特許第5669847号(P5669847)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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特許5669847ケーブル用もつれ防止機能付動力伝達ガイドシステム
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】5669847
(24)【登録日】2014年12月26日
(45)【発行日】2015年2月18日
(54)【発明の名称】ケーブル用もつれ防止機能付動力伝達ガイドシステム
(51)【国際特許分類】
   B65H 63/06 20060101AFI20150129BHJP
【FI】
   B65H63/06 D
【請求項の数】8
【全頁数】9
(21)【出願番号】特願2012-529411(P2012-529411)
(86)(22)【出願日】2010年8月31日
(65)【公表番号】特表2013-504504(P2013-504504A)
(43)【公表日】2013年2月7日
(86)【国際出願番号】IT2010000377
(87)【国際公開番号】WO2011033545
(87)【国際公開日】20110324
【審査請求日】2013年6月7日
(31)【優先権主張番号】TO2009A000706
(32)【優先日】2009年9月16日
(33)【優先権主張国】IT
(73)【特許権者】
【識別番号】512060806
【氏名又は名称】チーイ. エッセ. イ. チェントロ ストゥディ インダストリアリ ディ タッデイ シモーナ,マリア エ チー. エッセ. ア. エッセ.
【氏名又は名称原語表記】CE.S.I. CENTRO STUDI INDUSTRIALI DI TADDEI SIMONA MARIA & C. S.A.S.
(74)【代理人】
【識別番号】100095577
【弁理士】
【氏名又は名称】小西 富雅
(72)【発明者】
【氏名】タッデイ, フランコ
【審査官】 西村 賢
(56)【参考文献】
【文献】 特開昭58−103791(JP,A)
【文献】 欧州特許出願公開第01672214(EP,A1)
【文献】 国際公開第2008/072269(WO,A1)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
B65H 63/06
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
軸(X−X)に沿って互いに平行に動く少なくとも1つの第1ケーブル及び少なくとも1つの第2ケーブル(3a、3b)であって、それぞれのケーブル(3a、3b)に対応する巻取り繰り出しシステム(5a、5b)と前記ケーブル(3a、3b)用の少なくとも1つの出力ガイド伝達装置(7)との間に張られたケーブル(3a、3b)を有するもつれ防止機能付動力伝達ガイドシステム(1)において、
前記ケーブル(3a、3b)の2つのもつれ防止機能付ガイド伝達装置(9)が、前記巻取り繰り出しシステム(5a、5b)と前記出力ガイド伝達装置(7)との間に設けられており、
前記ケーブル(3a、3b)の前記もつれ防止機能付ガイド伝達装置(9)及び前記出力ガイド伝達装置(7)は前記軸(X−X)を中心に回転するように配置され、前記もつれ防止機能付ガイド伝達装置(9)が前記軸(X−X)を中心に回転することにより、前記ケーブル(3a、3b)間で接触点又は摩擦点を生じることなく、前記ケーブル(3a、3b)同士をらせん状円筒形状の巻き線とし、
それぞれのもつれ防止機能付ガイド伝達装置(9)及び前記出力ガイド伝達装置(7)は、前記一定の比ω/ω・・・/ω/ωを規定するために、異なる伝達比率を有する運動伝達手段を介してそれぞれの回転ベース(15、21)に連結されたそれぞれのモータ(29)により回転される、ことを特徴とする、もつれ防止機能付動力伝達ガイドシステム(1)。
【請求項2】
それぞれの前記巻取り繰り出しシステム(5a、5b)は、対応するモータ(8a、8b)により駆動されて回転する少なくとも1つの巻上機(6a、6b)、及び、前記巻上機(6a、6b)から前記もつれ防止機能付ガイド伝達装置(9)までの各ケーブル(3a、3b)用の少なくとも1つの動力伝達プーリ(10a、10b)を有しており、前記動力伝達プーリ(10a、10b)は、前記巻上機(6a、6b)による前記ケーブル(3a、3b)の巻取り及び繰り出しをガイドする、ことを特徴とする、請求項1に記載のもつれ防止機能付動力伝達ガイドシステム(1)。
【請求項3】
