(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】5672998
(24)【登録日】2015年1月9日
(45)【発行日】2015年2月18日
(54)【発明の名称】自動販売機の商品収納装置
(51)【国際特許分類】
G07F 9/00 20060101AFI20150129BHJP
G07F 11/34 20060101ALI20150129BHJP
【FI】
G07F9/00 108
G07F11/34 B
【請求項の数】1
【全頁数】17
(21)【出願番号】特願2010-253124(P2010-253124)
(22)【出願日】2010年11月11日
(65)【公開番号】特開2012-103976(P2012-103976A)
(43)【公開日】2012年5月31日
【審査請求日】2013年10月11日
(73)【特許権者】
【識別番号】000005234
【氏名又は名称】富士電機株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100089118
【弁理士】
【氏名又は名称】酒井 宏明
(72)【発明者】
【氏名】冨田 一宏
(72)【発明者】
【氏名】阪 光広
(72)【発明者】
【氏名】大野 雄喜
(72)【発明者】
【氏名】左高 拓也
(72)【発明者】
【氏名】岡田 佳賢
【審査官】
高島 壮基
(56)【参考文献】
【文献】
特開平09−120476(JP,A)
【文献】
特開平04−074294(JP,A)
【文献】
実開昭55−141880(JP,U)
【文献】
特開2005−258702(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
G07F 9/00
11/34
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
左右一対のベース側板間に通路構成要素を配設することにより上下方向に沿って延在する態様で画成され、かつ投入された商品を横倒し姿勢で順次収納する商品収納通路と、
前記ベース側板間に配設されて成り、自身の上面が投入口を通じて投入された商品を前記商品収納通路まで案内する商品案内通路を構成するトップトレイと
を備えた自動販売機の商品収納装置において、
前記トップトレイは、左右両端部が屈曲されて成るものであり、
前記左右両端部から側方に突出する態様で形成され、かつ前記ベース側板に形成された孔部に挿通される係止突起と、
少なくとも一方の端部において前記係止突起よりも上方側であって、かつ屈曲部位から離隔した個所に形成された切欠の後方側切欠縁部を前後に屈曲して外方に向けて突出する態様で設けられ、更にベース側板に形成された係止孔に挿通して該ベース側板に係止する係止片と
を備えたことを特徴とする自動販売機の商品収納装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、自動販売機の商品収納装置に関し、より詳細には、例えば缶入り飲料やペットボトル入り飲料等の商品を販売する自動販売機に適用される商品収納装置に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来、例えば缶入り飲料やペットボトル入り飲料等の商品を販売する自動販売機の商品収納装置としてサーペンタイン式商品ラックが知られている。このような商品収納装置は、左右に対向して立設された一対のベース側板の間に通路構成要素が架設されることにより、上下方向に沿って蛇行状に延在する態様で画成された商品収納通路を有している。また、この商品収納装置には、商品収納通路の下方側に最下位にある商品を切り出して払い出すための払出機構が設けられている一方、商品収納通路の上方側にはトップトレイが設けられている。
【0003】
トップトレイは、一対のベース側板の間で前後方向に沿って、かつ前方から後方に向けて漸次下方に傾斜する態様で設けられた商品投入用のものであり、その上面には、商品収納通路の上端開口に連絡する態様で、前方より投入された商品を商品収納通路の上端開口に案内する商品案内通路が形成されている。
【0004】
そのような構成を有する商品収納装置においては、商品を補充する場合、投入口からトップトレイの上面(商品案内通路)に商品を横倒し姿勢で投入することになる。これにより商品は、トップトレイの傾斜にしたがって漸次後方に転動し、該トップトレイの後端から商品収納通路を転動しながら落下して払出機構の上に一列に積み上げ収納される。そして、商品を販売する場合、払出機構が販売指令に応じて駆動して最下位の商品を下方に落下させる。これにより、商品は自動販売機の商品取出口まで送出されて販売されることになる(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【特許文献1】特開2003−228752号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
