(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
第1のデータネットワークと第2のデータネットワークの間を結合するゲートウェイにおけるデータトラフィックをモニタするステップであって、前記第1のデータネットワークは、前記第2のデータネットワーク上の第2のデバイスと対話式に動作するためのコントロールデータを受け取るための入力部を有する第1のデバイスを含む、ステップと、
前記モニタされたデータトラフィックを分析して、前記第2のデバイスによって提供された、より頻繁にアクセスされた第1のコンテンツを識別するステップと、
前記第1のコンテンツが、前記第1のデバイスによりレンダリングされるのに適しているかどうかを判断するステップと、
前記第1のコンテンツが、前記第1のデバイスによりレンダリングされるのに適している場合、前記第1のコンテンツのネットワークロケーションを示す前記コントロールデータを分析して、前記第1のコンテンツを示す第1のデータ、および前記第1のコンテンツにアクセスする方法を示す第2のデータを提供するステップと、
前記第1のコンテンツが、前記第1のデバイスによりレンダリングされるのに適していない場合、前記第1のコンテンツに含まれないコンテンツを分析して、ユーザにとって関心がある第2のコンテンツを特定し、前記第2のコンテンツのネットワークロケーションを示す前記コントロールデータを分析して、前記第2のコンテンツを示す第3のデータ、および前記第2のコンテンツにアクセスする方法を示す第4のデータを提供するステップと、
前記第1のコンテンツ又は前記第2のコンテンツ、および前記第1のコンテンツ又は前記第2のコンテンツにアクセスする前記方法を選択するステップと、
を含む、方法。
前記第1のデータネットワークは、ローカルエリアネットワークを含み、前記第2のデータネットワークは、前記ゲートウェイを介して前記ローカルエリアネットワークの外部にあるデータネットワークを含む、請求項1に記載の方法。
前記第1のデバイスは、ディスプレイスクリーンに結合することができるセットトップボックス、ディスプレイスクリーンに結合することができるパーソナルコンピュータ、ディスプレイスクリーンを備えたラップトップコンピュータ、およびモバイルインターネットデバイスのうちの少なくとも1つを含む、請求項1に記載の方法。
前記第2のデバイスは、ワールドワイドウェブサイト、IPTVコンテンツサーバ、インターネットラジオコンテンツサーバ、およびインターネットテレフォニーサーバのうちの少なくとも1つを含む、請求項1に記載の方法。
前記コントロールデータは、URL(universal resource locator)を表すデータ、マウスクリックを表すデータ、データアクセスラインの選択を表すデータ、IPTV番組の選択を表すデータ、およびインターネットラジオ番組の選択を表すデータのうちの少なくとも1つを含む、請求項1に記載の方法。
第1のデータネットワークと第2のデータネットワークの間において結合されている通信インターフェースであって、前記第1のデータネットワークは、前記第2のデータネットワーク上の第2のデバイスと対話式に動作するためのコントロールデータを受け取るための入力部を有する第1のデバイスを含む通信インターフェースと、
前記第1のデータネットワークと前記第2のデータネットワークの間におけるデータトラフィックをモニタするために前記通信インターフェースに結合されているコントローラであって、前記コントローラは、前記モニタされたトラフィックデータを分析して、前記第2のデバイスによって提供された、より頻繁にアクセスされた第1のコンテンツを識別し、前記第1のコンテンツが、前記第1のデバイスによりレンダリングされるのに適しているかどうかを判断し、前記第1のコンテンツが、前記第1のデバイスによりレンダリングされるのに適している場合、前記第1のコンテンツのネットワークロケーションを示す前記コントロールデータを分析して、前記第1のコンテンツを示す第1のデータ、および前記第1のコンテンツにアクセスする方法を示す第2のデータを提供し、前記第1のコンテンツが、前記第1のデバイスによりレンダリングされるのに適していない場合、前記第1のコンテンツに含まれないコンテンツを分析して、ユーザにとって関心がある第2のコンテンツを特定し、前記第2のコンテンツのネットワークロケーションを示す前記コントロールデータを分析して、前記第2のコンテンツを示す第3のデータ、および前記第2のコンテンツにアクセスする方法を示す第4のデータを提供するコントローラを含み、
前記コントローラは、前記第1のコンテンツ又は前記第2のコンテンツ、および前記第1のコンテンツ又は前記第2のコンテンツにアクセスする前記方法を選択する、装置。
前記第1のデータネットワークは、ローカルエリアネットワークを含み、前記第2のデータネットワークは、前記通信インターフェースを介して前記ローカルエリアネットワークの外部にあるデータネットワークを含む、請求項12に記載の装置。
前記第1のデバイスは、ディスプレイスクリーンに結合することができるセットトップボックス、ディスプレイスクリーンに結合することができるパーソナルコンピュータ、ディスプレイスクリーンを備えたラップトップコンピュータ、およびモバイルインターネットデバイスのうちの少なくとも1つを含む、請求項12に記載の装置。
前記第2のデバイスは、ワールドワイドウェブサイト、IPTVコンテンツサーバ、インターネットラジオコンテンツサーバ、およびインターネットテレフォニーサーバのうちの少なくとも1つを含む、請求項12に記載の装置。
前記コントロールデータは、URL(universal resource locator)を表すデータ、マウスクリックを表すデータ、データアクセスラインの選択を表すデータ、IPTV番組の選択を表すデータ、およびインターネットラジオ番組の選択を表すデータのうちの少なくとも1つを含む、請求項12に記載の装置。
第1のデータネットワークと第2のデータネットワークの間において結合されている通信手段であって、前記第1のデータネットワークは、前記第2のデータネットワーク上の第2のデバイスと対話式に動作するためのコントロールデータを受け取るための入力部を有する第1のデバイスを含む通信手段と、
前記第1のデータネットワークと前記第2のデータネットワークの間におけるデータトラフィックをモニタするために前記通信手段に結合されているコントロール手段であって、前記コントロール手段は、前記モニタされたデータトラフィックを分析して、前記第2のデバイスによって提供された、より頻繁にアクセスされた第1のコンテンツを識別し、前記第1のコンテンツが、前記第1のデバイスによりレンダリングされるのに適しているかどうかを判断し、前記第1のコンテンツが、前記第1のデバイスによりレンダリングされるのに適している場合、前記第1のコンテンツのネットワークロケーションを示す前記コントロールデータを分析して、前記第1のコンテンツを示す第1のデータ、および前記第1のコンテンツにアクセスする方法を示す第2のデータを提供し、前記第1のコンテンツが、前記第1のデバイスによりレンダリングされるのに適していない場合、前記第1のコンテンツに含まれないコンテンツを分析して、ユーザにとって関心がある第2のコンテンツを特定し、前記第2のコンテンツのネットワークロケーションを示す前記コントロールデータを分析して、前記第2のコンテンツを示す第3のデータ、および前記第2のコンテンツにアクセスする方法を示す第4のデータを提供する、コントロール手段とを含み、
前記コントロール手段は、前記第1のコンテンツ又は前記第2のコンテンツ、および前記第1のコンテンツ又は前記第2のコンテンツにアクセスする前記方法を選択する、装置。
前記第1のデータネットワークは、ローカルエリアネットワークを含み、前記第2のデータネットワークは、前記通信インターフェースを介して前記ローカルエリアネットワークの外部にあるデータネットワークを含む、請求項23に記載の装置。
前記第1のデバイスは、ディスプレイスクリーンに結合することができるセットトップボックス、ディスプレイスクリーンに結合することができるパーソナルコンピュータ、ディスプレイスクリーンを備えたラップトップコンピュータ、およびモバイルインターネットデバイスのうちの少なくとも1つを含む、請求項23に記載の装置。
前記第2のデバイスは、ワールドワイドウェブサイト、IPTVコンテンツサーバ、インターネットラジオコンテンツサーバ、およびインターネットテレフォニーサーバのうちの少なくとも1つを含む、請求項23に記載の装置。
【発明を実施するための形態】
【0012】
