(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
前記カバー部は、走行風が吹いてくる方向の側面部に全体的に前記ワイパーストリップ方向に凹むように前記カバー部と一体に形成されるスポイラー部をさらに含む、請求項17に記載のワイパーブレード。
【図面の簡単な説明】
【0019】
【
図1】本発明の一実施例によるワイパーブレード組立体の全体構成を示す斜視図である。
【
図2】本発明の一実施例によるワイパーブレード組立体の分解正面図である。
【
図3a】本発明の一実施例によるワイパーストリップの一端を示す斜視図である。
【
図3b】本発明の一実施例によるワイパーストリップの他端を示す斜視図である。
【
図4】本発明の一実施例によるワイパーブレードの分解斜視図である。
【
図5】本発明の一実施例によるワイパーブレードの第1補助レバー、ヨークレバー、第2補助レバーの底面斜視図である。
【
図7a】本発明の一実施例によるワイパーブレードの第1補助レバーヒンジ軸及び主レバーのヒンジ溝を示す斜視図である。
【
図7b】本発明の一実施例によるワイパーブレードの第1補助レバーヒンジ軸及び主レバーのヒンジ溝を示す斜視図である。
【
図7c】本発明の一実施例によるワイパーブレードの第1補助レバーヒンジ軸及び主レバーのヒンジ溝を示す斜視図である。
【
図8】本発明によるワイパーブレードの主レバーの斜視図である。
【
図9a】本発明による主レバーと第1補助レバーの結合関係を示す正面図である。
【
図9b】本発明による主レバーと第1補助レバーの結合関係を示す正面図である。
【
図9c】本発明による主レバーと第1補助レバーの結合関係を示す正面図である。
【
図11a】本発明の他の実施例によるワイパーブレードの分解斜視図である。
【
図11b】本発明の他の実施例によるワイパーブレードの第1レバー及びヨークレバーの底面斜視図である。
【
図12a】本発明のさらに他の実施例によるワイパーブレードの分解斜視図である。
【
図12b】本発明のさらに他の実施例によるワイパーブレードの第1レバー及び第2レバーの底面斜視図である。
【
図13】本発明のさらに他の実施例によるワイパーブレードの斜視図である。
【
図14】
図13に示されたワイパーブレードの一部の構成を示す斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0020】
後述する本発明に対する詳細な説明は、本発明を実施することができる特定の実施例を例示として図示する添付の図面を参照する。これらの実施例は、当業者が本発明を実施するのに十分なように詳しく説明する。本発明の多様な実施例は互いに異なるが、相互に排他的である必要はないことが理解されなければならない。例えば、ここに記載されている特定形状、構造及び特性は、一実施例に関連して、本発明の精神及び範囲を外れないながらも、他の実施例で具現することができる。また、それぞれの開示された実施例内の個別の構成要素の位置又は配置は、本発明の精神及び範囲を外れないながらも変更できることが理解されなければならない。したがって、後述する詳細な説明は、限定的な意味として取ろうとするのではなく、本発明の範囲は、適切に説明されるならば、その請求項が主張するのと均等なすべての範囲とともに添付された請求項によってのみ限定される。図面において類似の参照符号は様々な側面にわたって同一もしくは類似の機能を指し示す。
【0021】
本発明によるワイパーブレード組み立て体の全体的な構成
図1及び
図2は、本発明の一実施例によるワイパーブレードの斜視図、及び分解正面図である。
【0022】
図1及び
図2を参照すると、本発明の一実施例によるワイパーブレード1は、ワイパーストリップ10、レバー部20を含む。前記レバー部20は、主レバー30、一対の第1補助レバー40、一対のヨークレバー50、一対の第2補助レバー60を含む。
【0023】
以下では、
図1及び
図2に示されたワイパーブレードについて詳しく説明する。
【0024】
本発明の実施例によるワイパーブレード1は、ワイパーアーム(図示せず)の先端に連結され、車両ガラスのガラス面方向にワイパーアームから加圧力を受ける。ワイパーアームは、ワイパーモーター(図示せず)によって所定角度で往復回転し、これに応じてワイパーブレード1は車両ガラスのガラス面(ワイピング面)を所定角度の範囲でワイピングする。
