【文献】
増田佳丈,"機能性テンプレートを用いた微粒子の自己組織化パターニング",セラミックス,2006年,vol.41, No.5,pp.346-351
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
1つまたは2つ以上の微粒子の位置及び/または配向を固定させ得る第1の陰刻または第1の陽刻が表面に形成された鋳型基材(template)を準備する第1の段階;
前記鋳型基材上に2つ以上の複数の微粒子を置いた後に物理的圧力によって微粒子の一部または全部を第1の陰刻または第1の陽刻によって形成された孔隙に挿入させて微粒子を鋳型基材上に整列させる第2の段階;及び
微粒子が整列されている鋳型基材と被印刷体とを接触させて前記微粒子を被印刷体上に転写させる第3の段階を含む微粒子が印刷された印刷物を製造する方法。
鋳型基材表面に形成された第1の陰刻または第1の陽刻は、鋳型基材自体に直接刻印されるか、フォトレジストによって形成されるか、犠牲層をコーティングした後にレーザーアブレーション(laser ablation)によって形成されるか、またはインクジェット印刷法によって形成されたことを特徴とする、請求項1に記載の方法。
第2の段階で鋳型基材上に置く微粒子は、溶媒に分散させない粉末形態である、または、微粒子の体積に対して0〜10倍体積比の溶媒でコーティングまたは含浸または溶媒に分散したことを特徴とする、請求項1または2に記載の方法。
前記孔隙の形状は、前記微粒子の配向を調節するために孔隙内に挿入される微粒子の所定部分の形状と対応されるように形成されたことを特徴とする、請求項1に記載の方法。
前記第1の陰刻によって形成される孔隙形状または第1の陽刻の形状は、ナノ井戸(nanowell)、ナノ点(nanodot)、ナノ柱(nanopillar)、ナノ溝(nanotrench)またはナノ円錐(nanocone)であることを特徴とする、請求項1に記載の方法。
前記鋳型基材は、前記1つの第1の陰刻内に更に個別的な微粒子の位置及び/または配向を固定させ得る2つ以上の第2の陰刻が形成されたことを特徴とする、請求項1に記載の方法。
鋳型基材上の孔隙に挿入された微粒子が集まって特定パターンまたは形状を形成する、または、鋳型基材のうち、粘着性を帯びる表面自体が特定パターンまたは形状を形成して鋳型基材の粘着性を帯びる表面に固定された複数の微粒子がこれに対応する特定パターンまたは形状を形成することを特徴とする、請求項1または2に記載の方法。
鋳型基材の孔隙間の距離を調節することによって、孔隙に挿入される複数の微粒子は、隣接した微粒子と接触または離隔されていることを特徴とする、請求項1に記載の方法。
鋳型基材上に整列される複数の微粒子が集まって形成するパターンまたは形状が異なっている、または、挿入される微粒子のサイズ及び/または配向が異なっている鋳型基材を2つ以上併用することを特徴とする、請求項1または2に記載の方法。
第2の段階以後、第3の段階以前に、第2の段階で形成された微粒子単一層のうち、隣接した3つ以上の微粒子によって形成される第2次孔隙に、複数の微粒子を置いた後に物理的圧力によって微粒子を挿入する段階を1回以上行って鋳型基材上に複数の微粒子を2層以上の多層(multilayer)で整列させることを特徴とする、請求項1または2に記載の方法。
第1の段階、第2の段階及び続いて第3の段階を2回以上繰り返して被印刷体上に複数の微粒子を単層または2層以上の多層(multilayer)で整列させたことを特徴とする、請求項1または2に記載の方法。
第2の段階の微粒子表面及び/または第1の段階の鋳型基材表面及び/または被印刷体は、粘着性物質でコーティングされたことを特徴とする、請求項1または2に記載の方法。
第2の段階以後、第3の段階以前に、微粒子表面及び/または鋳型基材表面にコーティングされた粘着性物質を除去する段階を更に含むことを特徴とする、請求項15に記載の方法。
前記被印刷体または被印刷体にコーティングされた粘着性物質は、鋳型基材または鋳型基材にコーティングされた粘着性物質より微粒子との親和性または粘着性がさらに大きいことを特徴とする、請求項15に記載の方法。
第2の段階によって鋳型基材上に複数の微粒子を整列させた後、ランダムに固定されない残り微粒子を粘着性を有する第2の部材で除去する段階を更に含むことを特徴とする、請求項1または2に記載の方法。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0009】
本発明は、前記した問題点を解決するためのものであって、印刷過程が便利であり、高い充填密度を有しながらも微粒子が所望のパターンで印刷されている印刷物を製造する方法を提供しようとする。
【課題を解決するための手段】
【0010】
本発明は、1つまたは2つ以上の微粒子の位置及び/または配向を固定させ得る第1の陰刻または第1の陽刻が表面に形成された鋳型基材(template)を準備する第1の段階;前記鋳型基材上に2つ以上の複数の微粒子を置いた後に物理的圧力によって微粒子の一部または全部を第1の陰刻または第1の陽刻によって形成された孔隙に挿入させて微粒子を鋳型基材上に整列させる第2の段階;及び微粒子が整列されている鋳型基材と被印刷体とを接触させて前記微粒子を被印刷体上に転写させる第3の段階を含む微粒子が印刷された印刷物を製造する第1の方法を提供する。
【0011】
