(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
前記導電性ソケット部は、前記ランプホールディング部の上部にランプガイド部を具備し、前記ランプガイド部の少なくとも一部分の前記2つのブランチの間隔は、前記ランプホールディング部の前記2つのブランチの間隔より広いことを特徴とする請求項2に記載の光源ユニット。
【発明を実施するための最良の形態】
【0011】
以下、添付図面を参照して本発明の実施形態をより詳細に説明する。本発明は、多様に変更を加えることができ、多様な形態を有することができるので、特定実施形態を図面に例示して以下で詳細に説明する。しかし、これは本発明の特定な開示形態に対して限定するものではなく、本発明の思想及び技術範囲に含まれる全ての変更、均等物乃至代替物を含むことと理解すべきである。各図面を説明しながら同じ構成要素には同じ参照符号を付与した。
【0012】
図1は、本発明の一実施形態による液晶表示装置の分解斜視図であり、
図2は、
図1の破線Aで囲まれた部分の拡大図である。
【0013】
図1及び
図2を参照すると、液晶表示装置100は、収納容器10、光供給ユニット90、パネルガイド60、液晶表示パネル70、及びトップフレーム80を含む。
【0014】
実施形態によると、光供給ユニット90は収納容器10内に配置され、光を液晶表示パネル70側に反射するリフレクター20と光を生成して提供する光源アセンブリ30、光源アセンブリ30の末端をカバーするサイドカバー40、及び輝度強化フィルムや拡散フィルムのような光学素子50を含む。
【0015】
光源アセンブリ30は、光源としてランプ310を具備し、回路基板320及びソケットターミナル330を含む。ソケットターミナル330は、ランプ310を回路基板320に連結する。実施形態によると、回路基板320は印刷回路及び電力をパワーサプライユニット(図示せず)からランプ310に供給するためのインバータのような素子を含むことができる。
【0016】
図1及び
図2に示すように、ランプ310は、ソケットターミナル330を通じて回路基板320に連結される。ランプ310がソケットターミナル330に挿入される時ランプ310が回路基板320と接触することを防止するために、
図4の通り、回路基板320のエッジ321に湾入部323を形成することができる。
【0017】
回路基板320は収納容器10内に位置し、収納容器10の底板110に垂直になるよう配置される。
【0018】
図2に示すように、回路基板320は、収納容器の底板110の内側に形成された回路基板支持部120によって固定される。光供給ユニット90は、前記構造によって収納容器の外側に回路基板が装着される光供給ユニットより薄く形成できる。
【0019】
回路基板支持部120は、回路基板320を収納して支持するグルーブ120aを有する。回路基板支持部120は、スクリューのような固定手段121によって収納容器10の底板110に装着される。回路基板支持部120は、前記した特定構造に限定されず、例えば、収納容器10の側壁のような他の位置に装着するか、収納容器10と一体に形成することもできる。サイドカバー40は、ランプ310末端と回路基板320をカバーする。
【0020】
図3は、
図1に示したサイドカバー40を示す斜視図である。
【0021】
図3に示すように、本発明の一実施形態によると、サイドカバー40は、前面410、後面420、側面430、上部面430、及び内部の空洞(cavity)440を含む。サイドカバー40は、ランプ310の発光領域から発生される光を反射させて、非発光領域であるランプ310の末端周辺を照らして輝度均一性を具現する。サイドカバー40の前面410は、第1面410aと第2面410bとに分けられ、前記第1面410aは、液晶表示パネル70側により多くの光が反射されるよう傾斜させて形成する。第2面410bには、ランプ310を収容する開口450を形成する。開口450と開口450との間には隣接したランプ310(
図1に示す)間の接続が発生しないように絶縁壁460が形成できる。
【0022】
図1を更に参照すると、前記液晶表示装置は、液晶表示パネル70を支持するパネルガイド60を更に具備する。パネルガイド60は、光学素子50の移動を防止する。
【0023】