図1は、本発明を実施することができるゲートウェイを介して、インターネットを含む外部データネットワークに接続されている、家庭で使用するための例示的な内部ローカルデータネットワークシステムを示している。より具体的には、内部ネットワーク160は、TV(television receiver)を備えたSTB(set top box)135、PC(personal computer)140、ラップトップコンピュータ145、およびMID(mobile Internet device)150などの内部ネットワークデバイスを含む。TV(television receiver)は、ビデオコンテンツディスプレイスクリーンおよびオーディオコンテンツ再生デバイス(図示せず)を含む。TVを備えたセットトップボックス135は、リモートコントローラ137などのユーザ入力デバイスを有し、このユーザ入力デバイスによって、ユーザは、TVを備えたセットトップボックス135のオペレーションをコントロールする。TVを備えたセットトップボックス135は、ゲートウェイ110を介してデータサーバ107などの外部IPTVサービスプロバイダに接続されている。データサーバ107は、インターネット上の複数のデータサーバ(D(1)、...D(n))のうちの1つを表している。
【0013】
「データサーバ」という用語は、ネットワークハードウェアの観点から特定の(1つまたは複数の)情報コンテンツが物理的に格納されているネットワーク設備を示し、その一方で「データサイト」という用語は、ユーザの観点から特定の情報コンテンツが利用可能であるネットワークロケーションを示す。したがって、単一のデータサーバ107上に複数のデータサイトが存在することが可能である。
【0014】
複数のデータサーバは、ウェブページコンテンツ、IPTV番組コンテンツ、IPラジオ番組コンテンツ、電気通信コンテンツ、ならびにその他のビデオコンテンツ、オーディオコンテンツ、テキストコンテンツ、およびデータコンテンツなど、さまざまな種類の情報コンテンツを提供する。
【0015】
同様に、パーソナルコンピュータ140は、キーボードおよびマウスなど、一式のユーザ入力デバイス143を有し、そのユーザ入力デバイス143によって、ユーザは、PC140のオペレーションをコントロールする。PC140は、ゲートウェイ110を介して、データサーバ107によって表されている外部ウェブサイトに接続されている。ラップトップコンピュータ145は、ディスプレイスクリーン、ならびにキーボードおよびコントロールパッドなどの一式のユーザ入力デバイス(図示せず)を内蔵することができる。MID(mobile Internet device)150は、ユーザ入力デバイスとしてタッチパネルディスプレイスクリーン(図示せず)を含むことができる。
【0016】
これらの内部ネットワークデバイスのそれぞれは、ゲートウェイ110を介して、ワイヤレスまたは有線のいずれかで、インターネット100を含む外部ネットワーク105に双方向に接続されている。たとえば
図1においては、セットトップボックス135およびPC140は、ゲートウェイ110に有線接続されており、その一方でラップトップコンピュータ145およびMID150は、ゲートウェイ110にワイヤレスに接続されている。
図1においては、有線接続は、実線によって表されており、ワイヤレス接続は、破線によって表されている。
【0017】
ゲートウェイ110は、内部データネットワーク160と、インターネット100を含む外部データネットワーク105との間においてインターフェースを行う。したがって、内部ネットワーク160と外部ネットワーク105の間におけるすべての着信および発信データトラフィックは、ゲートウェイ110を通る。より具体的には、そのような双方向のデータトラフィックは、データサーバ107によって提供される着信コンテンツデータだけでなく、内部ネットワークデバイス135、140、145、150のユーザによって入力される発信コントロールデータも含む。たとえばコントロールデータは、URL(universal resource locator)、IPTV/IPラジオの番組チャネル選択、マウスクリック、およびユーザによって入力されるその他の情報を表すデータを含むことができる。
【0018】
ここでは、ゲートウェイ110のオペレーション全体を
図1に関連して簡潔に説明する。ゲートウェイ110の機能モジュールのうちのそれぞれのモジュールの詳細なオペレーションについては、
図2から
図6に関連して後述する。ゲートウェイ110は、5つの態様のオペレーション、すなわち(1)トラフィックモニタリング、(2)リンクベースのコンテンツ提案、(3)トピックベースのコンテンツ提案、(4)ディスプレイスクリーン上でのコンテンツ提案、および(5)トピックの更新を特徴とする。
【0019】
[トラフィックモニタリング]
ゲートウェイ110は、暗黙のデータモニタリング技術を利用する。より具体的には、ゲートウェイ110は、データサーバ107と、内部ネットワークデバイス135、140、145、150との間における双方向のデータトラフィックをモニタし、関連するデータを収集する。たとえばゲートウェイ110は、内部ネットワークデバイス135、140、145、150のユーザ(またはユーザのグループ)によって入力されるコントロールデータを収集する。上述のように、そのようなコントロールデータは、URLアドレス(またはIPTV/IPラジオの場合には、番組チャネル番号)を表すデータ、マウスクリック、およびデータ入力デバイス137、143を用いてユーザによって入力される、テキストデータを含むその他のデータを含むことができるが、それらには限定されない。次いで、収集されたコントロールデータは、個々にタイムスタンプを付けられる。すなわち、それらのデータのうちのそれぞれのデータは、ユーザによって入力が行われている時刻および日付に関連付けられる。
【0020】
ゲートウェイ110は、内部クロックを有し、この内部クロックは、タイムサーバ109によって提供されるデータを用いて定期的に較正することができる。集められたコントロールデータ(内部ネットワークデバイス135、140、145、150のアクセス履歴を示す)は、分析のためにメモリ内に一時的かつローカルに格納することができる。あるいはモニタリング機能は、内部デバイス135、140、145、150のうちのそれぞれの内部デバイスにおいて、その内部ネットワークデバイス内のアプリケーションソフトウェアを利用して行うことができる。
【0021】
[リンクベースのコンテンツ提案]
まず最初に、所定の期間(1週間、1カ月間、3カ月間など)におけるさまざまなデータサイトへのユーザのアクセス履歴に基づいて、ユーザにとって関心がある(1つまたは複数の)コンテンツを特定することができる。より具体的には、ゲートウェイ110は、集められたコントロールデータ(内部ネットワークデバイス135、140、145、150のアクセス履歴を示す)を分析し、それによって、所定の期間にわたって頻繁にアクセスされている複数のデータサイトの一群を識別することができる。そのような集められたコントロールデータは、分析のためにメモリ内に格納することができる。次いで、必要ないおよび/または関係ないデータ(いわゆる「ノイズ」)が、アクセス履歴データから除去されることになる。ノイズは、たとえば広告データサイトを示すURLデータを含む。広告サイトURLの除去は、広告サイトアドレスのデータベースによって提供されるデータに基づいて行うことができる。
【0022】
次いで、ノイズ除去済みのアクセス履歴データ(すなわち、広告サーバを除くそれまでにアクセスされたデータサーバのURLデータ)が、アクセス頻度に従ってランク付けされ、一群のより頻繁にアクセスされたデータサイトが識別される。たとえば、上位10個の最も頻繁にアクセスされたデータサイトに関するURLを識別して選択することができる。
【0023】
次いでゲートウェイ110は、選択された一群のデータサイトのうちのそれぞれのデータサイトのコンテンツが、TVを備えたセットトップボックス135などの内部ネットワークデバイス上に容易にレンダリングされることが可能であるかどうかを判定する。たとえば、データサイトがRSS(Really Simple Syndication)機能をサポートしている場合、および/またはそのサイトが、容易に識別可能な見出しおよび本文を有する良好に構造化されたウェブページを示す場合には、TVを備えたセットトップボックス135上にコンテンツを容易にレンダリングすることができる。良好に構造化されたページを、テレビジョンスクリーン上にレンダリングするのに適したコンテンツへ容易に変換することができる。コンテンツを、内部ネットワークデバイス135、140、145、150のうちの少なくとも1つの上にレンダリングするのに適していると判定されると、そのようなコンテンツを提供するデータサイトが再生用として選択され、そのコンテンツは、以降の「ディスプレイ上でのコンテンツ提案」のもとで説明される方法で内部ネットワークデバイス135、140、145、150に提供される。
