【実施例】
【0013】
端末保持台10は、複数種類の携帯端末40、50のうちの1つを保持するものであり、本実施形態では、
図5に示す第1の携帯端末40と、第1の携帯端末40よりも縦横寸法の大きい
図7に示す第2の携帯端末50とを含む、2種類の携帯端末40、50のうちの1つを保持するものである。
【0014】
端末保持台10は、携帯端末40、50の保持台としての機能に加えて、携帯端末40、50の充電スタンドとしても機能し、また、携帯端末40、50と連動可能な卓上電話機としても機能するものである。
【0015】
図示の例では、第1の携帯端末40は、iPhoneなどのスマートフォン(高機能携帯電話)であり、第2の携帯端末50は、iPadなどのタブレット端末(多機能携帯端末)である。
【0016】
携帯端末40、50は、
図9に示すように、端末保持台10と無線通信するためのBluetooth(登録商標)モジュール43、53と、利用者が送受話を行うためのマイク(図示しない)およびスピーカ(図示しない)を含む第2の送受話部45、55と、3G、LTE、4G、Wifi等の第2の通話回線と通信するためのアンテナ部44、54と、各部を制御する第2の制御部41、51とを備えている。これら各部は、
図9に示すように、互いに接続されている。
【0017】
第2の制御部41、51は、CPU等の回路部品(図示しない)によって構成され、
図9に示すように、第2の通話回線を通じて通話を行うための第2の通話制御部42、52を有している。
【0018】
端末保持台10は、
図1や
図2に示すように、机面などの水平面に対して所定角度だけ傾斜した主載置面11aを有する保持台本体11を備えている。保持台本体11は、
図4に示すように、その下部に、端子カバー12の第1の軸部121を軸受する第1の軸受部11bと、端子カバー12の第2の軸部122を軸受する第2の軸受部11cとを有している。保持台本体11は、
図3に示すように、延長用端子カバー16の第1の軸部161を軸受するU字状の第3の軸受部11dを有している。保持台本体11は、
図6に示すように、その裏面に、保持台本体11を支えるための脚11eを有している。脚11eによって、主載置面11aが水平面に対して所定角度傾斜することになる。
【0019】
端末保持台10は、
図5や
図7に示すように、主載置面11a(および延長載置面13a)上に保持される携帯端末40、50の下端を支持する端子カバー(端末支持部)12を備えている。端子カバー12は、
図4に示すように、主載置面11aの下端に着脱可能に取り付けられる。端子カバー12は、
図4に示すように、その第2の側縁部(左側縁部)からY軸方向に沿って突出する第1の軸部121と、その第1の側縁部(右側縁部)からY軸方向に沿って突出する第2の軸部122とを有している。端子カバー12は、
図4に示すように、第1の軸部121を保持台本体11の第1の軸受部11bによって軸受されるとともに、第2の軸部122を保持台本体11の第2の軸受部11cによって軸受されることにより、Y軸方向を中心として回動可能な状態で保持台本体11に取り付けられる。また、端子カバー12は、第1の軸部121や第2の軸部122とは別に、保持台本体11に係合している。これにより、保持台本体11に端子カバー12を取り付けた状態では、端子カバー12は、背面側に向けて付勢されつつ、所定の角度範囲(本実施形態では約10°)だけ前面側に向けて回動可能である。端子カバー12は、
図8に示すように、コネクタホルダ18を固定状態で保持するためのホルダ収容部123を有している。
【0020】
端末保持台10は、
図1や
図2に示すように、保持台本体11の第1の側縁部側(図示の例では、右縁部側)に設けられた延長保持部材13を備えている。延長保持部材13は、
図2に示すように、保持台本体11の内部で、保持台本体11から離れる方向(図の例では、右方向)にスライド可能なスライド板131を有している。延長保持部材13は、
図1や
図2に示すように、主載置面11aと平行かつ面一に配置される延長載置面13aを有している。延長保持部材13は、その裏面に、保持台本体11の脚11eと同様の脚132を有している。脚132によって、延長載置面13aが水平面に対して所定角度傾斜することになる。延長保持部材13は、携帯端末40、50の下端を支持するための延長用端末支持部としてのストッパ133を有している。延長保持部材13は、