【0025】
図3a及び
図3bは、それぞれワイパーストリップ10の一端部及び他端部を示した部分斜視図である。
【0026】
図1、
図2、
図3a及び
図3bに示されているように、前記ワイパーブレード1は、ワイパーストリップ10に装着される二つのバッキングプレート11をさらに含む。
【0027】
図1、
図2、
図3a及び
図3bを参照すると、前記ワイパーストリップ10は、直接ガラス面に接触してワイピングをするワイピングリップ(lip)部13と前記ヨークレバー50及び第2補助レバー60によって支持されるベース部12を含む。前記ワイパーストリップ10は、自動車のガラスにスライディング接触するように配置されて、そのガラス表面の異物を除去する。前記ワイパーストリップ10は、長手方向に長く延びて、弾性材料、すなわちゴム材のような弾性材料、又は弾性合成材料からなる。
【0028】
前記ベース部12は、ヨークレバー50及び第2補助レバー60の締結具により支持され、前記締結具はヨーク形状である。前記ベース部12及びワイピングリップ部13は、ワイパーストリップ10の長手方向に連続するように延びる。前記ベース部12には、その長手方向に互いに平行した二つのバッキングプレート11を収容することができる収容溝14が延びる。スプリング特性を有する長方形金属材プレートである二つのバッキングプレート11は、二つのバッキングプレート収容溝14それぞれに収容される。保持部15は、前記締結具がスライディング方式で収容される部分である。
【0029】
図3aに示された前記ワイパーストリップ10の一端の保持部15は、前記締結具が収容されるように開放型であるが、
図3bに示された他端は、締結具の長手方向の動きを制限するように形成される。すなわち、第2補助レバー60の締結具のうち、ワイパーブレード1の他端部を保持する締結具は、前記保持部15の他端にのみ設けられたスロープ16の壁と結合部17により制限される。また、前記締結具の長手方向の動きは、突起部18により制限される。
【0030】
バッキングプレート11は、前記ワイパーリップ13に弾性と剛性を印加する。ワイパーアームから加圧力が加えられる場合、この加圧力はレバーを通じて前記ワイパーストリップ10に分配される。この時、前記加圧力は前記バッキングプレート11により前記ワイパーストリップ10の長手方向に分散する。したがって、前記バッキングプレート11は弾性を有し、前記ワイパーストリップ10の形状を保持するための剛性を持たなければならない。前記バッキングプレート11及びバッキングプレート収容溝14は、ワイパーストリップの剛性又は弾性の程度により複数個が設けられることもある。
【0031】
次に、本発明によるワイパーブレードの実施例について説明する。
【0032】
<本発明によるワイパーブレードの実施例>
第1実施例
図4は、本発明の第1実施例によるワイパーブレードの分解斜視図である。
【0033】
図4を参照すると、レバー部20は、複数個のレバーが特定の回転軸に対して一定角度の範囲で相互に回転可能に結合する。本実施例において、レバー部20は、主レバー30、一対の第1補助レバー40、一対のヨークレバー50、一対の第2補助レバー60を含む。前記各レバー間の結合は、レバー自体の形状によって一定角度の範囲で相互に回動可能に結合する。
【0034】
前記主レバー30にはワイパーアーム(図示せず)が直接連結され、ワイパーアームから加圧力が印加される。前記主レバー30にはスポイラー31が一体に具備される。前記スポイラー31は、前記主レバー30の走行風が吹いてくる側面の形状に変化を与えて具現される。前記スポイラー31は、ワイピング動作時に自動車のガラス側に流動する空気を、前記主レバー30を自動車のガラスと近づく方向に加圧するように、空気の流れを誘導する作用をする。したがって、前記主レバー30は、前記ワイパーストリップ10が自動車のガラスの曲面を追従しながらスライディング接触するように、そのワイパーストリップを前記ガラス側に加圧する。
【0035】
図5は、本発明の一実施例によるワイパーブレードの第1補助レバー40、ヨークレバー50及び第2補助レバー60を下から見た斜視図である。
【0036】