また、本発明は、少なくとも表面の一部が粘着性を帯びる鋳型基材を準備する第1の段階;前記鋳型基材上に2つ以上の複数の微粒子などを置いた後に物理的圧力によって前記鋳型基材のうち、粘着性を帯びる表面上に微粒子などを整列させる第2の段階;及び微粒子が整列されている鋳型基材と被印刷体とを接触させて前記微粒子を被印刷体上に転写させる第3の段階を含む微粒子が印刷された印刷物を製造する第2の方法を提供する。
【0012】
ひいては、本発明は、前記記載された第1、第2の方法のそれぞれの方法によって被印刷体に整列された微粒子が印刷された印刷物を提供する。
【0013】
以下、本発明を詳細に説明する。
本発明者らは、実験を通じて、1つまたは2つ以上の微粒子の位置及び/または配向を固定させ得る第1の陰刻(例えば、nanowell)または第1の陽刻(例えば、pillar)が表面に形成された鋳型基材上に複数の微粒子を置いた後にラビング(rubbing)のような物理的圧力によって微粒子の一部または全部を第1の陰刻または第1の陽刻によって形成された孔隙に挿入させることができ、これにより、前記第1の陰刻及び/または第1の陽刻を所定の形態にパターン化すると、前記パターンに対応する(corresponding)配列(arrangement)方式で、微粒子のサイズ及び/または形状に無関係に、大面積(>cm)の1次元及び/または2次元の完全な微粒子整列(perfect particle array)を早い時間内に具現することができるということを発見した。
【0014】
また、本発明者らは、実験を通じて、平らな面(flat facet)を有する微粒子だけでなく、平らな面なしに連続的な曲面のみで形状がなされた微粒子など(例えば、シリカビーズ(silica beads))を少なくとも表面の一部が粘着性を帯びる鋳型基材(例えば、ポリエチレンイミン(polyethyleneimine)がコーティングされた偏平なガラス基材)上に置いた後にラビングのような物理的圧力をかけると、鋳型基材のうち、粘着性を帯びる表面上に微粒子などを六方密集(hexagonally packed)単一層(monolayer)で整列させ得るということを発見した。
【0015】
このような発見に基づいて、本発明は溶媒の使用及び自己組立が必須構成要素である従来の微粒子整列方法と異なり、溶媒内で微粒子などが自己組立されないようにラビングのような物理的圧力をかけて微粒子を鋳型基材上に配置させることによって、鋳型基材上に大面積(>cm)の1次元及び/または2次元の完全な微粒子整列(perfect particle array)を早い時間内に具現できるということが特徴である。従って、溶媒内微粒子などの自己組立のために必要な精密な温度と湿度の調節が必要ない。
【0016】
また、所望の方向へ基材表面上に微粒子を早く移動させるから、基材上で粒子などの移動が表面特性(例えば、疎水性、電荷及びラフネス(roughness))によって影響を受けることを防いでくれる。また、溶媒に分散された微粒子を使用する従来の技術は、溶媒の毛細管現象によって微細孔隙内に微粒子が良好に挿入されないため微粒子挿入の可否が不規則になるが、これを解決するために、本発明では、微粒子に物理的圧力をかけて微細孔隙内の微粒子を直接挿入させるので、すべての孔隙に微粒子を挿入させることが可能になる。
【0017】
また、本発明は、鋳型基材上の第1の陰刻または第1の陽刻が集まって特定パターンまたは形状を形成させるようにするとか(
図9)、粘着性を帯びる表面が特定パターンまたは形状を形成するようにすることによって(
図5)、鋳型基材上に固定された微粒子などがこれに対応する特定パターンまたは形状を形成するようにし、ひいては鋳型基材上の特定パターンまたは形状に整列された微粒子などを被印刷体上に転写させるのが特徴である。
【0018】
本発明は、第1の陰刻または第1の陽刻が集まって特定パターンまたは形状を形成する鋳型基材;または特定パターンまたは形状で粘着性を帯びる表面を有する鋳型基材を使用して、1つ以上の印刷物を繰り返し的に製造することができる。
【0019】
本発明において整列された微粒子が形成するパターンまたは形状は、複数個の微粒子が集まって形成するパターンまたは形状だけでなく、微粒子のサイズ及び/または配向が調節されて形成されるパターンまたは形状も含む。
【0020】
以下、本発明の第1の方法及び第2の方法のうち、第1の段階及び第2の段階を
図1及び
図2を参照して説明する。
<鋳型基材を準備する第1の段階>
本発明の鋳型基材(template)は、1つまたは2つ以上の微粒子の位置及び/または配向を固定させ得る第1の陰刻または第1の陽刻が表面に形成された基材であるか;あるいは、少なくとも表面の一部が粘着性を帯びる基材である。
【0021】
本発明に使用される鋳型基材は、固体上の基材であって、当業界に知られたいかなる基材も利用することができる。鋳型基材の非制限的な例としては、下記で説明される被印刷体の非制限的な例であり得る。鋳型基材の好ましい例としては、ガラス、シリコーンウェハー 、粘着性を帯びる高分子基材であり得る。
【0022】
前記鋳型基材は、平面基材(flat substrate)、ローラー、屈曲がある基材であり得る。また、前記鋳型基材は、粘着剤が表面に特定パターンまたは形状でコーティングされるか、あるいは、第1の陰刻または第1の陽刻が表面に形成されて表面がパターニングされた基材であり得る。
【0023】
