特許第5668629号(P5668629)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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特許5668629電気掃除機の床面吸込具、及びこの床面吸込具を備えた電気掃除機
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】5668629
(24)【登録日】2014年12月26日
(45)【発行日】2015年2月12日
(54)【発明の名称】電気掃除機の床面吸込具、及びこの床面吸込具を備えた電気掃除機
(51)【国際特許分類】
   A47L 9/04 20060101AFI20150122BHJP
【FI】
   A47L9/04 A
【請求項の数】6
【全頁数】16
(21)【出願番号】特願2011-160456(P2011-160456)
(22)【出願日】2011年7月22日
(65)【公開番号】特開2013-22277(P2013-22277A)
(43)【公開日】2013年2月4日
【審査請求日】2013年12月19日
(73)【特許権者】
【識別番号】000006013
【氏名又は名称】三菱電機株式会社
(73)【特許権者】
【識別番号】000176866
【氏名又は名称】三菱電機ホーム機器株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100082175
【弁理士】
【氏名又は名称】高田 守
(74)【代理人】
【識別番号】100106150
【弁理士】
【氏名又は名称】高橋 英樹
(74)【代理人】
【識別番号】100117695
【弁理士】
【氏名又は名称】大塚 環
(74)【代理人】
【識別番号】100142642
【弁理士】
【氏名又は名称】小澤 次郎
(74)【代理人】
【識別番号】100148057
【弁理士】
【氏名又は名称】久野 淑己
(74)【代理人】
【識別番号】100115543
【弁理士】
【氏名又は名称】小泉 康男
(74)【代理人】
【識別番号】100154173
【弁理士】
【氏名又は名称】泉 治郎
(72)【発明者】
【氏名】相馬 公義
(72)【発明者】
【氏名】山岸 直樹
(72)【発明者】
【氏名】馬場 正博
(72)【発明者】
【氏名】田中 賢治
(72)【発明者】
【氏名】郡司 守
【審査官】 芝井 隆
(56)【参考文献】
【文献】 特開2005−312589(JP,A)
【文献】 特開平05−082989(JP,A)
【文献】 特開2011−115542(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
A47L 9/04
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
外郭をなすケースと、
該ケース内において駆動部により回転駆動される回転ブラシと、を備え、
前記ケースには、前記回転ブラシを前記ケース内に取付け又は取外しするための開口部と、前記開口部の内部に前記回転ブラシを取付け位置に係止する係止部が設けられ、
前記回転ブラシは、取付けのときは一端側から前記開口部を通して取付け位置まで挿入され、取り外しのときは取付け位置より前記開口部から引き抜かれるようになっていて、
前記回転ブラシには、前記ケース内に取付け又は取外しするときに把持するための一部分が前記ケース外に露出し他の部分が前記ケース内に収容される把持部と、該把持部を前記回転ブラシの取外し方向に付勢する付勢手段が設けられ、
前記把持部には、前記ケースに対し前記回転ブラシを取付け位置に係止又は取外し位置に係止解除するための前記ケース外に露出するレバーと、前記係止部と係合して前記回転ブラシを取付け位置に係止するための前記ケース内に収容される係止凸片が設けられ、
前記把持部は、前記回転ブラシが取付け位置に係止されているときは前記ケースの表面と略同一面となり、取外し位置に係止解除されているときは前記付勢手段により、前記ケースの表面から前記回転ブラシの取り出し方向に突出し
前記付勢手段は、前記把持部の内部に収納されていることを特徴とする床面吸込具。
【請求項2】
前記ケースの前記開口部は一部に段差を有しており、
該段差の低部には前記回転ブラシの取外し方向と同じ方向に突出した凸形状が設けられ、該凸形状は前記レバーの取付け位置と取外し位置の間に配置されており、
前記把持部を付勢手段の付勢力に抗して押し込み、前記レバーを取外し位置から取付け位置へ移動させると、
前記係止部に設けられたガイド溝に前記係止凸片が挿嵌され、
