特許第5666841号(P5666841)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】5666841
(24)【登録日】2014年12月19日
(45)【発行日】2015年2月12日
(54)【発明の名称】外装材間の防水構造
(51)【国際特許分類】
   E04B 1/348 20060101AFI20150122BHJP
   E04B 1/684 20060101ALI20150122BHJP
【FI】
   E04B1/348 P
   E04B1/348 U
   E04B1/684 B
   E04B1/684 C
【請求項の数】4
【全頁数】9
(21)【出願番号】特願2010-156287(P2010-156287)
(22)【出願日】2010年7月9日
(65)【公開番号】特開2012-17616(P2012-17616A)
(43)【公開日】2012年1月26日
【審査請求日】2013年4月15日
(73)【特許権者】
【識別番号】307042385
【氏名又は名称】ミサワホーム株式会社
(73)【特許権者】
【識別番号】504093467
【氏名又は名称】トヨタホーム株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100090033
【弁理士】
【氏名又は名称】荒船 博司
(72)【発明者】
【氏名】中庄谷 博規
(72)【発明者】
【氏名】杉浦 一挙
【審査官】 星野 聡志
(56)【参考文献】
【文献】 特開平07−018752(JP,A)
【文献】 実開平03−029607(JP,U)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
E04B 1/348
E04B 1/684
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
ユニット式建物を構成する上下階の建物ユニットの骨組に取り付けられた上下階の外装材間の防水構造であって、
上階の前記骨組に取付金物が取り付けられ、この取付金物に前記外装材が前記骨組との間に所定の間隔をもって取り付けられており、
前記上下の外装材間に、幕板部材が配置されるとともに、この幕板部材の上部が、前記取付金物の下部に取り付けられることによって、当該取付金物を介して上階の前記外装材の下端部に取り付けられており、
前記幕板部材は上下階の外装材間に配置される断面コ字形の幕板本体と、この幕板本体の上片部から上方に延出する固定板と、前記幕板本体の下片部から前記骨組側に向けて延出する延出板とを備えており、
前記固定板が前記取付金物の下部に固定され、前記延出板が前記上階の建物ユニットの骨組の下面に固定されており、
前記幕板部材の下部と下階の前記外装材との間に弾性防水材が設けられていることを特徴とする外装材間の防水構造。
【請求項2】
請求項に記載の外装材間の防水構造において、
前記取付金物の下端部が前記上階の外装材の下端部より下方に突出しており、この突出した突出部に前記固定板が固定されていることを特徴とする外装材間の防水構造。
【請求項3】
請求項またはに記載の外装材間の防水構造において、
前記幕板本体は、前記外装材の表面より前方に突出していることを特徴とする外装材間の防水構造。
【請求項4】
請求項のいずれか一項に記載の外装材間の防水構造において、
前記幕板本体の下片部に、前記弾性防水材の一部が挿入される溝部が形成されていることを特徴とする外装材間の防水構造。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、建物ユニットの骨組に取り付けられた上下階の外装材間の防水構造に関する。
【背景技術】
【0002】
ユニット式建物は、予め工場で生産された複数の建物ユニットを建設現場で組合わせることによって建てられている。この建物ユニットは、四隅に立設される4本の柱とこれらの柱の上端間および下端間同士を結合する各4本の上梁と下梁とで形成された骨組を備え、このような骨組みに外壁、内壁、天井材、床材等を取り付けることにより形成されている。
外壁としては、一般的に軽量気泡コンクリート製の比較的厚い外壁が使用されている。上下階に配置された建物ユニットの外壁間の防水構造の一例として、特許文献1に記載のものが知られている。この防水構造は、下階建物ユニットの外壁と上階建物ユニットの外壁との隙間に、バックアップ材とコーキング材とを設ける構造となっており、さらに、バックアップ材より内側に、断面D型のシール材を用いる場合もある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開平08−128111号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、ユニット式建物どうしを所定の隙間をもって連設する場合、この隙間をなるべく小さくしたい場合がある。この場合、前記軽量気泡コンクリート製の外壁は、比較的厚いものであるので、このままでは、外壁どうしが干渉しあうことがある。そこで、外壁として、軽量気泡コンクリート製の外壁以外の一般的な外装材を使用した場合、従来のバックアップ材とコーキング材とによる防水処理、さらにはD型のシール材をさらに用いた防水処理では、バックアップ材、コーキング材、シール材等を設けるだけの厚さがないので、このような防水処理を行うことが困難であるという問題があった。
