【実施例】
【0107】
実施例1
顆粒状デンプンが懸濁されているマンニトール溶液の混合物の噴霧乾燥による本発明に係る共凝集体の製造
【0108】
それぞれ99/1、95/5、90/10、85/15および80/20の比でマンニトールと顆粒状デンプンからなる共凝集体の異なる組成物を、本発明にしたがって噴霧乾燥により製造する。
【0109】
約50μmのレーザー体積平均径を示す、PEARLITOL(登録商標)50Cの名称で出願人の会社が販売する結晶質マンニトールと、「超白色」コーンスターチが使用される。
【0110】
55℃で脱塩水中に結晶質マンニトールを溶解させ超白色コーンスターチをその中に懸濁させることによって、所望の固形分含有量でのマンニトールとデンプンの溶液を製造する。
【0111】
撹拌により、塊のない流動的かつ均質な溶液を得ることが可能となる。Niroが販売するMSD20型噴霧乾燥機内でのこれらの共凝集体の製造のための作動条件は、下表1に記される。
【0112】
【表1】
【0113】
デンプン含有量の変更中、より詳細には、本発明に係る共凝集体の製造には、類似の平均粒径を得るため、ノズル、噴霧乾燥圧力および空気温度の選択における調整が必要となる。
【0114】
本発明に係るマンニトールとデンプンの共凝集体の特徴は、下表2に提示されている。
【0115】
【表2】
【0116】
本発明に係るマンニトール共凝集体の挙動は、打錠性および流動に関して完全に満足のいくものである。
【0117】
低い(1%)またはより高い(20%)デンプン含有量で、本発明に係る共凝集体は高い打錠性を示す。
【0118】
この高い打錠性により、高含有量で活性成分を取込んだ後に充分な硬度ひいては凝集力を保持する錠剤を調合することが可能になる。
【0119】
したがって、これは、錠剤および硬質ゼラチンカプセル専用の医薬品賦形剤にとって本質的で所望される特徴である。その上、測定された流動等級は非常に短かく、そのため、打錠プレスおよびカプセル充填機上で非常に高い処理量での工業的使用が可能となる。
【0120】
実施例2
噴霧乾燥機内でのマンニトール溶液の噴霧乾燥および乾燥形態の顆粒状デンプンの取込みによる、本発明に係る共凝集体の製造
【0121】
それぞれ80/20、70/30および50/50の比でマンニトールとデンプンからなる共凝集体の異なる組成物を、本発明にしたがって噴霧乾燥により製造する。
【0122】
約50μmのレーザー体積平均径を示す、PEARLITOL(登録商標)50Cの名称で出願人の会社が販売する結晶質マンニトールと、「超白色」コーンスターチが使用される。
【0123】
所望の固形分含有量でのマンニトールの溶液を、70℃で脱塩水中に結晶質マンニトールを溶解させることで製造する。
【0124】
デンプンは、K−Tronにより販売されている重量計量装置を介して微粒子の再循環中に乾燥形態で導入される。
【0125】
Niroが販売するMSD20型噴霧乾燥機内でのこれらの共凝集体の製造のための作動条件は、下表3に示されている。
【0126】
【表3】
【0127】
本発明に係る共凝集体H、IおよびJの製造のための条件は、同じパラメータで、デンプン含有量の増大が平均粒径を減少させるということを示している。
【0128】
共凝集体FおよびGの製造に関する条件は、噴霧乾燥圧力が高くなればなるほど、平均粒径が減少することを示している。
【0129】
本発明に係るマンニトールとデンプンの共凝集体の特徴は、2つの物理的混合物P1およびP2と比較して、下表4中に提示されている。
− 混合物P1は、80%のPEARLITOL(登録商標)50Cと20%の「超白色」デンプンで構成されている。
− 混合物P2は、80%のPEARLITOL(登録商標)200SD(出願人の会社が販売)と20%の「超白色」デンプンで構成されている。
【0130】