前記係止凸片が挿嵌された状態では、前記凸形状が前記レバーの最も前記ケース寄りの位置よりも突出していて、
前記レバーは前記凸形状に接触しながら乗り上げ、乗り越えて取付け位置まで移動するようにしたことを特徴とする請求項1に記載の床面吸込具。
【請求項3】
外郭をなすケースと、
該ケース内において駆動部により回転駆動される回転ブラシと、
該回転ブラシの一端部を前記ケースの長手方向で一方側面の内部に回転自在に支持すべく設けられた第1の支持部と、
前記回転ブラシの他端部を前記ケースの長手方向で他方側面の内部に回転自在に支持すべく設けられた第2の支持部と、を備え、
前記ケースには、前記回転ブラシを前記他方側面の外部から前記ケース内に挿入することを許容する開口部と、所定位置に挿入された後に所定の係止位置まで回動された当該回転ブラシを係止する係止部が設けられ、
前記回転ブラシには、前記所定の位置に挿入された状態で、前記開口部から外部に突出する把持部と、該把持部を前記回転ブラシの取外し方向に付勢する付勢手段が設けられ、
前記把持部には、前記ケースに対し前記回転ブラシを前記所定の係止位置まで回動させ、またその回動方向と逆の方向に回動させて係止状態を解除するためのレバーが設けられ、
前記把持部は、前記回転ブラシが前記係止位置に係止されているときは前記ケースの表面と略同一面となり、取外し位置にあるときは前記付勢手段により、前記ケースの表面から前記回転ブラシの取り出し方向に突出し
前記付勢手段は、前記把持部の内部に収納されていることを特徴とする床面吸込具。
【請求項4】
外郭をなすケースと、
該ケース内において駆動部により回転駆動される回転ブラシと、を備え、
前記ケースには、前記回転ブラシを前記ケース内に取付け又は取外しするための開口部と、前記回転ブラシを取付け位置に係止する係止凸部が設けられ、
前記回転ブラシは、取付けのときは一端側から前記開口部を通して取付け位置まで挿入され、取り外しのときは取付け位置より前記開口部から引き抜かれるようになっていて、
前記回転ブラシには、前記ケース内に取付け又は取外しするときに用いられる前記ケース外に設けられた取っ手と、該取っ手を回動自在に保持する取っ手保持部が設けられ、
前記取っ手と前記取っ手保持部は、前記回転ブラシが取付け位置に係止されているときは前記ケースの表面と略同一面となり、
前記回転ブラシには、前記取っ手保持部を前記回転ブラシの取外し方向に付勢する付勢手段が設けられ、
前記取っ手と前記取っ手保持部は、前記回転ブラシが取外し位置に係止解除されているときは前記付勢手段により、前記ケースの表面から前記回転ブラシの取り出し方向に突出し、
前記付勢手段は、前記取っ手保持部の内部に収納されていることを特徴とする床面吸込具。
【請求項5】
前記ケース内に保持され、前記回転ブラシに付着した塵埃を除去する塵埃除去具を備え、
前記回転ブラシには長手方向に延びる複数の溝が形成され、隣り合う前記溝の間にはブ
ラシが設けられており、
前記塵埃除去具は、中空の管形状をしていて、内径が前記ブラシの外形よりも小さく、内面側に突出し、前記ケース内側へ向かって伸びる爪部が設けられていて、
前記回転ブラシが前記ケースに取付けられた状態において、前記溝に前記爪部が嵌り込
み、該回転ブラシが前記塵埃除去具の中空部を貫通していることを特徴とする請求項1乃至請求項何れかに記載の床面吸込具。
【請求項6】
請求項1乃至請求項5の何れか1項に記載の床面吸込具を備えたことを特徴とする電気掃除機。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は電気掃除機の床面吸込具、詳しくは回転ブラシを備えた床面吸込具に関するもので、さらにはこの床面吸込具を備えた電気掃除機に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来、回転ブラシを備えた床面吸込具として、回転ブラシに絡み付いた毛髪や糸屑等の塵埃を取り除くために回転ブラシを取外し可能にしたものが知られており、ケースに設けられた蓋体を開けてケース内から回転ブラシを取り外す構成のもの(例えば、特許文献1参照)や、ケースに設けられた開口を閉塞している蓋体を外し、その開口からケース内の回転ブラシを引出すように取り外す構成のもの(例えば、特許文献2参照)が知られている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開平6−86742号公報(第4頁、図3
【特許文献2】特開昭63−197426号公報(第3頁、図1