【0005】
本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、建物ユニットの骨組に一般的な外装材を取り付けた場合に、上下階の外装材間の防水処理を確実に行うことができる外装材間の防水構造を提供することを課題としている。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、例えば図1および図2に示すように、ユニット式建物1を構成する上下階の建物ユニット3,4の骨組13,13に取り付けられた上下階の外装材14,15間の防水構造であって、
上階の前記骨組13に取付金物16が取り付けられ、この取付金物16に前記外装材14が前記骨組13との間に所定の間隔をもって取り付けられており、
前記上下の外装材14,15間に、幕板部材20が配置されるとともに、この幕板部材20の上部が、前記取付金物16の下部に取り付けられることによって、当該取付金物16を介して上階の前記外装材14の下端部に取り付けられており、
前記幕板部材20は上下階の外装材14,15間に配置される断面コ字形の幕板本体21と、この幕板本体21の上片部21aから上方に延出する固定板22と、前記幕板本体21の下片部21bから前記骨組側に向けて延出する延出板23とを備えており、
前記固定板22が前記取付金物16の下部に固定され、前記延出板23が前記上階の建物ユニット3の骨組13の下面に固定されており、
前記幕板部材20の下部と下階の前記外装材15との間に弾性防水材25が設けられていることを特徴とする。
【0007】
請求項1に記載の発明によれば、上下階の外装材14,15間に幕板部材20が配置されるとともに、この幕板部材20の上部が上階の外装材14の下端部に取り付けられ、前記幕板部材20の下部と下階の外装材15との間に弾性防水材25が設けられているので、上下階の外装材14,15間を幕板部材20によって覆うことができるとともに、弾性防水材25によって幕板部材20と下階の外装材15との間の防水を行うことができる。
したがって、建物ユニット3,4の骨組13,13に比較的薄い一般的な外装材14,15を取り付けた場合に、上下階の外装材14,15間の防水処理を確実に行うことができる。
【0009】
また、上階の骨組13に取付金物16が取り付けられ、この取付金物16に上階の外装材14が前記骨組13との間に所定の間隔をもって取り付けられているので、外装材14と骨組1との間に上下に抜ける通気スペースを確保できる。
また、幕板部材20の上部は、取付金物16の下部に取り付けられることによって、当該取付金物16を介して上階の前記外装材14の下端部に取り付けられているので、幕板部材20の上部を、外装材14の下端部に直接取り付ける場合に比して、より確実に取り付けることができる。
【0011】
また、幕板部材20の固定板22が取付金物16に固定され、延出板23が上階の建物ユニット3の骨組13の下面に固定されているので、上下階の外装材14,15間に配置された幕板本体21を確実に固定できる。
また、幕板部材20を予め上階の建物ユニット3の下部に固定することができるので、下階の建物ユニット4に上階の建物ユニット3を設置するだけで、幕板部材20を上下階の外装材14,15間に容易に配置できる。
【0012】
請求項に記載の発明は、請求項に記載の外装材間の防水構造において、
前記取付金物16の下端部が前記上階の外装材14の下端部より下方に突出しており、この突出した突出部16cに前記固定板22が固定されていることを特徴とする。
【0013】
請求項に記載の発明によれば、上階の外装材15の下端部より下方に突出している取付金物16の突出部16cに幕板部材20の固定板22が固定されているので、取付金物16に容易に幕板部材20を固定できる。
【0014】
請求項に記載の発明は、請求項またはに記載の外装材間の防水構造において、
前記幕板本体21は、前記外装材14,15の表面より前方に突出していることを特徴とする。
【0015】
請求項に記載の発明によれば、幕板本体21が、外装材14,15の表面より前方に突出しているので、上階の外装材14の表面を流れ落ちてきた雨水が幕板本体21の表面を流れ落ちて、下方に落下するので、幕板部材20を水切りとして使用できる。
【0016】
請求項に記載の発明は、請求項のいずれか一項に記載の外装材間の防水構造において、
前記幕板本体21の下片部21bに、前記弾性防水材25の一部が挿入される溝部21cが形成されていることを特徴とする。
【0017】
請求項に記載の発明によれば、幕板本体21の下片部21bに形成された溝部21cに、弾性防水材25の一部が挿入されているので、この弾性防水材25の外装材14の厚さ方向へのずれを防止でき、よって、弾性防水材25による防水性を確実なものとすることができる。
