(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B1)
(11)【特許番号】5674910
(24)【登録日】2015年1月9日
(45)【発行日】2015年2月25日
(54)【発明の名称】液晶表示装置
(51)【国際特許分類】
G02F 1/1333 20060101AFI20150205BHJP
【FI】
G02F1/1333
【請求項の数】8
【全頁数】11
(21)【出願番号】特願2013-264280(P2013-264280)
(22)【出願日】2013年12月20日
【審査請求日】2013年12月24日
(31)【優先権主張番号】10-2013-0103709
(32)【優先日】2013年8月30日
(33)【優先権主張国】KR
(73)【特許権者】
【識別番号】501426046
【氏名又は名称】エルジー ディスプレイ カンパニー リミテッド
(74)【代理人】
【識別番号】100094112
【弁理士】
【氏名又は名称】岡部 讓
(74)【代理人】
【識別番号】100106183
【弁理士】
【氏名又は名称】吉澤 弘司
(72)【発明者】
【氏名】シン ジュンフン
(72)【発明者】
【氏名】イ チャンホン
(72)【発明者】
【氏名】キム ミンジ
【審査官】
佐藤 洋允
(56)【参考文献】
【文献】
特開平10−222305(JP,A)
【文献】
特開2000−347594(JP,A)
【文献】
特開2006−277739(JP,A)
【文献】
特開2006−163742(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
G02F1/1333
G09F9/00
G06F3/041
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
液晶モジュールと、
前記液晶モジュールに駆動信号を印加するための集積回路を実装する印刷回路基板と、
前記液晶モジュールに取り付けられた平板状の第1部分、前記第1部分と向かい合うように前記印刷回路基板に取り付けられた平板状の第2部分、及び前記第1部分と前記第2部分とを一体的に接続する第3部分を含むデジタイザー取り付け部と、
前記第1ないし第3部分の間に着脱ができるように設けられるデジタイザーと、
を備える液晶表示装置。
【請求項2】
前記デジタイザー取り付け部は、VまたはU字形の断面を有する、請求項1に記載の液晶表示装置。
【請求項3】
前記デジタイザー取り付け部は、ポリエーテルサルホン(polyethersulfone、PES)、ポリカーボネート(polycarbonate、PC)、ポリイミド(polyimide、PI)、ポリエチレンテレフタレート(polyethylene terephthalate、PET)、ポリエチレンナフタレート(polyethylene naphthalate、PEN)、ポリアクリレート(polyacrylate、PAR)、及び繊維強化プラスチック(fiber reinforced plastic、FRP)からなる群より選択される物質からなる、請求項1に記載の液晶表示装置。
【請求項4】
前記第1及び第2部分に両面テープが貼り付けられている、請求項1に記載の液晶表示装置。
【請求項5】
前記液晶モジュールとは反対側の前記印刷回路基板上に貼り付けられたシールドカバーを更に含む、請求項1に記載の液晶表示装置。
【請求項6】
前記シールドカバーは、
前記集積回路に対応し、絶縁テープが貼り付けられた第1シールドカバー面と、
前記第1シールドカバー面の両側に配置され、導電テープが貼り付けられた第2シールドカバー面とを含む、請求項5に記載の液晶表示装置。
【請求項7】
前記液晶モジュールは、
ボトムフレームと、
前記ボトムフレームの内側に設けられたバックライトユニット及び液晶パネルと、
前記バックライトユニットと液晶パネルとの間に設けられ、前記液晶パネルを保持すると共に前記ボトムフレームの側面と締結されたメインフレームと、
前記メインフレーム及び前記液晶パネルを固定させるためのトップフレームと、
を備える、請求項1に記載の液晶表示装置。
【請求項8】
前記デジタイザー取り付け部は、前記ボトムフレームの外側に設けられている、請求項7に記載の液晶表示装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は液晶表示装置に関するものであって、更にデジタイザーを着脱することができる液晶表示装置に関するものである。
【背景技術】
【0002】