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら特許文献1に記載の従来の床面吸込具においては、回転ブラシを取り出すときに回転ブラシの塵埃が絡み付いているブラシ部分を手で持たなければならず、塵埃を取り除く前のブラシに触らなければならないという衛生上大きな課題があった。
また、特許文献2に記載の従来の床面吸込具においては、蓋体の奥に回転ブラシがあり開口から引出すため、回転ブラシを持つ部分が開口より小さく構成されているため持ちにくく取り外しにくいという課題があった。さらに蓋体が外れるので紛失してしまう可能性があった。
【0005】
本発明は、前述のような課題を解決するためになされたものであり、回転ブラシを取外す際の衛生性を改善し回転ブラシをケース内から取外しやすい床面吸込具を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
課題を解決する本発明の床面吸込具は、外郭をなすケースと、ケース内において駆動部により回転駆動される回転ブラシと、を備え、ケースには、回転ブラシをケース内に取付け又は取外しするための開口部と、開口部の内部に回転ブラシを取付け位置に係止する係止部が設けられ、回転ブラシは、取付けのときは一端側から開口部を通して取付け位置まで挿入され、取り外しのときは取付け位置より開口部から引き抜かれるようになっていて、回転ブラシには、ケース内に取付け又は取外しするときに把持するための一部分がケース外に露出し他の部分がケース内に収容される把持部と、把持部を回転ブラシの取外し方向に付勢する付勢手段が設けられ、把持部には、ケースに対し回転ブラシを取付け位置に係止又は取外し位置に係止解除するためのケース外に露出するレバーと、係止部と係合して回転ブラシを取付け位置に係止するためのケース内に収容される係止凸片が設けられ、把持部は、回転ブラシが取付け位置に係止されているときはケースの表面と略同一面となり、取外し位置に係止解除されているときは付勢手段により、ケースの表面から回転ブラシの取り出し方向に突出し、付勢手段は、把持部の内部に収納されているようになっている。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、回転ブラシをケース内から取り出すときに使う把持部を、付勢手段によりケースの表面から回転ブラシの取り出し方向に突出しているようにしたので、取り出すときに塵埃を取り除く前のブラシに触れなくすることができ衛生性が改善され、突出しているので把持部が持ちやすく容易に取り外すことができ回転ブラシのメンテナンス性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1】本発明の実施の形態1に係る電気掃除機の床面吸込具を電気掃除機本体に接続した状態を示す模式図である。
図2】本発明の実施の形態1に係る電気掃除機の床面吸込具の外観図である。
図3】本発明の実施の形態1における電気掃除機の床面吸込具を被清掃面と対向する面(ケース下面側)側から見た斜視図である。
図4】本発明の実施の形態1に係る電気掃除機の床面吸込具の上ケースを外した状態の斜視図である。
図5】(a)本発明の実施の形態1に係る電気掃除機の床面吸込具の回転ブラシの駆動力伝達構造の模式図、(b)モーターとギアの連結状態を表す要部断面図、(c)ギアと回転ブラシ軸受け部の連結状態を表す要部断面図である。
図6】(a)本発明の実施の形態1に係る電気掃除機の床面吸込具の回転ブラシの外観図、(b)回転ブラシの取付け側(挿入側)拡大図、(c)回転ブラシの把持部側拡大図である。
図7】本発明の実施の形態1に係る電気掃除機の床面吸込具の回転ブラシ取付け前状態の斜視図である。
図8】本発明の実施の形態1に係る電気掃除機の床面吸込具の回転ブラシ取付けのための開口部周辺の要部拡大図である。
図9】(a)塵埃除去具を回転ブラシの取付け側から見た斜視図、(b)塵埃除去具を回転ブラシの取付け側と反対側から見た斜視図である。
図10】回転ブラシが塵埃除去具を貫通している状態の部分斜視図である。
図11】(a)回転ブラシと軸受け部の装着直前状態の部分斜視図、(b)回転ブラシと軸受け部の装着状態の部分斜視図である。
図12】(a)回転ブラシを取付け位置に係止する前の状態の床面吸込具の側面図、(b)回転ブラシを取付け位置に係止した状態の床面吸込具の側面図である。
図13】(a)回転ブラシを取付け位置に係止する前の状態の床面吸込具の前方からの要部斜視図、(b)回転ブラシを取付け位置に係止する前の状態の床面吸込具の後方からの要部斜視図である。
図14】(a)回転ブラシを取付け位置に係止した状態の床面吸込具の前方からの要部斜視図、(b)回転ブラシを取付け位置に係止した状態の床面吸込具の後方からの要部斜視図である。