好ましい鋳型基材の1つは、パターンされたフォトレジスト(PR)にコーティングされた基材である。前記フォトレジストは、ポジティブ及びネガティブフォトレジストをいずれも含み、例えば、PMMA(Polymethylmethacrylate)、 PMGI(PolyMethylGlutarimide)、DNQ/Novolac及びSU−8を含み、米国特許第5,492,793号、第5,747,622号、第5,468,589号、第4,491,628号、第5,679,495号、第6,379,861号、第6,329,125号、第5,206,317号、第6,146,793号、第6,165,682号、第6,340,734号、第6,028,154号、第6,042,989号、第5,882,844号、第5,691,396号、第5,731,126号、第5,985,524号、第6,531,260号及び第6,590,010号に開示されている。
【0024】
本発明において使用される鋳型基材の面積は、特に制限されるものではなく、本発明は広い面積の基材にも好ましく適用されて、微粒子などが全体面積にわたって全部完璧に整列され得る。
【0025】
ひいては、鋳型基材表面に形成された第1の陰刻101または第2の陽刻は、基材自体に石版術、レーザービーム、エッチングなどを介して直接刻印され、あるいは、ポジティブまたはネガティブフォトレジストによって形成され、あるいは、犠牲層をコーティングした後、レーザーアブレーションによって形成され、あるいは、インクジェット印刷法によって形成され得る。
【0026】
前記第1の陰刻または第1の陽刻によって形成される個別的な孔隙のサイズは、1〜100,000nm、好ましくは5〜5,000nm、より好ましくは5〜1,000nmのサイズであり得る。
【0027】
第1の陰刻によって形成される孔隙形状または第1の陽刻の形状の非制限的な例としては、ナノ井戸(nanowell)、ナノ点(nanodot)、ナノ柱(nanopillar)、ナノ溝(nanotrench)またはナノ円錐(nanocone)などがある(
図9のa、b、c)。
【0028】
本明細書において、第1の陰刻または第1の陽刻によって形成される個別的な孔隙のサイズは、例えば、ナノ井戸またはナノ柱の場合には直径、ナノ円錐の場合には下部の直径を意味する。また、個別的な孔隙の深さ/高さは、1nm〜10000μmであることができ、個別的な孔隙の底は、平たいとか緩やかな傾斜または曲面があり得る。
【0029】
第1の陰刻によって形成される孔隙形状または第1の陽刻形状の断面形状は、円形、三角形、四角形、五角形、六角形、七角形、八角形、九角形、十角形、台形、菱形及び平行四辺形などのような多角形、楕円形、半月形、三日月形、花形及び星形などのような複合図形、直線形及び曲線形溝(trench)形態などの様々な幾何学的形態を有し得る(
図9のa、b、c、
図18)。本発明の特徴の内の1つは、第1の陰刻または第1の陽刻によって形成される孔隙の形状に無関係に微粒子をほとんどすべての孔隙に挿入させて完璧に整列できるということである(
図9〜
図12、
図20)。
【0030】
また、第1の陰刻または第1の陽刻によって形成される孔隙の形状は、前記微粒子の配向を調節するために孔隙内に挿入される微粒子の所定部分の形状と対応されるように形成され得る(
図4、
図6の(b)、
図18〜20)。
【0031】
また、本発明は、孔隙のサイズ及び微粒子のサイズを調節して1つの孔隙に1つの微粒子または2つ以上の微粒子を挿入させることができ、また、各孔隙内に同一個数の微粒子が挿入されるようにすることもできる(
図12)。
【0032】
2つ以上の微粒子を挿入する場合は、所望の個数の複数微粒子を、好ましくは所望の配向へ挿入するために、複数個の微粒子が形成する最外郭形状に対応されるように孔隙形状を形成させ得る(
図5の(a)、(b))。
【0033】
また、鋳型基材表面に形成された第1の陰刻または第2の陽刻が鋳型基材に直接形成された場合は、鋳型基材の材料、基材上別途のコーティング層によって形成された場合は、コーティング層の材料が堅固(rigid)でない程度の弾力性があれば、第1の陰刻または第2の陽刻によって形成された孔隙の最大直径が1つの微粒子または同時に挿入される複数個の微粒子の最大直径よりも小さいとしても、本発明は、物理的圧力によって微粒子などを前記孔隙内に挿入させ得る。この場合、微粒子及び/または孔隙の形状の挿入前後に変形され得る(
図12のd、e、f)。すなわち、本発明の方法は、パターンされた基材上に粒子を整列する過程で微粒子に物理的圧力をかけて微細孔隙内に微粒子を直接挿入させるので、柔軟性がある孔隙を使用すれば、微粒子のサイズ及び形状に対して自己組立による整列より許容範囲(tolerance)がもっと大きい。
【0034】
前記微粒子が挿入され、鋳型基材上に形成される第1の陰刻及び/または第1の陽刻によって形成される孔隙のサイズ及び/または形状は、1種または2種以上であり得る(
図11のa〜e)。これは溶媒内の微粒子の自己組立を利用せず、本発明に応じて複数の微粒子を物理的圧力によって孔隙に挿入させるから、鋳型基材上に孔隙のサイズ及び/または形状が2種以上でも微粒子をほとんどすべての孔隙に挿入させ得るのである。
【0035】
また、本発明において、前記鋳型基材は前記1つの第1の陰刻101の中に更に個別的な微粒子の位置及び/または配向を固定させ得る2つ以上の第2の陰刻102を形成させ得る(
図6の(a)、(b))。このとき、前記微粒子の位置及び/または配向を固定させ得る前記第2の陰刻のサイズ及び/または形状は、1種または2種以上であり得る。
【0036】
