(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
腰掛け用座面の中央に開口部を設け、該開口部の下部に臨ませて座面に着座した臀部周辺および股間周辺の局部へ向けて微少ミストを噴霧させるミスト発生装置を設けるのに、該ミスト発生装置を、ミスト用液体を異なるものとした複数のミスト発生器を装備するミスト供給台と該ミスト供給台を駆動させて複数のミスト発生器を択一的に選択して、開口部の下部に移動させる駆動制御機構を設け、択一的に選択されたミスト発生器が開口部の下方に移動位置した時に、送風発生装置のダクトに連通させ、ミスト発生器を起動させて微少ミストを臀部周辺および股間周辺の局部に向けて噴霧するようにし、異なるミスト液体を順次噴霧するようにしたことを特徴とする局部向けミスト噴霧装置。
開閉蓋座の下面に濡れた臀部周辺の局部を乾燥させるファンと乾燥ヒーターを配設し、ファンを回転させる事により、局部の乾燥を効率的にすることを特徴とする請求項1に記載の局部向けミスト噴霧装置。
ミスト供給台を正逆駆動可能な水平状の回転台に構成して、該回転台にミスト発生器を複数個配置し、各ミスト発生器に、洗浄用液、保湿用液、香り用液を個別に充填するようにし、予め設定されたローテーションによって回転台を駆動制御し、各ミスト発生器を択一的に開閉蓋座の下方に位置させてそれぞれの異なる液体ミストを順次的に臀部周辺の局部に噴霧するようにしたことを特徴とする請求項1に記載の局部向けミスト噴霧装置。
複数のミスト発生器には、臀部周辺の肛門と股間周辺の陰部に向けてミストを近接誘導する噴霧ノズルをそれぞれ設けたことを特徴とする請求項1に記載の局部向けミスト噴霧装置。
腰掛け用座面の開口部に、臀部の着座時に左右へ開放し、臀部の離脱時に開口部を閉塞する開閉蓋座を設けたこと、椅子の全体をカバーで密閉したことを特徴とする請求項1に記載の局部向けミスト噴霧装置。
腰掛け用座面の中央に開口部を設け、該開口部の下部に臨ませて座面に着座した臀部周辺および股間周辺の局部へ向けて、身体の細胞に有効な波長のLED光を直接照射させるLEDランプを設けたことを特徴とする請求項1に記載の局部向けミスト噴霧装置。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
上記の特許文献1に見られるものは、生薬を煮出す鍋にヨモギと水を入れて加熱し、ヨモギを煎じることによりヨモギの成分を含んだ熱い水蒸気を蒸散させて直接的に下半身の局部に当てる蒸気温浴であり、熱い水蒸気が直接局部に当たるためにこの熱さに耐える苦痛を伴うものである。そして、蒸気の粒子はミストに比して大きくて局部に当たると濡れてくる結果、局部が蒸気で湿潤され過ぎる恐れもあった。また、特許文献2のものは室内空間を対象にした単なる微少ミスト発生装置であり、人の下半身の局部を対象にしたものではない。したがって、これらの特許文献1,2に示されるものは、本発明で提案する常温ミストの状態で用いるケースではない。
【0006】
本発明のものは、ヨモギ等の生薬の薬液の有効成分や、配合されたエッセンシャルオイルの有効成分を、即効性の高い下半身の粘膜を通す事により、体質改善やダイエット効果、美容効果などの高い美容・健康機器としての利用をする事を考えている。また、座椅子の下に身体の細胞に有効な波長のLED光等を直接照射させる仕組みを作り、双方の相乗効果により、体質の改善や健康の増進を図る事も目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明は、前述の課題解決の為に、第一に、腰掛け用座面の中央に開口部を設け、該開口部の下部に臨ませて座面に着座した臀部周辺および股間周辺の局部へ向けて微少ミストを噴霧させるミスト発生装置を設けるのに、該ミスト発生装置を、ミスト用液体を異なるものとした複数のミスト発生器を装備するミスト供給台と該ミスト供給台を駆動させて複数のミスト発生器を択一的に選択して、開口部の下部に移動させる駆動制御機構を設け、択一的に選択されたミスト発生器が開口部の下方に移動位置した時に、送風発生装置のダクトに連通させ、ミスト発生器を起動させて微少ミストを臀部周辺および股間周辺の局部に向けて噴霧するようにし、異なるミスト液体を順次噴霧するようにしたことを特徴とする局部向けミスト噴霧装置。としたものである。これにより、成分の異なるミストを順番に局部へ向けて噴霧することができる。
【0008】
第二に、複数のミスト発生器には、それぞれに薬液や香料液を入れたボトルを単一的に取り付けたことを特徴とするもので、成分の異なるミスト液のセットが簡単にできる。第三に、開閉蓋座の下面に濡れた臀部周辺の局部を乾燥させるファンと乾燥ヒーターを配設し、ファンを回転させる事により、局部の乾燥を効率的にするので、衛生的にできる。