図5を参照すると、第1補助レバー40は、ヨークレバー50及び第2補助レバー60と結合する。
【0037】
図4及び
図5に示されているように、ヨークレバー50は、前記ワイパーストリップ10を加圧して、ワイパーストリップ10をスライディング可能に支持する。ヨークレバー50の両端部は、ヨーク形状の締結具52が具備されて前記ワイパーストリップ10を支持する。前記ヨークレバー50は、前記ワイパーストリップ10の端部から中心方向に偏って配置される。また、ヨークレバー50の略中央には、ヨークレバー50の幅方向に凹の係止溝51が形成される。前記係止溝51には、第1補助レバー40の第1係止突起42が係止して結合される。ヨークレバー50の一部分は、第1補助レバー40の下部に収容される。第1補助レバー40によって収容されないヨークレバー50の残り部分は、後述する主レバー30の下部に収容される。したがって、ワイパーブレード1がワイピング動作しない時、前記ヨークレバー50は外部から見えなくなって外観が向上するという効果がある。一方、前記ヨークレバー50は樹脂材からなり、射出成形で製造される。
【0038】
第2補助レバー60は、前記ワイパーストリップ10をスライディング可能に支持する。第2補助レバー60は、両端部に締結具62が形成されてワイパーストリップ10を支持する。第2補助レバー60は樹脂材からなり、射出成形で製造される。第2補助レバー60の締結具62のうち、ワイパーブレード1の先端側締結具はワイパーストリップ10の一端部を支持する。また、第2補助レバー60は、前記ワイパーストリップ10の一部分を内側に収容することができる。第2補助レバー60は、前記ヨークレバー50がワイパーストリップ10を支持する部位と異なる部位を支持する。第2補助レバー60はワイパーブレード1の外観を形成する。
【0039】
図4及び
図5に示されているように、前記第2補助レバー60は、略中央部に第1補助レバー40の第2係止突起43が結合される結合溝61が形成される。前記係止溝61は、第2補助レバー60の幅方向へ凹に形成される。第2補助レバー60の一部分は、第1補助レバー40の下部に収容される。この時、第1補助レバー40に収容されて第1補助レバー40の下部側に接する第2補助レバー60の上部面には凹凸部63が形成される。第1補助レバー40及び第2補助レバー60は射出成形で製造されるので、製造過程において各レバーのサイズは設計値と微細な誤差が発生する可能性がある。すなわち、設計値より大きかったり小さく製造されることがある。第1補助レバー40の幅が設計値より大きかったり第2補助レバー60の幅が設計値より小さければ、二つのレバー40,60の間に遊隙が発生し、ワイピング時の曲げモーメントに脆弱となり、ワイパーブレード1の寿命が短くなり得る。反面、第1補助レバー40の幅が設計値より小さかったり第2補助レバー60の幅が設計値より大きければ、第1補助レバー40は第2補助レバー60を過度に加圧することになる。したがって、ワイピング時に第1補助レバー40と第2補助レバー60の回動が円滑ではなくワイピン性能が低下することがある。
【0040】
図4及び
図5に示されているように、本発明の実施例によるワイパーブレード1は、二つのレバーが接する部分に凹凸部63が形成される。第2補助レバーに形成された凹凸部63の多数の凹凸は、両側面に突出した凸部の幅が第1補助レバー40の内側面に接するように形成されることが望ましい。しかし、製造工程上、凹凸部63の多数の凹凸の幅は、設計値と異なって製造されることある。すなわち、各凹凸の凸部の幅は設計値より大きかったり小さいこともある。凹凸部63の多数の凹凸のうち、設計値より幅が大きく、設計値と差が最も大きい凸部が第1補助レバー40の内側面と接することになる。したがって、凹凸部63の特定の凸部が設計値より大きく製造されても、第1補助レバー40によって加圧される部分は凹凸部63全体ではない一部分であるため、第1補助レバー40に収容される第2補助レバー60全体が過度に加圧されることを防止できる。したがって、二つのレバー40,60の回動が円滑である。一方、凹凸部63の多数の凹凸のうち、少なくとも一つの凸部の幅が設計値以上ならば、第1補助レバー40と第2補助レバー60は接することになり、二つのレバー40,60間の遊隙が発生することを防止できる。
【0041】