液晶表示装置は、消費電力が低く、薄膜化及び大画面化することができることから、ノートパソコンや大型画面テレビといった表示装置として付加価値の高い次世代ディスプレイの素子として脚光を浴びている。
【0003】
一般的な液晶表示装置は、液晶(liquid crystal)の光学的異方性及び分極性質を利用して画像を具現化する。液晶分子は細長い構造をしているため、その配列に方向性がある光学的異方性を示し、また電界内に置かれる場合、その大きさによって分子配列が変化する分極性を示す。そこで、液晶表示装置は、液晶層を介して互いに所定距離だけ離間され、対向する電界生成電極である1対の透明基板からなる液晶パネルを必須構成要素とする。そして、2つの電極間の電界変化を通じて液晶分子の配列方向を人為的に制御し、それによって光透過率を変化させることで様々な画像を表示する。
【0004】
一般に、液晶表示装置は、薄膜トランジスタ及び画素電極が設けられるアレイ基板と、カラーフィルター及び共通電極が設けられるカラーフィルター基板とを所定距離だけ離間させて貼り合わせ、前記両基板の間に液晶物質を介在して構成される液晶パネルと;液晶パネルの電気的駆動のための駆動回路とからなる。
【0005】
また、一般に、前記液晶は自己発光要素を有しないため、別途光源が必要となる。そのため、液晶パネルの背面にバックライトユニットが配置され、光を供給する。
【0006】
前記バックライトユニットは、液晶パネルの背面に複数の光源を設けて基板全面に光を直接照射する直下型方式と、液晶パネルの一側面または両側面に光源を設け、導光板や反射板などによって光を反射し、照射するエッジ型方式とに区分される。直下型方式は、前述したように光を基板全面に直接照射するため、導光板を必要としない。また、複数の光源を用いることが可能なため、光利用率が高い。そして、取り扱いが簡単であり、更に表示面の大きさに制限されないため、20インチ以上の大型画面液晶表示装置に使用されている。
【0007】
また、前記液晶パネル及びバックライトユニットは、外部衝撃からの保護及び光損失の抑制のため、様々な機械的要素を備え、モジュール化される。
【0008】
一方、かかる液晶表示装置に入力装置としてデジタイザーを備えることができる。デジタイザーは、液晶表示装置のX・Yの座標値を認識し、特定項目やキー値を検出する。
【0009】
したがって、ユーザーは、電磁気ペンや探針を通じて希望する値を手軽く入力することができる。
【0010】
以下、図面を参照し、入力装置としてデジタイザーが用いられた従来の液晶表示装置について説明する。
【0011】
図1は、従来の液晶表示装置を概略的に示す斜視図である。
【0012】
図1に示すように、従来の液晶表示装置は、ボトムフレーム28と、ボトムフレーム28の内側に設けられるバックライトユニット30及び液晶パネル10と、バックライトユニット30と液晶パネル10との間に設けられるデジタイザー40と、バックライトユニット30及び液晶パネル10を保持すると共にボトムフレーム28の側面と締結されるメインフレーム13と、メインフレーム13及び液晶パネル10を固定させるためのトップフレーム15とを備える。
【0013】
ボトムフレーム28は、内側から発生する熱を効率よく放熱するため、熱伝導率の高い金属からなり、液晶パネル10とメインフレーム13を取り囲むように形成される。
【0014】
バックライトユニット30は、導光板24、反射シート26、光学シート22及び光源27を含む。
【0015】
反射シート26は、バックライトユニット30からの光を液晶パネル10側に反射する。そして、導光板24は、その一側面または両側面に位置する光源27からの光が液晶パネル10に入射するよう、光経路を変えると同時に、線光源を面光源に変える役割を担う。
【0016】
光源27は、発光ダイオード27b及び発光ダイオード27bを保持するハウジング27aを含む。
【0017】
そして、導光板24の上部には、拡散シートやプリズムシートなどを含む複数の光学シート22が位置する。光学シート22は、導光板24の上部に出射される面光源の均一度を改善する役割を担う。
【0018】
一方、液晶パネル10の上部と下部のガラス基板間には、液晶セルがマトリクス状に配される。
【0019】
下部のガラス基板は、互いに交差して画素を定義するゲート配線とデータ配線、及び各画素に設けられる薄膜トランジスタ(Thin Film Transistor)を含む。
【0020】
そして、ビデオ信号によって液晶セルそれぞれの屈折率が変化することにより、ビデオ信号に該当する画像が表示される。
【0021】
液晶パネル10は、画像が表示される表示領域と、表示領域を取り囲む非表示領域とに区分される。
【0022】