【発明の効果】
【0018】
本発明によれば、上下階の外装材間を幕板部材によって覆うことができるとともに、弾性防水材によって幕板部材と下階の外装材との間の防水を行うことができる。
したがって、建物ユニットの骨組に比較的薄い一般的な外装材を取り付けた場合に、上下階の外装材間の防水処理を確実に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【0019】
図1】本発明に係る外装材間の防水構造を備えたユニット式建物の概略構成を示す図である。
図2】本発明に係る外装材間の防水構造の一例を示す側断面図である。
図3図1に示すユニット式建物の下部の要部を示す側断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0020】
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。
図1は、本発明に係る外装材間の防水構造を備えたユニット式建物1の概略構成を示す図である。この図に示すユニット式建物1は、基礎2の上に設置される複数の上階および下階の建物ユニット3,4および上階の建物ユニット3の上に配置される屋根5を備えて構成されている。上下階の建物ユニット3,4どうしを結合する各4本の上梁11、下梁(床梁)12とで形成された骨組み13を備え、このような骨組み13に外装材14,15や図示しない、内壁、天井材、床材等を取り付けることにより形成されている。
なお、建物ユニット3、4は予め工場等によって製造されている。つまり、外装材14,15等が予め工場等において骨組12に取り付けられている。
【0021】
本発明に係る外装材間の防水構造は、前記ユニット式建物1を構成する上下階の建物ユニット3,4のそれぞれの骨組13に取り付けられた上下階の外装材14,15間の防水構造である。
図2に示すように、上階の建物ユニット3の床梁12と上階の外装材14との間には、取付金物16が設けられている。この取付金物16は、断面略コ字型のアングル材であり、外装材14の幅方向(図2において紙面と直交する方向)に長尺に形成されている。なお、取付金物16は、外装材14の幅方向において所定間隔で複数設けられている。
【0022】
取付金物16の一片部16aは、他片部16bより下方に長くなっており、この一片部16aが床梁12にボルト17aとナット17bとによって固定されている。
また、取付金物16の他片部16bは上階の外装材14の裏面に密接されており、ビス18によって当該裏面に固定されている。また、他片部16bの下端部が上階の外装材14の下端部より下方に突出して、突出部16cとされている。
このようにして、上階の外装材14の下端部は、取付金物16を介して床梁12に所定の間隔をもって取り付けられている。
なお、上階の外装材14の上端部は、後述する取付金物30と同様の取付金物によって同様にして上階の建物ユニット3の上梁に取り付けられている。
【0023】
上下階の外装材14,15間には幕板部材20が配置されている。この幕板部材20は上下階の外装材14,15間に配置される断面コ字形の幕板本体21と、この幕板本体21の上片部21aから上方に延出する固定板22と、前記幕板本体21の下片部21bから前記骨組側に向けて延出する延出板23とを備えている。
幕板本体21は、その上下の高さが、上下階の外装材14,15間の間隔より小さくなっており、幕板本体21の裏側の凹所を内側に向け、かつ、表面を外装材14,15の表面より若干前方に突出させて配置されている。なお、幕板本体21の裏側の凹所には断熱材が充填されている。
【0024】
幕板部材20の固定板22は、前記取付金物16の突出部16cに当接されたうえで、この突出部16cにビス24によって固定されている。
また、幕板部材20の延出板23は床梁12より下方に位置しており、該床梁12の下面に固定されている。なお、この固定は上階の建物ユニット3を下階の建物ユニット2に設置する前に予め行われている。
また、幕板本体21の下片部21bには溝部21cが形成されている。この溝部21cは下片部21bを溝状に折曲することにより形成されたものであり、幕板部材20の長手方向(図2において紙面と直交する方向)に沿って延在している。
この溝部21cには、弾性防水材25の上半分が挿入されている。弾性防水材25は、例えばEPDM発泡体で形成されたものである。この弾性防水材25の下面は下階の外装材15の上端面に、上端保護材15aを介して弾性的に密着しており、上面は前記下片部21bに弾性的に密着している。このようにして、幕板部材20の下部と下階の外装材15との間に弾性防水材25が設けられており、この弾性防水材25は、幕板部材20の下部、すなわち下片部21bと、外装材15の上端面とに弾性的に密着している。
なお、幕板部材20の表面には、保護シート20aが固定板22から幕板本体21の上片部21a、表面にかけて設けられている。前記ビス24の頭部は保護シート20aによって覆われている。
【0025】