ひいては、本発明は鋳型基材の孔隙間の距離を調節することによって、孔隙に挿入される微粒子などは、隣接した微粒子と接触または離隔されるようにすることができる。これにより、密集(close packed)または非密集(non-close packed)構造の微粒子整列を形成することができる(
図10、
図12のc)。
【0037】
例えば、孔隙断面の向き合う2つの点間の最短距離が2〜1000nmであり得る。
【0038】
また、本発明は、鋳型基材の各孔隙の位置を調節することによって、微粒子などを四方密集配列または六方密集配列などで任意的に整列することができる(
図9のa、b、c、d、e、f)。
【0039】
<微粒子を鋳型基材上に整列させる第2の段階>
本発明において、物理的圧力は、鋳型基材をラビング(rubbing)またはプレッシングすることによってかけることができる。好ましくは、微粒子が置かれた鋳型基材の表面と平行をなすように第1の部材を配置し、第1の部材の往復運動を1回以上行って前記微粒子に物理的な圧力をかけるのが良い。
【0040】
前記第1の部材の非制限的な例としては、素手(bare hand)、ゴム手袋をはめた手、様々な幾何学的な形態を有した天然及び人工ゴム板、プラスチック板、PDMS(polydimethysiloxane)板などの弾性がある物質、ガラス板、シリコーンウエハーなどがある。
【0041】
また、ラビングする時間は、微粒子の単層が形成され得る時間ならば、特に限定されないが、10〜180秒、好ましくは30秒位ラビングするのが良い。
【0042】
一方、前記微粒子のサイズは、好ましくは1nm〜100マイクロメーター(μm)であることができ、より好ましくは10nm〜10マイクロメーター(μm)であり得る。
【0043】
前記第1の方法または第2の方法のうち、第2の段階で鋳型基材上に置く微粒子は、溶媒に分散させない粉末形態であるとか、微粒子の体積に対して0〜10倍体積比、好ましくは、0〜3倍体積比の溶媒でコーティングまたは含浸または溶媒に分散したものであり得る。好ましくは、溶媒に分散させなかった乾燥された粉末状態の微粒子を使用するとか、微粒子に物理的圧力がかける際に溶媒が潤滑油作用ができるほどに溶媒がコーティングまたは含浸された微粒子を使用するのが良い。パターンされたフォトレジスト(PR)でコーティングされた鋳型基材を使用する場合、溶媒を潤滑油として使用して微粒子によるパターンされたPRのスクラッチを防止することができる。
【0044】
溶媒の非制限的な例としては、水、C
1−6低級アルコールなどがある。
【0045】
微粒子の非制限的な例としては、有機高分子、無機高分子、無機物、金属粒子、磁性体、半導体または生体物質などがある。
【0046】
高分子微粒子の非制限的な例としては、ポリスチレン、ポリメチルメタクリレート(PMMA)、ポリアクリレート、ポリアルファメチルスチレン、ポリベンジルメタクリレート、ポリフェニルメタクリレート、ポリジフェニルメタクリレート、ポリシクロヘキシルメタクリレート、スチレン−アクリロニトリル共重合体、スチレン−メチルメタクリレート共重合体などがある。
【0047】
無機微粒子の非制限的な例としては、チタン酸化物、亜鉛酸化物、セリウム酸化物、スズ酸化物、タリウム酸化物、バリウム酸化物、アルミニウム酸化物、イットリウム酸化物、ジルコニウム酸化物、銅酸化物、ニッケル酸化物、シリカなどある。
【0048】
金属微粒子の非制限的な例としては、金、銀、銅、白金、アルミニウム、プラチナ、亜鉛、セリウム、タリウム、バリウム、イットリウム、ジルコニウム、スズ、チタン、カドミウム、鉄、またはそれらの合金などがある。
【0049】
半導体微粒子の非制限的な例としては、単一元素半導体(例えば、Si及びGe)、及び化合物半導体(例えば、AlP、AlAs、AlSb、GaN、GaP、GaAs、GaSb、InP、InAs及びInSb)などがある。
【0050】
また他の微粒子の非制限的な例としては、SiO
2、TiO
2、ITO(indium tin oxide)及びAl
2O
3などのような2成分系以上の主族金属及び転移金属元素の結晶性及び非結晶性カルコゼン化物;前記物質などのうち、2つの物質以上がコア/シェル(core/shell)またはコア/第1のシェル/第2のシェルの形態または様々な形態をなしているもの;蛍光を帯びるコア物質とこれを取り囲んだ様々な物質のシェル;2つの以上の物質がたまねぎのように層構造になる物質;有機及び無機微粒子の中に有機、無機または有無機蛍光分子などが規則的及び不規則的に分布された蛍光物質;磁気、半磁気、上磁気、強誘電体(ferroelectric)、フェリ誘電性(ferrielectric)、超伝導、伝導性、半導体または不導体性質を有した微粒子などがある。
【0051】
生体物質微粒子の非制限的な例としては、タンパク質、ペプチド、DNA、RNA、多糖類、オリゴ糖、脂質、細胞、それらの複合体がある。
【0052】
微粒子は、対称形状、非対称形状または無定形であることができ、その非制限的な形状としては、球形、半球形、キューブ形、四面体、五面体、六面体、直方体形、八面体、Y形、柱形、錐形などがある。
【0053】
微粒子は、多孔性または非多孔性であり得る。
【0054】
また、微粒子は、平らな面(flat facet)を有する微粒子だけでなく、平らな面なしに連続的な曲面のみで形状がなされた微粒子など(例えば、球形)であり得る。
【0055】
一方、鋳型基材と微粒子とは、付加する物理的圧力によって水素結合、イオン結合、共有結合、配位結合またはファンデルワールス結合を形成することができる。好ましくは水素結合またはイオン結合であり、より好ましくは水素結合である。