【0009】
そして、第四に、ミスト供給台を正逆駆動可能な水平状の回転台に構成して、該回転台にミスト発生器を複数個配置し、各ミスト発生器に、洗浄用液、保湿用液、香り用液を個別に充填するようにし、予め設定されたローテーションによって回転台を駆動制御し、各ミスト発生器を択一的に開閉蓋座の下方に位置させてそれぞれの異なる液体ミストを順次的に臀部周辺の局部に噴霧するようにしたことを特徴とする。これにより、成分の異なるミストを順番に局部へ向けて噴霧することが効率的にできる。
【0010】
第五に、複数のミスト発生器には、臀部周辺の肛門と股間周辺の陰部に向けてミストを近接誘導する噴霧ノズルをそれぞれ設けたことを特徴とする。これによりミストを無駄なく局部へ噴霧できる。
第六に、腰掛け用座面の開口部に、臀部の着座時に左右へ開放し、臀部の離脱時に開口部を閉塞する開閉蓋座を設けたこと、で座した状態での局部の開放を促進でき、椅子の全体を蓋カバーで密閉して衛生的にできる。
【0011】
第七に、腰掛け用座面の中央に開口部を設け、該開口部の下部に臨ませて座面に着座した臀部周辺および股間周辺の局部へ向けて、身体の細胞に有効な波長のLED光を直接照射させるLEDランプを設けたことを特徴とする。これにより人の体質の改善や健康の増進を図る。
第八に、腰掛け用座面にマッサージ用のバイブレーターを組み込んだことを特徴とする。これによるマッサージ効果で身体の新陳代謝を促進する。
【発明の効果】
【0012】
この様に本発明により、下記の効果を奏するものである。
・腰掛け用座面を有する局部向けミスト噴霧装置にしたことにより、従来の蒸気温浴と違い、広いスペースを必要とせずに自室でガウンを羽織りながら、ミスト式健康椅子に腰かけ局部の粘膜(肛門・膣等)にミスト浴が行える。
・複数のミスト発生器には、それぞれに薬液や香料液を入れたボトルを単一的に取り付けたことを特徴とするもので、例えば、生薬の薬用エキスやブレンドされたエッセンシャルオイルの有効成分を、ボトルからミスト発生器に直接接続し、ミスト化する。即効性の高い下半身の粘膜を通す事により、体質改善やダイエット効果、美容効果が促進する。また、成分発生口ノズルから、体に良いマイナスイオンを発生させ健康の増進に寄与する。
【0013】
・座椅子に組込まれたミスト噴出口下に身体の細胞に有効な波長のLED光等を直接照射させる仕組みを作り、薬用ミストとLED光の双方の相乗効果により、健康障害を抱える人の体質の改善や健康の増進を図る。
・フラワーレメディの各種エッセンシャルオイルの配合効果を用いる事により、精神状態の改善及びリフレッシュ効果・美容効果をもたらす。
・座椅子に仕込まれたバイブレーターにより、仙骨部及び臀部周辺の筋肉のマッサージ効果が生じ身体の新陳代謝を促進する。
【0014】
これらにより、本発明は美容・健康機器として提供できるものであって、下半身の局部(肛門・膣等)の粘膜に健康に有益な波長を持つ光線(LED光等)を直接照射したり、ヨモギ等の生薬の薬液や、配合したエッセンシャルオイル等を直接局部(肛門・膣等)に噴霧し、加齢・発病等による原因で発生する身体の健康障害を抱える人の体質改善や、成人の健康の増進を目指すものであり、中高年層から若年層の女性及び男性を広く利用対象としている。
ヨモギ等生薬の有効成分や、フラワーレメディの各種エッセンシャルオイル(表1参照)を用いる事により、精神状態のリフレッシュ効果・美容効果・体質改善効果をもたらすものである。
【0015】
ヨモギの生薬の有効成分より、中高年で発生する更年期障害の症状の緩和、加齢臭の緩和、痔の治療効果、婦人病の予防(貧血・冷え症等の予防)、身体の体質改善に伴う美容効果(ニキビ、そばかす、むくみ等の改善)、身体の体質改善に伴うダイエット効果(喘息・肩こり・便秘等の改善)を図り、フラワーレメディの各種エッセンシャルオイルを配合し、精神状態のリフレッシュ及び美容効果をもたらす美容・健康機器として提供できるものである。
【発明を実施するための形態】
【0017】
以下、実施例に関する図面に基づいて本発明を詳細に説明する。
図1は、本発明に係るミスト式健康椅子の全体斜視図を示すもので、該ミスト式健康椅子1の装置全体は持ち運び可能なポータブル形状に構成されている。座椅子(座板)2の中央に常時は密閉する開閉蓋3が設けられており、該開閉蓋3の左右側部と後部にクッション4を配置する。該クッション4は後部の背当て状のカバー5にスナップボタン6で着脱固定可能に取り付けられており、クッション4内に収納されて人が座った状態で仙骨部及び臀部周辺の筋肉をほぐすマッサージ機能を有するバイブレーター7が装備されている。上記の背当て状のカバー5は、座椅子部の開閉蓋になっており使用時は図示のように開放起立され、図示省略するが、不使用時には開閉蓋3を覆うように前方へ倒伏して上部の全面をカバーするようにされている。
