が、前記旅客機の前記長手方向に対して5〜30度の角度を成す方向に向くと好ましい。
【0175】
前記シェルがさらに、前記座席配列体の前記座席の各々のための少なくとも1つのアームレストを画定すると好ましい。
【0176】
各座席が、前記シェルに対して、直立着席位置と寄りかかり着席位置との間で可動的であると好ましい。
【0177】
前記座席配列体の各座席が、前記旅客機において前記配列体の他の座席よりも前に配置されないと好ましい。
【0178】
各座席が座面を含み、
実用面が座席配列体の各座席の前記座面同士の間に配置されると好ましい。
【0179】
前記実用面が2つの区画から構成されと好ましい。
【0180】
各座席の前記座面と同一平面になるように動かして、また一方または両方の座席の乗客にアームレストまたはテーブルを提供するように動かして、前記実用面を上昇位置及び下降位置に移動できると好ましい。
【0181】
前記実用面の下に、乗客の所持品を受容し保管できる保管エリアが提供されると好ましい。
【0182】
前記保管エリアを囲うことができると好ましい。
【0183】
前記実用面がその移動を容易にする支持構造によって支持されると好ましい。
【0184】
前記支持構造が、前記実用面が上昇位置にあるときに、前記座面と前記支持構造との間に間隙を画定できるように、前記支持面を支持すると好ましい。
【0185】
前記支持構造がほぼL字形であると好ましい。
【0186】
前記支持構造体が上昇位置にあるときに、座面の高さ位置において、前記L字形が前記2つの隣接する座席同士の間に空隙を提供することを容易にすると好ましい。
【0187】
実用面が、少なくとも部分的に、前記支持構造体に対して移動して、前記支持構造体の下に配置された保管トレイを露出させ閉じることができると好ましい。
【0188】
前記座席の間でありかつ座席に着席する成人の乗客の頭の高さ位置に配置されたプライバシースクリーンがあると好ましい。
【0189】
前記シェルが前記2つの座席の間に少なくとも部分的に延びて、前記2つの座席の間にプライバシースクリーンを画定すると好ましい。
【0190】
前記シェルが、後ろの座席配列体のそれぞれの座席の乗客の脚を収容するフットウェルの少なくとも一部を画定すると好ましい。
【0191】
前記フットウェルが、少なくとも部分的に、前記座席配列体のそれぞれの座席の下に延びると好ましい。
【0192】
前記フットウェルが、乗客の脚が前記フットウェル内部で受容される箇所以外は完全に囲まれると好ましい。
【0193】
前記シェルが成形部材であると好ましい。
【0194】
前記中央座席配列体が機内娯楽等のための制御装置を含むと好ましい。
【0195】
各座席配列体が前記航空機の中央部に配置されると好ましい。
【0196】
さらなる態様では、本発明は、
民間旅客機であり、
前記民間旅客機の区画の少なくとも一部に画定された乗客用座席構成体を有し、
前記座席構成体が座席配列体の複数の列を備え、
各座席配列体が2つの並置された座席から構成され、
前記2つの座席が各々反対の外側方向を向く、
民間旅客機であるということができる。
【0197】
さらなる態様では、本発明は、
座位の2人の乗客を収容する複数のゾーンを含む民間旅客機であり、
各ゾーンが座席ユニットの複数の列の間に、かつ部分的に前記複数の列によって画定され、
各座席ユニットが、各々に乗客が座ることができる2つの並置された座席から構成され、
前記2つの座席が各々反対の外側方向を向き、かつ、
各ゾーンが部分的に隣接するゾーンと重なることを特徴とする、
民間旅客機であるということができる。
【0198】
各座席ユニットが、前記ゾーン同士の間に配置されると共に前記旅客機の床から上向きに前記座席の上に拡がる固定されたシェルを含むと好ましい。
【0199】
前記座席ユニットの各座席が鋭角に相互から離れるように向き、かつ前記旅客機の長手方向に対して鋭角に向くと好ましい。
【0200】
さらなる態様では、本発明は、
長手方向に形成された乗客用座席ゾーンを有する民間旅客輸送手段用の座席ユニットであり、
前記座席ユニットが、
a.座面とシートバックとを各々備える2つの座席であり、
前記2つの座席が相互に隣接して配置されて座席の列を形成し、
第一の座席が前記輸送手段の外側側面に隣接して配置され、
前記列の各座席が前記輸送手段の前方を向き、
さらに、前記座席の少なくとも第二の座席が、前記列が隣接して配置される前記輸送手段の前記外側側面に向かって角度付けられた、
2つの座席と、