【0056】
一方、第2の段階によって鋳型基材上に微粒子などを整列させた後、ランダムに固定されない残り微粒子(
図7)を粘着性を有する第2の部材で除去する段階を更に含むことができる。
【0057】
一方、本発明によれば、鋳型基材上の孔隙に挿入された微粒子が集まって1D、2D、3Dの特定パターンまたは形状を形成することができる。非制限的な例としては、1Dワイヤー(wires)、1Dストライプ(stripes)のような1次元パターン、2Dスクエアネットアレイ(square net array)のような2次元パターン、及びクリスタル(crystal)格子構造と類似する3次元パターンを形成することができる(
図11)。このとき、鋳型基材上に形成された微粒子などの前記パターンまたは形状は、1つまたは2つ以上であり得る(
図11のd、e)。
【0058】
本発明によれば、微粒子などは鋳型基材上にfcc100整列、fcc111整列またはこれらの混合整列で配置され得る(
図11)。すなわち、本発明は1つの鋳型基材上に同一の整列または対称性の異なる2つ以上の整列でも同時に微粒子などを配置させ得る(
図11のd、e)。
【0059】
本発明は、鋳型基材上の微粒子によって形成されるパターンのサイズは、制限されないが、(長さ/幅/高さの上)1mm〜15cm、好ましくは5mm〜5cm、より好ましくは8mm〜2cmであり得る。
【0060】
また、本発明は、鋳型基材上に微粒子単層(monolayer)形成だけでなく、多層も非常に簡便な方式で形成させ得るようにする。本発明は、鋳型基材上に微粒子などを単層(monolayer)で整列させ得るだけでなく、第2の段階の以後に形成された第1の単層の微粒子などのうち、3つ以上の隣接した微粒子によって形成される第2次孔隙に、複数の微粒子を置いた後に物理的圧力によって微粒子を挿入する段階を追加して第2の単層を形成することができ、前記段階を1回以上行うと、2層以上の多層で微粒子などを整列させ得る(
図11のf、
図12のa、b)。
【0061】
従って、多層で微粒子などが整列された鋳型基材を使用して多層の微粒子を同時に鋳型基材から被印刷体上に転写させ得る。
【0062】
また、1つの微粒子単層上にまた他の微粒子単層を積層させる際に、ラビングのような物理的圧力をかける以前にPEIのような粘着剤を微粒子下部単層に更に塗布することも好ましい。
【0063】
一方、微粒子表面及び/または鋳型基材表面を粘着性物質でコーティングされたものを使用することができる(
図1、
図2)。
【0064】
前記粘着性物質の非制限的な例としては、(i)−NH
2基を有する化合物、(ii)−SH基を有する化合物、(iii)−OH基を有する化合物、(iv)高分子電解質、(v)ポリスチレン、(vi)フォトレジストを含む天然または合成化合物などがある。
【0065】
鋳型基材表面を粘着性物質でコーティングする場合は、簡単な方式及び短い時間に、鋳型基材上にコーティングされた粘着性物質に所望の整列及びパターン方式で第1の陰刻または第2の陰刻を付与し(
図10のa、b)、物理的圧力を用いて微粒子を第1の陰刻または第2の陰刻によって形成された孔隙内に挿入させて前記整列及びパターン方式で配置した後(
図10のc、d)、前記粘着性物質を除去することによって、偏平な鋳型基材上にフリースタンディング(free-standing)微粒子整列及びパターンを形成することができる(
図10のe、f)。
【0066】
以下、第1の方法及び第2の方法のうち、第3の段階を
図3を参照して説明する。
<微粒子を被印刷体上に転写させる第3の段階>
前記第3の段階は、第2の段階を介して微粒子が整列されている鋳型基材と被印刷体とを接触させて前記微粒子を被印刷体上に転写(transfer)させるものである。
【0067】
このとき、鋳型基材上の微粒子整列層が被印刷体上に転写がよくなされるように、接触以後、鋳型基材に所定の圧力をかけることもできる。
【0068】
一方、鋳型基材上に固定された微粒子整列層が鋳型基材から容易に分離されて被印刷体上に転写され得るように、第2の段階と第3の段階との間に、鋳型基材表面にコーティングされた粘着性物質Aを除去する段階を更に含むことができる。
【0069】
粘着性物質Aを除去する方法は、特に限定されないが、PEI(polyetherimide)のような粘着剤をコーティングした場合には、鋳型基材を熱処理して粘着剤を除去することができる。このとき、鋳型基材を熱処理する温度及び時間は、使用された粘着剤に応じて変わることができるが、PEIを使用した場合には、400〜600℃、好ましくは500℃で1時間行われることができる。
【0070】
鋳型基材上のフォトレジスト(PR)のような粘着性物質Aを除去(peeling)する過程は、当業界に知られた様々な方法を用いて実施することができる。例えば、PRがコーティングされた鋳型基材をピーリング溶液に含浸(immersing)させる、またはピーリング溶液を鋳型基材上にシャワー−注射(shower-injecting)してPRを除去することができる。ピーリング溶液の非制限的な例としては、強アルカリ水溶液、ジメチルホルムアミド、ジメチルアセトアミド、ジメチルスルホキシド、N−メチル−2−ピロリドン及びメタノールなどがある。
【0071】
一方、鋳型基材自体が粘着性物質(例えば、PDMS)になった場合、鋳型基材上に固定された微粒子単層または多層が被印刷体上に容易に転写され得るように、被印刷体は鋳型基材より微粒子と親和性または粘着性がさらに大きいのが好ましい。