図15】(a)回転ブラシを取付け位置に係止する前の状態のケースの係止部と把持部の係止凸片との係止解除状態を示す要部断面図、(b)回転ブラシを取付け位置に係止した状態のケースの係止部と把持部の係止凸片との係止状態を示す要部断面図である。
図16】(a)回転ブラシを取付け位置に係止する前の状態の把持部近傍の要部断面図、(b)回転ブラシを取付け位置に係止した状態の把持部近傍の要部断面図である。
図17】本発明の実施の形態2に係る電気掃除機の床面吸込具の回転ブラシを取外し位置に係止解除した状態の外観図である。
図18】本発明の実施の形態2に係る電気掃除機の床面吸込具の回転ブラシを取付け位置に係止した状態の外観図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
実施の形態1
図1は本発明の実施の形態1に係る電気掃除機の床面吸込具を電気掃除機本体に接続した状態を示す模式図、図2は本発明の実施の形態1に係る電気掃除機の床面吸込具の外観図、図3は本発明の実施の形態1における電気掃除機の床面吸込具を被清掃面と対向する面(ケース下面側)側から見た斜視図、図4は本発明の実施の形態1に係る電気掃除機の床面吸込具の上ケースを外した状態の斜視図、図5(a)は本発明の実施の形態1に係る電気掃除機の床面吸込具の回転ブラシの駆動力伝達構造の模式図、図5(b)はモーターとギアの連結状態を表す要部断面図、図5(c)はギアと回転ブラシ軸受け部の連結状態を表す要部断面図である。
【0010】
なお、それぞれの図において、同じ部分または相当する部分には同じ符号を付し、一部の説明を省略する。また、複数の部材であって、符号に「a、b等」を付記するものについて、共通する内容を説明する際には、符号に付した「a、b等」を削除して、その一方の
部材について説明する場合がある。
以下、図1から図5により本発明の実施の形態1に係る電気掃除機の床面吸込具及びこの床面吸込具を備えた電気掃除機の構成について説明する。
【0011】
図1に示すように、300は電気掃除機であり、掃除機本体200とホース体101と
床面吸込具100により構成され、被清掃面Gから床面吸込具100を進行方向Sに進めたりすることによって塵埃を吸引して掃除をする。掃除機本体200内には被清掃面Gから塵埃を吸引するための吸引風を発生させるための電動送風機201が設けられている。
【0012】
さらに掃除機本体200内には吸引した塵埃を捕集するための集塵室202が設けられている。電気掃除機の塵埃の捕集方法については、集塵室に紙パックと呼ばれる袋状フィルターを装着して捕集する紙パック式のものや、旋回流にて塵埃を分離して捕集するサイクロン式のものがあるが、本発明においては塵埃の捕集方法が特定の方式に限定されるものではなく適宜選択可能である。
【0013】
ホース体101は例えば蛇腹のような可撓性を有する軟質管部102と、電気掃除機300を操作するための入力を行う操作部(図示せず)を備えた電気掃除機300を取り回しするための持ち手部103と、伸縮構造を有する硬質延長管部104で構成されていて軟質管部102の持ち手部103と接続されている反対側の端部が掃除機本体200に着脱自在に接続されるようになっている。
【0014】
ホース体101の硬質延長管部104の持ち手部103と接続されている反対側の端部には床面吸込具100が着脱自在に接続されるようになっている。
【0015】
図2図3に示すように、床面吸込具100の本体ケース3は、上ケース1と下ケース2で構成され進行方向Sに対して横長になっていて、硬質延長管部104と接続するための接続部5を一端部に設けた継手管4が、他端部に形成された連結部15を下ケース2と、上ケース1に傾動可能に挟持され連結されている。
【0016】
下ケース2には被清掃面Gと対向する面側に、被清掃面Gに存在する塵埃を吸込むための開口である吸込口14が設けられている。本体ケース3内には、下ケース2に設けられた吸込口14から被清掃面Gへ向かって突出するように、回転ブラシ6がその両端の位置で後述する軸受け部10と塵埃除去具11により吸込口14の奥の空間に回動自在に支持され取付けられている。
【0017】
軸受け部10は下カバーL8でケースの長手方向で一方の側面の内側に、塵埃除去具11は下カバーR9でケースの長手方向で他方の側面の内側に、それぞれ下ケース2と挟持されネジ37a、37bで固定されている。なお、回転ブラシ6の構成、取付け、取外しの構成については後段で詳しく説明する。
【0018】
さらに下ケース2には被清掃面Gへ向かって突出するように、樹脂成形で形成された後部車輪12a、12bが設けられている。後部車輪12a、12bは被清掃面Gから所定の距離を置いた固定位置に回動自在に軸支されており、回転ブラシ6が被清掃面Gに対して安定した位置にくるようになっている。