そして、液晶パネル10の下部基板の上部には、少なくとも一縁部に沿って延性回路基板やテープキャリアパッケージのような接続部材12を介して印刷回路基板11が接続され、モジュール化過程でメインフレーム13の側面ないしボトムフレーム28の背面に適切に反り返って密着される。
【0023】
トップフレーム15は、直角に折り曲げられた平面部と側面部を有する四角い枠状に形成される。そして、トップフレーム15は、液晶パネル10、メインフレーム13及びボトムフレーム28の縁部を取り囲み、一体型にモジュール化される。
【0024】
かかる液晶モジュールは、印刷回路基板11がボトムフレーム28の背面に適切に反り返るため、液晶表示装置のベゼル部の幅を縮小することができる。
【0025】
一方、デジタイザー40は、その内側に電磁気方式または探針によって指定位置を検出するセンサを含む。
【0026】
デジタイザー40は、外部の電磁気的変化を感知する。たとえデジタイザー40が液晶パネルの下部に位置しても、電磁界がデジタイザー40の上部の液晶パネルなどを貫通するため、デジタイザー40は、液晶パネルの上部にある電子ペンなどの動きに対する位置を認識することができる。
【0027】
一方、デジタイザー40を液晶モジュールの背面に取り付けると、デジタイザー40は印刷回路基板11から発生する電磁波に干渉され、誤作動する。
【0028】
したがって、デジタイザー40を液晶モジュールの内側に取り付け、液晶モジュールを完成する。それにより、作製側にとっては、デジタイザー40を用いる液晶表示装置を作製するためにデジタイザー40を購入し、取り付けるため、液晶表示装置をリリースするまでのコストが増加するという問題が発生する。一方、ユーザー側にとっては、デジタイザー40を取り付けるか否かを決定できないという問題が発生する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0029】
【特許文献1】特開2005−18052号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0030】
本発明は、前述した問題点を解決するためのものであって、ベゼル部を縮小し、デジタイザーの着脱が可能な液晶表示装置を提供することを、その目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0031】
前記の目的を達成するため、本発明は、液晶モジュールと;前記液晶モジュールに駆動信号を印加するための集積回路を、その内側に実装する印刷回路基板と;前記液晶モジュールに取り付けられる第1部分、前記第1部分と向かい合い、前記印刷回路基板に取り付けられる第2部分、及び前記第1部分と前記第2部分とを接続する第3部分を含むデジタイザー取り付け部と;前記第1ないし第3部分の間に着脱ができるように設けられるデジタイザーを備える液晶表示装置を提供する。
【0032】
前記デジタイザー取り付け部は、VまたはU字形の断面を有する。
【0033】
前記デジタイザー取り付け部は、ポリエーテルサルホン(polyethersulphone、PES)、ポリカーボネート(polycarbonate、PC)、ポリイミド(polyimide、PI)、ポリエチレンテレフタレート(polyethylene terephthalate、PET)、ポリエチレンナフタレート(polyethylene naphthalate、PEN)、ポリアクリレート(polyacrylate、PAR)、及び繊維強化プラスチック(fiber reinforced plastic、FRP)からなる群より選択される物質からなる。
【0034】
そして、前記第1及び第2部分に両面テープが貼り付けられる。
【0035】
そして、前記印刷回路基板の上部に貼り付けられるシールドカバーを更に含む。
【0036】
前記シールドカバーは、前記集積回路に対応し、絶縁テープが貼り付けられる第1シールドカバー面と、前記第1シールドカバー面の両側に配置され、導電テープが貼り付けられる第2シールドカバー面とを含む。
【0037】
また、前記液晶モジュールは、ボトムフレームと、前記ボトムフレームの内側に設けられるバックライトユニット及び液晶パネルと、前記バックライトユニットと液晶パネルとの間に設けられ、前記液晶パネルを保持すると共に前記ボトムフレームの側面と締結されるメインフレームと、前記メインフレーム及び液晶パネルを固定させるためのトップフレームとを備える。
【0038】
前記デジタイザー取り付け部は、前記ボトムフレームの外側に設けられることを含む。
【発明の効果】
【0039】