図3に示すように、その第2の側縁部(左側縁部)の下部に、延長用端子カバー16の第2の軸部162を軸受する軸受部13bを有している。
【0021】
端末保持台10は、弾性および弱い密着性を有する材料から形成されたクッション15を備えている。クッション15は、
図1に示すように、主載置面11a上および延長載置面13a上に配置されている。このように、主載置面11a上および延長載置面13a上にクッション15を設けることにより、厚み方向(Z軸方向)における携帯端末40、50のサイズ違いにも対応でき、また、携帯端末40、50の脱落を防止できる。図示の例では、主載置面11a上に6個のクッション15が配置され、延長載置面13a上に3個のクッション15が配置されている。なお、クッション15の個数は、如何なるものでもよい。
【0022】
端末保持台10は、
図2や
図3に示すように、延長保持部材13が所定の延長位置まで延長されたときに、主載置面11aと延長載置面13aとの間においてスライド板131の下端に着脱可能に取り付けられる延長用端子カバー16を備えている。延長用端子カバー16は、
図3に示すように、その第2の側縁部(左側縁部)からY軸方向に沿って突出する第1の軸部161を有し、その第2の側縁部(右側縁部)からY軸方向に沿って突出する第2の軸部162を有している。延長用端子カバー16は、
図3に示すように、第1の軸部161を保持台本体11の第3の軸受部11dによって軸受されるとともに、第2の軸部162を延長保持部材13の軸受部13bによって軸受されることにより、延長保持部材13および保持台本体11に対して、Y軸方向を中心として回動可能な状態で取り付けられる。また、延長用端子カバー16は、第1の軸部161や第2の軸部162とは別に、延長保持部材13または保持台本体11の少なくとも一方に係合している。これにより、延長保持部材13および保持台本体11に延長用端子カバー16を取り付けた状態では、延長用端子カバー16は、背面側に向けて付勢されつつ、所定の角度範囲(本実施形態では約10°)だけ前面側に向けて回動可能である。延長用端子カバー16は、
図2に示すように、延長保持部材13および保持台本体11に対して取り付けられた状態で、保持台本体11の主載置面11aおよび延長保持部材13の延長載置面13aと平行かつ面一に配置される補助載置面163を有している。
【0023】
端末保持台10は、それ自体がRFC−3261プロトコルを利用するIP(Internet Protocol)電話として機能し、IP電話としての固定番号を持っているとともに、Bluetooth通信を通じて携帯端末40、50と連動し、携帯端末40、50の第2の通話制御部42、52による通話を、端末保持台10の第1の送受話部60を用いて行うことを可能にするものである。なお、本実施形態では、端末保持台10は、ダイヤルボタンを有していないため、発信を行うことができないが、ファンクションボタン23を利用して発信を行うようにしてもよい。
【0024】
端末保持台10は、
図1や
図9に示すように、着信ランプ25と、通話切替ボタン26と、Bluetoothモジュール協働用ボタン27と、LANポート29と、Bluetoothモジュール34と、第1の送受話部60と、各部を制御する第1の制御部30とを備えている。
図9に示すように、これら各部は互いに接続されている。
【0025】
第1の送受話部60は、
図1に示すように、利用者が送受話を行うためのものであり、ハンドセットマイク62とハンドセットスピーカ63とを含むハンドセット61と、マイク65と、スピーカ66とを有している。保持台本体11には、フックスイッチ64が設けられている。このフックスイッチ64は、後述する音声パスが端末保持台10(すなわち、第1の通話制御部31)に設定されている場合には、第1の通話制御部31による通話の開始および終話に連動し、音声パスが携帯端末40、50(すなわち、第2の通話制御部42、52)に設定されている場合には、第2の通話制御部42、52による通話の開始および終話に連動する。
