特許第5669063号(P5669063)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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特許5669063タブレット式粉末又は注入化粧品の製造方法
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】5669063
(24)【登録日】2014年12月26日
(45)【発行日】2015年2月12日
(54)【発明の名称】タブレット式粉末又は注入化粧品の製造方法
(51)【国際特許分類】
   A61K 8/02 20060101AFI20150122BHJP
   A61Q 1/04 20060101ALI20150122BHJP
   A61Q 1/12 20060101ALI20150122BHJP
【FI】
   A61K8/02
   A61Q1/04
   A61Q1/12
【請求項の数】6
【全頁数】11
(21)【出願番号】特願2010-248768(P2010-248768)
(22)【出願日】2010年11月5日
(65)【公開番号】特開2012-25730(P2012-25730A)
(43)【公開日】2012年2月9日
【審査請求日】2010年11月5日
(31)【優先権主張番号】MI2010A001381
(32)【優先日】2010年7月27日
(33)【優先権主張国】IT
(73)【特許権者】
【識別番号】510294900
【氏名又は名称】カラー コズメティックス エッセ.エルレ.エルレ.
【氏名又は名称原語表記】COLOR COSMETICS s.r.l
(74)【代理人】
【識別番号】100129252
【弁理士】
【氏名又は名称】昼間 孝良
(74)【代理人】
【識別番号】100066865
【弁理士】
【氏名又は名称】小川 信一
(74)【代理人】
【識別番号】100066854
【弁理士】
【氏名又は名称】野口 賢照
(74)【代理人】
【識別番号】100117938
【弁理士】
【氏名又は名称】佐藤 謙二
(74)【代理人】
【識別番号】100138287
【弁理士】
【氏名又は名称】平井 功
(74)【代理人】
【識別番号】100155033
【弁理士】
【氏名又は名称】境澤 正夫
(74)【代理人】
【識別番号】100068685
【弁理士】
【氏名又は名称】斎下 和彦
(72)【発明者】
【氏名】グラチア アンナ カプラロッタ
(72)【発明者】
【氏名】マリナ グアンジロリ
【審査官】 松本 直子
(56)【参考文献】
【文献】 特開平10−257921(JP,A)
【文献】 特開2004−321410(JP,A)
【文献】 特開2007−124969(JP,A)
【文献】 特開昭60−172917(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
A61K 8/00− 8/99
A61Q 1/00− 90/00
A45D 33/00− 40/30
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
以下のステップを含むことを特徴とするタブレット式粉末又は注入化粧品の製造方法。
複数の異なるスラリー状又は半流動性の化粧品化合物(4)をそれぞれ調製するステップ、
側壁、底部、該底部に恒久的に固定されて配列した複数の分離隔壁(2)を備えた成形された注入容器(1)を準備するステップであって、前記隔壁(2)の高さが容器(1)の全深さに対して低く、かつ複数の隔壁(2)間に隣接する複数の個別スペースが区画されるようにするステップ、
前記隣接する複数の個別スペース中に、複数の前記化粧品化合物(4)を注入するステップであって、注入した複数の化合物の少なくとも一種が前記容器(1)の隔壁(2)全てを乗り越え、一体化部分を形成するような方式で注入を行うステップ、
注入した複数の前記化粧品化合物(4)を固化し、上側の一体化部分と、該一体化部分から下方に向けて形成された複数の化粧品化合物(4)からなる隣接するタブレットとを有する単一のタブレット式化粧品(6)を形成するステップ、
前記固化した単一のタブレット式化粧品(6)を前記容器(1)から抜き取り、前記タブレット式化粧品(6)を裏返しにして、前記一体化部分を下側にして複数のタブレットが上方に向けて形成されるように、別の最終パッケージ(9)の内側に挿入するステップ。
【請求項2】
前記化粧品化合物(4)が、水もしくは有機溶媒からなる液体担体又は溶媒中に分散させた粉末から構成されていることを特徴とする、請求項1に記載の製造方法。
【請求項3】
前記化粧品化合物(4)が、熱により注入可能な無水の化合物によって構成されていることを特徴とする、請求項1に記載の製造方法。
【請求項4】
前記単一のタブレット式化粧品(6)が、固化しオーブン乾燥されていることを特徴とする、請求項1に記載の製造方法。
【請求項5】
前記単一のタブレット式化粧品(6)が、冷却によって固化されていることを特徴とする、請求項1に記載の製造方法。
【請求項6】
