特許第5677419号(P5677419)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

知財求人 - 知財ポータルサイト「IP Force」

▶ ユリウス ブルム ゲー エム ベー ハーの特許一覧

(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】5677419
(24)【登録日】2015年1月9日
(45)【発行日】2015年2月25日
(54)【発明の名称】引出し用の引出ガイド
(51)【国際特許分類】
   A47B 88/04 20060101AFI20150205BHJP
   F16C 29/02 20060101ALI20150205BHJP
【FI】
   A47B88/04 A
   F16C29/02
【請求項の数】14
【全頁数】10
(21)【出願番号】特願2012-514284(P2012-514284)
(86)(22)【出願日】2010年4月21日
(65)【公表番号】特表2012-529305(P2012-529305A)
(43)【公表日】2012年11月22日
(86)【国際出願番号】AT2010000121
(87)【国際公開番号】WO2010141964
(87)【国際公開日】20101216
【審査請求日】2013年2月25日
(31)【優先権主張番号】A895/2009
(32)【優先日】2009年6月10日
(33)【優先権主張国】AT
(73)【特許権者】
【識別番号】597140501
【氏名又は名称】ユリウス ブルム ゲー エム ベー ハー
(74)【代理人】
【識別番号】110000659
【氏名又は名称】特許業務法人広江アソシエイツ特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】グリューシング,ユーリッヒ
【審査官】 蔵野 いづみ
(56)【参考文献】
【文献】 特開2001−258666(JP,A)
【文献】 特表2006−526479(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
A47B 88/00−88/22
F16C 29/02
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
家具枠体(4)に固定される枠体レール(5)と、該枠体レール(5)に対して移動可能な少なくとも一本の延長レール(6)と、該延長レール(6)に接続されているか接続可能な引出し(2)の位置を調節することができる調節装置(8)と、を含んでおり、
前記調節装置(8)は、前記引出し(2)のにフィットする少なくとも一つの保持突出部(10)を有し、前記延長レール(6)に取り付けられた取付け部(9)がさらに含まれており、
前記取付け部(9)は、前記延長レール(6)の後端に設けられており、前記延長レール(6)の上側(6a)で間隔を開けて、前記延長レール(6)の縦方向にほぼ水平に延びており、
前記取付け部(9)は、前記保持突出部(10)内に調節可能に設けられ、取付け位置で前記内に取り付けられていることを特徴とする引出し(2)用の引出しガイド
【請求項2】
前記保持突出部(10)は、プラスチック製であることを特徴とする請求項1記載の引出しガイド。
【請求項3】
前記取付け部(9)は、プラスチック製の成形体(14)を自由端領域に有する金属製搬送体(9a)を有していることを特徴とする請求項1または2記載の引出しガイド。
【請求項4】
前記保持突出部(10)は、その取付け位置で前記穴内に設けられて円筒形周面を有することを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の引出しガイド。
【請求項5】
前記は、引出し(2)の木製後壁(2d)に予め設けられており、前記取付け部(9)は、その取付け位置で前記後壁(2d)の前記内で調節可能に設けられていることを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の引出しガイド。
【請求項6】
前記取付け部(9)は、前記保持突出部(10)に対して少なくともほぼ水平方向に移動可能に取り付けられていることを特徴とする請求項1から5のいずれかに記載の引出しガイド。
【請求項7】
前記保持突出部(10)は、前記取付け部(9)を受領するための開口部(17)を有することを特徴とする請求項1から6のいずれかに記載の引出しガイド。
【請求項8】
前記開口部(17)は、前記延長レール(6)の縦方向に対してほぼ直角に延びており、前記開口部(6)の長さは、前記取付け部(9)の幅よりも大きいことを特徴とする請求項7記載の引出しガイド。
【請求項9】
前記取付け部(9)は、前記開口部(17)内に調節可能に取り付けられていることを特徴とする請求項7または8記載の引出しガイド。
【請求項10】
前記取付け部(9)は摩擦係合によって前記保持突出部(10)に保持されることを特徴とする請求項1から9のいずれかに記載の引出しガイド。
【請求項11】