【0026】
Bluetoothモジュール34は、端末保持台10によって保持された携帯端末40、50(すなわち、Bluetoothモジュール43、53)と無線通信するための端末用通信部として機能するモジュールである。Bluetoothモジュール34は、
図6に示すように、保持台本体11の裏面の所定位置に着脱可能に取り付けられるユニットとして構成されている。
【0027】
なお、本実施形態では、端末保持台10と携帯端末40、50との間の通信手段としてBluetoothを採用しているが、端末保持台10と携帯端末40、50との通信手段との間の通信手段はこれに限定されず、赤外線通信等の無線通信であってもよく、有線通信であってもよい。しかしながら、本実施形態では、水平面に対して傾斜する主載置面11aや延長載置面13aに携帯端末40、50を載置して保持する保持態様を採用し、端末保持台10に対する携帯端末40、50の保持位置が一定ではないことから、有線通信よりも無線通信の方が好ましく、また、赤外線通信などと比較して、通信可能距離が長く、指向性が弱いBluetoothであるのが好ましい。
【0028】
Bluetoothモジュール協働用ボタン27は、Bluetoothモジュール34を用いて携帯端末40、50との通信を確立させる通信要求を利用者から受け付ける通信要求入力部として機能するボタンであり、すなわち、利用者はBluetoothモジュール協働用ボタン27を押すことにより携帯端末40、50と端末保持台10とを通信させて連動させることができる。また、本実施形態では、Bluetoothモジュール34が、最後に通信を行った携帯端末40、50に対して接続要求を送信し、自動的に携帯端末40、50との接続処理を行うようにもなっている。端末保持台10と携帯端末40、50との間の接続に関する、Bluetoothモジュール協働用ボタン27を押すことによる手動接続と、Bluetoothモジュール34による自動接続とは、利用者によって任意に切り替えることができるようになっている。
【0029】
LANポート29は、
図6に示すように、IP電話用のLANケーブル20の一端を挿入して接続するためのポートである。LANケーブル20は、第1の通話回線に接続される。
【0030】
第1の制御部30は、CPU等の回路部品(図示しない)によって構成される。第1の制御部30は、
図9に示すように、第1の通話回線を通じて通話を行うための第1の通話制御部31と、音声パス制御部32と、着信制御部33とを有している。
【0031】
音声パス制御部32は、通話の音声パスを制御する部位である。具体的には、音声パス制御部32は、第1の通話制御部31と第1の送受話部60との間、または、端末用通信部(すなわち、第2の通話制御部42、52)と第1の送受話部60との間のいずれか一方に音声パスを確立する。すなわち、第1の通話制御部31と第1の送受話部60との間に音声パスが確立されている場合には、第1の通話制御部31による通話を、第1の送受話部60を使用して行うことができ、また、Bluetooth通信を通じて携帯端末40、50と端末保持台10とを連動させ、第2の通話制御部42、52と第1の送受話部60との間に音声パスが確立されている場合には、第2の通話制御部42、52による通話を、第1の送受話部60を使用して行うことができる。第1の送受話部60との間に音声パスが確立される第1の通話制御部31と第2の通話制御部42、52との間の切り替えは、利用者が通話切替ボタン26を押すことによって行われる。通話切替ボタン26は、LEDを有している。通話切替ボタン26は、第1の通話制御部31または第2の通話制御部42、52のいずれに音声パスが設定されているかを、LEDの発光によって利用者に通知する音声パス設定通知部としても機能する。
【0032】