本発明によると、デジタイザー取り付け部をボトムフレームの背面と印刷回路基板の一面に設けることにより、ユーザーがデジタイザーを着脱できる効果がある。
【0040】
また、デジタイザーがボトムフレームと印刷回路基板との間に位置することにより、デジタイザーの動作に対する印刷回路基板の干渉を排除できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【0041】
【
図1】従来の液晶表示装置を概略的に示す斜視図である。
【
図2】本発明の実施例にかかる液晶表示装置の一部を概略的に示す斜視図である。
【
図3】本発明の実施例にかかる液晶表示装置の一部を概略的に示す断面図である。
【
図4】本発明の実施例にかかる液晶表示装置のデジタイザー取り付け部を概略的に示す斜視図である。
【
図5】本発明の実施例にかかる液晶表示装置の背面を概略的に示す平面図である。
【発明を実施するための形態】
【0042】
以下、図面を参照し、本発明の実施例について詳細に説明する。
【0043】
図2は、本発明の実施例にかかる液晶表示装置の一部を概略的に示す斜視図である。
【0044】
図2に示すように、本発明の実施例にかかる液晶表示装置は、ボトムフレーム128と、ボトムフレーム128の内側に設けられるバックライトユニット130及び液晶パネル110と、バックライトユニット130と液晶パネル110との間に設けられ、液晶パネル110を保持すると共にボトムフレーム128の側面と締結されるメインフレーム113と、メインフレーム113及び液晶パネル110を固定させるためのトップフレーム115と、デジタイザー取り付け部150と、デジタイザー140とを備える。
【0045】
ボトムフレーム128は、内側から発生する熱を効率よく放熱するため、熱伝導率の高い金属からなり、液晶パネル110とメインフレーム113を取り囲むように形成される。
【0046】
バックライトユニット130は、導光板124、反射シート126、光学シート122及びランプハウジング127を含む。
【0047】
反射シート126は、バックライトユニット130からの光を液晶パネル110側に反射する。そして、導光板124は、その一側面または両側面に位置するハウジング127aに位置した光源127bからの光を、液晶パネル110が位置した導光板124の上部に入射するよう、光経路を変えると同時に、線光源を面光源に変える役割を担う。
【0048】
そして、導光板124の上部には、拡散シートやプリズムシートなどを含む複数の光学シート122が位置する。光学シート122は、導光板124の上部に出射される面光源の均一度を改善する役割を担う。
【0049】
一方、液晶パネル110の上部と下部のガラス基板間には、液晶セルがマトリクス状に配される。
【0050】
下部のガラス基板は、互いに交差して画素を定義するゲート配線とデータ配線、及び各画素に設けられる薄膜トランジスタ(Thin Film Transistor)を含む。
【0051】
そして、ビデオ信号によって液晶セルそれぞれの屈折率が変化することにより、ビデオ信号に該当する画像が表示される。
【0052】
液晶パネル110は、画像が表示される表示領域と、表示領域を取り囲む非表示領域とに区分される。
【0053】
そして、液晶パネル110の下部基板の上部には、少なくとも一縁部に沿って延性回路基板やテープキャリアパッケージ(TCP)のような接続部材112を介して印刷回路基板111が接続される。その印刷回路基板111は、モジュール化過程でメインフレーム113の側面ないしボトムフレーム128の背面に適切に反り返って、液晶モジュール100の背面に設けられたデジタイザー取り付け部150に密着、または粘着される。
【0054】
印刷回路基板111には、液晶表示装置の薄膜トランジスタを駆動するためのドライブ集積回路が実装されている。そして、液晶パネル110と印刷回路基板111は、接続部材112によって電気的に接続され、ドライブ集積回路の制御信号及びビデオ信号が液晶パネル110に印加される。
【0055】
トップフレーム115は、直角に折り曲げられた平面部と側面部を有する四角い枠状に形成される。そして、トップフレーム115は、液晶パネル110、メインフレーム113及びボトムフレーム128の縁部を取り囲み、液晶モジュール100を完成する。
【0056】
かかる液晶モジュール100は、印刷回路基板111がボトムフレーム128の背面にあるデジタイザー取り付け部150側に適切に反り返るため、液晶表示装置のベゼル部の幅を縮小することができる。
【0057】
一方、液晶モジュール100の背面に設けられるデジタイザー取り付け部150は、印刷回路基板111を液晶モジュールに、回動可能に固定させるヒンジ(hinge)として働く。また、デジタイザー取り付け部150は、その先が開き、その内側にデジタイザー140が取り付けられる。
