特許第5671179号(P5671179)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B1)
(11)【特許番号】5671179
(24)【登録日】2014年12月26日
(45)【発行日】2015年2月18日
(54)【発明の名称】冷凍用飲料容器
(51)【国際特許分類】
   B65D 23/00 20060101AFI20150129BHJP
   B65D 1/14 20060101ALI20150129BHJP
【FI】
   B65D23/00 A
   B65D1/14
【請求項の数】2
【全頁数】20
(21)【出願番号】特願2014-129662(P2014-129662)
(22)【出願日】2014年5月16日
【審査請求日】2014年5月16日
【権利譲渡・実施許諾】特許権者において、権利譲渡・実施許諾の用意がある。
【早期審査対象出願】
(73)【特許権者】
【識別番号】509022369
【氏名又は名称】川口 隆平
(72)【発明者】
【氏名】川口 隆平
【審査官】 豊島 唯
(56)【参考文献】
【文献】 登録実用新案第3081657(JP,U)
【文献】 特開2010−285193(JP,A)
【文献】 特開昭60−193829(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
B65D 23/00
B65D 1/00− 1/18
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
冷凍用飲料容器本体2とその冷凍用飲料容器本体2に装着されている蓋部4とで成る冷凍用飲料容器1であって、前記冷凍用飲料容器本体2の上部には内部を上下に仕切る状態で板状の部材15が設けられており、前記板状の部材15は前記冷凍用飲料容器本体2を立てた状態でその側面内面の一側位置から先端が他側近傍まで斜め下り勾配を有して延び、前記板状の部材15の先端と前記側壁内面の他側との間には隙間25が形成されていることを特徴とする冷凍用飲料容器。
【請求項2】
前記内部には棒状の物体44、または凸部が存在していることを特徴とする請求項記載の冷凍用飲料容器。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
後、横にして、その横にした状態のまま前記空間に存在する全ての水を凍らせたとしてもその空間に水を入れることが出来る形状をした冷凍用飲料容器に関する。
【背景技術】
【0002】
現在市場に広く流通している家庭用冷蔵庫が有する冷凍庫の大半は、現在市場に広く流通している容量が1、8リットルほどのペットボトルのような飲料容器を縦の状態にして入れようと思えばかろうじて入れることが出来るスペースを有しているが、殆どの家庭が所有する冷蔵庫の冷凍庫内は、上段と中段、または、上段、中段、下段と冷凍食品等の出し入れがスムースに行えるように分けられている。
【0003】
その状況により、上記のような飲料容器を立てた状態のまま、大半の一般家庭に在るような冷蔵庫が有する冷凍庫に入れることは不可能と言っても云いような状態であり、従って容量が1、8リットルほどの飲料容器を上記のような冷凍庫に入れる場合は、その容量が1、8リットルほどの飲料容器を横の状態にして上記の冷凍庫に入れなくてはならない。
【0004】
っている図1のような状態の縦の長さが30cmほどの市場でよく見かける容量が1、8リットルから2リットルのペットボトルを上記のような冷凍庫に入れることにより、前記空間の中に存在する水を冷やして飲もうと思えば当然のことながらそのペットボトルを横にして前記冷凍庫に入れ、後、そのペットボトル内の水が凍らないうちにそのペットボトルを前記冷凍庫から出さなくてはならない。
【0005】
量が1、8リットル〜2リットルほどのペットボトルを横にし、その横にした状態のままで上記のような冷凍庫に入れ、後、図2のような水の全てが凍って氷になったものが前記空間内に存在するペットボトルを前記冷凍庫から取り出した場合は、その空間の一部でもある蓋部を装着する部分の内部の空間45の中も水が凍っている状態となっているので、前記蓋部を装着する部分の内部の空間45の入口47から水を入れることが出来ない図3のような状態になり、従って、前記蓋部を装着する部分の内部の空間の入口47から水を入れて、その水を空間内に存在する氷で冷やし、数分後にその氷の一部が溶けることにより冷たくなった状態の水を飲むことは不可能であり、前記のような空間内の全ての水が凍った状態のペットボトルから水を出して飲もうと思えば、その空間内に存在する氷が溶けるのを待たなくてはならない。
【0006】
なお、本願発明に関連する公知技術として次の特許文献1を挙げることが出来る。
【0007】
【特許文献】特開2011−131890公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
上述の如く、ペットボトルのような従来の飲料容器の構造では、その飲
料容器を横にして前記空間内の水の全てを凍らせた場合は、その飲料容器に水を入れることは出来ない。
【0009】
本発明はこのような点に鑑みて成されたものであり、空間の中にその空間の