【0024】
[トピックベースのコンテンツ提案]
上述の選択された一群のより頻繁にアクセスされたデータサイトのうちの少なくとも1つが、内部ネットワークデバイス135、140、145、150のうちのいずれかの内部ネットワークデバイス上でレンダリングされるのに適していないコンテンツを含む可能性があり、たとえばそのデータサイトが、RSSフィードまたは良好に構造化されたウェブページのいずれもサポートしていない可能性がある。さらに、上述の選択された一群のより頻繁にアクセスされたデータサイトのうちのいずれも、ユーザにとって現在関心があるコンテンツをまったく含んでいない可能性もある。
【0025】
そのような状況のもとでは、特定の(1つまたは複数の)データサイトへのユーザのアクセス頻度を使用する代わりに、ここでは、選択されていないデータサイト(すなわち、それまでにアクセスされたデータサイトのうちで、上述の「リンクベースのコンテンツ提案」プロセスのもとで特定された、広告サーバを除く、選択された一群のより頻繁にアクセスされたデータサーバに含まれていないデータサイト)上のコンテンツを分析することによって、ユーザにとって関心がある(1つまたは複数の)コンテンツが特定される。すなわち、選択されていないデータサイト上で利用可能なコンテンツ内に特定の(1つまたは複数の)トピックが現れる頻度に基づいて、関心がある(1つまたは複数の)コンテンツが特定される。加えて、ゲートウェイ110は、ユーザにとって関心がある(1つまたは複数の)トピックを、ゲートウェイ110にとって既知の、その同じユーザにとって関心がある(1つまたは複数の)トピックに基づいて推論することができる。ユーザにとって関心がある(1つまたは複数の)コンテンツを「トピックベースの提案」プロセスによって特定することについて、以降でさらに具体的に説明する。
【0026】
ゲートウェイ110は、データトラフィックをモニタし、(一群の)選択されていないデータサイトからの着信コンテンツデータを収集する。収集されたコンテンツデータを、分析のためにメモリ内に一時的かつローカルに格納することができる。ゲートウェイ110は、選択されていない(1つまたは複数の)データサーバ上で利用可能な(1つまたは複数の)コンテンツを分析して、その(それらの)(1つまたは複数の)トピックを特定する。
【0027】
(1つまたは複数の)コンテンツの(1つまたは複数の)トピックを識別するためのさまざまな知られている技術がある。たとえばゲートウェイ110は、意味解析を採用することができる。まず最初に、さまざまなタイプの情報コンテンツから、分析可能な形式のデータを抽出する必要がある。そのようなデータは、たとえば、ウェブページ上に表示されるテキスト、ビデオグラフィックスまたはオーディオナレーションから変換されるテキスト、およびテレビジョンコンテンツに伴うクローズドキャプションデータを含む。次いでたとえば、辞書キーワード(たとえばWikipedia)を使用して、(1つまたは複数の)コンテンツの(1つまたは複数の)トピックを識別することができる。IPTVコンテンツを特定するための番組ガイドデータなど、ゲートウェイ110が(1つまたは複数の)トピックを正しく識別するのを補助することができる任意の収集されたメタデータを使用することもできる。選択されていない(1つまたは複数の)データサイト上のノイズ除去済みの(1つまたは複数の)コンテンツから識別される(1つまたは複数の)トピックを、本出願においては以後、「(1つまたは複数の)追加トピック」と呼ぶ。
【0028】
同じ方法で、ゲートウェイ110はまた、一群の選択された、より頻繁にアクセスされたデータサイト上の(1つまたは複数の)コンテンツを分析して、それらの(1つまたは複数の)コンテンツの(1つまたは複数の)トピックを識別する。次いで、選択された(1つまたは複数の)サイトに関して識別された(1つまたは複数の)トピックが、選択されていない(1つまたは複数の)サイトに関して識別された(1つまたは複数の)追加トピックと比較されて、(1つまたは複数の)重複トピックが識別され、それによって(1つまたは複数の)重複トピックを、除去のために(1つまたは複数の)追加トピックから控除することができる。ゲートウェイ110は、1つまたは一群の重複控除済み追加トピック、たとえば上位10個の追加トピックを、(一群の)より頻繁に識別されたトピックとして選択する。インターネット検索エンジンを使用して、そのようなより頻繁にアクセスされた(1つまたは複数の)トピックに関連するレンダリングしやすい(1つまたは複数の)コンテンツが、ユーザにとって関心がある(1つまたは複数の)コンテンツとして検索される。その(1つまたは複数の)コンテンツが、以降の「ディスプレイ上でのコンテンツ提案」のもとで説明される方法で検索のために内部ネットワークデバイス135、140、145、150のうちの少なくとも1つに提供される。
【0029】
[ディスプレイスクリーン上でのコンテンツ提案]
上で開示された2つの方法のうちの一方で(すなわち、リンクベースの提案によって、もしくはトピックベースの提案によって)、またはそれらの任意の組合せで、ユーザにとって関心がある(1つまたは複数の)コンテンツが特定されると、そのような(1つまたは複数の)コンテンツは、内部ネットワークデバイス135、140、145、150のうちの少なくとも1つに自動的に提供される。
【0030】
ここでゲートウェイ110は、上で開示されたようにゲートウェイ110によって収集され分析されたデータトラフィックに基づいて、いつ、どこで、そのような(1つまたは複数の)コンテンツが利用可能となることができるかを含めて、その(1つまたは複数の)コンテンツにアクセスする方法を特定する。収集され分析されるデータトラフィックは、タイムスタンプを付けられたユーザ入力データ、番組ガイドデータ、グラフィックからテキストへ変換されたデータを含むが、それらには限定されない。ここで、たとえばゲートウェイ110は、ユーザにとって関心がある(1つまたは複数の)コンテンツを含む(1つまたは複数の)データサイト107の(1つまたは複数の)URL、ならびにそのようなデータが利用可能となることができる特定の時刻および日付(たとえば、普通のウェブコンテンツの場合は、常時)を識別することができる。あるいはゲートウェイ110は、IPTVまたはインターネットラジオの場合には、ユーザにとって関心がある(1つまたは複数の)ビデオコンテンツおよび/またはオーディオコンテンツの(1つまたは複数の)チャネル番号、ならびにそのような(1つまたは複数の)番組が利用可能となることができる特定の(1つまたは複数の)時刻および(1つまたは複数の)日付、すなわち、その(それらの)放送スケジュールを識別することができる。
【0031】
ユーザにとって関心がある(1つまたは複数の)コンテンツは、さまざまな方法で内部ネットワークデバイス135、140、145、150のうちの少なくとも1つに提供される。1つの方法は、(1つまたは複数の)コンテンツを内部ネットワークデバイスに直接提供することとすることができる。たとえば、複数のテレビジョンコンテンツの場合には、そのようなコンテンツを、単一の番組チャネルまたは複数の番組チャネルにわたって提供することができる。関心のある(1つまたは複数の)コンテンツを、テレビジョンスクリーン上にさまざまなフォーマットで表示することができる。たとえば、(1つまたは複数の)コンテンツは、現在見られている番組と共に(1つもしくは複数の)サイドバイサイドスクリーンまたは(1つもしくは複数の)ピクチャーアウトピクチャースクリーンとして表示することができ、あるいは現在見られている番組の上に(1つまたは複数の)ピクチャーインピクチャースクリーンとして表示することもできる。内部ネットワークデバイス135、140、145、150内にインストールされている小型のアプリケーションソフトウェア、いわゆる「ウィジェット」または「ウィジェッツ」によって、さまざまなタイプの表示フォーマットを提供することができる。さらにゲートウェイ110は、(1つまたは複数の)コンテンツをプリフェッチして、それ(それら)を容易にアクセスできるようにローカルに格納することができる。