【0058】
以下、図面を参照し、デジタイザー140が取り付けられた液晶モジュール100について説明する。
【0059】
図3は、本発明の実施例にかかる液晶表示装置の一部を概略的に示す断面図である。
【0060】
図面に示すように、本発明の実施例にかかる液晶表示装置は、液晶モジュール100と、液晶モジュール100に駆動信号を印加する印刷回路基板111と、液晶モジュール100と印刷回路基板111とを電気的に接続する接続部材112と、液晶モジュール100と印刷回路基板111との間に位置し、かつ、印刷回路基板111を液晶モジュール100に、回動可能に固定させるヒンジとして働くデジタイザー取り付け部150と、デジタイザー取り付け部150に設けられるデジタイザー140とからなる。
【0061】
図面に示してはいないが、印刷回路基板111の内側には集積回路が実装される。液晶モジュール100内側の液晶パネル(不図示)と集積回路は、接続部材112を介して電気的に接続され、印刷回路基板111の駆動信号が液晶パネルに印加された結果、画像が表示される。
【0062】
デジタイザー取り付け部150には、デジタイザー140が設けられる。そして、デジタイザー140は、印刷回路基板111と電気的に接続される。デジタイザー140は、ユーザーが指示した位置を検出する方式により、抵抗膜方式、静電容量方式、そして電磁気方式に分けられる。
【0063】
抵抗膜方式は、直流電圧を印加した状態で押圧された位置を、電流量の変化によって感知する。静電容量方式は、交流電圧を印加した状態で押圧された位置を、静電結合を利用して感知する。そして、電磁気方式は、磁界を印加した状態で選択された位置を、電圧の変化によって感知する。
【0064】
図面に示してはいないが、例えば、デジタイザー140を電磁気誘導方式で構成すると、デジタイザー140内側にある複数のコイルが電磁気的変化を感知し、電子ペンの位置を把握することができる。したがって、たとえデジタイザーが液晶モジュール100の下部に位置しても、電磁界がデジタイザー140の上部の液晶モジュール100などを貫通するため、デジタイザー140は、電子ペンなどの動きに対する位置を認識することができる。
【0065】
即ち、デジタイザー140は、液晶表示装置のX・Yの座標値を認識し、特定項目やキー値を検出するため、ユーザーは、電磁気ペンや探針を通じて希望する値を手軽く入力することができる。
【0066】
デジタイザー取り付け部150は、デジタイザー140が取り付けられていない場合、液晶モジュール100の背面に密着される。一方、デジタイザー140が取り付けられている場合は、その先が開き、その内側にデジタイザー140の取り付けられるスペースが形成される。
【0067】
以下、図面を参照し、デジタイザー取り付け部150について更に詳細に説明する。
【0068】
図4は、本発明の実施例にかかる液晶表示装置のデジタイザー取り付け部を概略的に示す斜視図である。
【0069】
図4に示すように、本発明の実施例にかかる液晶表示装置のデジタイザー取り付け部150は延性を有し、その一部が背面に反り返り、VまたはU字形の断面を有することができる。
【0070】
かかるデジタイザー取り付け部150は、例えば、ポリエーテルサルホン(polyethersulphone、PES)、ポリカーボネート(polycarbonate、PC)、ポリイミド(polyimide、PI)、ポリエチレンテレフタレート(polyethylene terephthalate、PET)、ポリエチレンナフタレート(polyethylene naphthalate、PEN)、ポリアクリレート(polyacrylate、PAR)、及び繊維強化プラスチック(fiber reinforced plastic、FRP)などからなる群より選択される物質を含むことができる。
【0071】
また、デジタイザー取り付け部150は、液晶モジュール(
図3の100)に取り付けられる第1部分150a、第1部分150aと向かい合い、印刷回路基板(
図3の111)に取り付けられる第2部分150b、及び第1部分150aと第2部分150bとを接続する第3部分150cを含む。
【0072】
そのとき、第1ないし第3部分(150a、150b、150c)の間にデジタイザー(
図3の140)が取り付けられる。
【0073】
更に詳細に説明すると、デジタイザー(
図3の140)がデジタイザー取り付け部150に取り付けられていない場合、第1及び第2部分(150a、150b)は互いに向かい合う面が完全に密着され、液晶表示装置の厚さが減少する。一方、デジタイザー(