横にした状態で冷凍庫に入れ、後、その飲料容器を冷凍庫から取り出した時に、その飲料容器が有する空間内の水の全てが凍っていたとしてもその飲料容器に水を入れることが出来、そして、その水を空間の中に存在する氷によって冷やし、人物はその冷やされた水を飲むことが出来ると云うものである。
【課題を解決するための手段】
【0010】
冷凍用飲料容器本体2とその冷凍用飲料容器本体2に装着されている蓋部4とで成る冷凍用飲料容器1であって、前記冷凍用飲料容器1、又は前記冷凍用飲料容器本体2を、前記冷凍用飲料容器1、又は前記冷凍用飲料容器本体2が有する底面6が下になるように水平な平面状のところに置いた場合、前記冷凍用飲料容器1、又は前記冷凍用飲料容器本体2が有する空間5の上部となるところ、即ち空間5の上部には略板状の部分15が存在していることを特徴とする。
【0011】
前記空間5の上部に存在している前記略板状の物体15は勾配を有していることを特徴とする。
【0012】
前記勾配を有している略板状の部分15、即ち、勾配を有する略板状の部分15の下先端部21の付近に存在するその勾配を有する略板状の部分の後ろ先端部17と、その後ろ先端部17と対面する形で存在する後面の内面18との間には隙間が存在していることを特徴とする。
【0013】
前記空間5の上部に存在している前記勾配を有する略板状の部分15の上先端部となっているところとその付近、即ち、その勾配を有する略板状の部分の前部23の上下の縦幅の長さは、その勾配を有する略板状の部分15の前記下先端部21とその付近、即ち、その勾配を有する略板状の部分の後部24の上下の縦幅の長さよりも短くなっていることを特徴とする。
【0014】
前記空間5には棒状の物体44、又は凹部が在ることを特徴とする。
【0015】
前記空間5に存在する前記凹部、そして前記棒状の物体44は複数であることを特徴とする。
【0016】
前記複数の凸部が存在する前記空間5は二種あり、その内一種は前記底面6の内面41から前記勾配を有する略板状の部分15に向って、前記勾配を有する略板状の部分15の下を向いた面31から前記底面6に向って、前記勾配を有する略板状の部分15の上を向いた面30から前面の上の面8の内面16に向って、そして、前記前面の上の面の内面16から前記勾配を有する略板状の部分に向って突き出た形の複数の凸部53が存在している空間5であり、もう一種は、前面7の内面37から前記後面9に向って、そして、前記前面の上の面の内面16から前記後面9に向って突き出た形の複数の凸部54、55が存在している空間5であることを特徴とする。
【0017】
前記空間5に存在する前記前面の内面37から前記後面9に向って、そして、前記前面の上の面の内面16から前記後面9に向って突き出た形で存在する前記複数の凸部54、55は、上、または下から見た場合、または、横から見た場合、略T字状となって見える形であることを特徴とする。
【発明の効果】
【0018】
以上説明したように本発明によれば前記冷凍用飲料容器1は、その冷凍用飲料容器1が有する前記空間5の上部に前記勾配を有する略板状
垂直に立てた状態の前記冷凍用飲料容器1に入れ、後、前面7が下を向くようにその冷凍用飲料容器1を水平にすれば前記空間5に存在する全ての水は、勾配を有する略板状の部分の底面側に存在する空間27に在る状態となり、そして、その冷凍用飲料容器1をその水平の状態のまま冷凍庫に入れ、後、その冷凍用飲料容器1をその冷凍庫から取り出した時に、前記空間5の中に存在する全ての水が凍って氷になっており、その氷の全てが前記勾配を有する略板状の部分の底面側に存在する空間27に在る状態となっているのが理想であるが、たとえ、その氷が前記勾配を有する略板状の部分の底面側に存在する空間27と前記勾配を有する略板状の部分の蓋部を装着する部分側に存在する空間26に分けられた状態で在ったとしても、その冷凍用飲料容器1を垂直に立て、そして、前記蓋部4を取り、前記蓋部を装着する部分の内部の空間の入り口47から水を入れた場合、その水が前記勾配を有する略板状の部分15の上を向いた面30に当たり、後、その水がその勾配を有する略板状の部分15の後ろ先端部17と前記後面の内面18とに空く隙間25に入り、後、その水が前記底面の内面41に到達することが出来る状態になっていれば良いのであり、前記氷がその状態になっていれば、例えば前記蓋部を装着する部分の内部の空間の入り口47から水を入れ続ければその水の水面は段々と上がり、人物はある程度のところで水を注ぐのを止めると、後、数分後に前記空間5に在る氷で冷やされた水を人物は飲むことが出来る。
【0019】
また、前記空間5に存在する水の全てを出して、その空間5の中には氷だけが存在している前記冷凍用飲料容器1、または、前記冷凍用飲料容器本体2を前記前面7が上になる状態で水平にすると、前記空間5の中に存在する氷の全てが上に来ている状態となるが、前記氷の中には、その氷を貫く状態で複数の前記棒状の物体44又は、複数の面の内面16、37、41や前記勾配を有する略板状の部分の下を向いた面31や前記上を向いた面30に向って突き出た状態の複数の前記凸部53、54、55が存在している状態となっているので前記氷は下に落ちることはない。
【0020】