液晶表示パネル70は向き合う2つの基板71、72が互いに接着して構成され、液晶分子(図示せず)で構成された液晶層(図示せず)がその間に介在する。
【0024】
基板(71又は72)上に互いに交差する複数のゲートライン(図示せず)とデータライン(図示せず)が形成され、薄膜トランジスタ(図示せず)がゲートラインとデータラインに電気的に接続される。
【0025】
ゲートラインとデータラインはマトリックス状に形成される。基板上には複数のピクセル領域が定義される。ゲート駆動部73とデータ駆動部74は、それぞれゲートラインとデータラインに信号を印加する。印刷回路基板(PCB)75は、印刷されたワイヤーと電気素子(図示せず)を有する。
【0026】
トップフレーム80は、画像を表示する液晶表示パネル70のアクティブ領域を露出させる開口81を有する。一実施形態によると、トップフレーム80は収納容器10と結合して光供給ユニット90のような他の部品と液晶表示パネル70を固定する。
【0027】
図4は、本発明の一実施形態による光源アセンブリの斜視図で、
図5及び
図6は、本発明の一実施形態によるソケットターミナルの後面斜視図である。
【0028】
図4、
図5及び
図6を参照すると、ソケットターミナル330は、回路基板締結部331とソケット部332を含む。一実施形態によると、ソケット部332と回路基板締結部331は一体型に形成される。又、ソケット部332と回路基板締結部331は全体が導電体である。
【0029】
ソケット部332は、一対のブランチ332a、332bを有する。各ブランチ332a、332bはその一部が互いの方向へ曲げられてランプホールディング部334とランプガイド部335を形成する。
【0030】
ランプホールディング部334の2つのブランチ332a、332bは、ランプ電極312を支持して、半田付けのような追加のボンディング工程なしにソケット部332と電気的に接続できる。
【0031】
ランプ電極312は、ランプガイド部335を通じてランプホールディング部334に挿入され、ランプガイド部335の少なくとも1部分の2つのブランチ332a、332bの間隔は、ランプホールディング部334の2つのブランチ332a、332b間の距離より広く、ランプ電極312が容易に挿入できる。
【0032】
ランプ電極312は、
図4に示したようにランプ本体より細いリードワイヤー(lead wire)の形態に形成される。
【0033】
回路基板締結部331は、回路基板320のエッジ321にかかるベンディング部336を含み、回路基板320のコンタクトターミナル322に電気的に接続されるためのコンタクト部333を有する。回路基板締結部331は、1つが形成されるが、必要によって2つ以上331a、331bが形成される。組立時に、ソケットターミナル330は回路基板320の上部から下部側に加圧され回路基板320と結合される。
【0034】
ソケットターミナル330は、ワイヤーやコネクターのような媒介体や半田付けのようなボンディング工程なしに回路基板320に直接電気的に接続される。
図4に示したように、コンタクト部333はコンタクトターミナル322により容易に接触できるようコンタクトターミナル322側に突出するように形成される。
【0035】
2以上のコンタクトターミナル322が回路基板320の両面324a、324bに形成された場合、回路基板締結部331は、回路基板320の両面324a、324bのコンタクトターミナル322のそれぞれに対応するコンタクト部333a、333bを前面及び後面に具備する。このような構成によると、接触信頼性が向上できる。
【0036】
図7は、本発明の他の実施形態による光供給ユニットの斜視図である。
【0037】
図7を参照すると、光供給ユニット500は、収納容器510、リフレクター20、光源アセンブリ560、及びサイドカバー40を含む。
【0038】
光源アセンブリ560は、ランプ530、ソケットターミナル540、及び回路基板550を含む。
【0039】
ソケットターミナル540は、ランプ530のランプ電極532と回路基板550を連結してランプ530にランプ駆動電力を伝達する。
【0040】
図8は、
図7に示した光源アセンブリの分解斜視図である。
【0041】
図8を参照すると、ソケットターミナル540は、収納容器510の底板511に装着される。複数のソケットターミナル540は、