また、音声パス制御部32は、第2の通話制御部42、52による通話が確立され、第2の通話制御部42、52と第1の送受話部60との間に音声パスが形成されている状態で、利用者が通話切替ボタン26を押すことによる音声パスの切替要求を受け付けた場合には、第2の通話制御部42、52による通話を維持しつつ、第2の通話制御部42、52と第1の送受話部60との間の音声パスを切断し、第2の通話制御部42、52と第2の送受話部45、55との間に音声パスを確立する。すなわち、携帯端末40、50の第2の通話制御部42、52による通話を切断することなく、利用者が使用可能な送受話器を第1の送受話部60から第2の送受話部45、55へ切り替えて、通話を継続することができるようにする。
【0033】
着信制御部33は、第1の通話制御部31および第2の通話制御部42、52に対する着信を制御する部位である。着信制御部33は、端末保持台10と携帯端末40、50との間でBluetooth通信が確立された状態において、第1の通話制御部31または第2の通話制御部42、52のうち、第1の送受話部60との間に音声パスが設定された一方に着信があった場合と、第1の送受話部60との間に音声パスが設定されていない他方に着信があった場合とを区別し、それぞれの場合で異なる態様の通知を着信通知部(着信ランプ25、スピーカ66、通話切替ボタン26のLED)に行わせる。なお、第2の通話制御部42、52に対して着信があった際の着信情報は、端末保持台10と携帯端末40、50との間のBluetooth通信を通じて着信制御部33に伝えられる。また、本実施形態では、着信通知部として、点灯によって通知する着信ランプ25と、着信音によって通知するスピーカ66と、LEDの点灯によって通知する通話切替ボタン26が用いられているが、着信通知部の具体的な態様はこれに限定されない。
【0034】
端末保持台10は、
図1に示すように、保持台本体11の第2の側縁部(図示の例では、左縁部)に、ボリュームボタン21と、スピーカボタン22と、複数のファンクションボタン23と、マイクボタン24とを更に備えている。
【0035】
端末保持台10は、コネクタ28を備えている。コネクタ28は、
図1に示すように、保持台本体11の上端縁部に形成され、コネクタ付きケーブル17の第2のコネクタ17bを挿入させて嵌合するものである。コネクタ28は、端末保持台10内の電源回路(図示しない)およびケーブル(図示しない)を介して、商用電源(図示しない)に接続されている。
【0036】
端末保持台10は、コネクタ付きケーブル17と、コネクタホルダ18とを備えている。
【0037】
コネクタ付きケーブル17は、
図5や
図6に示すように、第1の携帯端末40の端末側コネクタ(図示しない)に接続される第1のコネクタ17aと、コネクタ28に接続される第2のコネクタ17bと、第1のコネクタ17aと第2のコネクタ17bとを接続するケーブル17cとから構成されている。なお、本実施形態では、第2のコネクタ17bは、USBコネクタとして形成されているが、第2のコネクタ17bの具体的態様はこれに限定されない。このコネクタ付きケーブル17によって、端末保持台10と携帯端末40、50とを電気的に接続することにより、携帯端末40、50に内蔵された二次電池(リチウムイオン電池)を充電することができる。なお、このコネクタ付きケーブル17を、端末保持台10と携帯端末40、50との間のデータ転送などの他の用途で使用してもよい。
【0038】
コネクタ付きケーブル17は、
図8に示すように、複数種類の携帯端末40、50の端末側コネクタ(図示しない)の仕様に応じて、複数種類が用意されている。具体的には、本実施形態では、
図8に示すように、第1のコネクタ17a−1としてAC/DCアダプタ(図示しない)用のDCジャックを先端部に有するコネクタ付きケーブル17−1と、第1のコネクタ17a−2としてドック(Dock)コネクタを先端部に有するコネクタ付きケーブル17−2と、第1のコネクタ17a−3としてミニUSBコネクタを先端部に有するコネクタ付きケーブル17−3とが用意されている。なお、コネクタ付きケーブル17の具体的態様は、上記に限定されず、如何なるものであってもよい。
【0039】
コネクタホルダ18は、
図8に示すように、コネクタ付きケーブル17の第1のコネクタ17aを保持し、端子カバー12または延長用端子カバー16に固定状態で取り付けられるものである。なお、
図8には、コネクタホルダ18を用いて第1のコネクタ17aを端子カバー12に取り付ける様子が示されている。ここで、コネクタホルダ18を用いて第1のコネクタ17aを延長用端子カバー16に取り付ける場合の態様は、