【0019】
そのため、回転ブラシ6に不必要な圧力がかかることがなく適正に回転でき、塵埃のかき取りが安定して行えるようになっている。また、被清掃面Gから所定の距離が確保できるので床面吸込具100の移動も滑らかにできるようになっている。なお、ここでは回転ブラシ6の安定動作と床面吸込具100の移動のために樹脂成形で形成された後部車輪12a、12bを用いたが起毛布からなる滑り部材を用いてもよく、本発明においては特定の部材に限定されるものではなく適宜選択可能である。
【0020】
また、下ケース2には被清掃面Gと対向する面側に、被清掃面Gを傷つけることなく床面吸込具100を滑らかに移動させるために、起毛布からなる複数の滑り部材21a、21bが設けられている。さらに回転ブラシ6に弾かれうまく吸引されなかった塵埃が外部に逃れないようにするためと、吸引口外周の一部を塞ぎ吸引の真空度を上げるための起毛布からなる複数の遮蔽部材22a、22b、23が設けられている。
【0021】
それから、下ケース2には被清掃面Gへ向かって突出するように、スイッチ兼用車輪13が設けられている。スイッチ兼用車輪13は下ケース2内に出没自在に軸支されており、被清掃面Gから床面吸込具100を浮かした状態では最も突出するようになっている。被清掃面Gへ床面吸込具100を置こうとすると最初に被清掃面Gへ接触し、完全に置いた状態では車輪の一部を残し下ケース2内に没するようになっている。
【0022】
この出没に連動し、回転ブラシ6の回転駆動を入切するスイッチ(図示せず)が後述するスイッチ保持部20に収容されて本体ケース3内に設けられており、被清掃面Gへ床面吸込具100を置いて下ケース2内にスイッチ兼用車輪13が没した状態の時にスイッチ(図示せず)が入となり、被清掃面Gから床面吸込具100を浮かしてスイッチ兼用車輪13が突出した状態の時にスイッチ(図示せず)が切となるようになっていて、回転ブラシを無駄に空転させないことと、駆動する回転ブラシに使用者が誤って手を巻き込まれないようになっている。
【0023】
次に床面吸込具100内の構成について説明すると、図4に示すように、下ケース2に回転ブラシ6を回転駆動するためのモーター16と、前述した回転ブラシ6の回転駆動を入切するスイッチ(図示せず)を収容したスイッチ保持部20が配設されている。
【0024】
図5に示すように、モーター16は第1の連結ベルト17によりギア18と連結され、ギア18は第2の連結ベルト19で回転ブラシ6を保持する軸受け部10と連結されていて、モーター16を駆動するとその駆動力がギア18を介して回転ブラシ6を支持する軸受け部10に伝達され、回転ブラシ6が回転するようになる。
【0025】
次に図6により回転ブラシ6の構成について説明する。図6(a)は本発明の実施の形態1に係る電気掃除機の床面吸込具の回転ブラシの外観図、図(b)は回転ブラシの取付け側(挿入側)拡大図、図6(c)は回転ブラシの把持部側拡大図である
【0026】
回転ブラシ6は、樹脂成形で形成され、その周面に幅の異なる2種類の螺旋状の溝、25a(幅が狭い)、25b(幅が広い)が1つおきに計8つ形成された円筒状部材24と、幅が狭い方の溝25aに円筒状部材24の外側に向かって伸びる様に埋め込まれた被清掃面Gの塵埃を掻き揚げるための毛ブラシ27と、円筒状部材24の一端側に設けられた軸受け部10に装着するためのガイド部26と、他端側に設けられた本体ケース3内に取付け又は取外しするときに把持する把持部7により構成されている。
【0027】
把持部7には取付けのときに本体ケース3に係止するための係止凸片28と係止状態または係止解除状態にするときに用いられるレバー7aが設けられている。なお、ここでは回転ブラシのブラシ部分を列状に植毛された毛ブラシ27としたが、ゴム等の弾性体からなるブレード形状の部材を用いてもよく、適宜選択が可能である。また、毛ブラシ27が4つの溝に埋め込まれている4列構成としたが、4列に限定されるものではなく3列でもよく適宜選択が可能である。
【0028】
次に図7から図16により回転ブラシ6の取付け、取外しについて説明する。