【0032】
別の方法は、(1つまたは複数の)コンテンツへの1つのハイパーリンクまたはハイパーリンクのリストをディスプレイスクリーン上に示すこととすることができ、そこから、ユーザは、ユーザ入力デバイス137、143を使用して選択を行うことができる。
【0033】
[トピックの更新]
ゲートウェイ110は、データトラフィックを絶え間なくモニタし、収集し、分析して、ユーザにとって関心がある(1つまたは複数の)トピックに関する変化があればその変化を、および/またはその(1つまたは複数の)トピックに関連する(1つまたは複数の)コンテンツに関する修正があればその修正を識別する。ユーザにとって関心がある新たな(1つまたは複数の)トピックが識別された場合には、ゲートウェイ110は、その新たな(1つまたは複数の)トピックに関連する新たな(1つまたは複数の)コンテンツを探し、それをユーザにタイムリーに通知する。関心がある(1つまたは複数の)トピックに関連する(1つまたは複数の)コンテンツに関して修正が生じた場合には、それに応じて、プリフェッチされ格納されたコンテンツを自動的に更新することができる。
【0034】
図2においては、ゲートウェイ110のソフトウェアモジュール表示が示されている。より具体的には、ゲートウェイ110は、6つの機能モジュール、すなわちコントロールモジュール250、データ収集モジュール230、データ統計分析モジュール225、情報サーバモジュール220、メモリモジュール215、および通信モジュール210を含む。コントロールモジュール230は、実線の接続で示されているように、他の5つのモジュールのオペレーションをコントロールおよび調整する。通信モジュール210は、内部データネットワーク160と、インターネット100を含む外部ネットワーク105との間におけるデータ通信のインターフェースを行う。
図2および
図6においては、同じ機能コンポーネントを示すために同じ参照番号が使用されている。
【0035】
データ収集モジュール230は、内部データネットワーク160と外部データネットワーク105の間における双方向のデータトラフィックをモニタする。さらにデータ収集モジュール230は、データトラフィックのうちの関連する部分を収集する。収集されるトラフィックデータは、URLを表すデータ、テレビジョン/ラジオ番組チャネル番号、キーボード入力、およびマウスクリックなど、内部ネットワークのユーザによって入力される外部へ向けたコントロールデータを含むことができるが、それらには限定されない。収集されるデータは、クローズドキャプションデータなど、ユーザによってアクセスされた(1つまたは複数の)コンテンツの(1つまたは複数の)トピックをゲートウェイ110が特定するのに必要となることがある、データサーバ107によって提供される内部へ向けたコンテンツデータを含むこともできるが、それらには限定されない。データ収集モジュール230は、収集されたデータを、データ統計分析モジュール225によるその後の分析のためにメモリモジュール215内に一時的に格納する。加えて、データ収集モジュール230は、定期的にタイムサーバ109を用いてローカルクロックを較正するためにタイムサーバ109によって提供されるデータをモニタする。
【0036】
データ統計分析モジュール225は、格納されたトラフィックデータを分析して、データサーバ107上に存在する、1つまたは一群のより頻繁にアクセスされたインターネットサイトと、その(1つまたは複数の)サイト上で利用可能なコンテンツにアクセスする(1つまたは複数の)方法とを特定する。さらに、それらのインターネットサイトのうちのそれぞれのインターネットサイトがユーザによってアクセスされた時刻および曜日に従って、収集されたデータにタイムスタンプを付けて相関付けることができる。
【0037】
収集されたデータは、ユーザにとって関心がある(1つまたは複数の)インターネットサイトを特定するのに関係ないデータを含む場合がある。関係ないコンテンツは、たとえば広告ウェブページへのURLリンクを含む。データ統計分析モジュール225は、そのような関係ないデータ(いわゆる「ノイズ」)を除去する。このノイズ除去機能については、以降で
図4に関連してさらに具体的に説明する。次いで、データ統計分析モジュール225は、ユーザのアクセス履歴に従ってノイズのないデータをランク付けし、その結果を情報サーバモジュール220に提供する。
【0038】
上述のトピックベースのコンテンツ提案プロセスに関して、推論エンジンを含む情報サーバモジュール220は、ユーザ(または家族全体など、ユーザのグループ)にとって関心がある(1つまたは複数の)追加トピックを、データ静的分析モジュール225によって提供された、その同じユーザにとって関心がある、知っている(1つまたは複数の)トピックに基づいて推論することができる。次いで情報サーバモジュール220は、より頻繁にアクセスされたコンテンツ内に含まれている推論された(1つまたは複数の)トピック、ならびにそのようなコンテンツにアクセスする方法を選択し、それらのコンテンツそのもの、および/またはそのようなコンテンツへのリンク(たとえば、IPTV番組チャネル、およびそれが利用可能な時刻および曜日)を内部デバイス135、140、145、150に提供する。この選択プロセスについては、以降で
図3に関連してさらに具体的に説明する。
【0039】
情報サーバモジュール220は、データ統計分析モジュール225によって特定された、1つまたは一群のより頻繁にアクセスされたインターネットサイト上の(1つまたは複数の)コンテンツをプリフェッチすることができる。たとえば、一群のより頻繁にアクセスされたサイトのうちの1つがローカル天気情報を含むと想定すると、情報サーバモジュール220は、ローカル天気情報が、ユーザにとって関心があるコンテンツのうちの少なくとも1つであると推論する。次いで、最新のローカル天気情報をプリフェッチし、ユーザによって入力された特定の郵便番号に関連して表示するためにメモリモジュール215内に一時的に格納することができる。
【0040】
加えて、情報サーバモジュール220は、メモリモジュール215内に格納されたプリフェッチされたコンテンツを定期的に更新することができる。たとえば、10分ごとに更新のために天気情報を補充することができる。
【0041】
一実施形態においては、情報サーバモジュール220は、別のインターネットサイトにアクセスして、プリフェッチされた(1つまたは複数の)コンテンツ内に含まれていない関連した天気情報など、ユーザにとって関心があるトピックに関する同じ情報または関連した情報を見つけ出すことができ、それ(それら)を関心がある(1つまたは複数の)追加コンテンツとして格納する。この方法においては、情報サーバモジュール220は、プリフェッチされた天気情報の収集されたバージョンを、内部ネットワーク160のアクティブデバイス135、140、145、150のうちの任意の1つを介して、ユーザにタイムリーに(たとえば、ユーザが内部デバイスのうちの1つをオンにするとすぐに)提供することができる。
【0042】
図3は、一群の特定のインターネットサイトへのユーザのアクセス履歴に基づいて、ローカル内部ネットワークのユーザに、パーソナライズされた情報(すなわち、そのユーザにとって関心があるコンテンツ)を自動的に提供するためのステップをフローチャートの形式で示している。このプロセスの全般的な機能については、
図1と併せて「リンクベースのコンテンツ提案」として上述した。これは、ユーザにとって関心がある(1つまたは複数の)コンテンツを自動的にユーザに提供するおよび/またはユーザに提案するための、本明細書において開示されている、1つの方法である。
【0043】
ステップ300において、内部ネットワークデバイス135、140、145、150のうちの1つのユーザが、そのデバイスをオンにする。内部デバイス135、140、145、150は、外部ネットワーク105上のデータサーバ107上に存在するインターネットサイトにアクセスして、そのサイトから情報コンテンツをダウンロードする。
【0044】
ステップ310において、内部デバイス135、140、145、150とインターネットサイトの間におけるデータトラフィックが、通信モジュール210においてモニタされる。データ収集モジュール230が、ユーザによって入力されたコントロールデータ(URLデータ、キーボードによって入力されたデータ、マウスクリックデータなど)を選択的に収集し、その収集したデータを分析のためにメモリモジュール215内に一時的に格納することができる。たとえば、コンピュータタイプの内部デバイス(PC140、ラップトップコンピュータ145、およびMID150など)の場合には、内部デバイス135、140、145、150のアクセス履歴を示すデータが収集され、データ統計分析モジュール225による分析のためにメモリモジュール215内に一時的に格納される。