前記勾配を有する略板状の部分5の内部49は詰まった状態となっているが、その製造課程では、その内部49は何も無い状態の時があり、それを、詳しく述べると、前記勾配を有する略板状の部分の前面と重なるところ34、または前記勾配を有する略板状の部分の前面の上の面と重なるところ35、即ち、後にその勾配を有する略板状の部分の前先端部となるところ36はその中に存在する空洞の入口28の状態となっている時があり、その空洞29の左右は前記冷凍用飲料容器本体2の左右の側面11、13の一部分、そして、その空洞の上となっているところは前記勾配を有する略板状の部分の上を向いた面30、下となっているところは前記勾配を有する略板状の部分の下を向いた面31、そして、その空洞の後部は厚さが一定の前記二つの面30、31をつなぐ状態で存在している前記勾配を有する略板状の部分の後ろ先端部とその付近で囲まれて存在する形となっており、前記勾配を有する略板状の部分15の詰まった状態で存在する内部49は、前記空洞の入口28から、チューブ等の容器内で存在している時は液体で外に出ると固まる性質を持つ物質がその空洞に流し込まれて後固まった状態のものであり、前記勾配を有する略板状の部分の前部の上下の縦幅が前記勾配を有する略板状の部分の後部の上下の縦幅よりも短い理由は、その勾配を有する略板状の部分の内部に固まった状態で存在する物質が、前記勾配を有する略板状の部分の前先端部から外に出る状態となることを防ぐためである。
【発明を実施するための最良の形態】
【0021】
以下本発明の実施の形態を図面に基づき詳細に説明する。
【0022】
冷凍用飲料容器1は、冷凍用飲料容器本体2とその冷凍用飲料容器本体が有する蓋部を装着する部分3に装着されている蓋部4とで構成されており、前記冷凍用飲料容器本体2は、その内部の空間5に在る水等の液体の容量が外からでも確認することが出来る透明度を有するプラスチック等の素材で出来ている。(図4図5図7図8参照)
【0023】
前記蓋部を装着する部分3の外周、そして、前記蓋部4の内周にはネジ溝が設けられており、それらの部分3と部品4が有するネジ溝を噛み合わすことで前記蓋部を装着する部分3の外周と前記蓋部4の内周の隙間は無くなり、そうなることで前記空間5の中に水が在ったとしてもその水は決して外に漏れることはなく、また、それらのネジ溝が在ることで前記冷凍用飲料容器1から前記蓋部4を取り外した後でもその蓋部4をその冷凍用飲料容器本体2に装着して前記冷凍用飲料容器1の状態をつくり出すことが出来る。(図6図7図8参照)
【0024】
前記冷凍用飲料容器本体2の外側は底面6、前面7、前面の上の面8、左側面11、左側面の上の面12、右側面13、右側面の上の面14、後面9、後面の上の面10、そして、蓋部を装着する部分3が外側からでも確認出来る状態で存在しており、そして、前記底面6が下になる状態で前記冷凍用飲料容器本体2を水平な平面状のところに置いた場合、前記蓋部を装着する部分は、同じ大きさで同じ形状で勾配を有している前記4つの面8、10、12、14の中央に上先端部となる形で存在しており、そして、前記冷凍用飲料容器本体2の内部の前記空間5は蓋部を装着する部分の内部の空間45、 板状の部材 の蓋部を装着する部分側に存在する空間26、 板状の部材 の底面側に存在する空間27の三つの空間で成り立っている。(図6図9図11図14図15参照)
【0025】
前記冷凍用飲料容器本体2を水平な平面状のところに前記底面6が下になる状態で置いた場合、その冷凍用飲料容器本体2が有する内部の前記空間5の上部には前記前面7の方から前記後面9の方にかけて斜め下に下がる状態で勾配を有する 板状の部材 15が存在している。(図4図5図22図23図24参照)
【0026】
前記冷凍用飲料容器本体2を前記底面6が下にくるように水平な平面状のところに置いた場合、前記 板状の部材 15の下部に在るその 板状の部材 の後ろ先端部17と、その後ろ先端部17の後ろに位置する状態となっている後面の内面18との間には水のような液体が通過できる状態の隙間25が設けられており、その 板状の部材 15には、その前先端部19が前面の上の面の内面16に在るものと、前面の内面20に在るものがある。(図22図23図24参照)
【0027】
上の〔0026〕で述べているように前記 板状の部材 15の後ろ先端部17と前記後面の内面18との間には隙間は存在しているが、その他の前記15の周囲には隙間は存在しておらず、即ち、前先端部19が前記前面の内面20に在る前記 板状の部材 15の場合は、その 板状の部材 15と前記前面の内面20、左側面の内面21、右側面の内面22は隙間なく、その 板状の部材 15とそれら20、21、22はつながっている状態であり、そして、前記前先端部19が前記前面の上の面の内面に在る前記 板状の部材 15の場合は、その15と前記前面の上の面の内面16、左側面の上の面の内面23、前記左側面の内面21、右側面の上の面の内面24、前記右側面の内面22との間には隙間は存在しておらず、その 板状の部材 15とそれら16、23、24、21、22はつながっている状態となっている。(図10図12参照)。
【0028】