図8に示すコネクタホルダ18を用いて第1のコネクタ17aを端子カバー12に取り付ける場合の態様と同様であるため、その図示および説明を省略する。
【0040】
コネクタホルダ18は、
図8に示すように、コネクタ付きケーブル17の第1のコネクタ17aの仕様に応じて、複数種類のコネクタホルダ18が用意されている。具体的には、本実施形態では、
図8に示すように、第1のコネクタ(DCジャック)17a−1を保持するAC/DCタイプのコネクタホルダ18−1と、第1のコネクタ(ドックコネクタ)17a−2を保持するドックタイプのコネクタホルダ18−2と、第1のコネクタ(ミニUSBコネクタ)17a−3を保持するミニUSBタイプのコネクタホルダ18−3とが用意されている。さらに、本実施形態では、
図7に示すように、延長用端子カバー16に第1のコネクタ17aを取り付ける際に、端子カバー12に取り付けられ端子カバー12のホルダ収容部123を埋めるためのブランクタイプのコネクタホルダ18−4が用意されている。なお、本実施形態では、コネクタホルダ18−1、18−2を用いて、第1のコネクタ17aを端子カバー12に取り付ける場合には、
図8に示すように、端子カバー12に固定状態で取り付けられ、コネクタホルダ18−1、18−2と協働して第1のコネクタ17a−1、17a−2を端子カバー12に取り付けるホルダーサポート19が用いられる。
【0041】
このようにして得られた本実施形態では、携帯端末40、50とは異なる第1の通話回線を通じて通話を行う第1の通話制御部31を端末保持台10に設けることにより、携帯端末40、50から独立して端末保持台10自体を電話機として使用することが可能であるとともに、端末保持台10の第1の通話制御部31によって通話を確立している場合、および、携帯端末40、50の第2の通話制御部42、52によって通話を確立している場合のいずれであっても、端末保持台10の第1の送受話部60を用いて通話を行うことが可能であるため、使用態様の多様化を図ることができ、利用者の利便性を向上できる。
【0042】
また、携帯端末40、50の第2の通話制御部42、52によって通話を確立し、端末保持台10の第1の送受話部60を用いて通話を行なっている状態から、携帯端末40、50の第2の通話制御部42、52による通話を切断することなく、音声パスを端末保持台10の第1の送受話部60から携帯端末40、50の第2の通話制御部42、52に移すことが可能であるため、通話途中で利用者が通話を継続しながら場所を移動する必要が生じた場合などの事態に対応することができ、利用者の利便性を一段と向上できる。
【0043】
また、水平面に対して傾斜する主載置面11aおよび延長載置面13a上に携帯端末40、50を載置して携帯端末40、50を保持する保持形態を採用することにより、携帯端末40、50を利用者の好みの位置で自由に保持することができる。
【0044】
また、保持台本体11に対してスライド可能な延長保持部材13を設けることにより、携帯端末40、50を載置する載置面(主載置面11aおよび延長載置面13a)を左右方向(Y軸方向)に延長させることが可能であるため、縦横寸法の異なる携帯端末40、50を適切に保持できる。
【0045】
端末保持台10と携帯端末40、50との間の通信手段として、赤外線通信などと比較して、通信可能距離が長く、指向性が弱いBluetoothを採用することにより、本実施形態のように端末保持台10に対する携帯端末40、50の保持位置が一定ではない場合であっても、端末保持台10と携帯端末40、50との間を確実に通信させて連動させることができる。
【0046】
以上、実施形態を参照して本発明を説明したが、本発明は実施形態に限定されるものではない。本発明の構成や詳細は、本発明のスコープ内で当業者が理解し得る様々な変更をすることができる。
【0047】
例えば、上記の実施形態では、第1の携帯端末40と第2の携帯端末50とを含む、2種類の携帯端末の一つを保持する場合を例に挙げて説明しているが、3種類以上の携帯端末の一つを保持させるように変形できることは当業者であれば容易に想到するであろう。