【0018】
ミスト発生装置8は、複数個のミスト発生器9が水平面内で正逆回転可能に旋回制御されるターレットテーブル(旋回台)10上に適宜間隙に配置して構成されており、該複数個のミスト発生器9のそれぞれに後述する様々なミスト発生液体を充填することにより、様々なミスト種類を噴霧することを選択する事ができる。したがって、ターレットテーブル(旋回台)10はミスト供給台としての機能を有する。
上記のターレットテーブル(旋回台)10の下部に位置してミスト式健康椅子1の装置フレーム側に固定されるベース板11が配置されており、該ベース板11の上側にターレットテーブル(旋回台)10を正逆回転駆動するモーター12が固定されており、その後方に装置全体を制御する制御装置を内蔵する制御ボックス13とエアーポンプ14が搭載されている。また、ベース板11の下部にはミスト発生器9に蓮通する送風ダクト15と、該ダクトに風を送る送風ファン16が設けてある。
【0019】
このように、本発明のミスト式健康椅子1の装置は、モーター12の下部と前部に送風ダクト15を横長姿勢から縦長姿勢にL字形状で迂回して通したコンパクトな配置にして座椅子(座板)2の嶽高を低くして座りやすい形態に構成されている。噴霧作動に使用するミスト発生器9は、それぞれの個別のミスト発生器9が送風ダクト15の噴出口に蓮通対応した時のみにダクトに接続する仕組みとなっている。また、ミスト発生器9の噴霧機能は、ターレットテーブル10に仕込まれており、送風ダクト15の噴出口に蓮通対応した時のみ自動的に局部(膣)や肛門に噴霧するようにされている。これらミスト発生器9の噴霧作用の詳細は後述する。
【0020】
座椅子(座板)2の前部下方に局部用ファン17が設けてあり、この局部用ファン17は男性用として使用するようにされている。ミスト式健康椅子1の装置全体はケース18で密閉状に被覆されており、背当て状のカバー5の背面後部のケース部に上下開閉自在な蓋カバー19が設けてあり、該蓋カバー19を上方に開けると、後方に位置したミスト発生器9が露出するようにされている。そして、背当て状のカバー5を前方の倒伏位置と蓋カバー19を下方の閉位置にするとケース18の構成と相俟ってミスト式健康椅子1の装置全体は外部から密閉される。
【0021】
図2はミスト式健康椅子の内部を示す側断面図を示すもので、ミスト発生器9に充填する薬液は、上部に破断可能な部材で密閉された薬液ボトル9Aに入っており、装置部の蓋カバー19を開け、ミスト発生器9のソケット部9Bに設けられた針9Cに突き刺してセットすると薬液ボトル9A内の薬液がミスト発生器9内に充填される。ミスト発生器9に薬液のセットが終わると180度ターレットテーブル10を回転させ、準備完了となる。この時、使用するミスト発生器9は、後述の
図4で説明するように、送風ダクト15のダクト噴出口部の上に位置する事になる。
ミスト発生器9の周辺に上方へ指向する枝状のミストノズル9Dが設けてあり、そのミストノズル9Dの先端に局部に向けてミスト噴霧口を近接させる延長ノズル9Eが着脱自在にセットされるようになっている。また、ミスト発生器9の中央には肛門に向けてミスト噴霧口を近接させるミスト延長ノズル9Fが着脱自在にセットされるようになっている。
このように、本発明のものは下半身の局部・肛門に薬液を常温のミスト状態(空中に浮遊可能な微少な霧形態)で集中的に広い範囲で噴霧することができる椅子型形態の局部ミスト式健康椅子を提供できるものである。
【0022】
さらに、ミスト発生器9の中央上部に位置する取り付け部材20に、局部へ指向して光線を照射するLEDランプ21が設けてあり、細胞に有効な波長を持つLED光(680・730・880ナノメートル)照射すると共に、LEDランプ21の発熱を利用して局部周辺の雰囲気温度を温めるように配慮されている。
【0023】