前記 板状の部材 15の内部は詰まった状態になっているが、その詰まっている状態になっている部分、即ち、内部49は、チューブ等の密封された容器内に在る時は液体であり、そのチューブ等の密封された容器から出て暫くすると固まる性質を持つ物質が固まった状態のものであり、前記液体が投入されるまえの前記空洞29の状態の前記内部49の左右は前記冷凍用飲料容器本体2の部分で塞がれており、即ち、前記空洞29を囲む状態となって存在している後ろの部分も含めた周囲の部分で唯一空いた状態で存在している入り口28か前記前面7に在る前記空洞29の場合は、その空洞29の左右は前記左右の側面11、13の部分によって、そして、入口28が前記前面の上の面8に在る前記空洞29の場合は、その空洞29の左右は前記左右の側面の上の面12、14の部分と前記左右の側面11、13の部分によって塞がれた形となっており、前記 板状の部材 15は、その後部24の上下の縦幅がその前部23の上下の縦幅よりも長い形状となっているが、その形状となっている理由は、前記空洞の入口28から投入され、後、その空洞29の中で固まったものがその空洞の入口28から外に出る状態になることを防ぐためである。(図4図5図12図13図14図15図11参照
【0029】
また、内部に前記空洞29を有する前記 板状の部材 15を有する前記冷凍用飲料容器1の内部の前記空間5に水等の液体が充満する状態またはほぼ充満する状態にして、その前記空間5に水等の液体が入った前記冷凍用飲料容器1を手に持ってあらゆる角度になるようにしても、その 板状の部材 15も含めた前記冷凍用飲料容器1の形状が前記水等の重量等により変形しなければ前記 板状の部材 15の前記空洞29には何も入れる必要はない。(図、4、図16図17参照)
【0030】
そして、前記 板状の部材 15は、その 板状の部材 15が有する上を向いた面30と同じように平面状の前記底面 の方を向いた面31を有しており、その下を向いた面31からは複数本の棒状の物体44が前記底面6の方に向って伸びている。(図16図17参照)
【0031】
上の〔0030〕で述べている 板状の部材 15はその前先端部19が前記前面の内面37に在るものであり、前記前面の上の面の内面16に前先端部19が在る 板状の部材 15の場合は、その 板状の部材 の下を向いた面31から、そして、その 板状の部材 の前先端部19と前記その ,15の下を向いた面31とが交わるところ よりも下の高さとなる前記前面の上の面の内面16から前記底面6の方に向って複数本の棒状の物体44が伸びている。(図9図11参照)
【0032】
そして、前記 板状の部材 15の前記上を向いた面30のその 板状の部材 の前先端部19の近くのところからは、その 板状の部材 の前先端部19が前面の内面37、または、前面の上の面の内面16に在る無いに関係なく、複数本の棒状の物体44が、前記底面6が下になる状態で前記冷凍用飲料容器1、または、前記冷凍用飲料容器本体2が垂直になった時は、上に向って伸びており、それら全ての棒状の物体44の上となっている先端部は前記前面の上の面の内面16と接続する形で存在している。(図19図22図23図24参照)
【0033】
前記底面6には二種類の形状のものが在り、その内の一種は、前記冷凍用飲料容器本体2を前記底面6が下になるように水平な平面状のところに置いた場合、その底面6の表面40の全体がその水平な平面状のところに密着する形状をしたものであり、そして、もう一種は、底面6の表面42の中央が上に向って凹んでおり、その凹みの周りの表面38が前記水平な平面状のところに密着する形状をしているものである。(図18図20図21図9参照)
【0034】
前記表面42の全体が平面状である底面6の反対側の上方に在る前記空間5の方を向いた平面状の面、即ち、内面41を前後に二等分した前側となる部分から、そして、前記平面状の表面38の中央に凹み39が在る底面6の内面41を前後に二等分した前側に当たる部分 の前記凹み39の裏側に当たる部分を除いた部分 からは複数本の棒状の物体44が前記 板状の部材 15や前記前面の上の面の内面16に向って伸びている。(図17図18参照)
【0035】
前記 板状の部材 15の前記下を向いた面31や前記前面の上の面の内面16から前記底面6に向って伸びる前記複数本の棒状の物体44は、前記底面の内面41から前記 板状の部材 15や前記前面の上の面の内面16に向って伸びる複数本の棒状の物体44の全ての棒状の物体44とつながってそれぞれが一本の棒状の物体44を形成しており、つまり、前記 板状の部材 の底面側に存在する空間27に存在する複数本の前記棒状の物体44の全ての棒状の物体の一方の先端部は前記前面の上の面の内面16や前記 板状の部材 の下を向いた面31とつながり、もう一方の先端部は前記底面の内面41とつながっている形となっている。(図18図19参照)
【0036】
また、前記前面7には表面42の全体が一枚の平面状の略板状となって出来ている表面42を有する前面7と、最も前側に出る部分50が平面状となっている微妙な凹凸の有る略平面状の表面42を有する前面7とが在り、前記それらの前面7が下を向く状態で、それらの前面7を有する前記冷凍用飲料容器1、または、冷凍用飲料容器本体2を水平な平面状のところに置いた場合、前記底面6の最も外側に出ている平面状のところ43は必ず垂直の状態となる。(図19図28参照)
【0037】