【0072】
ここで、被印刷体と微粒子との親和性または粘着性を、鋳型基材と微粒子との親和性または粘着性より大きくする方法としては、被印刷体の一面を第2の粘着性物質A’でコーティングする方法が挙げられる。このとき、使用可能な第2の粘着性物質A’は、微粒子と強い結合を成すことができる水素結合媒介者(hydrogen bonding mediator)を使用するのが好ましく、前記水素結合媒介者の具体的な例としては、PEI(polyetherimide)、PyC(4-pyridinecarboxylic acid) 及びPyA[trans -3-(3-pyridyl)-acrylic acid]が挙げられるが、これに限定されるものではない。
【0073】
前記第1の粘着性物質Aを除去した鋳型基材と被印刷体とを接触させる場合にも微粒子と被印刷体との親和性または粘着性を高めるために、被印刷体を前記第2の粘着性物質A’でコーティングした後、鋳型基材と被印刷体とを接触させるのが好ましい。
【0074】
ここで、前記親和性または粘着性とは、鋳型基材と被印刷体のそれぞれが微粒子と結合する結合強さで定義され得る。
【0075】
このような被印刷体の材質は、微粒子が印刷されて使用される分野に適用されるものならば、特に限定されないが、非制限的な例としては、下記のものが挙げられる:
1.シリコーン、アルミニウム、チタン、スズ及びインジウムなどの各種金属及び非金属元素などが単独または2種以上含まれている酸化物として表面にヒドロキシル基を有するすべての物質。例えば、石英、雲母、ガラス、ITOガラス(インジウムスズ酸化物が蒸着されたガラス)、スズ酸化物(SnO
2)などの各種伝導性ガラス、溶融シリカ(fused silica)、非晶質シリカ、多孔性シリカ、アルミナ、多孔性アルミナ、水晶、サファイア、二酸化チタン、多孔性二酸化チタン及びシリコーンウエハーなど;
2.金、銀、銅、白金のようにチオール基(−SH)やアミン基(−NH
2)と結合する金属、ニッケル及びステンレススチールなどのような金属;
3.表面に様々な官能基を有する重合体。例えば、表面に官能基があるポリ塩化ビニル(PVC)、メリフィールドペプチド樹脂(Merrifield peptide resin)、ポリスチレン、ポリエステル、ポリジメチルシロキサン(PDMS)、(+)型または(−)型フォトレジスト(PR:photoresist)、ポリメチルメタクリレート(PMMA:poly(methyl methacrylate))及びアクリル;
4.セレン化亜鉛(ZnSe)、砒素化ガリウム(GaAs)及びリン化インジウム(InP)などの半導体;
5.天然または合成ゼオライト及びその類似多孔性分子体;及び
6.セルロース、澱粉(アミロース及びアミロペクチン)及びリグニンなど表面にヒドロキシル基を有する天然高分子、合成高分子または伝導性高分子。
【0076】
一方、第1の段階、第2の段階及び続いて第3の段階を2回以上繰り返して被印刷体上に微粒子などを単層または2層以上の多層(multilayer)で積層させ得る。
【0077】
多層で微粒子などが被印刷体上に印刷された場合、隣接した2つ層の各層を構成する微粒子は、互いに同一または相違することができる。また、微粒子が2つ層以上の多層で印刷された場合、隣接した2つ層の各パターンが同一または相違することができる。
【0078】
また、本発明は、様々な形態の鋳型基材を2つ以上併用して微粒子が様々なパターンまたは形状で整列された印刷物を形成することもできる。
【0079】
また、同一のパターンを有する鋳型基材を使用するが、材料が異なる微粒子を使用してパターンごとに微粒子の種類が異なる微粒子が整列された印刷物を形成することもできる。
【0080】
<被印刷体に微粒子が印刷された印刷物>
前記のような方法によって、本発明は様々な立体構造(例えば、1次元、2次元または3次元の密集(close packed)または非密集(non-close packed)構造)の微粒子整列を有する印刷物を製造することができる。
【0081】
前記本発明の方法によって被印刷体に微粒子が印刷された印刷物は、整列された複数の微粒子の間に形成された孔隙の間及び表面に透明または不透明な保護物質が更にコーティングまたは充填され得る。
【0082】
前記保護物質の非制限的な例としては、PDMS、熱可塑性高分子、伝導性高分子、プラスチック、ナフィオン(nafion)、セルロース、溶融させやすい金属、シリカ前駆体(precursor)、二酸化チタン前駆体(precursor)、金属酸化物前駆体または金属硫化物前駆体などがある。
【0083】
また、本発明によって被印刷体に微粒子が印刷された印刷物は、シリコーン含有化合物、チタン含有化合物、ナフィオン(Nafion)、ポリスチレン、アクリル系樹脂、ポリアルコールなどの天然または人工高分子を更にコーティングして安定化させ得る。
【0084】
<本発明方法の応用>
前記本発明の方法を応用すれば、微粒子がn個層以上の多層で整列されたものであって(ここで、n=2以上の自然数)、隣接した第k層及び第k+1層(ここで、0<k<nであり、k=任意の自然数)において、第k+1層の微粒子が第k層の微粒子上に直立して整列された印刷物を製造することができる(
図16、
図17)。
【0085】
このとき、隣接した第k層と第k+1層との間で第k層の微粒子などと第k+1層との微粒子などによって形成された孔隙に追って除去可能な高分子微粒子が挿入されている中間体が形成され得る(
図16のc)。
【0086】