身体に良い波長のLED光の照射としては、各種機関により多くの研究が進められているが、例えば、ウィスコンシン医科大学によるLED光による治癒効果の検証によると、「負傷兵に関する結果」として、米海軍の負傷兵に対するものとしては、訓練中の負傷兵にLEDを使った場合に、回復率が40%以上も向上、原子力潜水艦『ソルトレークシティー』では、ケガ人に携帯型のLED照射器を使ったところ、全快までの時間が半分に短縮とのこと、また、「筋肉細胞への影響」として、680・730・880ナノメートルの波長を持つLED光を一度照射しただけで、筋肉細胞におけるDNA合成が5倍になると言う実験データ、及び、「糖尿病による神経障害への影響」として、糖尿病における神経障害を持つ200人余りの患者にLED光を40分間を10回ほど続けたところ、患者の95%が足にいくらか感覚が戻ったと言い3分の2近くの神経障害が完全に正常に戻ったと言う実験データが紹介されてあり。(インターネット記事「毛髪培養新聞 毛髪再生医療の現在 LED光の効果に関する研究」より、抜粋掲載)これらより、LED光の照射効果が伺える。
【0024】
このように本発明によると、低温の薬液ミストを噴霧した後の局部乾燥と、身体の新陳代謝を促進するLED光の照射装置を内蔵した局部ミスト式健康椅子。また、局部の乾燥が効率的に行えるように、座面に温熱効果のある、ブラックシリカルやトルマリンの素材を使用し、シートにバイブレーターを埋め込み、臀部や仙骨部の周囲の筋肉のマッサージ効果を与え、後述して説明するように男性向けと女性向けに性別分けした形態の座席シートの形状を使用する、局部ミスト式健康椅子とするものである。
【0025】
図3はターレットテーブル(旋回台)を示す要部の平面図を示しており、ターレットテーブル10上に設けた複数のミスト発生器9の配置例を示す。
図3では4個のミスト発生器9が配置されているが、最大でも8種類のミスト発生器9を装着可能となる。ターレットテーブル10の回転範囲は、360度の1回転以内にされて正逆可能に運転制御される。(駆動の配線は図示省略それているが有線で接続されている。)
【0026】
ミスト発生器9には、それぞれ性状の異なる薬液ボトルが個別的にセット可能であり、
図3の実施態様の4個の場合には、例えば、(ア)洗浄用薬液ボトル、(イ)保湿用薬液ボトル、(ウ)薬効用薬液ボトル、(エ)香り用薬液ボトルをセットする。 そして、ターレットテーブル10の正逆回転を制御装置により制御して、ミスト発生ローテーションは、例えば、(ア)洗浄用ミスト、(イ)保湿用ミスト、(ウ)薬効用ミスト、(エ)香り用ミスト、(オ)マイナスイオン等のデータベースを登録し、ミストの発生順をパターン化させて登録しておく。そして、パターン化した利用データを選択し、例えば、パターン1(オ・ア・イ・ウ・エ)、パターン2(ア・イ・ウ・エ・オ)、パターン3(ア・イ・ウ・エ)等のミスト発生情報を選択しミストを発生させることができる。上記のマイナスイオンの発生については後述の
図20を用いて説明する。
このように本発明によれば、複数の薬液ミストを選択的に噴霧できるターレット方式の、ターンテーブルを使用し、予め設定したパターンに沿って所望するミストを発生させる局部ミスト式健康椅子を提供できる。
【0027】
図4に女性用ミスト発生装置の使用例を示す作用説明側面図が示してある。ターレットテーブル10に設けられたミスト発生器9の底部は、下部が開放された状態にセットされていて、送風ダクト15の噴出口15Aに対応した時に蓮通するようにされており、ターレットテーブル10下部の樹脂シート10Aと噴出口15Aの周縁に設けた樹脂シート15Bが摺接して両者が対応して蓮通した際に密閉状態を保つようにされている。そして、このように対応蓮通した事を確認して、送風ファン15からの風を送り、ミストを噴霧させるように制御されている。このために、図示省略しているが対応蓮通を確認する制御機構や位置決めの確認機構、制御配線は、ターレットテーブル10側に組み込まれているものである。
【0028】
薬液ボトル9A内の液は9Cで開封されてミスト発生器9のタンク9G内に充填されている。タンク9Gの底に超音波振動子9Hがあり、超音波振動子9Hの振動によりミストを発生させる。ミスト発生時には波立って泡9Iを起成するので、この泡9Iを消す消泡板9Jが設けてある。発生された微少ミストは上昇し、座椅子(座板)2および開閉蓋3に座して、開閉蓋3並びに開閉蓋3の前部に装着される女性用シートアタッチメント22を開放して下部側に露出している人体の肛門、局部へ向けて送風ファン16から送られる風の誘因も受けてゆるやかに制御された常温のミスト風となり噴霧される。所定時間に設定されたミストの発生が終了すると、送風ファン16の回転数を上げ、さらに送風ダクト15内に設けたヒーター15Cに通電し、摂氏50度くらいに加熱した温風を送ることができる。送風ファン16から送られる風は送風ダクト15からミスト発生器9内のタンク9Gの外周通路9Kを上昇して、途中でミストノズル9D内の外周通路9Lにも枝別れして、これが局部、肛門の乾燥に利用される。