b.前記2つの座席の後ろに配置されたシェルであり、
前記シェルが、前記座席列の後ろに同一の列から構成される第二の座席の乗客用のフットウェルを画定し、
前記フットウェルが部分的に、前記列の両方の座席の前記座面の下に配置された、
シェルと、
を備え、
前記座席列と前記シェルとが単一ユニットである、
座席ユニットであるということができる。
【0201】
さらなる態様では、本発明は、
長手方向に形成された座席エリアを有する民間旅客輸送手段に設置される座席システムであり、
前記座席システムが、
前記輸送手段の中心線上に配置される、上述の少なくとも1つの座席配列体と、
最初に言及した座席配列体に隣接してこれよりも外側寄りに配置される、上述の少なくとも1つの座席配列体と、
を備える、
座席システムであるということができる。
【0202】
さらなる態様では、本発明は、
長手方向に形成された座席ゾーンを有する民間旅客輸送手段用の座席ユニットであり、
前記座席ユニットが、相互に隣り合って座席の列を形成する少なくとも2つの座席を備え、
前記列が前記長手方向に対して垂直に延び、
前記列の各座席が、前記輸送手段の前方に向き、さらに前記列が隣接して配置される前記輸送手段の前記外側側面に向かって角度付けられ、
前記座席列が単一ユニットとして提供されることを特徴とする、
座席ユニットであるということができる。
【0203】
さらなる態様では、本発明は、
長手方向に形成された乗客用座席ゾーンを有する民間旅客輸送手段であり、
前記輸送手段が座席ユニットを含み、
前記座席ユニットが、相互に隣り合って座席の列を形成する少なくとも2つの座席を備え、
前記列が前記長手方向に対して垂直に延び、
前記列の各座席が、前記輸送手段の前方を向き、さらに前記列が隣接して配置される前記輸送手段の前記外側側面に向かって方向付けられる、
民間旅客輸送手段であるということができる。
【0204】
さらなる態様では、本発明は、
航空機の区画であり、
前記区画において、前記航空機の中心線の一方の側の乗客用座席が前記航空機の一方の側面を向き、前記航空機の中心線の他方の側の座席が前記航空機の反対側面を向く、
区画であるということができる。
【0205】
前記一方の側の前記乗客用座席が2つの座席から構成される列に配列され、前記列の方向が前記航空機の前後方向に対して垂直であり、かつ前記他方の側の前記乗客用座席が2つの座席から構成される列に配列され、前記列の方向が前記航空機の前後方向に対して垂直であると好ましい。
【0206】
前記一方の側の座席が、これらが隣接する前記航空機の側面に向き、かつ前記他方の側の座席が、これらが隣接する前記航空機の側面に向くと好ましい。
【0207】
さらなる態様では、本発明は、
キャビン区画において、
航空機の中心線に対して鋭角でありかつ前記中心線から離れる方向を向く前記航空機の前記中心線の一方の側の座席と、
前記中心線に対して鋭角でありかつ前記中心線から離れる方向を向く前記航空機の前記中心線の他方の側の座席と、
を含む航空機であるということができる。
【0208】
前記中心線の一方の側の全ての座席が前記中心線から離れる方向を向き、かつ、
他方の側の全ての座席が前記中心線から離れる方向を向くと好ましい。
【0209】
前記座席が前記中心線方向に対して10度〜30度の角度を向くと好ましい。
【0210】
一方の側の前記座席が列に配置され、
他方の側の前記座席が列に配置されると好ましい。
【0211】
前記列の方向が前記航空機の前記中心線方向に対して垂直であると好ましい。
【0212】
複数の座席列があり、かつ、
前記中心線の各側に各列の少なくとも2つの座席があり、これらの座席が前記航空機のそれぞれの側面を向くと好ましい。
【0213】
前記中心線と各側の前記座席との間に通路があると好ましい。
【0214】
前記航空機の前記中心線の各側において、前記通路の窓側に2つの前記座席があり、かつ前記通路の中心線側に配置された他の1つの座席があると好ましい。
【0215】
前記中心線が通過する中央座席ユニットがあり、前記中央座席ユニットが2つの座席を含むと好ましい。
【0216】
前記中央座席ユニットが上述のとおりのものであると好ましい。
【0217】
2つの座席を含む外側寄り座席ユニットが上述の通りのものであると好ましい。
【0218】
前記航空機の前記区画に外側寄り座席ユニットのみが配置されると好ましい。
【0219】
前記通路が、前記航空機の中心線と整列すると共にそれに沿って配置され、かつ前記座席を前記中心線の各側に分離させると好ましい。