図7は本発明の実施の形態1に係る電気掃除機の床面吸込具の回転ブラシ取付け前状態の斜視図、図8は本発明の実施の形態1に係る電気掃除機の床面吸込具の回転ブラシ取付けのための開口部周辺の要部拡大図、図9(a)は塵埃除去具を回転ブラシの取付け側から見た斜視図、図9(b)は塵埃除去具を回転ブラシの取付け側と反対側から見た斜視図、図10は回転ブラシが塵埃除去具を貫通している状態の部分斜視図、図11(a)は回転ブラシと軸受け部の装着直前状態の部分斜視図、図11(b)は回転ブラシと軸受け部の装着状態の部分斜視図、図12(a)は回転ブラシを取付け位置に係止する前の状態の床面吸込具の側面図、図12(b)は回転ブラシを取付け位置に係止した状態の床面吸込具の側面図、図13(a)は回転ブラシを取付け位置に係止する前の状態の床面吸込具の前方からの要部斜視図、図13(b)は回転ブラシを取付け位置に係止する前の状態の床面吸込具の後方からの要部斜視図、図14(a)は回転ブラシを取付け位置に係止した状態の床面吸込具の前方からの要部斜視図、図14(b)は回転ブラシを取付け位置に係止した状態の床面吸込具の後方からの要部斜視図、図15(a)は回転ブラシを取付け位置に係止する前の状態のケースの係止部と把持部の係止凸片との係止解除状態を示す要部断面図、図15(b)は回転ブラシを取付け位置に係止した状態のケースの係止部と把持部の係止凸片との係止状態を示す要部断面図、図16(a)は回転ブラシを取付け位置に係止する前の状態の把持部近傍の要部断面図、図16(b)は回転ブラシを取付け位置に係止した状態の把持部近傍の要部断面図である。
【0029】
(取付け)
図7に示すように回転ブラシ6は、床面吸込具100の進行方向Sに対して側面方向から挿入、取付けされるようになっている。図8に示すように本体ケース3の一方の側面には回転ブラシ6を取付けるための開口部29が開いていて、被清掃面Gと対向する面(下側)と反対側(上側)の一部に本体ケース3の側面より低い開口低部30が設けられ、開口低部30には凸形状31が設けられている。
【0030】
開口部29の奥には、回転ブラシ6に絡み付いた塵埃を除去するための塵埃除去具11が設けられており、塵埃除去具11は図9に示すように中空の管形状で、内径の中空部34に向かって突出しさらに本体ケース3の内側に延設するように爪部33が設けられている。また、塵埃除去具11の内径は回転ブラシ6に設けられている毛ブラシ27の外形よりも小さく生え際近くまでになっていて毛ブラシ27を削ぐようになっている。
【0031】
塵埃除去具11は全周溝部35と全周凸部36を、前述のように下ケース2と下カバーR9で挟持され、図10のようにネジ37aで固定されている。なお、塵埃除去具11が回転ブラシ6の塵埃を除去するのは、取外しの時であり取付け状態では回転ブラシの支持部材として機能している。塵埃除去については後段の取外しの説明のところで詳述する。
【0032】
図7のように開口部29から回転ブラシ6を挿入しようとすると、塵埃除去具11の中空部34を回転ブラシ6が貫通して図10のように回転ブラシ6の円筒状部材24に設けられた幅が広い方の溝25bと塵埃除去具11の爪部33が嵌合するようになっていて、溝25bの一番深いところにほぼ接触するまで爪部33が嵌まり込んでいる。毛ブラシ27は爪部33が設けられている間を通過するようになっている。
【0033】
図11のようにさらに回転ブラシ6を押し込んでいくと、前述のように下ケース2と下カバーL8で挟持されネジ37bで固定された軸受け部10の軸受け部凸部10aに、回転ブラシ6のガイド部26に設けられたガイド部開口26aが嵌合して支持され、回転ブラシ6の両端が塵埃除去具11と軸受け部10で支持されるようになる。
【0034】
軸受け部凸部10aは図11(a)に示すように十字形状をしており、ガイド部開口26aも図9(b)に示すように十字形状の開口となっていて十字で嵌合するので、軸受け部10に伝達されたモーター16の駆動力が空回りすることなく確実に回転ブラシ6に伝達され回転する。
【0035】
回転ブラシ6の本体ケース3内への挿入を完了させるには、図15(a)に示すように本体ケース3に設けられたガイド凹部38a、38bと把持部7に設けられた係止凸片28の位置に合わせて挿入すると図12(a)のように取付け前位置にレバー7aがくるようになる。
【0036】
だが、この状態では、回転ブラシ6が取付け位置に収まっているだけでまだ固定されておらず図13(a)、(b)のように把持部7が本体ケース3の側方表面から突出している。これは、回転ブラシ6の把持部7が図16(a)に示すように円筒状部材24に対して例えば巻バネ形状の弾性体からなる付勢手段39によって、本体ケース3から外側に向かって付勢されているためで、この突出していることにより把持部7がより把持しやすくなっている。また、突出していることで使用者が、取付けが完了していないことを視覚的に理解できるようになっている。
【0037】
回転ブラシ6を固定するためには、付勢手段39の付勢力に抗してさらに把持部7をレバー7aが開口低部30と接触する位置まで押し込み、図12(b)のようにレバー7aを取付け位置側へ移動させる。
【0038】