【0029】
図5は、男性用アタッチメントの使用例を示す作用説明側面図を示しており、開閉蓋3の前部に設ける男性用シートアタッチメント23はタモ網形態の袋状に形成したネット状になっており、中にミストを噴霧するノズルを配置する為のハート形状に切り欠き凹部を形成した保冷剤23Aを収納して使用する。局部用ファン17を起動して風を送り、冷風を睾丸付近に当てる。前記
図4の説明と同様に、薬液ボトル9A内の液は9Cで開封されてミスト発生器9のタンク9G内に充填されている。タンク9Gの底に超音波振動子9Hがあり、超音波振動子9Hの振動によりミストを発生させる。ミスト発生時には波立って泡9Iを起成するので、この泡9Iを消す消泡板9Jが設けてある。発生された微少ミストは上昇し、座椅子(座板)2および開閉蓋3に座して、開閉蓋3並びに開閉蓋3の前部に装着される女性用シートアタッチメント22を開放して下部側に露出している人体の肛門、局部へ向けて送風ファン16から送られる風の誘因も受けてゆるやかに制御された常温のミスト風となり噴霧される。所定時間に設定されたミストの発生が終了すると、送風ファン16の回転数を上げ、さらに送風ダクト15内に設けたヒーター15Cに通電し、摂氏50度くらいに加熱した温風を送ることができる。送風ファン16から送られる風は送風ダクト15からミスト発生器9内のタンク9Gの外周通路9Kを上昇して、途中でミストノズル9D内の外周通路9Lにも枝別れして、これが局部、肛門の乾燥に利用される。
【0030】
図6は、女性用クッションシートを示す平面斜視図が示してある。シート座面のクッション4の中央は前方に向けて凹湾状に開放形成されており、凹湾部の奥に開閉蓋3が、凹湾部の手前にバナナ皮形状の女性用シートアタッチメント22が設けてある。該開閉蓋3および女性用シートアタッチメント22はクッション性を持たせた部材で中央が前後方向に割れており、常時はスプリングリンク機構3Aで閉塞されており、着座して体重をかける事により、開閉蓋3および女性用シートアタッチメント22が左右に開放される構成とされる。これにより開閉蓋3および女性用シートアタッチメント22が左右に開放され拡がることに連動して局部を押し広がる仕組みになっている。これにより、局部が開放する傾向となり効率的にミストを吸収しやすくなる。また、着座すると体の重心が、開閉蓋3および女性用シートアタッチメント22に分散される仕組みになっている。専用シートの内にバイブレーター7を埋め込みミスト浴の途中、バイブレーターが振動し、臀部・坐骨の筋肉のマッサージ効果に寄与する。
【0031】
図7は、男性用クッションシートを示す平面斜視図である。アタッチメントの切り替えにより、女性用、男性用を切り替える事ができる。開閉蓋3の前部に設ける男性用シートアタッチメント23はタモ網形態の袋状に形成したネット状になっており、中に保冷剤23Aを収納して使用する。シート面の前部はタモ網形態の袋状に中央で凹んでおり、睾丸を収納しやすくし下部に仕込まれた、ハート型保冷剤23Aにより睾丸を冷却する。また、着座すると体の重心が広い接着面積により分散される仕組みになっている。また、専用シートの中にバイブレーター7を仕込みミスト浴の途中、バイブレーターが振動し、臀部・坐骨の筋肉のマッサージ効果に寄与する。
【0032】
図8は、女性用シートアタッチメントの動作説明図である。着座して体重をかける事により、開閉蓋3および女性用シートアタッチメント22がバネ22Sで中央側の閉鎖方向に閉じる作用をするリンク機構23Lに抗して左右に開放される構成とされる。これにより開閉蓋3および女性用シートアタッチメント22が左右に開放され拡がることに連動して肛門の両側から、局部を押し広がる様になる。これにより、局部の粘膜が効率的にミストを吸収しやすくなる。イスから立ち上がると、開閉蓋3および女性用シートアタッチメント22は閉じる。
【0033】
図9は、男性用シートアタッチメントの要部の構造図である。前述した
図5説明の詳細となるが、開閉蓋3の前部に設ける男性用シートアタッチメント23はタモ網形態の袋状に形成したネット状になっており、中に保冷剤23Aを収納して使用する。局部用ファン17を起動して風を送り、冷風を睾丸付近に当てる。睾丸をネットの形状で収納し、睾丸の下部に保冷剤23Aを配置する。該保冷剤23は、ミストを噴霧するノズル9Dのミスト上昇を通過させる為に前方側が平面視でハート形状に切り欠き凹部が形成されている。これにより保冷剤23を介する局部用ファン17の風が冷風となり、冷風と共にミストを局部(睾丸の粘膜)に噴霧する。
【0034】
図10は、ミスト発生器の詳細を示す側断面図である。ミスト発生器9の構造概要は、前述した