ところで、上述したような商品収納装置は、一対のベース側板間に通路構成要素等を架設して商品収納通路を形成した後に、トップトレイを前方側より進入させて組み立てるものであったが、近年においては、トップトレイの前後長をベース側板と同等程度のものとし、商品収納通路の形成と同時にトップトレイをベース側板に架設して組み立てるようにしたものが知られている。
【0007】
しかしながら、このような場合には商品収納装置の組立作業においてトップトレイを保持するための治具が必要となり、特に商品収納装置では適用される部位によりその構成が異なることがあり、異なる構成毎に応じた治具を用いることにより組立作業が煩雑なものとなることがあった。
【0008】
本発明は、上記実情に鑑みて、組立作業の効率性を向上させつつ、治具に要するコストを削減して製造コストの低減化を図ることができる自動販売機の商品収納装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
上記目的を達成するために、本発
明に係る自動販売機の商品収納装置は、左右一対のベース側板間に通路構成要素を配設することにより上下方向に沿って延在する態様で画成され、かつ投入された商品を横倒し姿勢で順次収納する商品収納通路と、前記ベース側板間に配設されて成り、自身の上面が投入口を通じて投入された商品を前記商品収納通路まで案内する商品案内通路を構成するトップトレイとを備えた自動販売機の商品収納装置において、前記トップトレイは、左右両端部
が屈曲されて成るものであり、前記左右両端部から側方に突出する態様で形成され、かつ前記ベース側板に形成された孔部に挿通される係止突起と、少なくとも一方の端部において前記係止突起よりも上方側であって、かつ屈曲部位から離隔した個所に
形成された切欠の後方側切欠縁部を前後に屈曲して外方に向けて突出する態様で設けられ、更にベース側板に形成された係止孔に挿通して該ベース側板に係止する係止片
とを備えたことを特徴とする。
【発明の効果】
【0011】
本発明の自動販売機の商品収納装置によれば、トップトレイは、左右両端部のうち少なくとも一方の端部が屈曲されて成り、該端部における屈曲部位から離隔した個所に外方に向けて突出する態様で設けられ係止片がベース側板に形成された係止孔に挿通して該ベース側板に係止するので、該端部の端面がベース側板の内面に当接することで、該端部が屈曲した方向に傾斜してしまうことがなく、しかも係止片が係止孔に挿通してベース側板に係止することで、該端部が屈曲した方向とは反対の方向に傾斜してしまうことがないので、商品収納装置の組立作業の効率化を図ることができる。しかも商品収納装置の組立作業時においてトップトレイを保持する治具等が不要となる。従って、組立作業の効率を向上させつつ、治具に要するコストを削減して製造コストの低減化を図ることができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【0012】
【
図1】
図1は、本発明の実施の形態である商品収納装置が適用された自動販売機の内部構造を示す断面側面図である。
【
図2】
図2は、可動側板及びリンク部材を示す斜視図である。
【
図3】
図3は、可動側板及びリンク部材を示す斜視図である。
【
図6】
図6は、
図4及び
図5に示したリンク部材をベース側板に支持させた状態を示す正面図である。
【
図7】
図7は、
図1に示したトップトレイを示す斜視図である。
【
図8】
図8は、
図7に示したトップトレイの要部を拡大して示す斜視図である。
【
図9】
図9は、
図7に示したトップトレイの要部を拡大して示す斜視図である。
【
図10】
図10は、
図7〜
図9に示したトップトレイを左側のベース側板に取り付けた状態を示す説明図である。
【
図11】
図11は、
図7〜
図9に示したトップトレイを左側のベース側板に取り付けた状態を示す説明図である。
【発明を実施するための形態】
【0013】
以下に添付図面を参照して、本発明に係る自動販売機の商品収納装置の好適な実施の形態について詳細に説明する。
【0014】
図1は、本発明の実施の形態である商品収納装置が適用された自動販売機の内部構造を示す断面側面図である。ここで例示する自動販売機は、商品を冷却、若しくは加熱した状態で販売するもので、本体キャビネット1、外扉2及び内扉3を備えている。
【0015】
本体キャビネット1は、複数の鋼板を適宜組み合わせることによって前面が開口した直方状に構成したもので、その内部に断熱構造の商品収容庫4を有している。外扉2は、本体キャビネット1の前面開口を覆うためのもので、本体キャビネット1の一側縁部に開閉可能に配設してある。図には明示していないが、この外扉2の前面には、ディスプレイウィンドウ、商品選択ボタン、紙幣挿通口、硬貨投入口、返却レバー、一体表示器、硬貨返却口、商品取出口2a等々、商品を販売する際に必要となるものが設けてある。内扉3は、商品収容庫4の前面開口を覆うための断熱扉であり、外扉2よりも内方となる位置において本体キャビネット1の一側縁部に開閉可能に配設してある。この内扉3の下方部には、商品を商品収容庫4の外部に搬出するための商品搬出口3aが設けてある。
【0016】