【表4】
【0131】
本発明に係るマンニトール共凝集体の挙動は、流動および打錠性に関して完全に満足のいくものである。
【0132】
粉末の粒径および密度を調整するために生産パラメータを変動させることが可能である。
【0133】
賦形剤と活性成分の混合物中の均質性は、利用される混合方法のみならず2つの粉末の特性の類似性にも左右される。
【0134】
活性成分粉末と賦形剤粉末は、同じ粒径および同じ密度を示す場合に、より混合しやすい。
【0135】
このことは、活性成分で形成されたさまざまな粉末に適したものとなるように、これらの特性を変動させること、そして異なる特性をもつ様々な粉末を利用できるようにしておくことの利点を説明している。その上、粉末の特筆すべき流動特性を妨げることなく、調合すべき製品の打錠性を調整するために共凝集体のデンプン含有量を変動させることが可能である。
【0136】
粉末の単なる物理的混合物(P1およびP2)では、所望の錠剤を得ることが不可能である。
【0137】
実施例3
デンプンがマンニトール溶液中に懸濁している状態でのマンニトール溶液とデンプンの混合物の造粒による本発明に係る共凝集体の製造
【0138】
それぞれ85/15、70/30および50/50の比でマンニトールとデンプンからなる共凝集体の異なる組成物を、本発明にしたがって造粒により製造する。
【0139】
約50μmのレーザー体積平均径を示す、PEARLITOL(登録商標)50Cの名称で出願人の会社が販売する結晶質マンニトールと、「超白色」コーンスターチが使用される。
【0140】
55℃で脱塩水中に結晶質マンニトールを溶解させ超白色コーンスターチを懸濁させることによって、所望の固形分含有量でのマンニトールとデンプンの溶液を製造する。
【0141】
撹拌により、塊のない流動的かつ均質な溶液を得ることが可能となる。
【0142】
Glattが販売するAGT150型の連続流動空気床造粒機内でこれら共凝集体を製造するための作動条件は下表5に示されている。
【0143】
噴霧ノズルは、「底面噴霧」位置にある。
【0144】
【表5】
【0145】
本発明に係るマンニトールとデンプンの共凝集体の特性は下表6に提示されている。
【0146】
【表6】
【0147】
得られた結果は、噴霧乾燥により得られるものと同等のものである本発明に係る共凝集体が造粒によって得られることを実証している。
【0148】
実施例4
マンニトール溶液と乾燥形態で導入された顆粒状デンプンとの混合物を噴霧乾燥機内で噴霧乾燥させることによる本発明に係る共凝集体の製造
【0149】
80/20の比率でマンニトールとデンプンからなる3つの共凝集体を、結晶質マンニトールと3つの異なる顆粒状デンプンすなわち「超白色」コーンスターチ、ジャガイモデンプンおよび出願人の会社によりCLEARAM(登録商標)CR20/10という名称で販売されている安定化されリン酸塩架橋されたヒドロキシルプロピル化ろう質コーンスターチを用いて本発明にしたがって噴霧乾燥することによって製造する。
【0150】
これらの共凝集体の製造のための作動条件は下表7中に示されている。
【0151】
【表7】
【0152】
本発明に係るマンニトールとデンプンの共凝集体の特徴は下表8に提示されている。
【0153】
【表8】
【0154】
本発明に係るマンニトール共凝集体の挙動は、打錠性および流動に関して完全に満足のいくものである。
【0155】
本発明に係る生成物の本質的な特性を保持しながら、任意の他のタイプの顆粒状デンプンで超白色コーンスターチを置換することは可能である。
【0156】
したがって、利用可能な顆粒状デンプンの如何に関わらずこの凝集体を生産し、それ故利用可能性、地域的文化性の問題から解放されることが可能であるばかりでなく、消費者(遺伝子組換えされた生体の不在)または患者(セリアック病をひき起こす小麦でんぷん)の希望または制約条件を考慮に入れることも可能である。