図4と
図5の説明で示した通りであり、さらに、該ミスト発生器9は薬液ボトル9A、ソケット部9B、ミストノズル9Dを装備する外周筒部9Mがタンク9Gに対して着脱固定可能に分解できるものであり、該外周筒部9Mを取り外した状態で、タンク9Gは上下接合部9GSで上下に分解可能で、タンク9Gの上半部を取り外すと液が溜まるタンク9Gの底部分を露出させ、掃除が可能である。また、超音波振動子9Hを装備する底板9H1も外す事ができる。これにより、使用後の掃除を徹底して遂行ができてタンク内に雑菌の繁殖が生じないようにすることができる。
【0035】
結露したミストを再蒸発させる為、ノズルの下方面に再蒸発用の消泡板9Jを置く。ミスト発生器9の中央上部の噴射ノズル(ミスト延長ノズル9F)は上下に出没固定自在に構成されており、手動で上方に位置する局部への噴霧距離を調整できるものとし、ミスト発生器9内でマグネットMGにより固定し、ミスト発生口からの局部までのミストの噴霧距離を調整する。ミスト発生口上部にLED照射装置21が設置されている。ミストの発生温度については、図示を省略しているがミスト発生口付近に温度センサーを取り付けることも可能であり、ミスト状態で概ね38度程度の温度が確保できるようにする。
【0036】
図11は薬液ボトルを分解して示す斜視図を示してある。薬液ボトル9Aの口部に設けたセプタム9ASは、ゴム板またはアルミ箔などの針が容易に通る材質のもので構成されている。薬液ボトル9Aの口部にキャップ9AKを閉めることで、セプタム9ASは固定される。キャップ9AKは安全上から、容易に開けられない様に接着する。これにより、薬液ミストの目的以外に使用されない様に留意した、カートリッジ方式の薬液ボトルを使用する局部ミスト式健康椅子に寄与できるものである。
【0037】
図12は、座板のV字開脚を示す作用説明図である。
図12の左図に示すように、左右の座板2,2が閉じた状態から、右図に示すように座板2,2の前部をV字状に開脚する(開脚の駆動機構の図示は省略している。)開脚パターンを特徴とするもので、これにより座板の開脚に誘導されて局部部分を開放して下方から噴霧するミストの局部への噴霧浸透を良好にするものである。
なお、右図においては女性用シートアタッチメント22と開閉蓋3が閉じたままの図示とされているが、実際には臀部の着座の体重荷重を受けて前記
図6,
図8の説明で述べたように左右に開放されているものである。
【0038】
図13は、座板2の平行開脚を示す作用説明図である。
図13の左図に示すように、左右の座板2,2が閉じた状態から、右図に示すように座板2,2を左右方向に平行開脚する(開脚の駆動機構の図示は省略している。)開脚パターンを特徴とするもので、これにより座板の平行開脚に誘導されて股間部が左右に拡げられることから局部部分をより開放することができて下方から噴霧するミストの局部への噴霧浸透を良好にするものである。
なお、右図においては女性用シートアタッチメント22と開閉蓋3が閉じたままの図示とされているが、実際には臀部の着座の体重荷重を受けて前記
図6,
図8の説明で述べたように左右に開放されているものである。
【0039】
図14は、座禅用座板の構造と作用を示す説明図であり、
図15は、座禅用座板の使用例を示す作用説明図である。座板2の座り面が左右方向に拡翼可能となる座禅用座板2Aの構造により、使用者は拡翼されて座り面積が拡げられた座面にあぐら状態の座禅姿勢に座ることができる。これにより局部部分を開放して下方から噴霧するミストの局部への噴霧浸透を良好にするものである。
なお、右図においては女性用シートアタッチメント22と開閉蓋3が閉じたままの図示とされているが、実際には臀部の着座の体重荷重を受けて前記
図6,
図8の説明で述べたように左右に開放されているものである。
【0040】
図16は、ミスト噴霧装置の他の実施形態の概略を示す側断面図(肛門用)を示す。ミスト噴霧装置の詳細を示す図であり、前記した
図2や
図4で説明した他のミストと同様にターレットテーブル10にタンク24をセットしてから使用する。薬液の準備方法は
図2や
図4で説明したものと同様とし、薬液ボトル9Aをセットした後、ターレットテーブル10を180度回転させ、所定の位置で座板2を開脚させ、エア−ポンプ14により、薬液液面を加圧して薬液を局部に噴霧させる。エアーポンプ14で空気を送る事により、容器内の圧力上昇により、薬液がミスト発生装置側に押し上げられ、ミストノズル25はジョウロの先端形状に類似する多数の孔を穿設する噴射口25Aより薬液の噴霧が開始される。ミストノズルの高さは手動で自由に設定できる。ミスト浴終了後、送風ファン16を起動し、乾燥用の温風16Aを送風して同時に肛門付近も乾燥させる。