【0220】
さらなる態様では、本発明は、各列において3つの座席が航空機の一方の側を向き、3つの座席が航空機の反対側を向く、旅客機のキャビンにおける2−2−2列座席レイアウトであるということがいえる。
【0221】
3つの座席の各組の向く方向が相互に対して平行であると好ましい。
【0222】
前記列の方向が前記航空機の長手方向に対して垂直であると好ましい。
【0223】
列の全ての座席が前記航空機の前後方向に対して垂直の方向に整列すると好ましい。
【0224】
前記列の両方の外側寄りの対の座席が前記航空機の前記前後方向に対して垂直の方向に整列し、
中心寄りの対の座席が前記外側寄りの対の座席の垂線から前後に食い違うと好ましい。
【0225】
各対の隣り合う座席同士の間に通路が提供されると好ましい。
【0226】
さらなる態様では、本発明は、
各列の2つの座席が前記航空機の一方の側面を向き、かつ各列の2つの座席が反対の側面を向くことを特徴とする、
民間旅客機のキャビンにおける2-2列座席レイアウトであるということができる。
【0227】
2つの隣り合う座席の各組の向く方向が相互に対して平行であると好ましい。
【0228】
前記列の方向が前記航空機の前記長手方向に対して垂直であると好ましい。
【0229】
隣り合う座席の各対の間に通路が存在すると好ましい。
【0230】
さらなる態様では、本発明は、
航空機用の座席ユニットであり、
前記座席ユニットが相互に並べて配置された1対の座席を備え、
各座席が背もたれ部と座面部とを備え、
各座席が、前記航空機の前後方向に対して鋭角を向くように、さらに前記航空機において前記座席のいずれもが前記座席ユニットの他の座席よりも前にないように、前記座席ユニットを前記航空機のシートレールに締結する締結具を含む台座に取り付けられる、座席ユニットであるということができる。
【0231】
さらなる態様では、本発明は、
民間旅客機であり、
前記旅客機の床の高さ位置に前後に配置された複数の同一の座席ユニットを支持し、
各座席ユニットが、並んだ向きに前記ユニットのそれぞれの座席によって各々支持される2人の座っている乗客を収容する乗客収容ゾーンを提供し、
前記2つの座席が前記旅客機の前後方向に対して或る角度を成して配向され、
前記床の高さ位置から上向きの延びる固定されたシェルが提供されて、前記ゾーンが前の座席ユニットのゾーンと部分的に重なるように前記ゾーンを分離する、
民間旅客機であるということができる。
【0232】
前記座席ユニットが前記旅客機の前後方向に延びる行に配置されると好ましい。
【0233】
各前記座席ユニットの前記シェルが前記旅客機の床に対して固定されると好ましい。
【0234】
各座席ユニットの各座席を直立着席位置及び寄りかかり着席位置に構成できると好ましい。
【0235】
各前記座席が、座面部と前記座面部に対して上向きに延びる背もたれ部とを含み、
前記座面部及び前記背もたれ部の両方が直立着席位置及び寄りかかり着席位置に位置決めされるように、前記シェルに対して可動的であると好ましい。
【0236】
本発明の他の態様は、添付図面を参照して例としてのみ示す以下の説明から明らかになるだろう。
【0237】
本明細書において使用される場合、「及び(または)」は、「及び」、「または」またはこれらの両方を意味する。
【0238】
本明細書において使用される場合、名詞の複数形は、その名詞の複数形及び(または)単数形を意味する。
【0239】
本明細書のために、座席が向く方向に関して使用される場合の「向く(facing/face/faces)」という用語は、通常通りに座席に着席するときの乗客が、平面図で見たとき座席によって正常に支えられるときに向く方向に関する。
【0240】
本明細書のために、座席が向く方向に関して使用される場合の「外側(outboard)」という用語は、輸送手段の側面に向かうと共に輸送手段の前後方向に対して或る角度を成す方向(ただし前後方向に対して垂直であることに限定されない方向)に関する。
【0241】
本発明は広義に、個別にまたは集合的に本出願の明細書に言及または指摘される部分、要素及び特徴と、任意の2つまたはそれ以上の前記部分、要素または特徴の任意のまたは全ての組合せとから構成されるということもできる。本明細書において、本発明の技術分野において同等と知られている特定の整数に言及される場合、前記の既知の同等値は個別に言及されているかのごとく本明細書に組み込まれるものとみなされる。