図3の140)がデジタイザー取り付け部150に取り付けられている場合は、第1及び第2部分(150a、150b)の対向面が離間され、第1部分(150a)の上部にデジタイザー140が取り付けられる。
【0074】
そして、第1部分150a及び第2部分150bの外側には、液晶モジュール(
図3の100)及び印刷回路基板(
図3の111)を取り付けるため、例えば両面テープが貼り付けられる。
【0075】
そのとき、第2部分150bの外側に取り付けられる印刷回路基板(
図3の111)は、実装される集積回路を保護するため、その背面にシールドカバー(
図5の120)が貼り付けられる。そのシールドカバー(
図5の120)を介して印刷回路基板(
図3の111)を液晶モジュール(
図3の100)に接地させることができる。
【0076】
以下、図面を参照し、シールドカバーを介して印刷回路基板(
図3の111)が液晶モジュール(
図3の100)に接地することについて説明する。
【0077】
図5は、本発明の実施例にかかる液晶表示装置の背面を概略的に示す平面図である。
【0078】
図面に示すように、本発明の実施例にかかる液晶表示装置の背面は、液晶モジュール100と、液晶モジュール100の背面にその一面が貼り付けられるデジタイザー取り付け部150と、デジタイザー取り付け部150の他面に取り付けられる印刷回路基板111と、印刷回路基板111の集積回路を保護するため、印刷回路基板111の上部を覆うシールドカバー120とからなる。
【0079】
従来の液晶表示装置においては、印刷回路基板111が貼り付けられる液晶モジュールのボトムフレームに印刷回路基板111を接地させた。しかしながら、本発明の実施例にかかる液晶表示装置においては、印刷回路基板111と液晶モジュール100との間にデジタイザー取り付け部150が位置するため、印刷回路基板111を液晶モジュール100に接地させ難い。
【0080】
前記のような問題を解決するため、まず、シールドカバー120を第1シールドカバー面120aと第2シールドカバー面120bとに区分する。そして、印刷回路基板111の集積回路が実装される部分と対面する第1シールドカバー面120aに絶縁テープを貼り付け、第1シールドカバー面120aの両側にある第2シールドカバー面120bには導電テープを貼り付ける。
【0081】
そのとき、シールドカバー120がボトムフレーム(
図2の128)部分まで貼り付けられ、第2シールドカバー面120bの導電テープがボトムフレーム(
図2の128)と接触し、その結果、印刷回路基板111がボトムフレーム(
図2の128)に接地される。
【0082】
したがって、たとえデジタイザー取り付け部150が液晶モジュール100の背面に設けられても、印刷回路基板111が液晶モジュール100に接地されるため、印刷回路基板111は正常に動作できる。
【0083】
前記のように、本発明の実施例にかかる液晶表示装置は、デジタイザー取り付け部150を介して、デジタイザー140を液晶モジュール100と印刷回路基板111との間に位置させることにより、印刷回路基板111から発生する電磁波による干渉を防止することができる。そして、印刷回路基板111を液晶モジュール100の背面に反り返り、ベゼル部の幅を縮小することができる。
【0084】
また、ユーザーがデジタイザー140の着脱を決定することができるため、作製側はデジタイザー140の実装費用を抑えることができる。
【0085】
前述においては、液晶表示装置を例に挙げて説明したが、本発明は、液晶モジュールと有機ELディスプレイモジュールを含むあらゆる映像表示装置に適用することができる。
【0086】
なお、前述においては、本発明の好適な実施例を参照して説明したが、本発明がその精神と領域を逸脱しない範囲内で、本発明を種々に修正及び変更できることは、当該技術分野の当業者にとって自明である。
【符号の説明】
【0087】
100…液晶モジュール、111…印刷回路基板、112…接続部材、140…デジタイザー、150…デジタイザー取り付け部
【要約】
【課題】デジタイザーを着脱することができる液晶表示装置を提供すること。
【解決手段】本発明は、液晶モジュールと;液晶モジュールに駆動信号を印加するための集積回路を、その内側に実装する印刷回路基板と;液晶モジュールに取り付けられる第1部分、第1部分と向かい合い、印刷回路基板に取り付けられる第2部分、及び第1部分と第2部分とを接続する第3部分を含むデジタイザー取り付け部と;第1ないし第3部分の間に着脱ができるように設けられるデジタイザーとを備える液晶表示装置を提供する。
【選択図】
図2