【0041】
図17は、ミスト噴霧装置の他の実施形態の概略を示す側断面図(女性用)であり、
図18は、同ミスト噴霧装置の使用例を示す作用説明図を示す。ミスト噴霧装置26より、
図16と同じ作用で女性器にミストを噴霧する事ができる。ミストノズル25を外し、継手27に接続する事も可能。またミスト噴霧終了後、送風ファン16を起動させ、乾燥用の温風16Aを送風して同時に肛門付近を乾燥させる事ができる。
【0042】
図19は、女性器用スリーブ(挿入用ミスト噴霧装置女性用)の斜視図を示す。 女性器の膣内に挿入可能とするスリーブ本体28には、ミストノズル25、ホース25B、継ぎ手27が接続されている。
図17に示すノズル25を外してから、継ぎ手27を接続して使用する。スリーブ本体28は、先端に比して基部(下部)の面積を広くし膣内に空間を作る様に、基部28Bで内部を押し広げるもので、周囲に孔28Aが開いている。そこから液状の薬液が散布される。
【0043】
図20は、マイナスイオン発生装置29の構造図を示す。ミスト発生装置と同じ外観で、ターレットテーブル10にセットして使用する。高圧電源30に接続されている電極31より発生したマイナスイオン32は、送風ファン16からの温風16Aにより、発生装置29上部の開口33より肛門、局部へ噴射される。装置の前部に枝分かれした案内筒34があり、この案内筒34は男性用局部に向けて設けてある。高圧電源30は制御ボックス13内に収納されている。マイナスイオンの他に、酸素等の気体の注入や光療法(紫外線・レザー等の照射)の行える仕組みを組込むようにしたものを用意してもよい。
【0044】
』
これらの実施形態の構成により、本発明は、自室で利用者が仙骨部と臀部が収まる形状の座椅子に座り、利用者の局部に対して生薬の薬液や、フラワーレメディのエッセンシャルオイルの入った薬液ボトルを直接、ミスト発生装置に接続し、ミスト発生装置(チャンバー)から、ミスト状態で精製される各種有効成分を含んだミストをノズル噴出口より噴霧させる。ミスト状に噴出されたミストの有効成分は身体に即効性の高い粘膜(膣・肛門等)より吸収されて身体の体質改善に寄与する。具体的には、駆動制御機構であるターレットテーブルの下にダクトを配置して、モーター横に制御BOXを設けて、ミストとマイナスイオンの発生のローテーションの管理を行う。ミスト発生順は、最初に洗浄用のミストが噴霧され、二番目に保湿用ミスト、三番目に香り用のミストが噴霧される。マイナスイオンは、ミストの前後に発生する順番を選択できる。これは、制御BOXにセットされたタイマーによりローテーションを管理する。用途に応じて、選択的にミストを抽出し、噴霧させることも出来る。
【0045】
座椅子の形状は性別にデザインの形状を変えている。座位椅子の形状は、仙骨部と臀部が収まる形状とし、座位に座った時の体重の負荷を分散する仕組みになっている。女性の場合は、座椅子の中央にミスト発生口があり、ミスト発生と同時に、座板の下に内蔵されたバイブレーターが作動し、仙骨部及び臀部の坐骨部付近の筋肉のマッサージ効果に寄与するものである。また、男性が使用する形状のアタッチメントは、座位いすの前の中央部分が半分切り取られ形状となっており、睾丸が収納しやすくなっている。その下にはハート形の穴のあいた、保冷剤を配し小型の送風機(局部用ファン)を内蔵させ、送風する事により局部を軽く冷却する。男性も女性と同様に、仙骨部分と臀部の坐骨部付近のつぼ部分に対して。バイブレーターが作動し、仙骨部及び坐骨部分筋肉のマッサージ効果に寄与する。座椅子の形状は、性別に形状を工夫し、開閉しやすいものを種類ごとに選択する事が出来る。ミストの噴霧、マイナスイオン噴霧の4段階の行程を終えた段階で、逐次、乾燥行程に入る。
また、ミスト噴出口、隣接箇所の細胞に有効な波長を持つLED光(680・730・880ナノメートル)照射装置を設置し、直接粘膜(膣・肛門等)に照射し、筋肉細胞のDNA合成を活性化させる。また発生口より、体に良いマイナスイオンを発生させる。
【0046】
本発明のミスト式健康椅子1を使用した後は、ミスト発生器9を分解洗浄したりして、カバー5、蓋カバー19を密閉位置にすることにより、ミスト式健康椅子1内が密閉され、この状態で送風ファン16を運転しておくと温風の発生、循環によりミスト式健康椅子1の内部の乾燥が促進され、雑菌の発生を防いで衛生的に管理することができる。
【実施例】
【0047】
(1)ヨモギ等の生薬を使った健康機器として使用する実施例