【0045】
あるいは、特定の内部デバイスに関してユーザによって入力されたコントロールデータは、内部デバイス135、140、145、150のうちのそれぞれの内部デバイスにおいて個々にモニタおよび収集することができ、それらのデバイス内にインストールされているデータ収集ソフトウェアによってデータ収集モジュール230に報告することができる。たとえば、TVを備えたセットトップボックス135は、通信モジュール210を介してインターネットサイトからダウンロードされたデータトラフィックモニタリングソフトウェアを有することができる。このプログラムは、TVを備えたセットトップボックス135のアクセス履歴に関連するトラフィックデータ(時刻、日付、およびチャネル選択を示すデータなど)を記録し、それらをデータ統計分析モジュール225に報告する。
【0046】
ステップ320において、データ統計分析モジュール225は、ユーザのアクセス履歴に基づいて、所定の期間にわたって集められた、収集されたデータを分析して、1つまたは一群のより頻繁にアクセスされたインターネットサイト(ISP(Internet Service Provider)など)を識別する。
【0047】
ステップ330において、情報サーバモジュール220は、データ統計分析モジュール225と連携して、1週間、1カ月間、3カ月間など、所定の期間にわたるユーザのアクセス履歴に基づいて、データサーバ107上に存在する1つまたは一群のより頻繁にアクセスされたインターネットサイト、ならびにそのような(1つまたは複数の)インターネットサイト上の(1つまたは複数の)コンテンツにアクセスする(1つまたは複数の)方法を識別する。(1つまたは複数の)コンテンツにアクセスする(1つまたは複数の)方法は、ウェブページに関するURLリンクデータ、およびIPTVプロバイダに関する番組チャネルデータを含むが、それらには限定されない。たとえば、上位10個の最も頻繁にアクセスされたISPを、より頻繁にアクセスされたコンテンツを有する(1つまたは複数の)インターネットサイトとして識別することができる。ここでユーザは、自分のお気に入りの(1つまたは複数の)ISPを上位10個の最も頻繁にアクセスされたISPに手動で追加できるようにすることができる。
【0048】
次いで情報サーバモジュール220は、そのまたはその一群のより頻繁にアクセスされたデータサイト、ならびに(1つまたは複数の)インターネットサイト上の(1つまたは複数の)コンテンツにアクセスする(1つまたは複数の)方法に関するデータをメモリモジュール215内に格納する。ユーザが、この次に同じ内部デバイスを再びオンにすると、情報サーバモジュール220は、そのユーザまたはそのユーザの一群のより頻繁にアクセスされたコンテンツを自動的に選択し、そのような(1つまたは複数の)コンテンツにアクセスする(1つまたは複数の)方法をそのデバイスに提供し、それによって、デバイスは、ユーザにとって関心があるコンテンツを、上述のディスプレイスクリーン上でのコンテンツ提案に関連して説明したさまざまな方法で自動的に提案または配信することができる。
【0049】
あるいは、情報サーバモジュール220は、ユーザにとって関心がある(1つまたは複数の)コンテンツをプリフェッチし、その(1つまたは複数の)コンテンツそのもの、ならびにそのような(1つまたは複数の)コンテンツにアクセスする(1つまたは複数の)方法をメモリモジュール210内に格納することもできる。これは、ユーザが内部デバイスを再び起動する前に行うことができるのが好ましく、それによってユーザは、そのような(1つまたは複数の)コンテンツをより早く楽しむことができる。
【0050】
上述のように、メモリモジュール210内に格納されたプリフェッチされた(1つまたは複数の)コンテンツは、定期的に更新することができる。たとえば、ユーザにとって関心があるコンテンツが、特定の株式の最新の市場価格であると想定すると、情報サーバモジュールは、メモリモジュール210内に格納されている株価を定期的に、たとえば15分ごとに更新することができ、それによってユーザは、最新の価格をタイムリーに得ることができる。
【0051】
ローカル内部データネットワーク160は、複数の内部デバイス135、140、145、150を含むことができるため、すべての内部ネットワークデバイスのアクセス履歴に関する全体的なデータは、家族のうちの特定の個人など、特定のユーザにとって関心がある情報コンテンツを正しく表さない可能性がある。ここで、情報サーバモジュール220は、特定の個人を、その個人による(1つまたは複数の)内部ネットワークデバイスの特有のアクセスパターンおよび/または使い方に基づいて、家族の残りのメンバーから区別することができる。すなわち、推論エンジンを有する情報サーバモジュール220は、特定の個人による(1つまたは複数の)内部ネットワークデバイスの特有のアクセスパターンおよび/または使い方を、時刻、曜日、およびその個人によって行われたインターネットサイトの特有の選択などの、その個人によって入力された全体的な入力データに基づいて推論または認識することができる。
【0052】
一般には、たとえば、女性に好まれる情報コンテンツは、男性に好まれる情報コンテンツとは異なることがあり、大人に好まれる情報コンテンツは、子供に好まれる情報コンテンツとは異なることがある。そのような好みを情報サーバモジュール220によって使用して、ある特定の個人を家族の残りのメンバーから識別することができる。言うまでもなく、特有のユーザ識別データおよび/または関連付けられたユーザプロフィールデータを、入力デバイス137、143を用いてユーザによって手動で入力することもできる。情報サーバモジュール220は、パーソナライズされたより頻繁にアクセスされたインターネットサイトを、内部データネットワーク160の特定のユーザに、入力デバイス137、143を用いてそのユーザによって入力された全体的なデータの特有のパターンに基づいて割り当てる。
【0053】
ステップ340において、情報サーバモジュール220は、コントローラモジュール250のコントロールのもとで、アイドルでいる必要はない。むしろ、情報サーバモジュール220は、IPTVの場合には、利用可能な番組チャネルを探すこと、または、ユーザにとって関心があるさらなる(1つまたは複数の)インターネットサイトを探して、およびプリフェッチされてメモリモジュール215内に格納されている(1つまたは複数の)コンテンツに関する(1つまたは複数の)更新コンテンツがないか探してウェブコンテンツを見て回ることを続けることができる。
【0054】
選択されたサイトまたは一群のサイト上の(1つまたは複数の)コンテンツは、ディスプレイスクリーン上でのコンテンツ提案に関連して上述したさまざまな方法で内部ネットワークデバイスに配信される。
【0055】
次いで
図4を参照すると、パーソナライズされた情報コンテンツをユーザに自動的に提供するための向上したプロセスが示されている。ステップ400において、内部ネットワークデバイス135、140、145、150のユーザが、そのデバイスをオンにする。次いで、そのデバイスは、外部ネットワーク105上のデータサーバ107上に存在するインターネットサイトに、そこから情報コンテンツをダウンロードするためにアクセスする。
【0056】
ステップ410において、通信モジュール210が、内部デバイス135、140、145、150とインターネットサイトの間におけるデータトラフィックをモニタする。データ収集モジュール230が、内部ネットワーク160と外部105ネットワークの間における双方向のトラフィックデータを選択的に収集する。そのような双方向のトラフィックデータは、ユーザ入力デバイス137、143を用いてユーザによって入力されるコントロールデータを含むが、それらには限定されない。
【0057】
ステップ420において、望ましくないまたは関係ないデータ(いわゆる「ノイズ」)が、収集されたトラフィックデータから除去される。ノイズは、広告コンテンツにリンクするURLデータを含むが、それらには限定されない。ここでは、広告データベースサイト上の情報を参照して、ノイズリンクを自動的に除去することができる。データ収集モジュール230は、ノイズのないコントロールデータにタイムスタンプを付けて、分析のためにメモリ内に格納することができる。