前記後面9には二種類の形が在り、その内の一種は前記前面7の表面40が一枚の平面状で、略板状のものであれば、その前面7と前記空間5を挟んで向い合う後面9も前記前面7と同じように一枚の平面状の板で出来ている表面32を有しており、それら二面7、9の表面42、32は全く同じ形で同じ大きさである。(図4図5図6図19図27参照)
【0038】
そして、もう一種の前記後面9は、前記前面7が、凹凸の有る略平面状の表面を有する前面7の場合は、その前面7と前記空間5を挟んで存在するその後面9もその前面7と同じように凹凸の有る略平面状の表面を有しており、互いにその二面7、9の表面42、32は同じ形で同じ大きさである。(図19参照)
【0039】
また、前記左右の側面11、13、の最も外側に在る平面状のところ51、52は、前記前面の最も外側に在る平面状のところ50や前記後面の最も外側に在る平面状のところ33と必ず直角の位置関係に在り、それら左右の側面の表面46、48は、その左右の側面を有する前記冷凍用飲料容器1、または冷凍用飲料容器本体2が有する前記前面7の表面42、そして、前記後面9の表面32と全く同じ大きさで同じ形状をしている。(図4図5図6図30参照)
【0040】
次は前記冷凍用飲料容器1の使用方法をその冷凍用飲料容器1、水コップ等の容器、そして、冷凍庫を用いて説明することにする。
【0041】
その作業は、まず、前記冷凍用飲料容器1に水を入れる作業から行う。
【0042】
その前記冷凍用飲料容器1に水を入れる作業は前記空間5が空となっている前記冷凍用飲料容器1の前記蓋部4を取り、前記冷凍用飲料容器本体2とし、その冷凍用飲料容器本体2を水平な平面状のところに前記底面6が下になるように置き、その冷凍用飲料容器本体2が有する前記蓋部を装着する部分の内部の空間の入口47から水を入れてゆく。(図22参照)
【0043】
そして、その水が前記空間5の中に入り、その水の水面が前記 板状の部材 の下先端部21の高さよりも下の高さになるようにし、その水面が、その 板状の部材 の下先端部21の高さよりも上の高さにならないようにする。(図11図22参照)
【0044】
そして、その前記空間5の中に水の入った冷凍用飲料容器本体2に前記蓋部4を装着し、その空間5の中に水の入った状態の冷凍用飲料容器1を前記前面7が下を向く状態にして水平にするのであるが、その方法は、その冷凍用飲料容器1を手で持っても良いし、また、その冷凍用飲料容器1の前記前面7が下を向く状態にして、その冷凍用飲料容器1を水平な平面状のところに置いても良い。(図18図19参照)
【0045】
その時に、その冷凍用飲料容器1の前記空間5の中に在る水の状態が、その水の全てが前記 板状の部材 の底面側に存在する空間27に在ることを確認し、その 板状の部材 の底面側に存在する空間27に在る水が前記 板状の部材 の蓋部を装着する部分側に 存在する空間26に流れ込まないように注意しながら、その冷凍用飲料容器1を冷凍庫に入れ、後、前記空間 に存在する全ての水が凍った状態の前記冷凍用飲料容器 を冷凍庫から取り出した時にその氷の全てが前記 板状の部材 の底面側に存在する空間27に在るのが最も良い状態であるが、前記氷が前記 板状の部材 の底面側に存在する空間27と前記 板状の部材 の蓋部を装着する部分側に存在する空間26の二つの空間26 27に在ったとしても、その氷の一部が前記蓋部を装着する部分の内部の空間45に入り込まない量であれば良い。(図23図24参照)
【0046】
すなわち前記空間5の中に水が存在する前記冷凍用飲料容器1を、その冷凍用飲料容器1が有する前面7が下を向く状態にして水平にし、その水平となった状態を保ったまま、冷凍庫に入れ、その冷凍庫内で前記空間5の水の全てが凍った状態の前記冷凍用飲料容器1を取り出し、後、その冷凍用飲料容器1を前記底面6が下になるように水平な平面状のところに置き、そして、前記蓋部4を取って前記冷凍用飲料容器本体2としたものに前記蓋部を装着する部分の内部の空間の入口47から水を入れようとした場合、氷が前記蓋部を装着する部分の内部の空間45を塞ぐ状態で存在している場合は、当然のことながら水はその下の他の空間26、27に行くことなく前記蓋部を装着する部分の内部の空間の入口47からあふれ出し、また、前記蓋部を装着する部分の内部の空間45に氷が少しでも存在している場合は、前記蓋部を装着する部分内部の空間の入口47から水を注ごうとした場合、その水は、前記空間5の下の方までスムースに到達することは困難な状態となる。(図25参照)
【0047】
すなわち、前記底面6が下になった状態で水平な平面状のところに置かれた前記冷凍用飲料容器本体2の前記蓋部を装着する部分の内部の空間の入口47から水を注いだ場合、その注がれて 垂直に落ちた水が直接前記 板状の部材 の上を向いた面30に当たる状態になれば良いわけであり、その状態になれば、その水は、前記 板状の部材 の後ろ先端部17と前記後面の内面18とに空く隙間25を通ってその下の前記 板状の部材 の底面側に存在する空間27に入って前記底面の内面41にたどり付き、引き続き、前記蓋部を装着する部分の内部の空間の入口47から水を注げば、その水の表面は、その蓋部を装着する部分の内部の空間の入口47まで上がっていくこととなる。(図23図24図22参照)