また、上記自動販売機には、商品収容庫4の内部に商品シュータ5が設けてあり、この商品シュータ5よりも下方となる領域(以下、「熱交換領域」ともいう)に温度調節ユニット6が配設してある一方、商品シュータ5よりも上方となる領域(以下、「商品収納領域」ともいう)に商品収納装置10が配設してある。
【0017】
商品シュータ5は、商品収納装置10から払い出された商品を内扉3の商品搬出口3aに案内するためのプレート状部材であり、前方側に向けて漸次下方に傾斜する態様で配設してある。図には明示していないが、この商品シュータ5には、熱交換領域と商品収納領域との間を連通させる通気孔(図示せず)が多数穿設してある。
【0018】
温度調節ユニット6は、商品収容庫4の内部雰囲気を所望の温度状態に維持するためのもので、冷凍サイクルの蒸発器6a、電熱ヒータ6b及び送風ファン6cを備えて構成してある。この温度調節ユニット6においては、例えば冷凍サイクルを運転した状態で送風ファン6cを駆動すると、蒸発器6aにおいて冷却された空気が商品シュータ5の通気孔を通じて上方に送給されるため、商品収納領域を低温状態に維持することができる。一方、電熱ヒータ6bに通電した状態で送風ファン6cを駆動すると、電熱ヒータ6bによって加熱された空気が商品シュータ5の通気孔を通じて上方に送給されるため、商品収納領域を高温状態に維持することができる。尚、冷凍サイクルの圧縮機、凝縮器及び膨張弁は、図には明示しないがいずれも商品収容庫4の外部となる機械室7に配設してある。
【0019】
上記商品収納装置10は、図示の例では前後3列に並ぶように配設してあり、一対のベース側板11の間に通路構成要素12を配設することによって上下方向に沿って蛇行状に構成した商品収納通路13を備え、商品収納通路13の内部に上下方向に沿って複数の商品を横倒しの姿勢で収納するものである。より詳細に説明すると、通路構成要素12は、商品収納通路13の前方側と、後方側とに互いに対向するよう適宜配設したものであって、ベース側板11に固定してある。
【0020】
また、通路構成要素12には、図には明示しないフラッパが設けてある。フラッパは、商品収納通路13に対して進退移動する態様で通路構成要素12に揺動可能に配設してある。このフラッパは、コイルバネ(図示せず)に付勢されて常態においては商品収納通路13に進出移動した姿勢となる。そして、商品収納通路13を通過する商品に当接することにより自身はコイルバネの付勢力に抗して蛇行状の商品収納通路13に沿うように退行移動して該商品の姿勢を修正するものである。
【0021】
このような商品収納装置10には、
図2及び
図3に示すように、可動側板14及びリンク部材15が備えてある。可動側板14は、商品収納通路13の商品の通過幅を商品の長さに応じて調整するためのものであり、商品収納通路13の形状に合わせて板金加工した薄鋼板製のものである。
【0022】
リンク部材15は、
図4及び
図5に示すように、略長尺平板状の形態を成し、基端部151には基端軸部1511及び補強フランジ1512が形成してある一方、基端部151よりも幅狭となる先端部152には先端軸部1521が形成してある。基端軸部1511は、リンク部材15の基端部分を基部として前方及び後方に突出する態様で形成してある。補強フランジ1512は、リンク部材15の基端部分の前方側側縁及び後方側側縁を折り曲げ形成して成るものである。先端軸部1521は、リンク部材15の先端部分を基部として前方及び後方に突出する態様で形成してある。
【0023】
このようなリンク部材15は、
図6に示すように、左側ベース側板11に形成された矩形状開口111の前方側縁部及び後方側縁部を左方(外方に)折り曲げることにより形成した取付片112の取付孔113に基端部151の基端軸部1511を挿通させることで、先端部152が商品収納通路13に対して進退移動する態様で揺動可能に配設してある。そして、かかる先端部152の先端軸部1521が可動側板14に設けられた図示せぬ軸受片の軸孔に挿通することで、リンク部材15は、可動側板14をベース側板11に近接離反する態様で左右方向に移動させることで商品収納通路13の通過幅を調整することができる。
【0024】
かかるリンク部材15は、
図6にも示すように、商品収納通路13から退行移動した場合に基端部151のみが左側のベース側板11に形成された矩形状開口111より外方(左方)に突出する態様で基端部151が屈曲して形成されている。
【0025】
また、上記商品収納装置10においては、商品収納通路13の下方側に払出機構16が設けてある一方、商品収納通路13の上方側にトップトレイ20が設けてある。
【0026】
払出機構16は、通路幅規定板17との間において商品の挙動を制御することにより、待機状態においては商品収納通路13に商品を収納する一方、払出指令が与えられた場合には対応する商品を1つずつ商品シュータ5に払い出すように機能するものである。このような払出機構16は、第1ペダル部材16aと第2ペダル部材16bとを備えて構成してある。第1ペダル部材16aは、商品収納通路13に対して進退移動する態様で揺動可能に配設され、待機状態においては商品収納通路13に進出移動することにより最下位の商品に当接して商品の下方への移動を規制する一方、払出指令が与えられた場合には商品収納通路13から退行移動して該商品の下方への移動を許容するものである。第2ペダル部材16bは、商品収納通路13に対し進退移動する態様で揺動可能に配設され、待機状態においては商品収納通路13から退行移動する一方、払出指令が与えられた場合には商品収納通路13に対して進出移動して最下位から2番目の商品に当接して該商品の下方への移動を規制するものである。このような払出機構16は、従来公知のものであり詳細な説明は割愛する。