【0058】
ステップ430において、データ統計分析モジュール225が、ウェブコンテンツの場合には、集められたURLデータ、およびIPTVの場合には、集められたIPTV番組チャネル番号など、ノイズのないアクセス履歴データを、それらのアクセス頻度に従ってランク付けする。
【0059】
ステップ440において、情報サーバモジュール220が、上述の
図3のステップ330に関連して説明したのと同じ方法で、データ統計分析モジュール225と連携して、所定の期間にわたるユーザのアクセス履歴に基づいて、データサーバ107上に存在する1つまたは一群のより頻繁にアクセスされたインターネットサイト、ならびにそのような(1つまたは複数の)インターネットサイト上の(1つまたは複数の)コンテンツにアクセスする(1つまたは複数の)方法を識別する。
【0060】
ユーザが、この次に同じ内部デバイスをオンにすると、情報サーバモジュール220は、上述の
図3のステップ330に関連して説明したのと同じ方法で、そのユーザまたはそのユーザの一群のより頻繁にアクセスされたサイト、およびその(1つまたは複数の)サイト上の(1つまたは複数の)コンテンツにアクセスする(1つまたは複数の)方法を自動的に選択する。
【0061】
ステップ450において、選択されたサイトまたは一群のサイト上のコンテンツは、上述のディスプレイ上でのコンテンツ提案に関連して説明したさまざまな方法で内部ネットワークデバイスに配信される。
【0062】
ステップ460において、情報サーバモジュール220は、
図3のステップ340に関連して説明したように、IPTVの場合には、利用可能な番組チャネルを探すこと、または、ユーザにとって関心があるさらなる(1つまたは複数の)インターネットサイトを探して、およびプリフェッチされてメモリモジュール215内に格納されている(1つまたは複数の)コンテンツに関する(1つまたは複数の)更新コンテンツがないか探してウェブコンテンツを見て回ることを続けることができる。
【0063】
図5は、(1つまたは複数の)インターネットサイト上で利用可能な実際の(1つまたは複数の)コンテンツの(1つまたは複数の)トピックに基づいて1つまたは一群のより頻繁にアクセスされたコンテンツを特定するためのオペレーションを示すフローチャートを示している。これは、ユーザにとって関心がある(1つまたは複数の)コンテンツを自動的にユーザに提供するおよび/またはユーザに提案するための、本明細書において開示されている、別の方法である。このプロセスの全般的な機能について、
図1と併せて「トピックベースのコンテンツ提案」として上述した。このプロセスを、特に、上述の「リンクベースのコンテンツ提案」によって特定された、より頻繁にアクセスされたインターネットサイトのうちのいくつかまたはすべての上で利用可能な(1つまたは複数の)コンテンツが、「トピックベースのコンテンツ提案」に関連して上述したように、内部ネットワークデバイス135、140、145、150のうちのいずれかの内部ネットワークデバイス上でレンダリングするのに適していない場合に採用することができる。
【0064】
ステップ500において、内部ネットワークデバイス135、140、145、150のうちの1つのユーザが、そのデバイスをオンにする。内部デバイス135、140、145、150は、外部ネットワーク105上のデータサーバ107上に存在するインターネットサイトにアクセスして、そのサイトから情報コンテンツをダウンロードする。
【0065】
ステップ510において、コントローラモジュール250が、情報サーバモジュール220を作動させて、ユーザにとって関心がある(1つまたは複数の)追加トピックを識別するために、1つまたは一群の選択されていないサイト上の(1つまたは複数の)コンテンツにアクセスして分析を行う。非選択サイトとは、「リンクベースの提案」プロセス中に、より頻繁にアクセスされたインターネットサイトとして選択されなかったインターネットサイトである。すなわち、選択されていない(1つまたは複数の)サイトとは、以前にアクセスされたことがあるが、より頻繁にアクセスされたサイトの一部として選択されなかった(1つまたは複数の)サイトである。選択されていない(1つまたは複数の)サイトのプリフェッチされた(1つまたは複数の)コンテンツ、および/または、(1つまたは複数の)URLリンクなど、選択されていない(1つまたは複数の)サイトにアクセスする(1つまたは複数の)方法に関するコントロールデータが、メモリモジュール215内に既に格納されている可能性がある。広告サイトに関するURLリンクは、
図4のステップ420に関連して説明したように、メモリモジュール215内に格納されているデータから除去されている可能性もあるということがわかる。したがって、選択されていない(1つまたは複数の)サイトの(1つまたは複数の)コンテンツは、分析のために、メモリモジュール215から検索するか、または直接その(1つまたは複数の)サイトからダウンロードすることができる。
【0066】
より具体的には、情報サーバモジュール220は、選択されていない(1つまたは複数の)サイトの(1つまたは複数の)コンテンツを分析する。「トピックベースのコンテンツ提案」に関連して上述したように、意味解析など、コンテンツの(1つまたは複数の)追加トピックを識別するための、当業者に知られている、いくつかの方法がある。たとえば、関心がある(1つまたは複数の)追加トピックは、(1つまたは複数の)コンテンツ内に特定の(1つまたは複数の)トピックが現れる頻度に基づいて識別することができる。あるいは、または追加として、情報サーバモジュール220は、ゲートウェイ110にとって既知である、同じユーザにとって関心がある(1つまたは複数の)トピックに基づいて、数個の関連したトピックを、関心がある(1つまたは複数の)追加トピックとして推論することができる。
【0067】
ステップ520において、情報サーバモジュール220は、1つまたは一群の選択されたサイト、すなわち、1つまたは一群のより頻繁にアクセスされた(1つまたは複数の)サイトとして識別されている(1つまたは複数の)インターネットサイトにアクセスし、同じ方法でその(それらの)(1つまたは複数の)コンテンツを分析して、ユーザにとって関心がある(1つまたは複数の)トピックを識別する。たとえば、ユーザがローカル天気情報に関心があると想定すると、情報サーバモジュール220は、そのユーザにとって関心がある自分の知っているトピック、たとえば温度から、関心がある追加トピックとして、気圧を推論することができる。
【0068】
ステップ530において、フォーメーションサーバモジュール220は、選択されていないサイト上で見つかった関心がある(1つまたは複数の)追加トピックを、選択されたサイト上で見つかった関心がある(1つまたは複数の)トピックと比較して、関心がある(1つまたは複数の)重複トピックがあればその重複トピックを識別し、その(1つまたは複数の)重複トピックを関心がある(1つまたは複数の)追加トピックから控除し、それによって、その(1つまたは複数の)重複トピックを除去することができる。しかし、関心があるいくつかの重複トピックは、たとえば、その重複トピックによって言及されている複数のコンテンツが異なる場合、たとえば、あるコンテンツが他のコンテンツよりも新しいものである可能性がある場合には、依然として役に立つことがあるということがわかる。したがって、関心がある重複トピックに関しては、最新のコンテンツが、より古いコンテンツに取って代わるべきである。
【0069】
たとえば、1時間前に示されたニュージャージー州プリンストンの72°F(22°C)という古い温度は、より最近に示された68°F(20°C)という最新の値に差し替えることができる。これは、コンテンツ更新プロセスである。あるいは、2つの異なるサイト内でデータのまったく同じ値が見つかった場合には、それらの一方を単に削除することができる。これは、重複コンテンツに関する削除プロセスである。
【0070】
さらに、たとえデータのまったく同じ値が、さまざまなフォーマットで、複数の異なるサイト内で見つかったとしても、情報サーバモジュール220は、ユーザによって使用されている特定のタイプの内部ネットワークデバイスに最も適している特定の形式のデータを検索のためにレンダリングすることができる。たとえば、ディスプレイを備えたセットトップボックス135には、マルチメディアコンテンツをレンダリングすることができ、その一方で、PDAなどのシンプルなMID(mobile Internet device)150には、テキストのみのデータをレンダリングすることができる。