前記単一のタブレット式化粧品(6)が固化する時に、硬質材料層(8)が使用され前記タブレット式化粧品(6)に接着されることを特徴とする、請求項4又は5に記載の製造方法。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、タブレット式粉末又は注入化粧品の製造方法に関する。
【背景技術】
【0002】
粉末又は注入された形態をした着色タブレット式化粧品を製造する方法は公知である。
【0003】
一般的に、ゴデ(godet)とも呼ばれる、同じ容器中に収められた多色粉末化粧品を製造するには2つのシステムがある。
【0004】
1つは、分離隔壁を備えた金属シリンダーの横方向に隣接するそれぞれのキャビティに、個別の着色粉末を投与することを含む。粉末は、キャビティにスクリューによって投与量だけ注入され、それらを含むキャビティの形に厳密に成形されたそれぞれの金属製プレス器具によって、キャビティ自体の中でプレスされる。それぞれのペレットは、このようにして得られ、それらのペレットは分離隔壁によって互いに分離して保持される。次いで、それぞれのタブレットがキャビティから取り出されて、カップに隣接するように挿入される。そこでタブレットは圧縮モールドの使用により最終プレスによって結合される。レリーフ又は浮彫り反転の凸版(positive-reverse engraving)などもまた、化粧品の表面にプレスして押印してもよい。
【0005】
キャビティの数は、2個から5個を超えて様々であってよく、従って異なる色彩と形状の5個を超えるタブレットがカップ自体の内側にまとめて配置された化粧品を得ることができる。
【0006】
しかし、このような方法は、非常に複雑で費用がかかる。隔壁が配列されている金属シリンダーは、実施が難しく、一般に隔壁の厚みが1mmを超えないために極めて脆いからである。
【0007】
粉末投与システムもまた、投与量が0.5gまでの場合があることによって高い精度が要求されるために難しく、スクリューへの化粧品の付着が最小量であっても投与量自体が過剰に変動するため難しい。
【0008】
コンパクト化粧品の形態も、色彩がはみ出し、それが様々な区分へ侵入するために、ほとんど満足のいくものではない。
【0009】
このような理由で、同じカップ内に多色タブレットを有する化粧品を製造するために、現在最も使用されているシステムは、複数のタブレットをそれぞれの事前圧縮モールドの内側で予め個別に予備成形すること、その事前圧縮モールドから各タブレットを取り出すこと、真空輸送システムを用いて一つのカップ内にそれらタブレットを組み合せて配置すること、および最終的にプレス器具を用いて圧縮することを含むシステムである。そのプレス表面が機械加工されてもよく、圧縮した化粧品にレリーフ、嵩および他の効果を持たせるようにすることができる。
【0010】
この方法は、2個から10個を超えるタブレットを一つの同じカップ中に配置するために使用される可能性があるが、特に多くの時間と労力を要し複雑で費用がかかる。各タブレット用に個別に事前圧縮モールドが作製され、そして事前に予備圧縮しカップ中に組み合わせる製造操作が各タブレット毎に必要になるからである。しかし、カップを機械加工することにより、非常に精密な限界とサイズ制限がもたらされること、例えば、20°より小さい角度や0.5mm未満およびそれ以上の鋭角半径(acute radius)を作ることが不可能であることなどは考慮されない。
【0011】
さらに、このようなシステムの最も否定的な側面の一つは、複数のタブレットの組み立てが、様々なタブレット間にある若干の隙間を残しながら実施すべきであるという点にあり、これにより、タブレットはカップ中に容易に下降できるようになる。しかし、その隙間が過剰であるとラインが不規則になり、一方そのような空間が少ないと下降ステップ中にタブレットが互いに擦れ合うこともあり得るし、そうするとタブレット間で色の侵入又は色のはみ出しが生じる。
【0012】
それぞれのタブレットの処方が互いに異なるならば、2個の連結した表面の最終圧縮ステップは、とりわけ見栄えがしないステップに非常になりやすい。それは、密度、稠度(consistency)および処方的特徴が非常に異なることもある2個以上の化粧品化合物を結合することによるものである。
【0013】
これは、注入された化粧品化合物にほぼ当てはまり、現在注入したタブレット化粧品化合物が同じ容器中に作製できるようにする技術のため、カップもしくは最終容器のそれぞれのスペース内の結合器(fuser)を用いることによって、異なる化粧品化合物の注入が可能になる。この結合器は、挿入可能かつ取り外し可能であり、かつ様々な形状をした一個以上の分離体(セパレーター)によって定義される。注入される化粧品化合物は、固化するまで冷却され、次いでセパレーターが抜き取られ、別の場所に移される。これにより、最後の場所が得られるまで注入操作と固化操作の繰り返しが可能になる。
【0014】
セパレーターは、複数の単一タブレットのそれぞれのスペースを限定し、それらを所望の形状にするため、容器内側に挿入される。このセパレーターは、一般に金属製であるが、プラスチック製又は他の材料で作成されてもよい。セパレーターの基本要件は、化粧品化合物が固化した後問題なくセパレーターの壁から取り外せるということである。