すなわち、第2補助レバー60の凹凸部63は、ワイピング時に二つのレバーが接する部位を確保させることによって、遊隙が広がる現象を防止し、円滑なワイピングが可能にする。
【0042】
第1補助レバー40は、略中央部で主レバー30と結合し、両端においてそれぞれヨークレバー50及び第2補助レバー60と結合する。また、第1補助レバー40は、下部内側にヨークレバー50の一部分と第2補助レバー60の一部分を収容する。
【0043】
図4及び
図5に示されているように、第1補助レバー40は主レバー30の両端に形成されるヒンジ溝34に結合するヒンジ軸41、ヨークレバー50の係止溝51に結合する第1係止突起42、及び第2補助レバー60の係止溝61に結合する第2係止突起43を含む。
【0044】
図6は、
図1のVBに対する長手方向断面の一部を示し、
図7aないし
図7cは、第1補助レバー40のヒンジ軸41の断面を詳しく示す。
【0045】
図4ないし
図7cに示されているように、ヒンジ軸41は後述する主レバー30のヒンジ溝34に挟まれて、二つのレバーの相対回転の回転軸となる。前記ヒンジ軸41を長手方向で切った断面は非円形である。前記ヒンジ軸41の非円形断面は、前記第1補助レバー40が結合する方向に沿ってテーパーされた外周面を有している。前記ヒンジ軸41は、前記ヒンジ溝34の円形穴の開放部を介して挿入され、第1補助レバー40と主レバー30を結合させる。前記ヒンジ軸41のテーパーされた断面は、前記ヒンジ溝34の円形穴の開放部に挿入される方向の先端から後端に行くほど開放部の幅との差が徐々に小さくなるように形成される。すなわち、
図7aにおいて、ヒンジ溝34に挿入される方向のヒンジ軸41の先端は、前記ヒンジ溝34の開放部より小さい。一方、
図7bにおいて、ヒンジ軸41がヒンジ溝34に挟まれた後、前記ヒンジ溝34の開放部に位置するヒンジ軸41の後端は、前記開放部の開放幅と実質的に同一もしくは若干大きいこともある。
図7cに示されているように、第1補助レバー40と主レバー30が一直線をなすように回転結合すれば、テーパー構造を有するヒンジ軸41は、第1補助レバー40が前記主レバー30から容易に離脱しないようにする。前記第1補助レバー40と前記主レバー30との具体的な結合構造については、後述することにする。
【0046】
図4ないし
図7cに示されているように、第1係止突起42は、ヨークレバー50の係止溝51に弾性的に収容されて係止される。第2係止突起43は、第2補助レバー60の係止溝61に弾性的に収容されて係止される。第1補助レバー40、ヨークレバー50及び第2補助レバー60は、すべて樹脂材からなり、射出成形方法で製造される。したがって、前記三つのレバー40,50,60がすべて樹脂材からなるので、前記三つのレバー40,50,60間の結合は貫通孔が穿孔され、その貫通孔に金属素材のピン又はリベットを挿入する従来の方法を使用しない。すなわち、本発明の一実施例によれば、ワイパーブレード1に突起と溝を形成し、これらの突起と溝を樹脂材の弾性を利用した係止方式で結合する。したがって、ワイパーブレード1を構成する単品の数を減らし、ワイパーブレード1全体の重さを減らすことができる。
【0047】
一方、第1補助レバー40は、主レバー30と接触する部位に凹凸部44が形成される。前記第1補助レバー40は射出成形で製造されるので、製造過程において設計サイズと微細な誤差が発生することがある。第1補助レバー40の凹凸部44は、主レバー30の内側面とそれぞれ最小限一つの部位以上で接することができる。したがって、ワイピング時の二つのレバーが接する部位を確保させることによって、遊隙が広がる現象を防止することができる。
【0048】
図8は、本発明の一実施例によるワイパーブレードの主レバーを示した斜視図である。
【0049】
図8を参照すると、主レバー30は、スポイラー31、アーム結合孔32、結合部33、ヒンジ溝34及び中心軸35を含む。主レバー30はワイパーアーム(図示せず)と直接連結され、ワイパーアームから加圧力の印加を受けて第1補助レバー40に伝達する。主レバー30は第1補助レバー40と結合し、下部内側に第1補助レバー40の一部分とヨークレバー50の一部分を収容する。
【0050】