前記もつれ防止機能付ガイド伝達装置(9)の各々は、少なくとも2つのプーリ(13a、13b)を有しており、1つのプーリ(13a、13b)は、1つのケーブル(3a、3b)にそれぞれ対応しており、それぞれの前記プーリ(13a、13b)は、前記軸(X−X)を中心に回転するベース(15)に連結されており、前記ベース(15)は、前記ケーブル(3a、3b)が前記ベース(15)を通り抜けられるように前記軸(X−X)に沿った少なくとも1つの軸方向の穴を有しており、前記プーリ(13a、13b)の回転軸は、前記軸(X−X)に直交する、ことを特徴とする、請求項1に記載のもつれ防止機能付動力伝達ガイドシステム(1)。
【請求項4】
前記出力ガイド伝達装置(7)は、少なくとも2つの並列動力伝達溝(20、22)を有する少なくとも1つのプーリ(19)を有しており、1つの並列動力伝達溝が1つの出力ケーブル(3a、3b)にそれぞれ対応しており、前記プーリ(19)は前記軸(X−X)を中心に回転するベース(21)に連結されており、前記ベース(21)は、前記ケーブル(3a、3b)が前記ベース(21)を通り抜けられるように前記軸(X−X)に沿った少なくとも1つの軸方向の穴を有しており、前記プーリ(19)の回転軸は、前記軸(X−X)に直交する、ことを特徴とする、請求項1に記載のもつれ防止機能付動力伝達ガイドシステム(1)。
【請求項5】
前記ケーブル(3a、3b)同士を前記らせん状円筒形状の巻き線とするために、それぞれのもつれ防止機能付ガイド伝達装置(9)は、他のもつれ防止機能付ガイド伝達装置(9)と調和して前記軸(X−X)を中心として回転し、さらに前記出力ガイド伝達装置(7)の前記軸(X−X)を中心とした回転に依存して回転する、ことを特徴とする、請求項1に記載のもつれ防止機能付動力伝達ガイドシステム(1)。
【請求項6】
前記もつれ防止機能付ガイド伝達装置(9)は、同一方向で一定の比ω/ω・・・/ωとなる異なる角速度(ω、ω、・・・、ω)にて前記軸(X−X)を中心として回転する、ことを特徴とする、請求項1に記載のもつれ防止機能付動力伝達ガイドシステム(1)。
【請求項7】
前記もつれ防止機能付ガイド伝達装置(9)は、少なくとも1つのモータ(25)にて駆動されて回転する伝達シャフト(23)を介して互いに運動学的に連結されており、前記伝達シャフト(23)は、前記一定の比ω/ω・・・/ωを規定するために、異なる伝達比率を有する運動伝達手段を介してそれぞれの回転ベース(15)に連結される、ことを特徴とする、請求項に記載のもつれ防止機能付動力伝達ガイドシステム(1)。
【請求項8】
前記もつれ防止機能付ガイド伝達装置(9)及び前記出力ガイド伝達装置(7)は、前記出力ガイド伝達装置(7)の前記軸(X−X)を中心とした回転(ω)により駆動されて回転する伝達シャフト(33)を介して互いに運動学的に連結されており、前記伝達シャフト(33)は、前記一定の比ω/ω・・・/ω/ωを規定するために、異なる伝達比率を有する運動伝達手段を介して各回転ベース(15、21)に連結されている、ことを特徴とする、請求項に記載のもつれ防止機能付動力伝達ガイドシステム(1)。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、可動ケーブル用もつれ防止機能付動力伝達ガイドシステムに関するものであり、特に、凧により駆動される垂直軸タービンを用いてエネルギーを変換する風力システムのための、可動ケーブル用もつれ防止機能付動力伝達ガイドシステムに関するものである。
【背景技術】
【0002】
軸線方向に動く少なくとも2本のケーブルを用いることについては様々な応用が知られており、例えば、特許文献1及び特許文献2に開示されるエネルギー変換用風力システムにおける凧の方向制御にそのようなケーブルが用いられている。このようなシステムでは、凧の飛行がモータ駆動式巻上機により制御され、各巻上機が、それぞれのケーブルを巻き取ったり繰り出したりする。しかし、上述の凧の特殊で複雑な飛行軌道を考慮すると、ケーブルがもつれたり、互いにこすれたり、損傷したりすることを防止する必要がある。このような不便な点を解決するため、特許文献2は、ほぼ垂直な回転軸を中心に回転する可動式ベースであって、その上に巻上機が固定された可動式ベースを使用することについて開示している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】イタリア国特許出願公開番号TO−A−2006A000491
【特許文献2】欧州特許第1672214号
【発明の概要】
【課題を解決するための手段】
【0004】
本発明の目的は、ケーブルのもつれの危険性を低減する代替的な可動ケーブル用もつれ防止機能付動力伝達ガイドシステム、特に、凧により駆動される垂直軸タービンを用いてエネルギーを変換する風力システム用の、代替的な可動ケーブル用もつれ防止機能付動力伝達ガイドシステムを提供することにより、上記従来技術の問題を解決することにある。