・この場合、ヨモギ等の生薬の有効成分をミスト化する為に、ミスト浴専用シートの下にある薬液供給ボトルから、ブレンドされた生薬の薬液を滴下し、ミスト発生器内で超音波振動子によりミスト化する。
ダクトからミスト発生装置内に温風を送風する事によりミストを発生させ、薬液ミストを股間の粘膜(膣・肛門)で吸収させる。この時には、自室でミスト式健康椅子に座りながらガウンをはおり、ミスト浴を行う。
【0048】
・ブレンドされたヨモギ等の生薬の薬液には、下記の効果がある。
(ア)ダイエット効果
ダイエット用として、血液循環を良くし、細胞の新陳代謝を促進させ、脂肪を燃焼しやすく、冷えにくい体に改善する。また、アレルギー性鼻炎・花粉症・喘息・冷え症・肩こり・慢性便秘・ストレス解消等に効果あり。
(イ)美容効果
毛穴を通して、脂と老廃物を取り除き、肌の弾力を強化する。アトピー性皮膚炎・顔や背中のニキビ・顔や足のむくみ・シミ・そばかす・乾燥肌・痔・抜け毛・不眠症などに効果がある。
(ウ)婦人病への効果
子宮の清浄・消炎作用・老廃物の除去などにより健康な体に改善される。
生理痛・生理不順・子宮筋腫・膀胱炎・出産後の疾病・膣の引き締め・不妊症・更年期障害などに効果がある。
【0049】
(2)エッセンシャルオイル等のオイル素材を使用する場合の使用例
配合されたエッセンシャルオイル等のボトルを差し込み、滴下しミスト発生装置に接続し、ミスト化しノズルより下半身の局部の粘膜に直接噴霧する。また、配合されたエッセンシャルオイルの香りによって、躁状態や鬱状態からの開放等、気分のリフレッシュ効果を図る事が出来る。(精神面での落ち込みの軽減や、精神的な安定感の構築・意欲の隆起等)
(エッセンシャルオイルの具体的使用例)
(ア)ベルガモットオレンジ
ミカン科 温もりのある柑橘の爽やかな甘くフレッシュな香り。
心には、気分の鎮静・高揚・不安・緊張・うつ状態の改善、リフレッシュ効果、体には、風邪、気管支炎、膀胱炎の改善、消化促進、ニキビの改善に効果。
オイルレシピは、ベルガモットオレンジのエッセンシャルオイルを適量で、無香料シャンプーを適量、スイートアーモンド油を適量。
(イ)ラベンダー
シソ科。軽い甘さのすがすがしく清潔な香り
心には、抗うつ作用。緊張・怒りからの開放、精神疲労の回復に。
体には、不眠症の改善、精神の安定、抗ウイルス、呼吸器の障害、やけど、湿疹、虫さされに効果。
オイルレシピは、ラベンダーのエッセンシャルオイルを適量で、ミルクを適量。
オイルの組合せ方は、一度に7種類までの組み合わせで使う事ができるが、一般的な悩みや問題に対しては、フラワーレメディ1つについて2〜3種類の組合せの例として活用する。心の状態に合わせて、組み合わせを変えたり、種類を増やしたり、アレンジする事ができる。
バッチフラワーレメディのエッセンシャルオイルによる精神状態の改善の例を表1に示す。
【0050】
【表1】
【0051】
バッチフラワーレメディについて、インターネット記載を下記に援用する。
医師であり、細菌学者でもあったイギリスのエドワード・バッチ博士は、多くの人々の病気と向き合っていくうちに。心と体が密接につながっている事に気付き、心をいやす事こそが身体を癒す事にもつながり、それこそが本当の意味での健康を手に入れる手段であると考えました。そして、博士は、野の花や草木などの野生の植物が「癒しの力を秘めている」ことを発見し、39種類のフラワーレメディを作り上げます。1936年に完成されたこの癒しのシステムは、博士の名前を取ってバッチフラワーレメディと呼ばれ70年間にわたり多くの人に愛され、今では60数カ国で使われています。
使い方は、キャリアオイルなどに数滴混ぜて、身体に塗ったり、マッサージに使う方法や、水で垂らして飲む方法もありますが、今回はオイルをミスト状にして、即効性のある粘膜から吸収する方法をとしました。
【0052】
以上のように、本発明は、利用者がミスト浴専用の座椅子に座り、利用者の局部(膣・肛門等)の粘膜に対して生薬の薬液や、フラワーレメディのエッセンシャルオイルをターレットテーブルに薬液供給ボトルを直接接続し、モーター横の制御BOXに発生するミスト発生情報を入力し選択して、ミスト発生装置に接続し滴下する。滴下した薬液はミスト発生装置から、ミスト状態で精製する各種有効成分を含んだ薬液ミストをノズル噴出口より噴霧させる。ミスト状に噴出された薬液ミストの有効成分は身体に即効性の高い局部の粘膜(膣・肛門等)より吸収されて身体の体質改善を図る。また、ミスト噴出口、隣接箇所に細胞に有効な波長を持つLED光(680・730・880ナノメートル)照射装置を設置し、直接粘膜(膣・肛門等)に照射し筋肉細胞のDNA合成を活性化する。上記を行う美容・健康機器として有効に利用できるものである。