【0027】
トップトレイ20は、
図7に示すように、平板状の板金を屈曲して構成されるもので、前方から後方に向けて漸次下方に傾斜する態様で、左右端部から側方に突出する複数の係止突起21がベース側板11に設けられた孔部114にそれぞれ挿通することでベース側板11間に配設してある。このようなトップトレイ20の上面は、投入口を通じて投入された商品を商品収納通路13まで案内する商品案内通路を構成している。尚、かかるトップトレイ20は、自身の前方域に前方から後方に向けて漸次下方に傾斜する平板状の他のトップトレイ20がベース側板11間に配設されている場合には、自身の上面が該トップトレイ20の上面とともに商品案内通路を構成している。
【0028】
かかるトップトレイ20における左右両端部22,23は、上方に向けて屈曲されて成るものである。そして、該トップトレイ20の左側端部22において屈曲部位221から離隔した個所には、
図8及び
図9に拡大して示すように係止片24が形成してある。この係止片24は、当該個所に設けられた切欠222の後方側切欠縁部を前後に屈曲して、左方(外方)に向けて突出する態様で形成されている。
【0029】
このような構成を有するトップトレイ20は、商品収納装置10の組立作業において、
図10及び
図11に示すように、左側のベース側板11の各孔部114に各係止突起21を挿通するとともに、係止片24を左側のベース側板11の係止孔115に挿通して該ベース側板11に係止させることができる。これにより、トップトレイ20は、左側端部22の端面22aが左側のベース側板11の内面11aに当接することで、左側端部22が屈曲した方向(上方向)に傾斜してしまうことがなく、しかも係止片24が係止孔115に挿通してベース側板11に係止することで、左側端部22が屈曲した方向とは反対の方向(下方向)に傾斜してしまうことがない。
【0030】
以上のような構成を有する商品収納装置10においては、リンク部材15は、商品収納通路13から退行移動した場合に基端部151のみが左側のベース側板11に形成された矩形状開口111より外方(左方)に突出する態様で基端部151が屈曲して形成されているので、ベース側板11に形成する矩形状開口111は、リンク部材15の基端部151が通過できる程度の大きさであればよい。これによりベース側板11には、種々のリンク部材15の取付位置に応じて複数の矩形状開口111を形成することができ、この結果、ベース側板11の共通化を図ることができる。しかも、矩形状開口111をリンク部材15の基端部151が通過できるのに必要十分な大きさにすることで、複数の矩形状開口111を形成しても従来のように長大な長孔を形成することがないので、ベース側板11の強度を保持することができる。
【0031】
従って、本発明の実施の形態である商品収納装置10によれば、ベース側板11の強度を保持しつつ、共通化を図ることができる。
【0032】
また、上記商品収納装置10においては、商品収納装置10の組立作業において、左側のベース側板11の各孔部114に各係止突起21を挿通するとともに、係止片24を左側のベース側板11の係止孔115に挿通して該ベース側板11に係止させることにより、トップトレイ20は、左側端部22の端面22aが左側のベース側板11の内面11aに当接することで、左側端部22が屈曲した方向(上方向)に傾斜してしまうことがなく、しかも係止片24が係止孔115に挿通してベース側板11に係止することで、左側端部22が屈曲した方向とは反対の方向(下方向)に傾斜してしまうことがないので、商品収納装置10の組立作業の効率化を図ることができる。しかも商品収納装置10の組立作業時においてトップトレイ20を保持する治具等が不要となる。
【0033】
従って、本実施の形態である商品収納装置10によれば、組立作業の効率を向上させつつ、治具に要するコストを削減して製造コストの低減化を図ることができる。
【産業上の利用可能性】
【0034】
以上のように、本発明に係る自動販売機の商品収納装置は、例えば缶入り飲料やペットボトル入り飲料等の商品を販売する自動販売機に有用である。
【符号の説明】
【0035】
1 本体キャビネット
2 外扉
3 内扉
4 商品収容庫
5 商品シュータ
10 商品収納装置
11 ベース側板
111 矩形状開口
112 取付片
113 取付孔
114 孔部
115 係止孔
12 通路構成要素
13 商品収納通路
14 可動側板
15 リンク部材
151 基端部
1511 基端軸部
1512 補強フランジ
152 先端部
1521 先端軸部
16 払出機構
16a 第1ペダル部材
16b 第2ペダル部材
17 通路幅規定板
20 トップトレイ
21 係止突起
22 左側端部
221 屈曲部位
222 切欠
24 係止片