【0048】
次は、上の〔0047〕のようにして前記蓋部を装着する部分の内部の空間の入口47に水面が存在する状態となって前記空間5に水と氷が存在する前記冷凍用飲料容器本体2の前記空間5に存在する水の全てをコップに注ぐ方法について説明することにする。
【0049】
また、上の〔0047〕のように前記冷凍用飲料容器本体2に水を注いでその水の表面が前記蓋部を装着する部分の内部の空間の入口47に存在するようになれば前記 板状の部材 の下を向いた面引の一ヶ所には空気が存在する状態になるかもしれないが、その空気が存在する状態になったとしても前記冷凍用飲料容器本体2の前記空間5の中に在る水をコップ
【0050】
前記水平な平面状のところに前記底面6が下になる状態になるように置いた前記空間5の中に在る水の水面が前記蓋部を装着する部分の内部の入口47に在る前記冷凍用飲料容器本体2の中に在る水をコップに注ぐ方法は、その冷凍用飲料容器本体2を手に持って斜めにしてゆけば、当然のことながら、水はま下に落ちるので前記蓋部を装着する部分の内部の空間45の入口から水が出るので、その蓋部を装着する部分の内部の空間の入口47のま下にコップを置けば水はそのコップの中に注ぎ込まれる。(図26参照)
【0051】
前記冷凍用飲料容器本体2の前記空間5の中の水は上の〔0050〕の方法を用いればある程度までは減っていくが、そのある程度減るまでは前記前後の面7、9、及び前記左右の側面11、13は、どの方向を向いていても構わない。(図26参照)
【0052】
また、前記冷凍用飲料容器本体2の前記空間5の中に在る氷以外の水の全てを、その冷凍用飲料容器本体2から出す場合は、前記後面9が下を向く状態になるようにその冷凍用飲料容器本体2を水平にして、除々にゆっくりと前記蓋部を装着する部分3を下になるようにし、そして、前記後面9、または前記前面7がま横を向く状態になるようにすれば、前記空間5の中の水の全てをその冷凍用飲料容器本体2から出すことが出来る。(図27図28参照)
【0053】
また、前記空間5の中に水が無く氷のみが存在している状態となっている前記冷凍用飲料容器、1、または、前記冷凍用飲料容器本体2を前記後面9が下を向くようにして水平にした場合、前記氷は上に在る状態となっている前記前面の内面37の付近に固まって在る状態となっているが、前記氷の内部には、その氷を貫く状態で複数本の前記棒状の物体44が存在しており、それら複数本の前記棒状の物体44は、前記氷が下に落ちる状態になることを防ぐ役目をしている。(図29参照)
【0054】
図29のように前記冷凍用飲料容器本体2をその前面7が上に向くように水平の状態にして手に持った場合、その冷凍用飲料容器本体2の空間5の内部に存在する氷が前面の上の面の内面16と前面の内面37に張り付く状態となり、その氷の下に水も無く、水の浮力により氷が浮かんでいない状態になっていなくてもその氷が下に落ちない理由は、それらの氷を貫通する状態で複数の棒状の物体44がその空間5の中に存在し、それらの棒状の物体44がその氷を下に落ちない役目を果していることが最も大きな原因であるがその複数の棒状の物体44が前記空間5の中に存在していない冷凍用飲料容器本体2の場合は、前記空間5の中には底面の内面41から 板状の部材 15に向って突き出た状態で、 板状の部材 の下を向いた面31から前記底面の内面41に向って突き出た状態で前記前面の上の面の内面16から前記 板状の部材 に向って突き出た状態で、そして、 板状の部材 の上を向いた面30から上、即ち、前記前面の上の面の内面16に向って突き出た状態で複数の凸部53が存在している形状になっているか、または、前記前面の内面37から後面9に向って突き出た状態で、前記前面の上の面の内面16から前記後面9に向って突き出た状態で、左右の側面11、13の方から見ればT字状、または略T字状となって見える複数の凸部54、または、上、または下から見ればT字状、または略T字状となって見える凸部55が複数存在している形状になっており、空間内に向って突き出た状態で存在するそれら複数の凸部54、55が、前記冷凍用飲料容器1、または前記冷凍用飲料容器本体2を、その前面7が上になる状態にして水平になるように手に持って、その空間5の中に存在する氷が前記前面の上の面の内面16と前記前面の内面37に張り付く状態で上になる形となり、その氷の下に水が存在する形となっていない場合でも、それら凸部54、55が前記氷の中に存在する形となっていれば前記氷は下に落ちることはない。(図29 図31図32図33図34参照)
【産業上の利用可能性】
【0055】
凍用飲料容器1を横にして冷凍庫に入れ、後、前記水の全てが凍って氷になった状態の前記冷凍用飲料容器1を前記冷凍庫から取り出した時に、前記蓋部を装着する部分の内部の空間45とその付近は何も無く空いている状態なので水を前記空間5の中に入れることが出来、人物は氷によって冷やされた水を飲むことが出来る。
【図面の簡単な説明】
【0056】
図1】高さが30cmほどで容量が1.8リットルから2リットルの空間の中に、その空間の容積13/20ほどの水が入ったペットボトルが水平な平面状のところに置かれた状態を外から視た時にそのペットボトルの見える状態を現した図である。