【0015】
それによって通常、最少の2個から最多の5個以上の所定の数の色彩および形状からなり互いに完全に連結されるように、同じカップ又は容器に注入された化粧品が得られるようになる。
【0016】
このような技法を使用することによって最も多く直面する問題は、実質的に、特に精巧かつ費用がかかる製造技法を使用するセパレーターの高い製造費用、ならびに最終的な化粧品の外観結果に関係する。この最的な化粧品は、通常はレリーフ又は嵩もなしに、単に平坦であるが、これに加えて、様々な部分間で必ずしも均一ではなく、1つのタブレットと他のタブレット間に高さに差(水準差)があることが多い。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0017】
本発明の目的は、上述した問題を回避するタブレット式化粧品を製造する方法を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0018】
本発明のタブレット式粉末又は注入化粧品の製造方法は、以下のステップを含むことを特徴とする。
【0019】
複数の異なるスラリー状又は半流動性の化粧品化合物をそれぞれ調製するステップ、
側壁、底部、該底部に恒久的に固定されて配列した複数の分離隔壁を備えた成形された注入容器を準備するステップであって、前記隔壁の高さが容器の全深さに対して低く、かつ前記容器の複数の隔壁間に隣接する複数の個別スペースが区画されるようにするステップ、
前記隣接する複数の個別スペース中に、前記化粧品化合物をそれぞれ注入するステップであって、注入した複数の化粧品化合物の少なくとも一種が前記容器の隔壁全てを乗り越え、一体化部分を形成するような方式で注入を行うステップ、
注入した複数の化粧品化合物を固化し、上側の一体化部分と、該一体化部分から下方に向けて形成された複数の化粧品化合物(4)からなる隣接するタブレットとを有する単一のタブレット式化粧品を形成するステップ、
前記固化した単一のタブレット式化粧品を前記容器から抜き取り、前記タブレット式化粧品を裏返しにして、前記一体化部分を下側にして複数のタブレットが上方に向けて形成されるように、別の最終パッケージの内側に挿入するステップ。
【0020】
前記化粧品化合物は、水もしくは有機溶媒からなる液体担体又は溶媒中に分散させた粉末から構成することができる。或いは前記化粧品化合物は、熱により注入可能な無水の化合物によって構成することができる。
【0021】
前記隔壁は、前記容器の底部に恒久的に固定される。また前記隔壁は、前記容器に取り外し不可能な方式で固定される
【0022】
前記単一のタブレット式化粧品は、固化しオーブン乾燥することができる。或いは前記単一のタブレット式化粧品は、冷却によって固化してもよい。
【0023】
前記単一のタブレット式化粧品が固化するときに、硬質材料層が使用され、これを前記タブレット式化粧品に接着させることができる。
【発明の効果】
【0025】
本発明によれば、タブレット式粉末又は注入化粧品を製造するとき、器材費用を大幅に削減することができる。また製造費用を削減することができる。さらにタブレット式化粧品の外観が優れたものになる。
【図面の簡単な説明】
【0026】
図1】本発明による製造方法の概要を例示する説明図である。
図2図1により容器に注入された化粧品の様子を例示する説明図である。
図3図2の化粧品を容器から抜き出した様子を例示する説明図である。
図4図2の化粧品を容器から抜き出した他の様子を例示する説明図である。
図5】本発明の製造方法に使用する容器を例示する外観図である。
図6】最終容器に挿入した化粧品を例示する説明図である。
図7】最終容器に挿入した他の化粧品を例示する説明図である。
【発明を実施するための形態】
【0027】
上述した目的は、容器自体の底部に配列された複数の隔壁(パーティション)を備えた注入容器の使用を提供する方法によって達成される。
【0028】
新規な発明によれば、隔壁は、注入容器と共に直接作製することができ、器材費用が顕著に削減される。
【0029】
別の良好な特徴は、得ることができる形状の数が非常に多くなることである。この製造技法は、特定の形状制限や様々なテンプレートもなしに、10分の数ミリメートル以内の厚さにさえ到達可能にするプラスチック射出成形によって、注入容器のために使用できるからである。
【0030】
分離隔壁は、容器の底部に固定される。すなわち分離隔壁は、注入容器と共に直接一体的に作製することができる
【0032】
一般に、固定隔壁は金属製であるが、代わりに機械抵抗が特に高いという条件で、他の材料を使用してもよい。
【0033】
図1〜4に、本発明による製造方法の概要の一例を簡潔に図示する。この製造方法は、複数の固定された分離隔壁を備えた注入容器を使用するものである。
【0034】
図1は、成形された容器1を示し、その底部上に配列された複数の固定隔壁2が備えられている。容器1には、複数の隔壁2によって区画された複数の個別スペース5中に着色された化粧品化合物4がそれぞれ満たされている。着色された化粧品化合物4は、同一又は異なる色彩に着色され、スラリー形態又は半液体状態の形態を有する。