図8に示すように、1回に組立可能に互いに連結して形成される。しかし、それぞれのソケットターミナル540が分離され形成されることもできる。
図9の通り、ソケットターミナル540は、絶縁性であるハウジングHとハウジングHの内部に配置される導電性ターミナルCを含む。
【0042】
本発明の一実施形態によると、ハウジングHは、ハウジングソケット部HSとハウジング締結部HFを含む。ハウジングソケット部HSは、前方収納部541と後方収納部542、前方壁541aを含む。
【0043】
前方収納部541は、その内部にランプ530本体の一部を収納する。前方収納部541は、ランプ530の本体を支持するための前方収納部541を提供する。
【0044】
後方収納部542は、その内部にランプ電極532を収納する。実施形態によると、ランプ電極532がソケットターミナル540から離脱することを防止するためにソケットカバー570が提供できる。
【0045】
前方収納部541及び後方収納部542にはそれぞれ上方開口部が形成される。ランプ530が上方開口部を通じてハウジングソケット部HSに挿入され、この後にソケットカバー570が後方収納部542の上方開口部を通じて後方収納部542に挿入される。
【0046】
ハウジング締結部HFは、回路基板550の一部を収納して固定する上部に開口を有する空間544を有する。回路基板550は、開口を通じて空間544に挿入するための突出エッジ551を有する。回路基板550の主平面は、収納容器510の底板511に対して垂直方向をなすように設置される。
【0047】
図1の回路基板支持部120は本実施形態には含まれない。突出エッジ551にはハウジング締結部HFの内部で導電性ターミナルCと接触するコンタクトターミナル552が形成される。
【0048】
図9は、
図7に示したソケットターミナルの分解斜視図である。
【0049】
図9を参照すると、ソケットターミナル540は、前記のようにハウジングHと導電性ターミナルCを含む。
【0050】
導電性ターミナルC、ハウジングHの底面に形成された開口(図示せず)を通じてハウジングHに挿入される。導電性ターミナルCは、導電性ソケット部CSと導電性締結部CFを含む。導電性ソケット部CSは、ハウジングソケット部HSの後方収納部542に挿入されランプ電極532に電気的に接続される(
図7参照)。
【0051】
導電性締結部CFは、ハウジング締結部HFの空間544に挿入され回路基板550のコンタクトターミナル552と電気的に接続される(
図8参照)。本実施形態において、前記回路基板550は、前記ソケットターミナル540の上部から前記ハウジング収納部542の内側空間に挿入され前記ソケットターミナル540に結合される。
【0052】
導電性ソケット部CSは、2つのブランチ545a、545bを有する。2つのブランチ545a、545bは互いに向かって曲げられてランプホールディング部547aを形成する。
【0053】
ランプホールディング部547aの2つのブランチ545a、545bはランプ530を固定して、ランプ電極532は半田付けのような追加のボンディング工程なしにソケットターミナル540に固定され電気的に接続される。実施形態によると、導電性ソケット部CSは、ランプホールディング部547aの上部にランプガイド部547bを具備する。
【0054】
ランプガイド部547bの少なくとも一部分の2つのブランチ545a、545bの間の間隔は、ランプホールディング部547aの2つのブランチ545a、545bの間の間隔より広くて、ランプ530が容易に挿入されるように形成される。ランプ530のランプ電極532はランプホールディング部547aより広く広がったランプガイド部547bを通じてランプホールディング部547aに挿入される。
【0055】
図9に示すように、2つのブランチ545a、545bは、それぞれの末端が曲げられて形成された第1加圧部546a、546bを含み、前記第1加圧部546a、546bは、それぞれハウジングHの側壁を押してランプホールディング部547aがランプ電極532をタイトに固定するように圧力を加える。
【0056】
導電性締結部CFは、ハウジング締結部HFの内部空間544に位置して回路基板550のコンタクトターミナル552と電気的に接続される(
図9参照)。導電性締結部CFは、回路基板550に圧力を加えて接触信頼性を向上させることができるように末端が曲げられて形成された第2加圧部547が形成される。