図8に示されているように、主レバー30は、車両走行時、走行風が吹いてくる方向にスポイラー31が具備される。前記スポイラー31は、ワイピング動作時、自動車のガラス側に流動する空気が前記主レバー30を自動車のガラスと近づく方向に加圧するように空気の流れを誘導する。
図8において、スポイラー31は主レバー30の側面部に一体に形成されたが、スポイラー31が形成される位置は限定されない。すなわち、主レバー30の上部面又は側面部の形状変化によって具現される。
【0051】
アーム結合孔32は、ワイパーブレード1の長手方向の中心部にワイパーアーム(図示せず)が結合する穴である。
【0052】
前記アーム結合孔32には、その穴の幅方向に横切る中心軸35が設けられる。前記アーム結合孔32にはワイパーアーム(図示せず)と直接連結されるアダプター70が結合される。前記アダプター70は、前記中心軸35に回転可能に組み立てられる。前記アダプター70にはワイパーアームが組み立てられる。前記アダプター70には、アダプター70の形状により、サイドピンホールタイプのワイパーアームや、U−Hookタイプのワイパーアームなど多様なワイパーアームが結合される。
【0053】
図8に示されているように、前記主レバー30の側面には、前記中心軸35が嵌合する嵌合孔36が形成される。また、サイドピンホールタイプのワイパーアームが結合されるサイドピン結合孔37a,37bが穿孔される。一方、前記主レバー30は金属材からなり、前記中心軸35も金属材であるリベットからなる。主レバー30が金属材からなると、重量は増加するがワイパーブレードの剛性を高められるという効果がある。一般的に、ワイパーブレード1には、主レバー30とワイパーアーム(図示せず)が連結される部位、及び主レバー30と第1補助レバー40が連結される部位に比較的大きいモーメントが発生する。したがって、主レバー30が金属材からなると、ワイパーブレード1の剛性を増加させてワイパーブレード1の破損を防止することができるので、ワイパーブレード1の寿命を延ばすことができるという効果がある。
【0054】
主レバー30の両端部には、第1補助レバー40との結合のための結合部33が設けられる。前記結合部33には、第1補助レバー40のヒンジ軸42が収容されるヒンジ溝34が形成される。ヒンジ溝34は、ヒンジ軸41が挿入されるように一方が開放された形態に形成される。
【0055】
以下、上述したように構成された本実施例のワイパーブレード1の作用について、ワイパーブレード1の組み立て方法を説明しながら詳しく記述することにする。
【0056】
図9aないし
図9cは、本発明の一実施例によるワイパーブレードの主レバーと第1補助レバーの結合関係を示す正面透視図である。
【0057】
図7aないし
図7c及び
図9aないし
図9cから、主レバー30と第1補助レバー40の組み立て方法を説明する。
【0058】
まず、
図7a及び
図9aに示されているように、第1補助レバー40は、ヒンジ軸41を回転軸として略45°回転したり、主レバー30がヒンジ溝34を回転軸として回転する。すなわち、ヒンジ軸41の断面が非円形なので、
図7a及び
図9aに示されているように、主レバー30と第1補助レバー40は特定の方向に組み立てられなければならない。
図7a及び
図9bに示されているように、主レバー30又は第1補助レバー40が回転した後に、ヒンジ軸41が前記ヒンジ溝34の開放部を介して挟まれる。このように、前記ヒンジ溝34にヒンジ軸41が結合した後には、
図7c及び
図9cに示されているように、主レバー30又は第1補助レバー40がヒンジ軸41又はヒンジ溝34を軸に回転し、主レバー30と第1補助レバー40が一直線をなす形態で結合する。ワイパーブレード1がワイピング時に主レバー30と第1補助レバー40がなす角は、二つのレバー30,40が結合時になす角より非常に小さい。
【0059】
したがって、本発明の一実施例によるワイパーブレード1は、ヒンジ軸41のテーパーされた断面がヒンジ溝34に係止され、ヒンジ溝34の開放部を介した分離が防止される。そして、レバー間の結合部位が外部から見えなくなり、ワイパーブレード1の外観が向上するという効果がある。また、ワイパーブレード1がワイピング動作時、主レバー30と第1補助レバー40がなす角度は、前述した二つのレバーの結合時の角度より非常に小さい。したがって、ワイパーブレード1のワイピング時に二つのレバーが分離することを防止できる。よって、従来の主レバー30と第1補助レバー40の結合時に使用されたピン、リベット及びスペーサを使用しないながらもレバーの剛性及び信頼性を確保することによって、ワイパーブレード1の重さを減らし、単品数を減らすことができる。結果的に、ワイパーブレードの生産費用及び工程時間を減らすことができるという効果がある。