【0071】
ステップ540において、情報サーバモジュール220は、重複コンテンツを示さない、関心がある1つまたは一群の純粋な追加トピックを、さらなる処理のために選択する。ここで、情報サーバモジュール220は、(1つまたは複数の)追加トピックに関連した数個のトピックを推論することができ、それらを関心がある(1つまたは複数の)追加トピックに加える。
【0072】
たとえば、ユーザが、単一の航空会社を介した、特定の日(たとえば7月4日)における、ある場所(たとえばニューヨーク市)から別の場所(たとえばロサンゼルス)へのフライト情報に関心があると想定する。ここで、このユーザにとって関心があるトピックは、航空会社「A」での7月4日におけるニューヨーク市からロサンゼルスへのフライト情報である。選択されていないサイトのうちの1つによって提供される関心がある追加トピックは、別の航空会社(たとえば航空会社「B」)によって提供される7月4日におけるニューヨーク市からロサンゼルスへのさらなるフライト情報かもしれない。そのユーザが、航空会社「A」での7月4日におけるニューヨーク市からロサンゼルスへのフライト情報に関心があるという知っている事実に基づいて、情報サーバモジュール220は、そのユーザが、航空会社Bのウェブサイトによって提供される同様のコンテンツに関心がある可能性もあると推論し、そのような関連したコンテンツも選択する。
【0073】
ステップ550において、情報サーバモジュール220は、知っている(1つまたは複数の)検索エンジンを利用して、データの同じ値を別の(1つまたは複数の)フォーマットで有する(1つまたは複数の)インターネットサイトを検索することができ、それによって、特定のタイプの内部ネットワークデバイス135、140、145、150に適しているフォーマットのデータをレンダリングすることができる。そのようなインターネットサイトは、RSS、IPTVコンテンツサーバ、およびIPテレフォニーサーバを使用するウェブサイトを含むことができるが、それらには限定されない。
【0074】
ステップ570において、情報サーバモジュール220は、IPTVの場合には、利用可能な番組チャネルを探すこと、または、ユーザにとって関心があるコンテンツの追加トピックを探してウェブコンテンツを見て回ることを続けることができる。
【0075】
図4および
図5に開示されている2つのプロセスは、それぞれ、
図6に示されているように連続してつなげることができる。すなわち、ステップ680において、本システムは、
図4に示されているリンクベースのコンテンツ提案プロセスを実行した後に、選択された一群のより頻繁にアクセスされたデータサイトのうちの少なくとも1つが、内部ネットワークデバイス135、140、145、150のうちのいずれかの内部ネットワークデバイス上でレンダリングされるのに適していないコンテンツを含む場合には、
図5に示されているトピックベースのコンテンツ提案プロセスに移ることができる。
【0076】
図7は、本発明の原理による好ましい一実施形態の機能要素の物理的な構造的構成をブロック図の形式で示している。より具体的には、
図7は、ゲートウェイ110の関連する機能コンポーネントのハードウェアタイプの表示を示しており、その一方で
図2は、110ゲートウェイの関連する機能コンポーネントのソフトウェアタイプの表示を示している。
【0077】
ここで、
図2のコントローラモジュール250は、ある所定の機能を実行するように特にプログラムされているコントローラ250として表されている。データ収集230は、
図2のデータ収集モジュール230に対応する。データ統計分析225は、
図2のデータ統計分析モジュール225に対応する。情報サーバ220は、
図2の情報サーバモジュール220に対応する。メモリ215は、
図2のメモリモジュール215に対応する。通信インターフェース210は、内部データネットワーク160と外部データネットワーク105の間においてインターフェースを取り、
図2の通信インターフェースモジュール210に対応する。
【0078】
図7においては、実線は、識別されるブロックどうしの間における物理的な接続を表すように意図されており、その一方で破線は、識別されるブロックどうしの間における論理的なリンクを表すように意図されている。すなわち、データ収集230、データ統計分析225、情報サーバ220、およびコントローラ250の間における論理的な接続は、それぞれ3つの破線によって表されている。データ収集230、データ統計分析225、および情報サーバ220は、コントローラ250によってコントロールされ、コントローラ250は、これらのハードウェアコンポーネントのすべてまたは一部を、
図2において説明したようなソフトウェアの形式で自分の内部に組み込むことができる。データは、すべてのそのような論理的および物理的な接続どうしの間において双方向に流れると想定される。さらに、コントローラ250とメモリ215の間における実線は、物理的な接続を表しているため、コントローラ250は、メモリ215のすべてまたは一部を、統合されたチップまたはモジュール内に物理的に含むことができる。通信インターフェース210は、いくつかの実施形態においては削除することができる。
【0079】
メモリ215は、通信インターフェース210を介して収集されたデータトラフィックを直接受け取ることができ、および/またはコントローラ250のコントロールのもとでデータ収集230、データ統計分析、および情報サーバ220の連携オペレーションによってコントローラ250のデータ出力を格納することができる。
【0080】
本発明の上述のスキームについては、ローカル内部ネットワークと、インターネットを含む外部ネットワークとの間におけるデータトラフィックに関連して説明してきたが、このスキームは、インターネットを伴うまたは伴わない情報コンテンツの流れを含む任意の種類のネットワークにおいて使用することができる。本発明は、さまざまな形態のハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、専用プロセッサ、またはそれらの組合せで実装することができるということを理解されたい。本発明は、ハードウェアとソフトウェアの組合せとして実装されることが好ましい。
【0081】
さらに、そのソフトウェアは、ハードディスクまたは取り外し可能なメモリデバイスなどの有形の表現メディア上に全体としてまたは部分的に含まれることが可能であるプログラムストレージデバイス上で有形に具体化されるアプリケーションプログラムとして実装されることが好ましい。そのアプリケーションプログラムは、任意の適切なアーキテクチャーを含むマシンにアップロードまたはダウンロードして、そのマシンによって実行することができる。
【0082】
一実施形態においては、ゲートウェイ110または内部ネットワークデバイス135、140、145、150などの装置を、1つまたは複数のCPU(central processing unit)、RAM(random access memory)、および(1つまたは複数の)I/O(input/output)インターフェースなどのハードウェアを有するコンピュータプラットフォーム上に実装することができる。
【0083】
そのコンピュータプラットフォームはまた、オペレーティングシステムおよびマイクロ命令コードを含む。本明細書に記載のさまざまなプロセスおよび機能は、オペレーティングシステムを介して実行される、マイクロ命令コードの一部、またはアプリケーションプログラムの一部(またはそれらの組合せ)のいずれかとすることができる。加えて、さらなるデータストレージデバイスおよび印刷デバイスなど、その他のさまざまな周辺デバイスをそのコンピュータプラットフォームに接続することができる。
【0084】
添付の図に示されている構成要素であるシステムコンポーネントおよび方法ステップのうちのいくつかは、ソフトウェアで実装されることが好ましいため、システムコンポーネントどうし(またはプロセスステップどうし)の間における実際の接続は、本発明がプログラムされる方法に応じて異なることがあるということをさらに理解されたい。本明細書の教示を与えられれば、当業者なら、本発明のこれらおよび類似の実装形態または構成を想起できるであろう。したがって、例示的な実施形態に対して多くの修正を施すことができるということ、ならびに本発明の趣旨および範囲から逸脱することなくその他の構成を考案することができるということを理解されたい。
本発明の好ましい実施形態を、以下に示す。
付記1.