【0157】
特性を調整するためのデンプンの化学的修飾も、そのデンプンが顆粒状にとどまることを条件として実施可能である。
【0158】
実施例5
本発明に係る共凝集体そして比較用として出願人の会社が販売する2つのマンニトール粉末を用いた、秤量ディスクタイプの自動カプセル充填機上での硬質ゼラチンカプセルの充填。
【0159】
これらの試験の目的は、カプセル充填機の適正な作動に必要な最低限の潤滑剤含有量を測定することにある。
【0160】
医薬品分野で最も広く用いられている潤滑剤であるステアリン酸マグネシウムがこのために使用される。
【0161】
被験粉末と、Barloecher(ドイツ)製のステアリン酸マグネシウムpharma vegの均質な混合物を製造する。両方で300gという最終重量に達するのに必要とされる被験生成物とステアリン酸マグネシウムの量を、1リットル入りのジャーの中に入れる。
【0162】
2つの生成物をその後、Willy A.Bachofen(スイス)製のTurbula T2Fエピサイクリックミキサーを用いて5分間混合した。こうして生成された混合物は、潤滑された混合物と呼ばれる。
【0163】
前記硬質ゼラチンカプセルを充填するために使用される機器は、Dott.Bonapace(イタリア)製のIn−Capカプセル充填機である。
【0164】
選択される硬質ゼラチンカプセルのサイズは、「2」号であり、この号数に対応する全ての構成部品がIn−Capカプセル充填機上に設置される。
【0165】
In−Capカプセル充填機上では、2つの秤量ドラムフォーマットが可能である。大型を使用する。
【0166】
圧縮ピンは、以下の通りに調整される、すなわちピン1=27.5mm、ピン2=29mm、ピン3=32mmそしてピン4=35mm。
【0167】
表わされた距離は、各ピンを取付けるためのナットの上面と各ピンを調整するためのナットの下面の間で測定されたものである。
【0168】
ピン1は、最初に作動するピンである。ピン1は秤量ディスク内に最も深く貫入し、ピン4は、秤量ディスクへの貫入深さが最も小さい。秤量ディスクおよびカウンタディスクは、14.5mmの厚みを有する。
【0169】
使用された硬質ゼラチンカプセルシェルは、Capsugel製のConi−Snapシェルである(照会番号2CS Natural Tr.Code 43.000)。
【0170】
秤量ドラム内の粉末床の厚みは、潤滑された混合物と共に充填され、最終重量が310mgの硬質ゼラチンカプセルを得るように調整される。
【0171】
連続した一連の300個の硬質ゼラチンカプセルの生産が可能となった場合に、試験は合格とみなされる。
【0172】
これら300個の硬質ゼラチンカプセルの生産中は、いかなる種類の中断も一切許容されない。
【0173】
硬質ゼラチンカプセルは、それらを再度開放してその中に存在するプラグを観察することができるように、永久閉鎖されない。
【0174】
【表9】
【0175】
In−Capカプセル充填機は、ステアリン酸マグネシウムの含有量が、PEARLITOL(登録商標)200SDおよびPEARLITOL(登録商標)300DC(出願人の会社が販売する2つの等級のマンニトール)については3%未満、または本発明に係る共凝集体については1.5%未満である場合、適正に作動できない。
【0176】
プラグが秤量ディスク内および突き出しピン内に詰まると、それらを硬質ゼラチンカプセルの本体内に押し込むために、異常に強い力を及ぼさなくてはならない。
【0177】
これは、硬質ゼラチンカプセルの重量の均一性欠如から、頻繁な生産停止、さらにはカプセル充填機に対する損傷にまで至る複数の問題の原因となる。
【0178】