【0060】
図10は、
図1に示されたVA線の断面を示す斜視図である。
【0061】
図10を参照すると、主レバー30の結合部33は、第1補助レバー40のヒンジ軸41と結合する。この時、結合部33は、前記第1補助レバー40の内壁と外壁との間に挿入される。したがって、ワイピング時、曲げモーメントが加えられる結合部位は、結合部33と第1補助レバー40の内壁及び外壁によって二重に支持され、剛性及び耐久性が増大する。主レバー30の結合部33は、第1補助レバー40の内壁と外壁と4ヶ所で接することになり、摺動面積が広くなることになる。したがって、ワイピング時の遊隙を減らすことができる効果がある。また、組み立て部位が外部から見えなくなることによって、外観が向上するという効果がある。
【0062】
一方、第1補助レバー40の一部分は、前記主レバー30の下部に収容される。前記第1補助レバー40の収容される部分の上部面は凹凸部44を含む。したがって、主レバー30と第1補助レバー40が回動時に接する部位を広げることによって、遊隙が広がる現象を減らすことができる。
【0063】
次に、
図4及び
図5から、第1補助レバー40とヨークレバー50及び第2補助レバー60を組み立てる順序を説明する。
【0064】
前記ヨークレバー50及び第2補助レバー60は、第1補助レバー40と回転可能に結合する。すなわち、前記第1補助レバー40に設けられた第1結合突起42は、ヨークレバー50に設けられた結合溝51に弾性的に結合するように組み立てる。第2結合突起43は、第2補助レバー60に設けられた結合溝61に弾性的に結合するように組み立てる。主レバー30の嵌合孔36に中心軸35を組み立てて、前記中心軸35にアダプター70を結合することにより、ワイパーブレード1の組み立てが完了する。今まで記述した組み立て方法は一つの実施例であって、部品の組み立て順序は変更されてもよい。
【0065】
次に、本発明の第2実施例について説明する。
【0066】
第2実施例
図11a及び
図11bは、
図4及び
図5に示された第1実施例によるワイパーブレード1から第2補助レバー60が省略されたワイパーブレード2の分解斜視図及びその一部の底面斜視図である。
【0067】
本発明の第1実施例によるワイパーブレード1は、一対のヨークレバー50と一対の第2補助レバー60によって8点で支持される。しかし、本発明の第2実施例によれば、車両ガラス面の長さが相対的に短い場合には、第2補助レバー60が省略される。
【0068】
図11a及び
図11bを参照すると、本発明の第2実施例によるワイパーブレード2は、第2補助レバー60が省略される。第1補助レバー40の第2係止突起43はヨーク形状に形成され、ワイパーストリップ10をスライディング可能に支持することができる。したがって、ワイパーストリップ10は一対の第1補助レバー40と一対のヨークレバー50によって支持される。すなわち、本発明の第2実施例によるワイパーブレードは、一対の第1補助レバー40が4つの地点を支持して、一対のヨークレバー50はワイパーストリップ10の両端を支持する6点支持構造で形成される。
【0069】
本発明の第2実施例によるワイパーブレード2は、車両のガラス面のサイズが小さく、ガラス面の曲率が比較的大きくない場合に適用される。第2補助レバー60を省略することにより、単品の数を減らし、工程時間及び生産単価を節減することができる。一方、車両のガラス面の曲率によりヨークレバー50の長さを異にすることができる。
【0070】
次に、本発明の第3実施例について説明する。
【0071】
第3実施例
図12a及び
図12bは、第1実施例によるワイパーブレード1において、ヨークレバー50が省略されたワイパーブレード3の分解斜視図及びその一部の底面斜視図である。
【0072】
図12a及び