【0005】
本発明の上記及びその他の目的、及び、本発明の利点は、以下に示されるとおり、請求項1に記載される可動ケーブル用もつれ防止機能付動力伝達ガイドシステムにより得られる。本発明の好適な実施例や自明ではない変形例は、従属項の主題となっている。
【0006】
数々の変形例や変更例(例えば、形状、大きさ、配置、同等の機能を有する部品に関するもの)は、本願の特許請求の範囲に記載される発明の範囲から逸脱することなく、記載されている内容に対して実施可能であることは、明らかである。
【図面の簡単な説明】
【0007】
本発明は、本願の以下の図面を参照することで、限定されない例として提示されるいくつかの好適な実施例により、よりわかりやすく説明される。
【0008】
図1図1は、本発明に係るもつれ防止機能付動力伝達ガイドシステムの実施例の上方斜視図を示す。
図2図2は、図1のもつれ防止機能付動力伝達ガイドシステムの側面図を示す。
図3図3は、図1のもつれ防止機能付動力伝達ガイドシステムの上面図を示す。
図4図4は、図1のもつれ防止機能付動力伝達ガイドシステムの別の側面図を示す。
図5図5は、支持構造を除く図1のもつれ防止機能付動力伝達ガイドシステムの上方斜視図を示す。
図6図6は、本発明に係るもつれ防止機能付動力伝達ガイドシステムの別の好適な実施例の側面図を示す。
図7図7は、本発明に係るもつれ防止機能付動力伝達ガイドシステムのさらに別の好適な実施例の側面図を示す。
図8図8a、図8b及び図8cは、図1のもつれ防止機能付動力伝達ガイドシステムのいくつかの作動工程における上方斜視図を示す。
【発明を実施するための形態】
【0009】
図を参照して、以下のようにしてもよい。もつれ防止機能付動力伝達ガイドシステム1は、軸X−Xに沿って互いに平行に動く少なくとも1つの第1ケーブル及び少なくとも1つの第2ケーブル(それぞれ3a及び3bに対応)を有しており、ケーブルは、それぞれのケーブルに対応した巻取り繰り出しシステム5a、5bとケーブル3a、3b用の少なくとも1つの出力ガイド伝達装置7との間に張られている。巻取り繰り出しシステム5a、5bと出力ガイド伝達装置7との間には、ケーブル3a、3b用の少なくとも1つのもつれ防止機能付ガイド伝達装置9が配置されている。ケーブル3a、3b用のもつれ防止機能付ガイド伝達装置9及び出力ガイド伝達装置7は、回転軸X−Xを中心に回転し、ほぼ垂直位置に配置されることが好ましい。ケーブル3a、3b間に接触点又は摩擦点を生じることなく、ケーブル3a、3bを回転軸(X−X)に沿ったらせん状円筒形状の巻き線とするために、もつれ防止機能付ガイド伝達装置9の回転軸X−Xを中心とした回転は、出力ガイド伝達装置7の回転軸X−Xを中心とした回転に依存することが好ましい。
【0010】
図示された本発明に係るシステム1の好適な実施例において、利点として、そのようなシステム1は、ケーブル3a、3bに沿って連続して配置された上記もつれ防止機能付ガイド伝達装置9を2つ有してもよい。システム1に配置できる装置9の数が、巻取り繰り出しシステム5a、5bと出力ガイド伝達装置7との間に配置されたケーブル3a、3bの長さによって実質上決定されることは、自明である。
【0011】
本発明に係るシステム1が、システム1の上記構成要素を支持するための少なくとも1つの支持構造11(好ましくは格子を有する塔として作られたもの)をさらに有することは、自明である。
【0012】
それぞれの巻取り繰り出しシステム5a、5bは、支持構造11のベースに配置されることが好ましい。それぞれの巻取り繰り出しシステム5a、5bは、各モータ8a、8bにより駆動されて回転する少なくとも1つの巻上機(6a、6bに対応)を有し、さらに、巻上機6a、6bからもつれ防止機能付ガイド伝達装置9までの各ケーブル3a、3b用の少なくとも1つの動力伝達プーリ10a、10bをそれぞれ有するものとすることができる。動力伝達プーリ10a、10bは、各巻上機6a、6bによるケーブル3a、3bの巻取り及び繰り出しをガイドする。
【0013】
それぞれのもつれ防止機能付ガイド伝達装置9は、好ましくは、少なくとも2つのプーリ13a、13bを有しており、各プーリ13a、13bが各ケーブル3a、3bにそれぞれ対応しており、それぞれのプーリ13a、13bは、回転軸X−Xを中心として回転するベース15に連結されている。このベース15が支持構造11の適切な棚部17に連結されていることは自明であり、ケーブル3a、3bがベース15を通り抜けられるように回転軸X−Xに沿った少なくとも1つの軸方向の穴(棚部17における各穴と一致することは自明)を有することが好ましい。このプーリ13a、13bの回転軸は、好ましくは45度から90度の角度にて回転軸X−Xに対して傾斜している。利点として、ガイド及び伝達の動作中におけるケーブル3a、3bの過度なたわみや、それによりもたらされるケーブル自体への構造的応力(早期の損耗にもなりうる)を回避するために、各プーリ13a、13bは、各ケーブル3a、3bの直径に対して大きな直径を有する。