ステアリン酸マグネシウムの高含有量(3%)添加は、あらゆる場合において問題の解決を可能にするが、硬質ゼラチンカプセルの溶解ひいては有効成分の生物学的利用能の遅延をひき起こし、患者に提供されるケアに不利益が及ぶ。
【0179】
これは、ステアリン酸マグネシウムが水中で不溶性であり、3%というこの高い濃度では、硬質ゼラチンカプセルの内容物のまわりに不溶性障壁層を生成し、この不溶性障壁層が硬質ゼラチンカプセルの溶解を大幅に減速させるからである。
【0180】
本発明に係る共凝集体は、先行する含有量の半分という低いステアリン酸マグネシウム含有量しか必要としない。不溶性障壁層は形成され得ないか、または脆弱過ぎて有効成分の溶解および生物学的利用能を制限できない。
【0181】
実施例6
本発明に係る共凝集体と有効成分パラセタモールでの硬質ゼラチンカプセルの充填
【0182】
硬質ゼラチンカプセルの充填に用いられる機器は、Instron(USA)汎用引張/圧縮機に取り付けられたシミュレータである。このシミュレータは、下部部分が可動蟻継ぎにより閉鎖される垂直円筒形穴のあいた金属ブロックである。
【0183】
この穴の内径は、「0」フォーマットの硬質ゼラチンカプセルシェルの内径よりもわずかに小さい。金属ブロックの下部部分は、垂直方向穴の軸内に硬質ゼラチンカプセルのシェルの下部部分を保持する支持体を収容するように設計されている。
【0184】
垂直方向穴の直径よりわずかに小さい直径を有するピストンと呼ばれる金属シリンダが、金属ブロック内で潤滑された粉末を突き固め、プラグを形成するために使用される。
【0185】
共凝集体、パラセタモール(Rhodia製の細かい結晶質RHODAPAP(登録商標))およびBarloecher(ドイツ)製ステアリン酸マグネシウムpharma vegの均質な混合物が製造される。
【0186】
1リットル入りのジャー内に147.75g(49.25%)の共凝集体と147.75g(49.25%)のパラセタモールを入れる。Willy A.Bachofen(スイス)製のTurbula T2Fエピサイクリックミキサーを用いて5分間、2つの生成物を混合する。
【0187】
4.5g(1.5%)のステアリン酸マグネシウムを添加し、さらに5分間、混合を実施する。こうして生成された混合物は潤滑された混合物と呼ばれる。
【0188】
使用された「0」号の硬質ゼラチンカプセルシェルはLaboratoire LGA(Bandol、フランス)製である。
【0189】
シミュレータに500mgの潤滑された混合物を導入する。粉末の突き固めを行うピストンは、プラグを形成するために潤滑された混合物に加えられる力が600Nとなるまで、毎分20mmの一定の垂直方向速度で降下する。
【0190】
プラグがひとたび形成されると、可動蟻継ぎを撤去した後、このプラグをピストンで硬質ゼラチンカプセルのシェルの下部部分の中に押し込む。
【0191】
その後、硬質ゼラチンカプセルを手作業で閉じる。
【0192】
このように製造された硬質ゼラチンカプセルの崩壊時間は、ヨーロッパ薬局方(E.P.6.0、01/2008:20901、2.9.1.錠剤とカプセルの崩壊)により推奨されている方法にしたがって測定され、この測定は12個の硬質ゼラチンカプセルについて実施される。
【0193】
【表10】
【0194】
こうして製造されたパラセタモール硬質ゼラチンカプセルは、3分未満という非常に短い水中崩壊時間を示す。この時間は、ヨーロッパ薬局方が硬質ゼラチンカプセルについて設定した崩壊時間である15分よりもはるかに短い。
【0195】
これらの試験は、本発明に係る共凝集体が非常に短い崩壊時間を達成できるようにするということを確認している。
【0196】
実施例7
本発明に係る共凝集体そして比較用として出願人の会社が販売するマンニトール粉末を用いた、錠剤の製造。
【0197】