前記保持突出部(10)は、前記取付け部(9)の対応するラッチ部品(15)と多様な設定位置で、解除可能に掛留め可能なラッチ部材(18)を有することを特徴とする請求項1から10のいずれかに記載の引出しガイド。
【請求項12】
前記取付け部(9)を前記延長レール(6)に対してほぼ垂直方向に調節可能にする別の調節装置(19)が提供されていることを特徴とする請求項1から11のいずれかに記載の引出しガイド。
【請求項13】
請求項1から12のいずれかに記載の引出しガイドを少なくとも一つ有する引出し。
【請求項14】
請求項13記載の引出しを少なくとも一つ有する家具。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、家具枠体に固定される枠体レールと、枠体レールに対して移動可能な少なくとも一本の延長レールと、延長レールに接続されているか接続可能な引出しの位置を調節することができる調節装置と、を含んでおり、調節装置は、引出しの加工穴にフィットする少なくとも一つの保持突出部を有しており、延長レールに取り付けられた取付け部がさらに含まれており、取付け部は、延長レールの後端にアレンジされており、延長レールの上側で間隔を開けて、延長レールの縦方向にほぼ水平に延びていることを特徴とする引出し(2)用の引出しガイド(3)に関する。
【0002】
本発明は、さらに引出しと、以下で説明する引出しガイドとを有する家具にも関する。
【背景技術】
【0003】
本出願人が出願人である特許文献1は、ここで一般的に説明する引出しの引出しガイド構造体を開示しており、引出しの後端は、延長レールに取り付けられ、保持突出部の形態である取付け部を介して工具を使用せずに引出し延長レールに接続できる。保持突出部は、延長レールの内側端にアレンジされており、その上面に対してほぼ平行に離れた関係で延びている。
【0004】
延長レールに対する引出しの後方端の取り付けおよび取り外しは、引出しを保持突出部側に押し込むか、またはそれをそこから引き戻すことによって実行される。引出しを保持突出部に押し込むことによって取り付けが実行されると、引出しは、上方移動および横方向移動しないようにその後端領域に固定される。枠体に対する前方パネルの高さ位置を実質的に変えることなく、すでに定位置に取り付けられた引出しの前方パネルを傾斜させるため、特許文献1は、保持突出部を上下方向に調節可能にすることを提案している。
【0005】
一方、特許文献2および特許文献3は、延長レールに対する引出しの追加的な横方向移動が実行される方策について解説している。この構造では、受領部品が引出しの後壁に固定されており、この受領部品は、引出し延長ガイドに接続されたプレートを受領するためのスロット状開口部を有する。このプレートは、スロット状の開口部内において設定範囲で移動可能であるため、引出しの後端領域の横方向移動も可能である。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
【特許文献1】欧州特許第1147725号明細書
【特許文献2】西独国実用新案出願公開第202006003035号明細書
【特許文献3】西独国実用新案出願公開第202007014954号明細書
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
本発明の目的の一つは、前述の公知技術を基礎とし、構造的に簡単でコンパクトな調節装置の提供にある。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明によれば、これは、請求項1の特徴によって達成できる。本発明のさらに有利な形態は従属する請求項に記述されている。
【0009】
すなわち、調節装置は、引出しに前もって設けられた穴に好適にフィットする少なくとも一つの保持突出部を有しており、延長レールにアレンジされたその取付け部は、その保持突出部内で調節可能にアレンジされている。換言すれば、延長レールの取付け部は、穴内で限定的に移動するように取り付けられている。このようにして非常にコンパクトな調節装置が提供され、この点で引出し背面に取り付けられる追加的な受領プレートなしで済ますことが可能である。
【0010】
保持突出部のための穴は、例えば引出し後壁または側壁に、例えばその端部、すなわち家具枠体の内側に提供できる。提案する延長ガイドは、特に木製の引出しの取り付け、および調整に適しており、引出し延長ガイドに共通装置として解除可能に固定でき、好適には工具を使用せずに取り付けおよび/または取り外しできる。
【0011】
原則的には、保持突出部と取り付け部との間で空間的に少なくとも一方向への相対的な運動が許容される。保持突出部と取り付け部との間の相対的な運動は、調節装置によって創出され、したがって、例えば水平または垂直方向に可能である。いずれにせよ延長レールに特許文献1で解説するように取り付けられた取付け部は、たいていは高さが調節可能であるので、保持突出部が静止取付け部に対して実質的に水平方向だけに移動するように取り付けられていれば十分であろう。
【0012】