【0014】
出力ガイド伝達装置7は、代わりに、少なくとも2つの並列動力伝達溝20、22を有する少なくとも1つのプーリ19を有することが好ましい。各並列動力伝達溝が各出力ケーブル3a、3bにそれぞれ対応しており、このプーリ19は、回転軸X−Xを中心に回転するベース21に連結されており、このベース21が支持構造11の適切な上側棚部23に連結されることは自明である。ベース21は、ケーブル3a、3bがベース21を通り抜けられるように、回転軸X−Xに沿った少なくとも1つの軸方向の穴(上側棚部23における各穴と一致することは自明)を有することが好ましい。このプーリ19の回転軸は回転軸X−Xと直交する。
【0015】
ケーブル3a、3b同士をらせん状円筒形状の巻き線とするために、各もつれ防止機能付ガイド伝達装置9は、システム1に設置され得る別の装置9と調和して軸X−Xを中心として回転し、好ましくは出力ガイド伝達装置7の軸X−Xを中心とした回転に依存して回転する。出力ガイド伝達装置7の軸X−Xを中心とした回転は、出力ガイド伝達装置7につながれた凧の飛行軌道により強制的に決定されるケーブル3a、3bの出力方向によって決まる。出力ガイド伝達装置7の回転に追従すると同時に、ケーブル3a、3b同士をらせん状円筒形状の巻き線とするために、特に図8a、8b、及び8cに示されるように、各もつれ防止機能付ガイド伝達装置9が、同一方向で一定の比ω/ω・・・/ωとなる、異なる角速度ω、ω、・・・、ωで回転軸X−Xを中心として回転しなければならないことは自明である。それぞれの角速度は概ね、ケーブル3a、3bの長さ及び直径、それぞれの装置9と出力装置7との間の距離、及び出力装置7の角回転速度ωの関数となる。ケーブル3a、3bの長さが同一であり、かつ、それぞれの装置9と出力装置7との間の距離が同一である場合、らせん状円筒形状の巻き線の中でケーブル3a、3bを互いに離れた状態に維持しつつ各装置9が行い得る回転軸X−X周りの一方向及びその逆方向の回転数が規定される。このようにして、本発明に係るシステム1は、凧の操作上の余裕を保証することができ、この余裕内では、可動ケーブル3a、3bが、らせん状に巻かれているにもかかわらず、互いに接触点又は摩擦領域を生じない。
【0016】
個々の装置9の回転速度ω、ω、・・・、ωを調和させるために、これらの装置9は、操作可能にかつ/又は互いに運動学的に連結されてもよく、更に場合によっては出力装置7に連結されても良い。例えば、特に図5を参照して、もつれ防止機能付ガイド伝達装置9は、少なくとも1つのモータ25によって駆動されて回転する1つの伝達シャフト23により、互いに運動学的に連結される。上記伝達シャフト23は、一定の比ω/ω・・・/ωを規定するために、異なる伝達比率を有する適切な運動伝達手段(例えば、少なくとも1つの伝達ベルト27)を介して、全ての装置9の各回転ベース15に連結されている。この場合、出力装置7の回転ωは自由回転とされるのが好ましい。
【0017】
別の形態として、特に図6を参照して、各もつれ防止機能付ガイド伝達装置9および出力装置7は、この場合も、一定の比ω/ω・・・/ω/ωを規定するために、異なる伝達比率を有する適切な運動伝達手段(例えば、少なくとも1つの伝達ベルト31)を介して各回転ベース15、21に連結された個々のモータ29にて回転される。
【0018】
さらに別の形態として、特に図7を参照して、もつれ防止機能付ガイド伝達装置9及び出力装置7は、回転軸X−Xの周りの出力装置7の回転ωにより駆動されて回転する1つの伝達シャフト33にて互いに運動学的に連結されていてもよい。そのような伝達シャフト33は、一定の比ω/ω・・・/ω/ωを規定するために、異なる伝達比率を有する運動伝達手段(例えば、少なくとも1つの伝達ベルト35)を介してすべての装置9と出力装置7のそれぞれの回転ベース15、21に連結されている。
【0019】
本発明に係るシステム1の運転を管理するため、特に、一定の比ω/ω・・・/ω/ωを維持するためにモータ25、29、33を運転するとともに、装置7、9の角度位置を検出するために、本技術分野にて実際に知られている適切な電子制御手段及びセンサが必要となり得ることは自明である。
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8a
図8b
図8c