図2図2のペットボトルを水平な平面状のところに寝かせる状態にして横にしてそのペットボトルの内部の様子をそのペットボトルの縦縦断断面図を用いて現している図である。
図3図2の状態のまま空間の中の水の全てが凍ったペットボトルを水平な平面状のところに立てて蓋部を取り、そのペットボトルに水を入れようとしてもそのペットボトルに内部に水が入らない様子をそのペットボトルの縦縦断断面図を用いて現している図である。
図4】水平な平面状のところに置かれた前先端部が前面の内面に在る 板状の部材 を有する冷凍用飲料容器を、その冷凍用飲料容器の左側面、後面、左側面の上の面、後面の上の面が見える斜め上の角度で視た時のその冷凍用飲料容器が見える状態を描いた図である。
図5】水平な平面状のところに置かれた前先端部が前面の内面に在る 板状の部材 を有している凹凸の有る前後と左右の側面を持つ冷凍用飲料容器を、その冷凍用飲料容器の左側面、後面、左側面の上の面、後面の上の面が見える斜め上の角度で視た時のその冷凍用飲料容器が見える状態を描いた図である。
図6図4の冷凍用飲料容器をま上から視た時にその冷凍用飲料容器の見える状態を描いた図である。
図7】垂直となった冷凍用飲料容器本体の蓋部を装着する部分とその付近の外側に面したところを描いた図である。
図8】垂直になった冷凍用飲料容器の蓋部を装着する部分に装着されている蓋部のところの蓋部を装着する部分と蓋部との内部の状態を、その蓋部を装着する部分に装着されている蓋部のところの縦縦断断面図を用いて現している図である。
図9】水平な平面状のところに置かれた表面中央に凹みが有る底面と、前先端部が前面の内面に在る勾配を有する略板状の部分の下に水面が在る状態となって水が空間に存在している冷凍用飲料容器の内部の様子をその冷凍用飲料容器の縦縦断断面図を用いて現している図である。
図10
図11
図12
図13】水平な平面状のところに後面が下になるように置かれた冷凍用飲料容器の内部が空洞の勾配を有する略板状の部分の前面に存在するその空洞の入口からチューブに入っている液体を流し込む様子をその冷凍用飲料容器の縦縦断断面図を用いて現している図である。
図14】水平な平面状のところに底面が下になるように置かれた内部が空洞の勾配を有する略板状の部分を有する冷凍用飲料容器を正面から視ることにより、その内部が空洞の 板状の部材 の空洞の入口が前面の上の面に在ることを現した図である。
図15】水平な平面状のところに底面が下になるように置かれた内部が空洞の 板状の部材 を有する冷凍用飲料容器を正面から視ることにより、その内部が空洞の 板状の部材 の空洞の入口が前面に在ることを現した図である。
図16】空間に水の入った状態の図15の冷凍用飲料容器を、その空間に存在する水の全てが 板状の部材 の底面側に存在する空間に在るように手に持って斜めにしてもその 板状の部材 の形状が変わらない様子をその冷凍用飲料容器の縦縦断断面図を用いて現している図である。
図17】空間に水の入った状態の図15の冷凍用飲料容器を、その空間に存在する水の全てが 板状の部材 の蓋部を装着する部分側に存在する空間に在るように斜めにしてもその 板状の部材 の形状が変わらない様子をその冷凍用飲料容器の縦縦断断面図を用いて現している図である。
図18】前先端部が前面の内面に在る 板状の部材 を持ち表面の中央が凹んだ状態の底面を有する冷凍用飲料容器の前面が下を向くようにその冷凍用飲料容器を水平な平面状のところに置いた場合、その冷凍用飲料容器の水の全てが 板状の部材 の底面側に存在する空間に在る状態を、その冷凍用飲料容器の縦縦断断面図を用いて現している図である。
図19】水平な平面状のところに前面が下を向く状態で置かれた前先端部が前面の内面に在る 板状の部材 の底面側に存在する空間に、空間に存在する水の全てが在る凹凸の有る前後と左右の面を有する冷凍用飲料容器の内部を、その冷凍用飲料容器の縦縦断断面図を用いて現している図である。
図20】表面の全体が平面状である底面を外から視た図である。
図21】中央に凹んだ部分の在る底面の表面を外から視た図である。
図22】水平な平面状のところに底面が下になるように置かれた前先端部が前面の内面に在る 板状の部材 を持つ冷凍用飲料容器本体に水を入れはじめた時のその内部の様子を、その冷凍用飲料容器本体の縦縦断断面図を用いて現している図である。
図23】水平な平面状のところに底面が下になるように置かれた前先端部が前面の内面に在る 板状の部材 の底面側に存在する空間に氷が存在している冷凍用飲料容器本体に水を入れている時のその内部の様子をその冷凍用飲料容器本体の縦縦断断面図を用いて現している図である。
図24】水平な平面状のところに底面が下になるように置かれた、氷が、前先端部が前面の上の面の内面に在る 板状の部材 の底面側に存在する空間と蓋部の装着する部分側に存在する空間に在る冷凍用飲料容器本体の空間に水が入るように出来ることを、その冷凍用飲料容器本体の縦縦断断面図を用いて現している図である。
図25】水平な平面状のところに底面が下になるように置かれた氷が、前先端部が前面の内面に在る 板状の部材 の底面側に存在する空間と蓋部を装着する部分側に存在する空間、そして、蓋部を装着する部分の内部の空間に在る冷凍用飲料容器本体に水を入れようとした場合、前述の蓋部を装着する部分の内部の空間に存在する氷がその蓋部を装着する部分の内部の空間を塞ぐ状態で存在していれば、水は空間の内部に入ることが出来ない様子を、その冷凍用飲料容器本体の縦縦断断面図を用いて現している図である。