穴に装着される保持突出部は、プラスチック製でよく、保持突出部内にアレンジされる取付け部は、好適には自由端領域にプラスチック製の成形体を有する金属製搬送体を有する。金属製の搬送体を囲む成形体は、摩擦式ロック係合状態および/または外側の保持突出部と取り付け位置で少なくとも部分的に能動的ロック係合状態である。取付け位置に対して保持突出部を充分に堅固であるが調節可能に取り付けるため、開口部は、多様な設定位置で、取付け位置の対応するラッチ部品と解除可能に掛留め可能なラッチ部材を有する。
【0013】
この点で、搬送体自体または成形体のいずれかが保持突出部に、対応する歯形部または溝形部と係合する歯形部または溝形部を有することが望ましい。引出しに装着される保持突出部は、所定の摩擦力に打ち克つことで取り付け部に対して移動可能であり、所望の位置に制動することができる。
【0014】
保持突出部は、穴内の取り付け位置にプレス式またはスライド式に保持でき、望ましくは、保持突出部は、取付け位置で円筒穴内にアレンジされる円筒形周面を有する。したがって保持突出部は、調節装置の一部でもある固定くぎの形態である。保持突出部は、取付け部を収容するための開口部を有することができ、その開口部は、延長レールの縦方向にほぼ直角に延伸でき、開口部の長さは、取付け部の幅よりも大きい。
【0015】
このように、調節移動が保持突出部と取付け部との間で可能である。本発明の特に有利な点は、引出しの前方パネルと隣接する引出しの前方パネルとの間に生じる垂直間隙も引出しの後端領域の水平移動によって調節可能であることである。
【0016】
本発明による引出しと本発明による家具は、解説したような少なくとも一つの引出しガイドによって特徴付けられる。
【0017】
本発明のさらなる詳細および利点は、後述の詳細な説明と関連して説明される。
【図面の簡単な説明】
【0018】
図1図1は、本発明の引出しガイドによって移動可能に取り付けられた引出しを備えた家具の斜視図である。
図2図2は、引出しガイドの斜視図である。
図3a図3aは、引出しの後端領域の位置を変更させるための調節装置の多様な図である。
図3b図3bは、引出しの後端領域の位置を変更させるための調節装置の多様な図である。
図3c図3cは、引出しの後端領域の位置を変更させるための調節装置の多様な図である。
図3d図3dは、引出しの後端領域の位置を変更させるための調節装置の多様な図である。
図4a図4aは、引出しの取り付けの2つの異なるオプションを詳細な斜視図で示したものである。
図4b図4bは、引出しの取り付けの2つの異なるオプションを詳細な斜視図で示したものである。
図5a図5aは、傾斜位置と適切に調節された引出しを有する引出し構造体を示す概略的平面図である。
図5b図5bは、傾斜位置と適切に調節された引出しを有する引出し構造体を示す概略的平面図である。
【発明を実施するための形態】
【0019】
図1は、家具1の斜視図であり、引出し2は、引出しガイド3によって家具枠体4に対して移動可能に取り付けられている。知られているように、引出し2は、前方パネル2a、引出し底部2b、側壁2cおよび後壁2dを含んでいる。引出しガイド3は、家具枠体4の両側の側壁に固定されている。前方パネル2aの傾斜または高さ位置を調節するため、特許文献1は、引出し2の後方端(すなわち後壁2dの領域)を調節式に上昇または下降させる方策について既に解説している。
【0020】
図2は、引出し2の引出しガイド3の1実施例の斜視図である。引出しガイド3は、家具枠体4に取り付けられる枠体レール5と、それに対して移動可能な少なくとも一本の延長レールとを含んでいる。延長レール6に接続できる引出し2を最大に延伸させるため、追加の中間レール7が枠体レール5と延長レール6との間で移動式に取り付けられている。
【0021】
取り付けのため、引出しガイド3は、まず家具枠体に予め取り付けられ、その後、引出し2が延長レール6の上側6a上に装着され、延長レール6の後方端に取り付けられた調節装置8が引出し2の移動を制限するまで、矢印(L)の方向に後方に移動される。
【0022】
調節装置8は、ほぼ水平方向に延長レール6の上側6aと離れた関係で延びる取付け部9を有する。取付け部9は、少なくとも部分的に保持突出部10内に取り付けられる。保持突出部10が押し込みにより穴内の取り付け位置に保持されるよう、保持突出部10は、引出しの対応する穴(ここでは、図示しない)に入るよう提供されている。引出し2の前端領域を延長レール6に対して取り付けるため、引出し2(特に引出し底部2bの下側の横方向前方領域)に取り付けられる連結装置11が提供されている。
【0023】
引出し2は、連結装置11によって延長レール6に対して全体的に解除可能に取り付けられ、好適には工具を使用せずに取り付けられ、好適には工具を使用せずに取り外される。連結装置11は、手によって機能し、それによって連結装置11の制動部12aが延長レール6の掛留開口部から解除位置に可動であり、それによって引出し2が延長ガイド3から全体的に完全に取り外されるグリップ部品12を含んでいる。
【0024】