すると、図8で示した溝状の係止部32に、図15(b)のように把持部7の係止凸片28が嵌まり込むようになり、回転ブラシ6が固定されその位置からでは取り出せない状態となる。そしてこの嵌まり込む位置から把持部7は本体ケース3の側方表面と略同一面となり清掃時には邪魔にならない位置へ収められるようになる。
【0039】
さらに、開口低部30に設けられた凸形状31は、レバー7aが移動する取付け位置と取付け前位置の間に位置しており、図16(b)に示すように凸形状31はレバー7aを取付け位置側へ移動(回動)させる状態では、レバー7aが最も本体ケース3の開口低部30寄りの位置から突出しているので、レバー7aは凸形状31に接触して抵抗を伴なって乗り上げ、それを乗り越えるようにして取付け位置まで移動することになる。
【0040】
そのため、凸形状31はレバー7aが取外し位置へ移動する際の抵抗となるので、凸形状31によってレバー7aは意図しない取外し位置への移動が抑制され外れ難くなっている。これで取付けが完了する。
【0041】
(取外し)
図12(a)のように、取付けとは反対に凸形状31の抵抗に抗しながら取外し位置へレバー7aを移動させる。取外し位置へレバー7aがくると、図15(a)のように本体ケース3の係止部32と把持部7の係止凸片28の係止状態が解除され、付勢手段39の付勢力により図13(a)、(b)、図16(a)のように把持部7が本体ケース3の側方表面から突出してくるので、回転ブラシ6を取出すときに把持部7を把持し易く、作業性がよい。
【0042】
把持部7を持って回転ブラシ6を本体ケース3内から引出そうとすると、前述したとおり図10に示すように回転ブラシ6の円筒状部材24に設けられた溝25bと塵埃除去具11の爪部33が溝25bの一番深いところにほぼ接触するまで嵌まり込んでいるので、回転ブラシ6の円筒状部材24に巻きつくように絡み付いた糸屑や髪の毛等の塵埃は、爪部33によって回転ブラシ6の円筒状部材24から削ぎ落とされ除去される。
【0043】
毛ブラシ27についても前述したとおり塵埃除去具11の内径は回転ブラシ6に設けられている毛ブラシ27の外形よりも小さく生え際近くまでになっているので、外周壁40によって毛ブラシ27が削がれ、毛ブラシ27に絡み付いた塵埃が削ぎ落とされ除去される。このように、取外す過程で回転ブラシ6に絡み付いた塵埃を、手で触れることなく除去することができるので衛生的でメンテナンス性がよい。
【0044】
以上のように本発明の実施の形態1においては、回転ブラシ6を取外すために把持する把持部7を付勢手段39の付勢力によって本体ケース3の側方表面より突出させるようにしたので、把持部7が把持し易くなり回転ブラシ6が取り出し易くなるので作業性を向上させることができ、回転ブラシ6のメンテナンス性が向上する。
【0045】
また、取出し易い回転ブラシ6を取出す過程で、回転ブラシ6の円筒状部材24に巻きつくように絡み付いた糸屑や髪の毛等の塵埃は塵埃除去具11の爪部33によって、毛ブラシ27に絡み付いた塵埃は塵埃除去具11の外周壁40によってそれぞれ削ぎ落とされ除去されるので、回転ブラシ6に絡み付いた塵埃に手で触れることなく塵埃を除去でき、衛生的でメンテナンス性が向上する。
【0046】
実施の形態2
本発明の実施の形態2は、本発明の実施の形態1と回転ブラシの本体ケースへの固定方法のみ異なり本体ケース内部の構造は同等であるので、図17図18により固定方法について説明し他の構造についての説明は省略する。また、回転ブラシの構造については、実施の形態1の回転ブラシ6の把持部7(レバー7aと係止凸片28を含む)と本実施の形態2の回転ブラシ60の取っ手保持部61(取っ手62と係合部63と回動軸部64を含む)のみことなり、他の部分は同等であるので説明は省略する。さらに、電気掃除機全体の構成については本発明の実施の形態1と床面吸込具のみ異なり他の構成は同等であるので説明は省略する。なお、実施の形態1と同じ部分には同じ符号を付すこととする。
【0047】
図17は本発明の実施の形態2に係る電気掃除機の床面吸込具の回転ブラシを取外し位置に係止解除した状態の外観図、図18は本発明の実施の形態2に係る電気掃除機の床面吸込具の回転ブラシを取付け位置に係止した状態の外観図である。
【0048】
床面吸込具400の本体ケース52は、上ケース50と下ケース5で構成され、回転ブラシ60を取付けるための開口部70と一部に本体ケース52の側面より低い開口低部71が設けられている。上ケース50の開口低部71の近傍には上ケース係止凸部80が設けられていて後述する取っ手62に設けられた係合部63と係合するようになっている。
【0049】