図26】空間の内部に水と氷が存在している冷凍用飲料容器本体を手に持ち、その空間に存在する水をコップ内に入れていく様子とその冷凍用飲料容器本体の内部の状態を、その冷凍用飲料容器本体の縦縦断断面図図を用いて現している図である。
図27】前先端部が前面の上の内部に在る 板状の部材 の底面側に存在する空間に氷が在り、そして、水が空間の一部に在る冷凍用飲料容器を、その後面が下になるように水平な平面状のところに置いた場合、空間の後面の内面側に水が貯まる様子をその冷凍用飲料容器の縦縦断断面図を用いて現している図である。
図28図27の冷凍用飲料容器の蓋部を取り外した冷凍用飲料容器本体を手に持って逆さにすることで、その冷凍用飲料容器本体のま下に在るコップに水が入り、その冷凍用飲料容器本体の水の全てが無くなり、空間には氷のみが存在している様子を、その冷凍用飲料容器本体の縦縦断断面図を用いて現している図である。
図29】空間の、前先端部が前面の上の面の内面に在る 板状の部材 の蓋部を装着する部分側に存在する空間と底面側に存在する空間に氷のみが存在する冷凍用飲料容器を前面が上になる状態にして水平になるように手に持っても、前記氷が下に落ちることがない様子をその冷凍用飲料容器の縦縦断断面図を用いて現している図である。
図30】水平な平面状のところに底面が下になるように置かれた前後の面と左右の側面の交わるところの角が削られた冷凍用飲料容器をま上から視た図である。
図31】水平な平面状のところに底面が下になるように置かれた、内部の空間に複数の凸部を有する冷凍用飲料容器本体を、その冷凍用飲料容器本体の左側面側から視る角度でその冷凍用飲料容器の内部の様子を現した図である。
図32図31の冷凍用飲料容器本体の底面から出ている凸部のすぐ上のところを水平に切断して、その切断面を上から視た図である。
図33
図34】下部に上から見た場合に略T字状となって見える複数の凸部が存在する冷凍用飲料容器本体の、前先端部が前面の内面に在る勾配を有する略板状の部分の前先端部よりも下の高さのところを切断し、その切断面を上から視た図である。
【符号の説明】
【0057】
1、冷凍用飲料容器
2、冷凍用飲料容器本体
3 蓋部を装着する部分
4 蓋部
5、空間
6、底面
7、前面
8 前面の上の面
9、後面
10、後面の上の面
11、左側面
12、左側面の上の面
13、右側面
14、右側面の上の面
15、板状の部材
16、前面の上の面の内面
17、板状の部材の後ろ先端部
18、後面の内面
19、板状の部材の前先端部
20、左側面の内面
21、板状の部材の下先端部
22、板状の部材の上先端部
23、板状の部材の前部
24 板状の部材の後部
25、板状の部材の後ろ先端部と後面の内面とに空く空間
26、板状の部材の蓋部を装着する部分側に存在する空間
27、板状の部材の底面側に存在する空間
28、板状の部材の内部の空洞の入口
29、板状の部材の内部の空洞
30、板状の部材の上を向いた面
31、板状の部材の下を向いた面
32 後面の内面。
33、後面の最も外側に在る平面状のところ
34、板状の部材の前面と重なるところ
35 板状の部材の前面の内面と重なるところ
36 板状の部材の前先端部となるところ
37、前面の内面
38、底面の凹みの周りの部分
39、底面の凹みの部分
40、底面の表面
41、底面の内面
42 前面の表面
43、底面の最も外側に在る平面状のところ
44、棒状の物体
45、蓋部を装着する部分の内部の空間
46、左側面の表面
47 蓋部を装着する部分の内部の空間の入口
48、右側面の表面
49、 板状の部材 の内部
50、前面の最も外側に在る平面状のところ
51、左側面の最も外側に在る平面状のところ
52、右側面の最も外側に在る平面状のところ
53、凸部
54、左右いづれかの側面側から見ると略T字状となって見える凸部
55、上、又は下から見た場合、略T字状、又はT字状となって見える凸部
【要約】      (修正有)
【課題】従来のペットボトルと同じ形状の飲料容器を横に水平になるように倒した時に、内部の空間の一部の空間でも在る蓋部を装着する部分の内部の空間を満杯にすることが出来る水量と同じ水量が、垂直になった状態の前記従来の飲料容器と同じ外観と外側の面の合計の面積が同じ冷凍用飲料容器が有する空間に在ったとしても、その冷凍用飲料容器を横にした場合、蓋部を装着する部分とその付近の空間には水を存在させない状態を作り出すことが出来る。
【解決手段】前記空間の上部には勾配を有する略板状の部分15が在ることで、その空間を有する前記冷凍用飲料容器を前面7が下を向くように水平にした場合、前記空間に存在する水の量がその空間の容積の13/20ほどの量であったとしてもその水の全てを勾配を有する略板状の部分の底面側に存在する空間27に収容することが出来る。
【選択図】図18
図1
図2
図3
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図6
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