図12bを参照すると、本発明の第3実施例によるワイパーブレード3はヨークレバー50が省略される。第1補助レバー40の第1係止突起43はヨーク形状に形成され、ワイパーストリップ10をスライディング可能に支持することができる。したがって、ワイパーストリップ10は一対の第1補助レバー40によりワイパーストリップ10の中央部が2点で支持され、一対の第2補助レバー60によって4点で支持される。すなわち、全体的に6点支持構造である。
【0073】
第3実施例によるワイパーブレード3は、第2実施例のワイパーブレード2よりワイパーストリップ10の先端側をさらに加圧する。したがって、第2実施例のワイパーブレード2が適用される車両のガラス面より曲率が大きい場合に適用される。
【0074】
第2実施例と第3実施例によるワイパーブレード2,3は、ヨークレバー50又は第2補助レバー60の何れか一つを省略し、工程時間及び生産単価を節減することができ、ガラス面の大きさと曲率によりオーダーメード設計が可能である。
【0075】
次に、第4実施例によるワイパーブレードについて説明する。
【0076】
第4実施例
図13は、本発明の第4実施例によるワイパーブレードを示し、
図14は、
図13に示されたワイパーブレードの主レバー、カバー部、蓋部、アダプター、中心軸を示す。
【0077】
図13及び
図14を参照すると、本発明の実施例によるワイパーブレードは、第1実施例によるワイパーブレードの主レバーを覆うカバー部80をさらに含む。
【0078】
図13及び
図14に示されているように、カバー部80は主レバー30の上側から下側方向に結合される。前記カバー部80の下側内部は、前記主レバー30をカバーできるように開放された形態で形成される。カバー部80の中央部にはアーム結合収容孔82が穿孔される。前記アーム結合収容孔82には、主レバー30のアーム結合孔32とアダプター70が位置する。また、第4実施例によるワイパーブレードは、アーム結合収容孔82に連結される蓋部90をさらに含む。
【0079】
前記カバー部80は、樹脂材で形成される。第4実施例によるワイパーブレードの主レバー30は、外側にスポイラー部を含む必要がない。前記主レバー30を外側からカバーする前記カバー部80は、外側にスポイラー部81が形成される。カバー部80は、ワイパーブレード中央部の厚さを増加させてワイパーブレード全体の剛性を増加させることができる。また、金属材である主レバー30をカバーすることで外観を向上させる効果があり、金属材である主レバー30が外部に露出するのを最小化にし、主レバー30が腐食したり錆がつく現象を防止することができる。前記蓋部90は、ワイパーブレードとワイパーアームの分離を防止し、金属材である主レバー30又はワイパーアームの連結部位を外部から見えなくして外観を向上させる。
【0080】
整理すると、本発明の実施例によるワイパーブレードは、全体的に樹脂材を用いたレバーからなり重量が減少し、外観が向上して、剛性を高めるために主レバーは金属材からなる。したがって、ワイパーブレードの製造単価を節減することができ、製造時間も短縮させることができる。また、リベット及びスペーサを使用せず、レバーの形状を通じた組み立てが可能であり、単品の数を減らして組み立て性が向上する。レバーの結合方式と凹凸部を形成してワイパーブレードの剛性及び耐久性が増大する。
【0081】
以上において実施例に説明された特徴、構造、効果などは、本発明の少なくとも一つの実施例に含まれ、必ずしも一つの実施例にのみ限定される訳ではない。さらに、各実施例において例示された特徴、構造、効果などは、実施例が属する分野の通常の知識を有する者によって、他の実施例に対しても組み合わせ又は変形されて実施可能である。したがって、このような組み合わせと変形に関する内容は、本発明の範囲に含まれるものと解釈されるべきである。
【0082】
また、以上において実施例を中心として説明したが、これは単に例示であるだけであって、本発明を限定する訳ではなく、本発明が属する分野の通常の知識を有する者であれば、本実施例の本質的な特性を外れない範囲において、以上に例示されない様々な変形と応用が可能であることが分かるはずである。すなわち、実施例に具体的に示されている各構成要素は、変形して実施することができるものである。そして、このような変形と応用に関する相違点は、添付の請求の範囲において規定する本発明の範囲に含まれると解釈されるべきである。