回転ブラシ60には、本体ケース52内に取付け又は取外しするときに使用する取っ手62と、取っ手62を回動軸部64にて回動自在に取付けられた取っ手保持部61が設けられている。
【0050】
取っ手62を持って回転ブラシ60を開口部70から本体ケース52内に取付け位置まで挿入する。このとき、取っ手62を含む取っ手保持部61は本体ケース52の側方表面から突出している。これは、回転ブラシ60の取っ手保持部61が例えば巻バネ形状の弾性体からなる付勢手段(図示せず)によって、本体ケース52から外側に向かって付勢されているためで、この突出していることにより取っ手62がよりつかみ易くなっている。
【0051】
取付け位置まで挿入した後、付勢手段(図示せず)の付勢力に抗してさらに取っ手62を含む取っ手保持部61を開口低部71と接触する位置まで押し込み、取っ手62を回動軸部64によって回動させ、取っ手62の係合部63が上ケース係止凸部80に係るように移動させる。
【0052】
上ケース係止凸部80は取っ手62の係合部63の回動範囲よりも突出するようになっているので、係合部63は上ケース係止凸部80に接触して抵抗を伴なって乗り上げ、それを乗り越えるようにして固定位置まで移動することになる。
【0053】
そのため、上ケース係止凸部80は取っ手62の係合部63が取外し位置へ移動する際の抵抗となるので、上ケース係止凸部80によって取っ手62は意図しない取外し位置への移動が抑制され外れ難くなっている。取っ手62は固定位置にくると、図18のように開口低部71の中に収まり本体ケース52の側方表面と略同一面となるので清掃時には邪魔にならないようになって、これで取付けが完了する。
【0054】
取外すときには、固定とは反対に上ケース係止凸部80の抵抗に抗しながら取外し位置へ取っ手62を移動させる。取っ手62を含む取っ手保持部61は付勢手段(図示せず)の付勢力によって本体ケース52の側方表面から突出し、取っ手62は回動軸部64によって回動し、さらに外側へ出てくるので、持ち易く回転ブラシ60を取出すときに作業がし易い。
【0055】
以上のように本発明の実施の形態2においては、回転ブラシ60を取外すために取っ手62を含む取っ手保持部61を付勢手段(図示せず)の付勢力によって本体ケース52の側方表面より突出させるようにしたので、取っ手62がつかみ易くなり回転ブラシ60が取り出し易くなるので作業性を向上させることができ、回転ブラシ60のメンテナンス性が向上する。
【0056】
また、実施の形態1と内部構造は同等であるので、実施の形態1と同様に取出し易い回転ブラシ60を取出す過程で回転ブラシ60に絡み付いた塵埃に手で触れることなく塵埃を除去でき、衛生的でメンテナンス性が向上する。
【0057】
なお、本発明の実施の形態1で回転ブラシの駆動方法をモーターによる駆動方式で説明し、実施の形態2においても内部構造は同等としたが、回転ブラシの駆動方法はモーターによる駆動方式に限らず、電動送風機の吸引風によるエアータービン方式でも良く、どちらの方式でも本発明の実施の形態1、実施の形態2の回転ブラシの取付け、取外しが採用可能であり、適宜選択できる。
【符号の説明】
【0058】
1 上ケース、2 下ケース、3 本体ケース、4 継手管、5 接続部、6 回転ブラシ、7 把持部、7a レバー、8 下カバーL、9 下カバーR、10 軸受け部、10a 軸受け部凸部、11 塵埃除去具、12a 後部車輪、12b 後部車輪、13 スイッチ兼用車輪、14 吸込口、15 連結部、16 モーター、17 第1の連結ベルト、18 ギア、19 第2の連結ベルト、20 スイッチ保持部、21a 滑り部材、21b 滑り部材、22a 遮蔽部材、22b 遮蔽部材、23 遮蔽部材、24 円筒状部材、25a 溝(幅が狭い)、25b 溝(幅が広い)、26 ガイド部、26a ガイド部開口、27 毛ブラシ、28 係止凸片、29 開口部、30 開口部低部、31 凸形状、32a 係止部、32b 係止部、33 爪部、34 中空部、35 全周凸部、36 全周溝部、37a ネジ、37b ネジ、38a ガイド凹部、38b ガイド凹部、39 付勢手段、40 外周壁、50 上ケース、51 下ケース、52 本体ケース、60 回転ブラシ、61 取っ手保持部、62 取っ手、63 係合部、64 回動軸部、70 開口部、71 開口低部、80 上ケース係止凸部、100 床面吸込具、101 ホース体、102 軟質管部、103 持ち手部、104 硬質延長管部、200 掃除機本体、201 電動送風機、202 集塵室、300 電気掃除機、400 床面吸込具、G 被清掃面、S 進行方向。
図1
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