連結装置11は、それによって連結装置11(およびそれに接続されている引出し2)が矢印(L)に対してほぼ直角に水平方向で調節可能となる調節輪体を有する調節装置13を有している。このように延長レール6に対する引出し2の横方向移動が可能となる。同時に前方パネル2aと、隣接する引出し2の前方パネルとの間に発生する垂直方向の間隙もまた可変に調節できる。
【0025】
図3aから図3dは、調節装置8の可能な実施例の多様な図である。図3aと図3bは、それぞれ調節装置8の一部の斜視図である。
【0026】
取付け部9は、その自由端領域にプラスチック製の成形体14を有することができる金属製の搬送体9aを含んでいる。成形体14は、取り付け状態では、保持突出部10の開口部17の対応するラッチ部材18と係合しているラッチ部品15(図3c)を有する。よって、保持突出部10(およびそれと共に引出し2)を、保持突出部10と成形体14との間の所定の摩擦力が克服された後に、静止状態の取付け部9に対して水平方向で調節することが可能である。したがって、保持突出部10は、多様な所定の掛留位置で、図示の矢印(H)の方向に、取付け部9に対して所定の分量だけ調節可能である。保持突出部10の開口部17は、延長レール6の縦方向に対して直角に延び、開口部17の長さは、取付け部9の幅よりも大きい。
【0027】
図3cは、調節装置8を後方から見た図であり、保持突出部10は、両方向矢印(H)で示す方向に静止状態の取付け部9に対して移動可能である。調節は、好適には手動で、引出し2(図1)の側壁2cの後方領域に圧力を適用することで実行される。成形体14無しでも済ますことが可能であり、この場合には、ラッチ部品15は、金属製の搬送体9aに直接的に提供されることが望ましいであろう。
【0028】
図3dは、取付け部9と保持突出部10とを備えた調節装置8の分解図である。取付け部9を受領するための保持突出部10の開口部17が図示されている。調節装置8に加えて、それによって取付け部9(および引出し2)も垂直方向に可動および調節可能である別の調節装置19が存在する。その別の調節装置19は、例えばそれによって取付け部9が静止状態の取付け構造体19bに対して高さ調節可能である自動ロック式偏心調節部材19aを含んでいる。そのような機構は、本出願人の特許文献1で既に解説されており、ここでは詳細に説明する必要はない。
【0029】
図4aは、引出し2の後方端、すなわち後壁2dの後側を後方から見た斜視図である。後壁2dに予め設けられた筒状穴21が図示されており、延長レール6に対する引出し2のさらなる挿入によって、その穴に調節装置8の保持突出部10が通過でき、プレスフィット式、スライド式またはくさび式に保持される。引出し2に対する保持突出部10のスライド式固定またはくさび式固定は、スライド式固定を解除すると、保持突出部10が取付け部9に常に残り、引出し2は、いつでも保持突出部10に押し付けられるか、または引き離されることができる。取り付けられた引出し2は、調節装置8で水平方向に(すなわち延長レール6に対して横方向に)調節可能であり、追加の調節装置19は、取付け部9(および引出し2)を垂直に調節させる。
【0030】
図4bは、保持突出部10がすでに引出し2の穴21に予め固定されている変形例を示している。引出し2の押し込みによって、水平に配向した取付け部9は、保持突出部10の開口部17内に通過できる。取り付けが実行されると、引出し2は取付け部9に対して水平方向に調節可能となり、引出し2の後方端の調節も、追加の調節装置19によって垂直方向に可能となる。取付け部9への当初の取り付けが実行された後に保持突出部10がいつでも引出し2を保持突出部10から分離し(図4aに示すように)それに押し込めるように設計することもできる。
【0031】
図5aは、隣接する2体の引出し2の設置状況を示す平面図である。2体の引出し2は家具枠体4に対して移動可能に取り付けられている。2体の引出し2の左側は、視認できる傾斜姿勢となっている。引出し2の後方端領域は、後壁2dの領域で調節装置8によって少なくとも水平方向に調節でき、引出し2の前方領域は、引出し2(図2)の前端領域にアレンジされた調節装置13によって少なくとも横方向に調節可能である。引出し2の側壁2cが家具枠体4の側壁に対して平行に配向できるよう、可動延長レール6に対する引出し2の横方向移動は、2体の調節装置8と13によって可能である。横方向移動は、調節装置8に対する双方向矢印によって示されている。
【0032】
適切に調節された引出し構造体を図5bに示す。引出し2の無傾斜運動と、枠体の前方端に対する前方パネル2aの平行配向性は、2体の調節装置8と13によって可能となる。
【0033】
本発明は、説明した実施例に限定されず、「請求の範囲」内である全ての変更および技術的均等物を含んでいる。上、下、横など、説明で採用した位置的関係は、引出し2の通常の設置位置に関するか、または固定したものであり、全体位置の変化に応じて適宜新しい位置に変更されるべきものである。調節装置8は、引出し2の垂直調節にも使用でき、これは、保持突出部10の垂直に延びる開口部17によって特に容易に実行できる。
図1
図2
図3a
図3b
図3c
図3d
図4a
図4b
図5a
図5b