第1のデータネットワーク(160)と第2のデータネットワーク(105)の間を結合するゲートウェイ(110)におけるデータトラフィックをモニタするステップ(310、410)であって、前記第1のデータネットワークは、前記第2のデータネットワーク上の第2のデバイス(107、109)と対話式に動作するためのコントロールデータを受け取るための入力部を有する第1のデバイス(135、140、145、150)を含むステップと、
前記モニタされたデータトラフィックを分析して、前記第2のデバイスによって提供された、より頻繁にアクセスされたコンテンツを識別し、また、前記より頻繁にアクセスされたコンテンツのネットワークロケーションを示す前記コントロールデータを分析して、前記より頻繁にアクセスされたコンテンツを示す第1のデータ、および前記より頻繁にアクセスされたコンテンツにアクセスする方法を示す第2のデータを提供するステップ(320)と、
前記より頻繁にアクセスされたコンテンツ、および前記より頻繁にアクセスされたコンテンツにアクセスする前記方法を選択するステップ(330)と、
を含む、方法。
付記2.前記より頻繁にアクセスされたコンテンツは、より頻繁にアクセスされたデータサイト(107)を示す前記コントロールデータに基づいて特定される、付記1に記載の方法。
付記3.前記より頻繁にアクセスされたコンテンツは、コンテンツのより頻繁にアクセスされたトピックに基づいて特定される、付記1に記載の方法。
付記4.前記第1のデータネットワーク(160)は、ローカルエリアネットワークを含み、前記第2のデータネットワーク(105)は、前記ゲートウェイ(110)を介して前記ローカルエリアネットワークの外部にあるデータネットワークを含む、付記1に記載の方法。
付記5.前記第2のデータネットワーク(105)は、インターネット(100)を含む、付記1に記載の方法。
付記6.前記第1のデバイス(145、150)は、前記ゲートウェイ(110)にワイヤレスに結合されている、付記1に記載の方法。
付記7.前記第1のデバイス(145、150)は、データ接続ケーブルによって前記ゲートウェイ(110)に結合されている、付記1に記載の方法。
付記8.前記第1のデバイスは、ディスプレイスクリーンに結合することができるセットトップボックス(135)、ディスプレイスクリーンに結合することができるパーソナルコンピュータ(140)、ディスプレイスクリーンを備えたラップトップコンピュータ(145)、およびモバイルインターネットデバイス(150)のうちの少なくとも1つを含む、付記1に記載の方法。
付記9.前記第2のデバイス(107)は、ワールドワイドウェブサイト、IPTVコンテンツサーバ、インターネットラジオコンテンツサーバ、およびインターネットテレフォニーサーバのうちの少なくとも1つを含む、付記1に記載の方法。
付記10.前記コントロールデータは、URL(universal resource locator)を表すデータ、マウスクリックを表すデータ、データアクセスラインの選択を表すデータ、IPTV番組の選択を表すデータ、およびインターネットラジオ番組の選択を表すデータのうちの少なくとも1つを含む、付記1に記載の方法。
付記11.前記より頻繁にアクセスされたコンテンツにアクセスする方法を示す前記データは、前記より頻繁にアクセスされたコンテンツへのリンクを示すデータを含む、付記1に記載の方法。
付記12.第1のデータネットワーク(160)と第2のデータネットワーク(105)の間において結合されている通信インターフェース(210)であって、前記第1のデータネットワークは、前記第2のデータネットワーク上の第2のデバイス(107、109)と対話式に動作するためのコントロールデータを受け取るための入力部を有する第1のデバイス(135、140、145、150)を含む通信インターフェース(210)と、
前記第1のデータネットワーク(160)と前記第2のデータネットワーク(105)の間におけるデータトラフィックをモニタするステップ(310、410)を行うために前記通信インターフェース(210)に結合されているコントローラ(250)であって、前記コントローラ(250)は、前記モニタされたトラフィックデータを分析して(320)、前記第2のデバイスによって提供された、より頻繁にアクセスされたコンテンツを識別し、また、前記より頻繁にアクセスされたコンテンツのネットワークロケーションを示す前記コントロールデータを分析して、前記より頻繁にアクセスされたコンテンツを示す第1のデータ、および前記より頻繁にアクセスされたコンテンツにアクセスする方法を示す第2のデータを提供するコントローラを含み、
前記コントローラ(250)は、前記より頻繁にアクセスされたコンテンツ、および前記より頻繁にアクセスされたコンテンツにアクセスする前記方法を選択する、装置。
付記13.前記より頻繁にアクセスされたコンテンツは、より頻繁にアクセスされたデータサイト(107)を示す前記コントロールデータに基づいて特定される、付記12に記載の装置。
付記14.前記より頻繁にアクセスされたコンテンツは、コンテンツのより頻繁にアクセスされたトピックに基づいて特定される、付記12に記載の装置。
付記15.前記第1のデータネットワーク(160)は、ローカルエリアネットワークを含み、前記第2のデータネットワーク(105)は、前記通信インターフェース(210)を介して前記ローカルエリアネットワークの外部にあるデータネットワークを含む、付記12に記載の装置。
付記16.前記第2のデータネットワーク(105)は、インターネット(100)を含む、付記12に記載の装置。
付記17.前記第1のデバイス(145、150)は、前記通信インターフェース(210)にワイヤレスに結合されている、付記12に記載の装置。
付記18.前記第1のデバイス(145、150)は、データ接続ケーブルによって前記通信インターフェース(210)に結合されている、付記12に記載の装置。
付記19.前記第1のデバイスは、ディスプレイスクリーンに結合することができるセットトップボックス(135)、ディスプレイスクリーンに結合することができるパーソナルコンピュータ(140)、ディスプレイスクリーンを備えたラップトップコンピュータ(145)、およびモバイルインターネットデバイス(150)のうちの少なくとも1つを含む、付記12に記載の装置。
付記20.前記第2のデバイス(107)は、ワールドワイドウェブサイト、IPTVコンテンツサーバ、インターネットラジオコンテンツサーバ、およびインターネットテレフォニーサーバのうちの少なくとも1つを含む、付記12に記載の装置。
付記21.前記コントロールデータは、URL(universal resource locator)を表すデータ、マウスクリックを表すデータ、データアクセスラインの選択を表すデータ、IPTV番組の選択を表すデータ、およびインターネットラジオ番組の選択を表すデータのうちの少なくとも1つを含む、付記12に記載の装置。
付記22.前記より頻繁にアクセスされたコンテンツにアクセスする方法を示す前記データは、前記より頻繁にアクセスされたコンテンツへのリンクを示すデータを含む、付記12に記載の装置。
付記23.第1のデータネットワーク(160)と第2のデータネットワーク(105)の間において結合されている通信手段(210)であって、前記第1のデータネットワークは、前記第2のデータネットワーク上の第2のデバイス(107、109)と対話式に動作するためのコントロールデータを受け取るための入力部を有する第1のデバイス(135、140、145、150)を含む通信手段(210)と、
前記第1のデータネットワーク(160)と前記第2のデータネットワーク(105)の間におけるデータトラフィックをモニタするステップ(310、410)を行うために前記通信手段(210)に結合されているコントロール手段(250)であって、前記コントローラ手段(250)は、前記モニタされたトラフィックデータを分析して(320)、前記第2のデバイスによって提供された、より頻繁にアクセスされたコンテンツを識別し、また、前記より頻繁にアクセスされたコンテンツのネットワークロケーションを示す前記コントロールデータを分析して、前記より頻繁にアクセスされたコンテンツを示す第1のデータ、および前記より頻繁にアクセスされたコンテンツにアクセスする方法を示す第2のデータを提供する、コントロール手段とを含み、
前記コントロール手段(250)は、前記より頻繁にアクセスされたコンテンツ、および前記より頻繁にアクセスされたコンテンツにアクセスする前記方法を選択する、装置。
付記24.前記より頻繁にアクセスされたコンテンツは、より頻繁にアクセスされたデータサイト(107)を示す前記コントロールデータに基づいて特定される、付記23に記載の装置。
付記25.前記より頻繁にアクセスされたコンテンツは、コンテンツのより頻繁にアクセスされたトピックに基づいて特定される、付記23に記載の装置。
付記26.前記第1のデータネットワーク(160)は、ローカルエリアネットワークを含み、前記第2のデータネットワーク(105)は、前記通信インターフェース(210)を介して前記ローカルエリアネットワークの外部にあるデータネットワークを含む、付記23に記載の装置。
付記27.前記第2のデータネットワーク(105)は、インターネット(100)を含む、付記23に記載の装置。
付記28.前記第1のデバイス(145、150)は、前記通信手段(210)にワイヤレスに結合されている、付記23に記載の装置。
付記29.前記第1のデバイス(145、150)は、データ接続ケーブルによって前記通信手段(210)に結合されている、付記23に記載の装置。
付記30.前記第1のデバイスは、ディスプレイスクリーンに結合することができるセットトップボックス(135)、ディスプレイスクリーンに結合することができるパーソナルコンピュータ(140)、ディスプレイスクリーンを備えたラップトップコンピュータ(145)、およびモバイルインターネットデバイス(150)のうちの少なくとも1つを含む、付記23に記載の装置。
付記31.前記第2のデバイス(107)は、ワールドワイドウェブサイト、IPTVコンテンツサーバ、インターネットラジオコンテンツサーバ、およびインターネットテレフォニーサーバのうちの少なくとも1つを含む、付記23に記載の装置。