これらの試験の目的は、打錠プレスの適正な作動に必要な最低限の潤滑剤含有量を測定することにある。医薬品分野で最も広く用いられている潤滑剤であるステアリン酸マグネシウムがこのために使用される。
【0198】
被験粉末と、Barloecher(ドイツ)製のステアリン酸マグネシウムpharma vegの均質な混合物を製造する。
【0199】
両方で300gという最終重量に達するのに必要とされる被験生成物とステアリン酸マグネシウムの量を、1リットル入りのジャーの中に入れる。
【0200】
2つの生成物をその後、Willy A.Bachofen(スイス)製のTurbula T2Fエピサイクリックミキサーを用いて5分間混合する。こうして生成された混合物は、潤滑された混合物と呼ばれる。
【0201】
錠剤は、直径13mmの凹状パンチが備わったSviac(France)が販売するFrogerais AM実験室用復動プレスを用いて製造される。凸状面を有する直径13mmの錠剤は、6mmの厚みおよび0.734gの重量を有する。
【0202】
ステアリン酸マグネシウムの漸減的含有量すなわち1.2%、1.0%、0.8%、0.6%および0.4%が試験される(%は、2つの粉末の混合物に対して表わされたものである)。
【0203】
スティッキング(粉末の一部分が、錠剤の放出後パンチの表面に粘着して残っている)およびジャミング(錠剤の断面が条痕を示す)の存在を観察する。最小限の潤滑剤含有量は、これら2つの欠陥のいずれも観察されない含有量に対応する。
【0204】
出願人の会社が販売するマンニトール粉末であるPEARLITOL(登録商標)200SDについては、この含有量は1.2%である。本発明に係る共凝集体については、それは0.6%である。
【0205】
潤滑剤含有量が低い方が、有効成分の溶解および生物学的利用能にとって有利である。その上、それは錠剤を工業的に生産するのがさらに容易であることを予測させる。
【0206】
単純かつ容易な潤滑により、スティッキングまたはジャミングの問題の結果としての品質低下または運転停止の危険性無く、非常に高い生産速度を達成することが可能となる。
【0207】
実施例8
本発明に係る共凝集体と、単一効果噴霧乾燥機内で生産された共凝集体とマンニトールの凝集体との比較
【0208】
それぞれ80/20および50/50のマンニトール/デンプン比での結晶質マンニトールと顆粒状デンプンの凝集体を、単一効果噴霧乾燥機内で製造する。
【0209】
このために、約50μmのレーザー体積平均径を示す、PEARLITOL(登録商標)50Cの名称で出願人の会社が販売する結晶質マンニトールと、「超白色」コーンスターチが使用される。
【0210】
55℃で脱塩水中に結晶質マンニトールを溶解させ超白色コーンスターチをその中に懸濁させることによって、所望の固形分含有量でのマンニトールとデンプンの溶液を製造する。
【0211】
撹拌により、塊のない流動的かつ均質な溶液を得ることが可能となる。Niroが販売する単一効果噴霧乾燥機(Niro Minor アトマイザー)内でのこれらの共凝集体の製造のための作動条件は、下表11に提示されている。
【0212】
【表11】
【0213】
単一効果噴霧乾燥機内で製造されたマンニトールとデンプンの凝集体の特徴は、下表12に提示されている。
【0214】
【表12】
【0215】
本発明に係る共凝集体の挙動と比べて、単一効果噴霧乾燥機内で生産されたマンニトールとデンプンの凝集体の挙動は、圧縮性および流量に関して確かに満足のいくものではない。
【0216】
打錠性が低い(凝集体「R」)、打錠性が極めて欠如している(凝集体「S」)と、高含有量の有効成分の取込みの後に充分な硬度ひいては凝集力を保持する錠剤を調合することができない。
【0217】
さらに、凝集体「R」および「S」は流動特性が非常に低いため、流動時間を測定することができない(テストBによると、時間は無限小)。