また、上階の建物ユニット3の床梁12と、下階の建物ユニット4の上梁11との間には、断熱材26が設けられている。つまり上階の建物ユニット3の骨組13の下面と、下階の建物ユニット4の骨組13の上面との間に断熱材26が設けられている。この断熱材26も弾性防水材26と同様に、例えばEPDM発泡体で形成されたものである。そして、この断熱材26は、床梁12の下面と上梁11の上面とにそれぞれに弾性的に密着している。
また、前記幕板部材20の延出板23は、床梁12と断熱材26との間に挿入されて、これら床梁12と断熱材26とによって挟持されている。
なお、床梁12および上梁11の内側には断熱材が設けられており、これら断熱材と前記断熱材26とが上下に連続するように配置されている。
【0026】
下階の建物ユニット4の上梁11と下階の外装材15との間には取付金物30が設けられている。この取付金物30は、断面略コ字型のアングル材であり、外装材14の幅方向(図2において紙面と直交する方向)に長尺に形成されている。なお、取付金物30は、外装材14の幅方向において所定間隔で複数設けられている。
取付金物30の一片部30aは、他片部30bより短くなっており、この一片部30aが上梁11にボルト17aとナット17bとによって固定されている。
また、取付金物30の他片部30bは下階の外装材15の裏面に密接されており、ビス18によって当該裏面に固定されている。
このようにして、下階の外装材15の下端部は、取付金物30を介して上梁11に所定の間隔をもって取り付けられている。
【0027】
図3は下階の建物ユニット4の下端部を示す断面図である。この図に示すように、下階の建物ユニット4の床梁12と下階の外装材15の下端部との間には、前記取付金物16と等しい取付金物16が配置されている。
取付金物16の一片部16aは床梁12にボルト17aとナット17bとによって固定されており、取付金物16の他片部16bは下階の外装材15の裏面に密接されている。
このようにして、下階の外装材15の下端部は、取付金物16を介して床梁12に所定の間隔をもって取り付けられている。
【0028】
下階の外装材15の下方には、土台水切り31と防鼠アングル32とが配置され、これらはビス33によって取付金物16の突出部16cに固定されている。また、防鼠アングル32と基礎2の上面との間には防鼠メッシュパイプ34が挿入されている。
【0029】
本実施の形態の外装材間の防水構造によれば、上下階の外装材14,15間に幕板部材20が配置されるとともに、この幕板部材20の上部が上階の外装材14の下端部に取り付けられた取付金物16に固定され、幕板部材20の下部と下階の外装材15との間に弾性防水材25が設けられているので、上下階の外装材14,15間を幕板部材20によって覆うことができるとともに、弾性防水材25によって幕板部材20と下階の外装材15との間の防水を行うことができる。
したがって、建物ユニット3,4の骨組13,13に比較的薄い一般的な外装材14,15を取り付けた場合に、上下階の外装材14,15間の防水処理を確実に行うことができる。
また、前記断熱材26がEPDM発泡体で形成されているので、上階の建物ユニット3の骨組13の下面と、下階の建物ユニット4の骨組13の上面との間において二次防水を確実に行える。
また、建物ユニット3,4の骨組13,13に取付金物16,30が取り付けられ、この取付金物16,30に外装材14,15が骨組13,13との間に所定の間隔をもって取り付けられているので、外装材14,15と骨組13,13との間に上下に抜ける通気スペースを確保できる。
【0030】
また、幕板部材20の固定板22が取付金物16に固定され、延出板23が上階の建物ユニット3の骨組13の下面に固定されているので、上下階の外装材14,15間に配置された幕板本体21を確実に固定できる。
また、幕板部材20を予め上階の建物ユニット3の下部に固定することができるので、下階の建物ユニット4に上階の建物ユニット3を設置するだけで、幕板部材20を上下階の外装材14,15間に容易に配置できる。
さらに、取付金物16の下端部が上階の外装材14の下端部より下方に突出しており、この突出した突出部16cに固定板22が固定されているので、取付金物16に容易に幕板部材20を固定できる。
また、幕板本体21が、外装材14,15の表面より前方に突出しているので、上階の外装材14の表面を流れ落ちてきた雨水が幕板本体21の表面を流れ落ちて、下方に落下するので、幕板部材20を水切りとして使用できる。
また、幕板本体21の下片部21bに形成された溝部21cに、弾性防水材25の一部(上部)が挿入されているので、この弾性防水材25の外装材14の厚さ方向へのずれを防止でき、よって、弾性防水材25による防水性を確実なものとすることができる。
【符号の説明】
【0031】
1 ユニット式建物
3 上階の建物ユニット
4 下階の建物ユニット
13 骨組
14 上階の外装材
15 下階の外装材
16,30 取付金物
16c 突出部
20 幕板部材
21 幕板本体
21a 上片部
21b 下片部
21c 溝部
22 固定板
23 延出板
25 弾性防水材
図1
図2
図3