【0035】
隔壁2の高さは、容器1の全深さに対して低い。
【0036】
複数の個別スペース5中への種々の化粧品化合物の注入は、投入装置3を使用することにより行う。
【0037】
このような操作は、単一ステップで注入することができる。すなわち、最後の色を除いて複数の色をそれぞれ隔壁上端まで注入し、続いて最後の色を先に注入した他の全ての色を乗り越えて互いが一体になるまで注入する。或いは、同時に注入する化粧品化合物間が直ちに結合するように互いに隔壁を超えるように注入してもよい(図2)。
【0038】
使用する投入装置は、ギア付きの加圧下容積測定のものを使用することができる。又はしかし正確に、かつ注入される化粧品化合物の入れ替え(alternations)なしに、キャビティに半液体化粧品を注入するために使用される任意の好適なシステムを使用することも可能である。
【0039】
低温注入と同様に、50〜100℃の温度での化粧品の高温注入も実施しうる。そして、注入された化粧品は、水担体に分散させた粉末からからなることができる。又はその担体は水と有機溶媒からなっていてもよい。
【0040】
注入可能な化粧品は、例えば、多目的化粧品、口紅、固形ファンデーションなど、加熱注入可能な無水の化粧品からなっていてもよい。
【0041】
図2は、複数の隔壁2を備えた容器1を示し、この容器1は、複数の個別スペース5に互いに異なる3種の化粧品化合物4が充填されている。化粧品が固化した後、含まれている化粧品が水媒体中に分散させたスラリーであるときは、オーブン乾燥にかけることができる。又は含まれている化粧品が熱的に注入可能な無水の化粧品からなるときは、冷却して完全に固化させることができる。
【0042】
水および注入用無水スラリー中の化粧品を受け入れることを目的とされた容器は、一般的にSAN、ABS、SAN+ABS、PP他などの射出成形されたプラスチックからなる。
【0043】
容器は、平滑でも、又はレリーフおよび様々な高さやサイズの形状を有していてもよい。
【0044】
PMMA、ポリウレタン樹脂などの2成分樹脂、又は重合性の2成分流体シリコーンを使用して容器を製造してもよい。
【0045】
図3において、全体を6によって示される化粧品は、その最終形態を有しており、固化又は乾燥されている。ここで、4は、それぞれ個別の着色タブレットである。各着色タブレット4は、それぞれのキャビティに注入されたことにより、複数のスロット7によって互いに分離され、このスロット7は分離隔壁2がある結果として容器1から抜き取ることにより生じたものである。
【0046】
硬質材料製の支持層8を固化した化粧品の底部に取り付けてもよい(図4)。これにより、可能な限りピースを硬く維持し、最終キットにおけるピースの固着を進めることができる。
【0047】
このような支持層は、一般的に、プラスチック、セラミック、焼成粘土、プラスチックメッシュ、又は類似した任意のものからなり、化粧品を固化したときに固着される。
【0048】
この新規な発明から得られる利点は、上述した記載から明らかである。それは、器材費用の大幅な削減である。すなわち、容器中に挿入すべき複雑で費用がかかる金属器材はもはや作製しなくてもよいためである。このシステムによれば、それぞれの化粧品タブレットのために意図された複数のスペースの分離は、1ステップで直接実施されるが、それは注入容器を準備するステップである。
【0049】
別の顕著な利点は、製造費用の削減である。従来のシステムのそれぞれのステップで生じる注入が、結果として担当人員の莫大な出費を生むものであれば、本発明によって、より多い色の注入が単一ステップで同時に実施され、従って製造担当人員の使用が著しく削減されるからである。
【0050】
美的外観に関して、本発明は、異なる台座にある様々な色の侵入、分離線上での色のはみ出し、異なるタブレット間での段差の異なりなど、様々なタブレット間の分離線上の全ての表面的欠陥を全体的に抑制する。実際、化粧品は、従来のシステムに対して反転して注入されるので、方法によって残される形態は、注入容器のそれぞれのキャビティの底壁の形態と厳密に同一である。
【0051】
さらに、様々なタブレット間に小さな隙間を作ることによって、隔壁が色の侵入およびタブレット間の混入の可能性の全てを解消する。
【0052】
例として、図5は、複数の固定された隔壁を内部に備えた様々な形態の容器を例示する。
【0053】
既に述べたように、固定された隔壁の代わりに、同じ隔壁を注入容器の底部から抜き取ることによって取り外し可能にすることができる。
【0054】
図6および7に、本発明による方法によって得られるタブレット中の化粧品に使用するパッケージ又はキット(最終容器)9の非限定的な例を示す。
【符号の説明】
【0055】
1 容器
2 隔壁
3 投入装置
4 着色された化粧品化合物(着色タブレット)
5 個別スペース
6 化粧品
7 スロット
8 支持層
9 パッケージ又はキット
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7