例えば、高分子微粒子の位置を固定することができる孔隙が形成された鋳型基材上にラビングのような物理的圧力によって前記孔隙に高分子微粒子を挿入して高分子微粒子を整列させ;整列された高分子微粒子によって形成された孔隙の間にラビングのような物理的圧力によって第1の微粒子などを挿入して第1の微粒子になった第1の層を積層し;鋳型基材上に積層された高分子微粒子整列層及び第1の微粒子の第1の層を被印刷体に転写させ;被印刷体上に転写された第1の微粒子の第1の層及び高分子微粒子整列層のうち、表面に露出した高分子微粒子によって形成された孔隙の間にラビングのような物理的圧力によって第2の微粒子などを挿入して第2の微粒子になった第2の層を積層し;高分子微粒子層を焼いて除去すると、第1の層の第1の微粒子上に第2の層の第2の微粒子が直立整列されて第1の微粒子と第2の微粒子とが雪だるま形態で整列を形成することができる。
【0087】
このとき、第1の微粒子と第2の微粒子とは、サイズ/形状/材質が同一または相違することができる。
【0088】
以上、本発明の特定部分を詳細に記述したところ、当業界の通常の知識を有する者において、このような具体的な技術はただ好ましい具現例だけであり、これにより、本発明の範囲が制限されるものではないことは明白である。従って、本発明の実質的な範囲は、添付された請求項とその等価物によって定義されるといえる。
【発明の効果】
【0089】
本発明は、パターンが形成された鋳型基材を使用し、微粒子の自己組立を排除するように物理的圧力によって微粒子を鋳型基材上に整列させ、被印刷体に転写させる過程を経て微粒子層が印刷された印刷物を製造するから、整列度及び/または充填密度が高い微粒子層が印刷された印刷物を正確・簡便に提供することができる。
【0090】
また、本発明は、鋳型基材から被印刷体に整列された微粒子を転写させるとき、溶媒が使用されないので、従来の湿式工程で微粒子を印刷するということによって溶媒を除去する過程を経なければならない厄介なしに、微粒子を便利に被印刷体に印刷させ得る。
【0091】
従って、本発明による方法は、短い時間に大量生産が可能であり;広い面積の基板上に単層及び多層の微粒子整列を実現することができ;同一の品質で様々な形態で微粒子が整列された印刷物を提供することができる(品質の再現性が高い)。
【図面の簡単な説明】
【0092】
【
図1】本発明による第1の方法の一具体例のうち、第1の段階及び第2の段階に関する工程図である。
【
図2】本発明による第2の方法の一具体例のうち、第1の段階及び第2の段階に関する工程図である。
【
図3】本発明による方法のうち、第3の段階の一例を示した工程図である。
【
図4】パターンされた鋳型基材100上の第1の陰刻101に微粒子200を一定配向で挿入して整列させたものを示した模式図である。
【
図5】粘着性物質Aを用いてパターンまたは形状で粘着性を帯びる表面を形成させた鋳型基材100を示した模式図である。
【
図6】(a)は、鋳型基材100上に第1の陰刻101と第2の陰刻102とがパターンされたものを示した模式図であり、
図6(b)は、第1の陰刻101と第2の陰刻102とがパターンされた鋳型基材100上に微粒子200が整列されたものを示した模式図である。
【
図7】PEI−コーティングされたガラス板にラビングによって1D及び2Dでシリカビーズなどを整列させたが、整列されたシリカビーズなどの単層上にランダムにシリカビーズが付着した結果物のSEMイメージである。パネルa)1K倍率の2D整列化された単層上の1μmビーズ;パネルb)20K倍率の2D整列化された単層上の20nmシリカビーズ;パネルc)8K倍率のfcc100面上の300nmシリカビーズ;パネルd)8K倍率のfcc100面上の700nmシリカビーズ;パネルe)6K倍率の1Dワイヤのパラレルアレイ上の700nmシリカビーズ;及びパネルf)6K倍率の1Dストライプのパラレルアレイ上の700nmシリカビーズ。
【
図8】PEI−コーティングされた平たいガラス板上にラビングによってシリカビーズを整列させた単層のSEMイメージである。0.8K(パネルa)及び7K(パネルb)倍率の1μmサイズのビーズ;5K(パネルc)及び35K(パネルd)倍率の200nmサイズのシリカビーズ;10K(パネルe)及び40K(パネルf)倍率の20nmサイズのシリカビーズ。
【
図9】ナノ構造2DアレイでパターンされたシリコーンウェハーのSEMイメージである。パネルa)直径500nm、深さ250nm及びピッチ700nmの四方体井戸アレイ;パネルb)長さ250nm、上部直径200nmの六方体井戸アレイ;パネルc)下部直径250nmの切断形円錐柱の2Dアレイ。前記アレイなどは、700nmシリカビーズをfcc100(パネルd)、fcc111(パネルe)及びfcc100(パネルf)面へ2Dで整列するための鋳型として用いられた。fcc100(パネルg)及びfcc111(パネルh)整列方式の700nmシリカビーズの2D整列化[パネル(a)〜(f);倍率=20K、パネル(g)〜(j);倍率=8K]。
【
図10】四方体アレイ(パネルa)及び六方体アレイ(パネルb)からなっており、500nm直径及び700nmピッチの井戸でパターンされた350nm厚さのフォトレジスト(PR)フィルムでコーティングされたシリコーンウエハーのSEMイメージである。基材a(パネルc)及び基材b(パネルd)上に整列された700nmシリカビーズの2D結晶などのSEMイメージである。メタノールでフォトレジスト(PR)を除去した後、平たいシリコーン基質上にfcc100(パネルe)及びfcc111(パネルf)整列方式で2D整列された700nmサイズのシリカビーズのフリースタンディング単層のSEMイメージである。
【
図11】パターンされたシリコーンウエハー上に700nmシリカビーズが密集され、様々なパターンで1D、2D、3Dで整列されたSEMイメージである。1Dワイヤ(パネルa);fcc(100)1Dストライプ(パネルb);fcc(111)1Dストライプ(パネルc);混合した1Dストライプ(パネルd);2Dで互いに異なる対称であるfcc100及びfcc111が混合した整列パターン(パネルe);基材面に平行なfcc100面を有しながら、層−バイ−層方式(5つ層)で3Dパターンされた整列パターン(パネルf)。
【
図12】700nmと300nmとのシリカビーズ(パネルa)、700nmと420nmとのシリカビーズ(パネルb)から構成されたバイナリー2D整列化されたパターンのSEMイメージ;420nmサイズのシリカビーズの非密集2D整列化されたパターンのSEMイメージ(パネルc);300nmシリカビーズ2つ(パネルd)、250nmシリカビーズ3つ(パネルe)及び230nmシリカビーズ4つ(パネルf)が密集された状態で非密集2Dアレイパターンを示すSEMイメージである。このとき、直径500nm、深さ250nm及びピッチ700nmを有するナノ井戸の四方体アレイでパターンされたシリコーンウエハーを使用した。
【
図13】Siウェハー鋳型基材に形成された700nmシリカビーズの密集整列など(square net またはhexagonal net)をPEI−コーティングされたガラス板上に転写させた結果物のSEMイメージである。
【
図14】Siウェハー鋳型基材に形成された600nmシリカビーズの非密集整列など(square net またはhexagonal net)をPEI−コーティングされたガラス板上に転写させた結果物のSEMイメージである。
【
図15】パターンされたシリコーンウェハー鋳型基材から、1D、2Dの様々なパターンで密集充填整列されたシリカビーズなどがPEI−コーティングされたガラス板上にそのまま転写された結果物のSEMイメージである。
【
図16】(a)、(b)、(c)、(d)は、雪だるま形状で整列されたシリカビーズの製造工程図を示した模式図である。
図16(a)は、四方体整列の孔隙が形成されたPDMS鋳型基材上にラビング方式でPMMA高分子球(700nm)を挿入して四方体非密集整列の高分子微粒子層を形成し、続いて、高分子球によって形成された孔隙の間にラビング方式でシリカビーズ(200nm)を挿入してシリカビーズからなった第1の層を形成した結果物のSEMイメージである;
図16(b)は、
図16(a)の結果物でPMMA高分子微粒子層及びシリカビーズからなった第1の層を鋳型基材からPEI−コーティングされたガラス板に転写させた結果物のSEMイメージである;
図16(c)は、
図15(b)の結果物でPEI−コーティングされたガラス板上に転写されたシリカビーズの第1の層及びPMMA高分子微粒子層のうち、PMMA高分子球によって形成された孔隙の間にラビング方式でシリカビーズ(200nm)を挿入してシリカビーズからなった第2の層を形成した結果物のSEMイメージである;
図16(d)は、PEI−コーティングされたガラス板上にシリカビーズ(200nm)の第1の層、PMMA高分子(700nm)微粒子層及びシリカビーズ(200nm)の第2の層が積層された
図16(c)の結果物からPMMA高分子球を焼いて除去してシリカビーズからなった雪だるま形状が四方体非密集整列を成した結果物のSEMイメージである。
【
図17】(a)、(b)は、パターンされたPDMS鋳型基材上に六方体非密集整列で積層されたPMMA高分子(700nm)微粒子層及びシリカビーズ(200nm)の第1の層をPEI−コーティングされたガラス板に転写させた結果物のSEMイメージを示したものであり((a):上面図(top view);(b):傾斜図(tilted view))、
図17(c)は、シリカビーズ(200nm)の第2の層を六方体非密集整列で積層し、PMMA高分子球を焼いて除去した後、六方体非密集整列で雪だるま形態で積層されたシリカビーズを撮ったSEMイメージである。
【
図18】a軸、b軸、c軸があるシリカ結晶微粒子を各軸方向へ挿入するために、PRで微細パターン陰刻が形成されたシリコーンウェハー のSEMイメージである。
【
図19】anisotropic、Coffin shape Silicalite-1 crystal及びanisotropic Leaf shape Silicalite-1 crystalのSEMイメージ及びそれらの結晶軸を示したものである。
【
図20】(a)〜(d)は、
図18に示されたようにシリコーンウェハー上にPRで形成された微細パターンの陰刻にa軸、b軸、c軸があるシリカ結晶微粒子が各軸方向へ挿入されて整列されたものを示すSEMイメージである。
【
図21】シリコーンウェハー上にPRで形成された微細パターンの陰刻にa軸、b軸、c軸があるシリカ結晶微粒子を一定軸方向へ挿入させて整列させ、か燒(calcine)によってPRを除去した後に残ったシリカ微粒子の配向が調節された整列を示すSEMである。
【
図22】シリコーンウェハー上にPRで形成された微細パターンの陰刻にa軸、b軸、c軸があるシリカ結晶微粒子を一定軸方向へ挿入させて整列させ、か燒によってPRを除去した後にシリカ結晶微粒子整列をPEI−コーティングされたガラス板に転写させた印刷物のSEMイメージである。